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2009年12月

2009年12月30日 (水)

「鉄道模型少年時代」ジオコレ石垣パーツCレンガ

年末年始休暇に入った今日より、車で1時間ほどの実家に帰省しています。まさか工作資材を持ってまま帰るわけには行かないので、まとまった休みなのに工作が進みません。昨日、仕事帰りに購入した工作資材のことを書きます。

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

TOMYTECのジオコレの「情景小物036 石垣Cレンガ」を購入しました。次号に付属するアーチ橋の側面などに使用できるかと思ってのことですが、18号には石垣パーツが付属してきましたが、市販パーツとの素材感の違いを確認したかったというのが最大の理由です。先日、三日月さんからジオコレのパーツはかなり硬いとの情報を頂いていました。

石垣パーツはA~Cの3種類販売されています。石垣Aは平積み、石垣Bは乱積み、そして石垣Cはレンガです。18号付属の石垣パーツは、Bの乱積みに類似するものと思われます。ジオコレも、B乱積みのみは軟質樹脂で柔らかいそうですが、それでも18号パーツよりはかなり硬いそうです。では、それ以外のAとCは相当硬いのかもしれません。

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乱積みの石垣は、まだ結構余りがあるので、目新しいレンガを購入です。多分、A~Cとも素材は一緒と思われます。
横100mm、縦60mmの3枚の石垣パーツが入っています。サイズは18号の石垣と同一です。適度にウェザリングが施されており、このまま使用しても大丈夫です。
表面の造形が乱積みとレンガの違いはあるものの、一見して全く異なる素材感です。とにかく「硬い」の一言に尽きます。カッターでの切断も力が要りそうです。

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レイアウト右側には、19号付属のアーチ橋が取り付けられます。三日月さんから頂いたアイデアですが、その側面にでもこのレンガを使用しようとの企みです。硬くて曲がらないレンガパーツですが、貼付面は平面なので問題は無いでしょう。

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パーツの裏面には、15mm幅でカットしやすいように筋が入っています。硬いパーツなので、この筋彫りはかなり作業を楽にするかもしれません。18号付属の石垣のように、ハサミでの切断など考えも及ばない硬さです。

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18号付属の石垣が「ゴム」(軟質樹脂だが)とすれば、ジオコレのレンガの石垣パーツは「プラスチック」です。結構力を入れて曲げても曲がりません。これ以上力を入れると、筋彫りの場所から折れそうです。とても河原の崖の形状に合わせて曲げることなど出来ません。

ジオコレの石垣Bは、このレンガとは異なる素材の軟質樹脂ですが、レンガほどではないものの、かなり硬いそうです。暖めないと、カーブにフィットさせることは難しいとの事。
つまり、「鉄道模型少年時代」のパーツは、扱いやすくするために素材変更が行われています。

これで、崖のカーブに合わせて石垣を貼らず、細切れにして崖に貼り付けるという18号の本文解説の謎が少し解けたように思います。試作品段階では、素材がジオコレと同等の硬いものだったのかもしれません。製品版で柔らかいパーツになっても、試作品の形状と同等にするために細切れの石垣になったと想像します。まあ、勝手な予測ですが。

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レンガの石垣パーツと共に、同様のレンガ模様のトンネルポータルも購入しました。あまりにチャチなシェード部分の改造のためです。
安易にトンネルポータルを取り付けると、車両走行時に接触する可能性があるので、入念に試運転を行わなければなりません。ひょっとすると、購入したものの、使用できない可能性もあります。レイアウト製作時には、そんな無駄部品がいっぱい溜まってしまうものです。店頭で吟味して購入する行為自体が楽しくてやめられません。

早く工作再開したいものです。ぼんやり飲んだくれながら、アイデアを暖めておこうと思います。

これで、年内最後の更新となりそうです。

今年も大変お世話になりました。
何卒、良いお年をお迎えください。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」茶店の室内灯と灯篭の点灯

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」年明け作業は街灯と行灯の量産です

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2009年12月29日 (火)

「鉄道模型少年時代」茶店の室内灯と灯篭の点灯

既に年末年始休暇に入られている方が多いようですが、私は今日が仕事納めでした。仕事納めの日は毎年職場の大掃除を行います。慣れない作業にて少々肩凝り気味です。でも、今日のところは細かい作業には支障はなさそうです。明日にドッと来るのでしょうか。

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

オプションの特製クリアケースに付属してきた茶店の電飾改造を行いました。組み立ての際に、壁の内側をつや消し黒で塗装して、簡単な遮光作業は行っていました。それに建物の照明自体はこれまでの建物と同様の作業です。そんなに時間を要しません。そのために、建物のベースの正面部分に配置される赤い灯篭の点灯作業を実施しました。

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赤い灯篭は、軟質の樹脂で出来ています。発光部分の四角柱の部分の外径は2mmに満たないので、LEDを内部に仕込むことは困難です。光ファイバーでの導光での点灯を行うことにしました。まずは底部から直径1mmの穴をあけていきます。この穴に光ファイバーを通すわけです。材質が柔らかいので、1mmの穴をあけただけでは1mmの光ファイバーはなかなか通りません。最終的には1.3mmくらいのドリルを使用しました。

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灯篭の行灯部分の窓は、デザインナイフとピンセットで切り抜きます。高級品のピンセットが、こういう場合に役に立ちます。発光させる光ファイバーは、窓の部分の長さを紙やすりで擦って白くしておきます。光ファイバーは通常は先端のみ発光しますが、紙やすりで白くしておくと、その部分も発光するようになります。

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底部から1mm直径の光ファイバーを通して仮に発光させます。
灯篭の窓部分が白く光ります。しかし、予想通り他の部分も行灯の様に赤く光ってしまいます。これはあんまり格好良くありません。窓以外の部分は遮光しなければなりません。

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ラッカー塗料の黒で、窓以外の部分を下塗りします。
後で赤く重ね塗りするので、下塗りは必ずラッカー塗料で行います。アクリルや水性だと、上塗りの塗料に侵されてしまうからです。ラッカーならば、上に更にラッカーを塗らない限りは侵されることはありません。ただ、屋内が溶剤臭くなるので、換気が必要です。ラリッていては作業になりません。

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下塗りのラッカーが乾いてから、アクリル塗料のフラットレッドで塗装します。エナメル塗料でもOKです。エナメルの方がきれいに仕上がるのですが、いつも必要な色を持っていません。
つや消しカラーは、塗ったときはディティールが崩れたような感じになりますが、乾燥すればきれいになります。

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茶店の正面部分のベースに設置します。
少々オリジナルよりも古びた感じになりましたが、庇の赤部分と良く調和が取れていると思います。まだ光ファイバーを仕込んでいないので、灯篭の発光部分は桟だけが残っていてがらんどうです。

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茶店本体の照明の取り付けです。
壁の内側をつや消し黒で塗って遮光をしていますが、床と壁の間や壁の四隅、屋根との接合部分は光が漏れるので、アルミテープで覆います。

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重ねた厚紙を基盤にして3mmの砲弾型の電球色LEDの発光部分を作成し、屋根の内側に両面テープで取り付けます。

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灯篭を灯す光ファイバーは、ベース部分を黒く塗り、穴をドリルで押し広げてから通します。
発光部は、2mmの白色チップLEDを厚紙を重ねて作ったライトボックスを使用します。光ファイバーの長さを調節して切断します。

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ベースの裏側部分にチップLEDのライトボックスを貼り付けます。この部分のみ、ベース面から下に盛り上がるので、茶店の設置の際には、地面を掘り下げなければなりません。

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結線してから点灯実験です。
茶店の入り口の大窓の引き戸から豪快に光が漏れて、良い情景です。また、白色に光る灯篭とのコントラストも良好です。どうしても光ファイバーでの間接照明なので暗くなってしまいますが、色合いが異なるので埋没することはありません。

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レイアウトの右手前部分という目立つ場所への設置ですが、十分鑑賞に堪える電飾となりそうです。

明日より1月3日まで年末年始休暇です。しかし、明日の午後から実家に帰省するので、工作の続きは年明けになりそうです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」おまけの茶店の組み立て

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」ジオコレ石垣パーツCレンガ

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2009年12月28日 (月)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」ボディの磨き上げと乾杯準備

今年も残り少なくなり、今日が仕事納めの方も多かったようです。夕方になると、一杯機嫌の集団を多く見かけました。
私は明日が仕事納めです。新年も4日の月曜日から仕事なので、あっという間に年末年始休暇は過ぎてしまいそうです。休みに入る30日から実家に帰省するので、なかなか工作している機会が無さそうです。今夜も自宅で軽く一杯飲んで、明日の職場の大掃除に備えます。

デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の製作の話題です。他の工作が忙しくて、なかなかこのフェラーリを仕上げることが出来ない状態です。決して忘れているわけではありません。

12月1日発売の65号をもって、このシリーズは終了しています。追加改造パーツなどはありません。もう完成宣言しても良い状況です。

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全てのパーツを組み付けたら、ボディをきれいに磨いて仕上げとしたいところです。車のプラモデルと同様、磨き上げは、実際の車のガラスコーティング材を使用します。愛用の「Bliss(ブリス)」です。
愛車には後継で長期間効果の持続する「Bliss X」を使用していますが、まだ前のものが残っているので、模型の磨き上げに使用しています。

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軽く塗りつけて拭き上げるだけで、見違えるほどツヤが出ます。細部の塗装は難がありますが、元々全体的な塗装はある程度きれいなデアゴのエンツォなので、磨き甲斐があります。
厳しい環境と要望に応じてたゆまぬ品質改良を続けてきた実際の自動車用品には、10年一日で変化に乏しい模型用品に比べて効果的なものが多くあります。特に、ガラスコーティング剤は、磨き上げだけでなく、埃除けにも高い効果があります。
模型用の仕上げ財としてタミヤのモデリングワックス等がありますが、磨き上げのツヤも、長期的な効果も、経験上では実際の車用品に劣る印象です。デアゴスティーニの通販で扱っていた模型の保護剤は使用したことがありませんので、機会があれば試したいものです。

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コーティング処理を行った後は、57号に付属するコーティングクロスでサッと拭くだけでお手入れ完了です。完成後、約1ヶ月が経過している1/10エンツォ・フェラーリは、漸くピッカピカに磨き上げられました。

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完成の乾杯用のワインとして、「フェッラーリ・ロゼ」を買ってきました。以前、デアゴスティーニの通販で扱われていたものです。ハーフボトルが明治屋で約3000円。あまり通販の価格と変わりませんでした。ネット通販ならば、もっと安いところもありますが、運賃を考えるとあまり変わりません。
明治屋の店頭で、同じワインのフルボトルが5000円位だったので大いに迷ったのですが、私は別にこのフェッラーリ・スプマンテ(スパークリングワイン)が飲みたかったわけではありません。イタリアワインとしては非常に高価であるので、その差額で他のワインを買ったほうが良さそうです。

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ということで、フルボトルとハーフボトルの差額約2000円で2本のフルボトルのイタリアワインが買えました。飲兵衛にはこの方がずっと嬉しいものです。
お魚の形のワイン「ペッシェビーノ・ロッソ」と、「カステルベッキオ・ロッソ」のミッレミリア記念ボトルです。
10年以上前、「イタ飯」が流行ってお手軽ワインが出回った頃には良く見たものですが、久し振りの再開です。安物ワインお通例で、栓がコルクからスクリューキャップになっていました。

撮影の後、ペッシェビーノは開栓して飲んでしまっています。サッパリと軽くて爽やかなワインです。なんだか懐かしい。

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全65号の応募券を送ったらもらえる、購読者プレゼントのディスプレイベース(台座)の応募ハガキを出すのが遅れてしまいました。先週になって漸く投函した次第です。
応募締め切りは2010年3月末日なので、まだ間がありますが、年内の受け取りは絶望的です。年明け後の乾杯となりそうな様子です。ベースに設置して、晴れて乾杯となりそうです。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第65号 最終号はタイヤです

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」専用ディスプレイベース到着!

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2009年12月27日 (日)

「鉄道模型少年時代」おまけの茶店の組み立て

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

先週、巨大ダンボールにて届けられたオプションの特製クリアケースのおまけに茶店のストラクチャーとラムネ屋露店、子供のフィギュア12体が付属しました。私を含め、このおまけに吊られてクリアケースを購入した方もおられたのではないかと思います。

TOMYTECのジオコレ町並みコレクション第6弾、甲州街道編の茶店の色違いバージョンと情景小物002の露店の酒屋出店ですが、フィギュアについてはまだ発売されていないようです。その内、ジオコレから発売されることでしょう。何気無く遊ぶ子供たちのフィギュアは市販品には少ないものです。

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このシリーズの年内のパーツ配布は18号の石垣パーツとプラスターで終了しているので、時間がある内にこのおまけの茶店を組み立てておこうと思います。電飾改造する予定なので、その準備も進めます。

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茶店は、レイアウト右手前のコントローラー設置場所に置かれる旨、説明があります。ベース部分を取り外し可能にしておいて、コントローラーとの交換するというアイデアです。
私は、付属のコントローラーを使用しない予定なので、この部分はストラクチャーや地面を作り込む予定です。

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茶店はパーツも少なく、ストラクチャーとしては組み立てが簡単な部類に入ります。四方の壁をベースに取り付け、屋根を被せて小パーツを取り付ければ完成です。駅舎、ホーム部分と比べればずっと短時間での組み立てが可能です。パーツ確認を含めても、10分程度で終わってしまう作業でしょう。

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しかし、パーツをよく見ると、駅舎や農家などと異なり、電飾のための透過防止の塗装がなされていません。建物の壁の内側が黒く塗られていないのです。
元々、電飾を行わない部分なので当然のことです。後日、内部にLEDを仕込む予定なので、対策を施さねばなりません。

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試しに、側面の壁の内側からLEDを灯して透過実験です。
思いっきり透けます・・・。これでは建物全体が行灯のようにボヤッと光ることでしょう。
屋根部分は意外と透けません。私の様に、下向きにLEDを設置する際は、屋根裏は簡単な遮光措置で大丈夫だと思います。TOMYTECの電飾キットの様に上向きのLEDを使用する際には、屋根の裏側にしっかりアルミテープを貼った方が良いと思います。

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遮光の対策として、壁の内側の窓以外の部分にアルミテープを貼る方法があります。私は今迄、アルミテープ方式を取ってきました。
でも、今回は少々時間があるので、内側を黒く着色して細部まで遮光することにします。窓のパーツをマイナスの精密ドライバーを使用して丁寧に取り外します。ほんの少しの接着剤で固定してあるだけなので、結構簡単に窓を外すことができます。

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つや消しブラックを壁と屋根に内側に塗ります。窓部分が塞がってしまわない様に、細部は面相筆で丁寧に塗りました。

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特に、外壁が白い部分は透けやすいので、厚塗りします。
アルミテープ方式と異なり、引き戸や窓の桟等の細かい部分まで遮光出来ます。

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水性塗料を使用したので、乾燥までは半日を要しました。
塗料が乾燥したら、取り外した窓パーツを接着します。

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パーツが揃うと、組み立ては5分で終了してしまいました。ラムネ屋の露店は、店主を取り付けて終了です。
簡単な割に、なかなか存在感のある建物です。元々街道沿いに立ち並ぶ商店の内の1軒なので、側面の壁が白く無機質なのが気になりますが、適当に汚したり、高めの木を植えたりすれば良いでしょう。

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レイアウト正面の手前に位置するので、目立つ存在です。元々建物が少ないこのレイアウトにおいて、結構重要な役どころです。

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ベースボードに置いて雰囲気を確認します。
街道沿いの商店を無理やり川辺の茶店に仕立てているわけですが、似合っていないわけでは無さそうです。少々立派過ぎるのが気になります。
是非電飾改造して、更に目立つ存在にしたいものです。表に立てられている灯篭も灯そうと思います。細かい作業になりそうです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」特製クリアケース、巨大ダンボールで到着!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」茶店の室内灯と灯篭の点灯

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2009年12月26日 (土)

アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」先台車が線路に収まらないぞ!

アリイのプラモデル1/50「蒸気機関車C62タイプ」の製作作業です。

講談社の「鉄道模型少年時代」や、デアゴスティーニの「零戦をつくる」等の年内の入手分は終わっているので、仕掛のプラモデルを作ります。年内の完成を目指していたのですが、ちょっと赤信号が灯ってきました。今回も、一週間振りの組み立て再開です。

パーツ精度が低い!バリや引けが多すぎる!と文句ばっかり言って組み立てていたこの素朴なC62プラモですが、足回りの構造が非常に優れていて感心しています。本物のC62実機の仕組みを踏襲したロッド回りの造形は見事と言えます。

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動輪にロッドを取り付けた後は、先台車の組立てになります。動輪に比べれば軽い作業!と思っていたら、想像していなかったトラブルがあって、意外に作業時間を要しました。

動輪同様、車輪とタイヤ部分が分かれている構造です。車輪の周囲を削ってタイヤをはめ込みます。

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トラブルは、初期状態の車軸をそのまま使用すると、付属の線路から車輪がはみ出ることです。車軸だけでなく、台車パーツも軌間に合っていません。

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車軸パーツの取り付け部を、カッターナイフとやすりで2mm程度内側に削り込みます。2本の車軸を折らないように慎重な作業となるので、時間を要します。

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2mm程内側に寄せると、無事に線路に乗りました。
確認せずに作業を進めていたら、機関車を組み立ててから、イザ線路に載せた際に先台車が線路にはまらない、といったことになります。
ちなみに、3対の動輪については問題ありませんでした。

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台車枠部分のパーツも削って内側に寄せて加工し、なんとか先台車の修正完了です。簡単だと思っていた先台車の作成なのに、思いのほか苦労しました。一緒に従台車も仕上げてしまいたかったのですが、今日はこれでタイムアップです。
先台車だけでなく、従台車やテンダー台車についても確認しながら作業を進めないと、組み立ててから泣きが入ることになりそうです。色々と楽しませてくれます。

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一応、台枠に取り付けてみます。このプラモデル、下半分は非常に良い構造だと思います。次回は従台車と機関車本体のディティールパーツの取り付けとなります。

前回はこちら
アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」動輪部分の作成

次回はこちら
ナツカシネタの発掘!アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」完成まで No.1

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2009年12月25日 (金)

「鉄道模型少年時代」特製クリアケース、巨大ダンボールで到着!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

注文していた「鉄道模型少年時代」の特製クリアケースが到着しました。
締切ギリギリの注文だったので、ひょっとしたら年明けになるかも、と思っていたのですが、初回注文受付分は何とか年内に発送してしまいたかったようです。自分で買ったものながら、巨大なクリスマスプレゼントです。
先週より、早い方には到着したというご報告を頂いていましたが、私自身は全く急いでいるわけではありません。年明けで構いませんし、別に1年くらい遅れて配送されても全く問題はありません。どうせ使用するのは1年以上後のことです。その間の置き場所を考えると面倒です。最終巻と同時くらいのお届けでも全く構いません。

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配達されて、まずびっくりしたのがそのダンボールの大きさ!外箱の寸法は、巾720mm、奥行き582mm、高さ500mmです。どんな家電品を買ったのか、と思うくらいです。妻も居る時に受け取ったので、28350円の代引き価格もあいまって胡散臭いまなざし全開です。購入時には代引きしか選択できませんでした。どうして事前振込みかクレジットカード決済で購入できないのか、講談社さんに恨み節です・・・。前作の「昭和の鉄道模型をつくる」のクリアケースも同じような価格だったのに、ちゃんとクレジットカード決済ができました。モノは進歩してよくなっているのに、決済方法は改悪されています。

妻の、無言の「こんな無駄な物買うよりも、もっと必要なものがアルダロ」攻撃をかわしつつ、開封します。これから大量に出るだろう埃に備えて、掃除機をそっと置いていきました。わかっております・・・。
とにかくこのダンボール、人が入れるくらいの大きさです。試しに私が入ってみましたが、すっぽりと入れました。でも、このまま私ごと捨てられかねないので、サッサと潰して処分します。

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外ダンボールの中には、アクリルのカバーと台座に分けて小ダンボールが出てきました。厳重に梱包されています。これも潰すのに一苦労です。

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台座にアクリルのカバーを被せて完成です。
台座に厚みがあって、なかなか高級感があります。アクリルのカバーは曇りひとつ無く、美しい仕上がりです。レイアウトの保護カバーなので、使用中に多少傷が付いていくものですが、到着時にはピカピカでいて欲しいものです。

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今回の特製クリアケースの最大の特徴は、台座中央部に引き出しが付いていることです。雀卓の点棒入れみたいですが、もっと収容力があります。コントローラーと複数の車両くらいは十分に収められます。ごたごたとしたものが引き出しに入ることにより、全てのパーツがケース内で完結するのは非常に便利です。
この特製クリアケースの購入者へのおまけの茶店セットとフィギュアは、引き出しの中に入っていました。「鉄道模型少年時代」金属プレートも入っています。

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ケースの販売案内の写真では、このプレートが写っていなかったので寂しい思いをしていたのですが、後でユーザーが自由に取り付けられる形態になっていました。冊子のロゴと同じフォントなので、雰囲気はバッチリです。このオリジナル感が心をくすぐります。
「鉄道模型少年時代」だけではなく、同サイズの前作の「昭和の鉄道模型をつくる」にも付属プレートを貼らなければ使用できますし、ベースの大きさが一緒ならばオリジナルレイアウトを入れても良いでしょう。

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製作中の「鉄道模型少年時代」のベースボードを収納します。作りかけのレイアウトなのに、クリアケースに入れるだけで、なんだか展示品の様に立派に見えてしまいます。
ぴったりの大きさではなく、少し周囲に余裕があるのは助かります。私のレイアウトは、踏切センサーや道路の一部がベースから少しはみ出す可能性があるからです。

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前作の「昭和の鉄道模型をつくる」のも並べてみます。
今回のクリアケースの方が、台座の引き出しの分、50mmあまり高さがあります。しかし、重量は若干軽くなったようです。持ち運びには軽い方が助かります。
DCフィーダー等のケーブル類を、台座の穴を通して引き出し内に持ってこれるので、前作よりもすっきりとまとまりそうです。

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購入者へのおまけの茶店セットと子供のフィギュアです。
茶店は、レイアウト右手前の専用コントローラーの設置場所に置かれる予定です。クリアケースを購入される方は、アクリルのカバーをかけたまま運転を楽しまれることが多いとい予測されます。コントローラーをレイアウト内に設置しない可能性が高いので、代わりにこの茶店を設置するわけです。後日、ゆっくり組立てを楽しもうと思っています。

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もう一つのおまけの子供フィギュア12体です。
Nゲージ用の子供のフィギュアというのは意外と少ないものなので、今回の自然に遊んでいる光景のものは貴重な存在です。いずれ同様品がTOMYTECのジオコレで発売されるでしょうが、今のところはオリジナルかと思います。
「鉄道模型少年時代」って言っても、設置するフィギュアは大人が大半です。自身の少年時代の情景を再現するには、自分の子供の頃の分身を設置したいものです。

このケースが本格的に活躍するのは、これから1年以上後の再来年のことです。次回使用するは、レールや踏切、道路など設置した際に、台座に収まるかどうかをテストする時になります。
それまでは隣室の箪笥の上に、覆いをかけて保管です。保管場所については、何とか妻の了解が得られてホッとしています。でも、完成後の置き場所はまだ考えておりません。

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「鉄道模型少年時代」第18号 今年最後の作業は石垣の取り付け

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」おまけの茶店の組み立て

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2009年12月24日 (木)

「鉄道模型少年時代」第18号 今年最後の作業は石垣の取り付け

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第18号です。

今週号は、「2010年1月7・14日号」となっています。来週の木曜日は大晦日の為に休刊です。つまり、18号が今年最後の発刊となりました。本来、年末年始休暇にゆっくり楽しむ工作なのですが、それほどの作業量はありません。結局発売日に内容確認してサッサと作業を済ませてしまうことになります。

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今回の付属品は、石垣パーツとプラスターです。
どちらもレイアウトの地面部分の作成パーツです。地面作成は地味な作業ながら、非常に手がかかって、しかも重要な作業です。ストラクチャーの設置のように劇的な変化はありませんが、コツコツ仕上げていく必要があります。
但し、今回はプラスターは保管指示です。

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石垣パーツは、軟質の樹脂です。柔らかくて曲線部にもフィットするようになっています。ちゃんと表面に石組みが立体的に表現されており、簡単なウェザリングも施されています。このまま十分に使用できそうです。今までには用紙に石垣模様を印刷したものを使用したことはありますが、立体パーツを使用するのは初めてです。期待できます。
市販品の、TOMYTECのジオコレの石垣パーツの一部と同等の部品だと思われます。

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裏側には、このパーツを切り取るときに便利な切り込みのようなものがあります。しかし今回の作業では、この切り込みは全く無視してカットすることになります。

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プラスターです。
袋の中の粉末を水と木工用ボンドを混ぜて溶いて使用する石膏です。袋の裏面に簡単な使用方法が書かれています。固まるのが早いので、鉄道模型ではよく使用されます。但し、使用方法は21号で詳しく説明されるようです。
私はあまりプラスターを使用したことが無く、小さな起伏は専ら軽量紙粘土にボンドを混ぜたものを使用していました。紙粘土だと厚塗りした場所は乾燥後にひび割れることがあるので、プラスターの方が適しています。

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本文解説にはプラスターは100gと書かれていましたが、袋ごと軽量したら112gありました。ほんの少しは余分に入っているようです。小さなレイアウトなので、これだけあれば十分でしょう。神社の裏手の部分にあんまりたくさん盛ると、列車と接触する可能性があります。

創刊号付属のDVDには、プラスターを水とボンドで溶いて山に塗りつける手順が書かれていなかったので、21号でどんな解説になるか興味深々です。本来は、レールを敷いてから、車両限界を確認しつつ作成していくものだと思います。寸法のはっきりしているキットなので、多少手順が前後しても大丈夫なのでしょう。

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TOMIXのシーナリープラスター(8141)と同等の商品と思われます。但し、市販品は4倍量の400gです。こんなに要りませんね・・・。でも、うっかり失敗して付属の100gを使い果たしてしまったら、TOMIXのプラスターを購入したほうが経済的でしょう。余ったら、ご自分のライフマスクでも作って楽しみましょう。私はイヤですが。

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今回の作業は、石垣パーツのカットと貼り付けです。
石垣パーツの貼り付け場所は、川の崖部分と手前の川原部分の一部、そして神社の小山の側面です。大きさをあわせてカットし、多目的ボンド(アクアリンカー)で貼り付けます。

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川の崖部分の高さは21mmとなっています。石垣パーツを幅21mmでカットして並べて貼っていきます。

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石垣パーツを裏返し、両側から21mmのところにサインペンで先を書きます。
15mm幅で刻まれている溝はまるっきり無視します。

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定規を当てて、カッターナイフを使用してパーツをカットします。
カッターナイフに力を込めて、一度で切ってしまおうとすると、柔らかい石垣パーツが歪んで切断面が曲がってしまうようです。少しずつ力を加えながら、2~3回刃を当てて切り落としました。失敗が怖いときは、ハサミでも切れます。

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本文解説では、かなり細切れに切って崖部分に貼る指示がなされています。ひょっとすると、その通りにしないと石垣パーツが不足したり、今後の作業に影響を及ぼすのかもしれません。

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気になったのは、赤丸印の部分のような小さな側面には、その大きさに合わせて切ったパーツを貼っていくという指示です。細かく継ぎはぎになるわけです。

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せっかくの柔らかい軟質樹脂なので、曲面も続けて貼りたいものです。極力、長いまま崖部分の形状に合わせて貼るようにしました。滑らかなラインで川岸を表現したいものです。

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とはいえ、石垣パーツの長さは短いので、途中で並べて貼らなければいけません。継ぎ目は間を空けず、ピッタリと繋げました。本文の解説写真は、あえて継ぎ目を目立たせて撮影されていると思われます。実際には密着して繋げれば、あまり継ぎ目が目立たなくなっています。

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この曲線部分も、一枚のパーツで貼ります。
キットに付属の多目的ボンド「アクアリンカー(市販品の商品名はコニシのデコプリンセス)」では粘着力の不足が見られたので、ここはGPクリヤーで貼り付けました。

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崖部分と手前の川原パーツの一部に石垣パーツを貼り終えました。一部、組み立て指示を守っていませんが、もし石垣パーツが足りなくなったら、もう一冊18号を購入するか、TOMYTECのジオコレの石垣パーツを購入すればよいでしょう。

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今後鉄橋を設置する際に、赤丸部分が干渉する恐れがあります。もし不都合があった際には、この部分の石垣をナイフで切断して撤去する必要がありそうです。

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次に、神社の小山の側面の石垣パーツの作成です。
神社の小山の高さは24mm。残っている2枚の石垣パーツを、縦と横にして、両端から24mm部分にサインペンで先を引いてから切断します。
今度はハサミで切ってみましたが、カッターナイフと一長一短でどちらが良いかは判断できません。ハサミを使用するときは、こまめに切っていく方がまっすぐ切れるようです。

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神社の小山の手前部分の側面に、長い方の石垣パーツ二つを並べてボンドで貼り付けます。つなぎ目が目立たないように押し付けて固定しました。

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小山の左側面の石垣パーツは仮止めです。
短い方の二つの石垣パーツの裏側に、低粘着の両面テープを貼ります。

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この部分は、ずっと先の40号に付属する参道階段設置の際にボンドで固定するとのことです。2枚のパーツの境目は階段でうまく隠れるようです。

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石垣パーツを貼って、今回の作業は終了です。
今年最後の作業ではありますが、結構簡単に終わってしまいました。右下の部分においてある石垣の端切れは、余ったパーツです。使用するかもしれないので、大切に保管しておきます。

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次号、第19号の付属品は、トンネルシェードとアーチ橋です。年明けの1月7日の発刊です。
予告の開設屋や創刊号付属のDVDを見ると、どちらのパーツも厚紙であることが判ります。折り目を入れて木工用ボンドで接着して組み立てます。

20号からは、鉄橋をはじめレールのパーツが続きます。いよいよ鉄道模型の特徴的なレールを敷く作業が始まってきます。

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今日はクリスマスイブです。
仏事は禅宗のお世話になり、年が明ければ神社に初詣に行く日本人としては、別にキリスト様の誕生日を祝うという必要性は全く無いのですが、何となくケーキを買ってきて、家でササヤカに食べて楽しむという日になっています。ケーキも美味しかったのですが、上に載っているトナカイさんなどの飾りを工作に使えないか、などと考えてしまうのは悲しい性といえましょうか。

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「鉄道模型少年時代」TCS自動踏切設置への遠い道のり・・・

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「鉄道模型少年時代」特製クリアケース、巨大ダンボールで到着!

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2009年12月23日 (水)

「鉄道模型少年時代」TCS自動踏切設置への遠い道のり・・・

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

全75号の長丁場のシリーズも中盤戦となり、ベースとなるボードが形作られて、いよいよ本格的なレイアウト製作が続いていきます。

このレイアウトには3箇所の踏切があり、その内の2箇所は遮断機のある踏切となっています。配布されるパーツを取り付けるだけでは遮断機や警報機の動作はありません。オリジナルのサウンド機能にて警報音だけは、コントローラーによる手動制御で鳴らすことが出来るようになっています。

遮断機の赤いLEDの点滅は自作でも出来ますが、遮断棒の昇降を車両の動作と連動させるのは私の手に余る作業です。
ちなみに、いつもお世話になっているカズキさんは、たゆみない研究と高度な工作力で自作の遮断棒の昇降と遮断機LEDの点滅を実現させておられます。頭が下がる思いです。画像認識による自動運転システムとの連動によって、車両の動きに合わせた動作をされるのだと思います。

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安直な方向に逃げている私は、市販品として売られているTOMIXのTCS自動踏切セットを2セット購入して設置する方向で検討しています。しかし、色々と解決しなければばならない課題が多く、困っています。レールを敷いて仮設置を繰り返していますが、この自動踏切セット、「鉄道模型少年時代」のような小さなレイアウトに設置する性質のものではないことを痛感しています

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このTCS自動踏切セットにはレイアウト設置の制限が多くあります。通過センサーが大きいことも悩みのタネです。車輪の通過を感知する物理的なタッチセンサーなので、これ以上小さくすることは困難だったのでしょう。このセンサーの精度は高く、自作できるような性質のものではありません。

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踏切自体の出来は良く、踏切の手前のセンサーで車両の通過を感知して踏切を動作し、車両が踏切を通過した直後に遮断棒を上げるという動作は、ほぼ完璧にこなします。

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しかし、2箇所の踏切を動作させるのに、8箇所の通過センサーが必要です。
上の写真の赤丸部分の4個のセンサーは、レイアウト手前の踏切動作のためのものです。そして青丸部分の4個のセンサーは、レイアウト奥の、駅の左横の踏切のためのセンサーです。いずれも大きくレールから飛び出しており、ストラクチャーと干渉します。
実際、センサーだらけであり、踏切動作のためのレイアウトのように見えてしまいます。

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センサーと共に悩みのタネなのが、踏切自体のベース部分の大きさです。
大いにレイアウトの製作の制限になっています。踏切の横に四角い踏切小屋がありますが、これも実に邪魔です。

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建物部分を外してみると、中に入っていたのは小型スピーカーでした。これは外しても良いパーツなのかもしれません。

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電極にコードを繋ぎ、手持ちの小型スピーカーに繋いでみたところ、しっかりと音が鳴りました。無理やり小屋の中のスピーカーを使用する理由はありません。ここは小屋ごと取っ払って平らに出来そうです。配線だけベースボードの裏側に出して、別のスピーカーに接続しようと思います。

踏切の動作実験の動画です。
まずは右周りです。奥の踏切の警報音が変なのは、スピーカー部分を複数回分解しているからかもしれません。ちょっとくぐもった音になってしまいました。

続いて左回りです。

踏切の動作自体には問題ありません。センサーの感度も抜群です。ただ、かなりゆっくり走行させないと、遮断棒が降りる前に列車が踏切にかかってしまいます。
今はケーブル類がボード上に露出しているのでセンサーの大きさが目立ちませんが、全てボード下に隠したときには、8箇所にあるレールの横の大きな四角いパーツの存在感が大きくなってくることでしょう。
次回は踏切自体にも改良を加え、レールを敷いてから動作実験をしたいと思います。


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みにちゅあーとプチ なつかしのジオラマ「水車小屋」

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「鉄道模型少年時代」第18号 今年最後の作業は石垣の取り付け

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2009年12月22日 (火)

「週刊零戦をつくる」第17号 翼端チマチマ作業です

今年最後の出張にて、底冷えのする長野市に行っていました。

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長野といえば、思いつくのが国宝の善光寺。仕事に向かう前の早朝に立ち寄って参拝をしておきました。早すぎてまだ本堂の中には入れませんでしたが、他の参拝者もおらず、深々と冷え込んだ荘厳な本堂を見上げて襟を正します。

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帰り道の遅めのお昼ゴハンは、長野駅で購入した「信州野沢菜おごっそ弁当」。ホテルメトロポリタン長野がプロデュースしたという小振りの弁当です。
木曽路横揺れ特急「しなの」号の車内で開封です。

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野沢菜飯に、信州名物のとりどりのおかずが入っています。暖かい車内で、右に左に揺すぶられながら、あっという間に食べつくします。かなり美味しいお弁当です。

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長野に新幹線が開通してから長野駅でも横川の名物駅弁、「峠の釜めし」が販売されています。12月から東京駅でも限定数販売されるようになりましたし、各地の駅弁大会でも常連なので、わざわざ買って帰るのもどうかと思います。でも好物なのでお土産に求めます。益子焼の容器は重い!

「しなの」車中で3時間を過ごして名古屋に降り立つと、荷物の重さも相まって汗ばむほどの陽気、というのは大げさですが、冬至でもゴロゴロ厚着の必要が無い気候がありがたく感じる瞬間でもあります。寒いの、苦手です・・・。

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さて、自宅でも旅気分を味わってから、零戦の工作開始です。

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第17号です。

日曜日に16号と一緒に配達されましたが、週明けからの出張もあって、17号は手付かずでした。帰宅後の組立作業です。16号のように塗装指示は無いので作業待ち時間はありませんが、細かい作業はそれなりに時間のある時に取り組む必要があります。

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定期購読者向け特別プレゼントとして、「復刻版零戦二一型オリジナル青焼き図面厳選10枚セット」が入っています。きっと直販でも書店予約でも手に入れられるものだと思います。

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昭和15年、三菱重工業が製作して海軍航空本部他に納入した図面の復刻版とのことです。印刷はもちろん青焼きではありませんが、雰囲気バッチリに再現されています。今後の工作に役立つかもしれません。

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折り目の跡やセロテープでの補修跡までしっかりと再現されています。戦後までこの源版が残っていたことも奇跡です。丁寧な図面はこれから見ごたえがありそうです。

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今回のパーツは、左翼の翼端パーツです。
折り畳み式になっている零戦二一型の特徴的な部分の製作です。非常に細かいチマチマパーツです。これまでの最軽量かもしれません。青焼き図面が無ければ、ほとんど梱包材だけのパッケージとなってしまうところでした。

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部品の一覧です。
翼端小骨(1番)、翼端小骨(2番)、翼端小骨(3番)、翼端小骨(4番)、翼端前桁(F)、翼端後桁(R)、翼端前縁(A)、翼端前縁(B)、小骨(25番)、小骨(26番)、翼端ヒンジ(後桁)、翼端ヒンジ(前桁)、マイクロネジ6本です。マイクロねじ2本は予備のようです。

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今回の作業は、左翼の最後の小骨の仕上げをしてから、折りたたみ式の翼端を製作します。エンジンは手付かずです。
まず、いつもの通り小骨の番号刻印部分を切除して番号シールを貼ります。翼端の小骨なので、上下が細くなってきました。25番には補強材を取り付けますが、26番には無いようです。

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25番の小骨に取り付ける補強材を作ります。
コの字形フレームを3mm、9mm、10mmに、パイプを2.5mm、5mm、5.5mmに切断します。パイプは両端をヤットコで潰しますが、2.5mmなんて真ん中のほんの少しを残して潰してしまうことになりました。

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左から、2.5mm、5mm、5.5mmのパイプを取り付けます。
コの字形フレームは左から10mm、3mm、9mmです。小骨が小さくなってきましたが、一々補強材取り付け作業があるのにはちょっとした感動を覚えます。

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翼端パーツの組み立てに入ります。
まず、翼端前桁と翼端後桁にヒンジをマイクロねじで取り付けます。0.7mmのねじ穴をあける指示があるので、ミニルーターを使います。一瞬であいてしまいます。こんなの4箇所だけなのでピンバイスでやっても良いのですが、使ってみたいのが心情なのです。

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ヒンジの方はあらかじめ穴が開けられているので、マイクロねじをピンセットでつかんでねじ穴に当てて締め付けます。ねじ穴の状態によっては、マイクロねじでねじ山を切っておいたほうが楽に締め付けられました。

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二つのヒンジは形が異なるので、間違わないようにします。ドライバーは手持ちの高級品よりも、零戦のキットに付属しているものの方が感触が良いようです。

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翼端パーツを井桁のように組み合わせていきます。ヒンジを取り付けた前後の翼端の桁に、2番と3番の翼端小骨を差し込みます。

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1番の翼端小骨を差し込んで、全ての接合部に流し込み用の瞬間接着剤を流し込みます。

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翼端前縁パーツを整えます。
結構、パーティングラインを残しておいてくれてあるので、耐水ペーパーで軽く磨きます。ピカピカにする必要は無いでしょう。

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翼端前縁のAは、真ん中のへこみ部分から二つに切断する指示です。カッターナイフでって指示ですが、このパーツ硬いので面倒です。ニッパーで一気に切りました。

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切断面が粗くなるので、やすりで真っ直ぐに揃えておきます。

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小骨を付けた翼端桁に翼端パーツを接着します。
精度が高く、ピッタリと合っています。

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前側の翼端パーツも接着します。

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4番の翼端小骨を折り曲げます。
柔らかいパーツなので、ヤットコで簡単に曲がります。

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翼端の後ろ側に、折り曲げた翼端小骨を接着します。この部分には信号灯が取り付けられるのでしょうか。

注:ぼんやり書いていて、間違えました。信号灯、いわゆる翼端灯は翼端前側、つまりパーツを持っている左手の人差し指付近にレンズと共に取り付けられる予定です。御指摘頂いたN1K1-jaさん、ありがとうございます。

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25番の小骨の先端に、切り離したもう一方の翼端パーツを接着します。

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25番の小骨を左翼の主桁に差し込んで、今回の作業は終了です。26番の小骨は、翼に翼端パーツを取り付けたときに差し込むようです。

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左翼の全体像が見えてきました。長さ38cmの堂々たる翼です。これが左右に取り付けられる機体の大きさを想像すると、また置き場所の心配が頭を過ぎります。

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次号、18号のパーツは、右翼の主桁や小骨と、エンジンのヘッドカバーなどです。左翼も完成していないのに、もう右翼のパーツが配布されます。
18号は書店販売日が12月26日の土曜日、その次の19号は1月4日の月曜日です。年末年始のために、しばらく変則的な発売日です。通販組は18,19号の受け取りが年明けになってしまうかもしれません。そうなると、今回の17号が今年最後の作業です。

19号には右翼の大骨が付属しますが、20号には機体本体の防火壁が付属するようです。あっちこっちチマチマと仕掛品が溜まってしまって、管理が面倒になってきました。翼は脆弱なアルミパーツなので、ガサツに保管すると曲がってしまいそうです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第16号 ミニルーター大活躍!

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第18号 19号と共に初荷で到着!

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2009年12月21日 (月)

雪原の信濃路で絶品蕎麦発見!

今日、明日の出張予定で長野県の長野市に来ています。

名古屋もここ数日、非常に冷え込んでいたので、きっと長野は更に寒いと思い、流行のユニクロのヒートテックをゴロゴロと着込んで出かけます。コートやマフラーなども必要なので、冬の出張は荷物が多くて厄介です。

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名古屋から長野へは、中央線の特急「しなの」号で向かいます。JR東海の振り子特急電車383系です。
「しなの」は、昔の381系の時から数多く利用してきた馴染みの特急ですが、この電車自体はあまり好みではありません。格好は非常に良いのですが、とにかく揺れるからです。シートに座っている時はそんなに問題が無いものの、通路を歩くと足元を掬われるような独特の揺れが襲います。足元の揺れに頭がついていきません。

とはいえ、酷く揺れて乗り物酔いの方がトイレに駆け込むことの多かった旧型自然振り子の381系よりは、カーブに合わせて制御された強制振り子の383系はずっとマシです。シートピッチも広いし、足元もゆったりしています。でも、あの横揺れは慣れません。速度制限の35km/hプラスで急カーブを駆け抜ける振り子電車の宿命でしょうか。

急カーブとアップダウンの連続する中央西線と、新幹線とを比べるのは無理がありますが、振り子電車と同じ効果を狙った車体傾斜式の新幹線N700系はほどんど揺れを感じないのに、久しぶりにのった「しなの」はやっぱりよく揺れました。
でも列車に乗っていて乗り物酔いしたことはありません。「しなの」車内でお酒を飲むと、いつもより酔うのが早いような気がします。振り子の揺れは、その酔いの効果もあるかと思います。

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車両の揺れは置いておいて、「しなの」は美しい木曽路の光景が眺められます。車窓は抜群です。
このところ降り続いていた雪のせいで、木曽路は静かな雪の中でした。空はよく晴れ上がり、杉の枝からハラリと滑る雪を見ていると気分も良くなってきます。

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「しなの」号で長野に向かうときの車窓の白眉は、松本を出てからの篠ノ井線姨捨付近の右手の大パノラマです。ここは日本3大車窓の一つと言われています。
普通電車でスイッチバックしながら辿ると雄大な景色を長く見ていられるのですが、仕事の移動ではままなりません。峠の駅を、車体を傾けながら振り子特急は駆け抜けていきます。

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名古屋から2時間50分強で、深閑と冷えた長野駅に到着です。長野駅は新幹線の開通までは仏閣風の特徴ある駅舎でしたが、現在は何の変哲も無いターミナル駅になってしまっています。ますます寒さが募ります。

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今夜の宿は、長野駅前の長野プラザホテルということろです。時勢を反映しての経費節減の折、あまり良いホテルに泊まると領収書を出すときに経理が煩くなってきました。なので駅前の安いホテルを探すことになります。私はいいホテル(の一番安い部屋)に泊まってエラそうな顔をするのが好きですが、それはプライベートでやってくれって言われています。

日のある内は寒さもガマンできる範囲でしたが、夜になってホテルに辿り着いた頃には底冷えがするようになって来ました。歩く足元から震えが上がってきます。

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寒いので、再び街に出て居酒屋を探すのも面倒です。
ホテルの中に手打ち蕎麦屋さんがあったので、そこで手軽に飲むことにします。元来、寒がりの根性無しです。

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出張先で静かに一人杯を傾けるのも悪くないものです。
当然、店の中は暖かいですし、地酒が内側からも体を段々と暖めてくれます。信州は地酒も豊富でどれも旨いのです。

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私は麺類が好物で、蕎麦の味にも結構こだわるのですが、締めに食べた戸隠蕎麦が滅法おいしくてたまげました。犬も歩けば棒に当る。根性無しがぼんやり入ると旨い蕎麦屋に当ります。香り高くて、ギュッと締まったコシのある麺、ちょっと甘みのあるつゆとぴったりです。当然、蕎麦湯も旨い!蕎麦湯つまみにお酒が飲めます。
泊まったホテルに蕎麦屋があったから入ったのですが、これなら蕎麦を食べついでに長野に来てもよいくらいです。このところ、出張先で入った店で失敗が多かったのですが、今回は横着の為に大成功でした。「そは味処ぼっち」という店名で、宿泊者でなくても普通に入れるお店です。

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店で一人で粘って多量に飲むことは困難なので、部屋に帰って飲み直します。これはワインセラーではありません。湯沸しの電磁サーバーで沸かしたお湯に日本酒の小瓶を入れて燗をつけているのです。よい子は真似をしてはいけません。

明日は晴れて、今日よりは寒さが和らぐようです。夕刻、列車に乗る前に少し時間があれば、急いでタクシー飛ばしてでも善光寺参りに行きたいものですが、悪巧みをすると大抵時間ギリギリになってしまうのですね。今年最後の出張も、忙しく過ぎていきます。

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2009年12月20日 (日)

「週刊零戦をつくる」第16号 ミニルーター大活躍!

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第16号です。

20号までの購読者全員プレゼントの要目票欲しさのために、今号よりデアゴスティーニさんの直販に切り替えたので、17号と一緒に今朝届きました。17号の店頭販売は21日の火曜日なので、これだけは通常よりも一足早く入手できたことになります。中盤になってきたこのところ、零戦の組立作業のボリュームが増えています。1号分だけでも平日夜一日分で作業を終えることが出来なくなってきました。2号分届いてはいますが、まずは今日、16号のみ作業を進めます。結局、休日一日をほとんど費やすほどの作業量となってしまいました。但し、殆どは塗料の乾燥待ちの時間なので、一日中工作していたわけではありません。

今回、久々に厚みのあるパッケージだと思ったら、今回付属の排気管が非常に立体感に富んだパーツでした。たまにこういった心の躍るパーツを織り交ぜてくれると良い気分になれます。パーツ配布順を工夫されている苦労が伝わってきます。

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今回のパーツは、エンジン取り付けパーツです。
このところ、長く続いて配布されていた翼の小骨パーツは一旦お休みとなります。17号に翼端の小骨などが付属しています。この2号は全くパーツの関連性がありません。

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部品の一覧です。
排気管(左)、排気管(右)、エンジンリング(後)、ヘッドカバー(e)、(h)です。
ヘッドカバーは前回付属のものとほぼ同様のパーツですが、エンジンリングや排気管は新規パーツです。

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ホワイトメタルの排気管は、微妙な曲線を描いている魅力的なパーツです。手にしているだけでワクワクします。鹿の角のようにニョキニョキと生えたパイプ部分の造形がたまりません。毎回こんなパーツじゃ、割に合わないでしょうが、今回の様にたまに心躍らさせて下さい。デアゴさん。

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今回の作業は、前回と同様にエンジンリングにヘッドカバーを取り付けていきます。そしてヘッドカバーの突起に合わせてエンジンリングを取り付け、2つの排気管もはめ込んでいきます。とにかくエンジンの作業に専念です。塗装も随時行っていくので、依然作業量はかなり多目です。ササッと休日の気晴らしに済ませられる程度のものではありません。

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まず、ヘッドカバーを仕上げていきます。前回までの2号にて8個のヘッドカバーを取り付けていますが、今回は一気に6個を取り付けて、片側のヘッドカバーが全て揃うことになります。

各ヘッドかバーの側面と底面の穴あけ作業から開始です。
穴あけ作業は、先日購入したルーターに。0.7mmと1mmドリルを取り付けて行います。ようやくギュルギュル穴あけができます。
後工程の塗装の際に、補助材にするクリップを挟むために、ランナー部分は少し残しておきます。

まず、0.7mmドリルをセットして、側面に深さ2mmの穴あけです。

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パーツは目玉クリップで固定します。
電動ルーターでの作業は一瞬で終わります。うっかりするとあけ過ぎてしまいます。これは便利です。

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次に、ルーターに1mmドリルをセットし、ヘッドカバー底面の窪みに1.5mmの深さの穴を開けます。こちらも一瞬で終了。うっかりするとパーツを貫通してしまいそうです。凄まじい時間短縮効果です。肩凝りに悩まされることが減ることでしょう。

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次に、成型品の排気管のバリ取りです。
結構派手なパーティングラインが見えており、これを削り取る作業が指示されています。他の部位はきれいに仕上げられたパーツが多いのですが、なぜかプロペラと同様に特徴的なパーツはワザと磨き上げの楽しみを残してくれてあるような気がします。

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本文に、排気管の開口部の周囲を削って薄くするディティールアップのアドバイスが記載されています。やすりで行うとの事ですが、ここはせっかくのルーターなので、先端パーツを交換してギュルギュル削ります。ついでにパーティングラインもルーターで削ってしまいました。実にラクチンです。

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更に耐水ペーパーで軽く擦ってから、ルーターの先端パーツを真鍮ワイヤーブラシに交換して磨き上げます。あっという間にピカピカになりました。磨き上げにも非常に有効なルーターです。これから先端パーツを色々揃えたくなります。

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ヘッドカバー、エンジンリング、そして磨き上げた排気管にメタルプライマーを塗布します。ヘッドカバーのランナー部分を目玉クリップで固定しておくと塗りやすくなります。

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メタルプライマーは、薄く塗ると1時間ほどで乾燥するので、早速ヘッドカバーを黒鉄色に塗ります。水性塗料なので、こちらは数時間乾燥させておかなければなりません。

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排気管には焼鉄色を塗ります。
シリンダーヘッドと同じ色ですが、排気管の滑らかな曲線に流れるようにメタリック塗料が乗っています。塗装により、魅力的なパーツが更に引き立ちそうです。

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15号付属のコンロッド棒用の直径1mmのアルミ棒をカットします。
本文指示では19mmが3本、20mmが3本ですが、19mmの方は少々長めに切っておいて、後で調整することにします。結果的には19.5mm程度の長さが必要でした。

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ヘッドカバーの突起部分は、後の作業でエンジンリングの穴に差し込むことになります。試しに今回のヘッドカバーを取り付ける前に合わせて見ましたが、穴と突起の位置が合いません。かなりの調節が必要であることがわかります。

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先程カットしたアルミ棒をコンロッドケースに差し込んで接着します。左から19mm(19.5mm)と20mmを交互に取り付けます。

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今回付属のヘッドカバー2種類を交互に取り付けます。
突起部分の位合わせは後で行います。

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全てのヘッドカバーを取り付けた後、エンジンリングを合わせます。やっぱり突起は全く合いません。一部を合わせると他方が合わない・・・。

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本文の解説では、突起をピンセットで動かして穴に収める、と書かれています。しかし突起部分自体を曲げて変形させないと、到底穴に収まりません。ヤットコで丁寧に曲げてひとつひとつ収めました。

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ヘッドカバーの突起を収めた穴に、流し込み用の瞬間接着剤を流し込んで固定します。

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塗装が乾くのを待って、排気管を取り付けます。

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排気管の突起部分は、シリンダーヘッドの穴に収めます。
エンジンリングの時と異なり、こちらは全く苦労無くピッタリ位置が合います。

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排気管を瞬間接着剤で固定して今回の作業は終了です。
曲線美が美しい排気管を取り付けることにより、エンジンの迫力が増しました。

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シリンダーヘッドの吸気管と排気管が並んでいる場所が確認できます。

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エンジンの重量が増し、掌に乗せるとずっしりします。

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次号、17号のパーツは、翼端部と小骨です。
16号のパッケージは分厚かったのですが、またペラペラに戻ってしまいました。細かいチマチマが続きます。

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先述した通り、次号の17号も同時に届いています。定期購読者向けの特別プレゼント、「復刻版零戦二一型オリジナル青焼き図面」も同封されています。チラリと見てみましたが、魅力的ながら工作にすぐに役立つという性質のものではありません。

明日、明後日と長野に出張予定です。そのために17号の組み立ては出張帰りの23日頃になってしまいそうです。1号分だけでもチマチマ作業に時間がかかるので、全く関連付いていない号のまとめての作業はできません。

18号には、まだ左の翼も完成していないのに、早くも右翼の主桁や小骨が付属します。あっちこっちに手を付けて、パーツの保管も面倒ですが、デアゴスティーニさんとしても作業を飽きさせないためのパーツ配布順について検討した結果なのでしょう。今後は、左翼はしばらく放置し、右翼とエンジン、そして胴体部分の製作を手がけていくようです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」へたれモデラーは電動ドリルを調達します

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第17号 翼端チマチマ作業です

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2009年12月19日 (土)

みにちゅあーとプチ なつかしのジオラマ「水車小屋」

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今夏に組み立てた、株式会社さんけいの1/150「みにちゅあーとプチ なつかしの電車 6号車」と同じシリーズの建物キットを手に入れました。東京近辺だけでなく、普通に名古屋の模型屋さんでも入荷しているようです。
製作中の「鉄道模型少年時代」のレイアウトに置く訳ではありませんが、早速組み立ててみました。

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1/150みにちゅあーとプチ なつかしのジオラマシリーズ16「水車小屋」です。お手軽なのに精密なペーパークラフトはクセになりそうな楽しさがあります。

レイアウトに設置しなくても、このキットは単品で眺めていても楽しいものです。紙製ながら、雰囲気というものがあります。博物館展示模型の制作に長く関わって来たさんけいの技術がうかがえます。

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前回の電車よりはパーツ数が多そうです。
でも、パーツにはレーザーカットが施してあるので、ほんの少しカッターナイフで切り離すだけとなっています。ペーパークラフトで最も時間を要し、しかも苦痛なこともある切り抜き作業が省略され、最も楽しい組立作業に没頭できるというのもこのキットの魅力です。

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側面の板壁は、ベース部分と表面の桟とを貼り合わせて立体感を表現するという仕組みです。
前回の電車でも、側壁は2枚のパーツを貼り合わせることにより窓枠の奥行きを表現していましたが、今回も同様の方法で立体感を得ています。実に巧妙な設計です。パーツは塗装されていないのに、ちゃんと木製に見えます。紙が持っているマット調の素材感をよく活かしています。

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水車部分も、実物同様に微妙な角度がつけてあります。水車は羽根を挟み込んで左右のパーツを合わせるので、ピンセットを使用した細かい作業となります。このキットのハイライトとなりそうです。

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レイアウトに設置するのではなく、まずは単品で製作して楽しみたいので側壁、及び水車をベースに取り付けます。紙を貼り合せた軸で水車は固定してしまうので、回転させることはできません。もちろん、回転軸などのパーツを追加すれば、改造は可能です。

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茅葺の屋根は、印刷された屋根シートを貼り付けて表現します。屋根シートは白い用紙に表面印刷されただけなので、側面に水性マジックで茶色く色入れします。

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平面的な屋根素材なのに、側面の折り返し表現によって茅葺屋根の雰囲気が出ています。
みにちゅあーとシリーズでは、1/150スケールの「みにちゅあーとプチ」シリーズとは別に、1/100スケールの茅葺シリーズというキットを発売しています。博物館の展示模型を制作している会社としては、この部分はお手の物なのでしょう。更にグレードアップしたければ、「鉄道模型少年時代」のかやぶき農家のグレードアップ講座に書かれていたように、麻紐を細かく切って貼る方法があります。

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屋根部分を仕上げ、付属の脱穀機や梯子、小屋の周りの柵を貼り付けて完成です。丁寧に作っても2時間程度の軽作業です。細かい切抜きが伴う通常のペーパークラフトに比べれば、お気楽に手が出せると思います。
ジオラマに設置する際は、ベース部分は使用しないことになりますが、単品で楽しむにはこの分厚い台座が便利です。この台座が無いと、水車が持ち上げられてしまいます。

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ウェザリングを施していないのに、素材の風合いから非常に良い雰囲気を出しています。
前回の電車よりも作り甲斐がありますし、完成度が高いと思います。何とも素朴な風合いが魅力的です。

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レイアウトに設置すると、樹脂製の他のストラクチャーとの素材感の違いから浮いてしまうのでは、と思いましたが、意外に問題なく使えそうです。ベース取り付けなければ良かったかもしれません。

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しかも、水車が回転するように改造すれば、結構楽しい設置物になりそうです。
完成品を作業台の周囲に置いて、建物単品で楽しむ予定だったのですが、結構出来が良いので、工作が進んできたら設置を検討してみるのも面白そうです。

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「鉄道模型少年時代」のかやぶき農家と比較してみても、遜色ない出来です。寧ろ、素朴な情景は上質な感じがします。違和感は無さそうです。しかも、思った以上にコンパクトです。

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但し、水車小屋という特殊な建造物なので、設置場所は限られます。レイアウト中での候補場所は右手前の川辺の一択です。他に設置可能な場所は見当たりません。しかも、水車小屋を設置すると専用コントローラーを置くことは不可能になります。ただ、私は専用コントローラーを常用する気は無いのでかまいません。

しかし、ここはレイアウト中で最も目立つ部分であり、存在感がありすぎる水車小屋が手前に来ると全体のイメージが変わってしまいます。
貼り付けてしまった水車小屋のベースの切除は大した手間ではありませんので、工作を進めながら更に検討を続けたいと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第17号 やりがいのある崖・河原の製作

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」TCS自動踏切設置への遠い道のり・・・

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2009年12月18日 (金)

アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」動輪部分の作成

アリイのプラモデル1/50「蒸気機関車C62タイプ」の製作作業です。

開封して少しだけ組み立てから、何かと多忙になって約1ヶ月間放置しておいたこのC62プラモですが、何とか年内完成を目指して、このところ間を見つけてピッチを上げて作業をしています。でも、ひと工程ごとに躓いていて、なかなか進みません。

機関車の上半分を大まかに作り終わったC62は、いよいよ動輪部分の作成です。このプラモデルは走行しないディスプレイモデルながら、一応動輪が回転して実機と同様のロッド類の動きが楽しめるようになっています。しかし、非常に高度な設計で製作されたこの模型も、パーツの精度に問題があるので、実際に動かすのは危険と言えます。

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動輪は、本体とタイヤ部分が別パーツになっているので、合体して接着します。動輪は同番号のパーツですが、裏面に「L」とか「R」とか書かれているので、左右の区別が付きます。後で金型に手で削りいれた様な文字です。模型の性質を現すかのような、素朴な印象を受けます。古きよき時代の、手作りの風合いです。

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プラモデルながらも、動輪部分には多くの金属パーツが使われます。4種、24個の真鍮ねじを使用して、ロッド部分を取り付けていくことになります。

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左右の動輪パーツに連結棒を取り付けます。真ん中の主動輪のねじは、後でメインロッドを取り付ける際に一旦外します。プラスチックのパーツのねじ穴部分は小さめにできているので、パーツにあらかじめ、ねじ山を切っておく必要があります。

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左右の動輪を台枠に取り付けます。
回転軸部分の芯には、銅の棒を使用します。簡単に動輪が分解しない仕組みです。強度はバッチリです。

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連結棒を付けたまま、動輪を台枠に取り付けます。
この模型は、実機と同様に左右の動輪に90度の位相が付けてあります。左側は連結棒の位置が真下に来る状態にします。

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すると、右側では連結棒が90度後ろに回った状態になっています。
このプラモの優れた部分がこの足回りです。実機の仕組みを踏襲して凝った作りは高く評価できると思います。

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この前、パーツの「抜け」を作ったモーションリンクや、ラジアスロッド等の細かいロッド部分を組み立てます。
適当に開けられている穴からねじ穴を丁寧に形成し、真鍮ねじで慎重に組み立てます。根気の要る作業です。プラ素材が脆いので、完成後もあまり動輪を回転させたくありません。

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モーションプレート部分を中心に、上部のロッド類を接続します。蒸気機関車の模型を作ったことのない方には非常に困難な作業だと思います。説明書を見ていてもよくわかりません。このプラモ、蒸気機関車の仕組みを知らないお子様がなけなしの小遣いで購入したら大変なことになりそうです(多分、お父さんも)。

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まず、左の公式側からロッドを取り付けます。
一応、動輪の回転に伴ってスライドバーなど稼動しますが、あまりすべりは良くありませんし、その内にロッドを破損すると思うので、あまり動かさないようにしておきます。走行させない模型なので、気にならないかと思います。

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右側の非公式側も組み立てて、ロッド部分の組み立ては完了です。
プラモデルとは主でないほどのメカニカルな動輪部分です。

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各ロッドの取り付け位置は、デアゴスティーニのC62で組み立てたものと同様なので、蒸気機関車のことを理解して作られたキットだということがわかります。金型製作技術が理想に追いついていなかったのでしょう。記事は一つにまとめてありますが、足回りの組み立てには、複数日の作業にて合計6時間以上を要しています。仕組みがすっかりわかっているのに、相当苦労しました。

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まだ先台車や従台車がありませんが、ボイラーのパーツと組み合わせてみます。
あれこれ文句を言ってきたプラモデルながら、だんだん組み上がって来ると楽しくなります。黒い動輪にシルバーのロッド、金色の真鍮ねじのコントラストもなかなか優れていると思います。

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続いて、先台車、従台車を取り付け、機関車部分を更に組み立てます。しかし、今回はこれが精一杯です。

次回は、先台車、従台車の組立てです。その後、機関車本体のディティールパーツを取り付けて仕上げていくことになります。ただ、パーツ確認の段階で、早くも苦労しそうな予感です。

前回はこちら
アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」ディティールパーツは想像で取り付け?

次回はこちら
アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」先台車が線路に収まらないぞ!

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2009年12月17日 (木)

「鉄道模型少年時代」第17号 やりがいのある崖・河原の製作

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第17号です。

表紙の写真は、2号と同様のものが使用されています。15種類の写真を順繰りに回していくと思われます。
中盤に入って、レイアウトの基礎部分である地面パネルの製作に入っています。地面の起伏のある今回のシリーズのハイライト部分の基礎を作る作業なので、やりがいがあって時間を必要とする回です。スチレンボードを貼り合わせるだけであっという間に終わってしまった前回と打って変わって、しっかり1時間以上をかけて行う作業となっています。

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今回の付属品は、崖、河原用の地面パネルです。
先週号の豪華純白スチレンボード5枚セットを髣髴とさせる白いスチレンボードが出てきます。しかし、今回はオリジナルの形状に型抜きされていて、手が込んでいます。

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開封すると、白いスチレンボード1枚と、両面にボール紙を貼ったパネルボード2枚が出てきます。いずれも型抜きされ、パネルボードには地面表記もされています。完全なオリジナルパーツです。先週との格差が激しいですが、このコントラストもパートワークの楽しみだったりします。

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地面パーツは、所々、ちょっとカッターナイフを入れるだけで切り抜くことができます。レイアウト製作で、非常に手が掛かる高低差のある地面作成が簡単に出来る工夫は秀逸だと思います。

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サッサと全てのパーツを切り抜きます。重ね合わせて地面作成をするようです。白いスチレンボードはサンドイッチのようにパネルボードの間に挟みこみます。

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まず、崖部分の3つのパーツの作成です。
崖パーツは大、中、小の3つです。それぞれ4枚のパーツを貼り合わせて作成します。真ん中に白いスチレンボードを挟みこんでいきます。

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パーツは木工用ボンドで接着します。
適当に塗ったボンドをヘラで延ばして形を合わせて貼っていきます。付属のボンドは残り少なくなってきました。木工用ボンドはベーシックな工作資材なので、常にたくさん買い置きしておくと便利です。イザという時に切らしかけて、量をケチって失敗し、後悔することは避けたいものです。

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レイアウトの右下の段差部分に適時合わせながら、4枚のパーツをぴったり合わせます。右下の頂点部分の細くなったところは、真ん中に挟みこんだスチレンボードが痩せていて、間が開いてしまいそうです。後で対策を考えます。

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大、中、小それぞれの崖パーツを貼り合わせていきます。
この後、川の部分に貼っていくことになるのですが、その前に川面の改良の準備を施したいと思います。このシリーズの川面は、光沢紙にプリントされた水模様ですが、どうもその表面が他の素材に侵されやすいようなのです。実験的に水性クリアを吹いたら、印刷面が侵されてしまったという報告もあります。後の作業で水面造形を目論んでいるので、物理的な表面保護をしたいものです。

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表面保護には印刷を侵す可能性があるクリア塗装ではなく、透明プラ板を使用しました。厚みがあると段差が出来てしまうので、タミヤで最も薄い0.2mm厚の透明プラパンを買ってきました。

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大きさを合わせ、周辺部に少量の木工用ボンドと、余白部に両面テープを使用して川面シート表面に貼ります。川模様の部分にはボンドやテープが付かないようにしておきます。
これで表面に水面造形を施しても、印刷面が溶けることは無いでしょう。

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先程張り合わせた崖パーツを仮置きします。印刷された川模様が結構良い出来です。0.2mmのプラ板の段差は全く気にならないようです。
実は、プラ板に電飾の配線を通す3箇所の穴を開け忘れています。崖パーツの校舎の部分は、木工用ボンドで貼りあわせてから気付きました。後でドリルでグリグリ開けるほかありません。私の場合は、もっとたくさん小さな穴を開ける必要があるので、今からそんなに気にしなくても良いかと楽観的に考えています。

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崖パーツを木工用ボンドでベースに貼っていきます。
私の場合は地面に保護用プラ板を貼ってしまったので、底面だけでなく、側面にもボンドを塗りました。こうして地面はガッチリと固定したいものです。手前部分の川面さえ汚さなければ、木工用ボンドが多少はみ出ても拭き取っておけば良いと思います。

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底面、側面にボンドを塗った崖パーツをベースに押し付けて貼ります。右上の小パーツの三角形の頂点部分は、パーツを底に押し付けると表面が沈んでしまうので、表面の高さを合わせて側面から貼り付けました。

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続いて、河原パーツ4つを取り出し、3つのパーツの斜面を作るためにカッターナイフで削ります。ボードの角を取るような感覚で、結構適当に削ってしまいました。製作マニュアルにも書かれていますが、後でプラスターで表面を作るので、削り過ぎに注意する必要は無いようです。

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河原パーツを貼り合せますが、一番底部のパーツは真ん中部分が大きく抜かれているので、この部分にボンドが付着しないように、設置面のパーツにシャープペンシルで形を書いておきます。
別に型抜き部分にボンドが余計に付いても問題ないのですが、作業時にベタベタして、間違えて指に付いたら他のパーツを汚すことになりそうです。

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4つのパーツの垂直面を合わせるために、適時作業台に押し付けて確認します。

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一番上に貼る河原パーツには、地面表記がなされています。丁寧に位置調節する必要がある部分かと思います。

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この河原パーツは、地面ベースに今回貼ってしまうのではなく、19号の施工との事です。でも、慎重を期すのなら、26号でレールが揃ってから位置調節して貼り付けた方が間違いないでしょう。

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ということで、少々ルール違反ではありますが、先行してレールを敷いて、位置合わせをします。まだ配布されていないレールについては、TOMIXのファイントラックを使用しています。
今回のパネルは非常に精度が高く、河原パーツを指示通りに貼り合わせてあれば、レールからずれることはありません。良いオリジナルパーツを作ってくれたものだと感心します。

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このレイアウトの最大のハイライトの鉄橋部分です。
まだ地面が出来ていないとはいえ、川面に鉄橋が映える情景が想像できます。予想以上にS字カーブと鉄橋部分の造形が良いことに気が付きます。写真で見ていて解っていても、立体になると感動するものです。時間を見つけて、走行実験したいものです。
手前の川を渡っている部分は線路の道床がむき出しですが、19号でアーチ橋が配布されるので心配ありません。
判っていたことですが、分校はあるけれど、やっぱり運動場は殆ど無いのですね・・・。

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今回気になったのは、何度か書いている通り、崖パーツの三角形のパネルを貼り合わせた部分の頂点が沈んでしまうところです。内部にサンドイッチしたスチレンボードが痩せてしまうことに起因するようです。
他の部分と地面の高さを合わせるために、ボード側面を合わせて貼っています。底部が少し浮いていますが、石垣など貼れば問題ないでしょう。

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来週、第18号の付属品は、石垣パーツとプラスターです。
石垣パーツは、TOMYTECのジオコレの石垣パーツと同様のものだと予測しています。各自、カットして、前回作成した神社の土台の側面と、今回の河原部分に貼り付けていくようです。
とりあえず大きさだけ合わせてカットしておき、両面テープで仮止めとしておくつもりです。仕上げに入ってから石垣には塗装やウェザリングを施したいものです。

プラスターは、地面作成の際に使用する石膏です。水と木工用ボンドで溶いて塗りつけるのですが、本来は線路設置の後、車両のテスト走行を終えてから行うものだと思います。特に神社の裏部分等、あまりプラスターを盛ると、走行車両に接触する心配があります。

本格的な地面製作まで取っておくのが賢明かと思います。私は賢明ではない上に、早くプラスターを使用したいので、多分ズルして先行して線路を敷き、実験走行を繰り返しながら作っていくことになると思います。ただ、地面の作成は、時間をかけて行うものです。毎週追われるパーツに惑わされず、ゆっくり行いたいものです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第16号 豪華?純白のスチレンボード5枚セット

次回はこちら
みにちゅあーとプチ なつかしのジオラマ「水車小屋

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2009年12月16日 (水)

アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」ディティールパーツは想像で取り付け?

アリイのプラモデル1/50「蒸気機関車C62タイプ」の製作作業です。
多くのパーツで補正が必要なこのプラモです。思った以上に製作に時間を要しています。前回のキャブの組立作業に引き続き、ボイラー周りの作成を進めました。

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ボイラー側面にランニング・ボードを取り付け、ドームや前照灯、発電機などを取り付けます。全て穴を開けたり削ったりの作業が伴います。
ボイラー側面の空気作用管には面相筆を使って銅色で色を注し、ついでに削った部分にマットブラックを筆塗りします。配管部分は表面モールドなので、甘いディティールながら、だんだん機関車らしくなってきます。

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キャブ内には簡単なモールド表現があるので、前回簡単に色入れしました。これ以上手を加えても効果が薄そうなので、キャブの作業は完了です。

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デフレクターや煙室扉ハッチを取り付けると、だんだんC62のイメージになってきます。発電機や汽笛等のパーツの取り付け位置は大まかな指定しかないので、C62-2号機や26号機の実機の写真を見ながら取り付けます。

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説明書の組み立て解説が非常に大まかなのもこのプラモデルの特徴です。
例えば、非公式側のランニング・ボード下部のディティールパーツの取り付けは、パイプ等のはっきりした位置はわからずじまいです。

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この部分には給水ポンプや各種パイピングのパーツがあるので、実機の姿やデアゴスティーニのC62を手本に作成します。

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続いて、公式側のランニング・ボード下部のパーツ取り付けです。
やっぱり大まかな解説図しかありません。特に、コンプレッサーから伸びるパイプは長さも位置も間違っていて、想像して取り付けるしかありません。

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他にC62の模型の経験が無かったら、このプラモの製作は非常に困難な作業になることと思います。

今日は足回りのパーツまで手がけるつもりでしたが、上部を組み立てたところでタイムアップです。今まで製作したプラモデルの中で、最も時間のかかるものとなることは間違いないかと思います。製作を開始してから約1ヶ月放置しておいたのを先日再開したばかりです。クラフトマガジンのように毎週追われるわけではないので、焦らず、あまり間をおかず、製作を続けたいと思います。

前回はこちら
アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」パーツ補正多くて楽しい?

次回はこちら
アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」動輪部分の作成

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2009年12月15日 (火)

久々に工作ない夜はコンサートに

2年以上前の2007年8月頃より、毎週火曜日というのはデアゴスティーニさんのクラフトマガジンの発売日だったので、出張中でもない限りは工作の日となっていました。しかし、現在組み立て中の零戦は、通販に切り替えたので来週までパーツがやってきません。久々に工作の無い火曜日となりました。

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今日は、名古屋市の伏見の電気文化会館「ザ・コンサートホール」にて開催された、コンセール・アミさんのジョイントコンサートに妻の原田純余も参加していたので、鑑賞件応援に行って参りました。デアゴの工作が待っていると、音楽を聴く気もそぞろだったかもしれませんが、今日は存分にクラシックの世界を楽しむことが出来ました。妻にとっても、今年最後の演奏会でもあるので、気合が入っていたようです。

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音楽は非常に楽しめて、気分も良く帰ってきたのですが、今日は何だかココロの晴れないことがあります。工作を楽しみにして頂いた方には申し訳なく、全く関係ない事ながら、ここにて少々愚痴らせてください。

私は、政治についてはノンポリです。国粋主義者でもありません。一応、義父が後援会の役員をしている元大臣の応援はしていましたが、その先生は先の選挙で落選して引退され、後援会も解散になりました。そのため、現在は支持する政党があるわけではありません。

今日、天皇陛下が来日した中国の要人と会談されました。もてなしとして天皇陛下が海外の方と会われることは良くあることなのでしょうが、今回は直前にごり押しして会談の場を設けたと報道されていることは普通ではありません。

マスコミの報道を鵜呑みにするわけにはいきませんが、民主党の、小なんとかいう政治家が暗躍してごり押ししたとのことにはぼんやり聞いていられません。昨夜も街のゴロツキかチンピラが恫喝しているかのような、嫌悪感を抱く会見が報道されておりました。会談ルールを破り、天皇陛下を明らかな政治利用しようとしていることに苦言を呈した宮内庁長官に対し、「いち役人が国民の支持を得た内閣のやり方に口を出すな」とか、「文句は辞表出してから言え!」とは、自分の意見に逆らうものは粛清するぞ!と言っているかのようです。

事実、その恫喝政治家の数年前の西松建設からの偽装献金疑惑で、証拠を握っている西松建設の専務は、事情聴取直前に「自殺」したとして消されていますし、証拠も「不慮」の火事で消失しています。背筋が凍ります。粛清は目に付かぬところで行われるのでしょう。

今回の天皇陛下の公務ごり押しにについても、
「大切でない公務は取りやめればよいのではないか」という始末。老人ホームを慰問したり、後輩の音楽会を訪れたり、昨日も南米の某国の王家の方々と会談されたりしておられますが、全てが陛下にとって大切な御公務なはず。いち政治屋が自分の私利私欲のために、ましてや「利用」するなんて、犯してはいけない領域だと本能で感じます。一介の市民でも「お前何様だ!」と言いたくなります。「国益のため」なんて、だれが判断するのか。

私のココロの奥底にある、何かが壊れました。
いつも天皇陛下を敬っているなどとはいえない私でも。

今回来日した中国の要人は、別に国家元首でもなく、時期ニューリーダー候補の一人とのこと。御多忙な天皇陛下と無理やり会談して、ふんぞり返って握手している写真を報道に載せて箔付けするために利用するのです。中国の内政に肩入れしています。首尾良く国家主席になれば良いが、彼が失脚したとき元内閣はどう責任を取るのか。内閣総辞職しても、その時、国家自体がなくなっていたら・・・。

粛々と会談を行われた陛下の御心中は知る由もありません。責任感のお強い方なので、決して吐露なさらぬでしょう。

戦前、平和を望んでブツブツ言われていた昭和天皇を旗印に祀り上げて、破滅の戦争に突き進んでいった時代を彷彿とさせます。そして戦後、命を賭して国体を守るために皇家を存続させ、国家復興の旗印とした政治家の方々はどう思われるでしょうか。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

ココロが壊れたのは、私だけかもしれません。
でも、もし同様の方がおられたのなら、その方々も国民の心の奥底にあるものを蹂躙して、絶望と矮小感を与えるのが今の現政権ならば、決して容認できるものではないと思われていると思います。耳障りの良いことを言って選挙に勝ち、勝ったら最後、碌に約束も守らず、とてつもない速さで国家転落の道を突き進むのなら、それは「売国奴」でしょう。漢字が読めないとか、ホテルのバー通いなどが非難されていた前政権も問題がありましたが、今では可愛く思えます。

政治手腕については詳しく判断できかねますが、現政権で唯一、我々に明るい話題は、前原国交相が機関士の制服で満面の笑みを浮かべている光景でしょうか。政治家から趣味人に戻った彼の表情には、共感できるものがあるだけに、応援したいのですが、親分があれではままなりません。

問題は、こういった話題を我々一般人が気軽に話せない雰囲気です。危ない方向に向かっているとしか思えない危機感を覚えます。

今日は、下らない語り口にて申し訳ありません。
吐露してすっきりしないと、寝られそうにありませんでした。

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2009年12月14日 (月)

「週刊零戦をつくる」へたれモデラーは電動ドリルを調達します

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。

私は16号から直販定期購読に切り替えてしまったので、今週はパーツの到着がありません。来週、16号、17号まとめて届けられることになります。これまで何度も書いている通り、20号までの購読者全員プレゼントの零戦二一型の要目票欲しさの直販購読です。外箱パッケージの隅にある応募券を気付かずに処分してしまっているからです。C62やフェラーリの時は、冊子や組立てガイドに応募券があったので、処分を免れていました。

先週、事前にデアゴスティーニさんの定期購読受注センターのご担当の方に確認して、16号からなど途中からの購読でも、確実に20号(21号と同時)発送時に送るとのお返事を頂いてから発注しています。もし同様にお困りの方は、直販定期購読の方法もご検討ください。以前、「隔週刊ピーターラビットコレクション」(全60号)という、ピーターラビットの絵柄の付いた食器セットを妻の為に購入していたときも、途中から直販を申し込んで、無事最終号と一緒に全員プレゼントを送っていただけました。

ずっと同じ書店で買われていた方は、マルサン世代さんから頂いた情報にて、書店にて「週刊零戦を作る」の創刊号から何号まで、販売を証明する証明書を書いてもらえば、全員プレゼントを頂く証明になるとのことです。作り手と販売者、末端ユーザーとの良心による信頼関係に基づいた対応をしてもらえます。杓子定規ではなくてケースバイケースでしょう。

ただ、私の場合は、出張の出先で求めた号もあったりしていて購入先が一定していません。最も確実な方法としての直販定期購読切替です。毎週来ないと寂しくなったら、要目票を頂いた後に店頭購入に戻すかもしれません。

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この模型は、毎週のように1.0mmや0.7mmのドリルをピンバイスに設置して穴あけする作業があります。最初の内は楽しんでやっていたのですが、段々穴あけ箇所が増えてくることにより、面倒になってきました。特に、13号にて硬いシリンダーヘッドに50箇所以上の穴あけ作業を行った翌日には腕のだるさと肩凝りに悩まされました。
本当は、一つ一つの細かい作業を楽しんで実施する心が必要なのですが、腕力無し、根性無しのへたれモデラーとしては、電動ドリルが欲しくなります。最初は調子が良かった細身の付属ピンバイスも、酷使の影響が出てきたのか、だんだん手元部分の回転が悪くなってきました。

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実家の近所にカーマホームセンターの大型店が出来ていたので、先週末、帰省のついでにそこでミニルーターを買います。自宅の近所にもカーマがあるのですが、同様の商品は陳列されていなかったので、大規模店舗にしか置いていないものかもしれません。
同じような機能のものは、模型屋さんで購入するよりも、ホームセンターで調達した方が安くて便利です。

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高儀「ミニルーターセットR-5」という商品で、AC電源を使用します。4000円程度でした。通販ならもっと安いところもあるでしょうが、実際にモノを見てみないと買う勇気が沸いてきません。とりあえず店頭で求めて人柱になってみたいと思います。
普及品価格なのに、先端工具が12種類も付属しています。ただ、ドリル刃は付いていないので、手持ちのものを取り付けることになります。

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専用ケースから取り出すと、ペン状に構えることができるガラス彫刻にも適したルーターであることが判ります。付属の先端工具は、金属パーツの研磨にも使用できそうです。
本体が細いのに、電源部のACアダプターは本体に内蔵していてコンパクトにまとまっています。半田ごてを扱うくらいの手軽な感覚で使用できます。回転スピードコントロールが付いていて、低速から高速へと無段階切替えができるようです。

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今までにも、模型作りのためにクレオスのミニルーターは使用していました。下側の黒いルーターです。電池式でお手軽に使用でき、結構役に立っています。プラモのバリ取りにも便利です。しかし、専用の工具しか使用できないのでドリルは取り付けられません。

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今回、このルーターに決めたのは、先端の三爪チャックに最細0.3mmの市販のドリルの取り付けが可能だからです。零戦の組立てに必要な0.7mmや1mmドリルがセットできるのは大きなポイントです。

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試しに、デアゴスティーニ零戦キットに付属の1mmドリルをセットします。ボタンを押しながら、先端を締め付けるだけです。ドリル交換もお手軽です。

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早速、余剰パーツに穴あけしてみます。
先月、BS日テレさんのテレビ取材の時に、最新号のパッケージを開けている光景が取りたいとの事で、取材時最新号の10号を持ってこられました。付属のパーツは下さったので、実験用となっています。

ドリルの性能如何ではありますが、結構簡単に穴が開きます。これはちょっと感動!小さいルーターなのに、ギュルギュル唸ってドリルが入っていきます。かなり頼もしい。
ただ、削りカスがたくさん飛び散るので、汚れても良い服に防御用メガネ、そしてマスクを用意した方がよいかもしれません。それに、「キュイーン」と穴あけしていると、歯医者さんを思い出して、奥歯の辺りが沁みるようで力が入ります。じきに慣れる事を期待します。

今までの苦労は何だったんだろうかってくらいに容易くドリル作業ができます。早くパーツの穴あけをしたいのですが、次号は来週しかやってきません。身の回りのものにやたらとギュルギュル穴を開けてしまいたくなりますが、そうは行かずに欲求不満になりそうです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」15号のヘッドカバーの取り付け

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第16号 ミニルーター大活躍!

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2009年12月13日 (日)

アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」パーツ補正多くて楽しい?

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アリイのプラモデル1/50「蒸気機関車C62タイプ」の製作作業です。

ボイラーなどの主要部分を含め、各パーツの塗装作業を進めていますが、大まかにスプレーしていたときには気が付かなかった細部のバリやエラーがあまりに多いことに筆塗り作業時に気が付きます。ほとんどのパーツで組み付け時に補正作業が必要です。
パーツが噛み合わない場合も多く、やすりで削ったりドリルで穴を開けたりして手を加えています。

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まず、3対のボックス動輪の多くの穴が抜けていません。4つの大きな穴は開いているのですが、そのほかはモールドされているだけです。

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千枚通しとドリル、丸棒やすりで穴を開けます。

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細かいパーツに着色しているとあまりにバリが多く、組み付け時に補正塗装が必要になることがわかります。

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モーションプレートの穴も抜けておりません。ただ表面にモールドされているだけです。やれやれ。

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これもドリルとやすりで穴を開けます。実車同様、肉厚のパーツになっています。果たして完成後に動輪やロッドは動作するのでしょうか。

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後のエラーは追々補正していくとして、いよいよキャブから組立て開始です。キャブ内ディティールは簡単な表現がなされているので、少し色入れしておきます。キャブの窓の透明パーツは木工用ボンドで固定します。プラモ用接着剤を使用して白くなることを避けるためです。

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キャブを組み立てて、今回の作業は終了です。
これからボイラーやランニングボードを取り付けていくのですが、各パーツがぴったり収まらないのです。特に、ランニングボードは波打っていて苦労しそうです。時間をかけてじっくりと取り組まねばなりません。

最近発売されたプラモデルは、大体塗装8割、組立て2割といった時間配分ですが、このアリイの1/50スケールC62はパーツの補正作業にもかなり時間を要しそうです。
こんなに精度の低いプラモに取り組んだのは初めてです。でもコツコツ補正しながら組み立てていくのも楽しいものです。工夫して組み立てなければならない分、長い間楽しめるでしょう。年内完成を目指していましたが、少々弱気になってきました。

前回はこちら
アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」パーツが多いと塗料もかさむ・・・

次回はこちら
アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」ディティールパーツは想像で取り付け?

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2009年12月12日 (土)

アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」パーツが多いと塗料もかさむ・・・

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8月に購入したアリイのプラモデル1/50「蒸気機関車C62タイプ」、作りかけで忘れてしまっている訳ではありません。しかし、前回の作業から一月以上経ってしまっています。通販に切り替えたデアゴスティーニの零戦は再来週まで届きませんので少々作業する間があります。重い腰を上げてこの前、塗装作業から開始しました。かなりの大型模型でパーツが多く、またパーツの精度が恐ろしく低く、バリやエラーが多いので先に進みません。

明け方までは雨模様でしたが、次第に晴れ上がって絶好の塗装日和となりました。冬季は塗料の乾燥に時間がかかるために、天気の良い日にまとめて作業しておくに限ります。

とりあえずはパーツ塗装からということで、全てのパーツに下地のサーフェサーを吹き付けます。台所用洗剤で洗った後に乾燥し、サーフェサーをスプレーします。

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ある程度のバリはランナーに付いている状態で切除していますが、組み付け時にはもう一度削って調節しなければならないと思います。

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チャチな塗装が施されていた飾り台にもサーフェサーを吹き付けます。レール踏面だけでなく、バラストや枕木もきちんと塗り分けたいものです。

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サーフェサーが乾燥したら、つや消しブラックで塗装します。
ボイラーやキャブ、ランボード、テンダー等の主要部品には、サーフェサーの上から一度メタリックシルバーを吹いてからつや消しブラックを吹き付けます。少しでも金属感を出したいからです。

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つや消しブラックは、吹き付けた瞬間はツヤツヤなのですが、乾燥するとツヤが無くなっていきます。
ツヤツヤに仕上げるのならば、後でクリアを吹いてから磨き上げをすれば良いのですが、つや消し塗装は吹き付け時に失敗すると見苦しいので、より慎重になります。

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サーフェサーの上にメタリックシルバーを塗り、更につや消しブラックで仕上げたボイラーです。

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同じく、キャブやテンダー、シリンダーケースもシルバーの上から黒く塗っています。

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今回の塗装作業で、8本のスプレーを消費しました。ある程度大型の模型なので塗料もたくさん必要です。ひょっとすると、安価だったこのプラモデル本体よりもスプレー代の方がかかるかもしれません。

カラのスプレー缶を並べていると、エアブラシに切り替えたら良いのに、と思う次第です。でもお手軽さはやめられないのです。
模型用のスプレーではなくて、メタリックシルバーやつや消しブラックなどはホームセンターで安く売っている大きなスプレー缶にすればよかったと思います。

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感想後の主要パーツです。3色塗り重ねています。
写真ではわかりにくいのですが、下地に使用したシルバーのお陰で深みのある塗装になっています。

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スプレー缶の塗装なので少々ムラがありますが、メタリックの下地の効果でそのムラが金属感になっています。空気作用管等は銅色に塗装する予定です。
設計が古いプラモデルなので、金型の技術が低く組み立てには苦労しそうですが、設計は緻密で実機の構造をかなり忠実に再現していると思います。

まだまだ細部の塗装を進めなければ組み立ては開始できません。今後は筆塗り作業になっていきます。出来上がりはまだまだ先のことになりそうです。本当に年内に完成させることが出来るのでしょうか。しばらく集中して作業をしたいものです。明日も晴れそうなので、大部分の塗装は済ませて組み立てに移りたいと思います。

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アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」メッキ剥がしから開始

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アリイの1/50「蒸気機関車C62タイプ」パーツ補正多くて楽しい?

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2009年12月11日 (金)

「週刊零戦をつくる」15号のヘッドカバーの取り付け

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。

20号まで購読している読者にプレゼントされる予定の要目票欲しさに、次号の16号よりデアゴスティーニさんからの通信販売に切り替えました。そのために次回は再来週に17号とまとめて届く予定です。しばらく間が空いてしまいます。

このシリーズの組立ては、毎回塗装しながらの作業となっているので、毎号組んでいくのではなく、ある程度まとめて組んだ方が合理的です。その意味でも、2号毎の入手の方が実際の作業に沿っているのですが、やっぱり「週刊」であるので、出遅れたような気分になってしまうのは仕方ないでしょう。

合理的な作業手順を目指すのなら、全てのパーツが揃ってから組み立てるのが一番です。でも、それではわざわざ週刊のクラフトマガジンを購入する意味がありません。2年間、ひたすらパッケージが溜まっていくのを見ているより、全てのパーツが一揃いになったキットを購入する方が楽しそうなのは間違い無いでしょう。私の場合なら、きっと2年も経ってしまったら、当初に抱いた組立てに対するモチベーションはとっくに消え失せている気がします。

毎週、「ヨーイドン!」で、全国(海外にも!)の同胞とチョコチョコと組み上げていく感覚が楽しいのだと思っています。別に競争しているわけではありません。

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作業に塗装が入ってくると、乾燥時間の確保の為に毎回発売日の夜の作業では終わらなくなってきました。今回の15号も、2日がかりの作業となっています。冬場は塗料の乾燥時間が長くなります。
塗装したヘッドカバーとコンロッドケース、コンロッド棒は、一晩ですっかり乾燥しました。

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前号で取り付けたヘッドカバーの隣から取り付けていきます。
まず、19mmのコンロッド棒を、前回のパーツの左隣に差し込みます。
コンロッド棒は、指定の長さでは前回少し短いような気がしたので、それぞれ0.5mm位長めに切断して、現物合わせで微調節していきます。結果から言って、19mm部分の1箇所でホンの少し不足が生じましたが、他は指定寸法でぴったりでした。

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まず、(g)タイプのヘッドカバーを取り付けます。
今回付属のヘッドカバーは2種類で、先端にヒゲの様な突起がある(g)タイプと、突起が無い(f)タイプです。ヘッドカバー裏側の穴とコンロッド棒先端とを合わせ、回転させながらシリンダーヘッド側面の穴とヘッドカバー側面の突起とを合わせて瞬間接着剤で接着します。接着面が狭いので、後でポロッと取れてきそうです。

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コンロッド棒の差込みには、このシリーズに付属のヤットコをしようすると便利でした。
差し込み時に少々力を加える必要があるので、ピンセットでは頼りなく、かといってラジオペンチでは先端にギザギザがあってパーツに傷が付きそうです。ヤットコは挟む面がツルリとした平面なのでもってこいの道具です。

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左から、19mm、20mm、19mm、20mmの順番でコンロッド棒を差し込んで接着します。

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コンロッド棒の先に、左から(g)タイプ、(f)対応、(g)タイプ、(f)タイプの順に、交互に異なるヘッドカバーを接着していきます。(g)タイプの突起が目印です。

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エンジンのコンロッドケースの蓋部分を取り付けます。エンジンパーツは前回、エポキシ系接着剤でガチッと固めてしまったので、もう再分解は出来ません。
今回のコンロッドケースの裏面の5つの突起が、ぴったりと合うようになっています。後の作業が見えないので、今回は接着することは控えておきます。

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コンロッドケースの中央の穴に、プロペラの底部の突起がぴったり収まります。ここにプロペラが付くのでしょうか。

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エンジン部分がしっかりと錘になって安定しており、プロペラを手で回すと勢いよく回転します。
プロペラ稼動の仕組みをつくると面白そうですが、プロペラはナイフのように鋭利なので危険かもしれません。コンロッドケースの内部にモーターが収納できそうですが、今回は遠慮しておきます。

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これまでのパーツの全展開です。
相変わらず、デンでバラバラの構成です。各部、バラバラに組んで行って、終盤に一気に合体させていくのでしょうか。単調な作業で飽きさせないようなパーツ配布順の工夫がなされているのでしょう。

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左翼の機銃パーツは完成しているので、再び内部に収納して様子を見ました。ガタつく余裕も無いほどにガッチリと固定されそうです。9番と10番の小骨の間に入ります。翼のパネルを貼ってしまうと全く見えなくなってしまうのが惜しい造形です。

次号にてエンジンのヘッドカバーが6つ付属し、後部の7気筒分のヘッドカバーが揃います。1号に最大2つしか付属しなかったシリンダーヘッドと異なり、サッサと配布を終えてくれるようです。次回は12月22日頃の作業にて、2号分の組立てです。年末で多忙なこともあり、予定通りの実施が出来るかはわかりません。丁度その辺りに今年最後の出張の予定が入りそうです。出張先で書店を探しまくる心配が無いのは幸せかもしれません。

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「週刊零戦をつくる」第15号

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「週刊零戦をつくる」へたれモデラーは電動ドリルを調達します

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2009年12月10日 (木)

「鉄道模型少年時代」第16号 豪華?純白のスチレンボード5枚セット

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第16号です。

書店で16号を手に取ったとき、「オヤッ」と一瞬戸惑いました。間違えて前の号を買ってしまいそうになったかと思ったのです。
表紙の写真は1号のものが使いまわしされているので、見慣れた光景です。どうやら、15号5セットで使いまわししていくのだと思われます。毎号、表紙の試作品レイアウトの写真は楽しみにしていたのですが、ちょっとワクワク感が減ってしまいそうです。

前号にて地面パネルの基礎部分が完成したことで、レイアウト製作作業の全容が想像できるようになってきました。そのために最近、先行してストラクチャーの電飾工事の準備作業など行っております。全ては使用するかどうかはわかりませんが、前作以上に賑やかに電飾したいものだと思っています。

このシリーズのレイアウト製作は、ある程度製作手順に沿ってパーツが配布されています。まずは地面部分の製作が続きます。

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今回の付属品は、神社部用の地面パネルです。スッカスカに軽いパッケージでした。素材は発泡スチロールと記載されています。

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地面パネルって言っても、ただのスチレンボードじゃん・・・って声が聞こえてきそうですが、ちゃんと寸法を合わせてカットされています。全て厚みは4mmですが、全部同じ大きさでは無いのです!大2枚、中2枚、小1枚の、3種5枚の豪華なセットです。

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しかも、神社の電飾のために、配線を通すための穴が開けられています。かなり作業がなされていますよ!どうでっか、社長さん!

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ポン引きみたいに持ち上げても、今回の地面パネル、やっぱり普通の無地のスチレンボードです。簡単に複製できてしまいそうなパーツなので、各々のスチレンボードの寸法を晒すのは差し控えたいと思います。でも本文の製作マニュアルにしっかり各々のサイズが記載されていますし、地面パネルの記載を見れば、大体想像出来る大きさかと思います。

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まあ、木製ボードの際などでがんばってしまっているので、今回のようなシンプルなパーツ構成の時もあります。今後サウンドユニット等、オリジナルでコストの掛かったパーツに備えて、冊子の情報などトータルで考えて続けたいものです。
神社の位置に仮置きして確認します。配線を通す穴に鉛筆を挿して位置決めします。

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5枚の地面パネルの重ね合わせが決定したら、上から番号を振っていきます。この番号の位置が、ボードの方向の目印になります。
一番上のパネルには「1」という番号が表面に残ってしまいますが、地面にはパウダーを撒くので見えなくなります。心配ありません。

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今回の製作マニュアルの記載で、非常に優れていたのが地面パネル重ね合わせの手法です。
地面パネルの片側2辺を揃えるために、木製ボード右下の段差を利用すると書かれています。確かに、角に押し付ければ、自然と断面が揃います。このアイデアの優秀さで、スチレンボード5枚セットというショボいパーツ内容にも納得できる?かもしれません。

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地面パネルのスチレンボードは多目的用ボンドで重ね貼りします。
つるりとしたボードは両面テープで貼り合せたくなりますが、両面テープでの施工では経年劣化して剥がれて来ます。ベタベタして面倒ではありますが、しっかりとボンドで貼っておくべきです。
多目的ボンドの「アクアリンカー」を適当に塗って貼っていきます。このアクアリンカー、水性で扱いやすいのですが、乾燥がやや遅めです。スチレンのりがあればそれを使用したほうが良いのですが、あいにく持っていませんでした。ただ乾燥が遅い分、貼った後でもジリジリと微調整ができます。

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右上の角にパネルの角を押し付けながら貼っていけば、楽に位置決めが出来ました。
しかし、万一接着剤がはみ出て川面を汚すと面倒なので、川面シートの上に紙を敷いて養生しました。他の地面パネル部分を接着剤で汚しても、表面はいくらでもリカバリーができますが、川面を汚したら取り返しが付きません。ここは絶対に保護したいところです。

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楽々5枚のボードを貼りあわすことができました。
しかし、まだヌルッと動くので、しばらくは大切に扱わねばなりません。製作マニュアルには24時間は動かさずに置いておく、と書かれています。
しかしせっかちな私は、なるべく動かさないようにして、次の工程に移ります。

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5枚貼りあわせたパネルを、地面の指定の位置に貼り付けます。
今度は木工用ボンドを貼り付け面に塗り、ヘラで広げます。木工用ボンドが少々はみ出ても、地面部分のリカバリーは簡単なので、端の方まで薄く塗り広げておきます。

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再び照明用の配線を通す穴に鉛筆を立てて位置決めしながら、慎重に貼ります。真っ直ぐになった断面は、手前と左側に来るようになります。

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このレイアウトの低い部分の川面から、今回の神社のパネルの最上面までは45mmあります。スケール換算すると6.75m。結構な段差です。上下に立体的なレイアウトであることがわかります。

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今回の神社部分の地面パネルを押し付けるために、重石が必要です。パネルの端が反り返って剥がれるのも阻止したいものです。
ベニヤ板を置いた上に、先日完成して間もないデアゴスティーニの1/10エンツォ・フェラーリを置いてみました。ずっしりとしていて重石としては十分ですが、転がり落ちて大切なフェラーリが傷つくのが怖いので、早々に降ろします。

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手近なツールボックスを置いて重石にします。
この部分はあまり長く圧着しなくても、数時間載せておけば十分でしょう。明日の朝には、反らずにしっかりと貼りついていることと思われます。

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来週、第17号の付属品は、崖・川原用の地面用パネルです。今回の芸の無いパネルと異なり、ちゃんと地形に合わせてデザインされている様子です。その次の18号では石垣パーツとプラスターが付属し、今年の作業が終了となるようです。

線路に隣接する神社の裏側などは、早めにプラスターを塗ったりするのではなく、線路を敷き終わり、完成後に実際に走らせたい車両でさんざんテスト走行を行ってから実施した方が良いと思います。地面を作り終わってから、車両に干渉して削り取ることは避けたいものです。今後、どんな作業手順を紹介するのか、非常に興味があります。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」ホームの街灯の製作

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「鉄道模型少年時代」第17号 やりがいのある崖・河原の製作

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2009年12月 9日 (水)

「鉄道模型少年時代」ホームの街灯の製作

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の話題です。

このシリーズの冊子には、「ジオラマグレードアップ講座」というコーナーがあります。模型のプロが手がけた見本ジオラマが紹介されており、今までの鉄道模型ジオラマの枠を超えた技術が使われています。
この「鉄道模型少年時代」の編集部であるアートボックスさんでは、ミニタリーものの模型の専門誌も発刊されています。ミニタリージオラマのウェザリングや塗装技術は、鉄道模型レイアウト制作以上に自然素材を多く用いてリアルな造形を目指しているものが多くあるようです。「ジオラマグレードアップ講座」の中で、見慣れない素材を用いて独創的な手法を使っているように見えるのも、そのあたりに謎があるような気がします。

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15号に次回の予告として、駅のジオラマ写真が掲載されています。
そんなに大きな写真ではないので細かい部分は確認できないのですが、実は素晴らしい作品なのです。先日、アートボックスさんの事務所で、先行して実物を拝見してきました。この写真では実物の質感が伝わっていませんが、思わず隠して持って帰りたい衝動に駆られました。
エアーブラシもしっかり使用して、適度なウエザリング(汚し塗装)が施されています。ころあいが見事です。ウェザリングはやりすぎるとただのボロイ建物になってしまいますし、実際にそんなNゲージジオラマ製作例が多いものです。私は自信が無いので少ししかウェザリングは施さず、きれいな模型に仕上げてしまっています。

私としては、この「ジオラマグレードアップ講座」のページは毎回非常に楽しみです。独創的な素材の使用もさることながら、グラビアアイドルの高木あずささんの写真が入り込んでいることも楽しみだったりします・・・。ただのお飾りでカワイコちゃんを載せているのではなく、彼女は本当に模型が大好きで、自分でも昔から作っているそうです。編集部にあるプラモも作り出してしまうとか。なので模型誌の連載はもってこいなのでしょう。
うーん、あの美貌で模型好きとは、我ら模型ファンのおじさんたちのココロに入り込んでくる要素バッチリでしたね。グレードアップ講座のライターさん曰く、御本人は雑誌の写真以上にキレイな方との事です。
そういうこともあって、最終号までのササヤカな楽しみページです。

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話が違うほうにずれてしまっていますが、今回の話題は、駅名標の隣に立てられている街灯です。
先日製作した道路の街灯とは少々形状が異なります。これは、駅のパーツに付属してきて、現在余剰となっているパーツです。

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現物を取り出します。
左の茶色い街灯は、道路のパーツにに取り付ける街灯です。右側が駅に付属してきた街灯です。
道路の街灯と同じように下向きに曲げられた支柱の先に電灯が付いている形状ですが、電灯の上に傘のようなものが取り付けられ、発光部分は小さな電球です。道路街灯のような大きなカバーはありません。

電球部分は、昔の裸電球のような形状をイメージしていると思われます。今回はこの街灯を模したLED内蔵のタイプを試作してみたいと思います。

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発光部分は黄色く色入れされています。
道路の街灯は白色LEDをそのまま白く光らせましたが、こちらは電球色にしたいものです。小型のチップLEDの電球色タイプは見つからないので、後で発光面を着色することにします。

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使用するのは、1608タイプという横幅1.6mmタイプの白色チップLEDです。
1005タイプという横幅1mmの更に小さいものもありますが、小さすぎてポリウレタン線の半田付けも大変ですし、小さい分光も弱く、苦労に対する効果には疑問があります。一つの街灯にやたらと時間をかけると、レイアウトの最後まで到達せずに放置する事態に陥りやすいので、この1.6mmタイプくらいを制限にしておきたいと思っています。
このタイプなら、慣れれば短時間で作業できます。

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いつものように0.26mmのポリウレタン線を半田付けし、プラス側のコードの一部を油性赤マジックで塗って印をつけます。

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電球の傘の部分は、プラシートを使用します。
たまたま0.14mm厚のものがあったので、端切れ部分を利用します。

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右下に赤丸でかこんだ部分に、丸く切り取ったプラシートがあります。大きさは現物合わせで適当です・・・。

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プラシートに穴を開けてLEDの配線を通し、瞬間接着剤で固定します。ちょっと傘が大きすぎたので、周囲をハサミでチョンチョンと切ります。

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道路街灯に使用したものと同様の1.5mm塩ビパイプに配線を通して、形を整えてゼリー状瞬間接着剤を塗ります。瞬間硬化スプレーを吹き付けて固定します。

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ひとまず点灯実験です。
瞬間接着剤が乾燥した樹脂は導光して白く光ってしまいます。このまま塗装を施すと、街灯全体がボヤッと白く発光してしまって格好良くありません。

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街灯LED発光部分以外を、ラッカー系塗料のブラックで下塗りします。
遮光のための下塗りは、必ずラッカー系の塗料を使用します。エナメルやアクリルで下塗りすると、本塗装の際にブラックの塗装が染み出してしまいます。

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下塗りのブラックのラッカー系塗料が乾燥したら、アクリル系かエナメル系のクロームシルバーで塗装します。
このような小さなパーツの塗装にはエナメル系が適していますが、私の塗料ケースにあったものは凝固していたので、仕方なく水性アクリル塗料で塗ります。
街灯の傘部分の黒い部分は、下塗りを残しておきます。

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LEDの発光部分は、クリアーイエローで塗ります。結構、ポッテリと塗料を付けました。これで、電球色で発光してくれるはずです。

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左側がオリジナルの駅の街灯、右側が今回製作した点灯する駅の街灯です。少し傘の部分が大きくなっていますが、違和感無く似せることが出来たと思っています。

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点灯実験です。
光の漏れも無く、首尾良く電球色に光ってくれたと思います。道路の白い街灯とは差別化が出来たことでしょう。

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先日から使用しているLEDチェッカーです。
LEDが使用する電流は15mA程度なので、そのあたりのところの+-の極性を間違えずに銅線を差し込んで、テストボタンを押すと、お手軽に点灯テストが出来ます。非常に便利です。先日、アートボックスさんでお使いだったのを、秋葉原のラジオデパートで真似て購入したものです。その後、コメントにてととさんから通販でも売っているとのご報告を受けました。私は店頭で800円で購入しましたが、通販では580円で同様のものが見つかります。

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裏蓋を開けると、9V電池が電源になっていることがわかりました。白色系のLEDを直列で二つまではフル発光できることになります。3個直列の場合はかなり暗く光りますが、とりあえず通電確認はできます。

それまでは、12VのACアタプタにCRDを繋げて実験していたので、疲れているとCRDが無いことに気付かず通電して、せっかく仕込んだLEDを焼ききってしまうことがよくありました。あのショックを味わわないためにも、優れた専用ツールの活用が有効です。

街灯の設置は、地面パネルへの駅の取り付けの際に行う予定です。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」チップLEDへの銅線半田付け手法解説

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第16号 豪華?純白のスチレンボード5枚セット

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2009年12月 8日 (火)

「週刊零戦をつくる」第15号

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第15号です。

同時購入していた同じくデアゴスティーニの「フェラーリ・グランツーリズモ」が先週にて全65号終了してしまい、火曜日の帰宅時の荷物が大幅に減ってしまいました。少々寂しさを覚えます。
ただ、正直言って同時進行にて3つのクラフトマガジン(デアゴスティーニのフェラーリと零戦、講談社の鉄道模型少年時代)の製作は気忙しかったのも事実です。零戦製作に際して当初は逡巡していたものの、「フェラーリの終了までは!」と思って持続してきたので、ホッとしたというのも本音です。

購読者プレゼントの応募券が冊子でなくパッケージ側に付属しているのを気付かずに、毎回パーツと冊子を残して処分していました。そのために、次号の16号からはデアゴスティーニの通販を使用しての入手となります。
毎週火曜日発売のこのシリーズですが、次回は再来週に16号、17号まとめて到着する予定です。毎週のリズムが狂いますが、購読者プレゼント入手のために仕方ありません。一号あたりの作業量が多いシリーズなので、今後は毎回、何日かかけてゆっくり取り組む工作となりそうです。

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今回のパーツは、これまでに引き続き、左翼の小骨とエンジンのパーツです。実機の組立てさながらの細かい作業となります。このチマチマこそが、巨大零戦模型組立ての真髄のような気がしてきました。

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部品の一覧です。
小骨(23番)、小骨(24番)、パイプ、コンロッドケース(前部)、ヘッドカバー(f)、(g)です。
26本ある小骨も最終段階で翼端に近くなってきて、上下寸法が短くなってきました。こんなのにも補強材を取り付けるのか、と思いますが、毎週徐々に小さくなっていっているのであまり気にならなくなっています。
エンジンのコンロッドケースは、今回のパーツで蓋をするような形となります。

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今回の作業は、2本の小骨にフレームとパイプを取り付け、エンジンにヘッドカバーとコンロッドケース作成などです。
細かい穴あけ作業や塗装など、13号から毎回の作業量がグッと多くなってきました。今日は塗料の乾燥が不完全なので、途中で作業を打ち切って明日に持ち越しています。平日夜に一日で終了できない工作となってきています。

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冊子の組立てガイドの手順では、翼の小骨にフレームの取り付けからとなっていますが、先週と同様に作業を多少入れ替えます。プライマーや塗装の関係にて、エンジンパーツの組立てから実施します。
ヘッドカバー4個は、ランナーを付けたまま目玉クリップで補綴します。

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クリップで支えたまま、サイド部分に直径0.7mm、深さ2mmの穴をドリルで開けます。
パーツの下部にも直径1mm、深さ1.5mmの穴を開けるのですが、それは塗装を施してから実施することにします。

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コンロッドケースのサイド部分に、直径1mm、深さ1.5mmの穴を開けていきます。穴を開ける部分には窪みがあって、すぐに判ります。全部で15箇所あります。結構、手が疲れます。電動ドリルが欲しくなる瞬間です。

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ヘッドカバー、コンロッドケース、そしてコンロッド棒に使用する、前号に付属してきた直径1mmのアルミ棒にメタルプライマーを塗ります。細かい部分まで塗るために、当然筆塗りです。

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しばらく放置してメタルプライマーが乾燥したら塗料を塗ります。
コンロッドケースはガルグレー、ヘッドカバーとコンロッド棒は黒鉄色です。
寒くなってきたので、なかなか塗料が乾燥しません。とりあえず、他の作業に移ります。

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随分と上下に狭くなってきた左翼の小骨パーツを確認します。番号刻印部分を切除します。
こんなに小さくなってきても、補強材を貼り付ける作業があります。

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一番小さなパーツは3mmとなってしまいました。
コの字形フレームはともかく、パイプの方は、両端をヤットコでつぶしたら、残った部分は僅かとなってしまいます。

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ブラシ付き瞬間接着剤を使用して、サッサと貼り付けます。少々白化しますが、塗装の際に見えなくなるでしょう。

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今回の23番と24番の小骨を左翼の主桁に差し込みます。
まだ小骨は2本もあります。それにも補強材を取り付けるのでしょうか。

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翼の先端部分から見ると、小骨に取り付けた補強材がズラリと並んでいて壮観です。

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翼の小骨を仕上げてから、先程塗装したエンジンのパーツを確認しましたが、まだ全然乾燥していません。焦って作業を実施すると、良くない結果に終わりそうです。特に、ヘッドカバーに塗った水性アクリル塗料の方はまだまだ時間がかかりそうです。

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今日の作業はここまでで打ち切りました。
ヘッドカバーの取り付けは、後日実施することにします。次回のパーツの到着までには間があるので、焦って組み立ててしまっても意味がありません。ヘッドカバーの取り付けには慎重な作業が必要です。

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次回、第16号のパーツは、エンジンの排気管やエンジンリングと、引き続きのヘッドカバーです。
翼の小骨パーツは一旦休止のようです。残りの小骨は17号に付属します。17号では、翼端の折り畳み機構を製作するようで、ちょっと変化があります。たまにエッセンスを散りばめたパーツ配布です。

その次の18号では、右翼の主桁が付属します。左翼もまだ出来ていないのに、早々と右翼を手がける手順です。
どうしても大半は単調な作業が連続するので、パーツの配布順に苦慮していることが窺い知れます。当面の最大のエッセンスは、コクピットの組立てでしょうか。

16号の入手は、17号と同時の再来週となる予定です。少々間が空いてしまいます。宜しくお願いします。
書店では、今年中に18号まで先行して配布されますが、通販では年明けの19号と一緒に配送されると思われるので、次回の16、17号の組立てが今年最後となる予定です。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第14号 チマチマも楽し

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」15号のヘッドカバーの取り付け

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2009年12月 7日 (月)

「鉄道模型少年時代」チップLEDへの銅線半田付け手法解説

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の話題です。

今回は、電飾に使用する極小チップLEDへの銅線の半田付け作業についての簡単な解説です。既に実施されている方も多いので、もっと簡単で合理的な他のやり方もあると思います。以下は、あくまで私の実施している方法になります。

このシリーズのレイアウト製作は、まだ序盤戦ですが、前回にて土台となるパネルが組みあがり、だんだん盛り上がってきました。全体の展望も見えてきた感じです。

30号から電飾のパーツが配布され、主な建物や露店に照明が付くようになっています。しかし、街灯などの細かいパーツについては自身で追加改良しなければなりません。冊子でも電飾グレードアップ講座をやってくれる予定です。もちろん、自己責任での改造作業となります。

Photo 

街灯などの小さなパーツの電飾には、30号に付属する照明ユニットや、通常販売されている砲弾型のLEDでは大きすぎます。そのために、本来は基板に密着させて使用する「チップLED]という小型のLEDを活用することになります。
模型屋さんでは極小チップLEDに銅線を半田付けした製品も売っていますが、とても高価なので私はパーツを購入して自分で行っています。31号に付属する露店用照明ユニットも、チップLEDを使用したものになると思われます。

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チップLEDへの銅線の取り付けに使用するパーツ一覧です。

・半田ごて(20Wくらいの低出力で十分です)
・半田ごてスタンド(ズボンや床を焦がさないために絶対!)
・こて先クリーナー(スタンドに付属しているのを使用しています)
・半田(精密基盤用が便利)
・ベニヤ板(耐熱性のあるものならOK)
・ピンセット(ちょっと良い物を奮発しましょう)
・両面テープ(地厚の強力タイプ。写真に写ってなくてすみません)
・ポリウレタン線(外径0.2mm~0.26mm程度)
・チップLED(1.6mmタイプか2mmタイプ)

私は現在はペーストやフラックスは使用しません。使わなくても、端子の半田付け程度なら十分できます。

銅線として使用するポリウレタン線とは、かつてはエナメル線として売っていたものが、これに代わって売られているようです。銅線の周囲をポリウレタン樹脂で覆って絶縁しています。
昔のエナメル線は、銅線の周りの皮膜を紙やすりやナイフで削って剥がしました。ポリウレタン線もそれでOKなのですが、半田ごての熱で皮膜を溶かして使用することもできます。皮膜を剥がす範囲をコントロールできるので、私は専ら半田ごてで皮膜溶解させています。
細かいものを電飾させる場合には、外径0.2mmのものを使用しますが、今日は少々LEDが大きいので0.26mmタイプを使用しています。少し太い方が、半田が付着しやすくて手早く作業できます。太すぎるのは論外ですが・・・。

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今回使用するLEDは、外形寸法2.0mm×0.3mmのタイプです。
電子パーツ屋さんで一般的に売られている極小チップLEDは、1608Wという横幅1.6mmのタイプです。私も主にそちらを使用していますが、道路街灯などのもう少し大きくても良いパーツの際には、少し大きい2mmタイプも使用します。僅かに大きいだけでも作業が格段に楽になって、歩留りが良くなります。
写真に撮影するときも大きいほうがわかりやすいので、この2mmタイプを例にします。でも、あまり売っていないかもしれません。私は1.6mmタイプは名古屋の大須の第2アメ横1Fの「マルカ電機」という店で、2mmタイプは第一アメ横1F「アイテク」という店で購入しています。マルカ電機さんは秋葉原のラジオデパートに本店がありますし、アイテクさんでは通販もやっています。

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作業台であるベニヤ板に、チップLEDを固定するための両面テープを貼ります。手前部分は厚み確保のために2枚重ねに貼ります。両面テープは、厚みのある強力タイプです。
チップLEDを梱包ケースから慎重に取り出し、ピンセットで両面テープに貼って固定します。

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チップLEDは、発光部分を下にして貼ります。
チップLEDの裏側には、左右両端に真鍮製の電極があり、中央部分に極性を示す模様があります。上記の写真の場合、左側がプラスで右側がマイナスです。
チップLEDの製造メーカーによって模様の形状が異なりますが、広く拡がっている側がプラスなのは変わりません。

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チップLEDの電極に半田付けするポリウレタン線の先端を半田ごてで焼いて皮膜を取りながら、半田で表面をコーティングします。
ポリウレタン線の表面を半田こての先端でさらっと触っただけでは皮膜は溶けません。半田をこての先端につけた状態で、コードの表面をコーティングするように焼きます。慣れれば、ポリウレタンの素材が焼ける臭いと白い煙で皮膜溶解を確認できます。
写真のようにぼってりイモ半田にする必要はありませんが、後で溶かして使用するので少々盛り付けるようにコード先端に半田を付けておきます。

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両面テープに固定したチップLEDの左右電極表面にも半田を溶かして少し付けておきます。
半田ごての先をきれいにした状態で、新しい半田を溶かして先端に付けておき、チップLEDの電極にチョンと触れば付くはずです。付かなければ何度も続けてトライせず、半田ごてをきれいにしてやり直します。長時間、半田ごてで熱しすぎた半田は、決して電極に付いてくれません。

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チップLED電極に半田が付いている状態の拡大写真です。

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先程、半田で先端をコーティングしたポリウレタン線を、場所を調節して固定します。手前部分は2枚重ねの両面テープで固定し、先端部はピンセットで支えます。ピンセットの位置は、ポリウレタン線の状態によってはLEDの手前側にする場合もあります。ケース・バイ・ケースです。
ポリウレタン線に付いている半田を溶かすようにして、手前のチップLEDの電極の半田と合体させるようにこてを動かします。一瞬の作業です。

失敗したら、何度も続けてトライせず、小手先をきれいにして仕切り直しです。熱しすぎたり、酸化した半田では決して引っ付きません。新しい半田を使用して、チップLEDの電極とポリウレタン線の半田コーティングからやり直します。

ピンセットは、1本1000円以上の精密パーツ用のものを使用すると、安物を使用している時とは比較にならない作業効率です。肩凝り防止にもなります。また、ピンセットは消耗品なので、傷んだら交換します。

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チップLEDへの銅線取り付けは、いくつかまとめて実施すると合理的です。どうせ大量に必要になります。集中しているときに基本的作業を終えたいものです。
ポリウレタン線の先端のはみ出た部分は、後でニッパーで切除します。LEDの手前のポリウレタン線の余分なところまで皮膜が取れていると、街灯などを製作したときにショートするので注意します。

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先端のはみ出た部分を切除して、一丁上がりです。
LEDチェッカー等で点灯テストを実施して保管しておきます。半田付けした部分が不十分だったり、強く引っ張ったりすると、端子ごと簡単に取れてしまうので気をつけます。

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半田付け部分の保護法方として、少々邪道な方法ではありますが、私は街灯などのようにLED裏面の形状がおおまかでも良いものには、ゼリー状瞬間接着剤で補強することがあります。
半田付けした面であるチップLEDの裏側にゼリー状瞬間接着剤を適当量塗り、瞬間硬化スプレーをシュッと一吹きして固めます。裏面が白くなって少し盛り上がりますが、グッと丈夫になります。

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ポリウレタン線には極性の印として、テープを貼ったりしておきます。私の場合はテープが邪魔なので、プラス側のコードをチョイチョイと赤マジックで塗るだけですが・・・。
半田付けに失敗したLEDは、執念深く何度もトライせず、潔く処分して次のLEDを取り出した方が、結局は時間的にも物資的にも無駄になりません。今までに3回以上失敗したLEDを復活点灯させたことはありません。また、今回のような安物チップLEDは、端子部が弱いなど結構初期不良があります。心配な方は、10個1100円くらいで販売されている国産の高級品を使用してください。

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ポリウレタン線を半田付けして点灯テストを終えたチップLEDは大切なタカラモノです。ストラクチャーへの組み込みまでは、一つ一つ小袋に収納しておきます。ジッパーつき小袋は、100円ショップで買っています。
袋をケチって、いくつかまとめて一袋に入れると、コードが絡まって半田付け部分が剥がれて後悔します。

最初は細かくて苦労しましたが、慣れれば、結構楽しい作業となります。パーツを手に入れたら大量生産できます。
上記の作業はあくまで自己流の方法なので、「もっと良いこんな方法があるぞ!」などお気づきの点があれば、情報交換したく思います。宜しくお願い申し上げます。きっと、更に合理的な方法があると思っています。

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「鉄道模型少年時代」パネルボードの謎とTOMIX TCS自動踏切セット設置の壁

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「鉄道模型少年時代」ホームの街灯の製作

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2009年12月 6日 (日)

「鉄道模型少年時代」パネルボードの謎とTOMIX TCS自動踏切セット設置の壁

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の話題です。

工作に関係ありませんが、12月に入りお歳暮の季節です。

我が家でも世の倣いに従って、親戚やお世話になった方々にお歳暮を贈ります。毎年、中元、歳暮手配を理由に百貨店に出かけてアレコレ物色することになっています。今はネットでお手軽に贈答品を手配できるようになっていますが、何となくあの百貨店の特設ギフトセンターの喧騒を味わわないと物足りないものです。

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今日はついでに名古屋市美術館で開催されている「絵画と写真の交差」という特別展を鑑賞してまいりました。18世紀に発達した写真技術が、印象派絵画に大きく影響を与えるというテーマで、東京富士美術館に収蔵されている貴重な絵画や写真を中心に、判りやすく解説されています。

私としては、黎明期の貴重なカメラの実機がたくさん並んでいたのが何とも興味深く、お手軽にデジカメで撮影できる時代のありがたさをかみ締めました。

今日は一日出かけていたのでまとまった工作が出来ませんでしたが、15号に付属していた地面パネルの上にストラクチャーなどを置いて、様子を見ることにしました。時間を要せず、楽しい作業です。

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「昭和の鉄道模型をつくる」の特製クリアケースごと載せて圧着していたために、しっかりと木製ベースに地面パネルは貼りついたようです。ボンド水施工をしても、隅が剥がれて来る心配は無いと思います。
地面パネルの表示に従って、レールや駅、かやぶき農家、一部の道路や駅横の踏切などを設置しました。

レールは一部しか配布されていないので、残りの部分や鉄橋はTOMIXのファイントラック使用しています。「鉄道模型少年時代」のレールも市販のファイントラックと同じ形状ですが、道床の色が茶色のオリジナルとなっています。

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右下の鉄橋付近が、このレイアウトの最大のアクセントとなっていることがわかります。上下に立体感があるので、随分と厚みを感じます。
踏切は3箇所あり、その内2つが遮断機付きのものですが、今のところレイアウト奥の方の1箇所のみパーツが配布されています。

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カズキさんや、きのこの里山鉄道さんが御指摘されている通り、踏切の遮断機部分には地面ボードに穴が開いていて埋め込むような感じになっているのに、駅の横の踏切の内側部分のみ、遮断機の台座部分に穴が開いていません。
これは、該当部分の道路の傾斜が上がりきった部分に遮断棒が来てしまうので、他の遮断機と同じように掘り下げて設置してしまうと、地面すれすれの位置になります。その為に、反対側の遮断機と段差が生じることを承知の上で、一段高い部分に遮断機を設置する指示になっているのだと思います。

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私の場合、TOMIXのTCS自動踏切セットの設置を検討しているので、地面パネルが揃った時点で位置確認を行いました。ますます先行きが不透明になってしまいました。自動踏切の台座が大きいので、設置のための壁は高そうです。

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駅側の踏切は直線線路への設置なので、多少何とかなりそうな気がしますが、手前の踏切小屋が邪魔で露天設置に影響が出ます。また、外側も駅の設置に障害がありますし、駅前雑貨店の邪魔にもなっています。
何とか設置の道は無いかと、踏切を分解しながら考えたいと思っています。

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手前は更に障害があります。
レイアウトの端から踏切の台座が大きくはみ出します。切除を考えていますが、内部の回路に影響を与えないかを慎重に実験しなければなりません。
やっぱりこちらも踏切小屋が邪魔であり、水田の設置場所と干渉します。地面加工の際に、稼動部分にボンド水が入ったら動作不良を来す可能性があるので、パウダー散布にも制限が加わります。今回はポイントが無いから簡単だと思っていたのに、思わぬ伏兵登場です。

道路や踏切設置にはまだまだ時間があるので、検討を継続したいと思っています。

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「鉄道模型少年時代」街灯の試作解説抜粋です

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「鉄道模型少年時代」チップLEDへの銅線半田付け手法解説

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2009年12月 5日 (土)

「鉄道模型少年時代」街灯の試作解説抜粋です

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の話題です。

このシリーズは建物の電飾もなされることが大きな特徴ですが、セットに含まれているものだけでは飽き足らず、自分でアレコレ手を加えています。LEDの電飾には半田付け作業が必須です。先週、講談社刊「鉄道模型少年時代」の編集部であるアートボックスさんを訪れるのを機会に、ようやく長年使用していた半田ごてを買い換えました。

今回は、先週の編集部で製作した街灯作りの内容の抜粋でもあります。詳しくは、30号くらいから始まる「鉄道模型少年時代」の冊子の中の電飾に関するグレードアップ講座に載るよていです。ずっと判りやすく解説されることでしょう。但し、企画がボツになったら載りません。何とか使用されることを祈っています。

街灯では前のシリーズでも製作しており、その際に解説を行っています。でも、今回のシリーズでは道路の街灯の支柱がブラウンなので、新たな気持ちで製作しました。

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今回の半田ごても温度調節できるような高級品ではなく、今回も普及品です。
白光の「PRESTO」というタイプで、今まで使用していたニクロム線タイプではなくて、熱回復の速いセラミックヒーターです。電子部品にしか使用しないので、20Wの低出力タイプですが、手元のボタンを押している時だけ130Wに出力アップするといった便利機能が付いています。
東急ハンズで定価の2625円でしたが、ホームセンターなどでは2100~2400円位で売っていたようです。後で知りました・・・やれやれです。まあ長く使用するので僅かな価格は気にしても仕方ないでしょう。

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コテの先は尖っていて、細かい作業にも対応できそうです。使用しないときのカバーが便利です。
手元の黄色いボタンを押している間のみ、20Wから130Wに出力アップします。このボタンは立ち上がりの時にも有効で、電源を入れた後に押せば20秒後には使用可能になります。

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上が、今回購入した新しい半田ごて、下は今まで使用していたものです。
今まで使用していたものも出力は20Wですが、ニクロム線タイプなので電源を入れてから使用可能な熱量になるまで数分掛かります。おそらく1000円未満で購入したものと思われ、コテの先も劣化して少しグラついてきました。。太陽電機産業の商品で、安いのに安定した熱量が得られる優秀な道具でした。多分、10年くらいは使用しています。

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別にこの半田ごてでも全く作業に支障は無かったのですが、あまりに汚くなってきた上にコテ先交換が出来ないタイプなので、今回の買い替えとなりました。

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白光の半田ごては、コテ先が交換できるのが便利です。劣化したら気軽に換えられますし、ナイフ状のものなど形状が違うものも取り付けられるようです。

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半田ごてを買い換えるよりは少々前のことですが、今回のシリーズの電飾をはじめた頃に、半田ごてスタンドを購入して使用しています。これは「昭和の鉄道模型をつくる」を作っていた時分から欲しかったのですが、なかなか買っていなかったのです。

半田ごてを適当に作業台に置いておくと、コードに引っ張られて転がることがあります。ズボンを焦がしたことが2度ほどありました。ズボンをダメにしてしまうだけでなく、その内に大事なところも焦がしそうです。床の絨毯も焦がしました。また、作業台の上でこてが踊って余計なものを焼いてしまいかねません。コテ台があれば、とりあえずは安定してくれると思います。私のは1000円くらいの安物です。でも台がずっしりと重くて安定します。

半田ごてスタンドは、絶対にオススメします。あると無いとでは安全性と作業効率が大違いです。

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半田ごてが新しくなったからといって、半田付けが急に上手くなるわけではありませんが、せっかくなので「鉄道模型少年時代」に使用する街灯用のチップLEDの半田付けなど行いました。
街灯には、幅2.0mmの白色チップLEDを使用します。前回の行灯の1.6mmタイプよりも少し大きいだけですが、半田付け作業が格段に楽になります。

チップLEDの半田付け作業については、かなり以前も書いていますが、次回にでも詳しく解説しようと思っています。慣れればケーブル付きチップLEDを量産できます。基本的な作業なので、時間を掛けていられません。

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直径1.5mmの塩ビパイプにチップLEDの配線を通し。形を整えてジェルタイプの瞬間接着剤を塗って固定します。街灯の電球の部分も、瞬間接着剤を竹串で塗って作ります。形が変わらないうちに、硬化促進剤を使ってカチカチに固めておきます。

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瞬間接着剤の硬化した部分はLEDの光を伝えて明るくなってしまうので、発光部分を残して黒色のラッカー系塗料を塗ります。これで光を漏らさずに遮光できます。
ラッカー系を使用するのは、更に茶色の塗料を重ね塗りするからです。下地にはアクリル性や水性の塗料に侵されることの無いラッカー系を使用するのがセオリーです。

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黒ラッカーが乾いたら、アクリル系塗料の茶色で着色します。写真がきれいに撮れないので少々明るめのブラウンにしてありますが、実際に街灯で使用されている塗料は「フラットブラウン」です。
発光部分は瞬間接着剤の凝固した白い塊の状態で残しておきます。白い部分がレンズとなって、うまく光が広がってくれます。

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左がオリジナルの街灯、右が今回作成した点灯する街灯です。
なかなか良い感じに出来ました。違和感は少ないと思います。発光部分のドロップ状の形状がポイントです。

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早速点灯実験です。
チップLEDの直接照明なので、眩いほどの灯りです。昭和30年代には、こんなに明るい街灯は無かったかもしれませんが、模型の電飾は、とにかく極端なほど明るくしたほうが楽しいかと思います。
街頭の灯りに光ファイバーを使用すると形状の自由度が大きくなりますが、どうしても「照らす」のではなく、ただ「光る」だけとなってしまうので、街灯は拘ってチップLED直付け方式にしたいものです。

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「鉄道模型少年時代」第15号 美しい師弟愛がパネルを作る!

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「鉄道模型少年時代」パネルボードの謎とTOMIX TCS自動踏切セット設置の壁

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2009年12月 4日 (金)

「鉄道模型少年時代」第15号 美しい師弟愛がパネルを作る!

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第15号です。

昨日から静岡県の富士宮に出張しており、今日も名古屋に戻る前に駅の近くの書店を覗いたのですが、15号は入荷しておりません。静岡駅で新幹線に乗り換える前に、駅ビルの書店に立ち寄ったのですが、どうやら15号からは予約分しか入荷させていないようです。我ながら書店めぐりはご苦労なことと思いますが、性分なので直りません。

名古屋では、予約分しか入荷しない!と言われている分冊百科が普通に店頭に並ぶ書店が身近にいくつもあるので、そのありがたみを忘れていました。

結局、夕刻名古屋に戻った際に、いつもの三省堂テルミナ店で求めました。15号も山積みです。ホッとします。あまり古いものは置いていませんが、デアゴの零戦もフェラーリも何でも、大抵最新号は予約しなくても何とかなります。名古屋駅では近鉄パッセの星野書店に行けば、バックナンバーもしっかり揃えてあります。

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今回の付属品は、地面パネルです。
前号の水面シートと合わせて、土台となる木製ボードの上を覆うことになります。なので3枚あります。
前作の、「昭和の鉄道模型をつくる」では、パネルボードが土台となっていたので、完成後に反り返って困りました。今回は土台に心配は無いものの、貼り付けた端が剥がれない様に留意が必要と思われます。

とりあえずは、冊子の本文の表記に従って作業をしようとは思っていますが・・・。

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木製ボードの上に置いて、位置を確かめます。このパネル表面の表記に従ってレールやストラクチャーを設置するので、慎重にぴったりと貼り付けねばなりません。
水面シートのようにシールではなく、前号に付属の木工用ボンドを使用して貼り付けます。別に付属のボンドではなくても、市販のもので大丈夫でしょう。第一、付属の50gではあっという間に無くなってしまいます。

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今回は、水田等の地面が低くなる部分のボードを切り抜いて、実際に凹凸が付くようになっています。これは面白い志向です。土台に貼り付ける前に、あらかじめ切り抜き部分は取り外しておきます。配線が通る穴部分も取ります。

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木製ベース側にボンドを塗って、ヘラで満遍なく伸ばすという指示です。
ヘラなんてあったっけ、と思ったら、3号に付属していました。軟質樹脂で使いやすそうです。これは活用したいものです。

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但し、木製ベースの方にボンドを塗布すると、水田等のパネルに穴を開けた部分がベタベタして気になります。まあ、木工用ボンドは乾いてしまえば透明になって気にならないものです。
しかし、素直に従わない私は、木製ベースではなく、地面パネルの裏側の方にボンドを塗ります。穴部分を避けて、ヘラで伸ばします。どちらに塗っても結果は同じだと思いますが・・・。

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木製ベースの縁に、この「鉄道模型少年時代」のシリーズの箱を置いて、パネルの位置決めをします。本文では分厚い創刊号が使用されていたので、それに従います。創刊号だけは安いし車両欲しいしでいくつか持っていますが、他の号は全て箱は捨ててしまっていました。
でも、手で位置を合わせれば十分なようです。箱が無くても心配ありません。

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3枚のパネルを手で位置決めしながら貼っていきます。
要所をマスキングテープを使用して仮止めし、中央部分は先程役に立たなかった創刊号の箱を置いて、その上に酒ビン(中身入り)を4本ほど置いて重石にします。本文には2リットル入りのペットボトルなんて書いてありましたが、面倒くさいので手近にあるお酒となりました。作業後、どれか開栓して飲みたいものです。

しかし、木工用ボンドを吸った地面パネルの反り返りスピードは意外に早く、縁に貼ったマスキングテープの部分が浮いてきそうな感じです。乾けばしっかりと収まるとの事ですが、その前にパネル全体を覆うような重石が欲しいものです。

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どこの家庭にもあるかどうかは不明ですが(笑)、私は「昭和の鉄道模型をつくる」のクリアケース入りをそのまま載せました。結構重いですし、ケースの土台の底は平らなのでもってこいです。
ワザワザ電飾を灯して気分を盛り上げます。

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「昭和の鉄道模型をつくる」クリアケースの土台の下では、「鉄道模型少年時代」の木製ベースが見えます。ボンドを塗った地面パネルをググーっと押し付けています。うううっ、実に頼もしい!偉大な師匠が、まだまだヒヨッ子の若人を助ける美しい師弟愛の場面です。

最初は、いつも使用している作業台をひっくり返して重石にしようかとも思っていましたが、大きさ的にピッタリなので、あまり一般的でないものを使用してしまいました。

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しばらく放置してから重石を取り除いて様子を見ます。やっぱり穴が開いている部分にボンドが付いていないのは気持ちよい!
でも、まだ乾燥していないので、再び載せて一晩でも置いておけば、しっかりと引っ付くでしょう。

「鉄道模型少年時代」の特製クリアケースを購入された方なら、到着後に重石に使うと幸せに慣れるかもしれません。でも到着はもう少し先でしたね。

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来週、第16号の付属品は、神社の部分の地面パネルです。照明用の穴が開いている意外は、普通のスチレンボードのように見えます。とはいえこの5枚のボード、少しずつ寸法が異なることは、創刊号付属のDVDで確認しています。
次回の重石には、今回登場の師匠は使えません。もっと小さなものになってしまいそうです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」編集部へ潜入!電飾グレードアップ情報提供しました

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」街灯の試作解説抜粋です

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2009年12月 3日 (木)

富士宮出張ですが雨天で富士山拝めず・・・

今日、明日の予定にて静岡県の富士宮に出張です。
木曜日にて、講談社の「鉄道模型少年時代」第15号の発売日ではありますが、なぜか富士宮の書店にはまだ入荷しておらず、内容の確認さえ出来ません。今夜は大人しく、工作無しにて終わることになりそうです。

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名古屋から富士宮へは、静岡から乗り換えです。
早朝のひかり号はのぞみ号よりも空いていて快適です。最近はN700系を使用するひかりも増えたので、仕事の出張の際には電池を気にせずにPCの使用ができます。

しかし静岡へは、普段東京に行くときの約半分強の1時間で着いてしまいます。落ち着いて取り組む時間が無く、何となく中途半端に尻が落ち着かないまま切り上げることになります。だからと言ってぼんやりして居眠りして寝過ごすわけにもいきません。

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バタバタと片付け、静岡でひかり号を乗り捨てて在来線ホームへ向かいます。空いていた車内も、この静岡駅でだいたい席が埋まった様子です。

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静岡から乗り込むのが、富士駅から身延線に入っていく「ワイドビューふじかわ号」です。
使用車両は373系電車で、車端のデッキも無く、車内も軽快な感じです。なんだか私鉄の特急車両に乗り込んだような気分です。たった3両編成で、指定席車は1号車のたった1両だけ。それも10人くらいしか乗り込んでいません。
JR東海の在来線特急は全車禁煙ですが、何となくタバコの臭いが車内を漂っている感じです。それもエアコンフィルターに染み付いて変質したような臭い・・・。まあ、乗って5分もすれば慣れるのですが、新幹線から乗り換えると、身分が下がったような気になります。もちろん車内販売などありません。

静岡から富士までは東海道線を走ります。富士でのスイッチバックに備えて、進行方向と逆向きに進みます。
線形のよくロングレールの東海道線を、滑らかに3両編成の軽特急が走ります。辷(すべ)る様に由比の海岸も走り抜けて、またたく間に富士に着き、進行方向が逆になります。あっちこっち忙しい。

身延線には過去に何度か乗る機会がありましたし、甲府まで乗り通したこともあります。富士駅を出てから富士山の裾野を巻くように進むので、大迫力の富士山が結構な時間楽しめる路線です・・・が、今日は生憎の雨模様。到着が近づくにつれてだんだん雨足が強くなってきて、富士山はけむの彼方にお隠れです。

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身延線に入るとカーブがきつくスピードが落ちます。レールも25m刻みに切られたのを坦々と刻んでいきます。一気にローカルムードです。
ゆっくりとはいえ、富士宮は富士の次の停車駅なので、あっという間に着きます。名古屋を出てから2時間半くらいは経っているので、東京にまっすぐ向かえばとっくに着いているのですが、乗り換えたり、スイッチバックしたりすると、尻が落ち着かない間に移動が終わっている感じです。景色もよく楽しめなかったので、遠くまで来ている実感がありません。

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昼間は外出して、名物の富士宮やきそばです。
ついでに書店も探しましたが、先述の通り「鉄道模型少年時代」15号は、富士宮の書店には入っていませんでした。静岡県で木曜日に手に入らないとは意外です。
15号の内容はパネルボードです。薄っぺらい冊子はともかく、ボード3枚は嵩張りますし、不注意にカバンに詰め込めば、破損の恐れもあります。手に入らないのは残念ですが、ちょっとホッとしたというのも本音です。

明日も一日仕事です。
入手できなかったら、名古屋に帰ってきてからとなりそうです。

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2009年12月 2日 (水)

「週刊零戦をつくる」第14号 チマチマも楽し

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第14号です。

前回の13号では、非常に作業量が多くて苦労しましたが、それを乗り切ったら、その後のチマチマした作業が楽しくさえ思えます。今回の零戦のパーツ配布と作業手順は結構考えられているようです。

同時に購入していた、同じくデアゴスティーニの「フェラーリ・グランツーリズモ」は、全65号が終了してしまいました。今年は8月に全100号の「蒸気機関車C62を作る」も終了しており、残るデアゴスティーニのシリーズは零戦だけとなり、講談社の「鉄道模型少年時代」と共に集中して作業が出来るようになります。
この「零戦を作る」のシリーズ、次回の15号までは書店にて購入する予定ですが、その後の16号以降はデアゴスティーニの直販での購入に切り替える予定です。つまり1週おきの作業となります。
「フェラーリ・グランツーリズモ」は書店にて予約購読していたので同時に購入していました。ついでが無くなるということもありますが、もっと切実な理由があります。

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創刊号~第20号の購読で、もれなく「本誌専用オリジナル要目標スタンド」というものがもらえるキャンペーンがあります。しかし、私は創刊号からいくつかの号の応募券を処分してしまっているのです。
当初は購読を続けるかどうかは決めていなかった上に、応募券がパッケージのカバー部分に付けられていたのを気付かずに毎回処分してしまっていたのでした。
同じくデアゴスティーニのC62は冊子に、フェラーリは組立てガイドの隅に応募券があったので処分することも無かったのですが、うっかりパッケージにあるのを忘れていたのです。

直送での購入にすれば、応募券が無くてもプレゼントをいただけるとの事なので、切り替えることを予定しています。

要目票が無くても模型としては十分なのですが、やっぱり諦め切れません。

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今回のパーツは、お馴染み左翼の小骨と若干のエンジンパーツです。チマチマ具合はこのところの号と変わりません。パッケージもスッカスカで軽く、こんな僅かなパーツ配布で本当に零戦が出来ていくのか心配になります。

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部品の一覧です。
小骨(21番)、小骨(22番)、コの字形フレーム、コンロッド棒、ヘッドカバー(f)、(g)、(h)です。
コンロッド棒は、直径1mmのアルミ棒です。翼の補強材のアルミパイプと異なり、中まで詰まっています。

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今回の作業は、引き続き左翼の内部の小骨に補強材を付け、エンジンのヘッドカバーを取り付ける作業です。
小骨は翼端に近づいてきたので、だんだん細くなってきました。

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本文の組立てガイドでは、いつもの通り小骨の番号部分の切除からになっています。しかし、今後の作業を考えて、手順を少し入れ替えることにしました。
まず、3種類計4個のヘッドカバーをランナーから切り離して、それぞれのサイド部分に直径0.7mm、深さ2mmの穴を開けます。穴を開ける位置には窪みがあるので、慎重に開けていけば大丈夫です。ピンバイスのチャックから2mmだけ0.7mmドリルを露出させておきます。

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今週も先週に引き続き、ドリルでの穴あけ作業が多くあります。しかし、今回のヘッドカバーは素材が柔らかく、スイスイと穴が開きます。
4つのパーツのサイド部分に穴を開け終わったら、次はコンロッド棒取り付け部分の穴あけです。

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ヘッドカバー裏面のコンロッド棒取り付け部にも、穴を開ける場所に凹みがあります。ここに直径1mm、深さ1.5mmの穴を開けるのですが、ドリルを1.5mmしか露出させない状態だとパーツに引っかかります。仕方なく、本文の解説通りに1.5mm位の位置にテープで印をつけてから作業開始します。

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こちらもスイスイ穴が開いていきます。
先週のシリンダーヘッドの穴あけ作業では、翌々日くらいまで肩凝りに悩んだのですが、今回は全く心配ありません。こんな調子ならば、電動ドリルの必要性も無さそうです。でもそれは先週の苦行を乗り切ったので言えることかもしれません。

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今回付属のコンロッド棒を切断します。19mm、20mmそれぞれ2本ずつです。コンロッド棒は直径1mmのアルミ棒です。翼の小骨の補強材に似ていますが、こちらはパイプではなく、ムクの棒です。柔らかいのでカッターで簡単に切れます。

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ヘッドカバーとコンロッド棒を両面テープに固定し、メタルプライマーを塗布します。
塗料の乾燥に時間がかかるので、先行してやっておきたかったことです。

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メタルプライマーが乾燥する間に、別の作業を行います。いつもの様に、小骨の番号刻印部分を切除して、テープに番号を書いて貼ります。
小骨はだんだん翼の端に近づいてきたので上下に細くなっています。付ける小骨も短くなります。

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小骨に取り付ける補強材を切り出します。
コの字形フレームは5mm、7mm、10mm、12mm各1本、そして12mmを2本切り出します。
パイプは4.5mm、5mm、9mm、10mm各1本と、8mmを2本切り出します。
翼の上下が狭くなるに従って、だんだん小骨のサイズが短くなってきました。5mmや4.5mmのパイプなんて、丸い部分より潰している部分の方が少なくさえ見えます。

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21番の小骨には、左からパイプの5mm、]9mm、10mm、そしてコの字形フレームの12mm、7mm、11mmを付けます。ブラシ付き瞬間接着剤でお手軽工作です。

22番の小骨には、左からパイプの4.5mm、8mm、8mm、そしてコの字形フレームの11m、5mm、10mmの順番で取り付けます。かなりパーツは小さくなりましたが、かなり慣れた作業となっているので気になりません。逆に、短い補強材からの取り付け手順だったら、難しくて困ったかもしれません。

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21、22の小骨を主桁に取り付けます。
補強材がずらりと並んで壮観です。小骨は毎回少しずつしか付属していないのに、知らない内に立派に並んできたということになっています。

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この先の翼端の小骨はさらに小さくなっていきます。全てに補強材をつけるわけでは無いでしょうが、しばらくは細かい作業が続くのでしょう。
でも、この小骨全部を塗装して接着するって時は大変だろうなあ、と思ってしまいます。

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翼の小骨を組み立てている内に、メタルプライマーが乾燥しました。ヘッドカバー4つとコンロッド棒4本を黒鉄色に着色します。
今回は水性カラーを使用してしまったので、しばらく乾燥時間を要します。ラッカーとの仕上がりの差を見たいのです。

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私は、まだエンジンブロックを接着していませんでしたので、今回のヘッドカバーの取り付けに際してガッチリと固定しておくことにします。瞬間接着剤では心配なので、エポキシ系接着剤でシリンダーヘッドとも接着します。

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19mmに切断したアルミ棒を、コンロッドケースに開けた穴に差し込みます。

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今日は4本のアルミ棒を差し込みますが、まず1本目の位置は、エンジンの中央部の3つの穴を目印にして見分けます。

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所定位置に19mmの棒を差し込んだら、それから左に向かって20mm、19mm、20mmの順番に互い違いに棒を差し込んで、瞬間接着剤で固定します。

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ヘッドカバーの(g)を、突起側を手前にして瞬間接着剤でシリンダーヘッドの側面とアルミ棒に接着します。

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左から(g)、(h)、(g)、(f)の順番でヘッドカバーを接着します。アルミ棒が19mmと20mmに正確に切られていれば、ピッタリと接着できるようです。

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パーツ全展開です。
これから今回と同様のエンジンのヘッドカバーの取り付けが続くのでしょう。

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次回、第15号のパーツは、左翼の小骨とエンジンのヘッドカバー、コンロッドケースです。

先週の13号が、序盤のターニングポイントのような気がします。あの作業を溜め込むかどうかで今後の工作継続を決定付けるといっても良いでしょう。次回からもしばらく細かい作業が続きますが、零戦の実機の組立ても、ほとんどが内部の骨組みなどの細かい作業なのだから、実機の組立て手順を再現していると思えばチマチマした作業をコツコツこなすのは楽しいものです。

来週までは、定期的に火曜日の入手となりますが、その次はしばらく先の作業です。宜しくお願いします。

明日、明後日と富士宮に出張予定です。
講談社の「鉄道模型少年時代」15号の発売日ではありますが、また作業が週末になってしまいそうです。果たして出張中に手に入るのかどうかも判りません。手に入っても、嵩張るパネルボードなので持ち歩きに困ります。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第13号 苦行の回を乗り切りましょう!

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第15号

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2009年12月 1日 (火)

「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第65号 最終号はタイヤです

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デアゴスティーニ刊、パーツ付きマガジン「フェラーリ・グランツーリズモ」(エンツォ・フェラーリをつくる)の第65号です。

2008年の8月終わりに創刊されたこのシリーズ、1年3ヶ月に亘って組み立ててきましたが、いよいよ最終号を迎えることになりました。パッケージに「完結号」の文字が書かれています。
当初は創刊号コレクションの一つとしての購入だったのに、ブツブツ言いながらも冊子の魅力のために買い続けていたものです。すっかり生活の一部になっていましたが、それも今週でおしまいです。

今年は「蒸気機関車C62を作る」と、この「フェラーリ・グランツーリズモ」の、デアゴスティーニの二つの大作を終えることになってしまいました。C62は先日届いた動輪間の線路にバラスト撒布など、まだ若干の改良作業が残っていますが、フェラーリはウィンドウの保護シートを剥がして、手脂だらけになっているボディ全体をコーティング剤で磨き上げるくらいしかやることがありません。
毎週コツコツ組み立てているものの終わりというのは、唐突であっけないものです。

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今週の冊子の特集は、1947-2007までのフェラーリ・グランツーリズモ 60年の歴史の総集編です。最終号にふさわしい特集といえます。

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フェラーリの主な96車種について簡単な解説がなされています。
しかし、とうとう最後まで特集に取り上げられなかった日本で非常に人気が高いBBについては、かろうじて365GT4/BBがひとコマ紹介されているだけです。512BB、512BBiや512BB LMなどかすりもしません。
日本でフェラーリ本刊行するのに、96車種をセレクトした中にBBをほとんど取り上げないなんて不自然な話です。最新の458イタリアも追加していませんので、日本版を出すにあたって写真などをリファインする努力を怠っていると思います。

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今回の部品は、リヤタイヤです。
4つのタイヤとホイールキャップを取り付けて、このモデルの完成となります。

付属パーツは終盤になってどんどんショボくなりました。序盤は豪華にして購読者を募りますが、もう購読者が逃げる心配の無い終盤は、売り手と買い手の立場が逆転します。思いっきり足元を見て回収にかかるのも、企業の短期戦略としては正しいものになります。

但し、あからさまな姿勢は厳しく指摘したいと思います。今回のデアゴスティーニの「フェラーリ・グランツーリズモ」の終盤、特に57号以降のパーツの配布方法や冊子を含めた全体の内容には、私は全く満足していません。冊子の特集も、日本人のフェラーリの車種の嗜好に全く合っていないものばかり終盤にまとめられました。イタリア他、諸外国で発売されたシリーズながら、日本発売までにはタイムラグがあったのに、最終盤の改良ポイントは、途中号にあった予備でカールを最終号に移動した程度でした。序盤、中盤はそれなりに情報提供など充実していたのに、がっかりです。

短期戦にてマーケティング戦略的に正しくても、長期的な視野で企業としての評価が上がるかどうかは別問題です。未熟な日本市場のクラフトマガジンのユーザーを最後まで満足させるのは大変かもしれませんが、今回は終わってしまったので、今後のシリーズに期待したいものです。きちんとコスト削減をしながら、うまく最後に持っていく方法があるはずです。

「終わり良ければ全て良し」といいます。最後の方にも印象に残るパーツを入れたり、ためになる情報を提供してくれれば、模型製作後も永続的に良い印象が残るかもしれません。今回こっきりでユーザーに打ち切られても良いのなら今回の様に終盤ボッタくって知らん顔をしていても良いと思います。きっと模型や分冊百科市場が成熟したイタリアでは通用する方法なのでしょう。しかし、クラフトマガジンの方式や定義がまだ確定していない日本市場において、次のシリーズを買ってもらい、信頼性の高い紹介機能による販促を行っていくことが大切です。オピニオンリーダーの心をガッチリ掴んで、口コミによるマーケティングを有効に活用していくことが、趣味の世界では必要かと思います。

不満を持った沈黙のユーザーは、二度と帰ってきません。文句を訴えるような面倒なことをしなくても、消費者には「買わない、勧めない」という合理的な選択肢があるからです。

「フェラーリ・グランツーリズモ」の最終盤の対応についてはこき下ろしてしまいましたが、同じくデアゴスティーニさんの「蒸気機関車C62をつくる」では、シリーズ終了後にも顧客の要望に応じて動輪間のレールパーツを提供していただき感謝しています。とても良い印象のまま終了することが出来ました。途中にはいろいろと文句を言っていましたが、切なる願いを聞き入れてくれて、予想以上の対応をしてくださった感謝の気持ちはずっと続いていくことと思います。
フェラーリでも別におまけを付けてくれってことではなく、終盤に、ずっと前に終了している本国仕様を、そのまま工夫無く日本市場で発売したというコスト削減ありきの工夫の無さを追求したいと思います。

日本オリジナル仕様の「零戦をつくる」には、最後までワクワクさせて欲しいものだと切に願っています。中盤に向けて配布順にも工夫されていることが伝わっているので、気を抜かずに討議を継続していただきたいと思います。

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さて模型に戻って、部品の一覧です。
リヤタイヤ(右)、デカール2枚です。
3号に左リヤタイヤが付属してきた際にはエンジンのヘッドパーツやリヤプレートも同梱された豪華バージョンでしたが、今回はタイヤの他は予備のデカールです・・・。
この模型の制作は、創刊から1ヵ月後の4号の時に、左リヤタイヤをホイールにはめ込むところから始まりました。左リヤタイヤの組立てから始まって、反対側の右リヤタイヤの組立てで終わることになります。

エンツォ・フェラーリのリヤタイヤは、345/35ZR19インチの極太サイズのブリジストンPOTENZA RE050 スクーデリアです。しかし、左リヤタイヤとは左右非対称でパターンが異なるので、間違えて取り付けたら恥ずかしいことになります。正しく装着せねばなりません。

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この模型の全てのタイヤには、内側に回転方向をあらわす矢印が書かれています。
回転方向を意識しながらの組み付けとなります。

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ホイールにはめ込んだタイヤを、61号に付属してきたT型レンチを使って車体にはめ込むことになるわけです。
私は、既に右リヤタイヤ以外の3輪を車体にはめ込んでいってしまっています。右リヤもホイールのみはめてある状態です。3輪でも、ジル・ビルヌーブは312T4諦めずに全開走行したではないか!等と言ってこじ付けて完成してしまっても良いのですが、やっぱり4輪揃わないと完成とは言えません。第一、ビルヌーブの欠けたタイヤは左リヤです。それで200数十キロで走り抜けたのだから、凄まじいレーサーです。

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もう完成間際ですし、作業はあっという間に終わってしまうので引っ張っています。最後のパーツである右リヤタイヤをはめてしまうのが惜しいのです。

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用意するのは、60号のリヤホイール、63号のホイールキャップ、61号のT型レンチとタイヤナットです。

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タイヤの取り付けの前に、62号のオリジナルバッグをトランクルームに納めます。
私は既にトランクにこのバッグを入れてしまっていましたが、どうやら考えていたのとは前後逆でした。正確な入れ方は、フェラーリの跳ね馬エンブレムが前から見て正しい方向になります。

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ホイール内側の凹みを、ブレーキディスクの二つの突起にあわせるようにしてはめ込みます。

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タイヤナットをはめ、T型レンチで締め付けます。
実際の車の仕上げのような気分です。

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ホイールキャップをはめ込んでしまって、作業は終了です。実にあっけない幕切れです。
このホイールキャップには磁石が仕込んであって、ホイールナットに吸着する仕組みになっています。素晴らしいアイデアです。しかし、磁力が不足しているのか、すぐに外れてしまうのが残念です。時々接着してしまいたくなります。

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4つのタイヤが地に着いて、いよいよ1/10エンツォ・フェラーリの完成です。
模型を押すとタイヤが回転して前後に動きますが、転がっていってしまうほど軽くはありません。

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キーのマスコットも取り出して並べます。
2本付属していたボンネットバーは、車内に納める場所がありません。

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リヤカウルにヒンジを付けて閉じると、チリの合わない箇所もあまり目立たないような気がします。きっとこの模型を制作していない人には気付かれないかもしれません。

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リヤカウル、ボンネット、そして左右ドアの全展開です。

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全展開の前方からです。

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インパネのLEDは、左側のみ電球色に交換しています。

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ヘッドライトも眩く光ります。

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ブレーキライトも点灯実験します。
サウンドテストでも異常ありません。サウンドを納めた動画は、ボディを磨き上げた時に一緒にアップします。

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デアゴスティーニのシリーズの最終号にはアンケートハガキが付いています。次のシリーズの希望として、トヨタ2000GTかカウンタックLP400のディスプレイモデルを書いておきます。

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親亀、小亀、孫亀もこれで完成です。
タミヤの1/24プラモデルも良く出来ていますが、デアゴスティーニのモデルの圧倒的な大きさから来る魅力には霞んでしまいます。

いよいよ終わってしまいました。
次回はボディをきれいに磨き上げて、このシリーズの終章としたいと思います。

前回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」第64号

次回はこちら
「週刊フェラーリ・グランツーリズモ」ボディの磨き上げと乾杯準備

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