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2009年11月14日 (土)

久々の梅小路蒸気機関車館 旋回窓の謎

昨日、出張先の福知山から休暇に入り、今日は車窓の紅葉を楽しみつつ京都まで移動します。

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京都行きの特急電車は、行きと同じく昭和を代表する特急車両である485系の改造の成れの果ての183系電車です。土曜日ということもあり、城崎温泉にて温泉とカニを楽しんできたような中高年の団体さんで賑わっています。福知山から乗り込んだときに、既にお酒やおつまみの臭いで充満しています。楽しそうです。私も仲間に入れて欲しいほどですが、朝っぱらから飲んでるわけにはいきません。

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隣のホームには、KTR(北近畿タンゴ鉄道)御自慢のタンゴエクスプローラー新大阪行きが入線しています。窓が大きくて快適そうです。こちらに乗ればよかったかと後悔します。
でも、雨上がりの丹波路の水蒸気の霧が立ち上った紅葉の山々の風景は絶品です。これを見るためにワザワザ朝の特急に乗ったのです。

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京都で向かうのは、おなじみの梅小路蒸気機関車館です。福知山にいた朝の内は雨模様でしたが次第に上がってきました。開館直後だったので空いていましたが、だんだん親子連れなどで混み合ってきました。相変わらず蒸気機関車の人気が高いことを感じさせます。

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今日の展示運転車両「スチーム号」の当番は、D51-200号機です。C62よりは小さいものの、結構力強いドラフト音を響かせています。やっぱり生きている機関車はたまりません。この香り、この音、この振動。それを間近で体感できる楽しさを知ってしまってからは、梅小路蒸気機関車館の虜になりました。
春は満開で迎えてくれるホームの後ろの桜は、今は美しく紅葉しています。良いコントラストです。

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お目当てのC62-2号機は、柵外の側線にC62-1号機と重連状態で置かれていました。扇形庫の中にいるときのように傍には寄れません。一昨日、山陰線の特急車内で確認して了解していたことです。
2007年の10月に訪れた時も同様にこの側線に置かれていました。

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この側線にC62がいると細部を観察できません。2007年の時はデアゴスティーニのC62を作り始めていた頃なのでがっかりしたものですが、今はほとんど完成しているので心に余裕があります。
でも、機関車の顔を見ていると、変化に気付きます。ナンバープレートが黒地のものに交換されています。

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これは今年の1月の時のC62-2号機です。ナンバープレートは昨年の6月以降、赤地のものが使われていました。やっぱり黒の方がしっくり来るのか、元に戻されたようです。その他、ヘッドマークステーも下向きになっています。これはいずれ戻されるでしょう。

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特急専用機の証である赤色のナンバープレートも良いですが、やっぱり黒の方が精悍なイメージで似合っている気がします。
足回りに点検整備されたような跡が見られます。年末年始の時期に展示運転を行う準備をしているのでしょうか。大体、次の展示運転の機関車がこの位置で待機していることが多いように思います。

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火室の下部などに、点検の際にチョークで印をつけたような跡があります。油も注されていて、保守はしっかりなされているようです。

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キャブ横のナンバープレートも黒地に交換されています。
テンダーには石炭が盛られています。石炭を長期間雨ざらしにしておくとは考えにくいので、近々ボイラーに火を入れるのでしょうか。展示運転期間にも訪れたいものです。ゆるゆると動くだけですが、火が入ったときのC62の存在感は別格です。

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テンダー後端のナンバーももちろん黒地になっています。また、ナンバープレートの下部に邪魔っけに吊られていた機関車の説明板がありません。でも、あの板が取り外されていても、別段工作の参考になるようなものは露出していません。

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今年の1月の時の展示運転の際の画像です。この席を陣取ると、機関車の蒸気や煙を存分に味わうことができます。
ナンバープレートの下部に機関車の説明板がデカデカと見えます。見学者にとって説明板の存在はありがたいものですが、純粋に機関車のスタイルを楽しみたいものにとっては邪魔なものです。尻に札を下げているようで、不恰好でもあります。

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今回調査したかったのは、テンダー前妻の旋回窓の中にあるとされるくもり取りの電熱線です。珊瑚模型さんの旋回窓パーツの中に電熱線の取り付け交錯があり、縦横2本の線があると解説書に書かれていたのですが、私は取り付け方が判らずに適当に組み立ててしまっていたのでした。以前に撮影した写真でも電熱線は確認できなかったのですが、今日改めてみても、やっぱり電熱線はありません。

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拡大します。
一眼レフを持っていかなかったのでこの写真では良く見えませんが、肉眼で見ていると、はっきり判ります。電熱線はありません。

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C62には近寄れないので、同じような旋回窓を取り付けている他の展示機関車を観察します。
これはC62と同じサイズのボイラーを持つD52-468です。キャブ内に入ることができます。内側から旋回窓を確認できるのですが、やっぱり電熱線は残されていません。素通しの2重ガラスです。

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これはC58-1号機です。旋回窓が付けられていますが、やっぱり電熱線はありません。

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D51-1号機です。やっぱり旋回窓に電熱線はありません。
珊瑚模型さんの説明書に電熱線の存在について書かれていましたが、残念ながら保存時に取り外されたのかもしれません。結局、取り付け方法に関して参考になるようなものは見られませんでした。

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しばらく行かない内に、新顔が入っていました。英国ネルソン社製の1080型です。明治期のタンク機関車が保存されたので、明治、大正、昭和の3世代の機関車が揃ったことになります。

梅小路を出た後は、お気に入りの錦市場に行って秋の味覚を買い込んだりしながら、京都の休日を楽しみました。旋回窓の電熱線の秘密は解けませんでしたが、存分に機関車の息遣いを感じてリフレッシュできたと思います。

「鉄道模型少年時代」12号は京都で求めましたが、今日は開封できません。明日、日曜日にゆっくり楽しもうかと思います。ただ、木製ベースの中途半端な接続作業だけではあります。今夜はパーツ内容の確認をしただけで終了です。

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コメント

YUJIさんコンバンハ。鷹取工場銘板を取り付けた時に銘板を塗装しましたか??もし塗装して居ましたら、塗料や手順教えて頂ければ有り難いです。宜しくお願い致します。

投稿: 会津の鉄道マニア | 2009年11月14日 (土) 23時17分

会津の鉄道マニアさん、こんにちは。
私は機関車自体も無塗装なので、ボイラー銘板は塗装していません。実車の銘板も赤黒く光っています。模型のも取り付けてから時が経つにつれ、良い色合いになってきました。

投稿: YUJI | 2009年11月15日 (日) 11時20分

YUJIさんコンニチハ。今日、油圧ジャッキをイエローハットに行き買いました。前側・後ろ側共に両側のタイヤ交換出来ると思いきや、後ろ側だけで前側のデフが運転席側に付いて居る為に運転席側のタイヤだけで、助手席のタイヤは横からジャッキを入れて上げたら受け皿が小さくて外れる始末。受け皿を取り外して再度トライしましたが外れそうに成ったので外して奥にジャッキを入れて上げたら何とか成りました。何か、手で回してやるジャッキと作業時間が変わらない感じでした。wobblydown 後塗装していない件了解致しました。教えて頂き有り難うございます。happy01up

投稿: 会津の鉄道マニア | 2009年11月15日 (日) 13時52分

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