お伊勢さんと赤福の没落、松阪牛への懺悔
今日は職場の社員旅行で、伊勢方面に日帰りバス旅行です。朝、名古屋の会社を出て、青山高原をドライブしてから松阪市の松阪牛レストランですき焼きの宴会をした後、伊勢神宮やおかげ横丁の散策を楽しむといったルートです。穏やかな秋晴れの行楽日和でした。
社員旅行はせっかくの休日が潰れてしまうのですが、職場の方々と仕事を離れての行楽は、なかなか良いものです。バスの中で酔っ払っていけるのも楽しい。
今日の行程で、最後に立ち寄ったのが伊勢神宮。内宮の入口の宇治橋前の駐車場で解散し、約1時間半の自由行動です。神宮を目の前にしていれば、まず神様に参拝していこうと考えていたのですが、半分以上の方が参道の土産屋や、その先の江戸時代の街並みを再現した「おかげ横丁」の方に向かったのが意外でした。
私は別に国粋主義者では無く、神様にお参りすることは正月くらいなのですが、伊勢神宮を目の前にして、無視して土産を買いに行く思いはありませんでした。
直前まで、バスの中でビールの杯を重ねて騒いでいたのですが、宇治橋を渡って「正宮」の案内板に従って玉砂利を踏み、巨大で壮麗な神木が立ち並ぶ参道を進んでいくと、知らずの内に襟を正すような気分になってきます。空気も外部よりも2~3度は低く感じて、なかなかに心地良さがあります。参拝には30分程度要しますが、来てよかったと思えるところです。
いざ正宮の拝殿の前で参拝する際、会社のメンバーの方で拝み方がわからない方がおられました。「2礼2拍手1礼ですよ」と説明したのですが、「形式は、まあどうでもいいよね」などど返されます。
私よりも随分と歳上の方なのに、様々な方がおられるものだと思います。最近、北海道から転勤されてこられたので、地域性もあるのでしょう。私は幼い頃から数年おきに訪れるていどでした。でも、他の神社には無い荘厳なイメージを持っています。
古代から戦中まで、日本一の聖地として崇められ栄えた伊勢神宮は、現在は地方の一観光地に過ぎないほどに没落したのでしょう。
没落といえば今、製造日偽装で問題となっている赤福です。
製造日偽装は犯罪行為として許されることではありません。それもデリバリして余った分を冷凍保存し、解凍日を製造日に偽装しており、冷凍保存したものには日付のところに区別が付くようにしるしを付けていたことからして、あまりに悪質な手口です。がっかりです。
伊勢に行ったら、赤福本店の五十鈴茶屋で赤福餅を食べることを楽しみにしていたのに、それが残念です。
一応、渦中の赤福本店まで行ってまいりました。入口は堅く閉ざされ、警備員が守っていました。そして壁には「お詫び」の文章が貼られています。しばらくの間、休業とのことです。秋の行楽シーズンに思わぬ痛手でしょう。参道の土産屋にも当然置いてありません。早く内部の機能を整え、誠実な運営ができるようになって復活して欲しいと思います。あの、なんとも粉っぽいあんころ餅は、あまり甘いものを食べない私も大好きなのです。
松阪牛のすき焼きでは、食事のテーブルに、「松阪牛証明書」なるものが置かれていました。これから食べる牛の名前や登記書等の詳細が記されています。
でも、「と畜日、平成19年10月3日」なんて書かれているので、ちょっと複雑です。肉を食べるのは仕方のないことなのですが、鬼畜になったような気分になります。
とても美味しかったですが・・・。ごめん、「さえこ(牛の名前)」。そしてありがとう・・・。
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