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2010年2月28日 (日)

「航空母艦赤城を作る」創刊号の零戦は16の二乗サイズ

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2月23日に発売された、デアゴスティーニ刊、週刊パーツ付きクラフトマガジン「航空母艦赤城を作る」の創刊号に付属しているパーツの一部である、艦載機の零戦の組立てを行いました。

私はこの空母赤城の模型シリーズをつくる予定は全くありませんが、小さな零戦が欲しいために創刊号だけは早々に入手しました。零戦の他、九七式艦攻、九九式艦爆含めて合計21機付属してくるという艦載機の内の1機です。零戦パーツを複数号に分割せず、創刊号につけてくれたことは非常に嬉しいものです。

同じくデアゴスティーニのクラフトマガジンの「零戦を作る」を購読していることもあり、同型の零戦二一型には非常に興味を持っています。

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1/250スケールの赤城に合わせて、零戦も1/250サイズです。全長36mmあまりの小さなものですが、一応10個のパーツに分割されています。透明パーツのキャノピーもあり、本格的です。ホワイトメタルのダイキャスト製で、軽いプラ製にない存在感を放っています。

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1/16スケールの製作中の零戦のパーツとの大きさ比較です。
写真の下部の赤丸部分が、今回の赤城に付属する零戦のプロペラです。小さい!
16の二乗は256。つまり、1/16の零戦模型を原寸大とすると、1/250零戦はちょうど1/16程度のスケールの零戦の大きさとなります。

デアゴの零戦の完成後に本物の零戦と並べたのと同じような比較が出来ることになります。零戦の完成は1年半以上後のことですが、興味深いことです。

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1/16スケール零戦のパーツの中にあると、まるでゴミクズかと見まがうくらいの細かいパーツです。胴体や翼など、到底比較できるものではありません。本物の零戦の前に持っていくと、こんな感じなのでしょうか。

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ホワイトメタルのパーツは、結構細かい部分まで良く出来ています。翼の筋彫り部分は見事です。
しかし、胴体下部や主脚にはちょっとだけバリがあるので、耐水ペーパーで擦ります。せっかくのモールドが無くなってしまうと悲しいので、少しだけ削るようにしておきました。

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胴体に主翼部分を接着します。胴体の裏側から、左右一体になった主翼パーツを合わせていきます。
ブラシ付きの瞬間接着剤での接着です。主翼の前後さえ前違わなければパーツの精度は高く、ピッタリと合います。

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水平尾翼を取り付けます。
主翼は翼端が上に上がっていますが、尾翼は水平です。これも尾翼側の突起が胴体の窪みに丁度入ります。

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主脚を取り付けます。
主脚は左右別パーツです。この零戦は赤城の艦載機としての役割で、甲板か格納庫に入っているために主脚は出しっぱなしです。

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機体をひっくり返して主脚を取り付けます。これも翼の裏に穴があるので位置決めは簡単です。

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細かいパーツの接着には、瞬間接着剤の硬化促進剤を使うと横着できます。主脚もスプレーひと吹きの一瞬で固定できました。

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胴体の中心に、増槽を取り付けます。
長距離を飛行するときには必須の燃料の増槽ですが、戦闘時には切り離されました。空母発艦時でも、真珠湾攻撃の時のような長距離攻撃の際には増槽を使用したのでしょう。

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プロペラの取り付けです。
プロペラは、今後機体を塗装する可能性があるので接着せずに差し込むだけとしておきます。

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キャノピーにアンテナを取り付けます。
キャノピーの裏側からアンテナを奥いっぱいまで差し込みます。

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キャノピーも塗装時には取り外すことになるので、簡単にホンの少量の木工用ボンドで仮固定しておくだけにします。木工用ボンドならば、透明パーツが白化しないという利点もあります。

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完成です!
掌に載るサイズ、というか、指先に載る位のカワイイ零戦ですが、プロポーションは零戦二一型の特徴がよく現れています。伸びやかな主翼の楊角は絶妙です。

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1/16零戦のパーツとの大きさ比較です。
まだ飛行機の形になっていませんが、エンジンやプロペラ、翼や胴体一部などから機体の大きさの想像はできます。

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エンジンの直径にも満たないサイズです。
デアゴの1/16零戦が完成して、本物の零戦と比較したらこんな状況なのでしょう。

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完成している他の零戦模型との比較です。
左から、童友社の翼コレクションシリーズの1/100零戦二一型、タミヤの1/48プラモの零戦二一型、そして右のスタンド付きがアシェットの日本陸海軍機大百科創刊号付録の1/87ダイキャスト製零戦二一型です。小さな零戦模型の中にあっても、今回のものはひときわ小型です。

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手前の翼コレクションは同じ零戦二一型でも、空母飛龍艦載機ですが、タミヤの1/48プラモとアシェットの1/87の付録は赤城艦載機の塗色です。これらの模型は塗装時の参考になるかと思います。

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全体のプロポーションの良さがわかる角度の写真です。
胴体や翼の筋彫りを埋めずに塗装が出来ると良いのですが、まだ方法は決めかねています。

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大きく左右に伸びた主翼が零戦二一型の特徴です。

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背面も手抜き無く筋彫り表現がなされています。

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空母の甲板で待機している状態なので、当然主脚だけでなく、垂直尾翼下の尾脚も出した状態です。

1/16の零戦模型の製作は2年がかりですが、更に1/16にした模型は、塗装しなければ30分程度の作業で完成できる気軽さです。

この零戦も含めて、全部で21機の艦載機もシリーズに含まれることになります。木を見て森を見ず、ということになってはいけませんが、この零戦を見る限り、赤城の模型はかなりの意気込みで作られていることを予感させます。それでも、零戦だけを手に入れて私としては満足です。もう一機欲しいくらいですが、無駄なものが増えるので自重しておきます。

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コメント

こんばんは!赤城の零戦組み立てお疲れ様です。

私も購入したので組み立て様とは思っているのですが、先日通販で注文した瞬間接着剤の硬化促進剤が来てからになるのでまだしばらく先の話しになりそうです。

今日は最近のお気に入りのお店の浅草「ホワイトモデル」さんに行って来ました。目的は鉄橋のウエザリング用の塗料の購入とトミーテックの電柱に街灯を付けたオリジナル?商品と同じくトミーテックのお墓を購入する為です。場所は浅草ですが、雷門からは離れている為に東京マラソンの影響を受けずスムーズに購入出来ました。早速お墓を設置して、シーナリーパウダーを撒いて一応河原部分は完成となりました。明日も休みですので電柱の設置テストをして見ようと思います。

投稿: 三日月 | 2010年2月28日 (日) 22時37分

早速、零戦の組み立てされましたね。
1/16を実物に見立ててのスケールの発想、ユニークで面白く思いました。
小生、走って買って来ましたが案の定、パーツのままです。
2号以降に付く艦橋、そそられました。
気をしっかり持たないと何号も、ってことに、船好き、模型好きでもないのに、なりそうです。
私は模型が好きというより、オブジェ的にこうした好きなのでしょう。
ですので、合金ものだと塗装しないままの方が美しく見えます。

投稿: RYUJI | 2010年3月 1日 (月) 03時44分

>三日月さん、おはようございます。

赤城の零戦は硬化促進剤があるとあっという間に完成してしまうかと思います。すっかり気にっているので、PCの側に置いてマスコットにしています。

東京には特色ある様々な模型屋さんがあって羨ましい限りです。先行してお墓も設置されて、河原付近が賑やかになってきましたね。

>RYUJIさん、おはようございます。

今回の赤城の創刊号は、相当気合が入っているようで、この零戦の精度の高さは特筆モノだと思います。接着剤があれば、あっという間に組み立てられて、かわいいオブジェになることでしょう。

創刊号に吊られて、何号か続けて買ってしまったら、デアゴさんの思う壺なので、これからしばらくは自制心を持って書店に行こうと思います。

投稿: YUJI | 2010年3月 1日 (月) 07時42分

>掌に載るサイズ。  私は手相をみるのが趣味です。なかなか良い相ですね。 趣味のほうは嘘です。

投稿: honest | 2010年3月 1日 (月) 07時43分

16と256、コンピュータの世界では特別な値ですがちょっと気が付きませんでした。
零戦を作るのパイロットが零戦を作るを作ったらこの大きさになるという事ですね。

私もYUJIさんのレポートを見てから作ろうと思っていました。
塗装ですが私が持っている零戦のイメージ色にしようと思っています。
丁度コックピットに塗る塗料を買ってきたので試し塗りをしてみます。

> なかなか良い相ですね。
そう言われて見ると私の手相に似ている気もします。
今度私の写真をアップしてhonestさんにみてもらいましょうか。(鑑定料は払いませんが)

これって商売になるかもと調べたら、すでにそういうサイトがありました。1回250円みたいです。

投稿: カズキ | 2010年3月 1日 (月) 08時44分

>honestさん、こんにちは。

>私は手相をみるのが趣味です。なかなか良い相ですね。

零戦ではなくて、注目されたのはそちらでしたか!

手相のことはあまり解りませんが、零戦で隠れている部分はとんでもなく悪相が出ているかも、と思って見直しましたが、我が暮らし楽にならざりけり、じっと手を見る様相になってしまいました。

>カズキさん、こんにちは。

1/16のカズキさん人形を作って赤城の零戦を持たせれば、完成後の大きさが想像できるかもしれません。

ついでに1/16の赤城ってどんなの、と思ったのですが、16m以上になるのですね!小型船舶より長いです。

>そう言われて見ると私の手相に似ている気もします。

カズキさんを見ていると、私の少し後のことがわかるのですね!それは便利です。

投稿: YUJI | 2010年3月 1日 (月) 12時37分

> カズキさんを見ていると、私の少し後のことがわかるのですね!
YUJIさんが人生、失望するといけないので私の手相もアップしました(URL)
そんなに似てないでしょう。安心しました?

デカール作ってみたのですが透明シールだと硬すぎて曲面には貼りつけられないですね。

投稿: カズキ | 2010年3月 1日 (月) 15時23分

またまた、関係なく、このブログをおかりして、文字変換の草分けカズキさんにお尋ねしますが、妹婿(年は上)が、辞書変換は、IME,ATOKのそれよりgoogleのほうが3倍ぐらい効率的とすすめてきますが、ご意見を。彼は私とは別次元でがんばっていますので、そのままは素人の私には迷います。簡単にもとにもどれるそうですが。

投稿: honest | 2010年3月 1日 (月) 17時29分

> ご意見を。
と言われましても日本語に携わっていたいたのはもう20年以上前なので的確な意見はできませんが。

私はマイクロソフトの手先のような仕事ばかりしているのでIME一辺倒なのですが時々バカかこいつはと思う事は多々あります。

Googleの日本語入力は使った事がありませんが、調べてみると今はやりの予測変換(携帯でよく使われている)が得意なようです。
Googleに検索に来たデータを蓄積してどんな言葉がよく使われているのかで予測しているのだと思います。
ただユーザにより使う言葉は違うので自分が意図しない言葉が予測される事があると思います。

日本語入力は、慣れですので一番癖の分った使い慣れたものがベストだと思います。
あまり的を得た回答でなくて申し訳ありません。
よかったら私の手相も見てください。

投稿: カズキ | 2010年3月 1日 (月) 17時56分

なれたカズキさんを採ります

投稿: hones | 2010年3月 1日 (月) 18時56分

>カズキさん、こんばんは。

零戦、緑色に塗装されたのですね!
私はもうしばらく無塗装を楽しんでから着色します。
う~ん、カズキさんの手相との見分けが付かない・・・。だいたい同じ所に線があるし。
私の乏しい知識で・・・、カズキさんはくっきり1本の結婚線ですが、私にはチョロチョロ3本も見えますね。

>honestさん、こんばんは。

私もおバカなIMEばかり使用しておりますが、Windows98の時代まではATOKでないとイヤでした。でも、統一の規格で人にも教えるようになると、最初からPCに入っているIMEを使用するしか無いのですよね・・・。
入力のし直しは、タッチタイピングの速さでカバーしようと言うように教えています。

このブログに誤変換が多いのも、IMEのせいです。いや私のせいです。

google日本語入力、今度使ってみたいものです。

投稿: YUJI | 2010年3月 1日 (月) 22時02分

> カズキさんはくっきり1本の結婚線ですが
残念!

投稿: カズキ | 2010年3月 1日 (月) 23時11分

> 零戦、緑色に塗装されたのですね!
私の零戦に対するイメージ色はこれしかないので。
今考えるとプラモデルとしてこの色が一番コストが安かったのかも知れません。この色のプラモデルしか作った事がありません。

煙突もそのまま捨てるのはもったいないので組み立ててみました。
少年時代のレイアウトに置けないかちょっと考えてみました。
私の少年時代にあった万博のどっかのパビリオンにあるそうな形ですがこのレイアウトにあるのは不自然ですね。
サイズ的にはURLのようなトンネルでぴったりなんですが・・・

投稿: カズキ | 2010年3月 2日 (火) 08時39分

わ~!赤城の煙突がトンネルになってるヽ(´▽`)/

ピッタリのサイズなのが面白いですね。このままトンネルの心材として活用できるでしょうか。

>私の少年時代にあった万博のどっかのパビリオンにあるそうな形ですが

写真の角度ではオーストラリア館に見えなくもありませんね。

投稿: YUJI | 2010年3月 2日 (火) 12時58分

> オーストラリア館に見えなくもありませんね
四日市に移設したブラキオザウルスみたいなあれですね。
近鉄で通る度に見ています。

投稿: カズキ | 2010年3月 2日 (火) 13時44分

>四日市に移設したブラキオザウルスみたいなあれですね。

そうです。
写真の微妙な角度からはそう見えますが、実際には煙突は横に長いので似ていませんでしたね。

投稿: YUJI | 2010年3月 2日 (火) 17時39分

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