だんだんフェラーリらしくなってきたゾ!
デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の話題です。
今日は大した工作をしたわけではありません。小ネタです。
全体の3分の2まで進んできたこのシリーズ、最近になって以前に配布して保管指示となっていたパーツを取り付けていくことが多いので、にわかに忙しくなってきました。
スカスカの骨組みであったメインフレームにもコクピットやサスペンション、エンジンなどが取り付けられ、車の内部構造が明らかになってきました。
手に取っても重量感があります。
持ち上げたり、ひっくり返したりして眺めているのですが、何だかエンジン部分からカラカラと音がします。エキゾースト・マニホールドがエンジンブロックから外れがちなのです。エンジンをフレームに取り付ける前から判っていた事なのですが、組み付ければ何とかなると思っていました。しかし、ダメです。やっぱりきちんと対策しなければなりません。
はめ込みとビスでの固定だけで、接着剤を全く使用していないこのモデルはお気軽な組立てが身上です。でも、やぱりはめ込み部分はポロポロとパーツが脱落します。
フレームからエンジンを取り外し、エキゾースト・マニホールドの脱落部分を確認します。取り付け穴から外れてスッカスカです。やっぱり接着処理することにします。
43号の組立てガイドの6番の部分にも、「エキゾースト・マニホールドははずれやすいので、裏側から左右を手で押さえながら作業するとよい。すぐはずれてしまう場合は、エンジンの穴にエポキシ接着剤を付けてマニホールドを固定してもよい。」と書かれています。
2液混合型のエポキシ接着剤は、C62の組立ての際に様々な乾燥時間のものを取り揃えています。
今回はお手軽な5分硬化型を使用します。A液とB液を混ぜ合わせると、化学反応により5分後から硬化が始まり、強力に接着することが出来ます。
プラモでは、メッキ部分の接着の際にはメッキを剥がすことが定石ですが、このモデルのメッキ、ナイフで削ってもちっとも地肌が出てきません。
メッキが剥がれないって事は、接着剤を塗ってもメッキ部分から取れてこないと思うので、横着してそのまま接着することにします。
エンジンブロックのエキゾースト・マニホールドを差し込む穴の部分にエポキシ接着剤を竹串と楊枝で塗りこみます。
エンジンを再びフレームに取り付け、丸印のエキゾースト・マニホールドとマフラーとの接続部分もエポキシで固定してしまいます。ここは結構テンションをかけてはめ込んでいる箇所なので、放置しておくと外れています。
43号ではめ込んだだけのエンジンフレーム用サポートも、気が付くとポロッと取れています。これも接着です。
その他、前後サスペンションの窒素タンクなどポロポロ取れがちな部分も接着しておきます。
コクピットのダッシュボード内部には、電気仕掛けの基板と配線が収納されています。
基板からは配線ケーブルが5組、現在では繋ぐところ無く伸びている上体です。しかし、42号のコクピットの取り付けの際にはこの繋ぎ先の無いケーブルの取り回しについては言及されておらず、組立ガイドの写真を見ても、ダッシュボード内部に収納した状態で組みつけている様子です。
しかし、そのままではバッテリーボックス、メインスイッチ、スピーカー、ヘッドライト、テールランプに接続する際にコクピットの再分解が必要になります。そのため、私は中央の穴からケーブルの一端を取り出しています。
赤黒がバッテリーボックス、赤白がメインスイッチ、青青がスピーカー、赤緑がヘッドライト、赤青がブレーキランプです。ブレーキランプの配線のみ長いのですが、これはセンタートンネルの中を通して後部に出すのだと予測しています。
ドアやリヤカウル、タイヤなどの今までのパーツを仮組みします。車体中央部分はだいたい完成形が見えてきています。
リヤカウルのエンジンフード越しに巨大なV12エンジンが見えます。
今までは、配布パーツを仮組みしても、バラバラになった事故現場写真のようにしか見えませんでしたが、ようやく修理工場での整備光景くらいにはなってきました。
配置し忘れましたが、フロント部分にはバッテリーボックスが配置されます。
次号から外装パーツが続きますので、どんどんエンツォ・フェラーリの完成形に近づくでしょう。ストックしていた各部分のパーツも徐々に減りつつあります。パズル組立ての際に、手持ちのピースが減っていっているような気持ちです。
前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第43号
次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第44号
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コメント
こんばんは~
やっぱりYUJIさんもエキゾースト・マニホールドが外れましたか。私も片側がどうしても簡単に外れて困っていました。メッキを剥がして瞬着で固定しようとしましたが、YUJIさんが仰っていたように削っても地肌が出てきませんでした。結局そのまま最後まで組み立てたら、何故だかどうにか固定されたみたいで外れなくなりました。
私もケーブルは、YUJIさんと同じように中央の部分から引き出してあります。どちらにしても一度は分解が必要なようなので今はこのままにしておきます。
明日は、ゴキブリ退治の為にバルサンを炊きます。その為に私たち夫婦とホシカメは一緒に外出、オカヤドカリとオオクワガタ(メスだけ。オスは、二ヶ月前に死去。)は、殺虫成分のあるものは絶対ダメなのでベランダに非難。海水魚は、周りをビニールで囲んでバルサンの進入を防いでそのまま自宅待機。あれこれペットが居るのでゴキブリ退治も大変です。(笑)
投稿: ポップン | 2009年7月 3日 (金) 21時40分
ポップンさん、こんばんは。
ご家族非難&防御措置のバルサン、大騒動ですね。お疲れ様です。
エキゾースト・マニホールド、エンジンを組み付けたら落ち着くのかと甘い考えでいましたが、やはり「カラン」と乾いた音を立てて外れました。マフラーとの接続部分も簡単に外れます。
差し込んであるだけのパーツはポロポロ落ちてきます。この際だ、ということでほとんど接着してしまいました。エポキシとゼリー状瞬間接着剤です。
ケーブルは指示が無いのが不思議ですね。
中央部で良いのか、横のスリットから出すのか分りません。困ったものです。
投稿: YUJI | 2009年7月 3日 (金) 22時03分
きれいなシエープだけはは私のエンツオと一緒です。ドアーにスプリングはすでに装着されていますか? 今後は完成エンデイングに向かうようですから、目に見えて楽しいですね。 配線、ど素人の私の作業も一緒なのでOKと期待しきたいですね。
投稿: honest | 2009年7月 4日 (土) 19時14分
honestさん、こんばんは。
ドアのスプリングは、まだ取り付けておりません。一応、指示があるまでとっておこうと思います。ドアは撮影後にすぐに取り外しました。
しばらく外装パーツが続くので、目に見えて完成が近づいてくるようですね。1/24のタミヤのエンツォと並べると、存在感が圧倒的です。
投稿: YUJI | 2009年7月 4日 (土) 21時58分
エキゾースト・マニホールドおいらもはずれました^^;
コードの断線もちらほらみられて四苦八苦してます^^;
投稿: ジマッチ | 2009年7月 5日 (日) 20時55分
ジマッチさん、こんばんは。
エキゾースト・マニホールド、本当に外れやすいです。でもメッキしてあっても接着剤食いつくので、エポキシや瞬間接着剤(白くなるの気をつけなければいけませんが)なら固定できそうですね。
このシリーズも急に組立ガイドが雑になって混乱します。53号の電気仕掛けの実験の際に、クレーム殺到しそうですね。
投稿: YUJI | 2009年7月 5日 (日) 21時06分