タミヤ1/24「BMW Z3ロードスター」キドニーグリルのコダワリ
タミヤの1/24プラモデルのBMW Z3ロードスターは、組立てパーツが少ないので作業時間の殆どは塗装の乾燥待ちとなっています。
このプラモデルはエンジンフードが開閉しないので、エンジンの作りこみなど内部の作成がありません。物足りないものの、その分しっかりとボディを作りこむことになります。
シャシ部分は殆ど完成です。
フロアパネルは実車同様の塗り分けとなります。まだ一部、ドライブシャフト周辺などを墨入れをする必要があります。ボディは現在、ボディカラーのクレオスのブルーメタリックの上に、クレオスのスーパークリアを2回ほど吹いて乾燥中です。1回吹くと、1~2は乾燥時間が必要です。乾燥前に研ぎ出ししてしまうと失敗してやり直しとなるので、しっかり乾燥させたいものです。
BMWで、特に丁寧に作らないといけないのが、やっぱりフロントのキドニーグリル付近です。
BMWのプロペラのエンブレムは付属のデカールではなく、ラベルシートで横着しましたが、上からクリアを吹いてしまえばよい感じになりそうです。
形式は異なりますが、我が家のBMWのフロントのエンブレム付近です。キドニーグリルの縦の桟は車によって異なりますが、概ね4気筒モデルは黒くなっています。6気筒の高性能モデルの一部はクロームメッキされています。
今回は初期型Z31の1.9Lの設定としたので、内部を黒くして組立てる予定です。クロームメッキを剥がした上からエナメル塗料を塗りつけます。ムラが多いので、乾いてから更に仕上げが必要です。
オープンカーなので、幌のパーツが付属しています。クリアパーツです。
しかし、オープン状態で組み立てると、幌のカバーを取り付けてしまうので幌は使用しません。そのためにマスキングゾルの実験を行うことにしました。失敗しても使用せずに処分するだけなので思い切ったことが出来るわけです。
幌の窓の部分には塗料が付かないようにマスキングします。テープを使用するのとどちらが良いかを見極めたいものです。クリアパーツの塗装はいつも苦労します。
マスキングゾルは粘度が高くて塗り辛く、ペタペタと盛り付ける感じになります。水性なので、通常の筆を使用しても水で濯げます。今回は練習なので雑に塗ってしまいましたが、丁寧にマスキングするためには、マスキングゾルを塗るためにマスキングテープを貼るという訳のわからないことになりそうです。
スプレーを吹くときに、裏側に塗料が付着してしまったら台無しなので、裏側は通常のマスキングテープを貼ります。
1時間ほど乾燥させるとマスキングゾルは固まります。
幌のカラーとしてマットブラックを吹きます。
果たしてうまくマスキングされているのか心配です。通常、マスキングテープを剥がす際には塗料が生乾きの状態で行います。しかしマスキングゾルはテープの際よりも時間が必要と思われます。1時間程度は置いておいたほうが良いかもしれません。
結局、塗料の乾燥待ち時間に飲んでしまって作業が進みません。昨日開栓したとっておきの日本酒、「大吟醸徳川家康」はスルスルと飲めてしまうので、今夜も酔っ払いです。手元が狂ってしまいそうです。
ひとしきり飲んでからマスキングゾルを丁寧に剥がすと、ゾルの塗り方が雑だったためか境目がギザギザしています。しかし十分にマスキング効果があることがわかります。このくらいならば、後でコンパウンドで丁寧に仕上げられます。
マスキングテープと使い分けていけば、有効なツールのようです。
本来、1.9L直列4気筒のエンジンが納まる部分は、下半分しかエンジンがありません。
隠れてしまうので、私の塗装も雑なものです。
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