2024年8月17日 (土)

アシェット「聯合艦隊旗艦 戦艦武蔵 ダイキャストギミックモデルをつくる」創刊号

00101

今週発売になったアシェットの「聯合艦隊旗艦 戦艦武蔵 ダイキャストギミックモデルをつくる」の創刊号を買って来ました。特別価格で299円(税込)です。本屋さんの店頭に大量に平積みされていました。

00106

全125号完結予定で、完成すると1/250スケール、全長1,052mmの巨大な戦艦の模型が出来上がることになります。船舶模型は細長いので、工夫すれば完成模型の置き場所を確保するために苦労するほどのことはありませんが、何にせよ気軽に始めると大変なことになるシリーズであることは間違いありません。

00102

これまでに週刊パートワークとしては同型艦の大和のシリーズは何度か発売されていましたが、武蔵は初めてではないかと思います。2015年にマイクロソフトの共同経営者で資産家の故ポール・アレン氏が、1944年のレイテ沖海戦でフィリピン・シブヤン海に沈没した武蔵の船体を発見しました。その時の調査で判明した各所の特徴を、今回の模型にも反映しているとの事です。武蔵は同型の一番艦の大和よりも改良されている部分が多いのですが、最高機密の中で作られたので、細部については現在は不明な点が多いのでしょう。

00103

創刊号のパーツは零式水上偵察機と左舷カタパルトです。創刊号だけで1/250スケールの水上偵察機が完成するので、水偵だけ複数欲しい場合は創刊号をたくさん買えば良いわけです。パッケージのゴミが大量に出てしまいますが、創刊号だけは299円と安いので、値段以上の満足度はありそうです。

00104

早速組み立てました。但し水上偵察機のクオリティはイマイチです。これは私は一つしか要らないなあ。カタパルトは可動式ですが、裏からビス止めせずにはめ込むだけなので簡単に外れそうです。創刊号のパーツを見ている限り、相当に工夫を加えないとまともに組み立てられないように思えます。接着箇所が多そうなので頑丈な模型にするのに苦労するでしょう。触るとあちこちパーツが外れる模型になりそうです。

00105

冊子の中の完成品はまだ試作模型でしょうが、写真を見ている限りは細部のディティールがかなり甘く見えます。特に艦橋部分の造形は緩い感じです。

00107

そして船体の上下のパーツが喫水線で上下に分かれていますが、その部分の隙間が目立っていて船の模型としてはよろしくありません。全長1m超の巨大模型なのに、船体に張られているワイヤーロープが省略されているのも残念なところです。製作者の多くは自身の技量で大幅に改良を加えないと、大枚をはたいて大きいのにゆるーい武蔵の模型を作ることになりかねません。長年たくさんの週刊パートワークを手掛けてきた経験から、創刊号を見るだけでもある程度の今後の展開は想像できます。

以前、単身赴任中のコロナ禍の無聊を慰める為にアシェットのブルートレインのシリーズを組み立てたことがありますが、冊子の組み立てガイド通りには到底組めない面倒な模型でした。今回の武蔵のシリーズも同様の苦労があるような気がします。

ということで、特に戦艦武蔵に大きな興味を持っていないこともありますが、今回も創刊号を買って満足しておきます。同一スケールでアシェットではなくてデアゴスティーニから発売になればやってみても良いテーマだなとは思います。しばらくは指先サイズの水上偵察機を手元に置いて楽しみます。

| | コメント (6)

2023年7月17日 (月)

週刊「ナイトライダー」106号~110号 最終号、とうとう完成!

Kr10611001

デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。

80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。7月9日の日曜日の夜に106号から110号までの5号分が到着しました。

一昨年の6月に創刊となったこのシリーズ、2年以上を経て今回で最終号となりました。単身赴任先の社宅で組み立てを始めましたが、今年の4月に愛知県に戻ることになり、組み立て中の仕掛品を大切に自家用車で運んできました。それがいよいよシリーズ終了を迎えました。

しかし自宅に戻ってからも何かと忙しく、平日は工作を始められません。特に今週は毎日猛暑が続き、帰宅したらもうバテバテです。今回は完成間際のボディとシャーシの合体という大掛かりな作業があるので、慌てずにゆっくりと取り組みたいものです。

結局、海の日が最終日となる7月の三連休に取り組むことになりました。とはいえ15日は毎年の恒例となっている妻のソロリサイタルがあるので一日手伝いと応援です。今年は入場者数や掛け声、舞台後の挨拶など何の制限も無くなったので皆様お待ちかねではあります。本日の17日もコラボのコンサートがあるので、出演時間の夕刻には名古屋の会場に向かう必要があります。合間を見ながらではありますが、何とか完成まで持ち込みたいものです。のんびりしていても次のパーツがやってくるわけでは無いので、焦る必要はありません。

Kr10611002

今回の梱包の中に、デアゴスティーニさんからの挨拶文が入っていました。110号と2年以上に亘る長いシリーズ、最終号は本当に呆気無くやってくるものです。

Kr10611003

模型を組み立てるシリーズ恒例の、アクリルケース等のオプション品の案内チラシも入っています。私は書棚を一段空けて設置する予定の為に、今回はアクリルケースは必要ありません。アクリルケースにはコムリンクのスタンドが付属しますが、これは似た様な腕時計スタンドを見つけたいものです。

Kr10611004

49号のサイドパネルのパーツの改良品が入っていました。93~96号の組み立ての際に、ボディの内側にサイドシルやパネルを取り付けてからシャーシにボディを仮に被せておくことが出来なくなりました。このサイドパネルが干渉していた為です。何か最終号までに対策がなされるのかと気になっていましたが、結局シャーシ側のサイドパネルの突起が無いものに交換するという対応となりました。109号の組み立て作業でこのパーツを取り付ける様です。

Kr10611005

106号から組み立てを開始します。
今回は5号ともパーツ数が小さく少ないのですが、最終組み立て段階の為にそれなりに作業量はあります。

Kr10611006

今号では右側のトランクサイドウォールをボディに取り付けます。前号では中途半端な状態で終了していましたが、今回は全てのパーツを取り付けた後、ボディに固定していきます。

Kr10611007

前号で組み立てたトランクサイドウォールにパネルとシートベルトを取り付けていきます。

Kr10611008

シートベルトはパーツの裏側に通してからビスで固定します。ベルトは布パーツです。予め穴を空けておいてからビスを刺すと簡単に作業できます。

Kr10611009

ボディの裏側にトランクサイドウォールをはめ込んでビス止めします。内装パネルをきちっと合わせるのは意外と難しいものです。パーツの精度は結構高いので、他のパネルがきちんと取り付けられていれば、カチッとはまります。

Kr10611010

リヤゲートの左右のダンパーの端をビス止めします。
このダンパーのパーツ、伸縮する際に適度な抵抗があるのでリアゲートを開けたまま保持することが出来ます。

Kr10611011

続いて107号に進みます。

Kr10611012

今号ではトランクをカバーするリヤパーセルシャルフを組み立てます。現代のクルマではトノカバー等と呼ばれているものです。リヤゲートがガラス張りなので、このカバーが無いと荷物が丸見えになってしまうわけです。

ナイトライダーの劇中でこんなリアパーセルシェルフがあったかどうかは記憶にありません。トランクルームはマイケルが爆弾を安全に爆発させるために使用する時に使用したりと散々な扱いだったように思います。

Kr10611013

布パーツに二つの長い樹脂パーツをサンドイッチしてビス止めする作業です。一旦接着してからビス止めすると、布パーツがずれたりよれたりすることなく簡単に作業が進みます。

Kr10611014

最後にシェルフハンドルを固定して今回の作業は終了です。

Kr10611015

108号に進みます。

Kr10611016

今回では前回に引き続き、トランクをカバーするパーセルシェルフを組み立て、ボディに取り付けます。

Kr10611017

今回も二つの長い樹脂パーツで布パーツを挟みこんでビス止めする作業です。一旦片方を接着してからビス止め作業を行いました。

Kr10611018

ボディに取り付けていきます。
左右のシェルフクリップで固定する状態です。

Kr10611019

巻き上げ軸はきちんと作動します。

Kr10611020

109号に進みます。

Kr10611021

今号ではボディのリヤ部にライトとバンパー、タイヤハウスを取り付けます。また49号でシャーシに取り付けたサイドパネルを付属の改良パーツと交換します。

Kr10611022

テールランプのパーツを取り付けます。
取り付けビスの頭が丸見えです。改良するには少々大掛りになりそうなので、とりあえずこのまま組み立てます。

Kr10611023

リヤバンパーを固定します。
内側からのビス止めとなりますが、結構奥まったところにビスを入れていかないといけません。

Kr10611024

最後に今回付属してきたタイヤハウスを取り付けます。
テールランプレンズのビスの頭は・・・まあそんなに目立たないかもしれません。

Kr10611025

リヤ部分の組み立てにより、ボディは全体が完成しました。

Kr10611026

49号で組み立てたシャーシのサイドパネルを、今回付属してきた改良品に交換します。サイドの部分のレール上の突起がボディの内側に干渉してしまう状態でした。無理に押し込めようとしたためか、黒く変色してしまっています。

Kr10611027

サイドパネルにはドアを開けた時に点くランプが取り付けられているので、ランプのレンズやLEDを付け替える必要があります。

Kr10611028

左右とも、サイドパネルを付け替えます。
改良パーツへの交換の為の分解部分は僅かなのでごく簡単な作業でした。これでボディとの干渉は無くなったはずです。

Kr10611029

続いて110号に進みます。
いよいよ最終号です。

Kr10611030

今号の付属パーツはシートベルト関連の僅かなものです。しかし完成する号となるので、相当に大掛かりです。シリーズ全体の中でも最も時間が掛かったかもしれません。

しかし概ね計画的にパーツ配布が行われていたので、最後に怒涛のパーツラッシュとなったアシェットのブルートレインと比べると非常に順調に感じました。

Kr10611031

今回の付属パーツのシートベルトアンカー等を取り付けていきます。シートベルトは巻き上げ式だと思いますが、この模型ではダラリと下がった状態での組み上げとなります。

Kr10611032

劇中ではマイケルはシートベルトを使用していないので、ベルトを短くして巻き上げた状態で固定しても良いかもしれません。

Kr10611033

前号で取り換えたシャーシのサイドパネルのLEDの配線部分に保護テープを貼りつけます。パーツ交換によって配線保護の突起が無くなっているので、これはきちんと貼った方が良いでしょう。

Kr10611034

ボディ側とシャーシ側のケーブルを結線します。
ケーブルによってはあまり長さに余裕が無いので、場合によっては切断して延長をした方が良い場合もあるでしょう。私の場合は前側は何とか延長せずに完成させられました。

Kr10611035

リア側もボディとシャーシのケーブルを結線します。
こちらはKとWの余裕が少なく、この後のシャーシとボディの合体時にコネクターが外れてやり直しを繰り返さざるを得なくなった為、数センチ延長しました。

Kr10611036

いよいよ完成に持ち込む最大のヤマ場であるシャーシとボディとの合体ですが、これがまた非常に厄介な作業となっていました。改良パーツと交換したシャーシのサイドパネルの部分は問題なくはまるのですが、それ以外の各所で引っかかってしまいます。

Kr10611037

特に、ドア側から後ろはすっぽりと収まりません。
あれこれしている際にボディは手脂だらけになってしまいましたが、完成後に拭きあげていくことにします。

Kr10611038

シャーシにまっすぐボディを被せていきますが、フロント部分は何とか収まるものの、ドアから後部は引っかかっています。フロントが収まった時点で車体をひっくり返し、ドア下のサイドシル部分からボディを手で拡げて少しずつはめ込んでいきます。特にリアのタイヤハウス部分はそのままでは収まりません。リアシート部分を傷つけないよう気を付けて、少しずつ拡げて押し込んでいきました。最後にナンバープレート部分が引っかかるので注意します。全て押し込むと、見事にピッタリ収まりました。模型としては精度が高いですが、あまりに隙間が無く、また一筋縄ではボディとシャーシは合体しません。割と簡単な組み立ての模型だと思っていましたが、最後の最後で結構難易度が上がった気がします。

ボディとシャーシを合体したら、8か所ビス止めして固定します。

Kr10611039

シートのバックレストにシートベルトを固定します。

Kr10611040

最後にエンジン内部のパイプを差し込みます。
すぐに抜けそうなので、これは後で接着して固定したいと思います。

Kr10611041

ボディを磨き上げて完成です。
堂々たる8分の1スケールのナイト2000です。黒い車体は撮影するとはっきりとしませんが、実際に見ると結構美しくて迫力があります。黒い車体を映像で格好良く見せるために、撮影ではかなりテクニックを駆使していると思います。実車でも黒い塗装の車は実際に見ると非常に格好良いのですが、それが伝わってくるように撮影するのは難しいものです。それに汚れが目立つのでしょっちゅう洗車しないといけません。モノグサな私は、黒いクルマはアコガレで格好良いことは判っていながらも、白系やグレー系の車を乗ってきています。

Kr10611042

シリーズの終了は本当にあっけなくやってくるものです。完成してしまったので、次の作業が無いと思うと寂しいものです。

Kr10611043

電子ギミックはコムリンクのボタンを押すことによって動作します。

 

Kr10611044

最後に、前作のデロリアンとのドリームカーツーショットです。どちらも重量級です。

完成直後の現在は、私の作業机のすぐ前の書庫にナイト2000を置いて、たまにギミックを楽しんでいます。時折、デロリアンと場所を交換して遊んでいきたいものです。

これで挑戦中のパートワークは無くなってしまいました。まだ次のシリーズは決めていません。魅力的なものが発刊されたら創刊号を買って購読を検討したいと思います。

前回はこちら
週刊「ナイトライダー」101号~105号 次回の配達でシリーズ終了!

| | コメント (5)

2023年6月 4日 (日)

週刊「ナイトライダー」101号~105号 次回の配達でシリーズ終了!

Kr10110501

デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。

80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。6月4日の日曜日の午後に101号から105号までの5号分が到着しました。5月は発売日の火曜日が5回あったので5号まとめて届いています。全110号のこのシリーズ、いよいよ最終盤となっています。

単身赴任先の埼玉県朝霞市の社宅で始めた工作、4月より4年振りに自宅の愛知県半田市に帰るに伴い、完成したアシェットのブルートレインと一緒に完成間近のナイトライダーの模型を自家用車に載せて大切に運んできました。

Kr10110502

まず101号から開封します。
非常に軽くて小さいパーツばかりです。

Kr10110503

今号ではボディ後部のサイドマーカーの取り付けです。
このシリーズ通して最も小さいパーツ構成かと思われます。大きなボディやシャシーが付属する号と同じ税込1890円ですが、デアゴスティーニさんの場合は豪華なパーツが付属する号を特別価格として高価にしているわけではなく、創刊号以外は基本的にシリーズ通して同価格です。101号だけ購入する方はいないので、付属パーツの構成には大きな差があります。

Kr10110504

組み立てはすぐに終わります。
ボディパーツの内側からサイドマーカーレンズを差し込んでベースのパーツを被せてビス止めします。

Kr10110505

左右ともに固定して作業完了です。

Kr10110506

この部分はフロントマーカーと同様にLEDを入れて発光させると言ったギミックはありません。

Kr10110507

続いて102号を開封します。
樹脂製なので軽量ですか、内装の大型パーツです。

Kr10110508

今号ではリアトランクの左側のサイドウォールにポケットを取り付けます。

Kr10110509

リアトランクに開閉式の扉が付いた物入れがあるようです。車載工具を入れておく場所となっているのかと思います。この模型では車載工具の表現まではされていない様ですが、扉はちゃんと開く仕組みになっています。

Kr10110510

物入の扉を付けて裏側からポケット部分をビス止めします。

Kr10110511

ボディの内側部分にビス止めするためのステーを取り付けます。

Kr10110512

端の部分にインナーパネルを差し込みます。突起を挿しこむだけではすぐに外れてしまうので、接着剤を使用しました。

Kr10110513

これで今回の作業は終了です。

Kr10110514

続いて103号に進みます。

Kr10110515

今号では前号で組み立てたトランクの内側のサイドウォールに、アンカープレートやシートベルトなどを取り付けていきます。

Kr10110516

アンカープレートを取り付け、リアシートのシートベルトを差し込みます。

Kr10110517

シートベルトは穴を空けてサイドウォールの内側にビス止めして固定します。

Kr10110518

リアゲートのダンパーを取り付けて、今回の作業は終了です。このダンパーのパーツは特にダンパー機能があるわけではありません。

Kr10110519

続いて104号に進みます。

Kr10110520

今号ではボディ後部に左側のサイドウォールやトランクリアウォールを取り付けます。コツコツと内装部分を仕上げていきます。

Kr10110521

トランクリアウォールにトランククラッチ部分を取り付けます。トランククラッチは樹脂製なので、あまりしっかりとトランクを固定する仕様ではなさそうです。

Kr10110522

リア乱舞部分と接続する二組のケーブルを壁面に沿わせて後方に取り回します。

Kr10110523

前号で組み立てたトランクサイドウォールをボディ内側にはめ込み、3か所ビス止めします。

Kr10110524

トランクリアウォールもはめ込んでビス止めします。
やはりリアゲートのラッチ部分は弱く、カチッと固定するわけでは無くてパーツの重みで閉まっているような状態になりそうです。

Kr10110525

続いて105号に進みます。

Kr10110526

今号では右サイドのトランクサイドウォールを組み立てます。
基本的には左側と同じ作業ですが、右側には車載工具入れの扉はありません。

Kr10110527

まず、リアゲートのダンパーのパーツを取り付けます。

Kr10110528

裏側にウォールステートインナーパネルを取り付けます。
インナーパネルは接着剤を使用して固定しました。

Kr10110529

今回の作業はこれで終了です。
ボディへの取り付けは次号となりそうです。

Kr10110530

次号でトランク内側のパーツを取り付ければ、内装はほぼ完成となりそうです。まだ5号あるので、果たしてどんなパーツを付属して完成とするのか楽しみです。

Kr10110531

次号、106号ではトランクサイドウォールにパーツを取り付けていきます。トランクの内装部分は完成となるのでしょう。

Kr10110532

次回は7月11日に106号から最終号の110号まで5号まとめての配送となるとのお知らせが入っていました。確かに最終号だけ1号別にして発送しなくても、まとめて送った方が良いでしょう。長く続いたこのシリーズも、7月11日(おそらくその前の7月9日の日曜日)に最終号がやってくる様子です。単身赴任先の社宅でコロナ禍の外出規制の無聊を慰めるために始めたシリーズも、いよいよ最後が見えてきました。

Kr10110533

完成後の模型を飾る際に使用するディスプレイケースの紹介パンフレットが入っていました。私は書棚にさりげなく置きたいので買いませんが、付属する背景シートはちょっと欲しい気分です。素材があれば自分で作っても良いかもしれません。

ディスプレイケースにはコムリンクのスタンドも付属しますが、これは別にこのスタンドでは無くても腕時計のスタンドでも良さそうです。

前回はこちら
週刊「ナイトライダー」97号~100号 今回終われば残り10号

次回はこちら
週刊「ナイトライダー」106号~110号 最終号、とうとう完成!

| | コメント (0)

2023年5月14日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」オシ24外装板交換パーツ

アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。

このシリーズは1月末に最終号まで到達し、2月にディブプレイボードも組み立てて完成となっています。単身赴任先の埼玉県朝霞市の社宅でコロナ禍の無聊を慰めるために始めたシリーズ、工作道具など不足する中、何とか赴任中に完成まで持ち込みました。

今年の4月より名古屋へ転勤となって自宅に帰ることになり、1両ずつ丁寧に梱包して自家用車で運びました。お陰で大きな破損も無く移動できたのですが、新しい部署の仕事が多忙でなかなか完成している模型の世話まで手が回らない状態でした。結局5月の連休明けに漸く梱包を解いて車両を取り出した次第です。

Bt01_20230514121201

先月、アシェットから食堂車オシ24の外装板等の交換パーツが到着していました。車体側面の業務用扉の銀帯が無かったり、業務用の表記が無いという不備に応えた形です。扉は既に外装板に接着してしまっているので扉だけ交換すればよいという事にならず、結局外装板ごと作り直すという大掛かりなものになりました。不具合の対応としてはかなりコストが掛かったことでしょう。

Bt02_20230514121201

続編のA寝台車のオロネ24がありますが、私は3両完成で満足して継続していません。既に終わってしまったシリーズではありますが、パーツがあれば工作を続けて満足のいく状態で完成させたいものです。

外装板に加え、銀帯塗装された扉と「業務用」表記のある窓パーツ、号車札枠など付属しています。

Bt03_20230514121201

外装板を再度作り直すのはちょっと、という方向けに、簡単に修正するためのシールも付属していました。銀帯と業務用表記のシールです。アシェットさんとしてはこのシールの配布で済ませても良かったのかもしれませんが、今回はちゃんと外装板まで作り直すという対応となっています。最終盤はあまりに作業が多いというバランス欠いたシリーズ構成でしたが、きちんと予告の120号で終了して更に修整用の大型パーツを配布したという誠実な対応には感謝する次第です。単身赴任でしかもコロナ禍の休日の外出自粛時に大いに慰めになりました。

Bt04_20230514121201

業務用扉と号車札枠を接着するだけなので、大型パーツながら作業はすぐに終わってしまいました。銀帯と業務用表記が入ってよりリアルな感じになりました。

Bt05_20230514121201

反対側の側面の外装板にも扉を取り付けます。
私は完成後も業務用扉の帯と窓の表記については全く不備に気付いていませんでした。同車両の模型を持っていない上に、あまり24系25形の車両についての知識が無かったのです。

Bt06_20230514121201

外装板を交換すると、側面の端から端まで銀帯が続いている状態はやっぱり良いと思います。終盤は怒涛のパーツラッシュで大量の検品の山であり、出荷段階で気づかなかったのでしょう。

Bt07_20230514121201

反対の外装板も交換します。

Bt08_20230514121201

外した当初の外装板に、試しに付属のシールを貼ってみました。結構シールでも十分に仕上がるようです。でもやはり帯の塗装の質感が異なるので違和感を覚えます。シール対応だけでは読者に今後のシリーズを買ってもらう事に対して影響があると思ったのかもしれません。

Bt09_20230514121201

1カ月以上、運搬用の箱の中に入ったままであったブルートレインはようやく新たな設置場所に落ち着きました。今後は埃を被らない様に、上から被せるアクリルケースを計画したいものです。

パーツの不具合について全く気付いていなかった私にとっては、思わぬ工作が出来た事に感謝する次第です。末永く妄想夜汽車を楽しみたいものです。

前回はこちら
アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」オハネフ25光漏れ対策と大移動作戦!

| | コメント (0)

2023年5月 3日 (水)

週刊「ナイトライダー」97号~100号 今回終われば残り10号

Kr09810001

デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。

80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。4月30日の日曜日の夜に97号から100号までの4号分が届きました。

前回はデアゴスティーニさんの住所変更手続きのミスがあり、3月末まで単身赴任していた埼玉県の朝霞市の方に届いてしまっておりました。無事愛知県の自宅に再配達して頂きましたが、エコパッケージではなく、書店販売のパッケージで届いていました。多分、直販の通販分はギリギリの数しか用意していなかったのでしょう。

今回は無事、冊子とパーツのみのエコパッケージでの到着です。開封時のゴミが少なくなって助かります。朝霞市ではゴミを捨てる際のゴミ袋は、半透明のものならば何でもよかったのですが、今の自宅のある自治体では結構な価格の指定袋を購入しなければなりません。もちろん市民の義務は守らねばなりませんが、今までほど気楽に大量のゴミを処分できるわけではありません。

今回の4号分は非常にコンパクトなパーツばかりです。模型は殆ど完成状態なので、最終号に向けて進度調整をしているのかと予測します。

Kr09810002

97号から開封します。

Kr09810003

今号ではインナールーフパネルをボディーのルーフ内側に取り付けます。

Kr09810004

前回LEDを仕込んで組み立てたルーフコントロールパネルを、今回付属のインナールーフパネルにはめ込んで内側からビス止めします。

Kr09810005

配線をパーツに沿って引き回し、3枚のインシュレーションテープで固定します。

Kr09810006

2本のシートベルトのパーツは、先をインナールーフパネルの穴から内側に通し、内側から先が尖ったタッピングビスでベルトに穴をあけて固定します。

Kr09810007

ボディを裏返し、インナールーフパネルをボディのルーフ内側に固定します。シートベルトは天井から垂らした状態です。シャーシと合わせる際に固定するのでしょう。

これで今回の作業は終了です。

Kr09810008

続いて98号に進みます。

Kr09810009

今号ではテールランプベースにテールライトのLEDを取り付けます。

Kr09810010

シャーシからテールライトのLEDコードを取り外します。

Kr09810011

テールライトのLEDの配線の内、短い方を左側、長い方を右側にしてLEDをテールランプベースの穴に差し込みます。LEDの脚の部分を折り曲げて配線を左側に沿わせます。

Kr09810012

配線を3か所テープで固定します。

Kr09810013

これで今回の作業は終了です。

Kr09810014

続いて99号に進みます。

Kr09810015

今号ではリアのバンパーにナンバープレートランプのLEDを取り付けます。

Kr09810016

シャーシからナンバープレートランプのLEDの配線を取り外し、LEDをランプベースの穴に差し込みます。

Kr09810017

ランプベースをバンパーの内側にビス止めし、配線をバンパー内側に沿わせながら左側に出します。
これで今回の作業は終了です。

Kr09810018

続いて100号に進みます。

Kr09810019

今号ではリアナンバープレートにナンバープレートを取り付けます。ナイト2000のナンバープレートは回転式になっています。そのギミックを再現しています。

Kr09810020

ナンバープレートは三角柱状になっています。3面ありますが、2面は同じものなので、2種類のナンバーを表示できるという事です。劇中でも走行中に回転させて、追っ手を欺いています。

Kr09810021

ナンバーをリアバンパーの内側から取り付け、ナンバープレートサポートをビス止めして回転軸を固定します。
今回の作業はこれだけです。4号を通して非常に短時間で終わりました。

Kr09810022

ナンバーの回転ギミックは手動式ですが、結構リアルに再現されています。まずはKNIGHTの状態です。

Kr09810023

追っ手を欺く時の一般的なナンバープレートの状態です。

Kr09810024

読者プレゼントのナンバープレートと比べると、今回の模型に取り付けたものはKNIGHT表記だけでなく、プレート上部の自動車税納付のステッカーも表現されています。プレゼントのプレートもそのくらい再現してくれれば良かったのにと思います。

Kr09810025

次回101号のパーツは、後部のサイドマーカーです。非常に小さなパーツ4個だけの様です。模型は殆ど完成状態なので、最後までこんな調子でのんびり行くのでしょう。長く続いているこのシリーズも、残り10号となりました。何とか完成後の設置場所を確保したので、完成に向けてモチベーションを保っていきたいものです。

前回はこちら
週刊「ナイトライダー」93号~96号 コツコツ地味な内装作業を続けます

次回はこちら
週刊「ナイトライダー」101号~105号 次回の配達でシリーズ終了!

| | コメント (0)

2023年4月 9日 (日)

週刊「ナイトライダー」93号~96号 コツコツ地味な内装作業を続けます

Kr09309601

デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。

80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。

4月より名古屋に転勤となり、3月の末に埼玉県朝霞市から愛知県半田市に引越しました。4年間の単身赴任生活の内、多くの期間はコロナ禍であった為に週末に出かけることが出来ないことが多く、狭い社宅で大人しくしていないといけませんでした。その間に始めたパートワークはアシェットのブルートレインとこのデアゴスティーニのナイトライダー。大いに慰めになったものです。仮住まいではあまり荷物を増やしたくは無いものですが、仕事以外、何の楽しみも無く日々を送れるわけではありません。大切に梱包してマイカーで丁寧に運びました。

この1年くらいは気を付けて外出しても良い環境となったので、東京見物を結構楽しみました。出来ればもっといろいろ見聞を深めたかったものです。

Kr09309602

さて、久しぶりに自宅での工作です。
実は今回の93号から96号までは、埼玉の社宅の方に配達されてしまっていました。もちろん転勤が決まってすぐにデアゴスティーニさんには住所変更の依頼を出して、更に電話でも念押ししていたのですが、社内の連携が取れておらず、手違いで旧住所への配送手配となってしまっていました。配送業者の佐川急便さんには留守宅への届けなので配送先不明としてデアゴスティーニさんに返送をお願いし、改めて現住所への再配送をして頂きました。その為に手にするのが一週間遅れとなりましたが、全く急いでいるわけでは無いので構いません。

但し、届いた箱がやけに大きい。中を見ると書店販売のパッケージが入っていました。直販の通販では4号分の冊子とパーツが簡単に小さな箱に入っているだけなのですが、今回は再発送の為に書店販売のパッケージしかなかったのかもしれません。次号以降の梱包がどうなるか気になります。

1号ずつシュリンクパックを解いて中身を出しました。普段はこの状態で小さな箱に入っているわけです。今回の4号分には大型のパーツは入っていません。このシリーズでは今後終了まで提供されるのは小さなパーツばかりとなると思います。

Kr09309603

93号から確認します。

Kr09309604

今号では、シャーシの接続部分のジョイントパーツと左右ドアのスカート取り付けです。今回到着の4号分はかなり軽い作業ばかりとなります。

Kr09309605

ボディの内側の後輪アーチの前部分にフレームジョイントをビス止めします。まずは左側からです。左右のパーツには、それぞれLとRの刻印がなされているので、ちゃんと見れば間違えることはありません。

Kr09309606

右側も2本のビスでしっかりと固定します。ボディとシャーシの固定部分となるので頑丈な仕組みになっています。

Kr09309607

左側のドアスカートを取り付けます。
これは突起を穴に入れてはめ込むだけです。外れやすいようならボディをシャーシに固定してから接着剤を使用してみようかと思います。

Kr09309608

右側のスカートも同様にはめ込みます。
これで今回の作業は終了です。

Kr09309609

94号に進みます。

Kr09309610

今号では、フレームの左ドア部分にインナーパネルとサイドシルを取り付けます。地味な作業をコツコツと行うフェーズです。

Kr09309611

ボディをひっくり返し、Aピラーの内側にインナーパネルをあててビス止めします。下側を固定しただけなので上部はブラブラしますが、天井側は今後、インナールーフパネルを取り付けて固定する様子です。

Kr09309612

ドア後部のBピラー側にもインナーパネルをビス止めします。

Kr09309613

左側のサイドシルの二つのパーツを組み合わせてビス止めした後、ボディのドア下部にあててビス止めします。黒いビスが表面に見えてしまいますが、あまり見えない部分なので気にしなければ良いでしょう。
これで今回の作業は終了です。

Kr09309614

95号に進みます。

Kr09309615

今号では、フレームの右ドア部分にインナーパネルとサイドシルと取り付けます。前号で左側を取り付けたので、今回は同じ作業を右側で行います。

Kr09309616

まずAピラー部分にインナーパネルを取り付けます。

Kr09309617

Bピラー部分にもインナーパネルを取り付けます。

Kr09309618

右側のサイドシルを取り付けます。
左側と若干形状が異なりますが、何故かはわかりません。
これで今回の作業は終了です。

Kr09309619

続いて96号に進みます。

Kr09309620

今号では、ルーフコントロールパネルにフロントランプやコントロールランプを取り付けます。電飾部分の作業です。

Kr09309621

シャーシ左後部の電飾のケーブル群の中からルームランプの配線のKとWをコネクタ部分から引き抜きます。一部の配線のラベルが取れてしまったので、接続時に判るようにテープに記入して巻いておきました。

Kr09309622

今号付属のフロントランプベースにKのランプのLEDを差し込みます。

Kr09309623

センターランプベースにWのランプのLEDを差し込み、二つのランプベースをルーフコントロールパネルの内側にビス止めします。LEDの端子部分を曲げてケーブルを取り回します。

Kr09309624

付属していたインシュレーションテープでケーブルを仮止めします。これで今回の作業は終了です。

Kr09309625

ルーフコントロールパネルの表面を見ると、どれがどんな機能を果たすのかはわかりませんが、マイケルがよく押していた天井部分のボタンが並んでいるのが判ります。

Kr09309626

ボディ内側への取り付けは、今後のインナールーフパネルの取り付け後となりますが、場所は今回でも確認できます。きちんとルーフ部分にも電飾があるのは嬉しいことです。

Kr09309627

これまではシャーシにボディを被せて保管していましたが、今回の作業でサイドシルを取り付けたので、一度被せると容易に外せなくなってしまいました。その為に上下バラバラにしての保管となります。最終的にボディをシャーシに固定する際にはめ込みたいと思います。狭い社宅で作業していた時には邪魔になってしまった事かと思います。

上下別れていると、輸送の際には二つバラバラに梱包する必要があります。嵩張ってしまうので、前回時点で運んだのは結果的に非常に効率的でした。

 

次号97号にはインナールーフパネルが付属します。今回組み立てたルーフコントロールパネルも固定できるかと思います。地味な作業ながら、ジワジワと完成に向かっていることが実感できます。

前回はこちら
週刊「ナイトライダー」89号~92号 後ろから見なけれ完成形?

次回はこちら
週刊「ナイトライダー」97号~100号 今回終われば残り10号

| | コメント (0)

2023年3月12日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」オハネフ25光漏れ対策と大移動作戦!

アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。
 
既に1月末に最終号まで到着し、ディスプレイ台も2月初めに届いています。オロネ24を1両追加で組み立てる延長は申し込んでいないので、私は3両を組み立ててシリーズ終了となりました。
 
Bt2501
 
多くの電飾を組み込んでいるこのシリーズ、完成後に気になるのは寝台車のオハネフ25の車体側面上部と屋根との間の光漏れです。完成直後はあまり気にならなかったのですが、毎夜点灯してアナウンスを鳴らし、部屋の中で妄想夜汽車旅を楽しんでいると、やっぱり何らかの対策が必要であると思ってくるものです。
 
この光漏れの原因は、屋根パーツが反っているためです。
外側の屋根と内側の天井パーツの長さが少し異なっており、無理にはめ込んで固定すると曲がるようです。それが判っていれば、ビス止めをやめて突起を削って接着処理にすれば良かったのですが、後の祭りです。天井を剥がして直すという大工事はやめて、今回は簡単な方法で済まそうと思います。後述しますが、これからしばらくの間、個人的に非常に忙しくなるので週末工作を楽しんでいる時間の確保が困難なのです。
 
Bt2502
 
今回はアルミテープでお手軽に光漏れ対策をします。ジオラマの電飾でもよく使う方法です。水回りの隙間に貼るアルミテープは100均でも売っていますが、薄くて使い物にならないものが多いので、ちゃんとホームセンターでそれなりの価格のモノを入手する必要があります。私はこのスコッチのアルミテープが厚手で使いやすいのでお気に入りです。
 
Bt2503
 
屋根部分のLEDの光が漏れていそうな箇所にアルミテープを切って貼っていきます。マグネットの部分は吸着が弱くなるので避けて貼りました。
 
Bt2504
 
工作時間は30分くらいでしたが、かなり光漏れは収まりました。B寝台を示す行燈部分の上部にまだ光漏れがありますが、これは後日丁寧に処理が必要そうです。また隙間から
アルミテープが見えるような感じではありますがこれはグレーで塗装したいものです。
 
このシリーズは、コロナ禍で週末も外出や帰省さえままならない中、狭い社宅で何とか楽しむために始めたものでした。4年近く前に埼玉県朝霞市に転勤となり、単身赴任を始めました。当初はしばしば東京見物を楽しむつもりでしたが、思うように外出出来ないため、アシェットのブルートレインの組み立ては大いに慰めになったものです。
 
4月より名古屋に転勤となり、3月末に愛知県に帰ることになりました。ようやく自宅に帰れるわけです。単身赴任とはいえ、4年間も経つとそれなりに荷物は増えるものです。4年前に誂えた大型家電品はリサイクルショップに引き取って頂き、間に合わせに用意したベッドなどの家具は粗大ゴミで処分するので、実際に持って帰る荷物はそれほど多くはありません。しかし最も運ぶのに厄介なのは、このブルートレインの模型です。
 
Bt2505
 
完成後は社宅の隅にディスプレイボードを置いて鎮座しています。かなりの存在感ではあるのですが、組み立ては接着ベースの脆い部分が多い為、粗雑に扱うと簡単に破損させてしまいます。
 
Bt2506
 
1両ずつプチプチで包みます。車端部は特に破損しやすいので丁寧に処理します。
 
Bt2507
 
引越し業者さんの段ボールでは小さくて入らないので、大きめの箱をホームセンターで購入してきました。コントローラーやパーツ一式もひとまとめに収めることが出来ました。
 
Bt2508
 
同時進行で組み立てていたデアゴスティーニのナイトライダーの組み立て中の模型も同様に梱包します。
こちらはまだ完成までにしばらく掛かりますが、車体部分はほぼ完成しています。ブルートレインに比べてずっと頑丈な模型の為に、移動は簡単です。次回の発送分は4月の初めごろとなりますが、そちらは愛知県の自宅に届けて頂くよう、デアゴスティーニさんには依頼済みです。
 
模型については引越し業者さんに預ける荷物ではなく、自分の乗用車に乗せて運びます。そこまで気を遣う必要があるのかとも思えますが、やっぱり長期間掛けて組み立てた大切なものは、自身の手で持っていきたいものです。運ぶよりも大きな問題は、自宅に帰ってからの置き場所を確保することではありますけれど・・・。
 
前回はこちら
次回はこちら

| | コメント (8)

2023年3月 5日 (日)

週刊「ナイトライダー」89号~92号 後ろから見なけれ完成形?

Kr08909201
デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。
 
80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。3月5日の午後に89号から92号の4号分が到着しました。
 
このシリーズ、単身赴任先の朝霞市の社宅で製作しています。部屋が狭い上に道具が思うように揃っていないので不便ではありますが。デアゴスティーニの模型は近年組み立てやすくなってきているので、月に一度、休日に一人部屋に籠って楽しむのに丁度良い作業量になっています。コロナ禍で外出自粛の中で始めた工作でした。先日、同時進行していたアシェットのブルートレインが終了したので、このナイトライダーのシリーズが製作中の唯一のパートワークとなっています。今回も、日曜日の午後にのんびり組み立てました。
 
Kr08909202
 
まず89号から開封します。
 
Kr08909203
 
今号ではボディのルーフに二つのガラスパネルを取り付けます。
劇中のナイト2000では、Tバーフールのトランザムのルーフガラスは取り外し式ではなく、バタフライ式に上に開く構造になっています。それを再現するようです。
 
Kr08909204
 
ルーフのガラスのパーツは樹脂製です。僅かに透過するようになっています。
 
Kr08909205
 
ボディパーツをひっくり返し、内側からセンターステーをビス止めします。
 
Kr08909206
 
ボディを元に戻し、ルーフガラスフレームを被せます。
前方の突起を差し込んで、後部は溝に這わせておきます。今回は指定場所に置くだけとなり、後の号の作業で固定となります。
 
Kr08909207
 
続いて90号に進みます。
 
Kr08909208
 
今号では左側のリアフェンダーを組み立てていきます。
 
Kr08909209
 
ドアとの接合部にエアグリルとドアロックピンを取り付けます。
ドアロックピンは頑丈な金属パーツでした。ドアをロックする重要なパーツですが、これなら丁寧に扱えば折損することは無いでしょう。ドアはサイズが大きくて重量がありますが、これなら安心です。
 
Kr08909210
 
今回の作業はここまでです。ボディへの取り付けは次号となります。
 
Kr08909211
 
続いて91号に進みます。
 
Kr08909212
 
今号ではルーフリアパネルと前号に付属してきた左側のリアフェンダーをボディに取り付けます。
 
Kr08909213
 
まず、今回付属のルーフリアパネルをボディに取り付けます。
ビス穴を合わせて差し込みます。
 
Kr08909214
 
ルーフガラスフレームが外れないように支えながらボディをひっくり返し、内側から3か所ビス止めして固定します。
 
Kr08909215
 
前号で組み立てた左側のリアフェンダーにフューエルリッドを取り付けます。ヒンジを固定してからビス止めします。
 
Kr08909216
 
外側から開くと内部にフューエルキャップが見えます。大型模型だけに細かい部分まで作り込んであります。しかもビス止めしていくだけの簡単工作なのは優れた設計であると思います。
 
Kr08909217
 
左側のリアフェンダーをボディにはめ込みます。ドアもロックピンにはめ込んで閉めておきます。
 
Kr08909218
 
内側から5か所ビス止めしてリアフェンダーを固定します。
 
Kr08909219

これで今回の作業は終了です。
リアフェンダーが取り付けられることにより、ドアも閉めたまま固定できるようになりました。
 
Kr08909220
 
続いて92号に進みます。
 
Kr08909221
 
今号では右側のリアフェンダーを組み立ててボディに取り付けます。
 
Kr08909222
 
左側と同様に、リアフェンダーのドアとの接合部にエアグリルとロックピンをビス止めします。
 
Kr08909223
 
ボディにリアフェンダーをはめ込み、内側からビス止めして固定します。
 
Kr08909224
 
右側のリアフェンダーも取り付けられたことにより、後部を除いて大型のボディパネルがほぼ取り付け終わった状態になっています。

Kr08909225
 
ルーフガラスフレームは上部に跳ね上げる構造です。でも完全に開かないので、劇中のナイト2000のように座席の人物を射出するような状態にはなりません。
 
Kr08909226
 
シャーシ―にボディを被せると、前方からはほぼ完成状態になっています。シリーズはまだ18号を残しているので、先日完成したアシェットのブルートレインのように、最終盤に怒涛のパーツラッシュにはならない様子です。
 
Kr08909227
 
後部のリアバンパーやコンビネーションランプ等はまだこれからです。
 
Kr08909228
 
次号、93号のパーツはドアスカートです。
そういえばドアの下の部分はまだ取り付けられていない状態でした。適度な工作量での気楽な進行は続きそうです。
 
前回はこちら

| | コメント (0)

2023年2月18日 (土)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」ディスプレイボード組み立てと設置

Bt01
アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。
 
1月27日に118号から120号までのシリーズ最終の配布がありました。その後、2月2日にプレミアム購読者に配布されるプレミアムディスプレイボードが到着しました。最終号とほぼ同時に届けられるとの事でしたので、ほぼ予定通りです。
 
118号から120号までも相当の大きさの荷物でしたが、ディスプレイボードもかなりのボリュームです。しかも重量もあります。コーナーに保護材が貼られていて、梱包がしっかりしています。
 
Bt02
 
開封すると、発泡スチロールで保護されたパーツが出てきました。組み立て説明書はコピー用紙1枚です。なんだか組み立て家具を買ったかのような思いがします。
 
Bt03
 
パーツを取り出すと、木製組み立て家具の雰囲気は更に深まります。大量のビスで金具と板を固定していく感じです。
 
Bt04
 
組み立て自体は全く難しくないのですが、とにかくドライバーを回す作業が繰り返されるので、インパクトドライバー等があればかなり楽が出来そうです。私はもちろん社宅にそんなもの置いていないので、翌日の前腕部の筋肉痛を覚悟しながら、ひたすら手動で回し続けました。
 
Bt05
 
ひな壇状に枠を組み立てた後、天板を3枚載せたら完成です。作業は小一時間。天板に丸い穴が開いているのは、ここから線路から出ているケーブルを通すためです。
 
Bt06
 
前回、オシ24とオハネフ25の車輪と線路の車輪載せ台との位置が合わないと書きましたが、私がディスプレイ線路の道床の組み合わせ方を間違っておりました。裏面にそれぞれA、B、Cの記載があり、それを二つずつ組み合わせれば車両の車輪とピッタリ合うようになりました。やれやれ。よく確認せず、完成を慌ててしまいました。
 
Bt07
 
ディスプレイボードに線路と車体を載せてみます。ディスプレイボードのサイズは横幅65cm、奥行き52cmです。車体を載せた高さは50cm近くになるので、相当に迫力のある模型となりました。但し、スピーカー/電池ボックスと接続するケーブルの長さは結構ギリギリです。ディスプレイケースの中にスイッチを仕込んで、このスピーカー/電池ボックスと一体化すると見栄えが良くなるような気がします。
 
コントローラーはワイヤレスなのですが、結局このスピーカー/電池ボックスはケーブル付きなので中途半端な気がします。
 
この模型の特徴である電子ギミックの実験です。
コントローラーは鉄道車両の運転台を模しています。しかし電気機関車の運転台ではなく、マスコンとブレーキは電車のものの様です。逆転器のレバーが無いので、前進と後退を切り替えるところがありません。
 
このコントローラー、実はマスコンとブレーキに似たものは本物の鉄道車両のものとは異なる動きで模型を操作します。
 
Bt08
 
この写真の状態が機関車の前進状態です。
ブレーキ解除してマスコンのノッチを入れているので、これは違和感はありません。
 
Bt09
 
しかしこれが後退状態です。ノッチを戻して軽くブレーキ掛けた状態です。
もうなんというか・・・デタラメなレバー操作ですが、これは単なるスイッチということと理解しておきます。
 
前進の時はヘッドマーク側のヘッドライトが点き、後部はテールランプが灯ります。車輪が回って走行音が鳴ります。後退の時はランプは前進の時の逆ですが、走行音は鳴りません。
警笛のスイッチを押すと、実車から収録された汽笛が鳴ります。アナウンスのスイッチを押すとハイケンスのセレナーデのオルゴールが鳴った後、車掌のアナウンスがあります。下りの横浜発車後なのか、次の停車駅は熱海との事。アナウンスのパターンは一つだけです。
 
Bt10
 
車輪載せ台の上で車輪が回って機関車は少しガタガタ揺れるので、かなり大きな走行音と相まって割と迫力があります。前後の運転台の照明と中央部の機械室の照明がスイッチを押すと灯ります。
 
オシ24はレストラン部がかなり明るくなります。
 
オハネフ24は非常に多くのLEDが取り付けられています。但し、通路灯の光が少し外に漏れるのが気になります。何とか改良せねばなりません。とても気になるほどではないので、しばらくはこのまま楽しみます。
 
Bt11
 
行燈型のトレインマークの点灯と連動して、側面の列車表示も光ります。テールランプは非常に明るく灯ります。トレインマークも含めて明るすぎるのですが、模型なので少々オーバーに光っても良いでしょう。
 
Bt12
 
EF66前面です。
大型模型なので、寄ると迫力があります。
 
Bt13_20230218165901
 
こちらは鉄博に保存されている実車です。庇の無い初期型なので少し顔つきが異なりますが、模型は実車の雰囲気をよく捉えていると思います。このアシェットの模型、あちこち気になるところが多いのですが、機関車の顔だけは良いと思っています。
 
Bt14
 
照明を点けたオシ24のレストラン部分を窓から覗きます。
無人なのが残念ですが、在りし日の食堂車の情景が蘇ってくるようです。
 
Bt15
 
オハネフ25も窓から車内を覗きます。
カーテンは省略してしまいましたが、寝台の上に置かれたリネン類や床のスリッパ等、リアルさを表現するのに一役買っています。窓際の梯子で上段に上っていきたい気持ちになります。
 
ディスプレイボードの組み立てをもって、一応このシリーズは終了となりました。1月27日に最終号が届いてから、時間を見つけては工作ばかりしていたような気がします。まだ細部の改良など作業は残っていますが、一区切りしたいと思います。しばらくは毎夜スイッチを入れて、単身赴任社宅の狭い部屋の中で一人、手酌で酒を傾けながら夜汽車での妄想旅を楽しんで参ります。いつも横浜を出たばかりの状態なのは仕方ないのですが・・・
 
前回はこちら

| | コメント (4)

2023年2月 5日 (日)

週刊「ナイトライダー」84号~88号 ボディパネルをとんどん取り付けていきます

Kr08408701
デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。
 
80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。2月5日の日曜日の午後に84号から88号までの5号分が到着しました。
 
先週末はアシェットのブルートレインの工作をしていた為に、今週も続けて工作となりました。しかし最終盤で怒涛のパーツラッシュで膨大な作業となっていたブルートレインに比べ、通常の進度のナイトライダーは楽々スイスイ進みます。パートワークはすっかり月刊状態になっていますが、月に一度ならこのナイトライダーくらいの作業量が適当です。このシリーズも最終号ではそれなりの作業量になる事は予測されますが、ブルートレインの様な極端なものにはならないと思われます。これまでにかなり作業が進んでいるからです。
 
Kr08408702
さて、まずは84号から進めます。
 
Kr08408703
 
今号では右側のフロントフェンダーとボンネットをボディに取り付けていきます。ボディパーツがどんどん組み上がっていくのは完成が近づいていることを意識します。
 
Kr08408704
 
前号でウィンカーレンズを取り付けたフロントフェンダーを用意します。今回はエアインテークとホイールアーチライナーの取り付けを行います。
 
Kr08408705
 
フロントアーチライナーをビス止めしていきます。
 
Kr08408706
 
ボディーとボンネットを用意します。
ボンネットのヒンジベースのビス穴をボディの取付穴にはめ込みます。
 
Kr08408707
 
ボンネットのヒンジを4本のボルトでガッチリと固定します。
 
Kr08408708
 
2段リンク式のヒンジにより、かなり大きくボンネットを開くことが出来ます。ダンパーなどはありませんが、上げたまま落ちてこない状態になっています。閉めた時に固定するラッチ等はありませんが、ボンネットの重みがあるので勝手に開くことはありません。
 
Kr08408709
 
右側のフロントフェンダーを取り付けていきます。
内側からビス止めして今回の作業は終了です。ボンネット、フロントフェンダー、ドアのチリが合っています、この模型、なかなか高精度で作られていることが判ります。
 
Kr08408710
 
続いて85号に進みます。
 
Kr08408711
 
今号では左フロントフェンダーを組み立てます。右側と同じ作業となります。
 
Kr08408712
 
ウィンカーレンズをはめ込んでベースをはめ込みビス止めします。
 
Kr08408713
 
これで今回の作業は終了です。
 
Kr08408714
 
86号に進みます。
 
Kr08408715
 
今号ではフロントバンパーと左側のフロントフェンダーをボディに取り付けていきます。ずっと別管理となっていたいよいよフロントバンパーもボディと一体化します。付属パーツは少ないのですが、作業は非常に満足感を得られるものとなっています。
 
Kr08408716
 
まず左フロントフェンダーにエアインテークとホイールアーチライナーをビス止めします。
 
Kr08408717
 
フロントバンパーを用意し、スキャナーの上部にプロテクションシールを貼ります。ボンネットと接する部分なので保護するのでしょう。
 
Kr08408718
 
フロントバンパーをボディに取り付けていきます。
まずボディ先端中央部と右フロントフェンダーとフロントバンパーをビス止めします。左側は配線があるの左でフロントフェンダーの中に隠すように取り回します。
 
Kr08408719
 
ケーブルを挟み込まないように左フロントフェンダーをはめ込み、内側からビス止めします。
Kr08408720
いよいよボディのフロント部分が完成状態となりました。パーツごとのずれは無いようです。
 
Kr08408721
 
87号に進みます。
 
Kr08408722
 
今号では付属のリアガラスをボディに取り付けます。
更にヘッドライトの動作確認も実施します。
リアゲートはガラス部分とハッチゲート部分が一体化されています。
 
Kr08408723
 
リアガラスの上部にヒンジを二つ取り付けていきます。
 
Kr08408724
 
ボディ側にもヒンジをビスで固定します。
 
Kr08408725
 
フロント部分のライトとモーターの配線のみ接続してライトの点灯実験を行います。
 
Kr08408726
 
リアゲートを取り付けました。
リアゲートを開けた状態でも、ヒンジがかなり固い状態なので勝手に閉まることはありません。ダンパーが無いのに閉まらないのはかなり良く出来た仕様です。
 
 
Kr08408727
 
88号に進みます。
 
Kr08408728
 
今号ではボディのリアウィンドウにスポイラーとアウターパネルを取り付けます。
 
Kr08408729
 
リアゲートのパネルにスポイラーをビス止めします。
 
Kr08408730
 
リアゲートの内部にリアゲートインナーパネルをビス止めします。リアゲートを開けたらビスが丸見えになってしまいますが、仕方ありません。ガッチリ簡単に組み立てられる為に、私はこの部分は特に改良を行わない予定です。
これで今回の作業は終了です。
 
Kr08408731
 
リアゲートを締めた状態です。
ガラス部分が広いので、後方からでも車内が良く見えそうです。
 
Kr08408732
 
ボディはあとルーフ部分のガラスなどとリア部分の組み立てを残すのみとなりました。まだ20号以上シリーズは続きますが、このままノンビリペースで最後まで進むことでしょう。
 
Kr08408733
 
配線を噛まないようにボディとシャシーを組み合わせるのに時間を要しそうですが、それでもこれまでに制作したデアゴスティーニのモデルカーのシリーズに比べると、決して難しい部類ではないと思います。
仮組みすると、前から見ればほとんど完成状態です。
 
Kr08408734
 
後部はリアフェンダーや後部のコンビネーションランプやリアバンパーなど、まだ多くのパーツをこれから取り付けていくことが判ります。まだまだ工作は楽しめそうですし、最終盤に怒涛のパーツラッシュになる事は無さそうです。
 
Kr08408735
 
次号、89号ではルーフガラスが付属します。
実車はデタッチャブルタイプのガラスルーフですが、ナイトライダーの劇中ではバタフライ式に開閉するルーフパネルになっていました。開閉の仕組みは再現しないでしょうが、ボディパネルがどんどん取り付けられていくので、次号の工作が楽しみです。
 
前回はこちら

| | コメント (0)

«アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」第118号~120号 まずは全号制覇!