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2009年11月

2009年11月30日 (月)

「蒸気機関車C62を作る」レールパーツが届きました!

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」の製作の話題です。

終了して久しいこのシリーズですが、本日、飾り台のレールパーツが到着しました。最終号の100号に封入されていた応募はがきで9月末までに申し込むと、無償で頂けるパーツです。
送付予定は11月末頃となっていたので、本当にその通りになりました。

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ついこの間まで毎週のように手にしていた塩ビパッケージさえ、今となっては懐かしく思えます。しかもずっしりと詰まっていて、これだけでC62の一号分くらいのボリュームはしっかりあります。
読者の要望に応じての製作・送付となったとの事ですが、結構な数の希望者がおられる筈です。コスト的にも相当かかっていると思います。私はデアゴさんに対して読者の意見を聞かない!なんて好き勝手な事を言っていましたが、このアフターフォローには感激しています。

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パーツの一覧です。いざパッケージを開けてみると、C62パーツをパッケージから取り出すのも3ヶ月半振りなのに、その期間が一気に凝縮されます。まだ毎週続けていたかのような気分です。
H字型バラスト×2、枕木×2、レールホルダー×4、レール×4です。
私はレールと枕木、レールホルダーだけやってくると思っていたので、バラストパーツまで配布してくれたのにはびっくりしました。

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創刊号の試作品に写真を確認すると、3対の動輪の間にそれぞれ短いレールと枕木があることが確認できます。てっきりこれが完成見本だと思っていたので、製品版にて動輪間の短いレールが無かったことがわかったときには残念な思いがしたものです。

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これが我が家のC62です。
動輪間はバラストパーツで埋められています。動輪が回転するギミックなので、ローラーで分断されているのは仕方ないのですが、かなり寂しい感じです。

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バラストパーツの切り抜き部分に枕木がすっぽりはまる仕組みです。今回のバラストパーツが付属していなかったら、ユーザーが自身で分厚いパーツの切り抜き作業を行わねばならなかったところです。
随分と豪華なおまけパーツを、最後の最後に付けてくれました。

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枕木にレールホルダーを取り付け、各レールホルダーに短いレールを差し込みます。
長いレールの時は接着の必要性は感じなかったのですが、このパーツの場合はレールホルダーとレールとを接着しなければなりません。すぐにぐらついて外れます。

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枕木をバラストパーツの穴に差し込みます。
レールはレールホルダーで丁度左右半分ずつになるようにしておきます。

私はバラストを、本物の石に置き換える予定なので、今日は仮組みだけです。バラスト敷きは時間がかかるので、後日行います。

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レールホルダーにレールをエポキシ系接着剤で固定します。
私は先に接着してしまったのですが、機関車を線路に借り設置してレールの位置を慎重に決定してから接着したほうが良かったかと思います。

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5分硬化型なので、すぐに固着していきます。
さて、C62の飾り台に設置します。

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久し振りに、飾り台からC62を降ろします。
両面テープで仮固定しているバラストパーツを外して、今回のパーツに置き換えます。

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バラストパーツの大きさも、全く同じなのですんなりと置き換わります。

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思ったよりも、動輪間のレールは長いようでした。
これではローラーに干渉しそうです。私の場合、スムーズな動輪の回転のために、ローラーベアリングの土台は固定しておらず、少々前後に動くようになっています。その度にローラーがレールに触れそうです。

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C62を設置します。
レールが微妙ながら水平になっていませんので、本設置後に調整しなければなりません。

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動輪の回転に従って、ローラーが前後してレールに触れるようです。その度にレールの水平が崩れます。
バラスト工事の前に、レールの前後を少し削って短くしたいものです。

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定位置の玄関に再移動します。
私にとっては大きな改良となっていますが、他の人には間違い探しのようで気付かれないかもしれません。

このプレゼントパーツのレールがやってくるまでは、C62の製作が続いているかのような気持ちでいられました。しかし、いよいよ終章がやってきたような、寂しい複雑な気持ちです。
シリーズの継続中には、色々と不満なことも申し上げていたこのC62模型ですが、終了してからもこうして誠実なアフターフォローをしてもらえたことに非常に好印象を持ちました。

前回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型ハンドレールノブ取り付けとハンドレールの延長

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2009年11月29日 (日)

「鉄道博物館」懐かしの列車食堂のビーフシチュー

昨日、講談社の「鉄道模型少年時代」編集部であるアートボックスさんを訪れ、ジオラマグレードアップ講座の電飾の技術情報提供と実演取材を受けました。予定では土日の二日間でしたが、昨夜遅くまで頑張って作業を行ったので、一応、予定の作業は22時少し前に終えることができました。何とかお役に立っていれば幸いですが、今後は編集部の方々のご苦労が続くことと思います。よろしくお願いします。
昨夜は編集部が用意してくださった神田駅近くのビジネスホテルに投宿し、今日は一日休みとなりました。

東京でポッと沸いた休日。昨日は慣れないことにて非常に疲れたので、朝寝坊しても良いいはずなのに、就寝時間が遅くても、早朝に目覚めてしまうものなのです。

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東京にプライベートでやってきて、行きたいところといえば、やっぱり鉄道博物館です。2007年10月に開館してから2年以上経っているのですが、実は訪れたのは今回が初めてでした。
日曜日ということもあって、開館15分前に着いた時には数百人が入り口に並んでいましたが、開館時の混雑はすっかり落ち着いてきているようです。並んでいた人たちの多くは運転シュミレータやミニ列車運転の予約に行ってしまったので、貴重な車両が保存されている1階のヒストリーゾーンもゆったりと見ることができます。
今日は親子連れが多いので多くのお子様たちで賑わっていたのですが、皆さん非常に見学マナーが良いようで感心しました。開館時にはマナーのことで色々と報道があったのですが、改善されていったのでしょう。

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ヒストリーゾーンの中央のターンテーブルを模した展示台に設置されてひときわ目立っているのが、蒸気機関車C57-135号機です。我が家にもTOMIXのNゲージ模型がある、馴染みの機関車です。少し手を加えれば、動態復元できるのではないか、と思うほどの状態の良さです。神田の交通博物館時代には、何度か見ていますが、広々としたところに連れてこられて更に誇らしげです。

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鉄道博物館では、先月から公開された東海道新幹線0系車両が華々しく紹介されています。ヒストリーゾーンから突き出したエリアに、ピカピカに修復された先頭車が設置され、昭和39年10月の東京駅での運転開始セレモニーを髣髴とさせるクス球が吊られています。

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車体表示は昭和39年の運転開始時を再現しています。後に取り付けられた電飾の方向幕は取り外され、サボが入れられています。
車両の中に乗り込んで、往時の旅気分を味わうことができます。早速乗り込みます。

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懐かしい!転換クロスシート、いわゆるバッタンコシートです。0系の引退時には、このタイプのシートの車両は無かったので、復元したのでしょうか。
3列側はボックスシート状に固定されていますが、2人席の方はバッタンコと転換させることができます。懐かしい座り心地に加えて、席の窮屈さを体験できます。現在のN700系や700系とはかなり居住性が異なります。
私が仕事の出張で新幹線に多く乗るようになった頃は、0系と100系、そして後に300系が混在しかけた頃なので、0系が来ると「ハズレ」、その中でもこの転換クロス車両が来ると「大ハズレ」と嘆きました。しかし、程なく出会えなくなって、初めて恋しくなって来たものでした。

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横25m、奥行き8mという巨大なHOゲージレイアウトは、細部の作りこみもかなり見事でした。
博物館にある大型レイアウトは、配線がダイナミックなものの、山肌などが素朴なものが多いのですが、さすが鉄道博物館。凄まじいまでの執念で作られたことが伝わってきます。同時にメンテナンスの苦労も偲ばれます。

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お馴染み、15分程度の劇場入れ替え形式のデモンストレーションです。
一日の鉄道の動きを表すので、夜のシーンになると、夜景が広がります。これだけ大きなレイアウトの夜景はため息モノです。いつまでも見ていたい・・・。

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しかし、デモが終わるとサッサと「劇場」から追い出されます。ガラスに寄って行って細部を見ようとしても、「立ち止まらず外に出てください」と言われ、名残惜しげに立ち去ることになります。
平日の閑散日ならば、もう少しゆっくり見せてくれるのでしょうか。今はとにかく「ケチ!しみったれ!出し惜しみスンナ!」と思ってしまう方式です。ストリップ劇場じゃあるまいし、秘密の空間のように囲った中で、ちょっとだけ見せてパッと閉まって外に出ろってセコイ事言ってないで、開放的にしろよって言いたくなりますが、まあ、開館時の混雑を考えると、入れ替え劇場制は仕方なかったのしょうか。

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館内を歩いていると、やっぱり中央のC57に吸い寄せられます。京都の梅小路蒸気機関車館で、もっと大きな「生きた」機関車たちも何度もたくさん見ているのに、屋内の非日常的な場所に設置してあると、実際以上に大きく感じてしまいます。

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このC57-135号機は晩年を北海道で過ごしたので、C62-2号機と同様にキャブの窓に丸い旋回窓が取り付けられています。
今日は、この旋回窓に電熱線が取り付けられているのを発見しました。丸い旋回窓を横切る2本の棒、これが凍結防止の電熱線かと思われます。この機関車からは撤去されずに残されていました。細かい部分ながら、模型を作っていると気になる箇所です。

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この国鉄バス1号機は、昭和のはじめに岡崎-多治見間などを走行した車両です。モロに私の地元です。2011年春に名古屋港の金城埠頭に開館予定の「JR東海博物館(仮称)」に移動されることが決定しています。
数十年ぶりの里帰りとなるのです。帰ってきた折には、是非名古屋で再開したいと思います。

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小さなバスながら、車内は意外と快適そうです。当時は道路も未舗装でガタガタだったでしょうが、シートのクッションがたっぷりとあって、何とか乗っていられそうな感じがします。

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1階のエントランスそばの日本食堂では、食堂車で出されたメニューを模したものなどを供していて、興味をそそります。吹き抜けの部分に設置されているので、この一帯はカレーなどのおいしそうな香りが漂っていて引き寄せられます。
私もここで食事することにします。

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メニューを見ると、あまり高くないことに気が付きます。
私は新幹線の食堂車が営業していた時代の思い出が多く、特にビーフシチューを食べながらビールを飲んで楽しんだことが印象深く残っています。嬉しいことに、ビールもあります。平日は16時からしか注文できませんが、土日祝日は朝の10時半から注文できます。
公然と、博物館でお酒が飲めるのです。これは楽しい。

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ビーフシチューセット950円、ビール400円。
新幹線の食堂車時代には、ビーフシチューセットは1300円くらいだったので、かなり安くなっています。
ただ、食堂の雰囲気は食堂車とは程遠く、学食のようです。料理を載せてもらったお盆を自分で持ち、席を探すというバフェテリア方式です。皿やナイフ・フォークも食堂車のものとは異なるので、食堂車気分を味わうのは無理があるのは確かです。

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但し、線路側に大きく開いた窓からは列車が見えて、気分はなかなか良い感じです。動かない食堂車の中で窮屈に食事をするよりも、開放的な空間で安い価格で提供される方を好む方は多いでしょう。
ビーフシチューは、食堂車の時代のような、缶詰を温めて具と煮込んだ味でした。懐かしいかといわれると微妙ですが、食堂車時代よりは確実に美味しいと思います。

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館内には食堂が2箇所ある他に、駅弁も売っていて、「ランチトレイン」と称した183系電車の車両の中で、旅気分で食べることができます。次回はこれに挑戦したいものです。車内は空調も効いてバッチリです。

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鉄道博物館にきて感動するのは、全ての保存車両の状態が非常に良く保たれていることです。
博物館に鉄道車両がやってくると、特に内装が痛んでしまうものですが、ここの保存車両は、先述の新幹線0系車両も含めて極めて良好、というよりも現役時代よりもきれいです。新品に取り替えたわけでなく、しっかりと何十年も働いてきた年輪を感じさせながら、美しく保つのは並大抵のことではありません。
この写真の車両は上越線で働いていた181系電車ですが、クッションの状態もよく、このまま走り出すかのような錯覚に陥ります。それにしても、昔の特急電車のシート、狭い!

館内は清潔で、職員の方々の心配りも利いています。まさに新時代の博物館の嚆矢でしょう。鉄道という産業を実物を見て感じ、学びながらもアミューズメントパークの設備とサービスを誇っています。日本の博物館も遂にここまで来たかという想いがします。

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お土産として、鉄道博物館の図録と、鉄道博物館コレクションのTOMIXのコキ50000を買ってきました。
コンテナ車に興味は無いのですが、シンボルマークをあしらったコンテナがキュートなので、思わず手にとってしまいました。もちろん、TOMIXのC57-135やKATOのオハ3126も売店で販売されています。

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図録は5000円と高価であり、しかも開館当時のものなので、0系新幹線先頭車フル展示などの最近のものは書かれていません。しかし、6両保存されている後御料車の車内の詳細写真が掲載されているので価値があります。展示車両は、厳重なるガラスを通して、うっすらとしか観察できません。

鉄道博物館の保存車両スペースは暗く、高感度に強いデジタル一眼レフを持っていかなかったことが悔やまれます。しかし今回は取材のために工作道具を満載した大荷物だったので仕方ありません。次回の訪問時には、しっかりカメラを携えたいものです。

思わず降って沸いた東京での休日、存分に楽しませてもらいました。
最後に、汽笛を鳴らしているC57-135号機です。コンプレッサーからの圧縮空気で、実際に本物の汽笛を鳴らしています。館内に響いて、しばし陶然とします。

再来年の2011年春には、いよいよ私の地元にも「JR東海博物館(仮称)」が開館します。
まだ保存車両の整備などは始まっていないようですが、先日、美濃太田車両区を通りかかったときには丁寧にシートが被せられていたりして準備は進んでいるようです。
期待のC62-17号機も美しく整備されてエントランスのメインの位置に設置されます。とても楽しみです。ハードウェアだけでなく、ソフトウェアとも鉄道博物館に負けない素晴らしいものにして欲しいと切に願っています。

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2009年11月28日 (土)

「鉄道模型少年時代」編集部へ潜入!電飾グレードアップ情報提供しました

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作に関する話題です。

先日ご報告した通り、今日は午後より講談社刊「鉄道模型少年時代」の製作をされている、神田のアートボックスさんを訪れました。かねてより、ジオラマの電飾に関してのグレードアップ講座の技術協力を依頼されており、素人に何ができるか心配でしたが、結局ご要望をお受けしてノコノコ出かけた次第です。
電飾グレードアップ講座の予定は未定ですが、まだ少し先のことになるようです。

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取材自体は午後からで、結構根を詰めて作業を行い、終了したのは22時少し前でした。雑誌編集の業界は、我々の仕事の時間軸とは少々ずれがあるようです。普段は東京ならば、朝一にでかけて9時過ぎから仕事!というのに慣れているので、朝ゆっくりなのは新鮮な気持ちがします。
10時過ぎののぞみ号で名古屋から東京に向かいます。土曜日ののぞみ号は満席でした。皆さんレジャーのスタイルです。

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昼前の中途半端な時間なので、車内では軽食です。
デパートがまだ開店していないので、駅弁となります。名古屋だるまのてんむす弁当です。

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少々大ぶりのてんむす3個と野菜の煮物が入っています。まあ、無難な味です。時間があるときは、JR名古屋高島屋の地下の地雷也で買った方が満足できるでしょう。
もちろんこんなお弁当では足りないので、神田で待ち合わせの前に、えきそばでも食べておきます。

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編集部の方に神田駅まで迎えに来ていただき、歩いて5~6分のアートボックスさんの事務所に向かいます。瀟洒なビルの中に、模型専門誌の編集部はありました。エントランスからウェザリングを施した見事な完成品のプラモデルがいっぱい並んでいます。

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中に入ると、プラモデルや資料でいっぱいで、いかにも模型専門の編集部隊の城内のたたずまいです。戦車など、ミニタリー系が中心で、鉄道模型はほとんどありません。見たことも無いプラモも山積みです。
今日は土曜日で、出社されている方も少ないですし、昼休み中でもあるのでガランとしています。それでも午後遅い時間からパラパラと出社されてきた方がおられます。うーん、完全朝方の私の職場とは大きく環境が異なるようです。
まずはアートボックスの編集部の方々や講談社の担当の方、冊子のライターさんなど、今回お世話になる方々と挨拶です。

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簡単に打ち合わせをして、早速電飾実演開始です。
持ち込んだ資材や道具を取り出し、いつもの作業を開始します。人に見られている前での作業は初めてで戸惑いましたが、皆さん模型に携わっているので反応が良く、思った以上に喜んでいただけて何よりです。
LEDの基本や配線の仕方、光ファイバーの使用方法等、このブログで紹介しているテクニックばかりです。すぐ隣に撮影スタジオがあり、パーツの加工手順をどんどん撮っています。

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今回の取材では、たくさん参考にさせていただくことがありました。
この機械は、LEDのテスターです。定格電流を流して、安全にLEDの点灯実験をすることができます。非常に便利です。是非見つけて購入し、記事のネタにしたいと思います。

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編集部内で、「鉄道模型少年時代」の冊子内のグレードアップ講座で製作したジオラマ見本の作品を見せていただくことができました。
これはフィギュアの設置で使用された駅のジオラマです。実物はエアーブラシなど使用して絶妙の完成度の作品でした。素晴らしい!
思わず隠して持って帰りたくなりましたが、まさかそういう訳にはいきません。

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フィギュアは簡単に取り外して移動できるようになっています。
うーん、このジオラマに電飾を施したいぞ!
この他にも、冊子内に登場するジオラマの数々を見せていただきましたが、まだ掲載前なのでご紹介できません。すみません。
どれも素人が生半可に取り組んで真似できる代物ではありません。本物を目の前にして、しばし感動です。

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アートボックスさんで編集されている雑誌の一部をお土産に頂きました。どれも軍事関係のモデルで、それがこの編集部の得意部門です。なるほど、「鉄道模型少年時代」のグレードアップ講座のジオラマ製作テクニックに、鉄道模型のセオリーとは異なるテクニックが紹介されている理由が解ったような気がします。

結局、今日中に頑張って取材を終え、22時頃、駅に近いビジネスホテルに送っていただき、放免となりました。明日はOFFとなったわけです。でも、もうクタクタ・・・。
本文を書いておられるライターさんから裏話もたくさん伺えましたが、ネタばれになるので、それぞれその記事が掲載された以降に書きたいと思います。

取材終了間際に顔写真を撮られたので、非常にくたびれた様子に写ってしまっています。これが冊子に載るかと思うと心配ですが、どのみちマヌケ面なので仕方ありません。

とにかく模型雑誌編集部訪問なんて始めての経験なので、非常に大きな刺激を受けました。少しでも役に立てたのなら良いのですが・・・。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」ジオコレの行灯の点灯改造実験

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第15号 美しい師弟愛がパネルを作る!

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2009年11月27日 (金)

「鉄道模型少年時代」ジオコレの行灯の点灯改造実験

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の電飾改造に関する話題です。

昨日報告した通り、明日、明後日と講談社刊「鉄道模型少年時代」の編集部である模型誌専門の神田のアートボックスさんを訪れることになっています。10号の記事掲載の際に取材に来られてお世話になりましたが、今度は電飾テクニックの情報提供のためにスタジオで模型を撮影しながらの作業となります。

依頼を受けたときには、模型のプロ集団の中で、私のような素人が乗り込んでどうなるのか、と心配でしたが、素人の作業の方が読者の方に身近で参考になる場合もあるとのことでノコノノコお受けすることにしました。東京は仕事の出張でよく訪れますが、こんな用事で行くのは知らない世界がいっぱい広がっているようで、非常に楽しみです。模型誌の出版部で、今後の参考になるようなことをたくさん吸収してきたいと思っています。

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出版部より、事前にこれまでに配布されたストラクチャーの一部をお送り頂きました。
駅舎や農家など、もう一度製作できるのは楽しいことです。電飾の仕込みの途中まで作業して、撮影用として持参することにします。バスは何台も作業したので、すっかり慣れました。電飾のグレードアップ講座は何号か続く予定なので、その他にも電飾ネタをいくつか持参する予定です。前作の「昭和の鉄道模型をつくる」などで紹介したものばかりです。

今回、新たに持っていく小ネタとして、夏祭りの行灯の電飾を紹介します。
雑誌の取材があるまで秘密にしておこうとも思いましたが、どうせその内書いてしまいそうですし、鉄道模型少年時代の読者と、このとろくさいブログを読んで頂いている方の数は比較にならないので、そんなに影響は無いだろうと勝手に判断しました。

小さな行灯を、必要最小限の工作で点灯させる方法なので、もっと工夫されている方には物足りないかもしれません。

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このシリーズのジオラマには、夏祭りの御輿や行灯が設置されます。でも、まだまだ先の59号頃の付属の予定です。お御輿はどうでもよかったのですが、行灯の点灯実験をしてみたいので、TOMYTEXのジオコレの情景小物シリーズ006「御輿・行灯」を入手して試してみることにしました。「鉄道模型少年時代」編集部のアートボックスさんからも、後ほど同様のセットが送られてきましたが、そちらは未開封のままにして、明日スタジオで使用することにします。

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セット内容は、御輿2基に行灯10本、御輿を担ぐ人形12体です。59号に付属するのも同様のセットと思われます。使用する行灯は、確認できるところでは8本です。余る2本は予備なのか、最初から8本しか付いてこないのかは不明です。

パッケージの試作品の写真と比べると、なんとも大雑把な造形です。でもNゲージレイアウトに設置するのならこんなものでも十分でしょう。
私の場合、今のところ御輿に用はありません。行灯に用があります。パッケージのしゃしんよりも支柱がずっと太いですが、電飾改造の際には好都合です。

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鉄道模型少年時代の試作品レイアウトの写真を見ると、これと同様の行灯が8本見つかります。祭り会場の露天の周りに3本ずつ2列で6個、そして神社の境内に2本です。

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支柱が太いとはいいながらも、四角柱の太さは1.2mmです。
この支柱の中に光ファイバーかLED用の銅線を通そうかと思ったのですが、ちょっと無理っぽいです。太さ1.2mmの支柱の真ん中に正確に穴を穿つ自信はありません。

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行灯の発光部分と支柱とを切り離します。
TOMYTECのジオコレパーツの素材は、光を当てると導光する性質があるので、それを有効活用する予定です。切り離した支柱は使用しません。柱まで導光して光ってしまうと格好悪いからです。

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行灯の発光部に、裏側から途中まで穴を開けます。
ぴったり真ん中に穴を開ける必要があるので、最初に千枚通しで印を付けてからドリルを使います。

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印を付けた所を目安に、ピンバイスに付けたドリルで穴を掘っていきます。行灯を貫通しないよう、ドリルは必要な長さだけ露出しておきます。
1mmくらいのドリルで穴を開けた後、だんだん大きくしていって、最終的に2mm直径の穴を掘ります。2mm直径の穴のためには、最初にど真ん中に穴を開けないといけません。

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発光部分には、チップLEDを使用します。
光ファイバーで導光しようかと思ったのですが、1mmタイプを使用しても思ったような明るさが得られません。模型の電飾は、実際よりも明るいくらいにしてメリハリを付けたいものです。行灯の中に眩いチップLEDを埋め込むことにします。
使用するチップLEDは、1608Wという、横幅1.6mmの極小サイズです。手軽に安価で入手できるタイプとしては最小のものです。10個組、1100円程度で購入しています。久しぶりの極小LEDの半田付けです。チマチマした作業も楽しいものです。

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自作街灯を製作するときと同様の、直径1.5mmの塩ビパイプを必要な長さに切り、チップLEDの配線を中に通して、塩ビパイプの先頭にチップLEDが上向きに付くようにして瞬間接着剤で固定します。

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支柱となる塩ビパイプの側面を、アルミテープでぐるりと巻いて遮光します。先頭の発光部分は露出するようにします。厚手のアルミテープならば、一重巻きで十分です。

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この筒状の発光部分を、行灯に開けた穴に差し込んで固定するという作戦です。2mmの穴を開ければ、丁度良いくらいに横幅1.6mmのチップLEDが収まります。

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支柱と行灯を瞬間接着剤で接着します。
瞬間接着剤といいながらも、本当に瞬間に引っ付くわけではありません。こういった細かいパーツの接着には、硬化促進剤を使用します。この瞬着硬化スプレーを、瞬間接着剤で接着後に「シュッ」と一吹きすれば、文字通り瞬間的に固まります。
硬化促進剤はスプレー状態のものの他に液体のものもあり、状況によって使い分けています。ホームセンターや東急ハンズ、あるいは大型の模型屋さんで販売されています。

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着色する前に、点灯実験です。
うまく行灯の素材に導光されて光ります。根元部分の光の漏れが気になりますが、順を追って改良していこうと思っています。

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レッドのアクリル系塗料で、支柱部分を着色します。
支柱が少々長いのは、土台のベース部分に穴を開けて固定するためです。

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着色後に発光実験です。
簡単な改造ながら、なかなか効果的な作業です。光ファイバーを使用した方法よりもずっと明るい光が得られたので、この方法で量産したいものです。
オリジナルパーツの支柱には、地面に設置する部分に土台がありますが、これは省略しても良いでしょう。実際のお祭りでも支柱は埋められていることが多いように思います。

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簡単な改造ながら、穴あけ部分がシビアだったりして、今日作れたのは2本だけです。これ以上は神経が持ちません・・・。だいたい方針が決まったので、残りの6本は後日製作します。

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オリジナルの行灯と比較すると、ちょっと支柱が太いのが気になります。もう少しアルミテープの巻き方を工夫したいものです。
地面に設置する部分の土台は必要ないかもしれません。実際の行灯を観察すると、ほとんど地中に埋められているようです。

いつも使用している道具類が入ったツールボックスを二つと、電飾資材をキャリーケースに詰め込んだら、相当の大荷物になってしまいました。海外旅行でも行くような姿です。
役に立てるように頑張りたいものだと思っています。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第14号 ボンドとシール・・・

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」編集部へ潜入!電飾グレードアップ情報提供しました

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2009年11月26日 (木)

「鉄道模型少年時代」第14号 ボンドとシール・・・

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第14号です。

このシリーズの表紙の写真は毎回楽しみにしています。これまでは同じ写真の使い回しは無く、試作品レイアウトの魅力を毎回、存分に楽しめます。
今回は神社の参道の場面です。階段の手前の露天と立ち並ぶ行灯の佇まいが秀逸です。ちょっと行灯が傾いているのが気になりますが、これも田舎の風情となるのでしょう。私はこの行灯を一工夫したいと思っています。

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今回の付属品は、川画面のシールと木工用ボンド2種類です。ボンドは丁寧に部品箱に納められています。

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ボンドは先に付属した多目的ボンドとは異なり、市販品そのままです。いずれもコニシの速乾タイプの木工用ボンドで、チューブとボトル2種類です。チューブは30ml、ボトルは50gの最小サイズです。こんなのすぐに無くなってしまうでしょう。どちらも100円強で市販されていますし、木工用ボンドは開封してからもしっかりと蓋を閉めておけば長持ちするので、もっと大きなサイズを買い足しておいた方が、ケチケチ使用せずにすむと思います。
ただ、接着剤はどんな種類も必要最小限の塗布が基本なので、使いすぎは禁物です。

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川画面シールは、パッケージの下に巻物のようにして収められていました。真っ直ぐの状態で届けられると思っていたので意外です。

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川画面シールを伸ばしてみます。きつい巻癖が付いていて、なかなか真っ直ぐにはなりません。本文の作成指示には、電話帳などで半日ほど伸ばしておく方法が書かれていますが、そんな悠長なことはやっていられないので、丁寧に反対に巻いたりして巻き癖を取っていきます。
シールの材質は、インクジェットプリンタのコート紙のような風合いです。つまり、そんなに高級ではありません。もちろん印刷はインクジェットでは無いでしょうが・・・。

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木製ベースの右手前部分の一段低いところに川シールを貼り付けます。まずは位置の確認です。
大きさはぴったりですが、当然ながら平面的です。美しく書かれていますが、凹凸がありません。やっぱり水の表現をしたいものです。とりあえずはこのシートで製作を続け、地面の作成の時に考えたいと思います。

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本文解説には、右手前のボードの隅から貼っていく方法が書かれています。創刊号付属のDVDでは、中央部分から貼っていったので逆になります。
どちらでも良いのでしょうが、右利きの場合、右下に貼り下ろした方がやりやすいので、左上の中央部分から貼ることにしました。左利きならば、右下から貼っていっても良いでしょうが、ボードの段差に剥離紙が引っかかって邪魔になると思います。

シールの位置がずれないように、マスキングテープで仮止めします。

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シールの裏面の剥離紙の角を少しだけ剥がしておきます。

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中央の角部分をピッタリ合わせて貼ります。

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剥離紙を右方向に引っ張りながら、シールとボードの間に空気が入らないように貼っていきます。
セルロイドの定規で軽く押さえながら貼っていくと都合が良いようでした。

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地厚なシールなので、割と簡単に貼り進められます。

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これで今回の作業は終了です。パーツの確認も含め、10分も掛からないでしょう。
ボンドは今回使用しません。保管しておきます。

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来週、第15号の付属品は、地面パネル3枚です。
今回の川部分以外の3枚の木製ベースに貼っていく予定です。今回の木工用ボンドを使用することになるのでしょうか。地面を作成した後に反り返って、木製ベースから浮いてしまわないための対策が必要です。ボンドだけでは心元ありません。釘などの使用を検討したいものです。

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現在、このレイアウトの電飾の準備を進めています。まだ建物なども揃っていないのに気が早いこと、と思われるかもしれませんが、理由があります。

実は今週末、11月28日、29日と、「鉄道模型少年時代」の編集部に呼ばれています。まだ予定ながら、30号過ぎからジオラマグレードアップ講座で電飾グレードアップテクニックの記事を検討されているとの事で、技術や情報の提供をして欲しいとの編集部からの御要望がありました。
もちろん、編集部は模型作りのプロの集団なので、私のような素人がノコノコ出かけて得意になって電気仕掛けを作るようなものではないのですが、素人がやっていることの方が、読者の方々も敷居が低いとのことです。臆面も無くまた誌面に登場するかもしれません。とにかく、週末は泊りがけで上京する予定です。時間があればレポート仕様と思います。

光ファイバーやアルミテープ、チップLEDやCRDなどの定番物を持っていくために揃えて携えていきます。

もちろん企画段階なので、編集の都合でボツになったり、内容がどんどん変わっていくことも予想されます。私も詳しいことは判りませんが、出来ることは協力したいものだと思っています。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第13号 解禁のボージョレ・ヌーボーと楽しむ?

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」ジオコレの行灯の点灯改造実験

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2009年11月25日 (水)

「週刊零戦をつくる」第13号 苦行の回を乗り切りましょう!

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第13号です。

同時に購入している、同じくデアゴスティーニのフェラーリが完成に近づいているためについで作業のようになってしまっています。相変わらずコツコツと似たような組立作業が続いているので尚更地味に思えるのかもしれません。今回はそのコツコツ極まる内容です。作業時間は、どんなに手早く進めても2時間はかかると思います。

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今回のパーツは、毎度の翼内部の小骨2本と機銃パーツなどです。
いつもの厚紙と小袋の構成となっています。全てを指で摘めるほどのちんまりパーツです。今までと似たようなパーツ構成ながら、今回は侮ってはいけない作業でした。この作業を貯めてしまうと、シリーズ挫折の可能性も高いと思われるので、頑張って仕上げなければなりません。

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部品の一覧です。
点火プラグ、小骨(19番)、小骨(20番)、20mm機銃(バー)、パイプです。
左翼に内蔵される機銃のパーツは、今回で一応終了となるようです。黒染めして接着します。
点火プラグが細かい!結構詳細を表現する模型であることがわかります。これに穴を開けるのか、と思うと気が引き締まります。

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今回の作業は、おなじみ左翼の小骨の19番と20番にコの字形フレームと丸パイプの補強材を接着し、エンジン部分に点火プラグを取り付け、機銃のバー部分を塗装して組みつけていくものです。
さらっと書くと大したことが無いようですが、小さな点火プラグに穴を開け、14個のシリンダーヘッドにも全て裏表28個の穴あけ作業があります。地道にピンバイスをグリグリやることになります。

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小骨の番号刻印部分を切り取り、番号を記すシールを貼る作業です。すっかり慣れた作業です。最初から刻印部分など切り取って配布すれば良いのに、と思います。

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小骨に取り付ける補強材を切り出します。
コの字形フレームの6mm、7mm、13mmを各1本、12mmを3本、そして1mmパイプの5mm、6mm、9mm、11mmを各1本、そして10mmを2本作成します。コの字形フレームは、開口部に1mmプラ丸棒を入れて、フレームごと一刀両断にすれば手早い作業で切断できます。
小骨も翼端に近づくと細くなるので補強材も短くなっています。丸パイプは最短は5mmです。両端2mmをヤットコで潰すと、真ん中は1mmしか残りません。殆ど潰れたパイプを貼り付けるようなものです。

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19番の小骨には、左から丸パイプの6mm、10mm、11mm、コの字形フレームの13mm、7mm、12mmを取り付けます。
20mmの小骨には、左から丸パイプの5mm、9mm、10mm、コの字形フレームの12mm、6mm、12mmを取り付けます。
あらかじめ並べておいて、一気に貼り付け作業すれば効率的です。

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ブラシ付き瞬間接着剤でサッサと貼り付けます。
今回は、この補強材取り付けはすばやく済ませておいて、次に進む必要があります。

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19番、20番の小骨を主桁にはめ込みます。
11番から10本の小骨に取り付けた補強材が見事な隊列を見せています。

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点火プラグは、ランナーから切り出す前に、先端の窪みに直径0.7mmのドリルで0.5mmの深さだけ穴を開けます。貫通させるわけではないのでピンバイスのチャックから0.5mm(くらい)だけドリルを露出させておいて作業しました。

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小さな点火プラグ14個の先端にグリグリ穴を開けていきます。地道ながら、慎重さが求められる作業です。

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ランナーから点火プラグを切り離します。
まずは上端のランナーだけ、ニッパーで切ってからやすりで切り口を整えます。

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20mm機銃のバー部分が付属し、今回で左側の機銃が完成となります。黒染めしてから接着剤で固定する予定です。

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機銃のバー部分はガンブルーに漬け込んで黒染めを行い、先端に穴を開けた点火プラグはメタルプライマーを塗ります。
点火プラグの塗装指示がありません。プライマーだけ塗って無塗装なのか、シリンダーヘッドに全て取り付け後に塗装するのかは今のところ不明です。

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点火プラグは、当然エンジンのシリンダーヘッドに取り付けるわけですが、取り付け部にはきちんと穴が開けられていません。
全てのシリンダーヘッド14個の赤丸部分の窪み、裏表合計28箇所に、深さ1.5mmmの穴を開けるという指示があります。
混合吸気管が邪魔になるので、ドリルをギリギリ露出するという方法が取れません。仕方ないのでドリルを長く出しておいての作業です。折損が気になりますし、深さのコントロールもできません。貫通させても良いとのことなので、思い切って開ければ良いのですが、シリンダーヘッドは結構硬くて穴あけが厄介です。

シリンダーヘッドを組み付ける前に、毎回穴を開けておくべきだったと思います。まあ、指示が無かったので仕方ありません。

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デアゴさんの作業手順は、これまでに経験した他のシリーズの経験上、100%信じていたら非効率だということを学習しています。私は幸い、エンジンパーツは接着していないので、シリンダーヘッドは外して穴あけ作業を行いました。
28箇所の穴あけ後は、すっかり指が痛くなりました。この先も同じような作業があるのなら、電動ドリルの購入を検討したいと思います。

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シリンダーヘッドに開けた穴に点火プラグを接着していきます。

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ピンセットを使用して地道に一つずつ瞬間接着剤で取り付けます。
後で外れてきそうです。

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裏側にも点火プラグを貼り付けます。零戦の栄エンジンはツインスパークだったのですね。
今回は7気筒分だけの作業です。

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機銃のバー部分をガンブルーから引き上げ、真鍮ブラシで磨きながら緑青を削り落とします。

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機銃は、ゼリー状瞬間接着剤でサッサと組み立てます。
シリンダーヘッドの穴あけで時間を食ってしまったので、更に硬化促進スプレーを吹きつけ、30秒で仕上げます。

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とにかく、これまでで最高に作業が目白押しの回でした。
今回の作業を溜め込むと、この零戦組み立てが面倒になって挫折するきっかけになりかねない作業内容です。時間がかかる割に劇的に変化しません。おまけに腕や指が大いに痛くなりました。

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次回、第14号のパーツは、翼内部の小骨とエンジンのパーツなどです。
機銃も終わってしまったので、ひたすら地味な作業が続くようです。エンジン部分は当分の間、作業を行います。早く、楽しいコクピット作成に入りたいものです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」機銃のガンブルー処理と中華ドリル

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第14号 チマチマも楽し

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2009年11月24日 (火)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第64号

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第64号です。

いよいよラス前となってしまいました。あとは来週の最終号を残すのみです。

まずは先日のBS日テレの取材内容の放送日のご報告です。

明日、11月25日、20:00~20:54にBS日テレの「徳光和夫のトクセン!!」という番組で、11月8日に自宅で取材を受けた光景が少しだけ映る予定です。六畳間の自室「YUJI工房」にて、デアゴのフェラーリや零戦、講談社の「鉄道模型少年時代」等を弄んでいる状況です。異質な場面を撮りたいので取材にいらしたのだとは思います。極端に道化に描かれていることは無いと思いますが、自分では恥ずかしくて直視できない光景ではあります。

徳光和夫のトクセン!!
http://www.bs4.jp/guide/entame/tokusen/

テーマは、「雑誌の付録が今アツい!大人もハマる!驚異の世界今雑誌の付録がアツい!」とのことで、デアゴスティーニ等の付録付き雑誌にはまっている大人たちの一人として扱われる様子です。模型を作っている光景だけでなく、夫の趣味に妻が呆れているといったコメントや、玄関の下駄箱の上に設置してある1/24スケールのC62の前で酒を飲んでいるフリの影像まで撮影されましたが、どのシーンが使われるかは不明です。僅かな時間使用される影像の為に、殆ど一日がかりでの取材でした。テレビ番組の制作とは手が掛かるものだと改めて思います。

我が家は残念ながらBSの視聴が出来ないので、後日番組制作会社が送ってくださるDVDか、実家での録画分を見るしかありません。BSでは魅力的な番組がたくさん放送されています。早く我が家も取り入れたいものですが、テレビ自体あまり見ないので、優先順位が遅くなっています。

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さて、完成間近のフェラーリですが、今週の冊子の特集は、1966年式の365カリフォルニアです。
アメリカ向けで、僅か14台の限定生産なので、日本ではあまり紹介されていなかった車です。私も今回はじめて知りました。最終盤まで、マニアックな車種の紹介が多かったシリーズの印象です。

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1966年代にしては、クラシカルなエクステリアです。246GTやデイトナの直前の車とは思えないほどです。後姿は同年代のアメ車ようです。マーケットの嗜好をよく理解して作られたのでしょう。

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今回の部品は、センタートンネルカバーです。
落穂拾いのようなパーツ配布が最後まで続きます。吹けば飛ぶようなペラペラのスッカスカパッケージです。なんか、ヘラのような佇まいです。

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部品の一覧です。とはいえ、センタートンネルカバーだけです。必要なビスなどは全てこれまでに付属しています。
こんなパーツもあったっけ、と思うほどの地味なパーツですが、フロアパネルで真ん中だけ抜けた状態でした。カーボンパターンのデカールが貼ってありますが、完成後は底部分となってしまうので、持ち上げてひっくり返さないと確認できないパーツです。

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今回の作業は、付属のセンタートンネルカバーの取り付けに加えて、いよいよリヤカウルの取り付けです。
ボディとリヤカウルの他、6号と11号のビス隠し、56号のDタイプビス8本、46号のBタイプビス2本、48号のリヤカウル用ヒンジ二子、そしてデカールの21番です。最後のデカール貼り付けとなります。

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まず、センタートンネルカバーの取り付けです。
センタートンネルカバーは、表面のカーボンでカールでビス穴が塞がれています。まずはドライバーの先などで穴を開けます。

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Dタイプのビスで6箇所固定します。
センタートンネルの中のケーブル類を整理して、パイプがケーブルを踏んでいない状態にしておかないと、ピッタリとカバーが収まりません。ピンセットでチョイチョイとケーブルを脇に寄せてから蓋を閉じました。

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これでフロントからリヤまでアンダーフロアカバーが取り付きました。

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ビス隠しをはめ込みます。
これは接着の必要が無さそうです。1年くらいビスケースに眠ったままだったパーツです。別に取り付けなくても支障はありません。

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お待ちかねのリヤカウルの取り付け作業です。
リヤカウル用ヒンジは、組み立てガイドにあるとおり、穴の大きい方を内側にしてBタイプのビスで左右とも固定します。ねじがバカにならない程度にガッチリ締め付けておきました。

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ヒンジの穴に、Dタイプのビスを内側からねじ込みます。
ドライバーと共に、ピンセットを使用すると作業がスムーズでした。

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21番のデカールを給油孔の蓋の裏に貼ります。
デカールは単純な長方形なので難しい貼り付けではありませんが、一応マークセッターを使用します。

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リヤカウルのヒンジ部分を、フレームの取り付け部にはめ込みます。結構簡単にパチンとはまります。ヒンジはグラグラの状態ですが、これでよいのでしょう。

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リヤカウルを閉じて、今回の作業は終了です。
リヤカウルはガッチリと固定されているわけではありませんが、重量のあるパーツなので、自然とボディに収まっているようです。

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どうも後方から見ると、右リヤの部分に隙間があるように見えます。こんなものなのでしょうか。

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リヤカウルを開けた状態です。
何とも大きなエンジンだと、改めて思います。

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仕上げのタイヤは、来週の取り付けですが、配布されている3輪については既に取り付けてあります。問題はホイールキャップです。磁石でナットに吸着する仕組みですが、結構簡単に外れます。知らない内にポロリと紛失してしまいそうです。

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次回の65号、最終号の部品は、右リヤタイヤと予備の水転写式のデカール2枚です。
最後の最後にタイヤがやってきて、ホイールにはめ込んで完成となるわけです。全65号、1年以上に亘って組み立ててきたこのフェラーリ、12月の第1週にて完了します。このシリーズは、毎週火曜日か水曜日の習慣となっていたので、完成するのは嬉しいながらも寂しいような複雑な思いです。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第63号

次回はこちら
週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第65号 最終号はタイヤです

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2009年11月23日 (月)

堂々たる体躯!マイクロエース満鉄パシナ979 1次型スカイブルー

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いつもの模型屋さんを訪れると、Nゲージのマイクロエースの満鉄パシナ979の1次型スカイブルーが展示されていたので、思わず購入してしまいました。これだけ大きな機関車を走らせるレイアウトが無いのに、マイクロエースの模型は作りっきりで追加生産しないことも多く、売り切れるとヤバイので即入手です。もちろん「鉄道模型少年時代」や、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」などのミニレイアウトとは無縁ですが、コレクションとしては楽しい機関車です。

1934年から1943年まで満州の大連-パルピン間にて運行されていた特急あじあ号の牽引機です。当時、世界最高水準の技術と豪華さを誇った列車でした。流線型のカバーと派手なスカイブルーの塗装がポイントです。

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このパシナ号、とにかくデカイです。
実機は軌間1435mmの標準軌なのに、スケールは日本の狭軌形Nゲージ模型と同様の1/150スケールで作られています。普通、標準軌の模型は欧米型と同様に1/160スケールで製作するのが一般的で、日本型でも標準軌の新幹線車両は1/160スケールで製作されています。

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箱から取り出すと、その派手な車体色に圧倒されます。しかし、想像していたあじあ号のパシナ形のスカイブルーよりもくすんだ色合いです。記録写真や影像はモノクロなので、今更確認はできません。

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ナンバープレートは「979」です。
細部のモールドのエッジが効いていないように思えますが、実機を見たことが無いので評価基準が判りません。金属パーツのハンドレールが銀色に光り、良いアクセントになっています。
中国の瀋陽蒸気機関車博物館にパシナが静態保存されています。ボディカラーは原型を留めていないようですが、いつか訪れて見上げてみたいものです。

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リヤサイドビューです。
全体を流線型のカウルで覆われているので、大きなボディがなおさら大きく感じます。これだけ大きいと、走らせるレイアウトに苦労することでしょう。

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マイクロエースのNゲージのパシナ、以前から1両持っていました。
「満鉄パシナ3灯火管制改造アジア号7両セット」の中の牽引機です。今回のスカイブルーのパシナも、2001年頃にあじあ号セットとして売られていたものの機関車の単体発売のようです。私と同様、みなさんやっぱり青いパシナが欲しかったのだと思います。

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前回の灯火管制改造型パシナは、戦況が激しくなってきてから黒っぽく塗装されて、ヘッドライトのカバーが取り付けられたりしています。基本的には同じ機関車なので、並べるとボディカラー以外はそっくりです。

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灯火管制改造型のナンバープレートは「パシナ3」です。
ナンバーの他にも、煙突下の給水加熱機の出っ張りやフロントエンドビームのディティールなどが異なります。

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最も特徴的なのは、ヘッドライトのカバーの有無です。
こんな小さなヒサシで効果があったのかどうかはわかりません。その他も細部のディティールに差異がありますが、どうでもよいことに思えます。

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どちらが好きかは好みの問題ですが、やっぱりあじあ号はスカイブルーのパシナが牽引してほしいので、今回の再販はありがたいことです。ボディの塗装の品質はどちらも良好ですが、ハンドレールとのコントラスト等、模型としては少々派手な今回のスカイブルーの方が好ましく思います。

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テンダーのカウルの炭庫のカバーはどちらもパカッと開きます。積炭機の下に設置するときにしか模型では開くことは無いかもしれませんが、効果的で楽しいギミックだと思います。

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夢のパシナ重連のあじあ号です。
今回発売のモデルには重連用カプラーは付属していません。元々重連したかどうかもわかりません。
しかし、前回の灯火管制改造型には前部の重連用アーノルドカプラーが付属しています。全長50mに及ぶ重連機関車は迫力満点です。

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デカイデカイとはいっても、比較対象が無いと想像が付きません。日本型の蒸気機関車模型と並べて比較します。
手前から、この前購入したTOMIXのC57-135、KATOのC62東海道形です。どちらもパシナと同スケールの1/150です。

C57は全長20280mm、全高3945mm、総重量115.5トン。
C62は全長21475mm、全高3980mm、総重量145.17トン。

対するパシナは全長25675mm、全高4800mm、総重量203.31トン。

この写真で見る大きさの違いが、それぞれの機関車の大きさの違いとです。全く異なる基準の鉄道車両といっても良いかもしれません。

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長さの違いもさることながら、全高も800mm以上異なるので、模型でも同じNゲージとは思えないほどの違いです。
動輪の直径はC62、C57の1750mmに対し、パシナは2000mm。実車は走行時の迫力が凄かったことでしょう。

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正面から眺めても、C62やC57の様に、妙に線路が幅広に見えてしまうことはありません。以外に標準軌に1/150、軌間とのバランスでは悪くないようです。

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前回購入の灯火管制形パシナも、カーブ走行半径が315mm以上と制限が厳しいながらもスローからの走行性能は優れています。あじあ号だけでなく、KATOのオリエント急行を牽かせると、なかなか似合います。フライッシュマンのドイツSL、BR-012あたりに負けていません。大動輪の回転する光景は迫力があります。
今回のパシナはまだ走行実験が出来ませんが、きっと同様の良い走りを見せることでしょう。スケール間違いのようなこの模型、日本の狭軌機関車と並べてパシナの巨大さを際立たせたいためにあえて1/150で製作したことが効を奏していると思います。

手にしているとワクワクするような、楽しいコレクションが増えました。
客車セットも売り切れないうちに入手したいものです。あじあ号2編成とも走らせる機会はありませんが・・・。

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2009年11月22日 (日)

「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型ハンドレールノブ取り付けとハンドレールの延長

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」の製作の話題です。

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珊瑚模型のパーツを活用して完成後の改良を進めているC62です。今日は、公式側のボイラーサイドのハンドレールノブの取り付けと、寸足らずになっていたハンドレールのキャブ手前までの延長作業を行いました。
ハンドレールノブは、4個セットで630円です。デアゴスティーニの32号のパーツ購入を利用しても良かったのですが、珊瑚模型のパーツを購入するほうが安価でした。4個セットの内、使用するのは2個だけです。

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デアゴスティーニのキットは、C62-2号機の東海道時代の初期を参考にしているので公式側のハンドレールはボイラーの途中までしかありません。安全弁の下辺りのハンドレールノブの場所で終わっています。昭和31年に新製ボイラーに換装されるまでは、ハンドレールは短かったようです。
しかし、現在の姿はキャブの近辺まで長く伸びています。長いハンドレールを再現するには、ハンドレールノブを二つ追加しなければいけません。

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実機の公式側のボイラーのサイドです。
ハンドレール以外にもたくさんボイラー上を走っている配管があるので見辛いですが、確かにハンドレールはキャブの手前まで延びています。ハンドレールノブの位置については、この写真を参考に決定しました。

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ハンドレールに使用する1mm直径の燐銅線です。
デアゴスティーニのハンドレールは真鍮線だったのですが、買いに行ったホームセンターに1mmの真鍮線がありませんでした。東急ハンズに行けば1mmの真鍮線があることは判っていましたが、まあこれでも十分でしょう。

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珊瑚模型の空気作用管にも使用されている燐銅線は、少し赤みが入っていて真鍮線よりも加工しやすくなっています。300mm10本入りで580円でした。簡単に折れ曲がるので、気をつけて作業をしたいものです。

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ハンドレールノブは、ボイラー側面に穴を開けて固定するので、場所にマジックで印を付けます。

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ピンバイスに取り付けた2mmドリルで一気に穴を開けます。ずれたらどうしよう・・・と心配になる瞬間です。ボイラーのパーツは割合柔らかいので、簡単に穴が開きます。

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一つ当り5分もかからずに穴あけ完了です。どうやら無事ズレずに開けられたようです。

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珊瑚模型のハンドレールノブを嫌気性接着剤で接着します。
2mmの穴を開けましたが、ちょっと緩いので1.9mmの方が良かったと思います。

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ハンドレールを差し込んで、接着固定して作業完了です。
長い間懸念材料となっていたハンドレールの中途半端な状態が、ようやく解決しました。燐銅線の赤み掛かった色合いも、良いアクセントになっているかと思います。

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珊瑚模型のハンドレールノブは全く違和感無く溶け込んでいます。

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一連の珊瑚模型のディティールアップパーツは取り付け終わりました。もっと細かい改良作業をされている方はたくさんおられるので私のものは大したことは無いのですが、オリジナリティがアップしたC62にますます愛着が深まります。
珊瑚模型さんからは、11月末頃に逆転棒カバーやオイルポンプ箱が発売されるようなので、手に入れたいと思っています。

バラストのチャチさが目立ってきました。早く線路部分の改良を行ってしまいたいものです。

前回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型二子三方コックの取り付け

次回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」レールパーツが届きました!

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2009年11月21日 (土)

「週刊零戦をつくる」機銃のガンブルー処理と中華ドリル

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。

全100号中、12号まで来ているこのシリーズですが、このところは毎週地道な作業の繰り返しとなっています。その中でも、10号から機銃のパーツが分割で配布され、少々変化が生じてきました。
戦闘機の、戦うという機能を象徴するウェポンの製作は、心躍るものがあります。

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機銃はプライマーを塗った後、黒鉄色で塗装する旨、本文に指示されています。しかし、せっかくの金属モデルなので、実際の銃と同様にガンブルーによる黒染め処理を行っています。

ガンブルーの中に漬け込んで、何度か引き上げて真鍮ブラシで磨いていくと、だんだん本物の銃のような風合いになってきました。写真に撮ると、青い緑青部分が目立ちますが、実際にはそんなに気になりません。油を刷り込んで磨き上げれば美しく光ると思います。でも、接着剤が使用できなくなるので油は使用できません。
機体に組み付ける最終の段階にて、油での磨き上げを行おうと思います。表面塗装と異なり、内部から染み出てくるような黒い色合いは良い感じです。

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機銃の本体と薬きょう排出部、そしてドラム式マガジン部分は接着処理にて組み立てます。黒染め処理前に耐水ペーパーで形を整えておいたので、ぴったり組むことができます。最初からパーツ精度もソコソコ高いと思います。

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マガジン部分と銃身はまだ接着しませんので仮組み状態です。後は13号付属のバー部分の取り付けがありますが、既に機銃の全容は明らかになってきました。20mm機銃は大型なので存在感があります。ドラム式マガジンには60発の20mm弾が装備されていて、相当強力な火器として太平洋戦争初期には一撃撃墜の威力があったそうです。でも、携行弾数が少ないので、連続発射していたら、数秒で撃ちつくしてしまったとの事。パイロットのご苦労が偲ばれます。

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左翼の9番と10番の小骨の間に機銃はセットされます。
翼の外装を張ってしまったら、銃身の先端以外は全く見えなくなってしまうパーツなのに、キチンと作り上げるのは良い印象です。
前後は少々余裕がありますが、翼の厚みはギリギリです。ドラム式マガジンを使用すると、これ以上装填数を増やせなかったのかもしれません。最終的にはベルト式マガジンの採用により、125発まで携行弾数が増加しています。やっぱり緑青の青い部分が気になるので、細部を擦れる金属ブラシを手に入れたいと思います。

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12号までの全パーツ展開です。
左翼の変化は乏しいのですが、機銃という新しい要素が加わり、ゴチャゴチャしています。組み立て中というよりは、墜落機の残骸展開のような様相を呈してきました。エンジン部分はまだまだパーツの取り付けが続きます。

特徴的で魅力あるパーツから配布して、バラバラに各部を組み立てた後に仕上げをしていくという手順です。普通、機体中央部分から作るのがセオリーだろう、という意見は、デアゴスティーニさんには通用しません。

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さて、この模型では翼の部分のマイクロねじ取り付けに際して、0.7mmと1.0mmの穴あけ作業が必要なために、極細ドリルが付属してきています。その中で、0.7mmドリルは非常に折れやすいとの報告を聞いていたので、予備としてパーツ屋さんで購入してきました。たまにLEDを購入している名古屋の大須の第一アメ横の「アイテク」という電子パーツのお店に、中国製のドリル刃10本組み380円というのを見つけました。

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怪しげや筒っぽに入っています。容器やラベルからして中華クオリティです。安いので文句は言えませんが、こんなので本当に穴が開けられるのでしょうか。ホームセンターなどで買えば、1本入りでももう少し高いようです。

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開封すると、ラベルはすぐに剥がれてしまいました。元々の糊付けは非常にいい加減です。内部のドリルの精度まで怪しく思えてきます。ラベル表記を見ると、直径0.7mm10本入りということと、上海の会社で作られていることだけが理解できます。

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使用中のデアゴスティーニの0.7mmドリル刃と比較しても、あまり違いは感じられません。むしろ、手に取ったときには切れ味が良いようにさえ感じられます。

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デアゴスティーニさんの零戦キットについてきたピンバイスは細いドリルを使用する際には使い心地が良好です。早速、中華ドリルを取り付けて試用してみることにします。

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翼内部の小骨の番号刻印部分の不要パーツを使用して、ドリルを試します。
力を入れないでグリグリやっていると、当たり前のように穴が開いていきます。デアゴスティーニさんのドリルと比べても遜色無い切れ味です。十分に予備として活用できます。これで切れ味が悪くなったら、惜しまずに交換できるようになりました。機会を見つけて1mm等他のサイズも買っておこうと思います。

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普段愛用している精密ドリル刃セットです。普通にホームセンターで売っているものです。0.2mmから1.6mmまで、0.05mmあるいは0.1mm刻みにドリルがセットされていて便利です。
こちらも安価で各サイズが入っており便利なのですが、使用するドリルは限られていて、それだけが磨耗したり、破損します。これらのセットは常用するのではなく、手持ちのドリルのサイズが無いときに使用する方が良いのかもしれません。ちなみに切れ味は、新品時ならばデアゴや今回の中華ドリルよりと同等です。

まだまだ先の長い零戦製作です。終わる頃には道具類も相当に増加していることでしょう。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第12号 ガンブルー漬け込みの機銃パーツ

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第13号 苦行の回を乗り切りましょう!

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2009年11月20日 (金)

JR東海博物館(仮称)への展示待ちの美濃太田機関区の車両たち

今日、仕事にて岐阜県美濃加茂市を訪れる用事があったので、通り道の美濃太田車両区の保存車両をチラリと見て行くことにしました。

高山本線美濃太田駅近くの国道41号線沿いから見えるこの車両区には、国鉄時代に中部地方で活躍した電車や気動車、客車が22両保存されています。この内5両は、2011年春に開館予定の「JR東海博物館(仮称)」にて展示・保存されることが発表されています。

博物館で保存される予定の車両は既に移設されているのか、保存リストに載っていない車両はどうなっているのか等、現在の様子が気になっていました。前回訪れたのは、2008年2月のことなので、まだJR東海博物館の計画は発表されていませんでした。

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保存車両群は、全ての車両が1年9ヶ月前と同じ位置に置かれていました。しかし、全車両に丁寧に保護シートがかけられています。まだ博物館保存に際しての修復作業は行われていないようですが、リストに漏れた車両も一律に、大切に扱われているようです。
かつてはここの保存車両(キハ82)のパーツが盗難に遭った事があります。シートで養生しているのは、嫁入り前?にまた被害に遭うようなことは事前に防ぎたいという親心なのでしょう。

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この特徴ある先頭車の形状は、元祖振り子電車の381系のパノラマグリーン車「クロ381-11」です。381系は、トップナンバーの編成最小ユニットの4両(クロ381-11、モハ381-1、モハ380-1、クハ381-1)が保存されていますが、博物館行きとなるのは両端の先頭車2両です。電動車ユニットは解体されてしまうのでしょうか。

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新品のシルバーの養生シートで覆われています。手前の3両の客車は、オハフ46形客車(手前からオハフ46-2027、2008、2009)です。
ここに保存されている車両の中で、博物館行きが発表されているものは5両です。全37両(内1両はバス)の実車が保存されることになっていますが、美濃太田車両区保存車両からは以下の車両が選出されました。

・381系電車 クハ381-1、クロ381-11
・165系電車 クモハ165-108
・キハ82系気動車 キハ82-73
・オハ47系客車 オハフ46-2008
(現時点の情報なので、後日変更も予想されます)

ここには他に、クモハ103、キハ30、キハ58、キロ28等が保存されていますが、博物館リストに載っていない車両も丁寧にシートで覆われているところを見ると、すぐに解体してしまうのではなく、別の場所で保存を前提としているのかもしれません。当面は、ここに残されるのでしょう。 ただ、381系や165系は走行可能な編成最小単位で保存されていたのに、分解されて先頭車だけ持っていかれるのは残念です。今更動態復元も出来ないから仕方ないのでしょうか。

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2008年2月時点の写真です。多くの車両にまだシートがかけられていません。当時は車両区全体を見下ろせる位置におあつらえ向きの歩道橋があったのですが、道路工事の関係で現在は撤去されており、残念です。
381系や103系、165系、キハ80系等がむき出しで確認できます。

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道路に面して381系がむき出しで置かれているので、細部を確認することが出来ました。私もかつてはよくお世話になった「しなの」の車両です。元祖振り子電車はカーブでのゆすり返しが酷くて、乗り心地は良くありませんでした。座席も、窓際の床が大きく内側に盛り上がっており、足元が窮屈だった思い出があります。パノラマグリーン車は後年に改造して生まれたものです。381系しなのは数多く乗車機会がありましたが、当時はグリーン車に乗るという考えが無かったので、クロ381は未乗車です。

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オハフ46型3両は、整備してまたイベント列車で使用して欲しいと思ってしまいますが、JR東海には牽かせる機関車がありませんね。結構痛んで荒れた状態でした。

大きな地図で見る

地図が表示されない場合は、上のリンクをクリックしてみてください

この車両区は、Googleストリートビューでも確認できます。撮影の時期は不明ですが、現在のシートが掛けられる前なのは間違いなく、多くの車両の形式が特定できます。おそらく、私が前に撮影した2008年2月以降で、新しいシートが掛けられる前に一旦古いシートが外された貴重な時期であると予測できます。
この角度からはオハフ46型客車の他に、キハ58系、キハ80系などが見えます。

大きな地図で見る

地図が表示されない場合は、上のリンクをクリックしてみてください。

381系、103系の左隣はキロ28だったようです。その後ろに165系電車3両、更に左隣はキハ80系とキハ30のようです。
博物館保存予定に無いこれらの車両も丁寧に扱われていて、少し安心しました。

保存車両は長年ここに露天で放置されているので風雨で痛んでいます。博物館移動前に大規模な修繕が行われるものと思います。博物館開館の折には、きれいに化粧直しがなされた貴重な車両と再開したいものです。

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2009年11月19日 (木)

「鉄道模型少年時代」第13号 解禁のボージョレ・ヌーボーと楽しむ?

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第13号です。

先週の12号は、入手が遅れて作業が週末になってしまったので、すぐに13号の発刊日になってしまいました。そんなに変化があるわけではないので焦ることはありません。むしろ、木製ベースは中途半端に接続せずに、全て揃った今週号にて作業を行った方がラクチンかと思います。

表紙の写真のかやぶき農家の屋根の部分の苔むした改良が良い感じですね。来週の本文のジオラマグレードアップ講座でこの農家の改良作業が取り上げられるようです。楽しみです。

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今回の付属品は、木製ベースDです。
これまでの木製ベースA~Cに比べて薄いながらも、しっかりと重量感のあるパッケージです。このシリーズ、どれだけ発刊されているのかわかりませんが、この一連の分割ベースは良く出来ていて満足度の高い号かと思います。

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これでレイアウトのベースとなる部分が揃いました。低密度MDFでそれほど頑丈ではありませんが、ミニレイアウトのベースとしては十分な強度でしょう。講談社の前作の「昭和の鉄道模型をつくる」では、パネルボードをベースにしていたので非常に脆弱であったのですが、今回は大幅に改良が施されています。少なくとも反り返ってくることは無いでしょう。

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今までに配布された木製ベースA~Cは厚みが3cmでしたが、今回のDは1.5cmです。この1.5cmの段差がレイアウトに大きな変化を与えていると思います。

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ベースを裏返して、ねじで固定します。
他のベースよりも1.5cm浮かせないといけないので、適当な本で1.5cmの厚みを設け、その上にボードDを載せます。台として使用したNHKのテキストは、1冊では薄いので2冊使用しています。

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11号付属の蝶ナットとねじを使用します。今回で全て使ってしまうことになります。

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薄いベースDの方に蝶ナットが来るようにしてねじ止めします。
他のベースの連結には、蝶ナットの向きを互い違いにしていたのに、この部分のみ一方方向です。プラスねじ側を薄いベースDの方向にすると、締め付けるときに、ドライバーをねじに当てることが困難であるからだと思います。

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何度か平らな床で表向きにして、上から押さえて木製ベースを平面に調整します。位置が確定したら、全てのねじをきつく締め付けます。

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順にねじを締め付けていくと、ガッチリとしたベースが出来上がります。なかなか頼もしい強度を持っています。

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11号に付属してきたウレタンシートを、木製ベースの底面に貼っていきます。ヘロヘロと頼りないウレタンシートですが、まずは指示通り活用します。3号に付属してきたクリアボンド「アクアリンカー」を使用して、10個のシートをペタペタ貼り付けます。

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合計10箇所に貼り付け、ずれない為のクッションとして使用します。このウレタンシートでは、後に剥がれたり、経年劣化でモロモロになってしまいそうですが、取れてしまったらその時に対策を考えたいと思います。

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ベースが一応出来上がったので、仮にレールやストラクチャーを配置しました。レールは一部しか配布されていないので、手前の鉄橋を始め、大半のものは手持ちのものを使用しました。
小さなレイアウトながら、なかなか楽しい光景になってきました。

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まだ配布されていない鉄橋を渡る里山交通キハ1001です。
この鉄橋を渡る部分は、このレイアウトのアクセントの部分です。上下に立体感が出来ると、走行させるのが楽しくなります。

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来週、第14号の付属品は、川図面と木工用ボンド2種です。
川は、水を表現するような造形をするわけではなく、シール状の図研を貼り付けるだけであることは、創刊号付属のスタートアップDVDで確認済みです。お手軽に仕上げるには仕方の無い措置なのでしょう。多くの方が水面造形を改良されると思うので、私も挑戦したいと思います。レールも敷き終わってからの、かなり後の作業となります。

付属の木工用ボンド、こんなの要らないがなぁ・・・と思いますけれど、工作に必要な資材は出来るだけ提供していくという今回のシリーズのコンセプトに沿っているのでしょうか。

その後、15号~17号では木製ベースに貼る地面用パネルが付属し、レイアウト作成も本格化してきます。ベースから作業を進めていくという、通常のジオラマ製作の手順に沿った配布となります。

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今日は11月第3木曜日で、ボージョレ・ヌーボーの解禁日です。
日本人としてはどうでも良いことながら、何となく毎年1本は買っています。初物好きの日本人の心理をよく捉えたロングセラーです。年々入荷量は減っているそうなのですが、相変わらずお祭り好きな日本が重要なマーケットとなっているのでしょう。

2009年版は、「今年は50年に一度の出来の良さ!」なんて謳っていますが、毎年大して変わりゃしません。ワインとしては出来損ないの味で、食事と一緒に飲むような代物じゃありませんが、一種の飲み物として考えればスッキリ爽やかで美味しいと思います。ワイン飲みたきゃ、同じ価格で買える通常の安ワインの方が100倍は美味しくて、食事も楽しめます。

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職場の近所の酒屋さんで購入したボージョレ・ヌーボーは、「トラン・ボジョレー・ヌーヴォーPET2009」というもので、何とペットボトルに詰められています。フルボトルと同様の750ml詰めで1280円。解禁日に間に合わせるために空輸されるボージョレ・ヌーボーは、価格の大部分が運賃で占められているので、軽く嵩張らないペットボトルならば、てきめんに販売価格に反映できるのでしょう。トランは、フランスではポピュラーなワインブランドなので安心できます。

大手量販店も自社PBのボージョレ・ヌーボーのペットボトル詰めの販売を進めており、解禁日の今日からイオンが750円、西友が780円のお手軽価格で売っているそうです。どうせヌーボーなんてどれも同じようなものだと思うので、処理の簡単な安いペットボトルで十分です。昔からヨーロッパでは安ワインは紙パックで売っていましたが(最近は日本でも)、今はペットボトルも多いようです。当然、ヌーボーの様な運賃が価格の大半を占める商品は、ペットボトル化することが正常な進化だと思います。1000円を割る価格の普通の輸入安ワインも、どんどんペットボトル化して欲しいと思います。

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ボージョレ・ヌーボーが日本で有名になってきたバブル期には、解禁日直後に空輸モノを飲もうと思ったら、1本3500円以上で買わねばなりませんでした。当時の私は大学生であり、ワインなんて縁遠いものです。その中でもボージョレ・ヌーボーは解禁日に恭しく化粧箱入りで販売されるような高級品でした。しかし20歳当時の1988年にヨーロッパを長期旅行し、パリでは当時1本15フラン(約300円)位で売っているものだと知った時、日本人をカモにした、何とも下らないお祭り騒ぎだと思ったものです。

でも、ナンダカンダ言いながらも、それから毎年解禁日かちょっと後日に飲んでいます。今年のは旨いとか、出来が良いとか関係無く、季節の風物詩として気軽にコップに入れてゴクゴク飲むのが楽しい。

でも、やっぱりコップに注ぐ際にペットボトルって味気ないかも・・・。その内、面倒臭くなってラッパ飲みになっていきそうです。かつてバブルの頃の、おしゃれで洗練されたイケテルワインであったボージョレ・ヌーボーのイメージが、お手軽なアル中おやじの堕落の目印みたいになるかもしれません。

今はたそがれて、安いユニクロのフリースを着せられ、場末の酒場で冴えないオヤジを相手にしているけれど、かつてはもて囃され、豪華なドレスを身に纏い、華やかな舞台で一世を風靡した大スターなのよ・・・という嘆き節が聞こえてきそうな、今年のペットボトル・ヌーボーなのでした。ペットボトル再生素材のフリースを着てはいても、中身はずーっと何にも変わっていませんよ。すっきり爽やかで若々しい香りいっぱいです。口に含んだ時の僅かに弾けるガスの感触と新鮮なブドウの酸味、後味を残さずに潔く消え去る明快さ。文句言いながらも、私は貴女の長年のファンです。

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今夜、玄関のCLUB C62で楽しむお酒は、このペットボトルのボージョレ・ヌーボーです。ささやかなバラを愛でながらのささやかな夜のヨロコビの時間です。

ボード組立てが早々に終わってしまったので、飲んでる話になってしまいました。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第12号

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第14号 ボンドとシール・・・

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2009年11月18日 (水)

「週刊零戦をつくる」第12号 ガンブルー漬け込みの機銃パーツ

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第12号です。

毎回ペラッペラのパッケージのこのシリーズです。同時購入のフェラーリ・グランツーリズモも薄くて軽いので、持ち帰りにはラクチンだ、と良いほうに解釈しておきます。

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今回のパーツは、お馴染みの左翼内部の小骨とエンジンのクランクケース、20mm機銃のパーツです。毎度、厚紙に挟まれた小骨と、小さなビニール袋に入ったホワイトメタルの成型パーツです。
前回まででエンジンのシリンダーヘッド部分の配布が終了したので、少しパーツ構成に変化が出てきました。今回、次回にかけて、機銃部分を仕上げていくことになります。

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部品の一覧です。
クランクケース、小骨(17番)、小骨(18番)、20㎜機銃(薬きょう排出部)、20㎜機銃(弾倉の蓋)、20㎜機銃(弾倉)です。

機銃のパーツはなかなか存在感のあるホワイトメタル成型品です。表面は粉を吹いたように白くなっています。
先週配布の機銃本体部分と一緒に、ガンブルーで黒染め処理したいものです。

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今回の作業は、おなじみ左翼の小骨の17番と18番にコの字形フレームと丸パイプの補強材を接着し、エンジンのクランクケースを塗装して取り付け、20mm機銃の本体部分に薬きょう排出部を取り付けて弾倉を作ります。
機銃パーツの黒染めに時間がかかるので、今日は準備作業までとなりそうです。

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毎度お馴染み、小骨の番号刻印部分を切り取り、番号を記すシールを貼る作業です。金属パーツに慣れるための練習作業のようなもの、として理解しておきます。

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小骨の補強材として取り付ける、コの字形フレームの寸法を測って切断します。コの字形フレームは、前回までにたくさん余っているので、半端な長さのものから使用します。
本文解説にはシャープペンシルで印をつけて3方から切り取る、とありますが、素材表面にはシャープペンシルの芯では書けません。また、フレームがつぶれるので、コの字の開口部に1mmのプラ丸棒を入れ、定規で長さを測ってナイフをあてがい、フレーム背側から丸棒ごと一刀両断で切り落とします。フレームを潰すことなく、効率的に切断できます。当初は面倒だったフレーム切断ですが、あっという間に終わってしまいました。

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同じく、小骨の補強材として使用する丸パイプを切断します。
こちらはシャープペンシルで簡単に印が付きます。指定の長さ、及び両端の内側2mm部分をマークします。カッターナイフの刃を当ててコロコロ転がせば簡単に切断できます。

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両端2mmの印を参考に、ヤットコで丸パイプの端を潰します。

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コの字形フレームは、7mm、8mm、12mm、13mm各1本と、14mm2本の合計6本です。
丸パイプの方は、7mm、8mm各1本、11mm12mm確認致しました。2本の合計6本です。
似通った長さばかりなので管理の為に作業台に寸法を貼ったテープを付けて管理します。

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小骨の左半分には丸パイプ、右半分にはコの字形フレームを接着します。
デアゴスティーニさんの解説のままでは小骨の取り付け位置は裏表逆とのことですが、とりあえず左右仮組みしてから逆振りにする方法も考慮したいと思っています。

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17番の小骨には、左からパイプの8mm、11mm、12mm、コの字形フレームの14mm、8mm、13mmの順で取り付けます。ブラシつきの瞬間接着剤でサッサと終わる作業です。

18番の小骨には、左からパイプの7mm、11mm、12mm、コの字形フレームの14mm。7mm、12mmの順です。
瞬間接着剤では、特にコの字形フレームの取り付け強度が不足してパリッと取れてくるかもしれません。

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主翼の主桁に17番、18番の小骨を仮に差し込みます。

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続いて、機銃パーツの確認です。
左側の薬きょう排出部にパーティングラインが見えます。これは切除が必要でしょう。ついでに表面研磨も軽く行っておくことにします。

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1500番の耐水ペーパーを細く短冊状に切り、パーティングラインを切除して、パーツ表面を磨きます。

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弾倉部分の本体への差し込み部に不要な突起があるので、精密やすりで削っておきます。柔らかい素材なので、気をつけないと削りすぎそうです。

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本文指示ではメタルプライマーを吹いてから黒鉄色に塗装することになっていますが、私は銃身部分に引き続き、ガンブルーで黒染め処理を行います。
ガンブルーを樹脂のパレットにあけて、パーツを漬け込みます。誤って金属製の塗料皿などに入れると、皿が反応して真っ黒になってしまってパーツに効果が及ばない、といった悲しい結果になるので要注意です。黒染めには時間がかかるので、しばらくこのまま放置です。

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クランクケース部分にメタルプライマーを筆塗りします。
凹凸が激しく、複雑な形状のクランクケースはスプレー式のメタルプライマーだと塗布漏れが生じそうです。鏡面仕上げを行う部位では無いので、ここはお手軽確実に筆塗りします。

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メタルプライマーが乾燥したら、ガルグレーを筆塗りします。
メタルプライマーがきちんと乗っていれば、筆塗りで心配になるムラは殆ど目立ちません。パーツの窪みや凹みにもしっかりと塗料をいきわたらせることができます。
接合部分に付着した塗料は、組立て時に削り取ります。
また、エンジン部分はシリンダーヘッドやクランクケースを接着する旨、本文解説がありますが、来週の点火プラグ取り付け等の際に邪魔になりそうなので、まだ分解できる状態にしておこうと思っています。

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黒染め液に漬けた機銃パーツは、一旦緑青が吹いたように緑に染まります。そのまま継続して漬けているとだんだん黒くなります。

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頃合を見て引き上げ、緑青を布で拭いてから表面を真鍮ブラシで磨き、また漬け込むという作業を繰り返します。黒光りするような黒染めには数日掛かりそうです。

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次回、第13号のパーツは、左翼内部の小骨1本と、エンジンの点火プラグ、20mm機銃のバー部分です。左側の20mm機銃は、次回で一応完成となるのでしょうか。黒染めは次回のパーツを待ってからにした方が良かったかもしれません。

デアゴスティーにさんの公式ページには15号までのパーツ予告しか載っていません。まだまだ変化に乏しいエンジンと左翼小骨パーツが続くようです。早くコクピットのフェーズに入って欲しいものです。でも、100号をダラダラ持たせるシリーズなので、ゆっくり構えなければなりません。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第11号 ひたすら補強材の作成

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」機銃のガンブルー処理と中華ドリル

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2009年11月17日 (火)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第63号

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第63号です。

いよいよ残り3号のこのシリーズ、今までの配布パーツの最終組立て段階です。1年以上に亘って作り上げてきたこのフェラーリも、あと2週間ほどで組みあがってしまいます。完成を目指して作っているのに、終わると寂しくなってしまいそうです。

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今週の冊子の特集は、1953年式の625TFです。表紙は写真ではなくて、絵です。このタイプの車は現存していないのかもしれません。使用されている写真も50年代のモノクロばかりです。本文に、現存する625バルケッタがカラー写真で掲載されています。
またまた黎明期の知らない車です。名車なのでしょうが、日本ではあまり紹介されていない車種です。このシリーズのためにフェラーリに詳しくなれます。

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F1がカウルを被ったような車とのことで、今作っているエンツォ・フェラーリと同じような存在だったのでしょか。ベースとなった625F1のことも書かれています。フェラーリに最初の優勝をもたらしたフロイラン・ゴンザレスも、この625には手こずった記録が残っています。
625TFは、僅か3台のみ製作されたという、ショーカーの様な存在です。12気筒エンジンが条件のように思われていたフェラーリのロードカーにおいて、コンパクトな直列4気筒を積んだモデルです。
かつてのフェラーリは、12気筒エンジンが特徴のように思われていましたが、それは顧客が勝手に思い込んだ幻想であり、フェラーリの真骨頂たるF1マシンにおいては8気筒や4気筒も活躍しましたし、直列2気筒エンジンさえ試作されました。早く走れるものは何でも試したようです。本元はあまりこだわっていなかったのですね。

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今回の部品は、ワイパーやホイールキャップです。落穂拾いの様な雑多なパーツ構成です。今回の組立作業と関係無くはありませんが、タイヤが最終号の65号付属なのでホイールキャップは最後の仕上げとなりそうです。

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部品の一覧です。
ワイパー、ホイールキャップ3個です。
ホイールキャップについては、最初期の第4号に見本のようにして一つだけ付属してきました。跳ね馬エンブレムの付いたキャップなどの特徴ある魅力的なパーツを手に取って、工作のヨロコビを味あわせ、一人でも多くの購読者を募るといったデアゴスティーニさんの常套手段です。

タイヤとホイールを取り付けてからしか使用しないパーツなので、残りの3つは後の配布となったと思われます。
ワイパーは一体成型の樹脂パーツです。これじゃプラモレベルです。もうちょっと頑張って欲しかったと思わせるディティールです。

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今回は、全てのパーツが掌に乗る、というよりも指で摘めるほどの存在感です。これで1790円は無いだろう、と思ってしまいますが、今更逃げる客もいない状態での商売なわけで、マーケティング手法としては、どんなにボッたくってもいいわけです。まあ、こうまで露骨なことが続くと、次回のシリーズに響くかもしれませんし、私のように戦略を喧伝しちゃうことも止められません。
こうして何度引っかかってもカモになっている我々がいる以上は、「最後まで価格に見合うパーツを手にとってもらおう!」なんていう誠実な思考は生まれてこないのでしょう。こうして世の中の需給のバランスが取れているわけで、別にこの手法が悪いわけではありません。

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今回の作業は、引き続きフロント用パーツの組み立てです。ホイールキャップは使用しません。今回付属のワイパーと53号に付属した3つの小さいバッグを取り付けます。
ただ、小バッグについては、私はとっくに取り付けてしまっておりました。バッグをトランクに載せるのはママゴト遊びのような感覚なので、作業といえるほどのものではありません。

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まず、ワイパーの取り付けです。
ボンネットを持ち上げ、ウィンドスクリーンとの隙間からワイパーを上から差し込みます。ボンネットの付け根の穴に、ワイパーの根元の突起を差し込みます。結構グッと入るので、接着剤の必要は無さそうです。

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ボンネットを戻します。ワイパーはこんな斜めの角度でしか固定できません。実車もこんな感じなのでしょう。
ウィンドスクリーンの保護フィルムは貼ったままです。ひょっとして最後まで剥がさないのでしょうか。

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ボンネットの中に、53号付属の3つの小バッグをはめ込みます。ついでに62号に付属したバッグも手前に置きます。
エンツォ・フェラーリのトランクルームはこれで一杯になってしまいます。二人で一泊旅行なんて無理っぽい感じです。無理やりこれらのバッグに荷物を押し込んでも、お土産を買ったら入れる場所がありません。
まあ、こんな車で旅行に出ないでしょうし、出たとしてもお付きの方がでっかいメルセデスに一杯荷物を積んで随行してくれるのでしょうか。

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とにかく、今回の作業はこれだけで終了です。あっという間に終わってしまいました。

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まだリヤカウルのヒンジが取り付けられていません。今回の作業なのかと思っていたのですが、最後までお預けです。

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ホイールキャップは、4号に付属したものと全く同等のものです。内部に磁石が仕込んであって、ホイールナットに吸着する仕組みです。
せっかくなので、タイヤをはめ込んでみることにします。

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タイヤは、最終号に右のリヤタイヤの配布があるので、現在3輪あります。ホイールは4つとも揃っています。

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62号付属のT型レンチを使用してホイールを固定します。
実車のタイヤのはめ付けを行っているかのような、楽しい作業です。付属パーツがショボくなる代わりに、仕上げ作業の楽しさが大きくなってきているようです。

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ホイールキャップをナットに近づけると、カチャと音がして貼り付きます。走行するモデルではないので、この程度の吸着力で十分だと思います。センターの跳ね馬エンブレムの存在感は絶大です。

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リヤカウルは被せただけですが、ほとんど完成形です。特に、左側面はこれ以上の変化はありません。
手に持つとずっしりとして、これまでの作業の長さを感じます。

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まだリヤタイヤが嵌っていないので、右側面はタイヤ交換の最中のようです。

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あと2週間のことなので、タイヤは嵌めっぱなしでも良いかと思っています。もちろん、右リヤだけはタイヤの取り付けのためにホイールを外さなければなりません。

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次回の64号の部品は、センタートンネルカバーです。
そういえば、フロントとリヤのアンダーカバーは取り付けられたのに、センターだけ穴が開いた状態でした。ミッドシップエンジンなのでセンタートンネルにドライブシャフトが入っていないためか、センタートンネル自体にあまり存在感が無く、カバーも忘れていました。ボディを表向きにしていると忘れてしまいがちなパーツではあります。実は、私もこの予告ページを見るまで忘れていました・・・。
来週もペラペラスッカスカのパッケージは間違いありません。

いよいよ再来週の65号には、右のリヤタイヤと予備のデカールが付属してシリーズ終了です。
今のところ、デカールは失敗していないので、予備分は剥れや破損に備えて保管することになります。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第62号

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第64号

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2009年11月16日 (月)

「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型二子三方コックの取り付け

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」の製作の話題です。

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珊瑚模型のパーツの取り付けによる改良作業を続けているC62です。今回は、非公式側のキャブ下に取り付ける二子三方コックの取り付けを行いました。加えてなべ小ねじの六角頭2×3ビスへの交換作業による外観アップを行います。

先週、久し振りに梅小路蒸気機関車館を訪れて実機を見たので、工作のモチベーションが上がってきました。

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この二子三方コックというもの、非公式側のキャブの底部に取り付けられている割と目立つパーツです。実機の周りを歩いていると、ちょうど目線の位置にあるので印象に残りやすいのだと思います。公式側のスピードメーターを取り付けたので、非公式側にもこの二子三方コックを取り付けたいものです。

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二子三方コックは、スピードメーターと同様に真鍮ロストワックスの精緻な造りになっています。
2ピースに分割されているので、嫌気性接着剤で接着します。

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この二子三方コックもスピードメーターと同様にキャブ底部のなべ小ねじを利用して固定するようになっています。接着処理ではないので頑丈に取り付けられます。

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とりあえず取り付けてみます。ねじ止めなのでガッチリと固定されます。このコックに繋がる配管などが省略されているものの、結構な存在感です。
ただ、非公式側からは、電気仕掛けの為のケーブルが丸見えなので、何とか処理をしなければなりません。

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実機の二子三方コック部分です。
赤地のナンバープレートを付けたこの写真は、昨年の9月に撮影したものです。現在はナンバープレートが現役時代と同じような黒地のものに戻されています。

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キャブ下のスカスカ状態が、少し改善されました。
布巻きの給水管など、まだまだ取り付けるべきパーツが沢山あります。

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続いて、繰り返し追加購入している六角頭2×3ビスです。
2セットの追加購入により、合計7セット購入したことになりました。プラスねじの頭が付いたなべ小ねじをこのビスに交換することにより、外観の品質アップが期待できます。ランニング・ボード上面のビス交換の効果は絶大でした。半田でねじ穴を埋めて表面を研磨するような技術を持たない私にとっては強力な味方なのです。

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ボイラー側面など、公式側は露出しているなべ小ねじを全て交換済みです。今回は非公式側を含めて、表面に露出しているなべ小ねじの十字頭を一掃しようという試みです。
ボイラー側面を接続しているプラスねじです。一応、ねじ頭をゴールドに塗装してありますが、それでも目立つ存在です。

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ひとつひとつ六角2×3ビスに交換していきます。
半田付けしてねじ部分を埋める技術が無い私にとってはありがたいビスです。ビスの頭の出っ張りが薄いので、かなり目立たなくすることができます。

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ボイラー上部などのなべ小ねじも交換します。
デアゴスティーニのC62がおもちゃっぽく見える一つの要因が、このなべ小ねじの十字頭であると思います。今回の作業で、ある程度の改善が図られたと思います。

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テンダー上部の重油タンクなどのねじも交換します。
この模型の表面に出ているなべ小ねじ全てを交換しようとすると、24個セットの珊瑚模型六角頭2×3ビスが7セット必要となりました。ビス代金だけで10290円にもなりますが、これが高いかどうかはその人毎の価値観如何かと思います。

前回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型ツララ切り

次回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型ハンドレールノブ取り付けとハンドレールの延長

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2009年11月15日 (日)

「鉄道模型少年時代」第12号

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第12号です。

昨夜京都から戻ってきたところなので、木曜日発売のこのシリーズの記事が遅くなってしまいました。完全に皆さんに出遅れてしまっているかと思います。福知山の書店では手に入らなかった12号は、無事秋の土曜日を楽しんだ京都で入手することができました。中身はわかっているので、焦って早く手に入れるほどのものではないのですが、一刻も早く見たいのが性分です。
出かけた先から、重いボードのパーツを持って帰らなくても良いのに、と自分でも思いますが、ワザワザ名古屋で途中下車して書店に寄るのも面倒なものです。

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今回の付属品は、木製ベースCです。
パーツの一覧といっても、このところの分割ベースA、Bとあまり変化があるわけではありません。照明ユニットの穴の位置が微妙に異なっているだけです。お馴染みの低密度のMDF材です。

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一応、裏返してパーツの異常が無いかを確認します。
今回も大した作業があるわけではありません。

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先週接続した木製ベースA、Bの左下部分に合わせて確認します。それぞれのベースの色が微妙に異なるのが気になりますが、上にパネルボードが貼られて隠れるので気にする必要はありません。パッと合わせたところ、高さに異常は無さそうです。

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11号に付属したボルトと蝶ナットを二つずつ、そしてワッシャーを4個用意します。今回の作業は、パネルA、BにCを接続して繋げる作業です。ただ、仮止めなので、ギュッとねじを締め付けるわけではありません。

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本文の説明に、ボルトと蝶ナットの位置関係が示してあります。同じ方向にねじを締めるのではなく、互い違いにするようです。確かに、ベース全体に均等に力がかかるようにして、パネルの変化を小さくしたいものです。

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説明のとおり、ボルトと蝶ナットの木製ベースに触れる部分にワッシャーを挟み込んで締め付けます。手で軽く締めるだけにしておきます。

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合体した木製ベースを表に戻します。2箇所ずつの固定で頑丈に固定されるのか心配していましたが、どうやら大丈夫のようです。接合部を木工用ボンドで補強する必要も無さそうです。
今回の作業はこれまでです。入手が遅れて工作も出遅れてしまった12号ではありますが、あっという間に終わってしまいました。

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本文のQ&Aコーナーが拡大されて写真付きの解説が加わっています。その中に、3号付属の多目的ボンド「アクアリンカー」が無くなった時の代替品の解説がありました。
この「アクアリンカー」やっぱり市販されていないようです。サラッとした感触でなかなか使いやすい水性クリアボンドなので残念です。
代替品は、やっぱり合成ゴム系の「ボンドGクリヤー」です。アクアリンカーよりも粘りが強いですが、割と扱いやすいので私も愛用しています。それに加えて似たような名称の「GPクリヤー」もフィギュアの固定などに使用しています。こちらは更に粘りがあります。慣れないと糸を引いてしまって戸惑います。
いずれも合成ゴム系なので、アクアリンカーの様なお手軽さはありません。市販が望まれます。大サイズの通販でもしてくれないでしょうか。

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また、34号に付属する予定のオリジナルのレールクリーナースティックの仕様について解説がありました。34号は来年の4月22日の発売だというのに、気が早いものです。鬼が大笑いしてころげていそうです。
小型レイアウトでも、レールの掃除は必須です。カバーをかけて埃が付かないように注意していても、車両を走らせる限りは車輪とレールの間に生じる静電気のためにレールは汚れて走りがギクシャクしてきます。

私はレールの掃除のための軸として竹の割り箸を愛用していますが、なるほど、先端にガーゼを簡単に固定できるレールクリーナースティックは便利な気がします。微妙な使い心地は手にしてみないと判りませんが、世の中に似た商品は無いと思うので、興味が沸きます。楽しみに待ちたいと思います。

また、24号に付属するコントローラー本体に、「鉄道模型少年時代」のロゴプレートが付くことになったことも予告されています。
私の場合は、車両のライトを灯したいので、このコントローラーは使用する予定がありません。

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来週、第13号の付属品は、木製ベースDです。
4枚のベースがようやく揃うことになります。きっと合体して高さを揃え、ねじを固定することになるのでしょう。がたつきを調整するために、11号付属のウレタンシートを貼るそうですが、あんなヘロヘロシートで役に立つのか心配です。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第11号 ボルト・ナットとウレタン片の巻

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第13号 解禁のボージョレ・ヌーボーと楽しむ

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2009年11月14日 (土)

久々の梅小路蒸気機関車館 旋回窓の謎

昨日、出張先の福知山から休暇に入り、今日は車窓の紅葉を楽しみつつ京都まで移動します。

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京都行きの特急電車は、行きと同じく昭和を代表する特急車両である485系の改造の成れの果ての183系電車です。土曜日ということもあり、城崎温泉にて温泉とカニを楽しんできたような中高年の団体さんで賑わっています。福知山から乗り込んだときに、既にお酒やおつまみの臭いで充満しています。楽しそうです。私も仲間に入れて欲しいほどですが、朝っぱらから飲んでるわけにはいきません。

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隣のホームには、KTR(北近畿タンゴ鉄道)御自慢のタンゴエクスプローラー新大阪行きが入線しています。窓が大きくて快適そうです。こちらに乗ればよかったかと後悔します。
でも、雨上がりの丹波路の水蒸気の霧が立ち上った紅葉の山々の風景は絶品です。これを見るためにワザワザ朝の特急に乗ったのです。

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京都で向かうのは、おなじみの梅小路蒸気機関車館です。福知山にいた朝の内は雨模様でしたが次第に上がってきました。開館直後だったので空いていましたが、だんだん親子連れなどで混み合ってきました。相変わらず蒸気機関車の人気が高いことを感じさせます。

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今日の展示運転車両「スチーム号」の当番は、D51-200号機です。C62よりは小さいものの、結構力強いドラフト音を響かせています。やっぱり生きている機関車はたまりません。この香り、この音、この振動。それを間近で体感できる楽しさを知ってしまってからは、梅小路蒸気機関車館の虜になりました。
春は満開で迎えてくれるホームの後ろの桜は、今は美しく紅葉しています。良いコントラストです。

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お目当てのC62-2号機は、柵外の側線にC62-1号機と重連状態で置かれていました。扇形庫の中にいるときのように傍には寄れません。一昨日、山陰線の特急車内で確認して了解していたことです。
2007年の10月に訪れた時も同様にこの側線に置かれていました。

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この側線にC62がいると細部を観察できません。2007年の時はデアゴスティーニのC62を作り始めていた頃なのでがっかりしたものですが、今はほとんど完成しているので心に余裕があります。
でも、機関車の顔を見ていると、変化に気付きます。ナンバープレートが黒地のものに交換されています。

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これは今年の1月の時のC62-2号機です。ナンバープレートは昨年の6月以降、赤地のものが使われていました。やっぱり黒の方がしっくり来るのか、元に戻されたようです。その他、ヘッドマークステーも下向きになっています。これはいずれ戻されるでしょう。

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特急専用機の証である赤色のナンバープレートも良いですが、やっぱり黒の方が精悍なイメージで似合っている気がします。
足回りに点検整備されたような跡が見られます。年末年始の時期に展示運転を行う準備をしているのでしょうか。大体、次の展示運転の機関車がこの位置で待機していることが多いように思います。

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火室の下部などに、点検の際にチョークで印をつけたような跡があります。油も注されていて、保守はしっかりなされているようです。

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キャブ横のナンバープレートも黒地に交換されています。
テンダーには石炭が盛られています。石炭を長期間雨ざらしにしておくとは考えにくいので、近々ボイラーに火を入れるのでしょうか。展示運転期間にも訪れたいものです。ゆるゆると動くだけですが、火が入ったときのC62の存在感は別格です。

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テンダー後端のナンバーももちろん黒地になっています。また、ナンバープレートの下部に邪魔っけに吊られていた機関車の説明板がありません。でも、あの板が取り外されていても、別段工作の参考になるようなものは露出していません。

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今年の1月の時の展示運転の際の画像です。この席を陣取ると、機関車の蒸気や煙を存分に味わうことができます。
ナンバープレートの下部に機関車の説明板がデカデカと見えます。見学者にとって説明板の存在はありがたいものですが、純粋に機関車のスタイルを楽しみたいものにとっては邪魔なものです。尻に札を下げているようで、不恰好でもあります。

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今回調査したかったのは、テンダー前妻の旋回窓の中にあるとされるくもり取りの電熱線です。珊瑚模型さんの旋回窓パーツの中に電熱線の取り付け交錯があり、縦横2本の線があると解説書に書かれていたのですが、私は取り付け方が判らずに適当に組み立ててしまっていたのでした。以前に撮影した写真でも電熱線は確認できなかったのですが、今日改めてみても、やっぱり電熱線はありません。

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拡大します。
一眼レフを持っていかなかったのでこの写真では良く見えませんが、肉眼で見ていると、はっきり判ります。電熱線はありません。

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C62には近寄れないので、同じような旋回窓を取り付けている他の展示機関車を観察します。
これはC62と同じサイズのボイラーを持つD52-468です。キャブ内に入ることができます。内側から旋回窓を確認できるのですが、やっぱり電熱線は残されていません。素通しの2重ガラスです。

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これはC58-1号機です。旋回窓が付けられていますが、やっぱり電熱線はありません。

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D51-1号機です。やっぱり旋回窓に電熱線はありません。
珊瑚模型さんの説明書に電熱線の存在について書かれていましたが、残念ながら保存時に取り外されたのかもしれません。結局、取り付け方法に関して参考になるようなものは見られませんでした。

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しばらく行かない内に、新顔が入っていました。英国ネルソン社製の1080型です。明治期のタンク機関車が保存されたので、明治、大正、昭和の3世代の機関車が揃ったことになります。

梅小路を出た後は、お気に入りの錦市場に行って秋の味覚を買い込んだりしながら、京都の休日を楽しみました。旋回窓の電熱線の秘密は解けませんでしたが、存分に機関車の息遣いを感じてリフレッシュできたと思います。

「鉄道模型少年時代」12号は京都で求めましたが、今日は開封できません。明日、日曜日にゆっくり楽しもうかと思います。ただ、木製ベースの中途半端な接続作業だけではあります。今夜はパーツ内容の確認をしただけで終了です。

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2009年11月13日 (金)

まだ福知山にて

昨日から出張にて京都の福知山に来ています。書店を探す機会がありませんので「鉄道模型少年時代」の12号は入手出来ておりません。予定通り、帰着後の入手となりそうです。早く読みたいものですが、既に出遅れてしまったので仕方ありません。

今日は帰ろうと思えば、無理やり早く切り上げて最終の京都行き特急「はしだて8号」に乗れないことは無かったのですが、明日が土曜日で休みだということもあり、今夜から完全オフに切り替えてプライベートでの逗留となりました。明日は久し振りに京都の梅小路蒸気機関車館を訪れようと思っています。どうしても確認したいことがあり、仕事ついででなくても近々訪れる予定でした。

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交通の便が良いということで予約した福知山駅前の「松代屋」というビジネスホテルですが、もう一泊をお願いすると快く同じ部屋を取ってくれました。しかしもう仕事ではないので、昨夜の1泊とは別清算としてもらいます。ややこしいことにて申し訳無いのですが、大きな観光資源の少ない地方都市のビジネスホテルは金曜日は空いているので歓迎なのかもしれません。

今夜遅くに京都まで行っても良かったのですが、せっかくの景色の良い山陰線は明るい内に通りたいものです。それに、大都市で夜遅く宿を探すのも面倒です。
この福知山駅前の旅館のような名前のホテル、家族でやっているかのような、実にこじんまりとした心地よいホテルです。宿の人が宿泊者の顔を覚えてくれていて、ビジネスホテルというよりは、オーナーペンションに泊まっているかのようなくつろいだ気持ちになれます。もう仕事は終わったので気楽な気分です。

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朝食も簡単ながら、旅館に泊まっているかのような気持ちにさせてくれます。もちろん美味しいです。大きなチェーンホテルのビュッフェ形式の朝食よりも落ち着きます。

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窓からは福知山駅が見えるのも楽しい。
きっと高架駅になる前は、広大な構内が見渡せたことでしょう。列車の走行音や警笛がどこからか聞こえてくるのはワクワクします。ただ、わざわざ「駅が見える方の部屋!」と指定しないと、街側にされてしまうかもしれません。まあ、普通はその方が好まれるでしょう。

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空いているのを良いことに、ツインの部屋を一人で使わせてもらいました。いつもそうならないでしょうが、部屋が広いので開放感があって落ち着きます。非常にシンプルながら清潔で快適です。

明日は朝の列車に乗って紅葉真っ盛りの丹波路を90分ほど走って京都に向かいます。今年一月以来の梅小路です。昨日、特急「たんば」が京都駅を出た直後にC62-2号機が柵外の側線に出ているのを確認しているので、近くに寄れないことは判っています。でもほとんど完成したデアゴC62の参考にしたいわけではないのでかまいません。

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2009年11月12日 (木)

昭和の香りの特急電車で紅葉の丹波路へ

今日は、毎週楽しみにしている講談社の「鉄道模型少年時代」12号の発売日ですが、明日いっぱいまで京都の福知山に出張の為に購入できません。先程、仕事の後に夜まで開いていた福知山駅の書店で尋ねましたが、予約分しか入荷していないとのことで諦めます。予定通り、名古屋に帰ってから入手しようと思います。木製ベースなので大した工作が無いことは判っています。

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名古屋から福知山へは、新幹線で京都に行き、山陰線の特急電車に乗り継ぎます。京都発、福知山行きの特急「たんば」は、古い183系電車でした。

183系とは言っても、かつて房総半島の各特急や、中央線の「あずさ」、上越線の「とき」等に活躍していた関東の183系ではなく、昭和40年代に大量に生産された交直流電車485系の直流専用化改造車です。姿形はまるっきり懐かしの485系です。「本物」の183系と異なり、車両の片側にしかドアがありませんし、乗降口にはステップがあります。もちろん併結して走ることはできません。

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485系の電動車のパンタグラフ付近には、碍子などの交直流機器があるものですが、この車両では無造作に取り外されています。本当に「取っ払っただけ!」といった感じで、もう少し格好良くしろよ!と思ってしまいます。1車両に2丁あるパンタグラフも付けっぱなしで、片方を使わずに降ろしているだけです。

直流区間だけを走るとはいえ、そんな面倒な改造せずに、JR西日本が大量に保有していた485系をそのまま走らせれば良いのに、と思います。しかし取り外した交流機器は、近郊電車の113系に取り付けて、北陸線などの交流区間を走らせています。セコイというか、無駄が無いというか・・・。
古~い特急電車の使えるところをしゃぶりつくした改造の成れの果てのゾンビのような車両ですが、かくも昔の車両は丈夫だったのでしょう。私の乗ったモハ182型は昭和47年製でした。実に車齢37年です。散々いじられ、ご自慢の高価な交流機器も格下の近郊電車に奪われ、ズタズタにされても健気にお勤めを全うする、物言わぬ車両の運命なのでしょう。

昭和の時代の代表的な特急車両である485系は懐かしい香りプンプンです。模型好きとしても興味深い車両です。
再来年の春には、「サンダーバード」や「しらさぎ」の683系を直流化したような新型車両、287系に置き換えられる予定なので、博物館モノのような特急電車に乗れるのも今の内のようです。

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車内に入っても、20年くらい昔にタイムスリップした気分です。乗り込んだ瞬間に撮影したので誰も乗っていませんが、出発時間までにはこの指定席車は60%位の乗車率になりました。隣の自由席者はガラガラだったのですが、ローカル特急ではしばしば指定席が混雑していることがあります。

動き出すと、やっぱり懐かしの昭和の時代の特急の乗り心地です。揺れるし煩いし座席も狭くて窮屈です。ウィンドシルが高い位置にあるので車内に圧迫感があって、さらに窮屈さに拍車をかけています。こんなんで「特急」って言い張ってイッパシの料金を徴収するとは良い根性だと思ってしまいます。でも、たまに乗るだけの鉄道好きには楽しいものです。

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京都を発車すると、梅小路公園に沿って走ります。
梅小路蒸気機関車館の展示走行列車「スチーム号」が往復する構内線が右側に見えます。まだ営業時間ではないので走っていませんが、運よく時間が合致していれば、山陰線からは間近を走るSLと併走が楽しめることになります。一度体験したいものです。

梅小路蒸気機関車館の扇形庫とは反対側だったので、蒸気機関車群は良く見えませんでしたが、C62-2号機は扇形庫内ではなく、柵外の側線にC62-1号機と重連状態になっている様子でした。つまり今は入館しても近くに寄れない場所に居るということです。スワローエンゼルとお近づきになりたい方にはハズレの期間となります。

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山陰線といえば、京都を出発して程無く見える保津峡が絶景なのですが、今は線形改良されてしまったので、殆どの景勝スポットをトンネルで駆け抜けるようになってしまいました。トンネルとトンネルの合間にチラリと川面と山が見える程度です。
このチラリズムが更にそそるので困ります。丹波の山は程よく紅葉しており、行楽客もたくさん訪れているようです。

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京都から約1時間半、福知山に到着します。
福知山へは5年振りくらいに訪れましたが、駅の光景がまるで様変わりしていてびっくりしました。趣のあった駅と広い構内は、あっさりとした近郊都市の高架駅になっています。2年程前に完成したとのこと。
駅前には蒸気機関車C11の40号機が展示されています。やけに高い位置にあります。仕事の約束の時間までには少しだけ間があったので、タクシーの乗る前に近寄って見ます。

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ターンテーブルの上に乗っかって展示されています。なるほど、ターンテーブルの本来地中にある部分ごと地上展示してあるので、機関車はやたらと高い位置になってしまうのでしょう。
このC11、露天展示なのに、非常に状態良く整備されています。ピカピカの塗装もイヤミが無く、今にも動き出すかのようなキレイさです。きっと丁寧に補修されたのでしょう。

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説明板を見ると、篠山市旧丹南町公民館の広場に長く展示されていたものだということです。きっと大切に扱われてきたのでしょう。
福知山駅構内にあったターンテーブルの施設撤去後の保存の際に運ばれてきたようです。

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機関車の正面には懐かしい腕木式の信号機も保存されています。スッカスカの駅前光景にも溶け込んでいます。

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モダンで没個性的な高架駅の前に嵩上げして展示させられたC11ですが、小型機関車とは思えないほどの存在感を漂わせています。

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仕事が終わって部屋に戻る際にもう一度C11を眺めにいきました。街灯の光を反射し、美しく光っています。長く福知山機関区にいた機関車だけに、周囲の景色は全く様変わりしたものの、懐かしの地で静かに余生を送っていることになるのでしょう。
駅前などに展示された蒸気機関車は、荒れた状態であることが多くてガッカリするのですが、この福知山のC11-40は非常に大切に扱われていて幸せな状態だと思います。

明日も福知山で仕事です。工作お預けです。

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2009年11月11日 (水)

「週刊零戦をつくる」第11号 ひたすら補強材の作成

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第11号です。

このところ変化に乏しい零戦の組立作業です。先日のBS日テレさんの取材の際には、まだ始まって間が経っていない零戦の組立て光景の撮影がありました。しかし、あまり「組み立てている」感じが出なかったのではないかと思います。10号の小骨の形状の整えや、シリンダーヘッドの接着作業などでは、工作の醍醐味は伝わってこないのではないかと心配しています。カットされるかもしれません。

今回は細かい補強材の作成、取り付けに終始しました。コツコツ作業ですが、「作った感」は味わえました。

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今回のパーツは、お馴染みの左翼内部の小骨と補強材、そして20mm機銃のパーツです。退屈な作業の中に、機銃パーツを織り交ぜて変化を付けているようです。
但し、パッケージは毎度のペラペラのスカスカで、書店に並んでいても、黒くて地味なパッケージと相まって存在感がありません。

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部品の一覧です。
小骨(16番)、コの字形フレーム、20mm機銃(本体)、パイプ、シリンダーヘッド(A)、シリンダーヘッド(B)です。
今回の作業は、パイプとコの字形フレームの翼の小骨の補強材の取り付け作業がメインです。細かくて地味な作業ながら、それなりに時間を要しそうです。また、補強材は前回までに配布されたものに結構余剰があるので、半端なサイズが残ったものから使用して行こうと思います。最終的には結構余ってしまいそうです。

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今回の作業は、毎度お馴染みの翼の小骨の番号部分を切除して形状を整えた後、14~16番の小骨にパイプとコの字形フレームの補強材を取り付けます。機銃のパーツを確認して、最後のシリンダーヘッドを作ってエンジンに取り付けていきます。手馴れた作業ばかりで新鮮味はありませんが、チマチマと手間は掛かります。

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まず、今回付属の16番の小骨の番号部分を切除してやすりで整え、番号を記したテープを貼っておきます。

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小骨の補強材に使用する1mmパイプを切断します。
今回は合計9本ものパイプを作成します。定規で寸法を測り、切断する部分にシャープペンシルで印を付けます。両方の切断面から内側に2mmの部分にもヤットコで潰す部分の印を付けておきます。
カッターの刃を当ててパイプをコロコロと転がしながら簡単に切断できます。コの字形フレームと異なり、切断に苦労はありません。パイプは丈夫なので形も崩れにくいようです。

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小骨に取り付ける糊代部分を作ります。パイプの両端2mm部分をヤットコで潰して平らにします。
クニッとしたヤットコの感触が心地良くて、スイスイ作業が進みます。

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8mm×1、9mm×2、12mm×1、13mm×3、15mm×2の、合計9本のパイプを作成します。
9本のパイプの両端、合計18箇所のヤットコのクニッとした快感作業を行ったので満足です。テープに長さを記して作業台に並べておかないと、どれがどれだか判らなくなりそうです。

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さて、次は切断面が崩れがちなコの字形フレームの切断作業です。
本書の説明の通りに3面から少しずつ切っていっても、切断面が潰れたり、斜めになったりしてキレイに整わず、ストレスの溜まる作業です。切断するときに、コの字の内部に詰め物をすれば良いと考え、タミヤの1mm直径のプラ製の丸棒を利用しました。フレーム内部にプラ棒を入れて、一緒に切断するという作戦です。
プラ棒は、他の工作の為にたまたま道具箱に入っていたものだったので、直径1mm程度のものならば、何でも良いかと思います。

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コの字形フレームに詰め物をして切断する方法は大成功!カッターの刃を当てて、グリグリ力を入れても崩れたり潰れたりしません。文字通り一刀両断すれば、簡単に作業終了です。
上の写真では、やけに丸棒を無駄に使用しているようですが、撮影の為に先端を多く露出している為で、実際にはフレームの長さ分が入っていれば十分です。

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9mm、13mm、14mmの3つの長さに切除します。
ピンセットで形を整えたりしなくても良いのでラクチンです。

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合計12本もの補強材を作成しましたが、全て似通った長さなのでゴチャゴチャにしたら判別が付かなくなりそうです。

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今回付属の16番の小骨に補強材を取り付けます。例によって、左側はパイプ材、右側はコの字形フレームです。
左からパイプの8mm、12mm、13mm、コの字形フレームの14mm、9mm、13mmです。

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ブラシ付きの瞬間接着剤でサッサと取り付けます。
デアゴスティーニの公式掲示板の書き込みの中に、実機の小骨は機体内側に付いている様で、裏表逆との指摘があります。今更全てを剥がして接着し直しは出来ないので、知らなかったことにして作業を進めます。

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前回付属の14番、15番のフレームにも補強材を取り付けます。
先週、右側のコの字形フレームの取り付けは終わっているので、今回は左側のパイプ材3本ずつです。どちらも取り付けパイプは同じで、左から9mm、15mm、13mmです。

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付属のピンセットではパイプ材がピーンと飛んでいってしまいそうなので、もっと肉厚の手持ちのピンセットで取り付けていきます。瞬間接着剤ではその内剥がれてくるかもしれませんが、取れたらその時に対策を考えます。とりあえずは問題なく貼り付いています。

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主翼の主桁に、今回作業した14~16番の小骨を差し込みます。
切込みを数えると、小骨は25本あるようです。まだまだ続きます。

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お楽しみの機銃の本体部分ですが、残念ながら今回の組立作業はありません。塗装の指示もありません。パーツを確認し、バリなどを補正して終了です。
ホワイトメタルのガッチリした成型品で、目立つバリはありません。

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前回の銃身部分とは、このように接続されるのでしょうか。
塗装指示が無いので、色はわかりません。私の場合、銃身と同様に黒染めするかもしれないので、プライマーも塗布しないでおきます。

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最後の一つとなったシリンダーヘッドの組立てです。
今回も特に大きなバリはありません。軽く接合部をペーパーで擦って整えるだけです。

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シリンダーヘッドにメタルプライマーを筆塗りします。

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プライマーが乾燥したら、焼鉄色に塗装します。
これが14個目なので、手馴れたものです。今回は目玉クリップでパーツを補ていしました。手に持ちやすくてなかなか良好です。

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エンジンにシリンダーヘッドを組み込みます。これで14気筒分、全て揃いました。
毎週1つか2つずつ付属してきたシリンダーヘッド、一つ一つは軽くて小さなパーツでしたが、こうして揃ってみると、ずっしりと重量感があります。
本文では接着固定の指示がありますが、私は仮組みするだけにしておきます。

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これまでのパーツを展開します。
相変わらず、先週との間違い探しのようですが、エンジンのシリンダーヘッドが全て揃ったので、まとまりが出てきました。

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次回、第12号のパーツは、恒例の左翼の小骨2本に加え、シリンダーケースが終わった関係からか機銃の薬きょう排出部や弾奏の蓋、そしてエンジンのクランクケース等です。機銃で随分引っ張ります。機銃はある程度組み立てるようですが、塗装がどうなっているのかは不明です。

その次の13号には機銃のバー部分とエンジンの点火プラグ等が付属します。点火プラグを取り付けるのに、シリンダーケースや混合吸気管が邪魔になりそうです。エンジン部分の全容が見えてくるまでは接着せず、分解できるようにしておこうと思います。

明日、明後日と京都の福知山に出張予定です。明日は講談社の「鉄道模型少年時代」の12号の発売日で一刻も早く手にしたいのですが、付属パーツは木製ベースで、大した工作は無いことが判っています。名古屋に帰ってから入手しても良いかと考えています。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」機銃のガンブルー黒染め実験

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第12号 ガンブルー漬け込みの機銃パーツ

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2009年11月10日 (火)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第62号

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第62号です。

終了までカウントダウンが4つとなったこのシリーズ、今回の作業でいよいよボディのフロント部分が完成することになります。今まで放置していたウィンドスクリーンとルーフパネルの取り付けです。何でもっと早く取り付けなかったのかは判りませんが、最後まで少しずつ作業を行ってもらって楽しみを継続させようというデアゴスティーニさんのお気遣いなのだと理解しておきます。

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今週の冊子の特集は、1948年から2005年までのオープンエア・フェラーリの系譜です。フェラーリの長い歴史には、珠玉のようなオープンカーが沢山あり、その抜粋を特集したものとなっています。

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黎明期の166MからF430スパイダーまで13種の車が登場しています。既に前の号で単独に特集されているものも多く登場しています。オープンカーの特集なので、盛りだくさんです。
F430スパイダーの記事の部分には、イタリアでこの本が発刊されたときには発表されていなかった最新の468のことも少し触れられているので、日本での発刊に際して少しは内容をアップデートしているようです。

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今回の部品は、オリジナルバッグ等です。また小さくて軽いパーツとなってしまいました。バッグの厚みがあるのでパッケージ自体は分厚いのですが、中身はほとんどダンボールの梱包材です。

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部品の一覧です。
オリジナルバッグ、キャップ(小)2個 です。
オリジナルバッグは、フロントのトランク内部に収納されるものです。実車でも、フェラーリのオプションとして用意されています。バッグは今回の組立作業には関係ありません。

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53号にもトランクに納める小さなバッグが3個付属してきましたが、黒くて味気ないものでした。しかし今回のバッグは大型である上に、細かくて魅力的な造形です。カルチェを思わせるような赤いエナメル革を表現したフラップには、燦然と跳ね馬マークが輝いています。またバッグ本体もカーボンパターンの部分があったり、黒革の部分があったりして変化に富んでいます。楽しい小物です。
ちなみにバッグは開くことができません。

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今回の作業は、ウィンドスクリーンとるルーフパネルの取り付けです。付属しているキャップ二つもデカールを貼ってついでに取り付けます。
ボディと54号のウィンドスクリーン、ルーフパネル、ルームライト、そしてCタイプのビス2本とデカールのNO.14を二つ用意します。手持ちのパーツがどんどん減っていくのは楽しいことです。

まず、今回付属のキャップ二つをエンジンルームに取り付けます。
この二つ、全く同じ形状なのですが、一つは燃料タンクのフィエルキャップ、そしてもう一つはエンジンオイルのキャップです。結構適当なのだと思います。

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キャップの頭にNO.14のデカールを貼り付けます。
貼付面は平らなので難しい作業ではありませんが、位置の調節を行うためにマークセッターをあらかじめパーツに塗っておいてからデカールを載せました。

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エンジンルーム内の吸気チャンバー後部にエンジンオイルのキャップを取り付けます。
取り付け部の穴はカーボンパターンのデカールで覆われているので、あらかじめ千枚通しで穴を開けておきます。ギュッと押し込まなければならなかったので、接着剤の必要は無さそうです。これで漸くエンジンルーム内のパーツが全て揃ったことになるかと思います。

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もう一つのキャップを給油孔に取り付けます。
こちらも軟質の樹脂にギュッと押し込んではめるので、接着の必要はありません。

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今日のメイン作業です。ウィンドスクリーンを取り付けます。
取り付け指示がある今回までに何度か仮組みをしていますが、結構困難な作業だと思っていました。ひょっとして、フロント部分を分解して取り付けるのかと思っていたのですが、どうやら樹脂のウィンドスクリーンを曲げながら差し入れる作業です。
ウィンドスクリーンの左右を一度内側に押してボディに入れ込んでから、全ての突起をはめ込みます。慎重にやれば何とかなる作業でした。ウィンドスクリーンの表面には保護シートが貼られているので、ある程度思い切った作業が可能です。完成後に保護シートを剥がすことになります。今日は貼ったままにしておきます。

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ウィンドスクリーンのルーフの部分のビス穴は、Cタイプのビスを使用して固定します。
小さなビスなので心もとないのですが、これを締める事により、しっかりと固定されました。

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ルームライトをルーフの上から差し込みます。
裏の黒い部分が助手席側になるようにはめ込む指示です。ルーフの穴に落とし込む様にして入れます。

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ルーフパネルをはめ込みます。
前後二つの突起は、スナップのようにパチンとはめ込むことが出来ます。

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ウィンドスクリーンとルーフパネルが付くことにより、何となく作業中だった雰囲気が、一気に完成に近づきました。窓の保護シートを剥がせば、クリアにコクピットを覗き込むことが出来そうです。

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タイヤは付いていませんが、フロントからの視点ではほぼ完成形となっています。

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付属のオリジナルバッグは、トランクの手前部分にピッタリと収まります。これ以上、ほとんど何も載せることができません。

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リヤカウルを被せてみれば、タイヤ以外は完成した形を楽しむことが出来ます。持ち上げてきたら、重い!これまで組み立ててきた成果を感じたような気持ちです。

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次回の63号の部品は、ワイパーとホイールキャップ3個です。
公式ページには最終号の65号までの全てのパーツが記載されています。64号はセンタートンネルカバー、そして65号は右のリヤタイヤと予備のデカールです。

ボディ周りの作業としては、まだリヤカウルの取り付けが行われていません。ヒンジを取り付けてボディに固定する作業となると思うのですが、来週行うのか、最後の作業になるのかはわかりません。
ホイールキャップが全て揃うので、取り付け可能なタイヤを全て装着させてみたいものです。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第61号

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第63号

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2009年11月 9日 (月)

「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型ツララ切り

今日は朝から年に一度の健康診断でした。とりあえず目に見える自覚症状は無いものの、どんな結果が出るかは心配です。特にお酒にかかわるところは、毎年健診の結果が反省のタネになります。

健診は半日ドッグなのでお昼過ぎには終わるのですが、各種検査のために前日の夜8時頃から飲まず食わずで挑まねばなりません。終わったときにはくたくたの腹ペコです。おまけに喉もカラカラ。

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何も無ければ生ビールをプハーッとやりたいところですが、これから仕事なのでそんなわけにはいきません。私にとっての好物のうなぎで健診終了記念です。
健診センターから程近い、名古屋の今池のガスビルB1にある「しら河」でひつまぶしです。お昼時なので満席でしたが、間もなく案内してくれました。

「しら河」は一応有名店ではありますが。特別美味しいわけでも、私が好きなわけでもありません。でも、これからお気に入りの店に行く余裕などありません。すぐさま食べたい!
ということで、毎年健診帰りにこの店を訪れている気がします。

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上ひつまぶし肝吸い付き、1890円。意外とリーズナブルながら、ラマダン明けには十分のボリュームで満足でした。甘辛いタレが胃壁に染み渡るのがわかります。

まず、お櫃の上の御飯に載っている細切れにしたうなぎを杓子でザクザク切りながら混ぜ込み、1杯目はそのまま茶碗によそって食べ、2杯目は分葱や山葵等の薬味を載せて食べ、3杯目か4杯目には熱々の出汁汁をかけてうな茶漬けにする、というのがセオリーですが、食べ方なんて、もちろんお好みでかまいません。このお店はうな茶漬け用のだしを頼むと、急須になみなみと持ってきてくれるのが嬉しい。

さて、今日は週末に行ったC62改良作業の話題です。

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」の製作の話題です。既に週末に取り付け終わっているパーツですが、昨日は取材があって記事に出来ませんでした。

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既に終了しているシリーズなので毎週追われるものが無く、工作がなかなか進まないC62ですが、追加購入している珊瑚模型さんのパーツの取り付けを行っています。今回はボイラー上のツララ切りです。630円ですが、これはなかなか外観変化の効果の高い工作となりました。昨日のBS日テレさんの取材でも、取り付けたばかりのこのツララ切りをアップで撮影していかれました。オリジナルからの改造箇所として取り上げようかと思ったとの事です。映像が使用されるかどうかはわかりません。ただ、取材ギリギリのタイミングでも付けておいて良かったと思います。

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630円と安価なこともあり、簡単なパーツです。一見、真鍮線を組み合わせただけのようなので自作できそうにも思えます。
しかし、私が自作したらこれだけの存在感のものを作れるとは思えません。珊瑚さんのパーツを買ってよかったと思っています。

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C62-2号機のツララ切りは、写真の赤丸印の部分に取り付けられています。煙突の後ろ、ボイラーの手前のボイラーステップの最上部にあります。何だか結い髪に挿した櫛のような佇まいです。

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サイドから見ると、ほんの少し後傾してます。
垂直に取り付けられていたのが使用中に曲がってしまったのか、最初から傾いているのかはわかりません。竣工時には取り付けていなかったパーツです。

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ボイラーステップの上部は滑り止めの鉄板を表現しているために、嫌気性接着剤が使用できません。ゼリー状の瞬間接着剤を使用して接着します。実機のように、ほんの少し傾斜させて取り付けました。

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小さくて簡単なパーツなのに、取り付け効果には大きいものがありました。ボイラー前半部分のアクセントとなっています。

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C62-2号機の実機のボイラーステップには、「架線注意」の標識が取り付けてあります。塗装仕上げをする際には、この標識も再現すると良い感じだと思います。
私は無塗装での組立なので、とりあえず取り付けません。

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スピードメーターにツララ切り等、だんだん追加パーツg増えてくるに従って、オリジナル性が出てきました。素朴な造形のデアゴスティーニの模型も、少し手を加えることによって愛着が増すというものです。

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C62のツララ切りは車体によって異なっています。
これは2011年開館予定のJR東海博物館(仮称)に保存予定にて、現在名古屋の東山公園にて移動待ちのC62-17号機のツララ切りです。2号機のように上部がラウンドしていなくて、単純な造形です。しかも垂直に取り付けられています。模型を制作することによって、実機の細かい差異を感じることが出来ます。

前回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型のスピードメーターの取り付け

次回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型二子三方コックの取り付け

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2009年11月 8日 (日)

BS日テレ「徳光和夫のトクセン!!」の取材を受けました!

先週、講談社の「鉄道模型少年時代」10号に掲載させていただいたばかりだというのに、今度はまたテレビに少しだけ私のバカ面が登場することになりました。ブログをやっているお陰で、色々と貴重な経験をさせていただけるのはとてもありがたいことです。

今日、BS日テレの「徳光和夫のトクセン!!」という番組の取材を受けました。しばらく前から問い合わせがあり、日曜日ならば御協力できるとの返事をしていたところ、今日の取材となったわけです。ディレクターさんとカメラマンさんのお二人で、はるばる東京から日帰りでお越しになりました。

番組概要は以下の通りです。

放送局:日本テレビBS(BS日テレ)
番組名:「徳光和夫のトクセン!!」
放送日:2009年11月25日(水)20:00~20:54(仮)
※放送日は予告無く変更になる可能性があります。

放送テーマは「日本の雑誌の今」で、雑誌の付録を切り口にして、しのぎを削る雑誌の最前線の取材するとのことです。
分冊百科の今、と称して、デアゴスティーニさんをはじめとする分冊雑誌の工作の部分のユーザーとしての登場です。私なんかで良かったのでしょうか・・・。

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完成間近のデアゴスティーニの「フェラーリ・グランツーリズモ」や玄関の「蒸気機関車C62をつくる」、作り始めた「零戦をつくる」、そして講談社さんの「昭和の鉄道模型をつくる」、「鉄道模型少年時代」などをひとつひとつ撮影されていきました。
フェラーリを眺めながら、鉄道模型少年時代のバスの改造作業をしているところなどの光景です。いつも作業台をこんなに乱雑にして工作しているわけではありません・・・。撮影用です。

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今回はデアゴスティーニさんに限った内容では無いとの事なので、「昭和の鉄道模型をつくる」や「鉄道模型少年時代」についてもアレコレ取材されました。特に、配布状態では飽き足らずに、電飾改造した箇所などを詳しく聞かれましたが、果たして映像が使われるのかは判りません。

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玄関のC62も、前照灯やキャブレットキャッチャーなどの珊瑚模型さんのパーツ部分など細かく撮影されています。しかも、ブログに玄関でお酒を飲んでいることを書いていたので、その場を再現して欲しいとのリクエストに応える羽目になりました。まさか昼間から飲んでいられないので、グラスの中身はウーロン茶ですが。
こんな恥ずかしい場面を全国放送されるのでしょうか。

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自宅での取材に加えて、模型屋さんにパーツを購入しにいくシーンも撮影がありました。
岡崎で行きつけの個人的な模型屋さんは無いので、近所のコムタウンのエイデン岡崎本店に御案内します。まずはコムタウンの屋上駐車場から、岡崎市街地を撮影されるディレクターさんとカメラマンさんです。

エイデン岡崎本店の模型コーナーは、普段も良く出かけるので、恥ずかしいことこの上ありません。周年祭の売り出し日で店内は大変混雑していましたが、さすがは日テレ、取材許可をしっかり取ってあるので、スムーズな取材です。今度からこのお店に変な格好では行けなくなりました。

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お土産として、日テレのキャラクターの「そらジロー」のグッズを頂きました。最初は怖く見えたこのキャラクターも、しばらく見ていると可愛く見えてくるのが意外です。

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また、今回は「奥様にもインタビューしたい」との御要望でした。
妻に伝えると、「可愛くて美味しいお菓子があれば、答えてやらないでもない!」等とふざけた事を言っていたのでそのまま伝えたら、女性ディレクターさんが気を遣って、ダロワイヨのマカロンを買ってきて下さいました。恐縮です。
妻への質問は、お決まりの「旦那の趣味をどう思うか」というものです。ヒヤヒヤものですが、ダロワイヨの効果は絶大で、無難な答えにとどめてくれて、ほっとします。

取材は午前10時50分から午後5時頃まで続きました。多分使用されるのは僅かの時間ですが、大変な長時間取材、本当にお疲れ様でした。

我が家ではBSの視聴は出来ないので、実家で録画してもらって見ようと思います。また、通例にて放送後に日テレさんがDVDをお送りくださる予定です。

今年に入って始まった取材は3回目ですが、何度目でも慣れるものではありません。ただ、お陰様で楽しい思いをさせて頂いたので、工作はちっとも進まない一日でしたが、充実した気分です。

もしBSが視聴できる方は、11月25日の8時からの放送を御笑覧いただけたら幸いです。でも、きっと僅かなシーンと思われます。

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2009年11月 7日 (土)

「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型のスピードメーターの取り付け

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」の製作の話題です。

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先日追加購入した珊瑚模型さんの追加パーツの内、まずは一番の目玉であったスピードメーターの取り付けを行いました。

3分割されているスピードメーターは、真鍮ロストワックスの精密な造りです。手に取っているだけでも心地良いのですが、価格は4200円もします。少量生産でコストもかかっているので仕方ありません。模型をやっていると、欲しいパーツについての金銭感覚が狂ってきそうです。

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C62形2号機のスピードメーターは、第三動輪の回転から速度を感知する構造になっています。第三動輪に連動した回転軸は、キャブの底面から伸びたアームに接続されています。
模型を眺めるときは上から見下ろすことが多いのですが、実機を見るときには大抵見上げることになります。足回りのパーツはよく目に付いて印象に残りやすいのです。スピードメーターは、模型では小さなパーツですが、実機を見ていると、印象が多く残っているものなのです。

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例によって、梅小路蒸気機関車館で撮影してきた実機の資料写真をたくさん拡げて作業開始です。
このパーツには、珊瑚模型さんの簡単な解説書が付属しています。細かい図解が書かれているので、解説書に沿って作業すれば取り付けができます。

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まず、キャブの底部から伸びたアーム部分の取り付けです。
キャブ底面の丸印のねじで共締めする構造です。機関車を上下分解しないとドライバーが当てられないので厄介ですが、接着処理ではないので安心です。

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実機のアーム部分です。
C62-2号機竣工時には取り付けられていなかったパーツなので、デアゴスティーニのキットに付属していなくても仕方ない部分です。

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実機と全く同じ位置に取り付けられます。珊瑚模型さんのパーツ設計のすばらしさに感動です。ねじで固定しているので、ポロッと外れる心配はありません

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0.8mm真鍮線の回転軸を嫌気性接着剤で接着してから、前方の速度感知部分の取り付けです。このパーツは、コンプレッサーの底部に接着する指示となっています。

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実機の速度感知部分です。第三動輪の回転を感知する部分はコンプレッサーに固定されています。取り付け部は結構奥の方にあります。

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こちらも嫌気性接着剤で貼り付けます。回転軸も接着して作業終了です。

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この模型ではスピードメーターは飾りなので回転の感知をするわけではありませんが、第三動輪に近接した部分から速度感知している実機の構造をある程度再現していると思います。

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コンプレッサー底部に貼り付けた部分は嫌気性接着剤では後で剥れてくるかもしれません。その際にはエポキシ系接着剤で貼りなおす予定です。

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スピードメーターの存在感はまずまずです。価格に見合った効果があるかは不明ですが、実機で印象深い部分が再現されたことには大きな意義があったと思います。

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普段、公式側を手前にC62を置いているので、今回は変化を感じられる作業となりました。
続いて、ボイラー上部のツララ切りや非公式側のキャブ下の二子三方コック、ハンドレールの延長などの作業を行う予定です。

前回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型の追加パーツ:スピードメーターほか

次回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型ツララ切り

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2009年11月 6日 (金)

「週刊零戦をつくる」機銃のガンブルー黒染め実験

今日は職場の同僚の送別会にて、しこたま飲んで先程帰還です。来週早々に健康診断なのでお酒は自重しなければならないのですが、既に手遅れです。
手元が狂って工作は出来そうにありませんので、昨日までに進めてきたデアゴスティーニの零戦の改良作業についての小ネタを書きます。

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。

100号中、10号まで進行しているこのシリーズですが、このところ毎回、左の翼内部の小骨加工やエンジンのシリンダーヘッド組立てばかりが続いていて少々マンネリ気味です。しかし10号にて、翼に内蔵される20mm機銃の銃身部分のみ配布され、少し楽しくなってきました。ココロを揺すぶるパーツを微妙なタイミングで織り交ぜている様子です。

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この20mm機銃、先端の銃口に1mm直径の穴を穿った後、一旦はC62の動輪に使用したブルー液で黒染め処理を行ったのですが、うまくいきませんでした。

そのため本文の組立てガイドの指示通り、メタルプラーマーを塗った後に黒鉄色で塗装しました。しかし、イマイチ納得できないので、うすめ液で塗料を剥がして再び黒染めに挑戦することにしました。
実機の機銃も、黒染め(ブルーイング)した後に油で磨きこんであるはずです。それを再現したいというのがコダワリなのです。ここで言う黒染めとは、金属の表面に黒錆びの皮膜を作って、表面強化と錆止めを行う処理のことです。

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機銃塗装前の黒染めの失敗談です。
1年以上前にC62に使用した亜鉛合金黒染め用のブルー液は、なんだか容器が酸化したかの様に赤っぽく変色していました。トレイに空けると酸っぱい様な不気味な臭いもあります。
模型屋さんのモデルガンのコーナーで購入したこのブルー液は、元々希釈されたものでした。そのために変質している可能性があります。

捨てるのも勿体無いので、一旦機銃パーツに筆塗りして様子を見ますが、ホワイトメタルの一部が少し変色した程度で、きれいに黒染めできません。

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ブルー液の中にパーツごと漬け込んでみましたが、あまり変化がありません。ホワイトメタルの材質がこのブルー液に合わないのか、ブルー液が劣化して効果が無くなってしまったのかは判りません。だた、なんとも酸っぱいような腐敗臭がして不快です。

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数時間漬け込んで様子を見ましたが、変なグレーに変色したものの、到底黒染めとは言えません。
この後、塗装したのですが、結局諦めきれずに塗料を剥いで新しい黒染め液を試すことにしました。

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劣化している可能性があるブルー液は廃棄し、模型屋さんのモデルガンコーナーで新しく異なるブランドの亜鉛合金用のガンブルーを購入してきました。今度は原液なのか濃くてトロッとしています。250mmのたっぷりサイズなので、ふんだんに使用出来そうです。

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早速、塗料を剥いだ機銃パーツを新鮮なガンブルーに漬け込みました。漬けたらすぐに変色してくるのがわかります。やっぱり古いブルー液は希釈されたもので経年劣化していたようです。

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粘度がある原液の中で、機銃がみるみる黒く変色していきます。頃合いを見て引き上げます。零戦のキット付属のピンセットの先まで黒染めされてしまいそうです。

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見事に銃身部分が黒く染められました。
しかし、塗料の取り漏れや脱脂不足があったのか、所々緑の緑青のようなものが吹いています。丹念に削り落としながら繰り返しガンブルーに漬け込みます。

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段々全体が青黒くなってきました。当初のホワイトメタルの色合いが想像できないほどです。

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真鍮ブラシで軽く磨くと黒光りしてきました。金属の素材感バッチリの銃の佇まいです。
銃座やマガジンも同様に黒染めして取り付けた後に、軽くオイルで磨くとリアルになりそうです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第10号 銃口は開いていて欲しい

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第11号 ひたすら補強材の作成

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2009年11月 5日 (木)

「鉄道模型少年時代」第11号 ボルト・ナットとウレタン片の巻

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第11号です。

レイアウトのベースのパーツ配布フェーズのために、あまり工作がありません。しかも今回はチマチマしたパーツの配布のためにパッケージもスカスカです。あまり書くネタがありません。
表紙のジオラマの写真は今のところ使い回しはありません。やっぱり鉄橋を渡るところがこのレイアウトのハイライトになるようです。
川辺をよく見ると、試作品の橋脚のレンガの目地が白く加工されていることに気付きます。プラモを磨くコンパウンド等を塗りこんで表現できそうです。

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今回の付属品は、木製ベース用パーツです。
9号、10号にて付属してきた木製ベースA、B、そして今後の12号、13号に付属する木製ベースC、Dを裏面から接続するためのボルトやナットなどです。非常にコンパクトなパーツ構成です。駅舎や農家等のストラクチャーが入っていたのと同じようなボール箱にガザガザに収納されています。

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パーツの一覧です。
蝶ナット×4、ボルト×4、ワッシャー×4、ウレタンシート×10です。
ボルトやナットはホームセンターで安価に揃いそうですし、ウレタンシートも単なるスポンジ材です。長丁場のシリーズでは、こんな回も幾度かあるものです。

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サイズが2.5cm×1cmの10枚のウレタンシートは、13号の時点にてベースの裏面に貼り付けるとのことです。しかし両面テープなど付いていないので、多目的ボンドでの接着となるのでしょう。
しかしこのパーツ、経年でモロモロに崩れていきそうです。ベースの安定のためにはゴムマットやシリコンマット等を用意した方が良いかもしれません。検討したいと思います。

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今回は少しだけ作業指示があります。ただ、無理に今回行う必要性は無く、4枚のボードが揃う13号になってからの作業の方が効率が良いでしょう。
使用するのは蝶ナットとボルト2個ずつとワッシャー4個だけです。その他は保管指示です。

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木製ボードのA、Bを並べます。パーツの加工精度は良好で、天板はツライチになっています。

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ボードを裏返し、接続面のねじ穴にワッシャーを通したボルトを通します。ボルトと蝶ナットの位置は、上下互い違いにするとの指示です。
ボルトの頭と蝶ナットがボードに触れる部分にはワッシャーを挟み込みます。

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今回は仮止めなので、蝶ナットは軽く締めておくだけです。きちんと締め付けようと思ったら、ボルトの方を固定するためにドライバーが必要です。

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ボードを再び表向きにして、天板を確認します。
2枚だけなので調整は簡単ですが、4枚のボードを最終的に固定する際には慎重な作業をしようと思います。

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一応天板は平らに保たれているようですが、ボルトは軽く締め付けただけなのですぐにズレそうです。固定する際には、接合部に木工用ボンドを塗って補強したいものです。

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来週、第12号の付属品は、木製ベースCです。きっと3枚のボードの仮止めとなるのでしょう。
今後、13号にて右手前部分の少々低い木製ベースDが付属し、レイアウトのベースとなる部分が完成します。
14号から17号までは、木製ボードの上に貼るパネルボードが付属します。前作の「昭和の鉄道模型をつくる」では、木製ボードが無くてパネルボードだけでベースが構成されていたので、製作に従って反り返ってきて苦労しました。やっぱりレイアウトのベースとなる部分は丈夫であってほしいものです。今回は反り返る心配は無いかと思います。

前回はこちら
TOMIX キハ10型は8輪ドリフト!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第12号

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2009年11月 4日 (水)

「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型の追加パーツ:スピードメーターほか

デアゴスティーニ、パーツ付きクラフトマガジン「蒸気機関車C62を作る」の製作の話題です。

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この1/24の大きなC62模型、シリーズ終了後も珊瑚模型さんのパーツなどで改良を続けています。11月末頃に飾り台の動輪の間のレールや枕木がデアゴスティーニさんから提供される予定なので、その時点で成型パーツのバラストを、実際の石に交換して最終的に完成とする予定です。それまでに機関車本体の改良を進めておこうと思います。

前回、旋回窓などを取り付けた後、更に細かいパーツを珊瑚模型さんに追加発注して、早速届きました。相変わらず、対応は迅速です。今回は、テンダーの図面を含めて6種7点です。結構高価なパーツもあります。
今日は到着したパーツを確認して終了です。後日取り付け作業を行います。

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まずは、一番期待していたスピードメーターです。
C62-2号機竣工時には取り付けられていなかったのか、デアゴスティーニのキットには付属していなかったパーツです。結構目立つ部分なので、後年取り付けられたものかもしれません。
珊瑚模型のパーツは、小さな真鍮ロストワックスのパーツながら、かなり細かい造形なので4200円もします。

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第3動輪から車速を感知するためのスピードメーターのセットは、機関車の公式側のキャブ底面、コンプレッサー下部、そして二つのパーツを接続する真鍮線の合計3つのパーツで出来ています。
相変わらず細かい造形で、手にしているだけで快感です。

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キャブの前方底面にアームが取り付けられ、第3動輪まで軸が伸びています。軸は、コンプレッサーの底面に取り付けられた車速感知機に繋がっています。
実機を目の前にすると、よく目に付く部分です。再現したいと思っていました。自作されている方も多いようですが、私には工作力が無いので、優れた珊瑚模型パーツを購入することになります。

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パッケージ内には、取り付けの解説書が付属していました。
キャブ下のアーム部分は、キャブの床板を固定するねじを使用して固定するとの事です。車速感知器はコンプレッサーに接着処理となります。

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次は、二子三方コックです。
スピードメーターと反対側の、非公式側のキャブ下部に取り付けられるパーツです。2730円です。

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二つのパーツで構成されています。こちらも真鍮ロストワックスの緻密な造形です。大量製作品には無い魅力があります。

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実機の非公式側のキャブの底部に取り付けられています。これも、キャブ底板の固定ねじで固定されるようです。

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ツララ切りです。9月に注文していたものなのですが、製作が遅れていたので、今回の注文と一緒に送ってもらいました。630円です。

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本体の真鍮線と、底部の真鍮板で作成されています。これくらい自分で製作できたかもしれません。でも、珊瑚模型のパーツの素材感は格別です。

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ツララ切りは、ボイラーステップの上部にあります。きっと北海道に渡ってから取り付けられたのでしょう。

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ハンドレールノブです。4個で630円です。

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公式側のボイラーのハンドレールをキャブまで伸ばした際に、ハンドレールノブが二つ足りなくなるので購入しました。ボイラーへの穴あけが必要です。

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テンダー原寸参考図、A3版3枚にて630円です。
テンダーの細かい部分が良くわかります。前回購入したATS収納箱の正確な位置について知りたかったのですが、その他にも取り付けたいパーツが増えてきました。

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最後に、六角頭2×3ビスです。24個入りで1470円を2セット追加購入です。なべ小ねじの部分を、このビスで置き換えて見栄えを良くしようということで、今回が最後の追加となります。ボイラー非公式側等のねじを置き換えます。

やたらと高価なこのビス、結局7セット購入しました。

他の工作が忙しく、毎週追われることの無いC62はどうしても後回しになってしまいます。デアゴスティーニから動輪間のレールが届くまでには機関車に取り付けを完了したいと思っています。

前回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型の旋回窓取り付けは激ムズ!

次回はこちら
「蒸気機関車C62を作る」珊瑚模型のスピードメーターの取り付け

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2009年11月 3日 (火)

「週刊零戦をつくる」第10号 銃口は開いていて欲しい

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第10号です。

全体の10分の1まで進んだこのシリーズですが、今のところエンジン部分と翼の内部構造の組み立てに終始しており、10%の進度を感じることはありません。

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今回のパーツは、相変わらず左翼の小骨とシリンダーヘッドです。それに加えて20mm機銃の銃身パーツが付属しているところが目新しい部分といえます。戦闘機ならではのウェポンの組み立ては楽しい行為です。機銃は何回かに分かれてパーツが届けられる予定です。

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部品の一覧です。
小骨(14番)、小骨(15番)、20mm機銃(銃身)、シリンダーヘッド(A)、シリンダーヘッド(B)です。
シリンダーヘッドは、これで14個中13個が揃いました。

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機銃の銃身パーツは、軟質のホワイトメタル製です。荒く扱うと、銃身部分が折損しそうです。
銃口は軽くへこんでいるだけで穴が開いていません。昔のモデルガンのように銃口が塞がれている様で、見ていて良い気分ではありません。本文解説には銃身に穴を開ける手法が掲載されているので、実行してみようと思います。

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今回の作業は、このところと同様に、左翼の小骨の形を整えてコの字型フレームを補強材に取り付け、シリンダーヘッドを組み立ててエンジンに組み込みます。それに加え、機銃の銃身部分の銃口を作ります。

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まず、いつもと同様に小骨の番号記載部分を切り取り、テープにナンバーを書いて貼っておきます。

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コの字型フレームを16mm2本、15mm、14mm、11mm、10mm各1本の合計6本に切り分けます。薄いパーツなので、すぐに潰れてしまいます。切り落としてからピンセットで形を整えます。
デアゴスティーニの公式掲示板にも投稿がありましたが、コの字の開いた部分に太さ1mmの針金などを入れておいて、一緒に切り落とすと形を崩さずに切れそうです。

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今回付属の14番、15番の小骨に補強材を取り付けていきます。
まず、14番の小骨に、左から16mm、10mm、15mmの小骨を瞬間接着剤で貼り付けます。

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貼り付け部分には明確に付ける位置に刻印があるので、迷うことはありません。ブラシ付きの瞬間接着剤で簡単に作業しました。

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続いて15番の小骨にも、左から16mm、11mm、14mmの補強材を取り付けます。
14番、15番とも、左側の開口部に補強材取り付け位置を示す刻印があります。この部分には丸パイプの補強材を取り付けると予測されます。寸法を測って余剰のパイプを取り付けたくなりますが、次回まで我慢しておきます。

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主桁に14番、15番の小骨を仮に差し込みます。
ズラリと並んだ小骨がよい雰囲気になってきました。主桁の切込みを数えると、小骨は全部で25本あるようです。まだまだ続きます。

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お馴染みのシリンダーヘッドを組み立てます。
パーツ精度は高いので、ほとんど調整は必要ありませんでした。毎回組み立ててきたこのシリンダーヘッドも、次回付属の一つを残すのみです。

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20mm機銃の銃身部分の先の銃口に穴を開けます。
穴を開ける部分に、千枚通しの針の先で軽くへこみを付けます。本文解説にはカッターナイフで十字を付ける方法が掲載されていましたが、慣れた方法での作業を選択しました。

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3号に付属してきた1mmドリルとピンバイスを使用して穴を開けていきます。
20mm機銃の銃口の口径を正確に再現すると1.25mmとなり、1mmドリルでは少々小さいのですが、1.25mmの穴を開けると銃身の厚みが確保できません。材質のホワイトメタルがとても柔らかいので、安全に1mmの穴にしておきます。
穴開け作業中にも銃身がくにゃくにゃ曲がって始末に終えません。

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3mm程度の深さに穴を開けるだけで、かなり正面からの印象が異なります。やっぱり銃口は開いていて欲しいものです。
1mmの穴を開けてみてから、やっぱり穴が小さく感じました。1.2mm程度でも良かったかと思います。

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シリンダーヘッドと機銃の銃身にメタルプライマーを塗ります。私はいつもと同様に筆塗りです。

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メタルプライマーが乾燥したら塗装です。
機銃の銃身は黒鉄色での塗装指示でした。実は、メタルプライマーの前にモデルガンの様にブルー液を使用してブルーイング(黒さびを作って黒くする)を試してみたのですが、材質のホワイトメタルは全く黒くならずに失敗しています。塗料で塗るほか無いようです。

普段は溶剤系塗料を使用していますが、今日は試しに水性カラーで塗ってみます。粘度が高いので、銃口部分を塞がないように留意します。

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続いて、シリンダーヘッド部分を焼鉄色で塗装します。

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塗料が乾いたら、シリンダーヘッドをエンジン部分に組み込みます。いよいよ残り一つとなりました。
水性カラーで塗装した機銃も状態は良好です。

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これまでのパーツを展開します。
機銃パーツ以外はこれまでと変化がありませんが、エンジン部分が徐々に重くなっています。

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次回、第11号のパーツは、お馴染みの小骨1本(16番)とシリンダーヘッドの最後の1個、そして20mm機銃の本体です。コの字形フレームと丸断面パイプも付属します。今回の14番、15番と合わせて補強材を取り付けていくことになると思います。

12号以降は、小骨に加えて機銃やエンジン本体パーツの取り付けとなっています。当分は地味な作業が続きます。地味な作業の繰り返しのまま、気が付いたら零戦が出来上がっていた!なんてことになるのでしょうか。だと良いのですが・・・。早くコクピットの組み立てフェーズに入って欲しいものです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第9号

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」機銃のガンブルー黒染め実験

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2009年11月 2日 (月)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第61号

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第61号です。

長く続けてきたこのシリーズも、いよいよ残り5号となりました。最後の仕上げの段階となっています。

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今週の冊子の特集は、1953年式の375アメリカです。
前号の410スーパーアメリカに引き続いての、「アメリカ」を冠した車名の車の紹介となりました。黎明期からアメリカ市場への進出を果たしていたフェラーリの歴史が窺い知れます。しかし、日本ではあまり知られていない車なので、私は初めて知った次第です。

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スパルタンな250シリーズと比較すると、いかにもアメリカ的な豪華なクーペのようです。

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今回の部品は、フロントタイヤ等です。
タイヤは最後にボディに取り付けて完成!となるこの模型、今回3つ目のタイヤ配布です。今回は、久々にワクワクするようなパーツ構成でした。

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部品の一覧です。
T字レンチ、フロントタイヤ(右)、タイヤナット5個です。タイヤは最終回の右リヤタイヤを残して配布されました。ナットを隠すホイールキャップは63号に付属してきます。

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このT字レンチが良い味を出しています。実車用さながらの造形です。
エンツォ・フェラーリのようなスーパーカーはもちろんですが、普通の乗用車でも車載工具のL字レンチでのタイヤ交換作業は、力が要る上にねじやナットにも良くありません。用意がよい方は、T字レンチか十字レンチをトランクに入れていたものです。
今となってはそんなことも昔話。我が家の車も含めて、暖地用のランフラットタイヤを履いた車では、車載工具のレンチさえ無くなってしまいました。

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今回の作業は、付属のタイヤをホイールにはめ込むことに加え、リヤアンダーカバーの取り付けを行います。
ボディのパーツの他、40号に付属してきたフロントホイール、56号のリヤアンダーカバー、手袋の回の59号に付属のフロント用キャップ、Dタイプビス8個を用意します。

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ますはホイールにタイヤをはめ込みます。
タイヤには、内側に回転方向が刻印されています。このタイヤは右フロントタイヤなので、回転方向を確認してホイールにはめ込むようにします。細かい部分ながら、回転方向が決まっているタイヤパターンなので、間違えるとちょっと恥ずかしいことになります。

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これで4つのタイヤの内、3つが揃ったことになります。
右リヤタイヤが待ち遠しいですが、最終号となります。

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次に、56号のリヤアンダーカバーを取り付けるのですが、エンジンルーム内の左右のタイヤハウス上方から延びているケーブルをどこに繋ぐのかが判りません。先週の指示にて、吸気チャンバーの左右のエアフィルターの下に通しておくとのことですが、どこにも繋がないままにリヤアンダーカバーの取り付けとなってしまいました。

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リヤアンダーカバーのビス穴は、表面に貼られたカーボンパターンのデカールによって塞がれています。取り付け前に千枚通しで軽くつついて穴を開けておきます。

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前後8箇所のビス穴を、Dタイプの小さなビスで固定します。
パーツの素材が柔らかいので、あまり回すとビスがバカになってしまいそうです。

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次に、59号に付属してきた左右のフロント用キャップを取り付けます。
パーツには「R」、「L」と、小袋に左右が示してありますが、ボディをひっくり返して取り付ける際には、当然左右が逆になるので注意が必要です。

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左右のキャップをグッと押し込んで、今回の作業は終了です。
アンダーカバー部分のパーツ精度は高く、ピッタリ収まりました。

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模型の底部分は、後は真ん中のセンタートンネル部分のカバーを残すのみとなりました。

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久し振りに、タミヤの1/24スケールのエンツォ・フェラーリのプラモデルと比べます。このタミヤのプラモは、アンダーカバーをスケルトンパーツを使用できるようになっています。大きさの違いが著しいですね。

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リヤアンダーカバーが付くことによって、後ろから覗き込んだ際に、ディフューザーのフィンが確認できるようになりました。

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せっかくタイヤナットが付属してきたので、4つのホイールを仮組みしてみることにします。
タイヤナットを入れて、T字レンチで軽く締め付けます。

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タイヤが取り付けられると、一気に完成に近づいたような気持ちになります。

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現在、一つだけ配布されているホイールキャップは、マグネット内臓にてタイヤナットに吸着する仕組みです。

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左側はタイヤが揃っていますが、残念ながら右リヤタイヤがまだ無いので、ここだけパンクしたかのような光景です。

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フロントスクリーン、ルーフパネル、リヤカウルを仮組みすると、ほとんど完成形に近くなります。全体的なフォルムの確認が出来ます。現時点では、3つのパーツは載せているだけではめ込んでいません。
やっぱりデカイ!そして重い!完成品を持ったときの満足感は相当なものがあることでしょう。

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ドアの部分とルーフパネルの色合いが異なるといった御報告を、複数の方から受けていますが、私のパーツではあまり違いは感じられません。今後、ボディを磨き上げた際に差が出てくるかもしれませんが、今のところ、上手く調和しそうな感じです。

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次回の62号の部品は、オリジナルバッグとエンジンルームのオイルキャップです。
オリジナルバッグはエンツォ・フェラーリのトランク内にぴったり収まる形状のカバンのことです。トランクを開けた際にバッグが見えるのは嬉しい演出です。
キャップは、エンジンルームのオイルキャップと、給油孔のフュエルキャップです。

その次の63号には、ホイールキャップ3個とワイパーが付属します。ホイールキャップは4号にて一つだけ配布されているものと同じもので、マグネット内蔵タイプだと思います。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第60号

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第62号

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2009年11月 1日 (日)

アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」メッキ剥がしから開始

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8月に購入してからずっと放置してあったアリイのプラモデル「蒸気機関車C62タイプ」ですが、久しぶりにパーツ確認しながら塗装準備を開始しました。今日は午前中、暖かい秋晴れだったので、塗装作業には適していました。しかし、夕方から思わぬ雨降りとなったので、思ったほどには作業が進んでいません。

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1/50の結構大きな模型なので、それなりにパーツは多くあります。しかし、大昔のSLブームの頃に作られた金型を使用しているのか、各パーツの精度がパッと見るだけでも低くてげんなりします。早く塗装してしまいたいのですが、最近のプラモのように気楽に進めません。

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各パーツのバリや歪みは酷いものです。どこまでがパーツかバリなのかわからない箇所も多くあります。こんなに酷いプラモは初めてです。まあ、新たな金型を作って投資しなくても、細々と売れているのでそのままにしているのでしょう。ランナーに付けたままでも削り取れるバリは切除します。

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細いパーツのバリは仕方ないながらも、大きなパーツでも例外なくバリ切除作業が必要です。
ワンピースで成型されているシリンダーケースにも酷いバリがあります。バリの厚みがあるので、指で簡単に取れません。全てナイフで削ってやすりをかけます。

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そして、動輪のタイヤ部分等のシルバーメッキ部分も何とかしなくてはなりません。ピッカピカのギラギラで、あまりにオモチャ的です。メッキを剥がして改めてシルバーで塗装する必要があります。メッキ剥がしはナイフでチマチマ行っていたらいつまで経っても終わりそうにありません。

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一気にメッキを剥がすには、台所用の塩素系液体漂白剤を使用します。100円ショップで購入したA4ファイルケースをバット代用にします。

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メッキパーツをバットに入れて漂白剤を注ぎいれると、みるみるメッキが剥げて行きます。強烈な塩素臭を吸い込まないように、ベランダでの作業です。

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漂白剤に漬けて僅か10秒ほどでメッキは殆ど剥がれました。あっけないものです。
但し、漂白剤の飛沫が履いていたジーンズに飛んで点々と白く色抜けしてしまいました・・・。もう外には履いていけなくなってしまいました。

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パーツを水洗いしから乾燥します。パーツ表面は、他の黒い無塗装パーツと全く同じような風合いになりました。

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両面共にサーフェサーを吹いて乾燥します。

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サーフェサーの上にアルミシルバーを吹きます。
ついでにボイラー部分もサーフェサーを吹いておきます。全てのパーツの塗装は後日ですが、ある塗装実験を実施したいから一部バーツのみの施工です。

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パーツはかなりつや消しの状態になりました。ただ、ランナーから外した部分や取りきれていないバリの部分には後で筆塗り補修が必要です。

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ボイラーの他の一部パーツにも、サーフェサーを吹いた後にシルバーメタリック塗装します。シルバーの上にマットブラックを重ね塗りすることにより、少しでも金属感を出そうという作戦です。
メタリックは数日かけて乾燥してから黒塗装します。果たしてうまくいくかどうか・・・。
普通、実験は目立たないパーツから行うものなのですが、主要パーツで実験を行ってしまっています。

パーツの接合部も会わない箇所があって、削ったり盛ったりしなければなりません。しかも、組み立て説明書は細かいパーツをどこに付けてよいか分からない箇所も多分にあります。デアゴのC62などの手本を参考に組み立てていくことになりそうです。想像力の必要なプラモといえるでしょう。ガイドどおりに組み立てながらも、スクラッチに近い作業も味わえると思えばよいでしょうか。

他の工作の都合もあるので、年内の完成を目指すくらいのペースで進める予定です。

前回はこちら
アリイのプラモデル 1/50「蒸気機関車C62タイプ」

次回はこちら
アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」パーツが多いと塗料もかさむ・・・

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