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2009年3月18日 (水)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第28号

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第28号です。

今回はいつものエンツォが描かれたパッケージではなく、段ボール箱と冊子をバラバラで渡されました。持ち運びに便利な持ち手まで付いていて、電車で持ち帰る私にはありがたい心配りです。
最近は大きなキャリーケースを持って通勤電車に乗る方も多いので、このくらいの大きさの箱で周りに迷惑をかけていなかった・・・と思います。

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段ボール箱の大きさは、横515mm×縦296mm、奥行き116mm。ちょっと長めのアタッシュケース位の大きさがあります。書店のカウンターにいくつも予約分が並べられており、手際良く冊子と組み合わせて販売していました。
箱には「読者サービス品(フレーム)在中」と記載されており、今回のパーツがサービス品扱いで配送されてきたことがわかります。流通段階で混乱しそうなので、間違いなく書店に冊子と組で届けるための措置でしょう。

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今週の冊子の特集は、1984年式の288GTOです。

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グループBのホモロゲーションに沿って作られた限定版のフェラーリです。その後のF40の原型となっており、大変人気のあるモデルです。実車はプレミアムが付いて非常に高価で取引されていますし、ミニカーやプラモデルもたくさん販売されています。

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私の部屋にも一台ミニカーがありました。
多分、ローソンのキャンペーン品だと思います。308GTBを基にしているのですが、より力強いフォルムには惹かれます。

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さて、組立てガイドはいずこ、と思ったら、冊子の真ん中に綴じられていました。ミシン目が入っているので、自分で切り離して欲しいとのことです。

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今週の部品は、お待ちかねのメインフレームです。
長めのアタッシュケースのような大きなパッケージは伊達ではありません。ほとんど箱いっぱいにフレームパーツが入っています。とにかく大きさに圧倒されます。1/10エンツォ・フェラーリということで、数値としての大きさは理解しているものの、C62の時と同様、3次元空間に存在した時の印象は、数値を超えたものがあるものです。

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早速、梱包を解いてフレームを取り出します。

部品の一覧です。
メインフレーム、ビス10本(Wタイプ)2.0×5mmです。

文章にすると僅か2種類のパーツですが、このシリーズ最大のヤマ場となるべきパーツです。樹脂製ではないかという一抹の不安を抱いていましたが、しっかり金属ダイキャストでした。巨大な1/24のC62と比べてもこの大きさです。

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但し、残念ながら今回の組立て指示はありません。今回の組立てガイドの記載は、「メインフレームを確認しよう」です。でも、今までの「確認しよう」とは異なり、確認しがいのあるパーツです。
早速、エンジンやコクピットのパーツを取り付けると思っていただけに拍子抜けです。場合によっては同時に工作しているC62を後回しにしようかと思いましたが、こちらは確認作業だったのでいつもの順番通りとなりました。

まず、実車と同様にメインフレームをワンピースのパーツで届けるというデアゴスティーニさんの心意気は賞賛に値します。決して格好だけのヘナヘナではなく高い剛性を持ったフレームであり、コストは相当に高いと思われます。
もちろん私には内実はわかりませんが、定価の1780円よりは高いことは間違い無いでしょう。金型を利用したダイキャストなので、多量に生産すれば一つあたりのコストは低くなるのですが、仕上げは一つずつ行うわけなので、これまでのパーツとは次元の異なる価格になるはずです。28号を2980円とかの特別価格としなかったのもエライ!
このフレームのために我々は、これまでのショボショボパーツに耐えて来たのです。

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フレーム自体はワンピースの成型ですが、細部を見るとあらかじめ構成物がいくつか取り付けられていることがわかります。ポップアップ式ドアのジョイント部分も最初から付けられています。

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リヤカウルのヒンジ部分やエンジンマウントのパーツなど、剛性が必要で、かつ取り付け位置が微妙なパーツはユーザー側で取り付けると難しいとの判断なのかも知れません。

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塗装も手を抜かれていないことは好ましく思います。ひょっとして手作業かもしれません。

プラモデルでも、あまり外部から見えない部分をしっかり塗ることが、出来上がりの完成度に反映することは経験しているので、そういうところを解ってくれている気がします。

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タミヤの1/24プラモデルのエンツォ・フェラーリは、今回のメインフレームの内側にすっぽりと入ってしまいました。何とも巨大です。
ちなみに、タミヤのプラモデルも実車のフレーム構造をちゃんと再現しています。もっとも、こちらは丁寧に扱わねばポキッといきそうではあります。

とにかく、今回のフレームは予測以上の迫力でした。パーツとしての出来はこれから組み付けを行っていかなければわかりませんが、まずは大満足です。

このフレームを見ていると、デアゴスティーニさんには、是非ランボルギーニ・カウンタックの1/10模型を作って欲しいと思ってしまいます。カウンタックの芸術品の様なバードゲージ型マルチチューブラー・スペースフレームをこのスケールで再現してくれたら、フレームだけでもパーツ販売で余計に購入して、壁に架けたりして飾っておきたくなるというものです。ボローニャのランボルギーニ博物館の様にです。
フェラーリF460スパイダーの1/10モデルがエンツォの後継として本国イタリアで発売されているようです。でも、ちょっと古いですが、日本ではカウンタックの方が売れると思うのですが、どうでしょうか。やるのなら、シンプルな初期型のLP400で宜しくお願いしたいものです。
ただ、今回のエンツォのメインフレームとは比較にならないコストが掛かることは間違いないので、割に合わないでしょう。1/24プラモでも、エンツォはフレームを再現していても、カウンタックのフレームはありません。

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次回の29号の部品は、フロントダンパー用ロッドです。
今回のメインフレームにどんどんパーツが取り付けられていくことを願う次第です。まずは前輪周りとなるようです。チマチマバラバラ溜まっていったパーツも、徐々に取り付けが行われることでしょう。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第27号

次回はこちら
週刊フェラーリ・グランツーリズモのメインフレームに既存パーツ仮組み

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コメント

こんばんは~
いやぁ~今回のパーツは、ホント驚きましたよ~
別梱包とは分かっていたもののこれだけデカいとは思っていませんでしたからね。
何時もはリュックを背負って取りに行くのですが、別梱包ということでかなり大きなモノになるだろうと大きめのビニール袋も用意して出向きましたが、とても入りません~でも取っ手が付いていたので安心しました。(笑)
組み立ては、まだだったので少し残念です。来週までは、海水魚の水槽を眺めて待つことにします。

投稿: ポップン | 2009年3月18日 (水) 21時19分

100歳の親亀の骨格がやさしく、24歳の子供を包み込んでいる姿、エイリアンのようでもあり、人間のようでもあり、いいです。

投稿: honest | 2009年3月18日 (水) 21時45分

>ポップンさん、こんばんは。

28号のでかさはびっくりでしたね。取っ手が無ければ持ち帰りに困るところでした。

すぐにでも取り付けられそうなパーツはたくさんあるのですが、今回はパーツ確認のみ、というのは手順がしっかりしているのだと思うことにします。C62のように組んではバラし、を繰り返すことが無いのは助かります。


>honestさん、こんばんは。

親亀の中に、しっかりと小亀が入ってしまったのは驚きです。今あるパーツだけでも仮組みして、親亀の上に小亀実験をしてみたいものです。

投稿: YUJI | 2009年3月18日 (水) 21時59分

> 今回はいつものエンツォが描かれたパッケージではなく
いつものパッケージだと裸で持ち歩くのはちょっと恥ずかしいですね。クリスマスの時期だと子供へのプレゼントだと思ってもらえますが。

今回のパーツは私が今までやったディアゴの中で最高のものです。
ラジコンの時、プロポーショナル送信機がありますが確か読者プレゼントだったような気がします。
今回の読者プレゼントはプラスチックのディスプレイ台ですが間違いなくこちらの方が価値があると思います。
配布時期の関係やあくまでも部品である事などで読者プレゼントにはできなかったので思います。
何しろこれがないと後の組み立てができなくなってしまいます。

贅沢を言っちゃいけませんがこのメインフレーム5個くらいのパーツに分けても良かったのではと思います。
そうすればこの組み立てだけでも1ヶ月位は楽しめたのではと思います。

どうもハーレーやこのフェラーリーは他のものとコンセプトが違うような気がします。
模型の組み立てを楽しむというより、質の高い模型を提供してコレクションとして楽しんでもらいたい。

組み立てが難しいと文句を言い、簡単だとこれまた文句を言い、ユーザーはわがままなものですね。

投稿: カズキ | 2009年3月19日 (木) 11時46分

カズキさん、こんにちは。

いつものパッケージの調子でこの大きさだったら、帰り道は恥ずかしかったことでしょう。無機質な段ボール箱で助かりました。

今回のフレームのクオリティにはびっくりです。おっしゃる通り、シリーズ中盤での読者プレゼントの意味も込められていると考えれば納得できました。

でも、このフレームだけパーツで買われたらデアゴ大損ですね!でも要らないか・・・。

メインフレームは、きっとこのモデルの設計者はワンピースに拘って妥協を許さなかったのでは、と予測しています。重量のある金属モデルを、実車と同様にフレームに応力をかけて支える構造にする場合、継ぎ目があるとガタガタになってしまうでしょう。かといって、ユーザーに溶接を求めるわけにもいきません。このところ、そしてこの先もしばらくパーツがショボいのはガマンしなければならないのでしょうね。

C62の台枠やボイラーもワンピースで出してくれたら、どんなに良かったか、と思わざるを得ません。

投稿: YUJI | 2009年3月19日 (木) 13時12分

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