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2010年5月15日 (土)

グランシップトレインフェスタと静岡ホビーショー訪問。感動のカウンタック実車も!

爽やかな初夏の日差しの中、静岡市で開催されている「第49回静岡ホビーショー」と、「グランシップ トレインフェスタ」を訪れました。両方とも、15日(土)と16日(日)の2日間、一般開放され、どちらも入場料は無料です。静岡県は隣の県ながら意外と遠く、訪れるのは今年が初めてです。車で行くと駐車場に困りそうだったので、新幹線で向かいます。

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主目的はホビーショーですが、まずは東静岡駅前のグランシップで開催されているトレインフェスタに向かいます。このイベントも、「鉄道模型少年時代」の33号に掲載されるまでは知りませんでした。

静岡駅の隣の東静岡駅の南口を降りると、グランシップの威容が目に入ります。会場時間の10時には、入場を待つ多くの行列が出来ていました。

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1階から11階までの会場内にて開催されます。入場者は親子連れが多くて活発です。

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「鉄道模型少年時代」の記事通り、全国各地から鉄道模型同好の団体やクラブが集まって、レイアウトや車両を展示しています。会場の上階から、様々な巨大レイアウトを見下ろすのは圧巻です。

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こういうお祭りは、見て歩くのももちろん楽しいのですが、参加するのが非常に楽しそうに見えます。参加者同士のコミュニケーションの光景を見ていると、皆さん童心に帰って楽しんでいるようです。

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展示走行のレイアウトは、Oゲージ、HOゲージ、Nゲージなど様々です。メーカー製のきれいにまとめたモジュールレイアウトではなく、手作りの香りがたっぷりのレイアウトは見ていて楽しくなります。

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会場の片隅で、「鉄道模型少年時代」の現在までの進行度合いを忠実に再現して展示している同好会がありました。これに露店を加えれば、まさに36号まで終了した段階のものとなります。思わずニヤリとさせていただきました。

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屋外会場では、ライブスチームの運転も行われていました。巨大模型が煙を吐きながら走り、石炭の燃える香りが漂います。

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朝の段階では、ライブスチームは慣らし運転の段階で、お子様たちを乗せていたのはバッテリーで走る電気機関車でした。でも、慣らし運転中の楽しそうなこと!

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会場内では本格的ライブスチームだけでなく、きかんしゃトーマスも子供たちを乗せて走っています。こちらは大きくて、遊園地の豆汽車くらいの存在感があります。何故か、トビーのテーマが流れる中、目を左右に動かしながら走っていきます。
しかし、レールがありません・・・。すでに鉄道じゃありません。
「レールなんて飾りです。エライ人にはそれがわからんのですよ」と呟きます。

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静岡県内の有名駅弁もたくさん販売しています。県内のJR、民鉄も出展し、利用アピールや記念品に即売を行っており、一日中いても楽しめるほどのイベントです。また来年訪れたいものです。

次にホビーショーに向かうために、ここでは駅弁を買わず、会場を後にします。

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グランシップのすぐ側に、ホビーショーの会場の、ツインメッセ静岡へ向かう無料シャトルバスの乗り場があります。朝10時ごろは大変な行列でしたが、しばらくすると次のバスに乗れるくらいの込み具合となっていました。
静岡駅からも会場への無料シャトルバスが運行されています。

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ツインメッセ静岡の広大な会場内は、大変な混雑です。2日間で7万人を超える動員数という規模を実感します。
鉄道模型関連も、何社か出展しています。まず目に付くのは、広大な場所を占有して精力的に展示を行っているTOMYTECのブースです。既存の発売品に加え、多くの発売予定品が展示されていました。

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入り口近くでデモンストレーションを行っていたのは、ワイヤレスのパワーユニットです。既存のコントローラーの様に、電源やDCフィーダー、ポイントマシンなどのケーブルに制限されること無く、自由な場所で車両やポイントをワイヤレスリモコンのようにコントロールできる画期的なものです。

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奥の台座のようなメインユニットに電源コードやDCフィーダ、ポイントスイッチを接続します。手前のワイヤレスコントローラーを手に持って、あちこち動きながら車両をコントローできるということです。TOMIXの常点灯システムにも対応しています。
価格は25000円弱。コントローラーとしては非常に高価ですが、これは欲しい!夏ごろ発売予定との事です。

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次に、トラムレールを走るライトレールの隣で、バスコレが併走しているデモンストレーションです。「走るバスコレ」です。
ヨーロッパのHOゲージでは、道路を走る車の表現がよくなされていますが、日本では珍しいことです。ちゃんと楕円の周回に沿って走行します。このバスコレを組み込んだ、ライトレールのレイアウトを作ってみたいものです。

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カーコレクションの第11弾は、未着色の試作品が展示されていました。昭和30年代にぴったりの車両なので、是非多数、手に入れたいものです。

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11弾も、既に試作品が展示されていました。しかも、先日の丸栄での鉄道模型展とは異なり、撮影禁止にもなっていません。グロリアだけ欲しいのですが・・・。

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日本の鉄道模型の雄のKATOは、TOMYTECの隣に小さなブースを構えていました。

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気になる新製品は、「チビロコたのしい街のSL列車セット」です。昔からある製品の再販ですが、カラーリングが変更になっており、観光鉄道の佇まいです。
機関車に動力が無く、次位の客車に動力ユニットが内蔵されています。動力の制限が無いため、機関車は非常に小さく仕上がっています。

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色違いにて、「チビロコSL列車トータルセット」と称した電池式コントローラーとユニトラックレールを同梱したセットも発売されます。ラウンドハウスのロゴが見えるので、ラウンドハウスブランドでの発売のようです。
しかしこのセット、誰をターゲットにしているのかよくわかりません。20年前はこれでも画期的だったのですが、現在ではTOMIXのトーマスのセットやバンダイのBトレのセットなど、年少者のビギナー向けセットがたくさんあるので困ったところです。

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グリーンの塗色の方のPOPには、路面電車のレイアウト上を機関車が走る写真があります。松山の坊ちゃん列車を思いっきり意識しているのでしょう。
発売されたら、早く手に入れたいものです。

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さんけいのみにちゅあーとプチシリーズでは、新たに1/220スケールのZゲージに対応した紙製ストラクチャーを設置したレイアウトを展示していました。スケールが小さくなっても、このシリーズのシャープなラインは変わりません。今後、Zゲージが急速に普及していくことを予感します。

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鉄道模型以外では、プラモデルのアオシマのブースに、ランボルギーニ・カウンタックLP400の実車がドーンと展示されていました。我々の年代には懐かしい、夢のスーパーカーです。模型よりも人だかりが出来ています。さすがに伝説のスーパーカーの中のスーパーカーであるカウンタック。凄まじいまでのオーラを感じます。35年も前に製造された車なのに、状態が最高です。

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7月頃発売予定にて、全く新規の金型の1/24スケールのプラモデルが発売されるのに合わせての実車展示です。このプラモデル、実車のフレーム構造を忠実に再現しています。オプションのエッチングパーツを取り付ければより実感的な模型となるようです。欲しくなってきました。

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いきなり憧れのスーパーカーの登場に感動しきりです。独特のガルウィングドアやエンジンフードも開けたままで展示されています。

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リヤには75年の輸入当時の正規ディーラーである、今は無きシーサイドモーターの懐かしいステッカーがそのままきれいに残されています。
この「足立33 た 40-44」のLP400は非常に有名な車です。スーパーカーブームの当時、全国のスーパーカーショーで展示されました。私も幼少の頃に何度か見たことがあります。まるで当時のままのような色艶です。いや当時よりもずっと美しい、というのが本当のところです。

新車としては、日本で3番目に正規輸入されたこのカウンタックはオーナーを転々とし、現在はスーパーカーブーム当時にスーパーカーを追いかけて写真を撮っていた関口英俊さんという、スーパーカーの整備ショップのオーナーの所有です。きっとプラモ作成に際し、取材協力されたのでしょう。最高のコンディションのカウンタックを、模型の発表に合わせて展示するという夢のある計画に脱帽です。

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内装もピッカピカです。手塩に掛けて整備されたことが伝わってきます。
我々が楽しめるのは、これの24分の1の手の平サイズですが、実車の整備と同様に丹精こめて作れば、きっと良い仕上がりになることでしょう。

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アオシマのブースでは、軍艦島の模型が異彩を放っていました。廃墟ブームで人気に火がつき、観光ツアーまで出来た長崎の軍艦島(端島)ですが、模型にまでなるとはびっくりです。

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バンダイのブースでは、Bトレインショーティーの500系のぞみ号が人気を集めていました。登場時仕様にて16両編成を楽しめるとの事ですが、Bトレで16両ならば大した長さではありません。

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京商のブースでは、デアゴスティーニから来月創刊号が発刊されるハマーH1のラジコンカーの試作見本が展示されていました。隣にあるフェラーリF1ラジコンカーと共に、エンジンを動力に使用しており、巨大スケールです。
予測していた以上に、ディティールが凝っています。
ただ、走行するラジコンなので、純粋なディスプレイモデルにはない骨太の存在感があります。

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このほか、広い会場では新しい発見がいっぱいあります。模型ファン必見のイベントであり、毎年、機会を作って訪れたいものです。

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コメント

かるく触れられた、ライブスイーム、YUJIさんならと、応援したくなります。いつかきっとと!!

投稿: honest | 2010年5月15日 (土) 22時50分

詳細なレポートありがとうございます。

TOMIXのワイヤレスのパワーユニットに興味があります。
通信方式は何でしょうね。YouTubeで動画を見たのですがちょっと分かりませんでした。
赤外線(タカラのQステアやQトレイン等)ならNATOCの赤外線版でそのままコントロールできるかも知れません。(そうすればリレーのI/Oインターフェイスが要らなくなります)
しかし赤外線は指向性や伝搬距離問題があるのでラジコン(にしては伝搬距離が10mmは短すぎる)かもしれません。まさかBluetoothという事はないでしょうね。
発売が楽しみです。

あと軍艦島の模型に惹かれました。軍艦島、行った事はありませんが昔から気になっています。

投稿: カズキ | 2010年5月16日 (日) 05時45分

>honestさん、こんばんは。

走行させる場所さえあれば、ライブスチーム挑戦したいものです。整備や運転の光景は、とても楽しそうでした。

>カズキさん、おはようございます。

デモでは赤外線かラジコンかわかりませんでした。きっとカズキさんが実物一目ご覧になればわかったのかもしれませんが・・・。

事前に情報を得てこなかったので、会場で見てびっくりしました。これは新しい楽しみ方が増えそうな予感がします。

軍艦島は、自分で塗装するのは無理っぽいので、塗装済みキットで発売されればすぐに買ってしまうかと思っています。

投稿: YUJI | 2010年5月16日 (日) 10時32分

ネットでちょこっと調べたら16チャンネルの無線とありました。
一般的に無線といったらラジコンのような電波ですが、赤外線も無線と言えない事もありませんが。
しかし25K円はちと高いですね。
タカラのラジコンなんか500円位で安売りをしています。(購買層は全然違いますが)

投稿: カズキ | 2010年5月16日 (日) 12時04分

昨日天草に行く時、フェラーリの430(多分)の真後ろに、今日阿蘇に行く時またまたテスタロッサの真後ろにつけてしまいました。エンジン音ものすごいですね。乗る機会があっても、遠慮したいです。

投稿: honest | 2010年5月16日 (日) 15時07分

yujiさん、こんばんは。
300キロでなくても、空力に問題あってもLP-400オリジナルは素晴らしいですね。小さい頃に雑誌のグラビアで見た、夢の未来車のような感じがします。

投稿: munch | 2010年5月16日 (日) 20時30分

>カズキさん、こんばんは。

>しかし25K円はちと高いですね。

そうなのですよね。テクノロジーは500円の赤外線コントロールおもちゃと大して変わらないのに。
きっと我々のように、このくらいでも買ってしまう客がいるので、少々強気の価格設定となっているのでしょう。最初にヒットして、しばらく待っていれば、廉価版が登場することでしょう。

同時にデモしていた鉄コレ101系運転台型コントローラーも楽しそうでしたが、常点灯システムに対応していないので、私は見送りとなりそうです。


>honestさん、こんばんは。

スーパーカーとの続けての遭遇、羨ましいですね!
お好きな方は、あの爆音(特にテスタロッサ)がたまらないのでしょう。
私たちは1/10のエンツォのエンジン音で十分に楽しみます。

>munchさん、こんばんは。

私も、後期のウィングやブリスターで武装したカウンタックよりも、やっぱり最初期のLP400はイイ!と、最高の固体を前に実感した次第です。
小さい頃のスーパーカーブームの頃は、カウンタックLP400派と、フェラーリ365GT/4BB派に分かれましたが、私は両方とも好きな軟弱物でした。365GT/4BBの方は、最高時速300キロを謳ったカウンタックに対抗して、最高時速302キロとしていましたが、こちらも到底出なかったようですね。そんなもの無くても、どちらも素晴らしい産業遺産ですが。

投稿: YUJI | 2010年5月16日 (日) 20時53分

YUJIさん、こんばんは。

レポートありがとうございました。
私なんかもカウンタック垂涎世代ですので、こんなにピカピカだと写真見ただけで感動してしまいます。このデザインにウイングは要らないですよね!

それにしてもアオシマの1400分の1(WLじゃないのね)軍艦島には驚きました。出たとたんに買ってしまいそうです。
実は去年、上陸ツアーに行ってきました。これは出張ではありません(笑)。上陸している時間はわずかで、行ける範囲も限られていますが、お薦めしますよ。
とてもいい天気の日で、青空とコンクリートに当たる日差しと、窓枠の中や崩れた壁の中の陰が強いコントラストを作っているのが、歴史を語っているようで印象的でした。

投稿: まっぴい | 2010年5月16日 (日) 22時15分

>まっぴいさん、こんばんは。

私としては、幼い頃の思い出いっぱいで、現在のラン・アンド・ラン関口さん仕上げの、この世界有数の良好状態のカウンタックLP400を間近に見られただけでもホビーショーを訪れた意義がありました。スタンツォーニとガンディーニの二人の天才からなる隙の無いデザインに、ウィングやブリスターなどの付属物は要りません。きっとこのプラモ、私は発売されたら丹精こめて作ると思います。

軍艦島の上陸ツアーに行かれたのですか!羨ましいです。私も行きたいと思っています。
模型が発売される計画は楽しみですね。1/1400スケールでなくて、1/700スケールなら「軍艦島」の名にそぐわない「軍艦」との比較展示が出来ましたね。縮尺の補足、ありがとうございました。

投稿: YUJI | 2010年5月16日 (日) 22時34分

ランボールギーニはオジさんたちの頃も涎垂モノのクルマでした。
昨日電車で隣の人の携帯をチラ見した情報です。
フェラーリーが2012年にエンツォの後継機種を出すようです(URL)
今度はV8みたいです。と言っても買える訳ないんですが。

投稿: カズキ | 2010年5月18日 (火) 06時59分

> 隣の人の携帯をチラ見した
たまたまエンツォの画像が目に飛び込んで来ただけで
人の携帯を除く趣味はありませんcoldsweats01

投稿: カズキ | 2010年5月18日 (火) 16時28分

こんばんは。YUJIさん。
私は日曜日に静岡ホビーショーに行ってきました。実写のカウンタック、本当にピカピカでしたね。結構コンパクトなのにもびっくりしました。できればリトラクタブルライトが開いた状態も見たかったです( ^ω^ )

投稿: たかとし | 2010年5月18日 (火) 19時56分

>カズキさん、こんばんは。

フェラーリの情報、ありがとうございました。
V8ツインターボとは、リンクの記事にもあるとおり、名車F40の再来のようですね。

我々は模型が出たら、それで楽しむことにしましょう。

私はドコデモシアター楽しんでいるときに、よくチラ見されます。慣れました。

>たかとしさん、こんばんは。

ホビーショーレポ、お疲れ様でした。
カウンタック、本当に美しかったですね。最近の巨大なスーパーカーと比べると、本当にコンパクトです。横幅だけは大きいですが・・・。とにかく、日本有数の美しいLP400なのだと思います。
子供の頃のワクワク感を思い出させてくれました

投稿: YUJI | 2010年5月18日 (火) 21時46分

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