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2008年8月 5日 (火)

「週刊蒸気機関車C62を作る」第48号

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デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」第48号です。

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第48号の部品は、先週に引き続きランニング・ボードです。
これから50号までランニング・ボードの組み立てになります。ボイラー周りの変化の大きな作業は楽しみがあります。ただ、ボイラーに取り付けたホルダーとランイング・ボードの固定はなべ小ねじとなるので、相変わらずランニング・ボード上はねじ頭だらけとなりそうです。とりあえず組み立てることにします。

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部品一覧です。
ランニング・ボードA(真鍮)、ランニング・ボードB(真鍮)、ランニング・ボードC(真鍮)、ホルダーA(真鍮)、ホルダーB(真鍮)、ホルダーC(真鍮)、ホルダーD(真鍮)、サイド・ボードA(真鍮)、サイド・ボードB(真鍮)、サイド・ボードC(真鍮)、なべ小ねじ(M2径/4mm)×28(うち2本は予備) です。
先週のランニング・ボードにつながる部分で、公式側の後ろの部分となります。ボイラー下部にコンプレッサーが配置されている部分を避けて、ランニング・ボードが上に屈折している部分です。左右のランニング・ボードを仕上げて、このシリーズも折り返し点となるようです。
ホルダー、及びランニング・ボードをねじ止めすることで、正確に直角に固定することが出来るのは良いのですが、もう少し小さなねじでもよかったのではないかと思わないではありません。

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まず、今回3分割されているランニング・ボードをホルダーを介して合体します。
ボイラーに取り付けるホルダーは4種類ありますが、位置を間違えないようにねじ止めします。接着ではないのでガッチリと固定できるのはねじ止めの利点ではあります。

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4つのホルダーをねじ止めして、とりあえずサイドボードは一体化します。この作業はすぐに終ります。

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やはり3分割されたサイドボードを接着します。
予想していた通り、今回の作業で最も時間を要したのは、このサイドボードの接着です。位置決めが難しい上に、最初から曲がっているので修正したりする必要があり、どうしてもまっすぐに取り付けられません。

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少しずつ嫌気性接着剤のロックタイト638を塗布し、マスキングテープで補強しながら作業を進めます。
本文解説では、裏側から瞬間接着剤での固定となっていましたが、それではボイラーに取り付けた際にパリッと取れてしまいそうです。

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接着剤が乾く間に、39号に付属してきてまだ取り付けていなかったボイラーバンドの後部2本を取り付けます。
今まで取り付け指示が無かったのですが、その必然性が感じられない作業です。既に加減弁てこが取り付けられていて邪魔になります。もっと早く作業しておけば良かったと思う次第です。

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ボイラーバンドは、ボイラー下部のねじ穴にM1.4径ねじを使用して固定します。
今回付属しているM2ねじとは異なる細いねじです。これも39号に付属してきていました。

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安全弁のすぐ後ろに位置するボイラーバンドは、ボイラーと火室を繋いでいるねじ頭に干渉します。
ねじ頭をボイラーバンドの上側にすると、ねじが飛び出て不自然ですので、この部分は何らかの調節が必要となりますね。今回はこのまま一旦組み立てます。本文の解説の写真もボイラーバンドがねじと干渉して少し浮き上がったままになっています。

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サイドボードを貼り付けた接着剤も乾いたので、ボイラーにねじ止めします。
まず、先週組み立てたランニング・ボードの前部とホルダーを介して接続します。

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続いて、残り4箇所のホルダーとボイラーをねじ止めします。
ねじ穴の位置はぴったりで、部品精度は高い様子です。私は横着して足回り部分にボイラーを載せたまま作業を行いましたが、ボイラーを外して作業したほうが丁寧に出来ると思われます。

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ランニング・ボードの取り付けにより、サイドビューはほぼ機関車の形になってきました。
気になるのは、今回の本文のワンポイントアドバイスでいのうえ・こーいちさんが、コンプレッサーを取り付けるときに、また調節が必要になるかもしれない、と書かれていることです。再分解を覚悟しておいたほうが良いかもしれませんね。

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公式側の斜め前から見ると、ほとんど完成形のようです。連結器が早く欲しいと思われます。

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上から見ると、ボイラーやランボード上に黒いねじ頭が点在しているのがわかります。黒々としていて、キンキラキンの機関車の中では相当に目立ちます。なるべく気にしないようにしたいものです。

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来週、第49号の部品は、今回に引き続きランニング・ボードです。
非公式側の前部分となります。予告写真を見ると、非公式側にもきちんと油箱があるようです。公式側と同様に亜鉛合金の無塗装なので、まず塗装作業からとなりそうです。
現在、梅小路蒸気機関車館に動態保存されているC62-2号機の実機では、非公式側のみに油箱が取り付けられています。竣工時には両側にあったそうですが、北海道に移転になった際に公式側は取り外されたとのこと。
ちなみに、私の手持ちのNゲージ模型の、KATOのC62東海道仕様には左右に油箱が取り付けられています。マイクロエースのC62-2小樽築港機関区改良品は、非公式側にしか取り付けられておらず、時代に合わせたスタイルとなっているようです。

50号で非公式側の後部のランニング・ボードの取り付けです。

デアゴスティーニのC62公式ページの掲示板は、最近メンテナンスが行われ、Proxyを経由すると見られない仕様になったようです。何か困った事態になって対策を施したのでしょうか。普通の環境では問題なく見られるようになり、素晴らしい改良作業を施されている方々の作品を拝見できるようになり、楽しませていただいています。

前回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型LP403、及びシールドビーム取り付け

次回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第49号

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コメント

YUJIさん、今晩は!相変わらず手が早いのと的確な解説に関心しきりです。小生は定期購読なので、YUJIさんの日本で一番早い(?)製作記事はいつも火曜夜の楽しみです。

それはそうと予想通り公式掲示板でもランボードの無粋黒ネジ対策のスレッドが立っていますが、それ程でも無いのは50号近くを経て既にこれ迄も同様の事が幾多と無く繰り返されて達観されている方が多いからかも知れませんね…(かく言う自分も)。

実機の写真を見てもランボードは位置こそ違いあるものの、幾つかに分割されたものが、ボルトで連結されているようです。従って本キットでもネジ留めで分割されたパーツを連結するのは決して間違いでは無いと思います。ただ問題は金ピカの部品に形状・色の違いが目立つ黒ネジを使用した事ですが、この辺りは他の部位でも多用されている汎用部品を使う事によりコスト・納期管理が楽になる供給者側の理論なのでしょうね、、、。

自衛策としては小生のように六角ボルトへの置き換えの他、真鍮棒の埋め込み(これ程のビッグスケールでも六角との違いは殆ど分からないと思います)、或いは一番簡単な方法はYUJIさんも使われている鍍金調スプレーでネジ頭を金色に塗装してしまう事だと思います。

公式板にはネジ或いは棒をランボード面一になる迄ヤスッてしまうといった方法も投稿されていますが、小生はむしろボルト表現が何らかの形で残っていた方が実機に近い気がします。

それはそうとD社の完成品写真では非公式側の写真が全くといい程公開されて居ないのですが、ランボード前方にあるコックやら配管やらがきちんと頒布されるのかがむしろ心配です(これも改造は相当の手間になりますから)。

以上、とりとめの無い話で失礼しました。また寄らせて頂きます。

投稿: hiro | 2008年8月 6日 (水) 00時40分

hiroさん、おはようございます。

自分が早く組み立てたいので発売日に記事にしております。出張などの諸事情で遅れることも多くありますが、何卒お許しください。
いつも通り、デアゴスティーニさんの指示通り組み立てるのみです。

そういえば、おっしゃるとおりC62実機のランボードもボルトが多用されていますね。保存機を見るときは見上げる格好になるので、あまり気付かない点です。写真を見て気が付きます。

ねじの頭のことはあまり気にしないようにしたいと思います。そういえば珊瑚模型さんのSaloon通信で六角ボルトについて計画のようなことが書かれていたことがあったので、それにも期待しています。
今のところ、ランボードは簡単に取り外しができますので、改良の余地はありそうですね。きっと、コンプレッサー等の取り付けの際に分解すると思って覚悟しています。自衛の為にもがっちり固定は後ほどの楽しみにしたいですね。

シールドビームは今のところかろうじて接着されていますが、ショックが加わったら「パリッ」と取れてしまいそうです。昨夜も裏側から補強しました。

投稿: YUJI | 2008年8月 6日 (水) 07時40分

YUJIさん
おひさしぶりです。中元商品も多大な成果で(お客さんのおかげですが)やっと終わり、すでに歳暮戦線です。このくそ暑い中で歳暮なんてピンと来ないと思いますが。すでに商戦始まります。そんな世界で戦っています。変ですが?
C62、46巻~47巻ですね。デアスゴティニの掲載リンクを見るとすでに凄い人たちがいるんで、あまり見ない事のしてます。見ると興味心身ですが、ソコまでやるかの凄いアイディアです。でも参考にはしたいです。マイウエーィでC62基本どおり製作中です。

投稿: 湘南急行鉄道物語 | 2008年8月 6日 (水) 20時24分

湘南急行鉄道物語さん、おはようございます。

この暑い時期に、すでに歳暮商戦開始とは、本当にピンときませんね。関西地方ではまだ中元商戦が続いているのに、東京では既に終っていることからも、日本の広さを感じます。

デアゴスティーニのC62、湘南急行鉄道物語さんも順調に進行中ですね!
私も公式掲示板ではいつも素晴らしい改造を拝見して溜溜息をついていますが、なるべくマイペースでがんばろうと思います。

投稿: YUJI | 2008年8月 7日 (木) 06時08分

YUJIさん、お久しぶりです~
実家の父が、急遽手術で入院するというので先週の木曜から京都に行っていて今日の夕方に横浜に帰ってきました。その間は、インターネットが出来ずに退屈していました。
今日、YUJIさんのブログをチェックしてみると、既に珊瑚さんの前照灯とシールドビームが装着されて、凛々しいC62になっているではありませんか!!(笑)私のC62は、全然進んでいません~また今月末には、父の二度目の手術が控えて京都へ行く事になるので、暫くの間は模型関係の組み立てはお預けとなりそうです。それまでは皆さんの組み立て方を拝見して、ゆっくりと計画を練って組み立てて行きたいと思います。

投稿: ポップン | 2008年8月 7日 (木) 20時56分

ポップンさん、こんばんは。

ご尊父の緊急手術とのことでお忙しくご心配の中、コメントいただきありがとうございました。
今はなるべく早く、無事お元気になられることをお祈りいたします。それからでもC62はまだまだ続きますので、ご安心いただければと思います。きっとゆっくり組み立てても、すぐに追いつかれると思います。

前照灯は、少し穴を大きくするだけで簡単に取り付けられるのですが、シールドビームは苦労しました。きっと接着剤で止めただけでは早晩外れてしまいそうです。

暑い日が続きそうです。ポップンさんも京都往復でお忙しいとは存じますが、くれぐれもご自愛下さい。

私は少々バテ気味ですが、夜の工作の時間だけは元気になっていますcoldsweats01

投稿: YUJI | 2008年8月 7日 (木) 21時59分

YUJIさん、こんばんわ

いつも的確な説明、関して拝見しております。
ランボードの黒いネジ頭は、私もとても気になりました。
そこで、ネジがとめられていた透明プレートのまま、頭の部分だけ、メッキみたい(真ちゅう)でスプレーでしてみました。
結果としては、いい感じに出来上がったと思います。

今までの4mmネジ、すべてに着色してみようとおもいます。

あと、東京ビツクサイトで行われていた、国際鉄道模型コンベンションにいきたかったのですが、用事があっていけませんでした。
残念です。

投稿: Bros | 2008年8月10日 (日) 18時37分

Brosさん、お久し振りです。

やっぱりねじ頭は塗装されましたか。透明プレートのまま塗装するのは、素晴らしいアイデアですね!
私は面相筆で塗らなければならないかと思って、2の足を踏んでいたところです。いつかは塗装するかしないかを決断しなければなりません。

実際の機関車も、ランボード上はボルトだらけなので、ねじ自体はあまり気にしなくても良いのかもしれませんが(ねじが大きすぎますが)、黒いのが気になりますね。

投稿: YUJI | 2008年8月10日 (日) 19時56分

YUJIさん、こんばんは~
ご心配おかけしました。
手術そのものはそう難しいものではないのですが、何分高齢なため色んなリスクが付き纏いますのでそこが心配で・・・
当初の病気以外にも検査でもう一つ病気が発見されその手術が月末辺りに控えているんです。
京都へ帰省する時は、ペットのホシガメも一緒なのが悩みの種です。(笑)
運搬用のケースの中を、出来る限り30℃前後に保つ必要があるので携帯懐炉を使ったりと結構気を使います。

C62ですが、今の段階で火室とボイラーとの分解は、加減弁てこのロッド固定により不可能になっていますが、この状態でモーターの組み込みはかなりやりにくそうに思えますが大丈夫なのでしょうかね~それに、何時煙室銅とボイラーの固定をするのでしょうか。既に空気作用管等の配管を取り付けている方もいますが、そういう方はもう固定済みなのでしょうね。
私は、前照灯とシールドビームの取り付けが完了したら固定するつもりです。(当分先の話ですが)

投稿: ポップン | 2008年8月10日 (日) 20時53分

ポップンさん、こんばんは。

御父様のお見舞いなどでお忙しい中、コメントありがとうございます。
病気心配ですが、きっと手術が成功して元気になられることと思います。
私の父も、ちょうど8年前に胃がんで緊急に手術となり、家族一同、大変心配していました。銀行員として定年を延長して働いていたのを、病気を機に療養に専念し、無事復活を果たして、今は悠々自適に遊んでいます。
御父様ご本人の気力で乗り切られることと思います。

ホシガメ、とても大きくなるのですよね。きっと可愛いと思います。温度管理にシビアな対応をされていて、家族の一員として愛情いっぱいに育っているのだと思います。

おっしゃるとおり、加減弁てこを固定すると火室とボイラーは完全に固定となりますね。気付きませんでした。
煙室とボイラー、早く固定しないと、上側がブラブラしてきそうです。前照灯も付けてしまったのでいつ固定しても良いのでしょうが、とりあえず指示があるまでは何があるかわかりませんので(指示通り組み立てても何があるかわかりませんが)、そのままで進行する予定です。

投稿: YUJI | 2008年8月10日 (日) 21時13分

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