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2009年9月29日 (火)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第56号

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第56号です。

前号の55号は、シルバーウィーク前の前倒し発売で変則的な発売日となりました。今回から通常の火曜日発売に戻ります。今回を入れて、残り10号となりました。ラストが見えてきています。

しかし最近は、同じくデアゴスティーニの「零戦をつくる」や、講談社の「鉄道模型少年時代」、そしてシリーズとしては終わってしまっていますが、改良作業が続いている「C62を作る」など、工作対象が多すぎて、少々多忙です。週中の忙しい時期にフェラーリと零戦、そしてジオラマが続くことに少々苦痛を感じています。かといって、週末など落ち着いたときにまとめて作業したいと思っていると、面倒で溜まっていってしまうものです。
零戦あたりは2週ごとの直販の定期購読に切り替えようと画策しています。趣味で忙しすぎるのは本末転倒で悲しいことです。取捨選択の必要性が出てきました。

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今週の冊子の特集は、1986年式と1993年式の2台のテスタロッサ・スパイダーです。
テスタロッサ・スパイダーは、ビデオゲームの「Out Run」でおなじみですが、実際に2台、フェラーリの製作にて実在しました。

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2台だけ、それも特注の形で作られたので、ほとんどワンオフのショーカーとしての存在です。Out Runで登場する赤いテスタロッサ・スパイダーは無かったのですね。
今回気になったのは、テスタロッサシリーズの始祖である名車「365GT4/BB」の車名を、本文でことごとく「365GTB/4BB」と記載していることです。365GTB4デイトナと混乱しているのでしょうが、日本で絶大な人気を誇ったBBの車名を間違えて、校正でも気付かないのは奇妙です。ついでに、このシリーズでは遂にBB(365GT4/BB、512BB、512BBi)シリーズの特集はありませんでした。寂しいことです。70年代末から80年代にかけてのスーパーカーブームの頃に、カウンタックと双璧を築いた365GT4/BBなのに、欧州での評価は低いのが現実です。

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今回の部品は、リヤアンダーカバーです。
底面の地味な部分ながら、大型のパーツが付属すると嬉しいものです。但し、相変わらずスッカスカに軽いパッケージです。

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部品の一覧です。
ウォーターパイプ、ホーン(左・右)、ビス9本(Dタイプ)1.7×5mm、リヤアンダーカバーです。

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リヤアンダーカバーは底面の目立たない部分ながら、表面にカーボンデカールが貼ってあってよい感じです。
しかし、今回の作業では付属パーツは一切使用しません。元の保護パッケージに納めて保管となります。

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今回の作業指示は、ドアの組み立てです。
付属パーツと全く関係の無いものばかりを使います。メインフレームの他、左右ドア、38号のドア用スプリング、19号のGGタイプのビス2本を使用します。

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ドアのパーツは何度も自主的に仮組みを繰り返しているので、復習している気分です。
まず、コイルスプリングの左右を間違えないように小袋の「L」、「R」の記載をよく確認してから、フレームのドア取り付け部分にはめ込みます。この時、スプリングの突起がコクピットの突起に引っかかるようにしておきます。

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ドアをはめ込みます。
あまりドアを跳ね上げすぎると閉まらなくなるので、差し込みながら角度を調節していきます。

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ドア側にバネのもう一つの突起が引っかかるように角度を調節して、一番奥まで差し込みます。これでバネが効いて、ドアが開いた状態になります。

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GGタイプのビスを、ドアの回転軸部分にねじ込んで固定します。
このビスは一番奥まで入っていかなくてもOKのようです。

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右側のドアも同様に取り付けます。
ドアは、バネの力でいっぱいに跳ね上げた状態で止まっています。ドアを閉めている時は、バネにテンションをかけています。ドア下部のピンを外すと、ふわっとドアがゆっくり跳ね上がります。
エンツォは知りませんが、カウンタックなどのガルウィングドアと同じ動きです。もっとも実車はコイルバネではなくて油圧ダンパーです。

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ドアを取り付けると、エフェクトの操作のためにアクセルとブレーキを押すことが困難になります。指がようやくアクセルに届くものの、手の甲をドアの角で擦って掠り傷を負いかねません。

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外装パーツは殆ど揃ってきました。ドアは下部を持ってピンを外すようにすれば軽く開けることができます。

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次回の56号の部品は、フロントスポイラーです。
フロントスポイラーといっても、下部に位置する小さなパーツなので、ボディ磨きクロスも付属してくるようです。こんなの今更・・・と思いますが、ラスト近くになってきて、パーツ配布の帳尻合わせに苦労しているのでしょうか。

59号では模型を扱う際の手袋がメインの付属パーツのようですが、こんなの早めに配布しておくか、プレゼントにすれば良いのに、と思います。ここまで来たら最後まで買い続けるだろうという予測の元、100円ショップで2双組売っているような安物綿手袋を、59号のメインパーツになっていることは残念です。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第55号

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第57号

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コメント

結構このドアの取り付けコツが要りますね。
悪戦苦闘してやっと取り付けました。
もともとドアとフレームのチリが合わずにドアをかなり変形させいますが。
しかしこのメカニズム素晴らしいですね。まるで本物のように空きますね(といってもガルウイングの車、乗った事がないので想像で言っていますが)
デアゴさんのメカとしては100点ですね。
ただまだピンと穴がしっかりしているのでピンを外すのにちょっと力が要りますが、そのうちユルユルになれば簡単に外れると思います。
ドアを閉めた状態(普通そうですが)だとバネにかなりテンションがかかっていますが大丈夫でしょうか。そのうちドアが跳ね上がるのが1時間くらいかかるようになったりして。
エンツォのスピードで目的地に早く着いても車からなかなか出られなくなります。

投稿: カズキ | 2009年9月30日 (水) 17時59分

カズキさん、こんばんは。

ドアがスゥッと上がっていく様子は快感ですね!
大型のミニカーでもなかなかこれだけのポップアップドアの仕組みは再現できていないと思います。

エンツォは知りませんが、カウンタックのガルウィングドアの油圧ダンパーがヘタっていると、車から降りているときにドアが下りてきて、あの分厚いドアにしこたま頭をぶつけることがあるそうです。元々リンボーダンスのような格好で乗り降りする車なので、かなり痛いことになりそうですね。

デアゴさんの組み立てガイドに「何度も開け閉めを繰り返すとパーツが破損する恐れがあります」って書かれていますね。あんまり触るなってことでしょうか。開け閉めが気持ちよいのに・・・。

投稿: YUJI | 2009年9月30日 (水) 20時37分

ドアの開閉じつにスムーズですね。スプリングが疲労しないように、ドアオープン状態でのディスプレイも考慮します。
今宅配便でC62清酒が届きました。YUJIさんの乾杯はもっと後になるのでしょうか。

投稿: honest | 2009年10月 1日 (木) 10時12分

honestさん、我が家にも夕べ純米酒C62届きました。でもまだC62改良続いていますし開封する暇がありません。
冷蔵庫でキンキンに冷やして、週末にでも玄関のCLUB C62で乾杯しようかと思います。

投稿: YUJI | 2009年10月 1日 (木) 12時19分

そういえば、そろそろこのフェラーリの完成記念の乾杯のお酒を考えたいものです。
フェラーリ・スプマンテは高いので、適当な赤かロゼのワインにしようかと思います。

投稿: YUJI | 2009年10月 1日 (木) 12時21分

ドアダンパー、かなり以前に不調になりました。

助手席側のドアがスルッと開くようになってしまい、
確認したところ、歯車の周辺からなにやら液漏れ??

ねじを外して開けてみたところ、構造はかなり簡単で、
ギアと連動する筒と、本体側のくぼみの間に、
固まる前のべたべたする接着剤のようなものが入っており、
この粘度で例の動きが出ているだけのようです。

この物質が何なのか、デアゴに問い合わせをしましたが、
「オリジナル商品ですので不明」とのこと・・・

フレームごと新しいものと交換しても、今さらね・・・
というわけで、この粘着物質が何であるか、
お分かりになる方教えていただけないでしょうか?

投稿: PAL | 2009年10月 1日 (木) 12時54分

PALさん、こんばんは。

ドアがゆっくり開く仕組みの部分が液漏れとは困りましたね。あまり開閉するなって記載から、結構ヤワな構造なのかもしれません。

私は分解していないので想像の範囲ですが、粘度の高い機械用グリスが入っているのでしょうか。

投稿: YUJI | 2009年10月 1日 (木) 21時23分

YUJIさん、こんばんは。

機械用グリスよりも、さらに粘着性の高い、そうですね・・
自分で塗り塗りした「ごきぶりほいほい」のボンドのようなものです。

原因としては、ダンパーの2本のねじが緩んでいたためで、
ある程度ドアの開閉をしたら、締め直すことで、この手のトラブルは防げるかもしれません。

せめて、ダンパー部の部品だけでも販売してくれたらいいのにと思っております。

投稿: PAL | 2009年10月 1日 (木) 21時38分

何らかの粘着材でしょうか?
工業資材については疎いので、どなたか詳しい方にお任せします。

ドア部分だけでフレーム全部交換するのは苦痛ですね。修復が良い結果に終わることを願っています。

投稿: YUJI | 2009年10月 1日 (木) 22時12分

初めまして。
グランツーリズモを作成している人を探していたら、たどり着きました。
ドアのアームの部分が弱いので、余り力を入れるとポッキリ折れるので要注意です。
私、折りました・・・。
一応、瞬間接着剤で補修はしましたが、ダメでしょう。
その時は、放っておきます。

アームだけなら1号分の注文だけで済むのですが、ビス隠しを接着してしまった気がするので、ドア自体の交換になると2号分になるのでお金が(笑)

亜鉛合金を使っているんですかね?
曲がらずに折れます。
力が掛かる所(サスペンションアーム等)は、もう少し良い素材を使って欲しいですね。

色々ディアゴには不満(組立のミスリードによる断線や、二度手間の組立等)がありますけど、出来上がると良い思い出になるんでしょうね、きっと。

投稿: 通りすがり | 2009年10月 5日 (月) 00時07分

通りすがりさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

ドアアーム折損ですか!それは大変でしたね!
コストの安い亜鉛合金の成型にメッキだと思っていましたが、そんなに脆いとはびっくりです。力のかかる部分は鋼で作って欲しかったものですね。
稼動部分なのに、あまりドアを開け閉めできないとは困ったものです。

デアゴスティーニは、私はC62しか最後まで組み立てたことは無いのですが、フェラーリ以上にトラブル多くて困りました。終わってみたら楽しい思い出です。

投稿: YUJI | 2009年10月 5日 (月) 07時41分

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