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2009年12月19日 (土)

みにちゅあーとプチ なつかしのジオラマ「水車小屋」

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今夏に組み立てた、株式会社さんけいの1/150「みにちゅあーとプチ なつかしの電車 6号車」と同じシリーズの建物キットを手に入れました。東京近辺だけでなく、普通に名古屋の模型屋さんでも入荷しているようです。
製作中の「鉄道模型少年時代」のレイアウトに置く訳ではありませんが、早速組み立ててみました。

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1/150みにちゅあーとプチ なつかしのジオラマシリーズ16「水車小屋」です。お手軽なのに精密なペーパークラフトはクセになりそうな楽しさがあります。

レイアウトに設置しなくても、このキットは単品で眺めていても楽しいものです。紙製ながら、雰囲気というものがあります。博物館展示模型の制作に長く関わって来たさんけいの技術がうかがえます。

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前回の電車よりはパーツ数が多そうです。
でも、パーツにはレーザーカットが施してあるので、ほんの少しカッターナイフで切り離すだけとなっています。ペーパークラフトで最も時間を要し、しかも苦痛なこともある切り抜き作業が省略され、最も楽しい組立作業に没頭できるというのもこのキットの魅力です。

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側面の板壁は、ベース部分と表面の桟とを貼り合わせて立体感を表現するという仕組みです。
前回の電車でも、側壁は2枚のパーツを貼り合わせることにより窓枠の奥行きを表現していましたが、今回も同様の方法で立体感を得ています。実に巧妙な設計です。パーツは塗装されていないのに、ちゃんと木製に見えます。紙が持っているマット調の素材感をよく活かしています。

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水車部分も、実物同様に微妙な角度がつけてあります。水車は羽根を挟み込んで左右のパーツを合わせるので、ピンセットを使用した細かい作業となります。このキットのハイライトとなりそうです。

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レイアウトに設置するのではなく、まずは単品で製作して楽しみたいので側壁、及び水車をベースに取り付けます。紙を貼り合せた軸で水車は固定してしまうので、回転させることはできません。もちろん、回転軸などのパーツを追加すれば、改造は可能です。

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茅葺の屋根は、印刷された屋根シートを貼り付けて表現します。屋根シートは白い用紙に表面印刷されただけなので、側面に水性マジックで茶色く色入れします。

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平面的な屋根素材なのに、側面の折り返し表現によって茅葺屋根の雰囲気が出ています。
みにちゅあーとシリーズでは、1/150スケールの「みにちゅあーとプチ」シリーズとは別に、1/100スケールの茅葺シリーズというキットを発売しています。博物館の展示模型を制作している会社としては、この部分はお手の物なのでしょう。更にグレードアップしたければ、「鉄道模型少年時代」のかやぶき農家のグレードアップ講座に書かれていたように、麻紐を細かく切って貼る方法があります。

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屋根部分を仕上げ、付属の脱穀機や梯子、小屋の周りの柵を貼り付けて完成です。丁寧に作っても2時間程度の軽作業です。細かい切抜きが伴う通常のペーパークラフトに比べれば、お気楽に手が出せると思います。
ジオラマに設置する際は、ベース部分は使用しないことになりますが、単品で楽しむにはこの分厚い台座が便利です。この台座が無いと、水車が持ち上げられてしまいます。

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ウェザリングを施していないのに、素材の風合いから非常に良い雰囲気を出しています。
前回の電車よりも作り甲斐がありますし、完成度が高いと思います。何とも素朴な風合いが魅力的です。

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レイアウトに設置すると、樹脂製の他のストラクチャーとの素材感の違いから浮いてしまうのでは、と思いましたが、意外に問題なく使えそうです。ベース取り付けなければ良かったかもしれません。

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しかも、水車が回転するように改造すれば、結構楽しい設置物になりそうです。
完成品を作業台の周囲に置いて、建物単品で楽しむ予定だったのですが、結構出来が良いので、工作が進んできたら設置を検討してみるのも面白そうです。

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「鉄道模型少年時代」のかやぶき農家と比較してみても、遜色ない出来です。寧ろ、素朴な情景は上質な感じがします。違和感は無さそうです。しかも、思った以上にコンパクトです。

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但し、水車小屋という特殊な建造物なので、設置場所は限られます。レイアウト中での候補場所は右手前の川辺の一択です。他に設置可能な場所は見当たりません。しかも、水車小屋を設置すると専用コントローラーを置くことは不可能になります。ただ、私は専用コントローラーを常用する気は無いのでかまいません。

しかし、ここはレイアウト中で最も目立つ部分であり、存在感がありすぎる水車小屋が手前に来ると全体のイメージが変わってしまいます。
貼り付けてしまった水車小屋のベースの切除は大した手間ではありませんので、工作を進めながら更に検討を続けたいと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第17号 やりがいのある崖・河原の製作

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」TCS自動踏切設置への遠い道のり・・・

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コメント

こんばんは!今日は先日のプラバンでの川図面コーティングのアイデアをパクらせて戴き早速実行しました。今更ダメと言われてもやってしまいましたので悪しからずw

水面部の端の方も爪楊枝使って木工ボンドで塞ぎ止めた個所か少し変色してしまいましたがどちらかの方のセリフをパクり「チイサイコトハキニスンナ」と言う事にしました(笑)

後は行灯を作ったりしていましたが4個でギブアップしてしまい今日の作業は終了しました。その後は映画に備えて「のだめカンタービレ」を見ています。


追伸
mixiコミュの方でもプラバンの件は紹介させて戴きました。YUJIさんのお名前も使わせていただいておりますので事後承諾と言う事でよろしくお願い致します。

投稿: 三日月 | 2009年12月19日 (土) 22時56分

三日月さん、こんにちは。

川図面シートの表面が弱いことは、編集部を訪れたときに聞いていたものでした。mixiコミュの方の参考になれば良かったと思います。

プラ板を敷くと、水表現をする前でも鉄橋を渡る車両が何となく映っているようで楽しくなりました。

投稿: YUJI | 2009年12月20日 (日) 09時08分

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