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2009年10月 6日 (火)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第57号

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第57号です。

最終号に近づいてきて、だんだん付属パーツはショボくなっていっているこのシリーズですが、工作の内容は濃くなっています。今回はしっかり1時間以上を要する作業です。

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今週の冊子の特集は、2007年式の430スクーデリアです。
F430ベースの車なので、後継の458イタリアが登場している今は、スタイリングは見慣れたものですが、極端に軽量化されて各部に新技術が採用されたスペチアーレです。ギアチェンジに要する時間は100分の6秒。瞬きするより早い!フィオラノのテストコースではエンツォ・フェラーリより早いタイムを出したのも当然かもしれません。

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その代わり、内装はフレームむき出しでカーステレオもナビもありません。でも、一応エアコンは装備しています。床は溶接箇所がそのまま露出していますが、ダッシュボードにはバックスキンが張られています。昔のレースカーそのままのオールドフェラーリとは違って、ドライバーが人間らしく扱われているようです。日本でも2008年に3260万円で限定発売されました。ノーマルのF430よりも200kg軽くなったからといって、軽い分安くしてくれるわけではありません。

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今回の部品は、フロントスポイラーです。スカスカの軽いパッケージです。
今後、最終号まで大したパーツは付属しません。ここまで来たら完成間近の模型を放り投げる人はいないだろうとはいえ、寂しいです。パーツの供給は僅かになりますが、これからはこれまで配布されたパーツを組み立てていくことになります。

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部品の一覧です。
フロントスポイラー 、ボディ磨き用クロスです。
フロントスポイラーは、フロントノーズの下側に位置する小さなパーツです。
今回のフロントノーズのパーツは保管の指示です。フロントノーズ部分の組み立てですが、スポイラーは次回付属のフロントアンダーカバーと同時の取り付けとなるようです。

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ボディ磨き用クロスは、緋毛氈のような真っ赤なフェルト地です。一昔前のメガネ拭きに使用されていたシリコンクロスのようです。大きなエンツォ・フェラーリの模型の手入れが出来る30cm四方の大判です。

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今回はフロントノーズの大方の部分を組み立てます。全てこれまでに配布されたパーツを組み付けます。
メインフレームの他、ボンネット、ライトなどを組み込んだフロントノーズ、そして創刊号に付属してきてからずっと保管していたフロントノーズ・エアインテーク、ホーン、50号のワッシャー、Jタイプ、CCタイプ、BBタイプの各ビスなどを用意します。

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まず、フロントノーズに開閉式のボンネットを取り付けます。
今回組み立てガイドが二つ付属しており、ボンネットの金具部分の角度や位置が確認できるようになっています。原寸大の写真と照らし合わせながら、ラジオペンチで金具の位置を合わせます。

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フロントノーズとボンネットの取り付け部分には、間に50号付属のシリコンワッシャーを挟んでからJタイプビスでねじ止めします。

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このワッシャーが緩衝材となって、ボンネットの開閉がスムーズになるのでしょう。

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ボンネット取り付け完了です。
開け閉めしていると、ヒンジ部分のビスがゆるんできて閉じていってしまいます。

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メインフレームにフロントノーズを固定します。
フロントノーズの仮組みは、今迄に何度も繰り返してきたので簡単です。フロントスクリーン部分2箇所のビスをねじ込みます。

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ボンネットを開けて、中の2箇所をBBタイプのビスで締め付けます。

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ボディをひっくり返して、ラジエターを取り付けます。
絡み合っている各種コードの整理します。

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創刊号付属のフロントノーズ・エアインテークがようやく登場です。
CCタイプビスを使用して。左右2箇所のビス穴を固定します。この部分はなかなかドライバーでの締め付けが難しい部分です。ある程度磁力を強くしたマグネットドライバーが必要です。

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左右のホーンを取り付け穴に差し込んで今回の作業は終了です。
付属パーツは少なく、ショボくなって来ましたが、今回の作業は時間がかかったので、十分に工作した気分に浸れました。

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フロント部分が取り付けられて、いよいよ完成が想像できるようになって来ました。
ドアとボンネットを開けての撮影です。ボンネットは降りてきてしまうので、20号に付属してきたボンネットバーをつっかい棒に使用します。

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リヤカウルも被せれば、上から見たらだいたい完成形です。

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次回の58号の部品は、フロントアンダーカバーです。
今回のフロントスポイラーと合わせ、いよいよフロント部分のパーツが揃うことになるかと思います。

その次の59号には、手袋がメインパーツとなります。模型の構成パーツではなく、模型を扱う際の手袋です。こんな100円ショップで2双一組で売っていそうな手袋要らないのですが・・・。もうちょっと良いパーツ配分に出来なかったのでしょうか。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第56号

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第58号

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コメント

こんばんは~
昨日、ようやく先週分までの組み立てが終わったところです。
今週は、いよいよ全容が伺える組み立て作業となっているようですね。
しかしながら、59号のパーツ内容は一体どういう事なのでしょうね。手袋など必要ないモノだし、その他のパーツのうち一つは、以前に配布されたヒンジが改正(ねじ切りが逆だった)されたモノですよね。そうなると本来必要となる新たなパーツは、小さなフロント用キャップ(左・右)2個だけとなるわけです。これだけで1,790円とはお粗末すぎませんか?メインフレームの配布時が通常価格で販売したしわ寄せがこれから何号にもわたるということでしょうかね~

投稿: ポップン | 2009年10月 6日 (火) 21時59分

ポップンさん、お久し振りです。

今週のフロントノーズは工作のしがいのある部分でしたよ。最終段階になって、突然作業量が増加してきたようです。次回でフロント部分が完成するのでしょうか。

これから安物手袋の回を含めて、原資回収の段階のようですね。ここまできたら逃げるヤツはいないと踏んでいるのでしょうが、気持ちよく終わって欲しいものです。デアゴさんには次のシリーズに響きますよ、と申し上げたいですね。

59号のパーツ、例のリアのヒンジとキャップですか・・・。本来手袋はおまけとして、高っかいヒンジですね。特殊合金かしら。

投稿: YUJI | 2009年10月 6日 (火) 22時13分

こんばんは

今号でほぼモデルの全容が見えてきたのはいいのですが、後の工作の内容(ヒンジや配線、タイヤの取り付け)は少し寂しいものばかりになりますね。
しかも配布されるパーツもしょぼいものばかり…
注文してしまったネームプレートとディスプレイケースが届くのが一番の楽しみになりそうです。

今回の組み立てで、エアインテークが邪魔をしてフロントノーズをビスでとめる作業がどうもうまくいきません。
YUJIさんは難なく取り付けができたのでしょうか?

投稿: mana | 2009年10月 6日 (火) 22時17分

おはようございます、Yujiさん
フェラーリ製作には参戦しておりませんので野次馬ですが、パーツ頒布を謳う雑誌価格の割には磨き布、手袋では少々ショボい気がします。コストパフォーマンスを納得させるような冊子の内容であるとか、プロによる企画ならではの工作のノウハウの公開とか欲しい気がします。

※ バス欲しさに「少年時代」買っちまいました!(笑

投稿: munch | 2009年10月 7日 (水) 05時26分

>manaさん、おはようございます。

これから最終号までは、パーツ配布が少なくなって、今までに揃った部品を組み上げていく手順のようですね。組立てガイドの構成が、毎回の満足度のカギとなりそうです。

フロントノーズのビス止め、厄介な作業でしたね。
デアゴの付属のドライバーでは短くて、柄が邪魔になります。長いドライバーを使用しました。

組み付ける前に、フロントノーズ・エアインテークにあらかじめビスをねじ込んでビス山を作ってから施工して何とか固定できました。結構時間がかかっています。毎回すぐに終わっていたこのシリーズも、工作の楽しみが出てきましたね。


>munchさん、おはようございます。

シリーズの所々に良いパーツが付属する楽しみが欲しかったですね。フェラーリは最後までショボいパーツの連続です。実質、60号で終了できる内容でしたが、価格合わせがあったのでしょうか。

与えられたパーツを組み合わせていくだけだと思っていたのですが、今となっては結構楽しめたと思っています。

鉄道模型少年時代の方は、前作に比べてパーツの構成や配布順に工夫が見られますね。冊子も秀逸なので楽しんでいます。

投稿: YUJI | 2009年10月 7日 (水) 07時35分

私など直送組は、財布からいちいち現金が消えませんで、総計額の分割払いと割り切っていますので、たとえパーツがショボクてもそんなに気になりません。精神衛生上はいいかもしれませんね。

投稿: | 2009年10月 7日 (水) 11時11分

署名がぬけていました。

投稿: honest | 2009年10月 7日 (水) 11時13分

honestさん、こんにちは。

書店で購入してから30分程度電車に乗って帰宅するので、どうしても軽い日と重い日では印象が変わりますね。メインフレームは持ち帰り甲斐がありました。

フェラーリが終わったら、零戦は直送に切り替えます。

投稿: YUJI | 2009年10月 7日 (水) 12時39分

組み立てようとしたらシリコンワッシャーが見当たりません。
50号のビスは収納ケースにあったので梱包材から取り出し忘れたのか、透明なので空のビニール袋だと勘違いして捨てたのか。
こんな小さな部品、使うときに配布せいやちゅうの。
ワッシャー2枚のために50号のパーツを発注するのもバカらしいので自作しました。(普通のシリコンワッシャーを発注してもいいのですが)
緩衝材の役目という事で、模型用のゴムジョイントを輪切りにする事にしました。(URL)
まぁ黒いのでかえって目立たないと納得しています。

この組み立て手順、ヒンジを先にフロントノーズに付けてからボンネットを付けた方が楽だと思います。
そうすれば後からボンネットのセンター出しなんて面倒な事はやらなくて済みますが。

ボンネットですが根元の隙間が空かないようにフロントノーズに合わせたら先が合わなくなってしまいまいました。
そもそもフロントノーズとボンネットのサイズが合っていないような気がするのですが。(ボンネットが短い)
ガイドもYUJIさんの写真も見る限りは両方ちゃんと合っているようですね。
こんなの鋳型でしょうから個体差はないと思うんですが。
まぁ他も隙間だらけなのであまりこだわってはいませんが。

写真のつっかえ棒、慌てました。これもなくしたのかと思いました。

投稿: カズキ | 2009年10月 7日 (水) 17時32分

私もシリコンワッシャー、多分透明なので即捨てたのだと思います。解説書より直感を実行する性格のせいです。ついでに60号はホイールのみのようですね。財布からの出費を考えると理不尽ですね。

投稿: honest | 2009年10月 7日 (水) 17時58分

>カズキさん、こんばんは。

シリコンワッシャー、本当に小さくて軽いパーツなので、きっと失くした方が多いのではないかと思います。でもこのワッシャー、薄過ぎるのか、ビスとヒンジの具合が悪いのか、ボンネットがすぐ降りてきてしまいます。カズキさんの作られたゴムワッシャーの方が性能が良いかもしれませんね。4枚付いているので、他の箇所で使用しないのならば、左右2枚ずつ挟もうかと思います。

私もボンネット、1mm程度短いと思います。創刊号の冊子の写真と見比べると、ちょっと寸足らずです。
きっとリヤカウル後ろ側も隙間が出来るので、深く考えないようにします。
つっかえ棒の使い方はどうなのでしょうか。わかりません。


>honestさん、こんばんは。

あらら、ワッシャー失くしちゃいましたか・・・。
適当な部材でワッシャー自作された方がボンネットの開け閉めがスムーズかもしれませんね。

これから最終号まで理不尽なパーツの連続です。最後なんてタイヤ1個です。

投稿: YUJI | 2009年10月 7日 (水) 20時22分

58号を先行して組み立てました。
フロントスボイラーのネジ受けパーツの取り付け部、結構ヤワです。
ちょっとビスを力強く押し込んだらポロっと外れました。(締め付け側には強いですが押す力には弱いようです)
接着してネジ留めしておきました。

今週の作業自体は簡単でしたがバッテリーケースにはめてあるリレーケーブルを外してしまい取り付けるのに苦労しました(隙間からピンセットで、まるで外科手術)
苦労して付けたのに今回のアンダーカバーで隠れてしまいました。

投稿: カズキ | 2009年10月13日 (火) 18時22分

カズキさん、こんばんは。

私も今、58号を組み終わったところです。
パーツを薄く作っていることには評価したいのですが、確かにヤワですね。どこまでビスを締め付けて良いのか不安です。ステーが取れそうだと思いましたが、本当に取れてしまうのですね。

結構、ケーブルの取り回しがいい加減でも、アンダーカバーで殆ど隠れてしまいますね。私は結果オーライと思いましたが、きっと見えないところもちゃんと作りたい方も多いと思います。

投稿: YUJI | 2009年10月13日 (火) 21時02分

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