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2009年9月27日 (日)

アシェット「日本陸海軍機大百科」創刊号 零戦二一型

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アシェットの「日本陸海軍機大百科」のテレビCMが盛んに入っているので、結局創刊号を買ってしまいました。零戦二一型とあらば、買わずにはいられません。デアゴスティーニの零戦を買っている方の多くは手に入れると思われます。

創刊号は790円。
この手のコレクションシリーズは創刊号をお買い得にしてあるものですが、この間のビスマルクの190円よりは高くて結構微妙な価格付けです。2号以降は1990円です。模型だけが目的ならば、少々お高い価格設定だと思います。

ビスマルクみたいに190円とかの破格ならば、たくさん購入して作業台を空母赤城の甲板に見立てて並べたいと思ったのに、790円では一つ買って終わりです。デアゴスティーニみたいにDVDの資料も付いていないので、割高感があります。

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メインの陸海軍機模型は、金属製のずっしりしたものです。零戦は1/87スケールで、掌に乗るサイズです。真珠湾攻撃時のカラーリングです。空母赤城艦載機です。

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零戦のスケールは1/87ですが、機種によっては1/100や1/120のものもあるようです。冊子内には4号までのスケールも含めた詳細予告が載っています。2号の疾風、3号の雷電は零戦と同様の1/87ですが、4号の九七式艦攻は1/100となっています。今後、大型機はスケールが小さくなるようで、多分、一式陸攻などは1/120になるのでしょう。
全ての飛行機を同じくらいのサイズの模型にしないと価格設定でも問題が生じるのでしょうが、コレクションとしては不満な設定です。
まあ、好みの問題なので、やたらと模型の大きさに差があったら困る方もいるのでしょう。

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恒例の購読者プレゼントもあります。
通常価格3990円相当のアクリルのディスプレーケースと、オリジナルの懐中時計です。どちらも要らないなぁ・・・。

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冊子は創刊号だけあって非常に情報満載です。
零戦の知識などは既知のことが多かったのですが、航空母艦への搭載方法については、収容例が図解されていて非常にためになりました。まさにパズルのように押し込んでいたのですね。米軍のF6Fヘルキャットが、翼を畳んで整然と格納されていたのと対照的です。

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さて、お楽しみのダイキャストモデルですが、台座とプロペラを取り付けるだけで完成となります。プロペラは、CMではクルクル回っていましたが、もちろんモーターが入っているわけではありません。ただブラブラしているだけであり、接着しておかないとすぐに取れてしまいます。台座もはめ込むだけではすぐに外れて脱落します。接着が必要です。

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全長105mm、全幅110mm程度の小さな模型ですが、ダイキャストモデルなのでずっしりと重量感があります。プロペラや増槽、風防等は樹脂製です。専用台座に乗せて、飛行状態を表現しているようです。パイロットも搭乗しています。

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底部の主脚は折りたたまれた状態です。出すことはできません。
これでは、創刊号だけたくさん買ってそれぞれ機体番号を変え、空母赤城の甲板を模した板に並べて真珠湾攻撃ごっこが出来ないじゃないか!
どれも飛んでる状態なので、いっそ戦艦アリゾナを作って、たくさんの零戦が攻撃中、というのは出来るかもしれません。そうなると、ガッチリ固定してある増槽は取らなくてはいけませんね。

増槽の後ろのねじ穴が気になりますが、スタンドで隠れます。

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あちこちのモールドや筋彫りがはっきりしていて、メリハリの付いた模型だと思います。実際の零戦はもっとつるりとした感じですが、小さな模型でははっきりと表現したほうが効果的なのでしょう。

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特に、主翼上の筋彫りは深くて太く、ゴツゴツしていて肉厚の印象を抱きます。

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この翼上の細かい表記がこの模型の自慢のようです。
搭乗する際に足を置く場所の「足踏」、「ノルナ」、「オスナ」の文字まで表現してある小型模型はあまり無いのでしょう。
ですが、この模型で作りが細かいのはここだけです。

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タミヤの1/48プラモ、翼コレクションの1/100と並べます。
どれも微妙にカラーリングが異なりますが、同じ機種です。タミヤのプラモは今回のアシェットと同様の真珠湾攻撃隊の空母赤城搭載機ですが、アシェットの方が明るい色に塗られています。小さな模型は実機の色を塗ると暗く見えてしまうので、あえて明るいカラーにしてあるとの記載がありました。模型作りの有効なテクニックですね。

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製作中のデアゴスティーニの1/16スケールの零戦パーツも持ってきます。
4機揃い踏みするのはまだまだ先のことです。

第2号の疾風は気になるものの、創刊号と同等のクオリティの模型ならば販売価格を考えると購入することは無いと思います。最初に零戦二一型というエースを持ってきてしまったので、私と同様の方も多いはずです。
またまた創刊号コレクションが増えてしまいました。

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コメント

テレビコマーシャルを見てYUJIさん、買うんじゃないかと思っていました。
デルプラドの世界の戦闘機コレクションでゼロ戦とメッサーシュミットとスピットファイアだけ買ったのを思い出し引っ張り出しましたが、クォリティは今回のアシェットの方がいいみたいです。
私はこれ以上手を出すとまたカミさんに戦争でも始める気と言われるそうなので、今回はパスです。
しかしまだ例のゼロ戦は姿を表していませんので気付かれていません。(時間の問題でしょうが)

投稿: カズキ | 2009年9月27日 (日) 16時57分

アシェットってたまに微妙なコレクション出しますよね・・・

一瞬CMを見た時におっと思ったのですが、アシェットとわかった途端に購入は辞めました。

売れ行きが悪いとすぐに打ち切りのイメージが強いもので・・・

今回は完走するのかが興味津々なひねくれた私です。

投稿: 三日月 | 2009年9月27日 (日) 17時24分

>カズキさん、やっぱり買ってしまいました。
でも次の疾風は高すぎるので要りません。せめて主脚が引っ張り出せれば良いのですが。

デアゴの零戦、そろそろ翼が育ってきたのでマズいですね。


>三日月さん、こんにちは。

さすがに今回は創刊号でおしまいです。
いつまで続くのか明記してありませんが、ネタが少ないだけにだんだんマイナーな飛行機になりそうですね。

投稿: YUJI | 2009年9月27日 (日) 18時01分

アシェット製神風を期待した零戦、企画はかいますが、行く手がみえない、シリーズ、パスします。いつか書店で赤とんぼを見つけたらいいなと思います。
 カズキさんのコメントをみて、デルプラド達のほこりを払いました。

投稿: honest | 2009年9月27日 (日) 21時12分

ついでに、デルプラドのWWIの複葉機達はデスクサイドにおいても、楽しいです。

投稿: honest | 2009年9月27日 (日) 21時40分

honestさん、こんばんは。

デルプラド懐かしいですね。
私はその頃、軍用機に興味がなかったので買っていませんでした。代わりに「世界の鉄道」の1/160模型が本棚で埃を被っています・・・。

今回の企画、余程のお気に入りが店頭販売されていれば、つまみ食いするかもと思っていましたが、1990円では高すぎるのでやっぱりパスです。ネタ切れで、桜花や剣は勘弁してもらいたいものです。

投稿: YUJI | 2009年9月27日 (日) 21時52分

YUJIさんのレポートを見て気づいたのですが、スケールがバラバラなんですね。
車なんかは統一されているのに飛行機はしょうがないのでしょうか。
いっその事、Nケージサイズにしてくれれば・・・
しかしいくら私の少年時代でも現役の軍用機は飛んでいませんでした。

投稿: カズキ | 2009年9月28日 (月) 08時58分

YUJIさん こんにちわ。

ディアゴは大型零戦一機製作で、大きすぎ、一機に製作時間かけ過ぎと思っている客層を狙ってこのようなシリーズ出してきましたね。しかも初回はディアゴの向こうを張って零戦21型ですね。

初回の790円は買う気がしますので、今日帰りに買おうと思います。2回目の疾風、3回目の雷電は昔プラモデルで作りました。4回目の97艦攻は、私の父が戦争中、載っていた機ですので、ここまでは買いたいと思ってます。そのあとの飛燕も水冷式エンジンでスマートさがよく、ドイツのメッサーシュミットと同タイプですので、ここまで買いかなと思ってます。ただ1990円て、ディアゴのC62とほぼ同じでちょっと高いですね。少年時代と合わせると一時的にも高くつき、叱られそう。そうそうシルバーウィークに実家に帰り、実家の門に車のリアバンパーをぶつけ、バンパー取り替えに86,000円かかること忘れてた。 どうしましょ。

投稿: かめきち | 2009年9月28日 (月) 16時08分

>カズキさん、こんにちは。

そう、スケールがバラバラなのです。
零戦のような小さな飛行機から、一式陸攻などの大型機まで同じスケールで揃えたら、号ごとに価格が違ってきそうなので仕方ないのでしょうが、並べて比較できないのはマイナスポイントですね。

私も自衛隊機か、沖縄の米軍機くらいしか見たことがありません・・・。名古屋は小牧が近いので、よく自衛隊機飛んでます。

>かめきちさん、こんにちは。

愛車のバンパーの修理、ご愁傷様でした。突然の出費は、車も痛かったでしょうが、響きますね。

デアゴの零戦購読者も狙っての創刊号の零戦二一型のようにも思えますね。
1990円というのは、ダイキャストモデルの精度を考えると仕方ない価格付けなのでしょうが、ちょっと高く思えます。

合計何号になるのかもわかりませんし、そんなにネタが続くとも思えません。かなりマニアックなモデルも発売されると思っています。

投稿: YUJI | 2009年9月28日 (月) 17時43分

はじめまして。
同じものではないと思いますが、空母への搭載配置図は、グランプリ出版の「軍艦メカ図鑑 日本の航空母艦」にも乗っています。
デアゴのC62のメカ解説のイラストも出所は、同じくグランプリ出版の「蒸気機関車メカニズム図鑑」です。

グランプリ出版のメカニズム図鑑シリーズは、かなりの種類がでており、メカ好きにはこたえられない本です。もし興味がおありでしたらアマゾンで探してみてください。対象は兵器が多いですが、バイクや自動車、前述の蒸気機関車などもありますよ。

このシリーズ、やはり高すぎますねぇ。私も93式中間練習機(赤とんぼ)が出たら買うかもしれません。アシェットも売れ筋の93式だけじゃなくて陸軍の95式中間練習機を出すぐらいの根性があれば・・・でも95式じゃ売れないですね。

投稿: 隠居 | 2009年9月29日 (火) 09時58分

YUJIさん

昨日、帰宅途中で書店に寄り、創刊号を購入しました。ずっしりしていてなかなか良いではありませんか。これなら10号ぐらいまで購入してもいいかなと思ってますが、こちらの書店では、ディアゴ社などのシリーズ物は、2号ぐらいまで店頭に置いてますが、3号ぐらいになると、もう置いてないので10号ぐらいまで継続購入することができればそうしたいと思ってます。

本体を台に取付け後、左右の水平尾翼の高さ角度が狂っているのを見つけ手で軽く上下させたら、何だかボキッと折れてしまいそうなのでやめました。このあたりまで、しっかり取り付けて出荷してほしいですね。

投稿: かめきち | 2009年9月29日 (火) 11時31分

>隠居さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

軍事関係は疎いので、今回の空母の解説は明快でためになりました。

グランプリ出版の鉄道モノは知っていますし持っているものもありますが、軍事関係は中身を見たことはありませんでした。パズルのような空母への搭載方法、器用な日本人ならではの芸術的な光景ですが、整然と並べて効率的に出庫できる米軍との差が大きくて寂しい気持ちです。

日本の陸海軍機との限定なので、かなりニッチなものもモデル化してくれることが期待できますね。


>かめきちさん、こんにちは。

手に取るとずっしりとしていて満足感がありますね。冊子がバインダー綴じ前提なのが、創刊号コレクターとしては扱いづらいところです。背表紙部分がベタベタします。

スケールがバラバラなのがつくづく残念です。

投稿: YUJI | 2009年9月29日 (火) 13時06分

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