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2008年6月25日 (水)

VAIO SRX-3BDの付属DVDドライブの換装

  今日は模型の工作はお休みで、不調だったSONYのVAIOノートの付属DVD/CD-RWコンボドライブを、最新のDVDマルチドライブに換装する作業です。
年代物ですが、「もったいない」精神で、古いPCもまだまだ使用するための自己責任においての分解修理です。

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趣味で使うものとして、このVAIOを外出時などにたまに使用しています。サブノートPCでSONYのVAIO SRX-3BDという2001年の12月に購入したWindows XPとMS-Officeプリインストールのモデルです。パソコンのスペックの進歩が遅くなって、以前より長持ちするようになりました。でも、ハード的には弱くなりました。実際、VAIOはよく壊れます。

自宅では日頃、自室のデスクトップPCを使用しますし、仕事の際にはセキュリティ上、会社のパソコンしかデータ使用できません。ノートPCも、もう少し大きいのは別にありますので、たま~に趣味の際に持ち歩く際のサブノートです。元々はAIBOを無線LANコントロールするために買ったVAIOでした。

OSはXP SP3が不足無く動作しますし、HDDは標準の20GB(少なっ!)から他のノートPCのHDDを換装して余剰になっていた60GBに換装しています。バッテリーも3年前に交換して3時間弱は保ちます。あまり使い込んでいないので起動も早く、1.2kgと軽量なので持ち歩くには最適です。メールやネットはもちろん、簡単な画像処理や主催コンサートでの録音、Excel、Word程度の用途ならば、最新機種と比べてそんなに遜色無く働きます。

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ただ最近、付属していたi.LINK(IEEE1394)接続の外付けDVD/CD-RWコンボドライブのDVD読み込みがギクシャクしてきた上に、トレイを閉めるときにガチガチと引っ掛かりがあるようになってきました。古いため、仕方ないので、新しいi.LINK接続のドライブを買ってくれば良いのですが、筐体を生かしてドライブを換装して直してみようと思いました。
私が使用してきたVAIOは、全て故障の経験がありますが、光学ドライブは特に良く壊れる印象があります。2003年に購入したVAIOノートのPCG-Z1/Pも、1年半後に内蔵コンボドライブが壊れて動作不良になっています。当時SONYから修理に6万円もかかると言われて放置しています。
せっかくの光学ドライブ内蔵モバイルなのに、外付けかネットワークでしかCD、DVDが使用できない、スタイルが良くて画面が大きいだけの役立たずPCと成り果てています。

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新しいドライブに買い換えられないのは、PCGA-CRWD1という形式のPC付属のコンボドライブとPCとの専用ケーブルのためです。
i.LINKケーブルの隣に10Vの専用電源ジャックがあって、ACアダプタを使用しなくても動作する仕様になっています。
今となっては、USBバスパワーのドライブは普通なので、ACアダプタ要らない専用ケーブル仕様なんて、ふーん、と言ったところです。でも、このSRXで使用するにはこの専用ケーブルが重要ポイントです。
それにSRXのUSB端子はUSB1.1で転送速度が遅く、USBバスパワーのドライブを買ってきても使用困難です。第一、このPCではUSB接続だとブートドライブにならないので却下です。また、非力なPCにはUSB2のドライブよりも、CPUパワーに依存しないi.LINKの方が安定するといったこともあります。
専用ケーブルを使用しなくても、10Vの専用ACアダプタもありますので、換装後はIEEE1394端子装備の他のPCやFireWire装備のMacでも使用できるはずです。

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幸い、ノートPCのスリム型光学ドライブの接続の規格は現在でもATAPIで変更が無いので、会社の近くのTWO TOPでバルクドライブを買ってまいりました。
ソニーNECオプティアークの「AD-7590A」というDVDマルチドライブで、おまけのソフト「nero8essentials」が付属して6980円。ネット通販だと更に安いようですが、運賃を考えるとほとんど変わりませんし、初期不良の際に相談が面倒なので、店頭で買います。
これに換装できれば、不調のコンボドライブが、各種DVDメディアにも書き込み出来るマルチドライブに生まれまわることになります。あまりDVD書き込みはしていませんが、バルク品ではマルチドライブ以外、ほとんど売っていませんでした。

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但し、ドライブを比較してみて気付いたのですが、表面のベゼルの形状が大きく異なります。換装後にベゼルを乗せ変えようと思ったのですが、無理っぽいですね。ちょっと格好悪くなりそうですが、DVDドライブを持ち歩くことはほとんど無いと思われますので妥協しようと思います。

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ドライブのケースは、裏面の2箇所のねじを外してから、何箇所か爪を外すところがありますが、簡単に開けることができます。

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ケースを開けたら、ねじが1本転がり出てきました。
どうも最近、ドライブを移動するときにカシャカシャいうと思った・・・。トレイを閉めるときに、このねじが引っかかっていた模様です。こんな状態で、よくディスクに傷がついたりする事故が起こらなかったものです。

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最初から外れていたねじを含めて16本のプラスねじを外すと、ケース、ドライブ、基盤、カバーがバラバラになります。後はドライブだけを入れ替えて組み立てるだけです。
スリムドライブは規格品なので、ねじ穴の位置はぴったり同じでした。もちろん、ATAPIコネクタも同じです。

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やっぱりドライブベゼルは流用できませんでした。
イジェクトスイッチや動作ランプの位置まで違うので、切り貼り改造はやめておきました。

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取り外したコンボドライブですが、読み取りレンズに埃がついて結構汚れていました。
読み取りがギクシャクしたのは、ひょっとしてレンズの汚れに起因したのでしょうか?レンズを掃除すればOKで、こんな換装作業はしなくても良かったのでは・・・という思いがよぎります。(後でドライブを戻して検証したら、その通りだったようです。やれやれです。)

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ケースと一体化していたベゼルの形状が大きく異なり、VAIOのスタイルは崩れましたが、DVDマルチドライブになって大きく機能アップしたので良しとします。しかもドライブ自体が非常に軽いので、軽量化に結びつきました。

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専用ケーブルを接続すると、あっさりと認識します。
DVD-RAMへの読み書きを出来るように、ドライブのプロパティの書き込みタブの、「このドライブでCD書き込みを有効にする」のチェックを入れておきます。設定作業はこれだけです。分解修理は15分程度の作業でした。

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ベゼルがちょっと格好悪くなり、軽量化されたドライブの作動音が若干うるさくなったのが気になりますが、DVD読み込みも全く問題なくスムーズに行えます。
これでSRXも延命しましたし、いつでも再セットアップできます。しかも、他のPCでも使用できる小型DVDマルチドライブが誕生したことになります。

交換のために摘出したコンボドライブは、トレイが閉まりにくいのは外れたねじのせいだったので解決し、しかもレンズが汚れていたのが読み込み不良の原因だったので、本来は交換の必要はありませんでした。まずはレンズの汚れを確認すべきでした・・・。
物理的に全く動作しなくなっているVAIO Z1/Pのコンボドライブにドミノ移植してみようかと計画しています。こちらはハードディスクの交換にもキーボードや上面パネルを分解しないといけないくらいの修理の作業性の悪いPCなので、15分では出来そうにありません。

パソコンを使用するための修理というよりは、分解して部品交換を楽しんでいるような気分ですね。

上記の作業、もちろん、修理が失敗して壊れても100%自己責任です。

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