タミヤ1/24BMW Z3ロードスターのボディ塗装研ぎ出し
一昨日、デアゴスティーニの「週刊安土城をつくる」の創刊号に付属している1対の金鯱をフェラーリのボンネットアクセサリーにして遊ぶイメージをするネタの際に、「金鯱は真鍮の無垢で贅沢!」等と書きました。しかし、残念ながら真鍮無垢ではなく、亜鉛合金のダイキャストに金メッキでした。本日、取り付け部分を削り取っていて気がつきました。創刊号の大量生産のために、金型を使用した成型であることに気がついた時点で、塗装であることはわかるはずなのに、早とちりして勝手に感動していました。
屋根への取り付け部分は無くなってしまったので、もうこれで安土城築城の可能性は無くなってしまいました。
邪魔な台座が無くなったので、改めて1/10エンツォ・フェラーリと1/24プラモに両面テープで貼り付けて遊びます。
フロントノーズに鎮座する金鯱アクセサリー、これはなかなか成金趣味で楽しいです。
実際の大きさに換算すると約18cm。
ちょっと大きめですが、目立ちたがりの名古屋仕様としてはこのくらいの方が良いでしょう。模型完成後のお遊びが楽しみです。おめでたい車になりそうです。
C62のデフレクターの上に鎮座させます。キンキラキンで色合いはぴったりです。
つばめ号に金鯱ではでたらめが過ぎますが、結構精悍です。
ひとしきり遊んだ後は、組み立て途中のプラモデルの製作作業に戻ります。
ゆるゆる製作中のタミヤのプラモデル、1/24BMW Z3ロードスターは、最も重要な工程であるボディ塗装の研ぎ出し作業に入りました。
このモデルはブルーメタリック塗装と致しました。
クレオスのスプレー塗料のブルーメタリックを3回ほど吹いた後、同じくクレオスのスーパークリアーを繰り返し吹き付けてクリアの塗膜を形成していきます。100mlのブルーメタリックのスプレーも、170mlのスーパークリアーも、このボディに使用しているうちに空になってしまいました。
前回の360ロードスターの製作までは水性のトップコートを使用していたので厚い塗膜を作ることが出来なかったので、ラッカー塗料の硬い塗膜形成機能には感心するばかりです。
クリアーを一缶使い切るくらいに吹き、最後の吹きつけから丸3日間ほど完全に乾燥させてから研ぎ出し作業です。
まずは凹凸部分、ゆず肌となっている部分を平滑にするために、耐水ペーパーがけからです。使いやすいように短冊状に切った耐水ペーパーを濡らしながら円を書くように軽く研いでいきます。1200番、1500番、2000番とだんだん番手を上げて作業します。
大きな凹凸を平滑にしたら、コンパウンドでの磨き出しです。
タミヤのコンパウンドの荒目、細目、仕上げ用の順番で、40分も磨いているとだんだんツヤが出てきます。作業台の上の電気スタンドの灯りが反射するようになってきたら、作業は終了です。
ラッカー系塗料の塗膜は厚くて硬く、面白いようにツヤが出ます。
今まで水性塗料で苦労していたのが無駄な作業に思えるほどです。トランク部分もピカピカです。写真ではよくわかりませんが、鏡のように顔が映ります。
ボンネットの光っている部分は模様ではありません。電気スタンドの反射です。メタリックの金属粉の反射も相まって、結構満足いくボディ塗装となりました。
ボディの磨き出しが終わったら、窓枠やドアハンドルの墨入れを行い、ライトやウインドーパーツ等を取り付けて完成です。今日はもう作業時間がありませんが、明日には一気に完成まで持っていきたいものです。
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コメント
YUJIさま、こんばんは。
金鯱…なんぞこれww
面白すぎです…私も安土城の1巻だけ買ってこようかと思いました(^_^;)
BMWキレイなツヤです。ボディの研ぎ出しって癖になりますよね~
私もエンツォ以外に何か作りたくなってきました。
しかし時間と場所が…(-_-;)
投稿: 出アゴ円蔵 | 2009年2月 7日 (土) 23時29分
出アゴ円蔵さん、こんばんは。いつも素晴らしい改良作業で勉強させていただいています。
あまりにくだらないネタへの反応、恐縮しきりです。
私はテクニックや経験が無いので、小ネタで遊んでいることが多くなってしまいます。金鯱はインパクトの強さと悪趣味が絶妙の味を出しているので、エンツォ完成後に取り付けて遊んでみたいものです。
ラッカー系のクリアの研ぎ出しは、あまりに簡単に出来てしまうので快感ですね。この調子でデアゴのフェラーリの研ぎ出しもチャレンジしたいものです。ただ、モノが大きいだけに、パーツごとのツヤや色合いが異なってきそうなのが心配で作業に踏み切れません。
創刊号でやめる勇気がおありならば、安土城の創刊号はいろいろと楽しめますよ!
投稿: YUJI | 2009年2月 7日 (土) 23時49分