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2010年5月

2010年5月31日 (月)

続パッチワーク道路からの脱出!ボール紙製道路に電柱・街灯を立てる

まず、先月取材を受けた、テレビ東京系の「ありえへん∞世界」の放送日のご報告です。

テレビ東京さんより、明日6月1日の深夜、0時12分からの放送とのご連絡を受けました。デアゴスティーニさんの新しいクラフトマガジン、ハマーラジコンカーの発売に合わせての放送日決定となっています。いい歳して模型にはまっている素人オヤジを弄って遊ぶ番組かと思われますので、気楽にお楽しみ頂ければと思います。

もう取材から2ヶ月近くも経っているので、零戦は31号までしか進んでいませんし、私自身も冬装束で違和感があります。花粉症の症状がピークだったので、モゴモゴと聞き取りにくいかと思います。すみません。

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。
オリジナル状態の継ぎ接ぎ道路が気になるので、道路部分を1mm厚のボール紙で自作しています。

前回、ボール紙を道路の形に切り抜いて、道の両端に側溝の蓋の表現を刻んだ後、ファーラーの道路表現専用の塗料で塗装しました。早くパネルボードに固定したいのですが、その前に電柱や街灯を立てるための穴をあけておこうと思います。基本的には、オリジナルと同じ場所に電柱や街灯を立てる予定です。
電柱なんて好きなところに立てれば良いではないか、と思われるのですが、イチイチ検討するほどのことでもありませんし、一応設計基本を尊重しておきます。

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2号付属の原寸レイアウトシートの道路部分の表記を参考に、道路パーツに穴をあけようと思います。
原寸レイアウトシートを切ったり穴をあけたりしたくないので、道路部分をコピーして切り抜きます。これを道路パーツの上に置いて、穴の場所を定めていきます。

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電柱や街灯、商店街のアーチ等の設置場所に、千枚通しで印を付けます。この段階ではしっかりと穴をあけなくても場所さえ確定できればOKです。

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穴をあけて設置するのは、商店街のアーチが2つ、太い電柱パーツが2本、細い電柱パーツが3本、そして街灯が7本です。線路の内側の長い道路と、里山駅の隣の道路パーツに設置します。レイアウト手前の傾斜路の部分には、現状では何も設置しません。状況に応じて、完成間際に何か立てるかもしれません。

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1mm~2mmの各種ドリルを駆使して、ボール紙のボソボソが出ないように穴をあけていきます。大きな電柱は直径2mm程度、アーチ、細い電柱は1.3mm程度、街灯は、電飾したものを取り付けるので1.6mm程度ですが、小さめの穴からあけて拡げていきます。最終的には、パーツの太さに合わせて千枚通しで穴を整えました。
アーチや電柱が立ってくると、滑らか過ぎる道路もだんだんジオラマらしくなってきます。

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商店街アーチ、大小の電柱を立てて状況確認です。小さな電柱は、まだ2本しか配布されていないので、1本は手持ちのジオコレの余剰パーツを使用しました。

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街灯は、オリジナルのダミーパーツでなく、自作の電飾街灯を取り付けます。道路の下のパネルボード、木製ベースにも穴をあけて、配線をベースの裏側に貫通させる予定です。

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道路に取り付ける街灯は7本です。
しかし駅隣の踏切周りがやたらと明るいなど、設置場所に偏りがあり、点灯した際に不自然な状態になるかもしれません。一応、オリジナルの場所に設置した後、他所への街灯追加にて対処したいと思います。

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自作街灯を、道路の穴に差し込んで状態の確認です。オリジナルの街灯の支柱は27mmですが、電飾の街灯はパネルボードを貫通させるために34mm程度の長さにしています。そのために街灯がやたらと高い位置にありますが、これはボード設置後に正常な高さに修正します。
道路のゴチャゴチャ感が出てきました。

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そのままレイアウトに仮設置します。ついでに茅葺き農家やバス停も置いてみます。
街灯や電柱があると、道路の狭さが一掃際立ちます。やっぱりバスは1台しか置けそうにありません。

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レイアウト左半分の情景がだんだん見えてきます。きれい過ぎる道路も、パネルボードの上ではそんなに気にならないと思います。
このほか現在、レイアウト右上のトンネルシェードと参道の露店が配布されています。

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里山駅横の短い道路パーツにて、少々問題が生じました。
商店街アーチに隣接して、道の両側に街灯を立てることになっています。しかし、街灯の真下にはTCS自動踏切ユニットが埋まっています。木製ボード裏面まで穴を貫通させるわけにはいきません。何とも迂闊なことでした・・・。

電柱の真下に穴をあけるのではなく、自動踏切ユニット部分を外して配線を通す必要があります。支柱が27mmのオリジナルのダミー街灯よりも7mm程度支柱を長くしている電飾街灯をそのまま設置すると、この2本だけ不自然にノッポの街灯になります。支柱のみをきれいにカットするのは困難なので、支柱を27mmにした電飾街灯を新たに作成した方が良さそうです。一気に道路の固定まで行いたかったのですが、この部分のみは後日の作業となります。

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線路内側の長い道路パーツ、及び手前の傾斜路は固定しても問題が無いので、アクアリンカーを使用してパネルボードに接着します。何度も寸法、形状を確認して作成した道路パーツは、何とかピッタリと収まってくれました。これで、39号のバラスト撒布作業を進められるようになりました。

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街灯の配線の関係で固定を後回しとした里山駅横の道路パーツの部分は、線路に接していないので、とりあえずはバラスト撒布作業には関係がありません。

本格的な道路作りは面倒なので、ボール紙にて安直に自作しました。パッチワークの継ぎ接ぎ道路からは脱出したと思います。

前回はこちら
パッチワーク道路からの脱出!アスファルト道路の自作作戦

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」LED街灯の設置開始

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2010年5月30日 (日)

パッチワーク道路からの脱出!アスファルト道路の自作作戦

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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38号にて、レイアウトを縦に横切る道路パーツが揃いました。しかし、道路パーツは細切れに分割されており、その継ぎ目がバレバレです。アスファルト部分の色合いがパーツ毎に異なるので、このままではまるでパッチワークの道路です。

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TOMYTECのジオコレシリーズのパーツが基になっているとはいいながらも、継ぎ接ぎ道路はこのシリーズの大きな欠点の一つだと思います。私は踏切の傾斜路を自作する必要があるので、ついでに道路も全て一体のものに作り直すことにしました。

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数号前のこのシリーズには、毎号補強材としてパッケージサイズの1mm厚のボール紙が付属していました。手頃な厚みがあるので、このボール紙を道路の素材に使用したいと思います。失敗しても材料は豊富にあります。

2号に付属してきた原寸レイアウトシートに合わせてボール紙を切り抜きます。私の場合、踏切パーツをTCS自動踏切に交換しているので、レイアウト手前側の道路の形状がオリジナルと異なります。

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レイアウト手前のカーブ部分の踏切の傾斜部分に合わせてボール紙を曲げます。自由に変形できるボール紙は素材として便利です。但し水に弱いので、バラストやパウダーの撒布の際には注意が必要です。

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ボール紙を切り出した状態で、レイアウトに設置します。このまま道路として使用できそうな素材感です。

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カーブ部分の踏切の傾斜路は、踏切台座の部分を切り抜きます。遮断棒にも干渉しない様に形を整えます。

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オリジナルの道路パーツには、道の端に側溝の蓋の表現があるので、真似したいと思います。カッターナイフで軽く筋を付けたいので、まずはシャープペンシルで線を引いておきます。

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カッターの刃を軽く当てて、側溝の蓋の表現部分に筋を付けていきます。縦線の筋を付けたら、横線にも筋を付けます。

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全くオリジナルと同じように、とはいきませんが、これで道路の両端の側溝の表現が出来ると思います。

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道路を塗装します。
道路の塗装にはつや消しのグレーの塗料でも良いのですが、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」の製作の際に購入したファーラーの専用塗料があるのでそれを使用します。
路面がきれいになりすぎて、田舎の道路というよりも高速道路の様になってしまいますが、お手軽に道路表現をするにはもってこいの素材です。

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この塗料は水性ですが、水で薄めずに原液のまま使用します。薄めると、ボール紙にしみこんでボコボコになってしまいます。

原液のまま、平筆で塗っていきます。多少のムラは気にしなくても大丈夫です。

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全ての道路パーツにも同様に原液のまま塗りつけます。筆の筋が残ってムラになっていますが、乾燥後はきれいなアスファルトの道路の様相になります。

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半日乾燥させてから、レイアウトに仮設置します。路面がきれい過ぎるものの、継ぎ目が無い道路は気持ちよいものです。中にはオリジナルのパッチワーク道路の方が良い!という方もおられるとは思いますが・・・。

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今はすっきりしていますが、路面に電柱や街灯を立て、道路や人形を設置すれば、それなりにゴチャゴチャして臨場感が出てくることでしょう。

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この里山駅の横の踏切の傾斜路も自作です。オリジナルと同様に、クレオソートに漬け込んだ木材の状況を真似しています。色合いが異なるのが良いアクセントになっています。

次回は、この道路にオリジナルと同じ場所に電柱やアーケード、電飾街灯等を取り付けていきたいと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第38号 後半戦に突入です

次回はこちら
続パッチワーク道路からの脱出!ボール紙製道路に電柱・街灯を立てる

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2010年5月29日 (土)

カーコレクション第10弾 こりゃ運転手も乗せられるぞ!

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特に買うものが無くても、模型屋さんをブラブラするのは楽しいものです。先日、いつものようにブラついていたら、TOMYTECのTHEカーコレクションの第10弾が並んでいたので購入してきました。新旧高級セダンのシリーズです。

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昔のセドリックとグロリア、最近のティアナとクラウンのどれかが入っているのですが、当然ブラインドパッケージなので開封するまではわかりません。
私が欲しいのは古いタイプの車です。セドリックとグロリアですが、3つも買えばどちらかが入っているかと思います。これでクラウンとティアナばっかりだったら、相当運が無いと思います。

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4車種、全12種で、同じ車種が2台ずつ入っています。
それぞれの車種にシークレットが用意されており、グロリアはパトカー、セドリックはタクシー、ティアナは覆面パトカー、クラウンは高機隊タクシーとのことです。
私は特にシークレットには拘りません。もちろん、引き当てれば嬉しいですが。

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最初の箱からは、セドリックが出てきました。パトカーと黒塗りバージョンです。ひとまず、古いのが出て良かった。
昔の刑事ドラマでは、だいたいこの130セドリックがジャンプしたり転がったり爆発したりしたものです。途中までは、最新の車のカーチェイスが続いていたのに、壊れる間際の画面から、突然古臭いセダンに入れ替わってしまうことには、子供心にも違和感を感じていました。

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2つ目からは、クラウンが出てきました。一代前の通称"ゼロクラウン"です。一台はパトカー、一台はシルバーです。パトカーは通常バージョンで、シークレットのものではありません。ゼロクラウンには、快適仕様のロイヤルシリーズとスポーティータイプのアスリートがありますが、これはロイヤルシリーズです。

父親がクラウンをこよなく愛していて長年乗っていましたし、妻の父親は、今でもこのゼロクラウンを愛用しています(アスリートですが)。非常に馴染みのある車なので、レイアウトに設置できなくても満足です。デスクの脇にしばらく飾っておきます。

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最後の箱からは、またセドリックが出てきました。黒塗りはダブってしまいましたが、白のはマイカーとしてレイアウトに使用できそうです。

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結局、グロリアは出てきませんでした。でも、目当ての一つであるセドリックがたくさん揃ったので満足しておくべきでしょうか。

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カーコレの進歩は目覚しく、この第10弾ではホイールの表現がされていたり、三角窓の窓枠がリアルに作られています。お手軽に購入できる1/150スケールのミニカーとしては、相当の完成度かと思います。

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結局、何とかグロリアを引き当てたいので、翌日もう2つ追加して購入してきました。もし出なかったら諦めるつもりです。

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何と、二箱ともにグロリアでした!
シークレットは出ませんでしたが、これで打ち止めにしても良いでしょう。
縦目4灯の懐かしいモデルです、ライトやグリルの細かい表現が光ります。

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このグロリア、発売された時は日産でしたが、設計はプリンスでした。
プリンスが最後に放ったグロリアは、後にセドリックと姉妹者になるとは思えないほどの独創的なデザインです。シャープなサイドのラインが魅力的です。

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お目当てのセドリックとグロリアの古い車は揃いました。
鉄道模型少年時代のレイアウトに置けるかどうかはわかりませんが、私が気になるのはライトの点灯改造が簡単に出来るかどうかです。今日は、とりあえず分解してみます。

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ボディ、シャシー、ウィンドウの3つのパーツに分かれているのは今までのカーコレと同様です。しかし、初期のカーコレと異なり、ウィンドウのパーツが薄い素材になっています。

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窓ガラスがちゃんと薄い透明プラスチックなので、運転手を配置する事もできそうです。

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左は、カーコレ第1弾のセドリック、右は第10弾のセドリックです。
第1弾のものは、ウィンドウパーツがブロック状の透明樹脂でしたが、途中から今回の様にちゃんとした窓パーツに変化しています。

これならば運転手を乗せる事も出来ますし、ライト電飾の際にも外部に設置したLEDから光ファイバーで導光させなくても、車内にLEDを設置できるかもしれません。車体が小さいので苦労しそうですが、新しい可能性が出てきた事は喜ばしいことです。レイアウトに使用するかどうかは別として、機会を見て既存の方法と異なる手法にて電飾化しようと思います。

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2010年5月28日 (金)

「週刊零戦をつくる」第39号の組み立て 黒染め20mm機銃がソソる!

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。

一昨日、パーツの塗装作業まで進行していた39号の組立作業を開始しました。まる2日間放置して、すっかり塗料は乾燥しています。

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まずは、胴体フレームの内部に取り付けるボンベの組み立てからです。ボンベの台座部分と一体になった部分と、もう一方のパーツを瞬間接着剤で接着します。

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続いて、ボンベコックのパーツをランナーから切り離します。全6個の内、2つは次回使用するとのことなので、4個だけ切り離します。柔らかい軟質のホワイトメタルなので、カッターナイフで簡単に切断できます。気を付けないと、切断時にどこかに飛んでいきそうです。

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先程組立てた台座付きのボンベの先の穴に、ボンベコックを差し込んで接着します。

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後3個のボンベコックは、既に胴体フレーム内部に取り付け終わっているボンベに取り付けなければなりません。フレームの隙間からピンセットを差し入れての作業となります。これはパーツの配布順を誤っているのではないかと勘繰りたくなります。
特に、一番右側のボンベは、先の取り付け穴が小さくてボンベコックの突起が入りませんでした。三角やすりを差し入れてゴリゴリ穴を拡げます。

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何度かポロポロとボンベコックを落としながらも、フレームの隙間からピンセットを差し入れて穴に突起をはめ込みます。

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右側の二つのボンベにもコックを取り付けます。
しつこいですが、ボンベを組み立てたときに取り付けておけば簡単な作業だったのに、と思わずにはいられません。

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今回のボンベは、胴体フレームの底部右側に取り付けます。丁度、フレームの骨とボンベ台座の突起が合うようになっています。

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下から確認した状態です。
特に塗料を剥がさなくても接着できているようです。

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次に、一昨日からガンブルー液に漬け込んである20mm機銃のパーツを取り出します。パーツの周囲に緑青がびっしりと付着しています。引き出した直後は、一瞬溶けてしまっているのではないかと心配になりますが、もちろんそんなことはありません。

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ガンブルー液の取扱いの際には、必ずゴム手袋を着用します。面倒がって素手で扱うと、指がヒリヒリして後悔します。ピッチリと手にフィットする使い捨てゴム手袋を愛用しています。
しっかりと水洗いした後、ミニルーターの先に取り付けた真鍮ブラシで磨きます。緑青のカスが飛び散るので、ゴミ袋の中で作業した方が安心です。

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しばらく磨くと緑青は大方取れ、黒錆びの地肌が現れます。黒染め成功です。
カスを取り除いたら、洗剤を使用して水洗いします。

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水を拭き取ってから、機銃の組み立て開始です。左右対称ではありますが、全て左翼の機銃の際に行った作業なので慣れています。

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黒染めが完了した20mm移住の完成です。
本文指示通り、黒鉄色の塗装でも問題は無いのですが、左側の機銃を黒染めしてしまったので、こちらも同様の仕上がりとしました。

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本物の銃ならば、これから油を付けて磨き上げるのでしょうが、翼内への接着が困難になるのでこれで完成としておきます。ダミーであっても、機銃パーツの組み立ては楽しいものです。翼内への取り付けは、LEDの配線を通してからとなります。

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これで39号の組立作業は終了です。
機銃はこのまま飾っておきたくなるような形状です。

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次回、40号のパーツは、右翼の翼端のパーツなどです。相変わらず左翼の作業の繰り返しなので新鮮味はありません。そのためか、ボンベが2本折り混ぜてあります。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第39号 地味な小パーツ組み立て

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第40号 翼端パーツとボンベ

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2010年5月27日 (木)

「鉄道模型少年時代」第38号 後半戦に突入です

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第38号です。

長丁場と思われたこのシリーズも、前号から今号に掛けて、いよいよ中間点を越えました。これから後半戦です。あちこちテンでバラバラのパーツ配布のデアゴスティーニさんのシリーズと異なり、講談社さんはジオラマ工作の順序に則ったパーツ配布なので、計画的に進められて無駄な作業が少ないのが特徴です。

但し、全ての作業計画が立ってしまっているので、次に何が来るかのワクワク感に乏しいのも事実です。クラフトマガジンの構成はどちらの方式が良いかはお好み次第かと思います。

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今回の付属品は、レイアウト手前側のカーブ用踏切です。規定のストラクチャー箱に入っています。スッカスカに軽いですが、このシリーズのオリジナルのパーツもあるので楽しみな号です。

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パーツ一覧です。
踏切遮断機×2、遮断棒×2、カーブ用傾斜路(レール内側)、カーブ用傾斜路(レール外側)、踏み板です。

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踏切遮断機、遮断棒は、5号に付属してきたものと全く同等です。つまり、市販品のTOMYTECのジオコレの「情景小物001踏切」の踏切パーツに類似したものです。

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カーブ用傾斜路と踏み板は市販品流用ではなく、このシリーズのオリジナルパーツです。レイアウトの形状に合わせてなだらかな傾斜を描くように成型されています。
里山駅横の踏切の傾斜路は、クレオソートを浸透させた木製をイメージしていますが、レイアウト手前のカーブ踏切の傾斜路はアスファルト道路をイメージしています。

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踏切の警報機、遮断棒については、私は既にTCS自動踏切を埋め込んであるので使用しません。
警報機手前の防護柵は、後日移植しようかと企んでいます。

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前回の道路パーツと共に、傾斜路を仮置きしてみることにします。
このシリーズの欠点の一つである、パッチワークのような道路パーツが姿を現してきました。

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予想通り、手前のレール外側の傾斜路は踏切警報機が邪魔で設置できません。まあ、最初から判っていたことですが・・・。
傾斜路はやはり自作することになります。

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レール内側の傾斜路は、設置は出来るものの、遮断棒が降りたときに道路に接触してしまいます。TCS自動踏切の本体部分を、パネルボードを削って埋め込んだ弊害です。
傾斜路は両方とも自作しなければいけなくなりました。

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今回の作業指示は、カーブ用踏切の傾斜路や踏み板、そして道路パーツの設置です。細切れの道路パーツを並べてパネルボードに接着するとのことです。

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レイアウトを縦に走る道路の中間部分はカーブしています。カーブ部分の隙間は、前号付属の軟質樹脂製の道路パーツを切り取って使用します。
しかし、はっきり細切れに途切れた道路というのは違和感があります。道路パーツごとに微妙な色合いが異なるので、何らかの改造をしたくなります。
私の場合は傾斜路を自作するので、そのついでに道路パーツも丸ごと自作した方が良さそうです。

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結局、38号のパーツで使用できたのは、踏み板だけでした。自作傾斜路の取り付け時にアクアリンカーを用いて枕木に接着しようと思います。
道路パーツの自作は後日実施するので、今回の作業はこれで終了となってしまいました。

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ジオラマグレードアップ講座は、引き続き私が、昨年11月に編集部で作成してきた電飾シリーズです。6号に付属してきた里山交通バスにLEDを仕込み、ヘッドライトとテールランプに光ファイバーを取り付けて導光して点灯させるという作業です。文章容量の関係で冊子本文に記載されなかったようなことも補足したいと思います。

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私は6号は2冊入手したので、電飾バスは2台作成しています。
左側が、38号に掲載されているバスと同じ作成方法のテストショット、右側が改良版です。内部光源が、テストショットは冊子解説と同じ3mmの砲弾型白色LED、改良版は3mmのチップLEDなので、ライトの輝度に差があります。また、LEDの遮光の度合いが異なるのでバスの車内の明るさがかなり違います。改良版は、しっかりとLEDの周りにアルミテープを貼って遮光しています。

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わかり難いですが、改良版には運転手のフィギュアが入っています。バスの車内灯はあまり明るいと不自然なので抑えてあります。
ヘッドライトの光ファイバーは、どちらも直径1mmタイプです。

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テールランプの光ファイバーは、どちらも0.5mmのものを使用しています。
本文記載にはヘッドライトは0.5mm、テールランプは0.3mmとありますが、実は冊子の作例も1mm、0.5mmで作成されています。光ファイバーは細い方が曲げに強くて加工が楽ですが、断面積が少ない分、暗くなります。ヘッドライトの光ファイバーはあまり曲げないので、1mmタイプでも大丈夫です。

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前後とドア上の行灯式の行先表示も電飾すれば楽しそうですが、実施しておりません。

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作業の補足として、光ファイバーをライト部の穴に差し込んだら、ボディの内側から瞬間接着剤で固定しておく必要があります。また、LEDに近づける側の光ファイバーの端は、揃えてから鋭利なデザインナイフで揃えてカットした方が楽です。また、テストショットは冊子記載の通り車内パーツを省いて製作してありますが、車内パーツを使っても電飾化できます。床側の遮光処理が楽になります。

2台にLEDを入れたものの、道路容量が少ないので、バスは1台しか設置できません。テストショットの方は諦めて保管し、次のレイアウトの機会を待ちたいと思います。

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今回、50号までの応募券を送ったらプレゼントされる車両の仕様決定の連絡がありました。里山交通キハ2001形と称する、ライトと車内灯が光るTOMIX製オリジナル車両です。基本はキハ130形となっています。
上半分がクリーム色、下半分が茶色に塗り分けられた車体色は、創刊号にて予告されていたものと同様です。

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上は創刊号の予告写真、そして下は38号での仕様報告です。
創刊号の写真では、ツートンカラーの塗り分けの間に赤い線が入っていましたが、今回の写真では単純な2色塗り分けになってしまいました。アンテナやサボ掛け、方向幕等の細かいディティールパーツが省略されていることが確認できますが、どうなるのでしょうか。

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ベースとなったTOMIX製のキハ130形との比較です。おでこのライトが無いことや、天井にエアコンが加えられたこと等が異なります。
平成時代に生まれた車両なので、モノコックの近代型車両の特徴がはっきりと現れています。昭和時代をイメージした鉄道模型少年時代のレイアウトにマッチするかどうかはわかりません。しかもスノープローを装着しているので、夏場の情景にそぐいませんし、路線が雪の降る地方に限定されてしまいます。細かいことを気にせずに、純粋に電飾車両を楽しむことにしたいと思います。部屋を暗くすれば、新型車両であることは目立たないものです。

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次号、第39号の付属品は、バラスト2種です。ブラウンとグレーが付属するとの事です。
線路の道床の周りにはブラウン中心に、そして線路の周りに加えて小道や川原の砂利にはグレーを使用するとの事です。

また、ジオラマグレードアップ講座ではLEDを発光させるための電源装置の作成です。CRDを使用して電流を制御する方式です。

その後、40号からは4号続けて神社のパーツが配布されます。レイアウト造りに於いて、バラストの撒布はターニングポイントでもあります。それを越えて、いよいよ大型ストラクチャーを配置していきます。

前回はこちら
里山駅入り口には裸電球の照明

次回はこちら
パッチワーク道路からの脱出!アスファルト道路の自作作戦

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2010年5月26日 (水)

「週刊零戦をつくる」第39号 地味な小パーツ組み立て

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第39号です。

割と地味な小パーツの組立作業が続いています。だんだんパーツも小出しになってきました。
パーツの塗装があるので、今日だけでは39号の組立てを終える事ができません。塗料の乾燥待ちの段階まで作業を進めようと思います。

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今回のパーツは、右翼内部の小骨やフラップ隔壁、胴体フレーム内のボンベ、機銃の残りパーツなど多岐に亘ります。ボンベ以外は左翼で行った作業ばかりです。

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部品の一覧です。
小骨(23番)、小骨(24番)、ボンベ(a)、ボンベ(b)、20mm機銃(バー)、ボンベコック、20mm機銃(弾倉の蓋)、20mm機銃(弾倉)、フラップ隔壁(右翼)です。

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今回の作業は、右翼内部の小骨2本に補強材を取り付け、フラップ隔壁の仮組みを行います。そして胴体フレーム内部にボンベを取り付け、右翼内部に取り付ける20mm機銃を組み立てて作業終了です。
パーツの塗装、及び機銃パーツの黒染め作業を行う予定です。

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右翼の小骨の23番と24番に補強材を取り付けます。
だんだん補強材の長さも短くなってきました。特に、丸パイプの3mmなんて、気をつけないと全てヤットコでぺちゃんこに潰してしまいそうです。

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補強材を切り分けたら、小骨の番号刻印部分を切除してスタンバイです。

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ブラシ付き瞬間接着剤でサッサと貼り付けます。
多少、接着剤が白化してもメタルプライマーを塗布すれば透明になるので気にしません。
小骨の補強材取り付け作業、特にコの字材お扱いは面倒な作業でしたが、補強材取り付けを行う小骨は、あとは25番を残すのみとなりました。

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小骨とフラップ隔壁、ボンベ、ボンベコックにメタルプライマーを塗布します。
機銃パーツには、ガンブルーで黒染め処理を行うのでメタルプライマーは塗りません。避けておきます。

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今回付属の機銃パーツを、38号の機銃の薬莢排出部と共に亜鉛用のガンブルーに漬け込みます。
ガンブルーを扱う際にはゴム手袋が必須です。

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すぐに反応が始まって、パーツの周囲に緑青のような緑色の染みが広がっていきます。緑色だったガンブルー液が、だんだん青くなっていきます。
気が付いたときにピンセットでパーツを裏返したりしながら丸一日漬け込みます。

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メタルプライマーを塗ってから1時間ほど乾燥させた後、小骨とフラップ隔壁、ボンベの土台部分に青竹色を塗ります。

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ボンベにセミグロスブラックを塗ります。
ボンベの土台部分と塗り分けを行い、今日の作業は終了です。このまま丸一日、塗料を乾燥させようかと思います。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第38号の燃料タンクの組み立て

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第39号の組み立て 黒染め20mm機銃がソソる!

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2010年5月25日 (火)

「週刊零戦をつくる」第38号の燃料タンクの組み立て

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。

昨日に引き続き、塗料が乾燥した38号のパーツの組立作業を行いました。39号も同時に到着していますが、今日は手を付けられませんでした。

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右翼内の燃料タンク下側と燃料タンク土台に塗った青竹色塗料を丸一日乾燥させたので、今日はタンクを完成させます。左翼タンクにて行った作業ばかりで新鮮味がありませんが、接着面が狭いので、タンクの合わせ目がずれやすく、結構面倒な作業です。

38号のタンク下側、タンク土台と共に、前号のタンク上側、及び右翼の4番と5番の小骨を用意します。

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本文の解説ではタンクを上下接着してからの塗装指示でしたが、私は塗ってから接着することにしました。小骨が差し込まれるタンク側面の切り込み部分の塗料をやすりで落とします。これをやっておかないと、小骨を曲げてしまうことがあります。左翼での失敗経験を活かします。

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タンクの上下をゼリー状瞬間接着剤で接着します。
タンクのパーツは素材が薄いので、満足な接着面が得られません。また、軟らかい素材なので、力が加わったらすぐに歪みます。歪んでいると隙間が開きます。
接合面がピッタリ合うことを確認したら、一気に接着します。

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タンク土台を取り付ける位置の目印を付ける為に、4番の小骨をタンク上側から中央に近い方の切り込みに差し込みます。

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タンクを裏返し、小骨の場所に定規を当ててカッターナイフで目印となる筋を入れます。

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続いて、5番の小骨も差し込んでから目印の筋を付けます。大切に扱わないと、タンクが凹んでしまいそうです。

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タンク土台を取り付けます。
土台は全て長さが異なります。右側から長い順に接着します。幅の狭い方が手前に来るということです。

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まずは、1番、2番、5番の土台の接着です。これも接着面が僅かなので、慎重に貼らないとズレます・・・。

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先程、目印の筋を付けた箇所に、3番、4番の土台を接着し、手前の土台の切り口部分を青竹色塗料で色入れします。これで38号の作業は終了です。

軽い作業と思っていましたが、思いのほか時間を要して39号の作業までは行えませんでした。

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次回、39号のパーツは、右翼の小骨やフラップ隔壁、機銃の残りパーツ、ボンベなどの小パーツです。右翼の小骨やフラップ、ボンベは塗装が必要ですし、機銃のパーツはガンブルーでの黒染め処理を行う予定です。明日着手出来そうながらも、作業終了は週末に掛かりそうです。まあ、次回の配布は再来週なので急ぐことはありません。

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「週刊零戦をつくる」第38号 要目票の訂正版も届きました

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第39号 地味な小パーツ組み立て

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2010年5月24日 (月)

「週刊零戦をつくる」第38号 要目票の訂正版も届きました

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第38号です。

デアゴスティーにからの到着が、このところ奇数号の店頭販売日か翌日になっていましたが、今回は一日早く39号と共に到着しました。書店予約購入組に比べて常に1週間程度遅れるので、着荷日に神経質になる必要はありませんが、一日でも早く手に出来ると気持ちよいものです。

但し、今回も塗装作業があるので、作業は途中までとなってしまいました。

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38号、39号共にペラペラのパッケージでした。
今回、二つのパッケージに挟まって、全員プレゼントの要目票スタンドの正しい表記のプレートが入っていました。存在をすっかり忘れていましたが、そういえば20号までの購読者の全員プレゼントの要目票のカンマとピリオドが間違っていたことを思い出しました。

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お知らせ文書と共に、プレート部分のみ封筒に入れられています。文書中には、表記誤り箇所の説明があります。全幅、全長、プロペラ直径、潤滑油容量、射撃兵装の5箇所の数値の,(カンマ)と.(ピリオド)が入れ替わっていたとの記載です。かなり杜撰な間違いです。

最初のプレートの表記の通り、全幅12,000m、全長8,976mの巨大戦闘機をたくさん作る技術力があったら、戦争は楽勝だったかもしれません。あまりに巨大で、戦闘機というよりもマクロスみたいです。つくづく、誤記載であったことが残念です。

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入っていたのは、要目票のプレート部分のみです。スタンドは先に送られていた間違い分のものを使用します。出来れば、全長、全幅などは数区切りはカンマのままで、単位を(m)から(mm)に訂正してくれた方が良かったと思いますが、その場合はフォントの大きさや枠線の変更が必要です。最も簡単な方法で訂正したことが判ります。

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スタンドのアクリルには、4本のマイナスネジとナットで取り付けられています。早速、交換したいと思います。

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マイナスドライバーを用意し、間違った方のプレートの4隅のネジを外してプレートを取り外します。

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今回届いたプレートをスタンドに固定して作業終了です。5分の作業です。

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取り外したプレートを見ると、金属板が2枚重ねであることが判ります。印刷してあるのは薄いプレートで、補強と質感アップのためにもう一枚重ねて接着されています。

デアゴスティーニさんからの直販の購読者には、通常配送に同梱といった形で届きました。書店予約購読の方にも無事届いているのでしょうか。届いていない場合は、電話かメールすれば、多分すぐに対応してくれると思います。

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今回のパーツは、右翼の燃料タンクや機銃パーツなどです。
ホワイトメタルの成型パーツは魅力的ながら、パーツを小出しにしすぎの感があります。

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部品の一覧です。
燃料タンク(右翼下側)、20mm機銃(薬きょう排出部)、燃料タンク(右翼)の土台です。

燃料タンクは、前号の上側と合わせての使用です。燃料タンク土台のパーツは、27号の左翼側のパーツと同じものが付属しています。下側の丸いパーツは胴体フレームに取り付けるシャフトの留め具でしたが、今回は使用しません。保管する必要も無いとの事です。

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今回の作業は、燃料タンクの上下を接着してから4つの土台パーツを接着し、20mm機銃の薬莢排出部分と機銃本体部分とを組み合わせるというものです。
それぞれ塗装が必要となります。今日の様な雨降りでは乾燥に時間が掛かります。とりあえず、塗料を塗る時点までの作業としておきます。

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燃料タンク下側と、燃料タンク土台のパーツにメタルプライマーを塗ります。
機銃パーツは、後日39号付属の機銃パーツと共にガンブルーで黒染め処理を行う予定なので、メタルプライマーは塗布しません。

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1時間程乾燥させた後、青竹色で塗装します。
今日は湿っぽく、塗料の乾燥に時間が掛かります。38号の作業自体は大した内容では無いのですが、乾かなければ組み立てられません。続きの作業は明日行いたいと思います。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」20mm機銃はやっぱりガンブルーで黒染めしたい!

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第38号の燃料タンクの組み立て

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2010年5月23日 (日)

里山駅入り口には裸電球の照明

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

駅のボードへの固定の前に、電飾の仕上げ作業を行っています。

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前回、ホームへの電灯の設置を行い、右側の方に白熱電球の電灯によるハイライトができました。
続いては、駅舎の入り口部分への電灯設置です。駅の待合室の照明が外に漏れ出てきてはいますが、上から照らす灯りが欲しいものです。庇の下に電灯を取り付けようと思います。

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取り付ける電球の形状は、以前にかやぶき農家の入り口に取り付けた傘付きの裸電球のようなものとなります。1.6mm幅のチップLEDを使用します。電灯の傘は、極薄のプラ板です。

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プラ板にLEDを取り付けた後、遮光のためにLEDの発光面以外をラッカー系塗料のブラックで塗装します。塗り漏れがあると光が漏れるので、LEDテスターで点灯確認しながら重ね塗りします。

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ブラックが乾いたら、LEDの発光面をラッカー系塗料のクリアーイエローで塗ります。
クリアーイエローは多少厚塗りしても十分にLEDの光を通すので、盛り付けるように塗ってもOKです。

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電灯の傘の上部や発光面以外の内側を、エナメル系塗料のクロームシルバーで塗装します。エナメル系塗料でなくてもアクリル系塗料でもOKです。
エナメル系塗料は、乾燥するのに時間を要するので1時間ほど放置します。

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駅舎の入り口部分の庇の下と、支柱の間に配線を通します。電灯は少々オーバースケールですが、まあ模型なのでメリハリが付いても良いでしょう。

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駅舎の内側に配線を通していきます。駅舎の照明と同じ穴から下に通すという計画です。

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庇に隠れた入り口面の壁には、配線を通す穴をあけています。

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庇の下面に接着して設置完了です。
昨日取り付けたホームの電灯と直列接続しておきます。

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駅舎とホームの電灯、そして入り口の電灯を同時に点灯実験します。贅沢にも駅だけで5つのLEDを使用しました。今回のシリーズが建物が少ないのですが、LEDはふんだんに使用しています。最終的に使用するLEDの数は全部でどのくらいになるのか、まだ想像がつきません。

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駅の入り口部分が明るくなりました。
ジオラマグレードアップ講座の作例では、ホームの左右に街灯を立てて明るくしていますが、私自身の作例は、少々変化を持たせて見ました。

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電飾の取り付けが完了したので、いよいよ駅をパネルボードに接着します。接着剤はアクアリンカーです。

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入り口及びホーム端の階段も接着したら、早速点灯実験です。
駅舎の灯り、入り口の電灯、ホームの電灯、そして車両の前照灯、踏切の赤い点滅のコントラストがたまりません。今夜はこれで一杯飲めます。電飾してよかったと思う瞬間です。

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車両の方向が換わって、警笛を鳴らしてディーゼルカーは里山駅を発車していくという光景です。フィギュアを設置したら、駅の雰囲気はますます盛り上がるでしょう。

39号のバラスト散布の前に、線路周りのものを設置しなければ、と思って急いで駅の電飾を仕上げました。しかし、パネルボードの記載をよく見ると、駅前旅館の部分がバラストと干渉します。どうやって避ける指示をするのか、解説を待ちたいと思います。

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里山駅のホームを明るく!

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「鉄道模型少年時代」第38号 後半戦に突入です

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2010年5月22日 (土)

里山駅のホームを明るく!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

この先の39号でのバラストの散布に備えて、駅をパネルボードに固定する必要性が出てきました。そのため、駅舎やホームに電飾を追加する小作業を行い、駅を仕上げる作業に掛かりました。

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37号のジオラマグレードアップ講座にて、駅舎にLEDを追加するテクニックの紹介がありました。そして14ページの写真では駅舎だけでなく、ホームにも2つの電灯が追加されています。36号で紹介した道路設置用の街灯そのまま使用していますが、これでかなり夜景の雰囲気が盛り上がるようになります。

本文記事の取材にて、編集部で電飾のテクニックについて打ち合わせている時にはホームの電灯についてはアイデアを出している段階で時間切れとなっています。この街灯は後日、編集部の方々にて追加作業をされた分です。41号でのホームへの設置方法説明が楽しみです。

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さて、私もホームに電灯を立てたいと思います。左右二つで無く、とりあえずは右側の駅名標の側に1本だけ設置します。

手元には、以前作成した街灯があるのでそのまま使用します。これは、3号に付属してきた予備の街灯の形状を模して作成したものです。1.6mm幅の白色チップLEDを使用し、発光面をクリアイエローで塗色して白熱電球の雰囲気を出しています。

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電灯を設置するホームの駅名票の右隣に、1.6mmドリルで穴をあけます。電灯の支柱の直径は1.5mmですが、塗装してあるので少しだけ大きな穴をあけないと入りません。

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配線をホームの下に通してから電灯の支柱を差し込みます。

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高さを調節してから、ホームの裏側から接着剤で固定します。垂直に立てないと格好悪くなるので、何度も確認して調節します。

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LEDテスターで点灯確認です。
これでホームの右側も明るくなります。また、駅舎の照明とは若干色合いが異なるので、良いアクセントになるかと思います。

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駅舎の灯りも灯します。
LEDを設置すると、いつもこの点灯テストの際にはワクワクします。

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ホームの左側には電灯を設置しない予定です。しかし、駅舎の入り口部分上部が暗いのが気になります。
待合室の明かりが階段部分まで漏れてはいるのですが、上から照らす灯りが欲しいと思います。

庇の下に取り付ける形で、電灯の設置を行いたいと思います。それが完了して、駅舎の電飾は完了することになります。

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水車をゆっくり回すのは意外と面倒

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里山駅入り口には裸電球の照明

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2010年5月21日 (金)

水車をゆっくり回すのは意外と面倒

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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このシリーズはレイアウトの右手前に川が流れています。その川原に水車を配置しようと計画しています。シリーズには水車小屋は付属しませんので、さんけいの「みにちゅあーとプチ」シリーズの水車小屋を活用し、内部にタミヤのミニモーター低速ギヤボックスを加えて水車回転の仕組みを作りました。

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水車はできるだけゆっくり回って欲しいものです。
仕込んだギアボックスは、「低速ギアボックス」の名前の通り、かなりモーターの回転を減速させる構造です。しかし、写真のニッケル水素電池1本の1.2V程度の低圧でしか満足な回転速度が得られません。3V程度だと早く回りすぎるのです。

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そのままニッケル水素電池を回転の電源に使用すれば回転速度については問題ありません。しかし、LEDの電飾にはACアダプタの電源を使用するので、スマートにそこから分岐させて使いたいものです。

電飾に使用する12Vから電圧を下げるのに使用するのが、写真の三端子レギュレータです。3Vや2.2Vで失敗した後、更に1.5Vと1.2Vのものを見つけて購入しています。しかし、1.5Vでも回転が速すぎ、1.2Vのタイプは出力100mAと電流量が少なすぎてモーターが回転しません。

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いくつも失敗を繰り返してから見つけたのが、この可変電源キットです。基板の中の半固定抵抗を回転させることにより、1.2Vから32Vまで出力電圧が変えられるというものです。入力電圧を上回る電圧は出せませんが、今回は最低電圧の1.2Vが取り出せればよいので問題ありません。

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基板と三端子レギュレータ、半固定抵抗、固定抵抗、そしてコンデンサ2個のシンプルな回路です。一応、説明書が付属しています。

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基板には、各パーツの位置が書いてあるので、付属の簡単な説明書程度でも組み立てることができます。黒くて四角いパーツは、放熱用のヒートシンクです。

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説明書を見ても良く判らなかったので、基板の表記を参考にパーツを半田付けします。さらに電圧を安定させるためにはオプションのパーツを取り付けるようなのですが、そんなにシビアな調節は要らないので、付属パーツのみで組みます。入力と出力のケーブルは付属していないので、手持ちの赤黒ケーブルを取り付けました。

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基板右側のケーブルがプラスとマイナスの入力、基板下側のケーブルが出力です。
基板左下の半固定抵抗を、プラスドライバーで回転させると出力電圧を変えることが出来ます。

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12VのACアダプタを入力側に接続し、出力電圧を計測します。まずは一番左側に絞り込んだ状態です。出力電圧は1.24Vで安定しています。

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最も右側に回して最高電圧を出力します。
電圧は11.2V。ACアダプタが出力する12Vからは僅かな減損だけで済んでいます。効率の良い電源ユニットです。

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最低電圧の1.24Vにして、水車の回転実験です。
ニッケル水素電池1本の時と、ほぼ同じ速度での回転速度が得られました。電飾の電源と共用して水車を回転させる見通しが立ちました。

回転実験の動画です。

水の流れはありませんが、水車はゆっくり回っています。

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邪魔になるのが、この巨大な黒いヒートシンクです。このままでは土台のボードの裏側に収納できません。
三端子レギュレータは発熱するので、放熱の仕組みが必要です。しかしLEDを灯したり、小さなモーターを回すくらいならば僅かな電流しか流れないので、こんな大げさなもので放熱する必要は無いかと思います。取り外して実験し、様子を見たいものです。

自由に電圧が変えられるこの電源ユニット、他にも応用が利きそうです。

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「鉄道模型少年時代」第37号 そろそろ折り返し点です

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里山駅のホームを明るく!

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2010年5月20日 (木)

「鉄道模型少年時代」第37号 そろそろ折り返し点です

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第37号です。

このところ、電子工作にはまってしまってアレコレ作っています。このレイアウトに設置して遊べそうなギミックを物色していますが、設置場所に限りがあるので厳選中です。川辺で回転する水車と、サイレンを鳴らして前後の回転灯が交互点滅する救急車で決まりそうな様子です。

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今回の付属品は、道路 小踏切 柵などの小パーツです。規定のストラクチャー箱に収められています。中にはこのシリーズのオリジナルパーツもあります。

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パーツ一覧です。
柵×15、傾斜路(レール外側)、傾斜路(レール内側)、踏み板、踏切標識×2、道路(短)×3、やわらかい素材の道路です。
39号にはバラストの撒布が始まるので、線路周りの小物は設置しておく必要があるために、色々と詰め込んだのだと思います。地味なパーツながら、今回のようなアクセサリーの設置は楽しいものです。

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道路パーツの3つは、通常のジオコレの道路パーツの直線部分です。材質は硬質樹脂です。
しかし、1つは道路表面は同じような風合いながら、軟質の樹脂のために、くにゃりと曲がります。川辺や神社の高台側面に貼り付けた石垣パーツと同様の柔らかさです。カットして使用するのに適しています。形状は同じなのに、市販品に無いオリジナルのパーツといえます。

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小踏切パーツ一式です。レイアウト手前右側の、農家の横に設置されます。
遮断機や警報機が無い、最も簡単なタイプの踏切です。ギミックを仕掛けなくてもよいので、ちょっとホッとしています。

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この小踏切の踏切標識は、TOMYTECの情景小物001の踏切パーツに入っている小踏切のものと同一です。しかし、設置場所は急カーブの途中です。傾斜路や踏み板はこのシリーズオリジナルの形状となっています。
バラストの撒布前に、踏切周りのものを取り付けておく必要があるために、このタイミングでの踏切配布となったかと思われます。

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柵パーツです。
前作の「昭和の鉄道模型をつくる」に使用されていたものと同様であり、また、TOMYTECの情景コレクションの「柵・石垣」として市販されています。少々崩れかかった木柵をイメージしています。情景コレクションのセットには9本しか入っていませんが、今回はドーンと15本付属しています。内、2本は予備パーツとのことです。

この柵の使用については、賛否両論あろうかと思います。台座が目立ちすぎる上に、全て直線なので、取って付けたような情景になる恐れがあるからです。
私自身はこのパーツは結構気に入っているので、そのまま使用する予定です。台座はパウダーで隠す予定です。

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今回は、道路パーツと小踏切の傾斜路と踏み板を設置し、柵も取り付ける作業指示です。

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踏切と柵は取り付けますが、道路は次号の手前のカーブ部分の踏切の傾斜路と合わせないと設置が困難です。道路は次回以降に取り付けします。
カーブ部分の隙間は、今回付属の軟質樹脂の道路パーツを切り出して使用するのでしょう。

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小踏切は、今取り付けても問題無さそうです。傾斜路と踏み板をアクアリンカーでパネルボードに接着します。

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こんな急カーブにある踏切なのに、警報機も遮断機も無い危険な第4種踏切です。私としては、何のギミックも仕込まなくて良いので助かりますが、実際にこんな踏切があったら運転手はヒヤヒヤものでしょう。
踏切標識は壊れ易いので、もっと後の取り付け作業との指示です。でも、39号のバラスト撒布までに取り付けておいた方が良いかと思います。

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15本の柵パーツの内、予備2本を除いて13本を一気に貼り付けます。引き続き、多目的ボンドのアクアリンカーを使用します。台座が大きいのは、接着の際には助かります。

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パネルボードの指示通り、柵パーツを取り付けます。ボード奥の部分にもう1本予備の柵をカットして設置し、連続させたい気分ですが、今のところは指示通りにしておきます。

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レイアウト手前部分も柵が連続しておらず、取って付けたような雰囲気です。しかし、パウダーを撒布していくと、意外と非連続性は目立たなくなるものです。

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ジオラマグレードアップ講座では、前回に引き続き、LEDの設置工作です。今回は駅舎へのLED設置です。内容は昨年11月に編集部にて実施した作業のために、私の署名を入れていただいています。
このシリーズオリジナルでも、駅舎の中央の駅事務所にLEDの電飾が入る予定です。しかし、左の待合室や、右の便所は暗いままです。側壁をカットして中央のLEDの光を左右に届かせる方法が前に紹介されていましたが、今回はLEDを追加する方法です。

14ページの見本の駅舎は、ホームの左右に街灯も加えられていてとても賑やかです。

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17ページの完成写真を見ると、待合室や便所から豪快に光が漏れています。それぞれの室にLEDを設置すると、この漏れる光が楽しめます。
本文では、シリーズ付属のLEDと同時に今回設置したLED2個を発光させるといった方法が書かれていますが、この写真は3個ともオリジナル設置のLEDのものかと思われます。オリジナルを使用すると、駅事務所のみオレンジ色に光るという変化が楽しめるかもしれません。

尚、39号や41号で紹介されるという、CRD(定電流ダイオード)を使用した電源作成方法では、12V電源を使用した場合、3個のLEDを直列接続できます。
今回、2つのLEDの直結にとどまったのは、編集部でLEDテスターを使用して点灯実験した際に、2つまでは明るく灯ったものの、3つだと電圧不足が生じたから、ということもあるかと思います。

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次号、第38号の付属品は、カーブ用踏切です。レイアウト手前部分の遮断機付きの踏切となります。
踏切警報機は情景コレクションのものと同じものですが、傾斜路は市販品ではなく、このシリーズオリジナルのものです。次回のパーツが来ると、レイアウトを縦に走る道路を一気に設置することが出来ると思います。
そして、ジオラマグレードアップ講座では、6号に付属してきた里山交通バスにLEDを仕込み、ヘッドライトとテールランプに光ファイバーを取り付けて導光して点灯させるという作業です。他に設置する小さな車と異なり、ボディの大きさに余裕があるバスは、光ファイバー設置の際の格好の練習台となります。

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私の場合、踏切はTOMIXのTCS自動踏切セットを設置しているので、次回の踏切警報機は使用しません。また、自動踏切ユニットをボードに埋め込んだので、遮断棒の高さが低くなっています。付属のオリジナルの傾斜路が使用できないかもしれません。その際は、同一形状で路面の低い傾斜路を自作する必要があります。

その次の39号では、いよいよバラスト撒布です。バラストは、通常では撒いてから木工用ボンド水溶液で固着させるのですが、踏切センサーや踏切パーツに浸透して動作不良を来す可能性があります。部位に応じて、ヤマト糊セメントを使用する方法も取っていく予定です。

全75号のこのシリーズ、今回の37号と次回の38号とで中間の折り返し点となります。長丁場と思っていましたが、半分までは意外と早く感じています。

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照明&サウンドメカユニット魔改造!配線組み換えとスイッチ増設

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水車をゆっくり回すのは意外と面倒

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2010年5月19日 (水)

照明&サウンドメカユニット魔改造!配線組み換えとスイッチ増設

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

このシリーズは、建物や露店の照明が灯ったり、5種類のオリジナル効果音を発したりして、音と光の演出がなされていることが大きな特徴です。それらのギミックは、33号付属の照明&サウンドメカユニット(以下メカユニット)と称するリモコンによって操作することになります。

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照明については、私は独自のシステムを使用することになりますが、サウンドは既存のものを使用します。ただ、ボリュームコントロールが無かったために、メカユニットの右側にボリューム抵抗を取り付けて音量調節を行えるように改造しています。

ただ、独自の照明システムを作成しますが、スイッチコントロールはこのメカユニットを使う予定です。内部の配線を入れ替えて、スタイルを大きく損ねずに機能アップを図りたいと思います。

今回の改造ポイントは以下の通りです。

1.乾電池だけでなく、照明用のACアダプタから分岐させた電源を使用できるようにする。
2.使用しない照明用の3つのジャックを、照明スイッチ等の他の用途に転用する。
3.照明以外の目的のギミックのスイッチを二つ増設する。

当然ですが、メカユニットの改造は自己責任です。電子回路なので、分解して故障する恐れがあります。

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メカユニットの上面には、4つのジャックがあります。右からスピーカー、建物照明、露店照明(2個)です。
この内、私がそのまま使用するのは、一番右側のスピーカーのジャックだけです。その他のものは、他の用途に転用します。また、電源用のジャックを一つ増設する予定です。

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メカユニット正面上部のスイッチは、照明用のスイッチです。建物照明、露店照明のON-OFFを切替えます。
このスイッチは場所はそのままに、私の作成する独自の照明システムのON-OFFスイッチに使用したいと思います。内部の配線を少々入れ替えます。

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早速、裏面のネジ3本を外して分解です。
既に、丸印の照明スイッチの配線部分を取り外した状態です。

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丸印の4箇所の配線は、それぞれ建物照明、及び露店照明の出力部分と照明スイッチ配線なので、私は使用しません。基板の部分から切断したいと思います。一番左側のスピーカー出力だけはそのまま温存します。

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ちょっともったいない感じがしますが、コードを根元から切断します。ジャック部分は他の用途に転用するので、破損しないように留意して取り扱います。

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外部からの電源入力用のジャックを増設します。
このメカユニットに使用されているものと全く同一形状の汎用のリード線付コネクタを、大須の第一アメ横1階奥のアイテクさんで購入してきました。色は赤色しか無かったので、間違えて接続しないように気をつけなければなりません。

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メカユニット上面の中央部に穴を開け、コネクタを接続して電源入力ジャックとします。
他のジャックと縦位置が異なりますが、これはこの位置にしないと照明スイッチの配線部分と干渉するからです。

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基板の赤丸印の右側がプラスの入力、左側がマイナスの入力部分です。電池ボックスからの配線と合わせて半田付けします。実験段階である今のところは、電池ボックスと併用できるようになっていますが、いずれ照明システムから分岐した外部電源から供給していくことになります。

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メカユニット正面上部の照明スイッチには、先程切断した建物照明用ジャック用のコネクタ配線を接続します。このスイッチを操作して、オリジナルの照明システムを制御するという作戦です。スイッチをONにするとジャック部分の配線が通電するという仕組みです。

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メカユニットの右側面に、照明以外の他のギミックのスイッチを二つ増設します。
小型のプッシュスイッチを二つ用意しました。このスイッチはロック付きであり、1回押すとスイッチが入り、もう一回押すとスイッチが切れるタイプのものです。ボリュームコントロールのつまみとマッチしそうな、アルミ製のスイッチカバーも買ってきました。

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先程、基板から取り外した露店照明用のジャックとスイッチとを接続します。1つは少しケーブルを延長しておきます。

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スイッチのカバーを接着して準備完了です。

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メカユニット右側面のボリュームつまみの上下に丁度良いスペースがあるので、スイッチ部分の穴をあけて接着します。

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メカユニット上部の白いジャックがスイッチと連動しています。照明以外の二つのギミックの操作がこのスイッチで出来ることになります。
基板を固定し、配線をまとめたら、ケースを閉じます。

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外観上では、ケースの右側面のスイッチが二つ増設されました。それぞれ何のギミックに割り振るのかは決めていません。決まったら、図解シールを作成して貼ろうと思います。

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ボリュームつまみを中心とすると、少々配置のバランスが悪いですが、内部のスペースをギリギリまで使用しての結果なので、美観的なものは妥協します。

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メカユニット上部には、中央部に外部からの給電ジャックが増設されました。下にずれているのは先述したとおり、照明スイッチの配線部分との干渉を避けるためです。

①のスピーカーのジャックはそのままスピーカー出力です。ボリュームコントロールできます。

②のジャックは、レイアウトの照明のON-OFF用です。

③は、オリジナルの照明システムの12V電源から枝分かれさせて3.3Vに降圧したものを接続する外部電源ジャックです。このメカユニットのサウンドジェネレータの電源となります。

④は、右側面上部のスイッチ連動ジャックです。スイッチを押したら通電し、もう一度押すと切断します。

⑤は、右側面下部のスイッチ連動ジャックです。

完成時には、表示シールを作成して貼ろうと思います。特に、②と③は同じ赤色なので、間違えて接続しないように表示を考えたいと思います。

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二つのスイッチを右側面に集中させたのは、左手でメカユニットを持って操作するためです。左手親指で5種類のサウンドボタンを押し、人差し指、中指、薬指でプッシュボタンとボリューム調節を行えます。
右手はコントローラーを操作しているという設定です。別個のスイッチボックスを作成してもよかったのですが、シリーズ付属のものに手を加えて使用するというお遊び部分となりました。

まだまだジオラマ側の電飾やギミックが出来ていませんが、操作部分だけは先に完成したことになります。
予定しているギミックは、水車の回転や救急車の赤色灯やサウンドですが、まだ何か思いつくかもしれません。

前回はこちら
点発珍GTの点滅間隔を調節する

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第37号 そろそろ折り返し点です

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2010年5月18日 (火)

点発珍GTの点滅間隔を調節する

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。救急車の天井の赤色灯を交互点滅させて遊ぶ番外編です。まだまだ電子工作で遊んでいます。

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前回までに、効果音まで動員して遊んでいるカーコレの救急車ですが、まだ点滅間隔も含めてギミックの決定版が出来ていません。また、レイアウトに設置するかどうかも実は決めていません。ひょっとして使用しないかもしれませんが、アレコレ遊ぶのに良い材料ではあります。現在、ワンダーキットの「点発珍GT」を使用して、天井の赤色灯を前後交互に点滅させることにより、回転の表現の代わりとしています。

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この点発珍GTというキット、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」の踏切の警報機の点滅に使用したものの予備分です。回路も単純で動きも楽しく、電子工作の初心者向けには絶好のキットです。

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踏切に使用するには絶好のタイミングで交互点滅しますが、救急車に使用するにはちょっとゆっくりな気がします。本来、前後それぞれの赤色灯を回転させるのですが、モノが小さいので点滅で代用しようという作戦なのに、あまりにゆっくり点滅していては興醒めです。

点発珍GTを使用して前後の赤色灯を交互点滅させている光景の動画です。

約1秒の間隔が初期状態です。
パッパッと気持ちよく前後入れ替わるのは良いのですが、救急車の緊急性が無く、ゆったりした感じです。

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点発珍GTの説明書にも記載されており、カズキさんをはじめ皆さんにお教え頂いたとおり、抵抗とコンデンサを変更して点滅間隔を調整したいと思います。

写真の①と②の所には、それぞれ220KΩの抵抗が使用されています。

③と④には、10μFのコンデンサが使用されています。

まず、③と④の10μFコンデンサを1~4.7μFのコンデンサに交換します。

①と②の220KΩの抵抗は、47KΩ程度のものに交換すれば、使用電圧も下げられるとの事です。

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コンデンサや抵抗は安価なパーツなので、何かと溜まっているものです。私の道具箱からも、他のキットや工作で使用しなかったものが出てきました。
コンデンサは3.3μF、抵抗は47KΩです。本来は片方ずつ交換して実験していくのでしょうが、降圧と点滅間隔短縮の両方を実現したいので、まずは全部交換してみます。

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一度半田付けして組み立てたパーツを基板から引き剥がすには、半田吸い取り線を使用します。細い銅線がメッシュになっているような吸い取り線を適当な長さに切ってラジオペンチで掴み、基板の半田付けの部分に密着させておいて、上から熱した半田ごてを押し付けます。吸い取り線が熱せられると、パーツを固定していた半田が吸い取り線に付着し、きれいな状態でパーツが外せることになります。

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3.3μFのコンデンサと、47KΩの抵抗を取り付け終わりました。外したパーツも失敗したときに再び取り付けるので、丁寧に保管します。

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点発珍GTの使用電圧は9Vですが、抵抗の交換で3~5V程度でも発光させられるようになるはずです。単三電池2本直列の3Vで実験します。

コンデンサと抵抗、両方交換した時の動作です。サウンドジェネレーターで、チープな音も鳴らしています。3Vなので、点発珍GTとサウンドジェネレーターの電源を共有化して並列接続しています。

うーん、点滅が早すぎて何だかわかりません。残像効果で点滅の入れ替わりがはっきりしなくなりました。
やっぱり両方交換したのは失敗かもしれません。3.3μFのコンデンサはそのままに、47KΩに交換した抵抗を、元の220KΩに戻すことにしました。

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3VではやっぱりLEDの輝度が暗いので、抵抗値を戻すと共に、電源も9V電池に戻して実験します。サウンドジェネレーターと電源共有できませんが、最終的にはACアダプタから分岐して、それぞれ3端子レギュレーターを使用して調節すれば良いでしょう。

抵抗は元のままの220KΩ、コンデンサのみ3.3μFにした時の動作の動画です。

救急車の緊急性がよく伝わってくる間隔になったように思います。点発珍GTの特徴である、パッパッと小気味よく切り替わる気持ちよさもそのままです。ようやく満足いく結果となりました。

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問題は、この面倒な回路をどうやってまとめるかと言うことです。救急車を設置する場所の近くのボード裏に収納することになるでしょうが、電源やスイッチの配線など、細かい作業をすることになるでしょう。
シリーズの終盤まで、バラバラの状態で小分け梱包して保管しておこうと思います。

前回はこちら
懲りずに効果音探し「サウンドジェネレータ6」

次回はこちら
照明&サウンドメカユニット魔改造!配線組み換えとスイッチ増設

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2010年5月17日 (月)

懲りずに効果音探し「サウンドジェネレータ6」

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。相変わらず効果音のキットを物色中の番外編です。まだ救急車のサイレン音を探しています。

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前回、大須のパーツ屋さんで求めた怪しげな4色サイレン音キットの音があまりに安っぽかったのでがっかりしていたのですが、引き続き電子効果音のキットを入手しました。懲りていません。

今回は、ワンダーキットの「サウンドジェネレータ6」というキットです。ワンダーキットといえば、以前から愛用しているLED交互点滅キットの「点発珍GT」のシリーズです。電池ボックスやスピーカーもセットになって630円という良心価格もあり、かなり期待が出来ます。

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前回の怪しげな4色サイレン音キットは基板がコンパクトだったので、鉄道模型少年時代のサウンドメカユニットに収納する可能性がありましたが、今回のキットはちょっと困難です。使用するにしても、レイアウトのボードの裏側に設置するほかありません。

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点発珍と同様、親切な説明書と共に、パーツは分散されて梱包されています。基板もしっかりしており、やっぱりワンダーキットは安心感があります。

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基板には、全てのパーツの取り付け箇所が細かく記されています。慎重に作業すれば、間違うことは無さそうです。

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パーツ数は写真の通り、少なめです。先日の4色サイレン音キットと同様、ディップスイッチでサウンドを切替える方式です。一度設置したら、音は固定したままで、気軽にサウンドを交換するという性質のものではありません。

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基板は半田の吸い付きもよく、15分程度で組み立てられる手軽さです。点発珍GTと同様、電子工作初心者にもぴったりです。
付属のスピーカーはコンパクトで狭いボード裏に設置するのにぴったりです。

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電源は単三電池2本の3Vです。電池を入れても、ディップスイッチを刺していなければサウンドは鳴りません。

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6個の端子のどれかにディップスイッチを差し入れると、一つのサウンドがずっと鳴り響きます。複数刺すと、5~6秒ずつ順番に鳴らします。6個全て刺すと、6つのサウンドが順番に鳴って賑やかです。

まず、救急車のサイレンかと思われるサウンドです。

サイレンのタイミング的には救急車と言い張れないことはありませんが・・・。
一般的な救急車のサイレンは、3度音程の繰り返しですが、このサイレンは8度、つまり1オクターブ違いの音程の繰り返しです。まだ色々と調査を続けますが、見つからなかったら候補となりそうです。
救急車の天井の赤色灯の点滅には、ワンダーキットに敬意を表して、点発珍GTを使用しました。まだ点滅間隔を調整していないので、規定値の1秒間隔です。

続いて、全てのディップスイッチを差し込んだ状態にて、6色のサウンドを順番に鳴らします。

自動車の盗難警報装置のサウンドは、この基板を使用しているものもあるのではないか、と思われるようなサウンドです。
レイアウトで採用しなくても、どこかで防犯用に使用できないか、と考えてしまいます。
大切な模型を盗まれそうになったら、この警報が鳴るって仕組みを作っても、だれも来てくれませんね・・・。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第36号 僭越ながら技術指導役を賜りました

次回はこちら
点発珍GTの点滅間隔を調節する

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2010年5月16日 (日)

「週刊零戦をつくる」20mm機銃はやっぱりガンブルーで黒染めしたい!

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。

このシリーズは現在、37号まで進んでいます。右翼の組み立てが中心となっていますが、左翼で既に行った作業の繰り返し部分が多く、新鮮味は乏しいながらも見通しが立てやすいという安心感があります。

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左翼にも組み込んだ20mm機銃パーツも、4号に亘って配布されます。36号では本体、そして37号では銃身部分です。この機銃は黒鉄色に塗装するとの指示ですが、左翼の機銃の際には亜鉛合金用の黒染液、「ガンブルー」を使用して黒染め処理を行いました。塗装よりも面倒ながら、仕上がりは上々です。

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左翼に組み込まれた20mm機銃です。
翼を組んでしまうと殆ど見えなくなってしまいます。でも、塗装したものとは一線を画する渋い仕上がりは、翼の大骨の間を透かしてみる際にも確認できます。
迷いましたが、やっぱり左右とも20mm機銃は黒染め処理を行います。

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左翼の20mm機銃の黒染めに使用したのは、模型屋さんのモデルガンコーナーに売っていた、有限会社インディの「GUN BLUE」の亜鉛用の黒染め液です。模型屋さんに見つからないときは、ゴルフ用品屋さんのウェッジ用の黒染め液でも代用できます。
しかし、黒染め液は開封後に劣化します。左翼の20mm機銃を黒染めしたのは半年前のことなので、果たして使用できるのか、36、37号で付属してきた機銃パーツを使用して実験してみたいと思います。

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黒染め液の中に機銃パーツを浸します。
液が劣化すると、酸っぱいような腐敗臭がするのですが、そういうことは無いようです。

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最初は緑青のように緑色になってから、だんだんと黒く染まっていきます。しっかりと染めるには時間を掛けなければなりません。

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ほぼ1昼夜、黒染め液に浸してから引き上げます。
どうやら、十分に染まった様子です。これから表面を磨き上げていきます。

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電動ルーターの先に真鍮ブラシを付けて、細部を磨き上げます。表面の緑青部分が剥がれて、だんだん黒光りしてきます。本物の機銃も、黒染め処理が行われていました。隠れてしまうパーツながら、小さなコダワリの部分です。

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まだ38号、39号にて機銃のパーツが配布されるので、組み立てはそれらのパーツの黒染めが終わった後になります。とりあえずは半年前の黒染め液が劣化していなかったことが証明されました。磨き上げた後は、水できれいに洗い流して保管することになります。

黒染め液は皮膚に絶対に付着しないよう、細心の注意を払う必要があります。液から引き上げて磨きを掛ける際にも、できるだけ密着式のゴム手袋を装着した方が良いと思います。指先に付いたときの皮膚の受けるダメージは、ラッカー系塗料のうすめ液の比ではありません。私も過去に、横着して何度か痛い目に遭っています。

デアゴスティーニからの直販組は、次回の配布は来週となります。しばらくは左翼で一度行った作業が中心となるので、長時間を要する大作業は無いかと思います。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第37号 久しぶりに軽い作業です

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第38号 要目票の訂正版も届きました

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2010年5月15日 (土)

グランシップトレインフェスタと静岡ホビーショー訪問。感動のカウンタック実車も!

爽やかな初夏の日差しの中、静岡市で開催されている「第49回静岡ホビーショー」と、「グランシップ トレインフェスタ」を訪れました。両方とも、15日(土)と16日(日)の2日間、一般開放され、どちらも入場料は無料です。静岡県は隣の県ながら意外と遠く、訪れるのは今年が初めてです。車で行くと駐車場に困りそうだったので、新幹線で向かいます。

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主目的はホビーショーですが、まずは東静岡駅前のグランシップで開催されているトレインフェスタに向かいます。このイベントも、「鉄道模型少年時代」の33号に掲載されるまでは知りませんでした。

静岡駅の隣の東静岡駅の南口を降りると、グランシップの威容が目に入ります。会場時間の10時には、入場を待つ多くの行列が出来ていました。

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1階から11階までの会場内にて開催されます。入場者は親子連れが多くて活発です。

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「鉄道模型少年時代」の記事通り、全国各地から鉄道模型同好の団体やクラブが集まって、レイアウトや車両を展示しています。会場の上階から、様々な巨大レイアウトを見下ろすのは圧巻です。

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こういうお祭りは、見て歩くのももちろん楽しいのですが、参加するのが非常に楽しそうに見えます。参加者同士のコミュニケーションの光景を見ていると、皆さん童心に帰って楽しんでいるようです。

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展示走行のレイアウトは、Oゲージ、HOゲージ、Nゲージなど様々です。メーカー製のきれいにまとめたモジュールレイアウトではなく、手作りの香りがたっぷりのレイアウトは見ていて楽しくなります。

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会場の片隅で、「鉄道模型少年時代」の現在までの進行度合いを忠実に再現して展示している同好会がありました。これに露店を加えれば、まさに36号まで終了した段階のものとなります。思わずニヤリとさせていただきました。

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屋外会場では、ライブスチームの運転も行われていました。巨大模型が煙を吐きながら走り、石炭の燃える香りが漂います。

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朝の段階では、ライブスチームは慣らし運転の段階で、お子様たちを乗せていたのはバッテリーで走る電気機関車でした。でも、慣らし運転中の楽しそうなこと!

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会場内では本格的ライブスチームだけでなく、きかんしゃトーマスも子供たちを乗せて走っています。こちらは大きくて、遊園地の豆汽車くらいの存在感があります。何故か、トビーのテーマが流れる中、目を左右に動かしながら走っていきます。
しかし、レールがありません・・・。すでに鉄道じゃありません。
「レールなんて飾りです。エライ人にはそれがわからんのですよ」と呟きます。

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静岡県内の有名駅弁もたくさん販売しています。県内のJR、民鉄も出展し、利用アピールや記念品に即売を行っており、一日中いても楽しめるほどのイベントです。また来年訪れたいものです。

次にホビーショーに向かうために、ここでは駅弁を買わず、会場を後にします。

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グランシップのすぐ側に、ホビーショーの会場の、ツインメッセ静岡へ向かう無料シャトルバスの乗り場があります。朝10時ごろは大変な行列でしたが、しばらくすると次のバスに乗れるくらいの込み具合となっていました。
静岡駅からも会場への無料シャトルバスが運行されています。

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ツインメッセ静岡の広大な会場内は、大変な混雑です。2日間で7万人を超える動員数という規模を実感します。
鉄道模型関連も、何社か出展しています。まず目に付くのは、広大な場所を占有して精力的に展示を行っているTOMYTECのブースです。既存の発売品に加え、多くの発売予定品が展示されていました。

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入り口近くでデモンストレーションを行っていたのは、ワイヤレスのパワーユニットです。既存のコントローラーの様に、電源やDCフィーダー、ポイントマシンなどのケーブルに制限されること無く、自由な場所で車両やポイントをワイヤレスリモコンのようにコントロールできる画期的なものです。

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奥の台座のようなメインユニットに電源コードやDCフィーダ、ポイントスイッチを接続します。手前のワイヤレスコントローラーを手に持って、あちこち動きながら車両をコントローできるということです。TOMIXの常点灯システムにも対応しています。
価格は25000円弱。コントローラーとしては非常に高価ですが、これは欲しい!夏ごろ発売予定との事です。

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次に、トラムレールを走るライトレールの隣で、バスコレが併走しているデモンストレーションです。「走るバスコレ」です。
ヨーロッパのHOゲージでは、道路を走る車の表現がよくなされていますが、日本では珍しいことです。ちゃんと楕円の周回に沿って走行します。このバスコレを組み込んだ、ライトレールのレイアウトを作ってみたいものです。

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カーコレクションの第11弾は、未着色の試作品が展示されていました。昭和30年代にぴったりの車両なので、是非多数、手に入れたいものです。

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11弾も、既に試作品が展示されていました。しかも、先日の丸栄での鉄道模型展とは異なり、撮影禁止にもなっていません。グロリアだけ欲しいのですが・・・。

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日本の鉄道模型の雄のKATOは、TOMYTECの隣に小さなブースを構えていました。

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気になる新製品は、「チビロコたのしい街のSL列車セット」です。昔からある製品の再販ですが、カラーリングが変更になっており、観光鉄道の佇まいです。
機関車に動力が無く、次位の客車に動力ユニットが内蔵されています。動力の制限が無いため、機関車は非常に小さく仕上がっています。

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色違いにて、「チビロコSL列車トータルセット」と称した電池式コントローラーとユニトラックレールを同梱したセットも発売されます。ラウンドハウスのロゴが見えるので、ラウンドハウスブランドでの発売のようです。
しかしこのセット、誰をターゲットにしているのかよくわかりません。20年前はこれでも画期的だったのですが、現在ではTOMIXのトーマスのセットやバンダイのBトレのセットなど、年少者のビギナー向けセットがたくさんあるので困ったところです。

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グリーンの塗色の方のPOPには、路面電車のレイアウト上を機関車が走る写真があります。松山の坊ちゃん列車を思いっきり意識しているのでしょう。
発売されたら、早く手に入れたいものです。

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さんけいのみにちゅあーとプチシリーズでは、新たに1/220スケールのZゲージに対応した紙製ストラクチャーを設置したレイアウトを展示していました。スケールが小さくなっても、このシリーズのシャープなラインは変わりません。今後、Zゲージが急速に普及していくことを予感します。

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鉄道模型以外では、プラモデルのアオシマのブースに、ランボルギーニ・カウンタックLP400の実車がドーンと展示されていました。我々の年代には懐かしい、夢のスーパーカーです。模型よりも人だかりが出来ています。さすがに伝説のスーパーカーの中のスーパーカーであるカウンタック。凄まじいまでのオーラを感じます。35年も前に製造された車なのに、状態が最高です。

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7月頃発売予定にて、全く新規の金型の1/24スケールのプラモデルが発売されるのに合わせての実車展示です。このプラモデル、実車のフレーム構造を忠実に再現しています。オプションのエッチングパーツを取り付ければより実感的な模型となるようです。欲しくなってきました。

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いきなり憧れのスーパーカーの登場に感動しきりです。独特のガルウィングドアやエンジンフードも開けたままで展示されています。

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リヤには75年の輸入当時の正規ディーラーである、今は無きシーサイドモーターの懐かしいステッカーがそのままきれいに残されています。
この「足立33 た 40-44」のLP400は非常に有名な車です。スーパーカーブームの当時、全国のスーパーカーショーで展示されました。私も幼少の頃に何度か見たことがあります。まるで当時のままのような色艶です。いや当時よりもずっと美しい、というのが本当のところです。

新車としては、日本で3番目に正規輸入されたこのカウンタックはオーナーを転々とし、現在はスーパーカーブーム当時にスーパーカーを追いかけて写真を撮っていた関口英俊さんという、スーパーカーの整備ショップのオーナーの所有です。きっとプラモ作成に際し、取材協力されたのでしょう。最高のコンディションのカウンタックを、模型の発表に合わせて展示するという夢のある計画に脱帽です。

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内装もピッカピカです。手塩に掛けて整備されたことが伝わってきます。
我々が楽しめるのは、これの24分の1の手の平サイズですが、実車の整備と同様に丹精こめて作れば、きっと良い仕上がりになることでしょう。

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アオシマのブースでは、軍艦島の模型が異彩を放っていました。廃墟ブームで人気に火がつき、観光ツアーまで出来た長崎の軍艦島(端島)ですが、模型にまでなるとはびっくりです。

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バンダイのブースでは、Bトレインショーティーの500系のぞみ号が人気を集めていました。登場時仕様にて16両編成を楽しめるとの事ですが、Bトレで16両ならば大した長さではありません。

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京商のブースでは、デアゴスティーニから来月創刊号が発刊されるハマーH1のラジコンカーの試作見本が展示されていました。隣にあるフェラーリF1ラジコンカーと共に、エンジンを動力に使用しており、巨大スケールです。
予測していた以上に、ディティールが凝っています。
ただ、走行するラジコンなので、純粋なディスプレイモデルにはない骨太の存在感があります。

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このほか、広い会場では新しい発見がいっぱいあります。模型ファン必見のイベントであり、毎年、機会を作って訪れたいものです。

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2010年5月14日 (金)

「週刊零戦をつくる」第37号 久しぶりに軽い作業です

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第37号です。

36号までの作業が、毎週ボリュームたっぷりだったことに比べると、今回は軽い作業に思えます。冊子の指示通り組み立てるだけならば、30分も掛からないでしょう。ただ、私の様に先行して塗装を実施すれば、当然ながら乾燥待ち時間が必要なので一日では終わりません。

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今回のパーツは、右翼の小骨や補助翼隔壁、翼内燃料タンクなどです。見覚えのあるようなパーツです。久しぶりにペラペラパッケージとなりました。

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部品の一覧です。
第37号
  小骨(21番)、小骨(22番)、20mm機銃(銃身)、補助翼隔壁(右翼)、燃料タンク(右翼上側)です。
燃料タンクや機銃の銃身など、特徴あるパーツが付属していて存在感を放っています。

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燃料タンクは2号に亘って上下分割して配布されます。今回は上半分です。ホワイトメタルの成型パーツであり、リベットの頭が表現されていて良い雰囲気です。
本文指示では、翼内タンクを青竹色に塗装する旨書かれていますが、これについては異論があるようです。私は知識が無いので指示のまま青竹色に塗ります。実機の竣工時の翼内部のカラー写真が無いので、色表現については好きな解釈で仕上げる予定です。それに外板貼ると見えなくなってしまいます。

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20mm機銃の銃身です。左翼内部のものと全く同等品です。
銃口には凹み表現があるだけで穴があけられていません。

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今回の作業は、右翼の補助翼隔壁の仮組みです。
右翼の小骨の21番、22番に丸パイプやコの字型フレームの補強材を取り付けます。補助翼隔壁の位置確認をして仮組みし、右翼の燃料タンクや20mm機銃の銃身のバリ取りなどを行います。

全て左翼にて実施した作業ばかりです。補助翼隔壁の仮組みは位置確認だけにしておきます。
小骨や隔壁、燃料タンク半分の塗装も行うので今日中には終わりませんが、指示作業だけなら久しぶりにお気軽に取り組める内容です。

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右翼の小骨の21番、22番に補強材を取り付けます。手馴れた作業ですが、実はこれが今回のメイン作業となっています。
小骨の番号刻印部分を切断した後に、テープに番号を記して貼る作業は割愛します。補強材を接着する直前に刻印部分を切り取ることにします。

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貼り付ける補強材を並べた時点で、小骨の番号刻印部分を切除します。

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瞬間接着剤でサッサと貼り付けて2本の小骨の補強材取り付け作業は終了です。手馴れた作業なのに、今回の作業解説は殆どをこの作業に割いています。

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続いて補助翼隔壁を仮組みする指示ですが、私は順次、右翼内部の主桁や小骨の塗装をしているので、仮組みすると簡単に抜けなくなってしまいます。燃料タンクや機銃、LED配線の組み込みを実施する際に一気に組みたいと思います。
ということで、今回は位置確認をするだけです。

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燃料タンクには殆どバリがありませんが、下半分との接合部分を軽く耐水ペーパーで整えておきます。

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20mm機銃の銃身部分に、途中まで直径1mmの穴をあけます。翼内部を覗いた時に、銃身に穴があいていなかったら昔のモデルガンの様に興醒めするからです。16分の1というスケールを再現するのなら直径1.25mmの穴をあけるべきです。しかし銃身の肉厚が薄くなる上に、正確に中心部に穴あけしなければならないために作業が面倒なので、1mmにして妥協します。

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20mm機銃のパーツは、黒鉄色に塗装指示がなされていますが、ブルー液で黒染めする予定なのでメタルプライマーは塗りません。今回はこのまま保管しておきます。

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機銃の銃身を除くパーツにメタルプライマーを塗布します。

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メタルプライマーが乾燥したら、大量に買い込んである青竹色を塗ります。
暖かい気候になりましたが、ラッカーの乾燥には時間を掛けたいものです。このまま丸一日放置して乾燥させます。

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次回、38号のパーツは、燃料タンクの右翼下側や、20mm機銃の薬莢排出部、燃料タンクの土台などです。燃料タンクパーツを上下合わせて接着して組立て、土台を貼り付けるという作業になるかと思います。全て左翼部分にて実施しており、目新しいことはありません。39号とともに、再来週の到着予定です。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第36号続き 翼端折り曲げ機構の製作

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」20mm機銃はやっぱりガンブルーで黒染めしたい!

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2010年5月13日 (木)

「鉄道模型少年時代」第36号 僭越ながら技術指導役を賜りました

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第36号です。

先週はGWでお休みだったので、久しぶりの発刊です。いよいよジオラマの地面の作成が始まります。

また、ジオラマグレードアップ講座では、LED電飾のテクニック紹介が始まりました。僭越ながら、これより数号に亘って私の署名が入ることになります。このブログのURLも明記していただいたので、過去に遡ってご覧になる方がおられるかもしれません。
誌面容量や表現の制限があって割愛されたようなことを、今後のブログの各号紹介記事にて補足できれば、と考えています。

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今回の付属品は、土や草の表現用のパウダーとボンド、スポイトなどです。ストラクチャーや車両と異なり地味なパーツですが、ジオラマ作成の重要な表現材料です。パウダーを丁寧に施工するかどうかで大きく全体の印象が異なってきます。

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パーツ一覧です。
パウダー(グリーン)、パウダー(ブラウン)、木工用ボンド、スポイトです。

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パウダーは、市販品のTOMIXのパウダーの、グリーンミックスとダークブラウンミックスと同等のものと思われます。1種類だけだと単調になるので、2種類付属するのは親切な措置です。ただ、ミニレイアウトとはいえ、それなりの場面に応じての地面の表現が必要となるため、お好みに応じて他の色合いのものも買い足した方がよいかと思います。
きっと多くの方がそう考えるはずで、私も中途半端に使用したパウダーなどが、各種たくさん余っています。織り交ぜて使用します。

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ボンドとスポイトです。
今回のボンドは、パウダーやバラストを固着させるボンド水溶液を作成するのに最適なものが付属しています。ホームセンターなどでよく見ることが出来るコニシの黄色い木工用ボンドです。

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50gのミニサイズですが、模型製作にはこのサイズの容器は非常に使い勝手が良く、道具箱を漁るといくつか転がっています。未使用品も見つかりました。ついつい買い溜めてしまうボンドです。
パーツの貼り付けに使うには、手に持ちやすいこのサイズが最適なのですが、パウダーやバラスト用のボンド水溶液を作っていると、50gではあっという間に無くなってしまいます。本文解説の350mlペットボトルいっぱいに作成すると、今回の全量を使用することになります。

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というわけで、ボンド水溶液用にはホームセンターで大サイズの木工用ボンドを購入するのが便利です。
木工用ボンド水溶液は、今号の解説では350mlのペットボトルにボンド1対水6、中性洗剤1滴の割合で混合して作成と書かれています。私もそのくらいの濃度のものを使用していますが、実は結構目分量です。

ペットボトルだとひっくり返り易い上にスポイトが入れにくいので、私は広口のガラスビンを使用しています。また、ボンド水は作成して1~2日経過してから使用した方が、成分がこなれてパウダーやバラストの中に入り込み易くなります。思い立ってパウダー撒きやバラスト撒布をやる気になった時に、即座に出来るよう、常にある程度作って置いています。

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スポイトは、前作の「昭和の鉄道模型をつくるに付属してきたものと同じものです。塩ビ製の安物ですが、これがなかなかのスグレモノで、すっかり愛用しています。今回予備ができたので安心です。

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軽くて一体成型で、長さ的にも順手ではもちろん、写真の様に逆手に構えて手の甲を固定させて使用することができます。滴下するボンド液の容量も、慣れれば思いのままに操れます。

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今回の作業指示は、川原の部分のパウダー撒きの練習と、川の砂利の固定です。川の砂利は既に撒いてしまい固着してしまったのでやることがありません。川原の情景作成は、地面の製作時に実施する予定です。

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ジオラマグレードアップ講座では、今号から数号に亘ってLEDの電飾テクニックの取扱いとなります。非常に僭越ながら、「技術指導」などという肩書きで私の名前が入っています。高木あずささんの写真に被っているのが申し訳ない限りです。

今回のチップLEDの街灯を含めた手法は、昨年の11月に編集部を訪れて取材を受けた内容が使われています。
テクニック紹介の写真に写っている手は私のものではなく、編集部の方です。私が隣で口を挟んでいます。尚、取材時には残念ながら高木あずささんはおられませんでした。別のスタジオで撮影されたものを組み合わせて編集している様子です。まあ、当然ですが・・・。

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LEDの配線に必要な道具の中の半田づけセットは、この撮影の際に使用したものをまだ活用中です。
撮影時には、数週間の慣らしが終わったばかりのきれいなものでした。あれから5ヶ月の間にすっかり小手先が黒くなっています。
こて台の重要性については本文にも書かれていますが、これは必須です。こて台が無い頃は絨毯やズボンを焦がして怒られたものでした。

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半田ごての小手先は消耗品です。写真のものの様に交換可能なものもあるので、思ったように半田づけ作業が進まなくなってきた時には交換すると蘇るかもしれません。
高価なものは必要ありませんが、ニクロム線でなく、せめてセラミック半田ごてにしておいた方が何かと作業が捗ります。

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冊子で解説している街灯です。数本を作成してストックしています。こういうものは集中しているときに一気に作ってしまうに限ります。

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本文解説に一つ補足です。
記載どおり、街灯の形状はゼリー状瞬間接着剤で盛って作成します。街灯の発光部分の先の尖った部分についてもゼリー状瞬間接着剤を付けてから楊枝などで尖らせるのですが、尖らせても放置すると表面張力で丸くなってしまいます。
尖らせた瞬間に、瞬間硬化スプレーを吹き付けて形状固定することが必要です。

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LEDテスターは私が持ち込んだものではなく、編集部にて用意されていました。とても便利なので、私も帰りに秋葉原に寄り道して同じものを購入しました。地元の名古屋でも大須の第2アメ横ビルのパーツ屋さんなどで売っており、600~800円程度です。

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LEDの必要電流は10~20mA程度なので、発光テストを行うには、このテスターの16mAの部分に配線を差し込んで行います。上がプラス、下がマイナスです。
ACアダプターを使用すると、CRDを挟み忘れてLEDをパーにしてしまう事故が起こりえますが、このテスターを使用すれば未然に防げる上に、何と言ってもお手軽です。

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起こりうる事故としては、プラスマイナスの極性を間違うくらいですが、短時間ならば間違えてもLEDが壊れるほどのことはありません。

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次号、第37号の付属品は、道路・小踏切・柵です。
ジオラマを縦断する道路のパーツは、37号では直線部分だけなので、その次の38号にならないと揃いません。設置はそれ以降になりそうです。柵は、ジオコレの情景小物と同等品かと思われます。
農家の左側の踏切は、遮断機も警報機も無い標識だけの第4種踏切です。急カーブの途中にて危険極まりありませんが、遮断機などを稼動させなくて済むのでホッとしています。踏切のスロープはシリーズオリジナルのパーツのようです。

ジオラマグレードアップ講座では、駅舎の駅事務所、待合室、便所それぞれに一つずつLEDを仕込む作業の解説です。できるだけ工作を簡単にするために、ボール紙を用いた簡易基板の作成となります。

前回はこちら
サイレン音キットで遊ぶゾ!

次回はこちら
懲りずに効果音探し「サウンドジェネレータ6」

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2010年5月12日 (水)

「週刊零戦をつくる」第36号続き 翼端折り曲げ機構の製作

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。

シリーズが中盤に入り、毎回の組立作業が多くなってきました。パーツの塗装を順次行っているので、乾燥時間確保の関係上、毎回1号分の作業が、1日では終わらなくなってきています。

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昨日塗装したパーツが乾燥したので、作業再開です。
まず、胴体フレーム内部のコクピット部分に取り付ける隔壁(5番側面)の組み立てです。3つのパーツを組み合わせて瞬間接着剤で固定します。前回の左側の隔壁の組み立てと同様の作業です。

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この隔壁をコクピット右側に取り付けるのですが、左側の取り付けの際とは異なり、内部に紫外線灯の配線を納めます。配線はグレーで目立つので、途中までコクピット色で塗装することにしました。

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紫外線灯の配線を納めてコネクターをフレーム下部に出します。

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フレーム外側から確認すると、配線を塗装した効果が確認できます。

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次に、翼端を固定するためのシャフトの作成です。
直径1mmのアルミ棒のシャフトの外側から2.5mmの箇所をヤットコで直角に折り曲げます。2.5mmと言っても、適当ではありますが・・・。

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LEDの配線で頼りなく繋がっていた翼端パーツがようやく固定されます。
26番の隔壁を入れてから、翼端のヒンジ部分を主桁の内側に入れます。

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シャフトを差し込んで、主桁と翼端とを接続します。

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貫通したシャフトの先端をヤットコで折り曲げます。

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26番隔壁を、下側の大骨に接着します。

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これで翼端が固定されました。上部に折り曲げる機構も再現されています。水平に戻して押し込めば、翼端は固定されるといった機構です。

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次に、大骨を主桁に取り付けます。
大骨の丸印の部分に穴をあけます。使用するのは1mmドリルですが、一番右下の部分のみ、パーツの端との感覚が狭いので、0.9mmの穴をあけるとの指示です。0.9mmでも注意してあけないと、パーツの端を切ってしまいます。

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6箇所をマイクロネジで固定して、大骨の取り付けは完了です。翼の中ほどのLEDを、大骨の穴にあわせて接着しておきました。

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確かに、一番右下のネジ穴は、大骨のパーツの端ギリギリの位置です。この位置の固定は結構重要なので、今後分解なんて言わないようにお願いしたいものです。

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大骨を固定した12箇所のマイクロネジのネジ頭を青竹色で塗装します。これで36号の作業はようやく終了です。大骨の取り付けには結構時間がかかっています。

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左翼の折りたたみ機構が出来たことにより、複雑な零戦の翼の構造の秘密がだんだん明らかになっていくようです。パーツを構成しているアルミ板の一つ一つは華奢なものですが、組み合わさるとかなり丈夫な翼が出来上がりそうです。

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次回、37号のパーツは、右翼の補助翼や小骨、機銃の銃身部分、燃料タンク上側です。
全て左翼にて組み立てた部分ばかりなので、塗装作業が中心となります。36号と共に届いているので手元にありますが、日を改めて作業を開始します。
全て左翼の組み立ての際に見たものばかりです。少々軽い作業となりそうなのが救いです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第36号 青竹色買い占めてゴメンナサイ

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第37号 久しぶりに軽い作業です

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2010年5月11日 (火)

「週刊零戦をつくる」第36号 青竹色買い占めてゴメンナサイ

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第36号です。

書店ではゴールデンウィーク中の30日に発売になっていた36号ですが、デアゴスティーニからの直販では37号と共に10日以上遅れての到着となってしまいました。しかも、このところ1号分の作業が非常に多くなってきたので、今日も塗装をするところまでで中断です。

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今回のパーツは、左翼の大骨の翼端側のほか、右翼の小骨に胴体隔壁の一部、右翼側の20mm機銃本体など多岐に亘っています。大骨の厚みを保護するために、保護材で分厚くなったパッケージとなっています。

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部品の一覧です。
小骨(19番)、小骨(20番)、隔壁(5番側面a)、隔壁(5番側面b)、マイクロネジ、20mm機銃(本体)、コの字形フレーム、大骨(左上)、パイプです。
作業量が多い中でちょっと楽しみを与えるためか、機銃パーツを順次配布していくようです。既に左翼の機銃を組み立てていて新鮮味は無いものの、ウェポンのパーツを手にするのは楽しいものです。

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今回の作業は、右翼の小骨の19番と20番に補強材を取り付けるというルーチンワークから始まり、胴体フレームに隔壁を取り付けてその中に紫外線灯の配線を通します。左翼の翼端の折りたたみ機構を作成し、大骨を取り付けていきます。相変わらず、ボリュームたっぷりの作業となっています。
しかも塗装作業が加わるので、乾燥時間を取ると一日で終えられる作業ではありません。今日は、塗料の乾燥待ちのところまで作業を行う予定です。

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まず、恒例の小骨への補強材取り付けです。毎回行っているこの作業も、いよいよ終わりに近づいてきています。今回は19番と20番の2本の小骨です。

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補強材の直径1mmの丸パイプやコの字材はこれまでに配布されたものの余剰分が非常にたくさん溜まっています。今回の配布分はストックしておくことになります。

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丸パイプ、コの字材は指定の長さにそれぞれ6本切り分けます。丸パイプの両端をヤットコで潰します。このあたりは手馴れた作業です。

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12本の補強材を、19番と20番の小骨にサッサと貼り付けていきます。この後、小骨の塗装も行うので番号を記したテープは貼りません。

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34号に付属してきた直径1mmのアルミ棒のシャフトを33mmに切り分けます。後で現物合わせにて長さを調節するので、2mmほど長く切っておきます。

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大骨、小骨2本、隔壁、シャフトにメタルプライマーを塗布します。冬場に比べて塗料の乾燥が早くなってきたので、薄く塗っておけば1時間ほどの乾燥時間で大丈夫です。

尚、機銃パーツは後日ブルーイング液にて黒染め処理を行うので、プライマー処理は行いません。

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5番の隔壁パーツをコクピット色に塗装します。
このコクピット色は非常に扱いやすく、平筆で軽くぬるだけでムラになりません。

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次に、大骨、2本の小骨、シャフトを青竹色で塗装します。こちらはコクピット色と対照的に、扱い難い塗料です。ケチケチ塗っているとムラになるので、大振りの平筆で大胆に塗っていく方が良いようです。
クレオスの瓶入りの青竹色ですが、多くの模型店で現在欠品しています。困ったものです。私はこのデアゴスティーニの零戦シリーズが原因の一つではないか、などと書いてきました。

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大量に必要な青竹色を見つけるたびに1つ、2つ、時には3つと買い足していって10個ほど溜まりました。最近になって店頭で見つからなくなっているので、ストック分を切り崩しています。
私自身が名古屋近辺の模型屋さんで青竹色の在庫がないことの理由の1つかもしれません。お詫び申し上げます。

塗料を完全に乾燥させるために、今夜の作業はここまでです。続きの組み立ては後日行います。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第35号 タイヤハウスの組み付け

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第36号続き 翼端折り曲げ機構の製作

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2010年5月10日 (月)

サイレン音キットで遊ぶゾ!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。といっても、今回はかなり脱線しているので番外編のようなものになっています。

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レイアウトに設置する予定の救急車の天井の回転灯を点滅させる実験を行って遊んでいます。ついでにサイレンも鳴らせないかと悪ノリをはじめたところです。

名古屋の大須の第一アメ横ビル2階の奥のボントンさんというパーツ屋さんで、写真の4色サイレン音キットというのを見つけたので買ってきました。アメパト、消防車、救急車、マシンガンの4種類の音を発生させることができる回路です。パッケージからはチープな電子音が想像されるので、実際には採用しないかもしれませんが、なにかこういった電子パーツキットを作ってみたいのです。

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パッケージを開けると、煮しめて黄ばんだような説明書とパーツが少し出てきました。基盤が小さいのが嬉しいです。これならば、レイアウトの設置だけでなく、鉄道模型少年時代のサウンドメカユニットの内部にも入るかもしれません。

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8端子のIC、トランジスタ2個、固定抵抗1個、ボリューム抵抗1個、ディップスイッチ端子とディップスイッチ、基板を合わせても8つのパーツだけです。

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小さな基板なので、隣に半田が流れていかないように気をつけます。手持ちのケーブルやスイッチを付け、完成です。

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基板が相当古いのか、半田を弾いてしまう箇所がありました。長らくお店で眠っていたのでしょう。

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電圧は3Vとの事なので、手持ちの電池ボックスとスピーカーを接続して実験です。

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ディップスイッチの位置を移動させるとサウンドが変わるという設定です。1番はアメパト、2番は消防車、3番は救急車、4番はマシンガンの音との事です。ボリューム抵抗を回すと若干音が変化します。

まずは1番のアメパトです。

昔のゲームの音のようなチープなアメパトです。懐かしいインベーダーゲームのUFOの音のようで、思わず打ち落としたくなります。

続いて消防車です。

これをどう聞いたら消防車のサイレンになるのか理解に苦しみます。救急車のサイレンを目当てに買ったキットですが、かなり雲行きが怪しくなってきました。

続いて、これが救急車の音ととのことです。

・・・うーん、海外のAMBULAMCEのように聞こえないではありませんが、到底救急車のサイレンには使用できません。

最後はマシンガンの音です。

これまた最大限にチープな音ですが、8ビット時代のゲーム音はこんなものでしたね。マシンガンというよりは電子銃です。

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先述したとおり、基板が小さいのでサウンドメカユニットの内部に内蔵できることを期待していたのですが、音源がアレでは使用できません。ちょうど電圧も3Vなので、電池ボックスを撤去すれば設置出来たのに残念です。
ただ、今回のパーツを入手して失敗してからますますサイレンを鳴らしたくなってきました。実は既に次のパーツも購入したので後日組み立てます。

前回はこちら
THEカーコレクション救急車の電飾 4 赤色灯点滅の間隔を調節したい

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第36号 僭越ながら技術指導役を賜りました

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2010年5月 9日 (日)

THEカーコレクション救急車の電飾 4 赤色灯点滅の間隔を調節したい

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

レイアウトに設置するカーコレの救急車の電飾改造作業を続けています。天井の赤色灯を回転させる代わりに、前後交互に点滅させる表現をしようと画策しています

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前回、「点発珍GT」という電子工作キットを使用して点滅回路を作成しました。しかし点滅間隔が緩慢すぎるのでそのまま使用できず、保留中です。回路内のコンデンサーや抵抗を交換すれば点滅感覚を変更できるらしいのですが、使用する9Vという中途半端な電圧の問題もあり、採用をためらっています。一応、他の電飾の電源の12Vから9Vに降圧する三端子レギュレーターも用意して、改良準備だけはしてあります。

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基本的には、耐久性もあり信頼できる点発珍GTを採用する予定ですが、他の点滅回路も試したい!と思って、大須の第一アメ横ビル1F奥の「アイテク」という電子パーツ屋さんで見つけたのが、4個のLEDを順次点滅させるという回路です。目を付けたのは、付属のボリューム抵抗を調節すると、点滅時間が変更するという仕組みです。セットで330円です。
最初から設定された間隔で光るのではない、という特徴に惹かれての購入です。私は、サッサと完成させずに、結局アレコレ試してみたいタイプ、ということのようです。

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「点発珍GT」のような、様々なパーツの入ったセットではなく、入っていたのは基板とボリューム抵抗、そして点滅時間を固定して使用する際に取り付ける抵抗です。私の場合は可変させて最適な点滅間隔を探る必要上、この固定抵抗は使用しません。

付属している説明書の簡単な事!棒杭を投げつけるようなシンプルな解説です。でも、説明書が付属しているだけでも良いほうです。以前購入した6個のLEDを順次点滅させるユニットには配線図さえ付いていませんでした。お店の人に聞いたら、簡単な解説図をもらえたので問題は無かったのですが・・・。迂闊に通販で買ったら途方に暮れそうです。

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ケーブルやLEDも付属していないので、適当に自分の道具箱にあるものを集めて使用します。半田付け箇所が少ないので、10分程度で完成です。
この基板は、4個のLEDを順次点滅させていくものですが、私が欲しいのは2個分だけです。LEDに結線する箇所は1つ分間をおいて2個のみ使用します。

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この青いボリューム抵抗を、プラスドライバーで左右に回すことにより、点滅の間隔を調節できるということになります。
まずは手持ちの赤色LEDを使用して点滅実験です。この回路の使用電圧は3~5V。つまり、照明&サウンドユニットの3Vが使用できるということになります。

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単3電池直列2本の電池ボックスに結線します。
確かに、2つのLEDの点滅速度はボリューム抵抗で調節できます。数秒ごとにゆっくり点滅する状態から、ほぼ両方のLEDの点灯状態まで、様々な表現をコントロールできます。
特徴的なのは、光っているLEDが完全に消える前に次のLEDが光っていることです。パッパッと完全に光が入れ替わってしまうよりも、少しずつ「粘って」いる感じです。

これはこれで趣がありますが、何となくパッパと灯りが入れ替わってくれる方が気持ちよいと思います。

カーコレ救急車電飾2

点滅間隔は、結構な高速度に調節しています。
このLED順次点滅ユニットは4個用ですが、2個でも十分に使用できました。また、ゆっくり点滅から目まぐるしい程の速度まで無段階の調節が可能です。基板自体が小さいので、ボード裏に隠す際にも邪魔になりにくいと思います。
但し、光の入れ替わりが曖昧な感じがするので、赤色灯に採用するのはためらいます。候補の一つにはあります。点発珍GTの改造が上手く行かなかった場合は再登場するかもしれません。

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「鉄道模型少年時代」水面作成2 水面の波を表現する

次回はこちら
サイレン音キットで遊ぶゾ!

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2010年5月 8日 (土)

「鉄道模型少年時代」水面作成2 水面の波を表現する

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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レイアウト右手前の川の水面の製作を進めています。前回、グロスポリマーメディウムの上に、ジェルメディウムを塗った状態にて乾燥待ちとなっていました。

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一晩乾燥させるとすっかり乾燥し、白かったジェルメディウムは透明になっています。厚く塗った箇所は盛り上がりが大きくなっており、川の流れがだんだん表現できてきたように思います。

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川底が平坦なので大胆な凹凸は出来ませんが、ヌラヌラとした湖水のような水面から、少し流れを感じるようになってきました。流れの中央に鎮座する岩が塗れた様に光っているのがリアルです。

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水の流れは出来ましたが、ジェルメディウムは完全に透明になってしまうので、波頭の白い部分は水面シートの模様での表現なので、まだ物足りません。もっとメリハリを付けたいものです。

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川幅の狭い部分については、ジェルメディウムのデコボコが良い雰囲気になっています。

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波頭の盛り上がりの部分の表現には、ブレンデッドファイバーを使用します。粘度の高い素材を用いて、更に水の流れにデコボコを付けて行く訳です。

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やはり平筆に取って、ジェルメディウムで盛り上げた部分にこすり付けるように塗っていきます。流れの瀬の部分にはまだらに盛り付けます。適当に盛ってから、竹串や楊枝で崩して拡げてみました。

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水車の後ろは水面が毛羽立っているはずなので、たくさん盛り付けます。筆で盛り付けるのは楽しい作業です。

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流れに沿ってブレンデッドファイバーを塗りつけ、また乾燥させることになります。触らずこのまま放置します。塗った直後は白い部分が目立ちます。

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乾燥後は、かなり透明感が出てきますが、ジェルメディウムの様に完全に透明になるわけではありません。

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岩の手前や左側の瀬の部分、水車の後ろなどのたくさん盛り付けた部分には、白っぽい色が若干残っています。

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かなり水面から盛り上げることができるので、更に水の流れの表現がリアルになってきていると思います。川底がまっ平らの状態なので、こんなものでしょう。

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思った以上にブレンデッドファイバーが透明になってしまったので、今後、仕上げの段階にてホワイトをドライブラシでさっと塗って、水面の波部分の表現をアップさせたいものです。

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渓流の鉄橋を渡るディーゼルカーの光景です。この光景をつまみに一杯飲めます。
まだ水面は未完成ですが、これ以上の改良作業は周りの地面の造成後に行うので、一旦終了です。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」水面作成1 ヌラヌラのグロスポリマーメディウム

次回はこちら
THEカーコレクション救急車の電飾 4 赤色灯点滅の間隔を調節したい

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2010年5月 7日 (金)

「鉄道模型少年時代」水面作成1 ヌラヌラのグロスポリマーメディウム

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

今週はゴールデンウィークのために休刊です。来週の36号まで間があるので、以前から実施したかった川の水面の造形をある程度進めておきたいと思います。

前回までに、川原のプラスターの盛り付け、及び35号付属の石や砂利の配置を大まかに終えました。いよいよ水面の作成作業です。

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水面は、3種類の画材を使用して、少し立体的に作ります。リキテックスの「グロスポリマーメディウム」、「ジェルメディウム」、「ブレンデッドファイバー」です。元々、絵画の艶出し剤ですが、いつの間にかジオラマの水面作成の定番素材のようになっています。画材売場で買えますが、模型店でもモーリンの石などもひとまとめにしたセットを売っています。

まずは、粘度の低いグロスポリマーメディウムを使用して、滑らかな水面の作成です。鉄道模型少年時代のシリーズには水面シートが付属してきましたが、水分の多いグロスポリマーメディウム施工に備えて、極薄の透明プラ板で保護しています。このままでも十分水面の表現になるのですが、何かと手を加えたいのです。

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グロスポリマーメディウムを原液のまま平筆に取り、水面部分がデコボコにならないように、チョンチョンと軽く叩くように塗っていきます。極力薄く塗ることを心がけます。ついつい一度に厚塗りしたくなりますが、厚塗り部は乾燥時に必ずひび割れて後悔します。

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手前の川幅の広い部分にも塗っていきます。石と石の間にも流し込みます。とにかく、薄く薄くです。

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多少のムラは、後で波にしたりするので、深追いして重ね塗りはしません。気泡が見える部分は、筆の角でつついて潰しておきました。

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川面が一様に乳白色に染まりました。
完全に乾燥するまで動かさずにそっとしておきます。できれば一晩は乾かしたいものです。
乾いてからは重ね塗りも可能ですが、私は一重塗りだけでやめておきました。
重ね塗りの際も、薄く塗らないと後で割れてきます。

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乾燥すると、完全に透明になります。木工用ボンド水溶液のような感じですが、更にクリアになり、表面が更に滑らかなことが異なります。ヌラヌラと瑞々しい雰囲気です。

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川原の小石が流れにぬれている状況もよく表現できます。プラ板だけの時と異なり、より水面に近づいた感じです。
静水の湖や沼を作成するならば、グロスポリマーメディウムを塗布して終了となります。しかし、今回は川なので水の流れがあります。一応水面シートにはリアル川の流れの模様が印刷されており、それがきれいに透過していて遠目には川の様に見えますが、表面がヌラヌラと湖のようでは流れを実感できません。もっと立体的に作りたいと思います。

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グロスポリマーメディウムの次に使用するのはジェルメディウムです。粘度の高い艶出し剤なので、水面の波の表現ができます。

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平筆に取り、波を作成する部分に塗りつけていきます。木工用ボンドに似て結構粘度が高いのですが、糸を引いたり粘ったりせず、扱い易い剤形です。グロスポリマーメディウムと同様、筆は水で簡単に洗い流せます。

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大きな石がゴロゴロしているような川の上流をイメージしているので、水面にはかなり波があるはずです。瀬と澱みの部分を分けながら、ジェルメディウムを盛っていきます。

部分的にはかなり厚塗りの状態となるので、グロスポリマーメディウムの時と同様に長時間の乾燥時間が必要です。まだまだ水面作成が続きます。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」川原の石の配置

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」水面作成2 水面の波を表現する

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2010年5月 6日 (木)

「鉄道模型少年時代」川原の石の配置

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

「鉄道模型少年時代」の発刊日は毎週木曜日ですが、今週はゴールデンウィークなのでお休みです。次回の36号は、来週木曜日の13日の発売です。少し間がある為に、川原のプラスター処理から続けて、川の造形を作成を続けています。

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35号で川原の石が3種類配布されました。小レイアウトに合わせて、ほんの少しずつ3種類あります。左から石(大)、石(小)、砂利、との事です。
大きさだけでなく、それぞれ色合いも微妙に違っているので、変化のある川原の情景が作れるということになっています。ようやく川原周りのプラスターの施工が終わったので、早速石を配置して、一気に川の周りの作業を進めたいと思います。

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それぞれの石を、塗料皿に取り分けて作業を進めます。35号付属の石だけでなく、手持ちの麦飯石もバリエーションに加えます。

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元々、浄水器に入れたり熱帯魚の水質ろ過に使用する麦飯石ですが、色の変化が楽しく、ジオラマに使用しやすい素材です。

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「鉄道模型少年時代」のテレビCMや表紙の写真に使用されている試作品には、川の流れの中に大きな岩が配置されています。とても良い情景なので、真似してまず設置します。通常のコニシの木工用ボンド使用です。

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大石を設置したら、次は小石です。小石にボンドを付けていくのは大変なので、あらかじめ配置する場所に木工用ボンドを塗りつけます。
使用しているのは、アシェットの「戦艦ビスマルク」の創刊号に付属していたおまけのボンドです。粘度が低く扱いやすい上に、乾燥後はキッチリと透明になるので便利です。デアゴスティーニの「航空母艦赤城をつくる」の創刊号にも、サイズは小さいですが同様のボンドが付属していました。

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石のパーツがほんの少ししか石が付属していないかと思われましたが、結局は半分も使用していません。あまりに石だらけにしてもしょうがないので、この程度にしていきます。

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大石、小石を配置したら、次は砂利の配置です。
とりあえず、ボンドが乾燥するまでこのまま数時間放置です。

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ボンドが乾燥したら、砂利の配置です。
35号付属の砂利に加え、TOMIXのバラスト(グレーミックス)を用意しました。これで細かい砂も表現しようというわけです。

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左が35号付属の砂利、そして右がバラストです。
バラストを細かい砂の表現にするとはいっても、1/150スケールとしてはかなりの大きさの石ということになります。
更に小さな砂の表現は、地面を仕上げる際にパウダーを使用します。

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砂利を川岸にパラパラと配置します。木工用ボンドは付けていません。
バラバラと川の中央部に転がってしまうので、平筆で川岸に寄せます。

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固定には、木工用ボンド水溶液とスポイトを使用します。
このスポイトは、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」に付属していたものですが、「鉄道模型少年時代」の36号に付属するものと同じものだと思います。塩ビ製の安物ながら、大きさといい、素材感といい、そして扱いやすさといい、鉄道模型のボンド水施工にもってこいの逸品です。

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掌を上に向けた右手でスポイトを構え、親指と人差し指で吸引と放出を調節します。

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ボンド水溶液をスポイトで垂らすと、砂利やバラストの隙間にスッと入り込んでいきます。ボンド水溶液の濃度は、ボンド1、水5程度の薄いもので、台所用洗剤を微量加えています。作成してから数日置いて馴染ませると、より染み込みやすくなります。

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川原の石の配置はこれで完成です。私は水車小屋を設置する予定なので、その周りを避けて石を置いています。
ゴジマンの電飾車両を鉄橋に配置して楽しみます。

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まだ細部の塗装をしていませんし、パウダーを撒いていないので完成には程遠い状況です。でも、この情景を眺めているだけで一杯飲めそうです。

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ということで、この前リトルワールドで買ってきたドイツのスパークリングワインを楽しみます。少々量が少なくて物足りなかったので、結局芋焼酎をおかわりしたくなります。

続いて、水面の作成を行っていこうと思います。
現在水面には透明プラ板が乗せてあります。この上にグロスポリマーメディウム等の艶出し剤を塗布してリアルな水面造形を作るという方法です。後日、実施します。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」遅ればせながら、プラスターで地形の造成

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」水面作成1 ヌラヌラのグロスポリマーメディウム

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2010年5月 5日 (水)

「鉄道模型少年時代」遅ればせながら、プラスターで地形の造成

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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本編では18号に付属してきたプラスターを使用しての地面の造成が済んでおり、レイアウト右手前の川原の周りの作りこみが進んでいます。しかし私は、中途半端にプラスターを使用すると面倒なので後回しにしていました。

そろそろ川の造形も作っていきたいために、いよいよ連休の最終日になって重い腰を上げて、地面造成作業を開始しました。川原の周りが出来てくれば、追って水面の作成に入れるでしょう。水面は、リキテックスのグロスポリマーメディウム、ジェルメディウム、ブレンデッドファイバーの3種類の画材を使用して作成する予定です。水車小屋の似合う川原の情景にしたいと思っています。

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地面の造成が必要なのは、川原の周辺の斜面部分です。パネルボードの角を落として斜めになっているところにプラスターを塗りつけて滑らかにします。

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そして、神社の高台の裏側のスチレンボードの段差もプラスターで埋めていくことにします。21号の作業を今頃実施することになりました。

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18号に付属していたプラスターは僅か100gですが、このミニレイアウトには十分な分量かと思います。プラスターとは石膏のようなもので、水と混ぜ合わせて塗りつけると硬化する素材です。しかし、今後の作業でも使用していくために、今回は3分の1程度の使用に止めました。

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プラスターを適量紙コップに注ぎ、適当に水を加えて混ぜ合わせます。それに木工用ボンドを少々加えて塗りつける素材の出来上がりです。全て目分量ですが、まあ何とかなるでしょう。

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川原の部分から塗りつけます。
プラスターを盛るのに便利なのが、マクドナルドのコーヒーのマドラーです。これはバラストの散布の際にも活躍します。
私はコーヒーにミルクも砂糖も入れませんが、このマドラーが欲しいのでもらってきています。先のヘラの部分の大きさといい、素材のしなり具合といい、プラスターの盛り付けに最適です。でも、このマドラーで盛り付けるのは大まかな部分だけで、最終的には指や綿棒、楊枝などで形を整えることになります。

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私は川原に水車小屋を設置する予定なので、位置を確認しながらプラスターを盛り付けなければなりません。水車に干渉しては元も子もありません。
川面のプラ板に付着したプラスターは、綿棒で拭き取ります。

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神社の高台の裏側にもプラスターを盛り付けます。
こちらは直線的な造形なので、盛り付け作業は簡単です。ボンド用ヘラを使って平面を作りました。セメントの施工のようで楽しい作業です。

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31号に指示のあった作業ですが、農家の前の稲田にもプラスターで斜面を作ります、TCS自動踏切の設置により、稲田がとても狭くなってしまっていますが、一応斜面を作っておきました。

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レイアウト左上のそば畑にも斜面を作ります。
結局、3分の1のプラスターはこれまでの作業ですっかり無くなってしまいました。

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これでようやく31号の作業まで追いついたことになります。
続いて川原に35号付属の石を設置したいのですが、プラスターが乾燥するまでは待ったほうが良さそうです。川原付近の斜面には結構たくさん盛り付けてあるので、最低でも一晩乾燥させたいものです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第35号 砂利の検分

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」川原の石の配置

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2010年5月 4日 (火)

鉄道コレクション「名鉄5200系2両セット」旧塗装イベント限定品

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先日、丸栄での第7回鉄道模型展で入手したイベント限定品の「名古屋鉄道5200系2両セット」(旧塗装)、イベントの限定品ですが、多忙のために内容確認さえ出来ずにいました。最近の鉄コレのレベルは高いので不良品の心配はあまり無いのですが、せっかく買ったのに全く見ていないのではもったいないものです。

しかも、売行き好評なのかイベント前半の5月1日に用意された1000セットが売り切れとなっていたそうです。5月3日に600セット再入荷して事なきを得ているようですが、きっと数量の見込み違いがあったのでしょう。これまでの丸栄のイベント限定品はやたらと余っていて、今回も2007年、2008年の限定品の名鉄3700系特別色がまだ山積みになっていた程です。

少々前に発売になった名鉄3730系もそうですが、最近の鉄コレでは名鉄の旧車のラインナップが豊富になってきました。しかもすべて出来が良いのです。この5200系も例外ではありませんでした。以前の3700系等とは一線を画している完成度です。

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箱から取り出して、付属の展示レールに並べます。
このツートンカラーは昭和32年の登場時の姿との事ですが、私はもちろん知りません。知っているのは赤い姿だけです。
全体のプロポーションも抜群ですが、窓の桟やドア下の色入れなど、細部のディティールもよく作りこまれています。

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正面のツートンの塗り分け部分が少々荒れていますが、写真で拡大しないと気付かないレベルです。

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5200系は昔よくお世話になった車両ですが、鉄コレの素材としては渋いと思います。5000系、5500系、7000系と発達していく名鉄の新性能電車の中にあって、最も地味な存在です。廃車後に車体のみ豊橋鉄道に譲渡されたので、鉄コレのバリエーションを作りやすいのかもしれません。

1000セット限定とはいえ、5200系が売り切れるとは、私が思っている以上に人気があったのだと再評価したいと思います。

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動力化する際に使用する動力ユニットは、19m級BのTM-13というタイプです。付随車には走行用パーツのTT-04を用意して、車輪を金属製のものに振り替えます。
私は走らせる予定が無いので、今回動力は用意していません。

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通常の鉄コレのセットとして販売されている名鉄5200系スカーレットと並べます。私がよく親しんだのは、この赤い5200系です。とても懐かしい想いです。

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赤い5200系の方が、塗装の塗り分けが無い分、更に良く出来ている感じがします。

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先頭車のパノラミックウィンドウの桟にもしっかりと色が刺してあります。
この丸いおでこの顔、よく覚えています。それもあまりよくない思い出です。2年後に登場する5500系とほぼ同じ顔つきながら、5200系はこの丸いおでこが特徴的でした。5500系はスクエアな顔つきです。夏の暑い盛りに、この丸いおでこが見えるとがっかりしたものです。5200系は非冷房車だったからです。快適な5500系と姿が似ているばかりに、余計に車内が暑苦しく思えたものです。

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側窓は、ヨーロピアンスタイルの一段下降窓です。雨水が入り込んで内部腐食を来たすために、後にユニット窓に交換されました。私の記憶にあるのも、ユニット窓のありふれたサイドビューの時代です。

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鉄コレは元々食玩レベルのつくりの商品だったのですが、このところは品質が上がって、鉄道模型車両との境目があやふやになってきました。そう思えるほど、今回の5200系は良く出来ています。

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今後も、このような渋い選択が続くのでしょうか。次回は、先日引退した名鉄7700系なんてどうでしょうか。イベント限定色は、白帯車で。マーケットを無視した単なる妄想ですが・・・。

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2010年5月 3日 (月)

私の「少年時代の鉄道」のショートトリップ

今年の連休は天候に恵まれて、特に今日は多くの場所で夏日を記録した絶好の行楽日和となりました。私は特に出かける予定は無く、たまっている工作をまとめてこなす絶好の機会!のはずでした。

しかし折悪しく、住んでいるマンションの階下の管理事務所で大規模な改装工事が入っており、事務所が休みの間に突貫で仕上げるためなのか、ずっと作業音がガリガリうるさくて集中できません。
妻も仕事で出かけているので、一人自宅でムカムカしていても仕方ありません。天気も良い事なので、気持ちを入れ替えにカメラバッグを携えて電車に乗ってショートトリップすることにしました。

01

出かけたのは、三重県四日市市の近鉄八王子線です。
全国でも珍しい、軌間762mmのナローゲージを採用する路線です。近鉄四日市駅から内部線の分岐点の日永駅まで1.8km、日永から終点の西日野駅まで僅か1.3kmのミニ路線です。こんな軽便鉄道線が現代まで残っていることも貴重で訪問に値しますが、今日訪れたのには別の理由があります。

銀行員だった父親の転勤によって、小学1年生の終わりから5年生の途中まで、四日市に住んでいたことがあります。銀行の社宅が、この線の終点の西日野駅の近くにあったので、少年時代の非常に思い出深い土地なのです。引っ越した当初の昭和50年には、前年の水害で廃線となった西日野-伊勢八王子間の線路が撤去されておらず、線路を辿って遊んだ思い出があります。その跡を思い出しながら辿るという趣向です。
今迄に車では何度か訪れたことがありますが、電車に乗っていくのは非常に久し振りです。
引越しが多かったために、私にはふるさとと思える土地がありません。
でも、鉄道趣味の原点のひとつは今回訪れる廃線場所にもあります。

02

近鉄名古屋駅から特急に乗れば30分足らずで近鉄四日市駅に到着します。
近鉄四日市駅は高架駅で、標準軌の名古屋線と湯ノ山線は高架ホームから発着しますが、ナローゲージの内部線、八王子線は高架下のホームから発着します。一旦、改札を出てから再び専用ホームの改札を抜けなければなりません。切符は名古屋から通しで買っても大丈夫で、四日市駅の自動改札を抜けても、特定の改札ならば切符は回収されません。

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ホームに出ると、明らかに狭い軌間に不釣合いな太いレールの上に、30年前当時から「マッチ箱のような電車」と形容されていた可愛い電車です。昔はリベットだらけの車体で手動ドアでしたが、現在はもちろん自動ドアです。ただ、当時と異なり車掌は乗っておらず、3両編成ながらワンマン運転です。おまけに非冷房なので、これからの季節は辛いでしょう。

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四日市を出ると、程なく最初の駅の赤堀に停まり、再び走ったかと思うとすぐに内部線と八王子線の分岐点の日永駅に停車します。内部からやってきた交換の電車が停まっています。
分岐駅なので、昔は当然駅員がいましたが、今は無人駅化していました。

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日永を出ると、直線部分を少し飛ばして間もなく終点の西日野です。ナローゲージ特有の横揺れがあるので、スピードは出せません。四日市から僅か3.1km、10分少々の乗車時間です。

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素っ気無い切妻車体ながら、遊園地の豆電車のような佇まいがあります。でも、観光鉄道ではなく、シティコミューターとしての存在意義を持っているのです。
30年前とまるで変わっていない西日野駅。時が逆流したかのような不思議な気分です。昔は休日も電車が混んでいたのですが、今日はガラガラです。

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西日野駅の駅前は、自転車置き場となっています。この自転車置き場の中央部分の白線の間を、昭和49年に廃線になった八王子線の線路があったのです。私が引っ越してきた頃は既に電車は走っていませんでしたが、線路だけは残されていたのでよく覚えています。

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駅前の自転車置き場を抜けると、片側1車線の道路に出ます。この道路を踏切で越えて右に曲がり、路線は続いていました。その跡を歩いてみたいと思います。

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道路の左側は川になっています。この川の河川敷を、ナローゲージの路線が続いていました。
そして、道路と線路の間の柵などほとんど無く、電車の来ない線路は子供の格好の遊び場でした。ナローゲージの線路は子供が跨ぐのにも最適です。川のほとりの枕木の上を歩いてどこまでも行く冒険気分を味わえました。規模は小さいですが、まさに私のスタンドバイミーです。

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これが八王子線の末端部分を廃線に追い込んだ天白川、通称笹川です。八王子線は、川の右側の道路の左端にありました。線路があったのはまさに河川敷で、水面はすぐ側にありました。
しかし、深く浚渫された上にコンクリートで3面張りされていて、昔の長閑な川縁を想像することはできません。かつては川原に簡単に下りられて、魚捕りをしたものです。繁みには蛇やカエルもたくさんいましたが、今では見る影もありません。

それにしても、汚い川です。臭いこそありませんが、今ではとても魚遊びなどできません。
ただ、通っていた小学校の校歌の歌詞の3番に「~星の流れる笹川の~」というフレーズがありましたが、ふざけて「~ゴミの流れる笹川の~」と替え歌にしていた覚えがあるので、当時も生活排水がかなり流れ込んでいて汚かったのかもしれません。

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線路跡の川の隣の道路を右に外れて路地に入ります。どんどん坂を上っていくと、子供の頃遊んで叱られた火の見櫓がそのまま残されていました。思ったよりもずっと小さく、模型で再現したいサイズです。

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火の見櫓の隣を抜けると、丘の上に小学校があります。3年間ほど通った思い出の四郷(よごう)小学校です。明治9年に創立された歴史のある学校で、私が通っていた昭和51年に100周年を迎えました。全児童が「ヨゴウ100」と人文字を書いたのをヘリコプターで撮影した写真がアルバムに残っています。校門近くの記念碑に、100年後に開けるタイムカプセルを埋めた記憶があります。

しかし、場所は当時のままながら、立派だった講堂も、ズラリと並んだ木造校舎も無く、建物の配置がまるで変わっていて、何の変哲も無いありふれた小学校になっています。しかも、休日なのでとても静かです。日差しが強く、丘を登って暑くなって来ました。上着を持て余します。

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小学校の丘を下りて川沿いの道に戻って先に進みます。
西日野から伊勢八王子の間には室山という中間駅がありました。今では面影もありませんが、閉店したたばこ屋がその場所を伝えています。電車が走っていた当時は、駅前商店として活躍したのでしょう。

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室山駅跡の周辺には、古い貴重な産業文化財があります。これはトーヨーニットの旧工場です。典型的なノコギリ屋根の工場で、小学校からも程近いので社会見学に訪れたものです。

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これは明治36年に建造された亀山製糸室町工場です。
今では閉鎖されていますが、優雅な明治時代の洋館の佇まいをよく残しています。30年前にはまだ操業しており、カイコを煮る独特の臭いが周囲に漂っていました。

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明治の貴重な建造物なのですが、閉鎖されて久しいのか痛みが激しいようです。遠くからしか眺められないのですが、それでも屋根瓦が波打っているのがわかります。早く文化財指定して保存しないと、貴重な産業遺産が崩壊してしまいそうです。

これらの工場のほかにも、室町周辺には古い酒蔵が数件残っています。これらの物資を運ぶ意味合いから、八王子線の敷設の意義があったようです。

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産業遺産の宝庫の室町を後にして更に進むと、いよいよ終点の伊勢八王子駅跡が見えてきます。三叉路になって川から右に離れていく方に道路を踏切で渡って線路が続いていました。
小学一年生当時は、西日野から八王子まで線路を辿っていくのは大冒険でしたが、実際には1.5km程度しかないので、あれこれ寄り道しててもすぐに着いてしまう距離です。

今となっては僅かな距離ですが、このあたりになると人家も少なくなり、隣の笹川もかなりきれいで、カジカなどを捕まえた思い出があります。今では残念ながら、ドブ川です。

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三叉路の右側が駅のあった場所のはずですが、やれやれ、思い出の冒険の到達地点はゲージで囲まれたゴミ箱になっていました。駅の奥の方は私有地になっています。
それでも、何となく駅があったことを想像できるような地形があるだけでも良いのかも知れません。

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振り返って、西日野側に歩き出すことにします。この写真の右側にホームがあったはずです。

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今では、近鉄の傍系の三交バスに乗れば、近鉄四日市駅経由でJR四日市駅に直通します。当然、西日野も経由します。
ならばナローの八王子線など要らないのではないか、と思えるのですが、四日市も他の地方都市と同様、朝はかなり渋滞します。小さな電車でも、10分で確実に四日市駅に到着してくれることには意義があるのでしょう。

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色とりどりの車両が緑に映えます。模型のような光景です。
この電車に乗って帰路につきたいと思います。

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来た時と同じ車両がやってきました。
この路線は30分に1本なので、同じ車両が一日中往復しているのでしょう。

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想像以上に狭い車内です。先頭車と最後尾は一人掛けのバスのような一方方向に固定されたクロスシートが並びます。

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中間車両はロングシートです。
シートとシートの間が狭い!通路に人が立つのがやっとといった幅です。

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運転台は、左に寄っておらず、中央に位置しています。マスコンとブレーキの制御機は一人前の形状です。

走行音のmp3ファイルをアップします。

「soukou-on.mp3」をダウンロード

昔懐かしい、ブルブル震えるような吊り掛け制御のモーター音が響きます。
赤堀を出て、四日市に向かう際の走行音です。ワンマン列車なので、テープでの案内音声が聞こえます。

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切符は近鉄名古屋駅まで通しで買ってあるのですが、乗り換えの近鉄四日市駅で改札を出て途中下車できます。ちょっと遅めの昼メシを取るために、駅の外に出ました。
駅前商店街を行くと、「一楽」という中華料理屋さんがあります。ここで四日市名物「とんてき」を食べると言う算段です。

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とんてきとは、いわゆるポークソテーですが、昔は四日市の名物などではありませんでした。10年ほど前から話題になり、今では市内の多くの店で看板メニューとなっています。

とんてきの本家本元の店は近鉄湯ノ山線の松本駅の近くにあり、何度か食べに行った事はありますが、その店は混んでいるし、私はとんてきという料理にものすごく情熱を感じているわけではないので、駅前で手軽に味わいます。この「一楽」では、お手軽価格でソコソコの味が味わえます。

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大量のとんてきとライス、スープで1050円。
ニンニクがゴロゴロ入っています。全部食べたら、帰りの隣客が眉をしかめるかもしれません。
昼間なので自重して、ビールを頼まないことを後悔しました。この濃い目の味付けは、生ビールとピッタリです。今度、ビールと共にとんてきを食べることを目的に再訪したいものです。電車で来れば、飲酒しても問題ありません。

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帰りも特急電車で名古屋に向かいます。
名古屋から西日野まで運賃が630円、特急券が500円。往復で2260円のショートトリップでした。
休みなのに環境が悪くて工作する気になれない時は、ぶらりと一人出掛けるのも楽しいものです。但し、思い出の場所に行くのは懐かしいのですが、時間の経過の早さと人生の儚さを感じるので、少々覚悟が必要です。

私の個人的な「少年時代の鉄道」の思い出でした。長文、失礼しました。

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2010年5月 2日 (日)

「週刊零戦をつくる」第35号 タイヤハウスの組み付け

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第35号です。

既に36号の発売日も越えており、大いに遅れを取っていますが、マイペースで作業を進めたいと思います。
中盤に入ってこのシリーズの組み立てには時間を要すようになってきています。35号は一つの記事にまとめていますが、実際には2日がかりの工作です。

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今回のパーツは、左翼のタイヤハウスや大骨、胴体フレームの隔壁の一部などです。大骨のパーツの厚みがあるので、普段のペラペラパッケージではなく少々存在感があります。

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部品の一覧です。
小骨(6.5番)、小骨(7.5番)、マイクロネジ、隔壁(5番側面a)、隔壁(5番側面b)、タイヤハウス(a)、タイヤハウス(b)、小骨(17番)、小骨(18番)、コの字形フレーム、パイプ、大骨(左上)です。

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今回の作業は、右翼の小骨に補強材を取り付けるというルーチンワークに加え、胴体フレームへの隔壁の取り付け、コクピットへの紫外線灯の取り付け、そして左翼内部にタイヤハウスを取り付けた後、大骨で左翼基部をサンドイッチするというものです。作業は非常に多岐に亘っており、塗装作業も加わるので時間の掛かります。連休中に丁度良い工作かもしれません。

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まず、右翼の17番と18番の小骨の番号刻印部分を切除して補強材を取り付けていく作業です。

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丸パイプやコの字形フレームの補強材は、前回までのものがたくさん余っているのでそれを使用します。
それぞれ指定された長さに切り分けます。

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サッサと小骨に貼り付けます。
この小骨の仕上げ作業はまとめて行っても楽しそうではありません。今回のように、他のパーツと織り交ぜて、知らないうちに面倒な小骨が全部揃っていた!というデアゴさんの配布方法は良いと思います。

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ネジを除く、今回付属のパーツにメタルプライマーを塗布します。

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メタルプライマーが乾燥したら、塗料を塗っていきます。大骨と小骨、タイヤハウスは青竹色、隔壁パーツはコクピット色にそれぞれ塗っていきます。
塗装したら、一晩乾燥させてから組み立てに移ります。

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隔壁パーツは、3つの部品を接着して作成します。それぞれ切り込みと突起をあわせて接着します。
隔壁の、こんな細かいところにまで肉抜きの穴があけられていることがわかります。工程が増えるだけで効果は少ないと思いがちですが、1gでも軽くしたい!という堀越技師長の執念が伝わってきます。

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側面、正面の3つのパーツを貼り付けたら、胴体フレーム内側に接着です。

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胴体フレームと隔壁部分の凹凸が噛み合うようになっています。

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取り付けた隔壁の一番上の穴に、前回組み立てた左側の紫外線灯を取り付けます。
右側の紫外線灯と同様、LEDの基部の針金部分がフレームに干渉するので曲げておかなければなりません。

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点灯実験です。
計器板の左側を照らすようになります。29号付属のテスター一つだけでは左右一度に照らすことが出来ないのが残念です。全部点灯させるのは後の楽しみにしておきます。

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左翼内部にタイヤハウスを取り付けていきます。
まず、タイヤハウス(a)のパーツの右から2番目の切り込みに、7番前部の小骨を差し込みます。7番の小骨は昨年10月発売の6号に付属してきてずっと保管してあったものです。ようやく日の目を見るわけです。

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主桁に、今回付属の6.5番と7.5番の小骨を取り付けます。7.5番の小骨を差し込む隙間には塗料が埋まっていたので、ナイフで穴あけしてからの作業となりました。

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タイヤハウス(a)を、翼の上から差し込みます。
小骨の切り込み部分と噛み合うようになっているのですが、塗料が抵抗となっていて入りません。ナイフで削っておいてからゆっくり差し込みました。

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タイヤハウス(b)も小骨の切り込みに合わせながら差し込み、先端部分の重なる箇所を接着剤で貼ります。

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主脚を再び収納すると、左翼の車輪、機銃、燃料タンク、フラップが揃って複雑な構造を楽しむことが出来ます。

公式ページに、29号の組み立て手順書にミスがあることのお詫びと解説が掲載されています。説明どおりに組み立てると、補助翼とフラップの隔壁を取り付けないまま作業終了していることになるとのことです。私はあまり説明書を読まないためか、結果的には両方とも取り付けてあったようですが、もし取り付けていない方はこの時点で付けないと再分解が必要になってしまいます。要注意です。

第29号ステップ・バイ・ステップについてのお詫びと訂正(pdf)
http://deagostini.jp/site/zst/news/ZST_N040_owabi.pdf

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タイヤハウスを取り付けたら、次は左翼の上部に大骨を取り付けてサンドイッチします。赤丸部分のネジ穴に、1mmの穴をあけます。たった6箇所のために電動ドリルを取り出すのも面倒なので、ピンバイスでお手軽に済ませました。

主脚の取り付け部分には、2箇所のネジ穴の内、1箇所しか固定していませんが、どうやら1箇所だけで強引に先に進むようです。強度的には問題ないのでしょうか。

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6箇所をマイクロネジで固定して、いよいよ主脚、燃料タンク、機銃、フラップは容易に取り外せなくなりました。最後までこの部分は分解の指示が無いことを祈るばかりです。

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大骨の穴の箇所にLEDランプが来るように調節し、点灯実験です。LEDの側面の光を利用する箇所なので、マトモに光るかどうか心配でしたが、十分に明るいので安心しました。

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今回の作業はこれで終了です。左翼の根元部分がほぼ完成しています。

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次回、36号のパーツは左翼の大骨や胴体の隔壁、右翼側の20mm機銃の本体部分などです。相変わらずあちこちのパーツの寄せ集めです。
連休前に発売日が繰り上がったので、書店にて予約購読の方はもう既に手にしておられるかと思います。しかし、直販の定期購読では5月11日の37号の発売日あたりに2号まとめて手にすることになります。しばらく零戦の工作はお預けです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第34号の続きです

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第36号 青竹色買い占めてゴメンナサイ

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2010年5月 1日 (土)

「週刊零戦をつくる」第34号の続きです

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。34号の組み立ての続きを実施しました。

連休のための発売日が繰り上げられ、もう次々号の36号が発売になっています。随分と遅れを取ってしまったので、開き直ってじっくり作業ができるというものです。

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前回は塗装作業までで終わってしまっていました。遮風板をラッカーの焼鉄色に塗装したら、少々赤みがかっていてイメージにそぐわないために、排気管を塗ったときの水性塗料で塗り替えました。同じクレオスの塗料なのに、随分と色合いが異なるものです。

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コクピット内部に設置する紫外線灯の組み立てです。
付属のLEDランプ2本は、ケーブルの長さが異なります。短い方はコクピット左側、長い方が今回取り付ける右側のものとなります。間違えると電源部分に届かなくなるかもしれません。

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まず、次回取り付ける左側の紫外線灯から組み立てます。
ケーブルが短い方のLEDランプを、紫外線灯カバー(左)に取り付けます。ケーブル部分とLEDの基部に接着剤を塗ります。

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カバーを被せたら、電球の傘のような紫外線灯パーツが出来上がりました。いかにも「電球だ!」と主張しているかのような形状です。

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もう一方の、今回取り付ける右側の紫外線灯も組み立てます。

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29号付属のテスターを使用して、断線していないかのチェックを行います。電球の傘が良い働きをしています。

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胴体フレームの内側に、紫外線灯の右側を接着します。

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LEDの基部の配線が、すぐ後ろの着艦フック操作レバーと干渉します。少々力を加えてLED基部の針金部分を曲げておかねばなりません。

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点灯実験です。
計器板を照らす角度に紫外線灯が設置されていたとの事なので、こんな感じで良いのかと思います。全てのLEDを灯した時はかなりきれいだと想像します。

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続いて、フラップにヒンジの部分のパーツを取り付けます。
ヒンジパーツが取り付けられる箇所には穴があいているはずなのですが、塗料で埋まってしまっていました。まずは塗膜の穴あけ作業を実施します。

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小さい方のヒンジを左側に、大きい方を右側に取り付けます。

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フラップ上部の切り込みに取り付けるヒンジは左右とも同じパーツです。これも切り込み部分の塗料を少し剥がしてから接着します。

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左翼にフラップを取り付けます。
33号の組み立ての際に確認した通り、左翼の後部にピッタリとフラップが合います。ヒンジ部分にシャフトを通して固定します。

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ヒンジの穴の部分に入り込んだ塗料を少し削っておくと、シャフトが通しやすいようです。私の場合は、左翼側の穴がかなり塗料で埋まっていたので、直径1.1mmのドリルで穴を拡大しておきました。

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シャフトの先をヤットコで挟んで潰します。
しかし、ヤットコの先端部分では、ヤットコが壊れるか!というほど締め付けてもシャフトは潰れてくれません。何度もトライして、何とかシャフトが抜けない程度まで変形させて終了しました。締め付けすぎて右手が痛いです・・・。

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フラップは、水平状態にて奥に押し込むと収納されます。しかしロックされるわけではないので、衝撃が加わるとフラップが開いてしまいます。

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ようやくフラップが付け終わった、と思っても、まだまだ作業は残っています。この34号はボリュームたっぷりです。
エンジンの潤滑油廃油管の取り付けです。25号に付属してきたビニールパイプの残りを切り分けて、エンジン前部の7個のシリンダーの間に取り付けていきます。パイプの長さは10.5mmという指示ですが、12mm程度に長めに切って、現物合わせにて調節したほうが良さそうです。場所によっては10.5mmでは届きません。

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7本のパイプを、それぞれのシリンダーヘッドの間に瞬間接着剤で取り付けます。

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次はペラペラアルミパーツの遮風板の取り付けです。
16枚付属している遮風板の内、使用するのは13枚だけです。残りは使用しないと思いますが、一応保管しておきます。

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シリンダーヘッドの側面に、それぞれ遮風板を接着します。

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13枚の遮風板を取り付け終わったら、ようやく34号の作業は終了です。塗料の乾燥時間が必要なこともありますが、作業内容が複雑になってきて時間を要します。今日は休日なのでゆっくり作業が出来ましたが、とても平日夜にサッサとできるものではありません。

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左翼にフラップが付き、翼がだんだん形作られてきました。

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次号、35号のパーツは、左翼のタイヤハウスや大骨です。やはり塗装作業があるので、時間のあるときに行うことになります。

早めに35号も手掛けたいのですが、日を改めて作業します。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第34号 コクピット照明用のLEDは嬉しい!

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第35号 タイヤハウスの組み付け

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