デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第23号です。
22号と一緒に到着したので、塗装作業等の多くは同時進行にて進めています。
今回のパーツは、22号に引き続き胴体隔壁パーツと薬莢排出口フレーム、7.7mm機銃の左側本体などです。
前回と同様のペラペラパッケージながら、薬莢排出口フレームがガッチリとした成型パーツなので、重量感があります。
部品の一覧です。
隔壁(6.5番)、隔壁(5.5番A)、隔壁(5.5番B)、7.7mm機銃左側(本体外側)、7.7mm機銃左側(本体内側)、薬莢排出口フレーム、酸素ボンベです。
豪華?なダイキャストのパーツが4つも付属しています。特に薬莢排出口フレームは、エッジが尖っていて魅力的です。今回のパーツも全て塗装を行うことになります。うまく色が乗らないかもしれませんが、内部構造パーツなのである程度で妥協することになります。
今回の作業は、左側の7.7mm機銃を組立て、先週の右側と合わせて薬莢排出口フレームに取り付けます。胴体フレームに5.5番上下、6.5番の下部のみの隔壁を取り付けます。最後に酸素ボンベを5番隔壁に取り付けて終了です。
しかし、隔壁や薬莢排出口フレーム等は青竹色、機銃は黒鉄色、酸素ボンベはセミグロスブラックに塗装する指示があります。塗料の乾きにくい冬場のこと、一日で作業を終えるのは困難です。
まずは先週と同様の7.7mm機銃の組立てです。
端部のバリ取りをした後、左右のパーツを貼り合せます。
酸素ボンベもバリ取りをします。
両サイドと底部にはっきりとしたパーティングラインがあります。ユーザーに磨く楽しみを味わわせるために、あえて仕上げをしていないようにも見えます。
酸素ボンベはやすりで擦った後、1000番の耐水ペーパーで仕上げます。
セミグロスブラックで塗装してしまうので、表面をピカピカにする必要は無さそうです。
酸素ボンベのガス取り出し口の窪み部分に、直径0.7mm、深さ2mm程度の穴をあけます。
柔らかい成型パーツなので、穴あけはすぐに終わります。
酸素ボンベの先端部分は塗装しないので、マスキングします。マスキングテープだとテープの隙間から塗料が入り込む恐れがあるので、マスキングゾルを使用しました。本体塗装後に、マスキングゾルは簡単に取り外すことができます。
今回の全てのパーツは塗装するので、メタルプライマーを塗布します。筆塗りです。
メタルプライマーは薄塗りしておけば、冬場でも1時間少々でほぼ乾燥するので塗装作業に入ることが出来ます。
7.7mm機銃を黒鉄色に塗装します。
黒染めを諦めたので、サッサと塗ってしまいます。水性アクリル塗料で楽々です。仕上げにこだわる方は、エナメル塗料を使用した方がきれいになるかと思います。
酸素ボンベをセミグロスブラックで塗装します。車や機関車のプラモ作りの際にセミグロスブラックは多用したので、ストックがたくさんあります。活用できて何よりです。
3つの隔壁と薬莢排出口フレームを青竹色に塗装します。いつもながらも簡易エアーブラシでの施工です。
少々ムラになってしまった部分は、軽く重ね塗りして仕上げることにします。
一晩置いて塗料が乾燥したら、胴体フレームへの隔壁の取り付け作業開始です。
先週の機銃右側パーツも含めて、22号、23号のパーツは全て取り付けていきます。
発狂排出口フレームに左右の7.7mm機銃を取り付けます。
パーツの精度が高く、カチッとはまるようになっているので、前後左右を間違えないように気をつけるだけです。
コクピット側から見た7.7mm機銃本体です。
戦争後期にはほとんど役に立たないといわれた7.7mm機銃ですが、筐体は結構な大きさがあります。
薬莢排出口フレームの下部に伸びたカーブラインが美しい!
7.7mm機銃パーツの銃身側です。
薬莢排出口フレームの裏側は塗装指示が無いので、回り込んだ塗料が付着してあまり美しくありません。隔壁で隠れてしまうので、こんなものでよいのでしょうか。気になる方はこちらもきれいに塗装されることと思います。私は気にならないのでこのままです。O型人間のいい加減さで、面倒臭い部分は省略します。
5.5番Aの隔壁を取り付けます。
22号で取り付けた5番Bの隔壁の後ろ側の上部のみに隣接して取り付けていきます。胴体フレームに合わせた凹みがあるので、位置合わせは簡単です。
下部のみの二つの隔壁を取り付けます。
5.5番Aの下部に、5.5番Bのフレームを取り付けます。
後端から2番目のフレームに隣接して、6.5番の隔壁を取り付けます。5.5番Bと異なり、両端が尖った形状です。
ズラリと美しく下部の隔壁が並んでいます。
これだけ多くの隔壁が取り付けられれば、瞬間接着剤での施工でも外れる心配は少ないと思います。
薬莢排出口フレームを取り付けます。7.7mm機銃も取り付け終わって、ずっしりとした重みがあります。
薬莢排出口フレームの側面には、胴体フレームにピッタリと合致するように溝が掘られています。機銃本体部分をコクピット側に合わせてはめ込みます。
パーツの隙間に流し込み用瞬間接着剤をノズルの先から流し込みます。専用接着剤の強みです。スッと隙間に入ってくれます。
最後に、5番の隔壁の右側に酸素ボンベを取り付けます。
本文解説では、裏側から接着剤を流し込む旨、指示がありますが、ボンベの取り付け部に接着剤を塗って取り付ける方が簡単でしょう。
高高度を飛行しない零戦ですが、こんな小さな酸素ボンベで緊急時に足りたのか心配になります。消火器はいずこ、と思いましたが、この時代は現代のような小型の簡易消火器は無かったのでしょうね。
コクピット部分を挟んで、胴体フレームに隔壁が取り付けられていきました。軽量を誇る零戦の特徴なのか、各フレームは細い材料が使われていることがわかります。実機とは材質もパーツの厚みも異なるので、この模型の胴体フレームはかなりの重みを感じるパーツになってきました。丁度、手に取って楽しむサイズのコクピット部分です。
早くコクピットのシート部分等を取り付けたいものですが、まだパーツ予告はありません。
次号、24号のパーツは、右翼の大骨と小骨パーツ、胴体フレームの一部、エンジンのヘッドカバーなど多岐に亘るパーツです。胴体フレームを含めて多くのパーツは塗装が伴うので、ある程度溜めてから作業をするのも良いかもしれません。
この後、胴体と翼、エンジンとを少しずつ組み上げていく順序になっています。エンジンだけ組み上げてリタイヤしてしまうのを防止しているかのようです。心情としては、左翼やエンジンはきれいに仕上げたいものですが、パーツ提供側の都合と思惑があるのでしょう。
前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第22号 機能美が楽しめる胴体フレーム
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