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2008年8月 7日 (木)

「昭和の鉄道模型をつくる」TOMIX腕木式出発信号機

Photo

今日は浜松に日帰りの出張でした。

毎日猛暑が続いています。浜松も名古屋と同様に非常に暑い場所のため、少々バテ気味です。
名古屋からだと新幹線に乗ってもあっという間に着いてしまいますので乗り足りない気分です。帰りはこだま号だったので、最近乗る機会の減ってきた300系編成でした。N700系の増備に伴って大量に廃車が進んでいる300系ですけれど、窓が大きくて車内も明るくて快適に思えます。いくつになってもお外を眺めたい者にとっては楽しい車両です。但し、シートのクッションはぺったんこなので、長時間乗車は辛いものがあるかもしれません。
ほんの10年程前は、0系や100系を駆逐していって憎らしい存在でしたが、だんだん乗れなくなると、いかつい先頭車の表情も可愛らしく感じてきます。

講談社の週刊Nゲージジオラマ製作マガジン、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト作成作業です。

このシリーズは発刊も終了しており、私のレイアウトも完成が近づいております。後は細部の仕上げとなっています。

私は鉄道システムのことは不勉強なので、信号機をはじめとする必須パーツを取り付けておりません。でも、どうせ取り付けるのならば稼動させたいと考えます。

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先日、TOMIXの腕木式主本線用出発信号機を入手しました。当然、稼動するタイプのものです。
もし稼動する腕木式信号機を自作しようとすれば、かなり面倒な作業になると思われます。今は便利なパーツが販売されているものです。

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現在は殆ど見ることの無い腕木式信号機ですが、昔は普通にどこでも見られたものです。昭和の光景には欠かせないパーツだったのですが、なぜか今まで購入していませんでした。
パーツも細かくて華奢であり、非常によく出来ています。これで稼動するのですから驚きです。

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稼動はTOMIXのポイントマシンで行います。
ポイントに使用しているものと全く同等のポイントマシンがベースの部分に取り付けられています。ベースからはポイントスイッチに繋ぐコードと、もうひとつ発光用のアクセサリー端子に繋ぐコードが出ています。この小ささで動くだけでなく、信号が発光するのです。
但し、ポイントスイッチを内蔵したベース部分は信号本体に比べて少々大きめです。長さ66.5mm、幅15mmです。線路脇に結構なスペースを必要とします。

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切り替えコードをポイントスイッチに繋ぎ、発行用コードを電源に繋ぎます。
信号が光る情景は素晴らしい!早く入手しておけばよかったと思うばかりです。光源はチップLEDのようです。

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ポイントスイッチを直線側に切り替えると、矢が上がって赤信号となります。小気味良くパチッと切り替わります。
これは設置したいものです。

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TOMIXのポイントスイッチには、切り替え端子が二つあるものが販売されています。一度の操作で二つのポイントを動作できるタイプです。
これを使用すれば、ポイントがホーム側に向いているときは青、外周を走っている時は赤と、自動的に切り替えることができます。
駅に入線する時に、反対方向が青になっているという矛盾が生じますが、二つのポイントスイッチを使用するよりもスマートでしょう。

また、NATOCの自動運転では、アクセサリー端子を使用して切り替えが出来そうです。

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問題は設置位置です。
出発信号機は、基本的には進行方向の左側です。現在では右側に設置してあることも多くありますが、腕木式の時は左が多かったのではないでしょうか。
一般的に鉄道車両の運転席は左側であり、特に蒸気機関車では左側に無いと機関士が信号確認することが困難です。

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しかし、私のレイアウトでは左右とも設置場所がありません。何とか右側にはスペースがありますが、既に予備レールやバラスト置き場を完成させてしまっています。

せっかく作りこんだこのスペースの地面をひっぺがして信号機を設置するのは辛いことです。作業員さんたちも悲しいでしょう。

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信号機のベースに合わせた型紙を作成して設置場所の検討です。絆創膏のようですが、白い部分がベース部分、そして切り抜いてある部分が信号機本体部分です。
スペース的にはここしか設置場所は無いように思います。しかし、作りこんだ情景を壊してまでして設置しても線路の右側となってしまい、機関士さんには見えません。出発の際は、機関助手の席に行って「出発進行」と信号確認をしてから左側に移動することになってしまいそうです。
鉄道システムのリアリティにこだわらないと言っているくせに、細かいことが気になるのです。

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通常通り、進行方向左側に設置しようと思うと、駅からタクシー営業所を挟んだ三角の空き地スペースになります。
しかし、この位置への信号機設置は苦労しそうです。必然的にパネルボードに穴を開けて、ボードの裏側からの設置となります。邪魔になる架線柱は片持ち式に改造すれば、もう少し線路に平行にすることができそうです。

無理に工事を進めるか、考え直して信号は諦めるか、しばらく思案のしどころです。信号機は、地面を仕上げる前に設置するものであることはわかっていたのですが、今さらになって使いたくなったので仕方ありません。計画性の無さにも困ったものです。

前回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」電飾への道36 津川洋行ミゼットの電飾

次回はこちら
「昭和の鉄道模型をつくる」信号機の設置工事の開始

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コメント

こんばんは。

この信号機いいですよねー。
実際に光っているのを見るのはこれが初めてです。
切り替えの際に、音も聞こえてきそうですね。
うらやましいなぁ。
私もこれ買い物に行く度にずっと注目していました。
設置スペースはあったのですが、予算の方が。。。

後から変更したくなる処って出てきますよね。
その悩ましさもまた楽しいのですけれど。
良い解決策が見つかると良いですね。

投稿: lalande | 2008年8月 8日 (金) 00時14分

私もNATOCの教材のため腕木式信号機を設置しています。(URLに動画リンク)
私の場合、適当ですから運転手の都合より私の都合を優先して右側に設置しています。coldsweats01

>TOMIXのポイントスイッチには、切り替え端子が二つあるものが販売されています。一度の操作で二つのポイントを動作できるタイプです。
最近私もこれを知りました。これをヒントに今作っているポイント4つのレイアウトですが、列車交換用の2つのポイントは連動させてリレーの数を減らしています。
ただ分配するだけで2つのポイントが制御できるか不安でしたが大丈夫みたいです。

投稿: カズキ | 2008年8月 8日 (金) 06時49分

ついでに交換用のポイントを連動させた動画です。(URLリンク)
KATOのC50を参加させたかったのですが、やはりバックでポイントを通過できないので代わりに30年前のKATOのEF66です。
昭和のレイアウトで走らせるのは諦めていましたが、YUJIさんのトレインスコープの回で書かれていたように真ん中の台車を取って集電接点を磨き直したら何とか走るようになりました。

投稿: カズキ | 2008年8月 8日 (金) 07時38分

>lalandeさん、おはようございます。

TOMIXの信号機、機能の割には高価なので、今まであまり食指が動かなかったのですが、動作することに加えて、ストラクチャーとしての形状もナカナカのものがあります。

すっかり地面を仕上げてしまっているので、果たしてどのように設置しようか、まだ迷っています。

スイカ畑に続いてビニールプール、そして架線まで!オリジナルのナイスなアイデア作品が目白押しですね!素晴らしい夏の情景になりそうですね。


>カズキさん、おはようございます。

TOMIXの信号機、TCSの運転システムとは無関係にポイントスイッチでの切り替えなので、NATOCの自動運転にもぴったりですね!実は、カズキさんからの情報でこの信号機の仕組みを知ったのでした。ありがとうございました。

二つのポイントの制御をするポイントスイッチ、単に同時に動かしているだけなので、ひとつの回路に二つのスイッチを接続しても問題ないのはもっともな事ですね。ナルホド。気が付いていませんでした。

投稿: YUJI | 2008年8月 8日 (金) 07時43分

YUJIさんこんにちは
私も「昭和の〜」にLEDやファイバーを仕込む事を同じような気持ちで取り組んでいました。そしてもっとすごい事している方々がいる事にこの日記で知る事ができて感動です。進捗状況としてはみなさんより随分遅れ気味ですが。ところでその腕木式信号機カワイイですね。取り入れてみようかな。UPして頂きありがとうございます。

投稿: frogsnow | 2008年8月 8日 (金) 12時38分

このパーツくれぐれも取り扱いに注意してください。
精巧にできている分、壊れると悲惨な事になります。
各部品は固定されていないので簡単にバラバラになります。
一度壊したのですが、私のような不器用な物にとっては直すのは至難の業でした。(奇跡的に直りましたが)
こんなものよく組み立てると思いました。(高くなるはずです)

投稿: カズキ | 2008年8月 8日 (金) 15時36分

>frogsnowさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

ご覧のように、私はLEDや配線のことをほとんど知らない状態から、JCMさんをはじめとして、多くの皆さんにお教えいただいて作業をしてきました。
電飾作業はずっと晒していますが、見直すと全くの素人作業でお見苦しい限りです。

信号機、私も気付くのが遅すぎたのですけれど、とても良いスタイルです。最近登場した商品は実感的になっていますね。

昭和の鉄道のレイアウトは仕上げの段階になってしまいましたが、今後も宜しくお願い申し上げます。


>カズキさん、こんにちは。

取り扱い注意のお知らせ、ありがとうございます。
実は私も一度、羽根部分が取れて稼動しなくなりました。すぐに直りましたが、とても繊細で華奢な模型であることもわかりました。カズキさんのようにバラバラになってしまったら泣けてきそうですweep

これからレイアウトの取り付けに当たって、壊れないように気をつけて作業します。

投稿: YUJI | 2008年8月 8日 (金) 17時44分

こん○○は。引き続きお世話になっていますm(_ _)m

相変わらず製作中なんですけれど,踏切が2つとも第三種はおかしいだろうって,遮断機を物色していたら,そのうち興味の方向が信号機に変わってしまいましたcoldsweats01
そうしたところこちらの記事がきっかけで,当方でもちゃんと動作する腕木信号機に挑戦してみることにしましたhappy02

またできあがったら報告させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたしますm(_ _)m

投稿: てぃーふる | 2013年6月 9日 (日) 00時52分

てぃーふるさん、こんにちは。

パートワークはパーツを全部集めてから組み立てるのは合理的ですね。昭和の鉄道模型はベース部分が華奢ですが、ストラクチャーの配置や配線は非常に良く出来ていると思います。信号機が点くと楽しいですね。

投稿: YUJI | 2013年6月 9日 (日) 10時47分

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