「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第64号
デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第64号です。
いよいよラス前となってしまいました。あとは来週の最終号を残すのみです。
まずは先日のBS日テレの取材内容の放送日のご報告です。
明日、11月25日、20:00~20:54にBS日テレの「徳光和夫のトクセン!!」という番組で、11月8日に自宅で取材を受けた光景が少しだけ映る予定です。六畳間の自室「YUJI工房」にて、デアゴのフェラーリや零戦、講談社の「鉄道模型少年時代」等を弄んでいる状況です。異質な場面を撮りたいので取材にいらしたのだとは思います。極端に道化に描かれていることは無いと思いますが、自分では恥ずかしくて直視できない光景ではあります。
徳光和夫のトクセン!!
http://www.bs4.jp/guide/entame/tokusen/
テーマは、「雑誌の付録が今アツい!大人もハマる!驚異の世界今雑誌の付録がアツい!」とのことで、デアゴスティーニ等の付録付き雑誌にはまっている大人たちの一人として扱われる様子です。模型を作っている光景だけでなく、夫の趣味に妻が呆れているといったコメントや、玄関の下駄箱の上に設置してある1/24スケールのC62の前で酒を飲んでいるフリの影像まで撮影されましたが、どのシーンが使われるかは不明です。僅かな時間使用される影像の為に、殆ど一日がかりでの取材でした。テレビ番組の制作とは手が掛かるものだと改めて思います。
我が家は残念ながらBSの視聴が出来ないので、後日番組制作会社が送ってくださるDVDか、実家での録画分を見るしかありません。BSでは魅力的な番組がたくさん放送されています。早く我が家も取り入れたいものですが、テレビ自体あまり見ないので、優先順位が遅くなっています。
さて、完成間近のフェラーリですが、今週の冊子の特集は、1966年式の365カリフォルニアです。
アメリカ向けで、僅か14台の限定生産なので、日本ではあまり紹介されていなかった車です。私も今回はじめて知りました。最終盤まで、マニアックな車種の紹介が多かったシリーズの印象です。
1966年代にしては、クラシカルなエクステリアです。246GTやデイトナの直前の車とは思えないほどです。後姿は同年代のアメ車ようです。マーケットの嗜好をよく理解して作られたのでしょう。
今回の部品は、センタートンネルカバーです。
落穂拾いのようなパーツ配布が最後まで続きます。吹けば飛ぶようなペラペラのスッカスカパッケージです。なんか、ヘラのような佇まいです。
部品の一覧です。とはいえ、センタートンネルカバーだけです。必要なビスなどは全てこれまでに付属しています。
こんなパーツもあったっけ、と思うほどの地味なパーツですが、フロアパネルで真ん中だけ抜けた状態でした。カーボンパターンのデカールが貼ってありますが、完成後は底部分となってしまうので、持ち上げてひっくり返さないと確認できないパーツです。
今回の作業は、付属のセンタートンネルカバーの取り付けに加えて、いよいよリヤカウルの取り付けです。
ボディとリヤカウルの他、6号と11号のビス隠し、56号のDタイプビス8本、46号のBタイプビス2本、48号のリヤカウル用ヒンジ二子、そしてデカールの21番です。最後のデカール貼り付けとなります。
まず、センタートンネルカバーの取り付けです。
センタートンネルカバーは、表面のカーボンでカールでビス穴が塞がれています。まずはドライバーの先などで穴を開けます。
Dタイプのビスで6箇所固定します。
センタートンネルの中のケーブル類を整理して、パイプがケーブルを踏んでいない状態にしておかないと、ピッタリとカバーが収まりません。ピンセットでチョイチョイとケーブルを脇に寄せてから蓋を閉じました。
これでフロントからリヤまでアンダーフロアカバーが取り付きました。
ビス隠しをはめ込みます。
これは接着の必要が無さそうです。1年くらいビスケースに眠ったままだったパーツです。別に取り付けなくても支障はありません。
お待ちかねのリヤカウルの取り付け作業です。
リヤカウル用ヒンジは、組み立てガイドにあるとおり、穴の大きい方を内側にしてBタイプのビスで左右とも固定します。ねじがバカにならない程度にガッチリ締め付けておきました。
ヒンジの穴に、Dタイプのビスを内側からねじ込みます。
ドライバーと共に、ピンセットを使用すると作業がスムーズでした。
21番のデカールを給油孔の蓋の裏に貼ります。
デカールは単純な長方形なので難しい貼り付けではありませんが、一応マークセッターを使用します。
リヤカウルのヒンジ部分を、フレームの取り付け部にはめ込みます。結構簡単にパチンとはまります。ヒンジはグラグラの状態ですが、これでよいのでしょう。
リヤカウルを閉じて、今回の作業は終了です。
リヤカウルはガッチリと固定されているわけではありませんが、重量のあるパーツなので、自然とボディに収まっているようです。
どうも後方から見ると、右リヤの部分に隙間があるように見えます。こんなものなのでしょうか。
リヤカウルを開けた状態です。
何とも大きなエンジンだと、改めて思います。
仕上げのタイヤは、来週の取り付けですが、配布されている3輪については既に取り付けてあります。問題はホイールキャップです。磁石でナットに吸着する仕組みですが、結構簡単に外れます。知らない内にポロリと紛失してしまいそうです。
次回の65号、最終号の部品は、右リヤタイヤと予備の水転写式のデカール2枚です。
最後の最後にタイヤがやってきて、ホイールにはめ込んで完成となるわけです。全65号、1年以上に亘って組み立ててきたこのフェラーリ、12月の第1週にて完了します。このシリーズは、毎週火曜日か水曜日の習慣となっていたので、完成するのは嬉しいながらも寂しいような複雑な思いです。
前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第63号
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コメント
はじめまして!
私も作成しておりまして、気になる事が有り、検索していた所たどりつきました、左のドアーはギアと噛み合いスムーズに開閉しないんです・・・どうででしょう?フレームの交換、ドア側金具の交換もしましたが、だめなんですよ~隙間もありますしね!右はOKなのに、どうもスッキリしまん値段のわりに、このレベルでは・・・ともあれやっと終了ですね。通りすがりで、グチってしまい、申し訳ありませんでした。
投稿: gogo | 2009年11月24日 (火) 22時37分
gogoさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
1年4ヶ月近くも組み立ててきたので、細部が気になりますね。私も左ドアは途中で引っかかる感じです。メインフレームや外装パーツの微妙なゆがみがあるのでは、と予測します。このまま納得するか、自分で思い切って改良するか迷いましたが、リヤカウルのズレは多分他の方は気付かないレベルなので妥協します。
来週のタイヤ取り付けが待ち遠しいですね。
投稿: YUJI | 2009年11月25日 (水) 07時17分
real time でYUJIさんのC62がオープニングの登場しました。
投稿: honest | 2009年11月25日 (水) 20時07分
自分もいま徳光さんの番組観てます!
YUJIさんのC62出ましたね。
あっ!!やっと今デアゴスティーニが始まりました^^
投稿: mana | 2009年11月25日 (水) 20時20分
real time デアゴの話題です。いよいよYUJIさんの話題です。犬飼さん始めまして。
投稿: honest | 2009年11月25日 (水) 20時26分
JUJIさん、かなり長時間ですね、女性ボイにもお目にかかれました。real time.
投稿: honest | 2009年11月25日 (水) 20時31分
YUJIさんいい男じゃないですか!しかも美人な奥様も登場しましたね^^
エイデン岡崎店、今日行きましたよ。
取材お疲れさまでした!!
投稿: mana | 2009年11月25日 (水) 20時37分
YUJIさん、こんばんは。
トクセン拝見いたしました。
いや~今までの傑作品が沢山出てきましたね!
中でも細かい部分まで改造を施したC62は迫力満点でした。
作業しているところまで撮影されて落ち着かなかったのでは。。。
最後には奥様も拝見でき、YUJIさんが秘密にしていたことも・・・
とても楽しかったです。ご苦労さまでした。
投稿: TETSU | 2009年11月25日 (水) 21時35分
>honestさん、こんばんは。
私はBS見られないので、ひたすら零戦の組立をしておりました。実況、有難うございます。結構な時間、映ったようですね。お恥ずかしい限りです。
>manaさん、こんばんは。
実況有難うございます。
エイデン岡崎店、もちろんちゃんと許可を得ての撮影ですが、周年祭の売り出し日で混雑しており、とても恥ずかしかったです・・・。
>TETSUさん、こんばんは。
デアゴだけじゃなかったのですね!
講談社さんのシリーズも撮影していたので、無事使用されていたのなら何よりです。
私自身は映像見られないのが幸いかもしれません。きっと直視できませんね。
投稿: YUJI | 2009年11月25日 (水) 22時08分