2017年2月19日 (日)

週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアン第2号、第3号 フロントフェンダーとリアセクションの質感の差

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デアゴスティーニの週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアンの話題です。創刊号を購入して20日ほど経ち、ようやく次の号がやって来ました。

本日2月19日の夕方に2号と3号が配達されました。デアゴスティーニの週刊のパートワークは奇数号の発売日付近に2号まとめての配達となりますが、書店発売日の火曜日よりも少し早い日曜日に届けられるのはありがたいことです。ずっとこのまま日曜日の夜の楽しみとなればよいと思います。

2号、3号共に重くて分厚いパッケージです。序盤は贅沢なパーツが付属するので大きくなるのです。

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まだどちらも書店の店頭で付属品の内容が確認できます。その分、処分するパッケージのゴミが多くなってしまいます。2号はボディ外装のパーツが付属するので、書店で求める際には表面の質感のチェックをして、より良いものを選ぶことが出来ます。

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まず2号から開封します。
ボール紙の外箱はサッサと捨てたくなるものですが、読者プレゼントの応募券が付いているので要注意です。書店で購入している方は、この応募券を切り取って、創刊号付属の専用ハガキに貼り付けて応募しないと読者プレゼントがもらえません。気が付かずに結構捨ててしまっているものです。

しかし私の様にデアゴスティーニの直販の通販で購入している場合はこの応募券は必要ありません。プレゼントは勝手に配達されてきます。多分、25号と同時にデロリアンナンバープレートとバインダーが届くでしょう。

だからと言って、通販で求めている方が応募券を送れば二つもらえるという事ではありません。当然違反行為ですし、応募には購入している書店できちんと購読の番線印をもらう必要があります。

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今回のメインは左フロントフェンダーのパーツです。ボディ外装は金属パーツの為に、かなりの重みを感じます。

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パーツが入っているパッケージの裏には、EAGLEMOSSの文字が見えます。この表記、創刊号では気が付かなかったのですが、このシリーズ、英国のイーグルモスのシリーズのパーツをほぼそのまま活用しているようです。

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パーツを取り出します。
フロントフェンダーに加え、創刊号で組み立てたリアライトのパーツです。

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フロントフェンダーは金属製です。表面は実車と同様にヘアライン加工が施されています。なかなか良い質感です。創刊号のリアセクションがテッカテカの光沢塗装であったことに比べると、手間が掛けられています。素材はステンレスではありませんが、樹脂に塗装した模型には無い風合いがあります。パーツ取り付け部やエッジ付近には多少のバリが見受けられるので、ヤスリで補正するこ必要がありそうです。

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フロントフェンダーにサイドモールを取り付けます。サイドモールは硬質プラスチックです。
長い方のサイドモールをボディパネルの側面にはめ込みます。

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裏側からビス2本で固定します。

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短い方のサイドモールを取り付けます。
こちらは位置決めの突起を差し込むので、モールがボディから浮かないように、ちょっと力を加えて押し込みます。

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こちらも裏側からビスをねじ込んで固定します。

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創刊号で組み立てたリアセクションに、今号付属の左側のテールランプを取り付けます。左右対称なだけで前回行った作業と同じなので、スイスイ進みます。

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テールランプの裏側からライトのレンズをはめ込みます。

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はめ込んだレンズが脱落しない様に気を付けてリアセクションにはめ込みます。

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リアセクションのライト取り付け部にバリがあって、パーツを差し込めませんでした。精密ヤスリでバリを削り取りました。このシリーズ、精密ヤスリは必須と思います。

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ライトを差し込んだら、裏側からビスで固定します。

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創刊号で組み立てたナンバープレートを取り付けます。

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こちらは表面にはめ込み、裏側から2本のビスで固定するだけです。

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ナンバープレートランプが点灯する様に改造するのも楽しそうです。あまり明るすぎてもいけないので、輝度の調整が必要でしょう。ナンバーライトの取り付けスペースは十分にありそうです。

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これで2号の組み立て作業は終了です。
リアセクションの金属部分は光沢塗装、フロントフェンダーは艶消しのヘアライン仕上げと、同じボディパーツでもかなり質感が異なります。以前、トヨタ博物館の特別展示でデロリアンの実車を見た時には、ボディ外装はリアセクションも含めてヘアライン加工であったので、この模型の光沢仕上げには問題がありそうです。

※トヨタ博物館ではデロリアンを収蔵していますが、常設展示されていないので要注意です。

まあ組んでしまえば後部のタイムマシンの追加パーツがごちゃごちゃしていて気にならなくなるのでしょう。艶を出す塗装は容易なのですが、ヘアライン加工は素人の手に余ります。私には無理です。

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続いて3号の組み立てを行います。
3号も書店でパーツを確認できます。でもタイやパーツなので、あまり個体差は無さそうです。

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メインパーツは、グッドイヤータイヤーイーグルGTのロゴが入ったタイヤです。

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パーツを取り出します。
白くロゴが入ったタイヤパーツはゴム製ですが、あまり臭いはありません。ホイールの内側は金属製ですが、応力の掛からない外側のキャップはプラスチック製です。

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タイヤのパーツは、実車と同様に内部が空洞になっています。完成後は相当に重量があるので、経年でタイヤが潰れてしまうことが心配です。タイヤが潰れないようにジャッキアップできるパーツを作ってやりたいものです。

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ホイールの二つのパーツでタイヤを挟みこんでビス止めします。
タイヤに裏表は無さそうです。大きい方のホイールパーツをグッと奥まで差し込みます。

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3か所のネジ穴を合わせて、ホイールの表面のキャップ部分を取り付けます。

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ホイール裏側からビス3本で固定します。

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ホイール表面の中央部にハブキャップを差し込みます。
まずワッシャーを入れてから、キャップ本体を穴に合わせて押し込みます。この部分はビス止めは無く、差し込むだけで固定されます。

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タイヤの完成です。
前輪のもう一つのタイヤも同じパーツとなるでしょう。後輪含めて4輪揃うのは、シリーズがずっと進行してからとなります。まだ序盤なのでタイヤとホイールが一緒に付属しましたが、シリーズ中盤以降なら、タイヤとホイールは別の号に小分けになっていそうです。

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これで3号の組み立ては終了です。
序盤は、車体のあちこちのパーツが何の関連もなく付属するようです。リアセクション、フロントフェンダー、タイヤが同じ車体に取り付けられて固定されるのはいつのことでしょうか。

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次回、第4号の付属パーツはリアクターとミスターフュージョンです。
ミスターフュージョンなんて、映画のパート1のラストシーンから登場するので、創刊号付属のナンバープレートとは同時に取り付けられていることはありませんが、まあ固いことを言わずに楽しそうなパーツから組み立てていくことになります。

まだ組み立てパーツも少なく、毎回すぐに終わってしまいますが、長丁場をゆっくり楽しみたいものです。

前回はこちら
週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアン創刊号 130号の長丁場の入口

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2017年2月 2日 (木)

週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアン創刊号 130号の長丁場の入口

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デアゴスティーニから1月31日に新創刊となった週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアンの創刊号を買ってきました。創刊号は特別価格の499円(税込)です。2号以降は1,790円(税込)となります。

デアゴスティーニの大型モデルカーとしてはカウンタックLP500S以来、久しぶりとなります。名作SF映画バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場する人気の高いデロリアンを組み立てるというシリーズは、第1作の時点にて高校生であった私の年代にはたまらない興奮を感じると思います。8分の1スケールで全長52.7cm、電飾ギミック満載ということにて、全130号の長大なシリーズとなっています。完成までに実に2年半。総額23万円以上。総額を意識したら買えませんが、毎月7千円少々と考えれば気楽に始められます。

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このバック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンは人気が高いためにモデルカーは数多く発売されています。その中にはずっと安価なのに6分の1スケールという今回のシリーズよりも大きなものもあります。但し創刊号を見る限り、このシリーズは細部まで精密で電飾ギミックも多く、ボディが金属製という特徴があります。デカいデロリアンの模型が欲しければ他の選択肢もあるでしょうが、あくまで雑誌の付録を組み立てていくという楽しみがあります。ちょっと車体を取り回すケーブルが雑かなぁとは思いますが、試作品の写真を見る限り、映画の中の車の再現性はかなりのものです。

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巨大な創刊号のパッケージは書店の店頭で内容を確認することが出来ます。ズッシリと重いリアセクションの金属製パーツ、そして特徴的なナンバープレートが目立ちます。

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開封します。
デアゴスティーニのどのシリーズも、創刊号は安くて盛りだくさんです。

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創刊号はリアセクションのパーツです。ナンバープレートや右側のテールライトの組み立てを行います。

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リアセクション上部は金属製です。バンパー部分は樹脂製。バンパーにはデロリアンのロゴが見えます。

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今回付属している2種類のビスを入れている袋には、ビスのタイプを示した紙が入っています。これは判りやすい。これまでのシリーズではビスの見分けがつかなくて苦労したものです。

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付属のドライバーは、デアゴスティーニのシリーズではお馴染みのタイプです。
先端部分が磁石になっていて、ビスが取り付けやすくなっています。しかししばらく使用していると磁力が弱くなってくるので、ドライバーに帯磁させる専用の磁石を用意しておくと良いでしょう。ホームセンター等で売っています。

このドライバー、柄が太くて力が入れやすいのですが、先端の精度が低く、気を付けないとネジ頭を舐めてしまうことがあります。より快適に組み立てを行いたければ、もっと高級なドライバーを使用したいものです。

※2017年2月2日追記:カズキさんから頂いたコメントで気が付きましたが、このドライバーはデアゴスティーニのシリーズでこれまで付属していたものではなく、イーグルモスのシリーズで付属していたものと同じものでした。何本か自宅にあるので忘れていました。このシリーズ、英国でイーグルモスから発売されているものを、ほぼそのまま日本で販売されている様子です。

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早速創刊号のパーツを組み立てます。

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まずリアセクションの上部と下部を接続します。4個のBPビスで固定します。大きなパーツの固定としては少々弱々しく感じますが、ボディに取り付ければしっかりとなるのでしょう。

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リアコンビネーションライトの組み立てです。
ライトのフレームに、4分割されたレンズ部分をはめ込みます。

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これをリアセクション上部に取り付けるのですが、パーツを作業台に置いたままだとライトのレンズが外れてしまって上手くいきません。

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リアセクションのパーツを持ち上げ、ライトのレンズが落ちない様に下に向けてはめ込むようにします。

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ライトは1本のBPビスで固定します。
ドライバーを締めすぎるとパーツを破損するので、注意してねじ込みます。

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ナンバープレートにステッカーを貼ります。
最初から印刷しておかずに読者に貼らせるという演出です。このナンバープレート、映画ではドクの愛犬のアインシュタインを1分後に送った最初のタイムトラベルの際に外れて地面に落ちてから登場しないのですが、バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンとしては特徴的なパーツとなっています。

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冊子内の写真を参考にしてステッカーを貼ります。ピンセットがあると便利です。失敗しても、ステッカーには1組ずつ予備があります。

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ナンバープレートをナンバープレートベースに取り付けます。ナンバープレートライトも取り付けて固定します。

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4本のビスでナンバープレートとライトを固定します。
ここもネジを締めつけ過ぎない様に気を付けます。

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これで創刊号の組み立ては終了です。
工作は簡単ながら、ちゃんと組み立てる楽しみを味わえる程よい内容です。

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ナンバープレートの取り付けは、左側のリアライトを取り付ける次回行います。
仮にはめ込んでみると、デロリアンのリア部の雰囲気が判るようです。

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リアコンビライト部分は、リアセクションのベース部分にLEDを取り付けてブレーキランプが点灯する仕組みになります。しかしベース部分の丸い穴を通して光るので、冊子内部の様にライトのレンズ全体が光るようにはならないと思います。改良するにはかなりの改造が必要でしょう。まあこんなもの、と割り切るか、ゴリゴリベースを削って改造するか。安い創刊号を複数求めて実験するのも楽しそうです。

創刊号を見ていて気になったのは、ヘッドライトが4灯とも煌々と光っていることです。映画の中では左右の端の2灯しか点灯していません。多分両端2灯がロービームで内側2灯がハイビーム(その逆かもしれませんが)かと思われます。リアランプよりも気になるので、こちらは配線を分割して、2灯だけ光る状態と4灯全て光る状態とを切り替える改造をしたいものです。

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次号の第2号では、左側のフロントフェンダーが付属します。デロリアンの特徴の一つでもあるステンレスの無塗装のボディパーツを表現した金属ダイキャストのパーツを付属してシリーズの継続意欲を高めるのかと思います。左側のリアライトも付属するので、ナンバープレートも取り付けて、次回でリアセクションが完成となります。

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3号ではタイヤ、4号ではリアクターとミスターフュージョン。序盤は楽しいパーツが続きます。模型の組み立てのセオリーと関係なく、てんでバラバラに各所のパーツを付属させるのは、デアゴスティーニのシリーズの特徴。シリーズを開始したら、パーツの管理が必要です。

4号のミスターフュージョンは、映画のパート1の最後に登場するものであり、その時にはナンバープレートがバーコード状のものになっているため、今後のシリーズでバーコードのプレートも付属するかもしれません。但し、ナンバープレートの交換にはリアセクション全体を外さないといけないので、簡単に交換出来るように改造を施さないといけないでしょう。

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今回のシリーズ、私はとりあえず2号以降を申し込みました。奇数号の発売日前後に2号まとめて配達されるので、次回は2月21日の第3号の発売日付近に届けられると思います。

生活環境の変化があるかもしれないために、今後2年半継続できるかどうかの自信はありませんが、久しぶりにパートワークを進める楽しみが出来ました。まずはシリーズ3作を見直してみたいと思います。

次回はこちら
週刊バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアン第2号、第3号 フロントフェンダーとリアセクションの質感の差

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2017年1月15日 (日)

「隔週刊F1マシンコレクション」創刊号付属品はあの定番最強マシン

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デアゴスティーニから1月10日に創刊となっていた隔週刊「F1マシンコレクション」の創刊号を買ってきました。現在、分厚いパッケージが書店の店頭に平積みになっています。

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日曜日の今朝、寝坊して起きたら窓の外は一面の銀世界。昨日の午前中から断続的に降り続いていたために、温暖な知多半島でも結構積もったようです。風が無いので外に出てもさほど寒さを感じませんが、道路は雪で覆われています。自動車はもとより、歩いていても転びそうなので、今日は大人しく蟄居することにします。暖かい部屋で雑誌の検分を行います。窓下では駐車場で雪合戦をする子供たちの明るい声がしています。楽しいでしょうが、ヘタレの大人はグウタラ過ごします。

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このシリーズは隔週刊で全90号の予定です。終了まで4年近く掛かります。創刊号は特別価格の999円(税込)、2号以降は2,490円です。コレクション系としては少々高価。私は創刊号コレクションで終わってしまいそうです。

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開封します。
シリーズの創刊号は梱包材が多量に使用されているので、ゴミの処理が面倒です。序盤を過ぎれば簡易的な梱包になるでしょう。

創刊号の付属品は、1988年のマクラーレンホンダMP4/4。アイルトン・セナが駆ったカーナンバー12番です。ミニカーのスケールは43分の1。10センチ少々の小さなミニカーながら、ディスプレイに適したアクリルケースに収められています。

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シリーズ創刊号の付属品に、F1史上最強の誉れ高い1988年のマクラーレンMP4/4、それもセナのマシンを持ってくるとは、あまりに定番過ぎます。デアゴスティーニのシリーズでは、特別価格の創刊号は2番~3番人気のものを付属させ、2号以降の通常価格で1番人気を持ってくるのが通例でしたが、今回は最初から直球勝負。創刊号だけ買っておしまいという私の様な読者が多いというリスクがあっても、創刊時のインパクトを強くしたかったのかもしれません。

アクリルカバーは簡単に外せるので、手に取って詳細を眺めることが出来ます。

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ミニカーはサーキットの路面を表現したミニジオラマに設置されています。手前にバンクしているのに、奥のゼブラゾーンが反対側にカーブしているのが気になります。これじゃ逆バンクです。但し、単なる台座に設置されているよりは雰囲気は良いと思います。

ミニカーの底面とジオラマ路面との間にはスペーサーが咬まされており、タイヤが浮き上がっているのが気になります。ピッタリタイヤを接地させたいものです。

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台座とミニカーはビス止めされています。ビスの頭は三角形の特殊なもの。三角ビスのドライバーは電子部品などを扱う店にありますが、わざわざそんなものを用意しなくてもマイナスの精密ドライバーを使えば外すことができました。

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台座に固定したままでも良い雰囲気でしたが、やっぱりミニカーは手に取って直接眺めたい。このサイズになると、どうしてもサスペンションが太くなってしまうものの、なかなかよく出来たミニカーです。低いMP4/4のフォルムをよく表現していると思います。

実車が活躍していた1988年当時は、赤白のカラーリングに大きくマルボロロゴが描かれていてそれが特徴的でした。しかし実車だけでなく模型でもタバコのブランドロゴは描かれなくなったので、何とも間が抜けて見えます。

こういったF1マシンのコレクションシリーズがイマイチつまらないのは、歴代マシンを彩ってきたタバコブランドのロゴが悉く消されていることです。私は喫煙者ではありませんが、それとこれとは別。思い出の中のF1マシンとは印象が違って見えてしまうのは残念。

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マルボロロゴ以外は細かいものまでよく表現されています。F1のミニカーのシリーズとしては、以前アシェットのフェラーリF1コレクションがありましたが、それ以上の出来の様に思えます。気にいったマシンがあればつまみ食いしても良さそうな気がします。やる気のある方なら、タバコブランドロゴを作成されて改良することでしょう。

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リヤビューです。ワイドトレッドの当時のF1マシンの特徴を立体的に理解することが出来ます。それにしても低い。ドライバーはかなり寝た姿勢での運転となるでしょう。このマシンを運転したセナ、プロスト共々そんなに大柄では無かったので良かったのでしょうか。

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ひっくり返して背面を確認します。フラットボトムの時代のマシンなので、後部のリヤディフューザー以外に大した造形はありません。今後シリーズで登場する70年代後半から80年代初頭までのウィングカーの底面がちゃんと表現されていくのか気になります。

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路面とミニカーの間に挟まれていたスペーサーを抜いて、直接ねじ止めします。タイヤが路面に密着して良い雰囲気になりました。

私がリアルにセナの運転をサーキットで見たのは、このマシンの時代から5年後の1993年の鈴鹿での日本グランプリです。ホンダエンジンを失って非力なフォードエンジンを積んだMP4/8に乗ったセナが、当時最強のプロストが運転するウィリアムズFW15Cに打ち勝ったこのレース、目まぐるしく変わる天候の中、濡れた路面をスリックタイヤのままドリフトしながらスプーンカーブを立ち上がっていく鬼気迫るセナのドライビングは尋常ではありませんでした。タイム的には、長い鈴鹿のコースを1周する内に1秒程度の差ながら、実際に見た「速さ」は別次元。セナは翌年事故死してしまったので、鈴鹿での勇姿は永遠に刻まれた姿になってしまいました。

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次の第2号では、1987年に中島悟が乗ったロータス99Tが付属します。その後の序盤の予告ではずっとチャンピオンマシンが続くのですが、やっぱり日本向けのこのシリーズ、中島悟のマシンは外せないでしょう。いずれもタバコブランドロゴは外されています。

しばらくは書店の店頭でも扱うでしょうから、付属品の実物を眺めてつまみ食いするかもしれません。

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今日は昼になっても雪が止みません。平地で積もることは珍しいので、明日からの平日の交通状況が心配になります。しかし今日はのんびりミニカー眺めて過ごします。

寒い日には熱燗といきたいところですが、暖めたワインも良いもの。ワインに糖類やスパイスを加えて暖めたグリューワイン、自分で作るのは面倒ですが、カルディコーヒーファームで安く売っている出来合いのものでも結構楽しめます。マグカップに入れて50度程度に電子レンジで温めるだけ。

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ただこのグリューワイン、とにかく甘い。ドイツではお子様でも飲んでいるそうですし、フランスのヴァンショーは甘酒のような感じで扱われているようなので、私は寝る前にウィスキー等の辛い酒を飲み直さなければなりません。

今年楽しみにしているデアゴスティーニの新刊は、1月31日に創刊となる週刊「バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアン」です。久々の8分の1スケールのモデルカーは、名作SF映画の登場マシンとなります。全130号という気の長くなるような巻数が気になるものの、とにかく創刊号を見て購読を考えたいものです。

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2016年12月18日 (日)

軍艦島上陸ツアーに参加

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昨日、長崎県の軍艦島(正式名称端島)に行ってきました。先週の九州の福岡と長崎への旅行での一つのハイライトとしていました。

長らくブログ記事の投稿をサボっていました。8月の終わりに愛知県の岡崎市から半田市に引越し、しばらく片付かない生活が続いていました。古い家具を処分してきてしまったために、それらが揃うまでは趣味ごとも楽しめず、日常生活でも面倒なことが多くて余裕がありませんでした。面倒な人との付き合い、特になんとも失礼で腹立たしい人々にも謙虚、にこやかに対応しなければならない生活に少々疲れてはいました。こんな時はリフレッシュのために、旅に出るに限ります。

漸く夫婦揃って久々に旅行に出るくらいの気持ちになってきたのは11月も終わりになってから。休暇は目前に迫っています。今更海外旅行の手配も困難なので、九州の旅行となりました。

長崎での旅の一つの目的は、昨年世界遺産に登録となった軍艦島に行くことです。冬の長崎の海は荒れるとの事で、なかなか上陸出来ないそうですが、幸い滞在最終日の17日に上陸ツアーの船が出ることになりました。それまで3日間、欠航が続いていたとの事です。そのために我々も、若干旅行の日程の変更を余儀なくされました。結果的に、旅行最終日に上陸できたのは運が良かったという他ありません。

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軍艦島上陸ツアーを行っているのは4社ありますが、今回お世話になったのは「シーマン商会」という会社です。使用する船は最も小さくて心細いのですが、ガイドを務めるお一人に、NPO軍艦島を世界遺産にする会の理事長、坂本道徳さんがおられるのが選択の理由です。

シーマン商会
http://www.gunkanjima-tour.jp/

NHKの軍艦島の特番で坂本さんを拝見してから、一度直接お話を伺ってみたいものだと思っていました。今回は運良く、坂本理事長のガイドの当番でした。

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今回乗り込む漁船のように小さな「さるくⅡ号」の隣には、ドデカい客船が停泊していました。「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」という、16万8000トンの巨大客船です。この日の早朝に入港してきました。

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巨大マンションの様に大きな客船に度肝を抜かれます。船客の大半が中国からの観光客で占められているようで、街中には乗船客を思われる方がたくさんおられました。長崎は外国のクルーズ船が年間300隻以上やってくるとの事です。グラバー園で説明を聞いたボランティアガイドさんからは、これらは「爆買船」と呼んでいると聞かされました。今年になって日本国内での爆買の勢いはかなり衰えてはいますが、それでも長崎市内のデパートの地下食料品売り場で、あご出汁ラーメンを買物かごいっぱい買っている光景を目にしました。観光都市長崎としては大事なお客様なのでしょう。

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早めに受付し、二組目に乗り込んだので、暖かい船室の窓際に席を取ることが出来ました。3日振りの出航なので、約80人の定員いっぱいとなってしまいました。ギリギリにやってきた方は寒いデッキの席となります。一応ビニールで囲まれていますけれど、デッキ席に暖房はありません。

私は自動車や鉄道、飛行機などで乗り物酔いしたことはないのですが、船だけは弱い。何度も船酔いして苦しんでいます。今回は小型船で波が高い中を航行するために、朝食を控え目にしてしっかり酔い止め薬を飲んできています。妻は全く船酔いしない体質なので、揺れる船室でも平気でパンフレットを読んで楽しんでいます。羨ましい。

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長崎港を出港すると、すぐに海自のイージス艦「こんごう」のすぐ隣を抜けます。長崎港にメンテナンスに入っているとの事。海自では大型の護衛艦ですが、先ほど巨大客船を見てきたばかりなので、意外と小さい船に見えます。

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すぐ側に、同じくイージス艦の「あしがら」。そして新造の護衛艦の「あさひ」。今年になって海自の護衛艦がメンテナンスに入る事が多くなったそうです。来年、何か起こるのかと取り越し苦労をしてしまいます。

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途中の島々の解説を受けながら、約45分掛けて軍艦島が見えてきました。それまではさほど波が高くなかったのですが、軍艦島が見えてきてからは船が大きく揺れてきます。私は酔い止め薬を飲んでいたから問題なかったのですが、何人かの方が苦しんでいたようです。

軍艦島を目にして思うのは、絶海の孤島なのに「小さい」ことです。全長僅か480m、幅160m。ここに最盛期には5000人が暮らしていたとは想像が出来ません。

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コンクリート造りの建造物が風雨に晒されるまま、所々崩れていることが判ります。白くてきれいな灯台は、後年になって作られたものです。島に人が住んでいた時代には、灯りで包まれていて灯台を建てる必要が無かったとのこと。

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護岸はまだしっかりしているものの、鉄筋コンクリートのビルは崩れかけています。
人が住まないと、建物はみるみる傷んでいくことが判ります。

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島に近いこの地点、かなりの波とうねりで揺れます。先に入港していた船が出ていく時に相当に波を被っているのを見て、その激しさが理解できました。

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島内には神社の祠も見えます。かつては木造の神社だったそうですが、風雨と波で倒壊してしまったそうです。

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激しい波に揺られながら、桟橋に泊まります。これから上陸開始となりますが、現時点では自由行動は許されていません。ガイドに付いて、順路を歩いて説明を聞いていくことになります。

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昨年、軍艦島がユネスコ世界産業遺産に登録されましたが、島の全てが世界遺産になったわけではありません。島の端にある石炭採掘の設備の一部、そして明治時代に築かれた護岸に一部だけが世界遺産との事です。私は初めて知りました。

赤煉瓦の建物は、採掘設備の一部にて世界遺産です。

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この煉瓦の護岸も世界遺産です。
それ以外のコンクリート製の建物は保護対象になっていません。風雨と波に晒されて、これからも倒壊が進んでいくのと止められないとの事です。

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ガイドをされている、NPO軍艦島を世界遺産にする会の理事長、坂本道徳さんです。炭鉱で働く父親について、高校3年生までこの軍艦島で暮らしておられました。

我々は世界遺産に登録された遺産を見物に来ているのですが、坂本理事長にとってはかけがえのないふるさとであり、この地を去らざるを得なくなってから、崩れるままの姿見ることは辛いことだったでしょう。

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石炭採掘のために利用され、開発された島。鉄筋コンクリート製のアパートが立ち並び、多くの家でテレビ、洗濯機等の近代的な家電品があったとの事。家賃、光熱費は三菱負担。昭和40年代で鉱夫は月に20万円以上を稼いでいたそうで、確かに未来都市に暮らす人々と言えたのでしょう。住宅事情は決して良かったわけではなく、二間に台所の狭い部屋に家族4人住まい、共同トイレ、共同風呂、9階建てでもエレベーターはありません。

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国のエネルギー転換政策の為に昭和49年に閉山となり、全住民が強制的に移住させられて無人島になりました。崩れるままの故郷を眺める心や如何に。昭和中期の未来都市であった軍艦島。これがそのまま日本の未来の姿とならないことを願うと言われる坂本さんの言葉に心を打たれました。

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世界遺産となったほんの一部の施設では調査と保護が行われています。調査員が作業を行っていました。しかしその他の建物はほったらかしです。

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台風がやってくると、島全体が波に覆われてしまうこともあるそうです。コンクリート製の丈夫な建物は、まさにボロボロです。

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建物は傾き、天井は崩れ、壁面にはヒビは入っています。次にこの島を訪れるときには姿が変わっているかもしれません。

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漸く昨年、不十分ながら世界遺産に登録となりましたが、坂本理事長の戦いはまだまだ続くようです。熱い想いの解説の後には参加客から都度、拍手が起きました。

上陸時間は約40分。自由行動は出来ず僅かな時間でしたが、坂本理事長と少しだけ直接お話をすることが出来、一緒に記念写真を撮らせて頂きました。島全体を世界遺産にするべく、これからも精力的に活動をされていかれます。応援したいと思います。

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帰途に就く船内にて、軍艦島上陸記念証明書と石炭のかけらをもらいました。

興味本位で参加したツアーでしたが、国の方針に振り回されて、ふるさとを失い、生活を一変させられた人の気持ちに触れることが出来ました。一時期は産業廃棄物の処理場にされるかもしれなかったこの島が、日本の産業を支える遺産として残されるようになる第一歩を踏み出したわけです。これからもずっと注視していきたく思います。

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2016年9月 3日 (土)

隔週刊「レ・グランディ・フェラーリ・コレクション」と「国産名車コレクションスペシャルスケール1/24」の競演

8月27日に、岡崎市から同じ愛知県の半田市への引越しを完了しました。距離にして30km程度ですが、生活の拠点を移すのは、個人的には結構大規模な作業となってしまいました。肉体的にも精神的にも。準備期間を含めて4カ月程度、長年住んだ土地を離れるには片づけなければならない問題が多くあるものです。一部の方に不本意なことを言われたこともあり、ひたすら控えめに我慢を重ねていたようで、少々ストレスが溜まっていました。膨大に思えた手続きの数々も、ようやく先が見えてきています。もう少しで、新しい生活のペースが作れそうです。半田市は私の実家があるところ。実家から距離にして2.5km程度の場所なので、私にとっては良く判っている場所ではあります。
各部屋に大きな押入れ等の収納スペースがあり、妻のピアノレッスン室もあって、色んなものを大量に置くことが出来た旧居と比べると、3LDKのごく一般的な間取りのマンションの新居では収納が徹底的に不足しており、まだダンボールに囲まれて生活をしている状態です。片づけるには、書庫等の壁面収納を早急に用意しなければなりません。20個以上の書籍ダンボールはまだ手付かずです。
荷物が増えるのを警戒して、しばらく書店を訪れるのを我慢するという状態でした。久しぶりに近所の書店を訪れると、デアゴスティーニとアシェットから、24分の1のダイキャスト製のモデルカーが付属する新シリーズの創刊号が平積みされて妍を競っていました。私にとっては艶めかしく魅力的なパッケージ。思わず手に取ってしまいます。どちらも分厚くデカいパッケージなので、両方買うと相当な荷物になります。どちらも私にとっては創刊号コレクションとなりそうです。
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まずは、デアゴスティーニから事前にDMで案内されていた隔週刊「レ・グランディ・フェラーリ・コレクション」です。
完成品の24分の1のフェラーリのロードカーの模型が付属するシリーズです。創刊号は特別価格の1,990円。この類の分冊マガジンの創刊号としては非常に高価です。でも付属品が豪華な大スケールのダイキャスト製のモデルカーなので仕方ないでしょう。24分の1の完成品模型は結構高価なのです。
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創刊号は1987年のF40。
実車の発売当時は日本はバブル景気に湧き、このF40も投機的な扱いをされました。新車価格で4,500万円だったF40でしたが、最高で2億5千万円以上もの価格で取引されました。とても魅力的な車であることは確かですが、バブルの象徴的な存在としても有名です。創刊号を見ると、このシリーズがターゲットとしている年代が良く判ります。40代後半以上の男性です。まさに私たちがドンピシャリ。
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分厚いパッケージは、書店の店頭で手に取って付属品のモデルカーを確認することが出来ます。相当に重量感があります。梱包材も大きくなっているので、書店泣かせのスケールでしょう。
パッケージを通して見たところ、模型や冊子の記事のクオリティは中々高いと思えます。
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第2号は2013年のラ・フェラーリ。最新のフェラーリ・スペチアーレです。これを創刊号の付属品にしなかったところに、いつものデアゴスティーニの巧さがあります。第3号はエンツォ・フェラーリ。序盤でガッチリと心を掴む布陣です。
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創刊号は1,990円。第2号は3,480円、3号以降は4,490円です。全60号のシリーズにて、総額265,890円。隔週刊の為に60号には2年以上を要すため、毎月に換算すると大したことが無い様に思えてしまいますが、総コストではちょっとした中古車くらい買えそうな価格です。
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パッケージを開けて付属品の模型を取り出します。
アクリルケースに収まった24分の1スケールの模型が出てきました。このサイズはプラモデルで馴染みがあります。ちょうど手に取って楽しむのに適した大きさです。
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アクリルケースは下面に比べて上面が少し小さくなっており。ケースに入れたまま積み重ねることが出来る様になっています。
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アクリルのカバーを外してじっくりと模型を眺めます。
細かい部分のディティールは、同一スケールのプラモデルに比べると甘い感じで塗装もそんなにきれいではありませんが、ダイキャスト模型としてはなかなか良い出来です。ズッシリと重量感があるのが嬉しい。
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左右のドアは開閉でき、コクピットの内部を観察できます。前輪は左右に動きますが、ステアリングホイールと連動してはいません。プラモデルと違って頑丈な構造のため、気軽に手に取れます。
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リアビューです。
武骨に金網を貼り付けた様な、F40の後部が良く表現されています。エンジンフードは開きませんが、透明のリアガラスを通してV8ターボエンジンが観察できます。
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フロントビュー。ボンネットのフードとライトは固定されていて開きません。フロントスクリーンやライト部は透明感があります。塗装はややぽってりとした感じです。
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上から観察します。
もちろん台座から外して楽しむこともできます。
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F40のプラモデルは組み立てたことが無いので、昔作った同一スケールのタミヤの24分の1スケールのぷらモデルと並べてみます。写真では良く判りませんが、割と丁寧に組み立てたプラモと比べても、遜色のないクオリティーです。1,990円でこの模型が付属するのなら、大満足です。でも2号以降はグッと価格が上がります。
F40といえば、愛知県人としては、発売当時のメイテックの社長のご子息が愛知学院大学在学時に彼女を乗せて茶臼山高原道路をドライブ中に突然車から出火して、全焼させてしまった事件を思い出します。その息子さんは私と同世代だったのでよく覚えています。「2億円のフェラーリ全焼!」等と騒がれました。
その後、社内クーデターが起きて、社長だったお父さんと共に、既にメイテックに入社して役員となっていた彼も会社を追われてしまいました。その後の消息は分かりません。不屈の社長のこと。きっと別世界でしっかりとご活躍だとは思います。
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さて、同時に購入してきたアシェットの隔週刊「国産名車コレクションスペシャルスケール1/24」創刊号です。アシェットでは同一のタイトルの43分の1模型付属のシリーズがあるので、そのバリエーションともいえます。
デアゴスティーニと同じ8月30日に、同一スケールのモデルカー付属のシリーズをぶつけてくるとは驚きます。しかも創刊号の価格は1,299円。デアゴスティーニよりかなり安い価格設定です。
しかも創刊号の付属模型はトヨタ2000GT。最初から国産名車の代表格を設定しています。私の様に創刊号だけ買っておしまいの読者が多くなることでしょう。
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創刊号は特別価格の1,299円。2号は2,999円、3号以降は3,999円です。隔週刊にて全60号予定。シリーズ総額は236,940円。2年掛かりとはいえ、こちらも相当な価格です。
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書店で付属模型を確認できます。
こちらは価格が安いこともあり、アクリルカバーは付属していません。カバーの様に見えるのはペット素材の保護材です。展示する時の埃避けに使うには格好は良くありません。その分、デアゴスティーニより安いでしょう。
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こちらも分厚いパッケージを開けて模型を取り出します。
ペット素材の保護カバーは捨ててしまうことにします。
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国産車では名車中の名車、トヨタ2000GT。デアゴスティーニの10分の1模型を製作していたことがあるので、私にとっては馴染みのある車種です。
全体のプロポーションは悪くは無いものの、模型の出来は雑です。塗装のムラが多く、エッジが効いていません。
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透明パーツに曇りがあり、バリがあります。まあ価格的に仕方ないのでしょうか。
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左右のドアとライトが開閉します。
コクピットはちゃんと作り込まれています。
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昔組み立てた同一スケールのプラモデルと比較します。手前がアシェット、奥がハセガワのトヨタ2000GTプラモです。
自分で塗装して組み立てたものなので贔屓してしまう部分はありますが、それを差し引いてもかなりのクオリティの差があります。プラモの方が精緻です。ピシッと決まっている感じ。但し、脆弱な素材のプラモと違って、アシェットの方は手に取ってじっくり楽しめます。
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同一日に発売されたデアゴスティーニのフェラーリのシリーズとの比較です。同一スケールのモデルカーとしての品質は、デアゴスティーニの圧勝。でも国産名車のシリーズという特色はあるので、一概には比較できません。今後も魅力的な車種が目白押しです。60号では足りないくらいです。モデルカーの種類が多いフェラーリよりも貴重な存在かもしれません。私としては、好きな車種だけつまみ食いしたいのはこちらです。大きな書店では、アシェットは序盤以降のシリーズも結構売っていたりするからです。でもパッケージが大きくなるこのシリーズは仕入れてくれないかもしれません。
まだ引越しの余韻があって生活が落ち着かない為、工作などを楽しむ余裕がありませんが、徐々に整えていきたいものです。デアゴスティーニの大きなモデルカーやC62蒸気機関車模型、ジオラマやロビなど、主要な趣味モノはごく近い実家に避難中にて手元にありません。順次、連れてきたいと思います。

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2016年8月15日 (月)

引越し準備のお盆休みとなっております

今月の終わりに引越しを致します。

ブログのサーバー引越しとかではなく、リアルに住む場所を移動する引越しです。私は父親が銀行員だったので転勤族であったたために、幼いころから引越しばかりでした。引越し作業自体は慣れています。しかし結婚してからはずっと妻の実家がある愛知県の岡崎市に住んでいます。生まれてから最も長く居住しているのが岡崎の今の家になってしまいました。長年住んでいると、荷物が増えてくるものです。ゴミの日には毎回、不要物を大量に処分しています。粗大ゴミは来週、岡崎市のクリーンセンターに持っていきます。

今は妻のピアノのレッスン室に隣接したマンションにて便利で、かつグランドピアノ2台を置く防音室や生徒さんたち等、動かすことが困難な状況にて長く住み続けてしまったわけです。JRの岡崎駅から程近く、名古屋に勤める私にとっても交通の便が良かったという事もあります。構造や周囲の環境などは良くないので決して住みやすい家ではありませんが、まあ夫婦二人が普通に暮らすには問題ありませんでした。私の趣味モノも大量に置いておくことが出来ました。

しかし今後の事を考えると、そろそろ真剣に対策せねばならなくなりました。現在のレッスン室も住んでいる家も賃貸だからです。毎月結構な固定費が掛かっているのです。私が現役世代の内は良いですが、これから長くここに住み続けられるかというと、先行きは不明です。という事で、今後身の丈に合わせた生活をする為に引越す決断をしました。この1年半程、まあいろんな事があって悩んだのですが、最後は自分たちの人生は自分たちで決定していかなければならないのです。いざ長年親しんだ岡崎を離れると決めたら気持ちはスッキリしています。妻の生徒もかつてほど多いわけでは無いので、レッスン日の曜日を集中させて、妻の実家に通う方式に徐々に変えていきました。

引越し先は、私の実家のある愛知県の半田市のマンションの一室です。実家から2.5km程度の距離なので、現在実家で一人で住んでいる母親も、少し安心してくれるでしょう。

そのマンションは自己所有の物件にて、長らく知り合いの会社の支店長さんの社宅として使ってもらっていたのですが、定年退職されて郷里に帰られたのを機に、リフォームして自分で住むことにしました。ピアノを持ち込むので、完璧な防音工事等、かなり大規模なリフォームが必要です。でも最初に費用が掛かるものの、今後は毎月の多額な賃貸料からは解放されると思うと、かなり気が楽です。

通常の荷物は引越屋さんにお願いしますし、ピアノはカワイ楽器さん紹介の専門業者に運んでもらいます。現在レッスン室にあるボストンGP-215PEとカワイGX3という2台のグランドピアノの内、小さい方のカワイGX3は妻の実家に運び、大きい方のボストンGP-215PEを半田の引越し先に持っていきます。デカ過ぎてマンションのエレベーターに載らない為、クレーン車を使って5階の部屋のベランダから搬入するとの事。ピアノ以外を運ぶ引越屋さんに支払う費用よりも、ピアノ2台の移動料金の方が高くなってしまいました。ピアノ運送は専門の仕事です。仕方ありません。しかも防音室設置工事は桁が一つ上になります。

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私にとって重要なのは、長年作ってきた模型たち。
いざ出してみると、どうやって狭い部屋に置いていたのかとビックリする量になっています。模型などの壊れやすいものは、プロに頼むと特別料金になってしまいます。運搬にお金が掛かるのはピアノの運搬と一緒ですが、模型はモノが小さいので自分で運べます。その分、かなり節約できます。

講談社のNゲージジオラマシリーズやデアゴスティーニの大型のモデルカー等は自家用車を使って半田に行く度に少しずつ運んで一旦実家に置いてもらっています。新居は今住んでいるところより狭いので、当分実家に保管となるものも多いかもしれません。でも何一つ捨てたくないものなのです。

大方の趣味のものが片付き、あと残っているのが、デアゴスティーニの24分の1スケールのC62と、16分の1スケールの零戦二一型です。

C62は重量がある上に、台座の強度に問題があって容易に動かせません。完成直後から約7年間、玄関の下駄箱の上に鎮座したままずっと過ごしていました。

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機関車のみ別途梱包する方法もありましたが、レールに固定したまま台座ごと運ぶことにしました。まずはレールから外れない様に固定します。特に軽いテンダー部分は、僅かな横揺れで外れてしまいます。

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次に、専用のアクリルケースと機関車との間に緩衝材を詰めます。引越し準備をしていると、廃棄するシャツやタオルがたくさん出てくるので有効活用します。これで、台座ごと横転したりしない限り、レールから外れないかと思います。

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ケースの周囲を保護材で包みます。また、台座の下に板を敷きます。
台座は4分割されており、その結合部が弱くて重い機関車模型を支えきれていないのです。ちょっと板のサイズが短いですが、台座の継ぎ目はカバーしているので大丈夫でしょう。

これで自分で運べる算段が出来ました。

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残るは、これまた大きな16分の1スケールの零戦二一型。C62模型よりも繊細なので、容易に包めません。でも重量が軽いので、保護材で軽く包めば乗用車のトランクに固定して運べるでしょう。自分の趣味の模型の運搬で多額の引越しオプション費用が掛かるのは勿体ないため、自己責任にて運びます。

問題なのは、新居に置く場所があるかどうかです。

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引越し先は、ごく普通の3LDKの間取りのマンションです。リビングルームに隣接した6畳の和室を改造してピアノを設置する防音室を作ります。持っていくピアノのサイズが長さ2150mと大きいため、既存品の防音室をはめ込むことが出来ません。実際に設置する部屋に合わせてオーダーメイドで作ることになりました。集合住宅で楽器を弾くには、防音設備は欠かせません。先月初めからカワイ楽器さんと打ち合わせを繰り返し行ってきて、何とか来週から設置工事が始まります。

6畳の部屋の内側に、概ね4畳半強程度の部屋を作ります。床、天井、側壁は全て防音壁、窓は2重サッシ、入口も防音ドア。中に入ると息が詰まるような空間かもしれません。

今までは倍以上の広さのレッスン室に2台のグランドピアノとソファーのセット等を置き、良い環境でピアノを弾いていた妻にとっては、狭い部屋にパンパンにピアノを詰め込み、楽譜棚と椅子くらいしか置けない防音室になるのは辛いかもしれませんが、これからも長くピアノを続けていくために、早めに決断しなくてはならないと納得させています。いつまでも重装備の今のレッスン室を維持できる保証は無いのです。

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和室には天袋付きの押入れがあります。防音室を作ると、ここは壁で覆われて押入れがデッドスペースになってしまいます。ただでさえ収納スペースが少ないマンションの貴重なスペースが奪われるのはきつい。

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押入れの奥の壁の向こう側は、洋室のクローゼットです。壁一枚を隔てて、2つの部屋の収納スペースがあるわけです。

このクローゼットの奥の壁を抜いて、和室の押入れと繋げば有効活用できるのではないかと考えました。素人の浅知恵ですが、何とかデッドスペースを失くしたいと思う次第です。

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この洋室側のクローゼットは奥行き600mm。せいぜい洋服を掛けるくらいの幅です。暑い日が続く中、まだエアコンを設置していない部屋で大工さんが頑張ってくれました。壁をぶち抜いて一体にするって基本的な方針以外は全てお任せしてしまいました。

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これが完成後。
入口よりも奥の方が広い小部屋が出来上がりました。奥行きもたっぷり。写真には写っていませんが、ちゃんと電気の配線も引いてあるので、照明も取り付けられます。こういう配慮が嬉しい。

和室側の押入れは畳の厚みの分だけ高くなっていたのですが、床部を取り外して洋室の床の高さと揃えてくれました。壁も床もきちんと整えられています。私は押入れのべニア板そのままかと思っていたのに、部屋の壁のクロスと揃えられています。

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押入れの中棚、天袋の棚も全てを取り外すのではなく、一部を残して棚として活用できるようにされています。これはちょっと感激。ナイスアイデアです。普通にウオークインクローゼットの様になるかと思っていたのですが、これならかなり有効な収納スペースとなります。というか、私ならここで暮らせそう・・・。十分寝るスペースがあるし、棚に模型も置けるしね。

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収納スペースの入口のある洋室は寝室として使用するので、とりあえず購入した新品のベッド2台が据えられました。6畳半程度の広さしかないので、ベッドの他には鏡台や整理棚くらいしか置けませんが、大物は隣の収納スペースに逃がせます。夫婦ケンカしたら、私がクローゼットに逃げ込む事になるでしょう。

まだリフォーム工事に時間が掛かるので、実際に引越すのは再来週です。かなり梱包作業を進めてしまい、模型も搬出してしまったので、趣味ごとはまだ当分オアズケです。休日は宝物の移動や諸手続き、荷物梱包の貴重な時間となってしまいます。落ち着いたら復活したいと思います。

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2016年7月 5日 (火)

隔週刊「第二次世界大戦傑作機コレクション」11号の零戦二一型つまみ食い!

久しぶりのブログ記事投稿となってしまいました。

このところ趣味を楽しむ時間の余裕さえない生活を送っております。仕事は程々なのですが、プライベートでうんざりするような事が1年ちょっと前から続いており、気持ちが荒みがちです。もちろん全てが面白くないわけでは無く、先週日曜日には毎年恒例の妻のピアノリサイタルに多くの方にお越しいただき、たまには楽しい時間も過ごしています。

今月誕生日がやってくると、私は49歳になります。昔なら老境です。この先、働ける年月を考えると、そろそろ抱え過ぎているものを軽くして、もっと小さくシンプルな生活に変えていくべきかと思います。そろそろ長年住んできた岡崎を引き払う時期がやってきたのかもしれません。そう考えると、片付けるべきものが多すぎて、更にうんざりするわけです。

少しの楽しみと、大いなるうんざり感。早く平穏な日々が送れるように、しばらくは趣味事から離れてでも頑張らねばなりません。

「断捨離」という言葉が頭をよぎります。本とか服とか捨てなければならないものはたくさんあります。でも、趣味のものは中々捨てられません。ドンドン増えていく一方。

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デアゴスティーニの隔週刊「第二次世界大戦傑作機コレクション」の11号を買ってきました。先週の火曜日の6月28日に購入していたのですが、なかなか開封が出来なかったのです。会津の鉄道マニアさんから、11号は零戦二一型と教えて頂いていました。それなら是非買わねばなりません。情報、本当にありがとうございました。

隔週刊にて2月に発売になってから、もう11号まで到達していることに驚きました。まだ大きな書店では平積みされています。店頭でも模型の状態を確認できるのは素晴らしい。

通常、コレクション系のマガジンでは最初の数号以降は内部が判らないパッケージになってしまうものです。

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開封します。
パッケージのカバーの窓から模型が覗く状態にするため、しっかりペット素材の保護材が使われています。

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模型を取り出します。
創刊号の紫電改と同様、プロペラや主脚等の小さなパーツは読者が取り付けることになっています。でも難しくはありません。パーツの精度は結構なものなので、通常では接着剤は使用しなくても良いでしょう。でも、キャノピー後部のアンテナだけは抜けやすいので接着しました。

模型は駐機状態と飛行状態の二つのパターンを表現することが出来る様になっています。

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まずは駐機状態を表現します。主脚を出した状態です。胴体に増槽を取り付け、後部に尾輪を付けます。

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これで完成。所要時間は5分。もっと早く開封すれば良かったです。
空母赤城搭載機を表現した機体が出来上がります。黒くスミ入れされていて、メカニカルな印象を受けます。これ、相当に良い模型です。72分の1の小型模型として、零銭をうまくデフォルメして魅力を増しているように思えます。

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後部です。
パイロットは搭乗していません。塗装の状態は非常に良好です。

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上部からです。無駄のない零戦のフォルムが良く判ります。掌に載る大きさながら、かなり精密です。好みによりますが、私はこの模型、気に入りました。

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付属の台座に載せます。
主脚を出したままだと着陸態勢のようです。

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飛行状態に作り替えます。主脚と尾輪を取り外して代わりにカバーを取り付けます。増槽も取り外さないと、台座に取り付け出来ません。

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再び台座に載せます。この大きさの模型は、飛行状態が格好良い様に思えます。

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創刊号の紫電改と並べます。
頑丈で骨太の紫電改に比べて、繊細でしなやかな零戦二一型。どちらか好きかと言われれば、私は迷わず零戦と答えます。戦闘機を好きとか言って、戦争を賛美しているわけではありません。単に、機械としての機能美を愛でているだけです。

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明らかに紫電改の方が強そう。

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アシェットの「日本陸海軍機大百科」創刊号付属の零戦二一型と比較してみます。アシェットは87分の1スケールで、デアゴスティーニは72分の1スケールです。大きさがかなり異なるので、模型としての存在感が全然違います。

アシェットのもなかなか良い出来の模型ですが、今回のデアゴスティーニのものとは比べるのがおかしいくらいチャチに見えてしまいます。

72分の1スケールの零戦二一型の模型としては、かなりよく出来たものではないでしょうか。これからもこのシリーズ、特徴あるものをつまみ食いさせて頂きたいものです。

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2016年5月29日 (日)

BMW 218i Mスポーツ 安全楽チンなファミリーカー然ながらやっぱりBMWでした

我が家のE87 BMW118iが車検の為に、購入時からずっとお世話になっている太平オートさんに入庫しました。普段、ほとんど妻しか運転しておらず、とりあえずは何の不具合も感じないのですが、車検のついでに今後の予防修理も含めてしっかりと見ておいて頂きました。もう新車登録後11年も経っています。

太平オートさんの岡崎支店が拡張の大改装ために9月末あたりまで一時クローズするとの案内を聞いていたので、本店の豊橋まで持っていかねばならないかなあ、と思っていました。自宅まで代車持って取に来いっていう程のお大尽じゃないし、点検の度にディーラーのショールームに行って最新のBMWを見るのが密かなヨロコビでもあったからです。

車検の予約をする際に聞いてみると、岡崎市内に正規認定中古車のショールームがあるので、そちらに持っていけばローダー用意して豊橋まで回送し、車検期間の約1週間の代車もそちらで用意するとのこと。認定中古車のショールームは自宅から車で5分掛からない程の距離。そりゃ便利。並べられている認定中古車を見るのも楽しみです。

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車検期間の1週間お借りする代車は、白いBMW218i Mスポーツ。通称アクティブツアラーでした。まだ2,800kmしか走っていないバリ物の新車。プンプンと新車の匂いが漂っています。

左から、今回車検を受ける我が家のBMW 118i、そして代車でお借りする218iMスポーツ、右にちらりと写っている赤い車が最新の1シリーズの118iです。

車高が高くて丸みを帯びていることが印象的です。全長は1シリーズとさほど変わりませんが、FFレイアウトのために全体のフォルムは全く異なります。

太平オートさんでは、以前は点検の際の代車といえば下取りで引き揚げてきた中でも特にポンコツのBMWであることが殆どで、それが結構楽しみでもありました。でも近年は、新型車を貸してくれることが多くなっています。点検に出す車が古いから、買い替え需要を狙っているのか、サービスとして貸してくれるのかは判りません。昨年の法令24カ月点検の際には、大きな523dを貸してもらっています。デカくて車庫に入れるのも一苦労でヒヤヒヤモノでしたし、妻が嫌がったので結局1シリーズの代車に替えてもらったのですが、私にとっては楽しい経験をさせてもらいました。

BMWに乗り始めてから11年。鈴鹿サーキットをはじめとするサーキット走行体験イベント3回、試乗会やドライビングスクール参加など、多くのBMW車を運転させてもらえる機会に招かれました。一般ユーザーとして、ドライビングを楽しむ車という一貫したBMWの特徴を感じてこれたと思います。

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BMW初のFFである2シリーズ。キドニーグリルが無いとBMWとは判らないくらい、ありふれたフォルムをしているように感じました。国産のファミリーカーみたいに見えます。

でも、ドアを開ける瞬間に「ああ、BMWだなあ」と感じる重さ。ドアを閉めた時のガッシリ感。ちゃんとコストを掛けていることを垣間見ます。この車、車両価格は389万円。ファミリーカーのようなフォルムですが、完全に高級車の値段です。

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リアビューです。エッジの効いたデザインはBMWのXシリーズの持つ骨太さに通じるものがあります。やっぱり大衆車とは一線を画する存在感。リヤハッチも金庫の様なガッチリ感があります。やんわりと締めたら確実に半ドアになります。

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でも、真横から見ると普通のハッチバックの車にしか見えません。FFレイアウトで空力を考慮すると、こういうスタイルになってしまうのはやむを得ないのでしょう。古くからBMWを見続けていると、ドライバーズシートがグッと前に出ているこのスタイルは「BMWらしく無い」と感じます。その内、こういうオーソドックスなハッチバックモデルも含めてBMWのスタイルとなっていくのでしょう。

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1週間借りていても、平日は妻が岡崎市内を運転するだけです。最初は「ハンドルが軽くて曲がり過ぎる!」と戸惑っていましたが、やっぱり新しい車は良いのでしょう。スイスイ思った通りに走ってくれるので、運転が楽チンに感じる様になったとの事。

昨日の土曜日は、30km程離れた私の実家に行く用事があったので、ちょっとしたドライブを楽しめました。ホールドの良いシート、しっかりとしたMスポーツ専用のステアリング。やっぱりこれもBMWに間違いありません。前方のフロントスクリーンが遠いので視界が狭いのですが、左右に三角窓があって死角は少なくなっています。

エンジンを掛けて走り出すと、妙にザラザラとした振動が伝わります。この車、ディーゼルか?いやハイオク指定のガソリン車です。少しスピードが出れば、道路の振動と相まってエンジンの振動や音は全く感じられなくなります。信号待ちで止まるとアイドリングストップ機能が働いて静かになります。ホンの走り出しの一瞬のみ、品のない振動。

スペックを調べると、エンジンは1.5リットル3気筒ターボ。BMWで3気筒!と一瞬びっくりしますが、そういえばスーパーカーであるプラグインハイブリッドのi8にも3気筒エンジンを載せる時代。乗用車に載せても当たり前。3気筒とはいっても、1気筒当たり0.5リットルあるので、軽自動車の様な軽々しい音がするわけではありません。

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3気筒1.5リットルとは言いながら、十分なパワーがあります。余程踏み込まないと低回転で上のギアに入るので、走行中は意外と静か。但し、交差点やカーブでは切れ込むようなBMWの楽しさは味わえません。ゆるゆるとFF車らしく安全に曲がります。

運転中に一瞬、「今、プリウスに乗ってたっけ?」と勘違いするような乗り心地。楽チンではありますが、運転の楽しさは希薄。はっきり言えば、飽きる。眠くなる。それほど運転を意識しない車。安全装置充実で実に安心。現代の車そのものなのでしょう。

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FFレイアウトの為に運転席のペダルの真横にフロントタイヤのタイヤハウスが出っ張っています。そのためにアクセルペダルが少々中央寄りにあります。それに応じてブレーキが左に寄っているので、FRレイアウトのBMWに慣れているとブレーキを踏むときに左寄りに足を持っていかなければなりません。パニックブレーキの時に間違えることは無いでしょうが、衝突安全装置は付いていた方が安心。ペダルの位置は、BMWの本国ドイツの左ハンドルなら問題のないことなのですが。

とはいえ、新型車というのはよく出来ています。リヤシートは足元はやらたと広いのに、国産車の様にクッション部分が小さくてお子様用のような感じですが、フロントシートは良い。ガッチリホールドして疲れを感じません。接地感に乏しいと思っていた足回りも、結構踏ん張りが効きます。国産のファミリーカーのサスペンションとは限界値が大きく異なってくるでしょう。

私個人の印象では、現状の2シリーズを購入するなら他社のFF車になりそうですが、まだBMWのFFレイアウトの車はこの2シリーズとX1シリーズだけにて始まったばかりです。これからどんどん洗練されていくことでしょう。家族4人で出かけるBMWとしては、広くて荷物がよく乗って実用性が高い良い選択と思います。

さて、11年目の車検にて、7年振りにバッテリーを交換致しました。まだ12.8Vの電圧があったとの事にて全く交換する必要のないレベルでしたが、年数が経っているだけに、突然エンジンが掛からなくなったら困るからです。その他は定期的な消耗品の交換を実施。昨年のオイル漏れ修理の時の様な大掛かりなものはありませんでした。

車検費用は以下の通りです。正規ディーラーで年数の経った車に車検をお願いしても、きちんと手入れしていればそんなに高価になるわけではありません。走行距離は51,000kmなので、一般的な乗り方よりも少ないと思います。

但し、デフレが長く続く日本においてもグローバルな商品である自動車のパーツの価格は年々上がっていることを感じます。

                                                                                                                                                                                       
車検諸費用
重量税(1.0t~1.5未満) 24,600
自賠責保険(24カ月) 27,840
印紙代 1,100
車検付帯費用
下回りスチーム洗浄 10,800
車検代行手数料 17,280
測定検査料 21,600
24カ月法定点検費用
法定エ年点検 29,160
CBS車両点検 2,160
ブレーキクリーナー(500ml) 1,685
バッテリー交換
バッテリー交換(マジックアイ) 4,320
バッテリー70AH 38,016
エアコンマイクロフィルター交換
室内空気用マイクロフィルター交換 1,080
マイクロフィルター 9,158
ブレーキフルード交換
ブレーキフルード交換(ABS ASC+T) 4,320
ブレーキフルード 0.1L 2,270
ワイパー交換
フロントワイパーブレード(両側)交換 1,080
フロントワイパーブレードセット 8,726
リアワイパーブレード交換 1,080
リアワイパーブレード 3,586
発煙筒交換
発煙筒 497
ソレノイドバルブよりオイル漏れ
両ソレノイドバルブ脱着/交換 2,160
Oリング 34×3.52 2本 518
Oリング  2本 604
部品値引額 -7,603
合計 206,037

消耗品を交換し、サービスマンに薦められる予防整備をしておけば、ずっとシャッキリした感じを継続できるのがBMWの良さかもしれません。借り物の218iから我が家の118iに乗り換えると、しっかりとした乗り味にホッとします。こっちの方がBMWらしさはプンプン匂います。まだまだ乗り続けられそうです。

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2016年5月 1日 (日)

「マイ3Dプリンター」68~69号 また延長!「idbox!パワーアップ編」全20号の予告あり

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デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。

今月の熊本地震を中心とする九州地震の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。遠方にて人的応援が出来ず、赤い羽根共同募金等にて応援をするのみにて申し訳ない限りです。一日も早く、通常の生活に戻れることを心よりお祈り申し上げます。

3Dプリンターのみならず、ブログ自体久しぶりの更新となります。ずっと意気が上がらず、放置しておくとそのままになってしまいました。何もしていなかったわけではありません。あちこち出かけたりしてそれなりにネタはあったのですが、なかなかブログに気が向かいませんでした。一度生活のペースから離れると、戻ってくるのが厄介なのです。

私にとっては毎号、3Dプリンターを使用する際のテクニックをほんの少しずつ小出しにされていて、お試しサイズの僅かなフィラメントがたくさん溜まっていくシリーズとなっています。まあ、あんまり意気が上がらず、3Dプリンター完成後に惰性で続けている感じです。

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本編55号に続いて「プリント実践編」20号、そして今回更に「idbox!パワーアップ編」20号が刊行されるという案内チラシが入っていました。これはハードとしての3Dプリンターをパワーアップするという事の様です。

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号数は76号から95号までの全20号。3Dプリンターのシリーズは全95号という長大なものになってしまいました。価格は毎号1,499円(8%税込)、ヒートベッド基幹パーツが付属する81号のみ1,998円です。

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ヒートベッドや保温・防音シールド、オプションノズル、インシュレーター、ノズルファン等のパワーアップパーツが付属していきます。ヒートベッドはオプション販売するのではなく、シリーズで組み立てていくという方法になったのでしょうか。

結局、この3DプリンターではABSフィラメントは造形テーブルに定着させることが難しかったのでしょう。その際に、ヒートベッドを用いて造形テーブルを過熱させて保温することでトラブルが軽減するのかと思われます。

保温・防音シールドは、以前オプション販売されていたものかと思ったのですが、説明を読むと前面、側面に加え、天面も覆うと書かれているので、別のパーツの様です。

私はヒートベッドには興味がありますが、そこまでしてこの3Dプリンターを強化する価値があるのかについては疑問を感じています。ハードを組み立てていくのは楽しそうなので、申込期限の6月8日まで迷ってみようかと思います。現在のプリント実践編の前にパワーアップ編があれば、迷わず購読していたのに。

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さて、今回のプリント実践編68号、69号を開封します。公式サポートページでは、Nゲージ鉄道模型のストラクチャーのデータがどんどんアップされるので、オリジナル建物の製作していくには便利なシリーズかもしれません。

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今回付属のフィラメントは、これまでより更に少ない30g。。ホワイトの蓄光タイプと3Dプリンターノズル洗浄用です。あらゆるカラーは配布し終わったので、変わったタイプのものが付属してきています。

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特にこの69号のノズル洗浄用は面白い。フィラメントの交換の際には、それまで使用していたものと混ざって汚くなりがちですが、それを解決するためのものの様です。PLAからABSに交換する時など、間に別の素材を通して残留物を押すわけです。

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次号70号では、いよいよABSフィラメントが付属してきます。造形テーブルにうまく定着するかの実験を行うという事でしょう。表面処理を考えると、PLAよりABSの方が優れているので、どうしても次の段階に進むにはABSフィラメントを使いこなす必要があるのでしょう。

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さて、66号で紹介されていた「idbox!で音楽を奏でる」の記事の「ラデツキー行進曲」のGコードデータがようやく公式サポートページにアップされました。ちょっと遅れていたようです。

マイ3Dプリンター公式サポートページ
http://deagostini.jp/site/mtp/pretop/download/index.html

3Dプリンターの本来の用途と異なり、ハードの動作音で演奏させようというのはとても楽しい。こういうことに真面目に取り組む方には本当に敬意を表します。

昔、ドットインパクトプリンタやフロッピーディスクドライブの動作音で演奏するという遊びがありました。こういうものには非常に高度なテクニックを要するのです。

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早速私も自分の3Dプリンターで実験してみます。
造形テーブルは最下段のまま、プリンタヘッドは最上段で動きます。その動作が面白い。当然、ヘッドを過熱する必要はありません。

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Gコードを読みこんだら印刷実行するだけ。フィラメントは出力されず、三角形を描いてヘッドが動いていきます。

動作状態の動画をアップします。
デアゴスティーニさんが公開されている動画と同じですが、自分の3Dプリンターがリアルに演奏しているのはちょっとした感動です。但し、音量が小さい。実際に演奏を聞いている分には問題無いものの、動画では良く聞こえないかもしれません。

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最初にデアゴスティーニのサウンドロゴ、次にシュトラウスのラデツキー行進曲の演奏が小気味良く流れます。

ウィーンのニューイヤーコンサートばりに手拍子しちゃうと全く演奏が聞こえないくらいのササヤカな音量ながら、しっかりとリズム、音程が取られています。メリハリの付いたテンポの良い曲が向いているのでしょう。3Dプリンターの出力もせず、しばらくこの演奏データで遊んでしまいました。

前回はこちら
「マイ3Dプリンター」64~65号 ヒートベッドのオプション販売予告あり

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2016年4月 3日 (日)

「マイ3Dプリンター」64~65号 ヒートベッドのオプション販売予告あり

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デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。

プリント実践編は全20号なので、今回の64号、65号が折り返し点。正直言って組み立て作業などが無いので真剣に取り組んでいません。私は工作が無いとやる気にならないのです。やれやれ。

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本来は付属の40gのフィラメントを使用して冊子内の課題をこなしてプリンターの使い方を学ぶという事なのですが、私の場合は中途半端な量のフィラメントが増えるばかりとなっています。でも掲載されているノウハウは参考になるものが多くあります。

これまではPLA素材のフィラメントばかり付属していますが、シリーズ終盤にはABSのものも付属するようです。次回の66号の予告ではまだPLAのライトブルーですけれど。

PLAの素材は低い温度で融解するので造形テーブルに貼りつきやすいとのこと。しかしABSフィラメントは融解温度が高く、冷めると収縮して反り易いため、なかなか造形テーブルに貼りつかないそうです。

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64号の記事内に、idbox!のオプションとして、ヒートベッドが発売される予定との記載がありました。まだデアゴスティーニ・セレクト通販のページには記載されていませんが、今後期待したいと思います。ABSだけでなく、PLAを使用する際にも役に立つでしょう。

ABSフィラメントだと、表面の仕上げにアセトンを使用して滑らかに出来ます。固い素地のPLAには無い特徴があるのでしょう。

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冊子の記事は斜め読みしつつ、先日出力したのがApple Watchのスタンドです。自分でデザインしたわけでは無く、今回もThingiverseのサイトに掲載されているものを参考にさせて頂きました。

http://www.thingiverse.com/thing:1242300

Apple Watchを充電する時には、本体背面にマグネット式の充電端子を貼り付けますが、その際にスタンドがあると机上がごちゃごちゃしなくて済みます。デジタル関連のツールは皆さん色々と工夫されていることが判ります。

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使い始めて約1年のApple Watch。毎日の充電が欠かせない上に、iphoneと対でないと使い物にならないという面倒臭さはありますが、慣れれば他の時計には無い便利さがあります。相棒のiphoneは、当初のiphone5sからiphone6sに変化しましたし、Apple Watchのベルトもスポーツベルトから金属製のミラネーゼループに交換しているなど変化はあるものの、毎日腕に巻いて過ごしています。メール等の各種通知機能は非常に役に立ちます。唯一残念なのは、ロレックス等の機械時計を使う機会が無くなってしまった事。腕時計を両腕に巻く勇気はありませんので、仕方ありません。左腕は1本しかありませんし、それをApple Watchに占領され続けているわけです。

充電の際に横向きにするとスタンドモードとなってシンプルなデジタル時計になります。Apple Watchのスタンドは縦型のものが多く、その方が落ち着きますが、横向き配置はスタンドモードというメリットがあります。3Dプリンターで出力したものが十分に実用品となりました。白くて味気ないのは塗装すれば良いかと思います。

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このスタンドの利点は、台座の裏側にケーブルを巻き付けられるところです。Apple Watchに付属している充電ケーブルは2mの長いサイズなので、そのままでは邪魔なのです。オプションで1mサイズのものも売られていますし、私も入手していますが、それは外出用に持ち歩いています。

スタンドの裏面が荒れているのは、ラフトを取り外す時に積層の1層を剥がしてしまっているからです。ゴムシートでも貼って隠すと同時に滑り止めとしましょうか。

前回はこちら
「マイ3Dプリンター」60~63号 モデリングソフト「Meshmixer」は使えるぞ!

次回はこちら
「マイ3Dプリンター」68~69号 また延長!「idbox!パワーアップ編」全20号の予告あり

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