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2009年2月

2009年2月27日 (金)

古い運転台型コントローラー、TOMIX DU2

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TOMIXのDU2という、旧規格のコントローラーが出てきました。

先日、KATOの「オリエントエクスプレス'88」の試運転をした際、レールを取り出していて見つけたものです。随分昔に購入したものだと思われます。既に旧システムの制御機器ですが、運転にはまだ十分使用することができました。

KATOのユニトラックにも接続できるフィーダー線を製作すれば、TOMIX、KATOどちらの線路でも使用できます。ただ、ポイントなどのシステムは、現行システムの別のパワーパックを用意しなければなりません。
電車の運転台を模していて、右側のブレーキレバーを一番左の開放位置にし、左側のマスコンを右に回すと次第に加速します。マスコンを戻すと惰行運転、そしてだんだん速度が落ちていきます。

右側のブレーキレバーをゆっくり手前に引いてブレーキをかけると減速して停車するというしくみで、遊んでいると結構楽しい。現在売られているものは、各種メーターも付いていたりしてより楽しいのですが、運転しているときは模型の方を見ているので、メーターは無くても十分です。最新の運転台型コントローラーと操作自体は同じです。

指差確認などしていれば、運転士気分になれないことはありません。オリエントエクスプレスの牽引機にはそぐわない操作間隔ですが、SLコントローラー等が無いので、電車型のもので代用しておきます。

尚、「オリエントエクスプレス'88」は、基本セット7両だけでも結構重たい客車なので、大型の蒸気機関車模型で無いとパワー不足で坂が登れません。日本型では、C62(KATO、マイクロエース)やD51(KATO)は余裕でOK。しかし、C53(マイクロエース)、C50、C11(KATO)等は少々苦しい様子。C56、C12(マイクロエース)は無理です。

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このコントローラーを使用しての運転で、しっくり来たのは旧型電車です。
私としては、子供時代の思い出の地元名鉄の旧型電車がお気に入り。手前の流線型が3400系、奥の赤いのが800系です。両方とも戦前の名車です。特に、マイクロエースの3400系(いもむし)は小型の18m級車両なのに急カーブが曲がれず、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウトは走れません。お座敷レイアウトを組んだときに、チェックを兼ねて走行を楽しんでおきます。

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明日は、大阪のいずみホールにて、妻の原田純余がコンサートに出演するために、朝から応援&荷物持ちにて一日出かけます。18時半からのコンサートですし、遅くなったら大阪泊まりになりますので、工作や日記更新が出来そうにありません。
何とか成功して欲しいものです。

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2009年2月26日 (木)

世界の車窓からDVDでのオリエント急行

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先週、KATOの「オリエントエクスプレス'88基本セット」を購入以来、この模型の素晴らしい出来に大いにヨロコビを感じています。良いものを買いました。KATOの今年の会心の作品だと思います。

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最初に試運転して以来、連結して走らせていませんが、度々ケースを開けては眺めて楽しんでいます。眺めているだけで幸せになる模型は、1年に一度出会えるかどうかです。

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この、オリエントエクスプレス'88を購入してから思い出したのが、テレビ朝日の人気番組、「世界の車窓から」のハイライト場面を編集した朝日新聞出版、「世界の車窓から DVDブック」です。一昨年、2007年11月20日に創刊された時、特別価格980円のスイス1編のみ購入していました。

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創刊号を購入して以来、ずっと忘れていたのですが、このシリーズは、2月5日発売のロシア・ウクライナ編にて終了していた模様です。全30号です。

私がいつも訪れる書店では、バックナンバーが全て揃っており、欲しい号だけつまみ食いできる状態です。No.2以降は1470円。この手のDVDとしては相当にお買い得ですが、全て購入する必要もありません。

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とりあえず、「No.3ドイツ1」と、「No.18フランス2」を購入してきました。やっぱりヨーロッパの鉄道は憧れです。

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ドイツ編を購入したのは、映像特典として、「豪華列車 オリエント急行の旅 ヴェネチア~ローマ」が納められているから、と言うことも理由です。ドイツ編にイタリアを走行する列車を収録するのも変ですが、まだシリーズ3号目ということで、購読者確保のための目玉としたのでしょう。

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現在もヨーロッパでは、観光列車としてのオリエント急行が運行されています。代表的なのはVSOE(ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス)で、このDVDに収められているのもそのVSOEです。
1988年にはるばる日本にやってきたイントラフルーク社のNIOE(ノスタルジー・イスタンブール・オリエント・エクスプレス)とは異なりますが、同年代の客車で、豪華なもてなしを施しているのは同様です。

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ベネチアを出て、ローマまでは約8時間半。映像では10分程度に凝縮しています。
昼間の運行なので、ずっとイタリアののどかな風景を眺めながらの豪華な汽車旅の魅力を、携帯電話の画面のドコデモシアターで存分に疑似体験して楽しむことができました。

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特に、プルマン客車を利用した食堂車での食事光景と、サロンカーでのピアノ生演奏を聞きながらリラックスしている情景にはウットリします。このDVDを通勤電車内で楽しんでいますが、現実とのコントラストの凄まじさが逆に心地よくなっています。

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興味があるのは、乗客がどんな格好で乗車しているのかということです。
食事は昼食なので、フォーマルでは無いようですが、女性は洒落たワンピースかドレス、男性はタキシードにブラックタイかダークスーツですね。豪華客船と同様の扱いのようです。
こういう場で、ちょっとカジュアルな適当な服装をしていると周りの雰囲気を壊しますし、本人も片身の狭い思いをします。特にヨーロッパでは格好で判断して対応を変えられる事が多いことも現実なので、邪険な扱いを受けたくなければ、ある程度の正装が必要なのでしょう。

海外旅行に出ると、一流レストランでもスニーカーを履いてハイキングに行くようなスタイルで平気な年配の団体を見かけますが、思わず眉をしかめます。アンタは日本でレストランに行くときもそんな格好で行くのか!と思います。

若い頃は、若いってだけで方々で好かれます。どんな格好で行動してもある程度許されますが、大人になったら、バカにされたくなければ、たとえ荷物になっても旅行にマトモな服を1着は持って行け!と思います。

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さて、このオリエント急行、気になるのは料金です。
VSOEには日本語サイトがあって、運航日や料金を確認することができます。

ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス日本語サイト
http://www.orient-express.com/web/vsoe/japanese-train-vsoe.jsp

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このDVDと同様の、ベネチア-ローマ間の昼間運行時の料金です。
ベネチア(サンタルチア駅)を朝出発、8時間半ほど走ってローマ(オスティエンセ駅)に夕方到着。途中の昼食とアフタヌーンティーは料金に含まれています。

基本料金660ユーロとキャビン料金400ユーロ、〆て1,070ユーロ、
1ユーロ約124円で換算すると、132,680円。

うーん・・・。
一人で乗ることはあまり考えられないので、例えば妻と乗るとして、日本で乗車券を求めた場合、手数料モロモロ考えると30万か。えらいことです。
まだまだ私には無理っぽいですね。

どうせ夢旅行ならば、日中運行ではなくやっぱり夜行列車でゆっくり楽しみたい!
運行区間は様々ですが、ヨーロッパの2大観光地を結ぶパリ-ベネチア間で調べてみます。
1泊2日、もちろん夕朝食は料金に含まれます。

パリーベネチア
基本料金1,860ユーロとキャビン料金410ユーロ、〆て2,270ユーロ、
1ユーロ約124円で換算すると、281,480円・・・。
夜行列車二人で乗ったら60万か。



その料金だけで、ヨーロッパ旅行できそうです。しかも、夕食時や夜のサロンカーでは正装しないと楽しめそうにありません。ダークスーツ1着に略礼服のタキシード1着、冬ならウールのコート、女性はワンピースとドレス、そしてアクセサリー。大変な荷物です。妻は着物を着るなどと言い出すかもしれません。費用、荷物、想像するだに恐ろしい・・・。
なんて考えている小市民はお呼びではないのだと思います。

まあ、ベネチア・サンタルチア駅か、パリ東駅などに停まっている時に近寄って写真に収めるというのが現実的な計画となりそうですね。それさえもいつのことになるか・・・。

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今は、模型の世界で楽しむか、通勤電車内で「世界の車窓から」を楽しんで、東海道線をヨーロッパの風景になぞらえて、一人良い気分になるのがせいぜいです。

このNo.3ドイツ1、南ドイツのローカル線の情景がたっぷりで、本編の方も相当に楽しめます。ドイツと言えば、高速鉄道ICEが有名ですが、ローカル線にこそ、ワーグナーの世界の黒い森を体験できるようです。ゆるやかなBGMにのせて、居眠りしている乗客を映していたりするので、思わずこちらもコックリしてしまいます。

他の国のものにも興味がいっぱいです。書店にバックナンバーが並んでいる内に、チョイチョイつまみ食いしてみたいと思います。

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2009年2月25日 (水)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第25号~ビス欠品です

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第25号です。

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今週の冊子の特集は、1994年式のF355です。
348シリーズから引き継いだ8気筒フェラーリです。近代フェラーリの中でも非常にヒットしたので、街中でも良く見ることが出来る車です。プラモデルも各社から出ていて、人気が高いようです。

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パッケージを開けると、大きくビスサンプルの箱が見えます。
今週の部品は、ビスサンプルです!と言いたくなる光景です。第一、パッケージもスカスカに軽いし、デアゴスティーニさん、1790円で何を買わせるのだ!と言いたくもなります。

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裏返すと、今週の部品のバッテリーボックスが見えます。本当にちんまりと、ビスサンプルの裏側に寄生虫のようにしがみついています。
バッテリーボックスといっても、車のバッテリーではありません。ライトやエンジン音等のギミックのための電源用の電池ボックスです。

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まず、今回のメインの付属パーツと言える、ビスサンプルです。横幅198mm、高さ196mm、厚み20mmの薄っぺらいケースです。
さすがに安っぽい電池ボックスだけでは酷いとデアゴスティーニさんも考えたのか、今回特別付録として、このビスサンプルが付属しています。
26種類のビスの見本が一つずつ入った標本のようなボックスです。毎週きちんとビニール袋にビスの種類を記載している私自身はあまり必要の無いものです。イタリア語表記のままなのは良い感じで、下部にエンツォ・フェラーリのロゴが入っています。単なるビスサンプルではなく、ビスを収納できるビスケースを26室構造にしておけば良かったのに、と考えてしまいます。

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一応模型を構成する、今回の部品の一覧です。
バッテリーボックス、バッテリーボックス・カバー、ビス10本(Tタイプ)です。
しかし、ご覧のように、ビス10本が付属していません。欠品かと思われます。使うかどうか分からないパーツではありますが、今回のようにあまりに馬鹿にしたパーツ構成の中での欠品は、たとえビス10本とはいっても許しがたく思えてしまいます。やれやれ、安っぽい電池ボックスを手にして、パッケージを全部分解してもビスが出てこないので、少々心の余裕がなくなってきてしまったようです。

昨夜、欠品に気がついたので、今日デアゴスティーニさんに電話したところ、対応されたKさんという女性から、「隅々まで探してください。ビスケースの裏側や、バッテリー・ボックスに付いているはずです。」というお言葉が帰ってきました。

きちんと探しましたって・・・。ダンボールの緩衝材の中もしっかりと。

欠品と言う不具合の連絡のために、20秒10円もかかるアシスタントダイヤルを使用させるという対応も不可解ながら、ビス10個のために電話しているこちらもおかしな気がしてきます。
予備ビスかもしれないながらも、デアゴスティーニさんにも不名誉なことなので、一応お知らせだけしておこうかと思っていた。しかし、ビスサンプルとバッテリーケースしか入っていないスカスカパッケージを「隅々まで探してください」なんて言われたら、こんな電話をかけている側の立場で考えて欲しい!と思ってしまいます。
結局ビスのみメール便にて発送されるという非効率なことになりました。連絡先や住所など伝えているうちに、「絶対にビス代よりも電話代のほうがかかっているな・・・」などと小市民の思考がよぎってしまいます。

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ビス止め部分を外すと、バッテリーケースの本体とカバーが分離します。
バッテリーボックスは、単3電池3本を入れるようになっています。4.5ボルトの電圧にてギミックを駆動するということがわかります。
それにしても、実に簡単な構造の電池ボックスです。電池ボックスなんて非常に安価なものですが、今号も普段と同等の価格です。今週だけ見ていたら、あんまりだと思ってきます。

バッテリーケースのカバーには、なにやら注意マークが表示されています。
「ゴミ箱に捨てるな!」という意味でしょうか?日本には無いマークなのでわかりません。でも、電池が入って状態で燃えるごみ用のゴミ箱に捨てたらいけないので、その注意のためだと予測します。

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今回の組み立てガイドでは、このモデルの電気系統の簡単な解説図がありました。結構、多岐にわたるギミックを組み込むことがわかります。単3電池3本だけで駆動させるのが心配になります。

この電池に接続するギミック等の回路は以下の7つです。

1.メインスイッチ
2.スイッチ:スタート、クラクション、ライト、メーター類のバックライト
3.ストップライト
4.ペダル:ブレーキ、アクセル
5.スピーカー
6.ヘッドライト
7.電子制御回路

フロントに収納するスピーカーが、ラジエターの部分になると言うことが、今回の解説での発見でした。スマートな収納方法だと感心しています。

今回も、組立作業はありません。一応、「バッテリーボックスの組み立て」となっており、単3電池3本を入れて、カバーをビス止めする指示がありますが、車体に組み込むのはずっと先のことになるのに、今から電池を組み込む必要はありません。今回はパーツ確認にとどめておきます。
しかし、確認しようのないほどのシンプルなパーツです。しかも、実車に元となるパーツがあるわけではなく、この模型特有のパーツなので、確認作業にも身が入りません。

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次回の26号の部品は、エンジンマウントフレームです。
いよいよ、車体のフレーム部分の配布が始まりました。ずっと前に組んだエンジン部分をフレームに載せる作業や、リヤサスペンションアーム用のヒンジをビス止めする作業があるかと思います。
28号にて車体のメインフレームが付属します。このシリーズも中盤にかかり、ようやく本格的な組立作業に入ってくるものと思われます。大いに期待したいところです。このところの馬鹿にしたようなパーツ構成は、28号のメインフレームを待つための我慢の時期としておこうと思います。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第24号

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第25号の欠品ビス届いたけれど・・・。

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2009年2月24日 (火)

「週刊蒸気機関車C62を作る」第76号

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デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」第76号です。
この模型も、第4コーナーを回る頃となりました。後は一気にゴールに向かって直線を目指すことになります。目下、テンダーを高速製作中です。

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今回の部品は、テンダー台車パーツです。
亜鉛合金のダイキャストパーツなので、ずっしりと重みのあるパッケージです。
テンダーは構成パーツが少ないので、どんどん形が出来上がっていっています。テンダー内部を作りこむ前に、台車を完成させる様子です。

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部品一覧です。
サイド・フレーム×2、取付け具A×2、取付け具B×2、枕ハリ、なべ小ねじ(M2径/3mm)×9(うち1本は予備)です。
今回は全ての構成パーツが亜鉛合金の無塗装パーツです。鈍いグレーの味気ない色です。創刊号付属のシリーズガイドに掲載されている無塗装の試作品は、テンダー台車が真鍮ロストワックスのように見えますが、従台車と同様、こちらも製品版はご覧の通り、亜鉛合金です。
サイド・フレームの造型自体は悪くありませんが、今回も塗装作業が必要となります。

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毎度ながら、アサヒペンの「メッキ調スプレー」を使用します。
しかし、今回は左右のサイド・フレームと、それを接続する枕ハリとを接着する作業があるようです。塗装面を接着すると剥れてくるので、台車を組み立ててからスプレーを吹き付けることにしました。

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まず、台車の中央部分となる枕ハリに取付金具をねじ止めします。
取り付け金具は、下部にピンがあるので上下を間違わないように気をつけます。本文の解説をじっくり観察しながら作業します。

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ピンが下部になるようにねじ止めです。
サイド・フレームを差し込んだ後に締め付けて固定する手順なので、ここではゆるゆるに仮止めしておきます。

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枕ハリに取り付けた金具のピンを、サイド・フレーム内側の穴にはめるようにして接着することになります。
台車のようなガッチリ作りたい部分を接着処理とは、これまでねじ止めばかりだったのに不可解です。台車表面にねじ頭が無いことは評価できます。

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エポキシ系接着剤を使用しようかと思ったのですが、安直に嫌気性接着剤を使用します。後で外れたら、そのとき考えます。
少々はみ出ても、嫌気性接着剤ならば拭き取るのは容易なので、安心して塗りこみます。

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枕ハリをサイド・フレームに圧着させてから、先ほど仮止め状態にしておいた取付金具のねじを締め付けます。接着剤に頼ることなく、結構しっかりと固定できたようです。

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反対側のサイド・フレームも同様に取り付けて、一応今回の作業指示はここまでです。所要時間は10分。しかし、私はこれから台車の塗装となります。

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しつこく重ね塗りすることなく、サッとスプレーすれば、このメッキ調スプレーは塗膜ができるので便利です。

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裏側も塗装しておきます。
ついでに、あまっているなべ小ねじの頭もスプレーして、化粧ねじを作っておきます。

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テンダーの台車の枠がひとつ出来ました。
ディスプレイモデルなので、中央の板バネはお飾りです。

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梅小路蒸気機関車館のC62-2号機のテンダー台車の真横からの写真です。
実際に機関車を前にすると、機関車本体ばかりに関心が行ってしまい、なかなかテンダーの観察をすることがありません。しっかりと観察したいものですが、この調子ですと、次回梅小路を訪れる前にテンダー部分は完成してしまいそうです。
実車のテンダー下部には、たくさんのパイプが通じていて、ゴチャゴチャした感じです。

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テンダー後部台車です。
実機も、サイド・フレームはゴツイ一体の鋳物製となっています。サイド・フレームの穴などは結構忠実に再現されているようです。後は、軸箱のNGKロゴに期待したいものです。

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次回、第77号の部品は、今回と同様のテンダー台車パーツです。
予告写真を見る限り、今回と全く同様のパーツ構成です。この先の79号では、テンダー台車を取り付けるセンターピンも配布される様子ですので、まもなくこのキットの全体の形が見えてくることになりそうです。

前回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第75号

次回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第77号

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2009年2月23日 (月)

原田純余コンサート情報~今週末、大阪です

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妻の原田純余が、今週土曜日の2月28日に、大阪のいずみホールにてコンサートに参加させていただきます。今日はその宣伝にて失礼致します。

関西を中心にご活躍のオーケストラ、かぶとやま交響楽団さんとのコラボによるコンチェルトです。目下、鋭意練習中です。きっと良い演奏会になると思います。もしご関心がおありの方がおられれば、お問い合わせいただければ幸いです。

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公演概要は以下の通りです。

協奏曲の夕べ ~かぶとやま交響楽団との共演による~

・開演時間 : 18:30
・出演者  : 三村真理、原田純余(p)、瀧内曜子(vn)
       かぶとやま交響楽団、佐々木宏(指揮)
・演奏曲目 : モーツァルト:ピアノ協奏曲 第12番イ長調 K.414
       ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11
       シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
・料金   : ¥3,000(当日指定)
・お問い合わせ:かぶとやま交響楽団  
         090-3974-1390
         090-3842-5853

いずみホールHP
http://www.izumihall.co.jp/

いずみホール2月公演スケジュール
http://www.izumihall.co.jp/sche2009/index.html

かぶとやま交響楽団
http://orchestra.musicinfo.co.jp/~kabukyo/

原田純余プロフィール
http://homepage2.nifty.com/888/sumiyoprofile.html

原田純余は、ショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏いたします。
演奏効果の高い曲目なので、きっとお聞き応えがあるかと思います。

いずみホールでの演奏会は初めてです。
私も荷物持ち、及び応援に同行します。近所ではないため、演奏会が終わってから打ち上げに参加したら遅くなるので、大阪泊まりになるかもしれません。週末の工作はちょっとお預けになりますが、後方支援しながらも、今週末は演奏会を楽しませていただこうと思っています。

次回は、5月31日にカワイ名古屋コンサートサロン「ブーレ」にてソロリサイタルを予定しています。
詳細は決定してからご報告させていただきます。何卒、宜しくお願い申し上げます。

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2009年2月22日 (日)

ハセガワ1/24トヨタ2000GT、よれよれ完成

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先ほど、長らく製作していたハセガワの1/24カープラモデル、トヨタ2000GT前期型が一応完成しました。

このところ、自宅にいてもDVDを見ていたり、オリエントエクスプレスを走らせて遊んでいたりして、ボディの塗装からなかなか進んでいませんでした。作りかけで放っておいても仕方ありません。一念発起し、今日の休みを利用してボディの研ぎ出し、窓枠の墨入れ、シャシとの組み付けなど残りの作業を一気に行って完成させました。
このプラモ、これまで製作してきたタミヤのカープラモと比べて素朴なキットなので、パーツ数が少ないのに結構難易度の高いものとなっています。

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ボディの白塗装は、パーティングラインを削ってからサーフェサーを繰り返し吹き、クレオスの白のラッカースプレーを一缶分繰り返し吹いて平滑にした後、スーパークリアスプレーを170mlの缶二つ分吹いてから研ぎ出しています。
ボディの塗装は満足行くものとなりましたが、窓枠のシルバーとマッドブラックの墨入れが非常に難しい!
モールドの無いボディパーツに、パッケージの絵を見ながらフリーハンドで塗っていくのは至難の業です。
不器用な私は、結局よれよれの線を描くこととなりました・・・。

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このモデルは、ボンネットやポップアップ式のヘッドライトは稼動しません。正面に見えるライトはフォグランプです。ライト部の透明パーツは、樹脂が白化しないように木工用ボンドで貼り付けてあります。ボディラインを活かす為に、前部のナンバープレートは、あえて取り付けていません。

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このプラモ、素朴な作りなのであちこち削ったりしないとうまく組みつけられないのですが、全体的なボディラインは2000GTの優雅なスタイリングをよく表現しています。また、ホイールやバンパー、マフラーなどのクロームメッキのパーツが良い味を出しています。

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一応、シャシの裏側も再現されています。但し、裏向けて見えるはずのエンジンはありません。

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ロングノーズ、ショートデッキで、波のようにうねっているボディラインは、サイドから見るとよくわかります。実車は、職人が一台一台叩き出して作っていたとのことです。

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右サイドはさらに窓枠がよれよれです・・・。
車内の木目調インパネもデカールを貼って作りこんでありますが、サイドガラスまで作りこんでいるこのプラモでは覗き込んでもよく見えません。この時代のスポーツカーは、ガラス部分が小さかったのですね。

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ボディの塗装だけは何とかモノにできるようになりました。研ぎ出し時間は1時間程度です。仕上げにガラスコーティング剤の「ブリス」を施工しています。

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俯瞰です。
非常に好きな車なので、どんな角度からでも格好良く見えてしまいます。

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同じく1/24スケールのデアゴスティーニのC62とのツーショットです。
いつもながら、いかに機関車が大きいかがよく分かるのですが、このプラモを作っていて、2000GT自体、非常に小さな車であることがわかりました。

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これまでに製作したカープラモを並べると、今回の2000GTの小ささが際立っています。隣のBMW Z3ロードスターも実車は非常にコンパクトなのですが、それよりも更に小型です。

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昨年の秋以来、いくつかプラモデルを製作してきましたが、今回の2000GTを持って一旦の区切りとなります。
仕上げは満足いくものではありませんが、また製作を開始したときには今回の課題は解決したいものです。

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車自体のスタイリングが素晴らしいので、プラモのサイズでも魅力いっぱいの2000GTです。
フェラーリやBMWに挟まれていても、存在感は一番です。やっぱり2000GTは日本が誇るスーパーカーに間違いありません。

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トヨタ博物館に保管されている、トヨタ2000GT前期型の実車の写真です。今回のプラモは、一応この車を手本に製作しました。
保存車はとても良い状態にレストアされています。新車当時のボディ塗装はこんなにテカテカしたものではありませんが、これは後年にウレタン2Kで再塗装されたものだと思われます。

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今回、製作の途中でトヨタ博物館に実車を視察に行こうと思っていたのですが、結局行けませんでした。以前、訪れたときに撮影した写真を元にカラーリングしています。

来週は、土曜日に妻が大阪にてコンチェルトのコンサートに参加するために、当然荷物持ちにて同行します。コンサート後の打ち上げなどあるので、深夜の帰宅か大阪宿泊になりそうです。そのために週末は工作する時間がなさそうです。
次のプラモを製作する予定はありませんが、また作りたくてウズウズしたら、模型屋を覗くことになるでしょう。

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2009年2月21日 (土)

お座敷レイアウトで「オリエントエクスプレス'88」の試運転!

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一昨日購入した、KATOのNゲージ模型「オリエントエクスプレス'88基本セット」の試運転を実施しました。

私が持っているレイアウトは、「昭和の鉄道模型をつくる」と、その前に作成した似たサイズのミニレイアウトの二つだけなので、この大型車両で長大編成の列車を運転できません。そこで、部屋にユニトラックを敷いて、お座敷レイアウトで試運転を実施することにしました。

とはいえ、私の自室では狭くて小さなエンドレスしか組めません。
今日は妻がレッスンに出かけていて留守なので、奥の和室に線路と車両を持ち込みます。妻の帰宅までに撤去しないといけませんから、あまりたくさん線路を敷くわけにはいきませんが、単線ながらも7両編成(機関車を合わせて8両)の列車を存分に楽しむくらいの路線は確保できました。

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いよいよオリエントエクスプレスの入線です。
KATOの島式ホームからはしっかりとはみ出します。撮影のために、左右逆の線に設置してしまいました・・・。

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最初に牽引させたのは、やっぱり定番のEF65PFです。この機関車はTOMIXのものなので、客車に付属のワンタッチヘッドマークが取り付けられません。今回の試運転では、結局どの機関車にもヘッドマークは使用せず仕舞いとなりました。
1988年当時のイベントにて、一番使用されたのが、このEF65PF型でした。見慣れた機関車が、全く場違いで見慣れない華麗な客車を牽いているのに、妙にマッチして見えるものです。

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オリエント・エクスプレスの編成は、連結させた姿を眺めると、実に雑多なチグハグ編成であることがわかります。実際に寄せ集めなのですが、このチグハグさが牽引機を選ばない原因になっているような気がします。

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鉄橋を渡るオリエントエクスプレスです。
畳と襖が見えて風景は良くないのですが、鉄橋を渡る光景は、テレビで見たような状況です。牽引力のあるEF65PFなので、少々重量のある客車7両くらいはスイスイ牽きます。

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畳に顔を擦り付けて、「カタン・カタン」という走行音を聞きながら、視線ギリギリを走り抜けていく模型を楽しむのは至福です。

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次はD51です。
私が持っているのはD51-498号機ではありませんが、スタイルは同じようなKATOのD51標準型です。
当然、蒸気機関車も良く似合います。ただ、KATOのD51は、少々オーバースケールです。来月、この「オリエントエクスプレス'88」仕様のD51-498号機が発売されるようですが、金型がリニューアルするわけではなく、カラーリングを変えてくるだけなので、購入するかどうかは迷っています。
このD51、牽引力は抜群です。S字の坂道もグイグイ駆け上がります。

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鉄橋を渡るD51&オリエントエクスプレスです。
実際に牽引したD51-498号機は、ランニング・ボードに白くラインを入れていて、かなり派手な装飾が施されていたので、私の貨物機そうろうのD51とは少々印象が異なります。

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さて、今回の妄想列車の真打が、このフライッシュマンのドイツの旅客用大型SL、BR-012です。
実際に、「オリエントエクスプレス'88」がヨーロッパを走破しているときに、東ドイツ国内にて、BA-012の原型のBR-01が重連で牽引したとの事なので、似合うことは間違いありません。スケールもヨーロッパ型Nゲージの標準の1/160なので、頭でっかちにならずにすみます。
先頭に巨大SLを連結して、いそいそと発車です。

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このオリエントエクスプレスの客車は、普通の日本型のNゲージ車両よりも少し大きめですが、カプラーがアーノルドカプラーであることもあって、カーブ通過性能が非常に高い様子です。S字のスロープもうねうねと登る様は圧巻です。

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フライッシュマンの大型テンダー機は、スタイル重視のためか、モーターをテンダーに積んでいるので、急カーブの上り坂は少し空転気味になります。平坦なレイアウトで使用したほうがよさそうです。
この機関車、価格的にもオリエントエクスプレスの基本セット二つ分よりも高価なタカラモノなので、あまり無理はさせたくありません。

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走るとスロープでギクシャクしますが、停まっている時の佇まいは最高です。
機関車の直後のマニ50に違和感があるかと思いましたが、結構チグハグ編成の中に溶け込んでいます。

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オリエントエクスプレスと、C62-17号機牽引のスハ44系つばめ号との夢の交換光景です。
さしものC62も、この豪華編成の前では完全に脇役になってしまいます。

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つばめ号の方は、全車に室内灯を組み込んであるので、部屋を暗くすると賑やかです。
やっぱりオリエントエクスプレスも室内灯が欲しいところです。夜行列車の雰囲気を味わいたいものです。

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さて、妄想特急は止め処なく発展し、フライッシュマンBR-012を外して入線したのは、満鉄あじあ号の牽引機、パシナ灯火管制改造型です。もう既にアリエナイ状態になっています。これぞ模型の醍醐味です。
この巨大機関車、マイクロエースの満鉄あじあ号7両セットの中に入っているものです。あじあ号のセットの中の客車6両は大きすぎて非常に緩いカーブしか曲がれませんし、今回のS字スロープも壁に引っかかって登れません。通常レイアウトを走れない模型という、通常ではコレクション以外に使い道が無い模型です。
しかし、機関車単体は、大きさもさることながら、極めて力持ちなので期待できます。模型としての出来はイマイチですが、実機を見たこともないので気にすることはありません。

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東西の同時代のマンモス機が顔を揃えます。
このパシナ号、実機はドイツのBR-012とほとんど同じ大きさなのですが、この模型はスケールが1/150となっているのでやたらと巨大です。編成の中でも頭ひとつ飛び出ている状態です。
マイクロエースは何を考えてこの模型のスケールをあえて間違えたのか、理解に苦しむところです。

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カーブのスロープもグイグイ力強く、パシナ牽引のオリエントエクスプレスは疾走します。実際に見てみたい光景です。
パシナが灯火管制改造型ではなく、オリジナルの青塗装なら、なお華やかだったことでしょう。

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パシナの前部カプラーをダミーから重連用に交換して、前補機にBR-012を連結します。どんどん妄想はエスカレート。
東西横綱の夢の協演。率いるは最高に華やかなオリエントエクスプレス。これぞ、是非見てみたい夢の編成です。
でも、実際には本務機のパシナがパワフルすぎて、スロープでギクシャクして全補機のBR-012が脱線してしまいました・・・。

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最後はやっぱりスワローエンゼル、C62-2号機率いるオリエントエクスプレス。
マイクロエースのC62-2号機はカーブ踏破性能も、牽引性能も素晴らしいので、この編成は軽々と率います。オリエントエクスプレスが今度日本に来ることがあるとしたら、是非C62-2号機を本線走行させて欲しいものだと夢想します。

結局、どんな機関車でもOKです。それなりにサマになります。
この絶妙のチグハグがもたらす編成美には、どんな牽引機も脇役にしてしまうオーラがあるということです。KATOも素晴らしい模型を作ったものです。

この「オリエントエクスプレス'88」に、どれだけの方が共鳴して模型を購入するかはわかりませんが、Nゲージの鉄道模型愛好も随分と細分化してきたものだと思う次第です。

僅かな時間では簡単なエンドレスと立体交差しか組めませんでしたが、純粋に運転を楽しむお座敷レイアウトの走行も楽しいものだと思います。また時間があるときに実施したいものです。

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2009年2月20日 (金)

KATO「オリエントエクスプレス'88」は珠玉だ!

いつもの模型屋さんを除くと、欲しかったKATOの「オリエントエクスプレス'88」基本セットがあったので、思わず手に取ってしまいました。実はこれ、とても欲しかったのです。

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昨年末に発売になったのですが、気が付いた時にはとっくに売り切れてしまっていたのです。予約してまで手に入れることは無いので、年が明けてからはすっかり忘れていました。今回再入荷したようで、それでも店内在庫では最後の一セットでした。即、購入です。良かった良かった。
紺地に金をあしらった豪華な雰囲気のスリーブに入っています。定価は16800円。7両セットとしては特別高価なわけではありません。定番2割引の店なので、13440円。外国形のオリエント急行セットと比べると破格といえます。ちなみに機関車は入っていません。客車だけ7両のセットです。

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スリーブを外すと、見慣れた普通のKATOの車両ケースです。
20年も前の一過性のイベント列車を模型で再現して販売するとは、KATOも粋なことをすると思います。

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いそいそとケースを開けると、一見してそれとわかるオリエント急行が入っています。当たり前なのですが、メリハリの利いた金装飾の細かさが豪華さを演出していて、ケースを開けるワクワク感、開けて車両が現れた時の感激は、ここ数年のNゲージ模型では最高のものでした。

ケースに入ったまま眺めるだけでも、KATOがこの一過性のイベント列車の模型作りに本気を入れていたことが伝わってきます。非常に高品質で、KATOの客車セットの中ではピカイチです。ワゴン・リ車両の繊細さがよく表現されていますし、細かい文字もきちんと入っています。何より、オリエント急行独特の雰囲気があります。また、ケースの中にはカラー刷りの小冊子が入っていて、「特別な車両の模型」を購入したというヨロコビを存分に味わわせてくれます。今日は時間がないのでお座敷レイアウトを組んで走らせている時間がありません。取り急ぎ、車両の検分と、この小冊子を確認したいと思います。

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オリエント急行のNゲージ模型としては、以前はリバロッシ、現在はアーノルトが車両セットを販売しています。上の写真は、アーノルトのオリエント急行セットです。私は何度も買おうと模型屋に眺めに行ったものです。しかし客車5両セットで3万円強という高価なこともありますし、日本製と比べると、車両の出来も価格に見合いません。ヨーロッパではHOゲージが主流で、マイナーなNゲージは割高なのです。アーノルトの場合、5両セットの内2両が荷物車というものもあったりして物足りません。セットを手に取って逡巡している内に「買うのは今度にしよう」と思い直すことは一度や二度ではありませんでした。

結局、私が欲しかったのは、ヨーロッパを観光列車として走っているオリエント急行や、アガサ・クリスティの小説の中の古き良き時代の列車ではなく、青春時代にテレビで見ていた「オリエントエクスプレス’88」だったのか!と気付いた次第です。KATOは我々のツボを突いてきます。しかもお手頃価格です。

88年当時は私が大学2年生、20歳の時で、初めての海外旅行でヨーロッパを3ヶ月間旅した時期でもあります。2ヶ月有効の「ユーレイル・ユースパス」を持って、ヨーロッパの列車(2等車ばかりだが)も乗りまくってきたので、その年の秋にやってきたオリエントエクスプレスへの興味も大いにありました。感性豊かな時期に長期旅行して受けた刺激は大きく、ヨーロッパ物に大いにかぶれていたと思います。
パリからザルツブルグに行く途中、「Orient Express」なる愛称の付いた列車にも乗りました。しかし豪華な観光列車ではなく、名前ばかりのパリから東欧に向かう食堂車も無い夜行列車でした。

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付属のカラーの小冊子には、88年当時に運行されたオリエント急行について、かなり詳しく書かれています。写真や読み物としても楽しめます。
9月にパリを出て、ユーラシア大陸を横断して日本に到着、10月から2ヶ月をかけて日本中を周った夢のような汽車旅が、いかに素晴らしいのものであったかが良くわかります。日本はバブル景気真っ只中でした。

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日本で改造して連結した前後の控車(マニ50 2236とオニ23 1)を除いた11両は、はるばるヨーロッパから走ってきた車両です。
寝台車、食堂車等の豪華な内装の写真が楽しめます。かつての夢の饗宴の疑似体験です。

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また、この「オリエントエクスプレス'88」は、牽引機も超豪華だったようです。
ロイヤル・エンジンEF58-61に加え、前補機としてこのイベントに合わせて動態復元された蒸気機関車D51-498号機!
もちろん、全国を回ったときにはEF65やEF66、ED75にEF81、DD51等、様々な機関車に牽かれたわけですが、フィナーレに当時考えうる最高のコンビを使用して華を添えたのです。
道中の国々で、動態保存されている蒸気機関車に牽かれて来たのに、日本だけ無いわけにはいかなかったこともあるでしょう。D51を本線復活させたきっかけになったことも、このイベントの意義が大きいものであったといえます。

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7両それぞれのアップです。
1号車は客車のバッファー式連結器を使用するために、日本で改造・連結されたマニ50 2236です。当時はごく一般的だったマニ50型客車ですが、オリエント急行の編成に合わせて装飾されています。実際に荷物車として使用されたようです。後方には、欧州型の連結器のバッファーが取り付けられています。

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2号車のWLA LX16-3487Aです。いよいよこの車両から5両がワゴン・リ車両です。
2人用コンパートメントが8室の寝台車です。青い塗装の品質も高いですし、不均等の窓枠と金の装飾が美しく再現されています。デッキのドアも細工が細かいですね。アール・デコの影響を受けた楕円窓が見えます。実車に忠実なだけでなく、模型としてのメリハリも利いています。

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7号車のWLA LX20-3551Aです。
2人用コンパートメントが10室の寝台車です。

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9号車のWSP 4158DEです。
昼間の豪華列車にサロンカーとして使用されたプルマン客車「コートダジュール」です。'88当時は第2食堂車として使用されました。現在は神奈川県箱根町の箱根ラリック美術館で「ル・トラン」として展示公開・保存されています。車内でお茶を楽しめるようなので、一度訪れたいものです。ツートンカラーの塗色は、編成内のアクセントになっています。

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10号車のWR 3354Dです。
食堂車「プレジデンシャル」です。1955年にフランス大統領用専用車に改造された車両で、大統領のシャルル・ド・ゴールがイギリス女王・エリザベス2世やアメリカ大統領・ジョン・F・ケネディと会食を楽しんだという、由緒ある食堂車です。当時、この車両で食事を楽しむことができた乗客が羨ましいですね。車内にはカーテンのパーツが表現されていて、優雅さの演出をしています。

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11号車のD1286Mです。
荷物車です。大きな荷物はコンパートメント内に持ち込めなかったために、乗客も荷物を預けたようです。屋根上のキューポラと監視窓が日本の車両限界に支障するために取り外され、日本でちょっと低い模造品を載せています。この模型もその状態を表現しています。ワンオフのパーツをきっちり製作する日本人の技術力が生きています。’88当時は、この車両にディーゼル発電機を搭載して、編成用のサービス電源としていました。

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13号車のオニ23-1です。
1号車のオニ50と同様、バッファー式連結器を使用するために、日本で改造・連結された控車です。20系ブルートレインのナハネフ23 8を改造したものです。屋根の深い20系客車で、前後の日本型車両のみ1/150なので(欧州車両5両は1/160)、やたらと大きく見えます。車両限界により模造品を乗せたという隣の荷物車のキューポラよりも車両全体の屋根が高いのは矛盾しますが、よく出来た模型なので大目に見たいものです。イベントのスポンサーであった日立のパビリオンカーとして使用されました。そのために窓は内側から塞がれています。プルマン客車風の塗色は20系にも良く似合っています。

1号車のマニ50と同様、欧州車両と連結する側にはバッファーが取り付けられています。

基本セットに無い車両は以下の6両です。
増結セット(14700円)として販売されています。

3号車WLA LX16-3472A(寝台車)
4号車WLA LX16-3537A(寝台車)
5号車WLA LX16-3480A(寝台車)
6号車WLA LX16-3542A(寝台車)
8号車ARP4164E(バー・サロン車)
12号車WLR YU3909A(スタッフ寝台車)

3~6号車の寝台車は似たようなものですが、ピアノ演奏をしていたという8号車のバー・サロン車が基本セットに無いのが惜しいと思います。結局、増結セットを買わなければ満足できなくなっているのです。
全13両編成の内、乗客定員があるのは6両のみ、それも合計100名だけといった編成は豪華絢爛です。日本の鉄道史上で、まさに空前にして絶後の列車が走った夢のような2ヶ月間だったのです。狂喜乱舞、酒池肉林のバブル景気の象徴的なイベントは、今後実現することは無いでしょう。

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最も派手なツートンカラーのプルマン客車は、食堂車として使用された状態で、テーブルのランプシェード12箇所に赤色LEDが仕込まれていて光るようになっています。夜行列車の最高の演出です。前後の控車のテールランプももちろん光ります。
今度、車内灯を仕込んでみたいものです。KATOの標準の白色室内灯セットが組み込めます。但し、客車のサイズや構造が独特なため、車両側や室内灯ユニットに改造を施さなければならないようです。

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同時に販売されていたEF58-61御召し仕様車を買ってこなかったことを悔やんでいますが、日本型車両よりも、まず牽引させたいのが、このフライッシュマンのドイツ製SL、BR-012です。
実際の「オリエントエクスプレス'88」が東ドイツ国内を走り抜ける際には、名車BR-01が重連で牽引したとのことです。BR-01は、動輪直径2mのマンモス機。日本最大のC62も、01がヘビー級とすればライト級位の存在感となってしまいます。超弩級蒸気機関車ゼロワンの重連は、凄まじい迫力だったことでしょう。
私のBR-012は、BR-01の重油燃焼改良型です。大きさは同じなので、気分は味わえます。前後の日本製の控車は気にしないことにします。

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各車両の側面中央部には、ワゴン・リの紋章が誇らしげに輝きます。プリントながら、一見浮き彫りに見えます。非常に細かい細工です。人形配置してみたくなる車両ですが、正装して座っている乗客の人形などありません・・・。乗務員はブルトレ用でも代用できそうです。

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各車両の台車は、日本の国鉄型のTR-47です。スハ43系等に使用されていたものを改造して取り付けられたものです。
オリエント急行のイコライザー台車の装飾に似せて、台車枠に白いラインが入っています。
カプラーは一般的なアーノルドカプラーですが、連結間隔が狭く、また幌やバッファーも実車をよく再現しているので、欧州Nゲージ模型によく見られる間延び感はありません。

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一般的な日本の1/150スケールのKATOのスハ44系つばめセットのTR47台車と比較します。
同じKATOの模型なので、台車は使い回ししているのかと思ったのですが、さにあらず。きちんと1/160スケールに合わせて少々小ぶりのTR47台車が新金型にて製作されています。KATO、気合入りまくりです。

優雅な「つばめ」号の車両も、オリエントエクスプレスの前では無骨な実用車にしか見えません。実は、スハ44系の方がずっと新しいのです。

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機関車に取り付ける「Orient Express'88」のヘッドマークは、この客車セットに付属しています。一つはEF58用で、もう一つはEF65等その他の機関車用です。交換用のナックルカプラーも2つ分あります。

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全長22~23mスケールの1/160なので、車両は140mm程度です。日本サイズの1/150で製作されているかも、と思ったのですが、やっぱり欧州車両のスケールは1/160が基本なのでしょう。日本型の1/150スケールと並べると少々細身です。20系寝台車を改造した控車のオニ23-1のみ、やたらと屋根が高いのですが、並べても意外と違和感がありません。

基本セットだけでも、編成を組むと機関車と合わせると8両となり、それなりに長いので気軽に走らせるわけには行きません。でも、時間があるときにお座敷レイアウトを走らせて、20年前の夢のような贅沢列車が日本を走り抜けたときの姿を再現したいものです。

見れば見るほど、このKATOの「オリエントエクスプレス'88」、珠玉の逸品です!

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2009年2月19日 (木)

隔週刊 アシェット「ジェームズ・ボンド公式DVDコレクション」創刊号

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書店の店頭に、アシェットのDVDマガジンコレクションの「ジェームズ・ボンド公式DVDコレクション」の創刊号が山積みになっていたので買ってきました。すっかりこの類の創刊号コレクターのようになってしまっています。

ジェームズ・ボンド公式DVDコレクション
http://www.007dvd.jp/

2月18日に創刊になったようで、隔週刊です。創刊号は特別価格の790円、2号からは1980円とのことです。最近、ドコモの携帯電話にDVDの影像を入れて楽しむドコデモシアターを楽しんでいるので、そのためのコンテンツになるかとの考えです。何といっても790円は安いし、やっぱり007シリーズは面白い。多くの話はテレビなどで見ているとは思います。でも、あらためて見てみたい話がたくさんあるはずです。一部、後味の悪い結末もありますが(女王陛下の007)、ほとんどは爽快な物語なので、間違いがありません。

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全カラーのマガジンにデジタル・リマスター版のDVDが付属しています。全22号で、現在までに発表された007シリーズの全作品の影像と解説資料が揃うということになります。当然、英語と日本語の音声、そして字幕が入っています。

創刊号のDVDは、1964年発表のシリーズ第3作、「007ゴールドフィンガー」です。第1作の「ドクター・ノオ」から順番に配布されるわけではありません。

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きちんとDVD用のトールケースに収められているので、創刊号に限って言えば、790円はお得価格です。
この映画、きっとテレビの洋画劇場などで見ているとは思いますが、すっかり忘れています。ショーン・コネリーのフランクなボンドは味があるので、見るのが楽しみです。

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マガジンを見ると、付属DVDのタイトルは以下の通りです。
最終巻が最新の「007慰めの報酬」であることを除き、見事にバラバラの配布順です。

創刊号:ゴールドフィンガー (1964年:第3作)
2号 : ロシアより愛をこめて (1963年:第2作)
3号 : カジノ・ロワイヤル (2006年:第21作)
4号 : 私を愛したスパイ (1977年:第10作)
5号 : ゴールデンアイ (1995年:第17作)
6号 : トゥモロー・ネバー・ダイ (1997年:第18作)
7号 : 007は二度死ぬ (1967年:第5作)
8号 : ワールド・イズ・ノット・イナフ (1999年:第19作)
9号 : サンダーボール作戦 (1965年:第4作)
10号: 死ぬのは奴らだ (1973年:第8作)
11号: ドクター・ノオ (1962年:第1作)
12号: ダイ・アナザー・デイ (2002年:第20作)
13号: 消されたライセンス (1989年:第16作)
14号: 女王陛下の007 (1969年:第6作)
15号: ムーンレイカー (1979年:第11作)
16号: 黄金銃を持つ男 (1974年:第9作)
17号: ユア・アイズ・オンリー (1981年:第12作)
18号: リビング・デイライツ (1987年:第15作)
19号: オクトパシー (1983年:第13作)
20号: ダイヤモンドは永遠に (1971年:第7作)
21号: 美しき獲物たち (1985年:第14作)
22号: 慰めの報酬 (2008年:第22作)

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定期購読を申し込んだらもらえるプレゼントは、「007オリジナル・サウンドコレクション」のCDと、全22号を収めるDVDホルダーとのこと。

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マガジンには制作秘話やボンドの秘密兵器、ボンドガール紹介等ありますが、楽しいのはやっぱり様々な仕掛けを施したボンドカーの紹介です。機関銃を撃てたり助手席のドライバーを放り出したりするギミックは物騒ですが、アクション映画に出てくる秘密兵器の原型が、このボンドカーであるように思います。
創刊号のゴールドフィンガーに出てくるのは、名車アストン・マーチンDB5。カッコいいです。

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早速、携帯に取り込みます。
字幕を組み込むと読むのに難儀するので、音声は吹き替えの日本語版にしておきます。電車の乗車時に見るときは、車内アナウンスがうるさい場合があるので、少々ボリュームを上げて取り込んでおくと調節がききます。このP706iμは、iモーション用にDVDをそのまま取り込むと、ボリュームが控えめになってしまう傾向があります。

創刊号はお得価格なので迷わず購入しましたが、2号以降は1980円と微妙な価格なので、今のところは保留です。
007シリーズを見たいならばレンタルすれば良いじゃないか、と言われそうです。しかし、携帯電話に影像を入れるには、レンタルDVDでは少々まずい気がします。

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通勤時間に引き続き楽しんでいるのが、1980年代のアメリカのドラマ、「ナイトライダー」です。
ドリームカー、ナイト2000のアイデアは、ボンドカーから取ったことは間違いないでしょう。
結局、最初に買ったシーズン3のコンプリートDVD・BOXに加え、シーズン1、シーズン2のコンプリートDVD・BOXも手に入れています。シーズン4を手に入れれば全ての話が揃います。
これだけの影像が、携帯用に圧縮すれば、8GBのマイクロSDカードに全て入ってしまうというのも脅威です。まだまだドコデモシアター飽きていません。

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2009年2月18日 (水)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第24号

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第24号です。

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今週の冊子の特集は、1960年式のスーパーアメリカです。
スーパーアメリカという車名の車は、14号の特集でも2005年式の575Mマラネロをベースとしたオープンモデルが紹介されていますが、今回は60年代のオールドフェラーリです。いつの時代にも、スーパーカーの一番の市場はアメリカなのですね。リヤスタイルはまるで当時のアメ車の佇まいです。

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今週の部品は、フロントホイールと冷却用パイプです。
20号に付属してきた左側フロントタイヤに使用するホイールとなります。全然関連の無い二種類のパーツが組み合わされています。だんだんパーツが小出しになってきたことを感じます。

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部品の一覧です。
フロントホイール、冷却用パイプ2本、ビス10本(Sタイプ)2.0×6mmです。
今回は金属製のホイールが、実車のアロイホイールを髣髴とさせる存在感を持っているものの、大きなパッケージにちんまりと収められていて寂しい限りです。ホイールにはセンターキャップが付属していません。冷却用パイプは細くて繊細です。壊さないように、ビニール袋にメモ書きして保管することになります。10本ビスはもちろんビスケース直行です。

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今回は待望の作業があります。「左前輪の組み立て」です。
20号のフロントタイヤを用意します。今回のホイールにタイヤをはめ込むという些細な作業です。

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タイヤの内部には回転方向が書かれています。
今回付属のホイール自体は左右兼用ですが、タイヤは左前輪と指定があります。間違えたらトレッドパターンが変になるので要注意です。

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グイグイはめ込んで15秒。今日の作業は終了です。毎週毎週こんなことで本当にエンツォ・フェラーリが出来ていくのか不安になってきます。

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恐らく、今回のタイヤは当分使用することは無いと思われますので、手近なビニール袋で保護して保管しておきます。

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2本の冷却用パイプについては、今回は作業指示は無く、保管となります。
取り付ける場所は、22号のホイールアーチ部分のオイルクーラーです。一旦、仮に取り付けます。一端を差し込むだけです。しっかりと固定するには接着剤を使用したほうが良さそうです。もちろん、今日の時点ではすぐに外しておきます。
今回の組立てガイドの記述でも、このパイプに冷却水を通すような解説があります。どうしてもオイルクーラーに冷却水を入れたくて仕方ないようですね。もちろん、この冷却用パイプを通っていくのはエンジンオイルなので、今回の記述も誤りです。

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次回の25号の部品は、バッテリーボックスです。
エンツォ・フェラーリのカーバッテリーのことかと思って予告の写真を見ると、単三電池3本を収める電池ボックスであることがわかります。このモデルはヘッドライトやストップランプ、エンジン音等のギミックが仕掛けられる予定です。その電源部分のボックスです。フロントに納められるようです。
でも、電池3本入れる電池ボックスなんて非常に安価なものなのに、次号だけ見ていると非常に損をした気持ちになるかもしれません。シリーズ物としてはこういう回があるのも仕方ありません。多分、作業は「パーツを確認しよう」で終わりでしょう。

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「そりゃネーヨ!」という声が聞こえてきそうなのに反応したのか、次号は特別付録として「ビスのタイプを見分けるために便利なビスサンプル」が付いてきます。26種類ものビスは混乱すると思いますが、個人的にはこんなもの要りませんね。毎回きちんとビニール袋にメモしておけば必要ないものです。

その次の26号はエンジンフレーム、28号には車体のフレームがやってきて、いよいよエンツォ・フェラーリのボディの主要パーツが揃ってくることになります。特に28号のフレームは非常に大きなパッケージになることが予想されます。1ヵ月後が非常に楽しみです。その辺りと合わせて、次回の電池ボックスのボッタクリには目を瞑るしかありません。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第23号

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第25号~ビス欠品です

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2009年2月17日 (火)

「週刊蒸気機関車C62を作る」第75号

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デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」第75号です。

一昨年の8月に始まったこのシリーズも、全100号中75号までやってきました。全体の3/4です。既に終盤に差し掛かっています。まだまだ半年以上製作を楽しめますが、生活のリズムの一部になってしまっているC62、終わってしまったらさぞかし寂しいだろうと余計なことを考えてしまいます。

今週の作業の前に、先週の74号の組立て時の私の明らかな間違いの修正作業からです。

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先週はテンダーの前妻部分の作成でしたが、丸部分の前妻上部のハッチを前後逆に取り付けてしまっていました。かめきちさんからコメントでご指摘いただいたので、気が付いて直すことができました。かめきちさん、ありがとうございました。

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ハッチとその下の取っ手の付いた扉部分は、嫌気性接着剤のロックタイト638でのお手軽接着です。平滑で広い面積の接着にはパワーを発揮する接着剤ですが、このような小さなパーツには不向きのようです。少し力を入れたら、二つのパーツ共に簡単に「パリッ」と剥がれてしまいました。扉は剥がす必要が無かったのですが、一緒に取れてしまったので仕方ありません。
嫌気性接着剤を使用した他の部分も、剥がれてこないか点検する必要があります。デアゴスティーニの公式ページにも接着剤の剥れに関しての書き込みがありますが、瞬間接着剤部分も時間が経つと剥がれてしまいます。大型の金属模型の接着剤での組立ては、少々無理があったのでしょうか。

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剥離材を用いて接着部をきれいにしてから、今度はエポキシ系接着剤を使用します。
2剤混合硬化型のエポキシ系接着剤ならば、少々のことでは剥がれてこないことでしょう。

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さて今回の部品は、テンダーの前後フレーム部分です。
テンダーは先週までで周りの箱部分が形成されて、今回からは足回りの作業となります。薄っぺらながら、重量感のあるパッケージです。大きなダイキャストパーツが付属しています。

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部品一覧です。
前フレーム(亜鉛合金)、スペーサー(真鍮)、後フレーム(亜鉛合金)、センター・フレーム(真鍮)×2、なべ小ねじ(M2径/4mm)×18(うち2本は予備)です。

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前後フレームパーツは、予告写真通り亜鉛合金の無塗装です。前後の区別が付きにくいのですが、右側の端にねじ穴が開いているのが後フレームです。
足回りなんて無塗装でも良いではないかと思いますが、今までせっかく塗装してきたのでスプレーを吹いておくことにします。

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いつもの通り、アサヒペンの「メッキ調スプレー」を使用します。このスプレー、1年以上前に最初の1本目を購入してずっと使用していますが、まだ無くなりません。1回の使用量は限られているものの、恐るべき塗装性能です。しかも乾燥も早くてムラになりません。すぐ無くなってしまう上に、吹き付けに技術が必要な、模型用のクレオスやタミヤのスプレーに見習って欲しいものです。経験から感じるのは、家庭用品の発達は目覚しいのに、模型用の塗料の性能は20年間大して進歩していないように思います。趣味の道具はユーザーが工夫していけとのことかもしれません。
今日は乾燥しているものの、気温が低いので、ドライヤーの熱風を吹き付けて乾燥を促進します。先日、脱衣場を塗料臭くして妻に叱られたので、自室にドライヤーを持ち込んで作業しました。

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塗料の乾燥を待つ間に、他の作業をします。
テンダー底部の後ろ部分に真鍮板のスペーサーを貼り付けます。嫌気性接着剤を塗りつけて一気に貼ることにします。

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少々信頼感が落ちている嫌気性接着剤ですが、こういった広い平面の接着には効果を発揮します。パーツで隠れる部分でもあるので、多分剥れることは無いでしょう。

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塗装が乾いた前フレーム部分をテンダーの底部の前に合わせます。テンダーをひっくり返しておいて、大体の位置を捉えておきます。

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テンダーを元に戻し、内側から6箇所のねじで固定します。
へなへなしていたテンダー底板も、しっかりとした感じです。

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同じように、後フレームも取り付けて生きます。
再びひっくり返して位置の確認です。

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内側からやはり6箇所のねじ止めをします。

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前後のフレームを接続するように、左右のセンターフレームを4箇所のねじで固定します。
これで今回の作業は終了です。

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外郭だけで軽く、ヘナヘナしていたテンダーが、底部に重いダイキャストの前後フレームと、厚板のアングル材を取り付けることにより、ガッシリ感が出てきました。

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まだ台車がありませんが、仮置き状態でも底部に錘が付いたように安定しています。

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次回、第76号の部品は、引き続きテンダーの足回りパーツです。テンダー台車のサイドフレームや枕ハリになります。
その次の77号も反対側の台車のサイドフレームです。これらは無塗装のようなので、またスプレー塗装が必要になります。78号にはテンダーの車輪と軸箱が付いてきます。軸箱表面に「NSK」の浮き彫りが表現されているかどうかがポイントとなりそうですね。ゆるゆる製作しながらも、構成パーツの少ないテンダーはみるみる形が出来上がっていきます。

前回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第74号

次回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第76号

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2009年2月16日 (月)

Nゲージサイズの建機「ザ・建機ハイパーコンストラクション第1弾」

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昨年の秋に発売になっていたもののようですが、模型屋さんにマルカの建機シリーズが積まれていたので買ってきました。

アイコムの1/144ダイキャスト製建機は高価ですが、これはブラインド販売ながらも1箱定価420円とお手軽価格です。

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Nゲージサイズの建機自体レアな存在です。しかもこのシリーズは重レッカ、トラッククレーン、タイヤローラー、油圧ショベル、ホイールローダの5種類の内、それぞれ一般用と自衛隊仕様があります。
自衛隊仕様なんて更にレアだと思ってパッケージを良く見ると、販売はマルカですが、製造はアイコムでした。アイコムでは1/144ダイキャストの軍用車両も多く作成しています。なるほど。

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パッケージを開けて出てきたのは、油圧ショベルの自衛隊仕様でした。1/150の小さなサイズながら、なかなか迫力がありそうです。形式は、日立建機 ZAXIS200です。

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油圧ダンパー部分とライトライトフレーム部分を取り付けて完成させます。
機能最優先の厳ついボディは、オリーブドラブ(OD色)の陸上自衛隊標準色のために更に頑健さを増しているようです。
付属のステッカーを貼りたいところですが、位置が良くわからないので保留です。

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本体は回転しますし、油圧ショベルのアーム部分はもちろん動きます。
小さいながらもリアルな動きが楽しめます。

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同じスケールのTOMYTECのカーコレクションと並べると、建機の大きさが良くわかります。ミニレイアウトには持て余しそうです。

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無理やり「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウトの僅かな空き地部分に置いて見ました。
「危ネーヨ」って声が聞こえてきそうです。
自衛隊仕様の厳つい建機を設置するだけで、一気に災害復旧作業の光景になってしまいそうです。ボディが大きいので、置く場所はありません。

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トンネル山の工事中です。どうやって登ったかは深く考えないようにします。
一部、樹木のスポンジを剥がして禿山にすれば、工事中の表現は簡単です。というよりも、軍用車両が日常生活に表れたような、シュールな気分を味わえます。

大きなレイアウトならば、一部を建機で固めれば、愉しい光景が出来そうです。模型でしか味わえない非日常性を体験するには軍用車両も使い道がありそうです。
でも、このレイアウトでは遠慮しておきます・・・。

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前回購入したTOMYTECの情景コレクションの小物のお墓は、卒塔婆パーツのみ、既存のアイコムのお墓の後ろに立てて有効利用しました。桜が咲いているお彼岸の季節ということにします。お花も供えたいものですが、ゆっくり楽しむために今後の課題としておきます。

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2009年2月15日 (日)

お天気の日はプラモ日和?

昨日、今日と非常に暖かい小春日和です。
こんな日はカメラ抱えてお出かけと行きたい所ですが、在宅にてプラモ作りです。

昨年11月から週末暇なときは実家に帰るか、入院の際には病院に行って、肺がんを患っている父親を励ましに行っていたのですが、一通り終わった最初の化学療法が功を奏して、発作も全く無く落ち着いた状態が続いています。今後の治療についてはまだわかりませんが、今しばらくは普通の生活をすることに問題はありません。
普通に食事もたくさん食べているようですし、変化も何も無いのにやたらと息子が帰ってくると、逆に心配されかねません。
化学療法で減少した白血球が完全に回復するまであまり外出はさせられませんし、まだまだ寒いので、もう少し季節が良くなったら、ドライブにでも連れ出すことにして、週末は趣味をする時間となります。妻も今月28日の大阪でのコンサートの準備に余念が無いので、あまりちょっかいを出すわけにはいきません。

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昨年11月から続いているカープラモ作成の一旦の仕上げとして取り組んでいるのが、ハセガワの1/24トヨタ2000GTです。今までにフェラーリなど作ってきましたが、やっぱり大好きな憧れの車で締めたいものです。

ボディは繰り返しの塗装を続けていますが、今日はシャシー部分の仕上げです。
組み立て解説や書籍、ネットの写真を見ながら内装を塗装して組み立てます。タミヤのプラモと比べてパーツが少なく、見えない部分は豪快に省略されているので、塗料が乾いてしまえば組むのは短時間です。

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カープラモを作っていると、本の写真を見ているときと異なり、3次元でその車のパッケージングを感じることができます。
トヨタ2000GTは非常にコンパクトなFRレイアウトで、しかもドライバーズシートが極端に後方にあることがわかります。ロングノーズ、ショートデッキの昔の英国の伝統的な「スポーツカー」のレイアウトですね。操縦の楽しさを大切にデザインされているのでしょう。

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細部の塗装が済んでしまえば、接着や組付けにそんなに神経を遣うことも無く、一杯飲みながらの作業です。
昨日、甥の誕生祝のために妻の実家に行った際に、義父がお土産で持たせてくれた、地元岡崎の丸石醸造の限定品の大吟醸「竹千代」です。お酒を飲まない義父は、あまりに正月の「大吟醸家康」を喜んだ私のために、限定醸造のこのお酒を手に入れてくれたとの事で、感謝に耐えません。

名称の「竹千代」は言うまでも無く、徳川家康の元服前の幼名から取っています。
「大吟醸家康」と同様、家康の誕生日の12月26日に搾り出される限定酒で、「家康」がまろやかな大吟醸であるのに対し、この「竹千代」はキリリと超辛口です。より若々しい味は、模型作りを忘れて味わってしまいます。鼻に抜ける吟醸香が快感で、早く飲み込んでしまうのが惜しい気持ちです。

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つまみを食べることもなく無くチビチオ飲みながら、大方のシャシーのパーツを組んでしまって、後はボディパーツが出来上がらないと組めない状態になりました。このモデルは透明パーツの窓枠の墨入れはありません。そろそろボディにデカールを貼って、スーパークリアを吹く段階です。

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クリアは前回のタミヤBMW Z3に引き続き、クレオスのMr.スーパークリアのスプレー缶を使用します。ラッカー系塗料で乾燥が早く、簡単に厚く丈夫なクリアー層を形成できる優れモノです。
しかし、本気でクリアー層を形成しようとすると、この小さなカーモデルのパーツでも170mlの缶1本空になるまで吹いても足りません。資源の無駄遣いですし、コンプレッサー式のエアーブラシ使用した方が経済的なのでしょうが、お手軽さには代えられませんね。

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2009年2月14日 (土)

単焦点レンズ欲しい!お手軽標準レンズAF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G

登録ユーザーに送信されるニコンの新商品情報は、普段は中身を見ずに削除しているのですが(失礼!)、今回は件名を見ただけで思わず声を上げました。

件名:AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G 発表

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「コレ欲しい!」

普及型のデジタル一眼レフ用のAPS-CサイズのDXフォーマット専用の標準単焦点レンズです。もちろん、私が使用しているデジタル一眼レフ、D90とD70にも使用できます。
2009年3月6日発売予定で、希望小売価格:\33,400(税込 \35,070)です。意外に安い!多分、量販店の売り出し価格は2万円台中盤になると予想されます。

ニコンの紹介ページです。
DXニッコールレンズ AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G
http://www.nikon-image.com/jpn/products/lens/dx/singlefocal/af-s_dx_35mmf18g.htm?cid=IJD9EMJEIJ001

焦点距離35mmといえば、昔のフィルムの一眼レフではちょっと広角のレンズでしたが、イメージサークルの小さいAPS-Cではフルサイズ換算で52.5mm相当となります。標準ズームレンズの性能が低かった昔は「標準レンズ」として50mmレンズを一緒にセットにして販売されていたので、何となくなじみのある焦点距離なのです。画角が人間の自然な視野にも近いとされています。

私も子供の頃、祖父にもらった一眼レフ、Canon FTbにもFD50mm1.8レンズが付いていましたし、高校一年生の時に買ってもらったCanon NEW F-1もFD50mm1.4とセットでした。普段使いは35-105mmズームレンズに代わってしまったものの、明るいレンズとしてずっと重宝したものです。小さく、軽く、明るい。外に持ち出すカメラにとって大切な3要素が揃っているのが標準レンズだと思います。

ニコンからは以前より、35mmの単焦点レンズが発売されていました。DXフォーマット専用ではなく、フルサイズ用です。

Ai AF NIKKOR 35mm F2D
希望小売価格\41,000 (税込 \43,050)
量販店での実売価格は3万円台前半です。

35mmf2d

古い設計のレンズながら、DXフォーマットのデジタル一眼レフが普及してからフルサイズ換算で52.5mmになることで一時期品薄になったほどの人気レンズです。
しかし、ボディ内モーターを廃した小型のD60やD40系ではオートフォーカスを使用できないので、今回のAF-S DX NIKKOR 35mm F1.8Gの発売は待望のものでしょう。
私の使用しているD90やD70ではどちらも使用できます。でもやっぱりAF速度の速いレンズ内モーターの方を求めたくなるものです。
今後、フルサイズのFXフォーマットのカメラにステップアップしたとしても、D90用として使用すれば良いでしょう。

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私が今使用しているレンズは標準ズーム2本だけで、それぞれD90とD70に付けっぱなしです。
D90にはAF-S VR 18-200F3.5-5.6G、D70にはレンズキットとして付属してきたAF-S 18-70F3.5-4.5Gです。18-70mmはともかく、レンズ単体で600gを超える18-200mmは、いかに便利な万能レンズとはいえ、持ち出すのに躊躇することがあります。それに、いかに高感度に強くなったデジカメとはいえ、いかんせん暗い。

その点、今回発表になったAF-S DX NIKKOR 35mm F1.8Gは重量僅か200g。相当にお気軽なレンズとなりそうです。しかもF1.8の明るい開放絞り値で、光量が少ない室内などの暗い場所でも手持ち撮影が可能になります。
唯一気になるのは、従来のAi AF NIKKOR 35mm F2Dの最短撮影距離が25cmに対して30cmのところです。5cm分寄れないのは室内で模型を撮影する際に差が出てくるかもしれません。「そんな方にはマクロレンズをドーゾ」ということなのでしょう。

注文してまで買うかどうかは不明ですが、D90買って以来の欲しい欲しい病が首をもたげてきてしまいました。

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2009年2月13日 (金)

TOMYTEC情景コレクション お墓A

TOMYTECの情景コレクションの情景小物のお墓が売っていたので、一つ購入してまいりました。使用するあてはありませんが、こういった小物は店頭で思わず手が出てしまいます。

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「お墓A現代風」、「お墓B公園墓地風」、「お墓C江戸時代風」と3つ発売になっていましたが、魅力的な「お墓C江戸時代風」は売り切れ。「お墓A現代風」を入手します。

TOMYTEC情景コレクション
http://www.tomytec.co.jp/hobby/jyoukei/jyoukei-k_index.html

えらくニッチなアクセサリーが販売されたものだと思っていたら、最近発売になっている建物コレクションのお寺シリーズの一連のアイテムだったのですね。

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パッケージに3セット入りと記載されているので、写真の3基の墓石が入っているのかと思ったら、ベースが3つにそれぞれ3基、合計9基ものお墓が入っていました。
小さいアクセサリーなのでそんなものかと思ってよく見ると、同じもの3セットです。

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使う予定が無いので1セットだけ取り出して組み立てます。組み立てと言っても、ベースに墓を置いて、卒塔婆を立てて完了です。
3つとも、石塔だけでなく、周囲の敷石部分まである立派なお墓です。数セット買い求めれば、区画整理された立派な霊園が出来そうです。
ただ、このお墓の石塔、左側のは微妙に細長いですし、右側のは前後に薄っぺらく思えます。
「こんなお墓ネーヨ」と突っ込みたいところですが、一昔前には考えられなかったアクセサリーが安価で販売されたわけなので、贅沢は言えません。

列車に乗っていると、車窓から見える墓地の多さに気が付くものです。
自分のレイアウトにお墓を設置するなんてあまり縁起が良く無さそうですが、手軽なアクセサリーとしては有効だと思います。

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昨年、「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウトを製作していたときには、レイアウト右側の洋館付き和風住宅の隣を少し丘にして、墓地を造りました。使用したのはアイコムのマイクロライフのお墓参りセットです。設置したお墓はたった2基だけですが、レイアウトの外側に墓地やお寺が存在するという設定です。

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この場所にはもうお墓を増やす余地はありません。「お墓C江戸時代風」の灯篭程度ならば、追加設置したいところです。

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トンネル山を造成でもすれば設置できそうですが、わざわざ造成してお墓を設置するのもどうかと思います。

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結局、このお墓はストックとなります。
無理やり使用するとしたら、石塔の後ろの卒塔婆だけとなりますね・・・。

TOMYTECの情景コレクションの情景小物は、3月末に二輪車・自転車が発売予定です。こちらは昭和の鉄道に設置可能なので、是非チェックしたいものです。

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2009年2月12日 (木)

オビラジRの影像が送られてきました!

昨日、オビラジRの番組製作会社のご担当の方から、番組収録DVD-Rが届きました。
先日の記事にて、番組制作スタッフの方にテレビ業界人としての誇りと自信を疑うような発言をしてしまったことを、深くお詫び申し上げます。

2月9日にて、1月20日のTBS オビラジR「デアゴスティーニ特集」でほんの少し私が取材された光景についてご報告させていただきました。

2月9日の記事です。
1月20日のTBS オビラジR「デアゴスティーニ特集」出演場面の顛末
http://yuji.moe-nifty.com/blog/2009/02/120tbs-r-be10.html

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私の住んでいる地域では放送を見られないために、取材の際に放送後に番組影像を送って頂くことを約束しているのに、無しのつぶてだということを愚痴のように書いていました。
ブログに書いてしまったことが催促になってしまったのか、取材にお越しになった番組制作会社のavex&EASTの担当者の方から昨夜、番組を収録したDVD-Rが届きました。

「大変遅くなりました」というご丁寧な手紙も添えられています。随分と失礼なことを書いてしまったことを反省します。タイミング的に、きっとブログご覧になってすぐに発送準備なさったのでしょう。
遅くなりながらも送っていただけたこともそうですが、わざわざ取材行った人のブログをチェックしていただいていたことを嬉しく思います。今後、役に立つことがあれば情報提供したいと思います。ありがとうございました。

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影像のファイル作成日時を拝見すると、ブログ見て急に作成したものでなく随分前からDVDに落として発送準備をなさっておられたことがわかります。

想像ですが、ご本人が岡崎に取材に来られたのに、番組内では構成上?名古屋と言うことに改変してしまったので、直後には送り辛かったのではないかと思います。

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影像はアナログ放送を録画したものでした。
家族や周りの方など、放送を見たがっている方にディスクを貸すにはぴったりのフォーマットです。最近、テレビを見ていると目障りに見えてきている右上の「アナログ」の文字がその証明です。

放送直後にカズキさんにお送りいただいた録画はデジタルのDVD版とフルハイビジョン版のBlu-rayでした。お陰様で、期せずして様々なフォーマットの影像が揃ったので、同じ番組の録画にて、解像度や影像の美しさを見比べる機会に恵まれました。
もっとも、自分が映っている場面は恥ずかしいので見ませんが・・・。一度みれば十分です。

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これはデジタル録画の方です。PCのキャプチャではほとんど違いがわかりません。
画面が動いていると、明らかににじみやボケが少ないことが確認できます。

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同じ30分番組で、アナログ録画とデジタル録画の容量差は約3.3倍です。(アナログ561MB、デジタル1.85GB)Blu-rayは自宅にドライブが無いので比較できませんが、さらにサイズは大きいことでしょう。だんだんDVDでもテレビ番組録画には力不足になってきていることを実感します。

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2009年2月11日 (水)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第23号

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第23号です。

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今週の冊子の特集は、1985年式の412です。
12気筒をフロントに搭載した4座の贅沢なクーペです。グランドツーリングカーとしての実用性を持ちながらも卓越した性能を誇ると言う車です。模型としてはあまり人気が無さそうです。しかし、アメリカ市場では非常にヒットした車です。トルコンATで運転も楽々、サーキットやワインディングを走るよりも、立派な邸宅の車庫が似合いそうです。

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今週の部品は、右側のリヤ・ディスクブレーキとデカールです。
大きなパッケージの中央に、ちんまりチマチマとビニール袋に入ったパーツが納められています。相変わらずの過剰包装です。

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左側のリヤ・ディスクブレーキが付属してきた第4号では、大きなリヤホイールも一緒だったのでそれなりに存在感がありましたが、今回はブレーキの他はペラペラのデカールなので、スカスカに軽いビニール袋ひとつだけとなっています。

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部品の一覧です。
リヤ・ディスクブレーキ(右)、デカール01(水転写式)、デカール02(シール)、ビス10本(Rタイプ)2.0×4mmです。
右側のリヤタイヤやホイールがまだ無いのにブレーキディスクだけ付属してくるという理由は不明です。また、デカールは今回貼るわけではありません。10本ずつ付属してくるビスは前回はありませんでしたが、今回復活しました。後の作業で速やかに探し出せるようにメモ書きして、ビスケースに収めておきます。

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予想通り、今回の組立作業はありません。
組み立てガイドの指示は、相変わらずとなった「「パーツを確認しよう」です。今回もロクなネタがありません。

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第4号に付属してきた左側のリヤ・ディスクブレーキと左右対称形です。大型模型の利点として、実車と同様タイヤと一緒にディスクホイールが回転するようになっています。

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付属のデカールは2種あります。
大きな方のエンブレムは水転写式で、表面には保護紙が当てられています。このまま袋の封を切らずに保管しておくことにします。
組み立てガイドを見ると、このエンブレムはフロントフェンダーの両サイドに使用するようです。フロントフェンダーが付属するのは50号あたりのことなので、半年も先のことです。パーツと一緒に付属してくれれば良いのに、と思います。

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小さい方の四角いエンブレムはシール式です。
大きさ的にはフロントノーズの先に貼られているエンブレムと同じですが、ここには既に最初からエンブレムが取り付けられています。組み立てガイドにもどこに使用するのか書かれていません。

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次回の24号の部品は、フロントホイール他です。
予告には左側と明記されていませんが、20号の左側フロントタイヤをはめ込む作業があるのだと予想します。2本の冷却パイプや恒例の10本ビスは保管ということになるのでしょう。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第22号

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第24号

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2009年2月10日 (火)

「週刊蒸気機関車C62を作る」第74号

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デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」第74号です。

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今回の部品は、テンダーの前妻部分です。
前回、テンダー左右の側壁を後妻で接続させましたが、今回にてテンダー上部の箱型の外形が出来上がるようです。相変わらず、テンダー側面はねじ頭だらけになる組立てとなります。また、前妻部分はチマチマとした接着作業があるようです。

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部品一覧です。
テンダー前妻(真鍮)、扉(真鍮)、取手(真鍮)×2、石炭取出口(真鍮)、ハッチ(真鍮)、なべ小ねじ(M2径/3mm)×7(うち1本は予備)です。
しばらく続いたテンダーの外壁パーツのシリーズの、美しい真鍮板付属は今回までとなりそうです。

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まず、テンダーの扉部分に取手を二つ接着します。
差し込んでから嫌気性接着剤で固定しましたが、扉側の穴が大きすぎてスルスルなので、後で裏側からゼリー状瞬間接着剤で補完しました。

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石炭取り出し口の接着部分に嫌気性接着剤を竹串で塗りつけます。
実機の石炭取り出し口も、こんなペラペラの鉄板状態なのでしょうか。テンダーをしっかり観察したことがないので覚えがありません。

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差し込んでグッと押さえて固定します。
しばらく待てば、ガッチリ固定します。でも、本来は双方真鍮パーツなので半田付けが必要な場所なのでしょう。

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テンダー前妻の上部にハッチを貼り付けます。

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更に、先ほど取っ手を付けた扉部分をハッチの下に貼り付けて、前妻部分の完成です。

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先週までに組み立てたテンダー部分の前部にテンダー前妻を差し込みます。
真鍮坂同士が干渉して、「シャリン」と鳴る音が快感です。

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テンダー側面の片側3箇所、合計6箇所のねじ穴を使用して固定します。
ねじは毎度の事ながら、ねじ頭をゴールドに塗装したものを使用します。それでもねじの部分が目だって仕方ありません・・・。

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エッジ部分に嫌気性接着剤を塗りつけて貼り付ければ今回の作業は終了です。

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テンダーの前後左右の板が揃って、全容が明らかになってまいりました。機関車本体と並べていると、テンダーが水と燃料を効率よくストックする大きな「箱」であることを実感できます。

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今回作成の前妻部分は、普段は機関車との接続部分となります。あまり観察する機会に恵まれません。
他の機関車も同じような仕組みのはずなので、今度梅小路に行くときにはしっかり観察したいものです。

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現在、梅小路蒸気機関車館に動態保存されているC62-2号機のテンダーの底部には、赤丸の部分にATS車上子が設置されています。先週、かめきちさんにお教えいただいたものです。
尚、デアゴスティーニのキットは東海道時代をモデルにしているのでATSは設置されていません。仕方ないことです。

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公式側のATS車上子のアップです。
かめきちさんのおっしゃる通り、ボイラー上にATS発電機を設置したのに、ATS車上子が無いのは変と言うことになりますね。このパーツは珊瑚模型さんが製作される予定なので、購入したいと思います。技術がおありの方は自作なさることでしょう。

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非公式側から覗いたATS車上子です。
このパーツが無いとテンダー底部がスッカスカになってしまうので、結構重要だと思います。大型模型の醍醐味として、床下も覗き込んで楽しみたいものです。

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扇形庫に収まっている時は撮影できないC62-2号機のサイドビューです。
先月のスチーム号の展示運転光景です。敷地内の柵ギリギリまで下がって、18-200mmレンズの広角側を使用して何とか機関車全体がフレーム内に収まります。C62の巨大さを実感できます。

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デアゴスティーニのC62も、テンダーの箱部分外殻作成により、サイドから見て完成形が想像出来るようになってきました。全長90cm以上というのは思った以上に迫力あるものだと実感します。機関車とテンダーを並べると、果たして完成後はどこに飾ったものか、と現実に帰ります。

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次回、第75号の部品は、テンダーのフレームパーツです。
これからしばらくテンダーの下部のフレーム部分を作成して行くことになるようです。予告写真では前後のフレームは亜鉛合金の無塗装であることがわかります。着色から作業開始となりそうですね。

前回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第73号

次回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第75号

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2009年2月 9日 (月)

1月20日のTBS オビラジR「デアゴスティーニ特集」出演場面の顛末

今日は20日も前のテレビ出演ネタにて申し訳ありません。

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先月の1月20日の24時29分からのTBSの番組「オビラジR」の、「デアゴスティーニの人気の秘密に迫る」という特集が組まれました。その中で、私が取材を受けた光景がホンの少しだけ放送されたので、その画面を引用して裏側の顛末紹介です。

取材顛末はこちらです。
今朝突然TBSの「オビラジR」の取材がYUJI工房にやってきました!

この番組は、キー局のTBSの他は山陽放送しか放送されていないので、私の住む愛知県では見ることが出来ませんでした。マヌケ面を地元の知り合いに晒す心配はなかったのですが、素人としては一応としては取材を受けた部分は見ておきたいですし、何より本人よりも周りの家族たちが見たがっています。
取材の際の担当者は、録画したものをすぐに送るとの約束をしてくれました。

しかし、取材が終わった途端、番組制作会社avex&EASTの担当者もTBSも、こちらからの連絡に対して全くの無しのつぶてになってしまいました。どんどん次の仕事は山積みになっているでしょうし、今後、彼等の仕事上で私との接点は無いと判断して黙殺されたのでしょう。
取材するべき人がなかなか見つからずに困っている先方の要請から、突然の取材に応じた立場としては、見ることの出来ない放送内容を送ってもらうことは結構重要なことなのです。どんな仕事も、些細な約束の積み重ねなのだと思います。でも個人の問題でしょうから仕方ありません。

今回は番組を録画しておられたカズキさんが、いち早くDVDとブルーレイに焼いて送って下さいました。本当に感謝しきりです。無事、数日後には放送を見ることができました。本当にありがとうございます。結局、カズキさんのご好意が無かったら、確認することさえ出来なかったかもしれません。
きっと、カズキさんはお仕事もすばらしく、周囲の方々から信頼厚い方であることを確信します。

3時間も取材を受けて、多くのカットやインタビューを収録しておられましたが、番組内で使用されたのは僅か1分程度でした。ほとんどシナリオが出来ている中でのパーツの一つという感じです。

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番組はデアゴスティーニさんの歴史やこれまでの人気シリーズの紹介などから始まります。番組の中ほど、デアゴスティーニ社への取材光景の後、「デアゴスティーニに魅了された男」として紹介がありました。私のことらしいのですが、取材に行ったのが「愛知県名古屋市」となっていて、名古屋駅新幹線口や栄の桜通りのカットが映ります。
取材に来られたのは、私の自宅なので、愛知県岡崎市です。岡崎なんて知名度が低いので、名古屋市ということに改変したのでしょう。私のお知り合いの方は「おや?」と思われたそうです。
「細かいところまで手を抜かないデアゴスティーニの模型に魅了された方が名古屋にいるという」という紹介から始まります。大げさです。

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「YUJI工房」なる、自宅の六畳の趣味部屋にカメラが入ります。
既に組み立て終わっているフェラーリのフロアパネルに震える手でドライバーを当てている男がいます。デアゴスティーニの模型ファンらしいです。わざわざ書いてくれなくてもよい41歳という年齢も紹介されます。バカボンパパと同じ春を迎えています。いい歳なので、いつもはこんなにテーブルの上にパーツを散らかしているわけではありません。
ドアを開けてスタッフを迎え入れる光景なども撮影しましたが、全てカットされていきなり部屋の中です。模型ファン然としていますが、こんな上着着た窮屈な格好で模型を弄くることはありません。
デアゴスティーニのクラフトマガジンを二つ以上作っている方を探していたとのことですが、わざわざ岡崎くんだりまで来なくても首都圏でおられると思います。でも、番組内では他のユーザーの方は使用されませんでした。結局、近場では見つからなかったのでしょう。

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「週刊 蒸気機関車C62を作る」と、「週刊 フェラーリ・グランツーリズモ」の二つを合間を見つけて作っていることが紹介されます。ワザとらしく、パーツが作業台の上に散らかして紹介されます。「二つも作っている!」なんてすごい!みたいなナレーション・・・。

実は、部屋の反対側には、別の作業台の上に置かれた、講談社の「昭和の鉄道模型をつくる」をカスタムして88個のLEDで電飾したレイアウトをピカピカさせていたのですが、デアゴスティーニさんのライバル社のクラフトマガジンの完成品を紹介するわけにもいかないのか、最後まで黙殺されました・・・。

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デアゴスティーニの模型の魅力を問われています。
「毎週少しずつ部品がきて組み立てていくというタイプなので、他のプラモデルやキットと異なり、少しずつやれるのが魅力だと思います。」という、シナリオ通りのセリフをしゃべっています。出水アナウンサーが頷いてくれています。
受け答えの際に、もう少しにこやかにすれば良いのに、と思います。素人はこれだから困るんです・・・。
「次にどんなパーツが来るか、展開がわからない」とか、「だんだんパーツがショボくなる」などのマイナスの回答はカットされました。

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最後は、製作中のC62を持ち上げて、引きつった表情のカットです。
本当に重たいのです。最初は手袋をはめて持ち上げていたのですが、滑りそうで上腕が痺れてきたので、手脂を後で処理することを覚悟して、仕方なく素手で持ち上げました。数分間、このままの姿勢を保持して3カット撮影。苦しげな表情です。持ち方を誤ると、大切なC62を損傷する恐れもあります。とても笑顔をする余裕などありません。

この他にも、デアゴスティーニネタのブログの更新作業や、工作だけでなく、ピーターラビットコレクションなども購入していて家族で楽しんでいるといったカットも撮影しましたが、使い道が無かったのか、最初から予定に無かったのか、模型組み立てて悦に入っている光景に終始しています。番組のパーツとしての役割は果たせたのでしょうか。とにかくお役に立てれば何よりです。
この後番組は、発売直前の「安土城を作る」の試作品の紹介へと移ります。

番組自体は、デアゴスティーニのシリーズの魅力を余すところ無く紹介しており、私自身興味の無かった安土城の創刊号を買ってしまったほどです。

本当は放送直後に、制作会社かTBSから送られてきた影像を見て、引用は無く簡単に紹介する予定でしたが、催促しても連絡はありませんし、今後影像を下さることは無いと思います。ただ、普通に生活していると味わえないような楽しい経験をさせて頂いたので、多忙なテレビ業界の方を煩わせてまで影像請求などはしないようにしたいと思います。
今回の記事は、文章に番組内カットを引用することにより、出演場面の紹介をさせていただきました。首都圏と岡山・高松にマヌケ面を晒した1分間です。

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尚、番組収録以降にC62はテンダーの製作のフェーズに入り、もう持ち上げて紹介できない程の大きさになってしまいました。全長90cm超。もし持ち上げるのならば、機関車を片手に、テンダーを片手に持たなければならず、既に不可能です。
しかし、フェラーリは相変わらずテンでバラバラのパーツが届いていますので、番組中と同じような光景です。もうしばらくは満足な工作は無さそうです。

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2009年2月 8日 (日)

タミヤ1/24カープラモデルBMW Z3ロードスター完成

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昨日、ボディの研ぎ出し、磨き上げを行ったタミヤの1/24プラモデル、BMW Z3ロードスターは、一気に今日完成させました。
やっぱりカープラモは塗装9割、組み立て1割といったところですね。もともと構成パーツが少ないキットなので、ますますその傾向が強いように感じます。古い設計のプラモなので、細かい部分の組み付けにはユーザー側にて工夫が必要となりました。
パッケージ写真と同じようなブルーメタリックの車体は、磨き上げの上に実車用のコーティング剤、「ブリス」を施工して表面保護しています。ワックスをかけるよりもツヤが出る上に、明らかに埃や傷が付き難くなるのでお気に入りです。

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メタリック塗料に混入されているアルミ片が大きく、一見ザラリとした印象ですが、表面のクリア層があるので実際にはキラキラと光っています。クレオスのブルーメタリック、なかなかよい色合いだと思います。適当に吹いてもダマリやムラが出にくいので、赤やシルバーの塗装よりも簡単に思えました。

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コダワリのブタッ鼻、BMWの特徴的なキドニーグリルは、内部の縦の桟を黒くして実車と同様にします。ライト部分はボディに接着指示がありましたが、プラモ用のタミヤセメントを使用すると白くなるので、木工用ボンドで接着してあります。
「これはよい方法だ!」とひとりほくそ笑んでいましたが、ネットで検索すると結構メジャーな方法のようです。また、透明パーツ専用の接着剤もあるとのことです。

ナンバープレートは適当に付属のユーロプレートです。しかし、ちょっとナンバーのベースのパーツが厚すぎるようです。プレートだけは自作したほうがよかったかも知れません。最近の、クリス・バングルデザインのアクが強いBMWの顔と異なり、ノーブルなハンサムボーイ、Z3の表情をよく表現しているプラモだと思います。ボンドカーになったのも頷けます。

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サイドビューです。
このキットはドアやボンネット、トランクなどが稼動しないので、着色時の色合いは当然ピッタリと合います。タミヤのエンツォ・フェラーリの様に、チリ合わせに苦労することもありません。
メッキがなされていたホイールも、ブリスで磨き上げたらピカピカになります。サイドのガラスは切り取ってもよかったのですが、幌を閉めた状態も試したかったので残しています。
マツダのユーノス・ロードスターの成功に触発されて、「そんなのウチにも簡単に出来るゾ!」とばかりに旧型3シリーズのフロアパネルを使用して作り上げたロングノーズ・ショートデッキのオープンカーであるZ3。側面はユーノス・ロードスターのそっくりさんです。

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すっきりとしたZ3の後姿はよく表現されているプラモデルです。
リヤコンビライトはボディパーツへの貼り付け作業となっていたので、パーツの裏側をクロームシルバーに着色してから木工用ボンドで貼り付けました。今のところ、取れてくるような感じはありません。古い設計のプラモは、説明書の指示通り組み立てると汚い仕上がりになってしまいそうです。
車内のハンドル中央部には、しっかりとBMWエンブレムが光っています。実車でも、乗り込んだときに駆け抜ける悦びを実感する部分でもあります。

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内装はタンのレザー仕様の設定です。
タンの内装の際には、幌も内装と同色の設定もありますが、ここはオーソドックスに黒い幌としておきます。BMWの内装設定は非常に多岐にわたっており、様々な顧客のニーズに応えられるようになっています。実際に、Z3もあらゆる内外装色の組み合わせが存在します。注文時に膨大なカラーリストを見ながら検討するのも楽しみの一つだと思います。

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シートの後ろの幌のカバーを取り外してソフトトップのパーツを乗せれば、クローズド状態も表現できます。説明書ではどちらか選んで接着との指示ですが、とりあえずはこの状態でオープンとクローズドの両方を楽しめるようにしておきます。

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昨年11月から組み立て始めた1/24のカーモデルも4台目となり、少しずつ満足いく仕上がりが得られるようになりました。
タミヤのプラモはよく出来ていますが、発売時期によって組み立て手順や精度に差があります。設計の古い今回のBMW Z3ロードスターは、難易度的には中くらいです。最も難しかったエンツォについては、到底満足な仕上がりではありません。機会を改めてもう一度作ってみたいものです。

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次回の製作予定は、ハセガワの1/24トヨタ2000GTとなっていますが、まだ全く手をつけていません。結構バリやパーティングラインが多く、塗装前の準備が必要そうです。
ボディパーツを並べてみると、小さい車であるZ3よりも更に小さいことに驚きます。フェラーリと比べるとスケールが異なるのではないかと思えるほどです。コンパクトな車だったのでしょうね。
幸い、2000GT前期型の状態のよい車は、トヨタ博物館に常設展示されているので、細部の組み立てに迷ったら取材に訪れようと思います。

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1/24の世界もにぎやかになってまいりました。
今回のZ3も、仕上がりに満足できたわけではありません。ボディの塗装はそれなりに出来ましたが、細部は不満いっぱいです。経験から学習していくわけです。出来合いのミニカーを買ってくるのも楽しいものですが、やはりプラモ作りは楽しくてやめられませんね。

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2009年2月 7日 (土)

タミヤ1/24BMW Z3ロードスターのボディ塗装研ぎ出し

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一昨日、デアゴスティーニの「週刊安土城をつくる」の創刊号に付属している1対の金鯱をフェラーリのボンネットアクセサリーにして遊ぶイメージをするネタの際に、「金鯱は真鍮の無垢で贅沢!」等と書きました。しかし、残念ながら真鍮無垢ではなく、亜鉛合金のダイキャストに金メッキでした。本日、取り付け部分を削り取っていて気がつきました。創刊号の大量生産のために、金型を使用した成型であることに気がついた時点で、塗装であることはわかるはずなのに、早とちりして勝手に感動していました。
屋根への取り付け部分は無くなってしまったので、もうこれで安土城築城の可能性は無くなってしまいました。

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邪魔な台座が無くなったので、改めて1/10エンツォ・フェラーリと1/24プラモに両面テープで貼り付けて遊びます。
フロントノーズに鎮座する金鯱アクセサリー、これはなかなか成金趣味で楽しいです。

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実際の大きさに換算すると約18cm。
ちょっと大きめですが、目立ちたがりの名古屋仕様としてはこのくらいの方が良いでしょう。模型完成後のお遊びが楽しみです。おめでたい車になりそうです。

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C62のデフレクターの上に鎮座させます。キンキラキンで色合いはぴったりです。
つばめ号に金鯱ではでたらめが過ぎますが、結構精悍です。
ひとしきり遊んだ後は、組み立て途中のプラモデルの製作作業に戻ります。

ゆるゆる製作中のタミヤのプラモデル、1/24BMW Z3ロードスターは、最も重要な工程であるボディ塗装の研ぎ出し作業に入りました。

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このモデルはブルーメタリック塗装と致しました。
クレオスのスプレー塗料のブルーメタリックを3回ほど吹いた後、同じくクレオスのスーパークリアーを繰り返し吹き付けてクリアの塗膜を形成していきます。100mlのブルーメタリックのスプレーも、170mlのスーパークリアーも、このボディに使用しているうちに空になってしまいました。
前回の360ロードスターの製作までは水性のトップコートを使用していたので厚い塗膜を作ることが出来なかったので、ラッカー塗料の硬い塗膜形成機能には感心するばかりです。

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クリアーを一缶使い切るくらいに吹き、最後の吹きつけから丸3日間ほど完全に乾燥させてから研ぎ出し作業です。
まずは凹凸部分、ゆず肌となっている部分を平滑にするために、耐水ペーパーがけからです。使いやすいように短冊状に切った耐水ペーパーを濡らしながら円を書くように軽く研いでいきます。1200番、1500番、2000番とだんだん番手を上げて作業します。

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大きな凹凸を平滑にしたら、コンパウンドでの磨き出しです。
タミヤのコンパウンドの荒目、細目、仕上げ用の順番で、40分も磨いているとだんだんツヤが出てきます。作業台の上の電気スタンドの灯りが反射するようになってきたら、作業は終了です。

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ラッカー系塗料の塗膜は厚くて硬く、面白いようにツヤが出ます。
今まで水性塗料で苦労していたのが無駄な作業に思えるほどです。トランク部分もピカピカです。写真ではよくわかりませんが、鏡のように顔が映ります。

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ボンネットの光っている部分は模様ではありません。電気スタンドの反射です。メタリックの金属粉の反射も相まって、結構満足いくボディ塗装となりました。

ボディの磨き出しが終わったら、窓枠やドアハンドルの墨入れを行い、ライトやウインドーパーツ等を取り付けて完成です。今日はもう作業時間がありませんが、明日には一気に完成まで持っていきたいものです。

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2009年2月 6日 (金)

ドコデモシアターP706iμは交換処理に

今日は工作休みにて、携帯電話を弄くっております。本来の用途ではなく、相変わらずドコデモシアター用の動画取り込みです。本来の電話用途にあまり使用せずに、動画プレーヤーとして遊んでばかりです。

年明け早々に機種交換したドコモP706iμは、相変わらず通勤電車を中心に動画を見てドコデモシアターを楽しんでいます。

しかし私のこのP706iμ、最初から画面内にゴミが入り込んでいるのです。
普通ならば取るに足らないごく小さなゴミですが、凝視していると、気になって仕方ありません。

P706i01

画面の緑丸の部分に、常に白い点があります。
これは画面表面のゴミやLEDのドット欠けでは無く、画面内部に入り込んでいるゴミです。画面を拭いても取れません。
普通に電話やメールをしている分にはそんなに気にならないのですが、動画を見ているときには非常に気になってしまいます。
PCのディスプレイのドット欠けの気持ち悪さと同様の状態です。機能的に問題ないながらも、電話と違う動画閲覧という用途での使用時に支障があります。

購入したドコモショップに相談に行こうと思っていたのですが、何かと面倒でズルズル1月近く経過してしまいました。

ドコモショップにてゴミ取りの方法を相談したところ、結局はメーカーにて交換処理とのことです。些細なことでクレームを付けてしまったようで申し訳ないですが、新品交換は素直にありがたくお受けすることにしました。
既に旧機種となってしまったP706iμなので店頭在庫は無く、他店からの転送にて入手。買ったばかりの携帯なのに、再び新品となって手元にやってきました。

P706i03

画面上のごく小さなゴミが無いだけで、動画を見るのが非常に快適になりました。早く相談すればよかった・・・。
交換前の携帯と全く同じ形式、カラーなのですが、外装の塗装やヒンジの強度等の品質がかなり高くなっています。この携帯の外装の材質はステンレスで、塗装処理されて表面にクリアが吹かれています。その表面の平滑度がグッとアップしているのです。製造ロットの違いでクオリティが大きく異なるのは事実のようです。

携帯に取り込む影像のフォーマットは様々な方法があって、あらゆることを試しましたが、使い勝手やサイズ、作業時間等総合的に考えると、現時点では最終的に「携帯動画変換君」で変換した.3gpファイルが便利に思います。

携帯動画変換君
http://mobilehackerz.jp/contents/3GPConv

詳しい方法については下記の1月8日の記事をご参照ください。

ドコモデドコデモ映画館! DVDをP706iμで見る

以下は、携帯動画変換君の使用時の補足です。

01

携帯動画変換君を使用するには、最初に変換する形式を設定します。
Setup.exeを実行します。

02

ファイルセレクターが起動して、たくさんの形式が選べるようになっています。私のP706iμの場合は「3GPPファイル、音声AAC形式一般設定」というものを使用しています。
選択したら「設定」ボタンをクリックします。

03

動画サイズやフレームレートを設定する画面になります。
最近の携帯電話はQVGA(320×240ドット)表示が普通なので、「QVGA高画質15fpsステレオ」を選択します。
フレームレートが15fpsというのは少々不満ですが(DVDは約30fps)、携帯電話で見るのには不足はありません。ファイルサイズが小さくなるので、効率は良いとおもいます。

04

出力先のディレクトリを「選択」ボタンで選択したら、上の「ここにファイルをドラッグ&ドロップ」の部分にドラッグドロップすれば、後は待っているだけです。処理時間は最初のファイルサイズとPCの性能次第です。ただ、ビデオエンコードのように一晩かかる、なんてことは無く、長時間の動画でも他ごとしている間に出来ています。

通勤電車の中で臆面も無くドコデモシアターを楽しむのにも慣れました。辺りを見渡すと、結構同様に楽しんでおられる方が多いことに気付きます。
動画プレーヤーとしての使い勝手はいまいちですが、わざわざ他の道具を持ち歩かなくて良いというメリットは大きいと思います。

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2009年2月 5日 (木)

フェラーリファンごめんなさい。金鯱エンブレムで悪ノリです。

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先週発売の、デアゴスティーニの「週刊安土城をつくる」の創刊号には、最上階の木製パーツとともに、天守閣の象徴的な構成物である金の鯱が1対、付属してきました。

カズキさん、honestさんから、北野武さん、所ジョージさんがフェラーリに跳ね馬がコマネチポーズを取ったコマネチエンブレムを取り付けることを計画しているとのテレビ番組があったとの情報を頂きました。対抗するわけではないのですが、この金鯱をフェラーリにつけては?との面白い提案に乗って、悪ふざけを試みました。

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ということで、金鯱をパッケージから取り出してみました。
高さ18mm。ダイキャスト製で、しっとりと重みがあります。台座を少し削ってみたら、表面のメッキだけでなく、中身も真鍮の無垢のようです。雌雄1対ありますが、両方とも同じ大きさです。実物のような違いはありません。
何とも贅沢なパーツです。この金鯱だけでも創刊号590円の価値がありそうです。毎週、1890円のC62のチマチマしたパーツの付属に慣れている身としては、驚愕の高級パーツに見えます。
大きさも適当で、お城を作らない私としては、これを使って何かをして遊びたくなるものです。下部の突起を削れば良さそうですが、やすりがけが必要なので、時間のあるときに実施しようと思います。

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1/90という大きな模型の金鯱なので、結構大きいものです。
後ろは現在研ぎ出し中のタミヤの1/24BMW Z3ロードスターです。1/24スケールに用いるにはいささか大きすぎる様子です。

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デアゴスティーニの1/10エンツォ・フェラーリは、まだボディの主要パーツが無いので、1/24のタミヤのプラモデルのエンツォ・フェラーリのルーフ(スイングドア)の左右に置いてみます。
金鯱の下部の突起を削っていないので不恰好ですが、両面テープで雰囲気はわかります。思いっきり悪趣味で、結構笑えます。大きすぎるとは思えません。このスケールならば、ルーフで決まりですね。

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今度はフロントです。
ロールスロイスやジャガーにはこの位置に伝統のボンネットマスコットが取り付けられていますので、そんな感じを思い浮かべます。でもやっぱり大きすぎますね。

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今度は台座を削って取り付けたいものですが、いくら模型とはいえ、これではマンガです。お正月のおめでたい昔の暴走族の飾りつけのようです。

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デアゴスティーニの1/10エンツォのドアを取り出して貼ってみます。ちょうど良さげな大きさです。
これは車の完成後にいたずらで取り付けるのが楽しみになってきました。

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創刊号付属の、フロントノーズの先端のパーツに貼ってみます。ちょっと大きいですが、そんなに違和感無い?ですね。
これも楽しみです。後ろのプラモデルと合わせて、完成後の戯れを想像してみたいと思います。

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あくまでこの金鯱は安土城のものなので、名古屋とは直接関係無いはずですが、金鯱を取り付けるとなんとなく名古屋仕様になってしまうのが笑えます。一時期名古屋におられた関口房朗さんが愛車のエンツォでやって下さらないでしょうか。

この模型をまじめに製作されている方には、今回のおふざけは本当に申し訳なく思います。どうかお許しください。でもどうしても今夜試したかったのです。

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2009年2月 4日 (水)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第22号

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第22号です。

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今週の冊子の特集は、1940年式のアウト-アビオ・ コストルツィオーニ815という車です。
舌を噛みそうな車名ですが、事実上のフェラーリ第1号車とのことです。歴史的価値が高く、非常に貴重な車でしょうが、日本での知名度は低そうです。2台作られた内の、たった1台だけが現存しているとの事です。

しかし本文を読むと、史上最高のドライバーと称されることも多い伝説のドライバー、アルベルト・アスカーリがグランプリレースで活躍する10年も前に、フェラーリの最初の車を操ってミッレ・ミリアを走ったと書かれています。非常に興味深いことです。

フェラーリがグランプリレースで、母なるアルファロメオを破って初優勝したのは、1951年のイギリスグランプリでのフロイラン・ゴンザレスの操るフェラーリ375です。同じくアルゼンチン人で、後に歴史に残る名ドライバーとなるアルファロメオのエース、ファン・マヌエル・ファンジオを破っての大金星でした。フェラーリのナンバーワンドライバーだったアルベルト・アスカーリは、このレースは序盤でリタイヤしていたものの、ドライバーの途中交代が認められていた時代なのに、交代を申し出るゴンザレスの申し入れを断って、後輩の輝かしい初優勝に花を添える美談を残しています。

そのシーズンはファンジオに次ぐ2位に終わったものの、翌52年は圧倒的な強さを見せて7戦中6戦で優勝し、文句無しのワールドチャンピオン。翌53年も連覇してフェラーリの第1次黄金期の立役者となりました。

しかし、その後はフェラーリを離れてランチャに移籍し、55年にモンツァでの非公式テスト走行時に事故死。アスカーリは伝説のドライバーとなってしまいました。

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その名ドライバーも、このアウト-アビオ・コストルツィオーニ815に乗っていた時は若く、自由奔放なドライビングで1500kmのレースの内の200km地点でリタイヤとなっていたとのこと。10年後に圧倒的な強さを誇ったアスカーリのルーツがこの流麗な美しいクーペだったということを知り、グランプリレースが今よりもずっと華やかだった時代に思いを馳せます。今週号では、若い頃のアスカーリの写真を見ることができました。晩年(とはいっても享年36歳ですが)の恰幅の良いアスカーリと違って、ハンサムな紳士に見えます。

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今週の部品は、右側リヤのタイヤハウス等です。
先週とほとんど同様の内容でスカスカに軽く、ちんまりとパッケージの中央部に収められています。

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部品の一覧です。
タイヤハウス(リヤ/右)、エアインテーク(右)、ビス2本(CCタイプ)2.3×5mm、ビス2本(Wタイプ)2.0×5mm、オイルクーラー(右)です。
基本的に、先週の左側のタイヤハウスのパーツとの左右対称形ですが、オイルクーラーのパーツは左側よりも大きくなっています。毎回のように付属してきた10本ビスは今回ありません。

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エアインテークの内部には、前回と同様に磁石が仕込まれています。金属製のボディパーツに作用させるということなのでしょう。相当強力な磁力です。時計など側に置かないようにしたいと思います。

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今回も作業がありました。
先週と同様、タイヤハウスにオイルクーラーをビス止めするという、非常に高度な技術が必要で、かつ複雑な作業のために、実に約1分もの時間を要します。Wビスは今回のものを使用せず、先週あまった1本を使用します。それをビスケースから探すのも大変な苦労が必要です。
・・・ほとんどすること無いので、くだらないことを言っているほかありません。

タイヤハウスあっても、それを取り付けるべき車体はありませんので、このまましばらく保管ということになります。

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先週の左側のパーツと比べて、オイルクーラーはずっと大きくなっています。
冷却効率やバランスを考えて、左右非対称になっているとのことです。

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今週の組立てガイドでは、このオイルクーラーの解説が書かれています。
「冷却水はオイルクーラーで冷やされ、ポンプの圧力によってパイプを通り、エンジンへ。エンジンを冷却水が通るとき、燃焼の際に発生する熱を冷ましていく。エンジンの熱で暖められた冷却水はパイプを通り、再びオイルクーラーで冷やされるという循環を繰り返しているのだ。」とあります。
・・・そりゃラジエターの解説ですね。エンツォ・フェラーリのラジエターはサイドではなくフロント部分に二つ取り付けられています。この記述は何かの勘違いいうことで受け流しておきます。ラジエターの解説の時に、どんなことが記されるのかが楽しみです。

もちろん、オイルにもエンジンを冷却する機能があります。高性能車には、そのオイルを冷やすためのオイルクーラーが取り付けられていて、作用自体は冷却水を冷やすラジエターと同様です。

予断ですが、大学生の時にガソリンスタンドでアルバイトしていた頃、所長にエンジンオイルの役割について実に明快な解説を受けたことがあります。オイルの機能は大まかに分けて以下の5つです。

1.(エンジンを)冷やす
2.磨耗を防ぐ
3.密閉する
4.錆を防ぐ
5.きれいにする

5つの機能の頭文字を取って「ひ・ま・み・さ・き」。
仕事が暇なときにコーヒーを飲みながら話してくれた談話、今でも良く覚えています。
当時はエンジンオイルやエレメントの交換、タイヤパンク修理、タイヤ交換・ホイールバランス調整、バルブ交換等の軽微な整備は結構任せてもらえました。車好きな学生には楽しい仕事です。暇さえあれば、仕事中でも自分の車やパイクをピカピカに磨き上げていました。また、お客さんから手洗い洗車を頼まれると、作業後にチップをもらっていたりして、大らかな良い時代でした。

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今回もエアインテークを取り付ける指示はありません。
でも、オイルクーラーのはめ込むだけなので、取り付けてみます。これだけ見ていても、車のどの部分のパーツなのかは一瞬ではわかりません。

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タイヤハウスの取り付けはしばらく先のことになるので、しばらくは大切に保管することになります。オイルクーラーを取り付けると元のパッケージに収まらないので、先週同様保護材にカッターで穴を開けました。カバーをしておかないと、カーボンパーツなどを傷つけそうです。

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以前組み立てた1/24タミヤのプラモデルのエンツォ・フェラーリのタイヤハウスとエアインテーク部分です。
ここは、リヤゲートを開けると丸見えになる部分です。タミヤのキットでは、タイヤハウスだけでなく、エアインテーク部分にもカーボンデカールを貼る指示があり、ヨレヨレになりながらも貼り付けましたが、どうやらエアインテークには必要なかった様子です。リヤゲートの裏側との接触部分のカーボンデカールがポロポロ剥がれてきて見苦しくなってしまいました。その点、デアゴスティーニのこのエンツォ・フェラーリはしっかりと密着して貼られているので安心と思われます。

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次回の23号の部品は、右側のリヤ・ディスクブレーキやデカールです。
まだ右側のリヤタイヤやホイールも来ていないのに、ディスクブレーキが先にやってくる様子です。また保管パーツが増えるわけです。作業自体も「パーツを確認しよう」でしょう。
デカールはフェラーリのエンブレム2種のようです。2つの水転写式のものはフロンとカウルのサイドに貼るものでしょうか。4つのシール式の四角いものはどこに貼るのかわかりません。丸くないからタイヤじゃないし、四角いエンブレムのフロントノーズには既に取り付けられていますし、来週のお楽しみといったところでしょう。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第21号

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第23号

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2009年2月 3日 (火)

「週刊蒸気機関車C62を作る」第73号

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デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」第73号です。

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今日は節分です。
職場に程近い大須観音では、節分祭のために朝から多くの参拝客が豆まきに訪れていて大変賑やかです。普段もそれなりに人通りの多い場所ですが、今日は通り抜けるのにも難渋します。枡入りの豆を買うと、羽織を羽織って節分祭用特設ステージから号令と共に豆まきができます。
ここでは鬼の面を寺宝としているので、伝統的に「鬼は外」という掛け声は禁句です。「福は内」とだけ3回繰り返して唱えています。子供の頃から、豆まきの「鬼は外」の時に家の外に豆をまいて、「福は内」の時は家の中に向かってまいていましたが、この大須観音の豆まきでは「福は内」と唱えながら外に向かって思いっきりまくので、最初は少し違和感があります。
時折雨がパラつくあいにくの空模様ながら、予測では15万人以上が境内に訪れるだろうとのことです。一日中、拡声器の「福は内!」という掛け声がこだましていました。

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さすがに仕事中に豆まきしているわけにもいきませんので、観音様の境内で一袋300円の福豆を購入し、帰宅してからササヤカに豆まきして福を呼ぶことにしました。
何かと昨年は幸も災いも多くありましたが、今年は福がたくさんやってくることを祈ります。明日から暦の上では春となります。このC62の完成時期は今年の秋。まだまだ様々なことがあることでしょう。今日は福豆をポリポリ食べながらの工作です。大豆を炒っているだけなのに、香ばしくておいしい。ビールが欲しくなりますが、工作が終わるまではガマンです。

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今回の部品は、テンダーの後妻とフロアパーツです。
左右揃った側壁と接続させることにより、巨大なテンダーの上部の箱部分が形成されていくことになります。このところ、美しい真鍮板のパーツが続いています。今回も重みのあるパッケージです。

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部品一覧です。
フロア前(真鍮)、フロア後(真鍮)、テンダー後妻(真鍮)、エッジ(真鍮)、なべ小ねじ(M2径/4mm)×14(うち2本は予備)です。
フロアパーツはともかく、テンダー後妻はねじ穴だらけです。予測はしていたのですが、やっぱりテンダーも表面はねじだらけになりそうです。平らな真鍮板が美しいので、今回の作業には手袋を使用しました。

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まずは大きさのために2分割されているテンダーフロアのパーツを側壁パーツと合わせて確認します。
ねじ穴はたくさん開いていますが、今回は片側3箇所ずつ固定するだけです。後の作業で取り外しの指示があるのかもしれません。

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まずはテンダー右側パーツとフロアをねじ止めします。
底に隠れてしまう部分なので、黒いねじ頭は気にしないで作業を行います。

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同じく、テンダー左側パーツも3箇所ねじ止めします。
左右のパーツが固定され、はやくも縦にも横にも大きいテンダーの存在感を感じられるようになります。

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テンダー後妻を固定します。
左右2箇所ずつのねじ止めです。シリーズガイドの試作品には、こんな目立つ部分にねじが無く、つるりとしていますが、製品版では作業性を高めるためか、ねじでのテンダー製作となっています。ちょっと見苦しいので、せめてもの改良としてねじ頭をゴールドに塗装した化粧ねじを使用しておきます。

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テンダー後妻の下部分の2箇所もフロアのねじ穴を通して固定します。これでガッチリと固定されました。

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テンダー後妻の上部にエッジのパーツを貼り付けます。
いつもの様に、嫌気性接着剤を竹串で塗りつけます。

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横一線のパーツなので、一気に貼り付けて今回の作業は終了です。

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全長30cm、それにしても巨大なテンダーです。
もう作業台の上に機関車と並べて置くことができません。予測は付いていたものの、あまりの大きさにびっくりします。

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仕方ないので、床に並べて撮影します。
横に並べると、C62の雰囲気が一気に出てきます。早く台車を付けてやりたいものです。しかしこんなに巨大では、レールを敷く展示台をどのようにして付属させるのか、今から心配です。そして完成後はどこに飾るのか、自分自身も考えておかなければなりません。

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しばらくは機関車とテンダーとを連結する必要は無いので、バラバラにして保管しておくことになります。

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先週も使用した写真かと思いますが、梅小路蒸気機関車館に保存されているC62-2号機のテンダー後妻です。デアゴスティーニのキットのようにねじ穴だらけではありません。ライトを含め、後付のパーツがたくさんあってゴチャゴチャしているものの、側壁と後妻の接続は鉄板の曲げと溶接なので、リベット頭が露出しているということはありません。
ねじ頭のプラス部分が目立つので、珊瑚模型の六角頭2×3ビスに交換しようかと思案中です。ランニング・ボード上のねじは全てこれに交換して良い雰囲気になっています。でも、あれは高価なんですよね。24本入りで1470円。目ぼしい部分を交換したら、あと3セットくらい必要になりそうです。

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デアゴスティーニのC62のキャブのディティールパーツがどれだけ付属してくるのかはまだ不明です。結構ゴチャゴチャと色んなものが取り付けられています。

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見れば見るほど、C62-2号機の実車のテンダーは、鉄板表面がボコボコです。北海道時代を再現される方は、テンダーの側壁パーツを叩いてボコボコにされるのでしょうか。レイアウトのウェザリングと同じで、「ころあい」が難しそうですね。私がやったら、ただのスクラップになってしまいそうです。おとなしくきれいな状態で組みたいと思います。
気になるのは、やはりテンダー後部の今回のねじ頭が目立つ部分です。実車のつるりとしたコーナー部の雰囲気が再現されていないのは残念です。

C622

テンダーの写真として、ついでとなりますが、先の作業で取り付けることになると思われる、テンダー後端の連結器部分です。
機関車前部の連結器と同様、最終盤になってからの配布と予想しています。

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次回、第74号の部品は、引き続きテンダーのパーツです。
テンダー前妻や石炭取り出し口等となります。いよいよテンダー上部の箱部分全体の外観が見えてくると思われます。75号以降はテンダーのフレームです。テンダーは大きい割に構成パーツ数が少ないので、どんどん形になっていきます。

前回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第72号

次回はこちら
「週刊蒸気機関車C62を作る」第74号

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2009年2月 2日 (月)

タミヤ1/24「BMW Z3ロードスター」キドニーグリルのコダワリ

タミヤの1/24プラモデルのBMW Z3ロードスターは、組立てパーツが少ないので作業時間の殆どは塗装の乾燥待ちとなっています。

Bmwz301

このプラモデルはエンジンフードが開閉しないので、エンジンの作りこみなど内部の作成がありません。物足りないものの、その分しっかりとボディを作りこむことになります。

Bmwz302

シャシ部分は殆ど完成です。
フロアパネルは実車同様の塗り分けとなります。まだ一部、ドライブシャフト周辺などを墨入れをする必要があります。ボディは現在、ボディカラーのクレオスのブルーメタリックの上に、クレオスのスーパークリアを2回ほど吹いて乾燥中です。1回吹くと、1~2は乾燥時間が必要です。乾燥前に研ぎ出ししてしまうと失敗してやり直しとなるので、しっかり乾燥させたいものです。

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BMWで、特に丁寧に作らないといけないのが、やっぱりフロントのキドニーグリル付近です。
BMWのプロペラのエンブレムは付属のデカールではなく、ラベルシートで横着しましたが、上からクリアを吹いてしまえばよい感じになりそうです。

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形式は異なりますが、我が家のBMWのフロントのエンブレム付近です。キドニーグリルの縦の桟は車によって異なりますが、概ね4気筒モデルは黒くなっています。6気筒の高性能モデルの一部はクロームメッキされています。

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今回は初期型Z31の1.9Lの設定としたので、内部を黒くして組立てる予定です。クロームメッキを剥がした上からエナメル塗料を塗りつけます。ムラが多いので、乾いてから更に仕上げが必要です。

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オープンカーなので、幌のパーツが付属しています。クリアパーツです。
しかし、オープン状態で組み立てると、幌のカバーを取り付けてしまうので幌は使用しません。そのためにマスキングゾルの実験を行うことにしました。失敗しても使用せずに処分するだけなので思い切ったことが出来るわけです。

幌の窓の部分には塗料が付かないようにマスキングします。テープを使用するのとどちらが良いかを見極めたいものです。クリアパーツの塗装はいつも苦労します。
マスキングゾルは粘度が高くて塗り辛く、ペタペタと盛り付ける感じになります。水性なので、通常の筆を使用しても水で濯げます。今回は練習なので雑に塗ってしまいましたが、丁寧にマスキングするためには、マスキングゾルを塗るためにマスキングテープを貼るという訳のわからないことになりそうです。

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スプレーを吹くときに、裏側に塗料が付着してしまったら台無しなので、裏側は通常のマスキングテープを貼ります。

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1時間ほど乾燥させるとマスキングゾルは固まります。
幌のカラーとしてマットブラックを吹きます。
果たしてうまくマスキングされているのか心配です。通常、マスキングテープを剥がす際には塗料が生乾きの状態で行います。しかしマスキングゾルはテープの際よりも時間が必要と思われます。1時間程度は置いておいたほうが良いかもしれません。

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結局、塗料の乾燥待ち時間に飲んでしまって作業が進みません。昨日開栓したとっておきの日本酒、「大吟醸徳川家康」はスルスルと飲めてしまうので、今夜も酔っ払いです。手元が狂ってしまいそうです。

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ひとしきり飲んでからマスキングゾルを丁寧に剥がすと、ゾルの塗り方が雑だったためか境目がギザギザしています。しかし十分にマスキング効果があることがわかります。このくらいならば、後でコンパウンドで丁寧に仕上げられます。
マスキングテープと使い分けていけば、有効なツールのようです。

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本来、1.9L直列4気筒のエンジンが納まる部分は、下半分しかエンジンがありません。
隠れてしまうので、私の塗装も雑なものです。

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2009年2月 1日 (日)

デアゴスティーニの新シリーズ「安土城をつくる」創刊号は豪華絢爛

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創刊号特別価格590円につられて買ってしまいました。
デアゴスティーニのパーツ付きクラフトマガジン「週刊 安土城をつくる」の創刊号です。

デアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」
http://www.de-club.net/azc/

現在、デアゴスティーニのクラフトマガジンは、「週刊 蒸気機関車C62をつくる」(全100号予定、現在72号)と、「週刊 フェラーリ・グランツーリズモ」(全65号予定、現在21号)の二つを購読しており、更にコレクションのシリーズとして妻のために「隔週刊ピーターラビットコレクション」(全60号予定、現在42号)も続けています。
これ以上、購入しても製作する場所も保管する場所も無いので、2号以降を購入する予定はありません。

しかし、1月20日放送のTBSの「オビラジR」で、「デアゴスティーニに魅了された男」として紹介を受けた以上、チェックはせねばなりません。付属のDVDの内容が結構良いとの評判を聞いていたので、お得価格の創刊号を手に取ったしだいです。内容検分した結果から言って、このシリーズの創刊号は豪華絢爛で、DVDだけでも買った価値があるといえます。

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内容は、いつものデアゴスティーニのシリーズの創刊号と同じようなスタイルです。
全14ページのペラペラの本冊子と、見開きページが付いた全20ページのシリーズガイド、創刊号用の魅力的な部分のパーツ、そして模型解説DVDです。

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全110号予定のこのシリーズでは、1/90スケールの巨大な安土城の天守閣を作成します。完成までには2年以上を要します。
高さ53cm、横幅58cmの巨大な模型で、置き場所に困ること間違いありませんが、迫力はあることでしょう。室内まで作りこむことが特徴で、完成後もパカッと縦に開いて内部を観察することが出来るようです。

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創刊号のパーツは、いつもながら豪華な構成です。
まずは最上階の6階部分からの組み立てです。多くのパーツは木製で、今回はてっぺんに取り付ける金鯱や、破風屋根の装飾のためのエッチングパーツが付属しています。また、ご丁寧に少量ながら木工用ボンドや紙やすり(240番)も入っています。590円の価格では考えられない構成ですが、これから号が進むにつれ付属パーツがどんどんショボくなっていって帳尻を合わせていくことでしょう。

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今回のシリーズの特徴として、大方のパーツが木製であること、そして自身で塗装することがあげられます。難易度は少し高めと思われます。
パーツを削ったりすることもあるようで、ほとんど難しい工作の無いフェラーリよりはずっと難しそうです。塗装用具としてクレオスのラッカー塗料が紹介されています。でも、漆塗り部分を光沢黒のスプレーで上手に表現できるかどうかは不明です。工作する人の工夫が生きるともいえます。

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最初は最上階の6階部分の屋根の骨組みからの製作です。
付属のDVDを見ると、梁部分も本物の城の建築のように組み合わせて製作するようです。但し、屋根瓦は樹脂パーツ製。しかも自身で斜め断面にカットする指示なので、失敗する人が多そうです。屋根瓦の質感もいまいちで、ここは塗装必至でしょう。C62のように非常に苦労するシリーズであることが、創刊号を見るだけでも予想できます。ひょっとしてC62以上に時間と改良を要するかもしれません。何れにせよ今回は手を出せません。

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デアゴスティーニのクラフトマガジンには毎度付属する模型解説DVDが付属しています。今回のDVDは珠玉の内容であると思います。

試作品をさまざまな角度から紹介して模型の魅力を紹介したり、序盤の6階部分の組み立て解説があったりするのは他のシリーズと同様です。それに加えて「安土城の時代」という、安土城の歴史や城の構造について、安土城跡の映像を織り交ぜながら解説しているコンテンツは、激動の戦国時代を駆け抜けた織田信長の生涯を復習する上でも、非常に興味深い内容です。繰り返し見たくなる一枚です。

空前絶後の豪華な安土城の模型の創刊号は、やはり豪華絢爛でした。
購読しないのでパーツは無駄になってしまいますが、1/90金鯱だけは飾っておいても良いかもしれません。

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この創刊号のDVDを見ながら飲むのが、私の地元岡崎の丸石醸造の純米大吟醸「徳川家康」、正月に妻の実家に行った時に、義父から頂いて大切に取っておいたお酒です。
信長の安土城を見ながら、ライバルの家康のお酒を飲むとは節操無いことこの上ありませんが、とにかく素晴らしいお酒を飲むときには理由は無いのですよね・・・。厳選した山田錦を40%にまで精米して作った究極の大吟醸、水のようにするすると飲めてしまうので、要注意です。

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ちなみにこの純米大吟醸の「徳川家康」、家康の誕生日の12月26日に桐箱入りで出荷される特別版があります。こちらも頂きましたが、私の実家の方に持って行きました。ちなみに味は私が判断する限りは両方とも同じです。

戦国時代に思いを馳せながら、温めた部屋の中で最高の冷酒を飲んで冬の夜は暮れていきます。暦の上では春はもうすぐです。

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