1/24プラモデル、トヨタ2000GT前期型
自宅から実家に帰省する通り道に、ヤマダ電機テックランド半田店があります。家電だけでなく、日用品やおもちゃや模型も扱っている大型店ですが、毎週末のように通っているのになかなか立ち寄る機会がありませんでした。
そろそろ薄型テレビやブルーレイレコーダーも欲しいことですし、下見もかねて初めて訪店したところ、Nゲージやプラモも少し置いてあり、それなりに楽しめそうです。
そこでお宝発見!
最近、立て続けにカープラモデルを作成していますが、カープラモの中で一番作りたかったのが、このトヨタ2000GTだったのです。パッケージの様子から、相当古い時代のキットと思われます。ハセガワの1967年式1/24トヨタ2000GT前期型です。
見つけたとたんに舞い上がって購入してしまいましたが、カープラモは現在BMW Z3ロードスターのボディ塗装中であり、まだまだ時間がかかります。着手するのは当分先のことになりそうです。大切なプラモなので、焦って早く作ってしまわないようにしなければなりません。
パッケージの写真からは、ローズウッド張りの特徴あるメーターパネルもデカールで表現できる様子がうかがえます。まあ、こんなに上手に作れるわけは無いのですが・・・。
タミヤの1/24エンツォ・フェラーリや360スパイダー等と比べると、同一スケールのプラモなのに随分と小さく、そして軽いパッケージです。中身のパーツも少なめです。
しかし、少ないから易しいかというと、そうでは無いことがあるので油断できません。
ボディパーツはワンピースタイプで、ドアやボンネット、リヤゲート等は稼動しません。そのために塗装は苦労しなくても良さそうです。
ボディカラーは迷うことなくホワイト。もちろんホワイトサーフェサーを吹いてからの塗装予定です。
その他の使用塗料も同時に手に入れました。これらの他、定番のセミグロスブラックやホワイト等の基本色が必要ですが、それらは手持ちにあります。
殆どを水性塗料で揃えているのは、乾燥が遅いものの、溶剤の臭みが無く使い勝手が良いからです。クロームシルバーのみエナメル塗料なのは、ボディの窓枠を塗るときに、水性やラッカー系に比べて伸びがよく、はみ出した時にもエナメルラッカーで簡単にふき取ることが出来るからです。
ボディパーツの小ささに驚きます。
エンツォ・フェラーリや360スパイダー、ナイトライダーも1/24の同一スケールですが、まるで縮尺が異なるかのような小ささです。
日本が誇るスーパーカー、2000GTは本当に小さな車だったのですね。車重は1120kg。150馬力のエンジンでも、十分にスポーツカーとして通用する走りだったのでしょう。当時の価格で238万円。最上級のクラウンが80万円で買えたことを思うと、今では1500万円以上の感覚かもしれません。ローン制度も無かったので、238万円耳をそろえてポンと払える本物のお金持ちしか買うことはできない高値の花だったのでしょう。生産台数はたった337台(前期型228台、後期型109台)です。
現在では、街中を走っている2000GTにお目にかかることなんでありませんが、非常に状態の良い実車がトヨタ博物館に動態保存されています。度々訪れているのでなじみの個体です。プラモで迷うことがあったら、トヨタ博物館に視察に行こうと思います。
この実車の他に、トヨタ博物館では映画の777のボンドカーに使われたオープンタイプの特別車が保存されているのですが、バックヤードに収められていて、通常は見ることができません。私も見たことがありません。
「映画に登場した車」という特別展でも開催して、一般公開したらすぐに見に行きたいものです。でもそんな予定は無いのでしょうね。トヨタさんも大変ですから・・・。
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コメント
今度はトヨタ2000GTですね。調度本日より公開の、20世紀少年でも使われている見たいなので、なんてタイムリー何だろうと思いました。
今日はYUJIさんのブログを参考に、携帯でDVDを見れる様にしていました。私の携帯はソフトバンクなので微妙に保存場所が違っていたりはしましたが、何とか見れる様になりました。ちなみにタイトルは「エヴァンゲリオン」だったりします(笑)
投稿: 三日月 | 2009年1月31日 (土) 21時53分
YUJIさん、待望の国産車、お買い上げありがとうございます。
出来上がりを楽しみにしています。
三日月さんおはようございます。
> 調度本日より公開の、20世紀少年でも使われている見たいなので
そう言えば主演の唐沢寿明は2000GTを持っていたと思います(テレビで自慢していたのを見たことがあります)
もしかしてマイカーかもしれませんね。
投稿: カズキ | 2009年2月 1日 (日) 08時36分
>三日月さん、おはようございます。
20世紀少年に2000GT出てくるのですね!それは要チェックです。とはいっても映画館行くの億劫なので、後のビデオ鑑賞になりそう・・・。
ドコデモシアター、通勤時間が楽しくなりますね。もっともiPodの方が快適に動画が見られるのですが、何とか工夫して携帯で見るのが楽しくなっています。
難点は、少々音量が小さいことです。
オーサリング時に音量アップなど工夫しています。
>カズキさん、おはようございます。
BMW Z3の製作もちっとも進んでいないので、着手が当分先になりそうです。
>そう言えば主演の唐沢寿明は2000GTを持っていたと思います
すごい!
カーマニアとして昔から有名ですが、2000GTとは。
昨年のクラシックカーフェスタでトヨタ所有のボンドカーの2000GTオープンを運転していたのを映像で見ていましたが、自分でも持っていたのですね。
今、ちょっと検索してみたら、ウィンカーランプやフォグの形状がちょっと異なる後期型ですね。生産台数が少なくて希少タイプです。
映画に出てくる2000GTが白の後期型ならば、自身のマイカーである可能性が高そうです。バラエティ番組で明かしてくれるかもしれませんね。
投稿: YUJI | 2009年2月 1日 (日) 10時10分