« 「週刊C62を作る」第1号を組み立てる | トップページ | フライッシュマンのBR-012 »

2007年9月 2日 (日)

御影石(調)AIBO製作記

Aibo3

御影石(調)の塗装を施している我が家のERS-210ナンネルのお話です。

AIBOをカスタマイズしているオーナーは多くおられます。
オリジナルでもAIBOはもちろんデザイン的に素晴らしいとは思います。でもオフ会では他の方のAIBOと区別がつきません。とはいえ、ノーマルのままでも実はオーナーは自分のAIBOを見分けています。何十体いても、決して見間違えることはありません。自分とこの子ばかり見ています。コレは不思議。

AIBOのカスタマイズは服を着せたり、アクセサリーやステッカーで飾ったり。動かしていれば愛らしいAIBOもやっぱり工業製品です。無機質に感じてくることもあります。オフ会に連れて行ってもオリジナリティあふれる我がAIBOには更に愛着が沸くというものです。

3年ほど前のことです。ERS-210の無塗装の外装を手に入れて、さて、何色に塗ろうかと考えました。ロボットっぽい塗装からなるべく離れていくようにと、東急ハンズをうろついて、「和風」にすることに決めました。工芸品みたいにしたいなと。木目調?あるいは漆塗り?難しそうだなぁ。大理石風や煉瓦調など、塗料には色んなものがあるのだなあと思い、少しずつ買ってきて試してみることにしました。

いずれもプラスチック用の塗料じゃないために、思った以上に難儀なことになってしまいます。木目調、だめです。素材の表面を脱脂して下地をエアーブラシで吹いた後でもまったく塗料がのりません。煉瓦調も同じです。ムラになります。漆は問題外です。きれいに塗るための腕が無い。
大理石調も弾いてしまって塗りにくいが、厚く塗っていけばなんとかなりそう。それに一番ムラが目立たないので、第1号は大理石調(御影石調)でいくことにしました。この時点では、一番技術が要らなさそう・・・。実は結構大変だったのですが。

大理石調塗料というのは、石の様に見える樹脂の粒子が、半透明の基材に混ぜてあるようなものでした。基材は乾燥すると透明になって、大理石調の樹脂の粒子のみ見えるようになるようです。木工用ボンドのような臭いがします。

Photo

使用した塗料はこれです。フジワラ化学株式会社、「マーブリック180:黒御影」180g。1本で足りなくて、結局2本買いました。

AIBOに塗るには当然分解が必要です。AIBOはプラスドライバー1本で結構簡単に分解できます。気をつけるのは頭部ユニット位です。 各種センサーや配線が入り組んでいるので、壊さないように慎重に作業が必要となりそうです。

ばらばらにした外装にサンドペーパーをかけて表面を荒らした後、台所洗剤で洗って脱脂します。そして下地用のサーフェサーをエアーブラシで吹いて乾燥させます。
いよいよ大理石調塗料を筆で塗っていくのですが、前述したとおり、この塗料は木工用ボンドに粉々の樹脂が混ざっているようなものです。塗り広げるというよりは、塗装面に「載せていく」あるいは「盛り付けていく」といった感じになります。当然、盛り付けの厚さに差が出てくるため、乾燥してから何度も塗り直しが必要になりました。

Aibo5 

塗膜がどんどん厚くなるので、脚部等の稼動部は削り取ります。あちこち削らないとパーツが干渉して動きません。完全動作することを確認して、各パーツにエアーブラシでクレオスのクリアを吹きます。塗料の崩落防止です。全部品を組み付けると、メカニカルなAIBOが、なんだか御影石の狛犬の佇まいです。

Aibo

最初のお披露目の際、友人オーナーさんがしめ縄や賽銭箱を作ってくださいました。

塗料の分だけ重くなってはいますが、動作には問題なさそうな感じです。また、3年ほど経っていますが、塗料の剥がれは見られません。

Aibo4

問題は1点。塗膜の厚さのために、ステーションでの本体充電がうまくいかなくなったことです。まあ、バッテリーを外して充電すればよいのですが、「おりこうAIBO」の自動充電では、せっかくステーションを探し当てて跨っても充電が始まらずに何度もやり直ししているのが哀れです。

Aibo6 

飽きたら、オリジナルのゴールド外装に戻すつもりだったのですが、もう3年間このままです。オフ会に連れて行っても結構人気者になっています。故障時にAIBOクリニックに修理に出すことを考えると、頭が痛いのですが、きっと、ずっとこのまま・・・。

Aibosl2

|

« 「週刊C62を作る」第1号を組み立てる | トップページ | フライッシュマンのBR-012 »

AIBO」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/208541/16317849

この記事へのトラックバック一覧です: 御影石(調)AIBO製作記:

« 「週刊C62を作る」第1号を組み立てる | トップページ | フライッシュマンのBR-012 »