カーコレクション第11弾は、魅力ある旧車揃い!
TOMYTECのカーコレクション第11弾が点灯に並んでいたので購入してきました。今回は、カーコレ満を持して、と思われるほどの昭和の名車揃いです。あえて残しておいた取って置きのネタを吐き出したって感があります。
旧車にご興味の無い方はスルーするシリーズでしょうが、古い車が好きな私には垂涎のミニカーとなります。
たまに訪れるトヨタ博物館には、今回の4車種全てが保存展示されていて、馴染みのある車種ばかりです。
今までの第10弾までのカーコレと同様、中に何が入っているかわからないブラインド方式です。
車種は、ダイハツミゼットMP、スバル360、初代トヨペットクラウン、トヨペットマスターラインです。それぞれボディカラーは3色、全12種+シークレットです。
シークレットは2種あるようで、ひとつはダイハツミゼットMPの赤色ボディとスバル360のピンク、そしてもう一つはトヨペットクラウンの東京消防庁の指令車とトヨペットマスターラインの薄緑色ボディとのことです。
シークレットを含めて、全種コンプリート!なんて考えは毛頭無いので、とりあえず4個だけバラ買いします。欲しいのは、スバル360てんとう虫と、初代トヨペットクラウンの黒塗りです。ミゼットもあれば欲しいけれど、いかにも昭和のレイアウトの象徴のようで、3番目の希望となります。マスターラインは・・・どっちでも良いです。あっても困りません。
最初の箱を開けたら、首尾よくスバル360が出てきました。
360cc軽自動車の黎明期の大ヒット作で、私が幼少の頃にも結構走っていました。非常に小さいことに改めて驚きます。カーコレの製造技術はどんどん向上しており、スバル360の機能的な曲線美が良く表現されています。もちろん、細部の出来もバッチリです。前後のナンバープレートの表現が嬉しい。
結局、希望していた初代トヨペットクラウンは2箱ありました。黒塗りも1台入っていたので、とりあえず目的は達成できたわけです。
但しこの初代クラウン、昭和30年に登場した初代ではありますが、34年にマイナーチェンジしたフロントグラス一体型のタイプです。本当の初代っぽくするには、フロントグラスの中央部に縦に線を描く必要がありそうです。
とはいえ、日本が誇る名車の観音開きドアの初代クラウンであることは間違いありません。レイアウトに設置すれば、大きな存在感を発揮することになると思われます。
残りの一箱は、マスターラインでした。救急車と茶色のバンです。
クラウンの廉価版として、当初タクシー用に登場したマスターのバンタイプです。登場時のマスターは、フロントマスクがクラウンよりも簡略化されたものでしたが、このモデルも34年のマイナーチェンジ後のものなので、クラウンと同等の顔つきになっています。
トヨタ博物館の新館に、マスターラインが展示してありますが、地味な存在なので写真にさえ収めていません。今度訪れた時には、ちゃんと観察してこようと思います。
4箱バラ購入なので、ミゼットが揃わず、シークレットもありませんでした。無ければ欲しくなるのが人情というもの。ミゼットを引き当てるまで、機会を見つけてもういくつか購入してこようと思います。
昔の車が小さかったことをあらわす比較です。
左は今回の第11弾の初代クラウン、右は第10弾の先代ゼロクラウンです。どちらも1/150スケールですが、初代クラウンがカローラの様に見えます。実際に、初代クラウンと現代のカローラは全幅は同じくらいですが、全長はカローラの方が大きくなっています。でも、初代クラウンは全高が高く、またサイドの衝突安全基準が無かったのでドアが薄く、博物館で実車を見ると、車内は結構ゆったりしています。
今日はライトを仕込むわけではありませんが、とりあえず分解してボディとシャシの形状を確認します。
このところのカーコレと同様、窓ガラスのパーツは薄い透明樹脂になっているので、運転手や乗員を乗せることができます。また、LEDを車内に仕込んでライトの光源にすることも可能です。特に、車体内部に余裕があるクラウンやマスターラインは楽勝かとおもいます。
しかし、内部にLEDを組み込むのに苦労しそうなのは、小さなスバル360です。ライトに光ファイバーを仕込んでも、この小さな車体の内部に光ファイバーを取り回す余裕がありません。この車だけは、光ファイバーをシャシー下部にまで引きとおす従来の方式を取らなければならないかもしれません。
クラウンのタクシーは、ルーフの行灯が窓の透明パーツと一体になっています。下からゴリゴリ穴をあければ行灯を光らせることが出来るかもしれません。
但し、現在作成中の「鉄道模型少年時代」には道路部分が少なく、たくさん電飾改造しても設置する余裕がありません。色々と作っても、厳選して設置する必要があります。日の目を見ない改造かもしれませんが、時間を見つけてライト点灯改造を進めようかと思います。
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コメント
セドリックの発売のおりの挑発的なテレビCM ”隣の車が小さく見えます” 国産車の黎明時代ですね。 セドとクラウンの勝負ご両親がジャッジされていますね。 大きさのセチュリーとプレジデント影が薄いいですね。
投稿: honest | 2010年8月24日 (火) 23時00分
マスターラインってよく知りませんでした。
クラウンの影に隠れて全く地味な車だったんですね。
ところでhonestさん、アシェットの国産名車続けられているのでしょうか。
私は90号でリタイアしましたが150号まで予定されているみたいですね。
投稿: カズキ | 2010年8月25日 (水) 06時38分
>honestさん、おはようございます。
クラウンとセドリックは憧れの高級車の双璧だったのに、セドリックの方はモデルが無くなってしまうとは寂しいものです。カーコレの世界ではずっと現役ですが。
そういえば、プレジデントも無くなってしまったのですね。
>カズキさん、おはようございます。
マスターラインを持ってくるとは、カーコレも渋い選択だと思います。実車はクラウンと似ていますが、今でも高級感いっぱいの初代クラウンに比べ、何もかも簡略化されていて実用的に見えます。
クラウンのワゴン(バン)が登場して、程無く消えてしまうので、僅かな間の生産だったのでしょうね。
投稿: YUJI | 2010年8月25日 (水) 07時24分
カズキさん、国産名車、フェンダーミラー時代で終わると思っていたのに、まだまだ続いていますね。打ち切る勇気がなく、惰性で購入しています。 収納は幸いに縦にどんどん積めるので、なんとかやっています。
投稿: honest | 2010年8月25日 (水) 09時15分
こんにちは。
わたしもカーコレ11弾買ってきました。ミゼットは9弾のマツダK360に比べて全長が短く車高が高く可愛らしいですヨ( ^ω^ )
投稿: たかとし | 2010年8月25日 (水) 14時12分
>honestさん、こんばんは。
国産名車、そんなにネタがあるのかと驚きますね!
>たかとしさん、こんばんは。
やっぱりミゼット欲しくなってしてしまいました。
機会を見て、少しずつ買い足していきます。レイアウトに設置しなくても、手にしているだけで楽しそうですね。
投稿: YUJI | 2010年8月25日 (水) 22時12分
またまた、フェンダーミラーで感じるんですど、今その仕様があったら、迷わず購入します。 サイドの確認わき見なし、車庫入れもスムーズ、安全運転にピッタリの仕様と思いますが、ミラーの角度調整などのため、ドアに移ったのでしょうか。 昔輸入版playboyで見かける日本製の車もドアミラーでカッコいいなと思ったのですが。 規制緩和だったのですね。 安全第一のタクシー会社の社長としては、フェンダーミラーの車を作り続けてください。
投稿: honest | 2010年8月26日 (木) 19時30分
honestさん、こんばんは。
なるほど、カーコレの旧車シリーズで違和感があるのが、フェンダーミラーの無いことだったのですね。でも細かすぎて、自作ミラーは作れません・・・。
私も免許はフェンダーミラーの教習者で取りました。免許取ってから自分のドアミラー車に乗ったら、左側の確認が出来なくて、しばらく困った思い出があります。
投稿: YUJI | 2010年8月26日 (木) 21時15分
honestさんのおっしゃるように国産車の境界線はフェンダーミラーかも知れませんね。
私もいきがって学生の頃乗っていたポンコツをドアミラーに改造していました。
今の車をドアミラーからフェンダーミラーに改造すれば面白いかも知れませんね。ただしボディに穴を空けたり車検が通らないかも。
投稿: カズキ | 2010年8月27日 (金) 06時12分
今はフェンダーミラーのオプション設定は、センチュリーやタクシー用の一部車種くらいになってしまいましたね。私が免許取った時期も、フェンダーミラーはダサいという変な常識でしたが、ドアミラーに慣れるまで危険でした。
そういえば、エンツォ・フェラーリも一応フェンダーミラーですね。
投稿: YUJI | 2010年8月27日 (金) 07時29分
車の話のつでに、昨日運転免許更新のために、今度新設された75歳以上が受けなければいけない、一種のボケ発見のテストを経験しました。 超簡単な設問ですが、複雑な方定式で計算した、36点以上は、今後なにかあった時、ドクターの判断をあおいで免許剥奪。0-36点は大変あぶないから自覚を、 0.以下は注意して、という仕組みです。 大変だったのは16種の絵を見せて、数十分後に答えさせるものでした。 多分1つでもおぼえたいればOKという設問だと思いますが、われわれ遊び作りの私は、自慢になりますすが、フルマークの-2,824点という教室ビックリの結果でした。 あと2,823点の余裕で今後の安全運転をと。 遠い将来ですから、準備無用ですよ。
誕生日にスズの贈り物もありません。
投稿: honest | 2010年8月27日 (金) 21時30分
honestさん、こんばんは。
年齢にて一律に受けるものながら、いつも記憶力抜群のhonestさんに、ボケ発見テストとは失礼なことでしたね。予想通りの余裕のマイナス点、おめでとうございます。
honestさんよりずっと年上の、90歳になる私の母方の祖父は、昨年免許更新に成功して大いに自慢していました。そろそろ運転は危ないからやめて、と言いたいのですが、だれも猫の首に鈴を付けられません。
投稿: YUJI | 2010年8月27日 (金) 22時02分
いい趣味ですね。
僕も車が好きでミニカーのコレクションしてます、
日産名車コレクションとトミカ等を集めっていますそれと、
僕は車のを絵描てっいます。
もしよければぼくのブログも見てください、ブログ名は、
盛永車好き ブログです。
投稿: 盛永光佑 | 2010年9月16日 (木) 18時01分
盛永光佑さん、はじめまして。
トヨタ博物館、私も定例観測場所のひとつです。昔の車は個性的な魅力がいっぱいで、虜になっています。
まだ暑い日が続きます。どうかご自愛下さい。車の絵を今後も楽しみにしています。
よろしくお願い申し上げます。
投稿: YUJI | 2010年9月16日 (木) 21時12分