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2010年9月

2010年9月30日 (木)

「鉄道模型少年時代」第55号 樹木作成最終回です

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第55号です。

長らく続いた樹木のフェーズも、今回が最終回です。
前作の「昭和の鉄道模型をつくる」の頃より、ジオコレの樹木作成に於いては枝に貼り付けたフォーリッジが後でポロポロ落ちてきて収拾が付かず、苦労しました。それ以来、ジオコレの樹木には苦手意識を持っていましたが、さすがに1ヶ月半に亘って作り続ければ慣れてきます。焦らず、時間を掛けて作れば何ということは無い作業でした。

慣れた頃に終わってしまうわけですが、このレイアウトにはもう少し樹木を増やしたいので、安価なジオコレのザ・樹木も追加使用したいと思っています。

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今回の付属品は、樹木6(イチョウ)です。
スカスカに軽く、開封のワクワク感に乏しい箱も今回限りでしょうか。とりあえず、内容確認です。

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4本分のイチョウのパーツが、小分けにパッケージングされて入っています。フォーリッジは1種のみです。

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パーツの全展開です。
イチョウ(大)2個、イチョウ(大)ベース2個、イチョウ(小)2個、イチョウ(小)ベース2個、イチョウフォーリッジ一袋です。大小2本ずつ、合計4本のイチョウの木を作成して、この樹木のフェーズの終章を飾ることになります。

市販のジオコレのザ・樹木のイチョウと基本的に同じものですが、ジオコレは黄葉したイチョウを作成するために黄色いフォーリッジが付属しています。今回は、晩夏をイメージしたレイアウトなので、緑色の夏のイチョウを作成します。フォーリッジは、かなり鮮やかなグリーンです。

葉桜やモミジの時の様に、イチョウも黄葉を表現するフォーリッジも付属するのかと予測していました。しかし、緑しか入っていませんでした。私自身は問題ありませんが、ちょっと寂しい気がします。

55号ではイチョウの木の作成に加え、農家前の砂利道の農道を、39号付属のグレーのバラストを用いて作成するという指示があります。私は、57号の石畳を設置してから地面の作成を一気に進める予定なので、今回の農道については先送りです。

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イチョウのパーツと、ベースのアップです。
輪切りのパーツを上に積み重ねたような杉や唐松と異なり、イチョウは柿やモミジ、葉桜等と同様、横から押しつぶしたような平面樹木です。そのまま使用したら、芝居のカキワリの木の様になってしまうので、枝振りを整えることが必要です。

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一番右の未開封の袋が、今回のイチョウのフォーリッジです。
今までの樹木のフォーリッジのどのタイプとも一致しない新規のカラーです。樹種によって葉の色が変わっていて欲しいために、被らないのは嬉しいことです。その代わり予備は無いので、予め分割しておいて不足が生じないようにする必要があります。まあパッと見るだけでも、今回の4本の木には十分な量が付属していると思います。

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まず、平面樹木の状態であるイチョウの木の枝振りを立体的に整えます。元々平面なので、きれいに放射状にすることは出来ません。しかしフォーリッジを貼ると、何となくモコモコ立体に見えてくるものです。

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イチョウをベースに差込み、葉の部分のフォーリッジの貼り付け作業開始です。
まず、冊子の説明どおりにフォーリッジを3分割します。その内2つをイチョウ(大)2個に使い、1つを更に2等分してイチョウ(小)2個に使用するとのことです。
今回は厳密に分割しなくても絶対に余る分量ですが、一応真面目に作業を進めておきます。

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枝先に木工用ボンドをつけます。
かなり手馴れた作業になってきたので、どのくらいつけると垂れるか、の頃合がわかってきています。ある程度フォーリッジを付けてからボンドを追加するのもOKです。

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下の枝からフォーリッジを貼っていきます。
夏のイチョウの木には、かなりの密度で葉が茂っているものです。前回の唐松と異なり、枝が埋まるくらいのフォーリッジを貼っても大丈夫かと思います。製作マニュアルの作例でも、相当たくさんのフォーリッジを貼り付けているようです。

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4本の木にフォーリッジを貼り終わりました。
かなり手馴れた作業となり、30分程度で終わります。指先に付くフォーリッジも少なくなっています。当初は、枝先よりもたくさん指につけていたものですが、苦手な作業も繰り返し行っていることにより上達するものです。
木工用ボンドが乾燥する丸一日後に、葉のフォーリッジ全体に木工用ボンド水溶液を浸透させる必要があります。樹木作成のフェーズにて、ジオコレの樹木の作成は3日掛りで焦らないことを学習しました。このまま丸一日乾燥の為に放置です。

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前回の唐松は微妙でしたが、今回は、かなりイチョウの雰囲気が出ている気がします。夏のイチョウはモコモコと茂っているものです。
地方にもよるでしょうが、私の地元では街路樹や公園に植えられているイチョウの木は、毎年春には哀れなくらいに枝を大胆に剪定されています。それでも幹に近い部分から力強く葉を茂らせ、夏にはうっそうとした佇まいに復活しています。生命力の強い樹木だと感心します。

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前述の通り、かやぶき農家の前の農道の作成指示がありました。
グレーのバラストを使用して、砂利道を表現する方法です。この位置には屋台やフィギュアを設置する予定なので、路面を平らにするとのことです。

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私の場合は、まだ地面自体を仕上げていないので、農道の作成はできません。57号の石畳道などを設置した後になると思います。

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ジオラマグレードアップ講座では、樹木の配置を変更して、ジオラマの拡がりを表現するテクニックが紹介されています。遠近法を利用して、後ろの方に大きな木を配置する方法は活用したいものです。ジオコレの大き目の樹木を追加しようかと思います。

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次号、第56号の付属品は、コントローラー専用ACアダプターと、スパイラルチューブです。特別価格にて1780円です。

予告無しに追加となったスパイラルチューブは、スピーカーや証明のコードを束ねるために使用するとのことです。ACアダプターだけで特別価格という割高感を薄めるためのものでしょうか。私の場合は、縦横にケーブルが錯綜しているので、ボード裏では今更スパイラルチューブを活用する余裕はありません。
多分、ボード裏に使用するのもではなく、レイアウトから照明&サウンドユニットの間のコードを束ねるのかと思います。でも、ひとまとめにできても柔軟性が損なわれるので微妙な感じです。モノを見てから活用を考えようと思います。

この先、57号では電柱、街灯、石畳、58号ではフォーリッジ2種が付属します。樹木の設置指示もあるので、レイアウトの地面の作成は、この2号で大半が終わるのかと思います。

前回はこちら
こばるの「人力車セット」リアル感はピカイチ。でもムズイぞ!

次回はこちら
熱収縮チューブで、Nゲージサイズの提灯モドキをつくる

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2010年9月29日 (水)

こばるの「人力車セット」リアル感はピカイチ。でもムズイぞ!

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彗星の如く登場した、ワンランク上のNゲージストラクチャーシリーズである、株式会社こばるの「マイスターシリーズ」に凝っています。

自販機セットや提灯のセットに加え、今回人力車のセットも入手しました。
人力車は、現在では日本各地の観光地でお目にかかることが出来ます。こばるの人力車は「えびす屋鎌倉」 の協力の下、作成されたものとのことです。パッケージを見ているだけでも、エッチングパーツの造形の細かさが伝わってきます。

株式会社こばる
http://www.kobaru.com/

「鎌倉湘南シリーズ」では、人力車の他にもウィンドサーフィンやジェットスキー、水着ギャルのフィギュア、街で遊ぶギャルなど、愉快なアイテムがリリースされています。海辺のジオラマ作りの際にはチェックしたいものばかりです。

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マイスターシリーズ 鎌倉湘南ギャラリー「MV-01人力車セット」。価格は2100円(税込)です。人力車は2台入っていますし、俥夫やお客のフィギュアも付属しています。
1/150スケールの人力車は、さんけいのペーパークラフトからも売られています。さんけいのものも非常に良く出来ていますが、今回のこばるのキットもディティール的に決して負けてはいません。フィギュアが付属するのは高ポイントです。但し、少々高価ではあります。

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人力車パーツ2台分(幌を展開したもの、幌を畳んだもの)、立て看板、台2個、客、俥夫2名、専用シール、組み立て方の解説書が入っています。
しかし、付属の解説書を見てもサッパリ組み立て方がわかりません。こんな棒杭を投げつけるような簡単なメモ書き見て作れる人っているのでしょうか。想像で組み立てるのはちょっと無理!と思っていたら、こばるのサイトにしっかり組み立て方の解説ページがありました。きっと問い合わせが多いのかと思います。

人力車の組み立て方
http://www.kobaru.com/support/figure_mv-01.html

上記のリンクのページを見ながら作成します。見ながらでないと、到底組み立てられません。パーツの噛み合わせポイントが的確に示されています。
組み立て方自体は複雑ではありませんが、パーツが細かくて工作の難易度は高めです。こばるのマイスターシリーズの多くは、初心者向けではありません。

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エッチングパーツには裏表があります。表面にはディティールがあります。
まず、幌を展開した人力車から組み立てます。細いパーツを曲げないように気をつけながら、まずは手すり部分を切り抜きます。

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シートの裏側に手すりを瞬間接着剤を用いて接着します。
瞬間接着剤は、ブラシ付きの液状のものと、ゼリー状とを使い分けました。

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人力車のフレーム部分を切り抜きます。
幌展開の方は、左右のフレームが一体となっています。

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丁寧にフレームをコの字形に曲げます。安物じゃないピンセットが必須です。

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シートのサイドの突起とフレームの切り込み部分を合わせて貼りあわせます。
だんだん人力車のフォルムに近づいてきました。

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天井部分のフレームに、幌のパーツを接着します。幌には前後があるので要注意です。前後逆に取り付けると、幌が天井を支える骨部分からはみ出します。

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車輪を取り付けます。
解説ページでは、車軸を車体に通してから左右の車輪を取り付ける旨、指示があります。しかし、車軸パーツにあらかじめ片方の車輪をゼリー状瞬間接着剤で接着しておき、片方の車輪付きの車軸を車体に通してもう一方の車輪を取り付けた方が作業が簡単かと思いました。どうでも良いことながら、車輪を先につける方法だとゴロゴロ車輪を回転させることもできます。人によって、どんな方法が得意かというのは異なります。
また、車輪にも裏表があります。表側にはスポークの造形が中心部まで表現されています。間違えないよう、要注意です。

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もう一方の車輪を取り付け、1台目の人力車が完成です。
エッチングパーツの精度がバッチリなので、非常に線が細くてリアルな造形です。ほんの小さいアクセサリーなのに、非常に存在感があります。

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幌を開けた状態の人力車も作成します。こちらは左右のフレームが別パーツになっています。

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付属品の、人力車のフレームを載せる台、立て看板を組み立てます。更に、お客のフィギュアを幌を開けた状態の方の人力車に乗せます。幌を閉めた方には天井に頭が引っかかって乗せられません。尻の部分を削れば乗せられるそうですが、そこまでしなくても、嬉しがりの観光客ということで幌を開けたまま乗ってもらいます。
立て看板と、俥夫が持っているチラシに付属品のシールを貼ります。だんだん雰囲気が盛り上がってきました。

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人力車を牽いている俥夫の手の部分を、お客が乗った人力車の手すりに接着します。また、フィギュアの台座部分はニッパーで削り取ります。
人力車と俥夫とが一体化したことで、接着しなくても自立する状態になりました。

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鉄道模型少年時代のレイアウトに使用するかどうかは決めていませんが、置くとしたら、駅前旅館の前辺りがピッタリかと思います。道路を占拠して大いに邪魔ですが、観光地の雰囲気が盛り上がりそうです。まだカーコレを設置していないので、こんな遊びができるのかもしれませんが・・・。
このレイアウトの時代背景でも、さすがに本来の運搬手段としての人力車の使命は終わっていたと思うので、あくまで観光用としての登場です。

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まさに旅館前から人力車に乗って観光に出かける二人連れ、威勢の良い俥夫は、観光案内のおしゃべりも得意です。幌を開けたまま引っ張られていく観光客は、ちょっと照れくさいだろうと思います。そして立て看板のとなりでチラシを掲げて客引きをしている女性俥夫。体を斜めに傾けた立ち姿が、情景に動きを与えています。人力車だけでなく、このフィギュアもとっても良く出来ています。
このシリーズは、ピューター製のフィギュア「マイクロライフ」で有名なアイコムが製作を担当しているので、そのクオリティはお墨付きです。

この場所に人力車セットを設置すると、かなり車の配置や祭の情景作りに制限が加わるので考えどころです。しかし、何とか活用したい!と思わせる出来の良さがあります。また、小さいアクセサリーなのに組み立てに手間が掛かって完成時の満足感が高いことも特徴です。今後も、こばるが上市するシリーズから目が離せません。

前回はこちら
神社前の参道に、こばるの提灯セットのLED点灯鳥居型提灯掛けを取り付けて祭気分アップ!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第55号 樹木作成最終回です

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2010年9月28日 (火)

「週刊零戦をつくる」第57号 着艦フックのギミックは、ちょっと楽しい

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第57号です。

昨日の56号の組み立てに引続いて、57号もサッサと作業を進めました。

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今回気になる点がありました。
57号の冊子の組み立て解説の中に、60号より外装パーツの提供が始まる旨の記載があるのです。まだエンジンも作りかけですし、プロペラも同様です。そして左右の翼も未完成な上に胴体に取り付けるときには苦労を強いられることが予測されているのに、次は外装材まで配布していくということのようです。

一つのパート毎にちゃんと組み立てていきたい私のような購読者にとっては、やたらとストレスの溜まるシリーズです。気晴らしのはずの趣味でストレスを溜めていては本末転倒です。ブログで作成内容を公開していなかったら、とっくに仕掛品を窓から投げ捨てていたかもしれません。こんなブログでも、私自身の工作意欲を持続させるという効用があるようです。

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このモデルの作成に於いては、外装を取り付けずに内部構造を楽しむ「スケルトンモデル」、半分のみ外装を付ける「ハーフスケルトンモデル」も紹介されています。スケルトンモデルの場合、使用しない外装が、最終段階で付属したら、途中で購読をやめることになるかもしれません。それを防止することもあり、60号から、他のパーツに織り交ぜて、外装材の配布を進めようとのことでしょう。やれやれ、またデアゴスティーニさんの浅知恵パーツ配布に翻弄されることになります。

他のシリーズでは、次の展開がわからない「デアゴスティーニ劇場」等と言って楽しんでいますが、これではあちこちチラ見せで最後までご開帳の無いストリップ劇場の如くです。

外装材の塗装は、全てのパートを同じ条件でスプレー塗装した方が、部位ごとの色合いの変化を少なく出来ます。外装パーツ到着次第、順次塗装を行う方法だと、同じ塗料でも塗装条件が異なると部位によって色合いや塗膜の状態が異なり、パッチワークのようになってしまいかねません。多分、そんなリスクは想定せずに、順次塗装させるのでしょう。ヤレヤレです。

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公式サイトの60号のパーツの予告写真を見ると、外装は翼から始まるようです。写真だけで判別できませんが、きっとアルミ板の平面パーツでしょう。手で曲げながら、翼表面の曲面に合わせるのだと思います。

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しかもフレームへの貼り付けは両面テープ!大丈夫でしょうか。チリが合わず、フランケンシュタインのような零戦になってしまいそうです。
指定されている両面テープ自体は、ホームセンターなどで簡単に手に入るナイスタックの強力タイプです。一応、入手しておこうと思います。

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気を取り直して、内容確認です。今回のパーツは、方向舵と着艦フックなどです。
相変わらずペラペラパッケージです。方向舵はとても繊細なので、取扱注意です。

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部品の一覧です。
方向舵(右)、方向舵(左)、方向舵小骨(a)~(f)、方向舵修正タブ、着艦フック(アーム)、着艦フック(a)、着艦フック(b)、着艦フック(c)、着艦フック収納部溝、方向舵操作槓棹、シャフトです。
今回は、純粋に機体後部に関わるパーツのみです。変化を付けるためのエンジンパーツなどは付属していません。あちこちのパーツを引っ張り出して作業するので無く、ずっとこんな感じで集中して一所を組み立てるのならストレスも溜まり難いのですが・・・。

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今回の作業は、方向舵と着艦フックの組み立てです。
尾翼に取り付けられる方向舵のフレーム部分を作成します。そして、空母に着艦する時に使用する、収納式の着艦フックを作成して取り付けます。
方向舵自体は今回取り付けません。次号のヒンジ部分を接着してから機体に取り付けるようです。

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まず、着艦フックのアーム部分のシャフトを通す部分に1mmの穴をあけます。
しかし、結局は塗装したシャフトが通らないので、穴は後に1.1mmに拡げています。

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シャフトのパーツは、直径1mmのアルミ棒です。
無塗装の状態ならば、1mmの穴に通ります。

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今回付属の全てのパーツに、メタルプライマーを塗布します。

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メタルプライマーが乾燥後、着艦フック収納部溝の内部を青竹色に塗装します。
この部分は、完成後に機体の底部を覗いた時、着艦フックの奥から見える部分となります。ちゃんと塗装しておきます。

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方向舵(右)、方向舵(左)、方向舵小骨(a)~(f)、着艦フック収納部溝、方向舵操作槓棹を青竹色に塗装します。しかし、方向舵小骨の内、最も大きい(a)は、片面を機体色に塗る必要があるので、青竹色は片面だけにしておきます。
結局は方向舵に羽布を張ってしまうので、塗装を省略してもよかったかと思います。

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着艦フック(アーム)、着艦フック(a)、着艦フック(b)、着艦フック(c)、シャフトをセミグロスブラックに塗装します。
シャフトについては、6mmに切り分けてから塗装の指示でした。しかし。面倒臭いので、長いまま塗っておき、乾燥後に切断することにします。

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方向舵小骨(a)の片面を、機体色のアメ色に塗ります。
塗装箇所以外をマスキングして、サッとスプレーしておしまいです。アメ色はムラになり難いので、塗装がラクチンです。

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方向舵パーツに小骨を接着していきます。
方向舵の下部に最も大きい小骨を取り付け、だんだん上に行くに従って小さい小骨となります。小骨を予め、大きい順番に並べて置きます。

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最も大きな小骨(a)を、方向舵の根元部分に接着します。
太い方の根元部分はしっかりと密着させますが、先の方は、この段階では離れていても良いそうです。

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6本の小骨を、方向舵パーツの内側に接着します。

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もう一方の方向舵パーツと貼り合せます。
ズレたら補正が面倒なので、慎重に位置あわせし、少しずつ接着していきます。

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特に、方向舵の前面については、左右のパーツがピッタリと合う様にしました。

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方向舵修正タブを、方向舵の前面下部の隙間に差し入れて接着します。

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方向舵修正タブは無塗装のままで良いようです。かなり表面に出っ張っています。

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方向舵の底部に、方向舵操作槓棹を接着します。
見えなくなってしまう部分ですが、特徴あるパーツはキチンと付けられます。

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着艦フックの組立てです。
着艦フック(a)、着艦フック(b)を接着します。

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着艦フック(アーム)に、今作成した着艦フックを接着します。
アーム部分の二つの突起に、穴を合わせれば位置決定します。

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着艦フックのアームの上面に、着艦フック(c)を接着します。
こちらも突起の穴を合わせます。

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着艦フックのアームの支点部分の穴の中に瞬間接着剤を少量入れておいてから、着艦フック収納部溝に差し込みます。6mmに切り分けたシャフトを差し入れて固定します。

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着艦フック収納部溝に入った着艦フックごと、後部フレームの裏側の指定位置に差し入れてから接着します。着艦フック収納部溝は前寄せにし、後端には少し隙間が空く様子です。

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機体フレーム尾部に、着艦フックが取り付けられました。
まずは収納された状態です。

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次に、着艦フックを降ろした状態です。
引き出すと、フックが降りてきます。

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これで今回の作業は終了です。
着艦フックという、艦載機特有の設備のギミックが楽しめるので、少し作業に変化があります。方向舵は、次回付属のヒンジを取り付けてから、機体に装着されるのだと思われます。

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次号、58号のパーツは、垂直尾翼フレームなどです。
構成パーツが少ない後部フレーム部分は、急ピッチで出来上がっていくような気がします。垂直尾翼を取り付けてから、今回の方向舵の取り付けとなるのかと思われます。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第56号 1年放置してきたプロペラをバラバラに!

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第58号 方向舵取付手順間違えました・・・  

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2010年9月27日 (月)

「週刊零戦をつくる」第56号 1年放置してきたプロペラをバラバラに!

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第56号です。

56号と57号が昨夜届きました。2号合わせても非常に薄っぺらで軽いパッケージです。パーツの出し渋りの調整段階なのかもしれません。長期シリーズでは、えてしてこういう期間が随所に入ります。しかも、この零戦のシリーズでは、何処のパートも完成させないといった仕掛品山積み作品も取られていて、購読者を悩ませます。その上、今回は、1年前から作成がストップしているパーツを引っ張り出して分解するということになっています。

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今回のパーツは、胴体尾部のフレームパーツとプロペラ後部パーツです。
ペラペラの細長いアルミパーツ6本とホワイトメタルの小さな成型パーツ一つ・・・。「デアゴスティーニさん、ご冗談でしょう!」と言いたくなるくらいの貧弱さです。

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部品の一覧です。
減速室、尾部縦通材(a)~(h)各2本です。拡げていて虚しくなるほどのショボさです。
全てのパーツに塗装を施し、しかもフレームの組付けには細かい作業が求められるので、作業時間は一人前に掛かります。

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今回の作業は、プロペラの後部に減速室を加えて取り付けます。また尾部の胴体フレームに、さらに尾部縦通材を加えていきます。
プロペラのパーツは、1年以上前に組み立てがストップしてから放置状態です。今回久しぶりに引っ張り出し、組みつけてあるものを分解することになります。今更文句を言っても始まりませんが、どう考えても今回付属の減速室は2号の段階で配布しておくべきものでしょう。

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その問題の減速室のパーツです。今回唯一の立体パーツとなっています。
毎度ながら、ちゃんとバリが残されているので、最初にやすりで切除します。

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2号にてプロペラの根元にギアにグリスを塗って組みつけてから、1年以上放置してあったプロペラを取り出します。今回、このプロペラを再分解して減速室を取り付けます。プロペラの裏側、及び減速室は塗装を施しますが、まずは位置を確認しておきます。

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久し振りにプロペラパーツを分解します。プロペラを固定している中央部のネジを緩めて外します。内部にはグリスを充填して位置調節してあるのに、また最初からやり直しです。デアゴさんのシリーズで、継続に嫌気が刺す場面です。

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減速室は、プロペラの後方に、シャフトを通して固定します。
うまくシャフトが入らない個体があるようですが、私のものは問題ありませんでした。

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軽くねじ止めして仮固定します。
この減速室が付くことにより、エンジンパーツにカッチリとはまるようになっています。
位置確認が終わったら、塗装のために再度プロペラを分解します。

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今回、プロペラの裏側をセミグロスブラックに塗装する指示があります。
プロペラの根元のグリスが指に付着してプロペラが汚れます。やれやれです。私の場合、グリスに工業用の高級品を奢っているので、尚更ベタベタです。

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プロペラの表側をマスキングテープで塞ぎます。ついでに、グリスを拭き取った後のベタベタの根元部分も覆っておきます。

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アクリル系塗料を使用して、プロペラの裏側をセミグロスブラックに塗装します。既にメタルプライマーが吹いてあるので塗料の乗りは良いはずですが、先程付着したグリスを丁寧に拭いておかなければ塗料が撥ねます。
ここではラッカー系ではなく、アクリル系塗料を使用しました。乾燥時間が長くなりますが、後での修正が簡単だからです。

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今回付属の減速室、及び後部フレームパーツにメタルプライマーを塗ります。

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後部フレームパーツを青竹色に塗ります。
冊子の解説では、6つのパーツを16本のフレームに切り出してから塗装する旨、指示がありました。しかし、切断前に塗っておいた方が楽なので、先に塗装を済ませておきます。切断後に剥げた部分は、尾部フレームに組み付け後にレタッチする予定です。

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減速室は、エンジン本体と同じガルグレーで塗装します。
裏側は隠れてしまうので、お椀状になっている外側のみ塗装します。

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後部フレームパーツを切り出します。
6つのパーツが、16本の尾部縦通材になります。53号に付属してきた短い尾部縦通材2本と合わせ、合計18本のフレームパーツを後部フレームに取り付けていくことになります。塗装後は、切り込み部分の差込みがきつく、慎重な作業が求められます。アルミパーツは
軟いので、簡単に曲がってしまうのです。

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まず、53号に付属のフレームパーツを取り付けます。
パーツの精度は概ね高いので、長さの過不足はありません。右側も同様に取り付けておきます。

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今回付属の16本のフレームを、縦に取り付けていきます。冊子の解説通り差し込んで、隙間に瞬間接着剤を流し込んでいくことになります。
間違ったパーツは切り込み部の位置が合わないので取り付けられません。一部、フレームパーツが互い違いになっている箇所があるので、そこに気をつければ大丈夫でしょう。

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合計18本のフレームパーツを取り付けると、後部フレームは鳥籠の様になります。強度もグッと増しています。内部に取り付けるディティールパーツが無いのも丈夫さに拍車をかけています。

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縦横に骨組みが組まれていますが、アルミ材はとても軽いので、丈夫な割には軽量です。実際の零戦も、後部フレームは非常に軽いものだったのでしょう。複雑に組まれているのは、最も少ない骨組みで頑丈に作成するための工夫なのでしょうか。
フレーム材に肉抜き穴をあけると更にリアルでしょうけれど、私はそこまでできません。

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プロペラの裏側のセミグロスブラックの塗料が乾いたので、表側に張ったマスキングテープを剥がします。しかし、マスキングテープの隙間から少し塗料がはみ出てしまったので、アクリルシンナーで拭き取ります。アクリルのシンナーならば、下地のラッカー系のメタルプライマーを侵すことはありません。

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塗装した減速室をプロペラ後部のシャフトに組み込み、プロペラを再度組み立てます。
ギア部に再び少量の工業用グリスを足して、プロペラ位置を確認してねじ止めします。

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もうこれでプロペラの分解はご勘弁願いたいものですが、ひょっとすると、プロペラ表面塗装の際に、また分解指示があるかもしれません。覚悟しておいた方が、ショックが少ないでしょう。

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プロペラの裏側に減速室が取り付けられました。
更に、プロペラ表面やスピナー部分の着色があるかと思います。しかししばらくエンジン関連のパーツが配布されないことにより、プロペラパーツは再度、長期放置が続くのかと思います。

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未完成のエンジンの上に、減速室を取り付けたプロペラパーツを乗せてみます。
エンジンブロックに減速室が密着するようになりました。しかし、この接合部分を瞬間接着剤で接着するとしたら、すぐにプロペラがポロリと取れてしまうと思います。エポキシ系接着剤を使用しても安心できません。
それに第一、このエンジンパーツがいつ完成するのかもわかりません。ひょっとして、来年の7月の完成間際のプロペラ+エンジンサウンドシステムのオプションパーツ到着と同時期になるかもしれません。実際に機体に取り付けることなく、精密なエンジン模型として単体で取付架を台座にして設置するのならば、多少プロペラ取り付け部が脆弱でも構わないでしょう。エンジン組み立てについては、皮肉を言いたくなるほどの牛歩作戦です。

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これで今回の作業は終了です。
変化を付けるためのプロペラパーツの減速室取り付けはともかく、後部フレーム取り付け作業は地味な作業ながら、後部フレーム構造が完成形に近づいてきて意外にやりがいのある作業でした。塗装後のフレーム組み付けはきつい部分が多く、時間を要します。

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次号、57号のパーツは、後部の方向舵や着艦フックなどです。
56号と同時の到着ですが、2号分のパーツを合わせてもホンの僅かで物足りません。パーツ確認したところ、方向舵のパーツが薄いアルミなので、取扱注意です。

前回はこちら
零戦残骸のレストア光景?

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第57号 着艦フックのギミックは、ちょっと楽しい

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2010年9月26日 (日)

神社前の参道に、こばるの提灯セットのLED点灯鳥居型提灯掛けを取り付けて祭気分アップ!

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昨日、「株式会社こばる」の通販サイトにて購入した提灯セットの内部にチップLEDを仕込んで点灯化させました。提灯は、夏祭り用として作成した盆踊りの櫓に取り付けた提灯とカラーリングを合わせ、赤白ストライプとなっています。早速、鉄道模型少年時代のレイアウトの設置したいと思います。

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設置場所を検討します。
よく神社の境内に、こんな鳥居型の提灯掛けが臨時にセットされることがあります。でも、何だか狭苦しくて似合いません。赤白の縞々模様が境内にそぐわない感じでもあります。

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道路から参道への入り口部分に、鳥居のように立てるのが良い感じです。
しかし、この場所には後の作業で提灯掛けではない鳥居を設置したいと思っています。

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あちこち迷いましたが、少し参道を入った部分に設置したいと思います。LED内蔵の行灯6基も側にあるので、この辺りがより明るくなって祭の雰囲気が盛り上がることと思います。

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設置するには、参道の石畳道に配線を通す穴をあけなければいけません。もう少し鳥居が大きければよかったのですが、仕方ありません。
穴あけ部分にサインペンで軽く印を付けておきます。

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1mmドリルをピンバイスに取り付けて、石畳部分から木製ベースを貫通するまで穴をあけます。

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提灯掛けの支柱の底部から出ている配線を、今あけた穴に通します。

08 

アクアリンカーで、提灯掛けの支柱と石畳部分を接着します。
厄介な配線をこれから行わねばならないので、作業はこれから時間が掛かるのですが、点灯できない状態でも、かなり祭の雰囲気がアップしたことがわかります。特に、赤白の縞々が露店のテントや盆踊りの櫓の幕とマッチしています。
ちょっと人形を設置する際に狭苦しくなったと思いますが、この位ゴチャゴチャ感があった方が模型としては楽しいかと思います。

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問題の配線作業です。
もう既に、木製ベース裏は雑多の配線が蔓延しています。特に神社の参道付近には電飾の配線が集中しています。うっかり他の配線を損ねてしまったら面倒なことになるので、慎重に作業を進めます。いつものように15mAのCRDを使用して、3個一組に直列接続したLEDを結線する方法です。ピンヘッダに半田付けして、直流12V電源に接続します。

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点灯実験です。
6個の提灯の内部には、横幅16mmのチップLEDが入っています。一方方向しか照らさないので、ところどころ影になっていますが、それも自然な表現ということにしておきます。参道脇に設置した行灯と調和しているようです。

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この提灯掛けをくぐって参道に入り、露店をあれこれ冷やかしたいものです。

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チップLEDは一方方向しか照らさないはずなのですが、結構全方向から光っているように見えるものです。これは嬉しい誤算でした。今後の自作提灯の作成方法が変わってくると思います。

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当初の目論見通り、提灯掛けの設置によってより祭の雰囲気が盛り上がったかと思います。この提灯掛けは、組み立てが決して簡単ではありません。しかし完成後の満足度は結構なものがあります。

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ビーズを使用した祭の櫓の提灯と、今回のこばるの提灯とは製法がまるっきり異なりますが、着色することにより、同じ様な風合いに変わりました。
レイアウト自体は、このところ樹木の作成ばかりなので、プラスアルファのアクセサリーを作成して楽しんでいる状態です。

前回はこちら
こばるのマイスターシリーズ「提灯セット」の組み立て

次回はこちら
こばるの「人力車セット」リアル感はピカイチ。でもムズイぞ!

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2010年9月25日 (土)

こばるのマイスターシリーズ「提灯セット」の組み立て

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先日、自販機セットと共に、「株式会社こばる」の通販サイトにて購入した提灯セットを組み立てました。内部にチップLEDを仕込んで点灯させることができるというかなりマニアックなアクセサリーです、ただ、ジオコレのようにお手軽に組み立てられるものではなく、かなり難易度が高いものです。

白セットと赤セットが発売されており、内容がよくわからなかったので、両方注文しました。私の様に着色を前提としていたら、白セットでよかったかと思います。

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白と赤は、全く同じ形状ながらも素材のプラスチックのカラーの違いだけです。赤色は主染めの提灯掛けを作る時に便利かもしれませんが、プラスチックの生地丸出しでは雰囲気が安っぽくなります。どちらにせよ塗装した方が良いとおもわれます。

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赤セットは予備として保管し、白い方のセットを開封します。鳥居型の提灯掛けと提灯6個、提灯に貼るデカールがセットされています。LEDが付属しないこのセットが735円(税込)です。

ちなみに、提灯だけ4個のセットが504円、提灯掛けと提灯2個のセットが504円です。提灯掛けの付いたセットが圧倒的にオトクです。また、提灯の数に合わせて、配線済みのチップLEDをセットにしたLEDセットもあります。私の購入した提灯セットに配線済みチップLEDを6個セットにしたものは、2940円です。配線済みチップLEDが1個当たり367.5円は、市場価格から考えると格安だと思います。

04

提灯は思った以上にサイズが小さいと思われます。鳥居型提灯掛けに6個の提灯を横並びに設置するので、非常に細身の提灯となっています。これは細かい工作が必要と思われます。

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セットに付属する提灯に貼付するデカールです。白い提灯の上に貼るとリアル感が増すと思います。
私は紅白縦縞の祭りの提灯にする予定なので、このデカールは使用しません。

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提灯の内部にチップLEDを内蔵させて光らせることが出来る仕組みです。
私のように自前でLEDを用意する場合、横幅1.6mmの1608という品番のチップLEDがピッタリの大きさです。しかし、かなり大きさがギリギリなので、チップLEDの端子から大きくはみ出して半田付けしたものは使用できません。

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提灯のパーツ内にLEDを縦向きに押し込んだら、配線を提灯上部の蓋のパーツの真ん中の配線穴に通し、接着します。

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提灯パーツを接着した後に点灯実験です。
写真では一様に明るく光っているようですが、発行面が偏っているので、提灯の場所によって明るさが異なります。でも、不自然に見えることはありません。

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提灯一つ失敗したので、熱収縮チューブを使って似たような形状で作成しました。無塗装の状態では違いがはっきりわかりますが、表面を塗ってしまえばあまりわからなくなりそうです。つまり、今後の同一形状の提灯の量産については、こばるさんのセットを買わなくても複製できそうです。でも、今回のアイデアがないと思いつかなかったので、提灯セットの購入はとても有意義だったと思います。

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提灯はフラットレッドに塗った後、フラットホワイトで縦に4本筋を入れ、縞々にします。塗膜が厚くなるフラットカラーを使用すると、提灯のディティールが変わります。最初の形状を大切にしたい場合は、上下を黒く色入れするくらいにして、ムダに着色しない方が良いでしょう。

提灯掛けの木製部分はフラットブラウン、台座はグレーに塗装します。屋根部分の色は迷ったのですが、とりあえずはツヤのあるブラウンで塗りました。

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提灯パーツは、3個一組に直列接続します。
15mAのCRDを組み込んだ回路にて、3個ずつ点灯させるという仕組みです。

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6個のLEDを、提灯掛けに設置します。配線部分に瞬間接着剤を塗って固定します。

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提灯掛けの柱のパーツを合わせて接着し、上部に屋根を接着して作業完了です。塗り分けが雑なので少々不ぞろいの提灯になってしまいましたが、ちょっと離れてみれば違和感はありません。

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電源に繋いで点灯実験です。
中に入っているチップLEDの発行面の位置によって光り具合が異なりますが、それがリアルな提灯の様子を表現している様子です。この鳥居型提灯掛け、神社前の参道の途中か、境内の参道をまたぐ様に設置したいと思っています。

こばるのマイスターシリーズはプラスチックパーツの精度が高く、線が細くて優秀だと思います。他のものも入手してみたいと思っています。

このセットの提灯を参考に、熱収縮チューブで作成した自作提灯のことについては、別の機会に記事にしたいと思います。以前、祭りの櫓を飾るために作成したビーズを使用した提灯に比べて、格段に製作がラクチンです。今後の提灯の量産化の道が開けたと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」専用ケースのおまけのラムネ露店の電飾改造

次回はこちら
神社前の参道に、こばるの提灯セットのLED点灯鳥居型提灯掛けを取り付けて祭気分アップ!

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2010年9月24日 (金)

こばるのマイスターシリーズ「自動販売機」は大2個・中1個・笑?1個

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先日、三日月さんにお教えいただいた「株式会社こばる」のNゲージスケールの自動販売機キットの話題です。ネットにて注文していたセットが到着したので、セット内容の紹介です。組み立てや設置は後日の作業となります。調子が良ければ、鉄道模型少年時代のレイアウトに活用したいと思っています。

株式会社こばる
http://www.kobaru.com/index.html

今まで模型店で見たことの無いシリーズです。上記のこばるさんのサイトでは、自動販売機以外にも多くのレイアウト小物キットが紹介されています。オンラインショップでは、こばるさんの商品以外にも、様々な商品が売られています。以前から愛用しているアイコムのマイクロライフシリーズのフィギュアが特価で販売されていたりして、ついつい注文したいものが増えてしまいます。

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12月頃にはTOMYTECのジオコレの情景小物シリーズでも自動販売機のシリーズが発売になる予定ですが、それよりも一足早く入手できるのがこのこばるのマイスターシリーズの自動販売機です。内部にLEDを入れて光らせることも可能です。
LEDが無い通常キットは840円、配線済みチップLEDが4個入ったLEDセットは2520円です(いずれも税込)。LEDセットは単に配線済みLED付属するだけで、自分で電源周りの配線を行うものです。

私は自分で手持ちのLEDを使用するので通常のキットを購入します。しかし、配線済みLED一つ当たり420円で付属するLEDセットは、チップLEDに半田付けする手間と時間を考えると格安と言えます。横幅1.6mmの1608というタイプの小型のチップLEDは、端子部分が脆弱なので、結構歩留まりが悪いのです。もちろん、小さいので半田付け作業も面倒です。これまでに多数のチップLEDを無駄にしてきた私も、場合によっては1個あたり420円程度のコストで配線済みチップLEDが買えるのなら検討してみたくなります。
尚、こばるのショッピングサイトで配線済みチップLEDのみ購入すると、2個で1050円となります。ストラクチャーのセットで購入した方が単価が安くなります。

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セット内容は、自動販売機の大2個、中1個、笑1個、フィギュア1体、専用シール1枚です。写真のヘッダーの記載にはシールが欠落しています。
それにしても、大、中は良いとしても、「笑」って何だ?小の誤植かと思ってしまいます。セット内容を確認しないとこの謎は解けません。

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ヘッダーのホチキス針を外してセット内容を確認します。
ランナーに付いた自販機のパーツと、まさにジュースを購入しようとしているフィギュア1体、自販機のデザインがプリントされたシール、説明書が入っています。プラスチックの自販機パーツは無彩色です。

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4台分の自販機のパーツです。フィギュアは金属のピューター製です。アイコムのマイクロライフのフィギュアと同じ工場での製造かと思われます。
幅広の大サイズは幅8mm、高さ12mm、奥行き5mm、幅の狭い中サイズは幅6mm、高さ12mm、奥行き5mmです。それぞれ実物大の大きさでは高さ1.8mmの背の高い自販機となります。
笑サイズ、と称する小さいものは、支柱の上に設置するタイプです。本体部分の大きさは、幅3mm、高さ4mm、奥行き2mmです。これって、最近見なくなった、ある自販機じゃないでしょうか。

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自販機パーツの内側は空洞です。この部分にチップLEDの光源を設置することになります。自販機正面パーツには、内部の灯りがパーツ表面に貼ったシールを通して外に漏れるように、窓があけられています。大サイズのものは、窓が大きく出来るように裏側に筋が入っています。
笑(小サイズ)には極小チップLEDしか使用できませんが、大サイズ、中サイズならば、別に極小チップLEDである必要は無さそうです。自販機の底部に0.5mm程度の穴をあけて配線を通す旨、説明があります。

ただ、この白いプラ生地のままでは、内部に設置したLEDの灯りが行灯のように自販機全体を光らせてしまいます。組み立ての際には、パーツを黒く塗装して遮光措置を取る必要があります。

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付属の自販機デザインのシールです。このセットの4台の自販機サイズに合わせて作られています。大サイズ2台はジュース、中サイズ1台はタバコ自販機です。笑サイズは、やっぱり明るい家族計画の自販機でした。昔は薬局の店頭などに置かれて、未成年が簡単にブツを買えてしまったこの自販機、すっかり見かけなくなりました。

ただ、付属のシールの自販機では近年のタイプになってしまうので、鉄道模型少年時代のレイアウトに合いません。サイズがはっきりしているので、シールは自作したいものです。懐かしい自販機の情報を集めて楽しみたいものです。
こばるさんでも、オプションの自販機シールの発売が予定されています。三日月さんによると、ヤフオクでもこのサイズの懐かしタイプの自販機デザインシールを出品している方がおられるそうです。

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840円の自販機セットだけ購入していては送料がもったいないので、同じくマイスターシリーズの「提灯セット」の白と赤を1セットずつ一緒に注文しました。内部にチップLEDを入れて光らせることが出来ます。鳥居型提灯掛け1セットと、提灯6個がセットになっていて、赤白各セット735円。配線済みチップLED6個がセットになったLEDセットは2940円です。とりあえず、LEDは自前で揃えるので通常の735円のセットを買いました。
点灯する祭の提灯は、チップLEDとビーズを用いて自作していますが、きれいな形状の市販品が安価に購入できるのなら、それも試してみたいのです。後日、開封と組み立てを実施したいと思います。

彗星のように現れたレイアウト小物のニューフェイス、これからの発展が実に楽しみになってきました。大いに期待しています。

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2010年9月23日 (木)

「鉄道模型少年時代」専用ケースのおまけのラムネ露店の電飾改造

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

このところ、樹木の作成ばかりでレイアウト本体の工作が進まないので、細かい電飾作業ネタが多くなっています。今回も、小さな露店の照明作りです。

このシリーズには、約3万円のオプションにて専用のアクリルケースが販売されています。私も早々に購入しました。ケースを序盤に買ってしまうと、そのケースが勿体無くて途中でやめられなくなります。多くの方が私と同様に、その作戦に引っかかっておられることと思います。

01_2

透明アクリルケースには3つのおまけが付いていました。
茶店、水辺の子供のフィギュア、そしてラムネの露店です

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売り子が口に手を当てて客を呼んでいます。小さなビーチパラソルに下には、氷水に冷やされたラムネが並んでいます。
川原ではなく、駅前雑貨店の隣に置いて、夏祭り中の雑貨店の出店とするか、バス停の右側スペースにするか、設置場所についてはまだ迷っています。

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このビーチパラソルの裏側に、チップLEDを設置して照明にする計画です。
パラソルの裏側は、あえて遮光措置をせず、光が透けるようにしたいものです。

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今回のラムネ露店、先日電飾改造した金魚すくいの露店と似ています。
同じようにビーチパラソルの簡単な日除けだけです。パラソルの内側の骨に、裸電球を吊るしてあるという設定です。

05_2

使用するのは、直径2mmの白色チップLEDです。
チップLEDはいつでも使用できるようにいくつかストックしてあります。

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チップLEDの発光面をクリアーオレンジで塗装します。クリアーカラーは多少厚塗りしても光を透過します。

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パラソルの内側にチップLEDを接着します。配線はパラソルの支柱を沿わせ、露店のベースに穴をあけて下に通します。金魚すくいの露店の電飾作業と殆ど同じです。

08_2

パラソルの支柱に沿っている配線が丸見えです。裏側だからと言いながらも、これは何とか隠さねばなりません。

09_2

ホワイトのラッカーで、支柱に沿った配線を塗ります。
これでラムネ露店の電飾作業は終了です。

10_2

テスターに繋いで点灯テストです。
ラムネを冷やしている容器がかなり明るく照らされています。売り子の掛け声にも力が入りそうです。

11_2

パラソルの表側に、LEDの灯りが適度に透けました。金魚すくいのパラソルはいまいちの透け具合でしたが、こちらは良い感じです。

12_2

川原の出張販売から、夏祭りの露店に変更となったラムネ売りですが、これで夜になっても安心して商売が出来るようになります。

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「鉄道模型少年時代」第54号 唐松に見えない・・・

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こばるのマイスターシリーズ「提灯セット」の組み立て

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2010年9月22日 (水)

「鉄道模型少年時代」第54号 唐松に見えない・・・

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第54号です。

毎週木曜日が発売日ですが、今週は明日が秋分の日にてお休みなので、一日繰り上げて水曜日の発刊となりました。5月の連休の様に、9月も連休となれば1週お休みとなったところですが、現状では通常週と同じ扱いになっています。

5402

今回の付属品は、樹木5(唐松)です。
あまりモチベーションの上がらない樹木のフェーズが続いています。1ヶ月以上、毎週指に緑のフォーリッジをまぶし続けています。指先を緑色にしてウカウカしている間に、このシリーズも全体の72%まで来てしまいました。

50号までの購入者への全員プレゼント権利取得後は、市販のジオコレやフォーリッジなどを買い集めても、シリーズの完成形と同じ様なものが出来るために、売上部数が減少することが心配です。このシリーズは何と言っても本誌の記事が主となります。「市販品を買って、何とかいう奴のとろくせえブログ見てりゃ完成できるだろうぜ」何て方が出てこないよう、記事作成には注意したいものです。

5403

見慣れた形状の白い箱を開けてパーツを取り出します。
大小2種、2セットにて合計4本の唐松のパーツが入っています。モノ自体は、TOMYTECの市販の情景コレクション「ザ・樹木009からまつ」と同等品かと思われます。

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唐松の大、小それぞれ2本ずつ入っています。ベース、1段目、2段目、3段目の4つのパーツにて1本の樹木を作り上げる仕組みです。木は小さいものの、作成方法としては53号の杉と同じ感じです。

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ベース、幹、枝のパーツのアップです。
枝の部分には、樹皮の質感が塗装で表現されているとの解説があります。フォーリッジで隠れて見えなくなってしまう部分ながら、細かい部分にも気を配って作っているとのことなのでしょう。

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付属の緑色のフォーリッジは、先週の杉のものと同じものが付属しています。杉の作成にて半分近くのフォーリッジが余っているので、そちらから使用することにします。

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3つに分かれている幹と枝の部分の最も下部のパーツのみ、枝の部分を地面に水平になるように90度回転させて曲げる必要があります。無理をすると簡単に折れてしまうので、ゆっくり曲げます。

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2段目、3段目については、枝が最初から地面に水平になるようになっているので、そのまま幹部分を接いでいきます。

5409

幹の部分を接いで行く際に、アクアリンカーでは強度が不足したために、ジェル状瞬間接着剤を使用して横着します。
これで枯れ枝のバージョンの唐松が4本出来上がります。針葉樹ながら、落葉樹である唐松の冬の情景を作成することも出来るわけです。但し、最上部が地面に水平に拡がっているので、このままではちょっと唐松に見えません。フォーリッジを貼ったらまともになるでしょうか。

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晩秋には紅葉、冬には落葉する唐松ですが、今回のレイアウトは晩秋の光景なので、濃い緑色のフォーリッジを枝に貼っていきます。最初にフォーリッジを4本の木の分量に応じて分けておくべきだと思います。しかし前回の杉の余剰分もたくさんある上に、唐松はそんなに密集して葉を付けないので確実にたくさん余ります。最初から分けずに適当に1本ずつ葉を貼っていきます。

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下段の枝の先から、木工用ボンドを塗ります。
適度に垂れないように、製作マニュアルより少し多めに塗っていきます。葉を接着するのは枝の上面部分だけなので、下面にはボンドを付けません。

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下の枝から、小さくちぎって手で軽く丸めたフォーリッジを貼っていきます。
先週の杉の木同様、上の枝が邪魔になってきれいに貼れません。また、最初の内はフォーリッジを細かく切って少しずつ指で丸めてから貼っていましたが、だんだん指先がボンドとフォーリッジだらけになってきてうまく丸められなくなります。ちぎって貼るだけになってきます。枝に貼るよりも多く指先にフォーリッジが付着するようになってきたら、手を洗って仕切り直しです。

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何とか今夜中に枝にフォーリッジを接着したかったために、急いで作業を進めました。これから24時間放置して接着剤が乾燥した後に、木工用ボンド水溶液をフォーリッジに浸透させて葉の部分をガチガチにする必要があります。樹木の作成には3日掛りなので、初日にとりあえずフォーリッジの枝への接着だけは済ませておきたいのです。

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製作マニュアルでは、唐松の枝が所々見えるくらいのフォーリッジに貼り方となっていましたが、私の唐松はモコモコになってしまいました。これじゃ唐松じゃなくて広葉樹のようです。ボンド水施工して乾燥後に適当に間引きして調整しようと思います。
私の貼り方が悪かったのでしょうが、フォーリッジを貼ってもやっぱり唐松には見えません。

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樹木の作成以外では、神社の小山の斜面やアーチ橋周辺、水田周りなどにグリーンのパウダーを撒いて緑地を作成する指示があります。

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私のレイアウトの神社の小山の斜面には、ライトブラウンのパウダーで土の地面の表現がなされています。しかし、このままでは枯野原のようなので、グリーンのパウダーを撒いてからフォーリッジなどで変化を付ける予定です。しかし。まだ地面の一部パウダーを撒いていないので、もう少し先の作業になります。

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水田周りも、まだ地面の作成を終えていません。農家前の小道の造成などと一緒に、グリーンのパウダーを撒きたいと考えています。

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ジオラマグレードアップ講座では、レイアウト右手前の専用コントローラースペースの地面パネルを使用して、着せ替え人形の様に情景を替えて行くという遊びの商会がありました。私の場合はベースごと接着してパウダーを撒いて固定してしまったので着せ替え人形遊びはできませんが、製作マニュアルに忠実に作業を進めておられる方にとっては楽しい提案かと思います。しかも、読者の方々の作品情報を募ることも行うとの記載があります。

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次号、第55号の付属品は、樹木6(イチョウ)です。
6号に亘って続いた植物シリーズも、次回が最終回となります。指にグリーンのパウダーをまぶすのも最後です。苦手としていたジオコレの樹木作成ですが、3日掛りでじっくり葉を固着させることにより、何とか克服できた気がします。

また、農家前にグレーのバラストを撒いて農道を作成する作業の指示もあるようです。

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カーコレ第11弾 初代クラウンタクシーにLED内蔵して電飾

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」専用ケースのおまけのラムネ露店の電飾改造[

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2010年9月21日 (火)

カーコレ第11弾 初代クラウンタクシーにLED内蔵して電飾

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TOMYTECのカーコレクション第11弾の初代クラウンはずんぐりむっくりした独特のスタイルが魅力的です。「鉄道模型少年時代」のレイアウトに設置できるかどうかはわかりませんが、車内にLEDを仕込む方法にて電飾改造を施したいと思います。

パトカーや黒塗りのクラウンも魅力的ですが、今回はタクシーにライトを仕込みます。先日のミゼットよりはボディが大きいので楽かと思いきや、タクシーは点灯部分がひとつ多いので、思いのほか作業が難航しました。LEDは2個使用しています。

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このタクシー、ボディサイドに「東京駅構内タクシー」と記載されています。ルーフの行灯にも「東京駅」の文字が見えます。
「鉄道模型少年時代」のレイアウトは田舎の里山が舞台です。東京駅とは無縁ですが、レイアウトに設置すればこんな小さな文字は確認できないので、深く考えずに改造を実施します。

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カーコレは、ボディ、ウィンドウ、シャシー、タイヤ二組の5つのパーツに分解できます。初期のカーコレはウィンドウの透明樹脂パーツがブロック状になっていて車内にLEDを仕込むことが不可能でした。しかし、最近のものはウィンドウパーツが薄くなり、車内にスペースの余裕が出来ています。このタクシーも、車内にLEDを設置する方法にて改造を進めます。

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タクシーの外観上の最大の特徴は、このルーフに飛び出た行灯です。この行灯は、昔から空車サインとして使用されており、空車の際には光ることで目印となっています。この行灯を光らせてみたいと思います。つまり、いつも空車です。
行灯はウインドウパーツと一体成型でなく、三角柱を接着してある様子です。裏側から光を当てれば光ってくれそうです。

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ウィンドウパーツの裏側から行灯の真下に、直径1.6mmの穴をあけます。行灯部分の三角柱は内部が空洞なので、透明パーツ部分に穴をあけるだけでOKです。

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行灯を光らせるのは、横幅1.6mmの白色チップLEDです。
光ファイバーから導光させても良いのですが、やっぱり明るく輝かせたいので、チップLEDを一つ、行灯の為に使用します。

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先程開けた穴に、チップLEDをピッタリはめ込んでゼリー状瞬間接着剤で接着します。発光部分がスッポリと埋まった状態です。

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チップLEDを接着したままでは、周りの透明パーツから光が漏れます。行灯の周囲にラッカー塗料のつや消し黒で塗ってマスキングします。LEDの裏側も同時に塗っておきます。

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ヘッドライト、テールランプ部分にドリルで穴をあけます。ヘッドライトは明るく灯したいので、直径1mmの太い光ファイバーを使用するので、1mmドリルで穴あけです。
テールランプはそんなに明るくなくても良い上に、光ファイバーを曲げて反転させなければならないので、しなやかな0.5mmタイプを使用します。

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シャシー部分に、ヘッドライト、テールランプ点灯用の2mm幅のチップLEDを発行面を前にして接着します。砲弾型の通常タイプのLEDも搭載できなくはありませんが、車内に盛大に光り漏れを来しそうなので、コンパクトなチップLEDを使用します。

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ルーフ裏に行灯の付いたウィンドウパーツを取り付けた後、ヘッドライト、テールランプに光ファイバーを仕込みます。光ファイバーを4本まとめて熱収縮チューブに通します。
ボディカラーの黄色はLEDの光を良く透過するために、目立つ部分の裏側を黒く塗っておきました。

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シャシーに取り付けたLEDと、4本の光ファイバーの断面がピッタリ合う様に、長さと形状を整えます。
行灯のLEDと、ライト点灯用のシャシーのLEDとを直列接続します。

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LEDの周囲をアルミテープで遮光し、開口部を前向きにトンネル形状に整えます。赤丸印の光ファイバーが、アルミテープのトンネルの中に入るようにして、ボディとシャシーを組み合わせます。

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最後の仕上げとして、テールランプの光ファイバー露出部にクリアーレッドで色入れします。これで車体部分のライト点灯改造は終了です。
車体の床下から出ているのは、細いケーブル2本です。木製ベースの裏側にLEDを取り付ける方法に比べ、設置の自由度が格段にアップします。

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点灯実験です。車体内部にLEDを仕込む方法では、どうしても車内灯が点いた様に車内が明るくなってしまいます。
ヘッドライトと共に、行灯も明るく輝いているのが確認できます。行灯がやたらと明る過ぎますが、模型としてメリハリをつけるにはこれくらいの方が良いでしょう。

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テールランプは断面直径の小さい0.5mmの光ファイバーなので、控えめに光っています。反面、ルーフの行灯が眩いばかりです。

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細部の加工は拙いものがありますが、タクシーらしく行灯を光らせることが出来ました。手間が掛かっているので、何とかレイアウトに設置したいと思います。しかし、何処にでもおけるコンパクトなミゼットと比べ、現代の車に比べたら小さいとは言いながら、高級車のクラウンを農道や路地裏に置くわけにはいきません。レイアウトの仕上げ段階に、設置場所についてじっくりと検討したいと思います。

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赤いトラクターのヘッドライトは、シンプルな1灯で

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「鉄道模型少年時代」第54号 唐松に見えない・・・

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2010年9月20日 (月)

赤いトラクターのヘッドライトは、シンプルな1灯で

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

農家の庭にトラクターを設置しようとして、アイコムのトラクターのセットを購入し、前回紹介しました。小型ながらも良く出来た赤いトラクターです。
こういう乗り物を手に入れると、ライトを設置したくなってウズウズしたくなります。

トラクターのことなど何にも知らないのですが、昨日カズキさんがヤンマーのサイトを確認にて下さり、同じ様な小型トラクターのライトがフロントグリル?の上部に取り付けられていることが判明しました。

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写真の赤丸印の箇所に、1灯にてヘッドライトが取り付けられているものかと思われます。下部よりもライト取付の施工は難しくありません。

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ヘッドライトの光ファイバーは、ボディ下部から地面の木製ベース裏側に延ばします。木製ベース裏側に設置したLEDから導光して点灯するといった仕組みです。
バスや最近のカーコレは、ボディ内部にLEDを設置する方法を取っていますが、このピューター製のトラクターでは無理です・・・。LEDをボード裏に設置して導光させる従来の方法にします。

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ライトの光ファイバーを取り付ける位置に、直径0.5mmの穴をあけます。カーコレとは異なり、金属製なので少々時間が掛かります。
まず、ライト位置に千枚通しで印を付けます。

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トラクターをミニ万力で固定し、0.5mmドリルを装着したピンバイスを回して穴をあけていきますが、柔らかそうに見えたピューターも結構硬く、内部までムクなのでかなりの力が必要です、ドリルを折らない様に、細心の注意を払います。
ちなみにこのミニ万力、ダイソーで手に入れました。作業台に固定できるところが気に入っています。100円じゃなかったかもしれませんが、ホームセンターでは最低980円くらいはしてしまうモノなので、かなりお買い得です。ただ安いですが、品質もそれなりです。小作業には今のところ十分です。飽き足らなくなったら、高級品?を買おうと思っています。

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ピンバイスでは埒があかなかったので、電動ルーターにドリルを付け替え、ミシン油を塗りながら穴あけを行いました。電動ルーターならばあっという間の作業です。

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穴は、思った以上に急角度にあいてしまいました。光ファイバーの断面がかなり縦長になってしまうと思います。仕方ありません。
電動ルーターであけた穴は荒削りなので、ピンバイスを使用してゆっくり形を整えます。

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0.5mmの光ファイバーを穴に通します。0.5mmのぴったりの穴なので、結構きつい感じです。

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光ファイバーの切断面に、LEDライトを使用して光を当てます。
車のように2灯ならばそれなりに存在感があったでしょうが、たった1灯なのでちょっと目立ちません。農家の庭は塀などで囲われているので、もっと目立つように直径の大きな光ファイバーを使用することにします。

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ライトの穴を1mmにし、光ファイバーも直径1mmのものに交換します。
1mmの光ファイバーは硬いので、ドライヤーの熱を使用して真っ直ぐに車体下に伸びるように曲げます。

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車体下部の部分の光ファイバーをつや消し黒で塗ります。
ここを塗らないと、トラクターの下側から光が漏れてしまいます。

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光ファイバーが斜めに入っているので、光ファイバーの断面が縦長になります。しかもかなり大型のライトになってしまいました。実際のトラクターがこんなに大きなライトを取り付けているわけはありません。

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点灯状態です。
さすがに断面積が4倍になると、明るさもグッと増します。たった1灯でも、これで存在感もバッチリかと思います。

14

農家への設置は、地面の仕上げ後になるのでまだまだ先のことになります。

光源は、チップLEDをボール紙を重ねて作ったライトボックスに入れたものを使用します。地面の木製ベースに1mmの穴を開け、そこを通した光ファイバーの先端にピッタリ光が当たるように調節して設置します。ボード裏の設置場所に障害物があってはいけないので、ちょっと設置場所には制限が加わりますが、農家の裏側はあまり配線が無いので大丈夫かと思います。

燃える男の赤いトラクターは、夜もライトを点けて働くのです。

前回はこちら
燃える男の、赤いトラクター

次回はこちら
カーコレ第11弾 初代クラウンタクシーにLED内蔵して電飾

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2010年9月19日 (日)

燃える男の、赤いトラクター

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

今回は、小さな乗り物アクセサリーを弄んでいるという小さなネタです。

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レイアウト左側の農家の庭にトラクターを置きたいと思い、トラクターが付属しているTOMYTECの建物コレクション「農家C」を買いに行ったら、売り切れでした。メーカーにも在庫が無いらしいので、店頭に無ければ諦めるほかありません。

代わりに買ってきたのが、アイコムのマイクロ・ライフの「トラクター20ps」というセットです。価格的には、トラクターだけが欲しいのならば、農家を買うよりは安かったと思います。
アイコムでは現在、アイテムリニューアルの為か、多くの店舗で割引販売されているものを見かけます。価格については荒れるので公表を控えますが、定価よりもかなり安く入手できました。手に入る内に他のシリーズも購入しておきたいと思います。もちろん、新しくなるであろうシリーズにも期待しています。

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パッケージを開けると、トラクターとフィギュアが2体出てきました。フィギュアの1体は、トラクターの運転手です。スケールは1/144で、Nゲージより少しだけ大きいのですが、殆ど問題にならないと思います。

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写真で拡大すると、金属小物独特の質感です。手に取るとしっとりと重みがあって、なかなかの良い雰囲気です。一つ一つ手塗りで仕上げているので、細かい部分は少々はみ出し、よれていますが、TOMYTECの情景小物よりは高級感がありそうです。

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運転手をトラクターに乗せてみます。左手はハンドル、右手はレバーを操作していて、動きがあります。

赤いトラクターです。
昔、小林旭の歌う「赤いトラクター」というCMソングがありましたが、思わず歌い出したくなる気分になります。「ヤン坊、マー坊、天気予報」の時間に流れていたので、ヤンマーのトラクターのCMだったのですね。

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後部には、土を耕すためのロータリーが付属しています。まさに畑を耕している場面を再現できます。

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このトラクターがヤンマーなのかどうか知る由もありませんが、運転手のフィギュアをマイトガイよろしく、もう少し逞しくすれば、
「もえるおと~このぉ~~、あーかーいとらくたぁ~~、それがおまえ~だぜ~~」というハイトーンの歌声が聞こえてくるような雰囲気になります。昭和の情景バッチリです。

それにしても、トラクターという地に足の付いた実用品を、まるでスポーツカーの様に格好良く仕立てた当時のCM製作のセンスは素晴らしいと思います。何十年も経ってからでも、赤いトラクターを見ると歌い出してしまうほどに強烈に頭に刷り込まれています。

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とりあえず、農家の庭に置いてみます。
トラクター一つで、かやぶきの家がすっかり農家に見えるものです。派手な赤いボディカラーが、暗い色彩の中で映えます。

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道路側へ移動中の図です。
この道路との境目には、その内フェンスか生垣を設置したいものですが、今のところは開けっ放しです。正面の門の方はガッチリ塀で覆っているのに、横の道路側はスッカスカ。変な家ですが、トラクターが出動するにはラクチンです。

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トラクターに付属のフィギュアの他、ジオコレのザ・人間の「農家の人々」も手に入れています。ちょっと古くなったこのフィギュアセット、模型屋さんでよく安売りされていてお手頃価格で買えます。

ホンの少しの畑なのにこんなに大勢のお百姓さん要らないですし、シリーズ終盤で農家の人たちのフィギュアが付属するかもしれません。その際は、クワを持っている人以外は、畑以外の場所に出没してもらえば良いでしょう。

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赤いトラクターの正面部分です。
トラクターまでライトを点灯させる必要はありませんが、こういう乗り物の模型を手にすると、光らせたくてウズウズします。しかし、私は農具についてはまるっきり無知です。このトラクターのライト位置が、フロントグリル?の上部なのか下部なのか判別が付きません。一応、下部ということにして作業を進めようかと思っています。ご存知の方がおられたらお教えください。

でも、金属製(ピューター)の模型に穴をあけるのは難しく、作業失敗するかもしれません。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第53号 たった2本だが侮れない杉の作成です

次回はこちら
赤いトラクターのヘッドライトは、シンプルな1灯で

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2010年9月18日 (土)

ジオコレの電飾キットC(ライトアップ用照明)ちょっとデカイぞ!

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TOMYTECのジオコレの「電飾キットC ~ライトアップ用照明~」を買ってきました。定価は1365円(税込)ですが、安売り店なら1000円程度で入手できます。目下使用する当てはありませんが、LED6個入りのライトアップ用照明としては非常に安価なので、実験用としての購入です。

これまでライトアップ用照明の既存品は、外国製のBRAWAや国産のコスミックなど、非常に高価なものしかありませんでした。ジオコレでは電飾キットA、Bの建物内照明に加え、今回のライトアップ用電源と、少し敷居の高かったレイアウトへのLED照明を安価に提供し、身近にしてくれました。レイアウト照明についてもジオコレの功績は大きいと思います。「LED電飾したいけれど、半田付けや電気の仕組みなど難しそう」とお考えの方は、まずはこの電飾キットからLED照明をスタートし、飽き足らなくなってから自作に進むのも良いかと思います。

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パッケージ裏の解説と使用例の写真です。
これまでの電飾キットA、Bが、建物内部に設置して、窓や入り口から漏れる灯りを楽しむものなのに対し、今回の電飾キットCは、建物や看板等の外側から光を当ててライトアップするための照明です。

観光地の大きな建造物は、夜になると大抵ライトアップされて美しく輝いています。現代の夜景を再現するのには、無くてはならない照明といえます。

投光機等でのライトアップの手法自体は昔からありましたが、日本で広く普及したのはこの20年くらいのことだと思います。昭和の時代には、建物を外から照らすなんて無駄なことだという考えがあったのでしょう。

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電池ボックスと台座付きのLEDユニットがセットになっています。取扱い説明書も同梱されています。

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LED発光ユニットは一まとめにしてありますが、全てバラバラにして使用できるようになっています。必ず6つ使用するということではなく、使用数量だけ接続すればOKです。

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LED発光ユニットです。発光部からな、砲弾型と思われるLEDが確認できます。レンズなどは使用しておらず、直接LEDの光を照射するシンプルな仕組みです。
台座が付いていてLEDの上下の角度を変更することが出来ます。しかし、接合部がゆるゆるなので、角度を固定するには接着が必要です。コネクターを電池ボックスのサイドの取付口に差し込んで使用します。リード線の長さは約70cmです。

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上下の角度を変更できると言うアイデアは評価できますが、実物を手にすると、この電飾ユニットは大きすぎます。台座の長さは15mm程もあり、ミニレイアウトだと設置箇所が限定されます。
取扱い説明書には、「フォーリッジ等で目隠しするとジオラマの完成度も高まります」と書かれていますが、隠すためには小山を築かねばなりません。

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使用電源は、単三電池2本です。電池は付属していません。
電池ボックスは上面にスイッチ、側面にコネクター取付口6個があります。実にコンパクトです。

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コネクター取付口にはカバーが取り付けられているので、それを外してからコネクターを差し込みます。取付口からは、ピンヘッダの端子が6対見えます。
左がプラス、右がマイナスとなっていますが、どちらでもコネクターが刺さってしまうので要注意です。

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コネクターを差し込んで、スイッチをONにするとLEDが点灯します。
電池ボックスの中身は、低圧の抵抗が一つ入っているだけの簡単設計ながら、効率よくLEDを明るく点灯させます。白色LEDの灯りは、白色水銀灯の色をイメージしているとのことです。

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6個並ぶと結構明るいですが、実際のライトアップ用照明に比べて照射角が広く拡散してしまう様子です。かなり大き目のLEDにレンズやミラーを使わず、ただLEDの光をそのまま当てているだけなので仕方ありません。

私はライトアップ用証明というと、スポットライトのように光が収束しなければならないと思っていました。しかし、模型ならばこれでも十分に効果があるということなのでしょう。気軽にライトアップを楽しめば良いと言う事です。いつも市販品から、自作アイテムのアイデアがもらえます。

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試しに、作成中の「鉄道模型少年時代」のレイアウトの神社の本殿のライトアップをしてみます。ライトアップ用LEDを4個使用しました。
今まで暗かった本殿が明るく照らされており、効果的ではあります。しかし、予測していた通り庇で光が遮られてしまっています。遠くから見ている分にはこれで良いような気がしますが・・・。

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近くから見ると、巨大なLED発光ユニットが境内に鎮座しているのがわかります。不自然さ極まります。結局、今回の電飾キットCはかなり大型のレイアウトで無いと自然に設置することは困難なサイズと形状だと思います。

LEDの光をそのまま照らすライトアップ照明ならば、チップLEDを用いて自作した方が満足できるでしょう。但し、私はこの神社の本殿の左右には樹木を設置する予定なので、ライトアップは出来ません。

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こうなったら、電飾ユニットを使って遊ぶことにします。
昨日、奈良の東大寺で購入してきた大仏様のミニチュアをトンネル山に設置して6個のLEDで台座の下からライトアップします。黄金の大仏像がキラキラと輝き、後ろの壁にシルエットと金色の反射光が映り、非常に幻想的です。

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うーん、やっぱり妖しげな新興宗教のシンボルのようになってえいまいました。遊びとしては面白いのですが、これ以上続けると毘盧遮那仏に失礼なので、おふざけはこれまでとしておきます。

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自己責任の名において、LED発光ユニットを分解すると、全長5mm程の短いサイズの直径5mmの砲弾型LEDが出てきました。もちろん、レンズなど用いずにLEDの光を投射するだけです。

自作する時間の余裕があれば、ライトアップ用照明くらいは小型のものを作成した方が設置自由度が高まります。しかし、気軽に既存のレイアウトに設置してライトアップを楽しむには、今回の電飾キットCは十分に活躍できると思います。非常に安価なので、大レイアウトに複数セットを設置することも可能でしょう。

100均ショップのイルミネーション用LEDを応用すれば、更に安価に仕上げられますが、あちらは故障が付き物なので、安定して点灯させるにはある程度の知識が必要になります。その分、ジオコレの照明ユニットは多少丈夫です。まあ、電気モノは故障対応によりスキルアップしていくのですが・・・。

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電池ボックスは、単三電池2本の3Vの電源に、抵抗を一つだけ組み込んでから6対の回路に並列結線しただけの簡単な回路ながら、6対の端子それぞれにLEDを使用数だけ繋ぐことができます。何もライトアップ照明だけに使用せずとも、建物内照明の電源としても活用できると思います。

私の場合はお蔵入りとなってしまう電飾キットCですが、様々なレイアウト作成ニーズに応えてどんどん楽しい商品を発売しているTOMYTECさんの意欲に敬服です。もうすぐ待望のワイヤレスコントローラーも発売されることですし、しばらく目が離せません。というか、もとよりずっと離してはおりません。期待し続けたいと思っています。

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2010年9月17日 (金)

秋晴れの奈良公園散策にて憧れのスーパーアイドルに会う?

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今日は平日でしたが、ちょっとお休みをいただき、妻を帯同して奈良公園へ散策に出かけました。まだ残暑が残っているものの、適度に乾燥していて真夏の暑さは無いので、ブラブラ歩きには適した気候になってきています。興福寺から東大寺、春日大社を巡り、途中、老舗の奈良ホテルでまったり昼食を取ると言う修学旅行のようなコースです。実際に、今日は修学旅行生もたくさん奈良公園にやってきていました。

私の自宅の岡崎から奈良までは、東名高速、伊勢湾岸道、東名阪道、新名神等を通って片道約3時間のドライブです。

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最初に訪れたのは、世界遺産の興福寺です。
今回の我々の目的は、この興福寺の国宝館に展示されている、国宝の阿修羅像を見に行くことです。

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国宝館内は写真撮影が禁止されているので、これは売店で購入した絵葉書です。
非常に端正なマスクと8頭身の抜群のスタイルで仏像界のスーパーアイドルとしてファンクラブまである三面六臂(手が6本)の阿修羅像は、身長155cm程度で決して大きな仏像ではありません。しかし、その存在感は他の多数の国宝の仏像を圧倒していました。
昨年は国宝阿修羅展として東京などで行脚していた阿修羅像ですが、今年の3月1日より興福寺の国宝館の整備によって、ガラス越しでなく直接見ることが出来るようになりました。早く行こうと思っていたのですが、暑い盛りの公園散策は辛いので、ついついこの季節になってしまいました。

実際に展示されている状態では、数方向からのLEDでのライトアップにより、6本のしなやかに延びる腕のシルエットが後ろの壁に重なり合って映っており、非常に幻想的です。734年生まれ、齢1276歳のスーパーアイドルは、見る人の心を捉えて離しません。私は昔から、この阿修羅像を見ると、何となく故夏目雅子さんの銀幕での姿を思い出します。

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きれいに整備された国宝館です。
阿修羅像だけでなく、数多くの仏像が直に眺められるようになったので、内部は開放的になりました。昔、日本史の教科書や資料で見たことがある仏像が数多くあります。

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昼食は、奈良公園に程近い、老舗の奈良ホテルです。木造2階建ての重厚な本館は、築101年の由緒あるもので、皇族の方々の御用達です。
こんなところに泊まって夕食を食べると高くつきますが、ランチならば4000~5000円程度で楽しめます。今日は平日なので、数組の宴会が入っていたようですが、食堂は空いていました。

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新館にある日本料理店「花菊」で、秋限定のランチを取ります。
食べた食事の内容を披露しても自慢になってしまいそうなので自重します。仲居さんの気配りも利いていて、とても快適です。

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東大寺の大仏殿で、小さな大仏像を購入してきました。
小学生のときの修学旅行で訪れた際には、小さな大仏像は各種並べて売られていたものです。しかし、今ではこんなもの買う人が殆どいないのか、片隅に置いてあるだけです。高さは大仏様本体が5.5cm程度の小さなものです。金色に輝いていますが、スッカスカのプラスチックです。多くの修学旅行生もこんなものには目もくれていません。いい大人が恥ずかしいのですが、勇気を持って購入します。

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今日の大仏様です。
大仏本体の高さは約15m、台座が約2mです。見上げるその大きさに圧倒されます。

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邪魔な台は、簡単に外すことができました。
但し、模型に使用するには少々スケールが小さいようです。Nゲージサイズに換算すると、実物の半分くらいのサイズになってしまいます。

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戯れに、製作中の「鉄道模型少年時代」のトンネル山の上に置いてみます。
ううっ、デカイ!これでも実物換算の半分のサイズなのですが・・・。

山の上から里山町を睥睨している金光の仏像・・・ナンカの新興宗教のようです。ありがたいというより、一気に俗っぽくなっていしまいました。

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かといって、地べたに置くと、大怪獣のようになってしまいます。
もっと大きなレイアウトならば、大仏殿込みにて設置することも可能でしょうが、ミニレイアウトでは冗談になってしまいます。

ちなみに、阿修羅像のミニチュアは、近隣のお土産屋さんや奈良ホテル売店で6万円~10数万円売られていました。到底買える物ではありません。昨年は海洋堂が製作した全長150mm程度のフィギュアが2980円で売られていたのですが、ウカウカしている間に完売してしまったのか、興福寺の売店にもありませんでした。限定品は気が付いたときに手に入れておくものです。

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2010年9月16日 (木)

「鉄道模型少年時代」第53号 たった2本だが侮れない杉の作成です

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第53号です。

52号で指示されていた、稲荷神社から駅前雑貨店にかけての地面の造成があまり進んでいませんが、早くも1週間経ってしまいました。その部分の地面へのパウダー散布作業は、57号の石畳道の配布が済んでから行う予定です。
なかなか楽しくなって来ない樹木のフェーズが続いています。今回もサッサと仕上げたいという先走りの気持ちになります。

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今回の付属品は、樹木4(杉)です。
毎回同じ箱の中に、スッカスカにパーツが入っています。ジオコレの杉の流用だと言うことは、前回の予告で判っています。

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杉が2本分の枝と幹、土台のパーツに加え、グリーンのフォーリッジが一袋入っていました。

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杉の土台と幹、枝は、1本あたり10個のパーツに分かれています。先細りに上に伸びる杉の木を、順次上に積重ねるような製法で表現していくことになります。それぞれの枝の先は、四方八方に伸びています。

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今回付属のグリーンのフォーリッジは、かなり濃い色調です。針葉樹の葉の色を良く表現していると思います。
一番左が51号のモミジと柿の木のフォーリッジ、真ん中が52号の葉桜のフォーリッジ、そして一番右の未開封のものが、今回の杉のフォーリッジです。樹種によって、葉のフォーリッジの色調が異なるようになっています。枝振りが違っても、フォーリッジが一緒だと同じ様な木に見えてしまうものです。その点は、今回の多種の樹木はよく作り分けられています。

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木の幹と枝のパーツを組み立てていきます。
それぞれのパーツは、多目的ボンドのアクアリンカーを使用するという指示がなされています。杉の木を横に輪切りにしたような各パーツを、大きい順に並べて準備します。

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ベース部分と幹とは、レイアウトの地面に取り付ける際に外すかもしれないので、接着しないでおきます。その上から大きい順番に上に重ねていき、繋ぎ目をアクアリンカーで接着します。

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幹の接着部分は緩い箇所もあります。瞬間接着剤を使用したくなりますが、我慢して固着のゆっくりとしたアクアリンカーを使い続けます。

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頂上の細いパーツを取り付ける際に、ポキッと折れてしまいました。この枝のパーツ、かなり脆いと思います。仕方ないので、瞬間接着剤で補修します。白化してしまった箇所は、フォーリッジを貼ればごまかせるでしょうか。

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もう1本の杉も、同じように組み立てます。枝振りの変化をつけなくても、十分杉に見えます。このままだと立ち枯れた杉の大木のようです。

幹を接着したアクアリンカーが少し固着するまで、このまま数十分放置します。

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付属のフォーリッジを枝に貼り付けていきます。今回も、木工用ボンドの登場です。
色の濃いフォーリッジの手持ちが無かったので、53号の付属品を2分割して大切に試用していくことにします。

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下段の方から枝の先に木工用ボンドをつけ、フォーリッジを貼り付けていきます。しかしすぐ上の枝が邪魔で、うまくボンドが付けられないのがコマリモノです。前回までの樹木と異なり、上面にだけフォーリッジを貼ればOKとのことです。フォーリッジを節約しながら作業を続けます。

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1本目にて、やたらとケチケチしてフォーリッジを節約したので、2本作った後もかなりのフォーリッジが余りました。今回は、十分に余るだけの量が付属していたと思います。
まだ間にたくさんフォーリッジを貼れそうですが、あまりモコモコにするとせっかくの細かい枝が全く見えなくなってしまうので、これでやめておきました。
今回は、たくさんの枝があるので、50号の竹以来の長時間作業となりました。たった2本の木なのですが、接着剤が付け難い上に、指が入っていかないような箇所まで接着が必要となってくるからです。

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まだ木工用ボンドが乾きませんし、このままではフォーリッジの先からポロポロと崩壊していくので、後日木工用ボンド水溶液を浸透させる方法にて固めなければなりません。
杉の木は、神社の境内に置くと似合いそうであり、このシリーズの試作品でもそうなっているようです。本殿を左右から覆うような状態の大きな杉の木、いかにも実際の神社にありがちな光景です。

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今週の製作マニュアルの指示では、先週までに地面に撒いたパウダーの補修作業があります。シリーズ付属のブラウンのパウダーは軽い素材なので、ボンド水溶液に浮いてしまったり、気泡の部分に穴があいてしまったりします。その箇所を後で補修するということです。
地面をあらかじめ情景テクスチャーペイントで下塗りしたり、昨日取り上げたリアルサンド等の素材を使用する方法もあるかと思います。リアルサンドだと、ボンド水溶液がサッと浸透するので、浮いて流れたり、気泡で穴があいたりといったことが、かなり予防されます。

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ジオラマグレードアップ講座では、自作の木の作り方が解説されていました。自然の木の枝を利用して作成した木は簡単に量産できそうです。今のように、ジオコレなどで安価な木のパーツが売られる前は、結構工夫して木々を作成していたはずです。

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その他、糸針金とフォーリッジを使用した、柳、白樺、桃など、様々な樹木の作成方法が書かれています。この写真に映っている柳はかなり良い雰囲気です。お墓の近くに設置したら、幽霊が現れるかのような光景を作成できそうです。

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次号、第54号の付属品は、樹木5(唐松)です。これまでの樹木と施工に違いは無いでしょう。フォーリッジの色合いが、今回と全く同じようなのが心配です。9月の連休の週なので、普段よりも一日繰り上げた22日水曜日の発売予定です。たまたま22日は仕事が多忙なので、首尾よく書店に受け取りに行けるかが心配です。

今迄の樹木55号 樹木6(銀杏)です。55号にて、かなり苦痛を感じる樹木の作成がようやく終わることになります。労多い割に、達成度や満足感が得られない不思議なストラクチャー群です。

明日はお休みを頂いて、秋の行楽に出かけます。ちょっと工作はお休みとなってしまいます。

前回はこちら
モーリンのリアルサンド、地面の下地に使いやすいぞ!

次回はこちら
燃える男の、赤いトラクター

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2010年9月15日 (水)

モーリンのリアルサンド、地面の下地に使いやすいぞ!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

先日、かめきちさんから砂地の造形用に使用する素材として、モーリンのリアルサンドのナチュラルを紹介して頂きました。粒が細かくてなかなか使いやすいとの事だったので、私も早速購入してきました。いつも有益情報ありがとうございます。

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いつもの模型屋さんで、各色取り揃えてフックにぶら下がっているのは知っていましたが、KATOやTOMIXのものばかり購入していてノーマークでした。天然の硅砂を使用しているとの事なので、ずっしりと持ち重りがします。しっかり砂が詰まっている感触です。
120ml入りにて、安売り店なら300円程度で買えるのでお手頃です。

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モーリンでは、各種ジオラマ作成素材を展開しています。このリアルサンドも、実に様々な色が揃っています。今回は、実験用にまず一つということで分校の運動場のイメージにてナチュラルタイプを選択しました。
砂の固着には木工用ボンド水溶液の使用の他に、マットメディウム(リキテックス)を使用することが奨められています。確かに、乾燥後にツヤが無くなってより自然な砂の雰囲気が出るかと思います。でも、私は持っていないので木工用ボンド水溶液を使用します。機会があれば、マットメディウム施工も試したいものです。

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土や砂の地面を表現する素材として、KATOのバラストやTOMIXのカラーパウダーを使用しています。今回、それにリアルサンドを加えようという考えです。
KATOのバラストは、砂の感じを表現するのに良いのですが、地面造成後にストラクチャーを固定しにくいという難点があります。TOMIXのパウダーは、軽くてお手軽ながら、撒布後に木工用ボンド水溶液を垂らした時に流れたりして、土台のパネルボードが露出してしまったりします。それぞれ一長一短あります。

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既に、分校の運動場にはKATOのバラストを撒いて固着し、白茶けた砂の地面を表現しています。雰囲気としては上々なのですが、柵や旗ポールなどのストラクチャーを接着する際はかなり面倒です。アクアリンカーを多めにつける必要があります。

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校舎の右側の目立たないところに、今回のリアルサンドを撒いて違いを確認したいと思います。
このリアルサンドの袋、チャック袋になっています。開封しても使用後に漏れない様に締めることができます。また、袋自体も簡単には破れないくらい丈夫です。TOMIXのパウダー等は輪ゴムを使用していますが、劣化して切れたりしてパウダーをこぼしています。開封した袋の口を閉じる道具も各種使っていますが、収納場所の効率を考えると、リアルサンドのチャック袋は最適の方法かと思います。

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運動場の片隅の、KATOのバラストで施工した上に、リアルサンドを少量撒きます。この部分は木を植える予定なので、多少失敗してもリカバリー出来ます。
リアルサンドの色が白っぽいので、ここだけちょっと浮いているように見えます。

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しかし、木工用ボンド水溶液を浸透させると、色が濃くなってリアルサンドがバラストの隙間に入り込んでしまって目立たなくなってしまいました。最初から土台として使用しないと、質感が掴めない様子です。

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他に影響を及ぼす必要の無い場所で実験を続けます。
レイアウトの右上の、駅前雑貨店の前の部分にリアルサンドで地面の土台を作ることにします。各場所ごとに地面の素材が異なっていますが、実際の地面もそんなものなので気にしないで色々使用することにします。
撒いた状態だと、白い砂が広がり砂浜のようです。

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木工用ボンド水溶液を浸透させると、水分によって少し色が濃くなります。サラサラの砂に、ボンド水がスムーズに浸透します。TOMIXのパウダーだと、流れて穴があいたりするものです。

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ちょっとボンド水を垂らし過ぎました。
しかし、パウダーならば穴があくこと必至の気泡の部分でも、しっかりと地面に張り付いています。地面に薄く、一様に撒いていくには適した素材かもしれません。

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一度、木工用ボンド水溶液を垂らした地面には、上からパウダーを撒いても乗りが良くなります。ブラウンだけでなく、グリーンのパウダーも、リアルサンドの土台の上ならば踊らずに固着することでしょう。パウダーと異なり、砂の地面にはストラクチャーの固定が難しいのですが、それでもKATOのバラストよりは楽に設置できそうです。

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乾燥したら、元通り白っぽい砂地になります。
砂自体は単色なので、他のカラーとブレンドしないといけないかと思っていたのですが、乾いた砂地の表現ならば十分いけることがわかりました。粒が小さいのですが、砂の素材自体が重いので、細かい部分への施工も簡単です。周りに飛び散りにくいと思います。なかなか決定版という素材は見つからないのですが、アレコレ使用して経験を積みたいものです。

明日発売の53号は、杉の木です。まだまだ指をベタベタにする樹木シリーズが続きます。但し、苦痛だったこの作業に慣れた頃には樹木製作は終わってしまいそうです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」応募者全員プレゼント車両「里山交通キハ2001形」到着!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第53号 たった2本だが侮れない杉の作成です

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2010年9月14日 (火)

零戦残骸のレストア光景?

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。今回は工作はしていませんが、途中経過をチェックしました。

先日、勤めている会社の傍系子会社の社長さんより、一冊の冊子を渡されました。

「よかったらお貸ししますよ」とのこと。仕事の話でなく、零戦のことです。私の工作のことが周囲にも広く知れ渡っているようで気恥ずかしくはありますが、ありがたくお借りします。

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「零戦よ甦れ ゼロ戦復元の記録」という表題のごく薄い冊子です。
貸してくれた方は、デアゴスティーニのシリーズは購読されていませんが、プラモデル等の製作でこの冊子の写真に参考になる箇所があったとのことです。思わぬところに同好の士がいるものです。

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これは河口湖自動車博物館の館長の原田信雄さんが発行された冊子です。河口湖自動車博物館の飛行館で入手できるものかと思います。

多くの自動車と共に、貴重な零戦が保存されている河口湖自動車博物館は、毎年8月しか開館していません。今年も遂に訪れる機会がありませんでした。完成間際の来年の8月には、何とか「卒業記念」と称して見学に訪れたいものだと思っています。

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南洋の旧海軍航空隊前線基地跡で、熱帯の草木に埋もれていた零戦を発見し、日本に持ち帰ってレストアする過程の記録です。多くの写真で各部のパーツが詳しく解説されています。殆どの写真がモノクロなのが残念ですが、零戦の仕組みがよく理解できます。
坦々と写真と解説文が並べられているのですが、完全な復旧には凄まじいまでの苦労があったことと思われます。

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南洋の島の残骸から、美しく零戦二一型が復元されて、展示されている様子です。残骸の中でも使用できるパーツは、きれいに復元して利用しているとの事です。
もう1ヶ月早くこの冊子を見ていたら、是が非でも河口湖まで出かけていたかと思われます。

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零戦関連の図書やDVDはボツボツ買っていますが、その中で最近のお気に入りは、この藤森篤さん著の枻文庫(えいぶんこ)の「21世紀の零戦」です。
世界各地に保存してある零戦を追って、多数の写真で綴った本です。カラー写真満載ながら、文庫本サイズなので、通勤中にも楽に読めるので、何度も読み返しています。表紙のプレーンズオブフェイム航空博物館の、オリジナル栄エンジンの零戦五二型についてもたっぷり取り上げられています。

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もう1年も前に出版されている本ですが、最近でも書店で一際カラフルな枻文庫コーナーに山積みされています。
先述の冊子の河口湖の零戦復元についても、多くの写真と共に、原田氏自身による詳しいレポートがあります。零戦復元に際しての熱い思いが伝わってくるようです。

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作成中の、16分の1サイズの我が零戦の現状です。
作りかけのプロペラとエンジン、左右の翼の骨組み、胴体フレーム、尾部フレーム、いずれも全て未完成です。現在、全100号中55号まで進行していますが、どのパートも出来上がっていません。仕掛品の山です。

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創刊号に付属してきたプロペラ、序盤に若干の組立てを行ってからずっと放置が続いています。メタルプライマーを塗布してありますが、まだ塗装指示はありません。エンジンも、かなりの期間パーツ取り付けを行ってきましたが、未だ未完成です。単体で飾ることもできません。

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創刊号に付属してきたシリーズガイドを確認します。
もう1年以上も前に入手してたものなので、中身は良く覚えていません。しかし、このシリーズガイドに書かれていた手順とは異なる進行状況であることはわかります。

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シリーズガイド中の進行予定を見ると、
・1~30号 左翼とエンジンを組み立てる。
・31~60号 右翼と胴体の前部を組み立てる。
となっています。

もう55号を過ぎましたが、30号までに出来るはずのエンジンは、まだ完成していません。また、写真の様に60号までに胴体の前部が完成する見込みもありません。現在、公式HPでは58号までのパーツ予告がなされていますが、コクピットにキャノピーが取り付けられて完成するような予兆もありません。なのに、胴体後部フレームは既にかなり進行しています。

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以降は、これから先の作業です。
・61~90号 内部フレームの組み立てがほぼ終了
・91~100号 最終の艤装を行い、ついに完成
この調子だと、部分的に外装パーツを配布していくことが予測されます。骨組みだけのスケルトンモデルを作成している方は、艤装が最後だと途中で購読を終えてしまいかねません。

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特にエンジン。予定では、30号までに完成しているはずでした。
しかし、まだ吸気口や減速室などはこれからの配布です。エンジン単体で飾ることもさせてもらえません。エンジンが目的の方も、他のパーツを同時進行で作らされています。一つの模型を作り上げるクラフトマガジンは、最後まで工作を楽しませるために、パーツの配布順の検討が行われていて、計画は当初から大きく変更になります。この零戦でも、幾度も討議されて現状のようになっているのでしょう。

エンジン完成前に、オプションのプロペラ+エンジンサウンドユニットが発表されてしまいました。

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これまでのパーツを零戦の形状に合わせて並べると、かなり飛行機の外郭が出来てきていることに気が付きます。そして、予想以上に大きい!全長は大したことは無いものの、翼端から翼端までは、作業台からはみ出しかねません。完成後の置き場所に苦労することは間違いありません。

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ただ、骨組みだけの零戦パーツを並べると、何だか南洋の零戦の残骸の様に見えてきます。これからレストアするんじゃなくって、組み立てていくのですが、この状態では不時着してバラバラになった機体のようです。

シリーズ終盤になって各部を接続し、一気に完成に向かっていくのでしょう。モチベーションを保って、未作成のパーツを溜めないように製作を続けていきたいものです。

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「週刊零戦をつくる」第55号 尾翼の形が見えてきた!

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「週刊零戦をつくる」第56号 1年放置してきたプロペラをバラバラに!

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2010年9月13日 (月)

「週刊零戦をつくる」第55号 尾翼の形が見えてきた!

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第55号です。

前号の54号と共に昨日朝に届いたので、書店発売日の明日に先立ちレポートすることになりました。発売日よりも作業が先行することは非常に珍しいのですが、それはオプション発売の予告のカンフル剤によるモチベーション向上も手伝っているようです。ちょっと先取りするのは、良い気分です。

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55号のパッケージの中に、先日DMで届いたものと同じオプション品と零戦ツアーのパンフレットが同梱されていました。多分、明日の書店発売分にも入っているものと思われます。すぐ次の号にて届けられるものなら、わざわざDMなど送らなくても良かったのでは、と思われますが、それはこのオプション品へのデアゴスティーニ側の思い入れの強さがあるのでしょう。
私は、DM到着後早々にデアゴスティーニの通販サイトから注文しました。でも届くのは約10ヵ月後の来年7月です。その頃には、この零戦模型も完成間近となっています。

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今回のパーツは、尾部の胴体フレームパーツ及び、作業に変化を付けるための胴体燃料タンクです。中盤に入り、ずっとパーツ小出しの号が継続しています。100号もたせるために、調整フェーズに入っているのかもしれません。耐え忍ぶ時期に合わせてオプション発表を行ったのでしょう。

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部品の一覧です。
隔壁(14番)、隔壁(15番)、隔壁(15.5番)、隔壁(16番)、胴体燃料タンクです。
立体パーツの胴体燃料タンクが無かったら、本当に寂しいパーツ構成となっているところでした。

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今回の作業は、尾部の胴体フレームと胴体燃料タンクの組み立てです。
前号までに組み立てた尾部の胴体フレームに縦通材と隔壁を加え、胴体フレームの防火壁の操縦室側に胴体燃料タンクを取り付けます。尾部フレームに、垂直尾翼を取り付けるフレームが取り付けられて、筒状だったフレームに立体感が出てきます。前回付属の潤滑油タンクの取り付けは、まだ行わない様子ですが、取り付け位置は今回確認できそうです。

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唯一の立体パーツの胴体燃料タンクですが、前回の潤滑油タンクと同様に汚く汚れています。金型から外すときの剥離材の後とのことです。塗装すればわからなくなるので、放っておきます。

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燃料タンクの下部に、成型時に生じた大きなゲートが飛び出しています。これは切除せねばなりません。
他の箇所はきれいに作られているのに、なんでこんな大きなゲートをわざわざ残してあるのかは疑問です。今回の工作作業を充実させようという、デアゴさんの親心なのでしょうか。

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ゲートには、切断面にナイフで筋を付けてから、ラジオペンチで折り取ります。やすりで切断面を削って整えます。

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胴体燃料タンクは、塗装後に胴体フレームの前部の防火壁の操縦室側に接着する指示がなされています。しかし仮組みしてみると、防火壁の穴と胴体燃料タンクの突起が合致しません。個体差があるでしょうが、私のパーツはそのままでは取り付けできないので、赤丸印の突起の外側をやすりで削って防火壁の穴に差し込めるようにしました。

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今回付属の全パーツに、メタルプライマーを塗布します。
胴体燃料タンクは、裏側は塗る必要が無いので、造形のある表面のみです。

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メタルプライマーが乾いたら、全てのパーツを青竹色に塗ります。

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塗料が乾燥したら、組み立て開始です。隔壁の14番、15番を胴体フレームの後部の切り込みに差し込みます。まだ下部しか固定しないのでブラブラしていますが、だんだん尾翼の形が見えてくるようです。

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前回付属の尾部縦通材を、切り込みに合わせて差し込みます。
差し込んだ後、楊枝の先で瞬間接着剤を流し込んで固定します。

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左右とも尾部縦通材を差し込むと、後部に大きく突き出る形になります。結構簡単に曲がってしまうので、取扱いには注意しようと思います。

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隔壁の15.5番、16番を差し込み、上部に真っ直ぐに伸びるように調節して固定します。

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次に、51号で貼り合わせてからずっと保管してあった7番bの隔壁を取り出します。
これは、中央部の胴体フレームと尾部胴体フレームとのジョイント部分のスペーサー代わりになります。

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尾部胴体フレームの際全部の隔壁に接着するのですが、塗装面があるまま貼り付けると、胴体フレームに取り付けられません。やすりで塗料を削り取りました。

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7番の隔壁にピッタリと密着するように接着します。

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正確に取り付けられれば、胴体フレームと尾部フレームはちゃんと取り付けられます。
上部に止めるであろうビスを外すことにより、胴体中央部と尾部とを分割できる構造なのでしょう。

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胴体フレームの最前部に、内側から胴体燃料タンクを接着します。かなり重いパーツなので、後でゴロリと外れないかが心配です。

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今回の作業指示にはありませんが、胴体燃料タンクから防火壁を挟んで、前回塗装した潤滑油タンクを取り付けるのだろうと思います。位置確認を実施しましたが、どうも4箇所の突起の内、上の2箇所の位置が合いません。

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潤滑油タンクの裏側の上部の2つの突起の外側を削り、胴体燃料タンクの穴部分と合致させるようにしておきました。

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おそらく、近い内に潤滑油タンクの取り付け指示があると思います。
その際にも安心です。

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今回の作業はこれで終了です。
胴体後部フレームに、上に伸びる尾翼部分の骨組みが加わりました。巨大零戦模型も、かなり全体の形状を確認できるようになってきたようです。

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次号、56号のパーツは、引き続き尾部フレームのパーツに加え、減速室が付属します。
1年近く放置してあったプロペラパーツを取り出し、後部に減速室を取り付ける様子です。単純なフレーム構築だけでなく、作業に変化をつけてあるのですが、この時点まで続けてきている読者には、変化をつけるメリットは少ないかと思います。どの箇所もあえて完成させないというデアゴスティーニ側の都合なのでしょう。

その次の57号では、後部フレームに方向舵パーツが加わります。かなり零戦の胴体のイメージが出来てくるようです。また、艦載機としての重要な装備である着艦フックも取り付けていきます。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第54号 尾部の地味な作業だが、オプション発表のカンフル剤効果で乗り切る!

次回はこちら
零戦残骸のレストア光景?

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2010年9月12日 (日)

「週刊零戦をつくる」第54号 尾部の地味な作業だが、オプション発表のカンフル剤効果で乗り切る!

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第54号です。

デアゴスティーニからの直販の通販で購入していると、地方によりますが大抵届くのは奇数号の発売日の火曜日です。しかし54、55号の今回は、久し振りに日曜日に届いたので、週末に作業が始められます。しかも先日、プロペラ+エンジンサウンドシステムのオプションパーツ発表という強力なカンフル剤が注入されたので、結構やる気が復活しています。
良い気分の間に、サッサと作業を始めます。内容的には単純な組み立てでした。

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54、55号の入っている薄いビニール封筒の中に、10月5日に創刊される「週刊マクラーレンMP4-23」のチラシが入っていました。全65号のシリーズで、創刊号は890円。2号以降は1790円です。2008年のルイス・ハミルトンのチャンピオンマシンが原型です。
スケールは8分の1のビッグサイズ。F1モデルで8分の1といえば、現在シリーズ進行中のフェラーリのF1モデルと同一スケールですが、あちらがラジコンなのに対して、今回のマクラーレンは純粋な精密ディスプレイモデルです。ただ、パーツは全て塗装済みで、スポンサーロゴなども一部を除き印刷されているので、組み立ては難しくないと思われます。

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全65号購読者へのプレゼントは二つもあります。
2008年のマクラーレンMP4-23のステアリングの4分の1スケールモデルと、専用スタンド付のレインタイヤです。これらは完成模型と一緒に飾ると格好良さそうです。ディスプレイ用のアクリルケースや要目票等をプレゼントとしていないので、別に販売するであろうことは予測できます。

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また、定期購読の申し込みの方には、80×50cmの大判のマルチクロスと図書カード500円分をプレゼントするとのことで、えらく大盤振る舞いです。英国シルバーストーン・サーキットのコースがプリントされたマルチクロスは魅力的です。

今回のシリーズ、フェラーリじゃなくてマクラーレンであることは非常に興味深く思います。私も創刊号は購入するでしょうが、近年のF-1はあまり見ていないので、続けて購入することは無いと思います。MP4-4アイルトン・セナモデルだったら間違いなく購読していたのですが、それだと商売にならないでしょう。セナ最後のマクラーレン、MP4-8でもいいなあ。あ。スプーンカーブで見た最後の鈴鹿での走りは、今でも目に焼きついています。・・。以上、戯言でした。

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さて、新シリーズのチラシ検分が終わったら零戦です。

今回のパーツは、尾部の胴体フレームの一部、そして変化を付けるために付属するエンジンの潤滑油タンクです。ペラペラパッケージはずっと継続中です。潤滑油タンクが無いと、紙のような薄さになるところです。

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部品の一覧です。
隔壁(7.1番)、隔壁(7.2番)、隔壁(7.5番)、隔壁(8.5番)、隔壁(13.5番)、潤滑油タンク、尾部縦通材(a)、(b)です。

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今回の作業は、尾部の胴体フレームと胴体燃料タンクの組み立てです。
前号までに組み立てた尾部の胴体フレームに縦通材と隔壁を加え、胴体フレームの防火壁の操縦室側に胴体燃料タンクを取り付けます。全てのパーツを青竹色に塗装します。暑い季節は塗料の乾燥が早いのではかどります。

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今回唯一の立体的なパーツである潤滑油タンクですが、なんだか薄汚れています。冊子の裏表紙のパーツ写真を見ても同じように薄汚れているので、エラー品ではありません。解説によると、製造工程でパーツを金型から剥がすための剥離材が残っているとのことです。
そんなの、今迄のパーツにあまり残っていなかったがなあ・・・。塗装すればわからなくなるので問題はありません。

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いつものようにパーティングラインをやすりで削り取ります。
剥離材部分は塗料の乗りが悪くなるので、紙やすりで取り除く指示があります。少しやってみましたが、ツヤが出てピカピカしてしまうので、適当でやめておきました。

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全ての付属パーツにメタルプライマーを塗ります。
潤滑油タンクは、造形のある側だけでOKとのことです。

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メタルプライマーが乾燥したら、青竹色で塗装します。
前回は、尾部フレームにパーツを取り付けてから塗装しましたが、今回は塗りにくくなりそうなのであらかじめパーツの時点で塗装することにしました。

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尾部縦通材を切り分けます。今回は、長いものと短いもの2種2本ずつです。長い方のみ今回の作業で取り付けます。短い方は、次号にて使用します。
ナイフで筋を深く入れてから折り分け、切断面をやすりで整えます。

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今回付属の5枚の隔壁を取り付けていきます。

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まず、最も前方の部分に1番の隔壁を差し込んで接着します。
溝に接着剤を塗ってから、サッと一発で固定しました。

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2番から4番までの隔壁も、順番に差し込んで接着します。

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長い方の尾部縦通材を、フレームの下部の中心から数えて1つ目の溝に差し込んで接着します。これは冊子の指示通り、あらかじめ差し込んでおいてから、楊枝の先などで瞬間接着剤を浸透させる方法が良いようです。

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もう1本の尾部縦通材も接着します。
かなり後部にはみ出ます。この部分には尾翼が取り付けられるのでしょう。

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残っている13.5番の小さな隔壁を、尾部縦通材のはみ出た部分の一つ目の溝に差し込んで接着します。これで今回の作業は終了です。中途半端な気がしますが、続きは同時に到着した55号にて行います。明日以降に落ち着いて作業する予定です。

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潤滑油タンクは今回塗装しただけでした。次号でも取付は行わないようです。

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次号、55号のパーツは、引き続き尾部の胴体フレームと胴体燃料タンクです。
暫く尾部フレームの作業が続きます。但し、次回は尾翼部分の一部が形成されるので、筒状だった尾部フレームに大きな変化が訪れるようです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」びっくりのプロペラ+エンジンサウンドシステムのオプション!

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第55号 尾翼の形が見えてきた!

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2010年9月11日 (土)

「鉄道模型少年時代」応募者全員プレゼント車両「里山交通キハ2001形」到着!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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全75号のこのシリーズの、50号までに付属する応募券を送ってもらえるプレゼント車両が到着しました!

50号には9月中旬以降の発送との説明だったので、少々早く届きました。発送伝票の受付日は9月9日となっています。いち早く応募用紙を送った方々に、第一弾を一斉に送ったのでしょう。他の方々の所にも、昨夜から今日にかけて届いたとのご報告を頂いています。

9月9日の発送に間に合わなかった方々の所にも、第2弾、第3弾の発送にて到着していくことと思います。雑誌の発行部数から、十分に足りる数量を製造しているはずだからです。今日届いたのは、おそらく私と同様に50号の入手と同時に応募券を出したような気の早い方々のところかと思います。

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開封すると、プレゼント車両のお届けのお知らせ手紙と共に、講談社Nゲージジオラマ製作マガジン「鉄道模型少年時代」応募者全員プレゼント、「KD2-P1]オリジナルモデル「里山交通キハ2001形ディーゼルカー」と書かれた白いボール箱が出てきました。製造元はTOMYTECです。

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封印シールを切ってボール箱を開けると、TOMIXのプラスチック製車両ケースに入った車両が出てきました。何度も冊子に写真入の解説で登場しているので、今回改めて驚くようなことはありませんが、新しい車両を手にする瞬間はは嬉しいものです。

車両ケースの台紙にも、きちんと今回のオリジナル車両名が明記されています。特別注文品ながら、相当の数量を製造したのでしょう。

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車両ケースの側面は、通常のTOMIXの車両では実車の能書きやオプションパーツのリストとなっているのですが、今回の車両は「鉄道模型少年時代」のロゴが大きく書かれています。他の市販品と同じ様なケースながらも、特別感バッチリです。

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何はともあれ、車両を取り出して検分します。
16m級の小型車両で、クリームとブラウンのツートンに塗り分けられています。モデルとなっている車両は、富士重工のLE-DCタイプの軽気動車です。スタイルは見るからに平成生まれの近代車両ですが、トラディッショナルなツートンカラーにより、少し昔の車両をイメージしているのかと思われます。車両のサイドには、架空の鉄道会社である里山交通の社章と、キハ2001の記載が見えます。

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前面の縦長に大きく広がるパノラミックウィンドウが特徴的です。窓の下には2灯のヘッドライトとテールランプのコンビネーションランプが並びます。窓の上部には行き先表示板があり、「里山」と書かれています。里山駅は、鉄道模型少年時代のレイアウトの中の唯一の駅なので、この行き先表示機は嬉しい演出です。
下部には大きなスノープローを取り付けています。里山は冬場には雪が降るようです。晩夏の光景を再現した今回のレイアウトですが、他の季節の状況も窺い知ることができます。

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側面は大きなユニット窓が並び、天井にはクーラーが取り付けられています。レイアウトのイメージの昭和30~40年代には、こんな単行のローカル線の車両にクーラーがあるなんてありえないことでしたが、細かいことは気にしないことにします。

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車両の床面には、「TOMIX2617」の記載があります。また、TOMIXブランドなので日本製です。少々前の模型にはTOMIXでも中国製の動力がありましたが、最近は日本製になってきているようです。鉄コレ動力などとは一線を画しています。ということで、この車両はかなり高価なはずです。

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今回の里山交通キハ2001形と同じ動力、同じボディ金型を使用している市販車両があります。TOMIXの樽見交通ハイモ295-315です。いち早く入手して、鉄道模型少年時代のレイアウトを走らせて楽しんでいました。

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ボディのカラーリングが全く異なるので、全然違う車両に見えます。でも良く見ると、実は同じものであることがわかります。プレゼント車両の企画の段階では、この原型のハイモ295-315は発売されていませんでした。16m級の車両を作成する際に、金型をうまく活用したのでしょう。
この市販品のハイモ295-315の価格は、定価にて6615円(税込)です。たった1両の小型車両としては、なかなかの高級品です。今回のプレゼント車両、小さいものながら、かなりの価値があるかと思います。

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カラーリングを無視すれば、瓜二つの2両です。ハイモ295には後付パーツとして天井のアンテナがありますが、それらはキハ2001形では省略されています。模型としては、すっきりとしていて好ましく思います。

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創刊号に付属してきたキハ1001形と並べます。
元々は、食玩クオリティの鉄道コレクションの車両であった国鉄キハ04形を原型としているので、模型としてのクオリティは全く異なります。2つの車両の間には、「玩具」と「模型」の境界線が画然とあります。しかし、昭和の初期の情景を色濃く残したキハ1001の持つローカル色は、新型車量と並べるとより魅力的に見えるようです。金太郎風の塗り分けも好ましく見えます。

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この2種類の車両、全長が僅かに異なります。また幅もキハ2001の方が広くなっています。レイアウトの中の駅のホームなどがキハ1001にギリギリの配置だと、干渉する恐れがあるので要注意です。

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製作中の鉄道模型少年時代のレイアウトに設置して試運転です。コントローラーは、TOMIXのN-1000CLを使用しています。
この車両は、進行方向のヘッドライト、後方のテールランプ、そして室内灯が点灯するのが特徴です。スロー走行からハイスピードまで、非常に安定しています。鉄コレ動力のキハ1001も走行性能は高いのですが、それを更に上回る高性能です。
但し、ライト点灯や滑らかなスロー走行などの高性能は、シリーズ付属のコントローラーでは発揮できません。TOMIXの上級コントローラーが必要です。

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ゆっくり農家の横を通り抜けるキハ2001です。
ヘッドライト、テールランプもはっきり光りますが、それ以上に室内灯の明るさが魅力的です。夜景を走らせるのが楽しくなります。

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常点灯システムを備えたTOMIXの上級コントローラーを使用すれば、駅に停車中でもライトを点灯させられます。これにサウンドが加われば、かなり楽しい光景になりそうです。

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街灯や祭の提灯に負けないほどの明るさで、キハ2001は作りかけの里山の路線を走り抜けます。私のレイアウトのオリジナル設置のTCS自動踏切の作動も問題ありません。

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ライト点灯の楽しみは、トンネルを抜けるときが顕著に現れます。
ヘッドライト以上に、明るい室内灯に照らされたトンネル内壁が印象的でした。

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私が動力化している創刊号のキハ1001は3両ありますが、その内の1両はトレビック模型さんのオリジナル改造にてヘッドライト、テールランプ、室内灯が点灯します。しかも、ヘッドライトはチップLED埋め込みの明るいタイプなので、今回のキハ2001を圧倒しています。

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ただ室内灯は、天井にレンズを配して一様に明るくなるキハ2001の方に軍配が上がります。暖色系の灯りが郷愁を誘うようです。
ライト点灯する2両は、どちらもお気に入りとなりそうです。気分によって入れ替えることにしましょう。

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ただ、塗色を変更してもスタイルは近代車両そのものです。車両がきれい過ぎるのも、レイアウト設置時に違和感を感じる要因かもしれません。少々ウェザリングしてみるのも手法の一つでしょう。

今回のプレゼント車両のような魅力的な本格模型を手にしてしまうと、最終盤に付属する「キハ1501形」の存在が微妙なものになります。キハ1001形と連結して楽しめるとはいえ、鉄コレクオリティでは満足できない方々も増えてくるでしょうし、シリーズ開始直後ならともかく、もう1年以上も経過しているので、市販の走行可能な車両を入手している方も多いでしょう。

このシリーズは全75号にて、現在は52号まで進行しています。まだ5ヶ月以上続くのですが、プレゼントを配布してしてしまってから、購読をやめてしまう方がたくさんいないかと、余計な心配をしてしまいました。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第52号 指を緑のフォーリッジだらけにするかんたんなお仕事です!

次回はこちら
モーリンのリアルサンド、地面の下地に使いやすいぞ!

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2010年9月10日 (金)

「鉄道模型少年時代」第52号 指を緑のフォーリッジだらけにするかんたんなお仕事です!

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第52号です。

今回も、指をボンドとフォーリッジだらけにする日がやってまいりました。

52号は昨日の発売日に入手していましたが、帰宅が遅れた上に、デアゴスティーニの零戦のオプションのプロペラ+サウンドユニットのパンフレットに見入っていたので内容確認が遅れました。樹木のシリーズが続いているので、見なくても大体わかっています。このところ少々新鮮味に欠けるフェーズです。ガマンのしどころです。

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今回の付属品は、樹木3(葉桜)です。
樹木のフェーズは、全てこの小型のストラクチャー箱で届けられるようです。軽く小さなパーツなので、スッカスカです。

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開封すると、ビニール袋に分けられた樹木パーツが出てきます。
今回の葉桜は、TOMYTECの市販されているジオコレの、ザ・樹木018「サクラB」と樹木本体は同等品です。ジオコレと同じ桜の花を表現するピンク色のフォーリッジに加え、晩夏の葉桜を作るためのグリーンのフォーリッジが付属しています。

ジオコレの桜の木は2種類発売されています。3年以上前に最初に発売されたザ・樹木004「桜」は、幹と枝の部分が分割されていて、立体的な表現が出来るキットでした。上から見ると、丸く拡がる満開の桜の木が作れましたが、工作手順が多くなっています。今年発売のサクラBでは幹と枝が一体化して作成が楽になっています。ただ、樹木としてのボリュームは小さくなってしまいました。

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樹木の本体部分を確認します。
葉桜のパーツとなっていますが、当然ながら、緑のフォーリッジを貼ると葉桜に、ピンクのフォーリッジを貼ると満開の桜になります。このシリーズで製作しているレイアウトは晩夏の光景なので、当然葉が青々と生い茂っています。

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付属している2種類のフォーリッジです。
右側のピンクのフォーリッジは、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」でもお馴染みのものです。2色のピンク色のフォーリッジが程良く混ぜられていて、満開の桜の光景を表現できるようになっています。

今回の緑のフォーリッジはこのシリーズのオリジナルですが、きっと市販品の応用かと思います。

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前号の51号に付属してきた柿の木とモミジのフォーリッジと、今回の葉桜のフォーリッジはカラーが異なります。
左側の使いかけのものが前回のフォーリッジ、右側のものが今回の葉桜のフォーリッジです。真夏の葉桜はこのように濃い緑色です。樹種によって変化が付いているのは好ましい配慮です。

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これは、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」にて設置した桜の木の光景です。レイアウト手前の目立つ部分に満開の桜が植えられています。この満開の桜3本により、季節が春のごく僅かの時期に限定されてしまっています。
花の部分を除く幹や枝は、今回も全く同一です。

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桜の幹と枝は、配布状態では平面的なので、指でひねって立体的にします。しかし元々平面桜なので、上から見て丸くなるほどには立体的にはできません。

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枝を適当に立体的にしてから、葉の部分の接着です。
付属のフォーリッジで十分足りるとは思いますが、同じ様なフォーリッジはたくさんありそうなので、手持ちのものを調査しました。

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付属品は、多分TOMIXのフォーリッジでしょうが、KATOのフォーリッジクラスターの緑色が同じ様な色合いでした。適時、織り交ぜて使用します。

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枝の先の部分に木工用ボンドを塗ります。
今回の桜は、ボンドが垂れ易いので注意します。しかしある程度塗らないとフォーリッジが付きません。

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3本の桜の木に、一通りフォーリッジを貼りました。フォーリッジはふんだんに用意したので、冊子の作例よりも生い茂っているように見えます。緑の濃さが、真夏の葉桜の光景に見えます。

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今回、ピンクのフォーリッジは使用していません。ジオラマグレードアップ講座にて、このピンクフォーリッジの活用について解説があります。

枝に木工用ボンドで葉のフォーリッジを貼っただけでは、ボンド完成後に崩れてポロポロと落ちてきます。24時間以上このまま乾燥させた後、木工用ボンド水溶液をフォーリッジに染み込ませて固めます。樹木の作成は3日掛かりとなります。

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前回に引続き、地面にブラウンのパウダーを撒く作業指示があります。今回は、手前の稲荷神社周りから、レイアウトの左側をぐるっと回って駅前雑貨店までとなっています。この作業で、殆どの地面はブラウンのパウダーで覆われることになります。
製作マニュアルの写真は、先週のものを使いまわしているのか、先週の作業がなされていない状態です。神社の裏手など、まだパウダー撒布前です。

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駅前雑貨店や稲荷神社の手前などには、今後の作業にて石畳道を設置します。今回はその部分を避けてパウダーを撒くとのこと。しかし石畳を設置してから仕上げを行うわけなので2度手間です。ちょっと手順に無理があるかな、と思われます。
石畳部分の処理もあるので、パウダー撒きは後日行うことにします。

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ジオラマグレードアップ講座では、満開の桜を表現するためのピンクフォーリッジの活用方法について解説がありました。葉桜を満開の桜に変化させる方法と、植え込みに用いて梅雨時のアジサイを表現する方法です。
梅雨時のアジサイなんて、また季節感がおかしくなりそうですが、桜のフォーリッジを他にも活用できるということは、今回のシリーズ以外にも役に立つ内容かと思います。

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次号、第53号の付属品は、樹木4(杉)です。神社の境内に設置する2本の杉の木を作成します。
また、地面や道路の境目の仕上げを行う様子です。私は市販品のパウダーで地面を作っていますが、付属のブラウンのパウダーは少ないので、シリーズ付属品のみ使用している方は足りなくなっているのではないでしょうか。

樹木はその後2号続きます。54号 樹木5(唐松)、55号 樹木6(銀杏)です。まだまだボンドだらけにした指に緑のフォーリッジを貼る作業が続くわけです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」川原部分の地面の造成

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」応募者全員プレゼント車両「里山交通キハ2001形」到着!

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2010年9月 9日 (木)

「週刊零戦をつくる」びっくりのプロペラ+エンジンサウンドシステムのオプション!

今日は講談社の「鉄道模型少年時代」52号の発売日ですが、半期決算の処理などで業務多忙の為に、帰宅が遅くなりました。何とか書店で引き取っては来たものの、開封と紹介記事作成は明日になりそうです。まあ、樹木の作成なので、内容はよく判っています。今週も、指を緑のフォーリッジだらけにする作業です。週末に掛けて、ゆっくり作業を行います。

今夜は、昨日デアゴスティーニセレクトから届いていたDMの商品の話題です。
かなり戦略にはまってしまって何かと購入するものが多いのですが、今回も欲しくなること請け合いの商品の紹介がなされていました。私にとっては、まさに「欲しかったもの」ズバリです。折り返し点は過ぎたものの、一向にモチベーションが上がらない「零戦をつくる」のシリーズの、大きな楽しみが出来ました。

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というわけで、毎週木曜日は「鉄道模型少年時代」の新刊記事となっていましたが、今夜に限ってデアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。
昨日突然、デアゴスティーニセレクトからA4版のDMが届きました。ご挨拶文と共に、ペラペラのパンフレットが封入されていました。

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封筒には大きく「零戦が動く!」と太字で書かれています。
現在、ようやく半分を過ぎたばかりの「零戦をつくる」のカスタムキットの紹介です。金属製ディスプレイモデルであるこのシリーズの零戦模型は、翼端灯やメーターパネルの照明などのギミックはあるものの、動くことはありません。それを動かすためのパーツということなので、非常に興味深いものがあります。

この模型のプロペラは金属製で非常に重く、またエンジン部分もぎっしり詰まっているのでモーターを入れて回転させるためにはかなりのテクニックが必要と思われます。実現されている方もおられますが、私は早々に諦めました。一体、どんな仕組みでプロペラを動かすのでしょうか。

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パンフレットを見ると、プロペラを含めてエンジン部分を丸ごと交換する大型のパーツのようです。この模型は、胴体フレームとエンジン部分は最初から外れるようになっています。現在、金属製にて製作中のエンジンパーツを、モーター内蔵のプロペラ回転&サウンドユニットと入れ替えると言うことです。

じゃあ、今製作中の精密エンジンはどうなるのか、と心配になりますが、それは単体で飾って楽しむのでしょう。機体の隣にエンジンを置いて飾っても良さそうです。

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完全リンク モーター回転式 プロペラ+エンジンサウンドシステム
商品コード:ZST-H300

販売価格(税込):12,800円

受注生産
お申込締切日:2010年11月末日
お届け:2011年7月上旬

今注文しても、来年の7月まで手にすることは出来ないようです。

プロペラが回転する上に、サウンドシステムを内蔵していて、プロペラの動きとリンクしたエンジンの始動時や停止時の音をリアルに再現するとのことです。動作は、赤外線リモコンで行うので、外観を損ねることはありません。
プロペラや本体は金属製ではなく、ABS樹脂。未塗装とのことなので、自身でシリンダーやエンジン本体を塗装する楽しみがあります。電源は、本体は単4電池2本、リモコンにLR44ボタン電池2個とのことです。

ABS樹脂製とは言いながら、シリンダーヘッドやプラグコードなど、カウルの隙間から見える部分は割とリアルな造形に見えます。

Photo

デアゴスティーニセレクトのHPにも、知らないうちにアップされていました。

デアゴスティーニセレクト通信販売・パーツ通信販売
完全リンク モーター回転式 プロペラ+エンジンサウンドシステム
http://deagostini.jp/select/detail.php?id=1217

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サウンドは、本物の零戦五二型からデジタル収録したものを使用するとのこと。
世界で唯一現存する零戦オリジナルの中島製星型14気筒、栄21型発動機搭載の、米国プレーンズ・オブ・フェイム航空博物館の有名な零戦五二型のサウンドとのことです。

尚、制作中の模型は零戦二一型なので、発動機は中島製、栄11型発動機ですが、稼動するものは現存しません。でも、そんな贅沢言ってられません。オリジナルの栄エンジンの音を収録するということだけでも感涙モノです。

「エンジン部分から出るサウンドにより、カウリングが振動し、さらにリアル感のあるサウンドに!」と書かれています。しかし、ただでさえポロポロパーツが脱落するこの零戦模型においては、自己分解システムにならないことを祈るばかりです。ブルブル震えると同時に、バラバラとなってしまってはしょうがありません。

期待のこのサウンド、まだ収録されていないとのことです。このエンジン音の収録にも立ち会えるツアーを用意しているとのことで、その紹介パンフレットも同封されていました。

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「現存する唯一の零戦をたずねて」と称するこのツアー、米国のプレーンズ・オブ・フェイムを訪れて、今回のパーツのサウンドの収録にも立ち会えるという魅力的なものです。世界唯一の、オリジナル栄エンジン稼動機体を前に出来るこのツアー、12月2日から7日までの6日間にて、28万9000円(燃油サーチャージ別途1万6000円程度必要)とのこと。航空運賃が安い時期とは言いながら、自由行動の日の昼食、夕食を除いて食事付きで、宿はロサンゼルスのビバリーヒルトンに4泊するとのことなので決して高くはありません。航空会社は機内サービスに定評のあるシンガポール航空。LAのホテルからチノの博物館までは、専用バスでフォローしてくれるとのこと。本音を言えば、レンタカーを飛ばして行きたいところですけれど。

うーん、行きたい、ものすごく行きたいが、今年は父親が亡くなってしまい、まだ喪が明けてもいないのに、零戦見に海外旅行に行くわけには参りませんし、12月のクソ忙しい時期に何日も連休を取ることも出来ません。

来年の夏の完成間際に届いたカスタムキットを手にして、「あのツアーで収録してきたサウンドなのか!」と感慨深く思い巡らせることにします。

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現在作成中のエンジンパーツとプロペラです。金属製で、非常に重量感があります。このプロペラを回すには、相当のトルクが必要ですが、エンジン内部にそんな大きなモーターを積むスペースはありません。強いて言えば、取付架の部分に取り付けるくらいでしょうか。

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今回紹介のカスタムパーツは、この取付架の部分ごと外して交換することになります。外殻となるカウリングは、シリーズ付属の金属製のものを使用するのでしょうか。塗装して仕上げるのならば、ちょっとチャチに見えるマフラー部分もキチンと塗りたいものです。スピーカーはエンジン部に付いているので、あらぬ方から音が聞こえてくることはありません。また下を向いているので目立ちません。

中盤を迎えても意気が上がらず、惰性で続けていたこの「零戦をつくる」ですが、思わぬタイミングで強力なカンフル剤が投入されました。早速注文したものの、手にするのは10ヶ月以上後の事。それでも、これからはワクワク感を持って工作を続けられるように思います。零戦模型の制作は途中でやめてしまったが、忘れていた頃にオプションパーツが届いた、なんてことにならないよう、頑張って継続したいと思います。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第53号 フレームの塗装は組みつけてから

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第54号 尾部の地味な作業だが、オプション発表のカンフル剤効果で乗り切る!

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2010年9月 8日 (水)

「鉄道模型少年時代」川原部分の地面の造成

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

このシリーズも残り3割少々です。まだ半年近く続きますが、だんだん仕上げの段階に入ってきたのは間違いありません。

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レイアウトの地面の作成も進んでおり、パネルボードがむき出しになっている部分がだんだん減ってきました。シリーズの進行上では、レイアウト右手前の川原の部分には既にパウダーが撒かれています。この部分には、専用コントローラーが設置されることになっているので、早々にパウダー撒布の練習台となっていたからです。

私はこの場所に水車小屋を設置していますが、まだ地面のパウダーは撒布していません。そろそろ土台だけでも作成しておこうと思います。川原で楽しくキャンプをしている光景を再現したいと思っています。

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この部分のパネルボードの手前には、大きな四角い穴をあけてしまっています。これはオプションの専用ケースに付属してきた茶店を設置するためにあけたものです。

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ケースのおまけの茶店は、当初はこの川原に設置する予定でした。他の建物と同様に電飾改造を施し、茶店の前に設置されている赤い行灯も店頭改造しました。チップLEDを設置する関係上、床下に大きく出っ張りが生じることになります。この出っ張りを収めるために、地面にも大穴をあけたという事です。

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しかし、せっかく行灯まで電飾改造した茶店でしたが、元々街道に設置する建物なので、隣の水車小屋とはマッチしません。あまりに場違いなので、設置を断念した経緯があります。いつか、他のレイアウトを作成する際に活用したいものです。

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今回、地面の穴は埋めて平らにします。
また、川原の高台の方にはお墓を設置する指示に従います。ベースに取り付けられた墓石は古いタイプのもので、里山の雰囲気に合うと思います。
お墓の周りには柳の木が欲しいものです。河合商会の柳(M)を買ってきたので、仕上げを行う終盤になってから植えたいと思います。河合商会の樹木は安価です。この柳2本で231円(割引店)でした。中には微妙な造形のものもありますが、この柳はまあまあ良く出来ています。

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この格安柳、ちんまりとした墓石に比べて大きく感じますが、これでも小さい方を買ってきたのです。枝振り、葉の雰囲気など少々オーバースケールながら、柳の感じがよく再現されています。何より、枝に葉を接着しなくても良いだけでも助かります。
墓に覆いかぶさるように植えようと思います。

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地面の穴は、昨日トマト畑を作成した際に余った100円ショップで買った軽量紙粘土を使って埋めました。軽量紙粘土は開封するとすぐに乾燥してカチカチになってしまいますが、まだ昨日使ったばかりなので大丈夫です。

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地面の土の部分には、タミヤの情景テクスチャーペイントで下塗りします。砂・ライトサンドを使用しました。
墓のベース部分をアクアリンカーで接着してから塗装開始です。

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プラスターを盛った箇所は、非常に塗料の乗りが良いので、ある程度水で薄めても塗れます。粒子がたくさん入った塗料なので、これだけでも地面の表現は可能です。

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パネルボードが露出している箇所には、少し濃い目の情景テクスチャーペイントを塗ります。
塗料の水分があるので、塗ったばかりだと輝いていますが、乾くとつや消しになって、砂の地面の様になります。実は、この塗料を塗ってしまえばパウダーを撒く必要もありません。但し、どうしてもバラストとの境目などはきれいに塗れませんし、パウダーの質感の良さもあるので、上に撒こうと思います。

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下塗りした情景テクスチャーペイントの水気がある内にパウダーを撒いていくわけですが、下塗りの上に木工用ボンド水溶液を塗っておくと、よりパウダー撒布作業が楽になります。スポイトで木工用ボンド水溶液を垂らした後、筆で塗り広げます。あまり塗ると塗料が流れてしまうので、要注意です。

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下塗りした地面に、TOMIXのライトブラウンのパウダーを撒いていきます。「ライトブラウン」という名前は付いていますが、木工用ボンド水溶液を浸透させるとかなり濃い色に変化します。

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地面の部分にブラウンのパウダーを撒き終わりました。現状は、荒涼とした茶色の砂地が広がります。
バラストやグリーンのパウダーなどで、今後変化を付けていくことになります。今回は、土台となる土の部分のみ作成します。

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パウダーの上から、スポイトで木工用ボンド水溶液を垂らしていきます。明るい色合いが、一気に濃い色に変化します。予め地面に木工用ボンドを塗っておくと、多少パウダーが流れるのを防止できます。

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ムラになった箇所に、上からパウダーを再度撒きます。

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このまま、木工用ボンド水溶液が乾燥するまで24時間以上放置します。乾燥しても、ブラウンのパウダーの色合いは薄くはなりません。

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ベースがやたらと目立っていたお墓の部分も、地面と溶け合う様になりました。シリーズ付属のパウダーはホンの僅かなので、こんなに厚く盛ったら絶対に足りません。

今後、樹木の設置や下草の作成等行い、川原の情景を造りこんでいこうと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」夏野菜の代表格!トマト畑の作成

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第52号 指を緑のフォーリッジだらけにするかんたんなお仕事です!

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2010年9月 7日 (火)

「鉄道模型少年時代」夏野菜の代表格!トマト畑の作成

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

51号のジオラマグレードアップ講座を参考にして、トマト畑を作成しました。参考というより、ほぼ全パクリです。

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トマトといえば、夏野菜の代表的存在です。季節設定を晩夏としているこのシリーズでは少々遅めではありますが、タケノコとか柿とか紅葉とか、季節はずれのパーツばかり見ているので、多少のことは気にならなくなります。暑い盛りの冷やしトマトが恋しくなりますが、今は年中売っているのでありがたみが薄れています。

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トマト畑を作成するのは、農家の前の田んぼの隣の空き地です。
この場所は、本来は田んぼだったのですが、私はTCS自動踏切の本体を地面に埋め込んでしまったので、他の地面とツライチになっています。やたらと田んぼのスペースが狭くなっていますが、そのお陰で畑を作成するスペースが出来たと考えれば良いかと思います。
ただ、トマト畑を作るのは、このスペースの線路側だけであり、農家に近いスペースには他の作物の畑を後日作成する予定です。

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用意した資材です。51号の記事をそのまま参考にしています。
畑の下地塗料として、タミヤの情景テクスチャーペイントのダークアース、シリーズ付属のブラウンのパウダー、エリエイのミニ・ネイチャー、ブナの枝葉(N)萌える春、軽量紙ねんど、余分なランナーなどです。他にグリーンのパウダーも使用しました。
木工用ボンド水溶液、スポイト、茶漉し、平筆、ライター等も必要になります。

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ジオラマグレードアップ講座の達人の技にならって、余分なランナーを熱で伸ばした「のばしランナー」を作成します。
ランナーをライターであぶって熱し、引っ張って細い線を作成する方法です。私はタバコを吸わないのでライターを探すのに苦労しました。どこかにあるようで無い道具になってしまっています。

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ライターであぶって伸ばすと、適度に凹凸がある状態の「のばしランナー」ができます。意外と長く伸ばせることにびっくりします。

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今回の新素材、ミニ・ネイチャーのブナの枝葉(N)萌える春です。
ミニ・ネイチャーのシリーズはとてもリアルな植物が表現できるので、以前から使用していますが、一つ1200円くらいと高価です。同じテクスチャーで四季折々のものをシリーズ化しているので、今回のブナの枝葉も、春のものではなく夏の盛りの色合いのものもあります。しかし、今回のトマト畑を作成するには色が濃すぎるので、本文の記載にしたがって春のものを入手しました。

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テグスのような細かい繊維に葉のパーツが付着し、網のように絡み合っています。実にリアルなブナの枝葉ですが、これを地面に設置すればトマト畑に見えるわけです。今回の応用のアイデアも素晴らしいと思います。

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畑の部分を作成する紙ねんどです。100円ショップで買いました。
以前のレイアウトでは、このタイプの軽量紙ねんどを多用しましたが、このシリーズでは今回初めて使用します。通常の紙ねんどよりも、この軽量のタイプの方が扱いやすいように思います。

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畑部分は狭いので、ほんの少しの紙ねんどを使用するだけです。
本文には紙ねんどは継ぎ足しにくいと書かれていますが、軽量タイプならば多少継ぎ足しやすいと思います。多量に使うと通常タイプよりも乾燥後にひび割れしやすいですが、今回のトマト畑くらいならば大丈夫でしょう。私は更に粘りを出すために、木工用ボンドを少量練りこんで使用しています。

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トマト畑を作成する場所に紙ねんどを薄く盛ります。
農家に近い部分には、トマト以外の作物の畑を作成する予定なので、空けておきます。

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紙ねんどの表面に畝を付けてから、先程作成したのばしランナーを差し込み、適当な長さにニッパーで切ります。真っ直ぐきれいな棒ではなく、表面が荒れた伸ばしランナーが良い雰囲気です。

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紙ねんどの層が薄いので、36本のランナーを立てるのに苦労しました。冊子には7mmの長さと書かれていましたが、畑が狭いので控えめに5mm程度にしました。
しかし結果的に短すぎて、作業後には目立ちませんでした。スケール的にはおかしいですが、長さはやはり7~8mm程度必要だと思います。

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地面の下塗りには、タミヤの情景テクスチャーペイントのダークアースです。
各色揃えましたが、このダークアースを最も多用していると思います。

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紙ねんどは塗料がよく浸透するので、かなり水で薄めても大丈夫です。伸ばしランナーを倒さないように平筆を扱います。

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畑の周囲にブラウンのパウダーを撒き、木工用ボンド水溶液をスポイトで垂らします。

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ミニ・ネイチャーのブナの枝葉をハサミで適当に切って設置します。
細長く切って、伸ばしランナーに絡ませる感じです。

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畝に合わせてミニ・ネイチャーを絡ませましたが、結構ボリュームがあるので殆ど一体化してしまいました。

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次に、トマトの実を作ります。
100円ショップで買った茶漉しを使い、51号付属のモミジの赤いフォーリッジを漉して細かくします。これで赤いパウダーを買う必要がありませんでした。

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粉状にした赤のフォーリッジを、適当にミニ・ネイチャーのブナの上に散らします。
葉っぱの部分以外にも赤いパウダーが散ってしまいましたが、無理に撤去せず、後で緑のパウダーなどで隠そうと思います。紙ねんどが乾燥していないので、撤去の際に地面のパウダーまで剥がれてしまうからです。

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再び、木工用ボンド水溶液を垂らします。
このまま丸一日放置して、乾燥させます。

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1時間くらい経過したら、かなりボンド水が透明になってきました。
周りにこぼれた赤いパウダーが気になりますが、これで何となくトマト畑の光景になってきたようです。

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51号に付属し、葉の部分をボンド水でガチガチに固めた柿の木(大)も仮置きすると、里山の光景の雰囲気が盛り上がってきました。やっぱり植物を設置する効果は絶大です。

今回のトマト畑は、ミニ・ネイチャーという手に入れにくい上に高価なパーツが必要ながらも簡単に作成できる割には良い光景ができると思います。今後もジオラマグレードアップ講座で取り上げられるテクニックには注目したいと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」神社の小山周辺の地面作りです

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2010年9月 6日 (月)

「鉄道模型少年時代」神社の小山周辺の地面作りです

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

このシリーズでは、しばらく樹木の作成が続いています。樹木だけでは作業的に寂しいので、同時に各部の地面にパウダーを撒く作業指示がなされます。51号では、分校裏から神社の小山の側面、駅の周辺にブラウンのパウダーを撒くことになっています。

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このシリーズに付属しているブラウンのパウダーは、かなり濃い色合いです。しかもパウダーは、木工用ボンド水溶液を浸透させると更に色が濃くなります。
私は分校の運動場を明るい色合いの砂で仕上げてしまったので、付属のブラウンパウダーでは濃すぎて境界線がはっきりしてしまいます。TOMIXのライトブラウンのパウダーを使用して、51号指示の部分のパウダー散布を行いたいと思います。また下地処理として、タミヤの情景テクスチャーペイントを使用します。

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既に分校の運動場から神社の参道にかけては地面処理を済ませています。小さなレイアウトなので一気に地面を仕上げても良いのですが、ゆっくり作業を楽しみたいので、今回は神社の裏手と駅周辺にとどめて置きます。神社の小山の側面にうまくパウダーを固着させることがポイントとなります。

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51号の製作マニュアルの作業指示の図です。
分校の裏手からトンネル周辺、神社の小山に駅周辺の部分にパウダー散布の指示があります。次回には稲荷神社から雑貨店周辺にパウダーを撒く指示があるので、パネルボードの大半はパウダーに覆い隠されることになります。

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手前の濃い色のパウダーが、このシリーズの36号に付属してきたブラウンのパウダーです。奥がTOMIXのライトブラウンのパウダー。随分色が薄いように思えますが、木工用ボンド水溶液を浸透させると濃く見えるようになります。

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神社の裏手部分は、トンネル山に囲まれた狭い部分となります。トンネルを置いたままの作業は困難です。トンネル山は取り外し式になっているので、取っ払ってから作業開始です。

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トンネル山を設置する場所にパウダーが付着しないよう、マスキングテープを貼ります。トンネル内部にもパウダーを撒くので、スピーカー周りも丁寧にマスキングしておきます。

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パウダーを撒く下地に、情景テクスチャーペイントを塗ります。
分校の運動場の砂にあわせて明るい色とします。但し、このライトサンドの塗料、かなり黄色っぽい色です。

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情景テクスチャーペイントが乾燥する前にパウダーを撒きます。
神社の小山の側面部分は、木製ベースごと傾けて撒きました。ミニレイアウトならではの施工方法です。

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地面部分にパウダーを撒いたら、スポイトで木工用ボンド水溶液を浸透させます。下地が露出してしまった箇所は、後でパウダーを撒いて塞いでおきます。

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分校の運動場との境目がはっきりしてしまっているので、運動場に使用したバラストを撒いておきます。これで境目が曖昧になったかと思います。このあたりには樹木を設置するので、地面はあまり見えなくなると思います。

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神社の小山のもう一方の側面にもパウダーを撒き、ボンド水を浸透させておきます。

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下地の情景テクスチャーペイントを塗る平筆は、こまめに洗わないと筆の毛の隙間に粒子が入り込んで広がってしまいます。拡がってしまうと細かい部分への塗装が困難になります。

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駅の周辺部分にも、下地塗装の上、パウダー散布してボンド水を浸透させます。

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トンネル山の設置場所に貼ったマスキングテープは、ボンド水が生乾きの内に剥がします。すっかり乾いてからだとテープを剥がすと同時に地面のパネル表面が剥がれ、パウダーを撒いた周辺の地面も崩れてしまうのです。

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トンネル周りは、パウダーを撒き分けることが出来ました。
このまま丸一日以上乾燥させる必要があります。

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地面を仕上げると同時に、51号で作成した4本の樹木の葉にも木工用ボンド水溶液を浸透させて固めておきます。木工用ボンドで枝に固定しただけの状態では、すぐに葉に使用したフォーリッジが崩れてポロポロ落ちてくるのです。

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枝に接着した際に使用した木工用ボンドが乾燥してからボンド水処理を行います。
スポイトで一様に、フォーリッジにボンド水を浸透させます。

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4本の木、全ての葉を木工用ボンド水溶液でベタベタにします。乾燥する際にベース部分が固着してしまわないよう、台に使用しているボール紙にマスキングテープを貼ってあります。

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フォーリッジに浸透させた木工用ボンド水溶液が乾燥すると、葉の部分は崩れ難くなります。全ての樹木は同様の処理を行う作戦です。

更に51号には、ジオラマグレードアップ講座にてトマト畑を製作する手順が解説されていました。是非参考にしたいものです。次号の製作を行う前に、私もトマト畑を作ってみたいと思っています。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」第51号 季節はずれの柿とモミジ

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」夏野菜の代表格!トマト畑の作成

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2010年9月 5日 (日)

「週刊零戦をつくる」第53号 フレームの塗装は組みつけてから

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第53号です。

52号と共に水曜日に到着していましたが、結局週末の作業になってしまいました。

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今回のパーツは、尾部の胴体フレームとエンジン取付架後部パーツです。
ボール紙に挟まれたペラペラパーツと、小さなホワイトメタルの成型パーツ2個だけなので、52号に引き続きペラペラのエコパッケージです。

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部品の一覧です。
尾部縦通材(a)、(b)、(c)各2本、隔壁(8番)、隔壁(9番)、隔壁(10番)、隔壁(11番)、隔壁(12番)、エンジン取付架後部パーツ(a)、エンジン取付架後部パーツ(b)です。
尾部の胴体フレームの隔壁5つは、全て大きさが異なっています。

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今回の作業は、尾部の胴体フレームの組み立てです。
51号で組み立てた尾部の胴体フレームに、縦通材と隔壁を加えます。また、エンジン取付架の後部に取り付けるパーツを組み立てます。塗装作業があるものの、52号に比べて作業は少なく、殆どは塗料の乾燥待ち時間です。

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今回の作業には、50号で組み立てたエンジン取付架と51号で組み立てた尾部の胴体フレームを使用します。これからしばらく、尾部のフレームの組み立てを行い、変化を付けるためにエンジンパーツやコクピットのパーツを小出しにしていく作戦のようです。終盤まで、各部チョコチョコ作業をさせて、何処も完成させない様子です。

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今回の変化付けのアテウマパーツのエンジン取付架後部パーツには、丸印の部分にバリがあったので、やすりで削り取ります。形を整える作業を行わせるために、あえてバリを残しているように思えてなりません。

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このパーツは後に塗装しますが、取付架に仮に噛み合わせます。
取付位置と形を確認したら、外しておきます。

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今回付属の全てのパーツにメタルプライマーを塗布します。
尾部縦通材は、それぞれ3つの部分に切り分けることになっています。でも、切断する前にプライマーを塗っておくことにします。

隔壁や尾部縦通材は青竹色に塗装する指示ですが、胴体フレームに接着後にまとめて塗装することにします。先に塗装すると、切り込みに噛み合わせる際に苦労するのです。冊子の組み立て手順とは異なる方法です。

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51号で組み立てた尾部の胴体フレームの内部の切り込みに、今回付属の隔壁パーツを切り込みにあわせてはめ込んで接着します。後部に行くほど小さな隔壁になっていきます。
瞬間接着剤を切り込み部に塗っておき、サッと噛み合わせて接着です。

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尾部縦通材を、パーツの筋に合わせて切り分けます。カッターで筋を付けて、指で曲げながら折り分けます。
それぞれ3種類のパーツに切り分けることになります。

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尾部縦通材は、大、中、小の3種類が2本ずつできます。この内、一番短いものは今回使用しません。大切に仕舞って置きます。

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今回使用する尾部縦通材2種類の内、短い方の2本を、尾部胴体フレームの隔壁の上から3つ目の切り込みに合わせて差し込みます。切り込みに接着剤を塗っておき、尾部縦通材をサッと差し込んで接着です。

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51号で保管しておいた13番aの隔壁パーツを、尾部胴体フレームの最後尾の切り込みに合わせて差し込み接着します。このパーツだけは、後で塗装するのが面倒そうなので、あらかじめ青竹色を塗ってあります。

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尾部縦通材の長い方を取り付けます。隔壁の一番上の切り込みに差し込みます。

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隔壁の切り込みに瞬間接着剤を塗り、一気に差し込み接着完了です。

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エンジン取付架後部パーツを塗装します。
久し振りにガルグレーの塗料を取り出し、筆塗り塗装です。

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尾部の胴体フレームに取り付けた隔壁と尾部縦通材を青竹色で塗装します。
しなやかな筆を使用して筆を差し込み塗っていきます。先に塗るよりも、丁寧に塗装できるような気がします。

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塗料の剥げた部分もタッチアップして仕上げます。今後もフレーム材の取り付け後に塗装を行う予定です。

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エンジン取付架後部パーツの塗料が乾いたので、2つのパーツを組み合わせて接着します。

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まだエンジン取付架には接着指示はありませんが、エンジンと共に取り付け位置と形を確認しておきます。エンジン本体カラーのガルグレーが鮮やかで、黒い取付架と対照的です。

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これで今回の作業は終了です。
試しに胴体フレームを接続します。この模型の巨大さを少し実感することが出来ます。パーツが集中してずっしりと重い胴体中央のフレームに比べ、後部フレームはまだスッカスカです。
51号で貼り合わせた7番隔壁は、後部フレームの仕上げ段階で取り付けるのかと思います。使用しないパーツをひとまとめにしてチャック付ビニール袋に入れ、大切に保管しておきます。

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次号、54号のパーツは、尾部の胴体フレーム構成品です。変化を付けるために、エンジン後部に取り付ける潤滑油タンクも付属してきます。
次回も、胴体フレームに取り付けた後の塗装作業になりそうです。しばらく変化に乏しい作業になりますが、作業を溜めずに続けたいものです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第52号 両翼の作業状態が揃った!

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」びっくりのプロペラ+エンジンサウンドシステムのオプション!

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2010年9月 4日 (土)

「週刊零戦をつくる」第52号 両翼の作業状態が揃った!

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第52号です。

直販の定期購読分が、53号の書店発売日から1日遅れの9月1日の夜に届きました。しかし、「鉄道模型少年時代」の51号の工作を優先してしまったので、簡単なパーツ確認のみ行っていて、組立作業は週末に持ち越しとなりました。作業を溜めると再開が億劫になりますが、次回の到着までには間があるので、休日に落ち着いて作業したいと思います。今回も塗装作業があるので、それなりに時間を要します。

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今回のパーツは、機銃全面覆い等のエッチングパーツと、無線機台です。
スカスカ、ペラペラのパーツです。但し、エッチングのパーツは表面の造形が細かく、なかなか良くできています。

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部品の一覧です。
7.7mm機銃前面覆い、チェーン(a)(b)(c)、無線機台(a)、無線機台(b)です。
無線機台を除くエッチングパーツで、今回使用するのは中央部分にある機銃全面覆いとチェーンのパーツ3個だけです。他のパーツは何処に使用するのかわかりません。保管しておくことになります。必要な時に必要なパーツを配布してもらいたいものですが、エッチングパーツをまとめて加工する関係上、今回は仕方ないかもしれません。

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今回の作業は、右翼の羽布と昇降舵操作機の組み立て等です。
保管してあった右翼の補助翼の羽布張り作業を実施し、エッチングパーツを切り抜いて胴体フレーム前方に7.7mm機銃前面覆いを取り付けます。また、操縦室に昇降舵操作機を、胴体フレーム後方に無線機台を取り付けます。

今回付属のパーツの他、右翼の補助翼の羽布上下と、51号に付属してきた昇降舵操作盤が必要になります。

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まず、今回付属のエッチングパーツの内、チェーンのパーツを貼り合わせて作成します。
チェーンは3つのパーツに分かれています。その内、上の写真の右側の二つのパーツは表面にチェーンの立体の造形がなされています。左側のチェーンのパーツには、両面の造形がありません。この造形のない左のパーツの表裏に、右側のパーツを貼り合わせて厚みのあるチェーンを作成します。カッターナイフで右側の二つのチェーンのパーツを切り離します。

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左側のパーツに重ね貼りする際、赤丸部分の楕円の穴の形が一致するようにします。表裏を間違えると、この穴が一致しません。
パーツを合わせておいてから、瞬間接着剤をパーツの間に染み込ませます。

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裏側も同様に貼り合わせると、チェーンはかなり厚みのあるリアルなものになります。エッジがノコギリの様にギザギザです。

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今回付属の金属パーツにメタルプライマーを塗ります。
エッチングパーツは、切り離さないまま塗布しました。今回使用しないパーツも、塗装するのは間違いありません。ついでにプライマーを塗っておきます。

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7.7mm機銃前面覆い、無線機台のパーツを青竹色に塗ります。
機銃前面覆いは、裏面は隠れてしまうために、表面のみの塗装です。

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3枚貼り合わせたチェーンは、黒鉄色で塗ります。
まずはパーツを切り離さないで塗り、後で細部を仕上げる予定です。

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塗料が乾く前に、右翼の補助翼に羽布材を貼ります。左翼の補助翼を取り付けたのと同じ作業です。羽布は貼り付け面がシールになっている紙素材で、右翼分も塗装を済ませています。下側から補助翼のヒンジ部分の切り込みや、航空灯の穴を合わせて貼っていきます。補助翼からはみ出した部分はカッターナイフでカットします。

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補助翼の上側にも、同様に羽布を貼ります。位置を合わせ、補助翼の根元部分に巻き込むようにします。障子を貼るようで、なかなか楽しい作業です。
障子と同じで表面は薄紙一枚なので、他のパーツで突いてしまったら、穴があくので要注意です。

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上側の羽布も、翼からはみ出した部分をカットします。

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7.7mm機銃前面覆いを胴体フレームの内側に取り付けます。
薬莢排出口の形状とピッタリ合う様に出来ていますが、フレーム内部に差し入れるのに苦労します。ちょっと乱暴に扱うと、コクピット内部のパーツがポロポロ落ちてくるので要注意です。
位置さえ合わせれば、接着剤はホンの少しでOKでした。

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胴体フレームの右側後方に、無線機台を組み立てて接着します。
無線機台の切り込み部分を胴体フレームの6.5番隔壁と噛み合せると収まるようです。

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前号で塗装した昇降舵操作器を接着します。
コクピット左側の空きスペースではありますが、パーツの取り付けて順がおかしいのではないかと思える程、接着に厄介な作業です。周りのパーツがポロポロと取れるので、修復作業が大変です。

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胴体フレームの外側から、昇降舵操作器の位置を確認します。
度重なる接着処理で、フレーム外側にまで白化部分が露出してしまいました。水拭きした後、タッチアップしておこうと思います。

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昇降舵操作器に取り付けるチェーンを、前号付属のプーリーのパーツに接着します。
中央の突起と、チェーンの穴部分をやすりで少々削らないとはまりませんでした。

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チェーンのパーツを、昇降舵操作器に取付け、チェーンの先を後方パーツの裏に隠します。これまた、ピンセットを使用しても厄介な作業です。

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チェーンの先は繋がっていませんが、隠れていることにより、内部メカと通じているような感じに見えます。
これで今回の作業は終了です。

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左翼と右翼の作業がようやく一致しました。翼の内部構造は、ほぼ完成の域に達したのでしょう。
コクピット内部はかなりゴチャゴチャしてきましたが、まだシートや操縦桿など主要パーツが取り付けられていません。終盤の楽しみになるのでしょう。

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次号、53号のパーツは、尾部の胴体フレーム材や、エンジン取付架の後部に取り付けるパーツ等です。胴体中央部に比べればシンプルな構造の後部フレームですが、何号にも分けてゆっくり組立作業を行っていくようです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第51号 尾部胴体フレーム作成の際の治具が便利!

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第53号 フレームの塗装は組みつけてから

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2010年9月 3日 (金)

「週刊ホンダCB750FOUR」創刊号付属のタンクのツヤがたまらない!

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デアゴスティーニのパーツ付きクラフトマガジン「週刊ホンダCB750FOUR」の創刊号が8月31日に発売になっていたので、昨日、購読中の「鉄道模型少年時代」を引き取りついでに購入してまいりました。TVCMも盛んに入っているので、購買意欲をそそります。

継続して購読するつもりはありませんが、とりあえずオトク価格の創刊号コレクションの一環としての入手です。

ホンダ CB750FOUR| DeAGOSTINI デアゴスティーニ・ジャパン
http://deagostini.jp/hcb/

創刊号は、毎度の特別価格にて690円の格安。しかし、2号以降は1790円となります。全80号の予定なので、全巻揃えると14万2100円となります。

1969年に登場したホンダのスポーツバイクの名作、ホンダドリームCB750FOURのごく初期型のK0型の4分の1スケールのモデルを組み立てていくというシリーズです。80週ということは、約1年7ヶ月の期間が必要となります。

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創刊号からしばらくは、書店の店頭で手に取ってパーツが確認できるパッケージになるかと思います。透明樹脂の窓から、大きなタンクのパーツとスタートアップDVDが入っていることが確認できます。4分の1スケール、全長520mmの巨大な模型なので、パーツも非常に大きくて迫力があります。パッケージが分厚いこともあり、店頭でのアピール度も高くなっています。

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開封します。
ズシリと来るほど重いパーツのパッケージです。パーツ付きマガジンの本体である冊子も、創刊号らしくページ数も豊富です。シリーズ全体を通してのシリーズガイドも一緒に綴じられています。

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シリーズガイドを見ると、このモデルの試作品の写真が多数掲載され、魅力いっぱいに解説されています。スタートアップDVDは、こういったパーツ付きマガジンの創刊号の特徴の様になってきています。

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スタートアップDVDのコンテンツは、「オープニング」、「モデルの紹介」、「CB750ストーリー」、「組み立ての概要」、となっています。
今回のシリーズのモデル紹介だけでなく、CB750の実車の登場当時の影像など、貴重なものがあって魅力的です。エンジン音がクリアです。思わず継続購読したくなる内容でしょう。

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これまたお約束の、継続購読者向けの応募者全員プレゼントは、メンテナンス・ツールセットです。1号~20号までの購読者で、応募券を第3号に付属するハガキに貼って応募した方全員に送られます。デアゴスティーニ直販の通販で購入した場合、応募券を送らなくても送付されてきます。

小さなアタッシュケースのようなキャリングケースの中に、風ブロアーブラシ、ほこりブラシ、手袋、拭き布が入っている模型のお手入れセットです。何か、微妙なプレゼントではあります。専用ケースか要目票の方が便利なのに、それはオプションで別売りするのでしょう。

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注意しなければならないのは、応募券が冊子に付いていない事です。外箱部分に付いています。
外箱は邪魔なので、パーツと冊子を取り出したらサッサと捨ててしまいたくなるものです。しかしこのシリーズでは、20号までは必ず応募券を切り取ってから捨てないと、後で後悔すると思います。

応募券を失くした際は、購入している書店で証明書をもらうか、途中からでもデアゴスティーニの直販の通販に切り替えるかすれば、プレゼントはもらえます。

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創刊号の付属パーツのタンクのパーツです。
全長14cmくらいあり、厚みもあって巨大です。しかもずっしりと重い!
タンクの再度につりつける「HONDA」のメーカーロゴも付属しています。

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メーカーロゴは、突起をタンクのサイドの穴に差し込みます。ただ、穴と突起がうまく合わない個体があるようです。私のものはピッタリと納まりました。ただ、このロゴは内部の電気パーツを取り付ける際に外す必要があるとの事です。
メタリックレッドの塗装は、なかなか見事です。表面のクリアも、690円という価格を考えると非常に丁寧です。創刊号だけ買う方が多いと、デアゴスティーニさん確実に赤字です・・・。

私は自分が乗り回していた80年代のバイクのことしかわかりませんが、80年代当時のホンダのバイクの塗装はこんなに丁寧ではありませんでした。今回のタンク、模型をきれいに作る方には不満の仕上げかもしれません。もっとツヤは平滑に整えられそうです。でも、60~70年代の塗装の技術を考えると、これでも十分以上の仕上がりかと思います。

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タンクは金属パーツで、重さは300g以上あります。手にずっしりと来るわけです。
実際にバイクを運転していると、常に膝で挟んで目の前に存在するのがこのタンクです。それ故に、バイク乗りにはなじみの深いパーツです。創刊号にタンクを付属させるのは、非常に効果が高いでしょう。

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4分の1のバイクの模型なんて持っていないので、12分の1のホンダVT250Fと、24分の1のスズキGSX1100Sカタナのプラモと比較します。
デカイ!特に24分の1のカタナなんて、タンクの中にすっぽり入ってしまいます。

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これだけ大きな模型は、完成後の置き場所を考えないといけないでしょう。それより、各部のパーツを分散して配布するデアゴスティーニのシリーズでは、多くの仕掛品の保管に苦慮することになります。多分、このタンクは創刊後しばらくは放置が続くのでしょう。

スタートアップDVDでの初期の組み立て作業手順を見ていると、パーツは全て塗装済みの上に、大きな加工を施す必要はなさそうです。パーツをねじ止めしたり嵌め合わせるアッセンブルモデルだと思います。組み立て自体に高度なテクニックは必要ないでしょう。工作時間も短いと思います。しかし、デアゴスティーニさんの他のモデルと同様、不思議なパーツ配布の順番や、不可解な再分解があることは間違いありません。

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タンクを裏返すと、、塗料が飛んで梨肌となった裏面が現れます。丁寧なクリア仕上げの表面とは対照的です。外部から見えないところなので、丁寧に仕上げる必要もありません。これでよいのです。
実は、昔のホンダのバイクの実車のタンクも、裏側はこんなものでした。私はVTを分解してタンク裏までワックスがけをしていましたので良く判っています。手入れしないと結構簡単に錆びるのです。昔のバイクの素材や工作精度なんて、どれもその程度のものでした。

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再来週発売の2号以降もしばらく、魅力的なパーツ配布が続きます。2号ではホイール、3号ではタイヤ、4号ではハンドルなどです。各部がバラバラに配布され、終盤になってパズルの様に組み合わせるデアゴスティーニのキットは、最初の5号くらいまでは読者を掴むために先行投資的な豪華パーツが付属します。

CB750FOURは、日本のモーターサイクル市場に燦然と輝く名車です。このシリーズの模型は他では発売していないオリジナルですし、金属パーツを多用した魅力的な組み立てキットです。しかし私にはモデル車両が少々古すぎて実感がありません。80年代のバイクブームの頃のモデルならばピンと来るのですが、今回は2号以降の購入は見送りです。公式ページには掲示板も設置されているので、他の方の製作手順を見て、楽しませていただこうと思います。

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2010年9月 2日 (木)

「鉄道模型少年時代」第51号 季節はずれの柿とモミジ

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第51号です。

樹木のフェーズが続きます。しかも、今回と次回は季節はずれの樹木です。前回の竹も、タケノコを作れば季節はずれとなったので、毎回ズレているのかも知れません。モチベーションを保って工作を続けたいと思います。

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今回の付属品は、樹木2(モミジ・柿)です。
軽くて小さいパーツなので、ストラクチャー箱はスッカスカに軽いものになっています。

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開封すると、ビニールに小分けされたフォーリッジ2種と、4本の木のパーツが出てきます。

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パーツを展開します。
モミジ(大)、モミジ(小)、柿(大)、柿(小)、それぞれの木のベース4種、緑のフォーリッジ、モミジの赤のフォーリッジです。
TOMYTECのジオコレの市販品のザ・樹木シリーズと同等の製品かと思われますが、柿の木は実の色が青く着色されています。ジオコレのセットでは橙色に熟しています。

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大小のモミジの木の枝部分とベース部分です。
モミジの木のうねった枝振りが良く表現されています。ベース部分には根が浮き出た表現があります。私はベース部分は使用しない予定でしたが、今回のパーツを見ていると、パウダーで境界線を隠せば、上手く活用できるのでは無いか、と思い始めています。

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大小の柿の木です。
これまた幹の肌がよく表現されています。枝の先には、色はまだ青いものの、大きな柿の実がたわわに生っています。このレイアウトの季節設定時期は晩夏なので、こんなに大きな実が生っていては不自然です。それに、まだ夏の青い実は小さく、葉で覆い隠されているものなので、構わずフォーリッジを貼り付けようと思います。

秋の光景を作る際には、この柿の実を橙色に塗装すれば良いでしょう。それよりも、ジオコレを買い足した方が早いかもしれません。

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付属のフォーリッジです。鮮やかなライトグリーンと、モミジの赤色の2種類付属しています。モミジの赤色は、付属の木を紅葉させる際に使用するほか、今号のジオラマグレードアップ講座で紹介されているトマト畑等に活用できるようです。

前号の竹では、24本もの竹に貼り付けるにはフォーリッジが足りませんでしたが、今回の木はたった4本だけなので、かなり余裕があると思います。余ったフォーリッジは、他の木や地面の草などに使用できます。

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木は、開封時には立体感が無いので、それぞれの枝の形を指で曲げて整えます。枝は樹脂製で、内部に針金など入っていないので、あまり乱暴に扱うと折れてしまいそうです。

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モミジと柿の木の枝振りをそれらしく整えて、付属のベースに差し込みます。ベースがあると、フォーリッジを貼ってから乾燥させるのに便利です。レイアウト設置時に、このベースを使用するかどうかはまだわかりません。

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前回の竹と同様、葉の部分のフォーリッジの接着には、木工用ボンドを使用します。
また、フォーリッジは付属のライトグリーンのものだけでなく、手持ちのものも活用します。樹種によって、微妙に葉の色を変えたいものです。

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木の枝の先の表裏に、木工用ボンドを塗りつけます。垂れないギリギリくらいに多めに塗ってしまいましたが、これくらい塗った方がフォーリッジを貼り付け易いようです。

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モミジには、付属のフォーリッジではなく、TOMIXのライトグリーンのフォーリッジを使用します。木工用ボンドを塗った部分に、適当にちぎったフォーリッジを軽く押さえて貼っていきます。

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モミジの2本の木にフォーリッジを貼り付けました。軽く指で押さえて固定させていると、指までベタベタになります。

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次に柿の木です。こちらには、今回付属していたフォーリッジを活用します。
モミジと同じ様に枝に木工用ボンドを塗ってからフォーリッジを押し付けて貼っていきます。製作マニュアルには、柿の実の部分を隠さないようにする、とありますが、実は枝の先にあるので、どうしてもフォーリッジが付着してしまいます。どうせ夏の柿は葉だらけであり、外から青い実は殆ど見えないので、構わずフォーリッジを貼り付けました。

子供の頃のベーシックな遊びの一つに木登りがありましたが、柿の木には登るな!と大人にきつく言われていました。枝が滑る上に、いきなりポキンと折れて危険だとのことです。本音は、柿泥棒になっては困るということなのでしょう。でも、言いつけを守らずに柿の木に登って実を採り、渋くてびっくりした経験は皆さんもなさっていることと存じます。

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前回の竹の24本と異なり、今回は4本だけなのですぐに作業は終わりました。最初に面倒なものを片付けてしまうという樹木配布の順序は正解だと思います。面倒な竹で慣れておけば、後の樹木の製作は簡単に思えるでしょう。
しかしこのままでは、フォーリッジが外側から崩れてポロポロ落ちてしまいます。これから丸一日以上乾燥させた後、木工用ボンド水溶液を浸透させてガチガチに固めなければなりません。

必ず、フォーリッジを貼り付けた木工用ボンドが乾燥してから木工用ボンド水溶液を染み込ませる様にします。焦って今からボンド水を使用すると、木工用ボンドが溶けてしまって、フォーリッジが丸ごと脱落します。

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樹木以外では、地面にブラウンのパウダーを撒布する作業の指示がありました。今回は駅周辺から分校の裏手までです。毎週少しずつ地面を仕上げていくようです。
今日は時間が無いので、場所の確認のみ行っておきます。

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地面には下塗りをせず、そのままパウダーを撒く指示です。
しかし、私は情景テクスチャーペイントで下塗りしてからパウダー撒布を進める予定です。また、シリーズ付属のブラウンのパウダーは色が濃すぎて腐葉土のようになってしまいます。TOMYTECのライトブラウンのパウダーを入手しているので、こちらを使用したいと思います。ボンド水を染み込ませると、更にパウダーの色は濃くなるものです。

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ジオラマグレードアップ講座では、今回付属のモミジの赤いパウダーを活用したトマト畑の作り方の解説があります。トマトは夏野菜の代表格なので、是非参考にしたいと思っていました。赤い実が鮮やかで、なかなか楽しい光景です。

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今回、新しいジオラマ素材の紹介がありました。
エリエイのミニ・ネイチャーシリーズです。私はミニ・ネイチャーシリーズを以前活用したことがありました。非常に簡単にリアルな植物表現ができます。しかし高価なので、アレコレ買うわけにはいきません。しかし、生垣などにも使用できる今回紹介のブナの枝葉は見つけておきたいと思います。しかし、あまり買う人がいないのか、店頭では大抵欠品したままです。

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次号、第51号の付属品は、樹木3(葉桜)です。季節はずれの樹木が続きます。
ジオコレの市販品の桜は、まさに満開の桜を表現したピンク色のフォーリッジを使用します。しかし晩夏の候系を再現するこのシリーズでは、緑のフォーリッジを使って青々とした木を作成します。
しかしジオラマグレードアップ講座の予告にて、「ピンクフォーリッジを活用する」との記載があります。どうやら、満開の桜も作成できるよう、ピンクのフォーリッジが付属するようです。春の光景を作成されたい方には便利でしょう。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」校舎の裏口の焼却炉はLEDで炎を表現

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」神社の小山周辺の地面作りです

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2010年9月 1日 (水)

情景小物の野立て看板検分と、前作「昭和の鉄道模型をつくる」設置の看板紹介

デアゴスティーニの「零戦をつくる」の52号、53号は今夜届きましたが、落ち着いて作業を行うために週末に持越ししました。簡単にパーツ確認を行っただけです。

ということで、今日も講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の番外編です。

少し前にかめきちさんより、TOMYTECのジオコレの野立て看板が発売になっているという情報を頂きました。とりあえず、私も購入してきました。なかなか楽しげです。情報有難うございます。

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情景コレクション「情景小物058 野立て看板」です。価格は税込みで819円。割引店で購入したので、650円程度でした。

看板なんて、自作できるぞ!と思うのですが、台座も含めて自然な形状にするのは、意外と難しいものです。

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開封すると、看板と共に、繊細な支柱がしっかり保護した状態で入っています。厳重な支柱とは裏腹に、シールがぞんざいに扱われていて、角が折れた状態で箱に突っ込まれています。しかし、私は使用しないので問題ありません。

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内容は、横型の大型看板が6セットと縦型の中型が2セット、横型の小型が2セットです。
横型の大型看板は、「セーラー化粧品」と書かれた2枚のみ、照明のダミーが付いた支柱を取り付けるようになっています。現実にありそうな看板デザインばかりです。

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サイズは、横型の大型が35mm×20mm、縦型の中型が15mm×20mm、横型の小型が20mm×10mmです。
「デカっ!」というのが、開封して最初の印象です。大型のものは、原寸大に換算すると、横幅5.25m、高さ3mとなります。実際には、ちょっと大き目の看板といったところですが、「鉄道模型少年時代」のようなミニレイアウトではかなり目立つ存在となりそうです。

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看板の裏面にも、補強材などの看板の造形がなされています。大型の横型は、2枚のみ支柱が異なるために、裏面の形状が異なります。

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付属のシールです。
看板には、最初から表面に印刷がなされており、シールはその上にお好みで貼付するものとなります。見事に無機質で特徴の無い看板を揃えたものです。巨大看板に大きな文字、慎重にセレクトしないと、この看板のためのレイアウトみたいになってしまいそうです。

看板のシールはパソコンとプリンターで簡単に自作できますし、看板の製作は非常に楽しい作業なので、このシールはお蔵入りとなります。

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看板の裏面には、付属の支柱を取り付けます。一応、底部が大きくなっていて、自立するようです。でも、底部は接着しないと確実にコケます。
ジオコレは接着剤不要のものが多いのですが、この看板は、看板裏への支柱の取り付けにも接着剤が必要です。

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2枚分のみ、看板の下部にダミー照明の造形がなされた支柱を取り付けるようになっています。看板を使用した際には、照明もLEDで取り付けたいものです。

実際のレイアウトへの取り付けは迷っています。位置の候補としては、トンネル山の上や川岸部分となりそうです。看板のデザインが重要なので、じっくり検討したいものです。

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看板については、前作の「昭和の鉄道模型をつくる」の製作の際にもいくつか使用しました。当然、ジオコレの情景小物は発売されておらず、使用したものの多くは、昔から発売されているTOMIXの「柵・看板セット」です。これまた昔から売られている「井中駅」ストラクチャーに付属しているものと同じもので、看板・柵の単体でも735円(税込み)で発売されています。5連の看板が5本、柵が20本も入っているので、使いでがあります。

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まだ2本、未使用品が残っていたので、今回の情景小物の看板と比較します。
支柱の構造が明らかに安っぽく、看板裏の造形も簡単です。でも、ミニレイアウトでは、これで十分だったりします。あらかじめ何にも印刷されていないので、デザインから作成するものにとっては便利です。

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看板の大きさは、5連の看板の一つ分が20mm×10mmで、今回の情景小物の看板の一番小さいタイプとほぼ同じ大きさです。ミニレイアウトには、このくらいの大きさならば看板が過剰に自己主張せず、適当かもしれません。

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前作のネタにて恐縮ですが、「昭和の鉄道模型をつくる」に設置した看板の画像を引っ張り出しての紹介です。

レイアウトの中に設置した写真館とタクシー営業所の看板です。デザインは適当なでっち上げです。タクシー会社の方は、建物に取り付けられていた看板のフォントと全く同じものがあったので、それを使用しました。デザイナーさん、Windowsをお使いかもしれません。写っている車は、設置したグロリアタクシーのカーコレを撮影したものです。

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面影橋駅のホームの後部に、柵の代わりに設置しています。看板の下にガードレールがあるので、駅看板にぴったりです。

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その他、レイアウト内の建物と関係なく、家族をネタにした看板も製作しました。妻のピアノ教室、義父の税理士事務所、母親の公文教室など、実在するものを作っています。義父と実母には許可を貰っていないので、名前や電話番号は伏せています。
右下の「釣具のマサ」は、釣りが趣味だった父親をネタにしています。このレイアウトを見せた時には元気で、「釣れなくてもへっちゃらさ!」の文字を覗き込み、ニヤリとしていました。
家族の前に披露する際には、駅看板をこれらに交換します。

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こちらは、RM MODELSのハイパーパーツシリーズの真鍮エッチングの看板キットです。2セットで1575円と高価ですが、より実感的です。黒染め液を塗ったら更に良い情景になりました。最近、店頭に並んでいませんが、見つけたらまた購入したいものです。
こちらも「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウト中にある商店街の店舗の看板を製作しています。

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商店街店舗は全て登場してしまい、まだスペースが余ってしまいました。家族ネタの看板が余っているのでこちらにも使用しています。1月に亡くなってしまった父親も、きっと草葉の陰でニヤッとしていることでしょう。右上の「YUJIの、とろくさい工房」は、ネタ切れでスペースを埋めるために作りました。

この看板は、「鉄道模型少年時代」の10号にも取り上げていただきました。原田純余ピアノ教室の「親切・丁寧・怖い!」がそのまま雑誌に載ってしまったわけです。現実の世界でも生徒募集中です。そんなに怖くない!と本人は言っておりますが・・・。

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自作看板は、線路端の情景作りに一役買っています。
自作デザインが楽しい上に、簡単な工作で設置できる看板は、手間に対する効果が非常に高いと思います。

現在製作中の「鉄道模型少年時代」では、看板の設置は完成間際となりますが、照明を含め、今からどんな看板にしようかと構想を練っておきたいものです。

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