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2009年10月15日 (木)

「鉄道模型少年時代」第8号 フィギュアは既存品の寄せ集め

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第8号です。

明日は早朝に出発して東京へ日帰り出張なので、あまり工作時間が無いのですが、今日は全く「作業」などというものはありませんでした。パーツを確認して終了です。

今回の表紙の写真のアングルは秀逸だと思います。S字カーブの手前の鉄橋を渡ろうとしているキハ1001形、昭和の時代のローカル線の雰囲気バッチリです。単純なエンドレスの中に入れられたS字カーブの位置が絶妙で、このレイアウトの設計の非凡さを物語っています。

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前号まではパッケージに窓があって書店でパーツを確認出来たのですが、今回は窓がありません。見られてもちんまりとした12体のフィギュアなので逆効果になりそうです。

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箱の中にパーツと共にチラシが入っており、15号からは定期購読の申し込みをした人だけの販売となる旨、告知されています。11月15日までに書店予約した人には線路に車両を乗せやすくする為のリレーラーがプレゼントされるそうです。写真を確認すると、TOMIXのミニリレーラーです。
まあ、15号以降もクラフトマガジンたくさん置いている大きな書店では店頭販売するでしょうし、リレーラーもパッケージに納められていて予約しなくてももらえるでしょう。

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今回の付属品は、フィギュア①駅周辺の人々12体です。

クラフトマガジンの序盤には、購読者の興味を引き続けなければならないので、工作手順にかかわらず、様々なものを配布しなければならないのでしょう。フィギュアの設置なんて、レイアウト製作の最終段階です。これから1年以上保管し続けるパーツとなります。
このシリーズにはたくさんのフィギュアが付属しますが、今回以外のフィギュアは終盤の65号から70号までに付属してきます。結構賑やかになるほどの数を設置できると思います。
レイアウトは夏祭りの真っ最中という設定ですが、今回付属するフィギュアはみんな冬装束です。携帯電話を使用している人形もあったりして、時空を超えた情景になります。

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フィギュアは、TOMYTECの情景コレクション「ザ・人間シリーズ」と同じパッケージに入っています。オリジナルではなく、市販品の寄せ集めです。駅周辺の情景に合わせたものがセレクトされています。写真に撮って拡大すると、みんな表情が無くてのっぺらぼうで不気味です。

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プロトタイプになっているのは、「ザ・人間シリーズ」の、「働く人々」、「乗る人々」、「佇む人々」、「歩く人々」です。私は全て購入したことがあるシリーズなので、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」にもたくさん設置しています。馴染みのあるフィギュアばかりです。市販品とクオリティも全く同等です。「ザ・人間シリーズ」は、12体400~500円で販売されています。同等のものを増やすには、市販品を購入するのが便利です。

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まず、鉄道員のこの2体は、「働く人々」の中の鉄道車掌男性です。
「里山駅」の駅員として使用するのでしょう。夏の盛りに冬服でご苦労様です。視差確認をしていたりして、動きのあるフィギュアです。

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この2体は「乗る人々」のフィギュアです。
和装の女性と小学生男児です。
ホームのベンチに座らせるのでしょうか。やっぱり男の子はセーター着込んでいて暑そうです。女性の着物が冬物の袷(あわせ)なのか夏物の単衣(ひとえ)なのかは不明です。

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この6体は、「佇む人々」のフィギュアです。
スーツ姿で携帯電話使用中のサラリーマン、ジェスチャーしている小太りの買い物主婦、携帯を覗き込んでいる青年、肩掛けバッグのOL、普段着で時計を覗き込んでいる男性、スーパーの袋を提げた買い物主婦です。
やっぱりみんな冬服です。携帯の男性サラリーマンは、本文解説では暑くて汗を拭いている状態を表現しているとの事です。確かに、今の様にクールビスなど無かった昭和の営業マンは、スーツを着込んで汗を拭きつつ外回りしたものです。
携帯を覗き込んでいる青年は文学青年で、寸暇を惜しんで立ったまま本を広げている状態との事です。ちっちゃい本だなあ。掌に収まってるぞ。今風のダボダボトレーナーの青年が踏切待ちの間にポケットに手を突っ込みながら豆本読んでるって苦しい解釈を求められます。

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この2体は「歩く人々」のフィギュアです。
上着を抱えたスーツ姿のサラリーマン、肩掛けバッグを提げたOLです。
サラリーマンはあまりに暑くてとうとう上着を脱いでしまいました。一人だけ夏っぽくなっています。OLさんも丸々と着込んでいて暑そうです。体型が丸いのかもしれませんが・・・。
やたらとフィギュアの服装の揚げ足を取ってしまっています。しかし、パーツの確認だけで工作が無いので、このくらいしか遊ぶことがありません。

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情景コレクションの「ザ・人間シリーズ」のフィギュアは、安価なのは良いですが、造形が甘くてぽってりとしています。このシリーズのフィギュアにもそのまま特徴が継承されています。

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これは講談社の前作、「昭和の鉄道模型をつくる」の48、49巻に付属してきた24体のフィギュアです。これらのフィギュアが来年の1月末に、ザ・人間シリーズの「昭和の人々」として販売されることになっています。そちらを購入すれば、このシリーズでも有効に活用できそうです。もちろん、私も購入予定です。
ランドセルの子供や立小便のおじさん(うつむいているだけだが・・・)等、楽しい情景を作り出すことが出来そうです。

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来週、第9号の付属品は、木製ベースAです。
このシリーズは、しっかりとしたMDFのベースの上に設置することが特徴の一つになっています。9号から13号まで分割されて配布されます。その頑丈なベースの上に地面パネルを設置するので、完成後に反り返ったりしないと思います。前作の「昭和の鉄道模型をつくる」では、ベースのパネルボードが脆弱で、上に反り返ってきて難儀した問題は解決しているのでしょう。
序盤に色んなパーツを配布して興味を引いて購読者を募った期間は終了し、次回からは工作手順に沿ったパーツ配布となっていきます。

明日は日帰りにて品川に出張です。帰りの新幹線は遅くなると思うので、車内で食べる駅弁くらいが楽しみです。
週末は伊那に山登りに行く予定です。工作できませんが、紅葉を楽しんでリフレッシュしたいと思っています。天気が良ければ美しい風景を撮影できることと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」バスのライト点灯化改造はお手のモノ?

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」しばらく工作無いので駅舎の点灯化改造です

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コメント

NATOCで踏切をサポートしました。
シミュレーション機能で遮断機を上げ下げします。
実際の少年時代のレイアウトがまだないのでシミュレーションでしか確認できませんが、実際にカメラと電動遮断機を接続すれば動作するばずです。(たぶん)
URLよりダウンロードしていただいて鉄道模型少年時代切替.batを実行すれば鉄道模型少年時代のレイアウトになります。
今まではレイアウトをグルグル回るだけでしたが踏切が動作するようになりそれなりにレイアウトの雰囲気が味わえます。
今後のレイアウトの構想に試されてはいかがでしょう。

投稿: カズキ | 2009年10月15日 (木) 22時08分

こんばんは
 今週も、お約束のお休み週です。安価にレイアウトを完成させ、ケースも買おうという目標のためには手段は選べません。記事のお勧めのように、私も「ザ人間」より既にフィギュアは購入済みで、高校生や佇む人、乗る人なんかを使って賑やかな駅舎となっています。唯一購入予定は、ずっとあとの小学生です。これと学校のストラクチャーは今の所出ていないので必要です。それと、ここの皆さんはケースには慎重なようですが特典の茶店と子どものフィギユアは、密かに楽しみであったりします。
 来週より、僕も連続購入になります。だんだん形になってくる感覚を味わいたいですね。最近思ったのは、完成イメージというのが少しずつではありますが、変わってきたかなと思います。本誌を見ても、トンネル上の緑の様子に何パターンかあるし、サポを入れる場所があるパターンと無いパターンなど、また例のケース特典が発表されたことで、さらにイメージも変わってきています。どの写真を手本にしようか悩みますが、昭和の場合も初期のイメージと全巻出てからとでは明らかに違います。僕の場合は結構初期イメージにちかいですが。今回はもっぱら「平成少年時代」になりそうで、古い車はやめて大好きな、HONDAフィットにするのもいいかな。基本イメージをベースにいろんな想像するのも面白いですね。

投稿: きのこの里山鉄道 | 2009年10月15日 (木) 22時23分

>カズキさん、こんばんは。

ポイントの無いこのレイアウトで、踏切の動作が楽しみの一つとなってきていますね。遮断機の上げ下げ、楽しいです。

私もゆっくりですが踏切の動作について思考中です。仰るとおり、ぐるぐる回るだけのこのレイアウトでの変化は、踏切や信号となりそうです。
サウンドギミックのスイッチを制御できれば、更に可能性が広がりそうですね。


>きのこの里山鉄道さん、こんばんは。

私も来週からのベースは、MDF製で丈夫であることを願っております。

8号のフィギュアは、特段変わったことはありませんが、終盤に付属するものは興味がありますね。ケースのおまけもオリジナルなので貴重かもしれません。時期を置いて、TOMYTECから発売される可能性はありますね。

車については、あまり設置場所が無いので本当に好みのものを置きたいものですね。ミニレイアウトながら、楽しみは尽きません。

投稿: YUJI | 2009年10月15日 (木) 22時34分

まさか講談社が携帯電話を本と言い切るとは驚きました^^;

私は定期購読組なので農家とともに今日到着しました。早速組んで見ましたがこのままでは農家の庭が寂しいので、他の農家シリーズについて来た脱穀機やトラクターでも置いて見ようかなと思います。(はざかけ何かも良いかも)

バスはやっと材料が揃ったのでYUJIさんのブログを参考にさせて貰いながら今週末にでも挑戦して見ようと思います。

私の技術力で失敗するならバスの在庫がある内の方がいいですからねw

投稿: 三日月 | 2009年10月16日 (金) 00時03分

三日月さん、おはようございます。

携帯覗き込んでいる青年の読書には参りました。苦しい解釈でしたね。

「農家の人々」は、最近安売りしているところが多いので、私も手に入れています。脱穀機やトラクターもいいですね。探してみます。

今回のバスは、前作のボンネットバスの前4灯に比べて2灯なので、練習には持ってこいかと思います。

投稿: YUJI | 2009年10月16日 (金) 06時10分

NATOCの動作画面YouTubeにアップしました。(URLリンク)
解像度が悪くなってしまい分かりづらいですが。
ウチのホームページ容量がいっぱいで今回からYouTubeのお世話になります。

投稿: カズキ | 2009年10月16日 (金) 16時17分

NATOC発展していますね。
新幹線車内では回線ブチブチ切れるのでYouTubeデータ拾えませんでした。帰宅後に拝見いたします。

お仕事のデータ整理して容量空けたら本末転倒でしょうね・・・。

投稿: YUJI | 2009年10月16日 (金) 19時24分

今、動画確認できました。列車の動きがリアルで素晴らしいですね。
ヘッドホンで聞いていたら、踏切の音が凄くてびっくらこきました!

投稿: YUJI | 2009年10月16日 (金) 19時28分

プログラムをダウンロード(URL)すればもっと解像度もよくなり動きもなめらかになります。
シミュレーションならハードのセッティングは何もなしでも楽しめます。
自動運転を実際のレイアウトで検証しないといけないのですがまだレイアウトの影も形もないもんで。

投稿: カズキ | 2009年10月17日 (土) 08時34分

4つ上のコメントですがYouTubeのリンクを変更しました。
以前いかがわしい画像を見るために作ったアカウントでアップしました。coldsweats01
当時YouTube=ちょっとやばそうというイメージがあったので名前年など誤魔化して登録していました。
画像をアップするのにはまずいと思いアカウントを登録し直しました。
URLリンクは新しい画像のURLです。
今までウチのホームページに掲載していた画像の引越し作業を行っています。(解像度が大きくなります)

投稿: カズキ | 2009年10月17日 (土) 11時44分

カズキさん、こんばんは。

明日の登山ハイキングイベントに備えて、今日は信州伊那の温泉宿にて静養中です。週明けまで工作お休みです。今日は雨中のドライブでしたが、明日はきれいに晴れて予定通り山登りできそうです。

youtube動画、きれいですね。しかも無料でアップできるので気楽そうです。持参している工人社ネットブックで見るとカクカクしてますから、PC性能が必要になってきましたね。


私は利用プロバイダの関係で@niftyの動画サービスを利用していますが、マイナーなのでブログ貼り付け以外には使い道がありません。

投稿: YUJI | 2009年10月17日 (土) 21時42分

楽しく拝見しております。
チョット一言。
他の所を見ても誰も書いてませんが
茅葺きの曲がり屋農家に、瓦葺き、白塗りの外塀は
非常に違和感があります。
せめて、生垣ではないでしょうか。

投稿: bugaisha | 2009年10月18日 (日) 10時35分

bugaishaさん、はじめまして。コメント有難うございます。

民俗学的におかしいのは農家だけではなさそうですね。
TOMYTECの建物コレクション自体、適当なモデル建物にバリエーションを加えているので、パーツごとに矛盾が生じていますね。お気になさる場合は、建物コレクションや各種鉄道模型ストラクチャーと交換したり、部分的にパーツの改造も視野に入れると工作が楽しくなるかと思います。コダワリ部分を模型で具現化するのはジオラマ作成の醍醐味ですよね。

私の場合はこの鉄道模型少年時代の世界自体、テーマパークのような架空世界と考えています。基本の構成は、設計者の意図を大切にしたいと思っていますが、気になる部分は改造する予定です。

投稿: YUJI | 2009年10月18日 (日) 22時07分

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