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2010年11月25日 (木)

「鉄道模型少年時代」第63号 おでん屋は、一応このシリーズオリジナル

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第63号です。

前号までに付属してきた自動車と自転車・二輪車の全てのライトを点灯させるという作業に時間が掛かっており、まだまだ作業が終わらない内に、次号のアクセサリー付属の号が発刊されてしまいます。このところ付属しているアクセサリーは、そのままレイアウトに取り付ければすぐに終わる作業ながら、どうしても電飾改造をしたくなってしまうのです。今回のアクセサリーも、かなりの時間を要して改造することになりそうです。

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63号のパッケージの中に、のどかな鉄道模型少年時代のイメージとは似つかわしく無いような、ド派手の旭日旗模様のチラシが入っていました。戦艦三笠のペーパークラフトの紹介です。紙製とは言いながらも、全長820mmの巨大模型で、昭和7年の「少年倶楽部」新年号の特別付録の復刻版とのことです。雑誌の付録にこんな大迫力の紙工作があったことに驚きます。発売日は11月19日とのことなので、既に書店に並んでいるはずです。私が気付いていないだけでした。

価格は3675円(税込)。安っ!講談社の倉庫に秘蔵されていた原本から、約80年の時を経て復刻したものとしては非常に安い価格設定かと思います。
しかし、いくら安くても、私は作成する時間も完成模型を飾る場所もありません。それに、このチラシの写真の様にキレイに作る自信は全くありません。復刻版としての貴重な資料として書店に行ったついでに入手するかもしれませんが、組み立ては出来ません。
ということで、しばらくは鉄道模型少年時代とデアゴの零戦に専念します。

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今回の付属品は、屋台①(やきいも屋・おでん屋)です。
市販品のジオコレにあるようなアクセサリーで、お馴染みのストラクチャー箱に入っています。箱が大きめなので、相変わらずスッカスカです。

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開封して中身を取り出します。
屋台2セット分のパーツが、細かくビニール袋で区分けされ、厳重に保護されています。パーツは小さくて繊細なので、過剰に保護しないと輸送段階で破損する可能性があるからです。

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おでん屋と石やきいもの屋台のセットです。それぞれ屋台を牽く自転車と屋台に取り付けるのぼり、フィギュア4体が付属しています。
この二つのセット、色違いではありますが、全く同じ形状です。基本となっているのは、TOMYTECの市販品のジオコレの情景小物019「屋台C」のやきいも屋です。情景小物にはおでん屋の屋台もありますが、それを使用せずにやきいも屋を二つ入れて、片方を無理やりおでん屋に仕立てた様子です。

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手元にあるジオコレの情景小物のやきいも屋を開封して比べましたが、今回付属のやきいも屋と色も形も全く同一のものでした。ジオコレの方はそれぞれ1個の定価が819円です。市販品には展示用のベースやブロック塀などが付属してくるものの、露店本体は1個しか入っていません。それを二つ付属させるなんて、今号の次号の付録は大盤振る舞いのような気がします。

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今回の付属品の二つの屋台は同一形状ながら、カラーリングと後部の文字表記が異なっています。「石焼いも」と「おでん」の自体も多少異なっています。
おでんの屋台は、カウンターになっていてその場で飲めるようなイメージがありますが、この屋台は石焼いもと同様にお持ち帰り用となっているようです。ちょっと不自然なのは否めません。

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自転車で牽くタイプの屋台に店主、お客の親子の形状は全く同じなので、設置場所を工夫する必要がありそうです。

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今回の製作マニュアルで指示された屋台の設置場所は、かやぶき農家前の農道と、駅前雑貨店の前の石畳の歩道上です。農家の前にやきいも屋台を設置することは、表紙の写真等でも出てきていたのでわかっていましたが、駅前雑貨店の前のおでん屋台は意外でした。

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私のレイアウトでは、農家前の農道に設置することは問題ありません。指定の位置では、目の前の柿の木にジャマされて良く見えないので、少し左側の水田のあぜ道上への設置が適当かと思います。

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しかし、駅前雑貨店前の指定位置には、私は自販機をゴミゴミと3台も並べてしまいました。自販機の前には灯りに集まる昭和の若者のフィギュアを何体か設置する予定なので、この場所におでん屋台の設置は適当ではありません。他の場所を考えます。

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設置場所だけでなく、やきいも屋屋台を看板とのぼりだけ換えておでん屋に仕立てることも意外でした。
上の写真の冊子の表紙の右下にあるような、写真で紹介されていたおでん屋は、典型的な赤提灯タイプのジオコレの情景小物017「屋台A」のおでん屋台です。駅前雑貨店の奥のスペースに設置されています。私はおでん屋はこの場所への設置を想定していました。途中で内容変更になったのでしょうか。

おでん屋の雰囲気としては、このカウンターのある赤提灯タイプの方が合致していると思います。建物等の大型ストラクチャーと異なり、アクセサリーの設置は設計者の意図を尊重しながらも、ある程度自由に行えるので、もう少し考えたいと思います。

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屋台の電飾改造として、パーツを見て思いつくのは、牽引用の自転車の前照灯と「おでん」、「石焼いも」の文字の部分です。この位置を行灯にしたいものですが、果たしてそんな加工が出来るでしょうか。

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屋台の屋根は、ガッチリと接着された状態です、しかし、マイナスの精密ドライバーの先で丁寧に隙間をこじれば、屋根を外すことができました。但し、この行灯部分は非常に肉厚に出来ています。無理に穴をあけたりしたら破損しそうです。

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とりあえず、今日出来る工作として、自転車のヘッドライトに取り付ける光ファイバーを通すための穴をあけておきます。光ファイバーの取り回しはまだ決まっていません。床下に通すか、屋体内部にLEDを設置して導光するかは今後考えます。
やきいも屋は農家前に設置するとして、おでん屋台の扱いは決定していません。次号の屋台2セットを並べながら考えたいと思います。

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ジオラマグレードアップ講座は、「分校の質感を高める」と称したウェザリングテクニックの紹介です。以前に行った鉄橋のウェザリングと同様に、エナメル塗料を使用したり、タミヤのウェザリングマスターを使用して味わいを深める手法です、校舎の壁部分のウェザリングは今更難しいので、屋根部分等の質感向上の参考にしようと思います。
次号は、校舎以外の建物のウェザリングテクニックの紹介です。

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次号、第64号の付属品は、屋台②「ラーメン屋。うどん屋」です。
ジオコレの情景小物018「屋台B」のラーメン屋を基本として、のれんの部分のみうどん屋バージョンを作成したようです。屋台の周囲に展開するテーブルとパラソル、お客のフィギュア4体ずつも付属しています。

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この2つの屋台、分校の運動場に設置して「屋台村」を作成するアイデアを紹介するようです。もちろん、どこに設置しても良いとは思いますが、夏祭りの会場の演出としては最適の場所かと思います。
しかし私のレイアウトには、運動場に盆踊りの櫓がドーンと設置されており、スペースがありません。神輿倉の前も侵略しながら設置を考えたいものです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」オートバイのヘッドライト・テールランプ

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」残り2台の自転車の設置

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コメント

こんばんは(^-^*)/

私の家の近所にたまたま持ち帰り専門のおでん屋台が出没するので今回のおでん屋台は結構ツボです。今回と次回の屋台シリーズで一応電飾は終了でしょうか。結構手間がかかりましたが何だか寂しい気もします。

投稿: 三日月 | 2010年11月25日 (木) 21時56分

YUJIさん、こんばんは。
焼き芋の行灯部分を光らせる方法を私も考えたいと思います。今のところ、厚めの半透明プラ板を元の行灯の上にそのまま重ねるように貼って光らせるのがいいのではないかと考えています。少し削ってプラ板分だけ厚みを減らしてもいいかもしれません。

私の方は、ほったらかしになっていた神社のライトアップがようやく形になりました。レイアウトの中心だけ妙に現代風になっちゃいましたがご笑覧ください。

投稿: まっぴい | 2010年11月25日 (木) 23時06分

> 戦艦三笠のペーパークラフトの紹介です。
私も気になって調べてみました。URLに詳しい記事が載っています。
3675円はペーパークラフトとしてはかなり高額ですがYUJIさんの言われるようにプレミアムなのかもしれません。はたしてどれくらい売れるんでしょうね。

一番驚いたのは製本技術もなかった頃このようなものが作られていたのかという事です。
少年倶楽部は私が8歳の頃廃刊になっていますが、この手の付録を作ったような記憶がかすかにあります。(少年倶楽部ではないかも知れませんが)

投稿: カズキ | 2010年11月26日 (金) 07時41分

YUJIさん こんにちわ

焼き芋とおでんの屋台の形状が全く同じとはちょっとがっかりしました。この号は私には来週届きますが、おでん屋の設置は止めて、64号に付いてくるラーメン屋台を駅前商店の横の空き地に置くつもりです。酒を飲んで電車で帰ってくるサラリーマンが立ち寄れる場所ですね。屋台に吊るす提灯は「こばる」から購入して余ったプラスチックの提灯を利用し中にLEDを入れて赤く塗るつもりです。屋台は全部で4台となりますが、焼き芋屋とラーメン屋の2台で十分と思われます。この狭い範囲の中で4台は多過ぎると思いませんでしょうか。

投稿: かめ | 2010年11月26日 (金) 11時07分

YUJIさん

上の投稿は名前が「かめ」となっていますが、「かめきち」です。
訂正させて頂きます。

投稿: かめきち | 2010年11月26日 (金) 11時09分

>三日月さん、こんにちは。

持ち帰り用おでんの屋台があったのですね。
どうも赤提灯で一杯、のイメージが強かったので・・・。今回の屋台もおかしくなかったということですね。

屋台の電飾は手間がかかりそうなので、しばらく楽しめそうです。私はシリーズ終了後も、電飾については手を加えたいところがいくつかあるので、LEDはもっとたくさん用意せねばなりません。


>まっぴいさん、こんにちは。

神社のライトアップの写真、拝見しました。
このレイアウトのシンボル的存在の神社が、存在感たっぷりに照らされている様子が伝わってきます。TOMYTECのライトアップよりも格段にリアルですね!

やきいもの屋台は設置しますが、おでんは考え中です。個人的に、赤提灯のイメージがあるので・・・。


>カズキさん、こんにちは。

三笠のペーパークラフト、きっと鉛筆や算盤と計算尺で作ったのでしょうね。CADどころか電卓も無い時代、少年雑誌の付録に精密な設計技術を使用するということに驚きです。私の小さい頃の、小学館の「小学○年生」にもこの手の組み立て模型がありました。こんなに大きくありませんが。

こんなデカイペーパークラフト、組み立ての際にも大きな作業台が必要ですね。現状では無理です・・・。


>かめきちさん、こんにちは。

仰るとおり、屋台が4台は多いと私も思います。運動場の屋台村は気が付きませんでした。試作品の写真でもそんなものはありませんでしたね。

私も雑貨店の奥のスペースに屋台を置くつもりです。ラーメン屋にするか、あるいはジオコレのおでん屋にするか迷っています。どちらにしても、赤提灯は欠かせませんね。熱収縮チューブでお手軽にこさえたものを使う予定です。

投稿: YUJI | 2010年11月26日 (金) 16時43分

閑話休題。  以前は、カメラのレンズの設計、沢山の女性の算盤と計算尺での計算の結果が全員一致を待つと聞きましたが、交換レンズ高価だったはずですね。

投稿: honest | 2010年11月26日 (金) 23時06分

YUJIさん こんばんは
運動場の屋台村いいかもです。私は、テントと神輿を置いて、神輿を担ぐ人たちの休憩所にしようかと考えてましたが、屋台を並べると神社前だけでなく、人々が寄るもう一つの場所になりそうですね。来週の到着を待って考えたいと思います。
>戦艦 三笠のペーパークラフト
ULRも見てみました。たしかに大きいですね。しかし、日本海海戦で旗艦を務めた軍艦ですので、付録を計画された当時としては、かなり力を入れられたのでしょうね。又この時期に復刻したのは、やはり、『坂の上の雲』のドラマ化が影響しているのでしょうか?
ドラマロケに使用した実物大セットも加賀温泉郷近くにあるらしいし・・
先日、松山で坂の上の雲ミュージアムも見ましたし・・・

投稿: マーボウ | 2010年11月26日 (金) 23時06分

この年で迷いません???、明日三笠購入します?????

投稿: honest | 2010年11月26日 (金) 23時26分

honestさん、お買い上げありがとうございます。また制作過程を教えてください。

マーボウさんこれ(URL)ですね。BS Hiでは明日から放映ですね。

投稿: カズキ | 2010年11月27日 (土) 10時10分

>honestさん、こんにちは。

昔のカメラのレンズ設計の話、知りませんでした。
今はコンピューターのお陰で安価になりましたね。写真一枚一枚の重みも変わってきてしまいました。

三笠、私も買うかもしれませんが、組み立てられたら是非お教えください。
多分、私は保存用になります。

>マーボウさん、こんにちは。

屋台村のスペースは、確かに楽しい場所になりそうですね!祭の雰囲気を校庭にまで広げてくれます。

戦前の「三笠」のイメージは、バルチック艦隊を破った英雄として今よりずっと誇らしいものだったのでしょうね。ペーパークラフトどれだけ売れるかわかりませんが、講談社のパートワークのルーツ的存在としての資料となることは間違いないでしょうね。

投稿: YUJI | 2010年11月27日 (土) 10時12分

カズキさん、こんにちは。

私もhonestさんの工作を楽しみに待っています。

投稿: YUJI | 2010年11月27日 (土) 10時16分

三笠についてのコメント、一杯飲んでの???、重いです。 でも、とにかく実物を手にして、匂いを嗅ぎたいとおもいます。C62,エンツオ、零戦、初めはこうでしたね。 ・・・の妻とのなれそめなど思い出したりします。

投稿: honest | 2010年11月27日 (土) 20時58分

まずは匂いを嗅ぐという表現、そのままですね。
パーツをご覧になっての印象などお聞かせ願えればと思います。

デアゴさんから怪しげな通販のカタログ届きました。C62の背景写真とか、エンツォ・フェラーリの展示台とか、ちょっとココロをくすぐるものを色々出されているようです。

投稿: YUJI | 2010年11月27日 (土) 21時57分

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