「赤城を作る」創刊号付属の零戦に自作デカール貼って完成!
前回、デアゴスティーニのパーツ付きクラフトマガジン、「航空母艦赤城を作る」の創刊号に付属していた零戦を塗装しましたが、それに自作デカールを貼って完成させました。翼の日の丸を初め、尾翼や胴体のラインなど、細かい部分なのでラベルシールではなく水転写式のデカールを使用しました。
真珠湾攻撃時の空母赤城艦載機仕様に仕上げる予定です。
今は、自宅のパソコン用のインクジェットプリンターを使用してオリジナルデカールが作れるという便利なものがあります。「MIRACLE DACAL」という商品名で、模型屋さんに売っています。A4サイズなので1/250スケールの零戦には大きすぎますが、半分のA5サイズにカットして印刷すれば良いでしょう。
ベースがクリアとホワイトの2種類があります。今回は試しにクリアを使用しています。ホワイトの方が色の乗りは良いかと思います。
A5サイズでも結構大きいので、何機分ものデカールが印刷できてしまいます。カットや貼り付け時の失敗が怖いので、余計に刷っておくのは安心です。
印刷データは、こういう簡単なものは、作業が早くてオブジェクトの寸法も正確に印刷できるので、大抵PowerPointで作っています。ややこしいデザインや、外部の画像を加工する際にはPhotoshopを使用します。まあ、寸法通りに刷れればどんなソフトでも良いという事です。もちろんWordやExcelでもOKです。プレゼンテーション作成用のPowerPointなんて使用するのは、慣れているので素早くできるからということだけです。
インクジェットプリンターで印刷した状態で水に漬けるとインクが溶けて流れてしまうので、表面にクリアを吹いて保護します。吹いてから数時間乾燥させます。
今回は水性トップコートを使用しましたが、最初から厚塗りしなければラッカー系のMr.クレオススーパークリアを使用したほうが乾燥が早い上にきれいに仕上がります。但し、ラッカー系を使用する際は最初に厚く吹くとデカールが溶けてしまうので、一度、ごく薄く吹いて乾燥させてから重ね塗りする必要があります。自信が無い場合は今回の私の様に水性トップコートの使用が安心ではあります。
トップコートが乾燥したら、形に合わせてカットします。
作成したデカールは、プラモデルに付属している水転写式のものと同様に、水に15~20秒くらい浸して台紙を剥がして模型に貼っていきます。今回は非常に小さなデカールなので、クレオスのマークセッターの力を借りました。糊成分でデカールの付着を助けます。デカールの素材も柔らかくして貼りやすくなります。
デカールを水に浸したら、貼る部分にマークセッターを塗ります。15~20秒水に漬けてデカールの台紙を剥がしたら、パーツに付いたマークセッターに浮かせるように置き、位置調節します。位置が決まったら、水分をティシュなどで吸って付着させていきます。
翼の日の丸が結構鮮やかです。インクジェットプリンターでは透けてしまうのではないかと心配でしたが、赤色は問題なく鮮やかに出るようです。
翼の裏側、胴体横、そして胴体後部の帯などのデカールを貼り付けます。胴体横は曲面がきついので、マークセッターの力が必須でした。デカールを貼った表面にもマークセッターを塗って保護しておきます。最終的には模型全体に半光沢のコーティングをしておいた方が良いでしょう。
尾翼部分の帯と機体ナンバーも貼って完成です。
この写真は私の手相を見るためのものではありません。模型の小ささを確認するためのものです。全金属素材なので、小さい割にしっとりとした存在感があります。
細かい部分は省略し、大まかな部分のみの表現です。拡大すると、稚拙な組み立てによるヨレヨレ感が際立ちますが、普通に見ている分には十分に零戦です。主脚の帯のデカールも作っておけば良かったと思いました。足元がちょっと寂しいです。
赤城を組み立てる方は、零戦ばかりではないものの、艦載機合計21機を同様に着色してデカールを貼る必要があるわけです。相当に細かい作業です。私は創刊号でリタイヤさせていただいてやれやれです。
手本としたタミヤの1/48零戦二一型と、アシェットの零戦との比較です。同じボディカラーで3スケールのモデルが揃いました。1年半後には、大きな模型も仕上がる予定なので、4つのスケールが揃うことになります楽しみです。
デアゴ1/16の零戦が完成したときに、今回の1/250零戦を隣に置けば、実機の隣に1/16を置いた時のスケール感が味わえるはずです。
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コメント
奇麗、お見事、うらやましくもありません。 今後お厭でしょうが、われわれ零戦モデラーの規範(目標)にさせて下さい。
投稿: honest | 2010年3月 9日 (火) 22時20分
こんばんは、YUJIさん
インクジェットプリンターでにじまない方法があるんですね。
自家製のデカール、時々見聞きするのですが、それが疑問でした。
「表面にクリアを吹いて保護」のクリアって(商品名も含め)何でしょう?
また、厚くとか薄くとか吹くって実際にはどうするんでしょう?
出来上がり、やっぱり素敵ですね。
3機並べて、いい感じです。
機体に掘り込んでいる線は塗装で見えなくなりましたか?
私の赤城零戦、車輪をつける穴が2つともありませんでしたがYUJIさんのはありましたっけ?
塗装といい、今回といい、メモメモが多く有難く思っています。
?が多くてすみませんでした。
投稿: RYUJI | 2010年3月 9日 (火) 22時37分
>honestさん、おはようございます。
規範なんてお恥ずかしい限りです。ご覧の通り、お手軽な組立てしかできませんので、ヨレヨレです。でも590円で存分に楽しませていただきました。デアゴ1/16零戦作りは私は今週お休みですが、モチベーションを保つことが出来ました。
>RYUJIさん、おはようございます。
自作デカールの用紙は以前から手に入れていたのですが、扱いが面倒なので今まではラベルシールで代用していました。今回始めての使用です。
私は塗装については云々言う腕前や経験が無いのですが、わかる範囲でお答えします。
>「表面にクリアを吹いて保護」のクリアって(商品名も含め)何でしょう?
水性とラッカー系があります。
水性ではクレオスのトップコート、ラッカー系ではクレオスのスーパークリアを使用しています。
デカールの素材はラッカーだと侵されることがあります。でも、最初に軽くスプレーして乾かしておいて、更に重ね塗りすれば大丈夫です。心配なら、今回の私のように水性のトップコートを使用します。でも乾燥時間が長く、仕上がりはラッカー系に大きく劣ります。
>また、厚くとか薄くとか吹くって実際にはどうするんでしょう?
スプレー塗料は一度にたくさん吹いてしまうのではなく、最初に軽く吹いて乾燥させてから重ね吹きを繰り返して表面を平滑にしていきます。
>機体に掘り込んでいる線は塗装で見えなくなりましたか?
写真では見難いですが、しっかり筋彫りは残しています。
>私の赤城零戦、車輪をつける穴が2つともありませんでしたがYUJIさんのはありましたっけ?
私のものは主脚基部に穴がありましたが・・・。穴に差し込み、接着剤でしっかり固定されました。
投稿: YUJI | 2010年3月10日 (水) 07時16分
1つ1つ、ご丁寧に答えてくださり、ありがとうございました。
>デカールの素材はラッカーだと侵されることがあります。
デカールを保護するためには塗装に注意するということなのですね。
デカールの素材そのものを「吹く」のかと勘違いしてしまいました。
ありがとうございました。
投稿: RYUJI | 2010年3月10日 (水) 08時55分
>「MIRACLE DACAL」という商品名で、
やはりそんなもんが売ってましたか。私が模型をやっていた頃は何せカラープリンタというものが世の中になかった頃ですから。
やはりこのサイズでは透明シールでは無理ですね。
投稿: カズキ | 2010年3月10日 (水) 11時46分
>RYUJIさん、こんにちは。
いつもながら解り難い文章にてすみません。プラモを仕上げるときも塗装後にデカール貼ってからクリアを吹きますが、最初からたくさん吹くとデカールが溶けて泣くことがあります・・・。
>カズキさん、こんにちは。
自作水転写式デカールの用紙、電気屋さんやパソコン屋さんでは売っておらず、模型屋さんにありました。かなり前に買ってあったのですが、表面の保護が要るってことに気が付いて面倒くさくて専らラベルシールを使っていました。
今回の零戦にて初めて使用しましたが、結構使えると思いました。A4サイズ3枚で1000円程度です。
投稿: YUJI | 2010年3月10日 (水) 12時50分
> 形に合わせてカットします。
やはり形に合わせて自分で切らなければいけないのですね。
私このカットがヘタでメタメタになってしまいます。まぁクリアの場合大きめに切れば良いのですが。
通常のデカールのように印刷面だけ剥がれればまさにMIRACLEなんですが。
1/16の零戦取りに行きました今回はコックピットの計器盤でクリアパーツもあって(いい意味で)プラモデルみたいで作り応えがありそうです。
メータはデカールでなくシールです。(私にはありがたいです)
YUJIさんは来週までお預けですね。
投稿: カズキ | 2010年3月10日 (水) 13時36分
計器盤だとばかり思っていたら計器板と表記されていました。
ネットで調べたら零戦の場合は板の方が多いようです。
どう使い分けるのか誰か知りませんか。
投稿: カズキ | 2010年3月10日 (水) 13時45分
>カズキさん、こんにちは。
デカールの素材はとても薄いので、少し大きめに切れば目立たない「かも」しれません。
1/16の零戦は来週までお預けです。
来週は送別会など相次いで予定されているので、工作が進みません。
投稿: YUJI | 2010年3月10日 (水) 17時42分
YUJIさん、こんばんは
航空母艦赤城を作るの創刊号、零戦だけが欲しく購入しようか迷っていましたが、YUJIさんのように作る自信がなくあきらめてしまいました。
デカールがインクジェットプリンタで作れることをはじめて知り、改めてYUJIさんのすごさに感服します。
ただ、なにか作りたく、メガサイズガンダムを購入してしまいました。どこに置くかが問題です。これから妻との戦いが待っています。(^^ゞ
投稿: bros | 2010年3月10日 (水) 22時44分
brosさん、おはようございます。
赤城の零戦、無塗装でも存在感十分で楽しめますよ!でも付属DVDなど魅力的なので、はまってしまうかもしれないのが心配なところです。
メガサイズガンダム模型屋さんで見ましたが、結構な存在感ですね。立たせておけば、設置面積はさほどでもないかも・・・ということでいかがでしょうか。
投稿: YUJI | 2010年3月11日 (木) 07時29分