「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第13号
デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第13号です。
このシリーズも普通に書店の店頭に並ぶのは次回の14号までで、15号からは予約が必要とのことです。書店によっては一般販売を続けるところがあるでしょうが、確実に手に入れるには、やっぱり予約するべきでしょう。私も今更リタイヤできませんので、来週には購読予約しないといけません。今ならば、書店予約特典としてスエード調カバークロスがもらえます。
久しぶりに、少し重みのあるパッケージです。同じ日に引き取ってきた、同じくデアゴスティーニのC62は、スカスカに軽くて薄っぺらなパッケージであったので、対照的です。パーツが重くて大きいと得したような気分になりますが、両方重くて大きいと電車での持ち帰りが厄介です。
今週の冊子の特集は、1957年式の250カリフォルニアです。
50~60年代の250シリーズは名車が多いので、冊子のネタには事欠かない様子です。アメリカ向けのスパイダーながら、レースシーンでも活躍したという名車とのことです。うーむ、実は私、この車良く知りません・・・。でも、こんなスパイダーで幌を全開にして、アメリカ西海岸を飛ばすのは気持ち良さそうです。
今週の部品は、エンジンパーツです。
これからしばらくエンジンの組立てが続きます。パーツは着色されているので、タミヤの1/24プラモデルを作成するときの参考になりそうです。しかし、今週は組立て作業が無く、しばらくパーツは保管することになります。今日はパーツを検分するだけで終了です。
部品の一覧です。
エンジン(左)、エンジン用フロントカバー、エンジン用リヤカバー、ビス10本(Dタイプ)1.7×5mmです。
3号で配布されていたエンジンヘッド部分の大半は樹脂製でしたが、エンジンブロックのパーツは金属製でずっしりとしています。今回のパッケージが少し持ち重りがするのはこのパーツの材質が起因しているようです。1/10の大きなモデルとして、金属製のエンジンブロックは朗報です。
ビスは予備となるとのことですが、パーツごとに異なるビスを使用しているこのモデルでどこに使用するのかはわかりません。とりあえず、混乱しないようにビスの入ったビニール袋に号数とタイプ名をマジックで書いておきます。
エンジンブロック左側パーツです。
写真を見ると樹脂のように見えますが、アルミダイキャスト製です。表面は塗装処理されているので、組んでしまえばエンジンフードから除くパーツとしてプラでも金属でも大きな違いは無いでしょうが、やっぱり組み上げる時の気分は異なります。車体の重量感の表現にも一役かっているようです。
裏返すと、アルミパーツであることがよくわかります。
つや消しシルバーの塗装は、裏側まで丁寧に施されています。
エンジン用フロントカバーとリヤカバーは樹脂製ですが、こちらもきれいに塗装処理されています。手に取ると軽いので樹脂であることはすぐわかるのですが、アルミダイキャストのエンジンブロック部分と比べて遜色無い表面処理です。フロントカバーにはタイミングベルトも表現されています。ベルトとプーリーは一体成型なので、タイミングベルトの動きを再現させて楽しむということはできません。
今回は組立作業がありませんが、付属の組立てガイドにはエンジンパーツの展開図が掲載されています。まずはエンジン部分を12個のパーツで組み上げることがわかります。更に上部にエアクリーナーも配置されることになります。
3号のエンジンヘッド部分を取り出し、今回のエンジンブロック左部分とフロントカバー、リヤカバーを仮置きしてみました。
1/10の巨大な模型のエンジンなので、エンジン部分だけでも相当に大きくなりそうです。12気筒エンジンなので、とにかく前後に長い!
F1マシンと同様、パワートレーンをシャシー後半の強度部材として使用し、応力を分担している構造なので、エンジンブロック部分は非常に頑丈に作られていることがわかります。
次回の14号の部品は、引き続きエンジンのパーツです。
アルミダイキャストのパーツとなるので、重いパッケージになるのではないかと思われます。左右のブロックを合体させる組立作業が始まるのでしょうか。
前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第12号
次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第14号
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コメント
この時間にコメントを書くことは珍しいのですが、現在請け負っている仕事のクライアントにいじめられて仕事中です。
エンジンブロックがダイキャストでよかったですね。
ボディがダイキャストならエンジンもそうでなくっちゃ。
> ベルトとプーリーは一体成型なので、タイミングベルトの動きを再現させて楽しむということはできません。
ここらへんカスタマイズできそうですね。
ただタイミングベルトが稼動しても外からよく見れないか。
C62のようにモーター内蔵でここらへんが動けばカッコいいんですが、私には根性と技術がないのでパスですが。
投稿: カズキ | 2008年11月26日 (水) 22時23分
こんばんは~
今回は組み立てが無かったですが、C62のように組み立ててから後に無駄に分解させられるよりはましですよね。
先日、不具合のあったヒンジがやっと届きました。発送手続きの不備でサスペンションアームと一緒に届かず組み立てが中断していましたがやっと12号までの組み立てが終わりました。
ヒンジを送ってきた時は、結局その号を丸ごと一冊送ってきたのでイミテーションキーが2つになりました~(笑)
シートも2組、キーも2つ。喜んでいいやらただ無駄なモノが増えただけなのか・・・・まあ~シートは役に立っていますが、キーは1つあれば十分です。(笑)
投稿: ポップン | 2008年11月26日 (水) 22時44分
>カズキさん、遅くまでお仕事お疲れ様です。
エンジンの部分は重量感がありそうで、組立てが楽しみです。
タイミングベルト、エンジンフードを開けて覗き込めば何とか見えるのでしょうが、動作させて自己満足の世界に浸るか、苦労だけの効果が無いので諦めるかですね。
私は失敗して台無しにしかねないので、パスです。根性無しです。
アクセル踏めばエンジン音鳴るからいいかと・・・。
>ポップンさん、交換で届いたヒンジとサスアームは無事取り付けられたのですね。
うまく取り付けられない方は、デアゴスティーニさんに相談すれば対応パーツを送って下さるということになりますね。
レプリカキー、実物大ならば利用価値?があったのですが、昔の原付のキーのような大きさではおもちゃにしか見えないのが残念です。
エンジンパーツを序盤に組み立てるのは、車の模型として順当なので、C62のような苦労は少ないことを期待しています。でもあんまり簡単すぎても張り合いが無いと考えたりして、ユーザーのわがままは尽きません。
投稿: YUJI | 2008年11月27日 (木) 07時45分