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2010年8月

2010年8月31日 (火)

カーコレ第11弾ミゼットのライト点灯改造 LEDは荷台に積んで幌で隠蔽だ!

今日は、購読中のデアゴスティーニの「零戦をつくる」の53号の発売日で、直販で買っている私の手元には52号と共に届くはずですが、まだ来ていません。不在票さえ入っていないので、まだ配達されていないようです。早い時には週末に届くのですが、たまに書店販売日より大幅に遅れることがあります。諦めて、零戦は週末の作業にしておきます。

気持ちを切り替え、昨日開封したカーコレの電飾作業を実施することにします。

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魅力的な昭和中期の旧車を揃えたカーコレ第11弾の中で、特に小さいのが軽3輪のミゼットMPです。製作中の「鉄道模型少年時代」のレイアウトへの設置を前提に、ヘッドライト、テールランプの改造作業を実施しました。従来のカーコレ点灯の方法である光ファイバーを地面のボード裏に引き通す方法ではなく、車内にLEDを仕込んでケーブルのみ車体から出すやり方への挑戦です。

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以前点灯化改造した、ミゼットと同様の軽3輪トラックのマツダK360は、従来工法にて光ファイバーの束がボディ下部から出ています。ボードに大穴をあけてこの束を通し、真下に設置したLEDから導光させる方法です。ボード裏面にLED設置スペースが必要なので、設置場所に制限があります。

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今回のミゼットは、荷台にLEDを設置する方法を試しました。さすがに運転席は狭すぎて困難だからです。
荷台には、付属品の幌をかけてLEDや光ファイバーなどを隠蔽することにします。
使用するのは、幅2mmの白色チップLEDです。大きな砲弾型LEDは搭載できません。

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ミゼットの特徴的なヘッドライト部分に、光ファイバーを引き通す穴をあけます。
ライトの表面は凸面になっているので、デザインナイフで削って平らにします。

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ライト表面を平滑にしたら、ドリルで穴をあける部分に千枚通しで印を付けます。あらかじめ印をつけてからドリルを使用しないと、穴がずれることがあります。

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0.5mmドリルでゆっくり穴をあけていきます。
K360の時よりも穴あけに時間が掛かるようです。

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ライトの後方には、丁度ボディとシャシーを固定するための突起を受ける穴の部分があり、素材が分厚くなっていました。穴あけに時間が掛かるわけです。

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テールランプ部分にも穴をあけます。
穴は少し上向き加減にして、荷台の上に出るようにします。

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ヘッドライトとテールランプの穴に光ファイバーを引き通して確認します。何とかなりそうなので、LEDを取り付けていきます。

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二台の後端に、発光部分を前向きにLEDを取り付けます。
ケーブルは、運転席の部分から下部に通すようにします。

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ヘッドライトの光ファイバーはそのまま後ろ向きに、テールランプの光ファイバーは荷台の中で反転させてヘッドライトのものと一組にして熱収縮チューブでまとめます。LEDの発光面に4本の光ファイバーの先端を密着させます。

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そのままでは幌が行灯のように輝いてしまう上に、隙間から豪快に光が漏れます。LEDと光ファイバー部分を覆うように、アルミテープを被せます。

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それでもまだアルミテープの隙間から光が漏れます。
ボディ下部からも、荷台の素材を通して光が漏れているようです。

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荷台の光漏れしている箇所に、ラッカー塗料のつや消しブラックを塗って遮光します。

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荷台の裏側の光が透過していた部分も黒く塗ります。
点灯実験を随時行いながら、塗り漏らしが無いことを確認します。

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幌を接着します。これで内部にLEDが入っていることはわからないでしょう。

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シャシーの底に穴をあけ、LEDの2本のケーブルをボディ下部に引き通します。テールランプの光ファイバーの断面に、クリアレッドの塗料を塗って、点灯化改造は終了です。
ボディ下部から出ているのは2本の細いケーブルだけです。これで少しはスマートにレイアウトに設置できるのではないでしょうか。

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点灯実験です。
LEDからの距離が近く、光ファイバーが真っ直ぐのまま導光されてくるので、ヘッドライトは明るく輝きます。実車のミゼットはこんなにライトが明るくなかったのですが、模型は派手に演出したいものです。

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テールランプは、光ファイバーの曲げ角度が急すぎるので光量の減損が大きく、一応光っている程度となっています。

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この車は、ヘッドライトを目立たせる箇所に設置すれば、その価値を発揮しそうです。断面積の狭い直径0.5mmの光ファイバーにしては、非常に明るく灯ります。ボディが小さいことも、ライトの点灯が目立つのに功を奏しているかと思います

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徹底的な遮光措置により、荷台の幌部分からの光漏れは確認できません。幌でLEDを隠蔽する方法はなかなか上手くいったと思います。

自動車の設置は、レイアウトの仕上げ段階にて行います。どこに置くか、今から構想を練っておきます。ボディが小さいので、メインの道路でなくても路地や農道など、どこにでも置けそうです。

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2010年8月30日 (月)

カーコレ第11弾のバラ買いはミゼット出るまで!

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先日、4個バラ買いしたTOMYTECのカーコレクション第11弾は、魅力的な国産の旧車揃いです。初代トヨペットクラウン、トヨペットマスターライン、スバル360.ダイハツミゼットMPです。しかし4車種ある内、ミゼットだけが揃っていません。シークレットはどちらでも良いのですが、ミゼットが揃うまで、もう少しバラ買いを続けることにしました。ということで、とりあえず3個追加購入です。

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しかし、最初の2箱はクラウン。これでクラウンは合計4個8台となりました。
初代クラウンも欲しい車種ではありましたが、こんなにダブってしまっても仕方ありません。ただタクシーは、改造のための練習台がたくさん出来ました。

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ボディカラー毎に横に並べると壮観です。初代クラウンの独創的なボディスタイルが光ります。フェンダーミラーが付いていたらバッチリなのですが、自分で作成して取り付ける技術はありません。

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最後の一箱にて、無事ミゼットを引き当てました。グリーンとブルーの車体です。思っていた以上に小さくてカワイイ!
以前購入して、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウトに設置した、アイコムの1/144サイズのダイキャストのミゼットに比べると、一回りコンパクトです。

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荷台に乗せる米俵や、幌が付属しています。米俵、立てて積んでしまったのは私のミスです・・・。もとより、3俵も積んだら、カーブでしっかり減速しないと横転しそうです。

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ミゼットと似た様なスタイルの、カーコレ第9弾のマツダK360と比較します。どちらも昭和中期の代表的な軽3輪です。製作中の、講談社の「鉄道模型少年時代」では、60号にK360が付属してきます。
2車の実車はかなり印象が異なりますが、カーコレのサイズでも両車の特徴がよく現れていて判別が付きます。軽快なミゼットに対して、K360のしっかりとした感じはそのままモデリングされています。

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全長、全幅ともミゼットが少々小さくて華奢です。上から見ると、その大きさの違いが顕著です。
K360と共に、このミゼットも少年時代のレイアウトのどこかの隙間に設置したいものです。メイン道路じゃなくても、駅前雑貨店の手前の路地とか分校の運動場の隅っことか、小さいのでとこでも置けそうです。

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カーコレ第11弾の購入は、これで打ち止めです。4車種は揃ったものの、シークレットは1台も無いし、ボディカラーも揃っていませんが、そこまでこだわっていたら、更にクラウンが倍増しそうです。

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さて、カーコレを手にして考えるのは、レイアウトに設置する際のヘッドライトとテールランプの点灯改造です。ミゼットは、カーコレの仲間の中でも最もボディサイズが小さいので、ライト点灯改造には手間が掛かりそうです。

同じく軽3輪トラックのマツダK360は、ヘッドライト、テールランプに直径0.5mmの光ファイバーを仕込んで、それをボディ下面に引き通しました。光ファイバーの束を、地面に穴をあけて木製ベースの裏面に通し、ベースの裏に設置したLEDから導光してライトを点灯するという従来からの方法です。それでも、ボディサイズが小さいので、カーコレの点灯化改造の中では最高難易度の改造となっています。

ミゼットも、同様の方法ならば、十分に点灯化させることは可能です。しかし、それでは満足しません。レイアウトの木製ベースに大穴をあけ、裏面に光ファイバーを通す方法では、設置の自由度に大きな制限が掛かるからです。

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レイアウトへの設置の自由度が高いのは、カーコレの車体内部にLEDを仕込む方法です。車体下部からは、細いケーブルが2本出るだけなので、ベースにあける穴は小さいもので済みますし、ベース裏面のLED設置スペースを確保する必要もありません。

とはいえ、ミゼットの運転席は狭すぎます。目を付けたのは、付属の幌です。運転席よりは幾分広い荷台にLEDを搭載し、幌で隠せば良いかと思っています。改造が成功するかどうかは判りませんが、ミゼットは2台あるので大きな気持ちでトライ出来ます。

時間のある時に、落ち着いてチャレンジしようと思っています。

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2010年8月29日 (日)

「鉄道模型少年時代」校舎の裏口の焼却炉はLEDで炎を表現

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

レイアウトの中心に鎮座する大型ストラクチャーである分校の校舎の裏口に、小さな焼却炉を設置しようと思います。焼却炉があれば、燃えている炎を表現したくなると言うのが人情?なので、前回、内部に穴をあけて光ファイバーを通せるようにしていました。

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アイコムのマイクロギャラリーシリーズの焼却炉のセットの中に入っていた一番小さな焼却炉を設置します。ドラム缶を改造したような丸いタイプで、高さ12mm程度です。

前回、焚口と底部に穴をあけました。底部から直径1mmの光ファイバーを通し、瞬間接着剤で接着しました。多少白化しても、遮光処理をするので大丈夫です。

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光源には、横幅1.6mmの赤色チップLEDを使用します。外部に光が漏れないよう、ボール紙で作ったライトボックスの中に納めます。ライトボックスの穴に光ファイバーの先端が入るようにして密着し、焼却炉の内部まで導光させるという作戦です。カーコレクションのライト点灯と同じ方法です。

焼却炉の焚口からは、斜めにカットした光ファイバーの断面が除いています。

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焼却炉の底部から光が漏れないよう、ラッカー系塗料のつや消しブラックで塗ります。
前回の点灯実験では、結構下から光が漏れていたのです。

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遮光対策のブラックが乾燥したら、その上からクロームシルバーで塗装します。これで焼却炉の焚口のみ赤く光ることになります。

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設置場所は、校舎の右側の裏口付近です。神社の小山の石垣の近くになります。このあたりは木製ベースのつなぎ目や配線の要などがあって、位置決定は慎重に行う必要があります。

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入念な位置決定の上、石垣のすぐ手前に設置することにして、1mmのドリルで穴をあけます。

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この位置には、電飾用の分岐回路があり、多くのケーブルが密集しているので、うっかりドリルで傷つけたら動作しなくなる恐れがあります。実際に、踏切のセンサーからギリギリの位置に穴があけられました。

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焼却炉の底部に取り付けられた光ファイバーが長い状態のまま、地面にあけられた穴に通していきます。LEDの設置場所を確認しながら長さを調節することになります。

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焼却炉の底から伸びた光ファイバーが、木製ベースの裏側から出てきます。
チップLEDを入れたライトボックスを設置する場所を確保するために、周辺のケーブルを整理します。

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光ファイバーを現物合わせしながら丁度良い長さで切断します。
焼却炉の底部にアクアリンカーを塗り、地面に接着します。

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LEDは、ただ光らせるだけでなく、不規則に揺らめいて欲しいものです。
100円ショップのゆらめきLED回路を使用しようかとも思ったのですが、先日、神社のお焚き上げの揺らめく炎の際にボツになった「ワンダーキット」の「LEDキャンドルキット ロウソク色LEDバージョン」を有効利用することにします。神社のお焚き上げの際には、回路を神社のベースの厚みに納めたかったので、この回路は使用しませんでした。でも、今回は木製ベースの裏側の広いスペース内に悠々と設置できます。

3端子レギュレーターを使用して、1.5Vに降圧する回路を組み込んで、準備完了です。

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光ファイバーの先端が、ボール紙を重ねたライトボックス内部のLEDの位置に来るようにして、木製ベース裏側にライトボックスを接着します。

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電源に接続して点灯実験です。
小さな焼却炉の小さな焚口から、赤々と光が漏れています。不規則に揺らめいているのも確認できます。校舎の裏口には、軒下に明るい電灯がつけられているのですが、焼却炉の焚口の光は赤いので、十分に自己主張しています。

小さくて貧乏臭い焼却炉が、小さな分校の校舎ともよく合っているように思えます。

焼却炉の点灯の動画です。

動画では、点滅を繰り返しているようにしか見えないのですが、実際にはちゃんと揺らめいて見えるものです。

Photo

神社の境内にあるお焚き上げの炎に比べると、今回の焼却炉の炎はとても小さいのですが、赤いのでかなり目立ちます。寂しくなりがちなレイアウト右側の、小さなハイライト部分になったと思います。

神社のお焚き上げの揺らめきとの比較の動画です。
電源は同じですが、揺らめき回路は別になっているので、それぞれ別のタイミングで揺らめいてくれます。でも、ふとしたことでシンクロしてしまうときもあります。同じACアダプタから電源を取っているので、仕方の無い現象です。

校舎の裏口といえば、不良がたむろしていたりするイメージもありますが、このレイアウトでは健全に焼却炉の焚口が赤々としているというほのぼのした情景となりそうです。でも、不良のたむろも表現したいとウズウズしています。困ったものです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」校舎の裏には焼却炉を!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第51号 季節はずれの柿とモミジ

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2010年8月28日 (土)

「鉄道模型少年時代」校舎の裏には焼却炉を!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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よく出来ているジオラマパーツとして、アイコムのマイクロギャラリーシリーズは以前から多く活用しています。今回、「焼却炉」を購入しました。1/144サイズなので、少年時代のレイアウトにピッタリの大きさです。分校の校舎の裏口側には焼却炉を設置したかったからです。

ミニタリーのシリーズから始まっているのか、スケールが1/144で微妙にNゲージサイズ(国産1/150、海外1/160)よりも大きいのですが、実際に設置したところ、殆ど違和感はありません。しかも、最近のシリーズはパッケージに「Nゲージサイズ」と明記してあります。今回の焼却炉もそうです。もっとも、焼却炉のサイズが数パーセント異なっていても、だれも気にしません。

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3種類の焼却炉の模型が入っています。黒く小さいもの、銀色で大きいもの、そして銀色で小さいものです。
どれもピューター製で、精密な加工がなされています。頑丈な金属製の焼却炉の雰囲気をよく表現できています。プラのストラクチャーではこの雰囲気は出ません。手に持つと、心地よい重みがあります。

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3つ並べます。
どれも魅力的です。校舎の裏に設置するのはどれにしようか迷います。大きな銀色のものは高さ30mm程度で堂々たる風格ですが、小さい銀色のも、ドラム缶を改造したかのような貧乏臭さがたまりません。この小さな丸いタイプは全長12mm、黒い方は15mmです。
黒いのは、農家の前の畑に置いても似合いそうです。でも畑では野焼きでしたっけ。

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校舎の裏口付近には、若干のスペースがあります。
学校でも、昔はゴミを焼却していました。校舎の裏手には焼却炉が鎮座していたものです。今では煙や有毒ガス、ダイオキシンなど問題が多いのであまり焼いていないでしょう。
設置する焼却炉は、銀色のどちらかにしたいと思います。色合いが目立つ上に、焼却炉の内部が見えるからです。黒いのは蓋が閉まっていて見えません。後の工作に、この中身が見えることが係わってきます。

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大きい方を仮設置します。校舎の裏口には電灯が取り付けられており、かなり明るい空間です。焼却炉も照らされています。
校舎の裏側は神社の小山です。境内の高さまで煙突が届いているのが気になります。

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ドラム缶のような小さい方です。
あまりに小さくて目立たないかと思ったのですが、十分に焼却炉としての存在をアピールしています。私としては、これがお気に入りです。

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焼却炉ということは、内部で火が燃えていることになります。それを表現したくてウズウズします。火を表現するにはLEDですが、一番大きいものはともかく、ドラム缶サイズのものにはLEDを仕込むだけのスペースを確保できません。穴をあけて、光ファイバー方式で導光します。
ドリルで穴をあけるなんて、素材が金属製なので歯が立たない!と思ってしまいがちですが、この模型の素材であるピューター(錫)は非常に柔らかい金属です。とりあえず、次点となっている大きい焼却炉から穴あけ実験を行います。

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焼却炉の正面扉部分は、最初から扉が開けられた状態です。ピンバイスに付けたドリルでグリグリと穴を穿っていきます。穴は少しずつしかあいてきませんが、削り屑がたくさん出ます。

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正面の穴がある程度の深さまであいたら、次は底部から内部に穴をあけていきます。程無くして正面の穴まで貫通します。これでL字形に穴があけられたことになります。

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扉の開口部廻りの形を整えます。やすりは入らないので、専らドリルを使用します。

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大きい焼却炉の穴あけが意外と簡単だったので、調子に乗って、丸く小さい方の焼却炉にも正面と底部に穴をあけました。

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底部の穴から直径1mmの光ファイバーを通し、点灯させた赤色LEDをもう一方の先端に当てて内部を照らします。
扉の中の炉内が明るく燃えている光景が再現できそうです。

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小さい方の焼却炉は、より勢い良く燃えているように見えます。
底部から漏れる光を上手く隠す必要がありますが、小さな焼却炉でも十分に点灯させることがわかりました。100円ショップのゆらゆらローソクの回路を活用できるかもしれません。

ゆらゆらとした光が、焼却炉の内部から見えている光景、とても楽しそうです。焼却炉は地味なパーツではありますが、楽しい表現素材となりそうです。

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「鉄道模型少年時代」竹の葉のフォーリッジはボンド水でガチガチに!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」校舎の裏口の焼却炉はLEDで炎を表現

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2010年8月27日 (金)

「鉄道模型少年時代」竹の葉のフォーリッジはボンド水でガチガチに!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

昨日に引き続き、50号に付属してきた竹のパーツのに手こずっています。ジオコレの樹木の作成、苦手です。今日は、フォーリッジの固着と竹ベースへのターフ撒布です。小ネタにて恐縮です。

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50号の竹パーツは、市販品のジオコレの「ザ・樹木」シリーズと同等のものです。ジオコレが12本セット3組なのに対し、12本セット2組が付属しています。
24本の作成は、製作マニュアルの記載の通り、木工用ボンドで行いました。フォーリッジを枝に接着するだけで、チマチマと1時間半程度かかっています。丸一日経過して、ボンド自体は乾燥しました。しかし、このままでは竹の葉のフォーリッジが脱落します。

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竹の軸部分には、50号のジオラマグレードアップ講座で取り上げられていた通り、ハサミで筋を入れて節を表現してあります。しかし、軸部分にもフォーリッジが付着してしまって汚くなっています。後で掃除しなくてはなりませんが、掃除のためにも葉のフォーリッジをしっかり固定させる必要があります。

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乾燥時には作業台から動かさないで放置していたのに、下にはフォーリッジが既に多数散らばっています。自然に落ちてしまっているのです。手に取ったら、更にポロポロ落ちてきます。木工用ボンドで貼り付けた接着面は取れないのですが、フォーリッジの表面部分が崩れてこぼれるようです。

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竹の葉のフォーリッジの固定には、木工用ボンド水溶液を使用することにします。地面のパウダーを固着させる際と同様、ボンド1:水7の割合です。
これがベストの方法なのかわかりませんが、少なくともフォーリッジはガチッと固まるので、表面が脱落することは避けられると思います。50号のジオラマグレードアップ講座でも、同様の方法が解説されていました。

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竹林をベースごと横倒しにして、ボンド水をフォーリッジに染み込ませます。立てたままだと染み込むより先に下に流れ落ちてしまいました。
フォーリッジを取り付けた木工用ボンドが完全に乾燥する前にボンド水を浸透させると、せっかく貼り付けたフォーリッジが取れてしまうので、必ず木工用ボンドの乾燥後に行わなければなりません。

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全てのフォーリッジにボンド水を染み込ませました。これで丸一日乾燥させればガチガチに固まってくれるでしょう。
今回の竹だけでなく、ジオコレの樹木を作成するには、木工用ボンドで葉を付けて丸一日乾燥させて、更にボンド水を浸透させて丸一日乾燥、と、実に3日掛かりの作業となりそうです。

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竹を12本ずつまとめているベース部分にターフを撒布し、竹林の地面を作ります。
このシリーズに付属のブラウンのパウダーでは色が濃すぎて腐葉土のようなので、手持ちの他のものを使用します。竹林を設置するレイアウト左奥の駅前雑貨店の周辺の地面に撒布する予定の、KATOのターフ「土色ブレンド」を使用します。

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ターフをベース表面に撒いてから、ボンド水を浸透させます。
作業をしていると、ターフが竹の葉の部分に付着しそうです。安全に行うには、葉のフォーリッジの木工用ボンド水溶液が完全に乾燥してから地面の作業に移った方が良さそうです。更に一日余分に掛かります。でも私はやりかけてしまったので、注意深くターフの撒布を行いました。

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下敷きにしているパッケージのボール紙に貼り付かないように、ゆっくり外して乾燥させます。

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葉の部分にはターフが付きませんでしたが、やはり軸の部分には多少付着してしまいました。楊枝や綿棒を用いて拭き取ります。

木工用ボンド水溶液が乾燥した後、他の色のパウダーで変化を付けて、ようやくレイアウトにベースごと設置することが出来ると思います。竹林の設置には、まだ数日を要しそうです。

樹木の作成には手間と時間が必要です。焦らず進める心が必要なのでしょう。私にはまだまだ修行が足りません。あと5号連続する様々な樹木作成を終えた頃には、少しはジオコレ樹木作成の技術が上達しているでしょうか。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第50号 節を付けると竹に見える!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」竹の葉のフォーリッジはボンド水でガチガチに!

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2010年8月26日 (木)

「鉄道模型少年時代」第50号 節を付けると竹に見える!

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第50号です。

全75号のこのシリーズも、もう全体の3分の2まで進行しました。創刊号の発売は昨年の8月20日でしたので、工作を始めてもう1年以上経っています。

講談社の前作「昭和の鉄道模型をつくる」は、全50号だったので、1年で完成するシリーズでした。今回は細部に凝っていて照明セットやサウンドギミックなど付属しているので、作成期間は1年半程度です。年が明けて、春の気配が感じられる頃に完成を迎えます。でも、シリーズ終了後も改良作業を続けるので、完成はもう少し先です。まだまだ長い期間楽しめそうです。

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今回の付属品は、樹木1(竹)です。
これから6号に亘って、樹木シリーズが継続します。多分、今回と同様のストラクチャー箱での提供になるかと思います。私にとっては不得意な樹木の作成が続きます。特に今回の竹は24本もあるので、かなり時間がかかる作業となりそうです。木に葉をつける代わりに、指にいっぱい着いてしまい、オマケに乾燥後にポロポロ脱落するのです。

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開封します。
このシリーズの樹木は全て、市販品であるジオコレの、情景コレクションの「ザ・樹木」を元にしています。今回の竹は、2007年から発売されている、「ザ・樹木005竹」と全く同一のものとなります。市販品では12本組3セットですが、その内の2セットが付属しています。

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パーツの全展開です。
枝が付いた竹の軸が24本と、地面に設置する際に使用するベース2個、竹フォーリッジが一塊です。竹の軸は、微妙に長さが異なるものがブレンドされています。

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ジオコレの市販品の発売時から気になっているのが、この竹の軸が竹に見えないことです。普段見慣れている竹ですが、繊細でしなやかなイメージを模型にするのは難しいのでしょう。他の樹木シリーズに比べて、質感が微妙です。

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ベースと竹フォーリッジです。
竹は1本が細い上に自立しないので、ベースを使用した方が地面への設置が楽になります。地面との段差が気になる場合は、パウダーなどでカバーすれば良いと思います。

葉を表現するフォーリッジは、単体で市販されているものではなく、この竹専用のものと思われます。白い繊維状のものが混じっており、少しでも笹の葉の雰囲気を出すように工夫されています。

問題は、フォーリッジの量です。ジオコレの樹木全体に言える事ですが、大抵ギリギリの量しか付属していません。特に本数の多い竹については、余程うまく使わないと絶対に足りなくなります。もう5割くらい余分に付けてもコストはほとんど変わらないと思うのに、と惜しい気持ちです。私は、前作の昭和の鉄道の際に竹を増やした際に購入したジオコレの竹に付属していたフォーリッジを予備として用意しています。結局は付属のもので足りなくて、4~5本分くらいは予備を使用しました。

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工作の前に、応募者全員プレゼントの応募券を貼ります。
50号までの応募券で、オリジナルの車両がもらえるので、明日の朝にでもいち早く投函しておきたいものです。この間、49号まで一気に貼っておいた甲斐があり、今日は1枚貼るだけです。

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応募用紙は創刊号に付いていましたが、今回の50号にも付属しています。
尚、私の様に早速応募してもプレゼント車両の発送が始まるのは9月中旬以降です。

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今週の製作マニュアルとジオラマグレードアップ講座では、この竹をもう少し竹らしく見せるための達人のテクニックが書かれています。タイムリーな情報で助かります。
まずは、枝を下向きにすると竹らしく見えるとの事です。その教えに従って、下向きに枝振りを整えます。折らない様に気をつけます。

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今回のジオラマグレードアップ講座にて、竹のグレードアップテクニックが紹介されているので、お手軽に真似できそうな部分だけ取り入れます。
表面がつるりとしている竹の軸に、節を入れる方法です。3mm程度の間隔でハサミを使用して筋を付けて行くという方法です。まず鉛筆で筋を付ける箇所に線を引きます。

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ハサミ軽く挟み、竹の軸を回して溝をつけます。
ナイフを使ったり、節を塗装するよりもずっと簡便です。24本全てに節を付けても大した時間は要りません。

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ハサミでの節の溝付け作業は、簡単なのに非常に効果のある改良作業です。今回の50号の情報の中でも最大のヒットだと思います。
節が付くだけで、すっかり竹の雰囲気になってしまいました。

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製作マニュアルに沿って、フォーリッジを4等分し、細かくほぐします。葉の貼り付けには木工用ボンドを使用するとのことです。私はアクアリンカーを使用するのかと思っていたのですが、まあどちらでも構わないでしょう。
4等分された一塊にて6本の竹を製作することになりますが、正確に行いたい時には最初から24等分しておいた方が良いと思います。普通に作業していたら、絶対に足りなくなります。
私は予備があるので、4等分のまま適当に作業を開始します。

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竹の枝の先の部分に木工用ボンドを付けます。
フォーリッジの山にチョンチョンと付けてフォーリッジをまぶしていくのですが、なかなか思うように付着してくれません。付着しすぎた部分から引きちぎって他の箇所につけたりしていると、竹だけでなく自分の指の先もフォーリッジだらけになります。

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1時間半以上掛かって、24本の竹にフォーリッジをまぶします。付属のフォーリッジでは足りなくて、予備分も使い込みました。葉を付け終わった竹は、アクアリンカーを使用してベースに接着します。
このまま24時間乾燥させます。しかし木工用ボンドで貼っただけではポロポロとこぼれてくるので、乾燥後に木工用ボンド水溶液を全体的に浸透させる必要があります。明日以降行います。その際に、ベースの地面部分にパウダーを撒いておく予定です。

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竹林を設置するのは、レイアウトの右奥の駅前雑貨店の右横と裏側です。52号にて周辺の地面にパウダーを撒く作業を行うので、その際にベースと地面を一体化させられると思います。

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ジオラマグレードアップ講座は、今回の竹林のグレードアップテクニックです。このところ、付属パーツと連動したタイムリーな情報となっており、冊子の情報価値がグッとアップしている様子です。
先述の通り、竹林グレードアップテクニックの内、竹の軸に節を付ける部分のみ採用させていただきました。

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次号、第51号の付属品は、樹木2(柿・紅葉)です。
紅葉といっても、レイアウトの設定季節は夏祭り時期の晩夏なので、青々とした葉を取り付けます。今回の24本の竹に比べれば楽勝!でしょうか・・・。

また、ジオラマグレードアップ講座では、トマト畑を作るテクニックが紹介されます。これも非常に楽しみです。

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私は自動踏切のベースの部分を地面に埋め込んだので、農家前の田んぼが狭くなっています。道路側のスペースを畑に改造したいと思っています。トマトならば、夏野菜の代表格です。スイカ畑も魅力的なのですが、直径1mmのスイカを作成する自信がありません。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」神社の境内にも行灯を点灯

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」竹の葉のフォーリッジはボンド水でガチガチに!

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2010年8月25日 (水)

「鉄道模型少年時代」神社の境内にも行灯を点灯

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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夏祭りの光景の電飾作業は仕上げ段階になってきています。神社の前の参道には、シリーズ付属の電飾ユニットを取り付けた露店が10軒並び、両脇には3対、6本の行灯が点灯しています。

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石畳の参道は石段に続き、境内に繋がっています。
境内にも建物やお焚き上げの光景の電飾が施してありますが、参道に並んでいる行灯が更に2本立てる予定です。2本だけ行灯を加えても変化は乏しいものの、意外と手間が掛かる作業です。

この行灯パーツは、59号にて神輿と一緒に配布される予定です。私はジオコレの市販品の「神輿・行灯」セットを改造に用いています。

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行灯を設置するのは、境内の石畳の両脇です。石灯籠と狛犬に挟まれた場所となります。このシリーズのオリジナルの試作品にもこの位置に1対の行灯が設置されています。

境内の地面はプラスチックの生地が丸出しで趣が無いので、後の作業でパウダーを撒布したいと思っています。

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私の場合、神社のベースは今の段階ではマジックテープの仮固定状態にて取り外し可能にしています。最終的には接着固定します。
今回の行灯などの電飾の追加に際しての措置です。パウダー撒布はパネルに固定していてもできるので、電飾が終わった段階で接着する予定です。

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神社の電飾のコネクターを外せば、神社ベースを分離することが出来ます。

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行灯自体は、参道のものと同時に作ってあります。
合計8本作成したものの内、最後に作った2本なので、形状が最も整っているものです。境内は目立つので、出来の良いものを設置したいと思い、温存していました。

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神社ベースの行灯設置部分にサインペンで印を付け、千枚通しで表面に軽く凹みを作ります。

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1.6mmドリルを用いて神社ベースに穴をあけます。
行灯の支柱に使用しているのは1.5mmの塩ビパイプなので、塗装してある分、少し大きめの穴が必要です。

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行灯の配線を穴から下に通します。

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ジオコレのオリジナルの行灯を隣に並べて高さを合わせます。アクアリンカーで接着固定です。

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神社ベースの裏側には若干のスペースがあるので、真ん中の穴から配線が出るように取り回します。

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神社ベースを小山部分にマジックテープで仮固定したら、CRDを回路に挟み込み、ピンヘッダを取り付けた配線を接続します。もう既に木製ベース裏のスペースはゴチャゴチャです。神社を接着固定した後、長くて余計な配線を短く整理したいものです。

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ACアダプタを接続して点灯実験です。
何度もテストをしているので問題なく点灯するのですが、やっぱりこの瞬間はドキドキします。

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行灯が設置されることにより、境内が更に賑やかになります。

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道路から続く参道に並んだ行灯との一体感が出たと思います。

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LEDは3個一組で電源に接続します。行灯は2本だけなので、更にLED一つ分の余裕があります。ついでに、先日電飾加工した駅前の電話ボックスの配線にも繋いで点灯させることにします。

電話ボックスは、すぐそばに設置する予定のわたあめと金魚すくいの染色と接続する予定でしたが、そちらは設置の予定が立ちません。LED仕込んだのに光らないのは寂しいので、作業を急いでしまいました。

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一段高い境内に設置された行灯は存在感があります。

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分校の運動場に設置された、34個の提灯が輝く盆踊りの櫓を含め、レイアウト中心部の夏祭りの光景は、かなり賑やかになってきました。これでフィギュアを設置すれば更に楽しくなるのですが、それはシリーズ終盤の楽しみとして取っておこうと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」わたあめ露店を改造して点灯しよう!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第50号 節を付けると竹に見える!

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2010年8月24日 (火)

カーコレクション第11弾は、魅力ある旧車揃い!

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TOMYTECのカーコレクション第11弾が点灯に並んでいたので購入してきました。今回は、カーコレ満を持して、と思われるほどの昭和の名車揃いです。あえて残しておいた取って置きのネタを吐き出したって感があります。

旧車にご興味の無い方はスルーするシリーズでしょうが、古い車が好きな私には垂涎のミニカーとなります。

たまに訪れるトヨタ博物館には、今回の4車種全てが保存展示されていて、馴染みのある車種ばかりです。

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今までの第10弾までのカーコレと同様、中に何が入っているかわからないブラインド方式です。
車種は、ダイハツミゼットMP、スバル360、初代トヨペットクラウン、トヨペットマスターラインです。それぞれボディカラーは3色、全12種+シークレットです。

シークレットは2種あるようで、ひとつはダイハツミゼットMPの赤色ボディとスバル360のピンク、そしてもう一つはトヨペットクラウンの東京消防庁の指令車とトヨペットマスターラインの薄緑色ボディとのことです。

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シークレットを含めて、全種コンプリート!なんて考えは毛頭無いので、とりあえず4個だけバラ買いします。欲しいのは、スバル360てんとう虫と、初代トヨペットクラウンの黒塗りです。ミゼットもあれば欲しいけれど、いかにも昭和のレイアウトの象徴のようで、3番目の希望となります。マスターラインは・・・どっちでも良いです。あっても困りません。

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最初の箱を開けたら、首尾よくスバル360が出てきました。
360cc軽自動車の黎明期の大ヒット作で、私が幼少の頃にも結構走っていました。非常に小さいことに改めて驚きます。カーコレの製造技術はどんどん向上しており、スバル360の機能的な曲線美が良く表現されています。もちろん、細部の出来もバッチリです。前後のナンバープレートの表現が嬉しい。

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結局、希望していた初代トヨペットクラウンは2箱ありました。黒塗りも1台入っていたので、とりあえず目的は達成できたわけです。
但しこの初代クラウン、昭和30年に登場した初代ではありますが、34年にマイナーチェンジしたフロントグラス一体型のタイプです。本当の初代っぽくするには、フロントグラスの中央部に縦に線を描く必要がありそうです。

とはいえ、日本が誇る名車の観音開きドアの初代クラウンであることは間違いありません。レイアウトに設置すれば、大きな存在感を発揮することになると思われます。

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残りの一箱は、マスターラインでした。救急車と茶色のバンです。
クラウンの廉価版として、当初タクシー用に登場したマスターのバンタイプです。登場時のマスターは、フロントマスクがクラウンよりも簡略化されたものでしたが、このモデルも34年のマイナーチェンジ後のものなので、クラウンと同等の顔つきになっています。

トヨタ博物館の新館に、マスターラインが展示してありますが、地味な存在なので写真にさえ収めていません。今度訪れた時には、ちゃんと観察してこようと思います。

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4箱バラ購入なので、ミゼットが揃わず、シークレットもありませんでした。無ければ欲しくなるのが人情というもの。ミゼットを引き当てるまで、機会を見つけてもういくつか購入してこようと思います。

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昔の車が小さかったことをあらわす比較です。
左は今回の第11弾の初代クラウン、右は第10弾の先代ゼロクラウンです。どちらも1/150スケールですが、初代クラウンがカローラの様に見えます。実際に、初代クラウンと現代のカローラは全幅は同じくらいですが、全長はカローラの方が大きくなっています。でも、初代クラウンは全高が高く、またサイドの衝突安全基準が無かったのでドアが薄く、博物館で実車を見ると、車内は結構ゆったりしています。

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今日はライトを仕込むわけではありませんが、とりあえず分解してボディとシャシの形状を確認します。
このところのカーコレと同様、窓ガラスのパーツは薄い透明樹脂になっているので、運転手や乗員を乗せることができます。また、LEDを車内に仕込んでライトの光源にすることも可能です。特に、車体内部に余裕があるクラウンやマスターラインは楽勝かとおもいます。

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しかし、内部にLEDを組み込むのに苦労しそうなのは、小さなスバル360です。ライトに光ファイバーを仕込んでも、この小さな車体の内部に光ファイバーを取り回す余裕がありません。この車だけは、光ファイバーをシャシー下部にまで引きとおす従来の方式を取らなければならないかもしれません。

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クラウンのタクシーは、ルーフの行灯が窓の透明パーツと一体になっています。下からゴリゴリ穴をあければ行灯を光らせることが出来るかもしれません。

但し、現在作成中の「鉄道模型少年時代」には道路部分が少なく、たくさん電飾改造しても設置する余裕がありません。色々と作っても、厳選して設置する必要があります。日の目を見ない改造かもしれませんが、時間を見つけてライト点灯改造を進めようかと思います。

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2010年8月23日 (月)

「鉄道模型少年時代」わたあめ露店を改造して点灯しよう!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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29号に付属してきたまま、いまだに取り付け指示の無いわたあめと金魚すくいの露店を点灯化改造しました。金魚すくいの方は、ビーチパラソルの裏側にLEDを設置すればよかったのですが、わたあめの方はかなりの改造が必要となりました。
このレイアウトの設定季節は夏祭りの時期にて、中心部のシンボル的存在の神社前の参道には、10軒の露店が出店しています。それらはシリーズ付属のLED照明ユニットにより、美しいオレンジ色に電飾されています。

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しかし、わたあめと金魚すくいの露店は神社の参道ではなく、線路を越えた駅前に設置されます。形状的に電飾が困難なこともあり、LEDは設置されません。しかし、私は他の部分に電飾を施している以上、この2軒の露店も無視するわけにはいきません。すぐ隣の電話ボックスさえ光るのに、露店が暗くてはバランスを欠くと思います。どちらも市販のTOMYTECのジオコレの露店と同仕様なので、電飾に対応していません。このシリーズのほかの露店は、テントの裏に遮光措置が取られていますが、この2店には省略されています。

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問題なのは、わたあめの露店です。
露店の正面部分には、わたあめの袋がたくさん吊られています。この部分の素材が分厚いことにより、テントの裏に電飾を施しても、店の表に光が漏れないのです。

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わたあめ露店の裏側です。
厚ぼったいわたあめの袋の素材が、壁のようにべったりと露店正面に張り付いています。

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LEDライトで照らしてみると、このわたあめの袋の部分は光を通さないことが判ります。この袋の壁が無いとわたあめの露店のアイデンティティがなくなるので、切除すればよいと言うものではありません。
別の素材で、袋の壁の部分を作り直すことにしました。理想としては、テントの天井に取り付けたLEDの灯りが、うっすらと外まで透けて見えることです。あまり袋が光ってはいけません。少し漏れる程度が良いと思います。

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用意したのが、ダイソーで購入した透明ビーズのセットです。祭の櫓の提灯を作るときに用いたものの余りです。まだ各種の大きさのものが大量に余っています。このビーズを使って、わたあめの袋の壁を作りたいと思います。

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ダイソーのビーズは形が不揃いなので、たくさん作業台に広げて丁度良い形状のものを選択して集める必要があります。結局、提灯に使用したのと同じ様な形状のものを使用することになりました。

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ビーズ同士を瞬間接着剤で接着します。
作業台に低粘着の両面テープを貼り、ビーズが暴れて飛んでいかないようにしてから、ピンセットに挟んだビーズにゼリー状瞬間接着剤を塗って接着していきます。

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ビーズは5個、または4個つなげて接着します。少々瞬間接着剤が白化しても塗装するので心配ありません。

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露店パーツと比べながら、大体の形状を整えます。

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接着剤を付けて形状を整えたら、ビーズに瞬間硬化スプレーを吹き付けて一気に固着させます。接着剤が乾くまで待っていたら、両面テープの方に張り付いてしまいます。

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サッサと両面テープからビーズを剥がします。

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ビーズをピンク色に塗装します。
道具箱を探してもピンクの塗料は出てこなかったので、赤と白を適当に混ぜました。

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ビーズに塗ってみたのですが、あまりに赤みが強すぎて、ショッキングピンクの袋のようになってしまいました。

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仕方ないので、表面に薄くアクリル塗料の白を塗ります。
これ以上塗膜が厚くなると、光を透過しなくなりそうなので、これくらいにしておきます。

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露店のわたあめの袋の壁部分をデザインナイフで切除します。出来るだけ、露店の柱の形状を保ったまま、わたあめ部分のみ削るようにしました。

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露店の柱を削ってしまった箇所を、ウッドブラウンで塗装します。
他の柱と色合いが異なってしまったので、全ての柱をウッドブラウンにしてしまいました。

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露店のテントの裏側に、ラッカー系塗料のつや消しブラックを塗ります。遮光対策です。

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遮光のためのブラックが乾燥したら、ホワイトに塗っておきます。

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ビーズ製のわたあめ袋を露店の柱部分に接着します。
オリジナルよりも、下の隙間を大きくなりましたが、これは店内が少しは見えるように、あえてそうしています。

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露店のテント裏にチップLEDの照明を接着します。
使用したのは、横幅2mmの白色チップLEDで、表面にクリアオレンジを塗って暖色系の灯りにしました。

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点灯実験です。
わたあめの袋の出来は悪かったのですが、光は思ったとおりに袋を仄かに透過しています。提灯のように光り輝くわけではなく、うっすらとオレンジ色に染まっています。結構厚塗りしてしまったので心配していましたが、まあこんな感じで良いでしょう。ビーズの塗装の際には心配していましたが、失敗ネタにならなくてよかった・・・。

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金魚すくいの露店は、ビーチパラソルの裏側部分に、わたあめ露店と同様の2mmの白色チップLEDの表面にクリアオレンジを塗った照明を接着します。パラソルは、光が透けても構わないので遮光措置を行っていません。

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金魚すくいの露店の点灯実験です。
思ったほどにはパラソルから光が漏れませんでしたが、こちらも暖かいオレンジ色の光の感じは悪くないので、このままレイアウトに設置することにします。

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わたあめ露店、金魚すくい露店とも、LEDのケーブルを目立たないように柱に沿わせて下部に来るよう取りまわします。柱に沿わせた部分のケーブルを塗装すれば、さらに目立たなくなります。

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2軒の露店は、製作マニュアルで指示があるまでは設置しないで保管しておきます。場所は判っているので、すぐにでも設置できるのですが、先行して工作すると、分冊マガジンの楽しみが半減します。オタノシミはギリギリまで取っておきたいものです。

この2軒の露店を設置する際には、LEDを埋め込んでいる電話ボックスも同じ回路に配線して点灯させることができます。駅前は、駅舎から道路を挟んだ雑貨店の看板照明ばかりが目立っていましたが、露店や電話ボックスの点灯により、駅舎側も賑やかになっていくことと思われます。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」応募者全員プレゼントの応募券は、あと一つ!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」神社の境内にも行灯を点灯

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2010年8月22日 (日)

パソコンのモニターを大きくしてもブログの中身は変わりませんが・・・PC更新計画の一環です

お盆休暇明けから何かと忙しく、工作をするまとまった時間が確保できません。
結局、今週末はロクに進まなかったので、先日、パソコンのモニターを交換した話題です。

このブログを書いているのは、外出時を除けば殆ど自宅の自作デスクトップPCです。

CPUはPentium4、OSはいまだWindowsXPという古いマシンですが、画像処理やブログ更新などには不便を感じることはありません。しかし、趣味的な側面から、そろそろデスクトップPCも買い換えたいとは思っています。仕事の現場やサブに使用しているノートPCでWindows7マシンの便利さは実感しています。

しかしパソコン本体よりも交換を急ぎたいのが、モニターです。

モニターを処分するのが億劫で、不便を感じながらも長らく17インチブラウン管モニターを使い続けていました。1280×960ピクセルの表記が可能ですが、字が小さくなりすぎるので、1152×864ピクセルという中途半端な解像度で使用していました。
名古屋の大須の職場の近くにはパソコン専門店や家電量販店が多いので、新しいモニターの価格や性能のチェックは絶えず行っていました。ただ、やはり古いモニターを処分するのに結構なコストと手間が掛かるのです。

先日、地元の岡崎のPCデポを訪れたとき、古いブラウン管モニターを100円で引き取ってくれるとの情報を得ました。新しいモニターの価格が名古屋で買うよりも少々高くても、地元で手軽に交換できる方が楽です。

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というわけで、早速手頃な価格のモニターを購入してきました。
三菱の23インチの普及型のモニターです。品番は「RDT231WM-S(BK)」。23インチなんて大きそうに見えますが、現在、17インチのブラウン管モニターを置いている場所に十分置けるサイズです。価格については、論争が起きては困るので、2万円台とだけ書いておきます。
実は、22~23インチでもっと安価なモニターは沢山あるのですが、毎日目の前にするモニターのロゴが、よくわからない新興国のブランドというのは、気分的に抵抗があるので、よくわかっている「MITSUBISHI」のロゴで数千円の安心感を買うことにします。店頭で見比べた限りでは、この三菱のモニターが普及価格品の中ではもっともマシな映りをしていました。中身は同じ様なモノながら、微妙に違いがあるものです。多分に好みに左右されることですが、画面部分以外の外枠は、三菱のモニターが最も高級感があり、格好良く見えました。

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暑い中、車に積んで持ち帰り、開封します。
今までのものと比べると、巨大な画面のモニターと、簡単なスタンド、そしてケーブル類一式、ドライバCDが同梱されています。ディスプレイケーブルは、このモデルでは別途購入する必要がありません。一応、スピーカーも内蔵されていて、そのケーブルも付属しています。モニタースタンドは、付属のアタッチメントで3段階に高さ調節が出来ます。

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パソコンのモニター端子に加え、HDMI入力端子も付いています。
PS3やブルーレイレコーダー等に接続することも出来るわけです。でも、それらは普通にテレビに接続すると思いますが、HDMI端子が付いていて困るということはありません。将来、パソコンモニター以外の用途、例えば鉄道模型レイアウトの背景や水面表現などに、HDMI出力のあるプレーヤーと接続して使用することが出来ます。でも、余ってるネットブックに接続したほうが安上がりかな?

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裏面の表記です。メーカーは三菱電機ながら、「MADE IN CHINA」です。普及品なので仕方ありません。
もちろんPSEマークも付いているので、このモニターを処分するときには今回のように悩むことは無いでしょう。第一、画面は大きいですが、ブラウン管モニターとは比較にならないほど軽量です。

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今まで使用していたNECのブラウン管モニターとの比較です。
こうして正面から見ると、横幅の違いだけのように見えますが、奥行きの寸法が大きく違います。

このブラウン管モニターは、都合13年程も使用したことになります。購入した頃は、Windows95の時代でした。パソコンは代替わりしながらも、モニターは壊れないし、機能的にも大きな問題が無いので使い続けてしまうものです。

感慨に浸っている暇はありません。新しいLCDモニターの動作確認が終了次第、古いブラウン管モニターは引き取ってもらうために車に積んでPCデポさんに引き返します。

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形式上、「処分買取」ということで、100円で買い取ってもらいました。
処分に費用が発生するとばかり思っていたので意外です。もちろん、買い取ったPCデポさんも、古いブラウン管モニターの使い道があるとは思えないので、サービスの一環なのかもしれません。

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今迄の1152×864ピクセルの狭い画面に比べ、一気に1920×1080ピクセルになったので、目の前が非常に明るくなりました。ブラウザを画面いっぱいに拡げると、左右の余白が多すぎて落ち着きません。

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ブラウザを身ながらとフォトレタッチ、そしてエディタでソースを表示しながらの作業が切替えずに一度に出来るというのは便利です。もちろん画面が広くても、ブログの中身が良くなるということはありません。

安くなったとはいえ、モニターの交換というのは面倒なことです。また、パソコンの中で最も目立つ部分なので、買い換えたら家族に必ずバレるパーツでもあります。でも、「古いモニターがいかれたので、仕方なく代わりのモニターだけ買った」といえば通用しそうなのです。実際に、ここまでの作戦は成功しています。

モニターを変えてしまえばこちらのもの。本体はケースを今のものと似たものにすれば、きっとバレないでしょう。今回のモニター交換は、今後のPC更新計画の中で、最も大きな障壁になっていたのでした。地元のPCデポさんのお陰で首尾よくモニター交換できたので、今度は今のPC本体を最新スペックのものに換えることを虎視眈々と狙っているのです。モニター変わらなきゃ、多分パソコン買ったことは家族にはわからない、と良いのですが・・・。

壮大なる計画は、これから佳境を迎えることになります。

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2010年8月21日 (土)

「鉄道模型少年時代」応募者全員プレゼントの応募券は、あと一つ!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

全75号のこのシリーズでは、途中の50号までの購読者に対して、全員プレゼントがあります。パートワークによくある方式の、応募券を応募用紙に貼って、投函するとプレゼントが送られてくるという方式です。ただし、出版元の講談社から直販にて定期購読をしていれば、応募用紙を送らなくても自動的にプレゼントがもらえます。

※上記、誤った情報を記載しました。申し訳ありません。直販定期購読でも応募券を送らないと届かないようです。デアゴスティーニ社のプレゼントと混同していました。お詫びして修正いたします。

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応募用紙は創刊号に付属していましたが、「まだ先のこと!」と考えていて、今まで手付かずでした。そろそろ貼っておかないと、50号終了次点でいち早く投函出来ません。思い立ったが吉日!残り1号というギリギリのタイミングにて重い腰を上げました。

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応募用紙を送ってもらえるプレゼントは、TOMIX製のキハ2001形という車両模型です。市販されているものではなく、このシリーズのオリジナル車両です。架空の「里山交通」の気動車という設定です。

前照灯、テールランプ、室内灯が点灯する高級タイプです。創刊号付属のキハ1001型(国鉄キハ04型と同型)と比べると、かなり精度の高い模型だと思われます。

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この車両、TOMIXの市販品の「樽見鉄道ハイモ295-315形」と同一形状ですが、カラーリングをオリジナルにしているので、かなり印象が異なります。派手で近代的な樽見鉄道ハイモ295-315形に比べて、旧来の車両のようなツートンカラーは昭和の香りがしないではありません。でも、現車は当然ながら、平成生まれです(11年)。昭和30~40年代をイメージしたこのシリーズにはちょっとそぐいません。

同一形状つながりにて、市販の樽見鉄道ハイモ295-315も以前購入しました。非常に走行性能が優れており、低速から安定しています。ライトが点灯するので夜景の走行も楽しめます。ただ、ライト類を有効に点灯させるには、シリーズ付属のコントローラーでは力不足です。TOMIXの常時点灯対応コントローラー(N-1001CLなど)を使用する必要があります。コントローラーは上級タイプを奮発すると、車両の走行性能が段違いに向上します。ずっと運転が楽しくなるので、高くても十分に元が取れます。

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応募券は、冊子の最終ページの一つ前のページの角にあります。冊子の一部を切り取るのは少々抵抗がありますが、これは私のような忘れっぽい人間にはありがたい措置と言えます。たまに外パッケージに応募券が付属しているシリーズがありますが、冊子とパーツだけ残してサッサとパッケージを捨ててしまうと後で泣きを見ます。冊子ならば、決して処分することは無いでしょう。

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応募券を切り取り、スティック糊をつけて応募用紙に貼っていきます。
前作、「昭和の鉄道模型をつくる」では、全50号の内、25号までの応募券にて専用コントローラーがもらえました。今回は、その倍の50号までですが、プレゼントが倍、豪華になったわけではありません。やたらと豪華な全員プレゼントは、倫理や法律的側面からも問題もあるので仕方ありません。オリジナル塗装の車両は他の方法では入手困難なので、貴重な存在であることには間違いないでしょう。

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同じような分冊マガジンでも、デアゴスティーニのプレゼント応募用紙(ハガキ)は読者が切手を貼って投函する方式です。講談社は以前より、料金受取人払郵便を使用しており、購読者がワザワザ切手を買う必要が無い上に、何とも言えない好印象を与えています。これを見ていると、コツコツ買っていただいている全員プレゼントの応募にまで運賃をケチる考えのセコさが際立ちます。

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49号まで応募券が揃いました。来週、残りの一つを貼って、即座に投函することが出来ます。貼付作業には結構な時間を要します。もっと早めにやっておけばよかった、と毎回思うのですが、結局はギリギリのタイミングになってしまうものなのです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」稲穂とそばの花の植え込み作業で晩夏の彩り

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」わたあめ露店を改造して点灯しよう!

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2010年8月20日 (金)

「鉄道模型少年時代」稲穂とそばの花の植え込み作業で晩夏の彩り

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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49号にて稲穂とそばの花のパーツが付属してきました。これからしばらくは植物を植えていって、レイアウトに彩を添えていくフェーズが続きます。

昨日塗装してパウダーを撒いた田んぼとそば畑の地面が乾燥したので、稲穂とそばの花を植え込むことにしました。それぞれ長さ10cmの長さのものをカットして使用します。

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レイアウト手前左隅と、農家の手前の部分が田んぼとなります。作例がそうなっているだけであり、別にそば畑を手前にしても良いのですが、設計者の意図を尊重して作例どおりにします。
田んぼ部分は、木製ボードに貼り付けたスチレンパネルに穴が開けられていて5mmほど凹んでいます。段差はプラスターによってなだらかに整地しています。凹み部分に合わせて稲穂のパーツをカットします。最初はちょっと長めにしておいて、現物合わせにて短くしました。

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カットした稲穂を凹み部分に仮置きし、長さを微調節します。
製作マニュアルの作例では、この部分の稲穂は縦方向に植えられていましたが、私のものは横方向にしています。大きな意味はありません。
横方向では、4列の稲穂を並べたら、もうスペースはいっぱいになりました。

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稲穂を、田んぼの地面に接着していきます。
製作マニュアルでは、稲穂の底部にアクアリンカーを点付けすると書かれていましたが、点付けではパウダーだらけの田んぼの底にくっついてくれません。結局、はみ出ない程度にべったりとつけることになります。またアクアリンカー買ってこねばなりません。

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製作マニュアルの記載の通り、稲穂は列の間の間隔を少し空けて接着しました。スケール感を気にしなければ、収穫直前の稲穂に見えるでしょうか。

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農家の手前部分の田んぼスペースは、道路側にTCS自動踏切の本体部分を埋め込んでしまった分、狭くなっています。たったこれだけのスペースをワザワザ水田にするかどうかは深く考えず、縦方向に3列の稲穂を植えます。
道路側のスペースは、トマトなどの夏野菜を栽培する畑にする予定です。

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レイアウト左側の旅館の裏側スペースは、製作マニュアルの指示通り、そば畑とします。田んぼと同様に、5mm掘り下げられたスペースに、先に白い花を模した塗料が付けられたそばの花のパーツをカットして貼り付けます。稲穂と異なり、列の間を空けずに密集させました。

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そばの花を密集させて接着すると、列の段差部分が三角形に抜ける箇所が出来ます。パーツを微調節した際に余った小さな花を使用して、隙間を埋めていきます。

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長いパーツを並べて貼ったとわからない程度には密集させることが出来ました。実際には、こんなに埋め尽くすまでにそばの花が密集しているとは考えられませんが、そこは模型の世界のこと。季節感を現すパーツには、メリハリを付けて存在感をアピールさせたいものです。

稲穂とそばの花を植え込んで、今夜の作業は終了です。

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目線を下げると、線路端のそば畑に見えてきます。こちらもスケール感がおかしくなるほどに巨大であることには目を背けて楽しむことにします。

旅館の裏側というよりは、農家の延長のような光景です。

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稲穂も、目線を降ろせば晩夏の稲穂に見えるでしょうか。稲穂の高さはスケール換算で1.2m、列の間隔は1m以上という巨大なものなので、お百姓さんも刈り取りが大変かと思います。

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田んぼを縮小させたこともあり、パーツは大量に余りました。製作マニュアルには、小さく切って道端の花にしたりするテクニックが紹介されています。チャックつき袋に収めて、大切に保管しておきます。

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建物や道路だけでは季節感が希薄でしたが、稲穂とそばの花の設置により、時候が感じられるようになって来るようです。これから植物をたくさん植えていくことにより、より晩夏の光景の表現が豊かになっていくことでしょう。

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レイアウトを上から見ます。
この間までは全く地面の表現がなされていなかったので、焼け野原か造成地のような寂しい佇まいでした。しかし、だんだん地面の施工が進むにつれ、何の処理もしていない地面の方が少なくなってきています。

今後しばらくは、レイアウトの各所の地面の作成と、植物の植え込み作業が続きます。TOMYTECのジオコレの「ザ・樹木」シリーズの作成はかなり面倒な作業ですが、モチベーションを維持して行きたいものだと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第49号 稲穂とそばの花

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「鉄道模型少年時代」応募者全員プレゼントの応募券は、あと一つ!

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2010年8月19日 (木)

「鉄道模型少年時代」第49号 稲穂とそばの花

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第49号です。

先週はお盆休みのためにこのシリーズも休刊でした。
でも、お休み期間には分校の運動場に盆踊りの櫓を設置したりしていて、工作は休み無く継続していました。そのために、久しぶりの発刊という気がしません。

このシリーズは、まさに晩夏の今の季節を表現しているので、情景作りにも気持ちが入ります。

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今回の付属品は、情景素材の稲穂とそばの花です。
規定のストラクチャー箱に入っていますが、内容物が軽いのでスカスカです。

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箱から中身を出します。
二つの袋にそれぞれ稲穂とそばの花の素材が入っています。袋に中には、粉が散在しています。稲穂の先の黄色い部分、そしてそばの花の白い部分がポロポロ外れているようです。粉が飛び散るのに注意して、袋から取り出します。

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稲穂の素材が7本、そしてそばの花の素材が3本です。細かい人工芝のような素材を細く切り、先端を塗装してある様子です。どちらも素材自体は同じです。

どちらも長さは約10cmです。短く切って使用するので長さについての検証はあまり意味がありません。

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稲穂の素材のアップです。
元々の素材が人工芝なので、Nゲージとしては明らかにオーバースケールですが、質感は悪くありません。収穫間近の稲穂に見えます。地面に接着する部分も十分に面積が取れるので、しっかりと固定することが出来そうです。ただ、稲穂部分に塗装された黄色い塗料がポロポロと落ちます。最終的にはボンド水溶液で固定することが必要です。

夏祭りを表現しているこのシリーズの季節設定は、8月のお盆の辺りかと思われます。地方によりますし、田植えの時期にもよりますが、私の住む愛知県の西三河地方では、この時期に今回のパーツのように稲穂が色付いている光景を見ることができます。季節感としては、かなり正確に表現できると思います。

ただ、稲穂の高さや幅がかなり大きいのが問題です。高さは約8mm、幅も約8mmです。原寸大に直すと約120cm。巨大な稲穂です。お百姓さん、田んぼの中に埋もれてしまいます。まるでトウモロコシかサトウキビ畑のようです。Nゲージでなくて、HOゲージくらいのスケールならば丁度良かったのですが、仕方ありません。

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そばの花の素材のアップです。
稲穂と同等の人工芝素材の先を白く着色してあります。稲穂以上に、先端の塗装した部分がポロポロ落ちます。
そば畑は、涼しい山の方にあるような印象があります。身近には咲いていないのですが、夏の盛りに白く爽やかな花を咲かせている光景は十分に想像できます。

ただ、こちらも高さ120cmの巨大なそば畑です。

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稲穂を設置するのは、レイアウト左手前の農家の前と、左隅の部分の、地面パネルを切除して作成した水田部分です。
私はTCS自動踏切を設置したために、農家の前の水田が小さくなってしまいました。踏切ベース部分を埋め込んでしまった道路に沿った部分は、51号に掲載予定のジオラマグレードアップ講座のトマト畑を参考にしたいと思っています。

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そばの花は、駅前旅館の裏側の、地面ベースを切り取った部分に取り付けます。
旅館に泊まって庭を散歩できないなんて寂しい!とばかりに、ジオコレの情景小物、日本庭園セットを購入しましたが、パーツの組み合わせの自信が無いこともあり、予定通りそば畑とします。旅館のイメージは表の玄関部分だけで収束させて、裏側は線路端のそば畑に白く可憐な花が咲いている光景の表現にて変化を付ける方が、限られたスペースのミニレイアウト内を楽しむことが出来そうです。

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製作マニュアルでは、水田とそば畑の部分に直接、ブラウンのパウダーを撒くという指示です。でも、地面パネルやプラスターの白い部分が透けるのは格好良くないので、予め塗装してからパウダーを撒きます。
下塗りに使用するのは、以前、ジオラマグレードアップ講座で紹介があった、タミヤの情景テクスチャーペイントのダークアースです。初めて使います。パウダーは、シリーズ付属のブラウンとグリーンを使用します。

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情景テクスチャーペイントは、少々水分を加えて塗りつけると、下塗りとして良い感じでした。原液そのままでは泥の塊を塗りたくっているようです。土を表現する際には、塗りにくいですが、あえて原液を盛り付ける方法もあるかもしれません。
ただ、パウダーを上に撒くのなら、ある程度水気があった方が便利です。

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平筆の毛の間に情景テクスチャーペイントの粒子が詰まり、すぐにバサバサに開いてしまうので、頻繁に洗浄する必要があります。
一通り塗った感触では、地面の下塗りとしての素材感は非常に良好です。旧来のアクリル絵の具やKATOのアンダーコートアース等と比べると、道具の進化を見て取ることができます。

これは各色とも、今後も愛用していくことになりそうです。

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そば畑の地面の色については良くわからないので水田と同じにしておきます。ひょっとしたら、もう少し明るい色でも良かったかもしれません。

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情景テクスチャーペイントが乾燥する前に、シリーズ付属のブラウンのパウダーを撒きます。
水田のあぜ道部分を厚めにします。周辺の地面を整える際に、再度各種パウダーやフォーリッジなどの施工を行うので、今回は大まかな撒き方です。

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パウダーを撒き終わったら、木工用ボンド水溶液をスポイトで滴下させます。情景テクスチャーペイントの水分がある内に行えば、パウダーがダマにならずに済みます。

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木工用ボンド水溶液を染み込ませた上から、あぜ道の部分に大まかにグリーンのパウダーを撒きます。実際にはもっと雑草がたくさん生えているはずなので、仕上げの時に更に撒く予定です。

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手前の水田部分にパウダーを撒き終わりました。
このまま丸一日乾燥させる必要があります。

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旅館の裏手のそば畑も同様にパウダーを撒いてから木工用ボンド水溶液を垂らします。
そばの花の素材を貼り付けるまでは、水田と見分けが付きません。これで良かったのでしょうか。今度そば畑を見る機会があったら、しっかりと観察したいものです。

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製作マニュアルでは、稲穂とそばの花を切り分けてから地面に貼り付ける指示があります。しかし、地面のボンド水溶液が乾燥するまでは手が付けられません。今夜の作業はここまでにしておきます。乾燥後に再開します。

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ジオラマグレードアップ講座では、今回の水田のグレードアップについてのテクニック紹介です。
黄色い稲穂の先端を切断して青々とした稲とし、水田に水が張ってある初夏の情景を再現しています。木工用ボンド水溶液で作ったという水田の中の水の情景が見事です。

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今回、水田のあぜ道の表現に使用している新素材の紹介がありました。モーリンのグラスセレクション草地(グリーン)というものです。模型屋さんで見かけたら、是非手に入れたいものです。繊維状の素材感が、あぜ道の雑草の雰囲気の再現にピッタリです。

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次号、第50号の付属品は、樹木1(竹)です。
竹は、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」でも使用しています。パウダーがポロポロと落ちるし指に付くしで作成は面倒ですが、完成させると竹林に見えないことはありません。

これから55号まで、6回に亘って樹木のシリーズが続きます。   
51号 樹木2(柿・紅葉)
52号 樹木3(葉桜)
53号 樹木4(杉)
54号 樹木5(唐松)
55号 樹木6(銀杏)

全て市販品であるジオコレの、情景コレクションの「ザ・樹木」にあるものばかりですが、52号の葉桜は、桜のセットにグリーンのフォーリッジを組み合わせたオリジナル?かと思います。さすがに、夏場に満開の桜は避けたようです。

情景コレクションの樹木は、枝に自分で葉の部分を取り付ける必要があり、慣れない内は指にばかり付着してうまくいかないものです。私は結構作成しているのにまだ慣れず、枝でなく指に葉を茂らせてしまいます。完成後にポロポロ葉が落ちるのは、木工用ボンド水溶液を浸透させることで防御できています。
製作マニュアルかジオラマグレードアップ講座にて、樹木の作成テクニックについての解説を心待ちにしています。また、皆様がお持ちのテクニックがあれば、是非ご教示いただければ幸いです。

前回はこちら
LEDキャンドルのボツ話

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」稲穂とそばの花の植え込み作業で晩夏の彩り

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2010年8月18日 (水)

塗装時は防毒マスクでダースベーダー

塗装の際に使用している簡易防毒マスクです。
今回は、有機溶剤の刺激に問題の無い方には無縁の話題です。

模型の制作には、時に有機溶剤を用いた塗料が必要になります。ラッカー系など、かなり刺激の強いものもあります。その刺激を和らげるためには、「模型をやめる!」という方法もありますが、どうしても続けたくて困っている時には便利なアイテムがあります。防毒マスクです。

「防毒」なんて大げさな!と思われるかもしれませんが、私には結構有効でした。スプレー缶やエアブラシの時だけでなく、筆塗りの際にも使用するようになってしまいました。特に、デアゴスティーニの「零戦をつくる」に使用している、刺激の強い青竹色の塗装時に鼻粘膜を保護するのに手放せなくなりました。

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近所のホームセンター(ケーヨーD2)で購入してきた簡易防毒マスクです。シゲマツのM-300Sというタイプで、用途は、塗装・消毒・洗浄・農薬散布作業となっています。低濃度有機ガス用です。吸収缶が一つ付いて、価格は2980円でした。
別にこの商品でなくても良いのですが、専用の吸収缶が本体を購入した店で手軽に買えるので、愛用しています。とはいっても、使い始めて1ヶ月程度経ちますが、まだ最初の吸収缶から交換しておりません。

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同じような形状で、「防塵マスク」があるので、間違えないようにしなくてはなりません。防塵マスクでは、埃は防げても気化した有害物質からはガードできません。
こちらは活性炭の入った吸収缶を取り付ける、「防毒マスク」です。

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口を鼻を覆い、頭に二股になったヘッドバンドを当て、締めヒモを首の後ろでとめます。締めヒモはバックル付きなので、すぐに取り外しできます。
通常の耳にかけるマスクに比べて、実に物々しい恰好になることが想像できます。

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セットには、一つ吸収缶が付属しています。これをマスクの手前にねじ込んで固定し、使用します。吸収缶は消耗品なので、使用できなくなったら別売り品を買います。このマスクは、吸収缶が600円程度で売られており、店にも豊富に在庫がありました。一応、予備に1個確保しています。

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この吸収缶を、マスクの前にねじ込みます。ヘッドバンドと首の後ろの締めヒモで、しっかり顔に固定できます。その姿は、まるでダースベーダーです。
声を出しても、吸収缶を通してモゴモゴした声質になるので、更に宇宙人じみてきます。

装着して塗装作業をしたところ、ラッカー系塗料のうすめ液のシンナーの臭いが殆ど感じられません。マスクのウレタンゴムのニオイがかすかにするばかりです。かなり効果があるようで、塗装後の鼻炎の症状がかなり抑えられました。有害物質は粘膜から吸収するので、鼻の他に、目からの吸収もありますが、私の場合はそこまで気にしなくて良いようです。

臭いも刺激も気にしなくて良くなるのですが、困ったことは、ダースベーダー状態のままでは一眼レフが構えられないことです。このブログ記事の写真は、大抵はデジタル一眼レフカメラのニコンD90で撮影していますが、吸収缶部分が邪魔になってファインダーが覗けません。仕方ないので、塗装時には液晶画面のライブビューに切り替えて撮影しています。

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消耗品である吸収缶の中身は活性炭です。活性炭の細かい穴に有害物質が吸収されるので、その穴が詰まってしまったら効き目がありません。少しでも長持ちさせるために、使用後は吸収缶を外してジッパー袋に入れて保存しています。この方法に、どれくらい効果があるかは不明です。

最近まで、私は全く無頓着に、ロクに換気もせずラッカー系塗料を使用して、部屋を臭くしてきました。缶スプレーは屋外で噴きますが、乾燥は屋内です。それでも体調変化無く、全く平気でした。

以前から体調が悪くなると、鼻炎に襲われることもありましたが、ホンのタマのことでした。しかし、今年の1月下旬より、酷い鼻炎に襲われ、耳鼻科に処方された抗ヒスタミン剤(アレロック、アレグラ錠)を飲まないと症状を抑えられなくなりました。

「いよいよ花粉症デビューか!」と思ったのですが、花粉の季節が去ってからも、模型の塗装を行った直後から鼻炎に悩まされるようになってしまいました。やたらと鼻粘膜が敏感になってしまったようです。抗ヒスタミン剤を飲むと、非常に強い眠気を催します。でも、アレルギー性鼻炎のことを思うと大したことはありません。

体質は、時を経て変化します。
溶剤刺激に弱い体質になってしまったとは、模型趣味人としては悲しいことです。こうなったら、消極的ではありますが、粘膜再生して丈夫になるまでは、少々恰好悪くとも、マスクをして刺激を少なくするほかありません。

どうも、今年の1月、父親が逝去した時を境に体質変化を来したように思います。父親の看病の時期は、人一倍、いや10倍くらい感染症に留意していました。もし風邪でも引いて、父親にうつしたら命取りになりかねません。1年半ほどは、風邪はおろか、鼻炎症状もありませんでした。

葬儀がひと段落して、程無くアレルギー性鼻炎の症状が始まり、今に至ります。強いストレスが加わったことが発症のきっかけになるのかもしれません。

今では筆塗りでも、ラッカー系塗料で長時間続けそうな時は手放せなくなってしまいました。こんなマスクをしていると、邪魔で呼吸が苦しいはずなのに、有害物質を遮断するので非常に快適な呼吸をしている気分になります。人間、だんんだん耐性がなくなってくるのでしょうか。外出時にもこの防毒マスクをかけていきたくなる衝動に駆られるので、困っています。常にこんなのを装着しないと、日常生活が送れないようなことにならないことを祈るばかりです。

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2010年8月17日 (火)

ジオコレの「日本庭園セット」活用にはセンスが必要?

TOMYTECの情景コレクション、情景小物041「日本庭園セット」を購入してきました。
作成中のパートワーク「鉄道模型少年時代」に使用できるかもしれないと思っての購入です。今日はパーツ確認のみ行っています。

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パッケージの写真には、日本庭園を演出するための、色々と魅力的なパーツの写真が掲載されています。この箱絵を見ているだけで箱庭的な楽しさがあります。

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土塀、竹垣、小橋、生垣、菖蒲、石畳、池の淵(4×2セット)、石灯籠、庭石、水面シートのセットです。ジオラマのベース等は付属しないと明記してあります。とりあえず開封します。

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厳重に袋に入れられた細かいパーツと、青い紙が一枚出てきました。ビニール袋は2重になっています。外袋を破ります。

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それぞれのパーツごとに小袋に入れられています。
この状態では、どんな情景を作成するものなのか、見当が付きません。小袋も全部開けて、パーツを取り出します。

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パーツ全展開です。
石灯籠や土塀などは何となくわかります。特に、石灯籠は小さいながらも形状による存在感はバッチリあります。しかし、生垣や庭石はそうといわれなければどんなパーツなのかわからないかもしれません。

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もっとも判らないのが、この水面シート。
表面が光沢の青い紙・・・。池の水面に使用するためのものです。このセットの活用には、かなりユーザーの裁量に掛かっている部分が多い様子です。それだけ自由度が高く、活用の幅が広いといえそうです。

この青い紙は使用しない方も多いでしょう。

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パッケージの裏側に、このセットを活用した日本庭園ジオラマの例の写真が掲載されています。2セット使用して土塀を拡張し、地面にはブラウンとグリーン2色のパウダーを撒き、水面を波打たせるなど、多くの改良がなされています。これに松などの木々を加えれば、立派な日本庭園になりそうです。

個人的には、これらに加えて鹿威し(ししおどし)が欲しいところです。でも小さすぎて何が何だか判らないかもしれません。

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水面シートの上に、小橋などのパーツを適当に置いてみます。
水の中にリング状の小島が浮いているようですが、庭石や池の縁などの雰囲気は良好です。

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これらのパーツだけで日本庭園を演出できるわけではなく、ユーザー自身が作り上げる日本庭園ジオラマに加えて賑やかに演出する小物セットと考えた方が良いでしょう。個々のパーツの活用には、センスが問われます。

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いずれ活用する場面が出てくるかと思いますが、現状では目処が立ちません。日本庭園ジオラマを演出するようなセンスが無いのが残念です。
チャック付きの小袋に収めて、保管することにします。

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日本庭園セットの設置を検討していたのは、レイアウトの左側の駅前旅館の建物の裏側です。ここはそばの畑となっており、夏場にてちょうど白い花が咲いている状況を再現することになっています。
しかし、旅館に泊まって庭を散歩するという楽しみが無いのは寂しい!などという理由にて、日本庭園が活用出来ないかと考えていたわけです。
しかし、この場所には旅館の情景を引っ張らず、まるで異なる情景であるそば畑の方がレイアウト全体としては楽しいかもしれないと思います。旅館は、道路側の玄関部分で完結させ、裏側は別の世界にするということです。

今秋発売の49号に、稲穂と共にそばの花も付属します。仮設置して情景を確認後に、今回の日本庭園セットの活用も検討したいと思います。

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2010年8月16日 (月)

「週刊零戦をつくる」第51号 尾部胴体フレーム作成の際の治具が便利!

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第51号です。

50号と同時に、昨日の終戦記念日に到着していました。そのために、珍しく書店販売日前日の記事投稿です。

全100号のこのシリーズでは、今回より後半戦に入ることになります。完成までには、まだ1年近く続きます。この調子では、最終盤はかなり冗長な進捗になるかもしれません。フェラーリ・グランツーリズモの時がまさにそうでした。
デアゴスティーニさんには、零戦シリーズの読者の信頼を失うようなパーツ構成にしないよう、進行中のシリーズの構成にも心してかかって欲しいと願う次第です。終盤の印象がシリーズ通しての評価を左右します。既存の読者の紹介機能が、新しいシリーズの評判にも繋がっていくのです。口コミの影響力を侮ってはいけません。デアゴスティーニ劇場を、最後まで楽しませていただけることを期待しています。

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今回のパーツは、尾部の胴体フレームパーツです。
前々回にて長らく続いた翼のフェーズもひと段落し、前号より新しいフェーズに入っています。今回は、尾部の胴体フレームを組み立てていきます。大型模型の概要がだんだん明らかになってくるようです。

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部品の一覧です。
尾部胴体用治具、昇降舵操作機(a)、昇降舵操作機(b)、尾部縦通材(上)、尾部縦通材(下)、隔壁(7番a)、隔壁(7番b)、隔壁(13番a)、隔壁(13番b)、7.7mm機銃ハンドル(左)、7.7mm機銃ハンドル(右)です。
今回は、尾部の胴体フレームを支えるための治具が付属しています。今回こっきりのこの治具が、最も存在感のあるパーツです。でも、これが無いと、組み立てがかなり難しくなります。非常に気が利いた存在です。ひょっとして、先行組み立ての社員の方のアイデアでしょうか。だとしたら感謝です。

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今回の作業は、尾部の胴体フレームの組み立てです。
尾部隔壁の一部と縦通材を組み合わせて、尾部の胴体フレームを作り始めます。また、操縦室に7.7mm機銃のハンドルを取り付けます。治具を除く全てのパーツには、塗装を施します。私にとっては、久し振りに鬼門の青竹色塗装があるので、しっかりと防毒マスクで防御して作業します。暑い時期には辛いものがありますが、乾燥時間が短いのが救いです。

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まず、尾部縦通材の保護部分を切除します。
ナイフで筋をいれ、軽く折り曲げながら切り取ります。繊細なパーツなので、扱いに注意します。ちょっと油断したら、簡単に折れ曲がってしまいそうです。

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尾部胴体用治具を組み立てます。
まず、治具本体の両脇の3つのパーツを切り離します。これも軽く筋を付けて、折り曲げていればすぐに外れます。

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7.7mm機銃ハンドルパーツをランナーから切り離します。
切り離した部分の形をやすりで削って整えます。

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治具の幅広の方に、dパーツをマスキングテープで貼り付けます。厚み調節のためのパーツかと思われます。

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尾部縦通材の短い方の2本を取り出し、その先端部分の切込みを、隔壁の7番aの下部の中央部分の切り込みに差し込みます。すぐに抜けてしまうので、慎重な作業が必要です。

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治具の切込みを、隔壁7番aに差し込みます。このまま治具ごとひっくり返すのですが、すぐにパーツが外れてしまうので気をつけます。

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治具bを、隔壁7番aを固定するように差し込みます。
隔壁7番aと尾部縦通材は、この時点で接着しておいても良いかもしれません。私は冊子の説明通り後回しにしたので、尾部縦通材が何度も「コテッ」と横倒しになりました。

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尾部縦通材を持ち上げながら、治具の後部を差込み、その上に尾部縦通材を載せます。

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治具の切り込みに合わせるように隔壁13bを差し込みます。尾部縦通材の切込みにもピッタリ差し込めます。この治具が無いと、作業が大変だったと思います。

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隔壁の上部の中央の2本の切り込みに、長い方の尾部縦通材を差し込みます。

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隔壁と尾部縦通材を接着します。決して、治具に接着剤を付着させてはなりません。
上部の尾部縦通材は、切り込み部に接着剤を付けてから差し込んでも良いと思います。

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接着剤がある程度乾いたら、早い内に治具から分離させます。もし治具に接着剤が付着していたら面倒なことになります。
乱暴に扱うと破損しますが、保管時には治具で保護しなくても大丈夫なくらいにしっかりしています。それぞれは非常に細く、華奢なパーツですが、組み合わせることで意外に丈夫になるものです。

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隔壁の7番bの2枚を重ね合わせて接着します。
ピッタリに貼り付けないといけないので、重ね合わせてから接着剤を塗る方法にします。

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冊子の説明通り、2枚を重ね合わせて、ナイフの先に付けた瞬間接着剤を流し込みました。
少しはみ出てしまいましたが、塗装するので目立たなくなるでしょう。

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治具を除く全てのパーツにメタルプライマーを塗布します。
今回の尾部胴体フレームは、スプレーでは内側まで塗装することは困難でしょう。筆塗りならば楽々です。

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4つのダイキャストパーツを塗装します。
昇降舵操作機は、無塗装のレバー部分と、黒く塗る四角い造形の部分を残し、面相筆を使用してコクピット色に塗ります。7.7mm機銃ハンドルと、昇降舵操作機の丸ハンドル部分はセミグロスブラックで塗装します。

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昇降舵操作機の
四角い造形部分をセミグロスブラックに、そして細長い出っ張り部分を赤く色入れします。
昇降舵操作機の2つのパーツは今回取り付けません。次号での取り付けの為に、大切に保管しておくことになります。

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尾部の胴体フレーム、重ね貼りした隔壁7番b、そして隔壁13番aを青竹色に塗装します。
尾部の胴体フレームの尾部縦通材の間は、筆塗りでないと塗装が困難でしょう。

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コクピット内部に、右側の7.7mm機銃ハンドルを取り付けます。
機銃の突起と、ハンドルの凹みを合わせるようにして接着します。動かすことはできません。

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左側も7.7mm機銃ハンドルを取り付け、今回の作業は終了です。
操縦桿を握りながら、どうやって左右の機銃ハンドルを操作したのでしょうか。

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まだ尾部の胴体フレームを取り付ける指示はありませんが、隔壁を挟まずに仮組みして雰囲気を掴めます。コクピット周りの胴体フレームの長さが一気に倍になるほどの迫力が楽しめます。まだ中身が無いので、後半のみスッカスカに軽い状態です。

冊子の記事の、「零戦の戦歴」では、前回の50号にて昭和19年1月のマーシャル諸島攻防戦まで進んでいたのに、今回は昭和17年6月のアリューシャン防空戦まで時間軸が戻されました。今後は時系列に関係なく、零戦に限らず様々な機体の戦歴のエピソードを紹介していく様子です。

これからシリーズ半分、50号に亘って長々と戦争終盤の耐え忍ぶ戦歴を読まされるのか、一体何処の国の雑誌だ!神風特攻隊等の記事が長々と続くのか!と半ば憤っていましたが、ようやく幅広い記事を楽しむことが出来るようになりました。多分、全体の記事の構成を決めぬまま連載に入り、途中でネタ切れになって今回の二式水上戦闘機等、零戦以外の記事を持ってくるようになったということなのでしょうが、今後も少々は本文も安心して楽しめるようになったと思います。このシリーズは歴史書ではなく娯楽雑誌です。零戦をやっつけて喜んでいるような前回までの記事の雑誌ならば、それを求めている国で発刊した方が良い!とさえ思っていました。

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次号、52号のパーツは、7.7mm機銃前面覆いや無線機台などです。7.7mm機銃前面覆いはエッチングパーツのように見えます。胴体フレームの下から差し込むようです。先に配布しておいて欲しいパーツでした。また、付属パーツの組立てだけでなく、右翼の補助翼の羽布や昇降舵操作器を組み立てていきます。

その次の53号、54号では、再びエンジン関連のパーツが少しだけ付属するようです。でも、エンジン単体の完成は、まだ先のようです。当初の予定では30号程度でエンジンは完成の予定だったのに、エンジンだけ組み立てて逃げるユーザーの防止の為に、思いっきり引っ張る作戦に出たようです。コクピットの操縦桿やシートも同様に、コクピット組み立て逃げを防いでいるようです。パーツ配布は恐らく、左右の翼の合体後になるのでしょう。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第50号 折り返し点は終戦記念日の作業となりました

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第52号 両翼の作業状態が揃った!

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2010年8月15日 (日)

「週刊零戦をつくる」第50号 折り返し点は終戦記念日の作業となりました

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第50号です。

お盆関連の行事を済ませて実家から帰宅したら、50号と51号が届きました。普段よりも早い到着です。休みの間に、落ち着いて作業が進められるのはありがたいことです。

今日は65回目の終戦記念日です。この零戦のシリーズは、奇しくも今回が折り返し点。来年の終戦記念日にはシリーズ終了していますし、首尾よく作業が進んでいれば完成宣言が出来ているかもしれません。

私に周囲には、長期間、通信兵として大陸に出征していた90歳になる母方の祖父をはじめ、戦争経験者の話を聞く機会があります。子供の頃は、「またその話か・・・」と思っていましたが、この年になってようやく、敬虔な気持ちで聴くことができるようになりました。

65年前の今日、どんな気持ちで玉音放送を聞かれていたのか、そんなことに思いを馳せながら、零戦模型を組み立てます・

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今回のパーツは、久し振りにエンジン関連のパーツです。
掌にちんまりと収まるくらいのコンパクトなパーツの詰め合わせです。

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部品の一覧です。
取付架プレート、取付架(a)、取付架(b)、取付架(c)、取付架(d)、点火プラグコード、ネジ×5、ナット夏5、ディストリビューターコードです。
点火プラグコードとディストリビューターコードは、長い状態のまま付属しているので、指定に長さに切って使用します。ただのビニールチューブではなく、中に銅線が入っています。

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今回の作業は、エンジン取付架とエンジンの配線関係の組み立てです。
エンジンの取付架プレートに取付架を取り付けて着色します。また、エンジンにディストリビューターコードと点火プラグコードを配線していきます。点火プラグコードは28本なので、かなり細かく時間を要する作業です。

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まず、エンジン取付架プレートのパーティングラインを切除します。
あえて残してあるかのように、1周に亘ってパーティングラインがしっかりとあるので、やすりでサッサと削ります。

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取付架の保護材の部分を切除します。
本文の説明の通り、ナイフで両側から筋を付けておいてから、ラジオペンチでねじり取ります。ニッパーなどで切除するよりきれいに外れるようです。たまには説明書どおり作業を進めてみるものです。
切除した後は、やすりできれいに整えます。

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エンジン取付架を、取付架プレートに取り付けます。4本の取付架はそれぞれ場所が決まっています。

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ネジを取付架プレートの裏側から差し込み、取付架の穴に差し込んでナットを軽く固定しておきます。

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4本の取付架を差し込み、ナットで固定しますが、手前の2本の取付架にナットが干渉して奥まで入っていきません。

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説明書にもある通り、取付架の根元部分をナイフで少し削ります。これでナットが入っていくようになります。

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胴体フレームを取り出し、取付架の足を、赤丸の部分の四角い穴に差し込みます。

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取付架の先を差し込んだ状態で、取付架プレートと固定するネジをきつく締め付けます。
締め付けたら、胴体フレームからエンジン取付架を取り外します。

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エンジン取付架にメタルプライマーを塗布します。

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メタルプライマーが乾燥したら、メタルブラックで塗装します。
筆塗りだと、細かい部分まで塗り込めます。

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点火プラグコードの表面をつや消しにするために、紙やすりで表面を擦ります。でも、あまりに強く擦ると切れてしまいそうです。軽く擦っていてもあまりつや消しになりませんが、ある程度で妥協します。

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15mm、23mm、33mm、40mmの長さにそれぞれ7本切り分けます。
コードには巻き癖がついているので、作業台に両面テープを貼って、それにコードを固定しながらカッターで切断しました。

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説明書には、「余分がないので、慎重に作業しよう」と書かれていましたが、指定の長さに7本ずつ切っても、40cm以上のコードが余りました。かなりいい加減に作業して失敗しても、予備たっぷりなので安心です。
今後の作業で使用するかどうかはわかりませんが、とりあえず余ったコードは保管しておきます。

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太い方のディストリビューターコードを、62mmで4本に切り分けます。両端を1mmほど、被膜を剥きます。
こちらは指定の長さに切り分けたら、数mmしか余りませんでした。決して失敗できません。

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ディストリビューターコードを2本、赤丸印の位置に差し込みます。

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エンジン前部の電極管のパイプ部分の穴に、ディストリビューターコードを差し込んで、瞬間接着剤で接着します。

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もう2本のディストリビューターコードも同様にエンジン内部に差し込みます。

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こちらも電極管のパイプ部分に差し込み、接着します。

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次は、28本の点火プラグのコードの取り付けです。
上段のシリンダーには、33mmと15mmのコードを使用して、片側をシリンダーヘッド、もう一方を電極管のパイプに差し込みます。

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下段の点火プラグコードには。40mmと23mmを使用します。
長い方のコードは、40mmでは少々長すぎるので、現物合わせにて短く調整します。

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28本の点火プラグコードを取り付けると、整然と並んだコードによって、一気にリアルになってきました。しかし、久し振りにエンジンのパーツを取り付けたものの、この先続いてくれず、エンジンの完成にはまだまだ期間を要するようです。

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ディストリビューターコードの一方の端は、まだ接続部分が指定されておらずにブラブラとしています。

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エンジン取付架にエンジンを固定したいものですが、まだ指示がありません。とりあえず、載せてみます。たくさんのコードと相まって、エンジン単体の展示も楽しく感じてきました。いい加減、エンジンくらいは完成させて欲しいものです。

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次号、51号のパーツは、尾部の胴体フレーム関連パーツです。
いよいよ、尾部の組み立てフェーズに入ってきました。胴体部分よりもシンプルな構造なので、そんなに期間を要しないでしょう。コクピット関連のパーツも少し付属します。

マンネリ化していた零戦の工作も、少し新しい作業が加わって楽しくなってきました。
明日は連休明けで多忙ですが、何とか続けて51号も進めたいものです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第49号 補助翼内部の塗装は省略してしまいました・・・

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第51号 尾部胴体フレーム作成の際の治具が便利!

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2010年8月13日 (金)

LEDキャンドルのボツ話

お盆にて、実家に帰省しています。

今年は父親の初盆を迎えるにあたり、いろいろと準備することが多く、しばらく工作はお休みです。今夜は、昨日までに仕込んでいたネタのご紹介での記事更新です。ネタといっても、モノにならなかったネタです。

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

LEDを使用した番外編ですが、今回は電飾に採用しなかったボツ話です。実は、電飾に限らず、買ったけれど結構ボツになってお蔵入りしているパーツがたくさんあります。余剰パーツで確実に、もう一つや二つレイアウトが作成できると思います。

Led

神社の境内のお焚き上げの情景表現に、100円ショップで買ったLEDキャンドルの回路を使用しています。

2010年6月13日 (日)
ゆらゆらLEDローソクで、神社のお焚き上げ作成計画!
http://yuji.moe-nifty.com/blog/2010/06/led-c733.html

2010年7月 5日 (月)
100円ショップの揺らめきキャンドルLED設置で、神社のお焚き上げの再現
http://yuji.moe-nifty.com/blog/2010/07/100led-d389.html

記事中に動画付きでアップしたら、安直に見える工作を不愉快に思われた方がおられたようで、コメントやメールで「よく解らないが、こんなチャチなのよりリアルなのがある!」という意見を複数頂きました。その良いものを特定していただければ参考になったのですが、一方的に指摘されて、少々戸惑いました。理由はともあれ、あえてお気軽ネタに仕立てた記事記載により、ご気分を害されたことは申し訳なく思います。

尚、一連のコメントについては、私の返答も含め、悪影響があるので削除させて頂きました。メールについては、意見頂戴したことを感謝しつつ、率直にご返答申し上げ、情報について質問申し上げています。でも、回答はまだ頂けておりません。

趣味の内容であるので、一応、いろんなことを試して、戯れに試すネタとして、100円ショップのものが楽しいだろうということがあります。それに至るまでに試した一つとして、今回のボツ編記事を仕立てます。メールやコメントでの返答の補足となります。ご関係ない方には申し訳ありません。まあ、こんなものもあるのか、位のお気持ちでご覧いただければと思います。

Led01

交互点滅回路の「点発珍GT」などに活用して楽しませてもらっている「ワンダーキット」の「LEDキャンドルキット ロウソク色LEDバージョン」です。定価735円(税込み)です。
ローソクの様にゆらゆらと揺らめく回路にて、LEDの光をリアルに明滅させるキットです。写真のロウソク色LEDバージョンの他、橙色バージョンもあり、それは定価588円(税込み)です。実は、二つの商品は、LED以外は同一です。私の様に、LEDを交換する場合は安い方を買っておいても大丈夫です。

100円ショップの回路よりは信頼性が高いだろうと思って購入しました。

Led02

回路の基板を含め、たった10つのパーツです。
電子工作としては、初心者にもトライし易いキットだと思います。電池ボックスも付属しているので、組み立て後すぐに楽しむことが出来ます。

Led03

付属しているLEDは、電球色バージョンであると思われます。直径5mmの砲弾型です。
電池ボックスは単3電池1本用です。1.5Vの電圧で、白色系LEDを灯すには、昇圧が必要です。このセットには、1.5Vを3~4Vに昇圧する回路が含まれているのだと思います。

Led04

他にLEDローソクとしては、100円ショップのセリアで購入したLEDキャンドルがあります。100円なのに、リアルにローソクの様に明滅します。この100円キャンドルの7倍の価格の今回の回路、果たしてそれだけの価値があるのでしょうか。

Led05

半田付けするパーツは、たった8個です。10分足らずで完成です。基板はよく脱脂されていて、半田付け作業がとても簡単です。ワンダーキットはどれも信頼できます。

Led06

LEDは、基板に直付けするだけでなく、ケーブルを延長して取り付けることも可能です。LEDに被せるシリコン製の白い拡散キャップも付属しています。LEDの光は広がらずに直進する傾向があります。この拡散キャップを取り付けて、広い範囲を光らせることが出来るようになります。

Led07

単3電池をボックスに入れ、点灯実験です。
たった1.5Vの電圧なのに、明るい!というか、明るすぎます。そして、確かに細かく明滅します。

Led08

100円ショップのLEDキャンドルと比較します。
今回のキットのLEDは電球色で明るく、オレンジ色の100円ショップLEDと色合いが異なります。しかし、明滅の具合はあまり変わりません。

動画もアップします。

但し、安物のコンパクトデジカメ(PENTAX P70)で撮った動画をフラッシュにしているので、お使いのPC環境によっては、単に点滅しているだけにしか見えないようです。一応、実物は本物のローソクの様に揺らめいています。

電圧が1.5Vとなっているので、他の電飾と共有できません。しかも明る過ぎて小型レイアウトに設置すると目立って仕方ありません。

Led09

小型ながら、それなりに厚みのある回路なので、収納場所も必要になります。100円ショップの回路のように、神社のベース下に配置することはできません。結局、採用せずにボツとなってしまいました。

かといって、このキットが100円ショップのLEDキャンドルに劣るなどと言うわけではありません。何と言っても電池1本、1.5Vで明るく輝くのは素晴らしいですし、回路自体の耐久度は比較にならないでしょう。時と場合によっては、十分に活用の場があるかと考えています。組み立て時間が短く、ちょっとした合間に電子工作を楽しみたい場合には最適です。

とにかく、今回はワンダーキットは採用せずに、100円ショップキャンドルの回路活用となりました。但し、ゆらめき回路自体に問題があるのではなく、基盤のサイズと電圧の問題だけなので、今後、神社以外の場所での活用が出来るかもしれません。

今回の例は失敗と言えるようなものではありません。しかし、本当に失敗によるお蔵入りしているものもたくさんあります。時が経ってココロの痛みも薄れてくれば、機会を見て記事のネタにしたいと思います。

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「鉄道模型少年時代」校庭のパーゴラにもLED提灯を!

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「鉄道模型少年時代」第49号 稲穂とそばの花

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2010年8月12日 (木)

「鉄道模型少年時代」校庭のパーゴラにもLED提灯を!

今日から日曜日まで、短いお盆休みです。

私もお盆には、人並みに実家に帰省します。とはいっても、今日帰った妻の実家は車で15分ほど、明日から帰る私の実家は1時間ほどの距離で、しかも高速道路を使用しないので渋滞とも無縁です。今年は、1月に亡くなった実父の初盆のために、出迎えの準備など忙しく、実家からの記事更新は難しいかもしれません。15日に帰ってきたら再び書きますので、よろしくお願い申し上げます。

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

01_3

昨日、校庭にLED提灯28個を配した祭の櫓を設置しました。これで後は踊っている人たちのフィギュアを配置すれば、盆踊りの光景は十分に表現できるかと思います。

しかし、櫓の周りだけ盛り上がっている感が否めません。規則正しく並んだ提灯だけでは寂しいのです。やりすぎは禁物ですが、もうちょっとだけ、提灯を櫓から外れた部分に設置したいと思います。

取り付け位置は、校庭の片隅に設置した、パーゴラです。オリジナルの付属品を半分程度に縮めて使用しています。青々と茂った、真夏の藤棚の設定です。藤棚には、よく祭の提灯がぶら下げられているものです。

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取り付けるのは、丸型LEDを3個直列に接続して作成した提灯です。
1個20~30円程度の安価で暗いLEDですが、提灯にはもってこいの素材です。

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実はこの3連のLED、祭の櫓の最上段の天井の四辺に取り付けた提灯のプロトタイプです。幅がほんの少し広くて柱の間に収まりませんでした。でも処分するのはもったいないので、大切に保管していたものです。

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でも、なかなか3個横に並んだ提灯を自然に取り付けられる箇所は無いものです。今回、パーゴラを縮小した状態を見て、「これだ!」と閃いたワケです。
パーゴラは地面に接着してありますが、バリバリと地面ごと剥がし取ることになりました。アクアリンカーのしなやかさのために、地面の被害は最小限で抑えられました。

05_3

パーゴラの手前の一辺に3個だけでは物足りないので、左側面にも取り付けることにします。
もう一組、LED3個の提灯を作成しました。使い道が無かった廃物利用のはずが、結局同じものを更に作成することになりました。我ながら、ご苦労なことです。

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パーゴラの二辺の梁部分にLED提灯を貼り付けます。寸法もぴったりでした。祭の雰囲気が更に盛り上がることを期待します。
4本の配線は、右奥の柱にまとめてボード下に通すことにします。ちょっと色合いが異なりますが、配線が露出している箇所をフラットブラウンで塗装しておきます。

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パーゴラの裏側は、一旦フォーリッジを剥がしてしまったので配線が丸見えです。

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剥がしたフォーリッジを、再び木工用ボンドを用いて貼り付けておきます。夏場の藤棚なので、葉が生い茂っているという設定です。

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配線を通す穴をあけます。
しかし、パーゴラの真下はボードの接合部分なので穴があけられません。神社の小山のふもとに斜めに穴をあけます。実は、これがギリギリの位置なのです。

10_3

再びベンチを接着し、4本の配線を木製ベースにあけた穴に通します。
パーゴラの4本の柱の下面にアクアリンカーを塗って、地面に接着します。

11_3

配線箇所を隠すために、木工用ボンドを塗った上にパウダーを接着します。
この位置から見ると、提灯の一つは、櫓から伸びる提灯の電線の支柱と被ってしまったことがわかります。後付けの工作なので、しばしばこういった失敗を犯してしまいます。

12_3

余っていた3連提灯でしたが、こうしてパーゴラに設置してみると、ピッタリと収まっていて、このために作成したようです。もっとも、一組は今回このために作成したのですが。

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CRDを挟み込んで配線し、点灯実験です。
祭の櫓の上段に設置したものと同じLEDを使用しており、輝度も落としてあるので、雰囲気は統一しています。櫓から規則的に伸びた電線の提灯から外れた場所で光っているのが良い感じです。

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苦労して作成した祭の櫓の提灯ですが、何となく物足りない気分でした。しかし、今回のパーゴラへの提灯設置により、かなり満足度を上げることが出来ました。これを眺めながら、今夜も美味しいお酒が飲めそうです。

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祭が終われば提灯は撤去されるのですが、このレイアウトではずっと夏祭りの為に提灯は年中吊るされます。
これ以上調子に乗って提灯を吊るしまくると逆効果なので、このくらいにしておこうかと思います。というのは言い訳であり、実は数珠繋ぎの提灯作成のためにチップLEDを半田付けするのが面倒だからです・・・。

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「鉄道模型少年時代」運動場に電飾提灯が輝いた!

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LEDキャンドルのボツ話

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2010年8月11日 (水)

「鉄道模型少年時代」運動場に電飾提灯が輝いた!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。
普段の水曜日は、明日の発刊を控えて心待ちにしているものですが、今週はお盆休みにてお休みです。

28個のLEDによる提灯を配した祭の櫓を、いよいよ校庭に設置しました。

01_2

LEDにビーズを貼り付けた提灯を四方に巡らした盆踊りの情景を表現するための祭の櫓は、前回までに通電実験を終えました。後は校庭に設置して接着することになります。結構な大きさなので、このレイアウトのハイライトの一つになりそうです。

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設置位置は、少々広げた校庭のど真ん中、というより校庭全体となります。2段になっている櫓自体も大きいですが、四方に提灯付きの電線を張り巡らしているので、ますます存在感がアップしています。オリジナルに無いものが目立ち過ぎるのは、全体のバランスを損なうので良くないのですが、夏祭りには盆踊り!という短絡的なイメージから、設置を強行します。

03_2

内部の配線は多岐に亘っているのですが、外部からの入力部分はプラスとマイナスの2本のケーブルだけにまとめています。櫓の内部スペースに余裕があるので、5系統の配線は全て枠内に収まっています。

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櫓を設置する地面の真ん中に、ドリルで穴をあけます。
レイアウトの中心部分には、4枚の木製ベースの接合部分があるので、漫然と適当な場所にドリルを差し込むと、ボードの補強部分に当たる恐れがあります。ちゃんと位置確認が必要です。

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あけた穴に、2本の入力ケーブルを通します。

06_2

アクアリンカーを櫓の下部に塗って、地面に接着します。少々はみ出ても、楊枝で絡め取れば大丈夫なので、かなり多めに塗ります。
また、四方の柱の下部にもアクアリンカーを塗って地面に固定します。

07_2

櫓の上段に登る階段も接着します。
サッサとフィギュアも設置したいものですが、それは我慢しておきます。

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提灯の配線が地面に露出して丸見えなので、隠蔽工作を行います。
配線の上に、木工用ボンドの原液を竹串で塗ります。

09_2

木工用ボンドの上から、地面に使用したものと同じパウダーを撒き、指で押さえて拡げます。

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更に、木工用ボンド水溶液を周りに浸透させます。
乾燥すれば、配線は全く見えなくなるかと思います。

11_2

平屋の分校の屋根より高い、祭の櫓が固定されました。レイアウトの手前部分なので、神社より目立ってしまうほどの存在感です。でも、オタノシミはこれからです。ボード裏面にて結線してから、いよいよ点灯実験ですが、地面に染みこませたボンド水溶液がある程度乾燥するまで動かせません。

12_2

櫓の四方の紅白の幕が、参道前の露店の点灯の紅白とマッチしています。露店の紅白のテントはこのシリーズのオリジナルです。市販のジオコレは、色とりどりのテントなのです。

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配線作業を終えたら、通電して点灯実験です。
背の高い櫓の存在感がますます増しました。しかし、決して28個ものLEDを使用しているようには見えません。かなり控えめな提灯の数量にも見えます。あえてLEDの輝度を落としているので、露店などに比べて暗いのもその原因かもしれません。

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上面からです。四方に張り巡らした電線から下がる提灯の様子がよくわかります。スペース的にもギリギリでした。

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近づいてみるとヨレヨレの提灯も、少し離れてみれば、それなりの雰囲気が出ています。早くフィギュア設置したいものです。

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暗いと思っていた提灯の灯りも、夜になればしっかり光っていることがわかります。

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櫓の最上段では、太鼓打ちが二人、頑張っています。太鼓打ちの部分だけで、12個のLEDによる提灯を吊るしています。

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線路からも良く見える櫓です。
1時間ほど続けて点灯させましたが、特に耐久性にも問題無さそうです。

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かなり時間を掛けて作成してきた祭の櫓も、ようやく校庭に固定できました。何度も点灯実験を繰り返してきたので、この段階での感動というのは薄く、「こんなものか」といった感じです。欲を言えば、祭を演出する提灯を、櫓以外の場所に、もう少し設置したいところです。ただ、やり過ぎは禁物なので、控えめを心がけます。

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「鉄道模型少年時代」校庭のパーゴラは小さくして設置

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「鉄道模型少年時代」校庭のパーゴラにもLED提灯を!

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2010年8月10日 (火)

「鉄道模型少年時代」校庭のパーゴラは小さくして設置

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

校庭に設置するパーゴラ(植物棚)を改造して設置しました。

01

48号に、分校の校庭に設置するパーゴラと、藤の花フォーリッジが付属しました。校庭の片隅に藤棚がある光景は、是非再現したいものです。

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しかし私の場合、校庭には盆踊りの光景を再現するために、ジオコレの祭の櫓を設置します。そのために20mm校舎を右側にずらしてスペースを確保しています。
指定位置にパーゴラを設置すると、祭の櫓の周りに張り巡らせた提灯の電線と干渉します。若干雰囲気は削がれますが、パーゴラをカットして小さくした上で校庭に設置することにします。

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6本の柱で支えられているパーゴラを、4本柱の状態に作り変えます。
これで半分少々の大きさに縮小できます。

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カットした側の上の棚は、梁を延長します。これで、最初から小さなパーゴラであったかのように見えるかと思います。

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付属していた藤の花フォーリッジには、葉の部分のグリーンと、花の部分の紫が混じっています。このレイアウトの設定時期は、夏祭りの時期なので、藤の花は季節はずれです。フォーリッジは付属品を使用せず、手持ちの緑のものを使用します。真夏の藤棚は、緑一色でしょう。

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木工用ボンドをパーゴラの柱に塗りつけ、KATOのフォーリッジを押し付けて貼り付けます。

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パーゴラの裏側にも適当にフォーリッジを貼り付けます。
もし、藤の花を咲かせたい場合は、裏側に垂れ下がるようにして紫のフォーリッジを貼る必要があるかと思います。

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木工用ボンドの原液で貼った部分は、乾燥後にポロポロ取れやすくなります。ボンドの乾燥後に、木工用ボンド水溶液を染みこませておきます。これでガッチガチに固まります。

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オリジナルの形状よりも小さくなって、校庭の片隅にちんまりと収まってしまいますが、祭の櫓設置の為に仕方ありません。
でも、何だかパーゴラの下がスッカスカで物足りません。ベンチを設置したいものです。

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48号に付属してきたベンチと同一形状のものが道具箱から出てきたので、適当なフィギュアを貼り付けます。ジオコレの公園に付属していたものかと思われます。
フィギュアは、シリーズの終盤にまとめて配置する予定ですが、パーゴラの下は後で設置するのが大変なので、今のうちに取り付けておきます。盆踊りについてきたおばあさんと孫の設定です。一緒に来たお母さんはというと、櫓の周りで踊っているのです。

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パーゴラの真下にベンチを接着します。
パウダーの上に接着する際は、少々多めにアクアリンカーを塗りつける必要があります。

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パーゴラの足にアクアリンカーをつけ、地面に接着します。小さいながらも、良い感じの日陰ができました。
さて、いよいよLEDで電飾した祭の櫓を設置したいものです。

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「鉄道模型少年時代」祭の櫓に28個の電飾提灯設置!

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「鉄道模型少年時代」運動場に電飾提灯が輝いた!

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2010年8月 9日 (月)

「鉄道模型少年時代」祭の櫓に28個の電飾提灯設置!

昨年の11月25日に放送されたBS日テレ「トクセン」の付録の魅力が、明後日、8月11日(水)20:00~20:54に再放送になるそうです。取材にお越しになったディレクターさんが知らせてくださいました。

講談社やデアゴスティーニ等の分冊付録について、私が取材を受けた場面が結構な時間映っています。「奥様にもインタビューしたい」とのことだったので、渋っていた妻まで引っ張り出されています。取材を受けたのは9ヶ月前のことだったので、デアゴスティーニのフェラーリは完成間際、零戦や少年時代は序盤という時期です。時の経つのは早いものです。

私のマヌケ面はともかく、分冊模型以外にも宝島社のおまけなど、非常に興味深い番組です。きちんとお知らせくださったディレクターさんに感謝です。

さて、今夜も講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

祭りの櫓に電飾提灯を取り付け、盆踊りの光景を再現する準備作業を行いました。大量のLEDの配線には、慎重な作業が求められました。
子供の頃の、校庭での盆踊りの光景を再現したい!という一念で、複雑な結線も乗り切れるというものです。

0101

このレイアウトの分校の校庭には、夏祭りの盆踊りの光景を再現するために、ジオコレの情景小物「祭の櫓」を設置します。そのために、分校の校舎を20mm、右側にずらしてしまいました。設計者の意図を尊重することを是としてきましたが、最近は少々改造の度が過ぎていて申し訳なく思ってきています。

運動場に、2段構造の櫓を設置する最低限の場所を確保しています。レイアウトへの設置自体は後日行うので、今夜は電飾提灯の取り付けと結線を行いました。

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ジオコレの「祭の櫓」と共に、前回までに作成した電飾提灯を用意します。
櫓の天井部分に取り付けた提灯、そして、櫓の四方に張り巡らす電線から吊るされた提灯4組です。ジオコレのセットには、盆踊りのフィギュアも付属していましたが、これはレイアウトの完成間際の取り付けとなります。

ジオコレのセットに付属する、祭りの櫓のベース部分は使用しません。これは場所をとりすぎていて、とても分校の運動場には設置できません。

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まず、2段構造となっている櫓の最上段に、太鼓と太鼓叩きのフィギュアを設置します。
この太鼓、やたらと小さくて、太鼓叩きのバチが当たりません。でも、雰囲気は悪くないので、このまま作業を進めます。なんだか太鼓の存在が薄く、バチを持った二人が決闘しているかのようです。

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1辺3個、合計12個のLEDによる提灯を取り付けた櫓の屋根に支柱を取り付けます。太鼓叩きの乗った櫓上段の床の四隅に配線を通す穴をあけておきます。

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櫓の天井部分の四隅に、周囲に張り巡らす提灯付き電線を瞬間接着剤で接着します。この提灯の配線は壊れやすいので、取扱いに注意します。

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櫓の四隅にあけた穴(二隅には更にもう一つずつ)に、櫓の天井の提灯の配線と、四隅に張り巡らした提灯付き電線の配線を通します。もう既にたくさんのケーブルでゴチャゴチャしています。

0107

櫓上段に、天井部分の支柱を接着します。
各ケーブルは、なるべく支柱に沿うようにピンセットで形を整えておきます。

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櫓の下段部分にも6個の穴をあけ、上段の位置関係を保ったまま、配線を裏側に通します。

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櫓の上端部分、そして手すり部分を接着して、祭の櫓の外形が完成します。

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四隅に張り巡らせる提灯付き電線の支柱には、外形1.5mmの塩ビパイプを使用します。オリジナルの支柱よりもちょっと太いですが、内部に配線を通すのでこれくらいが適当です。

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オリジナルの支柱は金属製を思わせる白色でしたが、支柱が目立ちすぎるので、木製をイメージしてフラットブラウンで着色することにしました。

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櫓の天井の提灯、そして四方の電線の提灯による5組の配線には、それぞれ15mAのCRDを接続します。櫓の台座の下のスペースに余裕があるのが助かります。

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四隅の電線に支柱を取り付け、櫓の土台の内部からはプラスとマイナスの2本のみが外部に出るようにまとめます。
さらりと書いていますが、この取りまとめに60分以上を要しています。

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細かい電線の形は設置後に整えるとして、とりあえず櫓の提灯の配線は終了しました。
支柱から櫓の内部に繋がるケーブルは、地面設置後にパウダーなどで隠すので問題ありません。

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何はさておき、点灯実験です。
実に28個ものLEDを用いた提灯電飾は、全て正常に点灯させることができました。街灯などに比べて低輝度の発光とはいえ、これだけたくさんのLEDを光らせればそれなりに迫力はあります。

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櫓の天井の提灯はオレンジ色のLED、四隅の電線は白色LEDと、発光色が異なります。しかし表面に塗ったフラットレッドのお陰で同じ様な色合いに光ってくれました。

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上から確認します。
四隅に広がる提灯付き電線が確認できます。

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電飾実験は一応成功しましたが、ここまでにて今日は精魂尽き果てました。レイアウトへの設置は、明日以降行う予定です。丁度、木製ベースの継ぎ目付近に設置するので、地面の穴あけは、位置を慎重に決めなければなりません。
前作の「昭和の鉄道模型をつくる」では、約100個のLEDを使用して電飾を楽しみましたが、今作「鉄道模型少年時代」では、建物が少ないのに前作以上のLEDを用いた電飾を行うことになりそうです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」祭りの櫓の提灯量産!

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「鉄道模型少年時代」校庭のパーゴラは小さくして設置

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2010年8月 8日 (日)

「鉄道模型少年時代」祭りの櫓の提灯量産!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

このレイアウトの中央部の分校運動場には、夏祭りの盆踊りの光景を再現する予定です。夏祭りの時期には、盆踊りが付き物です。夏休み中の小学校の校庭や、神社境内などで盆踊りが行われており、露店をひやかしながら訪れた想い出があります。小学校の時は、昼間に校庭で「盆踊りの練習」をやっていました。
朝はラジオ体操、夜は盆踊りと、朝夕真面目に踊っていて、健康的な夏休みを過していたようです。

01

盆踊りの櫓は、既にTOMYTECの情景小物、祭りの櫓を手に入れています。今年の2月頃に提灯を点灯化する準備を始めており、プロトタイプは作成しています。一部、提灯点灯化の記事も仕立てているので、一部以前の記事の内容と重複するかもしれません。

02

点灯化させるのは、櫓の屋根から吊るされた提灯と、四方に張り巡らした電線に吊るされた提灯です。結構な数になります。
特に、張り巡らせた電線に取り付けた提灯は、少々お酒を飲みながら作業したので、かなりヨレヨレの出来具合です。もう少しまともなものを作成せねばなりません。ただ、このヨレヨレも目立たない角度にて使用します。

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提灯には、全て一つずつチップLEDを使用しています。通常、15mAのCRD1個の回路に3個のLEDを直列繋ぎにしますが、提灯はそんなに明るく光らなくても良いので、4個直列繋ぎします。
チップLEDの単独の半田付けは、慣れればそんなに難しい作業ではありませんが、数珠繋ぎにするのは骨が折れます。固定のための両面テープから剥がす際に、半田付けした箇所が外れがちです。LED固定のための両面テープは細切れにして、LEDの部分のみ貼り付けるようにします。

使用しているケーブルは、直径0.2mmのポリウレタン線です。

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配線を保護するために、LEDの裏側から瞬間接着剤を塗布し、瞬間硬化スプレーで固めます。あまりポッテリ付けると形が変わってしまうので、あくまで半田付けの箇所の保護に留めます。

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LEDの発行面に、提灯の形を作るためにダイソーで買ってきたビーズを接着します。
ダイソーのビーズは大きさや形が不揃いなので、まず同一形状のものを集めておく必要があります。

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ゼリー状瞬間接着剤で、LEDの発光面にビーズを一つ一つ貼っていきます。集中しないと、発光面からずれて固定されてしまいます。

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ビーズを貼り付けたら、電圧12V、電流15mAで点灯実験です。
ビーズは強力な導光体なので、ビーズごとLEDの一部の様に発光してくれます。

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提灯の部分のみ光るように、配線部分や上部は黒くマスキングします。

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遮光処理は、LEDを点灯させながら行うと、塗り漏らしが無くなります。

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提灯本体部分をフラットレッドで着色します。
LED発光面への塗装はクリアカラーで塗るのが通常なのですが、提灯がテカテカしては困るので、つや消しの塗料を使用しました。

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フラットレッドが乾いたら、ホワイトで縦線を入れます。今日はシラフで作業しているので、ヨレずに塗れたようです。だんだん祭りの提灯らしくなってきました。

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下部に熱収縮チューブを接着して、提灯の完成です。
半年前作成のプロトタイプよりは少し上達しているでしょうか。

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着色後の点灯実験です。
フラットレッドでの塗装ですが、意外と光を通してくれます。ほのかな灯りが提灯らしいと思い込んで納得します。使用しているのは白色チップLEDですが、ちょっと濃い目の赤色が、程よくピンクの光に変化させてくれています。

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櫓の周りに張り巡らした電線には、4個一組のLEDを4セット作成しました。
櫓の天井部分に吊るした12個のLEDと加え、盆踊り会場だけで28個ものLEDを使用した豪華版の提灯となっています。設置の際の配線時は混乱しそうですが、苦労の甲斐があればよいかと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」駅前の電話ボックスの電飾改造

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」祭の櫓に28個の電飾提灯設置!

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2010年8月 7日 (土)

「鉄道模型少年時代」駅前の電話ボックスの電飾改造

談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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48号の情景小物詰め合わせの中に、里山駅前に設置する電話ボックスが付属していました。入り口の階段の左側にピッタリ収まる大きさです。昭和30年代に多く設置されたという、クリーム色で上が赤い「丹頂型」と呼ばれるレトロな電話ボックスです。TOMYTECの街並みコレクションの駅舎に付属していたものと同等のものです。

当然、初期状態では照明などは取り付けられていません。でも電話ボックスは夜には光ってもらわないと困ります。電飾化には苦労が予測されますが、何とか実現させたいものです。

実は、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」でも、今回と全く同型の電話ボックスが付属していました。当時は電話ボックスのバリエーションに疎く、お手軽にBRAWAの電球による電飾電話ボックスをポポンデッタで購入してきてLED化改造したものを取り付けました。全面ガラスのタイプだったので、オリジナルの形状は大きく損ね、電話ボックスのみやたらと近代化してしまいました。今回は、オリジナルのまま電飾化させたいものです。

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軟質樹脂の一体成型なので、安易に内部にLEDを入れれば光るというものではありません。窓から内部の光が漏れる光景を再現したいのですが、窓は黒く塗りつぶされています。

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正面と左右の3面の窓があり、駅舎側の裏側は窓がありません。
なんだか、仮説トイレの佇まいです。もっとも、この丹頂型の電話ボックスの中で用を足す不届き者がいたので、早期に全面ガラスのものに取り替えられたという話を聞いたことがあります。

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底部には、街並みコレクションの駅舎のベースの突起に取り付けるための穴があけられています。
この穴は中途半端なところまでしかあいておらず、窓を光らすためにはもっと拡げなければなりません。

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デザインナイフで丁寧に窓を穿ち、底部の穴もドリルとやすりで拡げます。軟質樹脂なので割れることはありませんが、一瞬の油断でパーツを台無しにするのでゆっくり作業しました。

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ナイフとやすりで窓の形を整えます。
少々壁が厚めですが、これ以上ゴリゴリと削ると壊れそうです。

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窓はあけたものの、このまま内部にLEDを入れて点灯させると、電話ボックス全体が行灯のように輝いてしまいます。

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電話ボックスの内部を、つや消しブラックで塗装します。遮光のための措置です。

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電話ボックスのボディ色のクリーム色の塗料は持っていないので、ちょっと濃い目ではありましたが、ラッカー系塗料のセールカラーを塗ります。上部をアクリル系塗料で赤く塗り、窓枠をエナメル系塗料のクロームシルバーで塗ります。

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窓枠だけでなく、電話ボックスの内部の天井や壁もクロームシルバーで塗ります。LEDの光を反射させて、ボックス内に光を行き渡らせるためです。

0111

電話ボックスの窓ガラスは、極薄の0.2mm厚の透明プラ板を使用します。現物合わせにて窓の大きさに切り、電話ボックスにはめ込みました。

0112

窓の固定には、木工用ボンドを使用します。
透明パーツに瞬間接着剤やプラモデル用接着剤を使用すると、パーツが白くなってしまいます。木工用ボンドは、プラスチックに対しての接着力は弱いですが、乾燥後に透明になってくれます。

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使用する光源は、直径0.3mmの砲弾型の電球色LEDです。窓からLEDの頭が覗かない様に、上部の丸い部分はやすりで削りました。

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窓ガラスをはめ込んで、LEDを底部から差し込んだら、LEDテスターに繋いで点灯実験です。窓から明るい光が漏れています。他の部分が透けていることはありません。内部を黒く塗装した遮光方法で良かったようです。

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何か物足りないなあ、と思っていたのですが、電話ボックスの中に電話がありません。ブルー電話という設定にて。適当なプラ棒の先をスカイブルーに塗装してでっち上げます。
窓ガラスをはめ込む前に気付いていれば良かったのですが、ガラス取り付け後だったので、底部の穴から取り付けることになりました。

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写真では判り難いのですが、何となく青いものが電話ボックス内にあることがわかります。

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このままでは、電話ボックスの底部からLEDの光が漏れるので、LEDを固定した後、底部の穴を塞ぎます。
デアゴスティーニの航空母艦「赤城を作る」の創刊号に付属してきたプラパテが役に立ちます。

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パテが乾燥したら、底部をつや消しブラックで塗装します。
これで床から光が漏れるということは無いでしょう。

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里山駅の入り口の左側に穴をあけ、電話ボックスの配線を通します。
この写真では、内部の電話が良く見えます。残念ながら、内部は狭すぎてフィギュアを設置する余地はありません。

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アクアリンカーで、電話ボックスを接着します。
取り付けたら点灯実験です。

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私の電飾方法では、LEDは3個一組に直列接続する方式なので、電話ボックスの配線は、まだ本回路には接続していません。今日は、実験の為に別回路で電話ボックスのみ点灯させています。
液晶面の左側に、窓から大きく光を漏らしている電話ボックスが確認できます。LEDは、3方の窓より下部に設置されています。

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レイアウト正面からの眺めでは、駅舎の入り口階段に邪魔されて良く見えないかと思っていたのですが、窓からの光が明るいので、意外と目立っているようです。

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レイアウト奥からの眺めです。
この電話ボックスは、正面よりも左右の窓の方が大きくなっています。そのために、レイアウト裏側から眺めて、広い窓からたくさん光が漏れている時の方がより目立っていることになります。チップLEDではなく、少々大きめのLEDなので、必要以上に明るく落ち着かない電話ボックスですが、原型を損ねずに電飾するという目的は十分に達成出来たと思います。

一つの記事にまとめていますが、実際には木曜日のパーツの到着から3日間かけての作業となっています。小さな工作なのに、非常に時間を要してしまいました。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第48号 情景小物の詰め合わせ

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2010年8月 6日 (金)

わくわくレールランド2010は、お子様向け体験型が充実!

8月4日(水)から、9日(月)の期間にて、ジェイアール名古屋高島屋の10回催事場にて、「わくわくレールランド2010」が開催されているので、帰宅途中に立ち寄りました。平日の夕刻なので、割と空いていましたが、明日、明後日の週末は賑わうことでしょう。相変わらず、鉄道は人気があるのです。

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すっかり夏休みの恒例の行事となっています。毎年趣向が異なっていて、さて今年はどんなイベントなのか、と毎年楽しみにしています。
昨年は、芦屋の原信太郎さんの見事な作品が見られました。今年はお子様向けイベントが充実しています。鉄道関係のお仕事を体験できるという趣向です。入り口近くでは、切符売場で駅員さんを体験できます。

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隣では、キヨスクの売り子さんを体験できるコーナーになっていました。それぞれ制服を着用しての体験なので、気分も盛り上がるのでしょう。尚、各アトラクションは、1枚100円、11枚つづり1000円のチケットを購入して楽しむことになります。

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こちらはメカニック体験。本物のパンタグラフの仕組みを勉強しながら、大真面目で話を聴いています。

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車掌体験は、この本物の新幹線300系の座席を用いたセットで行うようです。妙に通路が広いですが、明日からの混雑を考えると仕方ないのでしょう。

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こちらは運転手体験のジャンボプラレールの700系のぞみ。
乗りたいけれど、さすがにおじさんじゃ乗れません。閉店間際で空いていたのですが。

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Nゲージ鉄道模型の運転体験もあります。自分の持ち込み車両は運転できません。KATOの500系のぞみと383系ワイドビューしなのが走行していました。

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実は、このイベントの予告で楽しみにしていたのが、「JR東海博物館(仮称)コーナー」です。しかし詳しい展示があるわけではなく、柱周りに4枚のパネルが掲示されていただけです。ちょっと残念。

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来春、名古屋市港区の金城埠頭に開館する日本最大級の鉄道博物館のJR東海博物館には、私も大いに期待しています。オープンしたらいち早く駆けつけたいですし、足しげく通うつもりです。

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今回の展示での新しい情報は、展示車両運搬の様子の紹介です。一部、新聞報道されていたものもありますが、きれいな写真で見るのは初めてです。

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まず、明治村に永く保管されていた、蒸気動車キハ6401です。屋根付きのかなり恵まれた環境にて保存されていました。かなり良い状態であったと思います。しかし直接博物館に運ぶのではなく、一旦JR東海名古屋工場に搬送されて、現在修理を施されています。

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次に、博物館の目玉である保存車両の一つ、蒸気機関車C62 17号機です。
狭軌鉄道での蒸気機関車世界最高速度記録を持つ栄光の特急牽引機で、40年近くの間、東山総合公園に保存されていました。デアゴスティーニのC62模型を制作している時期には何度も見に行ったのですが、動物園の片隅の屋根の無い場所にて、錆とコケだらけの非常に悪い保存状態でした。見に行く度に心が痛くなるほどの惨状でしたが、今回、晴れて博物館保存が決まり、終の棲家を確保しました。何より嬉しいことです。

きっと、工場にて大規模な修繕が行われるのかと思っていました。しかし、東山から直接博物館のある金城埠頭の建設予定地に搬送されました。写真で見る限りはきれいに塗りなおされた様子ですが、車体の傷みはさほどでは無かったのでしょうか。

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もう一両、佐久間レールパークにあった客車、スニ30 95の搬送の様子が紹介されています。現在、日本車両の豊川製作所にて修復が行われています。

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その他は、既に紹介されている博物館のスケッチです。

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保存車両の一部の紹介です。これらはJR東海のホームページで見られるpdfファイルの情報と変わりません。

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会場の片隅に、381系特急電車の本物の行き先表示機がありました。特急しなの号で使用されていたものです。

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手元の指令器で操作できます。今日は空いていたので、自由に変えられました。
最近、指令器の模型が売られていますが、本物の形状を知りませんでした。TOMYTECの模型は結構似ていますね。

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今年も、このイベントではお馴染みの、鉄道模型作家の諸星昭弘さんのジオラマ実演コーナーがあります。金曜日から日曜日までですが、もう今日は帰られたようです。また、この実演で作成した模型を10万1円で発売するとの案内があります。日曜日には争奪戦が起こっているかも、です。
また、諸星さんが指導するワークショップが開かれており、3500円で参加できるようです。1回12名限定にて、ミニジオラマの製作を指導してくださるようです。うーん、お子様たちに紛れて参加したかった・・・。

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今年は諸星さんの作品がたくさん展示してあって、非常に楽しめました。多分、このイベントの目玉だと思います。
これは卓上サイズのレイアウト。細部の作りこみはもちろん素晴らしいのですが、諸星さんのレイアウトは全体が一つの絵画のようにバランスよくまとまっていて、見とれてしまいます。近づいても、少し離れてみても楽しい世界です。建物などは。結構馴染みのある市販ストラクチャーを使用されています。でも、カラーリングを変更したり、少し手を加えたりして、まるで違う表情に変化させられています。

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会場内の一角は、まさに諸星ワールド!
実演販売されるのは、多分このレイアウトと同サイズのものかと思われます。レイアウトの製作にあたり、しっかりとデッサンを書かれていることがポイントかもしれません。

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たくさんのNゲージレイアウトに混じって置かれていたGゲージの「OMORO WORLD」です。緑いっぱい、瑞々しい小世界です。

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昨年のイベントで売られていて、購入を検討していた名鉄の特急車1700系の一人掛け座席が今年も出品されていました。価格は運賃込みで1脚50001円です。2脚限定です。
車両の編成替えで生じたシートなのでまだ新しく、特急用リクライニングシートとしては格安なので、昨年は買おうかと迷いました。自宅に置くスペースが無いので、実家の父親の部屋にでも保管しててもらおうかと思ったのですが、この椅子、重量が60kg以上あります。一度設置したら容易に動かせないので断念しました。鉄道車両の座席って、非常に頑丈に作ってあるので思った以上に重いのですね。

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特急の椅子ではでかすぎると言う貴兄には、こんなものもありました。
EF65形電気機関車の運転席座席です。これで模型を運転すれば、バッチリ運転手気分!当然、制服・制帽着用です。
価格は28000円。でも、名鉄1700系の座席に比べてかなり使い込まれています。今年は鉄道部品が大量に出品されています。ちょっと価格は高めですが、良い眼の保養になります。

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会場内を歩いていて、やっぱり戻ってくるのが諸星さんのコーナーです。
これはスイス登山鉄道風ミニレイアウトです。

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このNゲージナロー型のスイス風箱形機関車は、会場で販売されていました。限定5店限りで24001円。グッと心を動かされましたが、今日は我慢して帰りました。会期中。もう一度訪れる予定ですが、その時まで残っているでしょうか。

お子様は制服を着ての鉄道お仕事体験ですが、大人は諸星ワールドを体験するだけでも一見の価値があるイベントでした。

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2010年8月 5日 (木)

「鉄道模型少年時代」第48号 情景小物の詰め合わせ

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第48号です。

前回にて、このレイアウトの全ての建物が揃いました。今後は地面の作成や情景小物設置が続きます。地味ながらも、レイアウトをリアルに見せる重要なパーツの設置です。

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今回の付属品は、各所に配置する情景小物です。市販されているジオコレの小パーツの詰め合わせですが、今回の付属品を全て市販品で揃えるにはムダが多すぎるので、有難いセットです。

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パーツの全展開です。
電話ボックス、花壇、石碑、ベンチ、墓地パーツ、パーゴラ、藤の花フォーリッジです。

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電話ボックスと花壇です。いずれも町並みコレクションの駅舎に付属してきたものです。
電話ボックスは、窓が小さく上辺が赤い「丹頂型」というタイプで、昭和29年から設置されたものです。後に、全面ガラスのタイプに交換されて殆ど姿を消したので、私自身はこの丹頂型を見た記憶はありません。

花壇は何だか岩山や溶岩のようです。一応、駅前雑貨店の前に設置してみますが、自作した方が良いかもしれません。

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石碑は、町並みコレクションの甲州街道編の倉に付属してきたものです。石仏のようなものと、文字が書かれた石碑があります。手前の踏切の右側に設置するとのことです。

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ベンチとパーゴラは、情景小物の公園に入っていたものです。藤の花のフォーリッジは何が元になっているのかわかりませんが、小さなパーゴラに取り付けるには過剰な量が付属しています。

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お墓は、情景小物のお墓Cで、江戸時代風のお墓です。1枚のベースに複数の石灯籠などを乗せます。

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溶岩のようだとイチャモンをつけましたが、とりあえず花壇を指定位置の駅前雑貨店の前の隙間に貼ります。パウダーなどを撒けば、自然な仕上がりになるかもしれません。

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里山駅の入り口右側には、電話ボックスを取り付ける指示です。でも、電話ボックスは電飾改造する予定なので、今日は接着せずに保留としておきます。

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ベンチ2つは、神輿倉の正面のあたりに設置する指示になっていますが、別に好きな位置に置いても良いとのことです。製作マニュアルでは、二つのベンチを背中合わせに設置する作例が載っていました。確かに自然な情景ですが、ここにベンチがあったらお神輿を取り出すときに邪魔だろうなぁ、と要らぬ心配をします。

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露店照明の配線を隠すように、二つを横に並べても良いかと思います。神輿倉前で邪魔なのは変わりません。それに、お祭りが終われば背後の露店が撤去されます。参道と反対に向いたベンチというのも不自然です。可動式ベンチという設定に逃げなければいけません。
急いで取り付ける必要も無いので、今回の取り付けは保留です。

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45号付属の旗ポールと朝礼台を分校運動場に取り付けます。
地面にパウダーを撒いた上に接着するので、ちょっと多めにアクアリンカーを塗ります。地面が平滑でないために、旗ポールを垂直にするのには微調整が必要です。翩翻と国旗と校旗がひるがえっている状況にしたいのですが、2本のポールの間隔が狭くて、旗が干渉してしまいそうです。

校庭には、盆踊りの櫓を設置する予定です。旗ポールと朝礼台は干渉しないと思われるので、指定位置にそのまま接着します。こういう台を見ると、トップハム・ハット卿を立たせたいのですが、物語が違いましたね。

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石碑は、手前の踏切の右側の、稲荷神社の隣に設置する指示です。しかし、私はTCS自動踏切設置に際して、踏切の傾斜路を自作のものに振替えています。石碑のベースをそのままはめ込むスペースがありません。まだ、石碑はベースに接着されているので、簡単に外すことは出来ません。

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安直な解決方法として、石碑のベースを取り付けスペースの形状に合わせてカットすることにしました。ナイフで切ってから切断面をやすりで整え、グレーで色入れしました。

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石碑の台座も少し削ってしまいましたが、何とか指定位置に収まることができました。
でも、稲荷神社もオリジナルの位置より右にずれているので、そんなに石碑の設置位置にこだわらなくても良かったのかもしれません。

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墓地のベースに、各種パーツを接着します。
まず、五輪塔6個をランナーから切り出します。それぞれ微妙に大きさが異なりますが、指定位置は決められていないようです。

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アクアリンカーを使用して、五輪塔を接着します。

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墓石、地蔵、石仏式の墓を接着します。
最近の墓地では見ることが少なくなった古いお墓のパーツです。

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江戸時代からのお墓をイメージして作られていますが、現在でも地方に行くと、こういった旧式のお墓も見ることができます。長野にある妻の母親の実家の墓がこんな感じであり、数十年前までは埋葬だったとのことです。一人埋葬するごとに、墓石も増えていき、一族のお墓が辺り一帯に並んでいます。昔は人魂も見られたのでしょう。

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設置場所は、レイアウト右側の川原です。
でも、すぐ真下をキャンプサイトにする予定なので、ここに墓地を設置するのは迷っています。雰囲気は悪くないので、キャンプの肝試しの場所としてはもってこいです。地面造成時に決定するとして、今回は設置を保留します。

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パーゴラは、上面に付属の藤の花のフォーリッジを木工用ボンドで接着し、藤棚にする指示がなされています。夏祭りの時期に藤が咲いているわけは無く、季節感がバラバラです。
藤の花のフォーリッジの緑と紫の部分を分離し、パーゴラ上面は緑のフォーリッジにして、裏側に紫のフォーリッジをぶら下げる形で設置してぶどう棚にすれば、季節感はバッチリです。

しかし、運動場に盆踊りの櫓を設置すると、このパーゴラに干渉します。パーゴラ設置は諦めるか、設置位置を変更しようかと思います。よって、これも今回は保留です。

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電飾改造する電話ボックス、位置を迷っているベンチ、お墓、そしてパーゴラと藤の花のフォーリッジが今回の保留パーツとなりました。まだ取り付けを検討する時間はたっぷりあるので、ゆっくり楽しみたいものです。

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現物を観察してから方法を決めようと思っていた電話ボックスの電飾は、難航が予測されます。内部にLEDを仕込むには、底部の穴が小さすぎます。窓から光が漏れる構造にするには、窓の部分を穿って、しかも他の場所を遮光せねばなりません。
果たしてどうしたものか、無い知恵を絞ります。

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ジオラマグレードアップ講座では、いよいよ達人のトンネル山ジオラマの完成です。山から瀧が流れ落ちてくる光景の再現となっています。
達人は、瀧の流れを木工用ボンドで表現しています。木工用ボンドできれいに水の情景を作るのは難しいものです。ボンド6対水4の割合で水溶液を作るとのことですが、テクニックが無いと上手く表現は出来そうにありません。
このジオラマの現物は素晴らしいだろうと思います。ジオラマグレードアップ講座で作成したジオラマの展示会をやってくれないでしょうか。

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次号、第49号の付属品は、稲穂・そばの花です。
予告写真を見ると、ワイヤーに取り付けた人工芝のような素材の先に、稲穂には黄色、そばの花には白の塗料が付着しているような感じです。夏祭りの時期には、地方にもよりますが、稲はまだ青々としているのではないかと思いますが・・・。そばの白い花は夏らしいと思います。
藤の花といい、このシリーズの植物の季節設定は、結構いい加減です。私のようなへそ曲がりのために、来週のジオラマグレードアップ講座では、田んぼを初夏の情景にグレードアップする内容となっています。

田んぼは農家の手前の2箇所、そばの花は駅前旅館の裏側に設置する指示ですが、旅館の裏は日本庭園にするかもしれません。そばの花を設置してみてから考えようと思います。

来週はお盆休みのために休刊です。49号の発売は、再来週の19日になります。しばらく間が空くことになります。今年は父の初盆なので盆休も何かと多忙ですが、合間を見て盆踊りの櫓の設置を実施したいと思います。季節柄、ピッタリの情景作りとなってきました。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」行灯看板付けた駅前旅館

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」駅前の電話ボックスの電飾改造

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2010年8月 4日 (水)

KATOのチビロコセットは、以外と曲線に弱い?

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先月末に発売になっていた、KATOのポケットライン「楽しい街のSL列車 チビロコセット」が模型店の店頭に並んでいたので、ひとつ購入してきました。5月の静岡ホビーショーのKATOのブースで試作品を見て以来、発売を待ち望んでいました。こういう豆汽車には目が無いのです。

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細長く、小振りの箱に収められています。定価は4725円(税込)ですが、割引店ならば3000円台で購入できます。実にリーズナブルな車両セットです。

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ユニトラックの線路とサウンドバッテリーパックがセットになっている「チビロコトータルセット」も売っていましたが、こちらは機関車や客車のカラーリングが、まんま遊園地の豆汽車風なので、まずは車両だけのセットのみ購入です。

今回購入しなかった「チビロコトータルセット」に同梱されているサウンドバッテリーパックは、ボタンを押すと、「発車ベル」「電車の走行音」「警笛」「列車接近放送」の4つのサウンドが楽しめるということです。SL列車のセットなのに、車両にそぐわない電車の走行音ですが、一度実物を見てみたいものです。SLのドレーンやブラスト音、汽笛サウンドだったら即買いして分解!となるところでした。

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ボール紙のケースの中は、ウレタンのケースのみの簡単な包装です。小さなBタンク機関車と、2軸客車が2両入っています。機関車も客車も、グリーンを主体として赤いアクセントが入っています。派手ではありますが、決して遊園地風ではありません。

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このポケットラインシリーズは、20年以上前に発売になっていて、当時はお手軽な価格のNゲージ車両としてそれなりに人気を博したものです。BトレインショーティーもTOMIXのトーマスシリーズも無い時代、おとぎの国からやってきたような可愛らしい車両セットは貴重な存在でした。

小型で安価な車両が百花繚乱の現在になって、カラーリングだけ変更して再販になった理由は判りませんが、可愛らしいスタイルは、十分今でも通用する出来だと思います。Bトレ等に無い、「きちんとした感」があります。

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主役のBタンク機は、ボイラーが細くて低い位置にあります。パイプ煙突が長く伸びていて、非常に均整の取れた、古典的な機関車の佇まいです。しかも、Nゲージ車両としては非常に小さい。

この機関車は自走しません。モーターが入っていなければ、これだけ自由なスタイリングが出来るという見本のような車両です。足回りはかなり省略されているものの、キチンとロッドが回転します。動輪直径が小さいので、チョコマカと目まぐるしく動いてカワイイ。

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ボイラーの左右に位置するライトはダミーで光りません。そもそもこの機関車には集電機能がありません。
先頭部の連結器はダミーです。自動連結器のようなものが取り付けられていますが、左右にはバッファーが取り付けられています。片側は先が丸くなっているなど、架空の機関車ながらディティールに凝っています。

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キャブ内部には何の造形もありません。モーターが入っていないのですっきりしているのだから、バックプレートくらい付ければよいのに、と思うのですが、コストアップを避けて、お子様が夏休みのお小遣いでお手軽に入手できる価格に合わせたのでしょう。

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機関車の次位の2軸客車が動力車となっており、機関車を後ろから押して進む仕組みです。動力は、昔から単体でも発売されている「ポケットライン用動力」です。初期のBトレの機関車や路面電車などで使用していました。2軸の為に、動力性能はイマイチです。

2両目の客車の窓からは、動力のコンデンサーなどが見えます。

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3両目のトレーラー客車も、動力客車と同じような足回りの造形が施されており、客車の中に動力が入っていることを目立たせないようになっています。華奢な機関車に対して、2軸客車が重厚に見えます。

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機関車に動力が入っていないので、とにかく思い切った小ささを実現しています。
同じような年少者向けNゲージエントリー車両の、TOMIXのきかんしゃトーマスと比べてみると、二回りは小さく見えます。

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同じようにエントリーモデルとしての役割を担っている機関車ながら、トーマスとは全く異なるプロポーションです。細く、小さく、低い。
トーマスと並べると、今回のチビロコが、「きかんしゃトーマス」の世界の高山鉄道の車両に見えてきます。色はピーターサムのようですが、形は全く似ていません。上の写真、ちょっと客車が脱線気味です。ダンカンみたいです。

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他の外国製豆タンクと並べてみても、チビロコは格段に小さい!これで自走すれば何の不満も無いのですが・・・。

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同一縮尺で巨大なパシナと並べると、まるで踏み潰されそうです。あじあ号の補機にもなれそうにありません。

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手前の青いCタンクは、メルクリンミニクラブのZゲージ車両です。全幅、全高はZゲージの方が小さいですが、全長はほぼ同じ。チビロコは、Zゲージ車両に迫る小ささなのです。
しかし、メルクリンの方はボイラー内に小型モーターを収めており、単体でも非常に滑らかに走行します。今の技術ならば、チビロコも自走できるようにするのは難しいことではないと思います。

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今回のチビロコと客車のカラーリング、何かに似ています。そこで思い出したのが、伊予鉄の「坊ちゃん列車」です。これは数年前に旅行に行った際に撮影した、道後温泉駅の「お立ち台」に鎮座する坊ちゃん列車です。

伊予鉄コッペルを忠実に再現したディーゼルのハリボテ機関車ながら、松山市内をトコトコ走る姿は雰囲気バッチリでした。機関車のスタイルはかなり異なるものの、この坊ちゃん列車をイメージしながらカラーリングを決定したことは間違いないでしょう。

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松山市内中心部の松山市駅での坊ちゃん列車です。これから手動のターンテーブルで方向転換です。客車も木造仕立てで、車内のシートも木のベンチです。徹底しています。

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今回のチビロコセットの列車、路面電車レイアウトにも似合うかもしれません。
でも、私は路面電車レイアウトを持っていないので、作成中の「鉄道模型少年時代」レイアウトで実験走行です。

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まだ作りかけながら、今回のチビロコセットの列車、鉄橋に乗せると情景にピッタリです。狭いカーブを車体を揺すりながらトコトコ走る状況が似合うと思うのですが・・・。

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しかし、このチビロコ列車、このレイアウトのS字カーブを通過できません。押されている機関車が脱線します。集電性能が低く、非力なポケットライン動力のせいもありますが、車両が小さいのに意外とカーブに弱いようです。

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S字カーブの箇所でなくても、R140のこのレイアウトのカーブを抜ける際にはかなりギクシャクします。カーブの内側では、機関車と客車のバッファーが接触しそうです。ちょっと引っかかったような動きをすると、後ろから押されている機関車は遭えなく脱線です。

ユニトラックの線路とサウンドバッテリーパックがセットになった「チビロコトータルセット」に入っているカーブレールはR216です。元々、KATOのユニトラックにR140なんて急カーブは無いのだから、対応していないとしても仕方ありません。

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ポケットラインの動力入りの客車だけなら安定走行するのですが・・・これじゃ意味がありませんね。運転手も無く、客車だけ暴走しているかのような情景です。

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客車を1両減らしてみると、少しマシにはなるものの、S字カーブ通過が厳しくて脱線する状況は変わりません。
こうしてレイアウトに置いていると、情景としては何とも好ましい可愛らしさです。走らせないで、レールの上に置いて眺めているだけなら最高のマスコットです。

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里山駅に鎮座していると、なんだか明治村のSL列車を彷彿とさせます。でも、一歩駅を出たら、たちまち脱線事故です。しかも、客車が無事で機関車だけ吹っ飛んでいくといった不思議な事故になります。

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結局、このレイアウトには専用のディーゼルカーを走らせて楽しむのが一番となります。チビロコセットはコレクションとして、大切に箱に収めてお蔵入りとなりそうです。

きっと、あまり走行させることは無いものの、時々取り出して手に取って弄んでしまいそうです。「鉄道模型少年時代」のレイアウトを走行できないのは残念ですが、魅力いっぱいの小さな列車です。

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2010年8月 3日 (火)

「週刊零戦をつくる」第49号 補助翼内部の塗装は省略してしまいました・・・

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第49号です。

48号と共に、8月1日の日曜日に到着していました。書店発売日は今日なので、少し早めに手に出来たわけです。でも、48号の笑えない無茶な工作指示の後では、意気が上がりません。これまではずっと律儀に指示通り塗装作業を続けてきましたが、今日は面倒になって、遂に塗装を一部省略してしまいました。

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今回のパーツは、右翼の補助翼の骨組みなどです。
ついこの前、左翼の工作を行ったばかりなので、私の空気頭でもさすがによく覚えています。よって、工作自体に新鮮味はありません。

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部品の一覧です。
補助翼小骨(1番~16番)、突出型平衡重錘、補助翼操作桿連結部覆、補助翼前縁、補助翼後縁です。
補助翼パーツ以外の突出型平衡重錘、補助翼操作桿連結部覆についても、昨日塗装したパーツと全く同じものです。今回はコクピットパーツが付属しません。操縦席や操縦桿は、もっとじらしてからのパーツ配布になるようです。コクピットだけ完成させて、満足して購読をやめないために、おそらく終盤まで引っ張るのでしょう。やれやれ。

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今回の作業は、右翼の補助翼関連の作業です。
補助翼を組み立てて、右翼のコの字ヒンジに取り付けます。また、突出型平衡重錘と補助翼操作桿連結部覆の形を整えて着色します。突出型平衡重錘は、本文解説の通り、二一型の生産326号機までついていたもので、後期のものには付けられていないものです。でも、真珠湾攻撃時の塗装を施す以上、取り付けないわけにはいきません。

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突出型平衡重錘と補助翼操作桿連結部覆をランナーから切り離し、切除箇所をナイフとやすりで整えます。

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今回の付属パーツにメタルプライマーを塗布します。
補助翼の小骨には、青竹色塗装の指示ですが、48号にて左翼の補助翼を組み立てた際、一旦塗った塗料は剥がす指示があった上に、と沿う部分は全て隠れてしまっています。今後、補助翼のシートを剥がすことはありえないために、補助翼内部の塗装を省略します。青竹色塗料の溶剤がアレルギー性鼻炎を引き起こすというのも省略する理由です。

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補助翼の小骨は、端に位置する1番と16番のみ機体色に塗装するために、メタルプライマーを塗ります。また、補助翼前縁は、突起部分の裏表のみ塗っておきます。ここも機体色の塗装です。

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突出型平衡重錘、補助翼操作桿連結部覆も小さなパーツなので、メタルプライマーはほんの僅か使用しただけとなりました。今夜も暑いので、すぐに乾燥します。

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補助翼前縁の突起部分と突出型平衡重錘、補助翼操作桿連結部覆に、アメ色スプレーを吹きます。

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補助翼の小骨の1番と16番以外の箇所をマスキングし、アメ色スプレーを吹きます。
ここは青竹色塗装の指示がなされていますが、どうせ後で溶剤を使用して剥がせという指示があるはずです。そんな指示に従えないので、自己判断で工作を進めます。

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ほんの小さなパーツなので、スプレーも早く乾燥します。

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補助翼前縁の太い方に、1番の小骨を接着します。ここはシートが貼られずに、外に露出する箇所となります。

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補助翼前縁の細い側の端に、16番の小骨を接着します。ここも外部に露出します。

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1番と16番に引き続き、3番、9番、16番bの小骨も貼り付けます。
塗装をしていないと、パーツ表面が平滑なので、接着作業が格段に楽です。翼もどうせ外板で覆ってしまうのだから、今更ながら、青竹色なんて塗らなきゃ良かったと思う次第です。

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補助翼後縁を小骨に接着します。
瞬間接着剤と瞬間硬化剤でサッサと強制的に固着させます。多少白くなっても、シートを貼るから隠れるでしょう。

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その他の小骨も順次取り付けて、補助翼部分を完成させます。
左翼の際には、ヒンジの取り付け箇所を意識せずに補助翼を組み立ててしまいましたが、今回は入念に差し込み口をチェックしながら作業を進めています。

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右翼のコの字ヒンジを取り付けた3箇所の出っ張りを、翼端側に向けて少し曲げます。補助翼をあてがいながら、角度を入念に調節します。

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補助翼を差し込み、3箇所のヒンジ部分に瞬間接着剤を付けて接着します。
多少はみ出したり白くなっても、早く頑丈に取り付けることを考えました。

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今回は何故か、補助翼のシートを貼り付ける作業指示がありません。
シート張り作業は難しくないですし、楽しいので後に取っておきたいと思います。

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右翼の補助翼のシートは、昨日48号分の左翼分と一緒に切り抜いてあるので、いつでも貼ることができます。その際、塗料を剥がせ等という無茶な注文を聞く必要がないだけでも気が楽です。

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次号、50号のパーツは、久し振りにエンジン関係のパーツです。

次回でシリーズ半分となりますが、この零戦の製作は、「もう半分まできてしまった!」というよりは、「まだ半分もあるの?」といった感じです。そろそろエンジンくらいは仕上げて欲しいものです。パーツ配布順の浅知恵を働かしているより、きちんとした模型を制作できるように先読みして手順を組んで欲しいものです。このシリーズのように、20~30号先の手順が組めないのなら、それは計画性の無い企画と言わざるを得ません。塗装の心配もあるし、少々嫌気が差しているのも事実。

冊子の特集も、史実がそうなのだから仕方ないのですが、「零戦の戦歴」では、零戦の凋落の時期の連戦連敗の記事をこれから50号も読まされるかと思うとうんざりします。娯楽のために購読しているのだから、零戦にネガティブな記事ばかり読んでいて楽しい客層が、複雑な零戦模型をコツコツ作るとは思えません。いくら何でもあんまりなので、一度終戦を迎えて区切りをつけて、新しい記事が始まるのではないかと予測しています。

それを期待して、これからもひたすら耐える購読が続くわけでしょうか。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第48号 今回はトンデモ指示があるゾ!

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第50号 折り返し点は終戦記念日の作業となりました

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2010年8月 2日 (月)

「週刊零戦をつくる」第48号 今回はトンデモ指示があるゾ!

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第48号です。

8月1日の日曜日の夜に、49号と共に到着していました。
今回は、ひときわ本文の組み立て指示に大きな問題を感じた回です。デアゴスティーニの組み立て手順指示に沿って作成していたら、絶対に表紙の試作品の様には仕上がらず、汚い模型になってしまうことでしょう。

次にどんな展開があるか、とびっくりさせられるデアゴスティーニ劇場も、模型作りを安易に考えた浅はかさが度を超すと笑えません。

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今回のパーツは、羽布材がメインであり、ついでにコクピットパーツや補助翼の突出型平衡重錘などの成型パーツが付属しています。いつもの金属パーツとは、ちょっと雰囲気の異なる構成です。

部品の一覧は、羽布材(左右の補助翼用、左右の尾翼用)、無線帰投装置、突出型平衡重錘、補助翼操作桿連結部覆となっています。

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羽布材はカットされておらず、裏面の線に従ってカッターナイフで切ることになります。
実際の零戦にも翼に布が張られていたようなので、それを紙で再現しようという試みです。

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写真ではわかり難いのですが、羽布材の表面は和紙のような風合いです。

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今回の成型パーツです。
コクピットに取り付ける無線帰投装置と突出型平衡重錘、補助翼操作桿連結部覆です。
これらは塗装を行います。今日はアレルギーを起こす青竹色の塗装がないのでホッとします。

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今回の作業は、左翼の補助翼に羽布材をカットして貼り付けます。
また、コクピット内に無線帰投装置を取り付けます。

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僅かな金属パーツには、メタルプライマーを塗布してから色入れを行います。
軽くカッターとやすりでパーティングラインなどのバリを削っておきます。

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メタルプライマーを筆でサッサと塗りつけます。塗膜が薄くても十分です。

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羽布材に、「a、b、c、d」と名称を記入します。
今回使用するのは、左翼用のa、bだけで、c、dは右翼用で後の号で使用するとのことです。でも、今回ついでにカットして塗装も済ませておこうと思います。

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羽布材のシールの裏側の切り取り線に従って羽布材をカットします。
結構細い箇所や、小さな穴があるので、先の鋭いカッターナイフを用いて慎重に切り抜き作業を行いました。

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羽布材のシールの表面と、突出型平衡重錘、補助翼操作桿連結部覆を、先日届いたばかりのアメ色スプレーで塗装します。青竹色とことなり、適当に吹いてもムラになりにくいようです。

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48号の冊子の内部のビックリ指示がありました。

左翼の補助翼の出っ張り部分や、補助翼の左右の端の小骨側面の塗料を落とすという作業です。ワザワザ塗ったものを、塗料のうすめ液を用いて剥がそうという考えです。しかし、うすめ液でピンポイントに塗料がはがれるとは思えません。一応、ティシュにうすめ液を染み込ませてから塗装面を吹いて見ましたが、きれいに剥がすことは困難でした。少しティシュが青くなるだけです。他の箇所にうすめ液が付着したら汚くなってしまいます。

塗料を剥がすのは諦め、青竹色の上に機体色をオーバーペイントすることにします。仕上がりが汚くなりますが、仕方ありません。

今回改めてはっきりしたのは、このシリーズも、組み立て手順通りに製作していると非常に面倒なことを体験しなければいけないことです。デアゴスティーニでは説明書通りに組み立てられるかを確認するために、少々先行して女性社員が毎週組み立てながらチェックを行っています。しかしこの零戦については、無塗装の模型を作成することしかしていないことが判明しました。機体塗装組にとっては、先行チェックはアテになりません。

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厚紙に窓を作って、その隙間を通してスプレーを吹きます。
青竹色の上にオーバーペイントしてしまったので表面がきれいではありません。やれやれです。

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機体色の羽布材を確認します。
和紙のような表面の風合いは全く消えてしまい、ただの着色した紙の雰囲気です。素材感は、他の金属パーツとあまり変わらなくなるでしょう。

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羽布材のシールの裏側を半分剥がして位置合わせをしながら補助翼に貼り付けていきます。
まずは左翼の下面からです。下面には、aのシートを使用します。

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補助翼のヒンジ部分の切込みを合わせて接着していきます。

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翼端の方は切り込みと穴が開けられているので、その形状に合わせてシールを貼ります。

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補助翼の上側にはみ出した部分は、補助翼に巻き込ませるようにして貼り付けていきます。

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補助翼の後ろ側にはみ出た部分はカットするとの指示でしたが、私は補助翼後ろ端に巻き込ませるように貼り付けました。これで後端を塗装する必要が無くなるでしょう。

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補助翼の上面にbのシールを貼っていきます。
紙のヨレヨレ具合が、布張りのヤワなイメージを表現しているかのようです。

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補助翼上面の後ろ側にはみ出た部分をカッターで切除して、補助翼の布張り作業は終了です。

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補助翼小骨の露出している部分は、うすめ液で塗料を剥がす指示がなされていましたが、こんなところをうすめ液で拭いていたら、他の部分にも付着してしまって汚くなってしまいます。現実性の無い無茶苦茶な作業指示は今に始まったことではないのであまり気にしませんが、私のパーツは後でオーバーペイントするなどして対処しなくてはいけません。

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コクピット右側に取り付ける無線帰投装置は、コクピット色で塗装します。
しかし、セミグロスブラックと塗り分けるので、必要箇所のみ面相筆で塗ります。

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伸びの良いエナメル系塗料のセミグロスブラックを使用して、無線帰投装置の黒部分を塗装します。

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コクピット右側の取り付け箇所の突起に合わせて接着します。
このあたり、瞬間接着剤の固着部分がポロッと外れやすい箇所です。丁寧に作業することが必要になっています。

ただ、瞬間接着剤の施工では、いつか必ず接着剤が劣化して外れてしまうと思います。外れた時に考えます。

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コクピット右側も、かなりゴチャゴチャとしてきました。頻繁に操作する左側と異なり、必要なときだけ操作するものが集まっているそうです。

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これで今回の作業は終了です。
結局、補助翼部分にはシールを貼ってしまうので、補助翼内部を塗装する意味合いが微妙に思えます。青竹色アレルギーが出ると苦しいので、右翼の作業の際には補助翼内部の塗装は省略しようかと思っています。

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次号、49号のパーツは、右翼の補助翼です。それに今回と全く同様の突出型平衡重錘、補助翼操作桿連結部覆が付属しています。コクピットのパーツは無く、既出パーツばかりの構成となっています。手元にありますが、まだパーツを確認しただけです。後日ゆっくり作業を行います。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」機体塗装用のアメ色スプレー到着

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第49号 補助翼内部の塗装は省略してしまいました・・・

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2010年8月 1日 (日)

「鉄道模型少年時代」行灯看板付けた駅前旅館

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

このレイアウトの季節は、夏祭りの時期となっています。丁度今頃のことであり、外出時の景色にも参考になるものはないかときょろきょろしてしまいます。今日は37度の猛暑の中、車で1時間ほどの距離にある実家に帰り、墓参りです。お寺の側の広場では盆踊りの準備も進んでおり、櫓の建て方にも興味しんしんです。

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47号に付属の駅前旅館の電飾改造を進めています。室内の照明に先んじて、玄関灯と看板の行灯を作成しました。ひさしに隠れてしまいそうな玄関灯はともかく、「やど」の看板の行灯は雰囲気がバッチリで、点灯実験の結果も良好です。今日は駅前旅館を仕上げて、レイアウトに設置して結線及び他の照明と同時に点灯させようと思います。

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この建物の屋根や壁の内側には遮光処理がなされていますが、四方の壁とベースとの間の隙間から光が漏れるので、アルミテープで塞ぎます。

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屋根の裏側に、直径3mmの電球色LEDを取り付けた自作LEDユニットを貼り付けます。玄関灯や行灯のLEDと直列接続し、15mAのCRDを挟み込みます。このレイアウトの電飾の標準的な仕様である、3個のLEDの直列接続回路です。

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屋根を被せて点灯実験です。

室内灯の灯りが適度に漏れており、「やど」の行灯看板を引き立てています。白色の行灯と、電球色の室内灯が、良いコントラストを醸し出しています。

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残念ながら、オレンジ色の玄関灯は、ひさしに隠れて正面からは確認できません。下から覗き込むと、やっと見えるといった位置にあります。チップLEDに接着した透明プラ棒を介しているので、道路に漏れるほどの輝度はありません。

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その代わり、行灯の看板の存在感はバッチリです。
上品な建物の雰囲気とよく合ったと思います。

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建物の裏側です。
線路側から見えるのは、この面となります。

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オリジナルの玄関灯のイメージそのままに発光させたのですが、殆ど確認できないものになってしまいました。かといって、他の建物に使用している傘付き裸電球タイプでは、せっかくの上質なイメージの建物がいっぺんに安っぽくなってしまいます。
一応、玄関灯も取り付けた、という満足感を心に秘め、駅前旅館の電飾改造はこれで仕舞いとします。

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レイアウトの地面に接着し、木製ベース裏側に配線を這わせて電源に繋げます。他の照明と共に光らせて様子を見ました。
レイアウトを縦に貫く幹線道路に位置しており、元々建物が少ないレイアウトということもあり、非常に目立つ存在です。

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街灯の白い光、赤みが買った神社の参道の行灯と、「やど」の白い看板など色とりどりです。

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かやぶき農家と隣り合わせですが、それなりに溶け込んでいると思います。

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やっぱり玄関灯は下から覗かないと確認できません。

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旅館の裏側は、そば畑の予定ですが、旅館の庭にするのも楽しいかと思っています。そばの花の出来を見て決めます。

旅館に泊まった際には、下駄を引っ掛けて庭を散歩したいものです。でも酔っ払って庭に出たら、線路に出てしまいそうです。

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日が暮れて、ますます旅館の行灯が目立つようになります。
露店の冷やかしをやめて、そろそろ宿に帰って一風呂浴びたい気分です。

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まだ石油ショックによる「省エネ」が叫ばれる前の設定なので、行灯の看板は一晩中点けっ放しです。

分校校舎の時計に引き続き、宿の行灯も同じ構造で作成しました。建物が少ない分、アレコレLEDで遊べる余地があるかと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」駅前旅館の玄関等と看板の行灯作成

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第48号 情景小物の詰め合わせ

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