« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月

2008年8月31日 (日)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」創刊号

0101

パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)第1号を買ってまいりました。このシリーズは65号続く予定との事ですが、私はとりあえず創刊号だけの予定です。

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)
http://www.de-club.net/fgt/

現在、パーツ付きクラフトマガジンとしては、同じデアゴスティーニの「週刊蒸気機関車C62を作る」を購読していますし、妻の為に「ピーターラビットコレクション」も通販購入しています。デアゴスティーニの定期購読はこれ以上、増やしたくもありませんし、車好きの私でも、エンツォ・フェラーリ自体にあまり興味はありません。

このモデルは10分の1スケールです。
モデルカーとしては相当に大きいスケールです。全長470mmはド迫力でしょう。しかし一般的にモデルカーのスケールは10進法ではなく、ヤード・ポンド法の12進法です。普及しているもので最大級なのは12分の1サイズです。特殊なものでは8分の1スケールというビッグサイズも欧米でありますが、10分の1サイズの車模型は日本のラジコンカーくらいです。

つまり今回のデアゴスティーニのフェラーリは、モデルカーとしては収集目的にならないノンスケールモデルです。大きさからくる迫力で勝負するモデルとなるようです。

12分の1モデルならば、タミヤが精密なエンツォ・フェラーリを販売しています。
http://www.tamiya.com/japan/products/23205enzo/index.htm
価格は54600円(税込み)。セミアッセンブルモデルなので、組み立てるヨロコビは少ししか味わえませんが、精密なエンツォが欲しいのならば、迷わず世界のタミヤ、となるでしょう。

ちなみにデアゴスティーニは第1号が特別価格の890円、2号以降は1790円、65号までで合計115450円!
ロービームやブレーキランプやメーターランプが点いたり、エキゾーストノートやクラクションが鳴ったり、ドアの開閉だけでなくて窓も開閉したりとタミヤに無いギミックも満載ですが、より精巧なタミヤの倍以上の価格では二の足を踏みます。

0102

さて、パッケージはC62の時と異なり横型です。
表紙を開くとパッケージに綴じた冊子があり、冊子をめくると透明塩ビ窓を通して部品が見えます。第1号の部品は、フロントノーズ・エアインテークと運転席シートです。組み立ては全くありません。印象的な部品を付属して、購読者の関心を引くということでしょう。窓から見える部品は、繊細で高品質に見えます。

0103

部品の他、組み立てガイドとスタートアップDVDが付属しています。
組み立てガイドは毎週の組み立て作業の説明書です。組み立て道具はドライバーとレンチで、それも今後の号で付属されるとの事。接着の無い簡単な組み立てモデルということになりそうです。C62に比べて相当に模型工作の敷居が低くなっています。

0104

部品を取り出して見ます。
シートとフロントノーズとは、最初は贅沢な部品を付属するものですね。二つの部品に関連性が無いのも面白いところです。これだけ飾っておいてもサマになりそうです。

0105

実車の本皮シートを彷彿とさせますが、材質は硬質ゴムです。しっとりとした感触が心地良いですね。シートバックのヘッドレスト部分には跳ね馬のエンブレムが型押ししてあります。

0106

シート裏側の素材もカーボンをイメージして塗装がなされています。なかなか高品質です。
真ん中のビス穴は、シャシーとの固定部分でしょう。さすがにシートスライドはしないと思います。

0107

F1マシンを髣髴とさせるフロントノーズは、エアインテーク部分のメッシュの造形が秀逸です。
私はモデルカーも素人で、子供の頃にプラモデルをたくさん作った経験しか無いのですが、このフロントノーズの繊細なイメージは、今後の部品も期待できる出来だと思います。

0108

最初の号で、この跳ね馬エンブレムを付属させるとは、デアゴスティーニさんも憎い構成だと感心します。フロントノーズはずっしりと重く、金属部品のようです。ロッソコルサのカラーも鮮やかで、塗装品質は高いと思います。

0109

付属の冊子は情報量が豊富です。
C62の方はペラペラで、C62自体の情報が少なくて寂しい思いをしているのとは対照的です。この冊子は、毎号でフェラーリの歴代ロードカーを紹介していく予定との事で、創刊号は当然エンツォですが、第2号はテスタロッサとのこと。うーむ、第2号の冊子だけ欲しいものです。テスタロッサと246GT、365GT4/BB、288GTOなどの好きな車の特集の号だけ見てみたいと思います。

0110

付属のスタートアップDVDです。内容は、モデルの紹介に加え、組み立てガイドとフォトギャラリーです。
C62のスタートアップDVDには、貴重なC62の動画が多く収録されていて、模型を作らない人にも貴重な資料となっており、私も繰り返し見て楽しんでいます。
このフェラーリのDVDのフォトギャラリーは、歴代フェラーリロードカーの実車の写真を期待していたのですが、内容は今回のモデルのフォトギャラリーでした。組み立てガイドは、完成までの全ての工程の組み立てをフォローしています。全てはめ込みとボルト締めで完成できるモデルのようです。部品が揃えば、1週間、週末の作業でも2ヶ月で十分組めそうな内容に見えます。全ての塗装は済んでおり、これといったカスタマイズも思い浮かびません。
つまり、このDVDは、このシリーズを継続購読して模型を作るという人以外に役に立つ情報は入っていませんでした。ただ、このエンツォ・フェラーリの組み立ての全ての工程を見ることが出来たので、DVDの内容を見れば購入し続けることが自分に合っているかどうかがわかるのではないかと思います。

どれだけの方が模型作りを開始されるのかは不明ですが、この創刊号だけはいつもの通り、相当売れるものと思います。私と同様、運転席とフロントノーズを飾って楽しむ方がおられるのでしょう。

日本人デザイナー、奥山清行氏の手による全世界で399台の限定生産のスーパーカーはモデルカーとするには素晴らしい対象ですが、一面では既に20台以上が事故廃車になっているという、公道では非常に危険な車だともいわれます。平滑な路面のサーキット以外を走ることをほとんど考慮していないという思い切った設計にも、フェラーリの孤高の思想がみえるようです。

もっとも実車に縁が無いので、模型で楽しむのが妥当なのですが、今のところシートとフロントノーズを眺めていても、C62を始めたときのようなワクワク感が得られないので、創刊号の部品で満足しておくことにします。

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第2号

| | コメント (14) | トラックバック (2)

2008年8月30日 (土)

トヨタ博物館企画展「世界の名車展」

一昨日からの大雨はまだ今日も続いており、今日も一日強く降り続きました。岡崎市で大きな被害にあった場所では片付きもままならず、不便な状況であると思われます。今のところ、私や妻の実家では何の被害も無いのが幸いですが、お知り合いにも被害にあわれた方がおられるので、早い天候回復が望まれます。

昨日まであれだけ雨が降ったので、今日は晴れることを望んで、蒲郡のラグナシアのプールにでも遊びに行くぞ、などと考えていたのですが、朝から大雨洪水警報・・・。車が水を激しく跳ねる音で目覚めたときに諦めました。いくら夏休み最終の週末だからといって、雨降りにプールに出かけていては、聞き分けの無い子供のようです。

妻が朝の内に名古屋に用事があったのですが、電車のダイヤも乱れている状況なので心配なために車で送り迎えします。帰りに久し振りにトヨタ博物館に寄ってまいりました。私も妻も車好きなので、年パスがあったら欲しいほどの博物館ですが、雨でも降らないと行かないというのではまだまだ思い入れが足りませんね。

08083001

トヨタ博物館では、4月8日から9月28日までの長期の企画展として、「世界の名車展」と称する蔵出し展が開催されています。普段はバックヤードに収容されている車を整備して展示するもので、今回はちょっと古いタイプの車8台が展示されています。どれも魅力的で、4月に特別展が始まって以来、早く見に行くつもりが8月となってしまっていました。

トヨタ博物館企画展「世界の名車展-あなたの大好きなクルマ、ここに集まる-」
http://www.toyota.co.jp/Museum/data/h129_1.html

08083002

企画展の最初に展示してあったのが、1955年式のメルセデス・ベンツ300SLです。石原裕次郎や力道山を始め、当時の大スターたちが愛した名車です。流麗なスタイルに惹きつけられます。意外と小さいことに驚きます。

08083003

ガルウィングのドアは開いていたので、運転席が覗けます。
チェック柄のシートがカジュアルな印象を与えます。ドア下の敷居が高く幅広いので、スカートの女性が乗り込むのには苦労したことと思われます。
この300SLは完全レストアされていて、博物館内のテストコースを走行する映像が流れていました。

08083004

次は、同じくガルウィングドアが印象的な、1982年式デロリアンDMC-12です。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでタイムマシンとして使われた有名な車です。無塗装のステンレスのボディには繊細なヘアーラインが走っており、うっかりカバンや上着で擦ったらすぐに傷が付きそうです。でも、初見での印象は「なんだか流し台みたい」でした・・・。
運転席、助手席とも大きくガルウィングドアを開け放っています。80年代に流行した直線的なスラントノーズは、ジョルジェット・ジウジアーロのデザイン。同時代のジウジアーロのモデル、ロータス・エスプリやBMW M1に通じるものがあります。

08083005

同じガルウィングでも、300SLよりはずっと乗り込みやすい構造です。メーターパネルは直線的で、いかにも80年代のスタイルです。同世代のフェラーリやランボルギーニ等のスーパーカーよりもすっと運転しやすそうです。先月は、このデロリアン展示にちなんで、7台の愛好家の方々が愛車に乗ってトヨタ博物館に集合されたそうです。さぞ壮観だったことでしょう。

08083006

リアバンパーには「NISSHIN STEEL」のステッカーが貼られています。この車、日新製鋼さんで修理したのでしょうか。確かに普通の板金の技術では手に負えなさそうですね。

08083007

お馴染みフォルクスワーゲンですが、このクルマは1951年式の初期量産タイプです。リアウィンドウは二つに分割されています。トヨタ博物館の常設展示には、同じビートルのプロトタイプのレプリカがありますので、並べて違いを見たいものです。

08083008

可愛い赤色の1959年式モーリスミニマイナーです。
このミニは、最近まで改良を重ねながら製造され、BMW製の今のミニに受け継がれていますが、ミニといえばこのスタイルを思い浮かべるほど馴染みがあるモデルです。このミニは、運転席窓が引き戸タイプとなっている初期モデルですが、きれいに復元されて走行可能との事です。

08083009

日本車もあります。まずは1970年式のニッサンフェアレディZです。いわゆる初期型のZ432ですね。カッコイイ!
初期型Zはなんともコンパクトなモデルですね。レストアが終ったばかりのようで、ウレタン塗料で再塗装されたボディは光り輝いています。ロゴプレートは仮止め状態でした。

08083010

もちろんトヨタ車も展示されています。1983年式カローラレビン、通称ハチロクです。
今でも大切に乗られている車を見ることが出来ます。この赤いレビンは、フロントグリルが回転するモデルです。FRで軽く運転が楽しいというのは、現在の我が家の車であるBMW118iにも通じるものがありますね。もっとも我がBMW、レビンよりも一回り大きいですが。

08083011

今回最も異色の展示車は、希少な1948年式タッカー・トーペードです。
フランシス・コッポラ監督の映画「タッカー」でも有名なクルマです。戦後のアメリカのビッグ3(GM、フォード、クライスラー)に独自の先進技術で挑戦したものの、ビッグ3の策略に落ちて倒産した悲劇の天才、プレストン・タッカーが作った名車です。僅か51台しか生産されなかったこの車、バブルの時期にトヨタが大枚はたいて買い入れたことは知っていましたが、ずっと公開されていませんでした。今回、トヨタ博物館に行った最大の目的は、このタッカーを見るためです。今でも51台の内、46台が現存するといいます。

古いアメリカ車だけあって、今回の特別展示車の中でもひときわ大柄です。でも、流れるようなボディラインは手作りならではの美しさです。まだレストアが終っていないのか、ドアのチリが合っていなかったり、ボディの傷も多いですが、きちんと整備されてから常設展示に移ることを楽しみにしたいと思います。実際に走行できる状態なのかどうかは不明です。

08083012

特別展の最後は1974年式トヨタランドクルーザーです。
40系ランクルです。4輪駆動はすべて「ジープ」といっしょくたにされていた時代のランクルですね。今も愛好家が多い車ですが、現代の豪華で重厚、そしてモノコックボディのランクルとの共通点は車名だけと思われるほどに無骨で飾りっけの無い実用車です。きれいにレストアされて飾られていました。

08083013

トヨタ博物館では、特別展示以外の楽しみとして、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト内に設置したカーコレクションの実車が展示されているのを見られるということがあります。実は、私の昭和の鉄道のレイアウト内に設置してある車の実車は全てトヨタ博物館で見ることができるのです。
まずはトヨペットコロナです。2代目のこのコロナ、ボンネット左側には「CORONA]のロゴプレートが斜めに貼り付けてあったのですね。カーコレのものは単なる傷のように見えたのに、実は細かいところまで再現されていたということになります。

08083014

昭和の鉄道のレイアウト内のコロナです。
レイアウト右手前の洋館付き和風住宅の前でお父さんが洗車しています。

08083015

駅の左側のタクシー車庫の中にもコロナがいます。ライトを点けて待機中です。テールランプは車庫奥のミラーで確認することができます。

08083016

次はダットサン・ブルーバードです。
トヨタ博物館には、トヨタ以外の国産車も多数展示されています。コロナのライバル車だったブルーバードはコロナに隣接して展示されています。

08083017

レイアウト内のブルーバードは、商店街の中に設置してあります。
ツートンカラーで博物館展示車とはイメージが異なりますが、同一車種です。手前の交番の横にパトランプを回転させているのはコロナのタクシーです。コロナもブルーバードも、実車は現代の車と比べてコンパクトであったことがわかります。

08083018

プリンスグロリア・スーパー6です。
美しく、スタイリッシュなグロリアは、トヨタ博物館の展示車両の中の私のお気に入りの一つです。やはりライバル車のクラウンの隣に展示されています。アメリカンな雰囲気のボディは大柄に見えますが、5ナンバーサイズです。

08083019

レイアウト内にはグロリアは2台設置されています。
1台は駅前通りのタクシーです。4灯のヘッドライトは、外側の2灯がロービームで、内側の2灯はハイビームなので、通常は外側の二つだけが点いている状態だと思われますが、模型では点灯効果を高めるために4灯すべて光らせています。もちろん、天井灯も光ります。150分の1のサイズでも、実車のシャープなラインがよく表現されていると思います。

08083020

もう一台のグロリアは、商店街のはずれで踏切待ちをしています。
少々トレッドが狭くて足元がすぼんでいる印象を受けます。車軸延長の改造を行っておけばよかったと思いますが、今さら無理なので諦めます。

08083021

新館の方には、働く車としてダイハツミゼットが展示されています。カエルの様な愛らしいマスクの3輪自動車は、今となってはおもちゃのように小さなボディです。

08083022

レイアウト内のミゼットは、左奥のスペースに設置しています。
火の見やぐらの前の田舎道をトコトコ走っているという設定です。

08083023

博物館の入口近くには、ボンネットバスが屋外展示されています。
レイアウト内のいすゞのボンネットバスとは異なり、トヨタのボンネットバスです。同時代に複数の会社でよく似たスタイルのバスを生産していたのでしょうね。
このバスは内部にも入れます。今のバスと比べてあまりに狭くて天井が低いことがわかります。今にも走り出しそうなくらいの状態の良さです。

08083024

レイアウト内のバスは、いすゞBXD30です。
スタイルはトヨタのバスと似ていますね。駅前の通りと、バス車庫内の2箇所に設置しています。グロリアと同様、中心の2灯はハイビームなので通常は2灯のみの点灯だと思われますが、せっかくライトがあるので4つとも光らせています。

08083025

お土産は、憧れのトヨタ2000GTのインゴットストラップです。
マスコットの2000GTを塗装すればレイアウトに設置出来るかとも思いましたが、小さすぎました。残念。これはコレクションとして保管しておくことにします。

今日の東名高速は、激しい雨の為に岡崎-名古屋間ずっと50km/h規制がかかっている状態でした。ごく初期には電気系統のトラブルが頻発したBMWでしたが、新車の最初の1年を過ぎる頃にはすっかり落ち着いて今では大雨でも問題ありません。微妙にDTCが作動しているような感触があったので、路面に水が浮いている相当危険な状態であったようです。
帰途、高速を降りてからは岡崎市内の各所で道路冠水し、いつも通るガード下は通行止めとなっていました。
早く雨が止んで、被害地域の水が引いて欲しいものです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年8月29日 (金)

岡崎駅のブルートレインとデアゴスティーニのフェラーリ創刊号

昨日夜半から、私の住む愛知県岡崎市でも滝のような大雨が降り、凄まじい雷も長時間続いて午前2時ごろには一旦停電しました。道路の信号機も近所のローソンも真っ暗になって異様な光景でした。雷、大雨、停電のせいでハイになった妻が起き出してテレビを点けて騒いでいるので寝られません。確かに住宅も信号機も街灯も、近所のローソンも真っ暗な中、ストロボのように稲光が輝く光景はシュールで、なかなか見られるものではありません。岡崎駅のみ、漆黒の闇の中で光の束のように輝いていたのが印象的です。鉄道設備は電気も全く別回路なのですね。
妻の大騒ぎの脇ではろくに眠れず、すっかり寝不足です。

さて、一夜明けて雨はひと段落したのですが、線路状況が悪くてJRも名鉄も運転見合わせていて出勤することさえできません。いつ動き出すかわからない列車を待って、皆さん待機です。岡崎駅では運転開始を待つ人たちで溢れかえっています。

Photo_2 

駅に近付くと、おや?EF66とブルートレインが見えます。
下りの「富士・はやぶさ」が、夕べから岡崎駅でストップして待機しているようですね。夏休み最後の週末にブルートレインの旅で締めくくるはずだった方々には、もう九州に付いている筈なのに、こんな三河の片田舎の駅でストップして、本当にお疲れ様です。但し、車内はガラガラ。通勤・通学の為に蒸し暑いホームでイライラしている人たちと、浴衣を着てのんびり待機を決め込む寝台車客とのコントラストが激しい。せめて名古屋まで行かないと、埒があきそうに無いでしょうね。

Photo_3

結局、8時過ぎには下り「富士・はやぶさ」は最徐行で名古屋方面に走り去りましたが、依然通常の電車は運転再開の見込みはありません。岡崎の隣の西岡崎駅との間で線路の陥没が起こったために復旧の見込みなし、とのこと。富士・はやぶさはどうやって通過したのか気になります。問題箇所のみ上り線を通したのかもしれません。
でも、この知らせで今日の出勤は諦めました。結局、完全復旧したのは、午後遅くになってからでした。早朝から蒸し暑い駅で長時間待機していたので、くたくたです。

我が家は夜半の一時停電以外何とも無かったのですが、岡崎市内ではまだ水が引いていなかったり、水道が止まっていたりしているところもあるようです。災害の際の備えが必要であると痛感します。

テレビのニュースを見ていると、岡崎市全域が水びだしになっているような印象を受けます。同じく岡崎市内の妻の実家や義弟宅にも被害は無く、ひどいのは川が氾濫したそばの一部の地域です。
私の両親や祖母、親戚など多くの方が心配して電話をかけてきてくれました。いまだにテレビニュースの効果は大きなものがあります。

0100

さて、休みを決め込んで近所のスーパーに買い物に行ったついでに、結局、デアゴスティーニの「週刊フェラーリ・グランツーリヅモ」購入してきてしまいました。私は鉄道とともに自動車も好きですが、このエンツォ・フェラーリという車自体には強い興味はありません。なので、創刊号限定の購入です。2号以降は買いません!

今日は在宅での仕事もあり、一日バタバタして落ち着かず、パッケージを開いて内容を改めることもできません。後日、落ち着いてレポート記事を書こうと思っています。
チラリと見た印象では、創刊号ということもありますが、部品のクオリティは高そうです。また、冊子の情報量が素晴らしいと思います。1号の特集はエンツォ・フェラーリなんでどうでもよいのですが、2号はテスタロッサとのこと。うーん、冊子だけ購入できないものか・・・。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2008年8月28日 (木)

Tゲージをまともに走らせたい

T01

盆休みの前に購入して、一度走行実験しただけでしまいこんでいたTゲージですが、もう一度きちんと検分することにしました。世界最小の軌間3mm、450分の1の鉄道模型の開発という偉業に敬意を表し、今後の発展を願うばかりですが、しまいこんでいたのは第一印象があまり芳しくなかったからです。

購入した時の記事はこちらです。
世界最小の驚愕!Tゲージを買う
http://yuji.moe-nifty.com/blog/2008/08/t_f9c1.html

車両の造形が甘いのは、製造元の栄進堂が鉄道模型の専門メーカーではなく、まだ登場したばかりなので仕方ない部分があります。設計、成型技術が向上すれば、どんどん良い車両は生まれるでしょう。
しかし、一番の不満は動作する鉄道模型としての本質的な部分です。製品として売り出す以前の検証が不足していると思われます。「世界最小の鉄道模型を作る」というコンセプトには強烈なものがあります。しかし、携帯電話のバイブ用の小型モーター等の新規技術を応用してナニが作れるか、というプロダクトアウトの要素が強く、鉄道という交通システムをミニチュア化して模型として楽しむ鉄道模型の本質とは離れがちな部分が見られます。

一番の問題は、悲しいかな小さすぎるが故に走行性能がおぼつかないことです。小さければ当然軽い、軽いから粘着力を稼ぐために強力な磁石で車輪をレールに押し付ける、押し付けるからスローが効かなくてギクシャクする、軽いから集電も不十分で安定しないので、電動車同士のスピードが異なって走行中に連結器が外れる・・・。
全ての物質は物理の法則の上に成り立ちます。どんなに新技術を応用しても、物理の世界からは逃れられません。Tゲージは世界最小の衝撃を与えましたが、「小さすぎた」ので、現時点ではまともに走行できないのです。
「鉄道模型」のカテゴリーよりは、まだ「玩具」に近いものと思われます。ラジコン飛行機の「エアロソアラ」を購入したときの、まともに飛ばなくてイライラした時の気分と似ています。

T0107_2

私が購入したセットのレールの半径は120Rです。もう一回り大きい132.5Rのセットもありますが、現在欠品中で購入できていません。この120Rというのは、実際の鉄道のスケールに換算すれば、半径54mとなります。路面鉄道や余程山奥の古いローカル線に行かないと見ることができない急カーブです。
しかし、3倍の軌間のNゲージでも、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウトのR140や、更に小さなR103のスーパーミニカーブレールも存在します。もちろん走行できる車両は限られますが、Nゲージであってもミニレイアウトを存分に楽しめる時代になっています。せめて100Rくらいで作ってくれれば、小ささを活かしたレイアウトが作成できるのに、と考えます。100Rのカーブレールならば、A4ファイルサイズのボードの上の、「パームトップレイアウト」が実現できるのに、と妄想します。掌に載せられるジオラマに2両編成位のミニ編成を走らせたいものです。

120Rでは、Nゲージのスーパーミニカーブレールのレイアウトよりも大きなものになります。しかも、この120Rでさえまともに曲がることができないのです。また、ポイントも予定されているそうですが、現時点の走行性能では無事通過できるのか疑問を持っています。

T02

レールセットと同時に購入したJR103系電車の4両編成のセットは、中間の2両が電動車となっています。マグネット内蔵で、レールに車輪を押し付けて粘着力を稼いでいます。既に鉄道模型としては無理のある構造です。
しかし、カーブの走行性能が問題なのか、集電に問題があるのか、しばしば2両の電動車の間のカプラーが外れて2両ずつバラバラに走り出します。スローが効かず、常に高速運転である上に、ギクシャクした走行です。小さすぎるが故に難しいのでしょうが、模型としてはもう少し煮詰めていく必要があるのではないかと思う次第です。

T03

車両の連結には、Nゲージと同様のしくみのアーノルドカプラーが使用されています。車両同士をつき合わせば連結が完了する便利な構造です。
しかしNゲージと異なり、車両が軽いので、少々の衝撃で外れます。電動車同士がギクシャクしたら、途端に分離です。

T04

車両セットの中には、ドローパー状態のように連結するカプラーが付属しています。上下に凹凸をはめ合わせるタイプで、これに交換すれば電動車同士の分離は避けられるのではないかと思われます。

T05

カプラーの交換は、90度ねじって脱着するだけなので簡単です。しかし、モノが小さいだけに、作業は非常に細かいものになります。一応、カプラーの軸にはスプリングも付いているので、ピョンと飛んでいったら見つけるのが難儀です。

T06

4両全て交換するのではなく、2両の電動車同士の部分のみカプラーを交換しました。実際の鉄道車両のように、電動車ユニットをドローパーで固定するのと同様です。先頭車と電動車との連結は、今まで通りアーノルドカプラーでも外れません。
ようやくユニットが分離せずに、まともに4両連結のまま走行できるようになりました。ただ、スタートから猛ダッシュなのと、カーブでギクシャクするのは今まで通りです。
情景も無くて寂しいので、「昭和の鉄道模型を作る」の背景板を立てました。

T07

コントローラーが安っぽいのも不満点です。今のところ、使用電圧が異なるのでNゲージのパワーパックを安易に使用するわけにはいきません。また、この専用コントローラーは、逆転ボタンがワンタッチであり、付属のスイッチバックのセンサーを使用して、自動スイッチバックを行う仕組みを内蔵しています。但し、他のスケールの鉄道模型では通過センサーをで即座にスイッチバックする、などといった現実離れした動きを再現することは無く、これも技術が先行したプロダクトアウトの要素が見えます。

T08

カーブの若干のギクシャクをガマンすれば、安定した走行が楽しめるようになりました。結構な猛スピードなので、写真はブレます。今のところはこれで満足するほかありません。本物の鉄道車両も、2両ユニットは容易に切り離すことはできませんので、これでも良いのかもしれません。
但し、電動車1両だけの単独運転では更にギクシャクしてまともに走りません。2両の電動車で補完しながら走行させるのが現時点では最善手段と思われます。

携帯動画で粗くて恐縮ですが、走行時の動画です。
極力、スロー走行をしたいのですが、このくらいの速さで走らせないと、途中で停まってしまいがちです。この動画のスピードがほぼ最スロー状態です。個々の車両の当たり外れもあって、更にスローが効く車両があるかもしれません。
103系のような無味乾燥の車両ではなく、魅力的な形式が登場してほしいものです。

動画をもう一本、テーブル目線です。
結構、走行音は大きく感じます。車両の走行の安定は、これから煮詰めていくと思われます。
ポイントを始めとするシステムや、様々な車両が発売されてシリーズが活性化することを望みます。技術の向上は素晴らしいですし、何といっても世界最小で、しかも日本発。それまで世界最小の名を30年以上に亘って欲しいままにしてきたZゲージ、その1/220サイズのほんの少し小さい程度のものを作っていれば、ずっと開発は楽だったと思われるのに、現在のモーターをはじめとする極小機器が搭載できる究極のサイズの1/450という脅威のサイズで開発した心意気は賞賛に値します。一発屋で終らないパワーの発揮を願っています。商品として不十分な段階でも、喜んで人柱となって実験する所存です。

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2008年8月26日 (火)

「週刊蒸気機関車C62を作る」第51号

C625101

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」第51号です。

C625102

100号の予定のこのシリーズも、いよいよ後半に入りました。
後半第1回目の部品は、元空気溜パーツ他です。左右のランニング・ボードの下部に取り付けられるエアータンクとパイプの取り付け作業です。

C625103

部品一覧です。
元空気溜(亜鉛合金)、ホルダーA×2(真鍮)、ホルダーB×2(真鍮)、ホルダーC×2(真鍮)、冷却パイプ(真鍮)、なべ小ねじ(M2径/4mm)×8(うち1本は予備)です。
今回は公式側の元空気溜パーツとなります。細い冷却パイプの一端は、53号に付属するコンプレッサーと接続されるものと思われます。

元空気溜のパーツは、残念ながら真鍮製ではなく亜鉛合金です。ドームと同様の色で塗装してあります。
しかし、明るい金色のボイラーやランニング・ボードの部分と色合いが異なり、暗く鈍い色です。ドームの時には目立つ部分なのでメッキ調塗料のゴールドを吹いて塗りなおしを行いました。しかし、今回はランニング・ボードの下の部品であることからそんなに色合いが気になる程のことは無いと判断して塗装せずに組み立てることにします。
今後、どうしても気になる際には後日、塗りなおしを行うことにします。53号のコンプレッサーのパーツの素材が公式ページにも記載されておらず、わからないのが困ったところです。コンプレッサーが真鍮部品ならば、元空気溜はゴールドに塗装する必要がありそうです。

C625104

前回、ランニング・ボード上を含む、ボディ表面に露出したなべ小ねじのねじ頭を全て金色に塗装して、黒い点々を一掃しました。今回の元蒸気溜のパーツも金色ねじで固定することにします。幸い、4mmねじはたくさん塗装済みの予備があります。今回付属の4mmねじも、機会を見て塗装しておこうかと思っています。来週は反対側の、非公式側の元蒸気溜の取り付けなので、同じねじが付属してくるものと思われるので、今週分を塗装しておけば使用できます。

C625105

まず、今回の元空気溜を取り付けるために、ランニング・ボードの一部を取り外す必要があります。
丁度中央部分のワンブロックですが、ボイラーに動力逆転器が取り付けてあるので干渉してねじ止め作業が出来ないからです。ランニング・ボード接続のジョイント部分のねじと、ボイラーに固定してあるステーのねじを外して、必要最小限の部分のみ取り外すようにします。

C625106

取り外すのはこの部分のみです。
元空気溜の取り付けはこのワンブロックのみで、冷却パイプの一部が一つ前のブロックに一つステーを取り付けるようになっています。

C625107

元空気溜に冷却パイプを取り付けます。
真鍮板を曲げて作成してあるステーAにて冷却パイプの固定を行います。

C625108

ランニング・ボードにねじ止めすると、冷却パイプはしっかりと固定されます。ねじ止め作業は正確に部品を固定することができます。

C625109

冷却パイプの前の方は、トロンボーンのように長く伸びています。
この部分は2箇所のステーでランニング・ボードと固定されます。ステーBとステーCで挟むようにして固定するので、冷却パイプは難なく納まります。

C625110

本文解説によると、実機の冷却パイプは水が溜まらないように微妙に勾配がつけてあるとの事です。模型は見た目をきっちりさせるために平行に往復させてあるとの事。しかし、私はC62実機を見ても平行にしか見えません・・・。

C625111

ランニング・ボードを元通り取り付け、冷却パイプの前部をステーで挟み込んで固定します。これで今回の作業は終了です。

C625112

ランニング・ボードの下にエアータンクが取り付けられ、更に重厚さを増しています。

C6201

梅小路蒸気機関車館に動態保存されているC62-2号機の元空気溜と冷却パイプ、そして53号で取り付けられるコンプレッサーの周りです。
よーく見ると、冷却パイプは微妙な勾配がつけてあるように見えないでもありません。

C625113

機関車のサイドビューもかなり雰囲気が出てきました。

C625114

元空気溜の色合いが気になっていましたが、違和感は無さそうです。当面は無塗装で作業を進めます。
細い冷却パイプが取り付けられて、機関車の雰囲気が向上しています。実際の機関車はボディにいっぱい配管をまとっています。やっぱりボイラーを這う空気作用管も取り付けたいものです。

C625115

来週、第52号の部品も、今回に引き続き元空気溜パーツ他です。
次回は非公式側のパーツとなる予定です。今回と同じような作業ですが、ランニング・ボードは取り外さなくても作業が出来るものと思われます。きっと、すぐに終ってしまう作業となるでしょう。

その次の53号では、今回取り付けた元蒸気溜に接続するコンプレッサーが付属します。だんだんランニング・ボード下のパーツが取り付けられて重厚な機関車のシルエットが見えてきています。
明日は夕方より、妻も参加する「コンセール・アミ・サマーコンサート」のため、帰宅が遅くなりそうです。しかも朝一番で浜松への出張予定があり、名古屋に帰ってきて夕方コンサート応援に駆けつけるので、慌しい一日となります。終了後は家族と食事予定なので、明日は工作している余裕が無さそうです。

前回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」ねじ頭の塗装

次回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型の空気作用管セットおよび安全弁パーツ

| | コメント (16) | トラックバック (0)

2008年8月25日 (月)

「昭和の鉄道模型をつくる」完成間近にスランプです

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト作成作業です。

0101

このシリーズは、既に全50巻が配布されて終了していますが、私のレイアウトはもう少しの作業が必要なところでストップしています。講談社さんの手順解説の部分は終了しているものの、細部の仕上げがまだ出来ておりません。
完成間近にしてアイデアが思い浮かばず、また毎週部品が来て追われるわけでは無くなって、少々サボり気味です。そしてモチベーション低下の最大の停滞の要因は、電飾作業が終了してしまったことです。一旦電飾作業はキリをつけてこれ以上配線を増やさないようにしてしまったため、急にネタが尽きてしまった感じです。結局、このレイアウトの製作作業の総作業時間の内、80%以上は電飾に何らかの形で関わる作業時間だったので、LEDをつけたり配線したりしてばかりのレイアウト製作だったのでしょう。電飾以外には、さしたる改良を施していないという事実を認識すると、寂しい思いが募ります。

それでも、まだ方々の地面を仕上げて完成品としていく作業は必要です。

0102 

仕上げをしなければいけない場所は何箇所かあって、まずは昭和通り商店街の裏側の空き地が挙げられます。
ここはレイアウトを正面から見たときには死角になるので、別に何もしなくても良い場所でもあります。木を2本位ポンポンと植えて地面を仕上げ、専用クリアケースにストッと納めてハイ完成デス!としてもよい感じなのですが、いまいち釈然としないのです。

0103

建物の裏側で道路に面しておらず、しかも異形の土地なので、利用方法が思い浮かびません。適当に畑か庭にするべきなのでしょうか。それとも鉄道関係の線路周りのアクセサリーを配置するなどしても良いかもしれません。でも具体的なプランはまだありません。

0104

その他、レイアウト手前の魚屋の横と裏の三角地も草むらのようなままでは芸がありません。もう少し整えたいところです。かといって、タクシー営業所の前は木を植えたりすると車庫の中のミラーが見えないので、処理に困ります。タクシー営業所の車庫に入っているコロナのタクシーは、車庫奥のミラーを通してテールランプを確認することが出来るからです。
魚屋の裏側の方は、この場所にぴったりな木を植える方法になると思われます。

実は、「これで完成!」としたくない気分もあるのでウダウダとしているのかもしれません。完成してしまうと興味が急速に薄れていって、しばらく見向きもしなくなる可能性が高いからです。
しかし、家族や周りの人たち、そしてつたないブログを読んでいただいている方々に対しては、シリーズの配布が終った今、ある程度のところで一旦キリを付けて「完成宣言」をしなければいけないのだと思います。もちろん、こんな小さいレイアウトにも完成なんて無く、いくらでも手を入れたい場所はあります。ほとんど出来上がっても、それを眺めて感慨に耽るなんて事は無く、ただ方々の失敗や妥協に対する不満が気になるだけです。手を入れたいのに、技術が伴わなくて諦めた部分や、面倒になってやめてしまった部分は無数に見つかります。車両を走らせても運転を楽しむというより、レールや車両の様子やギクシャクする部分ばかりが気になります。

でも趣味の世界とはいえ人に理解をされない行動を続けると、ただの偏屈な輩になってしまいます。いつまでもこだわり続けて手を入れていても、往生際が悪いとしか見てくれませんし、次のことをはじめたときにも見向きもされず、協力も得られない変人となってしまうでしょう。

そのためにも上記の3箇所の空き地を埋めた時点で、一旦完成宣言をしたいと思うのですが、現在多忙に逃げていてアイデアも湧かず、スランプです。もう少しお待ちいただくよう、お願い申し上げます。

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」お墓の設置工事 2

次回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」最後に設置予定の広告看板

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2008年8月24日 (日)

模型屋さんで買ったMREレーションを食べる休日

Mreno1000_2

休日にゴロゴロしながら米軍の戦闘食のMREレーションを食べて、過酷な環境の兵隊さんの気分を気軽に味わう話題です。模型作りは今日はお休みとなりました。

私は余程の事が無い限り週末は仕事が休みですが、妻はピアニストという仕事の性格上、週末の仕事やレッスンに出かけることが多くあります。そのため、私が留守番しているときもあるわけです。私も出かける用事が無く、妻がいない日の休日というのは、家の中で日頃出来ないことをする貴重な時間であったりします。

最近は工作をして遊んでいることが多いのですが、工作は妻がいてもいなくても出来ます。塗装のシンナーの香りも別段嫌がるわけではありません。
でも、妻が自分の理解の範疇に無い変なものを、私が家で食べていると怒られます。子供の買い食いや拾い食いが怒られるのと同様です。なので、妻のいないときにこっそり食べるに限ります。

私がいつもお世話になっている模型屋さんでは、鉄道模型のコーナーの隣にモデルガンを始めとするミニタリー用品のコーナーがあります。その中に「ミリメシ」つまり、兵隊さんが持ち歩く戦闘糧食がおいてありました。「ミリメシ」とは、軍隊や自衛隊で支給される携帯保存食や料理のことです。
モデルガンに興味はあれど、今のところ手を出す余裕はありません。のめり込むと奥が深そうです。でも、兵隊さんの食べ物は気になります。陳列してあるものの中心は、米軍の携帯用の糧食として有名な「MREレーション」です。最近、ミリメシは流行っているらしく、いつも行く書店でもミリメシ書籍のコーナーが設けられています。保存食としても有効なんだとか。そりゃそうですね。戦闘食は、最も過酷な戦場で食べることを想定された、究極の保存食ということになるでしょう。

Mreno1001_3

鉄道模型を買うついでに、ついつい気になっていくつか購入してきました。いかにも軍用の香りがするような素っ気無いパッケージです。
MREとは、Meal Ready to Eatとのことで、調理済みですぐに食べられる食品という意味のようです。完全防水と思われるビニールパックにレトルト食品を中心とした食品を梱包したセットです。一つの包みが1食分となります。保存期間は5年。でも買ってきたものはいつ頃作られたものかわかりません。どうやら保存期間内で入れ替えが行われたものらしく、少なくとも2~3年は経っているもののようです。あくまでコレクションとして購入するものであり、実際に食べることは自己責任においてのことになります。

保存食になるかと思って買ってきたのですが、果たして本当に食べられるのでしょうか?
アメリカのものなので、ものすごく不味いのかもしれません。留守番している今日がチャンスと、思い切って食べてみることにしました。最悪、おなかを壊しても、「最近疲れているんだ」などとごまかせばよいかと思います。

Mreno101_3

MREレーションは24種類あるそうですが、今日開けてみたのは、MENU No.1のタイプです。
「BEEFSTEAK WITH MUSHROOMS」。内部の説明を読むと、「ビーフステーキマッシュルーム添えグレイビーソース仕立て」とのこと。その字面だけ見ていると実に美味しそうです。
但し、パッケージは重く、790g。1食分でこんな重いお弁当持ち歩くのは大変ですね。

とにかく開けてみます。パッケージは硬いビニール製ですが、素手で簡単に開封することができます。戦場ですぐに食べられるということですね。
中から薄いボール箱2つ(ホットミール)とビニールパウチされたいくつかの食べ物が出てきました。

Mreno102_2

左下から、
①ビーフステーキ 227g
②ウェスタン・スタイル・ビーンズ 142g
③トッツィーロール 2本(キャラメルのようなおやつ)
④プラスチックのスプーン
⑤FRH(加水式加熱剤)
⑥クラッカー2枚
⑦バニラシェイクパウダー 100g
⑧アップルゼリー(ジャム) 28.35g
⑨アクセサリーパック
の9つのパッケージです。保存性を高めているのでしょうが、梱包剤の量が多いですね。食後は大量のゴミが出そうです。

Mreno103_3  

アクセサリーパックの中身はご覧の通りです。
インスタントコーヒー(ネッスル)、砂糖4g、コーヒーミルク4g、レッドペッパー2g、塩4g、ミントガム2個、紙ナプキン4枚とウェットタオル、マッチ20本が入っていました。

Mreno104_2

ボール箱に入っているレトルト食品は、箱から取り出すと、その色合いから軍用のイメージが更に強くなります。袋を開ける際の切り口がそれぞれ2箇所に設けられていて、造り手の気配りを感じます。

Mreno105_2

おやつのトッツィーロールもビニールパックで厳重に梱包されていました。ちゃんと甘いお菓子を入れているのはアメリカならではですね。これは今日は試食しませんでした。だって、ベタベタに甘いことはわかっていますので・・・。

Mreno106_2

バニラシェイクのパウダーです。
100gのパウダーを6オンス(170g)の水で溶かしてかき混ぜるとの説明があります。野菜の取れない糧食で、ビタミンとカルシウムを補給する飲み物だそうです。生野菜の入らないレーションならではの栄養補給ドリンクですね。

Mreno107_2

FRH(加水式過熱剤)です。
袋の内側に水を入れると加熱します。温めるミールのボール箱の中にレトルトと一緒に入れるのだそうです。どこでも温かい食事がとれるためのものです。でも、温めるレトルトは二つあるのに加熱剤は一つです。大きい方のボール箱に二つのレトルトは押し込めませんので、どちらかは冷たいまま食べないといけないのではないでしょうか。

Mreno108_3 Mreno109_3 Mreno110_3 

温めるレトルトの入っている箱には、栄養価の能書きなどが書かれています。
戦場での食事は最大の楽しみだと思いますので、この能書きを読みながら食べるのでしょう。

Mreno111_3

加熱剤を使用しているとまどろっこしいですし、屋外用とされていたので、手っ取り早くレトルトは台所で湯煎します。10分ほどで熱々になります。袋は丈夫で、容易に破れたりシールが剥がれたりはしません。もう少し大きな鍋が欲しかったのですが、あちこち探して散らかすと、妻が帰ってきてから怒られそうなので、手近な物を使用しました。

Mreno112_2

これが食事の出来上がり図です。結構な贅沢さです。
戦闘糧食でもフルコースを求めるあたりはさすがアメリカですね。
湯煎して温めたステーキと煮豆の香りが立ち昇り、食欲をそそります。

Mreno113_3

これがビーフステーキです。
ソースの香りがたまりません。肉は本物のステーキではなく、寄せ肉のようです。ハムのような食感。レトルトを開けた直後は防腐剤の薬品臭がしましたが、数分放置すると気にならなくなっていました。
味は、ステーキというより、固めたコンビーフを食べている感じです。付いていたスプーンで簡単にザクザク切って食べることが出来ます。マッシュルームは食感も良く、想像していたよりもずっと美味です。ソースをパンにつけて食べたくなります。

Mreno114_3 

ウェスタン・スタイル・ビーンズです。
一見、納豆のように見えますが、いわゆるベイクドビーンズの缶詰のような味で、普通に美味しいと思います。上記のステーキよりもこちらの方が好みです。クラッカーに付けて食べたくなります。もう少し辛いと、ビールが欲しくなりそうです。

Mreno115_3

クラッカーです。結構大判のものが2枚入っています。
柔らかいパンは長期保存の糧食に付けにくいので、クラッカーなのでしょう。厚いビニールパックから取り出すと、サクサクのクラッカーの香ばしい香りが立ち昇ります。ジャム代わりのアップルゼリーは美味しいものの、相当に甘いので半分も食べられません。
ステーキソースやウェスタン・スタイル・ビーンズを付けて食べたほうが美味しいです。

Mreno116_3

大きいコップになみなみに出来上がったのが、バニラシェイクです。
これは不味いです。とても飲めません。粉っぽくて、バリウムを乳臭くして、更にベタベタに甘くした上に、いつまでも鼻に付くドギツイ香りをつけたようなものです。
コレを飲まないと、戦場で必要なビタミンとカルシウムを摂取できませんが、幸い我が家は、現在は戦場では無いので、もったいないと思いながらも、二口飲んで捨てました。

Mreno117_3

コーヒーは、普通のインスタントコーヒーです。ブランドはネスカフェのテイスターズチョイスです。顆粒状でお湯にすぐ溶けます。
私はミルクも砂糖も入れませんが、それでも香りがあって、ちゃんと飲むことができます。安っぽい市販品の味がします。

Mreno118_3

アクセサリーパックの品々です。
ステーキも煮豆も、塩コショウを使用する必要は無いほどの美味しさでした。
ミントガムは、いかにもアメリカの安物ガムの味ですが、食べられないほどではありません。

Mreno119_3

とにかく量が多いです。小食の私には2食分くらいに相当します。戦場はカロリー消費が激しいので、高カロリーにしてあるのでしょう。1食1200~1300キロカロリーというところです。
保存食料として、何とも贅沢な食事です。残りは何かの時のためにしばらく備蓄しておくことにします。食べた後のゴミの量が凄いのが困りものですが、過酷な条件で長期保存を前提とするためになので仕方ありませんね。あれこれ買い集めて食べ比べをするほどの気持ちにはなれませんでした。
妻のいない休日のひそかな楽しみは、満腹感と胃のもたれと昼寝をもたらしました。今日はもう模型作りはお休みです。今のところ、お腹を壊す兆候は見られません。

いつ災害が起こるかわからない世の中ですが、ストックして置けば非常時には気休めになることでしょう。少なくとも、食べられないものではありません。

Mre_3

MREレーションを買い込んだ後に、もっと「ミリメシ」のことを知りたくて買ってきたのが、ワールドフォトプレスのムック、世界のミリメシを実食する」と、その続編の「続・ミリメシおかわり」です。世界各国の戦闘糧食がたくさんのカラー写真と解説で紹介されていて、読んでいるとおなかの空く本です。当然、MREレーションも紹介されていますが、一番おいしそうなのはやっぱり日本の自衛隊のゴハンでした。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2008年8月23日 (土)

「蒸気機関車C62を作る」ねじ頭の塗装

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」の製作作業です。

C62101

半分まで来たこのシリーズ、機関車部分は後部のキャブを除いてほとんど形が見えてきた状態です。昨日、久し振りに機関車を磨きましたが、きれいになった変わりに黒々としたねじが気になるようになってしまいました。

ボイラーの接続部分やランニング・ボードの固定には黒いなべ小ねじを使用しています。接着剤よりも確実に固定できるので、私のような初心者の工作には適しているのですが、表面に黒いねじ頭が点々と目立ちます。

C62102

特に、左右のランニング・ボード上は黒いアリンコがのたくっているような状態です。
先日、東山動植物園に静態保存されているC62-17号機を上からの視点で観察してきた際に、ランニング・ボード上は平坦ではなく、たくさんのボルトが出ていることに気付きました。ねじがあること自体は悪くはありません。
機関車全体を黒く塗装すれば問題は無くなるのでしょう。しかし、私は当面は無塗装での作業進行をする予定のため、黒いねじ頭を塗装することにしました。

ねじを塗装するだけなので、今後の元空気溜やコンプレッサーの取り付け作業時に予想されるランニング・ボードの取り外しへの対応にも問題は無いと思います。

C62103

以前、Brosさんのコメントで教えていただいたように、ねじをパッケージの透明ホルダーに固定して、アサヒペンメッキ調スプレーのゴールドを吹き付けます。ねじの溝にまで塗料を行き渡らせるために、3~4度噴きつける必要がありました。

C62104

ホルダーに固定することで、正確にねじ頭の塗装をすることが出来ます。本当にナイスアイデア!Brosさん、ありがとうございます。本当は、六角の真鍮ねじを使用した方が良いのですが、まずは塗装して様子を見たいと思います。

予備ねじの数は限られているので、非公式側のランニング・ボード上のねじのみ塗装したものに交換します。

C62105

今まで黒く目立っていたものが、金色に塗装しただけでごく自然な状態になりました。結果は上々です。これはランニング・ボードだけではなく、真鍮部品の表面に露出していて黒く目立っている全てのねじも塗装してみたくなります。

C62106

上から見ると更に違いが顕著です。
右側がねじを塗装した非公式側、左側が黒いままの公式側です。塗装した方は、ねじがランニング・ボードの上で溶け込んでいるような状態です。
各部分のねじを順番に外して塗装しながら作業を進めていきます。

C62107

ランニング・ボード上に加え、ランニング・ボードのステーのねじ、ボイラー接続ねじ、モーションプレートのねじ、ドームの砂箱上のねじなど、表面に目立つねじを外して塗装しました。キンキラキンが進んだ感じですが、黒いねじ頭の違和感が無くなっています。

C62108

火室部分やキャブ前妻のねじも塗装したものに交換です。
ボイラーバンド固定のねじは塗装し忘れましたが、これはコンプレッサーで隠れるのでこのままとします。

C62109

火室上部のボイラー接続ねじ、砂箱の蓋のねじ、発電機固定のねじなども塗装したので、上部は金色で統一されてしまいました。

C62110

調子に乗って、フロントエンドビーム上の、連結器を固定する場所の六角ボルトも塗装してしまいました。やりすぎたかもしれません。連結機取り付け後に気になったら、黒いものに戻しておこうと思います。

前から見ると、ランニング・ボード上の塗装されたねじの状態が良くわかります。ランニング・ボードのねじは塗装してよかったと思う角度です。

C62111

全身キンキラキンの機関車模型の趣味が良いかどうかは別として、今回の作業は細かい部分ながら、かなり満足しています。相当の数のねじを使用していることに改めて驚きました。小作業ながら、少しずつ交代でねじを外していく作業だったので、思いのほか時間がかかっています。

C62112

今回の作業でのスグレモノの道具がこちらです。
ホームセンターで購入した、「マグキャッチ」というもの。ドライバーをマグネットドライバーにするツールです。今までも、磁石をドライバーのロッドにこすり付けてマグネットドライバーを作成していましたが、そんなに強い磁力を与えることはできませんでした。また、一度磁力を与えてしまうと、PC等の電子機器には使用できなくなってしまいます。

C62113

マグキャッチの使い方は簡単。
磁力化したいドライバーのロッドを通して1回こするだけ。これで結構な磁力が得られます。使用後、ケースの外側をドライバーのロッドで2~3回こすって直角に離すと、磁力を取ることができます。
マグネットドライバーは使用時には便利なのですが、収納時は道具箱の中で鉄くずなどが付着して始末に終えないこともあるので、磁力が取れるのは助かります。

C62114

なべ小ねじがドライバーにしっかりと固定されることにより、細かい部分の作業性がグッとよくなります。きっと金属模型を作成されている方には当然の知識なのでしょうが、今まで磁力の弱いドライバーを使用してきた私には新鮮な感動でした。これが無ければ、今日の作業はずっと面倒なものになっていたことと思われます。

前回はこちら
たまにはC62を磨きます

次回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第51号

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月22日 (金)

たまにはC62を磨きます

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」の製作作業です。

今日は組み立てではなく、C62を磨く話題です。デアゴスティーニのC62公式掲示板でも最近、磨き上げの話題がぶり返してきたようなので、私も久し振りに自分のC62を磨き上げました。

C6201

このC62は、ボイラーなどの主要パーツが真鍮製のため、放置しておくと手脂で汚れた部分が黒くなってきます。空気中の水分に反応して錆が浮いてくる場所もあります。工作は2年に亘る長丁場のために、何も手入れしなければ、どんどん真っ黒に汚くなりそうです。

表面をメタルプライマーで保護すれば光沢は守れますが、せっかくの真鍮素材の表面の素材感は失われます。真鍮の生地の輝きを楽しむには、たまに磨き上げなければなりません。

C6202

真鍮磨き上げの際に多くの方が使っておられて定番となっているのが「ピカール」です。
仏壇磨きとして売られていますが、模型にも有効です。右は液体のタイプ、左は固形のタイプです。固形の方が塗りこみやすいようです。ついつい固形ばかり使用します。

C6203

拭き上げの布は、洗車用品にあるワックスの磨き上げ用の布を使用しています。
今の車はワックスなどかけておらず、コーティング剤の「ブリス」施工の際にはセーム革で磨き上げるので、布は使用していません。逆に、C62模型にセーム革では拭く時の抵抗が強すぎて使用できないのです。細かい部品に引っかからない布が使いやすいと思っています。

C6204

細かい部分はコンパウンドを使用します。
左3つは自動車用のコンパウンド、右はタミヤの模型用コンパウンドです。どちらも使い心地はあまり変わりません。自動車用の方が粒子が粗いものから細かいものまで各種手に入ります。

C6205

最後の強力兵器が「サンエーパール」です。
もともと樹脂磨きの極めて細かいコンパウンドで、私は普段は永年使用している腕時計のROLEX DATEJUST Ref.16014の風防磨きに使用しています。中途半端に古いモデルとなったこの時計、既に日本ロレックスで2回オーバーホールを受けていますが、まだまだ元気です。格好はダサくても、今まで使用してきたどの機械時計よりも狂いの少ない時計です。
時計の少々の傷は、このサンエーパールを指で塗りこんでクロスで磨き上げればきれいになるという、魔法のようなコンパウンドです。

当然、C62模型にも有効です。エポキシ系や瞬間接着剤のはみ出た部分までしっかりときれいになります。但し、あまりにツルツルになってしまうので、他の部分と質感が異なる可能性が高く、使用は慎重に行っています。

C6206

久し振りに、方々の黒ずみが消えてピカピカになりました。
1ヶ月もすればすっかり汚くなるのですが、それまではできるだけ白手袋着用で作業を行って汚れを最小限にして、目立ってきたら磨き上げ作業の実施となります。

C6207

ボイラー結合のなべ小ねじのねじ頭の黒色が剥げかけてきてしまいました。すっかり白くなることは無いと思いますが、磨き上げも程ほどにしなければなりません。

前回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第50号

次回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」ねじ頭の塗装

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2008年8月21日 (木)

原田純余ピアノコンサート情報「コンセール・アミ サマーコンサート」

今日はピアニスト、原田純余のコンサート情報です。
私の妻なので、身内の宣伝にて恐縮です。

0801

オフィシャルのコンサートとして、来週の8月27日水曜日に「コンセール・アミ 夏のジョイントコンサート」に出演いたします。5月の名古屋フィルハーモニー交響楽団さんとの演奏会以来の舞台となります。

恒例の演奏会であり、16名もの方との共演の為に情報を出しておりませんでしたが、複数の方よりメールにてお問い合わせをいただきましたので、ここでも内容を公表いたします。

15時開始ですが、原田純余は第2部の2番目の演奏者の為に、17時か17時30分頃の演奏開始となると思います。目下鋭意練習中にて仕上がりも良さそうです。何卒、ご興味がおありの方はお越しいただければ幸いです。
今後のコンサート予定については、また機会を見て記事にしたいと思います。

0802

尚、本日8月21日は、原田純余の誕生日でした。私よりもかなり年下なのは確かですが、何回目の誕生日かは不明?とのことです。
高島屋のグラマシーニューヨークで小ぶりのケーキを買って帰り、ささやかに祝います。

原田純余のプロフィールはこちら
http://homepage2.nifty.com/888/sumiyoprofile.html

「コンセール・アミ 夏のジョイントコンサート」

8月27日(水)
電機文化会館 ザ・コンサートホール
名古屋市中区栄2-2-5
名古屋市営地下鉄 東山線・鶴舞線「伏見」駅4番出口より徒歩2分

時間:14:30開場、15:00開演
料金:1000円 全自由席

コンサート詳細はこちら
http://www.chudenfudosan.co.jp/bunka/es/event_detail.php?event=2647

プログラムは以下の通りです。

第1部
01
北折智子
・ バッハ作曲 平均律クラビィア曲集 第2巻 第21番
・ グラズノフ作曲 演奏会用ワルツ 変ホ長調

02
横田真紀子
・ シューマン作曲 交響的練習曲 作品13

03
高松敷子
・ バッハ作曲 インヴェンション1,2,13
・ リスト作曲 ハンガリー狂詩曲 第3番

04
第1ピアノ 田林 葵
第2ピアノ 横田真紀子
・ シューマン作曲 ピアノ協奏曲 作品54 第1楽章

05
岡田麻美
・ ショパン作曲 24の前奏曲 作品25より

---休憩---

第2部
06
山田 香
・モーツァルト=リスト ドン・ジョバンニの回想

07
原田純余
・ ショパン作曲 バラード第4番 作品52 ヘ短調
・ ラヴェル作曲 組曲「鏡」より Ⅳ道化師の朝の歌 Ⅴ鐘の谷

08
第1ピアノ 石原佳代子
第2ピアノ 山田 香
・ ベートーヴェン作曲 協奏曲第5番 作品73「皇帝」第1楽章

09
太田菜々子
・ ショパン作曲 ソナタ第3番 ロ短調 作品58 第1楽章

10
小出真衣子
・ ショパン作曲 ノクターン第2番 変ホ長調 作品9-2、第17番 ロ長調 作品62-1

11
鈴木志音
・ ショパン作曲 12の練習曲より 作品10-4 嬰ハ短調、作品10-5 変ト長調「黒鍵」
・ バッハ作曲 平均律クラヴィア曲集第1巻 第9番

---休憩---

第3部
12
大上良子
・ ショパン作曲 ポロネーズ第7番 変イ長調「幻想ポロネーズ」作品61

13
江崎 泉
・ バッハ作曲 平均律クラヴィア曲集第2巻 第2番ハ短調、第20番イ短調
・ ベートーヴェン作曲 ソナタ第14番 作品27-2「月光」

14
川内丸亮子
・ ショパン作曲 練習曲より
・ ヤナーチェク作曲 霧の中で 4つのピアノ小品

15
第1ピアノ 渡邊奈央子
第2ピアノ 小出真衣子
・ ショパン作曲 ピアノ協奏曲第2番より ヘ短調 作品21

16
第1ピアノ 加藤千穂
第2ピアノ 大上良子
・ヴェーバー作曲 ピアノ小協奏曲 ヘ短調 作品79

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月20日 (水)

「昭和の鉄道模型をつくる」お墓の設置工事 2

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト作成作業です。

レイアウト右手前の洋館付き和風住宅の隣に小さな丘を作成して、上にお墓参りセット一式を設置する作業の続きです。紙ねんども乾いたので、いよいよレイアウトに固定します。

0201

スチレンボードを削って土台を作成した上に、ごく薄く軽量紙ねんどを塗りこんで形を整えます。
紙ねんどが乾いてから表面にKATOのアンダーコートアースを塗り、乾く前にターフ土色ブレンドをまぶして地面を作成します。なんだかきな粉をまぶしたお餅のようです。

0202

丘の壁面は、石垣を表現します。
石畳シートを切り取り、壁面に貼り付けます。左側はスロープを登っていくという設定です。

0203

地面にサンドパウダーを撒き、お墓や樹木、人形を設置していきます。セットに入っていたお地蔵さんも、スロープを登った場所に設置します。なんだかアイコムの墓参りセットの設置見本のようになってしまいました。パウダーや草を植えて地面を仕上げていきます。
ごく狭い場所の表現になりましたが、丘はレイアウトの外側に続いている設定です。掃き掃除をしている和尚さんのお寺は、この先にあります。

0204

お墓のお花もお供えもありませんが、これで一旦完成としておきます。
スロープを上がっていくところが結構お気に入りです。

0205

レイアウトに接着して固定します。
洋館付き和風住宅前の未舗装道路からお墓の丘のスロープへ続いているように表現します。線路から見上げる位置にお墓があるという設定です。

0206

丘は、レイアウトの外側の左側に続いているという雰囲気は、何とか出せたと思っています。

0207

洋館付き和風住宅前から道が続いていますが、丘にすることで地平との連続性を弱めることができました。家のすぐ横が墓地という感じは薄いと思います。

レイアウトはまだ方々に小さな空き地が点在しています。
適当に木を植えて完成としても良さそうではあります。ただ休み明けで少々多忙の為、これからしばらく作業が停滞しそうです。

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」お墓の設置工事 1

次回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」完成間近にスランプです

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2008年8月19日 (火)

「週刊蒸気機関車C62を作る」第50号

C625001

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」第50号です。

このシリーズは全100号予定です。
今回の50号にて折り返し点となります。2007年の8月28日の創刊でしたので、もうすぐ1年となります。まだあと1年以上続きます。まだ半分作業が終わっているという実感はありません。

C625002

今回のパーツは、47号から引き続き、ランニング・ボードです。

C625003

部品一覧です。
ランニング・ボードA(真鍮)、ランニング・ボードB(真鍮)、ランニング・ボードC(真鍮)、ホルダーA(真鍮)、ホルダーB(真鍮)、ホルダーC(真鍮)、ホルダーD(真鍮)、サイド・ボードA(真鍮)、サイド・ボードB(真鍮)、サイド・ボードC(真鍮)、なべ小ねじ(M2径/4mm)×28(うち2本は予備)です。
今回は、非公式側の後半部分のランニング・ボードの取り付けとなります。
パーツ自体は、48号の公式側のランニング・ボード後半部と左右対称の状態です。ほとんど同様の作業の繰り返しです。3分割されたサイド・ボードの取り付け作業が最大のネックとなりそうです。同じような作業の繰り返しです。

C625004

48号と同様、ランニング・ボード後半部は、コンプレッサーなどの機器を避けるために途中が上に盛り上がった形状です。この形に合わせて、ランニング・ボードのパーツも3分割されています。4種類のホルダーを介して合体する作業から開始します。

C625005

4つのホルダーをねじ止めすると、ランニング・ボードは一体化します。
最近のC62パーツの精度はシリーズ序盤に比べてだんだん高くなってきましたので、ぴったりと固定することができます。ねじ止め作業は、あっという間に終わってしまいます。

C625006

ランニング・ボードの盛り上がり部分の形状に合わせてサイド・ボードも3分割されています。
相変わらず、位置決めが難しく、接着に神経を遣います。一番長いパーツは最初から曲がっていたので、まっすぐに修正しました。
曲がった中心部分のパーツから貼り付けます。ランニング・ボードの裏側に嫌気性接着剤のロックタイト638を塗布し、マスキングテープで補強しながら作業を進めます。

C625007

表側にはみ出した接着剤は、竹串で拭き取ります。
サラッとしているので簡単に拭き取れるのは嫌気性接着剤の最大の利点です。

C625008_2

前後のサイド・ボードも接着し、マスキングテープで補強して乾燥を待ちます。

C625009

サイド・ボードの接着剤が乾いてから、ボイラーにねじ止めして固定します。
49号のランニング・ボード前半部とホルダーを介して接続します。結合部のホルダー固定のねじを緩めておいて作業をすると、しやすくなるとのことです。

C625010

接着ではなく、ねじ止め作業なので、ガッチリ地面と水平に固定することができます。ねじ頭だらけになって不満はありますが、誰にでも正確に部品を取り付けられることに重点を置いているので仕方ないところです。ランニング・ボードが地面と水平に取り付けられていないと、確かに格好悪いと思います。
ここは面倒がらず、きちんと足回りからボイラーを取り外してから取り付けないと、結局サイドボードが外れたりしてやり直しになってしまいます。

C625011

ランニング・ボードの取り付けが終わり、キャブまでのシルエットは、デフレクタ部分が無いものの、機関車の完成形のものに近くなってきました。

C625012

今回は非公式側からの写真です。

C625013

相変わらず、ランニング・ボード上は黒いねじ頭がたくさん並んでいる状態です。
先日、東山動植物園に静態保存されているC62-17号機を上から眺めてきたところ、ランニング・ボード上は六角ナットが並んでいてゴツゴツです。ねじ頭によるデコボコについては、あまり神経質にならなくても良いのかもしれません。

C625014

来週、第51号の部品は、元空気溜パーツ他です。
公式側のランニング・ボード下部に取り付けられるエアタンクです。52号に非公式側のエアタンク、そして53号は公式側のコンプレッサーとなります。いずれも亜鉛合金のパーツにて、一応塗装してあるようです。余程色合いがおかしく無い限り、そのまま取り付け作業を行う予定です。
本文のワンポイントアドバイスにて、いのうえ・こーいちさんがランニング・ボードについて、「これからボイラー周りのディティール・パーツを付けていくときに、ちょっと外さねばならなかったりすることがあるかもしれませんが・・・」と書かれています。再分解は覚悟しなければなりません。
完成してロッドの動きまで完全調節した足回りをバラバラに分解するショックを味わっているので少々のことでは驚かないつもりです。

前回はこちら
C62-17号機を橋上から望む

次回はこちら
たまにはC62を磨きます

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2008年8月18日 (月)

わくわくレールランド

08081801

名古屋駅のJR名古屋高島屋で8月14日から19日まで開催されている、「夏休みファミリーフェスティバル2008わくわくレールランド」の催事に帰宅途中に立ち寄りました。

夏休みのお子様向けのイベントに、おじさんが一人で行くのは気恥ずかしいものですが、閉店前ということもあって、私のような「大きなおともだち」も多数おられました。
一人で来られている女性も何人かいることに驚きます。鉄道趣味を持つ女性が増えてきているのでしょう。

08081802

イベントの内容は、駅員や車掌、パーサーなどの鉄道員の制服を着て楽しむ「あこがれのお仕事体験コーナー」や、ミニ列車の乗車などのお子様向けが多いですが、本物のパンタグラフや新幹線の部品が展示されていたりして、大人も楽しめます。

300系新幹線で実際に使われていたシートが並べられ、購入したお弁当やおやつを食べるコーナーもあります。

08081803

もちろん、鉄道模型もあります。
簡単なモジュールレイアウトで運転を楽しませてくれます。でも遅い時間だったので、車両は自動運転状態でした。

08081804

NHK趣味悠々「ようこそ鉄道模型の世界へ」で講師を務められていた諸星昭弘さんの作成された鉄道ジオラマが展示されておりました。
8月8日~10日に東京で開催された国際鉄道模型コンベンション(JAM)で展示されたものと思われます。番組内で紹介したレイアウトとは異なります。サイズは畳1畳くらいです。

08081805

2つのエンドレスを立体配置し、更に手前の駅に入るスイッチバックを表現されており、運転も楽しめそうな素晴らしいレイアウトです。これが見られただけでも来た甲斐があったというものです。

08081806

同じく、諸星昭弘さんの製作されたミニレイアウトも多数展示されていました。バランス良く情景を凝縮するテクニックの勉強になります。

08081807

HOナローのアメリカ風レイアウト。
完成された絵画のようなバランスは、緻密な設計がなされていることを感じます。

鉄道模型も会場で販売されておりましたが、めぼしいものは既にありませんでした。また、会場にて限定販売のBトレインショーティー名鉄モ510+520旧急行色は、以前通常販売の時に手に入れていたので今回はパスします。

08081808

お土産は、「新幹線物語」というパンです。1000円。
新幹線700系を再現した菓子パンとの事です。

08081809

箱から取り出すと、700系の形に型押しされたふんわりパンが出てきました。チョコレートクリームを巻き込んであります。明日、さっそくいただくことにします。

08081810

しかし、食べるのもったいなく思えてしまいます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月17日 (日)

「昭和の鉄道模型をつくる」お墓の設置工事 1

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト作成作業です。

先日、お盆の折に実家のお墓参りに行って参りました。
ご先祖様をお迎えし、お送りする大切な行事です。そして、レイアウトにもお墓を設置したい気持ちも募ります。実際に列車に乗っていると、結構車窓にお墓が見えるものです。

0101

設置するのは、アイコムの「墓参り」のセットです。大小のお墓と墓参りの人、掃き掃除しているお坊さんにお地蔵さんが入っています。
様々なセットをレイアウト内に設置しているこのシリーズですが、このお墓参りはなかなか設置場所が決まりませんでした。モノがお墓なだけに、あまり不用意な場所に設置できません。

いつもコメントを下さるlalandeさんが、ご自身のブログ内にてレイアウト左奥のスペースに高台を作って設置されている記事を拝見し、起伏を付ければ地表と変化を付けて、自然な表現が出来ることを思いつき、実行に移すことにしました。lalandeさん、ヒントありがとうございます。

lalandeさんのブログ
いまさら「昭和の~」に取りかかりはじめました。
http://lalande.blog.so-net.ne.jp/

0102

しかし、私は左奥のスペースには火の見やぐらが設置してありますので、他の場所を検討しなくてはなりません。
限られたスペースの中で、設置可能性があるのがレイアウト右手前の洋館付き和風住宅の隣のスペースです。しかし、家のすぐ裏が墓場というのもあまり良い光景ではありません。この場所に小高い丘を設置してみることにします。地表と変化を付けて、連続性を弱める狙いです。

0103

スチレンボードを粗削りして丘の土台を作成します。
DCフィーダーが邪魔な位置ですが、その部分は削り取っておきます。洋館付き和風住宅の前の道と続いた道を登っていく設定です。

0104

土台の状態で仮置きです。設置場所に合わせて更に形を整えます。
写真には撮っていませんが、実際に車両を走らせて見て接触しないようにしておきます。

0105

試しにお墓セットを置きます。
ごく狭いスペースですが、何とか設置は出来そうです。配置についてはもう少し検討したいと思います。

0106

土台の表面に薄く紙粘土を塗りこんで地面を整えます。
久々の紙粘土の使用です。使用しているのは100円ショップで購入した「かる~いかみねんど」という軽量タイプです。お墓の配置については、レイアウトの外側に丘が続いている設定として、写真のように致しました。

紙粘土が乾くまで作業は中断です。
地面の作成やレイアウトへの設置は後日行うことにします。

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道37FINAL ボード裏のケーブル

次回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」お墓の設置工事 2

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年8月16日 (土)

C62-17号機を橋上から望む

名古屋市千種区の東山動植物園内の片隅、あまり人が入っていかないような場所に、狭軌鉄道の蒸気機関車最高時速記録を持つ日本国有鉄道C62-17号機がひっそりと静態保存されています。

C62101

露天の厳しい保存条件のため、かなり汚れて痛んでいます。
日本鉄道史上の重要な文化財と思われますので、名古屋市金城埠頭に2011年春に開館予定の「JR東海博物館(仮称)」に移転して、永久に保存していただきたいと願うばかりです。
機関車の後方、キャブの後半部からテンダーにかけて、上部に赤い橋が架かっているのがわかります。この橋は一般道路が通っていて、名古屋市の東部から中心部に抜ける際に私自身、良く通る道です。いつか車を停めて、C62-17号機を上から見下ろしたいと思っていました。今日、名古屋に出かける用事があったために、まずは偵察することにしました。

C62102

C62を見下ろす橋の側に車を止め、橋上を歩いて近寄って行きます。
今日も名古屋は35℃を超える猛暑で、僅か数秒で汗が吹き出てきます。見下ろすと、巨大なC62が見えてきました。橋の欄干も、熱したフライパンのように熱くなっています。機関車の後半部分は橋の下であり、全く確認することはできません。

C62103

相変わらず、C62は汚れています。
橋の上は日を遮るものは全く無く、長時間の撮影は困難です。しかも、東山の森を通り抜ける見通しの良い道路なので、車は結構なスピードで飛ばしています。フラフラしていたら撥ねられかねません。ただ、この場所は頻繁にネズミ捕りが行われているので、名古屋でも要注意の地点です。

C62104

C62の真上まで移動します。
日頃、見ることが出来ない角度からの機関車は新鮮です。全体に汚れ、錆が浮いていますが、金色の部分が光っていることに気が付きます。また、ボイラー後半部はデアゴスティーニのC62の様に左右分割されているものを接いでいるのが確認できます。

C62105

煙室部分も左右分割のようです。煙突は塞がれています。もし開いていたら、内部に水が入って、更に腐食が進んでいたことでしょう。

C62106

ボイラー上の安全弁は金色に輝いています。上部の細かい穴が美しく開いています。ひょっとして、部品を交換してあるのでしょうか。

C62107

別の角度からの安全弁です。
塗装されていることが確認できます。また、安全弁台座はデアゴスティーニの部品のように内部から穴を通って飛び出ているのではなく、珊瑚模型の部品のようにボイラー上にカバーのように被せられています。

C62108

汽笛も金ぴかです。
これも作り変えられているように見えます。さび付いたボイラーやランニング・ボードなどと比べると、対照的な美しさです。

C62109

非公式側ランニング・ボード上のコックも金ぴかです。これも後付けのようですね。

C62110

ボイラー銘板は、「日本国有鉄道・鷹取工場・製造番号3112ボイラー・昭和31年製」と記載されています。梅小路蒸気機関車館に動態保存されているC62-2号機のボイラーは、製造番号3113なので、17号機の方がひとつ前に作られたボイラーを搭載しています。竣工当時のD52のボイラーから新造のボイラーへの換装時期の兼ね合いなのでしょう。
このボイラー銘板も金ぴかに塗装されています。まるで模型のようです。

C62111

ランニング・ボード上は、デアゴスティーニのC62のように、たくさんのボルトでついであることがわかります。全て六角ボルトです。デアゴC62もプラスねじでなく、小さめの六角ボルトならば本物に近い造形になるのに・・・と思われます。

C62112

発電機は橋上からは確認できませんでしたので、その前部にあるATS発電機を撮影します。ATSが設置されたときに取り付けられたものなので。東海道時代をモデルとしたデアゴスティーニのC62には無い部品です。
大した腐食も無く、形を保っています。

C62113

前照灯は、C62-2号機と同様のLP403です。副灯はありません。晩年を過ごした呉線は非電化だったので、副灯は最後まで取り付けられなかったようです。
LP403のステーの長さが、珊瑚模型のものより短いことがわかります。前照灯の配線は、公式側の煙室に沿って下に伸び、フロントデッキとランニング・ボードの境目を貫通しています。C62-2号機よりも配線は後方を通っています。

C62114

足回りは地表から見た方が良く見えますが、クロスヘッドの銀色の塗装が印象的です。ロッドは赤く塗られています。一見、状態は良さそうに見えます。

C62115

51号から組み立ての始まるエアーポンプとコンプレッサーが確認できます。

C62116

ドーム後部の加減弁てこは、下側に伸びています。これはC62-2号機と同様です。
デアゴスティーニのC62は加減弁てこが上に伸びています。C62-2号機の竣工時にはデアゴのように上に伸びていたのですが、程なく下側に付け替えられたようです。第1号に付属していたDVDの映像で、東海道時代のC62-2号機が白黒映像で一瞬だけ収録されていますが、既に下側に改良された姿となっていました。上側になっている画像はまだ見たことがありません。

C62117

ドームの腐食が相当進んでいることがわかります。非公式側のランニング・ボードは、このままでは穴が開いてしまいそうです。博物館への屋内展示への移送を強く望んでいます。

C62118

この17号機は、ドームから下方に伸びる砂撒き管がボイラーケーシングの外側を通っていて、内側を通っていてすっきりとした2号機とは印象が異なります。

ボイラーより更に後方のキャブ部分は、橋の下なので確認することはできませんでした。とにかく暑く、10分もいられません。もう少し気候が良くなってからゆっくり撮影したいと思います。

C62119

C62-17号機の側にはサル山があり、今日の蒸し暑さに延びているサル達が確認でしました。みんな動きが緩慢です。
夏休み中なので来園客は多いのでしょうが、機関車を見に来ている人はいませんでした。

C62120

今日の目的は、松坂屋美術館で行われている「古代エジプトの美展」の見学です。灼熱の橋上からの機関車見物と異なり、涼しい館内での文化財の見学は快適です。エジプトは12年前に訪れたことがあるために、非常に馴染みがあるのです。ただ、当時は帰国前の空港で虫垂炎を発症して、非常な苦痛の中、帰ってきたという苦い思い出があります。あの時死んでいなくて良かった・・・。

C62121

松坂屋のスポーツ用品売場では、北島選手を始めとするオリンピックの競泳選手が着用している、英国スピード社の水着「レーザーレーサー」が展示してありました。販売はされていません。
極薄なのに、ピチピチに締め付け、ウレタン部分の通気性は皆無のようで、機能的ながら何とも着心地の悪そうな水着です。このマネキンは相当スリムなので、実際に着用している選手はさぞかし苦しそうです。

前回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」前照灯の反射鏡の塗装

次回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第50号

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年8月15日 (金)

「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道37FINAL ボード裏のケーブル

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」で作成しているレイアウトに電飾を施す作業の話です。

Final01

このレイアウトは方々の空き地部分を仕上げる段階になっています。その気になれば、フォーリッジやライケンを貼り付けて完成!といいたいところなのですけれど、毎週部品が来て追われるわけではない状態になった途端、ペースダウンしていてなかなか完成しません。残された僅かな隙間も、あれこれ手を加えて悪あがきしています。

しかし、建物や街灯、カーコレなどの電飾作業はこの間、出発信号機を取り付けた段階で作業終了となりそうです。今回は、今まで恥ずかしくて見せられなかったボード裏の惨状を晒して、この「電飾への道」のファイナルとなります。

Final03

ボードの補強版との僅かな隙間に、無数に縦横に配線が張り巡らされています。マスキングテープで仮止めのつもりだったのですが、今更本格的な固定に移行できずに、結局このまま完成となりそうです。
使用したLEDは75個、理髪店のサインポール回転用モーター1個、スピーカー1個、踏切用の交互点滅回路2つ、パトカー用の順次点灯回路1つ、踏切サウンド回路1つです。
その中で、踏切のサウンド回路と交互点灯回路は、レイアウト上の劇場建物内に収めてあります。写真では、右下部分の配線がたくさんある辺りになります。

Final04

写真上部のモーターとギアは、理髪店のサインポール回転機構です。3端子レギュレータで12V電源を5Vにまで降圧して使用しています。回転軸の下側にはチップLEDを仕込んであるので、回転とは別個に点灯させることができます。

左側の丸いものは、踏切サウンド用のスピーカーです。
ボードと補強版の僅かな隙間に設置できるよう、薄いタイプのスピーカーを使用しています。

右下のグレーの部品は、腕木式出発信号機です。台座部分とボードを両面テープで固定しています。

Final05

これはパトカーのパトライトの回転のための順次点灯回路です。上の3端子レギュレータで、12V電源を3.3Vまで降圧して使用しています。本来は安定用のコンデンサを取り付けるべき回路ですが、テスト点灯で問題なかったので、結果オーライで手抜きしています。

Final06

真ん中のパーツは、左右プラスマイナスに分けて、電源ユニットに接続するために終結するパーツです。その場しのぎ、後付作業のために、何ともゴチャゴチャになってしまったものです。ムカデの様な基板は、メンテナンスの為にマジックテープで簡単に取り外し出来るようにしています。

Final07

以前に紹介しましたが、電飾を切り替えるスイッチボックスは、100円ショップで購入した幼児用のきかんしゃトーマスの箸箱を利用して製作しています。
電飾全ての電源は、12V1.2AのスイッチングACアダプタを使用しています。

Final08

内部は、電飾全体のON-OFFスイッチ、2箇所それぞれの踏切の点滅、踏切の警報機、パトカーのパトライト、理髪店のサインポールの回転を制御できるよう、スイッチを配置しています。

Final02

今回で、「昭和の鉄道模型をつくる」の電飾に関わる政策作業は一旦終了と致します。残りは方々の空き地処理と仕上げになります。洋館付き和風住宅の横の部分の改良作業を開始しています。

前回はこちら
これ、これ、いけませんよ!

次回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」お墓の設置工事 1

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年8月14日 (木)

「週刊蒸気機関車C62を作る」前照灯の反射鏡の塗装

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」の製作作業です。ライト部分の小改造です。

C6201

製作中のC62の前照灯には、デアゴスティーニのオリジナルパーツではなく、珊瑚模型の前照灯とシールドビームを取り付けています。それぞれ電球色LEDを仕込んで点灯するように改造を施しています。珊瑚模型の前照灯のLP403は、レンズ部分の透明度が高く、内部が丸見えになってしまいます。オリジナル前照灯のLP42の際には、前照灯内部の中心部にLEDを配置するだけで良かったのですが、内部丸見えの珊瑚模型部品には、反射鏡代わりにすり鉢状のローゼットワッシャーを仕込んでいます。

デアゴスティーニの公式掲示板でも素晴らしいカスタムのテクニックをご紹介されているhiroさんから頂いたコメントにて、実機のC62の前照灯が消灯時にも黄色く見えていることを教えていただきました。

C6202

4月に撮影してきた梅小路蒸気機関車館の実機の写真を拡大して確認します。
確かに、消灯時の前照灯は黄色く見えています。レンズが黄色いのか、反射鏡が黄色いのかはわかりませんが、これは再現したいポイントです。

C6203_2

私のC62の前照灯部分です。
前照灯の居住まいに何か違和感があると思っていたのですが、前照灯の色もその原因だったようです。レンズの着色は困難なので、反射鏡部分を塗装しようと思います。
シールドビームのステー部分の形も変なので、接着剤で固定しているだけのシールドビームがポロッと取れてしまったときに前照灯の塗装もやってしまおうと考えていました。シールドビーム内のLEDの配線は、前照灯の内部を経由しているので、前照灯単独で取り外すことはできません。
しかし、予想に反してシールドビームはしっかりと付いているようで外れません。仕方ないので、車体に取り付けたまま反射鏡の塗装を行うことにします。

C6204

前照灯の点灯時です。
点灯すれば、反射鏡の色など関係なくなってしまいます。電球色チップLEDは輝度が高く、目を刺すほどの明るさです。

C6205

使用する塗料は、ラッカー塗料のクリアーイエローです。
これを愛用の分盛堂の面相筆で塗っていくことにします。この筆はしなやかなのに腰があり、しかも各種の塗料や薄め液などの溶剤にも強く、繰り返し使用しても毛先がバサバサになりません。購入するときは少し高価ですが、すぐに元が取れてしまう優れものです。

C6206

レンズで隠れてしまう部分なので、少々のムラは気にしないことにして重ね塗りです。横向きに筆を差し込むのは指先が震えますが、周囲に塗料が付着しないよう慎重に作業を進めます。反射鏡として使用しているローゼットワッシャーのニッケルめっきの表面が一面黄色く塗装されました。

C6207

レンズを閉じて効果を確認します。
前照灯のみ黄色く見え、より実感的になりました。シールドビームは銀色のままなのは本物と同様です。
hiroさん、情報ありがとうございました。

C6208

前照灯を点灯して力走するC62-2号機の実機です。真昼間ですし、超低速で荷も軽いですが、巨大機が蒸気を吐いて走る姿は迫力満点です。走行時には前照灯を点灯させてくれます。
シールドビームのステーの形の改良という課題は今後に持ち越しになりました。部品が外れなければ、このまま完成まで手を加えないかもしれません。

前回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第49号

次回はこちら
C62-17号機を橋上から望む

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年8月13日 (水)

世界最小の驚愕!Tゲージを買う

遅ればせながら、栄進堂のTゲージを入手いたしました。
走行や改良の記事は後日書きたいと思います。今日は開封と走行実験のレポートです。

発売されて久しい世界最小、線路幅3mm、450分の1のTゲージですが、名古屋近辺の模型店では発売されていませんでした。先週、ようやく入荷したようなので、試しに車両1編成と基本レール・パワーBOXセットを購入しました。どちらも割引のあるジョーシンキッズランドで4200円です。

製造元の株式会社栄進堂さんのHPです。
http://www.kk-eishindo.co.jp/

T0101

車両は、JR東日本103系電車、空色の京浜東北線カラーです。
何とも無粋な通勤電車ですが、103系以外には選択肢が無いので仕方ありません。名古屋近辺でも、随分昔に中央本線で青い103系が走っていたので、全く馴染みが無い車両というわけではありません。最初はこういった簡単な造形の車両からの開発となったのでしょう。

T0102

ブック式の車両ケースを開けると、はわかっているものの、あまりの小ささに改めて驚きます。こんなものが本当に走るのか、不思議に思えます。

T0103

指先でつまんでも、重みを感じません。電動車は、車輪を磁石で線路に押し付けて走るようなので、車両は軽くても大丈夫なのでしょう。

T0104

Nゲージ模型と大きさを比較します。
457系がやたらと大きく見えますが、これはれっきとしたNゲージ模型です。

T0105

正面から見ると、更に小ささが際立ちます。
窓の造形が甘かったり、屋根上のクーラーが傾いていたりと、造形には甘い部分が多いですが、これからの発展に期待することにします。

T0106

現在、製作中のデアゴスティーニの24分の1のC62のドームの上にちんまりと乗ってしまうサイズです。

T0107

同時に購入した、基本レール(120R)・パワーBOXセットです。
基本セットには120Rの他、132.5Rの一回り大きなカーブのレールのセットがありますが、今日は欠品中でした。

T0108

パッケージを開けると、最初から楕円に組んであるレールと、コントローラ等のパーツが納められた白い箱が出てきました。
レールの半径は120mm。B4用紙の上でもレイアウトができそうです。しかし、Nゲージのスーパーミニカーブレール(103R)を見慣れていると、サイズの割に曲線半径が大きく見えてしまいます。

T0109

セットの内容は、直線4本に曲線12本を組み合わせた楕円レールのほか、電池式のパワーBOX、パワーケーブル、スイッチバックセンサー、ホイールクリーナー、クリーニングペーパーです。パワーBOX専用のACアダプタは別売りです。

T0110

パワーBOXは単3電池3本を使用します。
アルカリ電池の他、ニッケル水素電池でも動作しました。しかし、ACアダプタは手に入れておいたほうが良いかもしれません。

T0111

レールに乗せてみます。
4両セットの内、中央の2両が電動車になっています、2M2Tです。電動車とレールは、磁石の力が働いており、粘着力を確保しています。

T0112

付属のスカート、及びパンタグラフを取り付けて車両を完成させます。
ディティールは甘いですが、103系の無骨な特徴は良く出ていると思います。

T0113

走行実験です。
カーブでギクシャクします。また、2両目と3両目の連結器が外れやすいようです。最初に付属しているのはアーノルドカプラータイプですが、ガッチリと固定するためのドローパータイプの連結器も付属していて交換できます。
120Rのカーブを曲がるのは、少々苦しそうです。後日、132.5Rのレールも入手したいものです。120Rのレール走行実験では、まだまだ鉄道模型の走行のレベルには達していません。

T0114

小さいながらも、ヘッドライトが点灯します。

T0115

テールランプも点灯します。車体が小さいだけに、ライトが点くのは高い効果があると思います。

車両の完成度も発展途上ですし、走行性能は少々物足りなく思います。まだポイントレールが無い為に運転の楽しみが少ないですが、今後のシステムの展開に期待したいと思います。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年8月12日 (火)

KATO オハ31 26 鉄道博物館展示車両

KATOのオハ31 26鉄道博物館展示車両を入手しました。

3126010

この鉄道博物館バーションは、当初は博物館限定発売だった模様です。名古屋周辺では販売されていませんでした。先月末に一般出荷が始まり、いつもの模型屋さんでも大量に入荷していました。ネット通販で買うほどのことはありませんが、店頭にあれば、やっぱり買ってしまいます。

KATOのオハ31系客車は、実車が17m級のために「昭和の鉄道模型をつくる」のミニレイアウトを走行可能です。価格が手ごろな割りに造形もナカナカのものがあるので、通常品も愛用しています。ミニレイアウトの中を、小型SLやD型ELに牽かせて走る姿は昭和の情景でいっぱいです。

オハ31 26は、実車が2007年10月に開館したさいたま市大宮区の鉄道博物館の展示用に、津軽鉄道に保存してあったものを譲渡されたものです。国鉄時代の姿に復元して展示してあります。
KATOの通常品のオハ31との違いを確認してみたいと思います。

3126011

品番は、通常品のオハ31の「5001」に対し、「5001-9」です。
カラーバリエーション違いの扱いです。販売価格は、通常品の840円(税込み)に対して945円(税込み)と、100円アップしています。

3126012

ケースを裏返すと、鉄道博物館展示車両としての実車の紹介文を確認することができます。

312602_2

ケースから取り出して検分します。
こういった暗い色の車両の撮影は、技術が無いので、なかなか色合いが再現できずに困り物です。
塗装はツヤツヤで、しっとりとした通常品と異なり、明らかに上質のものとなっています。国鉄時代のブドウ1号ですが、鉄道博物館の展示状態を再現するために、艶を出したようです。

312603

車版表示も当然、「オハ3126」となっています。
通常品の3等車の窓下赤帯ではなく、縦3本線の等級表示になっています。塗装は、車体の茶色も屋根のグレーもツヤツヤです。
私はまだ実車を見ていませんが、この模型のような艶があるとしたら、昭和の当時には無かったウレタン塗装がなされているのかもしれません。博物館展示に際し、腐食に強いウレタン塗料での塗装は妥当と思います。かつてのラッカー塗料での塗装で、風雨に晒されて色が褪せたり、塗膜がひび割れたりしていた状態を再現する方が難しいでしょう。
活躍時の姿を保存するといった意味合いは多少薄れてしまいますが、自動車と同様、新しい技術を使用してレストアを行うのは博物館保存においては通常の作業です。早く鉄道博物館を訪れて、実車を確認したいものです。岡崎から大宮は、早朝に出発すれば日帰りも可能です。しかし、夏休み期間中は混雑が間違い無いので敬遠したいものです。

312604

手前が今回のオハ31 26、奥が通常品のオハ31です。
金型の更新が行われている様子は無く、カラーバリエーション違いのようです。もともとリベットの表現など良い味を出していたのはそのままです。オハ31 26も、構造上室内灯は取り付けられません。

312605

妻面も塗装以外の変更点はありません。
写真には撮りませんでしたが、台車や床下の表現も全く同一です。

312606

KATOのC50と連結しています。
C11と同様、最も似合う組み合わせと思われます。オハ31系客車の通常品は、C50と同時に日本発の量産型Nゲージ模型として発売されたのですから、似合って当然です。

312607

客車が1両だけなのは物足りませんし、車掌さんが乗る場所が無いので、オハニ30を後ろに連結します。塗装の違いはあまり気になりません。実際に旧型客車が活躍していた時代には、各車両ごとに色艶なんてバラバラでした。

312608

「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト上を走らせます。
KATOのC50は個体差があるのか、このレイアウトで走行できないものもあるそうです。私の車両はどちらの方向とも問題なく走行できます。ポイント入線も大丈夫です。

このレイアウトだと3両編成でも長大に見えてしまいます。
でも、昭和の情景が再現されているようで、似合いますね。

今回は1両だけの購入でしたが、近々もう1両増備したいと思います。同じ車番の車両が2両連結されているのはありえないことですが、模型なので気にしなくても良いかと軽く考えます。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2008年8月11日 (月)

「週刊蒸気機関車C62を作る」第49号

C624901

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」第49号です。

このシリーズは毎週火曜日が発売日ですが、デアゴスティーニさんのお盆休みの影響か、今週は発売日が一日早まって月曜日となっています。既にお盆休みに入っていて帰省されている方、ゆっくり工作に勤しんでいる方などおられることとおもいます。私は貧乏暇無しで、お盆休みは14~17日の4日間だけの上、帰省や墓参りなどであっという間に終わってしまいそうです。

C624902

第49号の部品は、47号からの引き続き作業で、ランニング・ボードです。
今回は非公式側の前半部分となります。次回の50号に非公式側の後半部分が付属し、ランニング・ボードが取り付けられた段階で、このシリーズの折り返し点となる予定です。

C624903

部品一覧です。
ランニング・ボード(真鍮)、ホルダーA(真鍮)、ホルダーB(真鍮)、ホルダーC(真鍮)、油箱(亜鉛合金)、サイド・ボード(真鍮)、なべ小ねじ(M2径/4mm)×19(うち2本は予備)です。
47号の部品の左右対称型となっています。左右に油箱を設置してある竣工当時の姿を再現しています。

C622

梅小路に動態保存してあるC62-2号機には、非公式側にしか油箱は取り付けられていません。北海道に移動になった際に公式側の油箱は取り外されたとのことです。写真は、非公式側の油箱です。実機はボイラー等と同様の塗料で黒くゴテゴテに塗装してあります。

C624904

油箱は亜鉛合金の無塗装なので、塗装作業から開始となります。
真鍮ロストワックスでパーツを作成するのと比べて大きくコストダウンになるのかどうかは私にはわかりません。でも、鈍いグレーのまま目立つ部分に取り付けるのは気が進まないので、47号の公式側の油箱と同様、アサヒペンのメッキ調スプレーのゴールドを吹き付けて塗装します。乾燥するまでは作業中断です。
テレビのあちこちのチャンネルで繰り返し放送されている、北島選手の100m平泳ぎ金メダル獲得光景を見て、大いに溜飲を下げます。とてつもないプレッシャーの中での最高の快挙に酔いしれて、しばし工作を忘れます。レース後、ライバルたちに祝福されている場面で思わずホロリときてしまいます。

C624905

今回の組立作業は47号の作業の裏返しの状態で、ほぼ同じ手順での作業となります。サクサクっと作業を進めることにします。
まず、ランニング・ボードをボイラーに取り付けるための3つのホルダーの取り付けです。ホルダーA、B、Cの3つを間違えないようにねじ止めします。

C624906

それぞれのホルダーを3つのねじで締め付けます。
黒いねじ頭がランニング・ボード上にアリンコのように乗っている状態を見るのも慣れました・・・。実機のランニング・ボードにこんなに大きなねじが出ていたら、足を引っ掛けてしまいそうです。ここまでは簡単に作業が終ります。

C624907

塗装後、40分ほど乾燥させておいた油箱を取り付けます。
黒いねじ頭は、これから塗装するか、そのまま組み立てるかを考え中です。
油箱の1箇所のねじ穴が少々きつかったので、2mmタップで溝を切ってから作業しました。初期のパーツでよくあった不具合です。しかし、最近は部品の精度が上がっていたので、タップ切りは久し振りの作業です。

C624908

ランニング・ボードの組立作業のうち、もっとも手間と時間がかかるのが、サイド・ボードの接着作業です。
サイド・ボードは細く切られた真鍮板ですが、素材が柔らかいこともあり、最初から曲がっています。まっすぐに修正する作業は結構イライラします。貼り付けも、本文解説の瞬間接着剤での作業では簡単に取れてしまいそうです。私は嫌気性接着剤のロックタイト638を使用しますが、それでも公式側のボイラーへの取り付け時に外れてやり直しました。半田付け技術のある方は、裏側から半田での固定をされていることでしょう。

C624909

ランボードの裏側は隠れる部分なので、少々多めに接着剤を塗っています。

C624910

ランニング・ボードに取り付けたホルダーの後ろ二つを、ボイラー4箇所のねじ穴に合わせてねじ止めします。
ランニング・ボードを水平に、ボイラーに正確に取り付け出来るのはねじ止め作業の利点でしょう。ホルダーのねじ穴は横長になっているので、ボイラーと台枠の固定時に微調整が可能です。先週は、足回りにボイラーを付けたまま作業をしてしまいましたが、今日は面倒がらずに取り外して作業しました。

C624911

非公式側のランボードの前半部が取り付けられました。
まだ微調整が必要ですが、前半部はすっかり機関車の状態になってきました。

C624912

正面から見ます。
フロントデッキにランニング・ボードがつながった事により、正面の顔は既に完成形が見えてきたようです。

C624913

来週、第50号の部品は、今回に引き続きランニング・ボードです。非公式側の後半部分です。50号にてランボードは完成です。
後半の51号は、ランニング・ボードの下部に取り付けられるエアタンクから開始されます。デアゴスティーニのC62公式ページでは52号までの予告しかされていないので、53号以降の作業予定はわかりません。コンプレッサーなど床下機器を取り付けてからキャブの組み立てに入るものと予想しています。

前回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第48号

次回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」前照灯の反射鏡の塗装

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年8月10日 (日)

これ、これ、いけませんよ!

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト作成作業です。

今日は、人形設置の小ネタです。少々品位が下がってしまっているので、ご不快に思われたら申し訳ありません。なかなか地面の仕上げが進まないのに、くだらないことばかりして遊んでしまっています。

05

このレイアウトの唯一の駅である「面影橋駅」の構内には便所があります。
駅周辺の光景の紹介の際に、便所から出てくるおじさんの写真を掲載しました。便所から出て何となくほっとした光景がわかります。

01

しかしこのおじさん、どこかに移動してしまったようで、代わりに緑のジャケットを着たおじさんが便所から出てきています。
あのうつむき加減のおじさんはどこに行ってしまったのでしょうか。

02

こんなところにいました。
商店街の脇の劇場の裏手に移動しています。壁に向かって立っているようです。相変わらずうつむき加減です。何をやっているのでしょうか。

03

少し近寄ってみます。
壁に向かって何かしているようですが、何となく前の壁に黒く染みがあるようにも見えます。
角度を変えて更に近寄ってみましょう。
これは・・・。

04

やっぱり!
こんなところで立ちション中でした。いくら裏側で誰にも見えないだろうと思っても、これはいけませんね。
昭和の時代には、結構おおらかにあちこちで立ちションしている姿が見られたものです。今ならば「犬じゃあるまいし・・・」と言われてしまうことでしょう。

05_2

実はこの場所、すぐ隣が交番で、お巡りさんも立っています。チラリと見られたら「これ、これ」と怒られてしまいそうです。商店街からも結構丸見えの位置でもあります。もちろん、線路端なので電車からも丸見えです。

06

この立ちションアイデア、私のオリジナルではなく、「RM MODELS」の8月号の記事の中に、HOゲージでもっとリアルな情景の中に作りこんでいる作品が掲載されていたものからのパクリです。
「昭和の鉄道模型をつくる」の48巻に付属してきたこの人形を見た時に、立ちションスタイルだなあと思っていました。きっと同様のことを思われた方もあったのではないかと思います。

少々、尾篭(びろう)な話になって申し訳ありません。レイアウトの正面からは見えないので、ほとんどの方には気付かない部分であるとは思います。
このおじさんの、特徴的な立ちションスタイルを活かしたかったので、劇場の裏側まで移動していただいた次第です。

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」信号機の設置完了

次回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道37FINAL ボード裏のケーブル

| | コメント (15) | トラックバック (0)

2008年8月 9日 (土)

「昭和の鉄道模型をつくる」信号機の設置完了

300

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト作成作業です。

レイアウトの完成近くになって、突如出発信号機を設置したくなり、作成した地面に穴を開けてまでボードの下からの設置にこだわったのは、前回までに記したとおりです。

301

さて、ボードの下から台座部分を隠す様に設置したまでは良かったのですが、どうしても穴の隙間が目立ちます。
信号機はポイントスイッチで作動しているために、動きを妨げないように地面を作る必要があります。当然のことながら、ポイントの電気部分を損ねるボンド水の使用は厳禁です。

302

線路の側のバラスト部分は、ヤマト糊とバラストを混ぜたセメントで施工します。
「夏はチューブのノリだね!」と、カズキさんが言っていたオヤジギャグを一人ごちながら、久しぶりのマゼマゼ作業を行います。バラストはブラウンとグレーを適当にブレンドしています。

303

糊とバラストは1対1くらいです。混ぜているスコップは、相変わらずマクドナルドのホットコーヒーに付いてくるマドラーです。これがまた丁度使いやすいのです。私はコーヒーに砂糖もミルクも入れないので、自然に溜まってしまうのです。

304

線路の脇にバラストセメントを塗りこみます。
適当に塗りつけてから、竹串で解きほぐすように馴染ませます。線路側の方は、このバラストセメントで隠れます。
ポイントスイッチ部分は、プラ板を上に載せて蓋をしておきます。

305

草の部分はパウダーを撒く事ができません。そこで買ってきたのが「ミニ・ネイチャー」というドイツ製の草むら模型です。フィールドグラスを上手に扱えない私としては以前から機になっていたのですが、結構高価(1200円)なので、今まで購入していませんでした。今回が始めての使用となります。ボンド水で固着するのではなく、草の根本に接着剤を付けて貼り付けるタイプのようです。
ストラクチャー類は、ドイツ製が一歩も二歩も先を行っているようです。

306

細かい毛のような草の根本は接着しやすいように平らになっています。
一かたまりごとに外して接着剤を付けて貼り付けていくので、作業性に優れています。

307

うーん、ちょっとやっちまったな、といった感じです。
信号機の周りが一面ホワホワの草むらになってしまいました。一様のビロードを貼り付けた感じで、いまいちです。パウダーが使用できないのは苦しいですね。接着剤が固まってから仕上げをすることにします。ついでに、ミニ・ネイチャーは、信号機部分以外の各所にピンポイントで植えて使用します。まとめて植えずに所々に使用するのは効果的です。

308

ホーム側から見た出発信号機です。
運転席からも十分視認できる位置の左側に設置できました。信号機の発光LEDの方はパワーパックに接続せずに、電飾用の電源に15mAのCRDを挟んで接続完了し、早速点灯実験です。まずは信号が停止の状態です。

309

ポイントを切り替えると同時に、信号が進行に切り替わりました。
パチッと小気味よく切り替わるのが気持ち良いですね。

310

部屋を暗くすると、更に良い情景です。停止信号です。

311

出発進行!
信号のLEDは結構明るく、周りの電飾に負けてはいません。これで信号機は設置完了となりました。

地面の仕上げが必要な部分はまだ随所にありますが、そろそろ電飾作業も打ち止めになってきました。

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」信号機の設置工事の開始

次回はこちら
これ、これ、いけませんよ!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年8月 8日 (金)

「昭和の鉄道模型をつくる」信号機の設置工事の開始

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト作成作業です。

TOMIXの腕機式出発信号機の設置作業を開始しました。
この信号機、興味はあったのですが、優先順位が後になってしまって購入が遅れていました。地面もすっかり出来上がった段階になって、突然設置を思いついた次第です。

出発信号機は、最近は例外も多いですけれど、一般的には運転室側の進行方向左側です。しかし、左側には台座の大きなこの信号機を設置する場所的な余裕が無く、かなり無理な方法での設置となりそうです。レイアウト作成の最後に近い段階になって、無謀な企みを開始してしまいました。

201

設置場所は、タクシー営業所の隣の三角の空き地となります。
信号の本体部分だけがボード上に出るように、設置部分に四角く穴を開けます。既にバラストとパウダーを撒いて固定してあるので、慎重な穴開け工事となります。穴の周囲の地面が崩れないように少しずつボードを切っていきます。しかも、ボードの裏側は縦横に電飾用のケーブルが張りめぐらされているので、うっかり切断してしまったら面倒なことになってしまいます。

202

お見せするのは恥ずかしいボードの裏側ですが、信号機の台座が入るように適当なスペースを削り取ります。
台座の大きさプラスアルファ程度のスペースの、ボード表面のボール紙部分を除いてスチレンボードの部分を削りました。ボードをひっくり返して作業することが出来ないので、片手で支えながらの作業となります。雑な穴あけになってしまいました。

203

ボードの裏側から信号機を通して、仮貼りしてみます。
信号機の固定方法については、ボンド固定ではなく、後のメンテナンスを考えて、両面テープでの固定となります。薄くて丈夫な両面テープを探してこないといけませんね。

204

ボード表面に、信号機本体のみ顔を出しています。
台座の露出部分が少ないですが、違和感は無さそうです。

205

ホーム側から信号機を望みます。
運転手の視点はもっと低いのですが、十分視認できる位置ではないかと思われます。本来はタクシー営業所の手前に位置するものと思われますが、このレイアウトではスペース的に不可能でした。もっと線路に寄せたいところですが、列車が接触する可能性があるのであまり寄せられません。

206_2

信号機はこの位置で固定したいと思います。
まだ配線作業が必要ですし、地面の穴の処理もしなければなりません。写真の下側は、信号機台座に取り付けられているポイントマシンのスイッチ部分です。ここは動作を妨げないようにスペースの余裕が必要です。また、不用意にボンド水を使用すると、必ず動作不良を起こしますので、穴を埋める際の方法について考えなければなりません。
続きは時間のあるときにじっくりと取り組む予定です。

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」TOMIX腕木式出発信号機

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」信号機の設置完了

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2008年8月 7日 (木)

「昭和の鉄道模型をつくる」TOMIX腕木式出発信号機

Photo

今日は浜松に日帰りの出張でした。

毎日猛暑が続いています。浜松も名古屋と同様に非常に暑い場所のため、少々バテ気味です。
名古屋からだと新幹線に乗ってもあっという間に着いてしまいますので乗り足りない気分です。帰りはこだま号だったので、最近乗る機会の減ってきた300系編成でした。N700系の増備に伴って大量に廃車が進んでいる300系ですけれど、窓が大きくて車内も明るくて快適に思えます。いくつになってもお外を眺めたい者にとっては楽しい車両です。但し、シートのクッションはぺったんこなので、長時間乗車は辛いものがあるかもしれません。
ほんの10年程前は、0系や100系を駆逐していって憎らしい存在でしたが、だんだん乗れなくなると、いかつい先頭車の表情も可愛らしく感じてきます。

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト作成作業です。

このシリーズは発刊も終了しており、私のレイアウトも完成が近づいております。後は細部の仕上げとなっています。

私は鉄道システムのことは不勉強なので、信号機をはじめとする必須パーツを取り付けておりません。でも、どうせ取り付けるのならば稼動させたいと考えます。

101

先日、TOMIXの腕木式主本線用出発信号機を入手しました。当然、稼動するタイプのものです。
もし稼動する腕木式信号機を自作しようとすれば、かなり面倒な作業になると思われます。今は便利なパーツが販売されているものです。

102

現在は殆ど見ることの無い腕木式信号機ですが、昔は普通にどこでも見られたものです。昭和の光景には欠かせないパーツだったのですが、なぜか今まで購入していませんでした。
パーツも細かくて華奢であり、非常によく出来ています。これで稼動するのですから驚きです。

103

稼動はTOMIXのポイントマシンで行います。
ポイントに使用しているものと全く同等のポイントマシンがベースの部分に取り付けられています。ベースからはポイントスイッチに繋ぐコードと、もうひとつ発光用のアクセサリー端子に繋ぐコードが出ています。この小ささで動くだけでなく、信号が発光するのです。
但し、ポイントスイッチを内蔵したベース部分は信号本体に比べて少々大きめです。長さ66.5mm、幅15mmです。線路脇に結構なスペースを必要とします。

104

切り替えコードをポイントスイッチに繋ぎ、発行用コードを電源に繋ぎます。
信号が光る情景は素晴らしい!早く入手しておけばよかったと思うばかりです。光源はチップLEDのようです。

105

ポイントスイッチを直線側に切り替えると、矢が上がって赤信号となります。小気味良くパチッと切り替わります。
これは設置したいものです。

106

TOMIXのポイントスイッチには、切り替え端子が二つあるものが販売されています。一度の操作で二つのポイントを動作できるタイプです。
これを使用すれば、ポイントがホーム側に向いているときは青、外周を走っている時は赤と、自動的に切り替えることができます。
駅に入線する時に、反対方向が青になっているという矛盾が生じますが、二つのポイントスイッチを使用するよりもスマートでしょう。

また、NATOCの自動運転では、アクセサリー端子を使用して切り替えが出来そうです。

107

問題は設置位置です。
出発信号機は、基本的には進行方向の左側です。現在では右側に設置してあることも多くありますが、腕木式の時は左が多かったのではないでしょうか。
一般的に鉄道車両の運転席は左側であり、特に蒸気機関車では左側に無いと機関士が信号確認することが困難です。

108

しかし、私のレイアウトでは左右とも設置場所がありません。何とか右側にはスペースがありますが、既に予備レールやバラスト置き場を完成させてしまっています。

せっかく作りこんだこのスペースの地面をひっぺがして信号機を設置するのは辛いことです。作業員さんたちも悲しいでしょう。

109

信号機のベースに合わせた型紙を作成して設置場所の検討です。絆創膏のようですが、白い部分がベース部分、そして切り抜いてある部分が信号機本体部分です。
スペース的にはここしか設置場所は無いように思います。しかし、作りこんだ情景を壊してまでして設置しても線路の右側となってしまい、機関士さんには見えません。出発の際は、機関助手の席に行って「出発進行」と信号確認をしてから左側に移動することになってしまいそうです。
鉄道システムのリアリティにこだわらないと言っているくせに、細かいことが気になるのです。

110

通常通り、進行方向左側に設置しようと思うと、駅からタクシー営業所を挟んだ三角の空き地スペースになります。
しかし、この位置への信号機設置は苦労しそうです。必然的にパネルボードに穴を開けて、ボードの裏側からの設置となります。邪魔になる架線柱は片持ち式に改造すれば、もう少し線路に平行にすることができそうです。

無理に工事を進めるか、考え直して信号は諦めるか、しばらく思案のしどころです。信号機は、地面を仕上げる前に設置するものであることはわかっていたのですが、今さらになって使いたくなったので仕方ありません。計画性の無さにも困ったものです。

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道36 津川洋行ミゼットの電飾

次回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」信号機の設置工事の開始

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2008年8月 6日 (水)

「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道36 津川洋行ミゼットの電飾

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」で作成しているレイアウトに電飾を施す作業の話です。

前回、レイアウト左奥の火の見やぐら周りの情景が出来ました。設置する車はミゼットです。火の見やぐら前の田舎道を作成したときに、情景に似合いそうな車として使用します。何の車を置くかは書いていなかったのですが、スルドいJCMさんにしっかりバレてしまっていました。

0101

3丁目の夕日の情景を作成する際などにもにぴったりでもあるこの津川洋行のミゼット、スケールが1/144なので、Nゲージサイズよりも僅かに大きくなっています。しかし元々小さな車なので1/150の車と並べたりしない限り、違和感はありません。せっかく田舎道が完成したので、ミゼットはぜひ使用したいものです。。
かえるの様な、なんともかわいらしい風貌の3輪自動車です。残念ながら、活躍している時代のことは知りませんが、保存車両は見ていますので、どれだけコンパクトな車かは知っています。

0102

この津川洋行のミゼット、トミーテックのカーコレと異なり金属のダイキャスト製です。
簡単に分解できないような感じでしたが、精密ドライバーでシャシ部分をこじると上下に分解できます。接着剤でとめてあるだけのようです。ちょっと塗装が剥げましたが、破損することなくボディとシャシーは外れました。

0103

肉厚のダイキャストの穴開け作業は慎重に進めます。
使用する光ファイバーに合わせて0.5mmの穴を開けます。しかし、ヘッドライト、テールランプの合計4箇所の穴開け作業を行ったら、0.5mmドリルはずるずるになってしまいました。今まで沢山のカーコレに穴を開けてきた安物ドリルですが、金属用では無かったようです。

0104

ヘッドライト、テールランプの4箇所に光ファイバー「エスカ」0.5mmを通して固定し、車の下でまとめます。車が小さい上に内部スペースが狭いのでカーコレの様にはいきませんが、ここまでくれば大半は終了したようなものです。

0105

先日、街灯付きの電柱を立てた火の見やぐら前の田舎道に穴を開けて設置します。

0106

光ファイバーをぎりぎりの長さに切断してパネルボード裏側にチップLEDを固定して点灯実験です。
かわいい形態の車に丸型ライトが似合います。

0107

砂利道をトコトコ走っていくミゼット。後ろから電車もやってきます。のどかな光景ができました。

0108

ミゼットのヘッドライトは結構明るく光ります。光ファイバーの導光ながら、なかなかの効率です。街灯や赤色灯に埋没していません。

0109

単なる空き地スペースだった左奥の改良はこれで終了となります。後は歩行者でも設置するくらいになりました。

0110

火の見やぐらだけの時は、左奥部分は赤く怪しく光っているだけだったのですが、街頭とミゼットの設置により賑やかになりました。

電飾作業ももうすぐ終わりですが、まだ無謀な企みをしています。実現するかどうかはともかく、もうすこしジタバタしてみたいと思います。

しかし、明日は日帰りにて浜松に出張です。帰宅が遅くなりそうな予感がするので、工作が出来ないかもしれません。週末にまとめての作業となりそうです。

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道35 電柱街灯の追加作成

次回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」TOMIX腕木式出発信号機

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2008年8月 5日 (火)

「週刊蒸気機関車C62を作る」第48号

C624801

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」第48号です。

C624802

第48号の部品は、先週に引き続きランニング・ボードです。
これから50号までランニング・ボードの組み立てになります。ボイラー周りの変化の大きな作業は楽しみがあります。ただ、ボイラーに取り付けたホルダーとランイング・ボードの固定はなべ小ねじとなるので、相変わらずランニング・ボード上はねじ頭だらけとなりそうです。とりあえず組み立てることにします。

C624803

部品一覧です。
ランニング・ボードA(真鍮)、ランニング・ボードB(真鍮)、ランニング・ボードC(真鍮)、ホルダーA(真鍮)、ホルダーB(真鍮)、ホルダーC(真鍮)、ホルダーD(真鍮)、サイド・ボードA(真鍮)、サイド・ボードB(真鍮)、サイド・ボードC(真鍮)、なべ小ねじ(M2径/4mm)×28(うち2本は予備) です。
先週のランニング・ボードにつながる部分で、公式側の後ろの部分となります。ボイラー下部にコンプレッサーが配置されている部分を避けて、ランニング・ボードが上に屈折している部分です。左右のランニング・ボードを仕上げて、このシリーズも折り返し点となるようです。
ホルダー、及びランニング・ボードをねじ止めすることで、正確に直角に固定することが出来るのは良いのですが、もう少し小さなねじでもよかったのではないかと思わないではありません。

C624804

まず、今回3分割されているランニング・ボードをホルダーを介して合体します。
ボイラーに取り付けるホルダーは4種類ありますが、位置を間違えないようにねじ止めします。接着ではないのでガッチリと固定できるのはねじ止めの利点ではあります。

C624805

4つのホルダーをねじ止めして、とりあえずサイドボードは一体化します。この作業はすぐに終ります。

C624806

やはり3分割されたサイドボードを接着します。
予想していた通り、今回の作業で最も時間を要したのは、このサイドボードの接着です。位置決めが難しい上に、最初から曲がっているので修正したりする必要があり、どうしてもまっすぐに取り付けられません。

C624807

少しずつ嫌気性接着剤のロックタイト638を塗布し、マスキングテープで補強しながら作業を進めます。
本文解説では、裏側から瞬間接着剤での固定となっていましたが、それではボイラーに取り付けた際にパリッと取れてしまいそうです。

C624808

接着剤が乾く間に、39号に付属してきてまだ取り付けていなかったボイラーバンドの後部2本を取り付けます。
今まで取り付け指示が無かったのですが、その必然性が感じられない作業です。既に加減弁てこが取り付けられていて邪魔になります。もっと早く作業しておけば良かったと思う次第です。

C624809

ボイラーバンドは、ボイラー下部のねじ穴にM1.4径ねじを使用して固定します。
今回付属しているM2ねじとは異なる細いねじです。これも39号に付属してきていました。

C624810

安全弁のすぐ後ろに位置するボイラーバンドは、ボイラーと火室を繋いでいるねじ頭に干渉します。
ねじ頭をボイラーバンドの上側にすると、ねじが飛び出て不自然ですので、この部分は何らかの調節が必要となりますね。今回はこのまま一旦組み立てます。本文の解説の写真もボイラーバンドがねじと干渉して少し浮き上がったままになっています。

C624811

サイドボードを貼り付けた接着剤も乾いたので、ボイラーにねじ止めします。
まず、先週組み立てたランニング・ボードの前部とホルダーを介して接続します。

C624812

続いて、残り4箇所のホルダーとボイラーをねじ止めします。
ねじ穴の位置はぴったりで、部品精度は高い様子です。私は横着して足回り部分にボイラーを載せたまま作業を行いましたが、ボイラーを外して作業したほうが丁寧に出来ると思われます。

C624813

ランニング・ボードの取り付けにより、サイドビューはほぼ機関車の形になってきました。
気になるのは、今回の本文のワンポイントアドバイスでいのうえ・こーいちさんが、コンプレッサーを取り付けるときに、また調節が必要になるかもしれない、と書かれていることです。再分解を覚悟しておいたほうが良いかもしれませんね。

C624814

公式側の斜め前から見ると、ほとんど完成形のようです。連結器が早く欲しいと思われます。

C624815

上から見ると、ボイラーやランボード上に黒いねじ頭が点在しているのがわかります。黒々としていて、キンキラキンの機関車の中では相当に目立ちます。なるべく気にしないようにしたいものです。

C624816

来週、第49号の部品は、今回に引き続きランニング・ボードです。
非公式側の前部分となります。予告写真を見ると、非公式側にもきちんと油箱があるようです。公式側と同様に亜鉛合金の無塗装なので、まず塗装作業からとなりそうです。
現在、梅小路蒸気機関車館に動態保存されているC62-2号機の実機では、非公式側のみに油箱が取り付けられています。竣工時には両側にあったそうですが、北海道に移転になった際に公式側は取り外されたとのこと。
ちなみに、私の手持ちのNゲージ模型の、KATOのC62東海道仕様には左右に油箱が取り付けられています。マイクロエースのC62-2小樽築港機関区改良品は、非公式側にしか取り付けられておらず、時代に合わせたスタイルとなっているようです。

50号で非公式側の後部のランニング・ボードの取り付けです。

デアゴスティーニのC62公式ページの掲示板は、最近メンテナンスが行われ、Proxyを経由すると見られない仕様になったようです。何か困った事態になって対策を施したのでしょうか。普通の環境では問題なく見られるようになり、素晴らしい改良作業を施されている方々の作品を拝見できるようになり、楽しませていただいています。

前回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型LP403、及びシールドビーム取り付け

次回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第49号

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2008年8月 4日 (月)

「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道35 電柱街灯の追加作成

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」で作成しているレイアウトに電飾を施す作業の話です。

3500

先日、レイアウト左奥のスペースに火の見やぐらを設置し、赤色灯を灯しました。地面も再舗装して田舎道の情景とします。背景板の夕焼け空にもよく合っていて、このスペースだけでもこじんまりとまとまってきました。
しかし、赤色灯が明るいために、左奥が赤いイメージになってしまいました。部屋を暗くして楽しむと、怪しい空間のようです。わかっていたことですが、他の灯りも取り付けたりして賑やかにすることにしました。

3501

暗い田舎道には、やっぱり電柱に取り付けられた街灯が欲しい、ということで、久しぶりに街灯の作成です。
でも、「昭和の鉄道模型をつくる」の部品の中の電柱は全て使用しているために、他のパーツを利用します。使用するかどうかわからず買い込んでいたグリーンマックスの電柱パーツです。街灯に仕立てるので、欲しいのは上の方のハエ叩きの様な形状の部分だけです。下部を切り取り、直径1.5mmの塩ビパイプに通した街灯部分を瞬間接着剤で接ぎます。光源は、2mm幅の「中型」の白色チップLEDです。1.6mmの極小タイプよりも太いエナメル線が使用できるので、半田付け作業が格段に楽なのです。

3502

形を整えて着色し、付属していたシールをトーンと貼って完成。電飾パーツの作成は楽しい作業です。上下で直径が僅かに異なり、接いだ部分が多少いびつですが、レイアウトの奥の部分に設置するので目立たないと思います。

3503

レイアウト設置前に点灯実験です。
発光部分はラッカー塗料で黄色く着色しておきます。電球色のイメージです。塗料を塗ると多少光が遮られるのですが、それでも目を刺すように眩しい街灯です。相変わらず、私のレイアウト電飾はリアリティよりも間接照明としての明るさ第一になってしまうのですね。

3504_2

火の見やぐらの左側に設置します。
赤く怪しい光が広がっていただけの空間に、明るい街灯が灯りました。これで夜道も安心です。左側スペースが空いてしまったので、TOMIXの完成品の木を植えました。
道路と線路の境目には、普通は柵があるものですが、ごちゃごちゃと美観を損ねる気がするので、省略します。

これで左奥スペース完成と言いたい所ですが、街灯と木が付いたら道路に何も置かないのは寂しく感じます。
何か車を設置したいものです。今までと異なる毛色の車を計画中です。もちろん、電飾を施さなければなりません。

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道34 火の見やぐらの赤色灯

次回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道36 津川洋行ミゼットの電飾

| | コメント (8) | トラックバック (1)

2008年8月 3日 (日)

「週刊蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型LP403、及びシールドビーム取り付け

C620100

現在作成中の、デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」の改良パーツの取り付け作業です。

先週届いた珊瑚模型さんのLP403前照灯パーツ、及び以前から手に入れていたシールドビームの取り付け作業を行いました。
パーツを手にとって眺めているだけでも楽しい精密な珊瑚模型さんの特製部品ですが、やはり見ているだけでは物足りないので、早速の作業となりました。但し、オリジナルの部品と異なり、いくつか加工作業が必要となっています。

C620101

まず、レンズの奥に反射鏡を取り付ける必要がありました。
デアゴスティーニのオリジナルの前照灯のLP42は、レンズ部分が若干曇った感じですし、レンズの蓋も開かないので、内部のLEDは中心にさえあれば良く、適当な固定でOKでした。しかし、珊瑚模型さんのLP403は、前照灯もシールドビームもレンズの透過性が高く、内部が丸見えです。実機のようにすり鉢状の反射鏡が必要となりました。
使用したのは、東急ハンズで購入したローゼットワッシャーというすり鉢状のワッシャーです。LP403は6mmタイプ、シールドビームは3mmのタイプです。

C620102

LP403もシールドビームも、パカッと蓋が開くので、この中に凹面鏡状の反射鏡を納めることになります。

C620103

シールドビームの方は3mmタイプはライト内部よりも直径が小さいので無加工でも大丈夫でしたが、LP403の方は6mmタイプだと少し大きく、周囲をやすりで削ってから使用することになりました。5mmタイプだと小さすぎるのです。
バローベの強力無比な精密やすりで、周囲が均等になるように慎重に削っていきます。

C620104

中心部の穴も大きいので、3mmのローゼットワッシャーを裏から貼り付けて使用します。
穴の大きさに合わせて5mmのLEDを買ってくれば良いのですが、3mmの電球色LEDがたくさんあるのでそれを使用したいのです。それに5mmタイプだと明るすぎるでしょう。

C620105

周囲は多少いびつになりましたが、内部にぎりぎり入るサイズに削ることができました。3mmワッシャーはエポキシ系接着剤でガッチリ貼り付けます。

C620106

LEDは、3mmの電球色タイプを使用します。
「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウトの照明のために大量に入手したものです。最初は中国製を使用していましたが、不良品率が高いので後には日本製の日亜のものを使用しています。一つ150円の高級品?です。
エナメル線をハンダ付けし、LEDの足は根本で切断します。

C620107

LP42の前照灯を取り外すために、一旦ボイラーと煙室部分を分解します。
後に煙室とボイラーを接着してしまったら、LEDの交換は困難になりますね。現在は6つのねじを外すだけで簡単に煙室は取り外せます。

C620108

ローゼットワッシャーの反射鏡の裏に、絶縁のためにLEDの配線部分を厚紙でサンドイッチします。
厚紙は、ライト内部の直径に合わせて切っておき、接着しなくてもLEDが固定できるようにします。万一LEDを交換する際は、このローゼットワッシャーの反射鏡ごと交換することになるかもしれません。

C620109

反射鏡に取り付けたLEDをライト内に収めた状態です。ライトの蓋が開いた状態でも、反射鏡のように見えますね。
また、シールドビームの配線は、一旦LP403の前照灯内部を経由してボイラー内部に入っていくようにしました。厚みのあるライト取り付け部分に穴を開けるのは厄介ですし、実機でもこのあたりに配線があったように思います。LP403のシールドビーム側には、ちょうど穴が欲しい部分に、ここを使えといわんばかりに開いているのです。

C620110

ライトが完成したら、ボディに取り付けて再組み立てです。
LP403はオリジナルのパーツと同様。取り付け部のパイプを差し込むだけです。シールドビームは台座の形を整えて接着剤で固定します。
レンズが素通しなので、内部の反射鏡がよく見えます。ローゼットワッシャーを使用した効果はあったと思います。

C620111

裏側からです。
シールドビームからLP403への配線は、もう少し余裕を持たせればよかったと反省しています。今さら修正できません。少々目立ちますが、妥協しておきます。
シールドビームの取り付けもハンダ付けすれば丈夫なのでしょうが、真鍮のハンダ付けに自信がないために、2液混合のエポキシ系接着剤を使用しました。

C620112

LP403のライト、本当に大きいです。
実機ではもっと小さく感じます。でもスケールはこれでぴったりなのです。LP403とシールドビームが二つ並んで仰々しく、まるで花魁の髪飾りです。しかし、デフレクタが付けば印象が換わってくるものと思われます。機関車を下から眺めている視線では、ライトは錯覚で小さく見えるのですね。

C620113

前照灯のみ、LP403の点灯状態です。
反射鏡の効果はあったのか、光源部分の偏りも見られず、自然な輝きです。C62の前照灯はきっとこんなに明るくは無かったでしょうが、模型は多少デフォルメしてもよいでしょう。

C620114

シールドビームのみの点灯状態です。前照灯が玉切れを起こした際は、整備の出来る車庫に着くまでこんな状態で副灯を使用したのでしょう。
使用しているLEDは全く同等のものですが、ライトの径が小さいので、LP403よりも更に明るく感じます。

C620115

実機の運用時期にはあまりなかった光景でしょうが、LP403とシールドビームの同時点灯です。
レンズが薄いので、非常に明るく感じます。直視できないほどです。

C620116

取り外したデアゴスティーニオリジナルのLP42を並べてみると、なんとも小さく素朴な造形に見えます。パーツのクオリティの差は明らかで、交換によるドレスアップ効果はあったと思います。
LP42は、このままLEDを中に入れたままで保管する予定です。実機のようにテンダーに取り付けても楽しそうですね。

珊瑚模型の他のパーツは、もう少し作業が進んでからの取り付けとなります。ランボードが出来上がった段階で、ボイラー銘板を取り付けられると思われます。

前回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型パーツ第2弾、前照灯ほか

次回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第48号

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月 2日 (土)

「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道34 火の見やぐらの赤色灯

今日は、地元の岡崎の「岡崎観光夏祭り第60回花火大会」のために、先ほどまでポンポンと花火が上がる音を聞きながら過ごしておりました。道路も交通規制されておるので外出もままならず、歩いて岡崎駅前の焼き鳥屋さんで軽く飲みがてら夕食です。

Photo

この駅前の「コッコ亭」という焼き鳥屋さん、串焼きが美味しく、いつも混雑しています。飲めない妻を相手に一人良い気分になります。食後は近所をぶらつきながら、上がる花火を眺めながら腹ごなしです。昔は二人で浴衣を着込んで花火の真下まで見物に行ったものですが、最近はちょっと離れて楽しんだ方が、人ごみにまぎれることも無く、お気軽に感じるようになってきました。

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」で作成しているレイアウトに電飾を施す作業の話です。毎週部品が届かなくなってから、少々サボり気味で、なかなか作業が進みません。

このレイアウトも仕上げの段階なので、電飾への道ももうすぐ終了となりそうです。
前回組み立てたグリーンマックスの火の見やぐらですが、なかなか良いスタイルなのでレイアウトに設置することにしました。正面の部分に赤色灯があるので、これは点灯させたいものです。

201

ただ、この赤色灯、建物の正面の上に飛び出た壁部分から伸びているので、建物内から光ファイバーで導光するには少々加工が必要と思われました。
とりあえず電球部分を作成するために、光ファイバー「エスカ」の先端部分にビーズを貼り付けました。どうやって壁を通すかについて、今はまだ考えておりません・・・。

202

光ファイバーの後端に赤色LEDの光を当ててみると、先端のビーズが光ります。赤く着色すれば十分使えるでしょう。
しかし光ファイバーの導光では、他の電飾に比べて暗いのも確かです。せっかく作成した赤色灯が目立たないのも残念なことなので、路線を変え、チップLEDの先端にビーズを貼り付ける直接照明形式にしました。

203

うーむ、赤色灯がダンゴのようになってしまいました。
まあ灯せば気にならないと思うので、明るさに免じて妥協することにします。

204

点灯すると、さすがに明るい!
こんなに明るい赤色灯も変ですが、他の部分の街灯や建物照明が明るいので、バランス上はこのくらいでも良いでしょう。

205

近くで見るといびつな形です。
ビーズを取り付けるならば、扱いの厄介なチップLEDを使用しなくても、小型の丸いLEDで十分だったのかもしれません。でも白色や電球色に比べて赤色LEDは安価なので、踏切やパトカー製作の折に余分に購入してあります。

206

取り付けた壁の裏側も、細いエナメル線のためにすっきりとさせることができました。光ファイバーならば、壁を通り抜けてから建物内に引っ張り込むために、光ファイバー自体が見えてしまうことになります。ただ、どうせ裏側は見えないので気にしなくても良いと思います。

早くレイアウトに設置したいところですが、いろいろ試していたおかげで時間を要しました。今日の作業はここまでとなってしまいます。次回、レイアウトに設置する作業を行います。今日は仮置きして場所決めするにとどまりました。

301

設置場所は、レイアウト左奥の開きスペースです。
ここはグリーンのパウダーを撒いていて、草原のようなスペースに仕上げていました。一旦、サンドパウダーを撒いて、土の地面にしておきます。

うーん、ボードに対してまっすぐ置くと、いかにも「置きました!」という雰囲気になってしまいますね。

302

商店街の建物に合わせて斜めに置いたほうが自然ですね。レイアウト奥は電飾が無かったので、赤色灯は効果がありそうです。
はやく地面を仕上げて、このスペースの情景を完成させたいものです。

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」グリーンマックス火の見やぐらの作成

次回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道35 電柱街灯の追加作成

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年8月 1日 (金)

「昭和の鉄道模型をつくる」グリーンマックス火の見やぐらの作成

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト作成作業です。

シリーズの発刊が終了してレイアウトの細部の仕上げの段階です。最後の段階に残ってしまった作業が、レイアウトの左奥の空き地スペースです。

101

昭和の鉄道模型の情景にぴったりだと思って以前に購入していたのが、このグリーンマックスの火の見やぐらです。既に多くの方が、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウトに設置されています。
私の子供の頃は、街の目立つところに火の見やぐらがあったものです。今では余程郊外に行かないと見ることができなくなりました。

102

部品を確認します。
グリーンマックスのキットは基本的に無塗装です。あちこち削らないと使えないものが多い印象を持っていましたが、この日の見やぐらは割と精緻な部品のようです。特に、やぐらの鉄塔部分は細くて華奢な感じが出ています。

103

いきなり完成写真で申し訳ありません。久しぶりに建物の組み立てをしたので、途中経過の撮影を忘れていました。
塗装は筆塗り、接着剤はタミヤセメント使用です。
付属のステッカーを貼るとなかなか良い雰囲気です。

104

正面の部分には赤色灯があります。
当然、付属の部品はダミーの電灯なので点灯しません。これは何とか電飾を施したいものです。このレイアウトの最後の電飾となるかもしれません。

105

設置場所は、レイアウト左奥のスペースの一択です。他に置けるようなスペースはありません。
レイアウト手前右側のバス車庫横と迷ったのですが、背の高い建物を奥に設置したかったので、手前は小公園スペースにしてしまいました。
左手前の銭湯、そして右奥のトンネル山と良い対称になっています。背景ボードの夕焼け空とも合っています。

106

パネルボードが内側に反ってしまっているので、鉄塔が傾いて見えるのが辛いところです。隣のグロリアの消防指令車は設置する予定ではありません。タクシー、乗用車とグロリアは既に2台設置してあるので、あまり同一車種が揃うのもつまらないものです。

なかなか作業が進みませんが、次回は赤色灯の点灯作業を行う予定です。

前回はこちら
トレインスコープ専用機?TOMIXのED62

次回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道34 火の見やぐらの赤色灯

| | コメント (5) | トラックバック (0)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »