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2009年7月 2日 (木)

歴史でめぐる鉄道全路線 2号

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朝日新聞出版の「歴史でめぐる鉄道全路線」の第2号が書店の店頭に山積みになっていたので買ってきました。創刊号と並んで、目立つ場所に積まれています。全50号で、2号以降は590円です。
表紙は主要パーツを新製して再生となった凛々しい58654型蒸気機関車です。

歴史でめぐる鉄道全路線
http://publications.asahi.com/tetsudo/

先々週の東京出張時に、工作できない無聊を紛らわすために創刊号を購入してから2週間、継続購読する気は無く、好きな号だけつまみ食いする予定ではありますが、今回は付録欲しさのための購入です。

2号の特集は、南九州の肥薩線・吉都線・三角線です。
その他、既に廃線になっている山野線・宮之城線・湯前線についての記事があります。湯前線は、今も第三セクターの「くま川鉄道」として健在です。

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今回の特集路線での車窓のハイライトは、肥薩線の大畑の大ループとスイッチバックです。
私もこの雄大な車窓のために2回訪れています。その都度感動します。ついでに吉都線やくま川鉄道も乗車していますが、三角線は未乗です。本誌を見ると、風情のある港町の光景が印象的なので、いつか訪れたいものだと思います。

この大畑のループ線部分は、日本3大車窓のひとつとも言われ、本誌にも書かれています。あとの二つは篠ノ井線の姨捨付近と北海道の根室本線、落合・新得間の狩勝峠です。しかし、狩勝峠は1966年の新線開通により廃止となっていて、現在は自動車でしか往時の絶景を眺めることはできません。

狩勝峠は既に鉄道路線が無いので、そろそろ「3大」の内の一つを入れ替えても良いかと考えます。
大畑ループと姨捨の大パノラマの絶景が3大車窓に値するということに異論はありません。もう一つはどこが良いかと言うと、迷います。候補がたくさんありそうです。

次号の特集にある小海線も素晴らしいですが、「2大」が山岳路線であるので、島国日本の外周を彩る海辺の絶景でも良いでしょうね。
個人的には、山陰線の餘部橋梁を推しますが、ここもまもなく架け替えられて、大きく景色がかわってしまうのが懸念材料です。

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今回の目的の付録は、鉄道路線地図の西日本編です。
創刊号には東日本編が付属していたので、これで全国分が揃ったわけです。全駅一覧もあるので、資料として役立ちそうです。

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但し、今はgoogle mapなど電子的な地図も発達したので、昔ほど地図のありがたみが無いのが残念です。
それでもやっぱり地図の路線図を指で辿っての妄想旅行はやめられません。

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創刊号と2号の裏表紙には、Nゲージ完成レイアウトの販売広告があり、ちょっとした楽しみとなっています。
いずれも昭和の時代を再現したミニレイアウトです。どちらも、新聞広告や他の雑誌で見たことがあります。

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創刊号の方の「懐かしの昭和~ふるさと駅前横町~」は、トランク入りで持ち歩けると言うのが特徴です。木製のトランクを開けるとジオラマが出てくるという仕組みには夢があります。ストラクチャーはトミーテックの「街コレ」が中心ですが、狭い場所への配置バランスが絶妙です。価格は、一括価格で税込み29万9250円。

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2号の方の「昭和ふるさと鉄道~思い出町・はじめての通学路~」の方は、オーソドックスな木製台座に固定されたレイアウトで、ポイント一つと引込み線があります。
グリーンマックスの組立てストラクチャーが中心なので、建物自体は手が掛かっていると思います。沿線の学校を中心としたレイアウトですが、トンネル山の上に神社を配置するなど上下の変化にも富んでいます。
アクリルケース付き展示台を含んで、24万8400円。高いか安いか、私は評価できません。鉄道模型の裾野が拡がって来たことを嬉しく思います。もし、私がこの値段で売るから作ってくれ、と言われたらお断りすると思うので、実はリーズナブルかもしれません。プロは合理的に情景を製作されるのでしょう。

私は、完成を目指してレイアウトを作るのに、完成したら飽きちゃってほとんど運転もしていない状況です。一番楽しい製作時間の無いレイアウトは味気ないものです。しかし、長く運転を楽しまれる方もおられますので、製作時間よりもそちらを重視する方向けだと予測します。

このシリーズ、3号までは隔週刊なので、次回は7月14日発刊となります。特集は、飯田線、身延線、小海線です。中部山岳地帯の魅力的なローカル線3線。しかも、どれも私にとっては馴染み深い路線です。うーん、つまみ食いするといいながら、また買ってしまいそうです。

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コメント

明日購入しようと思っています。 偶然が重なって、どうも三角線スイッチが入っていたみたいで、小さな写真のせいにして、トンネルと鉄橋間違っていたようです。 経験した路線を選んで楽しみたいと思います。

投稿: honest | 2009年7月 2日 (木) 21時43分

 PS 旧湯前線も経験されたのですね。昨年湯前町の近くの一房キャンプ場での集まりがあったのですが、みんな自動車でしたが、私は、大分・・人吉の九州横断急行・・くまがわ鉄道を選びました。
地元にいても努力しないと経験できません。 さすがに帰りは自動車に便乗しました。 熊本の話題ですみません。

投稿: honest | 2009年7月 2日 (木) 22時01分

honestさん、こんばんは。

三角線、昔はグリーン車付きの急行列車も乗り入れていたのですね。びっくりです。是非乗ってみたいものです。

湯前線は国鉄時代にはチャンスが無く、第三セクターのくま川鉄道になってから乗りました。通学路線として、沿線の高校生でいっぱいでした。変化に富む肥薩線とは対照的な、のどかな田園風景で、とろとろまどろんでいた様に思います。

ああ、コメント書いていて人吉の鮎寿司食べたくなってきました。今がシーズンですよね。九州は特色豊かな駅弁が多くて楽しいと思います。

投稿: YUJI | 2009年7月 2日 (木) 22時25分

第2号求めました。 山の高さだけで、他になんの情報もない、付録の地図のおかげで、いろいろ勉強になりました。 駅名がついた路線すべて日本列島の海岸線と河川のかたちですね。 100年がんばってSLを通せる所をトンネル、鉄橋、アプト、リアス、とがんっばてきたのですね。 宮崎県知事、ひとごとと思っていましたが、この地図を見るとやっぱり九州脊梁がへだてる遠いくにの出来事ですね。
 YUJIさんのおかげで、嫌いだった地理楽しめました。

投稿: honest | 2009年7月 3日 (金) 18時44分

honestさん、こんばんは。

honestさんの地元路線、誌上で存分に楽しませていただきました。三角線はやっぱり乗っておきたいものだと思っています。
最近の路線はすぐにトンネルですが、昔は海岸に沿い、山では川に沿い、忠実に等高線をなぞって線路を敷いたのですね。

投稿: YUJI | 2009年7月 3日 (金) 20時55分

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