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2009年7月12日 (日)

ペンタックス「Optio P70」電子式手ぶれ補正の威力がスゴいゾ!

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先週、コンパクトデジカメを購入しました。ペンタックスのOptio P70という機種です。

このところ、新しい手頃なコンパクトデジカメを探しており、色々と検討した結果、非常にマイナーなこのカメラを買ったわけです。どうもフィルムカメラ時代から、コンパクトカメラはペンタックスを選ぶことが多いようです。

普段、ブログの掲載画像やお出かけ時の写真撮影に使用しているのは、ニコンのデジタル一眼レフのD90です。一眼レフはシャッターチャンスに強く、厳しい条件でもきちんと撮影できます。しかし、重量級のAF-S VR18-200mmレンズをつけていることもあって大きくて重いのが難点です。普段から一眼レフを持ち歩くほど私は力持ちでもカメラいのちでもありません。

かといって携帯電話のカメラではキレイに撮れないので、コンパクトデジカメが必要になります。今までは長い間、ペンタックスのOptio Sというカメラを使用していましたが、液晶画面や最高感度など、そろそろ時代に合わなくなってきました。

カメラを購入するに当っての条件は以下の4つです。

1.価格は2万円程度。高級機は要らない。
2.ズームレンズは広角側が28mm(35mm換算時)程度から始まること。
3.コンパクトで100g程度と軽量なこと。
4.手ぶれ補正機能が付いていること。

メーカーによって若干のスペックの違いはあるでしょうが、今のコンデジなんて、写り自体はどれも無難なものばかりと思うので、店頭で実際に触ってみて、操作性や大きさ、重さの実感を確認しました。

その上で、候補に上げたのは以下のカメラです。

・パナソニック LUMIX DMC-FX40 25mm~125mm 128 g 光学式手ぶれ補正
・カシオ EXILIM ZOOM EX-Z400 28mm~112mm 131g CCDシフト式手ぶれ補正
・キヤノン IXY DIGITAL 510 IS 28mm~112mm 145 g 光学式手ぶれ補正
・ペンタックス Optio P70 27.5mm ~110mm 110g 電子式手ぶれ補正

この内、最後まで迷ったのがEXILIMとOptioだったのですが、結局は一番小さなOptioになりました。EXILIMは撮影枚数約400枚と、他機種より電池が倍以上持つという優位性がありますが、実際に両機を手に取ると、大きさ・重さの差が歴然としています。
今まで使用していた機種と操作性がほとんど同じということも扱いやすさを感じます。ただ、4台の候補機の中では一番マイナーな不人気モデルです。

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付属品はこの写真の通りです。
カメラをテレビのビデオ端子に繋げて映せるケーブルも付属しています。バッテリーは非常に小さいので、電池の持ちが悪いことが予測されます。充電器はコンパクトで、海外旅行でも使用できる100~240V仕様です。組み立てはベトナム工場製ですが、設計は日本なので問題ありません。

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いろいろと欠点はあるでしょうが、小ささはピカイチです。
携帯電話を持ち歩くくらいの感覚で、気軽に連れ出せるデジカメです。

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これまで使用してきたOptio Sとの比較です。
左側のOptio Sは2003年の春に購入したもので、重さ98gというのは当時の300万画素級デジカメとしては最小、最軽量でした。使い込んでいて、レンズ表記も削れて見えなくなっていますが、非常に頑丈で故障知らずです。このカメラ以降にコンデジを複数購入しましたが、結局使い勝手が悪かったり、壊れたりしていて、Optioに回帰しています。
今回のOptio P70の方が並べると少し大きく見えますが、手に取るとほとんど同じ大きさ、重さに感じます。メニューや操作が両機ともほとんど同じなのは助かります。同じメーカーのカメラの強みです。

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大きく異なるのが背面です。
液晶ディスプレイのサイズと品質が全く異なります。以前の機種は液晶の精度が悪いので光学ファインダーを搭載していましたが、それも必要なくなって省略されています。非常に明るい晴天下でもしっかりと視認できる明るく鮮明な液晶画面です。

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薄さ16.5mmとスリムです。ワイシャツの胸ポケットに入れても気にならない程だと思います。
ボディ表面のマット塗装はカメラを持つ手が滑りやすく、ハンドストラップを取り付けた方が良さそうです。

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Optio S用のケースもそのまま使用できます。
まあ、ケースなんて邪魔なのでその内使わなくなりますが、最初の内は大切に扱います。

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Optio P70と同じ画素数の1200万画素の愛用一眼レフ、ニコンD90との大きさ比較です。重量は10倍以上異なりますので、比較になりません。
この写真を撮るために、久しぶりに以前使用していた一眼レフのD70を使用しましたが、ファインダーと液晶画面が貧弱すぎて我慢なりません。快適になった部分はすぐに慣れて当たり前になってしまうのでしょう。きっと、今回のOptioの調子が良ければ、以前の機種は全く使用しなくなると思います。

Optio P70を使い始めて感心したのは、搭載されている電子式手ぶれ補正が凄まじく効くことです。
デジカメの手ぶれ補正としては、私もニコンの一眼レフ用のVRレンズの光学式手ぶれ補正でその有効性は理解していますし、コンパクトデジカメでも仕事で使用しているキヤノンIXY DIGITAL 25 ISや実家のLUMIX、その他多くのカメラで光学式手ぶれ補正やCCDシフト式の手ぶれ補正を経験しています。
一般的に、電子式手ぶれ補正は光学式に比べて効果が劣るとの印象があります。しかし技術の進歩はたゆまなく進んでおり、前時代の知識での評価は危険です。事実、このOptioの電子式手ぶれ補正の効果は別格といえます。高度な光学式手ぶれ補正機能を搭載しているニコンデジタル一眼レフ用のVRレンズよりも手ぶれに強いとは恐れ入りました。

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カメラが手ぶれを感知したら、撮影後に補正作業を行うという方式なので、手ぶれすると次の写真を撮れるようになるまで2~3秒待たされます。しかし、その補正の効き具合が半端ではありません。構えにくいコンデジは良くぶれるのが欠点です。しかし相当の手ぶれも後で修正してくれます。これならば失敗写真が劇的に減ることは間違いありません。
上の写真は、先週の出張時に撮影した朝の新幹線車内光景ですが、270km/h走行時で雨天のスローシャッターでもコーヒーカップの文字がぶれません。今までのカメラならば、絶対に手ぶれしている条件下です。ペンタックスさん、HOYAに買収されて地味な存在ですが、昔からなかなか良いカメラを作っていると思います。

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高感度にも強い。今までのOptio Sの最高ISO感度200という低感度と比較するのは酷です。おかげで、低速シャッターでもぶれない技術を身につけようと努力したわけですが・・・。
博物館の屋内でのISO1600での撮影でも何とか鑑賞に堪えます。最高感度は何とISO6400。フィルムカメラ時代には夢のような感度です。これなら暗い屋内のノーフラッシュ撮影でも手ぶれ知らずです。
国立科学博物館のフタバスズキリュウ、写真だと明るく見えますが、屋内展示にて相当暗い場所です。フラッシュ焚いても光が届かないし、今までならば一眼レフが無ければ諦めていたシチュエーションでも臆することなく撮影できます。

難点は予想通り、電池の持ちが悪いことです。
カタログスペックでは撮影可能枚数は200枚となっていますが、そんなの嘘っぱち。ストロボを使用しなくても40~50枚撮ると電池の目盛が減ってきます。到底100枚は撮れそうにありません。手ぶれ補正をかける数にもよるようです。リチウムイオン電池は、新品時には5~6回充放電しないと本来の力を発揮しないので早計はできませんが、今後、動画機能も活用したいと思っているので、お出かけの際にたくさん撮影したいときには予備電池が必須です。

但し予備電池、メーカー純正品は5000円と高価なので、互換電池を安く購入しようと考えています。

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コメント

広島市内に住んで21年になります。
私もフェラーリを作っており、参考にさせてもらっております。
元国鉄マンで、最初の勤務地が山口線の津和野機関庫で約2年間D51やC60などの整備を担当しておりましたので、あなたの記事を拝見し、蒸気機関車を作りそこなったことが今更ながら悔しくてなりません。せめてもと、あなたの作成記録を読ませていただき、ファイルさせてもらい自分が作っているような錯覚を一人楽しんでおります。
さて、今回の記事で、デジカメを購入することにしました。早速本日ヤマダ電器に電話で製品をキープし明日受け取りに行くことにしました。
お聞きしたいのは、メモリーカードをベット購入しないといけないと思いますが推奨品を教えていただければと…
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 田川 恒夫 | 2009年7月22日 (水) 19時35分

田川 恒夫さん、コメント有難うございます。
いつもご覧頂き、感謝しています。今後もよろしくお願い申し上げます。

デジカメのメモリーカードは、私の購入したのと同じOptio P70の場合は、「SDカード」あるいは「SDHCカード」という種類のものならば、大抵は使用できます。

ヤマダ電機さんでお買いになる場合、きっと一緒にメモリーカードも勧められます。店員さんが選んでくれるカードならばまず使用できるでしょうが、私の勝手なお勧めとしては、Optioのようなコンパクトデジカメならば、「SDカード」の2GB容量のものとなります。

デジカメ一眼レフならば、もっと容量の大きなSDHCカードの8GBあたりをお勧めするのですが、コンパクトデジカメは電池がもたないのであまり大きくても管理が困難です。
SDカードの1GBや2GBのものを2~3枚もっておいたほうが便利だと思っています。同時に、カードリーダーもお買い求めください。これも安いもので十分です。

SDカードのメーカーは、私は安いものを購入しているので、トランセンドとかA-DATA等という会社のものです。

投稿: YUJI | 2009年7月22日 (水) 20時36分

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