« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月

2010年6月30日 (水)

TCS自動踏切のセンサー故障・・・

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。
トホホ体験を数多くしています。今回はその一つの紹介となります。

このシリーズのレイアウト製作に際して、数々の電飾やセンサーによる踏切開閉ギミックなどを仕込んでいます。オリジナル部分の製作よりも、改造部分の方がずっと時間や労力を使っています。前作の「昭和の鉄道模型をつくる」でもそうでしたが、作成時間は概ね、本文の製作マニュアル通りの作業が2割、それ以外の電飾などの改造が8割といったところです。

1

電気関係の改造していると、あちこち不具合が出てきて、修復作業に追われます。殆どは作業中の不注意です。
先日も、地面に組み込んだTOMIXのTCS自動踏切ユニットの動作不良が起こり、せっかく撒布したバラストまで引っぺがしての大工事となってしまいました。普段は不注意による故障はコッソリ直してネタにもしていません。修復に必至で、撮影している余裕が無いのです。直らなくてフテ寝してしまうこともあります。

2

反時計回り走行の際に、レイアウト手前側の踏切通過後に遮断棒が上がらなくなりました。しかし、テスターで確認したところ、ユニット自体の不具合が判明せず、困りました。最悪の場合、踏切ユニット丸ごと交換となりますが、都合悪いことにTCS自動踏切セットは市場で長期欠品中で、手に入りません。次の製造ロットは何年後のことかも判りません。

更にテスターで確認したり、センサーの接続を入れ替えてみたところ、手前の踏切の右側のセンサーが作動していないことが判明。原因解明までに3日間フテ寝する必要がありました。
とにかく、センサーレールを取り外すしかありません。バラストを引っぺがし、踏切部分の道路もめくり上げて、何とかレールを取り外します。ヤマト糊施工のバラスとは、引っぺがす時に、ゴロッとまとまってはがれるので便利?です。木工用ボンド水溶液の施工よりもリカバリー性に優れています!と強がりを言っておきます。

3

踏切付近の道路やパネルボード表面もベリベリと捲り上げて、悲惨な状況です。自動踏切といったデリケートなパーツを組み込んでいながら、メンテナンス性を全く考慮していないので、こういった事態を招くわけです。

4

レールを外したところ、センサー自体の動作には不具合が無かったのですが、踏切ユニットとの接続ケーブルに断線の可能性があります。引張りによる断線かと思われます。
このシリーズのオリジナルのレール内部に仕込むためのスラブレール用センサーを購入した時に、それぞれケーブルが付属していたのでたくさん余っています。コネクターからケーブルを外して新品に交換します。

5

大工事の佇まいのまま、配線を接続して走行実験です。
今回は無事機能復活しましたが、今後のことが心配です。これから地面を仕上げていってから、踏切の不具合が起きたら大変です。踏切は、ボード裏からアクセスできるようにするのが理想的です。でも、ベースボードの穴あけは更に大工事です。結局、そのまま地面復旧することにしました。

6

ケーブルを確認すると、3本のうちの1本が断線していました。押しつぶされていた状態で引っ張られ、切れてしまったようです。ビニールの被膜に覆われたケーブルは意外に脆弱であり、パーツの角に当たっている箇所が引っ張られると、結構簡単に断線してしまいます。丈夫にしたければ、ポリウレタン線(0.4mm以上の太いもの)等を使用すべきなのでしょう。

7

断線の原因は、ボード裏のゴチャゴチャケーブルにあります。踏切のケーブルは長めなので、いちいち切断して半田付けして短くするのが面倒なので、タイラップで束ねてボード裏に留めてあるだけです。これが工作中に引っかかって、引っ張られて断線するというわけです。丁度良い長さへの改良は早めに実施しなければなりません。でも、8箇所のセンサーそれぞれ3本のケーブル、合計24本の施工は面倒・・・。

8

道路や地面を直し、木工用ボンドが乾燥したら再びバラスト撒布となります。一晩、乾燥の為に放置しておきます。

9

道路や周囲の地面の保護のためのプラ板に塗ったボンドが乾燥したら、バラスト撒布作業です。水分が踏切ユニットに入り込まないよう、ヤマト糊を使用したバラストセメント施工です。これも丸一日乾燥させます。今度壊れたら・・・またバラスト引っぺがして修復です。

A

修復作業の際に、センサー上面に塗っていた塗料が一部剥げてしまったので、フラットブラウンのアクリル塗料でタッチアップして作業完了です。
この写真を見ていると、パネルボードの上に直接塗料ビンを置いていて、非常に危険に見えます。こういう横着を繰り返しているから、失敗するのだと思います。気を付けます。

その他にも、LED配線の修復はしょっちゅうです。今回は無事修復できたので心に余裕がありますが、フテ寝の上に、配線からやり直しの時はネタにする気力も失せています。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」神社の拝殿の電球取り付け

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第43号 神社の残りパーツです

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010年6月29日 (火)

遅ればせながら「情景小物 火の見櫓・消防団車庫」

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

01

TOMYTECの情景コレクションシリーズの情景小物046「火の見櫓・消防団車庫」を購入しました。
随分前に発売になっていて、当初から気になっていたのですが、当時は使い道が思い付かなかったので買っていませんでした。でもやっぱり店頭にある内に入手しておきたいものです。

02

早速開封します。
背高の火の見櫓とはいえ、パーツ数が少なくて簡単そうに見えます。全て塗装済みなので、すぐに組みあがりそうです。

03

消防団車庫の入り口は、開閉する仕組みです。蝶番の上部は、消防団の看板で固定するといった簡便な方法です。お子様でも簡単に組み立てられる手軽さです。
看板の「富井市消防団第二分団」の「富井市」というのは、メーカーのTOMYのことでしょう。レイアウトの設置に際しては、パソコンで看板のシールを作成してオリジナルにしたいものです。

しかし、私の「鉄道模型少年時代」のレイアウトには、この消防団車庫を設置するスペースの確保が困難なので、組み立ててもお蔵入りとなる恐れがあります。

04

この模型を購入した私の目的は、この火の見櫓の方です。
櫓部分は上下に分割されており、細かい骨を接着するといった必要はありません。細かいパーツがあるものの、こちらも全く難しく無さそうです。

05

梯子の取り付けの際だけ、接着剤の力を借りる必要があります。その他のパーツは、はめ込みだけで一応組み立てられます。
最終的には、火の見櫓の屋根部分などは接着した方が良いでしょう。

06

付属の垂幕のシールを火の見櫓に貼り付けます。
しかし、裏が粘着のシールなので、このままでは地面の施工を行った際のパウダーがシールの裏側に付着してしまいそうです。
火の見櫓を正面と反対側から見たら、垂幕の裏側が汚い状態になりそうです。イザとなったら、この垂幕も作り直しでしょう。

07

10分程度で、火の見櫓と消防団車庫の出来上がりです。
眼中に無かった消防団車庫も、完成後に見ると良く出来ています。車庫を開けて消防車を収納したいものです。

08

火の見櫓といえば、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」でも使用しました。その際にはTOMYTECのものは発売されていなかったので、グリーンマックスのキットを使用しました。未塗装キットなので、結構時間をかけて仕上げた覚えがあります。レイアウト左奥のアクセントとして有効に機能しています。

09

今回の情景小物と、前作のものとを比較します。
パーツの精度や全体のフォルムは、前作のグリーンマックスの火の見櫓が圧勝です。特に、鉄塔部分の鉄骨の精度が違いすぎます。設計は古いものの、グリーンマックスのキットの繊細な造形は見事です。TOMYTECのは、生産性や組み立て易さ、耐久性などを優先したのでしょう。
それでも、組み立て簡単でお手軽に使用できる情景小物の火の見櫓も、単体で見ていれば十分に活用できます。

10

火の見櫓は、土台部分を取り外してしまえば手軽に狭い場所に設置ができます。
先日、茶店を撤去してしまって広大?な空き地となったレイアウト右手前の川原部分に置くのも楽しそうです。

11

川原の土手の上の墓地の設置場所に立てると、更に実感的です。お墓は別の場所に移動してもらっても良いでしょう。

12

5月に、懐かしの近鉄八王子線を訪れた際に見た、子供の頃に遊んで叱られた覚えのある、古い小さな火の見櫓です。丘の上にある小学校の側に立っています。このように隣に消防団車庫など無く、単独で立っていても違和感はありません。
この写真の火の見櫓のように、学校の隣の部分に建ててもよいかもしれません。

設置場所をあまり必要としないのに、非常に目立つパーツです。アレコレ吟味して設置場所選びを楽しみたいと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」神社の拝殿の電球取り付け

次回はこちら
TCS自動踏切のセンサー故障・・・

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2010年6月28日 (月)

「鉄道模型少年時代」神社の拝殿の電球取り付け

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

01_2

このシリーズでは、40~43号の4回に分けられて、レイアウトの中のハイライト的存在である神社が配布されます。41号にて本殿、先週の42号にて拝殿が配布され、どんどん神社の構築物が増えていっています。オリジナルの朱塗り神社は存在感たっぷりです。

また、拝殿の中に照明ユニットが仕込まれて、電飾される仕組みになっています。私は、このシリーズに付属する照明ユニットは使用せず、自作のLED照明システムを拝殿の天井部分に取り付けています。

格子状の窓から漏れる光が魅力的です。しかし、拝殿の入り口付近が暗いのが気になります。境内の参道には、私は2本の電飾仕様の手作り行灯を設置する予定ですが、拝殿の入り口が暗いのは何とか解決したいものです。

02_2

拝殿の正面部分の庇に電球を吊るして明るくしたいものです。実際の神社でも、拝殿の入り口は明るくなっているものです。暗いと、大切な賽銭箱が見えません。もちろん、賽銭集めるために神社があるのではありませんが、せっかく参拝に来られた方にとっては暗いと不便です。

03_2

照明に使用するのは、いつもの白色チップLEDです。今回は2mmのタイプです。ある程度、ケーブルを半田付けしてストックしています。

04_2

庇の下に直接LEDを付けても良いのですが、やっぱり覗き込んだときに雰囲気があったほうが良いので、傘付きの裸電球のイメージとします。農家の玄関や、駅の入り口に取り付けたものと同じ形態です。
極薄のプラ板で電球の傘を作ります。大まかな大きさに切り抜いて、LEDに取り付けてから周りをカットして大きさを整えます。

05

プラ板に千枚通しで穴をあけてケーブルを通し、瞬間接着剤で固定します。
傘の周りをハサミやニッパーでカットして、大きさを調節します。

06

傘の後部にゼリー状瞬間接着剤を塗り、爪楊枝で形を整え、瞬間硬化スプレーで固着させます。

07

このままでは傘の後ろ側まで光が回ってしまうので、LEDの発光面以外の部分を、ラッカー塗料のつや消しブラックで塗装します。絶対にLEDの表面に塗料をつけてはいけませんし、塗り残しがあってもいけません。通電して状態を随時確認しながら、極細の面相筆で慎重に塗ります。

08

透過防止用のつや消しブラックを塗り終わったら、通電して発光実験です。このままでは白く輝いていて、電球のイメージではありません。

09

先程、黒く塗った部分を、ラッカー系塗料のクロームシルバーで塗ります。

10

LEDの発光面に、クリアイエローを塗ります。クリアカラーは多少厚めに塗っても、光を遮ることはありません。LEDの上に、ぽってりと塗りつけます。
しかし、塗料が多すぎました。周りにはみ出てしまいました。

11

クリアイエローが乾いてから、はみ出た部分をエナメル塗料のクロームシルバーでオーバーペイントします。
先程のラッカー系塗料を使用すると、同じくラッカーのクリアイエローと混じってしまって汚くなってしまいます。最後に仕上げは、ラッカー系など他の塗料を侵さないエナメル系を使用するのが便利です。

12

点灯実験です。
クリアイエローの塗料のお陰で、暖色系に輝くようになりました。

13

拝殿の庇部分は、光を透過するので、一旦ラッカー系塗料のつや消しブラックを塗って遮光します。こんなに広い範囲を遮光する必要は無いのですが、勢いで塗ってしまいました。

14

遮光のために塗ったラッカー系塗料のつや消しブラックが乾燥したら、アクリル系塗料のフラットレッドを塗り重ねます。
最初から塗ってある屋根の裏の色と少し異なりますが、内側なので覗き込まないと見えません。このくらいの違いは妥協しておきます。

15

電球を取り付ける位置に、直径1mmの穴をドリルであけます。

16

開けた穴に、作成した傘付き電球を差し込んで固定します。
何だか、拝殿の入り口に吊ってある本坪鈴のようです。でも、本坪鈴ならば賽銭箱の上に吊ってあるはずなので、もっと庇の手前にあるはずです。

17

拝殿の内部の照明用のLEDと、拝殿前の電球のLEDとを直列接続し、プラス側のケーブルに15mAのCRDを挟み込みます。

18

点灯実験です。
拝殿内部の照明と、入り口の裸電球の照明との色合いの違いが、良いコントラストになりそうです。

19

神社の定位置に設置して、点灯します。
実際のスケールに換算すると、やたらと大きな電球となりますが、模型的には効果の高い電飾作業だったと思います。神社自体がレイアウト中で最も目立つ建物なので、電球一つ設置するだけでも雰囲気が異なってきます。

20

横から見ると、拝殿内部の電球と、外の傘付き電球との色合いの違いがはっきりと見て取れます。

21

拝殿前の参道も明るく照らしています。この調子ならば、賽銭箱付近も明るく照らすことでしょう。

22

12V電源を使用する場合には、15mAのCRD一つあたり、3個のLEDを数珠繋ぎに直列接続できます。余力のもう一つのLEDは、手水舎に設置したいものです。手水舎の天井に、そのままLEDを取り付けるのか、今回のように電球タイプに作りこむのか、来週号43号付属の手水舎を見て考えたいと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」クリアケースのおまけの茶店と水車小屋はトレードオフ・・・

次回はこちら
遅ればせながら「情景小物 火の見櫓・消防団車庫」

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2010年6月27日 (日)

「鉄道模型少年時代」クリアケースのおまけの茶店と水車小屋はトレードオフ・・・

今日は夕方まで厚い雲に覆われた蒸し暑い日でした。

日曜日ながら、年に一度の職場のバーベキュー大会に参加していました。野外で食事中には全く雨は降っていなかったのに、終わったとたんに盛大に振り出しました。雷まで鳴っています。皆さん、日頃の行いが良いのか、雨中のワケのわからないバーベキュー大会にならずに済んでいます。

一日外出していたので、工作は進んでいません。
講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の、ストラクチャーの設置に関しての考察です。

このシリーズのオプションの専用クリアケースを購入すると、おまけとして川原に設置する茶店とラムネ売りの露店、そして子供のフィギュア12体がおまけで付いてきます。茶店は街道沿いの店舗のようで堂々とした佇まいです。

101

私はシリーズ序盤にクリアケースが届き次第、早速組み立てて建物の内側の遮光処理を施し、電飾改造も終えました。茶店は単体で見ていると、細部まで良く出来ています。切妻の瓦屋根、店先の縁台と灯篭など、古い商店のエッセンスたっぷりです。でも、両サイドの塗壁が白く、両隣に他の商店が建っている状態を想像させます。

102

専用クリアケースに同梱されていた取扱説明書には、茶店の設置場所が示されています。レイアウト右手前の、コントローラーの設置位置です。クリアケースを使用する際には、コントローラーの操作が出来ないので、コントローラーを取り外した跡地に茶店を設置するといった手法です。
説明書に記載されている設置例の写真では、茶店は結構しっくりと馴染んでいます。街道沿いの商家の設定なのに、川原の茶店になっているのは、周囲のパウダー施工の上手さや店頭に子供のフィギュアを適度に置いたせいもあるでしょう。ラムネ売りとのバランスも悪くありません。

103

私の茶店は、前述したとおり、建物内部をしっかりと遮光してからLEDで電飾しています。2階の窓の桟も丁寧に遮光塗装してあります。店頭の灯篭にも内部を刳り貫いた上に光ファイバーを通し、床下に設置したチップLEDから導光させて点灯させています。
他の建物に比べてずっと手を掛けています。是非とも活用したい建物です。

104

川原には、内部にモーターを入れて回転させる水車を設置しています。これがまた、萱葺きで鄙びた風情を醸し出しているのです。
しかし茶店を設置すると、茶店単体ではよく溶け込んでいたのに、いきなり水車小屋とのミスマッチが露呈します。鄙びた水車小屋とガッチリとした茶店・・・。縮尺の異なる建物に見えます。全く雰囲気を異とする建物が隣り合っているのは不自然です。

105

かやぶきで板壁の小さな水車小屋と、瓦葺で塗壁の堂々たる2階建ての茶店のどちらかを諦めないと、川原の雰囲気が台無しになります。水車小屋はモーターの回転速度などに苦労しましたし、茶店は電飾に凝りました。困ったものです。

106

LEDを点灯すると、ますます違和感が大きくなります。茶店の手前は街道のように見えてきます。
非常に悔しいですが、ここは水車小屋を優先して茶店の設置を諦めようと思います。また何かの機会に活用の日がやってくるでしょう。

107

茶店を撤去した後には、灯篭のLEDを収納するためのパネルボードの穴と、配線用の穴とが残されました。これはいつか、プラスターなどで埋めることになります。
水車小屋よりも小さなラムネの露店は、違和感無く設置できそうです。このスペースは、まずは川遊びの人たちを設置することになります。
結構な面積の空き地が出来てしまいました。どうしたものか、今後考えていこうと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第42号 「光モレ」に注意!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」神社の拝殿の電球取り付け

| | コメント (5) | トラックバック (1)

2010年6月26日 (土)

「週刊零戦をつくる」第43号 ヒンジの取り付けシャフトは後で切る!

4301

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第43号です。

今日は朝から梅雨空で、外に出かけるのも億劫です。明日の日曜日は職場のバーベキュー大会なのですが、この調子だと天気が心配です。炎天下も大変ですが、雨降りの野外のバーベキュー大会は、食べてるんだか雨を避けてんだか判らない忙しさがあるので、何とか曇り小雨程度で本降りにならないことを祈る限りです。

妻はレッスンに出かけました。雨降り留守番にて、工作やり放題です。昨日の42号に引き続き、43号の組み立てを行います。

4302

今回のパーツは、右翼のタイヤハウスや小骨、主脚のシリンダー部分などです。

4303

部品の一覧です。
タイヤハウス(a)、タイヤハウス(b)、無線操作器、コの字ヒンジ、シリンダー(a)、シリンダー(b)、小骨(6.5番)、小骨(7.5番)、シャフト(径1.0mm)、フック、シリンダーリング、シリンダーパイプ、ネジ、バネです。
タイヤハウスやシリンダーパーツは左翼で見たパーツですが、変化を付ける為にコクピット内部に設置する無線操作器が付属しています。

4304

今回の作業は、主脚の組み立てと、コクピットの無線操作器の取り付け。そして左翼にヒンジを取り付けます。久し振りに、左翼も引っ張り出す必要があります。

4305

まず、主脚のシリンダーパーツのバリ取りです。
豪快なパーティングラインが付いているので、耐水ペーパーでなく、バローべの精密やすりでサッサと削り取りました。仕上げに1500~2000番の耐水ペーパーで仕上げておきます。

4306

パーツにメタルプライマーを塗ります。
左翼の際には、シリンダー内部にメタルプライマーが付着してしまいました。サスペンションの動きが悪い原因かも知れないので、念のためにマスキングテープで保護しておきます。

4307

主脚のシリンダーパーツ一式の他、タイヤハウスや小骨、無線操作器にメタルプライマーを塗ります。

4308

メタルプライマーが乾いたら、主脚のシリンダー部分に黒鉄色を塗ります。
次号にてギアを取り付ける切込み箇所には塗料が入っていかないように気をつけます。本文解説のように、後で塗料を剥がすのは結構面倒です。

4309

シリンダーa、シリンダーb、そしてシリンダーリングをメタルブラックで塗装します。

4310

タイヤハウス、小骨は青竹色に塗ります。また、無線操作器はコクピット色に塗ります。無線操作器は細かい造形がなされているので、スプレー吹くよりも、筆塗りの方がずっとラクチンかと思います。

4311

無線操作器の上部の突起部分を、面相筆を使用してセミグロスブラックで塗ります。
ちょっとはみ出した部分は、乾燥後にコクピット色で隠しておきました。

4312

胴体フレームの左側の内側から、無線操作器を接着します。
無線操作盤の箱の裏側は中抜きしてあります。外板を貼らないスケルトンモデルとして仕上げた場合、この箱の裏側の空洞が丸見えになってしまわないでしょうか。

4313

外側から見ると穴が空いていますが、内側からは、きちんとした箱状の無線操作器に見えます。
私は外装を貼って仕上げる予定なので、箱の内部が空洞であることは気にしないようにしておきます。

4314

主脚を組み立てます。
まず、42号で組み立てた主脚の軸部分にシリンダーパイプを差し込んで接着します。竹串で接着剤を付けるより、ブラシ付きの瞬着を使用したほうがお手軽です。

4315

主脚軸部分の先端に、フックを右側から差し込んで、接着固定します。

4316

シリンダーリングは、後で主脚のシリンダーパーツを固定するのに使用するので、とりあえず軸上部から差し込んでおきます。これを忘れたら、主脚のシリンダーパーツを再分解しなければならなくなります。

というのは、私は忘れて後で再分解したからです・・・。左翼の主脚を組み立てて、そんなに間が空いていないのに、すっかり忘れています。

4317

主脚のシリンダー内部にスプリングを入れます。これがサスペンションになるわけです。

4318

シリンダーbを被せ、付属のネジを締めます。
ネジ頭は後から黒鉄色で塗装しておきます。

4319

シリンダーリングを引き上げて、シリンダーaとbの先端にかみ合わせて接着します。これで主脚のシリンダー部分は完成です。一応、上下にサスペンションは動くものの、動きはあまりよくありません。

4320

久し振りに左翼を取り出します。
左翼に今回付属のコの字ヒンジを取り付けます。翼の根元に近い方に一番大きいものを、翼端に行くに従って、小さなものを取り付けます。まずは、ランナーからヒンジをニッパーで切断します。

4321

ヒンジの穴と、左翼の小骨先端の穴に、今回付属のシャフトを通し、シャフトの両端を潰して固定するという、本文の説明です。シャフトは、あらかじめ2mmの長さに切っておくという指示ですが、先に作業をされたhonestさんより、先に2mmに切ると穴に通すのが面倒とのアドバイスを頂いていました。通してから切断した方が作業が簡単です。

4322

まず、シャフトの先端を潰してから長いままのシャフトをヒンジと小骨の穴に通します。

4323

シャフトを適当な長さにニッパーで切断し、先をヤットコで潰して固定します。とっても簡単!honestさん、ありがとうございます。

4324

残り二つのヒンジも同様の方法で楽々固定でしました。今回は、本文の解説通りに進んでいると、苦労しそうな作業が最後に待っていました。

4325

これで今回の作業は終了です。
久し振りに、左翼も引っ張り出しての組み立てとなりました。タイヤハウスや小骨は次号で使用します。

4326

次号、44号のパーツは、右翼の主脚ボックスなどです。今回組み立てた主脚を、右翼内部に取り付けていくことになります。
変化を付ける為に、コクピット内部の無線用発電機や、今回左翼に取り付けたヒンジの右翼用が付属しています。

書店では、来週の火曜日に発売になりますが、定期購読の私が手にするのはその次の45号の発売日の再来週火曜日あたりになります。次回は多少遅れても、慌てないで対応したいものです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第42号 28号のシール、レンズの紛失にご注意!

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第44号 機体塗料の発売開始!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010年6月25日 (金)

「週刊零戦をつくる」第42号 28号のシール、レンズの紛失にご注意!

  4201

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第42号です。

早ければ、奇数号の発売日である火曜日よりも2日早い日曜日に届いているこのシリーズなのですが、今回は木曜日の受け取りとなってしまいました。家庭不和まで招いた遅配にイライラするのも、到着を待ちわびている証拠であると思います。

4203

今回のパーツは、右翼の主脚やタイヤ、ホイールなどです。小さなビニール袋に入ってちんまり収まっています。

4204

部品の一覧です。
主脚(軸)、車輪、ホイール(A)、ホイール(B)、ホイール(C)、ホイール(D)、ネジ、主脚パーツ、左側面計器板です。

主脚は、全て左翼の組み立ての際に経験済みですが、作業に変化を付ける為にコクピット内部の左側面計器板が付属しています。28号に付属してきたメーターシールやレンズも取り出しておかねばなりません。

4205

今回の作業は、右翼の主脚を作ることと、コクピット内部の左側面計器板を取り付けることです。
パーツ自体は少ないのですが、塗装作業があるので、それなりに時間を要す作業です。

4206

ホイール、主脚の軸部分にはパーティングラインがあるので、やすりや耐水ペイパーで削り取ります。本文解説にある箇所にバッチリとパーティングラインがあるので、これはあえて残しているのではないかと勘繰っています。

4207

パーツにメタルプライマーを塗布します。
コクピットの左側面計器板は複雑な形状なので、細目の平筆を使用します。

4208

主脚軸部分にメタルブラックを塗ります。
本文解説ではマスキングテープを使う旨書かれていますが、筆塗りなのでその部分を塗らないだけです。

4209

左側面計器板に、コクピット色を塗ります。
これも、後で塗料を派バス指示の箇所に塗料が付着しないようにしておきます。細い面相筆を使用しました。

4210

ラッカー塗料なので乾燥は早いのですが、それでも複雑な形状のパーツなので、1時間は放置して乾かします。

4211

コクピット左側面計器板は、塗料を削り落とす指示の箇所は塗らないように気を付けたのですが、それでも一部漏れてしまいました。カッターナイフの先でそっと剥がしておきます。

4212

レバーの先など3箇所を、ラッカー塗料のレッドで塗装します。

4213

解説の写真を参考にしながら、指示のある箇所をセミグロスブラックで塗ります。

4214

特に、レバーの溝部分ははみ出やすいので、慎重な作業が必要でした。

4215

28号に付属してきて今まで保管となっていた、メーターシールとレンズを取り出します。
大量の仕掛パーツと共に、ひとまとめにしてある箱の底からジッパー付き袋に入って保護してある状態で出てきました。

4216

メーターシールは、メーター表記の部分にも接着部分があります。表面の透明剥離シートを、セロハンテープを使用して剥がします。

4217

3つのメーターに、メーターシールを貼り込みます。

4218

レンズは、デザインナイフで丁寧にランナーから切り離しました。適当に作業をしていると、切断部分が白くなってしまいそうです。

4219

メーターシールの表面の接着面に、レンズを貼り込みます。
レンズをクリヤな状態に保ちながらしっかり固定できる今回のシリーズのメーターシールはスグレモノだと思います。

4220

メーターシールは後一つだけ残っていますし、透明パーツにはレンズや翼端灯部分などもあります。またしばらく大切に保管が必要のようです。

4221

胴体フレーム内部に、左側面計器板パーツを接着します。接着面が狭いので、今後ポロッと外れてきそうです。

4222

LEDランプの配線を、左側面計器板の切り込み部分に入れて固定します。
LEDランプの配線部分だけグレーで目立ちます。

4223

ケーブルの露出している部分は、コクピット色で塗装しておきます。最初から塗っておけばよかったと思う次第です。

4224

タイヤの組み立てです。
タイヤにホイールの左右部分をはめ込んでいきます。一応、スポークは両面合わせますが、ホイール外側パーツに隠れてしまって、6本スポークのホイールは外から見えません。

4225

主脚の軸部分にホイールCのパーツをはめ込みます。

4226

タイヤを軸にはめ込み、ホイールDを上に載せてマイクロねじで固定します。
左翼のときと同様、タイヤの転がりは悪い状態です。無理に回すと、固定用のマイクロネジが外れます。ちょっと疑問のある設計です。

4227

主脚の軸部分の突起パーツを塗るのを忘れてしまいました・・・。左翼で行った作業なのに、すぐに忘れてしまうものです。

4228

事後処理ではありますが。メタルブラックで塗装して、今回の組立作業は終了です。

4229

大物が無い、地味なパーツの取り合わせでした。
しかし、興味深いコクピットのメーターパーツを付属させるなど、飽きないパーツ配布をしているようです。

4230

同時に到着している次号、43号のパーツは、タイヤハウスや主脚のシリンダーなどです。作業に変化を付ける為に、左翼のヒンジやコクピット内部の無線操作器も付属しています。
塗装作業があるので、休日である明日、ゆっくり作業を行いたいと思っています。ウカウカしていたら、次の44号の書店発売日となってしまいそうです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第41号のLEDと右翼小骨の取り付け

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第43号 ヒンジの取り付けシャフトは後で切る!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月24日 (木)

「鉄道模型少年時代」第42号 「光モレ」に注意!

4201

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第42号です。

このところ、トンネルの作り直しをしていたり、電飾のお遊びをしていたりと、このシリーズに関連する工作ばかりしている気がします。また、タイムリーなことに、この42号からのジオラマグレードアップ講座でも、ジオラマの完成度を高めるテクニックの紹介編となり、トンネルのグレードアップ方法のフェーズが始まりました。興味深いことです。

4202

今回の付属品は、神社③です。拝殿です。
前回取り付けた本殿の前に設置し、境内の中心にデンと構える大型の建物となります。壁や屋根が効率よく分割されているので、規定のストラクチャー箱にコンパクトに収まっています。

4203

前回の本殿と同様、朱塗りです。
市販のTOMYTECの茶色い神社と建物の形状は同じながら、かなりイメージが異なります。

4204

パーツ一覧です。
壁A~D、廻り廊、屋根です。たった6個のパーツなので、普通に組むだけならばすぐに終わってしまいそうです。
しかし、本殿と異なり内部に照明が入るので、光り漏れの対策を施す必要があります。窓の桟が細かい格子になっています。この格子から光が漏れる光景を想像すると、照明の効果は高いと思います。

4205

本殿を取り付けた神社ベースを用意します。
神社ベースの真ん中に、今回の拝殿を設置する場所が大きくグレーに塗られています。

4206

パーツの壁と屋根の裏側は、遮光のために黒く塗装されています。外装の色と共に、市販の建物コレクションと異なる部分です。一応、これだけの処理でもほとんど遮光できることになります。

4207

屋根は厚みのあるパーツである上に、内部を黒く塗装してあるので、アルミシールを貼らなくとも屋根本体部分はあまり光が漏れません。しかし、入母屋の屋根の側面や角の部分に光り漏れが見られます。

4208

光漏れが激しいのは、側壁です。
LEDランプを当てると、遮光処理の内壁を透過して光が確認できます。壁の内側は、大まかにアルミテープで遮光をしたいものです。

4209

細かい格子の部分にかからないように、アルミテープを壁の内側に貼ります。4面の側壁を組んだあとに、隅の接合部をテープで塞ぎます。

4210

屋根は、側面と角部分以外はあまり光り漏れしませんでしたが、一応、適当にアルミテープを貼っておきます。

4211

神社ベースに取り付けた本殿は、先週は接着処理をせずに差し込んだだけでした。何かにつけポロポロと外れるので、屋根部分を除き、神社ベースにタミヤセメントで接着しておきます。

4212

拝殿の側壁部分を神社ベースに差し込みます。拝殿は、今後電飾など手を加えるので接着はしません。
手前の床との接触部分から光り漏れするので、アルミテープで遮光します。

4213

廻り廊を、拝殿手前から差し込みます。これもまだ接着しません。
廻り廊をつけると、一気に神社の拝殿の雰囲気が盛り上がります。

4214

シリーズ付属の照明ユニットは使用しないので、拝殿の天井に、オリジナルの電球色LEDを取り付けます。ボール紙数枚を貼り合わせた簡易基板に3mmタイプのLEDを取り付けています。かなり明るく光ってくれるはずです。

4215

しかし、LEDが明るすぎるので、屋根と側壁との境目から光が漏れます。側壁に屋根を取り付けた状態で神社ベースから拝殿を取り外し、漏れる箇所にアルミテープを貼って遮光します。何かとモレを気にする日となってしまいました。

4216

遮光処理が済んだら、再び神社ベースに取り付けて、今回のパーツの組み立ては完了です。
堂々たる大屋根の拝殿が取り付けられ、もうすっかり神社の佇まいとなっています。廻り廊が良い味を出しています。欄干が細めなのも好印象です。

4217

内部に仕込んだLEDの点灯実験を行います。
内部を遮光したことにより、側壁と屋根のパーツの間の光漏れは無くなりました。側壁の細かい格子から光が見えていて、実に良い感じです。拝殿正面の下部から光が漏れているのは、この場所の壁は縦の桟になっているからです。あまりに不自然な際には、裏側から穴を埋めます。
大きく手前に飛び出した屋根の庇部分にも、照明を取り付けて賽銭箱付近を明るく照らしたいものです。今後の課題として検討します。

4218

レイアウトの神社の丘に、神社ベースごと仮置きします。
本殿、拝殿の赤い建物は非常に存在感があります。トンネル山の壁を乱積み石垣に替えたので、神社の赤い建物とよくマッチするようになりました。レンガのままでは、色合いに違和感があったかと思います。

4219

神社の参道入り口から、拝殿方面を見ます。
この神社は境内の幅が極めて狭く、正面から見ると、拝殿の屋根の幅プラスアルファくらいの幅しかありません。
しかし模型的には、少々間延びしているTOMYTECの建物コレクションの神社よりもギッシリ感があって好ましく思えます。朱塗りであることも、よりアクセントとしての役割の価値を高めているようです。

4220

ジオラマグレードアップ講座は、今回からトンネルのグレードアップ方法のフェーズとなりました。スピーカーの音を効率よく出力するという機能があるにせよ、やっぱりボール紙の質感丸出しのトンネルポータルには不満を持っている方が多かったのでしょう。編集部にも多くの意見が来ていたことと思います。今回の作例の様に、出入り口にトンネルポータルが取り付けられるだけでも、大きく印象が変わると思います。

今回から48号までトンネルのグレードアップが続くようです。しかも、最後はトンネル山に川と滝を作る、と予告されています。滝により、山から水が落ちて、学校の脇を通って川に注ぐということでしょうか。

4221

楽しそうですね!
神社の裏側が、渓谷のような佇まいです。実際にありえないような光景を自由に作れるのも、ジオラマ工作の楽しいところです。この写真を見ると、トンネル山だけでなく、神社の側面にも階段を取り付ける改造を施していることがわかります。

4222

トンネルポータル取り付けについては、作例でも私の使用したものと同様の、TOMYTECの情景小物のレンガ調のトンネルポータルを使用していました。入り口への取り付けに際し、ベースからはみ出す部分を切除したり、トンネルシェードの天井部分を切り欠いたりして工夫が凝らされていました。

手前のアーチ状の窓をそのままにすることにより、スピーカーの音の効率よい出力という機能はしっかりと保持しているようです。これなら、多くの方が気軽にチャレンジできるものになるでしょう。私も気が向いたら手持ちのトンネルシェードを改造しようかと思います。

4223

次号、第43号の付属品は、神社④です。
御輿倉や手水舎、鳥居、狛犬、石灯籠、稲荷神社等、神社の小パーツ詰め合わせとなるようです。神社ベースが狭いので、御輿倉は境内の外にはみ出してしまい、稲荷神社に至っては全く独立してレイアウト手前に設置します。

次回で、ほとんど神社は完成となります。後は50号以降の樹木や59号の御輿や灯篭を設置して、境内を賑やかにしていくことになります。私は灯篭を点灯させる予定ですし、先日テストを行ったお焚き上げの設置場所も検討します。

また、ジオラマグレードアップ講座では、トンネル山のグレードアップです。次回は、とりあえずオリジナルのトンネルシェードをそのまま使用したグレードアップ方法となります。私はまだトンネルシェードを温存してあるので、大いに参考にさせていただきたいと思っています。

4202

昨夜、家庭不和の原因にもなったデアゴスティーニの「零戦をつくる」の42号、43号は、無事、私の仕事中に妻が受け取ってくれていました。今日も静かに不在通知だけが置いてあったらどうしようかと覚悟していたのですが、やれやれです。オトコの趣味は子供っぽくて、肩身が狭いものです。工作するようになってから、めったに外で飲まなくなったので、許してください・・・。

今夜は開封もせずに、週末に掛けての工作となります。

前回はこちら
トンネル山の側面の赤レンガ石垣を、乱積みタイプに変更する

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」クリアケースのおまけの茶店と水車小屋はトレードオフ・・・

| | コメント (17) | トラックバック (0)

2010年6月23日 (水)

THEカーコレクション第10弾の電飾改造は車体にLED内蔵手法で!

とっくに手にしているはずのデアゴスティーニの「零戦をつくる」の42号と43号が届かないので、今日は先週末に行ったTOMYTECのTHEカーコレクションのライト点灯改造の小ネタです。

実は、「零戦をつくる」は夕方に配達されて不在通知をもらっていました。妻が帰宅後にすぐに電話をかけたものの、「今日は混んでいるので、明日の配送です」という、JPエクスプレスの男性オペレーターのにべもない返事。水曜日にもなってデアゴスティーニが届いていないと私の機嫌が悪くなるので、「何とか今日の配達にならないでしょうか」と聞いたところ、

「でも、デアゴスティーニからの定期購読ですよね・・・」

何だかなぁ・・・

「その荷物、今日届かないと、腐ってしまう!」とか、「実は中に大切な契約書が入っていて、届けてくれないと30億円の損失を被る!」とか言えば、対応が変わったのでしょうか。

結局、「あなたの荷物を待っていたら、何にも出来ない!」と妻が怒ってしまい、今夜は散々です。確かにその通り。申し訳ない・・・。
更に、「曜日と時間くらい、設定して送ってくれないの?」と、至極当然の疑問をぶつけられました。早いときは日曜日に届くときもあるのに、遅いと今回の様に書店発売日の火曜日にも届かない事もあります。デアゴスティーニの定期購読がイヤになる最大の要因です。

ヤマト運輸さんとか、佐川急便さん等の対応が迅速で細やかになっていくにつれ、JPエクスプレスの悪い対応が際立ってきているように思います。デアゴスティーニさんも、趣味のものだから、多少遅れたり、対応が悪くても良い、のではなく、購読客の手元に届く直接の窓口について、もう少し真剣に選択しないと、今回のようにオペレーターの対応によって荷主も不名誉なことになります。

ネット通販では、曜日や時間を細かく設定して注文を受け取ることは常識になっているので、もう一手間かけて、定期購読申込み時に、希望配送日や時間帯の設定を受け付けて欲しいものです。コンピューターに入力して、毎週同じ曜日、時間指定をした配送伝票を発行し、後は配送業者に伝票と共に一斉に渡すだけです。ちっとも大変なことではありません。「書籍と他の配送はシステムが違う!」いえいえ、amazonがきっちりやっているのだから、出来ます。人気に胡坐をかいていないで、もっと自分の製品が購読者に届くまでの責任感を持って欲しいのです。

件のオペレーターは、趣味のものを心待ちにしているって事が無いのでしょうか。まあ、価値観は人それぞれなので、私の心待ちにしている荷物について、「そんなに必死にならなくても」という気持ちもわからないではありません。

長々と、「零戦をつくる」を手に出来ない愚痴を言ってすみません。
明日受け取っても、こうまで出遅れたら、明日発売日の講談社の「鉄道模型少年時代」の方を優先して開封したいので、週末に掛けてゆっくり組み立てをすることにします。42、43号を組み終わる前に、44、45号が届いてしまうかもしれません。

気持ちを切り替え、THEカーコレクションの電飾の新しい手法試行の記事を書かせていただきます。

1001

先日入手したTOMYTECのTHEカーコレクション第10弾の内、お気に入りは古い車のセドリックとグロリアです。製作中の「鉄道模型少年時代」のレイアウトに設置する予定はありませんが、いつもの様にヘッドライト、テールランプの電飾化改造を行いたいと思います。

「そんなの何度もやった作業じゃないか」、と言われそうですが、今回は今までと少し異なる手法を取りたいと思います。小さなカーコレの内部にLEDを内蔵させようというタクラミです。安価なカーコレを使用して、アレコレと遊びたいだけかもしれません。

1002

今日はグロリアの電飾を行います。
丁寧にカーコレをシャシー、タイヤ、ボディ、ウィンドウパーツに分解します。タイヤの軸が折れ易いので、最初にピンセットを使って丁寧に外しておくと安心です。
最初の頃のカーコレとの違いは、ウィンドウパーツが透明樹脂のカタマリではなくて薄いパーツになっていることです。車内のスペースが確保されていて、運転手のフィギュアを載せることも可能です。この広い?スペースを活用して、LEDを車体内部に設置しようと思います。

1003

これはカーコレ第1弾の、初代セドリックを電飾改造したものです。ウィンドウパーツが透明樹脂のカタマリなので車内のスペースが無く、ヘッドライトとテールランプに取り付けた光ファイバーを、床の穴から下に通し、レイアウトのベースのボード裏側に設置したLEDの光を導光するといった仕組みです。
まあ、これで全く不具合は無いのですが、色々と他の方法を試してみたくなるのです。

1004

グロリアのライトは、ヘッドライト4個とテールランプ2個です。
ヘッドライトはロービームの状態では2個だけ光っていれば良いかと思うのですが、模型的には4個とも光って欲しいものです。ヘッドライトの部分に光ファイバーを組み込む穴をあける前に、ライト部分を削って平らにしておきます。

1005

テールランプの部分も、ナイフで削って平らにします。

1006

ヘッドライトの部分の4箇所に、0.5mmのドリルを使って穴をあけます。穴をあける前に、千枚通しの先でチョンと印をつけておくと穴がズレずにすみます。

1007

テールランプの部分にも0.5mmの穴をあけます。

1008

前後、6本の光ファイバーをライト部分にあけた穴から通します。光ファイバーの断面は、鋭利なデザインナイフでスパッと切っておきます。ニッパーなどで挟み切ると、断面が潰れたり筋が入ったりします。

1009

ライトの断面部分ギリギリまで光ファイバーを通し、ボディの内側からゼリー状瞬間接着剤で固定します。
たくさん瞬間接着剤を塗ったら、光ファイバーが非常に脆くなります。最低限の量にとどめます。

1010

前後、6本の光ファイバーが通りました。
このままシャシーの床にあけた穴から下に通せばいつものカーコレ電飾の完了です。しかし、今回はもう少し手間をかけます。

1011

ウィンドウパーツをはめ込んだ後、ヘッドライトは真っ直ぐ後ろに、そしてテールランプは車体の部分をぐるっと180度回して後ろ向きにしてヘッドライトの光ファイバーとまとめます。熱収縮チューブを短く切ったものを用意して、6本の光ファイバーを通します。

1012

光源は、3mmタイプのちょっと大き目のチップLEDを使用します。このくらいのサイズでも、十分車体内部に収納できそうです。

1013

モノが大きいので、半田付けも楽々です。

1014

テールランプの部分の光ファイバー断面部分とその周囲をクリアーレッドで塗装します。クリアアラーは少々厚塗りしても光を透過するので、ポッテリ盛り付けるくらいに塗ります。

1015

半田付けしたチップLEDは、後方や側面など、光っては困る部分を黒くマスキングします。正面の一部分のみ光るようにします。

1016

厚紙の簡易基板に固定して、シャシー後方に固定します。シャシーにあけた穴から配線を下に通します。6本まとめた光ファイバーの束は、長さを調節してデザインナイフで切断しておきます。

1017

LEDを取り囲むように、アルミテープをトンネル状に巻きます。前方の開口部に光ファイバーの束を差し込むという算段です。

1018

光ファイバーの束を、アルミテープのトンネルの中にはめ込みながら、ボディとシャシを組み付けます。
バスなどと異なりボディが小さいので、光ファイバーが折れたり挟まったりしないように気をつけます。

1019

早速、LEDに通電して点灯実験です。
すぐそばに光源があるので、光ファイバーで遠くから導光する方法よりもヘッドライトは明るく灯ります。アップにすると、テールランプの光ファイバーが窓から丸見えですが、少し離れてみれば気になりません。

1020_2

光ファイバーがぐるりと車体内部を回っているテールランプも、意外と明るく光ります。

1021

部屋を暗くすると、車内灯がかなり明るく灯っているのがわかります。前向きに設置してあるLEDの光が漏れてしまうのです。ヘッドライトが前方を照らすくらいに明るくなる副作用のようなもので、好みが分かれると思います。スモークガラスにしようかな?

ともあれ、小さなセダン型のカーコレ内部にLEDを内蔵して電飾が行える可能性は十分に実証できたかと思います。設置制限が多かったボード裏のLED設置に比べて、今回の方法では配線さえできればどこでも設置できるようになったわけであり、電飾カーコレの配置の可能性が広がったと思います。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010年6月22日 (火)

トンネル山の側面の赤レンガ石垣を、乱積みタイプに変更する

今日は、デアゴスティーニの「零戦つくる」の43号の書店発売日にて、直販で定期購入している私の手元にも、42号と43号が届く予定なのですが、まだ来ません。早い時は日曜日か月曜日に届くのですが、今回の様に、たまに書店発売日以降の入手となることもあります。
どうせ作業は遅れ気味なので、零戦は開き直って週末に向けての作業とします。右翼の主脚やタイヤなので、左翼で一度行った作業ばかりです。内容はよくわかっているので、新鮮味はありません。

とにかく今日も、講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。昨日に引き続き、トンネル製作を続けます。

レイアウト右奥の、ボール紙製のトンネルシェードを、本格的?なトンネル山に置き換えるべく、作業を進めています。

0401

スチレンボードを重ねて作成したトンネル山に、TOMYTECの情景小物のトンネルポータルを取り付けました。手前の部分には、トンネルポータルのレンガ積みとマッチするような、レンガの石垣パーツを貼り付けました。
トンネル単体で見ていると、まるで赤レンガ倉庫のような佇まいです。作成中のレイアウトに設置したところ、周りの情景や、手前の神社の丘の石垣と全くマッチしません。上部にはプラスターを盛って山の造形を作成したものの、このままパウダーやフォーリッジを貼り付ける前に何とか修正したいものです。

0402

このTOMYTECの情景小物の赤レンガの石垣パーツは、アーチ橋の改良の時に購入して保管しておいたものです。トンネルポータルと同じような風合いなので今回引っ張り出したわけですが、あまりに自己主張が過ぎています。なにも赤レンガトンネルのためにレイアウトを作成しているわけではありません。せっかく貼り付けましたが、石垣を交換したいと思います。

0403

今回用意したのは、同じくTOMYTECの情景小物の石垣パーツのB、乱積みタイプです。
鉄道模型少年時代に付属してきた石垣パーツと酷似しているものです。少々材質が硬いので、曲面にも沿って貼ることができる、少年時代の付属のものより使い勝手が良くありません。今回は、殆ど平面部分に貼り付けるので、硬いパーツでも十分です。

0404

赤レンガタイプと同様、3枚の石垣パーツが入っています。表面の石垣の石が立体的に成型されており、適度にウェザリングも施されています。

0405

鉄道模型少年時代に付属してきて、川岸や神社の丘の側面に貼った石垣パーツの切れ端と比較します。
表面の乱積みの石の造形はそっくりです。同じ金型を使用しているのでしょう。但し、ゴムのようにクニャクニャ曲がる少年時代の付属物の石垣に対し、今回の情景小物の方は、一応曲がるものの、反発力が強くて曲面に貼れるほどではありません。明らかに材質が異なります。

0406

さて、既にアクアリンカーで積重ねたスチレンボードに貼り付け、底面はガッチリ木工用ボンドで補強した赤レンガの石垣パーツを剥がさねばなりません。せっかく作成したトンネル山を壊さずに、出来るだけ丁寧に境目にナイフを入れます。

0407

スチレンボードを極力削らないように、鋭利なデザインナイフで石垣パーツとスチレンボードとの間のボンド層を切断していきます。アクアリンカーはサラリとした剤形ながら、乾燥後は意外に強力に貼りつきます。しかし、ガチガチに固まらないので、ナイフを丁寧に入れていけば、それほどパーツを傷付けずに剥がすことが出来るはずです。

0408

カッターナイフの刃を奥まで届くように長く出した状態で、石垣とスチレンボードの間に差し込みながら、15分ほど掛けてゆっくり石垣パーツを取り外しました。

0409

ピチッと四隅が直角で、切り口も真っ直ぐな赤レンガの石垣パーツに対し、今回の乱積みの石垣パーツは形が歪んでいます。四隅も直角になっておらず、断面も曲がっています。しかも、少々長さが足りないので、全く同じ状態に交換して貼り直すわけには行きません。

0410

手前のトンネルポータルの左横に貼り付ける、細い部分を切り出します。
一旦、断面を真っ直ぐに切っておいてから、赤レンガパーツと大きさを合わせて切り出しました。

0411

真ん中の大きい部分は、なるべく形の整った石垣パーツを選んで、両サイドを真っ直ぐに切って調節します。
左側の、少し曲面になる部分には、鉄道模型少年時代の付属の石垣の余った部分を使用することにしました。最後に現物合わせで切断します。

0412

アクアリンカーを使用して、トンネルポータル横の細い石垣パーツと、真ん中の大きな石垣パーツとを貼り付けます。
左右の長さは赤レンガの石垣パーツより少し小さく、しかも左右の端を真っ直ぐに切りそろえたので更に短くなってしまいましたが、幸い上下のサイズは殆ど変更がありませんでした。

0413

左側の曲面に貼り付ける石垣パーツは、トンネルポータルの横面部分を隠すように貼るので、断面を斜めに削っておきます。

0414

アクアリンカーを使用して、既に貼り付けてある真ん中の大きな石垣パーツに押し付けるように左端のパーツを貼り付けます。柔らかい素材の少年時代付属の石垣パーツを押し付けることで、接合している部分が目立たなくなります。

0415

近くから見たらパーツの境目はバレバレですが、少し離れれば連続した石垣のように見えます。トンネルポータルの側面もしっかりと隠れました。

0416

トンネルポータルのみ赤レンガとなりましたが、違和感はありません。両方の出入口の連続性を、乱積みの石垣パーツが断ち切っていることにより、少しは自然な感じに近づいたかと思います。仕上げの段階で更にウェザリングを施して、「均等に汚れている感じ」を消したいものです。石垣には蔦の様な植物が這っている表現も行う予定です。また、石垣の手前には樹木が配置されるので、適度に隠れることでしょう。

0417

周りの造形、そして神社の石垣とも融和が取れました。これで安心して、上部の緑の情景作りを考えることが出来ます。
しかし、これでますます前作の「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウトに似て来てしまいました。トンネル上部や側面の石垣へのフォーリッジやパウダーの貼り付け、山の上面の変化付けなど工夫して、前作のトンネルとの差別化を試みたいものです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」トンネル山へのプラスター盛り

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第42号 「光モレ」に注意!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年6月21日 (月)

「鉄道模型少年時代」トンネル山へのプラスター盛り

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

レイアウト右奥のトンネルシェードを本格的なトンネルに置き換えるべく、作業を進めています。

301

前回、トンネル素材の貼り重ねたスチレンボードの出入り口にトンネルポータルを接着し、側面にはレンガの石垣パーツを貼り付けました。レンガの壁に違和感がありますが、これでとりあえずはトンネル山の形状を作成できたことになります。
トンネルの上部はスチレンボードを貼ったままの状態なので、プラスターを盛って段差をなだらかにしようと思います。

302

盛り付けに使用するのは、18号に付属してきたプラスターです。まだ半分以上余っています。当初はケチケチ使用していましたが、既に市販のTOMIXのシーナリープラスターも予備分として入手済みなので、遠慮なく残りを使用します。

303

プラスターに水を適当に混ぜて、木工用ボンドもこれまた適当に加えてかき回します。水分が多くてちょっと緩かったので、更にプラスターを入れました。

304

おなじみマクドナルドのコーヒーマドラーをヘラにして、スチレンボードの上にプラスターを塗りつけていきます。
後でプラスターを追加したものの、川原や神社の土手に塗りつけた時よりも水分が多いようです。塗りやすくてどんどん作業が進みます。

305

トンネル山の上部全体にプラスターを塗り終わりました。雪が降ったかのような光景です。このまま数時間乾燥させます。
少々表面が荒れているのも、地面が平滑でない表現としておきます。

306 

トンネルポータルやレンガ壁にプラスターが付着しないように、ギリギリの場所まで盛り付けます。

307

そんなに厚塗りしていないので、3時間もすれば乾燥してきました。プラスターはカチカチに固まります。乾いたら雪というよりは、岩塩のように見えます。

308

山が鯛の塩釜焼きの様相です。でも、コンコンと叩いて割ってもオイシイものは出てきません。

309

オリジナルのトンネルシェードとの比較写真です。
レンガの自己主張が強くて、まるで異なるイメージとなっています。これで緑を生やせば印象が違ってくるのでしょうか。

山の上面にどんな表現を加えるのかをこれから考えたいと思います。ただフォリッジやライケンで単純な森にしてしまうのは勿体無いからです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」赤レンガ倉庫のようなトンネル・・

次回はこちら
トンネル山の側面の赤レンガ石垣を、乱積みタイプに変更する

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年6月20日 (日)

「鉄道模型少年時代」赤レンガ倉庫のようなトンネル・・・

  講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

レイアウト右奥に設置するトンネルシェードがチャチなので、オリジナルのトンネルを作成しています。
昨日、トンネルポータルを使用した本格トンネルの製作を開始し、トンネル山の底部の形状に合わせてスチレンボードを切り抜きました。しかし、そのままではオリジナルパーツのスピーカーが設置できず、要検討課題としていました。

201

スッカスカのトンネルポータルに比べ、スピーカーをトンネルで覆ってしまうと音響効果としては低下するのは否めません。でも、ボード裏側に設置するよりはマシと考え、スピーカーは指定位置に設置したままトンネルを作成する方式にしたいと思います。

202

トンネル底部のスチレンボードを、スピーカーの形状に合わせて切除します。また、トンネルポータルをアーチ上に覆うボール紙は、スピーカーの前部分を切り取っておきます。
これでマトモな音が鳴るかどうかは判りませんが、とりあえず工作を進めます。

203 

トンネルポータルの上部の高さになるまでスチレンボードを多数切り抜いて積み重ねます。多少、側面がガタガタしているのは、後日プラスターを塗りこんで平滑にする予定です。

204 

トンネル内部のアーチ状のボール紙の内部を、アクリル塗料で黒く塗装します。これで、トンネルの入り口を覗いた時に、内部のスチレンボードが丸見えで興冷めすることが無くなります。
トンネル内部の塗装には、アクリル絵具か模型用のアクリル塗料を使用します。以前、お手軽に水彩絵具を使用したときには、後の作業で木工用ボンド水溶液を使用したときに溶け出して面倒なことになりました。

205

重ね貼りしたスチレンボードの内側も黒く塗装しておきます。もちろん、アクリル塗料です。

206

トンネルポータルとスチレンボードを組み合わせます。これで全体の形状は決定となります。スピーカーがトンネル内部にむき出しですが、黒いのでトンネルを覗き込んだ際にも目立たないと思います。

また、隙間の穴が空いていたりしてトンネル内部に光が漏れていると、目線を下げて覗き込んだ際に非常に格好悪いので、スチレンボードに隙間が無い様にします。尚、トンネルパーツ自体は取り外しが出来る設計にしておきます。小さなトンネルなので、脱線の際に困ることはありませんが、踏切センサー故障やレールクリーニングの際にはトンネルは邪魔になります。

207

スチレンボードにトンネルポータルをアクアリンカーで接着し、トンネルの天井部分を形状を合わせたスチレンボードで覆います。トンネルの佇まいになってきました。

208

トンネルの形になったところで、また試運転です。トンネル出口からヘッドライトが見えてくるとワクワクします。トンネルポータルの効果は絶大です。

209

トンネルの内側です。上部に丸く切り抜かれた部分にスピーカーが入ることになります。
試しにサウンドを鳴らしてみたところ、少々篭ったような音になるものの、十分な音量が出ていて問題無さそうです。

210

トンネル上部に更にスチレンボードを重ね貼りした後、角をカッターナイフで削って斜めにします。後日、プラスターで形を整えれば良いでしょう。

211

トンネルの手前側面には、石垣パーツを貼ります。
以前、これまたボール紙素材だったアーチ橋を改良するために購入した、TOMYTECの情景小物036石垣(レンガ)があるので有効利用したいと思います。
結局、アーチ橋は別のパーツを使用したのでまるまる無駄になっていましたが、今回日の目を見ることになりました。トンネルポータルの質感ともピッタリ合っています。

212

正面の平面部分には、石垣パーツが丸々一枚使用できます。トンネルポータルのサイド部分の幅に合わせて、石垣をカットします。

213

カットした側面を、フラットブラウンで塗装します。
レンガ壁は結構暗い色なので、赤みの少ないフラットブラウンで丁度良いくらいです。

214

形状を整えた石垣パーツを、アクアリンカーでスチレンボードに貼り付けます。
うーん、なんだか赤レンガ倉庫か車庫の佇まいです。

215

トンネルポータル部分です。
トンネルポータルと石垣部分は同じような質感になっていますが、逆に統一感が出すぎて不自然になってしまったようにも思います。

216 

もう一方の出入り口です。
上部の山部分に緑が生えれば雰囲気が異なってくることでしょう。想像していたよりもずっと重厚なトンネルになってしまいました。それに、トンネル山を製作して側面に石垣を貼り、取り外し式にしたことなど、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウトに似て来てしまいました。

217

石垣パーツを貼ったところでレイアウトに仮設置します。
壁の上部が一直線に揃っているところに、デザイン上のつまらなさが出ているようです。神社の石垣ともマッチしていません。レンガの壁にアイビーでも這わせればマシになるでしょうか。上から緑で覆って、横一列を崩したいですし、自己主張の強すぎる赤レンガの石垣を、周囲に馴染ませたいものです。

後日、上部のスチレンボード部分にプラスターを盛って、山の形を整えたいと思います。

218

オリジナルのトンネルシェードです。
オリジナルの軽快感が失われて、レイアウト右奥部分がかなり重厚なイメージになってしまいそうです。このシリーズを製作するにあたり、あちこち改造はするものの、基本的なオリジナル設計を尊重していくことにしていたのですが、トンネル部分のみはその禁を破ってしまいそうです。まだトンネルシェードは手付かずで残っているので、後戻りは可能ですが。

多分、多くの方がトンネルシェードを改良されることでしょう。完成後に最も人によって異なる部分になるかもしれません。好きな様に改良したものに、その人の思い入れが出ていて、どれも興味深いと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」重い腰を上げトンネルの改良開始!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」トンネル山へのプラスター盛り

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年6月19日 (土)

「鉄道模型少年時代」重い腰を上げトンネルの改良開始!

  講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

このシリーズで製作するレイアウトの設計は秀逸です。全体の配線やストラクチャー配置はよく検討されており、小型レイアウトなのに変化に富んでいます。特に、神社の丘に隠れて正面から線路が見えなくなっている部分や、手前の鉄橋のアプローチがS字カーブになっているところなど、いかに限られたスペースに多くの楽しみ要素を詰め込むかの工夫が凝らされています。正面からだけでなく、様々な角度から眺めても楽しめるようになっているのも特長です。

101

しかし、このレイアウトの中で、チャチに見えて興冷めする部分があります。右奥に配置されているトンネルシェードです。ボール紙で出来たトンネルシェードは、ペラペラの素材感が丸出しであり、当初から改良不可欠の部分と思っていました。

ボール紙のトンネルシェードには、トンネルとしてレイアウトに変化をつける以外の大きな目的があります。トンネルシェードの内部にサウンドを出力するスピーカーを内蔵しているのです。効果音を効率的に出力するために、スカスカのシェードとなっているわけです。

来週発売の42号のジオラマグレードアップ講座でも、トンネルの改良について解説があります。トンネルシェードの出入口にトンネルポータルを取り付ける手順の解説です。それを見てから作業開始しようかとも思ったのですが、やる気になったときに手がけていかないといつまで経っても手がけない可能性があります。

とにかく、せっかく他の情景を作りこんでも、このボール紙はいただけません。改良方法として、以下の3つを検討しました。ジオラマグレードアップ講座の内容に関係なく、自己流の改良の検討です。

①トンネルシェードそのままに、ペラペラのシェードの壁部分を改良してディティールアップを図る。

②トンネルシェードのパーツをそのまま使用し、出入り口部分にトンネルポータルを取り付けてディティールアップする。

③付属のトンネルシェードのパーツを使用せず、トンネルポータルを取り付けたトンネルを新規に制作する。

①は、トンネルシェード手前の縦長のアーチ窓の支柱部分の壁を厚くして、塗装すれば出来そうです。しかし、出入り口の部分のチャチさは変わりません。

②は、来週発売の42号のジオラマグレードアップ講座で解説されるであろう作業となります。お手軽ながら、どうしても「取ってつけた感」がぬぐえません。トンネルポータルの上辺が大きく上に飛び出すので、トンネルポータルをシェードに馴染ませるには、更にトンネルシェード全体を大幅改造することにもなります。

結局③の、新規にトンネルパーツを制作することにしました。トンネルシェードの形状を使用しないので、製作の制限がゆるくなります。しかし時間を要するので、他の作業を行いながら進めます。

作業手順に沿って、何回かに分けての記事投稿になります。失敗したら、突然ボツになっているかもしれません。

102

トンネルの出入り口に使用するトンネルポータルは既に購入しています。TOMYTECの情景小物028、トンネルポータルのレンガです。単線トンネルにぴったりの素材です。適度にウェザリングを施してあるので、そのまま使用できます。

103

まず、トンネルポータルだけをレイアウトのベースボード上に置いて確認します。
右側のトンネルポータルは、もっと手前に配置したかったのですが、レールを右側ギリギリに敷く設定なので、写真の位置に設置するのが精一杯でした。その代わり、左側のトンネルポータルは、トンネルシェードの設置位置より少し左にずれています。

104

トンネルポータルだけを設置した状態で、里山交通キハ1001形を走らせて接触しないかを確認します。車両が小型なので、全く走行に支障がありません。
電化路線を想定して作成されているこのトンネルポータル、小さなディーゼルカーが走るだけのこのレイアウトでは出入り口が高すぎるような気がします。でも、きれいに底部を切除するのは難しいので、このまま使用します。

105

50号までの応募券を送ってもらえるキハ2001型と同型の、TOMIXの樽見交通ハイモ95型も走らせて確認します。
この車両の方が少しだけ全幅が広いので、ちゃんと走らせて確認しておきたいものです。車両が少し大きくなるだけで、かなり設置場所の制限が出てきます。

106_2

トンネルポータルを設置する場所に鉛筆で印をつけます。
やはりオリジナルのトンネルシェードよりは、少しだけ左にずれた感じになっています。
取り外し式にして、トンネルシェードとオリジナルのトンネルを入れ替えて楽しむ、といった方式は無理のようです。

107

トンネルの入り口部分から中を覗き込んだ際にガッカリしないため、トンネルポータルの内側に、ボール紙を曲げて接着しておきます。内部は後で黒く塗ります。
とにかく、何か設置するごとに試運転です。

108

トンネルの出入り口の高さは調整できないものの、トンネルポータルの上部は簡単に切除できるようになっています。少しでもコンパクトに見せることができそうです。

109

アーチ状にしたボール紙は、形状によって内側が車両と接触します。長さや形を変えながら、決定版を作成していきます。

110

結局、ボール紙アーチは接触の恐れがある内側を一部切除します。
PPC用紙を使用して、トンネルの山の底面の形状の型紙を作成します。

111

トンネル山本体は、100円ショップやホームセンターで売っている糊付きのスチレンボードを使用します。以前、Nゲージのオリジナル小型レイアウトを作成したときの余りが少々あったので、それを活用します。小さな山なので、これだけあれば十分でしょう。

112

PPC用紙で作成したトンネル山底部の型紙の形状を参考に、スチレンボードを切り抜きます。

113

トンネルポータルの位置と、スチレンボードの形状を現物合わせしながら、形状を決定します。

このスチレンボードの形状と同じものをたくさん作成して貼り合せれば、トンネル山が出来ていくというわけです。

114

今日は時間がなくなってしまったのでここまでの作業です。

底部のスチレンボードを設置して気が付いたのは、スピーカーの存在です。このままではトンネル内にスピーカーを設置できません。
オリジナルのトンネルシェードと異なり、トンネルは内部を囲ってしまうので音響的には期待できないかもしれませんが、一応、オリジナルのスピーカーを設置したままトンネルを作成する方法にしようかと思っています。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第41号 神社は朱塗りのオリジナルだ!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」赤レンガ倉庫のようなトンネル・・・

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2010年6月18日 (金)

週刊ハマーH1ラジコンカー 創刊号はやっぱり豪華版?

H10101

デアゴスティーニの組み立てパーツ付きラジコンマガジン「週刊ハマーH1ラジコンカー」の創刊号が6月15日に創刊になっていたので購入してきました。以前より、広島地区にてテスト販売されていたものが、晴れて全国発売となったのです。6月2日に私がマヌケ面を晒したテレビ東京系の「ありえへん∞世界」のデアゴスティーニ特集は、このシリーズの発刊の宣伝のタイミングに合わせて放送日が後送りにされたという経緯があります。タイアップ番組の放送をずらせたいほどの、期待の大型商品でもあるのです。

創刊号は、いつものように特別価格で790円です。
毎号少しずつパーツが付属してきて、全65号で完成するといった、デアゴスティーニさんのいつもの手法です。創刊号は盛りだくさんで安価ですが、2号以降は1冊1,790円です。

デアゴスティーニ:週刊ハマーH1ラジコンカー
http://deagostini.jp/hmr/

つまり、全65号のコストは115,350円です。ラジコンカーとしては非常に高価です。他にも工具やランニングパーツ、塗料など数万円は余計に必要かと思います。でも毎号の負担は僅かですし、1年4ヶ月間の間ゆっくり楽しませてくれます。合計価格を換算して、安易に「割高だ!」等と言うのは野暮といったところなのでしょう。しかも、同一のキットは市販されていない、全くのオリジナルモデルです。

H10102

分厚く大きなパッケージで、書店の店頭に大量に山積みされています。創刊号から数号は、店頭でパーツの中身が確認できるようになっています。

H10103

デアゴスティーニの新シリーズの創刊号はいつも豪華です。
実車のハマーH1の情報等が書かれた本誌に加え、作成するラジコンカーの詳細を解説するシリーズガイド、スタートアップDVDなどが同梱されています。とても790円の中身とは思えません。

H10104

シリーズガイドの見開きに、ハマーラジコンカーの原寸大の写真が掲載されています。8分の1スケールにて全長570mm。
既に完成している同じくデアゴスティーニのフェラーリ・グランツーリズモの1/10スケールのエンツォ・フェラーリと比べて1回り大きな迫力ボディです。

H10105

純粋なディスプレィモデルであったフェラーリ・グランツーリズモと異なり、今回のハマーH1ラジコンカーは実際に走行できるラジコンカーです。しかもエンジン駆動です。
設計、製作はラジコンメーカーの名門の京商なので、モノは確かなのでしょう。ラジコンカーの割に、細部のディティールに凝っている印象です。

H10106

車を操るプロポは、最終盤の60号までの購読者へのプレゼントとなっています。つまり、タテマエとしては、最後まで付き合わないとラジコンとして動かすことが出来ないということです。
シリーズガイドを見ると、ボディの仕上げも終盤となっています。最後まで、製作の意欲を持続させるため、というか、途中でやめさせないための工夫です。

各部のパーツの配布順を工夫して、最終盤まで全容を明らかにしないという、デアゴスティーニさんのクラフトマガジンの特徴を遺憾なく発揮されることでしょう。現在は、中盤移行どんなパーツ配布順にしようかと検討されていることかと思います。

ただ、私の経験上、デアゴスティーニのクラフトマガジンのパーツの配布順はどれも途中で何度か破綻を来たしています。せっかく組み付けた部分を大量に再分解させられたり、無理な組み付けを強いたり、そのためにパーツ不良を余儀なくされたりということが「必ず」どのシリーズでもあります。まだまだ日本では未成熟の市場であるパーツ付きクラフトマガジンなので、デアゴスティーニさんも構成に工夫をしているのでしょうが、私には顧客ニーズの徹底研究の結果ではなく、会議室内での浅墓な価値観の中での知恵に思えます。懲りすぎて、「策士、策に溺れる」状態です。
しかし皮肉を言うならば、そういった荒削りながらも、部活的な雰囲気による「尖がった」商品開発と予測の付かないパーツ構成が、ある意味で魅力でもあります。

きっと、書店で販売するといった形態のパーツ付きクラフトマガジンを、最後まで買っても作り上げる方はほんの一握りなのでしょう。作り上げる人が意外に珍しいので、私のところになど取材に来られるのだと思います。ありふれて来たら、普通の余暇の行動のいちバリエーションとなります。

過去いくつか、そして現在発刊中のデアゴスティーニのクラフトマガジンは、浅知恵パーツ配布はともかくとして、少なくとも模型のクオリティーは専門店のものにも引けを取らないものもあります。今後も子供だましでない本物を発刊し続ければ、きっと市場が確立していきます。

市場が成熟していけば、ユーザーも大人になってきて、最初の数号を経たら模型の製作順に沿ったパーツ配布におのずと変化していくでしょう。

H10107

創刊号のパーツは、とにかくハマーH1ラジコンカーの巨大なスケール感を体感できるものになっています。「見せる」ためのパッケージなので、透明ペット素材でパックされており、取り出すのが面倒です。

H10109

フロントマスク、グリル、46Tギア、ギアホルダー、ホイール、ホイールキャップ、3×8mm皿タッピングビス×3、デカールです。
ハマーH1の顔とも言うべきフロントマスクやでかいホイールで、このラジコンカーの巨大さが良く判ります。
このところの「航空母艦赤城を作る」等のデアゴスティーニのクラフトマガジンの創刊号と比較すると、迫力はありますが少々パーツが物足りないのも事実です。

H10110

強力なエンジンを搭載して実際に走行するラジコンカーなので、素材の質感は2の次になっています。衝撃に強いABS樹脂製で、しかもプラ生地丸出しの無塗装です。明らかにチャチな感じです。

H10111

ホイールも樹脂製なので、手に取ると実車のもつ重厚感はありません。リヤナンバーに至っては、紙製のシールです。
ディスプレイモデルではなく、ラジコンカーとしての機能性にシフトされています。

H10112

そのために、走ることの無い前作のフェラーリとは全くパーツの精度や質感は異なります。
ディティールアップさせるために、メタリック塗装を施すことが必要でしょう。走行させればすぐに剥げてしまいそうですが。

H10113

創刊号には、どのシリーズでもお馴染みのスタートアップDVDが付属しています。モデルの紹介や組み立てガイドがなされており、購買意欲をそそる内容です。

デアゴスティーニから今年の1月より発刊されているフェラーリF2007ラジコンカーのシリーズでは、創刊号ではなく2号にスタートアップDVDを付属させていたので、私は創刊号を購入しませんでした。やっぱり創刊号につけてこそ効果のあるDVDだと思います。ケチってDVDを2号に付けたことにより、結局購読のきっかけの大きな要因である、書店で創刊号を手に取らせられなかったという機会損失をたくさん生んでいるのでは、と邪推します。

H10114

DVDの内容は3つのパートに分かれています。
・ハマーH1ラジコンカーの魅力
・ハマーH1ラジコンカーを組み立てる
・ハマーH1ラジコンカーを走らせる

実車のハマーH1の解説や紹介は、静止画像を使用した僅かな部分だけで、後はこのシリーズのラジコンカーの解説です。

H10115

「GM担当者が実車の影像だと思った」と言わしめた、なかなか迫力ある走行シーンが納められています。でも、影像を見るとわかりますが、「実車と思った」というのは、はっきり社交辞令です。

H10116

人との対比にて、このラジコンカーの巨大さがよくわかります。
後半には、ラジコンカーの練習方法も収録されており、スタートアップDVDながら、シリーズ終了後も参考になる内容を目指しているように思えます。

H10117

実は私は、このシリーズの完成版を先月静岡にて開催された静岡ホビーショーの会場でいち早く見ていました。ホビーショーの京商のブースに試作品が展示されていたのです。

第一印象は、予想以上にデカイ!隣に並んでいたフェラーリF2007ラジコンカーに比べると顕著でした。
そして、意外と細部も作りこんでいることです。試作品は、きれいにガンメタに塗装されていましたが、これはユーザーが自ら好きな色に着色することになります。

ハマーH1の実車については、フェラーリなどのスーパーカーと異なり私自身はあまり興味の無い車種なので、このラジコンカーも創刊号どまりです。しかしそれは価値観の違いで、ハマーH1は熱狂的なファンが大勢いる車種です。軍用車のイメージそのままの無骨な機能美のせいもあるでしょう。

H10120

こんな4輪駆動車で、土埃を巻き上げて原野を走り抜けてみたい!というのは、いわゆるオトコの夢のひとつの様に思います。でもそんな原野ってどこにあるのでしょうか・・・結局は街で乗るのでしょう。こういう巨大な四駆で、周りの車を睥睨(へいげい)しながら街を走るのは気持ちよいと思います。

駐車場は2両分必要で、出かけても街中には停める所も無く、リッター4キロしか走らないといった、実用とは程遠い車です。しかし、全てを踏み潰さんばかりの存在感はバッチリです。他の車を見下ろしながら、大いなるムダを楽しむことがハマーの真骨頂でしょうか。もちろん、オフローダーとしての図抜けた実力の裏打ちがあってこそではあります。

残念ながら、GM破綻後のハマーブランドの中国の自動車会社への譲渡交渉は決裂して、その内消え行くことになっています。自動車界の恐竜も、時代の流れで絶滅の道を歩むことになります。でも、「エコなハマー」なんて見たくありません。

H10119

実車を所有するのは、諸事情から問題が多いので、この巨大ラジコンをゆっくり組み立ててその迫力の一端を味わうというのも楽しそうです。DVDの映像の様に、土埃を上げてラジコンを走らせる場所の確保が出来るかどうかがカギとなります。結局は狭い日本の世知辛い住宅事情に話が帰してしまいます。公園や河川敷で走らせたら苦情が来そうです。

H10118

次の2号は、2週間後の6月29日に発刊です。
3号以降も、それぞれ関連の無いパーツが付属しているので、このシリーズも製作途中は仕掛品の山だらけになる予感がします。

創刊号コレクションながら、今回のパーツはさすがに他の模型の役に立ちそうにありません。そのままお蔵入りとなりそうです。でも何故か、書店に山積みになっていると無視できないのです。

| | コメント (7) | トラックバック (1)

2010年6月17日 (木)

「鉄道模型少年時代」第41号 神社は朱塗りのオリジナルだ!

  4101

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第41号です。

前回より、いよいよ大型ストラクチャーのフェーズに入り、楽しくなってきました。神社の完成には1ヶ月を要しますが、ゆっくり仕上げる楽しみもあると考えれば苦になりません。オイシイものを一気に食べてしまってはモッタイナイのです。
また、露店を固定する指示もなされます。私は地面を仕上げてから実施するので、今回組み立てるのは神社の部分だけです。工作は10分も掛かりませんでした。

4102

今回の付属品は、神社②です。
規定のストラクチャー箱に入っています。4回に分割されて届けられる神社ですが、今日はいよいよ神社の本体部分とも言うべき本殿です。

4103

箱を開けると、そこには朱塗りのパーツが入っていました。
このシリーズの神社は、TOMYTECの建物コレクションの神社を小型化したものですが、神社の境内の個々の建物の形は同じながら、カラーリングはオリジナルになっているようです。市販品の建物コレクションの神社は茶色の木目調ですが、今回のパーツは鮮やかな朱塗りです。

4104

パーツ一覧です。
本殿の屋根、壁、土台、幣殿、透塀です。大型ながら、たった5個のパーツを組み合わせるだけなので、作業自体はすぐに終わってしまいそうです。

4105

前号の40号に付属してきた神社ベースを用意します。
ベースの一番奥の部分に、今回付属の本殿を設置することになります。

4106

まず、土台パーツに壁を取り付けます。正面に扉が来るようにするのに留意するくらいで、あまり考える作業ではありません。
土台パーツは、最初からある程度組んであるのですが、接着剤が白化している部分があります。中国の工場での、職人による手作り光景が想像できるようです。

4107

土台を神社ベースの指定位置にはめ込むと同時に、手前に位置する幣殿を取り付けます。
ベースの穴の位置と土台の位置はピッタリながら、最終的には接着が必要だと思います。差し込むだけではすぐに外れます。しかし、次回の拝殿を設置するまでは、接着はしないほうが良さそうです。今回の幣殿の前部と組み合わせる部分があるかもしれません。

4108

透塀を差し込みます。
差し込み部分の突起が丸見えですが、後の作業で境内にパウダーを撒けば目立たなくなるでしょう。

4109

最後に屋根を取り付けます。屋根もすぐに外れそうです。
一応、これで今回のパーツの組み立てが完了します。

4110

本殿は、神社のご神体を祀る大切な部分です。この神社でも境内の最も奥に設置します。
昨日組み上げたさんけいのみにちゅあーとキットの小さな神社では、本殿と拝殿とが明確になっていないという雰囲気神社でしたが、このシリーズでは本格派を目指しているようです。隠れて見えない部分の幣殿の階段部分なども作り込まれています。模型とはいえ、神社を作るのに適当な設計は許されないような敬虔な気持ちにさせるのかもしれません。他の建物コレクション以上に、設計者の思い入れが伝わってくるかのような良作です。

4111

神社ベースが小さいので、建物で埋め尽くされると思っていたのですが、今回の本殿の設置の様子をみると、意外に地面の露出部が広いことに気が付きます。
お盆の暑い時期の、季節はずれのお焚き上げも設置できるでしょうか。

4112

神社ベースを、レイアウトの神社の小山に仮置きします。
まだ本殿が設置されただけなのに、すっかり神社の佇まいです。

4113

鮮やかな朱塗りの建物を設置することにより、今まで地味な色合いのこのレイアウトが色めきだって来ました。市販の建物コレクションの神社の茶色く地味な建物では周囲に溶け込んでしまいますが、派手な色合いにより、強烈なハイライトとなっています。

4114

道路から石段、そして神社の境内と一直線に繋がっているのがわかります。
後部のボール紙のトンネルシェードのチャチさが更に際立ってきてしまいました。ダントツで「どげんかせんといかん」パーツとなっていますが、なかなか手掛けられません。

4115

本殿の内部にはご神体が祀られている「ことになっている」のですが、当然ながら、今回は何にも入っていません。ミニチュアのお札でも作成して入れたいものですが、あくまで神社の「模型」として置いたほうが良いかもしれません。変なものを作って祟られても困ります。

また、本殿には窓が無いので、内部にLEDを設置しての電飾には意味がありません。周囲からライトアップするにも、境内の設置では距離が近すぎてうまくいきそうにありません。暗い本殿としておきます。

4116

みにちゅあーとキットの小さな神社の本殿との比較です。
本殿と拝殿とがはっきりしていないワケのワカラン神社です。今回の朱塗りの神社に比べて余りに小さいです。本殿だけだと街角のお稲荷さんのようです。
でも、プラキットに無い繊細なイメージには独特の味があります。但し、このレイアウトに設置すると神社だらけになってしまうので自重します。

4117

今週の製作マニュアルでは、前回に引き続き、神社の参道に露店を10店設置していく旨、指示があります。今回、LEDを裏に取り付けた露店のテントを設置して点灯テストを行うとの事です。

しかし、まだ地面の作成を行っておりません。初心者にも判りやすい製作マニュアルということで、先に露店を設置することになっているのですが、私は地面にパウダーを固着させてから露店の設置に進む予定です。

4118

ジオラマグレードアップ講座の電飾編は、今回が一旦最終回となります。私の署名を入れて頂くのも今回が最後です。
LEDとスイッチを取り付けた電源装置を接続して、一連の駅舎の照明のコントロールをします。駅舎を固定してからの今回の作業は大変ですが、駅舎の照明と街灯が取り付けられることにより、夜景がより楽しくなります。
他の建物の照明や道路の街灯の点灯等、だんだんステップアップして収拾が付かなくなるのが電飾の楽しさ?です。

4119

次号、第42号の付属品は、神社③です。
今回の本殿の手前に位置する拝殿です。我々が神社に行った際、普通にお参りする場所です。拝殿には窓があるので、内部のLEDを点灯させて電飾を楽しめるようになります。
今回の本殿と同様、ハデハデの朱塗りです。目立つ存在になることでしょう。

また、ジオラマグレードアップ講座では、懸念であるボール紙のトンネルシェードのグレードアップが予告されています。私もトンネルは近々グレードアップする予定ですが、このトンネルシェードをそのまま使用するか、新しくトンネルパーツを作り直すか迷っています。

前回はこちら
ゆらゆらLEDローソクで、神社のお焚き上げ作成計画!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」重い腰を上げトンネルの改良開始!

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2010年6月16日 (水)

コーヒーブレイク「走る!ミニチュア全国新幹線」

先日、勤めている会社の地方の支店を訪れた際、休憩の時に自販機で缶コーヒーを買ったら、おまけが付いてくるタイプでした。アサヒ飲料とカルピスの自販機です。

Asahi01

私の他、二人の同僚と一緒に買ったのに、同僚二人だけが当たりで、私だけ何にもなし。しかも当ったのは新幹線のオモチャ!チョロQのように、プルバック走行します。

「こういうの好きでしたよね」とか、「テレビで紹介するんですか?」なんて言われながら、知らない内に当っていない私の手の中に二つともありました。
何だか、普段会わない方々の間でも有名になってしまったようです。自分が当らなかったからといって、そんなに羨ましい顔はしていなかったのですが。

とはいえ、鉄道モノオモチャはありがたい。元祖と最新の0系とN700。嬉しいです。素直に頂きました。当たりが出たものの一つは無糖ブラックのコーヒーなので、決してお子様向けというわけではなさそうです。それに会社にお子様は勤めていませんし、お客様としてもやってきません。

Asahi02

バリエーションは全部で7種類です。今回頂いた東海道・山陽新幹線だけでなく、全国の新幹線がモデルになっています。0系、N700系の他、500系、800系、E2系1000番台、E4系MAX、EASTです。
試作車のEASTが入っているのが異色です。また、500系は「こだま」と表記されています。もう引退した0系があるのだから、500系は栄光ののぞみとして欲しかったと思わずにはいられません。

Asahi03

オモチャと同梱されている説明書は、行先のフォントや地の色が切符を模しているようです。大きさもほぼ同じです。楽しい演出だと思います。

Asahi04

0系です。
全長4.5cm程度の小さなオモチャなので、前後にデフォルメされていますが、特徴ある前頭部はよく再現されています。屋根上のシルバーも鮮やかです。

Asahi05

最新のN700系です。
カモノハシのくちばしの部分は短縮されて、実車よりも優しい顔つきです。サイドのN700のロゴがたまりません。

Asahi06

会社の机で遊んでいると、あっというまにすっ飛んでいってしまって床に転がり周りに迷惑をかけるので、家に持ち帰ってきました。しばらくはパソコンデスクの側に置いて楽しむことになりそうです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年6月15日 (火)

さんけい「みにちゅあーとキット:小さな神社」完成です

ワールドカップで日本がカメルーンに快勝し、興奮冷めません。BSでの再放送を見ながら、全く関係の無い神社をチマチマと作ります。

静岡ホビーショーで入手した、株式会社さんけいの「みにちゅあーとキット」シリーズの、1/150スケールの小さな神社の組み立ての続きです。

先日作成を始めましたが、カット作業がほとんど無いながらも結構細かくて時間を要し、90分程の作業時間で本殿と称する拝殿のような建物が完成したのみでした。以前組み立てた水車小屋よりも手が掛かります。その分、長時間楽しめるともいえます。ペーパークラフトの「苦行」の部分であるカット作業が無いので、組み立ての楽しい作業だけが続きます。

201

本殿の後は、社務所の組立てです。
さんけいさんのキットの特徴の一つは、側壁の重ね貼りによる立体表現にあると思います。社務所の側壁は、2色の素材を重ねて貼っていきます。

202

社務所の屋根パーツは、屋根シートからカッターナイフで切り出します。唯一、製作者自身が全て切り抜くパーツです。
シートから切り出した屋根パーツは、切り口の断面が白く目立つので、グレーのマーカーペンで塗ります。ダイソーの24色マーカーペンは、グレーや黒ばかり使用することになります。

203

社務所、手水舎を組み上げます。接着剤の白い部分は、乾燥すれば透明になって目立たなくなります。
手水舎には、手水鉢の上に柄杓を置く表現がなされています。細かいですが、よく出来ています。

204

手水鉢の柄杓くらいで「細かい」、なんて言っていてはいけません。絵馬掛には、絵馬のパーツを貼り付ける指示があります。私では到底うまく貼り付けられません。でも、小さすぎて良く見えないので、雰囲気だけわかればよいかと思います。

205 

鳥居と狛犬を組み立てて完成です。
狛犬は、平面に筋彫りした形状ながらもよく出来ています。指先サイズです。
鳥居は、支柱が四角断面なのが気になるものの、上部に取り付けるしめ縄の感じが良好です。

206

付属の石畳を置き、それぞれの建物を設置します。何とも可愛らしい神社の完成です。

207

レイアウトに設置せずとも、このまま眺めていても楽しめます。鎮守の森の木々や、のぼりをたくさん立てたりすれば、どこにでもある小さな神社となりそうです。周囲は玉垣で囲いたいものです。

208

石畳の周りに玉砂利を撒くと良い感じです。この神社を中心としたミニジオラマも楽しそうです。

101

「鉄道模型少年時代」に付属する神社はまだですが、試しに神社の建設予定地に今回の神社を置いてみます。
TOMYTECのジオコレの神社は、拝殿、正殿が大きくて立派なので、到底比較するするものではありません。片隅に収まってしまいました。レイアウトサイズを考えると、この神社の方が大きさによく合っているようにも思います。

102

40号の神社ベースを設置してから建物を並べると、意外に違和感無く溶け込みます。
でも、ココにはもっと立派な神社を建設予定なので、この後撤去です。

かといって、他の場所に設置するあてはありません。今回の神社は、大切に保管しておこうと思っています。少年時代のレイアウトにて省略されている社務所や絵馬掛けくらいは神社の隙間に使用できるかもしれませんが、素材の風合いが違いすぎるので期待はできません。

いよいよ明後日発売の鉄道模型少年時代の41号では神社の本殿が付属します。今回の小さな神社の出番は無さそうですが、そこらに飾っておいても楽しいキットだと思います。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2010年6月14日 (月)

さんけい「みにちゅあーとキット:小さな神社」

101

株式会社さんけいの「みにちゅあーとキット」シリーズの、1/150スケールの小さな神社です。

さんけいさんは先月5月15日に訪れた静岡ホビーショーにてブースを出されていました。その場でキットを販売していたのを購入したものです。定価は2310円ですが、会場では少々割引されていて1800円程度でした。

さんけいさんのキットは以前からお気に入りですが、知らない内にバリエーション豊かになっていてびっくりしています。1/220スケールのZゲージ対応品も大量に上市されていました。相変わらず、非常に細かい細工まで再現されているペーパークラフトです。

キットは、オンラインショップでも購入することが出来ます。

株式会社さんけい
http://www.m-sankei.co.jp/

みにちゅあーとショップ
http://www.rakuten.co.jp/sankeishop/

102

今回は、「なつかしのジオラマシリーズNo.38:小さな神社」です。神社の本殿、社務所、手水舎、鳥居、狛犬、絵馬掛を組み立てる様子です。
神社のジオラマといえば、TOMYTECから本格的なディティールのものが発売されていますし、組み立て中の「鉄道模型少年時代」でも、TOMYTEC版をかなり小型化したものをレイアウト中の非常に目立つ部分に配置します。40~43号の4号に亘って配布され、既にベースパーツだけは手元にあります。

しかし、今回のキットの神社は名前の通り非常に小さいので、TOMYTECのものと比較するようなものではありません。街角のお稲荷さんや、田圃の中の神社などを設置する際にも活用できそうです。

103

「みにちゅあーと」シリーズのキットとしては、以前水車小屋を組み立てました。水車が回転するようにモーターをギアを組み込み、「鉄道模型少年時代」のレイアウトに設置する予定です。ペーパークラフトなので、樹脂製のストラクチャーよりもずっと線が細く、リアルな情景が再現されています。博物館の模型を専門に作ってこられたさんけいさんの技術の高さに驚いたものです。
しかし、神社については既に立派なものが設置されるので、このレイアウトに使用することはありません。

104

パーツは全て紙製です。切取り部分には既にレーザカットが入っており、ホンの少しの部分を切ればよいお手軽使用です。紙の表面の筋彫りもなされています。
しかし、パーツが非常に細かく、水車小屋の時よりは組み立て時間が必要かと思います。

105

普通のカッターナイフでも良いのですが、出来れば刃先が鋭角のデザインナイフを使用したいものです。ナイフの他、木工用ボンド、ピンセット、爪楊枝、紙の切り口を塗る水性マーカーペンを用意します。この24色入りマーカーペンは、ダイソーにて100円で売っていたものです。今回はグレーしか使用しません。

106

各パーツは、殆どの部分を既にレーザーカットされているので、ナイフを入れる箇所は僅かです。
通常のペーパークラフトを作成していると、全体の約8割の時間はパーツを切り出す時間ということに気が付きます。そして、そのカット作業というのは決して楽しいことばかりではありません。カットした後の糊付け組み立て作業のために「耐え忍ぶ」作業といえなくもありません。

その面倒なカット作業の殆どを予め実施してあるこのキットは、ペーパークラフトの楽しい部分のみをじっくり楽しむことが出来るという画期的なキットです。第一、カット部分が細かすぎるので、到底ナイフで切れるものではありません。

107

壁面は、2枚のパーツを貼り合わせて立体感や素材感の表現をしてあります。これはみにちゅあーとシリーズの特徴です。
カット時間は少ないものの、水車小屋よりもずっと小さな建物である神社の組み立ては結構大変です。

108

壁面を組んだら、屋根を乗せて本殿の完成です。90分くらい組立作業をしていたのに、出来たのは本殿だけです。楽しい組立作業、とはいうものの、かなり手ごわいキットです。今日はここまでにしておきます。

109

実際の神社には、この「本殿」と称している部分は拝殿であり、後部に御神体を奉納してある本殿があるはずです。余程小さな神社ならともかく、一定の格式の社務所や手水舎があるような神社では、御神体が後方の山や大岩、或いは大木の様な自然のものでない限り、本殿がないことは稀かと思います。まあ、模型の世界なのでお堅い事は気にしないようにします。

後日、他のパーツを組み立てて、神社を完成させる予定です。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2010年6月13日 (日)

ゆらゆらLEDローソクで、神社のお焚き上げ作成計画!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。今回は、実際にジオラマに設置するかどうかわからない番外編です。100円ショップで購入できる素材を使用して、電飾遊びを行いました。

100円ショップは工作資材の宝庫です。電飾に関わるものもたくさん見つかります。

Led00

これは、LEDを使用した仏用ローソクです。LEDが光るだけでなく、ゆらゆらと不規則に点滅し、ローソクの灯りのようにゆらめきます。ボタン電池付きで100円(税込105円)は格安です。ダイソーでは売っておらず、近所のセリアで購入しました。仏用でないおしゃれなティーライトキャンドルのタイプもあるようですが、訪れた店ではこのタイプしかありませんでした。内部回路が欲しいだけなので、外見は何でも構いません。

以前、デアゴスティーニの蒸気機関車C62模型を作っているときに、定期的に点滅を繰り返すだけの焚口の灯りが気に入らず、このLEDローソクの回路を使用して火が燃えている様子を表現したことがあります。
今日は久しぶりに、このLEDローソクを使用して遊ぼうと思います。

Led01

電源はボタン電池3個で電圧は4.5Vです。三端子レギュレーターを使用して4~5Vの電圧を作れば大丈夫でしょう。
とりあえずは電池を入れて点灯テストです。結構リアルにローソクの灯りが再現されています。本当にゆらゆらと揺らぎます。切れかけてチラチラした蛍光灯の表現もできそうです。

Led02

作ってみたいのは、神社の境内のお焚き上げの光景です。
鉄道模型少年時代のシリーズでは、40号から4回に亘って、このジオラマの最大のハイライトの一つでもある神社が配布されています。その境内に、お焚き上げの火を付けたいという計画です。

この写真は、数年前に近所の稲荷神社に2年参りに行った際に撮影したお焚き上げです。普通の焚き火のような光景のものが多いのですが、これは丸太や角材で井桁を組んだ中で火が燃えています。お札や破魔矢等と共に、この木材も燃料になるのでしょう。模型的には地面で火が燃えているだけの光景よりも、キャンプファイヤーの様に木で囲まれている方が作りやすいかと思います。

但し、鉄道模型少年時代のジオラマの設定季節は夏祭り時期です。暑苦しいお盆の時期に神社でお焚き上げをしているとは思えませんが、まあ細かいことは気にしないでLED遊びを続けます。

Led03

早速、LEDローソクの分解です。
LEDの交換を考慮していないので、本体のスチロール樹脂のパーツはしっかりと接着されています。乱暴に扱うと基板を損傷してしまうので、ラジオペンチでゆっくり潰しながらパーツの合わせ目を拡げていきます。

Led04

内部は小さな基板に直付けされた3mmタイプの黄色LEDです。欲しいのはこの指先に乗る位の基板だけです。なにやら黒いカバーに秘密があるようです。

Led05

付属の黄色LEDは素性がはっきりしない低輝度のものです。このLEDを使用しても良いのですが、まずは手持ちの信頼度の高い日本製の電球色LEDを使用してみます。

Led06

LEDキャンドルから基板を取り外します。直付けされたLEDを外し、代わりにケーブルを半田付けします。
電球色LEDには、足にポリウレタン線のケーブルを半田づけします。この電球色LEDは高輝度タイプなので、お焚き上げには明るすぎるかもしれません。

Led07

LEDの足を切り、約10mm四方の透明プラ板に接着します。
これで、神社の地面に、木製ベースまで貫通する穴をあければLEDが設置できるようになります。

Led08

お焚き上げの炎の表現には、リキテックスのジェルメディウムを使用しようと思います。より粘度の高いブレンデッドファイバーも用意しましたが、結局使用していません。
これらの画材は、ジオラマの水の表現によく使用されますが、火にも使用できないかと思った次第です。適当な粘度があるので簡単に造形できて、乾燥後はスカッと透明になります。

Led09_2

ジェルメディウムを平筆に取り、LEDの周りにペタペタと盛り付けていきます。
水面の波の表現に使用する素材ですが、まさか炎にも使用するとは思っていませんでした。透明樹脂作成には、2液混合のクリスタルレジンなどを使用しますが、それよりずっとお手軽です。

Led10

LEDの回りに塗りつけたジェルメディウムが、白く怪しげに盛り上がりました。炎の先を尖らせるように、爪楊枝で形を整えます。

Led11

丸一日乾燥させたら、すっかり透明になりました。目立つ気泡もありません。木工用ボンドで代用すると、ここまで透明にはなってくれません。

Led12

配線して点灯実験です。
きちんと揺らいでくれますが、高輝度LEDを使用しているので目に刺さるような明るさです。塗装すればマシになるでしょうか・・・。
あまりに明るすぎて不自然な際には、LEDキャンドルに最初から付いていた素性が不明の黄色LEDで作り直そうかと思います。

Led13

炎の色は、ラッカー系塗料のクリアイエローとクリアオレンジを使用します。私の技術ではリアルな色合いは期待できませんが、「火」とわかれが良いでしょう。

Led14

色を塗ったら、ますます怪しげな物体と化してしまいました。でも、ジェルメディウムが透明なので、クリアカラーの色が有効に働いています。
火の下部には煤や灰、燃えかけの木材等の表現をしたいのですが、それはジオラマに設置後でも良いかと思います。

Led15

次は、炎の周囲の木材の井桁の作成です。
当初は、一応木材である爪楊枝の活用を考えていたのですが、爪楊枝は直径が2mm程もあります。原寸大に換算すると、直径30cmの丸太ん棒になってしまいます。
C62の配管作成の際に活用した直径1mmの燐青銅線があったので、これを塗装してみます。1mmならば、原寸大換算にて直径15cmの丸太となるので現実性があります。

Led16

燐青銅線にメタルプライマーを塗布します。
金属パーツに直接塗料を塗ると剥がれて来るので、下地が必要です。

Led17

メタルプライマーが乾く間に、もっと適当なパーツが無いかと道具箱を漁ったら、同じく直径1mmのプラ丸棒が出てきました。最初から見つけておけば良かった・・・。

Led18

燐青銅線とプラ丸棒とを合わせ、大量に木材パーツが出来そうです。フラットブラウンで塗装します。

Led19

参考にしたお焚き上げ光景の写真を見ると、木材の長さは2mmくらいありそうなので、1mmのプラ丸棒を13mmに切り分けます。「木材」はたくさんあるので、サイズが合わなければ何度でも作り直し出来ます。

Led20

瞬間接着剤を使用して、井桁を組んでいきます。
3~4段も積めば良いでしょう。

Led21

組んだ井桁を、ジェルメディウム製の炎の上に被せます。炎のサイズにピッタリな感じです。井桁とあわせると、何となく炎の様に見えないこともありません。
木材の断面の白い部分や、接着剤が白化した部分は、後でウェザリングついでにレタッチしておきたいものです。

Led22

ゆらぎ回路を繋いで点灯実験です。
塗装を施したものの、やっぱり目を刺すような明るさです。ゆらゆらと火が燃えているような光景は再現できています。
街灯や建物の照明など、他の灯りは静止しているものなので、ゆらゆらと動きのある炎があまりに明るいと目立ち過ぎてしまいます。

ゆらぎ動作の光景の動画です。
チカチカして眩いのでご注意ください。

周りの井桁がなかなか良い仕事をしています。キャンプファイヤーの佇まいです。
明るすぎるLEDは、抵抗を挟み込むと暗くなるのですが、ゆらぎの点滅のメリハリが無くなってしまいます。電圧を下げても同様です。

とはいえ、これでは溶鉱炉を覗き込んでいるかのような眩さです。あまりに明るすぎるので、4.5Vの電圧を3Vに下げて点灯実験してみました。

Led3v01

はっきりと暗くはなりましたが、やっぱりゆらゆらのメリハリは弱くなります。
3Vの際の点灯の動画です。

かなり理想に近い状態になってきたかと思います。
残る問題は、このお焚き上げセットを設置できるスペースが神社の境内にあるかということになります。

101_2

意外と隙間の無い神社の中で、設置候補地としては、参道左側の手水舎の隣でしょうか。
火を焚いていても、すぐそばに水があるので少々安心です。無理に設置する類のものではないので、神社の他のアクセサリーを取り付けた後に考えたいと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第40号 神社のベースパーツです

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第41号 神社は朱塗りのオリジナルだ!

| | コメント (11) | トラックバック (0)

2010年6月12日 (土)

「週刊零戦をつくる」第41号のLEDと右翼小骨の取り付け

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。

41201

昨日、41号のパーツの塗装と蓄電池ボックスの取り付けまでを終了しました。でも、主たる作業の右翼のLED配線と小骨の取り付けは、今日に持ち越しとしています。左翼の時もそうでしたが、今回の作業は非常に時間と手間が掛かります。週末に落ち着いて作業する必要があります。

41号の時点で、右翼の小骨や主桁、大骨を一気に塗装する旨、指示がありました。左翼の時に作業の内容を把握していたので、私はパーツが配布されると同時に塗装作業は順次行っていました。

41202

まず、右翼の大骨の翼端部分の2本の長さを調節します。上側は3mm、下側は4mm、切除します。パーツの設計段階での間違いのための微調整でしょうか。

41203

ナイフで簡単に印を付けたら、ニッパーでプチンと切り落とします。大骨パーツの細い部分ながら、結構硬いのです。

41204

29号に付属してきた主翼小骨原寸図に、全ての小骨を置いて番号を確認します。
左翼の時とは裏表反対ながら、全く同じ形状です。全ての小骨は微妙に形が異なるので、しっかりと確認しなくてはいけません。

41205

まず、翼端パーツにLEDを取り付けます。
最も長いケーブルが付いたLEDランプcを、翼端パーツの切り欠きのある穴にケーブルを通しながら設置します。

41206

翼端パーツを右翼の主桁に合わせます。25番の小骨を主桁に差し込んでケーブルを固定します。まだヒンジを固定していないので翼端パーツはブラブラ状態ですが、主翼の先端の折りたたみ機構が確認できるようになっています。

41207

LEDテスターに接続して点灯実験です。
LEDの先端のみ光るようにマスキングしてあり、翼端小骨の穴を通して光がレンズに当るようになっています。

41208

22番の小骨を入れる前に、LEDランプbを主桁の切り欠き部分に差し込みます。
この写真では、補助翼隔壁を入れ忘れているので、後でやり直しています。

41209 

小骨11番を入れる前に、LEDランプaを切り欠きに差し込みます。写真に写っていませんが、この時点でフラップ隔壁も用意しておかなければなりません。

41210 

本文の指示にありませんが、20mm機銃をこの時点にて組み込んでおこうと思います。左翼の時にも同様でしたが、後で小骨を外すのは大変な作業です。薄いアルミ板の小骨は、すぐに曲がってしまいます。接着してあるコの字フレームの補強材もポロポロ落ちます。

41211

この写真でもフラップ隔壁を付け忘れています・・・。
LEDランプのケーブル配線のために、先に翼の基部に近い1番の小骨を差し込んでおくと作業がスムーズに進みました。3組6本のケーブルを整然と並ばせるのは結構面倒です。最初に1番で固定しておけば楽になります。

41212_2

翼内の燃料タンクも取り付け、補助翼隔壁、フラップ隔壁を確認して、ようやく41号の作業が終了です。
簡単に作業が進んでいるように見えますが、パーツの差込だけで1時間以上奮闘しています。塗装後は主桁の小骨の切り欠きが組み合わず、ナイフで塗料を剥がしながらの作業となります。

41213

バラバラに保管してあった右翼の小骨も、7番前部と翼端側の26番を残して片付きました。仕掛品が減ってくるのは、1歩1歩完成に近づいていることを実感できます。
巨大かつ複雑な形状の、左右両方の翼の全容が見えてきました。

41214

次回、42号のパーツは、主脚です。右翼の主脚の軸にホイールやタイヤを組み合わせます。左翼で行った作業と同じです。さりげなくコクピット内の左側面計器板を一緒に配布して、変化を付けています。
その次の43号は、タイヤハウスです。胴体フレームに取り付ける無線操作機も付属します。しばらくは、右翼の組立てと同時に胴体フレームやコックピットのパーツの取り付けを行っていくことになるのでしょうか。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第41号 今夜は塗装と蓄電池ボックス取り付けまで

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第42号 28号のシール、レンズの紛失にご注意!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年6月11日 (金)

「週刊零戦をつくる」第41号 今夜は塗装と蓄電池ボックス取り付けまで

4101

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第41号です。

40号と共に今週の月曜日に到着していましたが、出張があったりして今日まで手を付けられずにいました。パッケージはペラペラながら、今までの仕掛りパーツの組みつけがあるので作業量は非常に多くなっています。今夜は途中までの作業となりました。
右翼の小骨の組み込み作業は明日以降実施します。

4102

今回のパーツは、LEDランプと蓄電池ボックスです。
ビニール袋に入れられたパーツは軽く、今回はあまり作業が無いような気がします。しかし、配布パーツに関係無く、これまでに作成したパーツを使用する作業がたくさんあります。

4103

部品の一覧です。
蓄電池ボックス(a)、蓄電池ボックス(b)、LEDランプ(a)、LEDランプ(b)、LEDランプ(c)です。

4104

LEDランプは、左翼の際に使用したものと全く同様のものです。それぞれケーブルの長さが異なります。短い方からa、b、cとのことです。翼端灯、そして翼の途中の航空信号灯に使用します。
左翼の時に配布されたLEDと同じものだけでは変化に乏しいので、胴体フレームに取り付ける蓄電池ボックスが一緒に配布されています。

4105

今回の作業は、蓄電池ボックスを組み立てて胴体フレーム内部に取り付けます。そして、右翼の小骨全てに塗装を施し、LEDランプを配線しながら右翼主桁に組み込んでいきます。
サラリと書いていますが、小骨全てを組み付け直すというのは相当な作業量です。燃料タンクの組み付けなどもあるので、今日は翼部分には手を付けず、作業手順を逆転して途中の蓄電池ボックスの取り付け作業までを行います。

4106

まず、今回配布されている蓄電池ボックスにメタルプライマーを塗ります。複雑な形状ですが、筆塗りならば問題なく細部まで塗れます。

4107

メタルプライマーが乾いたら、蓄電池ボックスの四角いボックス部分を除いて青竹色に塗装します。

4108

蓄電池ボックスの本体の四角い部分をセミグロスブラックで塗装します。パーツの隙間も塗らなければならないので、細い面相筆を使用しました。

4109

翼端灯や航空信号灯に使用する3つのLEDの点灯実験を行います。
34号に付属してきたLEDテスターを使用して、3つのLEDがちゃんと点灯するかを確認します。私のパーツは問題なく点灯するようです。LEDの基部のところが断線しているかもしれないので、必ずチェックする必要があります。

4110

LED発光させる場所以外をセミグロスブラックで塗装します。最も長いケーブルの「LEDランプC」は、先端の面を残して塗ります。塗り残しが無いかを確認するために、LEDテスターに接続して点灯しながら塗っていきました。

4111

ケーブルが短い方の2本、「LEDランプa、b」は、LEDの側面の一面を残して黒くマスキングします。
これもLEDテスターでチェックしながら塗ります。角の部分を塗り残してしまいがちです。

4112

本文の指示に無い作業ですが、LEDランプのケーブル部分を青竹色で塗装します。
そのままLEDランプを組み付けると、青竹色の翼パーツの中で、グレーのLEDのケーブルがやたらと目立つのです。青竹色に塗装しておけば、翼内部に溶け込んでくれると思います。

4113

蓄電池ボックスの塗料が乾いたので、2つのパーツを合体させて接着します。

4114

組み立てた蓄電池ボックスを、胴体フレームの底面に接着します。フレームに合わせて凹みが付いているのでぴったりと収まります。

4115

たくさんのボンベに挟まれるような形で蓄電池ボックスが納まります。今となっては、こんなに小さなバッテリーで大丈夫なのか、と心配になりますが、スターターモーターも無かったわけなので、小型バッテリーでも十分だったのでしょう。
最初はスッカスカに空いていた胴体フレーム後部には、次々にボンベや蓄電池が設置されてスペースが埋まってきました。胴体フレーム自体の重みもかなり増加しています。

4116

この後、LEDランプの配線をしながら右翼の内部の小骨を主桁にはめ込んでいく作業があります。燃料タンクや機銃の組み込みも行います。時間が掛かる上に慎重に作業を行う必要があるので、明日以降の作業としたいと思います。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第40号 翼端パーツとボンベ

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第41号のLEDと右翼小骨の取り付け

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月10日 (木)

「鉄道模型少年時代」第40号 神社のベースパーツです

4001

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第40号です。

前回バラスト撒布が終わり、いよいよレイアウトの作成も佳境に入ってきたところです。続いて大型ストラクチャーである神社と分校校舎の作成が続きます。特に高台にある神社は、このシリーズのハイライトの一つでもあるのでモチベーションが上がります。

4002

今回の付属品は、神社①です。
大型ストラクチャーである神社は、これから43号まで、4回に分けて配布されます。今回は土台とも言うべきベース部分です。パーツが大きいので、いつもよりも大きめのストラクチャー箱に入れられています。

4003

パーツ一覧です。
神社ベースA、神社ベースB、石段、石畳×2、ベース連結パーツ×6(内、4つは予備)です。ベースのパーツは成型樹脂なので、結構重みがあります。周囲の玉垣は繊細な造形がなされています。基本となっているのは、TOMYTECの建物コレクション第4弾の神社ですが、このシリーズのレイアウトのサイズに合わせてかなり加工が施されています。

4004

市販の建物コレクションの神社のベースのサイズは、17cm×30cmと、かなり大型です。鉄道模型少年時代のようなミニレイアウトに設置したら、周回路の真ん中はほとんど神社で占められてしまいます。

今回の神社のベースのパーツのサイズは、10.8cm×17.8cm。面積比にて、建物コレクションの神社の4割未満にまで縮小されています。分割されている真ん中部分を省いたのではなく、横にも縦にも縮小されたオリジナルパーツです。一体成型にしなかったのは、パッケージングを含めたコストとの兼ね合いでしょう。

ベースの縮小と合わせて、社務所や神楽殿などが省略されています。また、境内に設置されるべき御輿舎は石段下にはみ出され、稲荷神社はレイアウト手前に単独配置されます。結果、縮小されていない拝殿ばかりがやたらと大きな神社でアンバランスではありますが、模型としてのインパクトは強くなっていると思います。

4005

場所の確認のために、ベースをレイアウトの高台部分に仮置きします。ついでに石段や石畳も置いてみます。
神社の存在感がかなりのものであることがわかります。手前の分校校舎と合わせ、レイアウト中央部のハイライトとなっています。

4006

拝殿の部分がちょうど真ん中になるので、真上から見るとまるでお城のような佇まいです。こんなにきっちりと長方形でなくても良いのに、と思うのですが、そこは大人の事情があったのでしょう。

4007

神社ベースを連結します。
6つある内の二つのベース連結パーツをランナーから切り離し、接続部分に差し込みます。とりあえずは接着せずに、押し入れるだけです。一応、これでベースが一体化します。

4008

両面テープで仮貼りしていた神社の小山の正面部分の石垣を外し、石段を接着します。神社のベース部分を仮置きして、玉垣の切れている部分になるように調節します。パネルボードの記載のままに接着すると、私の場合はホンの少しずれてしまうので注意しました。

4009

石段の左右に石垣パーツを貼ります。
しかし、石段のベース部分が少し飛び出ているので、そのまま貼ると石段と石垣の間に隙間が空いてしまいます。

4010

石段の下部の突起部分に合わせて、石垣パーツの下部を切除します。

4011

石段パーツの位置合わせをして、裏側から鉛筆でカットする部分に印を付けます。

4012_2

アクアリンカーで石垣を接着します。下部に切り欠きを入れたことにより、石段と密着して石垣パーツを取り付けられます。
隙間が空いても、製作マニュアルのようにフォーリッジで埋めても良いですし、ここには銀杏の木を設置するので、ピッタリに拘らなくてもあまり目立たないかもしれません。

4013

石段の左側の石垣も、右側と同様に位置合わせをして接着します。
石垣はかなりウェザリングが施されているのに、石段がきれい過ぎて少々違和感があります。ちょっと汚せば良かったかと思いました。

4014

参道の石畳については、このまま付属のパーツを使用したいと思っています。平石を並べた状態が、神社の参道の雰囲気をよく表していると思います。

4015

私の場合、道路パーツを自作したからなのか、ちょっと石畳パーツが長くなっています。足りないよりも、削る方が簡単なので問題ありません。

40101

ジオラマグレードアップ講座に記載の通り、石畳パーツの接合面を400番の耐水ペーパーで削って平滑にします。

40102

続いて、パーツの長さを調節するために、石段に接触する部分をやすりで削ります。
耐水ペーパーではなかなかはかどらないので、バローべの精密やすりも活用します。

40103_2

この石畳パーツ、冊子にある試作品のパーツと比べると、色合いがかなり異なります。冊子記載の試作品のものは、ジオコレの石畳パーツを使用していると思われます。

40104

形状を整えたら、アクアリンカーでベースに接着します。
ほんの少し、二つのパーツの隙間があるようにも思えますが、このくらいは気になりません。

4016

神社の石段と石垣、参道の石畳接着に加え、今回の製作マニュアルでは、参道に露店の土台パーツを配置して接着する旨、指示があります。確かに、きちんと指定位置に露店を設置するには、地面を仕上げるよりも前に位置をきちっと決めておいた方が良いのでしょう。
しかし、私は地面を仕上げてから露店を設置する予定です。多少、指定位置からずれても気にしません。

4017

ジオラマグレードアップ講座では、このところ続いていた電飾編を一旦休み、神社の参道付近のグレードアップという、配布パーツとタイムリーにリンクさせた内容になっています。石畳の部分は、是非参考にしたいものです。
電飾編では、街灯やバスはともかく、ベースに接着済みの駅舎の改造などの例を取り上げたので、作業手順的に矛盾を来してしまいました。技術指導側としても申し訳ない次第です。

言い訳となってしまいますが、当初は電飾講座は30号辺りの連載となる予定でした。付属LEDの配布と合わせての号へ変更となったので、駅舎の部分は矛盾を来すことになったわけです。

4018

次号、第41号の付属品は、神社②です。
神社の本体とも言うべき、ご神体を祀る本殿(正殿)です。神社の一番奥に配置されます。また、露店のテント部分も固定する指示があるようです。ジオラマグレードアップ講座では、再びLED編に戻って、LEDと電源装置の接続方法の解説です。

神社は、本殿の手前の拝殿にのみLEDを設置して電飾することになっています。窓の無い本殿を電飾しても仕方ありませんが、他の方法にて電飾手法を考えたいと思っています。とりあえず、境内に設置する行灯には電飾化改造を終えています。

42号には神社の中心に位置する大きな拝殿、43号には手水舎と神興舎、鳥居、看板などの小物と、レイアウト手前に単独設置する稲荷神社が配布され、神社部分が完成します。小さいながらも、一応神社の最低限の形式的なものは揃っているようです。

前回はこちら
里山交通キハ2001形の原型車両?TOMIX樽見鉄道ハイモ295-315

次回はこちら
ゆらゆらLEDローソクで、神社のお焚き上げ作成計画!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010年6月 9日 (水)

里山交通キハ2001形の原型車両?TOMIX樽見鉄道ハイモ295-315

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

50号までの冊子の応募券を送ったらもらえる購読者プレゼント車両の「里山交通キハ2001形」の原型となったと思われる車両を手に入れました。先日、たかとしさんからお教えいただいた、「樽見鉄道ハイモ295-315形」です。先月発売になったばかりのニューモデルです。

29531501

昨日、船橋への出張移動の際、名古屋駅より同行する人との待ち合わせ時間が少しありました。名古屋駅西口すぐにある中古品を主に扱う「ホビーランドぽち」という鉄道模型屋さんに時間調整のために何とは無しに立ち寄ったところ、この樽見鉄道の派手なディーゼルカーが目に入りました。

しかし中古品とは言いながら、先月出たばかりの商品なのに、プライスは3990円(税込)。定価は6615円(税込)なので、6掛けです。ワケあり品でしょうか・・・。

29531502

出張前に荷物になるのですが、気になったら仕方ありません。安価の原因を聞くと、きれいな商品だが付属品のアンテナが既に取り付けてあるから、とのこと。売っているそのままの状態でなければ大きく価値が落ちてしまうのが模型の世界のようです。

たまに格安中古品には、ものすごくタバコ臭いものがありますが、これはそんなことはありません。模型を売ったことも無く、この先売るつもりもない私にとっては、アンテナが取り付けてあるなんて、手間が省ける上に安いので、もってこいです。

29531503

取り出してみると、15m級の小型車両ながら、池田満寿夫デザインの鮮やかな外観は、模型として魅力的です。しかも殆ど走行させたことが無いような、きれいな車両です。どうして発売後すぐに中古品として出回るのか不思議です。

29531504

多くの第3セクター鉄道で使用されている、富士重工のLE-DC形車両のバリエーションの一つです。
前方の方向幕には、「大垣-樽見」と書かれていることが確認できます。

29531505

樽見鉄道が走る美濃地方には、冬に雪が降ります。そのために、前後に大型のスノープローが取り付けられています。

樽見鉄道は、旧国鉄の樽見線が第3セクターに生まれ変わったものです。岐阜県の大垣が基点なので、その気になれば簡単に訪れられます。しかし私が訪れたのは、今から20数年前の中学生時代です。もちろん、まだ国鉄樽見線で、今では途中駅の美濃神海(現在の神海)止まりでした。キハ22型ディーゼルカーが走っていたと思いますが、全く記憶にありません。

29531506

38号の、プレゼント車両のキハ2001形の仕様決定写真と見比べます。
アンテナなどの細かなディティールは異なりますが、基本は全く同じ金型で作成された模型であることがわかります。

29531507

今までは、TOMIXのキハ130形が、プレゼント車両のキハ2001形の基本だと思っていたのですが、別金型のものでした。こうして樽見鉄道ハイモ295とキハ130日高ポニー号とを比べると、全体のプロポーションは同一ながら、細部のディティールはまるで別物であることがわかります。

29531508_2

ただ、どちらも富士重工業製のLE-DC形車両なので、非常に良く似ています。寒い北海道を走るキハ130形よりも、ハイモ295形の方が大型のスノープローを取り付けているのが意外です。

29531509

この樽見鉄道ハイモ295-315形、もちろん最初からヘッドライト、テールランプ、室内灯が点灯します。プレゼント車両を手にするまで、このハイモ295-315を眺めて楽しめそうです。
暇が出来たら、フラッと樽見鉄道に足を伸ばして、このハイモ195形の実車を見に行きたいものです。

29531510

創刊号付属のキハ1001形に比べて、全長はほぼ同じながらも少々幅が広いので、かやぶき農家の角の部分に接触しそうなほど近寄ります。これ以上大きな車両は、このレイアウトでは走行が出来そうにありません。

昨日、今日と出張カバンの中に持ち歩いていましたが、ようやく検分して走行確認できました。非常に滑らかな走りが楽しめる優れた模型です。

前回はこちら
結局、バラスト散布は全てヤマト糊セメントで実施

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第40号 神社のベースパーツです

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 7日 (月)

「週刊零戦をつくる」第40号 翼端パーツとボンベ

4001

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第40号です。

今回は、次号の41号と同時に41号の書店販売日の前日に到着しました。デアゴスティーニさんからの通販で購入していますが、結構到着日はマチマチです。相変わらずペラペラの軽いパッケージですが、作業量は結構なものとなっています。

明日、明後日と船橋に出張予定です。明後日は夜遅くに帰宅予定なので、しばらく工作ができません。また、明日の夜は懇親会のためにホテルに到着するのが遅くなり、日記の更新もままならない状況です。
今日届いていたので何とか組立作業が開始できますが、到着が明日になっていたら、週末まで開封さえ出来なかったかもしれません。41号はパッケージはスカスカに軽いものの、内容は相当に「重い」作業なので、ゆっくり腰を据えて行いたいものです。

4002

今回のパーツは、右翼の翼端などです。
ボール紙に挟まれた薄っぺらいパーツだけかと思ったら、胴体フレーム内部に設置するホワイトメタルのボンベパーツが付属しています。

4003

また、公式ページにも記載がある内容ですが、29号の冊子の作業指示に誤りがあったことについて、お詫びの文章が同封されていました。左翼の補助翼とフラップ隔壁の組み付け指示の抜けについてです。
今更言われても・・・の内容ですが、私を含めて多くの方は、冊子の指示が無くても隔壁を組み込んでいるかと思います。私は説明をよく読まずに組み立てて、結果的に問題が無かったのですが。

4004

部品の一覧です。
翼端小骨(1番)、翼端小骨(2番)、翼端小骨(3番)、翼端小骨(4番)、翼端前桁(F)、翼端後桁(R)、小骨(25番)、小骨(26番)、翼端前縁(A)、翼端前縁(B)、ボンベ(A)、ボンベ(B)、翼端ヒンジ(後桁)、翼端ヒンジ(前桁)、マイクロネジ×6(2本は予備)です。

左翼の翼端の時のパーツと基本的に同じものですが、ボンベを付属したりして微妙に異なる内容にしています。パーツ配布はパズルの様相を呈しています。

4005

今回の作業は、右翼の小骨(25番)にパイプやフレームの補強材を付けてディテールアップし、折り畳み機構を再現した右翼の翼端を組み立てます。また胴体フレームに2本一組のボンベを取り付けます。
翼端の作成は、左翼で行ったものと同じ作業です。また、翼の小骨の補強材の取り付けは、今回が最後になるのかと思います。

4006

まずはお馴染みの翼の小骨への補強材の取り付けです。今回付属の25番の小骨の作業で、延々と繰り返してきた補強材取り付けは終了します。
しかし、まだ大量に補強材のパイプやコの字型フレームが余っています。今後使用することは無いかもしれませんが、一応保管しておきます。

4007

3mmのコの字型フレームや、2.5mmのパイプなど、極小のパーツを取り付けて、補強材の取り付けを終了します。
瞬間接着剤で取り付けた補強材、主桁への取り付け時にポロッと外れることがあります。完成後に、接着剤の経年劣化でパラパラ外れてこないか心配です。

4008

翼端の小骨と前桁、後桁の番号刻印部分を切除し、形を整えます。

4009

翼端の前桁と後桁にヒンジを取り付ける穴をあけます。
直径0.7mmでたった4個の穴ですが、電動ルーターで横着します。このパーツ、薄っぺらいのに結構硬いのです。ドリルを回していたら、支えている左手の指を火傷するかと思うほど熱くなりました。

4010

ヒンジ側には最初から穴があけられています。間違えないように組み合わせます。

4011

マイクロねじ4本を使用して、翼端の前桁と後桁にヒンジを固定します。
このシリーズのマイクロねじの締め付けに際には、3号で付属してきたドライバーが活躍します。なぜか、他のどんな精密ドライバーよりもねじの溝にピッタリときます。5号付属のヤットコと合わせて不可欠の道具となっています。

4012

ヒンジを取り付けた前桁と後桁に、翼端小骨の2番を差し込みます。位置を確認してから、瞬間接着剤を塗って再度差し込み、固定します。

4013

1番、3番の翼端小骨も同様に差込み、接着します。
多少接着剤がはみ出たり白化しても、プライマーを塗布すれば目立たないので気にせず作業します。

4014

ホワイトメタルの成型パーツである翼端前縁には結構パーティングラインがあるので、耐水ペーパーで削り取ります。

4015

翼端前縁の(A)のパーツは中央部のくぼみの部分で切断します。
しかし、かなり硬いパーツです。本文解説の様にカッターナイフを使用していては埒があきません。ちょっと切り込みを入れた後、ニッパーでぶった切りました。切断面をやすりで整えてきれいにします。

4016

翼端前縁を桁や小骨に接着します。
細かい作業ですが、左翼で実施済みの作業なので、サッサと進みます。

4017

先程切断した前縁パーツも接着します。

4018

翼端小骨の4番の中央の凹みの印がある部分を、ヤットコで折り曲げます。ポキンと折ってしまいそうです。

4019

翼端パーツの角部分に、折り曲げた小骨パーツを貼り付けます。接着面が少ないので、瞬間硬化スプレーの力を借ります。
これで翼端パーツの完成です。

4020

右翼の小骨の25番の端に、翼端の縁のパーツを接着します。

4021

今回のパーツ全てにメタルプライマーを塗布します。
翼端パーツや右翼の小骨2本には、今回は塗装指示がありませんが、次回の41号で一気に塗装する旨の記載があります。

4022

翼端パーツ、右翼の小骨、そしてボンベの土台や支持部分を青竹色に塗ります。
青竹色の塗料は粘度が高いので、翼端パーツの肉抜き穴が塞がってしまいます。乾燥前に、楊枝で穴部分の塗料を剥がしておきます。

4023

ボンベの本体部分に黒鉄色を塗ります。
ボンベの色は、その時ごとに指示が異なっており、セミグロスブラックと黒鉄色マチマチになってしまいました。

4024

ボンベパーツを接着して組み立てます。

4025

ボンベの先端の突起に、39号に付属してきたボンベコックを差し込んで接着します。
前回、胴体フレームに固定してあるボンベにコックを取り付ける際には苦労しましたが、今回は楽々作業です。ボンベコックの配布順を間違えていたのかと思われます。

4026

組み立てたボンベを、胴体フレーム左側後方に取り付けます。これで全てのボンベが揃ったことになるのでしょうか。
ボンベはコクピット後方の胴体フレーム内にキチンと並べず、テンでバラバラに配置されています。隙間に効率よく詰め込んでいたのでしょうが、整備が面倒だったことでしょう。

4027

実機では、ボンベコックからはホースが伸びていてコクピットに繋がっていることと思います。しかしボンベ固定後にホースの取り付け作業を行うのは至難の業でしょう。このままホース省略で作業進行していくことを祈っています。

4028

翼端パーツ、右翼の小骨2本、そしてボンベ2本の取り付けを行い、40号の作業は終了です。今回は手順が多いものの、塗装を除けば大した作業ではありません。
左翼の際の作業の繰り返しになることを避け、変化を付けるためにボンベ等の他のパーツを織り交ぜているのでしょう。

4029

次回、41号のパーツは、LEDランプと蓄電池ボックスです。
付属するパーツは少ないのですが、右翼にLEDを組み込んで、全ての小骨を塗装した後に主桁に差し込む指示がなされるので、作業量は膨大です。私は順次小骨の塗装を進めていますが、それでも平日夜の作業では少ししか進めません。明日から出張が入っているので、週末にまとめて行う作業となりそうです。

作業は大変ながらも、バラバラに保管してきた右翼の小骨が片付くので、だんだん完成に近づくことを実感できるかと思います。とにかく、パズルの様に各部のパーツを織り交ぜて配布されているシリーズなので、あちこち仕掛品だらけです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第39号の組み立て 黒染め20mm機銃がソソる!

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第41号 今夜は塗装と蓄電池ボックス取り付けまで

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年6月 6日 (日)

BMW118i 2回目の車検 ポンコツ代車も楽し

愛車の2005年式BMW118iは、2回目の車検を終えました。

特に気になる箇所もないのですが、2年毎の車検、そして毎年の12ヶ月点検の入庫の時期に、購入時からお世話になっているディーラーの太平オートさんに診てもらい、今後長く乗るために気が付いたところを忌憚無く教えてもらっています。
今回は、結局アレコレ確認事項が増えて、約1週間入庫となりました。

2118i01

今回、交換が必要となったのがフロントタイヤ2本です。
走行距離は27,000kmを超え、フロントタイヤのスリップサインまで2mmに迫るほど磨耗しています。今回の車検時にタイヤは4輪とも交換するものだと思っていたのですが、どうやら後輪はまだ6mmも残っているので換える必要が無いとの事。半分だけ交換ってのは中途半端な気がしますが、確かに必要の無いものまで交換してしまったらエコではありません。
BMW118iは後輪駆動ですが、我が家の車はドリフト走行するわけでもないのでブレーキやステアリングの影響を受ける前輪の方が早く磨耗します。

2118i02

BMWの多くの車種には、パンクしてもしばらく走行できるランフラットタイヤが標準で装着されており、スペアタイヤを搭載していません。そのために今回の交換分も、ランフラットタイヤです。新車時に装着していたものと全く同じ、コンチネンタルのタイヤでした。
ランフラットタイヤは非常に高価であるとの印象がありましたが、5年間の間にかなり安価になっており、ディーラーで2輪交換しても59,220円(タイヤ52,920円、工賃6,300円)でした。普通のラジアルタイヤと価格が近接してきました。

前輪2つだけの交換ながら、何となくロードノイズは少なくなって車内が静かになったような気がします。

2118i03

車の機能とは関係ないのですが、今回の入庫でメンテナンスをお願いしたのが、i-Driveのナビのデータです。
現在の新車のナビには地図データ自動更新の機能がありますが、2005年式の我が家の車のHDDナビにはそんなものはありません。有料サービスで地図データをアップデートしてもらうのですが、結構高価なので、新車購入時のデータから更新していません。そろそろ辛くなってきました。
ナビバージョンアップ費用は34,230円。安いSDメモリーナビなら買えてしまいそうです。しかし、ダッシュボードのチルトアップモニタやi-Driveのコントローラーに社外ナビの組み込みなど出来ません。今更他のモニターやリモコンを使用するのも収まりが悪く、億劫です。

ナビの基本ソフトは変わりませんが、地図が新しくなったので、新名神自動車道や東海環状道などがようやく表示されるようになりました。

一応、参考までに車検費用の明細を記録しておきます。
正規ディーラーでも、会社によって作業費用やパーツの価格は異なることがあります。私の様に丸ごとディーラー任せにせず、自分で実施すれば節約できることもあります。

合計価格は225,140円でした。走行距離は27,250kmです。

単価 数量 金額
車検諸費用
重量税(1.0t~1.5t未満 30,000 1 30,000
自動車損害賠償責任保険(24ヶ月) 22,470 1 22,470
印紙代 1,100 1 1,100
車検付帯費用
洗浄料金(車検時) 945 10 9,450
車検代行手数料 12,600 1 12,600
総合検査料 9,450 1 9,450
24ヶ月法定点検整備
法定2年点検 945 27 25,515
CBS車両点検/SIA検査(法定2年点検と同時) 945 2 1,890
ブレーキ・パーツクリーナー使用 945 1 945
ウィンドウ・ウォッシャー500ML 378 1 378
発炎筒 420 1 420
ワイパーラバー交換
前後ワイパーブレード交換 945 1 945
ワイパーブレードセット 6,636 1 6,636
ワイパーブレード 2,961 1 2,961
エアコンマイクロフィルター交換
サービス、マイクロフィルター 945 1 945
マイクロフィルター 5,985 1 5,985
タイヤ磨耗
タイヤ交換(廃タイヤ/バランス料含む) 3,150 2 6,300
(SO)C 205/55R16 91H PREMI 26,460 2 52,920
ナビソフトバージョンアップ
ナビデーター更新 945 4 3,780
FSC MAP UPDATE CE2 2009 30,450 1 30,450
FSC JNAV ENABKER MOST 0 1 0
合計 225,140

今回はタイヤ2本の交換や、ナビソフトのアップデートがありました。その二つを除いたら、131,690円です。国産車に比べて少々パーツ代が高いものの、車検費用としては外車だからといって特別高いわけではありません。

E36318i01

車検入庫の1週間、太平オートさんが代車として貸してくださったのが、このE-36 318iです。
車検や修理・点検の時の代車は、大抵古いBMWです。メーカー起因のトラブルの際は新車のことも1回だけありましたが、その他は10年位前の車です。でも、その古いBMWを借りて運転することが、密かな楽しみになってもいます。

E36318i02

今回は1999年式の、実に11年前の318iです。E-36としては、E-46へのフルモデルチェンジ前の最終型です。
現在の車に比べてコンパクトな5ナンバー枠なので、軽快なフィーリングが身上です。走行距離14万キロのポンコツながら、足回りもシャンとしていてキビキビ回り、運転が楽しい車です。燃費もなかなか良く、街走りでリッター8km以上は走るようです。

E36318i03

シフトレバーなど、一部のパーツは後継のE-46と同等のパーツが使用されており、運転フィーリングも何となくE-46のドッシリ感に近いものがあります。8年間の長いモデルイヤーの中で、ゆっくりと進化を続けてきたのでしょう。前期型の軽やかなE-36とはかなり乗り味が異なります。

E36318i04

E-36の3シリーズのインテリアの有名なトラブルとして、天井の布の垂れがあります。
当時のドイツの接着剤施工に不良があったのか、E-36の殆どの車では、天井の布張りの表面のみが剥がれて内側に垂れてくるのです。放っておくと、頭に接触するほど垂れて邪魔になります。最終型のこの代車も例外ではありませんでした。そして、かなり強引な方法で対処されています。垂れた表布をタッピングビス(木ネジ)で無理やり天井に固定していました。せめてビスカバーか化粧ビスを使え!と言いたいところですが、ディーラー付の代車なので最低限の対応しかなされていないのでしょう。

2118i04

我が家の118iではどうか、と思って、車が帰ってきてからしげしげと眺めましたが、天井は5年ほど経過しても、新車時と変わらぬハリを保っています。まあ、工業製品として当たり前のことですが、ホッと安心します。内装を修理すると、パーツのガタツキが生じることがあるのです。なるべくオリジナルのまま、大切に扱うべき部分です。

E36318i05 

よく回るエンジン、ステアリングホイールに直結しているかのような前輪のキビキビとした動き、そして視界が広くて運転がしやすいことなど、この時代のBMWも優秀であったことが伺えます。1800ccなので、2000ccの118iに比べてかなりアンダーパワーであり、高速道路は辛いですが、駐車場所さえ確保できたら中古車を一台買ってみたい!と思わせるE-36 318iでした。タマ数豊富でとっても安価、でもパーツは新車同様高価なので、気楽に買うというわけにはいきませんね。

大過なければまだまだ乗り続ける予定のBMW118iですが、次回点検時には後輪タイヤ、そしてオイルポンプやパワステユニットなど気になる箇所の交換を検討しなければなりません。車をリフトアップすると、オイルが漏れるまではいかなくても、オイルパンやパワステの部分が染みているように見えるのです。メカさんは、今のところ何もしなくて良いとの意見です。
全て交換対処すれば数十万コースですが、エコカーに買い換えるのではなく、今の車を大切にメンテナンスしながらのるエコもあるのではと思います。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2010年6月 5日 (土)

結局、バラスト散布は全てヤマト糊セメントで実施

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

201

バラスト散布は、通常はボンド水溶液で固着させる方法を取ります。仕上がりの美しさや、作業の効率という視点から見ても、最良の方法です。しかし私はTCS自動踏切やタッチセンサーが故障することを嫌って、水気の少ないヤマト糊とバラストを1:1で混ぜ合わせて作ったセメントを塗りつける方法を取りました。せっかくの動作する踏切が壊れるのが、何よりコワイからです。

先日、テスト的に道床に塗り付けたヤマト糊とバラストのセメントはすっかり乾燥し、ガッチガチに固まっています。施工時に形を整えておけば、木工用ボンド水溶液方法と比べても遜色無い仕上がりになります。

202

前回は実験段階だったので、少ししかバラストを使用していません。今回は少々多めにヤマト糊とバラストのセメントを作成し、一気にセンサー部分等のデリケートな場所のバラスト散布を終えておきたいと思います。

203

TCS自動踏切を動作させるタッチセンサーは、線路の道床に穴をあけてTCSスラブレール用センサーを埋め込んだ自家製です。車輪がセンサーを物理的にタッチすることにより動作するという繊細な仕組みのものなので、木工用ボンド水溶液が入り込むと微妙な場所が固まってしまって動作不良を起こす恐れがあります。
踏切部分だけでなく、全体で8箇所あるセンサー部分には、内部に水分が入る心配の無いヤマト糊セメント方式を取ります。

204

ヤマト糊セメントの問題点は、非常に時間がかかることです。適当に道床に塗りつけた後、楊枝を使って丁寧に形を整えていかなければなりません。
幸い、ヤマト糊の乾燥には非常に時間を要します。ゆっくりと成型することができます。

205

川の側も、せっかく作り上げた川面にバラストや木工用ボンド水溶液が流れ込んで汚くなるのを嫌い、ヤマト糊セメントにしました。慣れてきたので、どんどん塗り付け作業が進みます。

206

丹念に1時間程掛けてヤマト糊セメントを塗りつけていき、残ったのはレイアウト左側の農家の横の僅かな部分のみとなってしまいました。
こんな少しだけ、木工用ボンド水溶液方法を取るのもかえって面倒です。それに、たくさん混ぜ合わせたヤマト糊セメントが余っています。

207

残されたこの部分も、ヤマト糊セメントで施工しました。
結果的に、全て同じ方法でバラストを散布したわけであり、部位によって様子が異なるといったこともなくなりました。

但し、木工用ボンド水溶液で固着させる方法に比べ、ヤマト糊セメント方式は、若干のロスも出たりしてバラストを余分に消費します。シリーズ付属の80gのバラストで足りなくなる可能性もあるので、実施される方は自己判断にてお願い申し上げます。

それに、このヤマト糊セメント方式の方が優れているというつもりもありません。木工用ボンド水溶液の方が短時間できれいに仕上がるのは間違いありませんし、スポイトで垂らして浸透させていくあの快感には捨てがたいものがあります。

208

丸一日乾燥させると、糊のツヤでヌラヌラしていたバラストは、すっかりつや消し状態になります。

209

トンネルシェードの場所も、内部にバラストを撒きます。
しっかりと覆われたトンネルと異なり、内部が丸見えのトンネルシェードなのでサボれません。

210

結局、バラスト撒きの全ての作業をヤマト糊とバラストを混ぜたセメントで行ってしまいました。時間が掛かって面倒だと思っていたこの方法も、慣れてくると効率よく成型できるようになっていきます。

次回からのパーツ配布は、いよいよレイアウトのハイライトのストラクチャーの一つの神社です。ベースから順に、4週に亘って分割配布されます。そのまま設置するのではなく、何か改造するべく構想を膨らませています。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」ヤマト糊を使用したバラスト撒布開始!

次回はこちら
里山交通キハ2001形の原型車両?TOMIX樽見鉄道ハイモ295-315

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2010年6月 4日 (金)

「鉄道模型少年時代」ヤマト糊を使用したバラスト撒布開始!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

39号にて、線路の道床の両脇に撒布するバラストが付属しました。そして、いよいよ線路の両脇にバラストを散布する作業指示がなされています。
このシリーズに使用されている線路は、TOMIXのファイントラックと同一形状にて道床部分がブラウンに塗装されているオリジナル品です。錆で茶色くなったローカル線の線路周りの表現にピッタリです。ディティールアップに使用するブラウンのバラストともピッタリ溶け込みます。

バラストは、道床の両脇に撒いた後に木工用ボンド水溶液をスポイトで浸透させる方法が一般的です。冊子の製作マニュアルにもその方法が書かれています。今回のシリーズには木工用ボンド水溶液が染み込んで故障する恐れのあるポイント(分岐器)はありません。

101

しかし、私の場合はTCS自動踏切を設置してあるので、ボンド水溶液で故障する恐れがあります。また、踏切を動作させるためのタッチセンサーも繊細なのでボンド水を浸透させたくありません。
そのために、水気を嫌う箇所はバラストとヤマト糊を混ぜ合わせて作成するセメントを塗りつける方法を取ります。

子供の頃に工作で使用したチューブ入りのヤマト糊は、今でも安価に入手できます。強力な接着剤がたくさん発売されていても、純粋なでんぷん糊の需要はあるようです。ここでは混ぜ物の多い偽物ではなく、タピオカ澱粉と防腐剤のみのヤマト糊を使用します。100円ショップでチューブ三本セットで売っているようなものの中には、バラストがうまく固まらないものもあるからです。

102

バラストは、39号付属のブラウンを使用しますが、単色では模型的に寂しいので、市販のTOMIXシーナリーバラストのFミックスを少し混ぜます。
懲りたければ、線路のすぐ側は錆び色のブラウン、少し離れた箇所は新品のバラストのグレーを撒くと、更にリアルに仕上げることが出来ます。

103

ヤマト糊とバラストを適当な配分で混ぜ合わせます。目安は体積にて1:1程度ですが、扱い易い粘度に目分量で調節します。

104

バラストと糊を混ぜ合わせるのは、おなじみマクドナルドのコーヒーのマドラーです。バラストがまとわり付きにくいので便利です。
高性能の接着剤が多く発売されている中、幼児の工作用のようなヤマト糊は、一見あまりにも頼りなく見えます。特に粘着力の弱さが気になります。しかし、これがバラストと混ぜ合わせることによって固着後は頑丈なセメントとなります。
画材のリキテックスのマットメディウムとバラストを混ぜ合わせる方法もありますが、チューブのヤマト糊の方が扱い易いですし、固着後の見た目はほとんどヤマト糊施工法と変わりません。しかも、圧倒的に安価なヤマト糊は非常にお手軽です。

105

早速、踏切周りの水気を嫌う箇所に施工します。
マドラーをシャベル代わりにしてヤマト糊のバラストセメントを取り、楊枝を使用して道床に塗りつけていきます。

106

踏切、そしてタッチセンサー付近のデリケートな部分は、このヤマト糊セメントでバラストを撒布する予定です。ボンド水溶液の様にスピーディーには撒けません。ゆっくり楊枝を使いながら、丁寧に塗りつけていく作業が続きます。デコボコになった箇所は、楊枝で突き崩しながら作業を進めます。

107

サラサラとバラストを撒くのではなく、粘度のあるセメントを塗りつけていく方法なので、どうしても少々「盛りつけた感」が出てしまいます。形状が調節できるので、ゆっくりと形を整えます。ヤマト糊は乾燥に非常に時間が掛かります。
塗りつけた直後は、ヌラヌラとツヤが出ていますが、乾燥後にはちゃんとマットになります。

108

里山駅の横の踏切周辺にもヤマト糊セメントのバラストを撒いていきます。駅前旅館の土台の部分にはバラストが付着しないようにマスキングテープを貼っておきます。

109

粘度があるものを狭い場所へ塗りこむのは結構面倒なので、ホームと線路の間は苦労します。でも、踏切からある程度の場所までは木工用ボンド水溶液を使用するわけには行きません。
ちょっと中途半端な場所で作業終了してしまいました。作成したバラストセメントが無くなってしまったからです。しかも、時間切れです。

110

今日は、ヤマト糊セメントのバラスト撒布予定の半分程度、全体の1/4程度しか作業できませんでした。それでも1時間以上を要しています。しかも、少し大目にバラストを消費するようです。
木工用ボンド水溶液を使用した方法で作業していたならば、既に線路の全てにバラストを撒いてボンド水を垂らし終わり、このまま丸一日は乾燥させるばかりで何もすることが無いジオラマを眺めながら、缶ビールを2本ほど空けてよい気分に浸っていることでしょう。

111

糊が乾燥してくると、バラストに混ぜ込んだ糊はすっかりつや消しになります。
まだ数時間しか経っていないので、完全に固着していません。指で押すと変形します。このまま丸一日は放置して置きたいものです。現状でも、木工用ボンド水溶液で施工した方法と比べても遜色ありません。出来上がってしまったら、見分けが付かないかもしれません。

112

これで電子部品への水分の浸透はきっちりと防ぐことが出来ます。
またボンド水溶液を使用した方法では、鉄橋の間際のバラスト撒布の際にバラストが川面に落ちたり、ボンド水溶液が川に流れ込んで、せっかく仕上げた水面を損ねる可能性があります。ヤマト糊セメントを盛り付ける方法ならば、ギリギリの箇所まで形を整えることができるので、川への流れ込み事故を防げます。

113

頼りなく思えるヤマト糊ですが、乾燥後は思いのほかガッチガチに固まります。
但し、作業に非常に手間が掛かるので、ヤマト糊セメント施工は踏切とセンサー部分、川の周囲など全体の半分程度にして、水分が問題ない箇所には通常の木工用ボンド水溶液施工にて作業を進める予定です。

鉄道模型レイアウトは、バラストの撒布が一つのターニングポイントになっていると思います。仮置きの佇まいだった道床式線路が容易に外せなくなりますし、線路周りの情景がグッとアップします。後戻りできない緊張感を伴った作業は、レイアウト製作の一つの醍醐味のような気がします。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第39号 いよいよバラストの配布です

次回はこちら
結局、バラスト散布は全てヤマト糊セメントで実施

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2010年6月 3日 (木)

「鉄道模型少年時代」第39号 いよいよバラストの配布です

  3901

「鉄道模型少年時代」第39号 いよいよバラスト撒布です

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第39号です。

いよいよバラスト撒布の回になりましたが、時間のある時に慎重に作業をしたいので、今日はパーツの確認のみです。LED電飾編が続いているジオラマグレードアップ講座は、AC電源を使用したLED点灯の基本の解説です。

3902

今回の付属品は、バラスト2種です。ストラクチャー箱にも入れられず、簡単にテープで台紙に貼り付けられています。

3903

パーツ一覧です。
バラスト(ブラウン)、バラスト(グレー)です。バラストの入っているビニール袋には、(グレーミックス)と(ブラウン)の記載があります。

3904

ブラウンのバラストはレールの両側、グレーのバラストは川原の川岸や砂利の小道に使用するとのことです。
思った以上に少量しか付属していませんでしたが、小さなジオラマなので、これで十分とのことなのでしょう。

3905

バラストの入ったビニール袋を手に取ると、2種のバラストはかなり重量が異なることに気が付きます。
計測したら、ブラウンは81gでした。市販のTOMIXのシーナリーバラストは一袋170gなので、半分以下の容量です。

3906

グレーの方は、更に半分の40gでした。
線路の周りに撒くのではなく、パウダーと同様に地面の表現に使用するので大量に使用するわけではありません。

3907

ブラウンの方は、市販品のTOMIXのシーナリーバラストのブラウンと全く同等のものと思われます。手持ちの使いかけのバラストと比べてみても同じように見えます。

3908

しかしグレーミックスの方は、市販品があるのかどうかはわかりません。
左側はTOMIXのシーナリーバラストのFミックスですが、まるで異なります。市販品にはライトグレーもありますが、今回の付属品の様に色んな砂が混じっているタイプでは無いので、オリジナルのパーツかもしれません。

3909

バラストの撒布は慎重に時間を掛け、そして出来るだけ一気に行いたいので今日はやめておきます。
冊子の製作マニュアルの記載通り、木工用ボンド水溶液と36号付属のスポイトを使用すると簡単です。しかし私は、別の方法でもバラスト撒布を行います。

3910

ヤマト糊とバラストを適当に混ぜ込んで塗りつける方法も併用します。前作の「昭和の鉄道模型をつくる」のポイント周りに使用した方法です。
ボンド水水溶液がポイントなどの電子部品に浸入したら破損します。そのために水気が垂れない、ヤマト糊とバラストを混ぜ込んだセメントを使用するのです。

3911

今回のレイアウトにはボンド水溶液で破損するポイントはありませんが、私の場合にはTCS自動踏切があります。メカ内部にボンド水溶液が入り込んだら致命的な事態を招きます。踏切り周りは、少々面倒でもヤマト糊セメント工法を取ります。

3912

その他、バラスト撒布の際に気をつけなければならないことがありそうです。
冊子本文の方でも記載されていますが、まずは駅前旅館の角の部分です。まだ駅前旅館は配布されていないので、土台の部分にはバラストを撒いてはいけません。また、駅前旅館を設置してから再度隙間にバラストを撒布して、自然な状態に仕上げをする必要があります。
慎重に作業を行うのならば、駅前旅館の設置後にバラストを撒布するべきかもしれません。

3913

もう一つは、鉄橋の左側の校庭の柵の設置部分です。ここも撒きすぎると柵が設置できなくなります。
また、水面部分にボンド水溶液が流れ込むと汚くなります。この部分はヤマト糊使用になりそうです。

何れにせよ、今日はパーツの確認を行うだけでバラスト撒布は後日の作業としておきます。

3914

ジオラマグレードアップ講座は、引き続き電飾グレードアップ編です。追加LED制御部分の解説となっています。
駅舎や街灯、バスなどに追加したLEDを点灯させるのに、電池を使用するのではなく、ACアダプタを介した家庭用コンセントからの電源を使用するために必要なパーツを紹介しています。

今回も技術指導として私の署名を記載していただいていますが、電源装置の基板ボックスは編集部の方々の発案部分が含まれています。私はACアダプタとCRD(定電流ダイオード)を使用した回路の起案をしています。
LEDの電飾には様々な方法があります。今回の解説の様なCRDを使用した方法がお手軽かと思っています。

3915

本文にある通り、私が使用しているスイッチングACアダプタは12V、1A~1.2Aで、プラグ一体式のコンパクトなタイプです。

3916

紹介している品番E-153のCRDは、電圧に関わらず、常にLED点灯に最適な15mAの電流量を維持し続けるというスグレモノです。抵抗を使う際と異なり、最大輝度で光らすための計算が必要ありません。
注意点は、絶対にプラスマイナスの極性を間違えてはいけないことです。もし間違えたら、ACアタプタの約1A(1000mA)の電流が一気にLEDに流れて、一瞬の内に焼き切れます。

ようやく街灯や建物のLEDを設置して、店頭テストの際にCRDを忘れたり、極性を間違えてLEDを飛ばしてしまうと、ショックでしばらく何も手に付かなくなります。

3917_2

15ページ左上のLEDの回路図の解説に、一つ訂正があります。
「LEDは2個で1ユニット」と記載されていますが、今回の解説の様に12V電源を使用する場合は、3個1ユニットでもOKです。もちろん2個でも問題ないのですが、もう一つ接続できるのに勿体無いと思います。2個でも3個でも、明るさは殆ど変わりません。3個一組にした方が、効率よくLEDを点灯できると思います。

ちなみに4個1ユニットでもLEDは点灯しますが、かなり暗くなります。私は、あえて暗くしてたくさん灯したい時には4個直列接続することもあります。

3918

今回の基板ボックスによる電源のコントロールは、私にとっても理想形です。実際には基板ボックスを作成せず、その場しのぎの配線を行っています。
街頭や駅、農家の電飾の配線を行ったこともあり、現在木製ベースの裏側はかなりごちゃごちゃとしてきました。踏切のセンサーの配線があるので更に煩雑です。

3919

CRDは、LED3個を1ユニットに配線した後に、プラス側に直接半田付けしています。CRDの故障が無いことを前提とした簡単配線です。きちんと基板ボックスを作成してから配線すればすっきりと収まるのですが・・・。

3920

これは、前作の「昭和の鉄道模型を作る」のレイアウトのボード裏の惨状です。
約100個のLED、踏切サウンドや信号機、理髪店のサインポールのギミックなど仕込んでその場しのぎに配線を繰り返してきて収拾が付かない状態です。今は正常動作しているものの、経年で故障する可能性が高いと思います。
ここまで酷くならないためにも。今回のシリーズはある程度整理しながら配線を進めたいと思っています。

3921

次号、第40号の付属品は、神社①です。
4号に分割されて神社は付属してきますが、次回は神社のベースと石段、石畳部分です。このシリーズハイライトのストラクチャーである神社なので、期待度が高いと思われます。

3922_2

予告写真を見ると、神社のベースは左右に分割されていることが確認できます。
この神社の原型は、TOMYTECの建物コレクションの神社ですが、かなり小型化されています。どうやらベースをぶった切る短縮化が行われた様子です。地面を仕上げてしまえばベースの分割など目立たないので問題は無いと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」バラスト散布前のプチ夜景

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」ヤマト糊を使用したバラスト撒布開始!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年6月 2日 (水)

「鉄道模型少年時代」バラスト散布前のプチ夜景

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

39号にて配布されるバラストの散布前に、線路周りの踏切や道路を設置しました。道路は付属品を使用せず、ボール紙にて自作しています。継ぎ目が無くなり、まあまあの仕上がりかと思います。

201

前回、里山駅横の道路に2本の街灯を設置しました。続いて、線路の内側の道路にも残り5本の道路を設置しようと思います。

道路から下のパネルボード、そして木製ベースを貫通させて、直径1.6mmのドリルで穴をあけます。街灯の支柱の直径は1.5mmですが、塗装してあるのでギリギリの穴では入りません。

202

踏切内側の街灯は外側と同様、TCS自動踏切のユニットに干渉してしまいました。少し手前に穴をあけて配線を通します。今はケーブルが見えていますが、地面の作成時に隠す予定です。

203

道路に設置する7本の街灯を全て立て終わりました。里山の田舎なのに、街灯はふんだんに設置されているようです。夜道も安心です。

204

続いて、かやぶき農家とバス待合所もパネルボードに接着します。農家はもちろん、バス待合所も天井裏側にLEDを仕込んで電飾してあるので、配線をベース裏に通します。非常に明るい通りになりそうです。

205

LEDは、3個一組で直列接続し、15mAのCRDを配線のプラス側に挟み込んで一つの回線とします。踏切の配線もあるので、かなり木製ベース裏がゴチャゴチャしてきました。

206

商店街アーチや電柱も指定位置に立てます。やたらときれいに舗装されて、のっぺらぼうだった道路も、街灯や電柱が取り付けられたら雰囲気が出てきました。

207

今までは、二つの踏切ばかりやたらと目立っていましたが、道路が存在感を増すことにより、ジオラマ製作の楽しさが沸いてきたようです。これでバラスト散布までの作業は完了したかと思います。

208

今迄にLEDを仕込んだものを仮点灯します。
駅に5つ、農家に3つ、街灯に7つ、バス待合室に1つ、合計16個のLEDが輝きます。踏切に使用されている8個の赤色LEDを加えると、24個の灯りです。完成時にはその何倍を使用することになるのでしょうか。

209

ライトを点けたキハ1001形が駅を発車するところです。フィギュアを設置していないので、街の灯りはあるものの、ゴーストタウンのようです。終列車の佇まいといっても良いかもしれません。

210 

道路には煌々と街灯が立ち並び、バス待合室からも電球の灯りが道路に漏れています。まだまだLEDは増やすつもりなので、賑やかになっていくのが楽しみです。

211

まだ本文の作成指示では、電柱や街灯、アーチ、そして踏切警報機などの設置はなされていません。破損しやすいこれらのアクセサリーは、完成間際に一気に取り付けるのでしょう。

私は電飾の加工のこともあるので、先んじて取り付けてしまいました。これからの作業には、構造物を破損させないように細心の注意が必要です。とはいえ、これまでにも結構壊していて、数々の修復を行っています。虚しい作業なので写真も撮らず、記事にすることはありませんが・・・。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」LED街灯の設置開始

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第39号 いよいよバラストの配布です

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010年6月 1日 (火)

「鉄道模型少年時代」LED街灯の設置開始

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。いよいよLED街灯の設置を始めました。

01

前回、ボール紙で自作した道路をレイアウトに設置し始めました。しかし、里山駅横の踏切部分の側の街灯は、地面に埋め込んだTCS自動踏切のユニットに干渉して穴が開けられません。

私の作成している街灯は、支柱を少し延長して地面に埋め込んで固定しています。このままでは街灯設置、及び地面の貼り付けが出来ないので、この場所のために支柱の短い街灯を作成する必要があります。街灯の配線は、踏切ユニットの部分を迂回させて木製ベース裏面に通したいものです。

02

「鉄道模型少年時代」の36号でも製作の解説を行っている私が自作したLED街灯は、オリジナルのダミーの街灯よりも、支柱を少し延長して作成しています。オリジナル街灯の支柱は27mmですが、私のものは34mm程度です。少し長めにして、地面に埋め込んで固定すれば、しっかりと立てられる上に断線防止にもなります。LED街灯に外部的な力が加わって倒れた際に、ギリギリの支柱の長さだと、ケーブルが断線する恐れがあるのです。過去に、そういったトラブルで街灯を破損させました。

でも、今回は仕方ありません。支柱の長さ27mmの街灯を、復習を兼ねて新たに作成することにします。壊れたら、その時は作り直します。
使用するのは、直径1.5mmの塩ビパイプです。

03

光源は、1.6mm幅の白色チップLEDを使用します。
あらかじめ、リード線を半田付けしたものをいくつかストックしているので、それを取り出します。

04

塩ビパイプにLEDの配線を通し、LEDの発光面が真下を向くように、ピンセットの先でケーブルを曲げます。無理をするとチップLEDに半田付けした箇所が外れてしまうので、慎重に作業します。

05

ゼリー状瞬間接着剤を塗りつけて楊枝で形を整え、瞬間硬化スプレーで一気に固着させます。特に、街灯の先が尖っている場所は、急いで固着させないと、表面張力で丸くなってしまいます。
瞬間硬化スプレーを使用すると、接着剤が白化してしまいますが、心配ありません。白くなった方が、ランプ面の塗装が省けて好都合です。

06

断線していないか確認するために、LEDテスターを使用して点灯実験です。
瞬間接着剤を塗りつけた箇所は、導光して白く輝いてしまいます。街灯のランプ部分以外を黒くマスキングします。

07

ラッカー系塗料のブラックで、ランプ箇所以外を黒く塗ります。下塗りなので、ブラックはつや消しでも光沢でもかまいません。

08

LEDテスターで何度も光らせて、漏れが無いかを入念にチェックしておきます。光が漏れている箇所は、ブラックを重ね塗りします。

09

下塗りのブラックが乾燥したら、アクリル系塗料のフラットブラウンでランプ部分以外を塗ります。
フラットブラウンが乾燥したら、LED街灯は出来上がりです。

10

里山駅横の道路パーツに、今作成した支柱27mmの街灯を固定します。アクアリンカーでも良いですが、、とりあえず低粘度の木工用ボンドで軽く固定します。

11

道路パーツを裏返し、支柱の部分に瞬間接着剤を塗って、しっかりと裏側から固定します。

12

2つのLEDの配線を直列に接続し、LEDテスターで点灯実験です。とにかく電飾加工は、なにか一つ事をなすごとに点灯実験の繰り返しです。レイアウトに組みつけてから断線が発覚したら、ショックが大きいからです。

13

パネルボード、そして木製ベースに、配線を通す穴をあけます。細いポリウレタン線を通すだけなので、直径2mmもあれば十分です。

14

開けた穴に、街灯の配線を通します。

15

道路をアクアリンカーで固定し、今回設置した2本の街灯の点灯実験です。チップLEDの光は強烈で、道路を煌々と照らしています。
道路の裏側とパネルボードの間にはポリウレタン線が挟まっていますが、盛り上がったりはしていない様子です。0.26mmの細いタイプなので当然とはいえます。

その他の5本の街灯も、後日設置していきたいと思います。

「鉄道模型少年時代」のジオラマグレードアップ講座のLED電飾編はなかなか好評のようで、編集部に読者からの質問が多く寄せられているそうです。種明かしをすると、駅舎も街灯もバスも、どれも意外に簡単な工作なので拍子抜けされているかもしれません。

バスの電飾では、光ファイバーの直径0.3mmと0.5mmを使用する、なんて誤記載があったので(実際には0.5mmと1mm)、0.3mmのものが市販されておらずに困った方もおられたようです。光ファイバー、0.25mmのものなら売られていますが、それだと断面が細すぎてライトが暗くなってしまいます。本誌に訂正文を載せていただければ良いのですが、今となっては難しいそうです。

前回はこちら
続パッチワーク道路からの脱出!ボール紙製道路に電柱・街灯を立てる

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」バラスト散布前のプチ夜景

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »