2016年8月15日 (月)

引越し準備のお盆休みとなっております

今月の終わりに引越しを致します。

ブログのサーバー引越しとかではなく、リアルに住む場所を移動する引越しです。私は父親が銀行員だったので転勤族であったたために、幼いころから引越しばかりでした。引越し作業自体は慣れています。しかし結婚してからはずっと妻の実家がある愛知県の岡崎市に住んでいます。生まれてから最も長く居住しているのが岡崎の今の家になってしまいました。長年住んでいると、荷物が増えてくるものです。ゴミの日には毎回、不要物を大量に処分しています。粗大ゴミは来週、岡崎市のクリーンセンターに持っていきます。

今は妻のピアノのレッスン室に隣接したマンションにて便利で、かつグランドピアノ2台を置く防音室や生徒さんたち等、動かすことが困難な状況にて長く住み続けてしまったわけです。JRの岡崎駅から程近く、名古屋に勤める私にとっても交通の便が良かったという事もあります。構造や周囲の環境などは良くないので決して住みやすい家ではありませんが、まあ夫婦二人が普通に暮らすには問題ありませんでした。私の趣味モノも大量に置いておくことが出来ました。

しかし今後の事を考えると、そろそろ真剣に対策せねばならなくなりました。現在のレッスン室も住んでいる家も賃貸だからです。毎月結構な固定費が掛かっているのです。私が現役世代の内は良いですが、これから長くここに住み続けられるかというと、先行きは不明です。という事で、今後身の丈に合わせた生活をする為に引越す決断をしました。この1年半程、まあいろんな事があって悩んだのですが、最後は自分たちの人生は自分たちで決定していかなければならないのです。いざ長年親しんだ岡崎を離れると決めたら気持ちはスッキリしています。妻の生徒もかつてほど多いわけでは無いので、レッスン日の曜日を集中させて、妻の実家に通う方式に徐々に変えていきました。

引越し先は、私の実家のある愛知県の半田市のマンションの一室です。実家から2.5km程度の距離なので、現在実家で一人で住んでいる母親も、少し安心してくれるでしょう。

そのマンションは自己所有の物件にて、長らく知り合いの会社の支店長さんの社宅として使ってもらっていたのですが、定年退職されて郷里に帰られたのを機に、リフォームして自分で住むことにしました。ピアノを持ち込むので、完璧な防音工事等、かなり大規模なリフォームが必要です。でも最初に費用が掛かるものの、今後は毎月の多額な賃貸料からは解放されると思うと、かなり気が楽です。

通常の荷物は引越屋さんにお願いしますし、ピアノはカワイ楽器さん紹介の専門業者に運んでもらいます。現在レッスン室にあるボストンGP-215PEとカワイGX3という2台のグランドピアノの内、小さい方のカワイGX3は妻の実家に運び、大きい方のボストンGP-215PEを半田の引越し先に持っていきます。デカ過ぎてマンションのエレベーターに載らない為、クレーン車を使って5階の部屋のベランダから搬入するとの事。ピアノ以外を運ぶ引越屋さんに支払う費用よりも、ピアノ2台の移動料金の方が高くなってしまいました。ピアノ運送は専門の仕事です。仕方ありません。しかも防音室設置工事は桁が一つ上になります。

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私にとって重要なのは、長年作ってきた模型たち。
いざ出してみると、どうやって狭い部屋に置いていたのかとビックリする量になっています。模型などの壊れやすいものは、プロに頼むと特別料金になってしまいます。運搬にお金が掛かるのはピアノの運搬と一緒ですが、模型はモノが小さいので自分で運べます。その分、かなり節約できます。

講談社のNゲージジオラマシリーズやデアゴスティーニの大型のモデルカー等は自家用車を使って半田に行く度に少しずつ運んで一旦実家に置いてもらっています。新居は今住んでいるところより狭いので、当分実家に保管となるものも多いかもしれません。でも何一つ捨てたくないものなのです。

大方の趣味のものが片付き、あと残っているのが、デアゴスティーニの24分の1スケールのC62と、16分の1スケールの零戦二一型です。

C62は重量がある上に、台座の強度に問題があって容易に動かせません。完成直後から約7年間、玄関の下駄箱の上に鎮座したままずっと過ごしていました。

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機関車のみ別途梱包する方法もありましたが、レールに固定したまま台座ごと運ぶことにしました。まずはレールから外れない様に固定します。特に軽いテンダー部分は、僅かな横揺れで外れてしまいます。

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次に、専用のアクリルケースと機関車との間に緩衝材を詰めます。引越し準備をしていると、廃棄するシャツやタオルがたくさん出てくるので有効活用します。これで、台座ごと横転したりしない限り、レールから外れないかと思います。

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ケースの周囲を保護材で包みます。また、台座の下に板を敷きます。
台座は4分割されており、その結合部が弱くて重い機関車模型を支えきれていないのです。ちょっと板のサイズが短いですが、台座の継ぎ目はカバーしているので大丈夫でしょう。

これで自分で運べる算段が出来ました。

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残るは、これまた大きな16分の1スケールの零戦二一型。C62模型よりも繊細なので、容易に包めません。でも重量が軽いので、保護材で軽く包めば乗用車のトランクに固定して運べるでしょう。自分の趣味の模型の運搬で多額の引越しオプション費用が掛かるのは勿体ないため、自己責任にて運びます。

問題なのは、新居に置く場所があるかどうかです。

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引越し先は、ごく普通の3LDKの間取りのマンションです。リビングルームに隣接した6畳の和室を改造してピアノを設置する防音室を作ります。持っていくピアノのサイズが長さ2150mと大きいため、既存品の防音室をはめ込むことが出来ません。実際に設置する部屋に合わせてオーダーメイドで作ることになりました。集合住宅で楽器を弾くには、防音設備は欠かせません。先月初めからカワイ楽器さんと打ち合わせを繰り返し行ってきて、何とか来週から設置工事が始まります。

6畳の部屋の内側に、概ね4畳半強程度の部屋を作ります。床、天井、側壁は全て防音壁、窓は2重サッシ、入口も防音ドア。中に入ると息が詰まるような空間かもしれません。

今までは倍以上の広さのレッスン室に2台のグランドピアノとソファーのセット等を置き、良い環境でピアノを弾いていた妻にとっては、狭い部屋にパンパンにピアノを詰め込み、楽譜棚と椅子くらいしか置けない防音室になるのは辛いかもしれませんが、これからも長くピアノを続けていくために、早めに決断しなくてはならないと納得させています。いつまでも重装備の今のレッスン室を維持できる保証は無いのです。

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和室には天袋付きの押入れがあります。防音室を作ると、ここは壁で覆われて押入れがデッドスペースになってしまいます。ただでさえ収納スペースが少ないマンションの貴重なスペースが奪われるのはきつい。

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押入れの奥の壁の向こう側は、洋室のクローゼットです。壁一枚を隔てて、2つの部屋の収納スペースがあるわけです。

このクローゼットの奥の壁を抜いて、和室の押入れと繋げば有効活用できるのではないかと考えました。素人の浅知恵ですが、何とかデッドスペースを失くしたいと思う次第です。

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この洋室側のクローゼットは奥行き600mm。せいぜい洋服を掛けるくらいの幅です。暑い日が続く中、まだエアコンを設置していない部屋で大工さんが頑張ってくれました。壁をぶち抜いて一体にするって基本的な方針以外は全てお任せしてしまいました。

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これが完成後。
入口よりも奥の方が広い小部屋が出来上がりました。奥行きもたっぷり。写真には写っていませんが、ちゃんと電気の配線も引いてあるので、照明も取り付けられます。こういう配慮が嬉しい。

和室側の押入れは畳の厚みの分だけ高くなっていたのですが、床部を取り外して洋室の床の高さと揃えてくれました。壁も床もきちんと整えられています。私は押入れのべニア板そのままかと思っていたのに、部屋の壁のクロスと揃えられています。

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押入れの中棚、天袋の棚も全てを取り外すのではなく、一部を残して棚として活用できるようにされています。これはちょっと感激。ナイスアイデアです。普通にウオークインクローゼットの様になるかと思っていたのですが、これならかなり有効な収納スペースとなります。というか、私ならここで暮らせそう・・・。十分寝るスペースがあるし、棚に模型も置けるしね。

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収納スペースの入口のある洋室は寝室として使用するので、とりあえず購入した新品のベッド2台が据えられました。6畳半程度の広さしかないので、ベッドの他には鏡台や整理棚くらいしか置けませんが、大物は隣の収納スペースに逃がせます。夫婦ケンカしたら、私がクローゼットに逃げ込む事になるでしょう。

まだリフォーム工事に時間が掛かるので、実際に引越すのは再来週です。かなり梱包作業を進めてしまい、模型も搬出してしまったので、趣味ごとはまだ当分オアズケです。休日は宝物の移動や諸手続き、荷物梱包の貴重な時間となってしまいます。落ち着いたら復活したいと思います。

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2016年7月 5日 (火)

隔週刊「第二次世界大戦傑作機コレクション」11号の零戦二一型つまみ食い!

久しぶりのブログ記事投稿となってしまいました。

このところ趣味を楽しむ時間の余裕さえない生活を送っております。仕事は程々なのですが、プライベートでうんざりするような事が1年ちょっと前から続いており、気持ちが荒みがちです。もちろん全てが面白くないわけでは無く、先週日曜日には毎年恒例の妻のピアノリサイタルに多くの方にお越しいただき、たまには楽しい時間も過ごしています。

今月誕生日がやってくると、私は49歳になります。昔なら老境です。この先、働ける年月を考えると、そろそろ抱え過ぎているものを軽くして、もっと小さくシンプルな生活に変えていくべきかと思います。そろそろ長年住んできた岡崎を引き払う時期がやってきたのかもしれません。そう考えると、片付けるべきものが多すぎて、更にうんざりするわけです。

少しの楽しみと、大いなるうんざり感。早く平穏な日々が送れるように、しばらくは趣味事から離れてでも頑張らねばなりません。

「断捨離」という言葉が頭をよぎります。本とか服とか捨てなければならないものはたくさんあります。でも、趣味のものは中々捨てられません。ドンドン増えていく一方。

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デアゴスティーニの隔週刊「第二次世界大戦傑作機コレクション」の11号を買ってきました。先週の火曜日の6月28日に購入していたのですが、なかなか開封が出来なかったのです。会津の鉄道マニアさんから、11号は零戦二一型と教えて頂いていました。それなら是非買わねばなりません。情報、本当にありがとうございました。

隔週刊にて2月に発売になってから、もう11号まで到達していることに驚きました。まだ大きな書店では平積みされています。店頭でも模型の状態を確認できるのは素晴らしい。

通常、コレクション系のマガジンでは最初の数号以降は内部が判らないパッケージになってしまうものです。

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開封します。
パッケージのカバーの窓から模型が覗く状態にするため、しっかりペット素材の保護材が使われています。

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模型を取り出します。
創刊号の紫電改と同様、プロペラや主脚等の小さなパーツは読者が取り付けることになっています。でも難しくはありません。パーツの精度は結構なものなので、通常では接着剤は使用しなくても良いでしょう。でも、キャノピー後部のアンテナだけは抜けやすいので接着しました。

模型は駐機状態と飛行状態の二つのパターンを表現することが出来る様になっています。

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まずは駐機状態を表現します。主脚を出した状態です。胴体に増槽を取り付け、後部に尾輪を付けます。

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これで完成。所要時間は5分。もっと早く開封すれば良かったです。
空母赤城搭載機を表現した機体が出来上がります。黒くスミ入れされていて、メカニカルな印象を受けます。これ、相当に良い模型です。72分の1の小型模型として、零銭をうまくデフォルメして魅力を増しているように思えます。

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後部です。
パイロットは搭乗していません。塗装の状態は非常に良好です。

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上部からです。無駄のない零戦のフォルムが良く判ります。掌に載る大きさながら、かなり精密です。好みによりますが、私はこの模型、気に入りました。

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付属の台座に載せます。
主脚を出したままだと着陸態勢のようです。

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飛行状態に作り替えます。主脚と尾輪を取り外して代わりにカバーを取り付けます。増槽も取り外さないと、台座に取り付け出来ません。

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再び台座に載せます。この大きさの模型は、飛行状態が格好良い様に思えます。

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創刊号の紫電改と並べます。
頑丈で骨太の紫電改に比べて、繊細でしなやかな零戦二一型。どちらか好きかと言われれば、私は迷わず零戦と答えます。戦闘機を好きとか言って、戦争を賛美しているわけではありません。単に、機械としての機能美を愛でているだけです。

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明らかに紫電改の方が強そう。

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アシェットの「日本陸海軍機大百科」創刊号付属の零戦二一型と比較してみます。アシェットは87分の1スケールで、デアゴスティーニは72分の1スケールです。大きさがかなり異なるので、模型としての存在感が全然違います。

アシェットのもなかなか良い出来の模型ですが、今回のデアゴスティーニのものとは比べるのがおかしいくらいチャチに見えてしまいます。

72分の1スケールの零戦二一型の模型としては、かなりよく出来たものではないでしょうか。これからもこのシリーズ、特徴あるものをつまみ食いさせて頂きたいものです。

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2016年5月29日 (日)

BMW 218i Mスポーツ 安全楽チンなファミリーカー然ながらやっぱりBMWでした

我が家のE87 BMW118iが車検の為に、購入時からずっとお世話になっている太平オートさんに入庫しました。普段、ほとんど妻しか運転しておらず、とりあえずは何の不具合も感じないのですが、車検のついでに今後の予防修理も含めてしっかりと見ておいて頂きました。もう新車登録後11年も経っています。

太平オートさんの岡崎支店が拡張の大改装ために9月末あたりまで一時クローズするとの案内を聞いていたので、本店の豊橋まで持っていかねばならないかなあ、と思っていました。自宅まで代車持って取に来いっていう程のお大尽じゃないし、点検の度にディーラーのショールームに行って最新のBMWを見るのが密かなヨロコビでもあったからです。

車検の予約をする際に聞いてみると、岡崎市内に正規認定中古車のショールームがあるので、そちらに持っていけばローダー用意して豊橋まで回送し、車検期間の約1週間の代車もそちらで用意するとのこと。認定中古車のショールームは自宅から車で5分掛からない程の距離。そりゃ便利。並べられている認定中古車を見るのも楽しみです。

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車検期間の1週間お借りする代車は、白いBMW218i Mスポーツ。通称アクティブツアラーでした。まだ2,800kmしか走っていないバリ物の新車。プンプンと新車の匂いが漂っています。

左から、今回車検を受ける我が家のBMW 118i、そして代車でお借りする218iMスポーツ、右にちらりと写っている赤い車が最新の1シリーズの118iです。

車高が高くて丸みを帯びていることが印象的です。全長は1シリーズとさほど変わりませんが、FFレイアウトのために全体のフォルムは全く異なります。

太平オートさんでは、以前は点検の際の代車といえば下取りで引き揚げてきた中でも特にポンコツのBMWであることが殆どで、それが結構楽しみでもありました。でも近年は、新型車を貸してくれることが多くなっています。点検に出す車が古いから、買い替え需要を狙っているのか、サービスとして貸してくれるのかは判りません。昨年の法令24カ月点検の際には、大きな523dを貸してもらっています。デカくて車庫に入れるのも一苦労でヒヤヒヤモノでしたし、妻が嫌がったので結局1シリーズの代車に替えてもらったのですが、私にとっては楽しい経験をさせてもらいました。

BMWに乗り始めてから11年。鈴鹿サーキットをはじめとするサーキット走行体験イベント3回、試乗会やドライビングスクール参加など、多くのBMW車を運転させてもらえる機会に招かれました。一般ユーザーとして、ドライビングを楽しむ車という一貫したBMWの特徴を感じてこれたと思います。

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BMW初のFFである2シリーズ。キドニーグリルが無いとBMWとは判らないくらい、ありふれたフォルムをしているように感じました。国産のファミリーカーみたいに見えます。

でも、ドアを開ける瞬間に「ああ、BMWだなあ」と感じる重さ。ドアを閉めた時のガッシリ感。ちゃんとコストを掛けていることを垣間見ます。この車、車両価格は389万円。ファミリーカーのようなフォルムですが、完全に高級車の値段です。

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リアビューです。エッジの効いたデザインはBMWのXシリーズの持つ骨太さに通じるものがあります。やっぱり大衆車とは一線を画する存在感。リヤハッチも金庫の様なガッチリ感があります。やんわりと締めたら確実に半ドアになります。

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でも、真横から見ると普通のハッチバックの車にしか見えません。FFレイアウトで空力を考慮すると、こういうスタイルになってしまうのはやむを得ないのでしょう。古くからBMWを見続けていると、ドライバーズシートがグッと前に出ているこのスタイルは「BMWらしく無い」と感じます。その内、こういうオーソドックスなハッチバックモデルも含めてBMWのスタイルとなっていくのでしょう。

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1週間借りていても、平日は妻が岡崎市内を運転するだけです。最初は「ハンドルが軽くて曲がり過ぎる!」と戸惑っていましたが、やっぱり新しい車は良いのでしょう。スイスイ思った通りに走ってくれるので、運転が楽チンに感じる様になったとの事。

昨日の土曜日は、30km程離れた私の実家に行く用事があったので、ちょっとしたドライブを楽しめました。ホールドの良いシート、しっかりとしたMスポーツ専用のステアリング。やっぱりこれもBMWに間違いありません。前方のフロントスクリーンが遠いので視界が狭いのですが、左右に三角窓があって死角は少なくなっています。

エンジンを掛けて走り出すと、妙にザラザラとした振動が伝わります。この車、ディーゼルか?いやハイオク指定のガソリン車です。少しスピードが出れば、道路の振動と相まってエンジンの振動や音は全く感じられなくなります。信号待ちで止まるとアイドリングストップ機能が働いて静かになります。ホンの走り出しの一瞬のみ、品のない振動。

スペックを調べると、エンジンは1.5リットル3気筒ターボ。BMWで3気筒!と一瞬びっくりしますが、そういえばスーパーカーであるプラグインハイブリッドのi8にも3気筒エンジンを載せる時代。乗用車に載せても当たり前。3気筒とはいっても、1気筒当たり0.5リットルあるので、軽自動車の様な軽々しい音がするわけではありません。

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3気筒1.5リットルとは言いながら、十分なパワーがあります。余程踏み込まないと低回転で上のギアに入るので、走行中は意外と静か。但し、交差点やカーブでは切れ込むようなBMWの楽しさは味わえません。ゆるゆるとFF車らしく安全に曲がります。

運転中に一瞬、「今、プリウスに乗ってたっけ?」と勘違いするような乗り心地。楽チンではありますが、運転の楽しさは希薄。はっきり言えば、飽きる。眠くなる。それほど運転を意識しない車。安全装置充実で実に安心。現代の車そのものなのでしょう。

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FFレイアウトの為に運転席のペダルの真横にフロントタイヤのタイヤハウスが出っ張っています。そのためにアクセルペダルが少々中央寄りにあります。それに応じてブレーキが左に寄っているので、FRレイアウトのBMWに慣れているとブレーキを踏むときに左寄りに足を持っていかなければなりません。パニックブレーキの時に間違えることは無いでしょうが、衝突安全装置は付いていた方が安心。ペダルの位置は、BMWの本国ドイツの左ハンドルなら問題のないことなのですが。

とはいえ、新型車というのはよく出来ています。リヤシートは足元はやらたと広いのに、国産車の様にクッション部分が小さくてお子様用のような感じですが、フロントシートは良い。ガッチリホールドして疲れを感じません。接地感に乏しいと思っていた足回りも、結構踏ん張りが効きます。国産のファミリーカーのサスペンションとは限界値が大きく異なってくるでしょう。

私個人の印象では、現状の2シリーズを購入するなら他社のFF車になりそうですが、まだBMWのFFレイアウトの車はこの2シリーズとX1シリーズだけにて始まったばかりです。これからどんどん洗練されていくことでしょう。家族4人で出かけるBMWとしては、広くて荷物がよく乗って実用性が高い良い選択と思います。

さて、11年目の車検にて、7年振りにバッテリーを交換致しました。まだ12.8Vの電圧があったとの事にて全く交換する必要のないレベルでしたが、年数が経っているだけに、突然エンジンが掛からなくなったら困るからです。その他は定期的な消耗品の交換を実施。昨年のオイル漏れ修理の時の様な大掛かりなものはありませんでした。

車検費用は以下の通りです。正規ディーラーで年数の経った車に車検をお願いしても、きちんと手入れしていればそんなに高価になるわけではありません。走行距離は51,000kmなので、一般的な乗り方よりも少ないと思います。

但し、デフレが長く続く日本においてもグローバルな商品である自動車のパーツの価格は年々上がっていることを感じます。

                                                                                                                                                                                       
車検諸費用
重量税(1.0t~1.5未満) 24,600
自賠責保険(24カ月) 27,840
印紙代 1,100
車検付帯費用
下回りスチーム洗浄 10,800
車検代行手数料 17,280
測定検査料 21,600
24カ月法定点検費用
法定エ年点検 29,160
CBS車両点検 2,160
ブレーキクリーナー(500ml) 1,685
バッテリー交換
バッテリー交換(マジックアイ) 4,320
バッテリー70AH 38,016
エアコンマイクロフィルター交換
室内空気用マイクロフィルター交換 1,080
マイクロフィルター 9,158
ブレーキフルード交換
ブレーキフルード交換(ABS ASC+T) 4,320
ブレーキフルード 0.1L 2,270
ワイパー交換
フロントワイパーブレード(両側)交換 1,080
フロントワイパーブレードセット 8,726
リアワイパーブレード交換 1,080
リアワイパーブレード 3,586
発煙筒交換
発煙筒 497
ソレノイドバルブよりオイル漏れ
両ソレノイドバルブ脱着/交換 2,160
Oリング 34×3.52 2本 518
Oリング  2本 604
部品値引額 -7,603
合計 206,037

消耗品を交換し、サービスマンに薦められる予防整備をしておけば、ずっとシャッキリした感じを継続できるのがBMWの良さかもしれません。借り物の218iから我が家の118iに乗り換えると、しっかりとした乗り味にホッとします。こっちの方がBMWらしさはプンプン匂います。まだまだ乗り続けられそうです。

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2016年5月 1日 (日)

「マイ3Dプリンター」68~69号 また延長!「idbox!パワーアップ編」全20号の予告あり

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デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。

今月の熊本地震を中心とする九州地震の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。遠方にて人的応援が出来ず、赤い羽根共同募金等にて応援をするのみにて申し訳ない限りです。一日も早く、通常の生活に戻れることを心よりお祈り申し上げます。

3Dプリンターのみならず、ブログ自体久しぶりの更新となります。ずっと意気が上がらず、放置しておくとそのままになってしまいました。何もしていなかったわけではありません。あちこち出かけたりしてそれなりにネタはあったのですが、なかなかブログに気が向かいませんでした。一度生活のペースから離れると、戻ってくるのが厄介なのです。

私にとっては毎号、3Dプリンターを使用する際のテクニックをほんの少しずつ小出しにされていて、お試しサイズの僅かなフィラメントがたくさん溜まっていくシリーズとなっています。まあ、あんまり意気が上がらず、3Dプリンター完成後に惰性で続けている感じです。

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本編55号に続いて「プリント実践編」20号、そして今回更に「idbox!パワーアップ編」20号が刊行されるという案内チラシが入っていました。これはハードとしての3Dプリンターをパワーアップするという事の様です。

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号数は76号から95号までの全20号。3Dプリンターのシリーズは全95号という長大なものになってしまいました。価格は毎号1,499円(8%税込)、ヒートベッド基幹パーツが付属する81号のみ1,998円です。

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ヒートベッドや保温・防音シールド、オプションノズル、インシュレーター、ノズルファン等のパワーアップパーツが付属していきます。ヒートベッドはオプション販売するのではなく、シリーズで組み立てていくという方法になったのでしょうか。

結局、この3DプリンターではABSフィラメントは造形テーブルに定着させることが難しかったのでしょう。その際に、ヒートベッドを用いて造形テーブルを過熱させて保温することでトラブルが軽減するのかと思われます。

保温・防音シールドは、以前オプション販売されていたものかと思ったのですが、説明を読むと前面、側面に加え、天面も覆うと書かれているので、別のパーツの様です。

私はヒートベッドには興味がありますが、そこまでしてこの3Dプリンターを強化する価値があるのかについては疑問を感じています。ハードを組み立てていくのは楽しそうなので、申込期限の6月8日まで迷ってみようかと思います。現在のプリント実践編の前にパワーアップ編があれば、迷わず購読していたのに。

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さて、今回のプリント実践編68号、69号を開封します。公式サポートページでは、Nゲージ鉄道模型のストラクチャーのデータがどんどんアップされるので、オリジナル建物の製作していくには便利なシリーズかもしれません。

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今回付属のフィラメントは、これまでより更に少ない30g。。ホワイトの蓄光タイプと3Dプリンターノズル洗浄用です。あらゆるカラーは配布し終わったので、変わったタイプのものが付属してきています。

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特にこの69号のノズル洗浄用は面白い。フィラメントの交換の際には、それまで使用していたものと混ざって汚くなりがちですが、それを解決するためのものの様です。PLAからABSに交換する時など、間に別の素材を通して残留物を押すわけです。

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次号70号では、いよいよABSフィラメントが付属してきます。造形テーブルにうまく定着するかの実験を行うという事でしょう。表面処理を考えると、PLAよりABSの方が優れているので、どうしても次の段階に進むにはABSフィラメントを使いこなす必要があるのでしょう。

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さて、66号で紹介されていた「idbox!で音楽を奏でる」の記事の「ラデツキー行進曲」のGコードデータがようやく公式サポートページにアップされました。ちょっと遅れていたようです。

マイ3Dプリンター公式サポートページ
http://deagostini.jp/site/mtp/pretop/download/index.html

3Dプリンターの本来の用途と異なり、ハードの動作音で演奏させようというのはとても楽しい。こういうことに真面目に取り組む方には本当に敬意を表します。

昔、ドットインパクトプリンタやフロッピーディスクドライブの動作音で演奏するという遊びがありました。こういうものには非常に高度なテクニックを要するのです。

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早速私も自分の3Dプリンターで実験してみます。
造形テーブルは最下段のまま、プリンタヘッドは最上段で動きます。その動作が面白い。当然、ヘッドを過熱する必要はありません。

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Gコードを読みこんだら印刷実行するだけ。フィラメントは出力されず、三角形を描いてヘッドが動いていきます。

動作状態の動画をアップします。
デアゴスティーニさんが公開されている動画と同じですが、自分の3Dプリンターがリアルに演奏しているのはちょっとした感動です。但し、音量が小さい。実際に演奏を聞いている分には問題無いものの、動画では良く聞こえないかもしれません。

idbox!ラデツキー行進曲

最初にデアゴスティーニのサウンドロゴ、次にシュトラウスのラデツキー行進曲の演奏が小気味良く流れます。

ウィーンのニューイヤーコンサートばりに手拍子しちゃうと全く演奏が聞こえないくらいのササヤカな音量ながら、しっかりとリズム、音程が取られています。メリハリの付いたテンポの良い曲が向いているのでしょう。3Dプリンターの出力もせず、しばらくこの演奏データで遊んでしまいました。

前回はこちら
「マイ3Dプリンター」64~65号 ヒートベッドのオプション販売予告あり

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2016年4月 3日 (日)

「マイ3Dプリンター」64~65号 ヒートベッドのオプション販売予告あり

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デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。

プリント実践編は全20号なので、今回の64号、65号が折り返し点。正直言って組み立て作業などが無いので真剣に取り組んでいません。私は工作が無いとやる気にならないのです。やれやれ。

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本来は付属の40gのフィラメントを使用して冊子内の課題をこなしてプリンターの使い方を学ぶという事なのですが、私の場合は中途半端な量のフィラメントが増えるばかりとなっています。でも掲載されているノウハウは参考になるものが多くあります。

これまではPLA素材のフィラメントばかり付属していますが、シリーズ終盤にはABSのものも付属するようです。次回の66号の予告ではまだPLAのライトブルーですけれど。

PLAの素材は低い温度で融解するので造形テーブルに貼りつきやすいとのこと。しかしABSフィラメントは融解温度が高く、冷めると収縮して反り易いため、なかなか造形テーブルに貼りつかないそうです。

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64号の記事内に、idbox!のオプションとして、ヒートベッドが発売される予定との記載がありました。まだデアゴスティーニ・セレクト通販のページには記載されていませんが、今後期待したいと思います。ABSだけでなく、PLAを使用する際にも役に立つでしょう。

ABSフィラメントだと、表面の仕上げにアセトンを使用して滑らかに出来ます。固い素地のPLAには無い特徴があるのでしょう。

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冊子の記事は斜め読みしつつ、先日出力したのがApple Watchのスタンドです。自分でデザインしたわけでは無く、今回もThingiverseのサイトに掲載されているものを参考にさせて頂きました。

http://www.thingiverse.com/thing:1242300

Apple Watchを充電する時には、本体背面にマグネット式の充電端子を貼り付けますが、その際にスタンドがあると机上がごちゃごちゃしなくて済みます。デジタル関連のツールは皆さん色々と工夫されていることが判ります。

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使い始めて約1年のApple Watch。毎日の充電が欠かせない上に、iphoneと対でないと使い物にならないという面倒臭さはありますが、慣れれば他の時計には無い便利さがあります。相棒のiphoneは、当初のiphone5sからiphone6sに変化しましたし、Apple Watchのベルトもスポーツベルトから金属製のミラネーゼループに交換しているなど変化はあるものの、毎日腕に巻いて過ごしています。メール等の各種通知機能は非常に役に立ちます。唯一残念なのは、ロレックス等の機械時計を使う機会が無くなってしまった事。腕時計を両腕に巻く勇気はありませんので、仕方ありません。左腕は1本しかありませんし、それをApple Watchに占領され続けているわけです。

充電の際に横向きにするとスタンドモードとなってシンプルなデジタル時計になります。Apple Watchのスタンドは縦型のものが多く、その方が落ち着きますが、横向き配置はスタンドモードというメリットがあります。3Dプリンターで出力したものが十分に実用品となりました。白くて味気ないのは塗装すれば良いかと思います。

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このスタンドの利点は、台座の裏側にケーブルを巻き付けられるところです。Apple Watchに付属している充電ケーブルは2mの長いサイズなので、そのままでは邪魔なのです。オプションで1mサイズのものも売られていますし、私も入手していますが、それは外出用に持ち歩いています。

スタンドの裏面が荒れているのは、ラフトを取り外す時に積層の1層を剥がしてしまっているからです。ゴムシートでも貼って隠すと同時に滑り止めとしましょうか。

前回はこちら
「マイ3Dプリンター」60~63号 モデリングソフト「Meshmixer」は使えるぞ!

次回はこちら
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2016年3月21日 (月)

「マイ3Dプリンター」60~63号 モデリングソフト「Meshmixer」は使えるぞ!

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デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。

3Dプリンター完成後のプリント実践編では、毎号付属する40gのお試し版フィラメントを使って3Dプリンターのテクニックを習得する課題をこなしていくという構成になっています。しかし真面目に課題を進める気が無く、3Dプリンターは一応動かせるようになっていると、ついつい溜め込んでしまうものです。

年明けからずっと、公私ともに非常に多忙にてなかなか3Dプリンターで遊ぶ時間を設けられませんでした。僅かなものを出力するにも時間を要すので、時間を確保して取り組まなければならないからです。

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先々週は私の母方の祖父が亡くなり、葬儀等で3Dプリンターどころではありませんでした。94歳という高齢にて大往生ともいえますが、身内からすればついこの間までピンピンと元気で、全くボケることも無く、最後まで相変わらずの頑固な口うるさい糞爺だったわけなので、突然という気持ちでした。インフルエンザに感染し、4日間入院してあっけなく逝ってしまいました。戦時中は陸軍兵士として大陸に渡り、通信や戦車搭乗等して艱難辛苦乗り越えてきた祖父なのに、インフルエンザで亡くなるとは、あまりに呆気ない最期でした。今風の家族葬では無く、昔ながらの田舎の葬儀で多くの方に見送られました。今頃は靖国に眠る戦友の方々と久闊を序していることでしょう。

ようやく3連休の最終日に落ち着けました。今日は4号もまとめての開封。特に工作も無いと、どんどんたまっていきます。結局、60号から63号まではまとめて確認することになりました。

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今回の付属品を含め、未使用の少量のフィラメントがどんどん溜まります。
プリント実践編では、毎号小出しに3Dプリンターのテクニックを紹介していますが、それをわざわざ出力して試す時間はありません。内容を参考にして、自分の出力したいものを出しています。

最初に実験的に小さなロビを出力しました。しかしロビの形状は3Dプリンターで出力するにはかなりのテクニックを要します。その過程で、少しながらノウハウが入手出来たように思えます。

プリント実践編で紹介されている「Meshmixer」というモデリングソフトが結構優秀です。本編で紹介されている「123D Design」、「Blemder」ほどには細かい造形は出来ませんが、自動的にサポート材を造形してくれるという機能は非常に便利です。

63号に、ロビのフィギュアを倒立状態で出力すればサポート材がきれいに取れる状態になるという記事がありました。でも、idbox!の出力ソフトの「Repetier」を使用すると、かなりごついサポート材が付いてしまいます。しかも造形テーブルに貼りつく部分が細かすぎてうまく出力できないこともしばしばです。そこで「Meshmixer」を使用してサポート材を自動作成させてみます。

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倒立状態で出力するなんて、全くの想定外でした。ロビの背面にサポート材が作成されるよう、200度回転させた状態にします。「Meshmixer」で自動作成されるサポート材は、線状のものを垂直状態では無く斜めに作成してくれることです。オリジナルのサイズでは3Dプリンターで出力できないので、「Meshmixer」の機能を使用して0.55倍に縮小してからサポート材を作成しています。自動計算して作成されたサポート材は、造形物の形状を損ねずに最小限の大きさになります。

サポート材を付けた状態のデータを使用して「Repetier」でGコードを作成する際には、サポート材は「なし」の状態にします。ラフト、スカートは「あり」です。今回は積層0.2mm、密度20%で出力します。

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倒立状態にて、頭に血が上るんじゃないか、と心配になるようなかわいそうな状態ですが、まっすぐ立っている状態よりもサポート材が少なくなるという利点があります。ただ、底面のラフトの部分の面積が狭いので、積層を重ねていくにつれ、ブレてしまいます。

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「Repetier」で作成すると底面から垂直にサポート材が延びていくので無駄が多い上に取り外しに苦労します。しかし今回はラーメン状の最小限のサポート材で出力出来ました。

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正面のサポート材を最小限にする角度にしているため、背面はややゴチャゴチャと貼りついています。

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ラフトとサポート材をニッパーで取り外し、軽く研磨しました。粗削りではありますが、シルエットはロビと判ります。積層を0.1mmにして丁寧に出力すれば、もっときれいに出せるでしょう。

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背面はサポート材が多かったので荒れています。それでも自分でサポート材のデータをモデリングするよりはずっと効率的です。

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さらに表面を研磨して仕上げれば、ロビのフィギュアが出来上がるでしょう。

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実際のロビはこんなポーズをしませんが、どうもこれは創刊号に付属してきたミニロビを参考にしているように思えます。腕の角度が若干異なります。

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オリジナルデータを0.55倍に縮小しているので、最初に26分割に手出力したロビとの比較はこんな感じ。今見ると再度作り直したい出来の分割ロビです。せめて異物が入って染みがある頭部だけでも作り直すことにします。

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正面を上面にして「Meshmixer」でサポート材を取り付けて、積層0.2mmで出力します。

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造形テーブル部分だけでなく、オーバーハングになっている部分にもサポート材が出来ています。

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造形テーブル側にはかなりガッチリとしたサポート材が出来てしまいました。

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正面は割ときれいに出力されました。積層が粗いのが目立ちますが、研磨すれば大丈夫です。

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サポート材を取り外すと、どうしても表面が荒れてしまいます。3Dプリンターは造形方向を考えることに知恵を絞ることになります。ロビの頭部の場合は、本物のロビの様にパーツごとにデータを分解した方が良いでしょう。

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軽くサンドペーパーで研磨します。

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後ろ側はまだサポート材の跡が目立ちますが、まあ正面優先にしているので仕方ありません。

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写真では判り難いですが、最初に横倒しにして出力したパーツに比べるとかなりきれいになりました。残念ながら、全身をやり直す根性はありません。

「Meshmixer」は操作が簡単で、サポート材取り付けだけでなく、かなり便利な機能があります。idbox!の公式ソフトの一つにして欲しいと思います。

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「マイ3Dプリンター」ロビのバックカバー作成

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2016年3月 6日 (日)

「マイ3Dプリンター」ロビのバックカバー作成

デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。

今日はマイ3Dプリンター実践編の59、60号が到着するはずなのですが、日中出かけていたので受け取りが明日以降になってしまいそうです。組み立て作業があるわけでは無いので、ゆっくり待ちたいと思います。3Dプリンター活用のテクニックを、毎号ほんの少しずつ小出しにしている状況にて、慌てて入手するほどのものではありません。

先週から3Dプリンターを使用して、ロビのバックカバー等のパーツを製作しています。3Dデータの共有ページ、「Thingiverse」のデータを活用させて頂いています。
http://www.thingiverse.com/

自分で3Dモデリングするスキルが無いので、素晴らしい公開データを拝借するわけですが、よく考えたら2Dのデータだって自分で最初から作製するクリエイティブな能力などありません。モデリングソフトの操作自体はさして難しいものではないので、基本データを使わせてもらって、少々加工を自分で行うことにします。

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Thingiverseのサイトで「ROBI」を検索すると、バックカバーを製作されている方がおられます。ロビのバックパネルがビスを取らなくても取り外しが出来れば、バッテリーやメモリーカードの交換が簡単になります。

取り外し可能なバックカバーを出力します。
以下のデータを活用させて頂きました。
http://www.thingiverse.com/thing:1067157

バックカバーはかなり薄いパーツです。印刷品質は積層0.1mm、密度100%、サポート材なし、スカートあり、ラフトありにてGコードを作成しました。造形テーブルは動作を続けていると狂うので、数回に一度水平をチェックしなければなりません。隙間が広い場合は余剰のワッシャーをスプリング部分に挟みこんで調整します。

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出力時間は6時間半程度。
立てて出力した場合、庇の様になっている下の部分はどうしても荒れてしまいます。造形テーブルに貼りつく部分が狭いので、上に出力されていく際に造形物が動いてしまうこともあります。

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でもまあ、全体的なフォルムはよく出来ました。荒れている部分をデザインナイフと耐水ペーパーを使用して削り取ります。耐水ペーパーは180番、400番、800番を順に使用しました。塗装するなら800番は要らないかもしれません。

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飛び出た部分を削り取りました。凹んでしまった部分は仕方ありません。気になる場合はパテ盛りしてから削る必要があるでしょう。

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その他にも、Frash AirのSDカードをロビの中に収めるためのバックカバーのデータも見つかりました。私はFrash Airをロビに使用していませんが、試しにこれも出力します。こちらはオーバーハング部分が少ないのできれいに造形できました。Robiのロゴがなかなか良い感じです。

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内側の空間にSDカードと接続ケーブルを収めることが出来るというわけです。ちょっと荒れている部分はニッパーとナイフで削り取りました。

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Frash AirのSDカードを内蔵できる薄型のバックカバーもあったので出力しています。内部空間を確保するために素材が薄くなっているので、角の部分に穴が空いてしまいました。これはパテ埋めします。

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S字型の美しいカーブを描いているロビのバックカバーは、4個のビスで固定されています。ビスの受け側のパーツはプラスチック製なので、あまり繰り返しビスを回すと摩耗しそうです。ビス無しで固定できればバッテリーやメモリーカードの交換が気軽に出来る様になります。今回3Dプリンターで作ったバックカバーと交換してみることにします。

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まず最初に作ったタイプ。
3Dプリンターで使用したフィラメントの色がロビのパーツの色と合いませんが、形状はピッタリです。色を合わせて塗装すれば良さそうです。腰の部分のつまみで簡単に取り外しが出来ます。

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純正パーツにない「Robi」のロゴがあります。この部分にエンジで色入れすると楽しそうです。

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次に、Frash AirのSDカードを収納するタイプ。ロビがランドセルを背負ったように出っ張っていますが、意外と違和感がありません。出っ張った部分をつまめば簡単に取り外せます。

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これも純正パーツにないロゴとマークがあります。

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最後にFrash AirのSDカードが収納できる薄型のタイプ。
つまみが無いので取り外しに少々コツが要りますが、出っ張りが少なくスマートです。穴が空いてしまった部分はパテ埋めしてから研磨しました。

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3つのタイプのロビのバックカバー、それぞれ特徴があって楽しめました。ロビのパーツに合わせて塗装して仕上げたいものです。いずれも上部を引っ掛けてから下部のネジ部分をはめ込んで固定します。動作中に脱落することは無いと思いますが、3Dプリンターの出力状況によってはわかりません。

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続いて、ロビの充電チェアーも出力しました。
読者プレゼントでもらえる充電チェアーは、コネクタ部分が抜けて壊れてしまうことがあります。コネクターのネジ山が浅すぎて治らないこともあります。予備が欲しいところです。

これもThingiverseのサイトにアップされているデータを頂きました。

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充電コネクター部分は、充電器のプラグを凹み部分に押し込むタイプです。内部は空洞になっています。積層3mm、ラフト有り、サポート材無しでGコードを作成したので座面の部分がちゃんと出来るか不安でしたが、意に反してきれいに出来ました。

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内部は空洞ですが、底部にはきれいにラフトが出来ていたので、これを取り除かずにそのまま使用します。ここに滑り止めのゴム足を取り付けても良さそうです。

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充電器のコネクター部分を押し込んで使用します。

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純正の充電チェアーよりも少し小振りです。しかも軽いので、若干安定感が不足するかもしれません。

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ロビはちゃんと充電できます。
チェアー自体が軽いので後ろにコケそうになりますが、気を付ければ大丈夫です。見た目は窮屈ですが・・・。

3Dプリンターでロビで使用出来るパーツを作るのは楽しい。小さなロビだけでなく、本体のロビでの活用も出来ました。但し、動作に影響があるかもしれないのであくまでも自己責任においてのこととなります。

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「マイ3Dプリンター」57、58号 付属フィラメントはオプション買ってもらうための体験版

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2016年2月21日 (日)

「マイ3Dプリンター」57、58号 付属フィラメントはオプション買ってもらうための体験版

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デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。3Dプリンターが完成してからのプリント実践編の3号と4号目である57号、58号が本日到着しました。

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今回も3Dプリンター使用についてのテクニックやメンテナンスについての記事が小出しに掲載されています。フィラメントの詰まり対応方法、出力時の専用ソフトの調整方法等、まあ役に立つ記事がありますが、既にこれまでに苦労して体感してきたことが多いような気がします。そんなの本編の方で書いておいて欲しかったものです。

3Dモデリングについては、3Dプリンターの特性を理解した上で行うことが必要です。実際に出力しながら調整していくことが多いからです。

毎号、40gだけのフィラメントが付属してきます。本当にちょびっとだけにて大きなものを製作したい時には使用できないお試しサイズです。これを使用して冊子の中の課題を製作するというのが目的なので、多くは必要ないという事は理解できます。

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3Dモデリングガイドには、Nゲージジオラマのストラクチャーの製作についての解説があります。ジオラマの形状に合わせた好きなストラクチャーを3Dプリンターで出力できれば、模型の作り方の幅が拡がるでしょう。

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次号ではNゲージ用車両の出力方法についての解説がありそうです。データ自体は既にデアゴスティーニのサポートサイトに掲載されています。出力しただけの状態では、到底Nゲージ模型として使用できるレベルではありませんが、ある程度研磨によって品質を高めることが出来るでしょう。自分で出力した車両がレール上を走るという事を想像すると楽しくなります。

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最近は出力時に3Dプリンターを、カーペットを敷いた床の上においています。作業台の上だと微妙に動いて造形の層がずれることがあったからです。カーペット上だと本体がずれることはありませんし、適度に振動を吸収してくれるので都合が良いのです。但しその部分は掃除機を掛けられないので、妻には不評です。かといって出力中に掃除機のヘッドでガシガシやられたら、確実にアウトです・・・。

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これまでの4号分のプリント実践編に付属してきたフィラメント、ユニチカのPLA素材のテラマックというものですが、非常に高品質です。今回は59号にブルーのフィラメントが付属してきたので、これで早速ロビのマフラー部分を出力してみることにします。

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このテラマックというフィラメント、造形テーブルにきれいに貼りつきます。他のPLAフィラメントでは途切れがちなスカート部分もぴったり貼りついてくれます。しかも剥がしやすい。完成品には研磨前からツヤがあります。推奨造形温度は他のPLA素材よりも高温の210~250℃とされています。

今回は積層を0.3mmにして出力しました。積層が厚いと大雑把になるのでは、と思ったのですが、造形物の形状にもよるでしょうが、今回はそんなことはありませんでした。0.1mmの場合と大きな違いはありません。出力時間は1時間強。出力ピッチの変更にて大幅な時間短縮が図れました。

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ラフトとサポート材を取り外しただけの状態です。このまま使用できそうです。もちろん研磨すればもっと良い状態に出来そうですが、表面の透明感が損なわれそうです。

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デアゴスティーニから発売されている3Dプリンターのオプションカタログの中にも、このユニチカのテラマックは掲載されています。但し250g巻き5色セットで9,250円(税抜)と結構高価です。amazon等の通販でも買えますが、他のPLA素材のフィラメントに比べて倍以上の価格です。品質を取るか安さを取るか、難しいところです。

プリント実践編は、付属の体験用の少量フィラメントを配布して、オプションを買ってもらう目的も担っているようです。

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青いマフラーに交換したロビ、未塗装ながら良いアクセントになりました。但し今後黒いフィラメントが配布されても、手足を作り直す気はありません。

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0.3mmという粗いピッチの積層で出力しましたが、ノズルの直径自体が0.4mmなので、細かい積層の場合と比べてあまり大きな違いは出ないように思います。今後の号で造形する作品や目的に合わせた積層ピッチの選び方もレクチャーしてもらえるので、参考にしたいものです。

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下半身の関節が柔らかいので、気を付けて立たせないと糸の切れたマリオネットのようにへたり込んでしまいます。バランス良く足った状態にてロビ親分と記念撮影です。

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「マイ3Dプリンター」小さなロビ作るのは大変だ!

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2016年2月20日 (土)

「マイ3Dプリンター」小さなロビ作るのは大変だ!

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デアゴスティーニのパーツ付き組み立てマガジン「マイ3Dプリンター」の話題です。

このシリーズで組み立てた3Dプリンター「idbox!」で出力したパーツで小さなロビを組み立てています。デアゴスティーニのサポートのサイトにあるデータを出力して組みあげただけではありますが、相当に時間と労力を要する作業です。とりあえず全パーツを仮組みしましたが、満足な仕上がりにはまだ遠いでしょう。

デアゴスティーニで紹介されているロビの3Dデータは、読者にモデリングのプロセスを解説しながらのものなので、作製には苦労したことでしょう。パーツのバランスは、ほぼ本物のロビに近いものになっています。しかし、画面の中で組みあげるのは問題ないものの、出力データの組み付けは上手くいきません。パーツの形状が、組み立てに対応していないからです。造形したパーツを相当に削って加工しないと組み合わせることは出来ません。

ロビの色合いが変なのは、手持ちのフィラメントを使用したからです。本来なら手足の黄色いパーツは黒いフィラメントで、マフラーはスカイブルーで出力すべきでしょう。

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でもまあ、何とかロビに見えるものになってきました。全身で大小26個ものパーツから成っています。造形テーブルに接している部分は表面が荒れているので、もっと研磨した方が良いでしょう。

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後ろ姿です。

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各関節は一応動かせるので、ロビにポーズをとらせることが出来ます。しかしヘッドパーツ、マフラーはそれぞれ一体成型なので、首は左右に振ることしか出来ません。

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右から本物のロビ、3Dプリンターロビ、ガチャロビ、創刊号の付属ロビです。
3Dプリンターロビの身長は17cm程度。本物のロビの約2分の1のサイズです。私は持っていませんが、プラモデルのロビと同じくらいのサイズでしょう。でも小さなロビが欲しいのならば、たとえ3Dプリンターを持っていても、プラモデルのロビを購入した方が良いことは明白です。3Dプリンターロビじは時間と労力がとてつもなく掛かります。他の手段で入手できないものを3Dプリンターで作成するほうが建設的です。

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手足の関節部分の可動範囲は本物のロビより広いので、ありえないポーズをとらせて遊ぶことも出来ます。でも胴体と腕部分は差し込まれているだけなので、気を付けないとすぐに抜けます。

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このガラクタは、全て出力ミスしたものです。それぞれ失敗の原因を追究し、考えることによって克服していかなくてはいけません。

私のスキル不足から、かなり粗い出来となっています。でも、3Dプリンターの使用方法や特性をマスターするのに非常に役立ちました。

56号からのプリント実践編には3Dプリンター使用においてのテクニックが書かれています。しかし毎号非常に小出しなので、実際の出力時にマスターする方が速いかもしれません。

だんだん造形がまともに出来る様になっていくために、今のところ気付いたのは以下の項目です。本編やプリント実践編に書かれていることとかなりダブってはいます。

・一度に複数パーツを出力しようと欲張らず、一つずつ出力する。
・動作中に水平で、3Dプリンター本体が滑って動かない場所に設置する。
・各所のパーツのゆるみを確認して、ネジを増し締めする。特にベルトが緩んでいると造形がずれるので、ピンと張った状態にする。
・造形テーブルとノズルとのクリアランスは、バカにせずにちゃんと調整する。
・読者プレゼントのフィラメント等のPLA素材の場合は、ヘッドのファン部分に差し込まれている風ストップを外しておく。
・造形テーブルにはフィラメント出力部分にマスキングテープを貼り、ヘアスプレーを吹き付ける。乾燥する直前に印刷開始する、
・ホットエンドの温度は、造形テーブルにフィラメントが貼りつくまでは230℃、それから徐々に200~190℃まで下げていく。
・ヘッド部分は常にきれいにしておく。隙間から溶けたフィラメントが漏れないよう、ノズルは熱した状態で必ず増し締めしておく。

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各部の研磨は面倒臭いのでこれでやめちゃうかもしれませんが、この頭部は作り直したいものです。これは最初期に積層0.2mmにしてパーツを横倒しにして試し出力したものをそのまま使用しています。ヘッド温度は230℃固定のために表面が荒れていますし、ヘッドの汚れからくるタレや汚れ、ベルトの緩みからくる積層のずれが見られます。温度の調整くらい、ソフトウェア上で自動でやって欲しいものですが、3Dプリンターというデバイス自体、まだその段階まで到達していないのかと思います。

ただ、この一体成型のヘッド部分は、このままでは3Dプリンターで出力するのは困難です。正対した状態では底部のラフトがうまく貼りつきません。元データの加工など、テクニックが要ると思われます。今回はこれで一旦キリを付けますが、時間をおいて再挑戦となります。

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2016年2月14日 (日)

隔週刊「第二次世界大戦傑作機コレクション」創刊号の紫電改はズッシリ模型だ

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先週デアゴスティーニから新創刊となった隔週刊「第二次世界大戦傑作機コレクション」の創刊号を買ってきました。創刊号は特別価格にて999円です。この手のオマケ付き雑誌の場合、創刊号は破格な場合が多いのですが、今回はあまり安くはありません。付属する模型にはそれなりにコストが掛かっている様子ですし、私の様な創刊号だけ買っていく人が多いシリーズと見込んで少々お高めにしたのかもしれません。

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書店にて確認できる付属模型は、結構な存在感があります。ダイキャスト模型の為に、パッケージ自体ズッシリと重く、厚みがあります。書店泣かせの創刊号かもしれません。

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シリーズは全80号予定です。2号以降は1,998円(8%税込)です。毎号、第二次大戦で活躍した各国の軍用機の模型が付属します。創刊号は日本海軍の「川西紫電改」です。

創刊号の付属模型に日本の大戦期の軍用機で最も有名で人気がある零戦ではなく、紫電改という微妙なチョイスをしたところに、デアゴスティーニの戦略の巧さを感じます。通常価格となる2号に零戦五二型を持ってきているので、創刊号のクオリティを見て2号以降も買ってくれる読者がいるということです。

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付属模型は殆ど完成品ではあるものの、多少のパーツを取り付ける楽しみはあるようです。プロペラや主脚等の後付けパーツが一緒にパッケージングされています。

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このシリーズは日本軍に留まらず、世界各国の第二次世界大戦期の軍用機を対象としているので、全80号でもネタは尽きないことでしょう。付属模型のスケールは72分の1。シリーズガイドの2~3ページの写真を見ると、小型の紫電改や零戦も、大型のP38ライトニングも72分の1スケールの様子。並べて比較することが出来るのは大きなポイントです。

これまでの同じ様な軍用機模型シリーズでは、機体毎にスケールが異なっていることが通例でした。

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付属の紫電改の模型を取り出します。
機体部分はダイキャスト製にて持ち重りがします。取り付けパーツは樹脂製です。

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主脚、尾輪、アンテナ、プロペラ、増槽の各パーツの組み立ては差し込むだけですが、主脚は接着しないと抜けそうです。主脚カバーも付属しており、駐機状態と飛行状態を選んで表現することが出来ます。まずは駐機状態から確認します。

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モデルとなっているのは第三四三海軍航空隊、戦闘第301飛行隊(新選組)菅野直大尉機です。機体後部の2本の黄色いラインが鮮やかです。
金属製の機体が重く、主脚をしっかりと取り付けないと重みで曲がってしまいます。

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付属のスタンドに取り付けてみます。スタンドを使用する際は、増槽を取り外さなければなりません。
スタンドを使用する場合、主脚を取り付けたままだと、なんだか着陸態勢のようで、いまいち緊迫感がありません。

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主脚を取り外し、主脚カバーに交換します。
主脚カバーは押し込むだけで固定できました。増槽を取り付けた状態でスタンドが使用出来ないのは残念。戦闘状態という事にて納得することにします。

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飛行状態です。スタンドは軽い樹脂製ながら、ちゃんと安定します。塗装はポッテリと厚みがあるものの、丁寧に塗り分けられていて、かなりのクオリティです。

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2009年頃に発売された、アシェットの「日本陸海軍機大百科」創刊号付属の零戦二一型と比較してみます。アシェットの零戦は87分の1スケールのため、一回り小さく見えます。実機は同じくらいの大きさの為に、単純比較は出来ませんが、大きさによる迫力は今回のシリーズの方が上でしょう。
但しアシェットのシリーズの零戦模型は細部まで筋彫りがやり過ぎと思うくらい良く作り込んであるので、それぞれの良さはあります。

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2月23日発売の第2号は零戦五二型、その後世界各国の傑作機が続きます。日本軍の夜間戦闘機月光とか、一式陸攻もあるでしょうか。72分の1スケールなら結構な迫力があるでしょう。日本人には苦い思いがあるものの、第二次世界大戦ならば米軍の爆撃機B29だって外せないでしょう。同じ72分の1スケールで出すならば、特別価格になってしまうかもしれません。

今回のシリーズは、やや使い古されたようなネタではありますが、付属模型が同一スケールという特徴があります。特定の機体の号だけ選んで買いたいものですが、序盤を過ぎたら書店には並ばなくなってしまうのが残念です。人気の号だけつまみ食いされたら出版元としては困ったものでしょうから仕方ありません。

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