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2008年9月26日 (金)

「昭和のSL DVD BOOK」でC62の大迫力を満喫

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先日、宝島MOOKの「昭和のSL DVD BOOK」というムックを手に入れてC62の迫力ある映像を楽しんでいます。2005年の2月に初版が発行されているので、既に3年以上前に発刊されたものの様ですが、今まで手に取ることはありませんでした。函館本線のC62の他、狩勝峠(旧線)のD51、足尾線のC12、筑豊本線の9600が収められています。元映像が8mmフィルムなのか少々粗い解像度ですが、迫力あるカメラワークで楽しめます。

今年の5月にNHKのBS2で放送され、8月にも再放送された「NHKアーカイブズ 昭和のSL映像館」という4時間近い長い番組の中で、全国で働いていた現役時代のSLをふんだんに楽しみました。その中でもピカ一だったのが、函館本線の山線を重連で駆け抜けるC62のニセコ号の映像です。

C62重連で、勾配のきつい路線であえぎながら走っていたのだろうという予想とは裏腹に、ロッドの動きが見えないほどの快速でグイグイ急勾配を登っている姿にすっかり魅了されてしまいました。回転が速すぎて、「シュシュポッポ」なんてのどかな音ではなく、独特の少し甲高い金属的でジェット機の様な走行音を響かせて、豪快に重連で駆け抜けるC62ニセコ号。当時、多くのファンが度々渡道してその雄姿に酔いしれていたことも理解できたように思います。東海道時代に颯爽と特急の先頭に立って走っている姿も格好良かったでしょうが、年代的なものもあり、多くの人々の記憶に残っているC62の力強い光景は、函館本線を重連で飛ばしている姿なのでしょう。

もちろん、私はリアルタイムで見たことなどありません。函館本線のC62が率いるニセコ号の最後の3重連運転が行われたとき、私は4歳になったばかりの頃でした。もし、そんな幼児期に実物を見ていたら、あまりに強烈過ぎて、もっとSLに対する思い入れは深くなっていたのかもしれません。

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NHKの番組内で、グッときたのが、この小樽築港機関区の整備の方が、C62-2号機のデフレクタのツバメマークを愛おしそうに磨いているシーンです。ファンに絶大な人気を誇っていた機関車ですが、機関区でも大切にされてきたことが伝わります。

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さて、今回購入のこのムックには、90分のDVDが収められています。そして、最初のチャプターの20数分に函館本線をいくC62重連が率いる急行ニセコ号の映像が納められています。現在の情景との対比の形で編集されていますが、往時のC62の迫力は存分に楽しめます。NHKの番組のように、エアショット等の贅沢な映像などはありませんが、客車内や運転室の光景もあって変化に富んでいます。また、沿線の撮影では極寒の季節のものもあり、雪を掻き分け北海道の山間部を駆け抜ける「野生」の姿のC62の姿を見ることができます。

10数年前まで行われていた、C62-3号機牽引の「C62ニセコ号」の雄姿を見ることが出来なかったのは、今となっては迂闊としか言いようがありません。当時も走る蒸気機関車に大きな興味を持っており、山口線のC57-1号機や大井川鉄道のC11-227、C56-44等には乗りに出掛けていました。大井川へは何度も訪れています。
しかし、北海道へ行くよりも、行ったことのない海外の国々への旅行の欲望が先に立っていました。北海道へはここ5~6年は旅行や出張で何度も訪れていますが、初めて訪れたのは、既にC62ニセコ号の運転が終了していた98年の2月でした。函館本線の山線は、長万部-ニセコ間は単行のDC普通列車、ニセコ-札幌間はリゾート列車のニセコエキスプレスで駆け抜けてしまいました。

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函館本線のC62映像は、今でも多くの写真や映像が残っているようです。手に入るものから入手して楽しみたいと思っています。デアゴスティーニの「C62をつくる」の第1号のDVDも何回も楽しんでいますが、やはり音がないのが寂しいと思います。あの独特の走行音、耳について離れません。

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現在、映像中のC62-2号機は、今でも梅小路蒸気機関車館で動態保存中であり、他の機関車と交代で展示運転を行っています。保存のためにボイラー圧力は低く制限され、軽いトロッコのような客車を2両率いて数百メートルのレールを20km/h程度の速度でゆるゆる動くだけではあります。汽笛も弱々しい響きです。往時の缶圧限界16kgの全開走行の迫力、ジェット機の様な腹の底に響く豪快な走行音などを偲ぶことはできませんが、形があって、「生きている」だけでも喜ぶべきことなのかもしれません。

梅小路蒸気機関車館のC62-2号機の次回の展示運転は、まだ発表されておりません。
10月中はD51-200号機の運転となっていますので、11月頃かもしれません。寒いときの方が迫力ある煙や蒸気が見られると思います。運転時期が発表になったら、期間中に何度でも訪れたいと思っています。

展示運転のC62を見に行くまでは、他にもC62の映像の入ったものを集めて楽しみたいと思っています。デアゴスティーニの模型が発端となって、今更になって実機のC62への興味が増してしまいました。

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コメント

はじめまして、yujiさん
いつも楽しく記事を拝見しています。ご参考までにと思いお知らせします。Yahoo!オークションに【即決】蒸気機関車C62-2ナンバープレート【レプリカ】が出品されてます。

投稿: 倶知安 | 2008年9月28日 (日) 11時01分

YUJIさん
こんにちは!初公開映像で蘇える昭和のSLいいもの手に入れましたね、画像が見れないのは残念ですが、私も本屋でも見たことがありません。今度探してみます。去年の話ですがスカパーのCh370ヒストリーチャンネルの番組で20時間毎日1時間ごとの放送で「鉄路の歴史」を放映してましてDVD録画全部しました。昭和の乗客名簿、鉄路の歴史、鉄路を支える人々、ある機関士、C58天北峠に挑む、D52蒸気機関車等々で20回の放送です。半分は当たり前なんですがモノクロですが、映像は大変綺麗で貴重な映像ばかりです。撮りっ放しで1~2の再生しか見てません。YUJIさんのDVDの紹介の影響で本日これから再生してみます。
ところで本日、本体の塗装にチャレンジしました。ボイラー回りのディテールの部品はほぼ終わりかな思いまして今がタイミング的にはいい時期かなと、後はキャブ内とかキャブ室組立てなんで配布部品ごとに塗装をすればいいかなと考えてます。キャブ室を組立てしまうと、内部塗装は困難かなと思います。残りテンダーは部分は独立しているから組み立て後でもいいと思います。
エアーブラシ塗装を考えましたが、調合(一色ですが)結構面倒なのでTAMIYAマットブラックTS-6を使用しました。ベース下地はMr.メタルプライマーを全体に塗布しております。2回塗りに留めております。
円筒塗装は大変難しいんでコカコーラのアルミ缶で何回も塗装テストをして塗料の流れや食いつきを確認しました。YUJIさんのメタルゴールドよりマットブラックは安いので助かっています。ボイラー回りの蒸気配管は銅線か真鍮で無垢のまま取り付け予定です。それにしてもまだ先の話です。

投稿: 湘南急行鉄道物語 | 2008年9月28日 (日) 15時24分

>倶知安さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

C62ナンバープレートのレプリカのオークション出品の情報、ありがとうございます。
実物大ですね。本物は100万でも手に入りませんから、きちんと四隅に穴を開けられている出来の良いタイプで、78000円は安いでしょうね。梅小路蒸気機関車館の売店でも、同様にレプリカがたまに販売されています。出来はそれなりですが、こちらはもう少々お買い得です。大きなプレートの方が高価で、C62-2やD51-1等よりも、D52-468などの方が高いのが面白いところです。この間はC62-36のプレートが出ていました。もちろんレプリカです。

さすがに実物大プレートは置き場所の問題があって、手を出しづらいです。ミニプレート3150円で満足しておくことにします。


>湘南急行鉄道物語さん、こんにちは。

いよいよボイラーの着色を始められたのですね!
ブログ拝見しました。マットブラックがしっとりとした色で素晴らしく、やっぱり機関車は黒い方が格好良いことがわかります。
調節の効くエアブラシではなく、スプレー缶で塗られたことにもビックリです。あんなに美しく塗れるなんて!

最近、SLのビデオ鑑賞に凝ってしまいました。私自身、走っているSLは梅小路の他、大井川鉄道や山口線しか知りませんので、現役時代の映像を見ると、SLブームが起こった理由がわかるような気がします。
走行音の迫力に魅せられています。特に独特の音を響かせるC62の迫力は凄まじい!実際に見ておきたかったSL走行の光景のNO.1です。
「鉄路の歴史」、20回シリーズとは、きっと素晴らしい映像がいっぱい詰まっていそうですね。

投稿: YUJI | 2008年9月28日 (日) 16時45分

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