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2010年11月

2010年11月30日 (火)

「鉄道模型少年時代」屋台に吊るす赤提灯作成

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

64号に付属するラーメン、うどんの屋台に吊るす赤提灯を作成しました。

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使用するのは、以前購入したまま使用していなかったこばるのマイスターシリーズの提灯セット(赤)に入っていた提灯です。大きさ、形状共に非常に良く出来ています。

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赤提灯といえば、配線用の熱収縮チューブを使用した自作品もあります。形状はいびつで、こばるのセットに入っているものより大きく劣りますが、一応これも使用する予定です。チップLEDを縦に熱収縮チューブに入れ、チューブを収縮させて塗装しただけのお手軽工作です。

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LEDを点灯させると、一応オレンジ色に輝いて赤提灯の雰囲気になります。
これはどこに置くか決まっていないおでん屋台に使用することにします。

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こばるの提灯セットには、デカールが付属しています。
赤色の提灯のセットの中には、屋台に使用するのにピッタリのものがあります。是非、使用したいものです。「ラーメン」、「うどん」、「おでん」もあります。

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提灯内部に入れる光源は、横幅1.6mmの1608タイプのチップLEDです。このサイズで無いと、内部に納めることができません。白色チップLEDですが、提灯パーツが赤いプラスチックなので、問題ありません。

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チップLEDは縦向きに提灯の内部に入れるため、配線を曲げて調節します。

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提灯パーツはランナーに付けたままの状態で、提灯下部パーツの内部に縦向きに入れます。ランナーから外してしまうと、小さすぎて失くすことがあるからです。

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提灯の上部分のカバーを配線に通します。

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プラモデル用接着剤で、提灯の上下のパーツを接着します。

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ランナーからパーツを切り離した後、デザインナイフできれいに形を整えます。

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点灯実験です。
プラスチックの提灯パーツは無塗装なので、非常に明るく輝きます。チップLEDは片面しか発光しないのですが、結構それでもプラスチックパーツに納めると全体的に光ってくれるものです。

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提灯の上下の部分を黒く塗ります。
お手軽に、油性サインペンで塗ってしまいました。

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左側の自作の提灯と比べると、格段に良い形状であることがわかります。やっぱり、お手軽に自作したものは、市販品にはかないませんね。

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今回作成したこばるの提灯と、自作のもの両方にデカールを貼り付けます。
このデカールは、使用する箇所のみ切り抜いて使うことになっています。

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「ラーメン」などの文字の部分のみ切り抜いてしまいましたが、どうやらこれは帯状に横に長く切って、提灯に巻きつけるように使用するもののようです。文字のみのちいさなものを曲面に貼り付けるのはかなり面倒でした。

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それでも無事、3つの提灯にデカールを貼り付け終わりました。乱暴に扱わなければ、剥がれる事は無いでしょう。無地の状態の赤提灯に比べ、格段に雰囲気が良くなったことに驚きます。

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このデカールは、点灯状態でも文字がくっきり見えるのが好ましく思えます。

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自作の提灯の方はかなり暗いのですが、これはこれでおでん屋の屋台の赤提灯として相応しい佇まいかと思います。

まだ屋台の設置場所が確定していませんが、屋台の改造を続けて行いたいと思います。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」石焼いも屋台の自転車ライトも灯すぞ!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」おでんの屋台は、ジオコレのものに替えたい・・・

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2010年11月29日 (月)

「鉄道模型少年時代」石焼いも屋台の自転車ライトも灯すぞ!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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前回、63号の石焼いも屋台の後部の行灯の点灯改造を行いました。手法としては、発光部分にゴリゴリ穴をあけてLEDの光を透過させるシンプルな方法ながら、思いのほか、時間を要しました。
実は、この屋台にはもう一つ電飾したい場所があります。それは、このリヤカー状の屋台を牽引する自転車の前照灯です。

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この屋台には、自転車が付属しています。緑色のガッチリとした実用自転車で、形状は62号付属の自転車と同等です、
停車して商売している状態の屋台の自転車の前照灯が光っているわけはありません。それを承知の上での点灯改造です。ヘッドライト部に直径0.5mmの穴をあけ、他の自転車と同じ0.5mmの光ファイバーを取り付けてLEDから導光させて光らせることになります。しかし、木製ベース裏面に取り付けたLEDから導光する方法ではなく、この屋台の行灯照明用のLEDから導光させたいと思います。理由は単純で、LEDが一つ節約できるからです・・・。

但し、その1個のLED節約の為に、木製ベース裏面にLEDを設置する手馴れた方法よりも、数段手間がかかりました。

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L字形に曲げた光ファイバーを床下から屋根裏部分のLEDまで届かせて、そこから自転車の前照灯まで導光することにします。光ファイバーの形状が複雑になるので、きちんと前照灯まで光が届くのかが心配です。

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写真が少しブレてしまってすみません。
屋根裏のLEDに光ファイバーの断面を隣接させ、屋台の床を貫通し、床下から自転車のヘッドライトまで引き回して導光するという仕組みです。非常に細かい作業が要求されそうです。

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光ファイバーを屋台の床下、そして自転車のフレームに沿わせて引き回すことになるために、ちょっと複雑な形状になります。それでも何とか前照灯は明るく灯るようです。これならば、道路上に置いた他の自転車に引けをとりません。

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光ファイバーは、ドライヤーの熱風で希望の形状に変形させることができます。あまり鋭角に固定すると光の減耗が激しいので、90度以上の角度をつけないようにします。

曲げて弄った光ファイバーは、断面だけでなく全体的に白くボウッと光ってしまいます。LEDに隣接させる断面部分、及び前照灯の光る部分以外をフラットブラックで塗装して遮光処理します。

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この自転車のフレーム部分は緑色になっています。光ファイバーの、自転車のフレームに沿っている部分が黒いままだと目立つので、ディープグリーンで色入れします。

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自転車のサドル部分、荷台部分に光ファイバーが沿っており、そのまま屋台の床下に延びています。屋台の床板を貫通して屋根裏まで通じている部分も確認できますが、レイアウトに設置してしまえばそんなに目立たないかと思います。

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まずは仮組み状態で点灯実験です。
屋根裏のLEDから導光した前照灯は、思いのほか明るく灯りました。自転車のライトの為に、一つLEDを使用する必要がありませんでした。これは大きな成果です。

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もちろん、後部の行灯も灯っています。

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自転車と屋台とを接着固定し、屋台の床下に光ファイバーを接着します。

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「石焼いも」ののぼりを後部に接着し、石焼いも屋台の完成です。店主とお客のフィギュアを設置すれば、雰囲気はバッチリでしょう。夏祭りの時期に石焼いも屋台が出ているかどうかという野暮なことは言わないようにします。

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屋台の内部にも、LEDの光が適度に漏れていて、屋台に小さな電球が灯っている状態のようです。たった一つのLEDで大きな効果が得られました。

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早くレイアウトに設置したいものですが、自動車や他の屋台との場所や配線の兼ね合いから、今日は設置できません。小さなチャック袋に納めて、大切に保管することになります。
64号付属のラーメンとうどんの屋台には、赤提灯を吊るして点灯させたいものです。石焼いもの行灯よりはずっと簡単です。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」63号のやきいも屋台の行灯点灯

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「鉄道模型少年時代」屋台に吊るす赤提灯作成

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2010年11月28日 (日)

「鉄道模型少年時代」63号のやきいも屋台の行灯点灯

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

このシリーズのレイアウトは完成に近づいています。現在、レイアウト上に設置するアクセサリーの配布フェーズです。自動車や屋台など、電飾改造を行うものが多く、手間が掛かって1週間があっという間に過ぎてしまいます。年末は何かと忙しく、工作の時間が思うように取れないのが悩みどころです。

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63号、64号では、道路上や校庭などに設置する屋台が付属します。まず63号は、石焼いもとおでんの屋台です。両方とも、市販のジオコレの石焼いも屋台が原型です。おでん屋は、いわゆる赤提灯のカウンタータイプではなく、持ち帰り用のおでん屋台です。設置場所の問題もあり、おでん屋を使用するかどうかは未定です。

石焼いも屋は少々場所を変更するものの、製作マニュアルの指示通り、農家の前に設置します。この石焼いも屋台の電飾を行いたいと思います。

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この屋台は完成状態にて配布されています。屋根部にLEDを設置するには、どうしても屋根くらいは分解しないといけません。ガッチリ接着されているものの、隙間にマイナスの精密ドライバーを差し込んでこじっていけば、屋根を分離することができます。

石焼いも屋の屋根が上手く取れず、一部壁が破損してしまいましたが、組み付け時に修復できそうです。

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点灯させたいのは、この屋台の後ろの「石焼いも」と書かれた部分です。行灯のように灯したいものです。手法としては、分校の時計や、旅館の入り口の行灯を作成した時と同じながら、モノが小さいだけに手間がかかりそうです。

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まずは、点灯させる行灯部分に穴をあけます。天井に設置したLEDから、穴を通して光を透過させるためです。
四角い穴をあけるため、四隅から0.3~0.4mm程度のドリルで内側まで貫通させます。

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一通り穴をあけてから、ナイフや精密やすりで拡げていきます。ジオコレの素材は軟質の樹脂なので、加工は楽です。とは言いながらも、パーツの厚みがかなりあるので、この穴あけ作業に1時間も要してしまいました。

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少々歪(いびつ)ではありますが、一応、内部まで繋がる穴があきました。行灯の発光面のプレートを取り付ければ、この程度でも目立たないでしょう。
ポイントは、周囲の壁を傷付けないことでした。

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LEDの光が透けないよう、ラッカー系のつや消しブラックでマスキングします。特に、行灯の周囲の壁は入念に行います。

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遮光用のつや消しブラックの塗料が乾燥したら、屋台の木の部分をアクリル系のフラットブラウンで塗装します。

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行灯の発光部分の周囲を、フラットレッドで色入れしておきます。

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発光部分の看板のプレートは、ジオコレの屋台セットに付属していたシールを使用しました。自作しても良かったかと思ったのですが、丁度手元にキレイな印刷のシールがあるので、使わない手はありません。しかも、プリンターで自作したラベルよりも薄い素材なので、LEDの光をよく透過すると思います。

尚、ジオコレの屋台セット3種類共に、同じシールが付属しているので、ワザワザ石焼いもの屋台セットを購入する必要はありません。私は63号のおでん屋ではなく、ジオコレのおでん屋を使用する予定なので、そちらにも同じシールがあります。

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シールの切断面の白い部分にちょっと赤く色入れし、行灯部分に貼ったら、ぴったり収まりました。自体も当初のものと同じ様子です。非常に鮮明な文字です。

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LEDは、屋根部分に設置します。ちょっと大き目の2mmのタイプでも大丈夫でした。
発光面を斜め後ろに向けて接着します。行灯の真後ろではなく、この位置に設置するのは、行灯以外の照明にも使用したいからです。

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まずは屋根を仮組みして点灯実験です。
行灯は、LEDが真後ろにないながらも結構な明るさで光ります。しかし、屋根と壁の間から豪快に光が漏れるので、瞬間接着剤で隙間を埋めてから遮光処理を行うことにします。

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ゼリー状瞬間接着剤をパテ代わりにして屋根の下側の隙間を埋めた後、フラットブラックで再び遮光塗装し、フラットブラウンで仕上げました。これで、行灯部分の周囲の光漏れは殆ど無くなりました。点灯時にも「石焼いも」の文字がくっきりと読めるので、まずまずに仕上がりです。

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LEDの配線は、煙突部分の下部を床下まで貫通させた穴から床下に出します。行灯部分は、これで完成です。自動車の電飾とは比較にならないほど、時間を要してしまいました。とてもおでん屋まで行灯を取り付けるつもりはありません。やっぱり63号のおでん屋台はお蔵入りとなります。

しかし、この屋台の電飾はまだ終わりません。この屋台のリヤカー部分を牽引する自転車のライトも点けたいからです。停車して商売している状態の屋台の自転車なんて、ライト点けないだろうが!というお叱りは尤もです。でも、自転車があったら灯したくなってウズウズしてしまうのです。道路上に設置した自転車と異なり、光源をこの行灯部分と同じLEDから取ろうと思っています。今夜はもう無理なので、後日行います。

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「鉄道模型少年時代」ライト点灯のオートバイ3台設置

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「鉄道模型少年時代」石焼いも屋台の自転車ライトも灯すぞ!

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2010年11月27日 (土)

「鉄道模型少年時代」ライト点灯のオートバイ3台設置

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

62号に付属してきたオートバイ3台をレイアウトに設置し、自転車3台と共に電源に接続して点灯化を完了しました。

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オートバイは、大型のアメリカンタイプ、スクータータイプ、カブ等のビジネスバイクタイプの3台です。それぞれヘッドライト、テールランプの位置に直径0.5mmの光ファイバーを通して点灯化改造を終えています。

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スクーターの設置場所は、バスの真ん前にします。こんなところで良いのか、と思ったのですが、製作マニュアルの指示ではここになっています。好き勝手に改造していながらも、迷った時は設計者の意向を尊重します。木製ベースの裏側にも余裕があるので、この位置に設置するのは問題ありません。
直径1mmのドリルで道路から木製ベースまで貫通する穴をあけます。

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アメリカンタイプの大型バイクは、むこう向きにして道路の反対側に設置します。これも製作マニュアルの位置に近い場所にしました。

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光ファイバーが無事木製ベース裏側まで通ることを確認し、オートバイのタイヤの下部にアクアリンカーを塗って道路に接着します。

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大型オートバイは、テールランプをこちらに向けている状態です。

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スーパーカブタイプのビジネスバイクは、駅前雑貨店の前の石畳に設置しました。
製作マニュアルではもう少し手前になっていたのですが、私の場合は、地面に埋め込んであるTCS自動踏切部分に干渉するので少しずらしてあります。歩道のような石畳にまでバイクが運転状態で乗り入れるのは危ないことですが、昭和の時代には普通にあったことです。田舎では、概して歩行者よりも自動車やオートバイの方が偉そうだった印象があります。

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木製ベース裏側に貫通させた光ファイバーの断面に、チップLEDで作成したライトボックスの発光面を隣接させて接着します。道路の手前側のオートバイ2台の方は、木製ベースのスペースに余裕があり、光源の取り付けにも問題ありません。

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アクアリンカーを塗ってから、LEDを発光させてライトの光り方を確認し、微妙な位置調節をして貼り付けます。固着までに時間の掛かるアクアリンカーの特徴を利用します。

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駅前雑貨店の前の石畳部分は、ケーブルや回路が錯綜していて光源の取り付けに苦労します。干渉する回路を掻き分け、隅間を空けてチップLEDのライトボックスを接着します。

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先日取り付けた3台の自転車、そして今回の3台のオートバイの6台の配線を結線します。LEDを3つずつ直列接続した回路を二つ作成し、その二つの回路を並列接続し、プラスの15mAのCRDを挟み込んでから12V電源に繋ぎます。

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レイアウト手前部分の、スクーターと大型バイクです。
スクーターのすぐ後ろには、大口径で明るくライトを灯したバスが迫っていますが、一応スクーターのヘッドライトも確認できます。大型バイクは赤いテールランプを灯しています。ヘッドライトしか光らない自転車と異なり、オートバイはこちらにお尻を向けていても点灯改造した効果が得られます。

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スーパーカブタイプのヘッドライトも確認できました。前の自販機付近にはフィギュアを多数配置する予定なので、バイクはこのまま通り抜けることは困難です。

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スクーターにバスが追突しそうな位置関係です。こんな風に煽られたらかなりの恐怖を覚えるはずですが、田舎道なので非常に低速のため大丈夫です。

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道路にはバスと救急車、自転車とオートバイ3台ずつが設置されています。更に、自動車を4台以上設置予定ですが、既に置ける場所がかなり限られています。あまり密集させるとゴミゴミして醜くなりそうです。
木製ベース裏側のスペースも狭くなっていて、設置場所にはかなりの制限を受けます。

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視点を低くすると、道路上に光る自転車やオートバイ、そしてバス等のライトの点灯効果が高いことを感じます。電飾改造としてのパーツ設置は残り僅かです。自動車等は、焦らずゆっくり設置を行います。

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「鉄道模型少年時代」残り2台の自転車の設置

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「鉄道模型少年時代」63号のやきいも屋台の行灯点灯

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2010年11月26日 (金)

「鉄道模型少年時代」残り2台の自転車の設置

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

62号に付属してきた残り2台の自転車を、レイアウトに設置しました。同じく光ファイバーを取り付けたオートバイについては、設置位置を検討中なので後日作業を行います。

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まず、ハンドルを持って引いている状態の自転車は、かやぶき農家の門の前に設置しました。製作マニュアルでは自転車を引いて門をくぐっていく状態でしたが、自転車のライトがむこうを向いていると、せっかくの点灯化改造が活きません。ここは少々不自然なのを承知の上、電飾化の効果を優先して、ライトがこちら向きになるようにします。

この農家に用事があった人がのんびりと帰っていく状態を表しているつもりです。

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農家の庭には、ヘッドライトを付けたトラクターがあります。視点を低くして覗き込めば、自転車とトラクターが門を出て行く状態であることが確認できます。トラクターの位置を、もっと門に近づければよかったと後悔していましたが、自転車を設置することになったので、結果的に奥まった場所で良かったと思います。

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トラクターと自転車の位置関係はこんな具合です。
のんびりと自転車を引いているすぐ後ろにトラクターがいたら、イライラした気持ちになりそうです。このくらい離れていれば安全でしょう。
自転車のヘッドライトは0.5mmの光ファイバー1本だけですが、すぐ下の木製ベース裏側にチップLEDを配しているので結構明るく光ります。例によって、引いているだけなのに明るく光るライトです。

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もう一台の走行状態の自転車は、メイン道路に設置しました。製作マニュアルでは旅館前に設置していましたが、その位置には人力車があります。少し手前にずらしています。
ヘッドライトをこちら側に向けたので、自転車は右側通行になってしまっています。まあ昭和の時代ならば、鷹揚に行われていたことでしょう。

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人力車も右側通行しているすぐ手前に自転車がいます。きっと人力車を追い抜いてきたところなのでしょう。

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周囲には、夏祭りのお神輿やバス等が錯綜して、かなりの密度になってきました。平板な道路も変化が付いてきています。

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視点を低くすると、メイン道路の賑わいが確認できます。走行中の自転車のライトも、街灯等に埋没することなく、結構明るいのでアクセントになります。

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実は、もう少し手前に自転車を設置したかったのですが、丁度木製ベースの繋ぎ目となっている為に、この位置がギリギリでした。

この他に、3台のオートバイと4台の自動車の設置があります。かなり道路がゴチャゴチャしてきているので、どこに設置するか、慎重に検討したいものです。

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「鉄道模型少年時代」第63号 おでん屋は、一応このシリーズオリジナル

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「鉄道模型少年時代」ライト点灯のオートバイ3台設置

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2010年11月25日 (木)

「鉄道模型少年時代」第63号 おでん屋は、一応このシリーズオリジナル

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第63号です。

前号までに付属してきた自動車と自転車・二輪車の全てのライトを点灯させるという作業に時間が掛かっており、まだまだ作業が終わらない内に、次号のアクセサリー付属の号が発刊されてしまいます。このところ付属しているアクセサリーは、そのままレイアウトに取り付ければすぐに終わる作業ながら、どうしても電飾改造をしたくなってしまうのです。今回のアクセサリーも、かなりの時間を要して改造することになりそうです。

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63号のパッケージの中に、のどかな鉄道模型少年時代のイメージとは似つかわしく無いような、ド派手の旭日旗模様のチラシが入っていました。戦艦三笠のペーパークラフトの紹介です。紙製とは言いながらも、全長820mmの巨大模型で、昭和7年の「少年倶楽部」新年号の特別付録の復刻版とのことです。雑誌の付録にこんな大迫力の紙工作があったことに驚きます。発売日は11月19日とのことなので、既に書店に並んでいるはずです。私が気付いていないだけでした。

価格は3675円(税込)。安っ!講談社の倉庫に秘蔵されていた原本から、約80年の時を経て復刻したものとしては非常に安い価格設定かと思います。
しかし、いくら安くても、私は作成する時間も完成模型を飾る場所もありません。それに、このチラシの写真の様にキレイに作る自信は全くありません。復刻版としての貴重な資料として書店に行ったついでに入手するかもしれませんが、組み立ては出来ません。
ということで、しばらくは鉄道模型少年時代とデアゴの零戦に専念します。

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今回の付属品は、屋台①(やきいも屋・おでん屋)です。
市販品のジオコレにあるようなアクセサリーで、お馴染みのストラクチャー箱に入っています。箱が大きめなので、相変わらずスッカスカです。

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開封して中身を取り出します。
屋台2セット分のパーツが、細かくビニール袋で区分けされ、厳重に保護されています。パーツは小さくて繊細なので、過剰に保護しないと輸送段階で破損する可能性があるからです。

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おでん屋と石やきいもの屋台のセットです。それぞれ屋台を牽く自転車と屋台に取り付けるのぼり、フィギュア4体が付属しています。
この二つのセット、色違いではありますが、全く同じ形状です。基本となっているのは、TOMYTECの市販品のジオコレの情景小物019「屋台C」のやきいも屋です。情景小物にはおでん屋の屋台もありますが、それを使用せずにやきいも屋を二つ入れて、片方を無理やりおでん屋に仕立てた様子です。

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手元にあるジオコレの情景小物のやきいも屋を開封して比べましたが、今回付属のやきいも屋と色も形も全く同一のものでした。ジオコレの方はそれぞれ1個の定価が819円です。市販品には展示用のベースやブロック塀などが付属してくるものの、露店本体は1個しか入っていません。それを二つ付属させるなんて、今号の次号の付録は大盤振る舞いのような気がします。

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今回の付属品の二つの屋台は同一形状ながら、カラーリングと後部の文字表記が異なっています。「石焼いも」と「おでん」の自体も多少異なっています。
おでんの屋台は、カウンターになっていてその場で飲めるようなイメージがありますが、この屋台は石焼いもと同様にお持ち帰り用となっているようです。ちょっと不自然なのは否めません。

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自転車で牽くタイプの屋台に店主、お客の親子の形状は全く同じなので、設置場所を工夫する必要がありそうです。

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今回の製作マニュアルで指示された屋台の設置場所は、かやぶき農家前の農道と、駅前雑貨店の前の石畳の歩道上です。農家の前にやきいも屋台を設置することは、表紙の写真等でも出てきていたのでわかっていましたが、駅前雑貨店の前のおでん屋台は意外でした。

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私のレイアウトでは、農家前の農道に設置することは問題ありません。指定の位置では、目の前の柿の木にジャマされて良く見えないので、少し左側の水田のあぜ道上への設置が適当かと思います。

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しかし、駅前雑貨店前の指定位置には、私は自販機をゴミゴミと3台も並べてしまいました。自販機の前には灯りに集まる昭和の若者のフィギュアを何体か設置する予定なので、この場所におでん屋台の設置は適当ではありません。他の場所を考えます。

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設置場所だけでなく、やきいも屋屋台を看板とのぼりだけ換えておでん屋に仕立てることも意外でした。
上の写真の冊子の表紙の右下にあるような、写真で紹介されていたおでん屋は、典型的な赤提灯タイプのジオコレの情景小物017「屋台A」のおでん屋台です。駅前雑貨店の奥のスペースに設置されています。私はおでん屋はこの場所への設置を想定していました。途中で内容変更になったのでしょうか。

おでん屋の雰囲気としては、このカウンターのある赤提灯タイプの方が合致していると思います。建物等の大型ストラクチャーと異なり、アクセサリーの設置は設計者の意図を尊重しながらも、ある程度自由に行えるので、もう少し考えたいと思います。

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屋台の電飾改造として、パーツを見て思いつくのは、牽引用の自転車の前照灯と「おでん」、「石焼いも」の文字の部分です。この位置を行灯にしたいものですが、果たしてそんな加工が出来るでしょうか。

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屋台の屋根は、ガッチリと接着された状態です、しかし、マイナスの精密ドライバーの先で丁寧に隙間をこじれば、屋根を外すことができました。但し、この行灯部分は非常に肉厚に出来ています。無理に穴をあけたりしたら破損しそうです。

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とりあえず、今日出来る工作として、自転車のヘッドライトに取り付ける光ファイバーを通すための穴をあけておきます。光ファイバーの取り回しはまだ決まっていません。床下に通すか、屋体内部にLEDを設置して導光するかは今後考えます。
やきいも屋は農家前に設置するとして、おでん屋台の扱いは決定していません。次号の屋台2セットを並べながら考えたいと思います。

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ジオラマグレードアップ講座は、「分校の質感を高める」と称したウェザリングテクニックの紹介です。以前に行った鉄橋のウェザリングと同様に、エナメル塗料を使用したり、タミヤのウェザリングマスターを使用して味わいを深める手法です、校舎の壁部分のウェザリングは今更難しいので、屋根部分等の質感向上の参考にしようと思います。
次号は、校舎以外の建物のウェザリングテクニックの紹介です。

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次号、第64号の付属品は、屋台②「ラーメン屋。うどん屋」です。
ジオコレの情景小物018「屋台B」のラーメン屋を基本として、のれんの部分のみうどん屋バージョンを作成したようです。屋台の周囲に展開するテーブルとパラソル、お客のフィギュア4体ずつも付属しています。

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この2つの屋台、分校の運動場に設置して「屋台村」を作成するアイデアを紹介するようです。もちろん、どこに設置しても良いとは思いますが、夏祭りの会場の演出としては最適の場所かと思います。
しかし私のレイアウトには、運動場に盆踊りの櫓がドーンと設置されており、スペースがありません。神輿倉の前も侵略しながら設置を考えたいものです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」オートバイのヘッドライト・テールランプ

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」残り2台の自転車の設置

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2010年11月24日 (水)

「週刊零戦をつくる」第65号 後部胴体フレームの外板は、塗装すると位置がわからん・・・

まずは工作とは関係ない話題で恐縮です。先日の老視対策ルーペに引続き、今日も自身の年齢を再確認したことがありました。

今日、仕事にて来年入社される内定者の方々との懇親会に参加しました。今回は一般職の方々が対象だったので、多くが短大卒です。当然ながら皆さんお若く、4大卒予定の一部の方を除き、全員平成生まれでした。平成なんて、故小渕恵三官房長官(当時)が「平成」の文字を掲げていたのがこの間のような気がするほど最近の事で、私自身、当時既に大学生でした。その頃生まれた方が、もう既に社会人になっていくわけです。隔世の感があります。
緊張しながらも、自分のスタイルを持っている今の学生さん達との会話は、非常に刺激になります。こちらがリフレッシュさせてもらった感覚です。

私の青春時代の頃に生まれた方が新入社員となり、自分は近くが見づらくてルーペ探ししているという体たらく。年月の歩みは年々速くなることを実感し、人生の儚さを嘆きたくなります。昭和は遠くになりにけり、とつぶやいて、昭和の初期に大空を縦横に駆け抜けた零戦の模型を作ります。

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第65号です。

同時に届いた64号は、非常に多くの組立て手順がありましたが、今回はさほどではありません。しかしこのシリーズ、トータルの作業時間は膨大なものになりそうです。パーツ配布順がバラバラで組み立てに困ることは別として、模型自体の設計やパーツ精度はかなり高度です。苦労に見合うものになるかどうかは我々の情熱と根気にかかってきそうです。

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今回のパーツは、水平安定板パーツです。
組み立てるパーツ自体はペラペラのアルミ小片ばかりですが、外板成型用の透明樹脂の治具が付属しているので、保護の為にある程度厚みのあるパッケージです。

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部品の一覧です。
水平安定板小骨1~4番、水平安定板小骨5~9番、水平安定板前縁小骨1~6番、水平安定板前桁、水平安定板後桁、型(治具)Dです。
水平安定板自体は61号のパーツの左右対称形です。組み立て自体は難しくありません。小骨の差込み部を間違わないように確認しながら組めば、すぐに終わります。

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今回も外板パーツを成型する治具が付属していますが、これは次回以降に使用するとのことです。治具がドンドン増えてきて、何号で配布されたものか見分けが付かなくなりそうです。マスキングテープに号数とパーツ名を書いて貼っておくことにします。

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今回の作業は、水平安定板(右側)の組み立てです。
上下の安定を保つ役割を持つ水平安定板(右側)を井桁状に組んで組み立てます。また、64号の外板パーツの一部を使用し、63号に付属してきた型(治具)を使って外板を曲げてから、胴体後部の左側に貼ります。全て塗装作業が加わりますが、非常に多くの手順があった64号に比べれば、かなり軽い作業となります。

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水平安定版には外板を貼ってしまうので、塗装するかどうかを迷ったのですが、61号の左側を塗ってしまっているので、バランスを取って今回も塗装します。
まず、パーツにメタルプライマーを塗ります。

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約30分間乾燥させてから、青竹色に塗装します。
だんだん気温が下がってきて、塗料の乾きが悪くなってきました。薄塗りであっても、ラッカー系塗料の乾燥時間が1時間では足りなくなっています。

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水平安定翼小骨は、ランナーから切り離してしまうと見分けが付かなくなるものもあります。ランナー部分にパーツ番号を記し、使うものから一つずつ切り離していくことにします。

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水平安定板後桁の切り込みに、水平安定翼小骨の1番を差し込みます。
塗装していると差し込む際に少々力が要ります。

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水平安定板前桁を、1番の小骨の穴に差し込みます。

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2番から9番の小骨を、位置を間違えないように順番に差し込んでいきます。
前桁の方には、2番から9番の小骨の間に、10番から15番の小骨が入るので、切れ込みは一つおきに使用することになります。

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10番から15番までの小骨を、前桁の切れ込みに差し込み、全ての小骨と前桁、後桁の接点に瞬間接着剤を少し流し込んで固定します。塗装したパーツを組み合わせただけでも結構ガッチリしているので、接着剤は気休めくらいの役割です。

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64号に付属してきた外板パーツを用意します。
63号の治具の曲面に押し当てて、それぞれ微妙なカーブをつける旨、指示があります。しかし、これが解り難く、結局は現物合わせで曲げていく方が確実に思えます。

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64号の3つの外板は、胴体フレーム後部左側に貼り付けることになっているのですが、取り付け位置の確認が困難です。胴体フレームとの接点に枕頭鋲の模様が描かれているのですが、上に塗装してしまうと非常に見難くなってしまい、場所の特定が難しいのです。少し外板を重ね合わせる箇所もあったりして、今回貼ってしまう勇気がありません。万一ずれていたら、強力テープを剥がしてやり直すことは困難なので、周辺の外板パーツが揃うまでペンディングとします。

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中途半端ではありますが、とりあえず今回の作業は終了です。
後部胴体フレームへの外板貼り付けは、位置合わせとカーブの形状を正しくつけることがポイントです。やる気になったら僅かな時間で終了する作業なので、もう少し周辺の外板が揃うまで待ちたいものです。

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次号、66号のパーツは、外板と風防のスライドレールなどです。
右翼底面と胴体後部の外板貼りに加え、コクピットの風防のスライトレールを取り付けます。風防のパーツはまだまだ先のことなので、ピッタリの位置に貼り付けられるのか心配です。胴体後部の外板については、今回のものと合わせて、貼り付け位置を確認するにとどめておきたいと思います。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第64号 操作索取り付けと方向舵動作はトレードオフ?

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第66号 ちょっと不安な外板貼り作業が続きます

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2010年11月23日 (火)

「週刊零戦をつくる」第64号 操作索取り付けと方向舵動作はトレードオフ?

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第64号です。

デアゴスティーニの直販での購入は、早い時には奇数号発売週の日曜日に届くのですが、今回は少々遅れました。とはいえ、奇数号の書店発売日の火曜日に届いたので、文句を言う筋合いではありません。今日は勤労感謝の日にて休日なので、早速手がけることが出来ます。しかし、非常に作業内容が多く、全てを一日で行うことは困難です。

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64号のパッケージの中に、プロペラ+エンジンサウンドシステムの再案内のチラシが入っていました。本物の栄エンジンの音を収録したエンジンサウンドとプロペラの回転が楽しめるパーツです。私は初回受付時に既に入手しています。手元に届くのはこのシリーズの終了間際となる2011年7月です。

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このチラシには他の通販商品も掲載されており、その中に、先日話題となった工作時の拡大鏡のペアルーペがありました。何てグッドタイミング!
メガネの上から掛けられ、両目を使用して工作が出来るので、かなり便利でしょう。チタンフレーム仕様なので、32gと軽量なのもグッドです。しかし、この使用場面のオトーサンの光景を見ると、自分もこんな感じなのかと思って注文には二の足を踏みます。同じものが他のところでもう少し安く入手できることもあり、今回は見送りです。

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今回のパーツは、外板パーツと照準器等です。ペラペラの外板は、これまでと同様に切り取り線が入っているだけで、一部を除き自分で切らなければなりません。

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部品の一覧です。
外板、九八式射爆照準器(a)、九八式射爆照準器(b)、操作索用糸です。外板は、非常に細かい切り取り線が入っています。カッターナイフを持つ手に力が入りそうです。でも、軽く切らないと、パーツの縁が曲がってしまいますが・・・。

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今回の作業は、左翼の底面と機首側に外板を貼り、照準器を取り付けます。
63号に付属してきた型(治具)Aを使って外板を曲げ、左翼の機首側と底面に貼ります。また、操縦室の計器板の上に、九八式射爆照準器を取り付けます。動翼や着艦フックの操作索と、スケルトンモデルの方のための主翼骨組の補強板が提供されていますが、ディティールアップパーツなので、好みで取り付けの有無を選ぶことになります。

今回付属のパーツは僅かですが、冊子の組み立て解説は6ページに亘っています。60号の外いたパーツや52号のエッチングパーツ、46号の透明プラスチックパーツなど、過去に配布されたこまごましたものが必要になります。このシリーズ、本体もバラバラに各所を脈絡なく組んでいく状況ですが、細かいパーツもたくさん溜まっていて、これから指示に応じて宝探しが続きそうです。

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まず、今回唯一の立体パーツである照準器のパーツのバリ取りを行います。やすりで簡単に削って終了です。

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外板パーツを切り抜きます。
アルミ板の外いたパーツは、ほんの一部を除いて殆どはユーザーがカッターナイフで切り抜いていきます。切り抜き線は薄いので、パーツに照明を当てて見やすくしました。

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今回付属の外板からは、たくさんのパーツが切り出せます。しかし、使用するのは4枚だけです。その他は後の作業で使用するようです。でも、一応全て切り出しておきたいものです。
尚、60号の外板パーツの残りの一部も今回使用します。

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外板から切り出したパーツに、アメ色スプレーを吹きます。
サッサと軽く一様に吹いておきます。表面にプリントされたディティールが微妙に透ける程度にします。

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外板の塗料が乾燥するまでの間に、照準器を組み立てます。
2つに分かれているパーツを合わせて接着します。

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上部の丸い凹み部分にレンズを取り付けるための穴をあけます。直径1mm、深さ1.5mmとのことですが、深さは適当でも良さそうです。

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52号に付属してきてずっと保管指示となっていたエッチングパーツから、照準のパーツを切り出します。

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取り付け部をヤットコで90度曲げます。

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照準器パーツの先端に、エッチングパーツの照準を接着します。
組み立て指示では、塗装してから接着となっていましたが、後で塗った方が作業が簡単でしょう。

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照準器パーツ全体にメタルプライマーを塗ります。

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面相筆を用いて、照準器をセミグロスブラックで塗装します。上部の丸い部分は塗り残します。また、手前の四角い部分は、セミグロスブラックとレッドを3:1の割合で混ぜたものを塗るとのことですが、その割合だと殆ど黒に近くなってしまいました。

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はるか前の46号に付属してきた透明プラスチックパーツの中にある、照準レンズのパーツを切り離して使用します。

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ランナーから切り離した箇所等にバリがあるので、デザインナイフで切除します。

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照準器の上部にあけた穴にレンズの下部の突起を差し込み、接着します。

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コクピットの計器板の上部に、照準器を接着します。

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照準の前にレンズがあることが確認できます。
でも、利き目が左目のパイロットは無理やり右目で覗くしかなく、苦労したことでしょう。

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照準器を取り付けている間に、外板パーツの塗料はすっかり乾きました。
今回付属のパーツの他に、60号に付属してきて保存している6つのパーツの内の4つを使用します。貼り付けるのは、左翼の下側です。

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左翼を裏返した状態で、翼の後ろ部分の先端部分から位置を合わせて外板を貼っていきます。まずは手前の3枚からです。

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残り4枚のパーツも貼り付けます。
このシリーズで推奨されている、ナイスタックの強力タイプの両面テープを使用しています。ずれたらやり直しが効きませんが、多少の曲面でもガッチリと貼り付きます。

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左翼の機首側の外板は、63号に付属してきた治具で曲げてから貼り付けます。
この曲げ方は、「零戦をつくる」の公式ページに動画で解説しています。でも、私にはピンと来ないやり方です。

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まずは指示通り、位置合わせの為に治具の下部の段差に沿ってマスキングテープを貼ります。しかし、段差の境目に明確な線があるわけでなく、非常に曖昧です。この線がずれたら、パーツが歪んでしまいそうです。

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指示では、片方の下部をマスキングテープで固定してから治具に沿って曲げるとありました。しかし、私はまず中心線がずれないように軽く曲げることにしました。

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中心部を軽く曲げて位置を確認してから、下部をテープで押さえて本格的に曲げます。

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治具自体はペット製なのでペコペコへこみます。へこませて押し付けるようにして、形状を固定していきます。

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まだカーブが足りないのですが、これ以上曲げて行くことができません。無理に曲げたら、先端部分が折れ曲がってしまうでしょう。後は、強力両面テープの粘着力に期待します。

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パーツの裏側の剥離紙を剥がし、左翼の裏側から、位置合わせをして外板を貼ります。

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左翼の表側も、今迄に貼った外板パーツに押し付けるようにして貼り付けます。
赤丸印の翼の先端部分に隙間が開いてしまいます。パーツの切り抜き時にミスをしたかと思ったのですが、冊子の解説写真も同じ位置に隙間が開いているので、設計の問題かもしれません。完成間際に、隙間に色入れしたいものです。

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今回付属のパーツの内、使用しなかった外板パーツは袋に号数を入れて保管しておきます。

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胴体フレーム後部の内部に取り付ける操作索の工作は、外板パーツから大量の滑車を切り出すことから始まります。こういう細かいものの切り出しは、私は嫌いではありません。ペーパークラフトでかなり慣らされたのでしょう。

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しかし、この操作索はディティールアップパーツで、お好みに応じて取り付けるとの説明です。また、操作索を付けると、方向舵などを動かすことが出来なくなるとのことです。
どうせ外板貼ったら見えなくなる操作索を苦労して取り付けても、方向舵など動かなくなるのではちょっと考えてしまいます。

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また外板パーツには、スケルトンモデル用の補強版も付属しています。今回は左翼上部だけですが、いずれ全て揃うのでしょう。これを取り付けたら外板は貼れなくなるので、私は省略します。

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操作索を取り付ける滑車の一部の切り出し作業を開始したものの、今回は保留としました。
でも、次号から胴体フレーム後部に外板を貼り付けるので、このまま省略して終わりそうな予感がします。

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とりあえず今回の作業はこれで終了です。
左翼の外板パーツは、それぞれ色合いが異なるので、当初予測していた通り、パッチワーク状になってしまいました。

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次号、65号のパーツは、右側の水平安定翼です。左翼の時と同じ作業でしょう。
その他、外板を成型する治具が一つ付属します。64号付属の外板の取り付けも一部行う様子です。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」破損させた取付架パーツを送って頂きました!

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第65号 後部胴体フレームの外板は、塗装すると位置がわからん・・・

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2010年11月22日 (月)

「鉄道模型少年時代」オートバイのヘッドライト・テールランプ

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

01

62号に自転車と共に付属してきた3台のオートバイのライト点灯準備作業を行います。原理は自動車のライトに光ファイバーを取り付ける方法と同じながら、モノが小さいのでより精度が求められます。自転車よりはボディの大きさに余裕があるものの、オートバイにはテールランプがあるので1台あて2本の光ファイバーを取り付ける必要があります。

オートバイは、左から陸王タイプの大型、ラビットスクーターのような中型スクーター、そしてスーパーカブのようなビジネスバイクの3台です。この中で、スーパーカブタイプが最も難易度が高いと思います。

02

用意する道具は、いつもと同様です。
光ファイバーは、直径0.5mmのジョイフルエスカ、穴をあける0.5mmドリルとピンバイス、ライト部分を平滑に削るためのデザインナイフ、ピンセット、瞬間接着剤とそれを細部にちょいと付ける竹の爪楊枝等です。この他、私の場合には作業対象を拡大するためのメガネ取り付け型の両眼ルーペ、そしてライトの穴あけ部分に印を付けるための千枚通し等も用意します。

03

まずは3台の内、比較的簡単な大型バイクから作業開始します。
ヘッドライト、テールランプは、写真の赤線のように斜めに穴をあけて車体中央部の底部から下部に光ファイバーが通るようにします。

04

ライト部をナイフで平滑にしてから千枚通しで印を付け、0.5mmドリルで車体底部まで貫通させます。この時、左右の角度を間違えて横に穴があいてしまわないように気をつけます。縦横の角度がバッチリ合っていないと、車体底部の中央に穴があきません。

05

テールランプも同様に、角度に気をつけてヘッドライトの穴とほぼ同じ位置に来るようにあけます。

06

0.5mmの光ファイバーを、ヘッドライト、テールランプにあけた穴を通して車体底部から出します。

07

2本の光ファイバーを揃えて、瞬間接着剤を爪楊枝の先に付けてチョイチョイと塗って固定します。

08

ラビットスクーターも同様に前後のライトに光ファイバーを通します。ヘッドライトの角度がちょっと厄介です。2本の光ファイバーを同じ位置から出すのは、先程の大型バイクよりも難易度が高いと思います。

09

スーパーカブタイプにも同様に前後に光ファイバーを通し、2本をまとめて接着固定します。

10

3台のオートバイのテールランプ部分に、ラッカー系塗料のクリアーレッドを塗ります。クリアカラーなので、光ファイバーの断面に少々盛り上がるくらい塗っても、ちゃんと透過してくれます。

11

車体底部から光が漏れないように、底部から10mm程度、つや消し黒で塗って遮光します。大型バイクは、ライトの後方、タンク下部にも光ファイバーが露出しているので、ここも黒く塗っておきます。

12

それぞれのオートバイの運転手をシートに接着します。
スーパーカブタイプのビジネスバイクは、荷台に箱の荷物を載せて配達中です。製作マニュアルには、箱は長い辺を縦位置にしていましたが、横にした方が収まりが良いように思います。

13

これで一応、厄介なオートバイのライトの光ファイバー取り付けが完了です。
この3台のオートバイ、何処に設置するか迷っています。自動車の設置と合わせ、ライトが確認できる場所に設置したいものです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」自転車のライトへの光ファイバー取り付け作業

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第63号 おでん屋は、一応このシリーズオリジナル

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2010年11月21日 (日)

「鉄道模型少年時代」自転車のライトへの光ファイバー取り付け作業

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

62号に付属してきた自転車に、光ファイバーの取り付け作業を行いました。自動車のライトと同じ原理ではありますが、モノが小さいだけに時間と労力がかかります。一度にたくさん出来ることではありません。

0101

62号を開封した際に、とりあえず走行状態の自転車1台のみ、ライト点灯のための光ファイバーの取り付け作業を実施しました。ライト部分に0.5mmの穴をあけて、0.5mmの光ファイバーを通し、フレームの脇を引き回して後輪部分より車体下部に通すという作業です。この光ファイバーの先端を地面の木製ベース裏側に設置したチップLEDのライトボックスに隣接させ、導光してライトを点灯させるといった方法です。

0102

しかし、一台だけテスト的に作成したこの自転車、光ファイバーを地面と垂直にせず、斜めにしてしまいました。このまま地面にあけた穴に通したら、自転車の前輪が上がってしまいます。空に上る映画のETの自転車みたいでファンタジックでありますが、自転車に乗っているのは大人ですし、実用的で無骨な自転車です。

地面に斜めに穴をあければよいではないか、とも思いましたが、そんなにピッタリと出来るわけがありません。残り2台の自転車にライト取付を行う前に、この斜めになってしまう自転車を何とかします。

0103

光ファイバーにちょっと熱を加えれば、簡単に曲げることができます。
地面に垂直になるように光ファイバー部分を曲げた状態でドライヤーの熱風を当て、次いで送風で冷やして形状を変化させます。

0104

あまりやると光ファイバーがウネウネしてしまうので、このくらいでやめておきます。
これで垂直に開けられた穴に光ファイバーを差し込めば、自転車は真っ直ぐになるでしょう。天に昇れなくて残念ですが、SFのジオラマ作りをしているわけではありません。

0105

残り2台の自転車にも光ファイバーを取り付けて、ライト点灯改造を行います。光ファイバーが露出している部分はフラットブラックで色入れして遮光します。茶色いタイプには、更にフラットブラウンで塗装しました。

しかし、これらの2台はペダルを漕いで走行している状態ではありません。茶色いタイプはハンドルを持って自転車を押している情景だし、左端の黒いタイプはスタンドを降ろして全くの停車状態です。この時代の自転車のライトは、前輪部に取り付けられたダイナモで発電して、その電気で電球を灯すタイプです。停車状態の自転車のライトが光るわけは無いのですが、模型の世界では楽しく、全ての自転車や二輪車のライトを点灯させたいものです。

0106

今日は、スタンドを降ろしている黒い自転車をレイアウトに設置します。地面ベース裏面の配線などは他の自転車を取り付けてから行います。製作マニュアルには、この自転車は駅前に設置するように指示されています。別に何処に置いても良いのですが、やっぱり駅前が適当だと思います。

0107

0.5mmのドリルで自転車の後輪部分の地面に穴をあけます。

0108

自転車の後輪から下に伸びている光ファイバーを穴に通します。

0109

アクアリンカーを自転車の車輪部分に塗って地面に接着します。

0110

自転車の運転手も地面に接着します。
この自転車はスタンドを立てて停車中です。運転手は荷台の荷物を扱っている状態にします。両手の形状は、ハンドルを持って自転車を引き回している状態にもできるようです。

0111

当然ですが、自転車の位置の木製ベース裏側には光ファイバーが飛び出しています。木製ベースの裏側は、各種のケーブルが錯綜しているので、穴をあける際には注意が必要です。

0112

光ファイバーは、1mm程度飛び出ているくらいの長さにカットし、光源となるチップLEDを内蔵したライトボックスを接着します。LEDを点灯させながら、ライトの点き具合を確認しながら位置を微調整するのがコツです。

0113

この接着の際には、固定時間の猶予があるアクアリンカーが便利です。糸を引かず、それなりに丈夫に接着できるので頼りになります。

0114

他の自転車や自動車の設置後に電源に接続する配線を行うので、今日は何のケーブルかわかるように「自転車」とマスキングテープに記載して貼っておきます。

0115

まだ電源には接続していないので、自転車だけはテスター電源から点灯しています。
周囲には街灯や電話ボックス、露店など、LED照明がたくさんありますが、一応自転車のライトが点いていることは確認できます。停まって荷台弄くっている自転車のライトが点いている状態ではありますが、どうせ電車以外は固定されているものなので気になりません。

0116

レイアウトの一番奥の部分なので、正面から見ていては自転車が確認し難い状態です。覗き込んだ時に存在に気付く場所です。

0117

救急車の天井灯を点けると、この一角が賑やかになります。自転車のおじさんも、釣られてサイレンの方を見てしまいそうです。

もう2台の自転車の置き場所についても近日中に決定したいと思います。
ライト点灯が確認できる場所に設置する予定です。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」59号のお神輿とこばるの人力車設置

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」オートバイのヘッドライト・テールランプ

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2010年11月20日 (土)

ローガン・シンドロームの足音か?細部作業のためのルーペ

毎日、子供っぽい工作ばかりやっていますが、私は現在43歳です。

立派な中年おじさん道ど真ん中なのは自他共に認めるところです。昔ならば、40歳は「初老」と呼ばれ、老人の入り口でした。人によりますが、現在では「初老」なんて一線をリタイヤされて悠々自適な70代以降の方々のことを言う感じです。若輩者の40代が軽々しく初老なんて言っていたら叱られそうです。

但し、厄年を越え、確実に老化が進んでいることは自覚します。頭の回転や物覚えが悪いのは元々ですが、更に悪化していますし、肉体的な老化も自覚します。20代の頃は、3晩程度ロクに寝なくても普通に仕事していましたが、今では一日でも寝不足だと、翌日は体も頭も使い物になりません。体を酷使すると、翌々日に筋肉痛を覚えるようになってきました。そして、感覚器官も老化します。老化の最初は目から、と言われます。野球等のスポーツ選手も動体視力の衰えから引退を意識する方も多いようです。

201

鉄道模型レイアウトの電飾改造をはじめとして、工作には細かい作業が付き物です。今年になってから、チップLEDの半田付けなどにルーペを使用する事が多くなってきました。昨年までジャマ臭くて、殆ど使用したことが無かったのに、です。ルーペを使用すると、格段に歩留り率がアップするのです。

私は右目-7.0D、左目-7.5Dのレンズのメガネを常用する強度の近視です(視力は0.02~0.04程度)。若干乱視も入っていますが、矯正視力は両目とも1.5なので、メガネがあれば生活に困ることはありません。それに、メガネをかけたままでも読書や工作に不満を感じません。目から10cm程度の距離でも問題なく細かい文字が見えます。

周囲の同年代には、ボツボツ老眼、つまり老視の症状が出始めた人がいます。私の様に近視の方も例外ではありません。実際に身内でも、私の3歳上の兄は私以上の強度の近視ながら、既に老視が始まっていて、遠近両用のコンタクトレンズを使用しています。視力は遺伝の影響も大きいので、兄のことは他人事ではありません。

私は老視にならない!なんてことは思っていませんでした。しかし、新聞を読んだり、スタンプ印の日付を合わせる際等にメガネをおでこの方にずらしている人を見ても、まるっきり他人事だと思っていました。メガネのままで、今でも実際に細かいものは見えるので。通常の生活では何にも困りません。工作時を除いて・・・。

ただ最近、やたらと作業台を明るくしたくなったり、眼精疲労を感じることがあるのは自覚し始めています。ひょっとして、やってきたのか!恐怖のローガン(老眼)・シンドローム。

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まあ、眼球の調整力が低下するのは加齢によって仕方ないことなので、道具のチカラを借りることにします。まだ普段、老眼鏡や遠近両用レンズのメガネが必要な程ではありません。
ということで、細かい作業時のみ、ルーペを使用します。まずは、先日チップLEDの半田付けの際に紹介した、メガネにクリップで取り付ける簡易なルーペです。左右にプラスチック製の凸レンズが取り付けられています。東急ハンズ名古屋店で購入したものですが、ホームセンター等でも入手できます。レンズ倍率も各種あります。

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メガネのフレームに固定するクリップは、ゴムで保護されているので、メガネに傷が付くことはありません。レンズ部、クリップ部共にヒンジがあるので、上下各のみながら微妙な角度が調整できます。

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このように、メガネのフレームの上部に挟みつけて固定します。軽いので、こんな簡単な取り付けでも、まず外れません。
ただ、メガネのフレーム形状によっては取り付けられなかったり、すぐに外れてしまうので、私はうまく固定できるこのメガネは外出に使用せず、工作専用にしています。

レンズは左右にあり、両目で拡大像を見るため、前後の遠近感を捉えることが出来るのが特徴です。また、凸レンズから外れた場所はメガネで矯正された視力のままで周囲が見えるので、作業台の周囲も良く見えて安心です。

近くが見辛い時は、近視用のメガネを外して裸眼で作業すれば良いのですが、私の様に強度の近視だと周囲がぼやけていて非常に危険なのです。作業台の上も満足に見えず、半田ごてを掴む手がずれたり、細かいネジが何処にあるかわからなくなったりします。その度にメガネをかけたり、外したりしなくてはなりません。作業台の隅に置いたメガネを取る際に手の甲で跳ね飛ばしてしまい、「メガネ、メガネ、メガネがあれへん」と故横山やすし師匠の様になったりと散々です。

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レンズ部分を上に跳ね上げると、拡大されない普通の視界が簡単に得られます。この状態で一眼レフのファインダーを覗くこともできます。
つまり、細かい作業をするときは、メガネにこのルーペを付けっぱなしで良いということです。非常に手軽で、手放せません。きっと傍から見たら年寄り臭いでしょうが、格好悪くてもどうせ誰も見てくれませんから関係ありません。面相筆を使用して、細部にラッカー系塗料を塗っている時は、このルーペに加えて更に防毒マスクもかけているの時もあるので、とても滑稽な姿かと思います。小さい子供が見たら泣き出しかねないでしょう。

千数百円と安価であるので、ついつい雑に扱い、凸レンズの表面に傷をつけてしまいがちなので注意しています。視界内に傷が付くと、全く役立たずになってしまいます。この凸レンズは何の保護コーティングも施されていないので、メガネ以上にレンズを保護して扱わなければなりません。私は当初、ぞんざいに扱ってしまったので、このタイプは既に3代目です。今では使用後は、メガネ拭きクロスに包んで余剰のメガネ入れに入れて過保護状態で保管しています。

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更に細かいところを確認する際には、この時計見ルーペ、通称「キズミ」を使用します。
裸眼の状態で、目の上下に挟んで使用します。ずっと使っていると辛いですが、短時間ならお手軽でびっくりするくらい拡大して見えます。

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キズミはスイス製の「ベルジョン」という会社のが有名です。ただ、ルーペの割にちょっと高価です。私のは、これまた東急ハンズ(名古屋アネックス店)で求めた日本製の840円(税込)の安物です。軽くてお手軽ですし、大抵のことは先述のクリップ付き両眼ルーペで事足りるので、私にとってはキズミはこれで十分です。
これは6倍タイプですが、2.5倍から10倍くらいまで各種売っています。
6倍でも、私のやっているような工作では過剰な拡大率です。簡易顕微鏡の様に、自分の爪を見たり、作業台の上の埃を拡大したりして遊ぶと楽しくなって工作を忘れます。

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これで見ると、パーツの細部はもちろん、傷や埃までバッチリ拡大して見えます。メガネに固定するクリップタイプのものもあるようなので、見つけたら買いたいものです。

但し、片目で覗くことになるため、慣れるまでは遠近感が掴めず、極細ドリルの刃先がずれることもあります。両目にキズミを挟み込めばよいのでしょうか・・・それでは周囲が全く見えず、危険ですね。

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どちらのルーペを使用するにしても、電気スタンドを用いて作業台を明るくすることが大切だと思います。部屋の天井の灯りだけでなく、アームで自由にヘッド部分の位置を調整できる電気スタンドを併用して、作業の対象物周辺を照らしています。対象物のみピンポイントで明るくするのではなく、周囲一帯を明るくしないと眼精疲労を起こします。

このスタンドには白熱灯100W換算の明るさの電球型蛍光灯を使用していますが、早くLED電球に交換したいと思っています。しかし、安くなってきた中途半端な明るさのLED電球と異なり、白熱灯100W換算のクラスの明るさのLED電球はまだ非常に高価なので、しばらく電球型蛍光灯でがんばります。

忍び寄る老化の恐怖。工作の大敵ではありますが、道具のチカラを借りて快適な作業をしたいものです。老化を趣味の模型作りから感じ始めたというのは皮肉なことです。

今はまだ細かい工作時だけですが、その内、人前でも手元の資料の文字を読む際に、首を後ろにそらせて目を細めて読んだり、メガネを上にずらしたりするようになってしまうのでしょうか。

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2010年11月19日 (金)

「鉄道模型少年時代」59号のお神輿とこばるの人力車設置

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

01

このレイアウトは、昭和中期の里山の夏祭りの光景をイメージしています。神社の参道にはたくさんの露店が並び、お神輿を威勢よく担ぐ光景、そしてオリジナルのサウンドユニットによる「ワッショイ!ワッショイ!」という掛け声の演出もなされます。

59号にはそのお神輿、及び担ぎ手フィギュアが付属してきました。バス等の車の大体の配置場所の見当もついたので、そろそろ接着固定しようと思います。12人の担ぎ手に担がれたお神輿と、台に設置した予備のお神輿の合わせて2基です。

02

お神輿には、12人の担ぎ手が接着してあります。また、予備の方は台を接着しておきました。

03

担がれているお神輿は、神社の参道を出て手前側に曲がってきた場所の道路上に接着する旨、指示がありました。設置場所は自由ながら、他に適当な場所が思い浮かばないので、この位置にしておきます。

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しかしこの場所、お神輿の真ん前にバス停発車直後のバスがいるので、さぞかし煙いかと思います。お祭気分のハイテンションで乗り切って欲しいものです。

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担ぎ手フィギュアの足の裏にアクアリンカーをホンの少しずつチョンと点け、道路上に接着します。

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次に、台に載せた状態の予備のお神輿ですが、指示では神社の境内の手前に設置するようになっていました。しかし私のレイアウトでは、この位置にはお焚き上げが設置してあり、こんなところにお神輿を置いたら焼けてしまいそうです。

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その他、神輿倉の前の空きスペースでも良いとのことなので、迷わずここに置く事にします。この場所ならば、露店の裏側に露出している太い配線が見え難くなるという効果も期待できます。

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砂の地面の上に設置するので、アクアリンカーは少々多めにべっとり付けます。多少多くても、地面が吸収して目立たなくなります。

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道路と違って固定に時間が掛かるので、このまましばらく動かさずに放置します。

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今回、ついでに設置したいのが、人力車のフィギュアです。
株式会社こばるのマイスターシリーズの鎌倉湘南ギャラリー「MV-01人力車セット」で、9月の終わりに組み立てたまま、設置を迷っていたものでした。

010年9月29日 (水)
こばるの「人力車セット」リアル感はピカイチ。でもムズイぞ!
http://yuji.moe-nifty.com/blog/2010/09/post-1a7c.html

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ジオコレ等とは異なり、非常に精密で線の細い優れた模型です。但し、組み立ては結構難しく、初心者向けではありません。
人力車2台に俥夫2人、お客2人と看板等の付属品のセットです。とても良い雰囲気のアクセサリーであり、作業台に並べて眺めていても飽きません。

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設置するのは、駅前旅館の前の道路です。
だいたい人力車が居るのは駅前や観光地等ですが、駅前は狭くて雰囲気もそぐわないので旅館前にします。

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組み立て時に検討したように、お客を乗せた人力車、待機状態の人力車、俥夫などのフィギュアは全て設置します。

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立ってチラシを掲げて呼び込みをしている女性俥夫の足元のベースを切除します。足の部分を残し、ニッパーで少しずつカットしていきます。

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道路設置面を金やすりで少し削った後、地金が出てしまった箇所をサインペンで黒く塗ります。

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予定通りの位置にパーツをアクアリンカーで接着配置します。
立ち姿勢の俥夫のみ、数分押さえておかなければなりませんが、その他はホンの少しの接着剤でしっかりと道路に固定されます。

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先程のお神輿と同様、人力車も電飾改造が無いので接着するだけです。すぐに作業が終わって物足りないほどですが、あまり調子に乗って何でもかんでも電気をつければ良いというものではありません。周りの灯りが適度にお神輿や人力車に反射しています。

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旅館前の道路を人力車が占拠する状態になるかと思ったのですが、心配するほどには場所を取っていないようです。隣に駅側に向う自動車を設置しても問題無さそうです。

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お神輿や人力車など、アクセサリーに付属したフィギュアが居るだけでも、レイアウトは生きた光景になります。担ぎ手の掛け声、俥夫の気合の声が聞こえてくるようです。実際に、担ぎ手の掛け声は聞こえるようになるのですが。

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お神輿の左側に見物客を設置したり、人力車を撮影している観光客を置けば、更に臨場感が向上しそうです。

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まだ何台もの自動車、そして2輪車、自転車を設置する予定ですが、既に道路がかなり埋まってきました。無理に人力車を置かなければ余裕があったのですが、こばるのセット、どうしても置きたくなる存在感があるのです。はみ出した車は、路地や農道に行ってもらいましょう。

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「鉄道模型少年時代」第62号 二輪車・自転車は市販品と同一カラーでした

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「鉄道模型少年時代」自転車のライトへの光ファイバー取り付け作業

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2010年11月18日 (木)

「鉄道模型少年時代」第62号 二輪車・自転車は市販品と同一カラーでした

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第62号です。

道路に設置する自動車や二輪車・自転車等のアクセサリーの配布のフェーズが続いています。また、冊子のジオラマグレードアップ講座では、レイアウトの中心部の分校の運動場改良テクニックが紹介されています。付属品だけではあまり工作がありませんが、トータルで考えるとそれなりの作業量があります。加えて私の場合は電飾改造するので、今回のような小さなパーツの改造作業には更に慎重さと時間を要します。

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今回の付属品は、オートバイ・自転車です。
非常に細かいパーツなのですが、先週までの自動車配布の小さい箱ではなく。建物の配布等に使用されたストラクチャー箱が入っています。但し、スカスカに軽い状態です。

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箱を開けると、12室に小分けされたビニール袋が出てきました。
自転車3台と二輪車3台、そしてそれぞれに乗り手のフィギュアの合計12個のパーツです。細くて繊細なので、一つ一つ小分けに入れられているのでしょう。市販品のジオコレの情景小物「二輪車・自転車」と同じ形態です。

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市販品の情景小物「二輪車・自転車」は、色違いにてA1とA2の2種類が発売されています。私は発売された当初に2種類とも入手していましたが、A1の方は前作の「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウトに設置したので、A2のみ手付かずで手元にありました。
パッケージの写真を見てみると、今回の62号の付属品に良く似ています。前号までの自動車が、市販品のカーコレと同型ながらオリジナルカラーだったので、今回も淡い期待をしていたのですが、どうやら市販品と同じものになっているようです。

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62号の市販品、そしてジオコレの二輪車・自転車A2の箱の中身を見比べます。
中身の二輪車、自転車、フィギュアの形状、カラーリングはもちろん、ビニール袋へ入れる順番も全く一緒でした。小さいアクセサリーなので、自動車の様にオリジナルにこだわらなかったのでしょう。

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最も目立つ大型オートバイの比較です。
形状、カラーリングは同一ながら、ジオコレの甘いディティールなので個体差が結構あります。

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3台の自転車です。
昭和の時代に、働く自転車としてそこら中で見ることが出来た実用車です。フレームやタイヤがスケール換算すると異常に太くなっていますが、安価なジオコレクオリティなので仕方ありません。線の細いタイプが欲しければ、KATOやファーラーから出ています。でも、かなり高価ではあります。
私の場合はライト点灯改造を行うので、このくらい線が太い方が工作が楽です。

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二輪車です。
陸王だかハーレーだかわかりませんが、大型のアメリカンタイプ、ラビット型のような中型スクーター、そしてスーパーカブのようなビジネスバイクの3台です。それぞれ乗車姿勢のフィギュア付属です。

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自転車を立たせてフィギュアを添えると、レイアウトに設置する状況が想像できてきます。
自転車から降りて押しているスタイル、スタンドを立てて自転車を停め、荷台の荷物を扱っているスタイル、そして乗車して走行中のスタイルの3台です。
フィギュアの手足がペダルやハンドルに合っていない場合もありますが、素材が柔らかいので、ピンセット等で塑性変形させれば大丈夫でしょう。

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3台の2輪車にもフィギュアを乗せます。
それぞれの2輪車のスタイルに合致したフィギュアとなっています。スーパーカブスタイルのフィギュアは配達中のようですし、ラビットスクータータイプはお買い物中のおばさんに見えます。

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今回のパーツの取り付けは、二輪車、自転車にフィギュアを乗せて道路部分等に接着すれば終了です。しかし、自動車と同様にライト点灯改造を施したいと思います。但し、小さいパーツの加工作業は時間が掛かるので、今夜はパーツ確認を行って終了です。
3台の二輪車のヘッドライト部分を確認します。スーパーカブスタイルのもののライトが少し小さめですが、0.5mmの光ファイバーならば問題なく取り付けできそうです。

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テールランプ部分を確認します。
左端の大型バイクは、フェンダーにきちんと赤いテールランプ部分があるので、ここに光ファイバーを取り付ければよいでしょう。真ん中のスクーターには、テールランプがあると思われるシート下の位置が赤くなっていません。自己解釈して適当な位置に取り付けます。スーパーカブもテールランプありません。荷台とナンバープレートの間に取り付けることになります。

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3台の自転車にはヘッドライトのみ取り付けます。実用自転車でテールランプが付いているものを見たことはありません。ヘッドライトも、走行状態のみダイナモ発電にて発光するタイプでしょうから、走行状態以外の2台には点灯改造の必要が無いのですが、どうしようか迷っています。
今夜は、とりあえず走行状態の自転車1台のみ点灯準備改造をやりかけて終了とします。

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ヘッドライト部の中央部に光ファイバーを通すため、0.5mmの穴をあけて反対側まで貫通させます。ライト部分のパーツが小さいので、ホンの少しでも中央部からずれたらライトが壊れてしまいます。自動車のライトの穴あけ作業以上に神経を遣う作業です。

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ヘッドライト部の穴に0.5mmの光ファイバーを貫通させます。
フレーム部分の内部を引きとおすことは困難なので、フレームに沿って後輪まで引き回します。

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後輪のチェーン部分に光ファイバーをはめ込めるくらいの溝を掘り、そこにはめ込んで後輪の下部まで引き回します。

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ライトの後部、そしてチェーン部分、地面に接するタイヤ部分に瞬間接着剤を付けて接着固定します。

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昨日量産した、チップLEDのライトボックスを点灯させ、自転車のライトに取り付けた光ファイバーの後端を光源に密着させてライトの実験です。ライト部分が白く光ります。しかし、フレームの側面を引き回した光ファイバーもほのかに光ってしまいます。接着剤を使用すると、光ファイバーの樹脂が白化して導光するのです。

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光ファイバー部分を、面相筆を使用してつや消しブラックで塗装します。
最初から塗っていると、ライト部分の穴に通らなくなるので、パーツに組み付け後に遮光処理を行っています。

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付属のフィギュアを自転車に乗せて接着します。
ペダルを踏む足、ハンドルを持つ腕を自転車パーツに合わせてピンセットで曲げて調整します。特に、右足部分は光ファイバーと干渉するので、細かい調整が必要となりました。
自転車のパーツに比べて0.5mmの光ファイバーは結構太いのですが、写真の左側面からはほとんど目立ちません。

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取り付ける地面に穴をあけ、木製ボード裏側に設置したライトボックスから導光させれば、ライト点灯自転車が出来るといった寸法です。遮光処理したので、光ファイバーはそんなに目立ちません。
ただ、道路の設置に際しては、後輪から下部に伸びている光ファイバーを地面と垂直の状態に変形させる必要があります。このまま地面に穴をあけて設置すれば、光ファイバーの弾力で自転車がウィリーするし、地面に斜めに穴をあけたら光源から効率よく導光させることができません。
細かい自転車の点灯改造は、改造効果に見合わないほど疲れます。今夜はこれまでとします。後の2台の自転車、及び二輪車3台については後日改造を行います。

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ジオラマグレードアップ講座は、分校の運動場の仕上げとなっています。小学校等の運動場に付き物の砂場、水飲み場、地面の白線のテクニックです。白線を修正ペンで引くというアイデアは特に素晴らしいと思います。私のレイアウトには運動場にスペースが無く、実施できないのが残念でなりません。

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次号、第63号の付属品は、屋台①「やきいも、おでん屋」です。屋台の店主、屋台を牽く自転車、お客のフィギュアも付属します。
市販品のジオコレの屋台と同じ形状と思われます。しかし、この予告写真を見る限り、おでん屋はジオコレのものと異なります。おでん屋もやきいも屋の屋台を流用しているようです。おでん屋には自作の赤提灯を吊るしたいものです。
ジオラマグレードアップ講座では、引き続き分校の改良です。「分校の質感を高める」とされていますが、どんなテクニックが紹介されるのか楽しみです。

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チップLEDへのケーブル半田付けは大切な地味作業です

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「鉄道模型少年時代」59号のお神輿とこばるの人力車設置

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2010年11月17日 (水)

チップLEDへのケーブル半田付けは大切な地味作業です

レイアウト電飾に使用する、チップLEDの下ごしらえの作業の話題です。

レイアウトへの電飾に使用するチップLEDは、やる気のある時にまとめてケーブルの半田付けを行う必要があります。しかし、作成するのは単なる作業であり、もはや楽しみを感じるようなことではありません。まとめて作っておいたストックが無くなったら、仕方なく奮起して行う作業となっています。
こばるのオンラインショップ等ではケーブルを半田付けした状態のチップLEDを販売しています。価格的には決して高価ではなく、手間と時間を考えると十分に活用するメリットは見出せると思います。でも、細かい半田付け作業っていうのは、クリエイティブな工作する予定のない時に、不意に奮起するものなのです。

Led01

まず、チップLEDの端子に半田付けするケーブルの両端を半田でコーティングしておく必要があります。今回は7個のチップLEDの半田付け作業なので、プラスマイナス合わせて14本のケーブルを用意します。

ケーブルは細い方が目立たないのですが、0.1mmタイプ等はブチブチ切れ易い上に作業が面倒なので、私は0.26mm程度のものを愛用しています。狭い箇所には仕方ないので0.1mmタイプを使用するなど、使い分けを行っています。

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チップLEDの二つの端子に、半田を融かした小手先でチョンと触って半田を盛り付けておきます。この半田とケーブルをコーティングした半田とを融着させるわけです。この下準備が最も大切です。

物によってはチップLEDの端子は弱く、何度も半田を付けようとがんばっていると外れることがありますし、熱でLED自体が故障することもあります。一発でチョン付け出来なければ、諦めて他のチップLEDを使用した方が時間節約になります。3度半田付けに失敗したチップLEDが活用できたことは一度もありません。

今回は、端子の脱脂も出来ており、7個全てに失敗はありませんでしたが、調子の悪い時は半数近く失敗することもあります。チップLEDの品質にもかなりバラツキがあります。

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チップLEDへの半田付けの際に使用することが多くなった、メガネ取付型のルーペです。こんなのメガネにつけて作業していたら年寄り臭いですが、作業場面が拡大されることにより、はっきりと歩留率が高くなるので手放せなくなりました。

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ゴムで保護されたクリップで、メガネのフレームに固定します。メガネのレンズには傷が付きません。但し、フレーム形状によっては取り付けられないものもあり、私はうまく固定できるこのメガネを、外出時に使用せずに工作専用にしています。

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ルーペで拡大しながらピンセットで挟んだケーブルをチップLEDの端子に当て、半田ごての先を一瞬だけ付けて端子とケーブルの半田を融かして融着します。

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ケーブルの先の半田コーティングと、LED端子の半田盛りの下準備が出来ていれば、LEDへのケーブル取り付けはサクサク進みます。

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ケーブル半田付けが終わったら、テスターで点灯実験です。たまに品質の悪いLEDがあると光りませんし、ケーブル取り付けに失敗することもありますが、概ね一発で半田付けが終わっていたらちゃんと点きます。

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ケーブルのプラス側を、赤い油性サインペンで塗っておきます。「鉄道模型少年時代」のジオラマグレードアップ講座の電飾編の時は、マスキングテープに「+」と描いて貼っておく方法を紹介しました。しかしケーブルにテープが貼ってあると狭い箇所に通す際にジャマなので、現在ではケーブルを着色するようにしています。人にわかりやすく説明するならともかく、自分がわかれば良いのならばなるべく簡単な方法になってしまいます。

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無事、7個のチップLEDの半田付けが終了です。
今回は、レイアウトに設置する自動車用のライトボックスを作成するので、更に作業が続きます。

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レイアウトの木製ベース裏面に設置して、カーコレ等のアクセサリーに取り付けた光ファイバーに導光するためのライトボックスは、ボール紙で作成します。
片面に両面テープを貼ったボール紙を1cm程度の幅に切ります。

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2mm程度の厚さになるように重ねて貼り合せます。

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1cm角程度のブロック状になったボール紙に、直径2mm程度の穴をあけます。
穴をあける際に、両面テープで貼り合わせたボール紙が剥れる際には、サイドから瞬間接着剤を塗りこんで補強します。

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この穴を通してチップLEDの光が伝わるようにします。穴以外に漏らさないための仕組みです。

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穴の底部にチップLEDをはめ込み、ボール紙で覆います。

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穴以外には光が漏れず、効率的に光ファイバーに導光することができます。

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ライト部に光ファイバーを仕込んだ自動車をレイアウト上に置き、道路の穴から光ファイバーの束を木製ベース裏面に通します。木製ベース裏面に貼り付けたこのライトボックスの穴に光ファイバーの断面を差し込むという方法です。複数の自動車を一つのLEDで点灯できれば効率が良いのですが、なかなか上手い設置方法が思い浮かばないので、自動車1台あて一つのライトボックスを用意しています。

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これから自動車、そして2輪車などの電飾を進める際に、たくさんのライトボックスが必要になります。これだけ作っておいても足りないかもしれませんが、とりあえずは思いついたら手間のかかるチップLEDの半田付け作業を行わなくても、すぐに点灯化の仕上げが出来るという下準備が出来ました。そんなに面倒ならばLED工作などしなければ良いのですが、結局は楽しんでいるのかと思います。

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61号のトヨエースのライト点灯改造 目新しいのはテールランプ部くらいですが・・

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「鉄道模型少年時代」第62号 二輪車・自転車は市販品と同一カラーでした

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2010年11月16日 (火)

61号のトヨエースのライト点灯改造 目新しいのはテールランプ部くらいですが・・・

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

カーコレ電飾話題ばかり続いて恐縮です。何かと多忙で、新しい工作にチャレンジする時間を確保できません。こんな時は、下準備のような手軽に終わるものを手がけて気を紛らわせます。

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61号と61号にて自動車4台が配布されました。全て昭和の高度成長期を支えた働く商用車です。60号のオート3輪2台は木製ボード裏面にLEDを設置して導光する方式でのライト点灯改造を行っています。61号のスバルサンバーライトバンは少々手を加えて車体内部にLEDを設置する方式を取りました。
しかし、61号のもう一台のトヨエースPK30については、キャブ部分のスペースが狭いために、車体内部へのLED取り付けは困難です。

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トヨエースをボディ、シャシーに分離します。
運転席のウィンドウパーツがブロック状の透明プラスチックなので、キャビン内部はスペースが狭くなっています。セダンやワゴンは車内スペースが稼げる薄い透明プラ板になっているのに、トラックだけは改善されません。トラックにLED内蔵させるには、幌付きの荷台にしてその内部に載せるという方式しか思いつきません。オープン荷台で設置する予定のトヨエースにはLED内蔵するのは諦めた次第です。ライト部分に光ファイバー取り付けるだけなら、20~30分程度の作業です。

同じ様な大きさのダイハツCO8オート3輪トラックと比べての違いは、テールランプ部分がボディ側に付いていることくらいです。若干、光ファイバーの取り回し方が異なります。

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ヘッドライト部分にいつものように直径0.5mmの穴をあけます。ライトが大きいので、1mmにしようかとも思ったのですが、光ファイバーの直径が大きくなると明るくなりすぎるので、他のトラックと同様0.5mmにしておきました。

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ヘッドライト、テールランプ共にボディ側に光ファイバーを取り付けるので、瞬間接着剤での固定時には他の光ファイバーに接着剤が付着しないよう気をつけなければなりません。

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テールランプの光ファイバーは、シャシー内部を通って車体下部に引き通すので、シャシーに入る部分を予め削っておく必要があります。初期状態のままだと、光ファイバー分だけ車体が浮いてしまいます。

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車体下部に直径0.5mmの穴をあけ、4本の光ファイバーをまとめて通します。

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シャシーを削った部分にテールランプの光ファイバーが通るように調節します。これでシャシーから車体が浮かない様に固定できます。

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適当な長さに切った直径1.5mmの熱収縮チューブを光ファイバーに被せて接着します。

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最後に、テールランプ部分をクリアレッドで色入れして改造終了です。目新しい工作も無く、20分程度で完了です。

レイアウトへの設置時には更に時間を要します。チップLEDでライトボックスを作成して光ファイバーの断面に光を当てる加工の下準備が必要だからです。また、直径1.5mmもの太い光ファイバーの束が真っ直ぐ下に伸びており、木製ベース裏面まで貫通させないといけないのでレイアウトへの設置場所には制限が加わります。制限内にて効果的な設置場所を検討したいと思います。

まずはチップLEDへのケーブル付け作業をまとめて行い、ストックを作っておく必要があります。単なる作業にて、あまり楽しくはありませんが、これまた電飾改造の大切な下準備なので仕方ありません。

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「鉄道模型少年時代」61号付属のスバルサンバーライトバンはLED内蔵手法にて電飾

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チップLEDへのケーブル半田付けは大切な地味作業です

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2010年11月15日 (月)

「鉄道模型少年時代」61号付属のスバルサンバーライトバンはLED内蔵手法にて電飾

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。
自動車電飾のネタが続いています。

01

61号に付属してきたスバルサンバーライトバンとトヨエースPK30トラックは、TOMYTECのカーコレクション第9弾のいにしえの商用車が基本となっています。しかし、ボディカラーは市販品にないオリジナルカラーです。是非、レイアウトに設置したいものです。

レイアウト設置に際し、他の自動車と同様、ヘッドライト、テールランプが点灯するように改造を施します。今日は、車体が小さいながらも車内スペースに余裕があり、LEDを車体内部に収納できそうなスバルサンバーライトバンの点灯化改造を行います。

02

360cc規格の非常に小さな車ではありますが、当時の軽自動車枠いっぱいに広げられた四角いボディは車内に広い空間をもたらしています。しかも、ウインドウパーツが薄い透明プラ板となっているので、光ファイバーを取り回す際にも邪魔になりません。ボディのライト部分に光ファイバーを取付け、シャシー部の後ろ側にLEDを前向きに取り付けて光ファイバーの先端に光が当るようにすれば、社外には2本の電源ケーブルのみが出ることになります。レイアウト設置の自由度が高まります。

03

まず、いつものカーコレの電飾化と同様、前後のライト部分に直径0.5mmの穴をあけます。千枚通しの先で穴あけ部分に印を付けてから、ピンバイスに取り付けたドリルで穴をあけていきます。

04

ヘッドライト、テールランプの部分に0.5mm直径の光ファイバーを通して内側から接着固定します。

05

光ファイバーは車外に出さず、4本をまとめて直径1.5mmの熱収縮チューブに入れてまとめます。光ファイバーの束は、車体の後部に向くようにします。

06

シャシーに取り付けるLEDは、横幅2mmの白色チップLEDです。

07

LEDの光が外部に漏れないよう、光源の直径2mmの熱収縮チューブを接着します。

08

熱収縮チューブそのままでは光を透過するので、光が漏れてはいけない部分はつや消しブラックを塗装して遮光措置します。LEDをテスターで点灯させながら、光漏れがなくなるように重ね塗りします。

ボディ内側も、透けそうな箇所は塗りつぶします。
光ファイバーからも光が漏れないように少し塗りましたが、ラッカー系塗料をたくさん光ファイバーに塗ると脆くなってポキンと折れることもあるので、ほどほどにしておきます。

09

シャシーの後部に、熱収縮チューブの筒を付けたチップLEDを取り付けます。前の方を照らす位置に固定し、ケーブルは車輪取付部の穴からシャシーの裏側に通します。

10

光ファイバーをまとめた箇所を、チップLEDの光源のある熱収縮チューブに差し込みます。
ある程度奥まで差し込んだら、ゆっくりボディとシャシーを合体させます。

11 

テスターの電源に接続して、ライトの点灯実験を行います。
少しだけ車内の明かりが漏れるのが気になりますが、これ以上遮光のために塗装すると光ファイバーが折れてしまうので、妥協します。ヘッドライトは光源から真っ直ぐ前に伸びた光ファイバーで導光しているので、非常に明るく輝いています。

12

テールランプです。
車内にて180度取り回した光ファイバーから導光している割には、かなりの明るさで光ってくれました。

13

車体の底面からは、プラス、マイナスの2本のケーブルしか出ていません。光ファイバーの束が出ているのに比べて地面にあける穴は小さくて済みますし、自動車の設置場所はかなり自由に決めることができます。

14

このスバルサンバーライトバンは、車体サイズの小ささゆえにレイアウトのメイン道路ではなく、路地や農道にも設置することができます。未舗装道路をトコトコ走っている働き者の配達車という位置づけにしたいと思います。

もう一台の自動車であるトヨエースPK30トラックは、キャブスペースが狭いのでLEDを車体内部に設置する方式は困難です。メイン道路に置くことを前提として、光ファイバーを車体底面から出すという従来工法を取らざるを得ないでしょう。

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「鉄道模型少年時代」救急車スクランブル発進!

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61号のトヨエースのライト点灯改造 目新しいのはテールランプ部くらいですが・・・

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2010年11月14日 (日)

「鉄道模型少年時代」救急車スクランブル発進!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

5台もあれば十分なのですが、できればあと2~3台加えて設置しようと思っています。

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プラスアルファの設置検討中の車の中で、最優先に考えているのが天井の赤色灯を交互点灯改造した救急車です。カーコレ第5弾の古いもので、「東京消防庁」とボディに大書してありますが、レイアウトに設置したら細かい字など見えなくなります。

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赤色灯の交互点灯には、ワンダーキットの「点発珍GT」という交互点灯回路を使用し、サイレンには「サウンドジェネレータ6」を使用します。点発珍GTの使用電圧は9V、サウンドジェネレータは3Vなので、3端子レギュレータを使用した降圧回路を組み込んで、電飾に使用している12Vから接続できるようにしています。これらの回路を、救急車の真下の木製ベース裏側に設置する予定です。

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救急車の設置位置は、前回検討したとおり、里山駅前です。踏切の向こう側で、レイアウトの最も奥の部分です。あまりど真ん中に堂々と救急車を設置するのは抵抗があるので、目立ちながらも遠い場所にしました。丁度このあたりの木製ベース下にはあまり配線が無いので、回路を取り付ける場所も確保できそうです。

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LED3個分、3組6本のケーブルを木製ボード裏側に通すために、道路から木製ベースまで貫通した穴をあけます。一つの穴から6本のケーブルを通すと、どれが何だかわからなくなりそうなので、3つの穴をあけてLED毎に異なる穴からケーブルと通すことにします。

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細いケーブルを通すだけなので、穴は直径1mm程度で十分です。これなら車体下部を覗き込んでも全く目立たないでしょう。
ボール紙で作成した道路部分はもちろん、スチロール製の地面パネルやMDF製の木製ベースの素材は柔らかいので、あっという間に穴があけられます。

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前後のそれぞれの赤色灯、ヘッドライト、テールランプ用のLEDの3つの配線を、それぞれの穴に通します。

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車のタイヤと道路をアクアリンカーで接着して固定します。このまま数十分、動かさずに接着剤を乾燥させました。

I19_15

ついでに、道路の中心部に近いバス停付近に、昨年電飾化改造してずっと保管していたバスも取り付けます。これもバスの底面からは2本のケーブルが出ているだけです。

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バスのタイヤと道路を接着します。
改造から1年以上経過して、漸くバスがレイアウトに落ち着きました。
ここまでは簡単な道路への自動車の接着作業ですが、これからが時間の掛かる配線作業です。

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天井の赤色灯とサイレン音は、照明&サウンドユニットに追加したスイッチを入れた時のみ作動することにして、普段はヘッドライト、テールランプのみ点灯しているようにします。点発珍GTとサウンドジェネレーターの電源重力部分は同じ位置とし、ライトとは分離します。点発珍GTのLED出力ケーブルに、救急車の天井灯の前後のLEDを接続します。

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最終的には、シリーズ付属の照明&サウンドユニットに接続しますが、今回は仮の設置の為に、適当なスイッチを回路内に挟み込みます。何の配線かわからなくなるといけないので、「救急車」と書いたテープを配線に貼っておきます。

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二つの電子回路は、丁度木製ベースの裏側の隅に収まりました。この位置なら今後、邪魔になることは無いでしょう。
ライトのLEDは、救急車、バス、そして農家の庭に設置したトラクターのLEDとを直列接続し、15mAのCRDを挟み込んで一つの回路にします。

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ライトの3つのLEDを証明用電源に接続したら、設置完了です。
点灯実験です。

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まず、バス停を発車したところのバスです。
ヘッドライトは直径1mmの光ファイバーを使用しているので、明るく輝いています。このバスには、ちゃんと運転手さんが乗務しています。レイアウトの最も目立つ位置なので、運転手を乗せた効果はバッチリでしょう。

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救急車です。
赤色灯のスイッチを入れていないときでも、ヘッドライトとテールランプは光るようになっています。4灯のヘッドライトが目立ちます。

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レイアウトを反対側から見ても、ちゃんとテールランプが光っていることが確認できます。

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赤色灯のスイッチを入れると、天井灯の二つのLEDが交互に点灯し、緊急出動の佇まいになります。調子ハズレのサイレンも鳴ります。
救急車のサイレンは3度の音程差の音の切替えですが、このサウンドジェネレータの音程差は6度もあります。実際の救急車のサイレンとは異なりますが、模型としての雰囲気はあると思っています。

赤色灯点灯状態の動画です。
スピーカーが小さいので、そんなに大きな音は鳴りませんが、うるさくないのでとりあえずはこのままにしておきます。どうしても気になれば、トンネル内にあるサウンドユニットのスピーカーに接続しなおす予定です。

角度を変えて、交互点灯状態の確認です。
救急車の赤色灯はパトライトが回転しているものですが、交互点灯でも何となく雰囲気があるものです。初期状態ではパチッ、パチッとゆっくり点灯が切り替わる「点発珍GT」の回路も、少しの改造で点滅間隔を変更することが出来ます。

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平和な里山に緊急自動車の出動は物々しいですが、隅っこの目立たないところで普段はおとなしくしている状態なので大丈夫でしょう。手元のスイッチで一気にスクランブルが掛かるという状態を表現することにします。救急車の向かう先についてはまだアイデアがありませんが、何らかの工夫をするのも楽しいかもしれません。祭り会場でケンカの通報!ということで、けが人収容のための出動とか。でもそれだとパトカーまで来るかもしれないので、物騒になっていけませんね。パトカーも素材だけはカーコレシリーズでたくさんあるのですが・・・。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」カーコレ救急車の設置場所検討中・・・

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」61号付属のスバルサンバーライトバンはLED内蔵手法にて電飾

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2010年11月13日 (土)

「鉄道模型少年時代」カーコレ救急車の設置場所検討中・・・

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

このシリーズも仕上げの段階にて、レイアウトの道路部分に設置する自動車、及び2輪車、自転車等の配布のフェーズになっています。レイアウト内の広い道路は、左側に縦に走るメインストリートだけなので、自動車の設置には苦労します。里山ののどかな光景なのに、都会の様に渋滞していては興醒めです。

小型車を路地に配置したりして、場所を工夫して自動車を設置していきますが、トラックや小型車に先行して、大型のバスや、配線に工夫が必要なものから優先して設置する必要があります。

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以前、カーコレの救急車の点灯改造を行いました。天井の赤色灯も交互点灯するように工夫してあります。

これは2年以上前に購入したカーコレ第5弾の救急車で、車体横には「東京消防庁」等と書かれています。細かい文字はどうせ見えないので気にしないことにします。昔懐かしいハイエースの救急車です
のんびりした里山の夏祭りの光景に、赤色灯を灯した緊急自動車は物々しいですが、赤色灯はスイッチで点灯切替することにします。

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大型ワゴン車である救急車が設置できそうな道路は、このメインストリートしかありません。中央部のバス停付近に、デンと巨大なバスが置かれるため、その他の車はこのバスを避けて設置することになります。

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バスのまん前の余地に置くのも一興です。
でも、中央部に近い目立つ場所というのが気になります。救急車のためのレイアウトみたいです。

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踏切の手前のレイアウトの端っこだと、これから何処に向うのかわからないという謎があって楽しめます。でも、何だかしっくりきません。崖から転落しそうな車に見えます。

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レイアウトの一番奥の、駅前の部分だと、正面で確認し易いものの、極端に目立たないので最適な場所の様に思います。木製ベース裏に機器を設置する余裕があるので、この場所に決めたいと思います。

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救急車は緊急自動車なので、出動時には交通環境の中で優先して走行できますが、踏切だけは仕方ありません。列車が通過するまで停まって待機することになります。
サイレンを鳴らして走る救急車も、踏切待ちの間はサイレンを止める事になっています。でも、この模型ではスイッチ切替にてサイレンを鳴らしたいので、踏切の手前に停車する直前の状態ということにしておきます。

わたあめ露店の店主が、救急車のサイレンの音に驚いて、作成中のわたあめを手にしたままびっくりして店を飛び出して来たようです。

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救急車の車体内部には、ヘッドライト、テールランプ用のLED一つに加え、天井灯の赤色LED二つを内蔵しています。ヘッドライト、テールランプは電飾時には常時点灯させるとして、天井灯はスイッチ切替にて「点発珍GT」で前後交互点灯し、同時に「サウンドジェネレーター6」でサイレン音を鳴らす仕組みにします。木製ベース裏に、この二つの回路を設置しなければなりません。

他の自動車や2輪車の前に、道路に固定して動作確認を終えたいと思います。

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「鉄道模型少年時代」第61号 無骨なモノトーンの働き者商用車2台です

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「鉄道模型少年時代」救急車スクランブル発進!

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2010年11月12日 (金)

「週刊零戦をつくる」破損させた取付架パーツを送って頂きました!

デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の製作の話題です。

62号に入っていた、50号の「エンジン取付架の組み立てに関するお詫びと訂正」の解説を参考に、自分のパーツも修正しようと思ったのですが、塗装してあるネジが外れず、取付架を折損してしまいました。すぐに瞬間接着剤で修復したものの、重いエンジンを支えることが出来ないかもしれません。

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デアゴスティーニさんの最初の解説が間違っているのが問題なのだ!という自分に都合の良い解釈をして、ダメ元で「零戦をつくる」の公式ページの問い合わせフォームで困っていることを相談したところ、すぐに代替のパーツを無償にて送ってもらえました。丁寧なお詫び文書も付いています。1週間くらい待って欲しいとのことでしたが、相談して僅か3日後にパーツが届いています。
今迄に経験した他のシリーズでも、パーツ破損や手順違い、パーツのエラー等に関しての対応は非常に早いので、信頼しています。もちろん、そのフォローの良さを悪用してはいけませんが、中盤までコツコツ作り上げてきたユーザーが見捨てられることは無いので安心です。私は最近、パーツの配布順で文句ばかり言っているのに、取付架パーツを送ってもらった途端、気分が良くなるのだから勝手なものです。

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送付品は、第50号付属の取付架プレート×1、取付架(a)×1、取付架(b)×1、取付架(c)×1、取付架(d)×1ネジ×5、ナット×5です。
これですっかり取付架を作り直すことができます。

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数ヶ月前の工作内容なんてすっかり忘れているので、62号の案内文と共に、50号の冊子も用意します。せっかくパーツを手に入れたのに、自分の責任で間違えたのでは目も当てられません。

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取付架のパーツは、他のダイキャストパーツ以上にパーティングラインを削る作業が楽しめます。取付架プレートの周囲のラインは、紙やすりだけでなく金やすりも使わないと効率が悪いと思います。

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4本の取付架の補強材を切除します。冊子の解説のようにカッターで切り込みを入れていたら時間が掛かってしまうので、ニッパーで一気に切り、切断面を金やすりで整えます。

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取付架には必要の無い突起がたくさんあるので、やすりで削って仕上げます。

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50号の解説が間違っていたところからの組み立てです。
赤丸印の部分の取付架の根元部分が上下逆になっていたのです。

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50号の11ページの6の解説部分が間違っていました。
この誤った解説どおり作成すると、2本の取付架の根元が上下逆になり、仕上がりが微妙に歪んでしまうのです。

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正確な順番で取付架根元の穴をネジに差し込んだら、ナットをはめて軽く固定します。

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他の取付架を取り付けていきます。
脚の幅が広い2本の取付架が下に位置し、足の幅が狭い2本の取付架がその上に重なる感じとなります。

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赤丸印の部分の、脚の幅が狭い取付架の根元部分には、ナットが干渉します。やすりで少し削っておきます。

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5本のボルトに5つのナットを軽く締め付けて仮固定しておきます。

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胴体フレームの前部の穴に差し込み、ネジを強く締め付けて固定します。
間違った状態の最初の取付架は、胴体フレームに取り付けるときにちょっと力を加えないと穴に入りませんでしたが、今回の正解のパーツは、普通の状態で穴の位置が取付架の脚にピッタリ合います。

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あまりに胴体とピッタリなので再分解の必要は無さそうです。塗装はもう少し後にしようかと思ったのですが、うまく出来た際に塗ってしまうことにしました。

メタルプライマーを塗布します。脚の間など、狭い箇所は筆塗りで楽々塗れます。

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メタルプライマーが乾燥したら、メタルブラックで塗装します。

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まだエンジンと取付架は固定の指示がありません。このまま再びエンジンは放置状態となるのでしょうか。
オプションのプロペラ+エンジンサウンドシステムを機体に取り付けたら、この苦労して組み立てたエンジンは降ろして別にディスプレイすることになるでしょう。でも、たまには付け替えて精密な金属製のエンジンを楽しみたいものです。

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「週刊零戦をつくる」第63号 ダブル稼動が嬉しい昇降舵パーツ

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「週刊零戦をつくる」第64号 操作索取り付けと方向舵動作はトレードオフ?

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2010年11月11日 (木)

「鉄道模型少年時代」第61号 無骨なモノトーンの働き者商用車2台です

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第61号です。

シリーズ終盤のアクセサリー配布のフェーズとなっています。ジオラマグレードアップ講座も充実しているので、このところ結構楽しめる内容となっています。

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今回の付属品は、自動車②です。
先週と同様、パッケージの殆どは空っぽで、掌に乗るような小さい箱だけとなっています。カーコレ2台なので仕方ありません。

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小箱を開けると、スバルサンバーライトバンとトヨエースPK30が1台ずつ出てきました。市販品のカーコレ第9弾と同じ形式ではありますが、前号に引続きこのシリーズのオリジナルカラーです。
講談社の前作、「昭和の鉄道模型をつくる」では、付属の自動車は市販のカーコレをそのまま付属していました。予告写真ではシークレット車両が紹介されていたので、希望者には交換対応していました。今回は、カーコレのシークレットにも無いオリジナルカラーで差別化を図っている様子です。

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前号のオート3輪2種に引き続き、昭和30~40年代を代表する商用車です。なかなか渋い塗色だと思います。
「鉄道模型少年時代」では、神社や旅館等のストラクチャーがオリジナルカラーとなっていますが、オリジナルのコダワリは細かいアクセサリーにも及んでいます。

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スバルサンバーライトバンです。
「てんとう虫」ことスバル360の基本設計を活かして作った3600cc軽ライトバンのヒット作です。この模型は特にフロント周りの造形が秀逸です。白いボディカラーが実用一辺倒のこの車の性質を現しています。

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リヤビューです。
垂直に立てたサイドパネルはまっ平らの平面で、芝居のカキワリの車のようです。テールランプはかなり低い位置に付けられています。点灯改造時の光ファイバーの取り回しを工夫しなければなりません。

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トヨエースPK30です。小型輪トラックです。
安価なオート3輪全盛時に、対抗するくらいの価格で売り出されて大ヒットしたそうです。地味なグレーのボディカラーは、虚飾の無い働く車を現しています。カーコレ市販品の派手なカラーに無い力強さがあります。

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荷台の前部にピッタリとはまる荷物のパーツが付属しています。もちろん、荷台の荷物は自作しても良いでしょう。キャビンのガードが付けられているので、幌車の設定ではありません。
テールランプは、ボディ部分にあります。シャシー側に取り付けられた前号のダイハツCO8とは光ファイバーの取り付け方が異なります。

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手持ちのカーコレ第9弾の同形車と比較します。
鮮やかなカーコレ市販品と異なり、今回の付属品はモノトーンの世界からやってきたような感じです。

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どちらも後日、ライト点灯改造を施す予定です。今日は改造する際のために、車体構造を確認します。
カーコレのシリーズは、どれも簡単にボディとシャシーを分解することが出来ます。マイナスの精密ドライバーがあれば、作業は楽になります。今回の両車の構造はかなり異なるものでした。

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スバルサンバーライトバンは、360cc時代の軽自動車なのでボディサイズは小さいですが、限界いっぱいに箱型車体としているので車体内部はがらんどうでスペース的に余裕があります。また、ウィンドゥパーツも薄い板状の透明プラスチックなので、光ファイバーの取り回しも楽です。バスのように、LEDを車体に収納することが可能だと思います。LED内蔵する手法は工作の手間が掛かりますが、木製ベース裏にLEDを設置する必要がありません。レイアウトに自動車を設置する際の自由度が格段に広がります。

但し、テールランプが低い位置にあるので、シャシー側のリヤタイヤのホイールアーチと光ファイバーが干渉します。一部、ホイールアーチを切除しなければならないでしょう。強度を落とさないために、慎重な作業が必要です。失敗したら、市販品のカーコレのシャシーと交換すれば良いのですが。

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トヨエースの方は、荷台が独立したトラックスタイルなので、運転席のスペースが小さくて、LEDを内蔵することは困難です。しかも、ウィンドゥパーツが透明プラスチックのブロック状なので、さらに車内スペースを圧迫しています。
こちらはライトに設置した光ファイバーを床面の穴を通して木製ベース裏に貫通させる従来工法を取らざるをいません。

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レイアウトに設置したい車は、4号付属のバスと前号のオート3輪2種、そして今回の2台の他、天井灯改造を施した救急車、及びカーコレ11弾のタクシー、ミゼットMP等です。できれば、同じくカーコレ11弾のスバル360も置きたいのですが、あまり場所が無いのが悩みです。

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バス停前にデンと置かれるバスをはじめ、道路上に自動車を仮配置します。祭のお神輿と共に、僅かなメインストリート上で渋滞しているかのようです。更に次号に付属する自転車やオートバイを設置したら、都会の混雑の状況になりかねません。

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軽自動車は、農家前の農道や駅前雑貨店前の路地等に置くことも検討したい物です。実際に、昔は狭い砂利道にも小型の配達車がたくさん走っていたものです。

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今週の製作マニュアルでは、分校の周辺にフォーリッジを貼り付ける作業も指示されていました。パウダーを撒ききれなかった箇所をフォーリッジの茂みで地面パネルを隠すということです。
私の場合は、パウダーの撒き漏らし箇所は無い上に、まだ運動場に設置するアクセサリーがありそうなので、私は後日の作業としておきます。

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ジオラマグレードアップ講座は、分校の運動場に設置する遊具の作成についての解説でした。ゼムクリップで作成するタイヤの馬跳び、ホチキス針で作る鉄棒、のばしランナーで作るブランコ等、手近にある素材で魅力的なアクセサリー製作のテクニックを紹介しています。予告編の種明かしのようで、非常に楽しめます。

今回、はっきりわかったのは、運動場にはラーメンやおでんの屋台の設置も考えられていることです。確かに、他に適当な場所は少なくなっています。

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盆踊りの大きな櫓を置いた私のレイアウトの分校運動場では、遊具を置く余裕は少なくなっています。鉄棒くらいなら、製作も簡単ですし置けるかもしれません。屋台は何とかパーゴラの隣に一つくらいは置けそうですけれど、非常に窮屈です。パーツを手にしてから工夫したいと思います。

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次号、第62号の付属品は、オートバイ・自転車です。
TOMYTECの情景コレクション、「情景小物 026 二輪車・自転車A2」が基本かと思われます。陸王かと思われる大型バイク、ラビットスクーター、スーパーカブの3台の2輪車と、無骨な実用自転車3台です。設置スペースには苦労しますが、何とか工夫して効果的に使いたいものです。

自転車・2輪車のライト点灯改造については、全て行うかは未定です。

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農家の庭で輝く赤いトラクター!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」カーコレ救急車の設置場所検討中・・・

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2010年11月10日 (水)

農家の庭で輝く赤いトラクター!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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エンドレスのレイアウトの線路の内側左手にデンと構えるかやぶき農家は、右手の神社と共に、このシリーズのハイライト的な存在のストラクチャーの一つです。オリジナルの状態では農家の何処もかしこもプラスチックの素材丸出しなので、冊子のジオラマグレードアップ講座の内容を参考に、屋根に麻ヒモを細かく切ったものを貼り付けて接着してかやぶきの雰囲気を出しています。更に前回、庭の部分にモーリンのリアルサンドを撒いて土の雰囲気を出しました。

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初期状態では、少し光沢のあるプラスチックの生地丸出しなので、薄く砂を撒いただけでもかなりイメージアップが図れたと思います。庭には草や花壇等の小物を設置したいものです。地面を作らないと何も動き出せませんでした。まずは、ライト点灯改造している赤いトラクターを設置しようと思います。

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アイコムのマイクロ・ライフシリーズのこのトラクター、適度な大きさで農家の庭にピッタリです。運転手のフィギュアも付いているので、イザ出陣!の状況を作ることができます。ヘッドライト部分には、直径1mmの光ファイバーを通して点灯改造しています。

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このトラクターを設置するのは庭の内部で、今まさに門を出て農道に向う場所です。門の真下ではなく、少々内側に設置する予定です。

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トラクター下部から下に伸びている光ファイバーを通すための穴を1.1mmドリルであけます。

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光ファイバーを、庭にあけた穴に通します。
光ファイバーより僅かに太い1.1mmの穴をあけたのは、光ファイバーの根元を遮光処理のために黒く塗装しており、1mmの穴では入らなかったからです。

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トラクターを固定します。
庭の敷石を踏んでしまっていますが、まあ仕方ないでしょう。このトラクターはいつも敷石を横切って外に出ることになります。

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門の外から見ると、今まさに門から農道に出て行く光景であることがわかります。

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トラクターのヘッドライトの光源となるのは、ボール紙で作成したチップLEDのライトボックスです。重ね貼りしたボール紙の底にLEDが仕込んであり、これを木製ベース裏面に密着させて設置することによって、外部に光を漏らすことなく光ファイバーに導光できます。

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農家の真下は、ちょうど何も邪魔するものが無いので安心です。既に木製ベース裏面には多くのケーブルや回路が錯綜しており、迂闊に穴をあけられないのです。

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飛び出ている光ファイバーは、1mm程度木製ベース裏面から飛び出ている程度にしてデザインナイフで断ち切ります。この光ファイバーの先端に光が当るように、チップLEDのライトボックスを貼り付けます。

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LEDに通電して点灯確認を行いつつ、アクアリンカーを使って微妙に位置調節しながら接着します。

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電源に接続するのは、道路に自動車等を設置してからLED3個一組にて直列接続します。周囲に仲間のいない今回は、何の配線かわかるように、「トラクター」マスキングテープに記載して貼っておきます。

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今回、トラクターはテスター電源にて点灯させておきます。庭の中央に構える赤いトラクター、堂々とした佇まいで、農家のアクセントになっています。

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燃える男の、赤いトラクター、只今出陣!直径1mmの光ファイバーを斜めに断ち切った縦長のライトが眩しいくらいです。

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今後、農家の庭にはもう少し工夫を凝らす予定です。人々が集う、楽しい農家の光景を作成したいものです。

前回はこちら
プラ丸出しの農家の庭には砂を撒こう!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第61号 無骨なモノトーンの働き者商用車2台です

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2010年11月 9日 (火)

「週刊零戦をつくる」第63号 ダブル稼動が嬉しい昇降舵パーツ

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第63号です。

現在、機体の外板貼り付け作業のフェーズですが、今回はその作業は無く、昇降舵の組立てだけです。そして、次回以降に使用する治具を確認します。
地味な作業ながら、昇降舵の稼動部が楽しく、満足感のある内容でした。

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今回のパーツは、左後部の昇降舵パーツです。
久しぶりに分厚いパッケージとなりました。今回の組立てには使用しない治具の厚みが結構あるからです。

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部品の一覧です。
昇降舵桁、昇降舵後縁、昇降舵小骨(1~7番)、水平安定板左前縁、昇降舵タブ抑え、昇降舵タブ、リベット、昇降舵前縁上、昇降舵前縁下、昇降舵ヒンジ(a)~(c)、型(治具)A、型(治具)B、型(治具)Cです。

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組み立てパーツ自体は小さなものですが、透明プラスチックの治具が大きくて目立ちます。透明プラスチックで結構しっかりした作りです。アルミ板を押し付けて曲げなければならないので、このくらい頑丈に出来ていないと治具が壊れてしまいます。

今回、この治具は使用しません。次回以降配布される外板パーツを押し付けて形を作るのでしょう。

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今回の作業は、左側後方の昇降舵の組立てです。
上昇や下降の飛行制御を行う昇降舵(左側)を組み立て、水平安定板に取り付けます。また水平安定板に前縁を加えます。骨組みを作成した昇降舵には、58号に付属してきた羽布材を貼り付けます。骨組みには青竹色を塗る指示がなされていますが、すぐに隠れてしまうので、機体色以外の部分は塗装を省略するつもりです。

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58号に付属してきた羽布材を取り出します。
組み立て指示では、今回切り抜いて塗装することになっています。しかし、補助翼の羽布材と一緒についてきたものなので、私は一緒に切り抜き及び塗装作業を行っていました。

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パーツにメタルプライマーを塗布します。
しかし、パーツ全体に塗るのではなく、昇降舵小骨の1番の外面、昇降舵タブ、水平安定板左前縁、昇降舵タブ抑え両端など、機体色を塗る部分だけにします。
昇降舵内部には青竹色に塗装する指示がなされていますが、今回の作業にて全て羽布材で覆ってしまうので、内部の着色を省略します。

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メタルプライマーを塗った機体色塗装部分だけに、アメ色のスプレーを吹きます。余計な部分に塗ると、組み立ての際の切れ込みにうまく入らないので、塗料を付着させないようにしました。

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昇降舵桁に昇降舵小骨を接着していきます。
まず1番の小骨を、昇降舵桁の太い方の端に接着します。昇降舵桁の先端は、機体色に塗装してあります。

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残りの6本の小骨も順番に接着していきます。
小骨に塗装を施していないので、削り取ってはめ込む必要が無く、サッサと進みます。

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丸印の3番目の小骨を差し込む切り欠きのみ幅が広くなっています。切り込みの左に寄せて接着するとのことです。

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昇降舵後縁を接着します。
先端部分を合わせて接着してから、後縁の切り込みに小骨の先端を差し込んで接着します。

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1番と3番の小骨の間に昇降舵タブを差し込みます。
昇降舵タブの根元の突起を、小骨の穴に合わせます。穴に差し込んだ突起を支点にして、昇降舵タブは上下に稼動することになります。

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上下から挟み込むように、昇降舵タブ抑えを接着します。これで昇降舵タブは外れなくなります。上下にブラブラすることなく、適度な抵抗がある状態で固定されています。

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昇降舵ヒンジを取り付けます。
3箇所の切り込みに差し込んでいきます。大・中・小サイズがあり、小サイズのみ、この写真で見て左側に突起があります。

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昇降舵の根元に近い方から、大きいヒンジを接着します。大・中の二つについては上下の区別はありません。

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先端に近い小サイズのみ、上下の差があります。
この写真の右側に突起が来るように差し込むとのことです。

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昇降舵前縁を接着します。
まず位置を決め、先端部分を接着して固定してから順次小骨に接着していきました。上下とも、挟み込むように取り付けます。

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58号に付属してきた昇降舵の羽布材を貼ります。
組み立て指示では貼った後に昇降舵タブの部分を切り取る、なんて回りくどい方法が書かれています。ワザワザタブの部分をマスキングテープで養生し、羽布材を丸ごと貼った後に光にかざして羽布材を透かし、切り取り箇所を確認するとのことです。面倒くさい上に、貼った後にきれいに真っ直ぐ切るのには技術が要ります。

ということで、手順に従わず、先に切っておいてから貼ることにします。形状を確認し、剥離紙の方に線を引いた部分を切っておきます。

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羽先の形状に合わて貼っていきます。
機首側に相当余りますが、これは昇降舵の厚み部分に回りこむように貼ります。しかし、この羽布材のシールの粘着力が弱く、曲げた部分は剥がれてきます。経年劣化により、完成後にペロペロ捲れ上がりそうです。

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上下とも羽布材を貼り、先端部分に余った箇所は切り取ります。機首側は重ね合わせて貼りますが、やっぱり剥がれそうです。あまりに気になるようなら、クリアボンドで補修しようかと思います。

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61号で組み立てた水平安定板に、今回の昇降舵を取り付けます。昇降舵のヒンジを水平安定板の小骨の先端の穴に合わせて差込み、今回付属の極小リベットを差し込みます。
このリベット、今回3個しか使用しないのに6個付属しています。今号と67号での昇降舵取付の際に失くしたら使用する予備とのことです。非常に助かります。実際に今回、ピンセットの先から飛ばして失くしかけました。

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差し込んだリベットを、ヒンジごとヤットコでグッと挟みつけて固定します。補助翼取付にもこのリベットがあったらよかったのに、と思います。。1mmシャフトでの作業よりも確実な上に簡単です。パーツ修正が入ったのでしょうか。だとしたら、中盤以降においての小さなヒットだと思います。

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水平安定板の先端に、水平安定板左前縁を接着します。
初期状態では若干曲がりが足らず、小骨にピッタリ合いませんでしたが、簡単に曲がるので形状を整えてから取り付けます。

機体色に塗った縁の部分以外は青竹色に塗らねばならないのですが、ここも省略してしまいました。一度堕落すると止め処がありません。

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これで今回の作業は終了です。
昇降舵という細かい部分ながら、稼動することもあって満足感の高い作業でした。方向舵タブもちゃんと動くので、楽しさが増します。羽布材に隠れた小骨は青竹色塗装を省略したので、組みつけが格段に楽でした。最初から解っていれば、主翼小骨も外部から見える箇所以外は塗装しなかったかもしれません。

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水平安定板の取り付け箇所を確認しておきます。主翼に比べれば小さいものですが、なかなか存在感のあるパーツです。
昇降舵も方向舵も布張りという、徹底した軽量化を図る零戦の合理性を実感します。模型組立てでも、何かで付いたら破れてしまうので、取扱注意です。

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次号、64号のパーツは、左翼の底面と機種側の外板パーツと、作業変化を付けるためのコクピット内の照準機などです。今回付属の地具を使って外板を曲げてから取り付けるとのことです。果たして、隙間が出来ずに上手く曲げられるのか心配です。
また、スケルトンモデルの方の為に、主翼骨組の補強板も付属します。一つ一つ切り抜いていかなければならないのか、最初から殆ど切れ目が入っているのかは不明です。切り取るとしたら、かなり根気が必要でしょう。私自身は外板を貼っているので、補強材の取付けは行いません。

塗装時の天候等の環境、そして私自身の吹き付け方によってアメ色のスプレーの色合いが微妙に異なってしまうのが悩みです。多分、全て塗装を終わった頃には少しは技量が向上して、いつも同様の塗装が出来るようになるのでしょうが、現時点での解決は困難です。アメ色は、割とムラになりにくいので本人以外は気にならないのかもしれません。

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昨日修正を失敗して破損してしまった50号のエンジン取付架です。折れた部分は瞬間接着剤で補修したものの、このままでは重いエンジンを支えることは困難です。
デアゴスティーニさんの「零戦をつくる」の公式ページのフォームから問い合わせたところ、即日返事を頂きました。

本誌の案内に誤りがあったことのお詫びと共に、無償にて50号の取付架パーツをお送りいただけるとの内容です。破損させたのは自らの不注意もあるので、パーツ購入も視野に入れていたのですが、ありがたい対応です。

代替品の到着には1週間くらいとのことです。私はパーツ配布順で弄ばれていることに対して文句ばかり言っていますが、トラブル時の対応の速さ、良さには他のシリーズも通して非常に助けられています。パーツが届いたら、今度はネジを外せる状態のまま塗装します。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第62号 慎重さが必要な外板の切抜き作業

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」破損させた取付架パーツを送って頂きました!

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2010年11月 8日 (月)

「週刊零戦をつくる」第62号 慎重さが必要な外板の切抜き作業

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デアゴスティーニの金属製本格スケールモデル、「週刊零戦をつくる」の第62号です。

昨日7日の日曜日の夜に、62号、63号共に到着しました。デアゴスティーニ直販にて購入していますが、早い時は土曜日、遅い時は奇数号の店頭発売日よりも遅い水曜日に到着することもあり、かなり到着曜日にムラがあります。恐らく、出荷しているのは毎回同じ様なタイミングだと思われるので、配送の都合なのでしょう。外板取り付けの厄介な作業は手間がかかるので、一日でも早く到着するのは助かります。特に週末に届いていると、休みの間にパーツ確認をすることが出来ます。

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今回のパーツは、右翼外板やコクピット床パーツ等です。外板は薄いアルミ板なので、曲がらないように台紙と共に梱包されています。

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部品の一覧です。
右翼外板、レバーボックス、翼内燃料タンク空気調節装置切換レバー、操縦室床です。
外板パーツは、60号に付属していた左翼用のものの左右対称形です。細かい箇所だけ、一部切込みが入っていますが、殆どの部分は線に合わせてカッターナイフで切断する必要があります。手を抜くと、外板の境目の隙間が広くなって醜いので、慎重に作業を進めなければなりません。今号の作業には時間を要します。

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今回の作業は、右翼の外板貼りと、作業変化のための操縦室床の塗装と一部パーツの取り付けです。
右翼の上面、尾翼側に、左翼と同じ要領で、外板を貼ります。また、操縦室の床にレバーボックスを取り付けます。外板は全て切り抜いて塗装を施すので、塗料乾燥時間も必要になります。

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50号のエンジン取付架組み立てに関するお詫びと訂正のお知らせが入っていました。これは公式ページにもPdfファイルがアップされています。一部の取付手順に誤りがあったようです。

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ネジを1箇所取り外して、取付架の脚を入れ替えて締め付けるとのことです。微妙に位置が変わってくるので、重要な内容です。間違ったままではエンジンが曲がって取り付けられかねません。

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しかし私のパーツは、上からナットを塗装してしまったので、今更ネジを外すことは困難です。少しやってみましたが、取付架の一部が曲がってしまいました。このまま破損しそうです。到底、重いエンジンを支えることなどできそうにありません。トホホ・・・

デアゴスティーニの公式ページのフォームから、50号パーツについて問い合わせをしました。組立手順解説の誤りに起因するパーツ破損対応として送ってもらえるか、再度パーツ購入となるのか、デアゴスティーニさんから返答頂き次第、ご報告申し上げます。私はいつも、パーツ配布順などで文句を言っていますが、デアゴスティーニさんのサポート体制には信頼を置いているので、きっと今回も親身になって助けてくれると信じています。

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さて、62号のパーツの組立作業を開始します。
まず、操縦室床パーツに取り付けるレバーボックスのパーツを確認します。いつもの通り、パーティングラインが周囲に残っているのでやすりで削り取ります。

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レバーを取り付ける部分に直径1mmドリルで穴をあけます。

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解説では深さ2mmとのことですが、適当に穴をあけてから実際にレバーを仮組みし、入ればOKでしょう。

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操縦室床パーツ裏表と、レバーボックス表面にメタルプライマーを塗ります。
作業指示では、右翼に貼り付ける外板パーツの裏面にも塗ることになっていますが、私は外板裏面に青竹色を塗らないので省略します。

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操縦室床パーツの裏面に青竹色を塗ります。かなりムラになってしまいましたが、どうせ隠れるので、という思いがあるので、どうしても適当になってしまいます。

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操縦室床の表面をコクピット色で塗ります。

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レバーボックスパーツを塗装します。
結構、細かい塗り分けが指示されています。まずコクピット色を面相筆で塗ります。飛び出ている部分には塗料が付かないようにします。

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更にレッド、セミグロスブラックでパーツを塗り分けます。

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外板パーツの切抜きを行います。
カッティングマットに外板パーツをテープで固定し、定規を当ててパーツの線に沿ってカッターナイフで切断します。切断する線は薄い色調なので暗い室内では見誤る恐れがあります。よく見ないとズレるので、上から照明を当てて作業した方が間違わずに済みました。
とにかく慎重に何度も刃を入れないとキレイに切れません。今回必要ないものも含め、全てのパーツを切断するのに6~7回刃を折って作業しました。

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全てのパーツを切断するのに30分以上を要します。
特に細いパーツは、慌てて切ると反り返ってしまって処置に困るので、ゆっくり切る必要があります。

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裏面に両面テープを貼り、形状に合わせてはみ出た部分を切り取ります。左翼で行った作業なので、だんだん要領を得てきます。塗装後に両面テープを貼る指示となっていますが、塗る前に貼っておけば何かと便利です。

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外板パーツを並べて塗装します。
この際、パーツを並べるボール紙の土台(パッケージの紙)に、両面テープで軽く固定しておきます。パーツの裏に予め両面テープを貼っておけば、土台に貼った両面テープは剥離紙に接しているので簡単に剥がすことができます。
外板パーツ表面に描かれたリベット等の模様を活かすため、なるべく厚塗りしないようにアメ色スプレーを吹きます。

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1時間程で外板パーツの塗料が乾燥したので、右翼の上面に貼っていきます。
今回使用するのは、6枚のパーツです。

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今回使用しない4枚のパーツにも塗装を施してあります。間違えないように、パーツを入れた袋に号数を書いて大切に保管しておきます。

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まず、6枚のパーツを貼る位置を確認します。左翼の時と同じ場所なので、間違えることはありません。

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まず、右翼後方の2枚のパーツを貼り付けます。
強力タイプの両面テープは、一度貼ると取り返しが付かないので、大骨パーツの穴や切り欠きに合わせて慎重に貼ります。航空灯や補助翼ヒンジ部分を合わせるのですが、微妙に大骨の青竹色が透けてしまっています。

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残りの4枚のパーツも順番に貼り付けます。
左翼よりはマシですが、それでも外板パーツの境目から大骨の青竹色が覗きます。それに、平らな板を曲面に貼り付けたようなデコボコ感が否めません。
写真では確認できませんが、実際にはリベット等の表現が薄く透けて見えます。拘る方は枕頭鋲を作成されるのでしょうか。私には無理です・・・。

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翼端の折り曲げ機構についても、外板にスリットが入っているので動作に影響はありません。

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問題は、アメ色に塗装した外板の色合いが全て揃うかということです。
別の日に塗装した左翼と右翼のパーツでは、微妙に色合いが異なります。明るい左翼に比べ、今回の右翼は少々くすんだ感じです。私は塗装スキルが低いので、塗装する際の条件によって少しムラが生じます。このまま部位ごとに塗装をしていると、パッチワークのような外板になってしまうかもしれません。もし同様の仕上げにしたければ、全ての外板パーツが揃ってから、一斉に塗装するほかありません。

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塗装しておいたレバーボックスを組み立てます。
1mm直径の穴をあけた部分にレバーを接着します。

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操縦室床板の穴に合わせてレバーボックスを接着します。
今回はまだ床板パーツを取り付けません、操縦桿やシートを取り付け後になるのでしょう。更に仕掛パーツが増えることになりました。やれやれ。

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これで今回の作業は終了です。60号と同様、外板の作業は時間を要します。左翼よりは少し上達したのか、外板の境目の隙間は狭くなりましたが、まだ目立ちます。全ての外板を貼り付けた後に面相筆で色入れすることが必須でしょう。

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次号、63号のパーツは、左側の昇降舵パーツです。その他、外板の形成用の地具が3点付属しています。
この地具は、胴体フレーム後方や主翼前部などに使用するのでしょうか。62号と同時に届いているのでパーツ確認だけしたところ、透明樹脂の軽いパーツでした。地具の厚みがあるので、久しぶりにボリュームのあるパッケージとなっています。昇降舵パーツには、既に58号にて配布されていた羽布材を貼り付けることになります。私は既に配布時に塗装を済ませているので、今回ほどには作業時間を要しないかと思います。できれば早期に手掛けたいものです。

前回はこちら
「週刊零戦をつくる」第61号 何で今頃エンジンリング?

次回はこちら
「週刊零戦をつくる」第63号 ダブル稼動が嬉しい昇降舵パーツ

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2010年11月 7日 (日)

プラ丸出しの農家の庭には砂を撒こう!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

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終盤に入っているこのシリーズでは、既にレイアウトの地面部分は全てストラクチャーやパウダーなどで埋め尽くされています。パネルの生地が露出している場所はありません。しかし、ストラクチャー内部の地面については、素材のプラスチックが丸出しになっている箇所があります。神社境内と農家の庭です。神社については先日、白い玉砂利をイメージして砂を撒いたので、残るは農家の地面です。このままでは庭の情景作りも進まないので、今日仕上げてしまうことにしました。

使用するのは、モーリンのリアルサンド「TR-02ナチュラル」です。粒子が細かいのに飛び散り難く、木工用ボンド水溶液の浸透が早い、極めてスグレモノの素材です。

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まず、道路側など砂がもれては困る部分をマスキングテープで養生し、農家の庭の砂を撒く部分に木工用ボンド水溶液を筆で塗りました。
しかし、後にこの作業は要らないことが判明します。素材が軽いパウダーの際には、あらかじめ塗っておいた木工用ボンド水溶液に付着するので効果的なのですが、リアルサンドの場合は乾いた場所に撒いてから木工用ボンド水溶液を垂らしても、流れたりすることがありません。

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リアルサンドを指で摘んで庭に撒いていきます。出来るだけ指を地面に近づけるのですが、限界があります。適当に広い場所に撒いておいて拡げるほうが簡単です。

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細かい箇所は、マクドナルドのコーヒーのマドラーや爪楊枝などを使って押し広げます。マドラーをスコップ代わりに使って、屋根の下にも撒いていきます。
この際、最初に木工用ボンド水を塗ってしまうと、押し広げるときに砂が団子になって苦労します。

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踏み石の部分に付着した砂は、筆で落とします。その他、余分なところに付いてしまったものもついでに落としておきます。

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スポイトで木工用ボンド水溶液を垂らして砂に浸透させます。
パウダーの場合は、この時に流れたり気泡部分が穴になったりするのですが、リアルサンドの場合は面白いように周囲に染み込んでくれます。最初に地面に木工用ボンド水溶液など塗らなくても、砂がその場から動かずにいてくれるので、非常に作業が楽です。

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一様に木工用ボンド水溶液を染みこませました。
ベース部分がプラスチックなので下に浸透しないため、ごく小量のボンド水を垂らしただけです。

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使用したボンド水が少ないので、12時間ほど経ったら殆ど乾燥しました。
プラ素材のままで、テカテカと光っていた農家の庭は、ようやく土の地面の雰囲気になりました。

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庭には少し工夫を施したいと思いますが、まず設置したいのはトラクターです。
この赤いトラクター、アイコムのマイクロ・ライフシリーズのものですが、既にライト点灯改造を終えたまま放置が続いていました。農家の庭を仕上げてから設置の予定だったので、ようやく日の目を見る機会が訪れたわけです。

シリーズでは自動車の配布時期となっており、それらのライトも点灯化改造します。ちょうど自動車設置と同じ時期にトラクターもついでに設置することになりそうです。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」60号付属のオート3輪の光ファイバー施工

次回はこちら
農家の庭で輝く赤いトラクター!

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2010年11月 6日 (土)

「鉄道模型少年時代」60号付属のオート3輪の光ファイバー施工

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

60号に付属してきたオート3輪2両をレイアウトに設置する準備として、ヘッドライト、テールランプに光ファイバーを取り付けました。これまでに原型となっているカーコレの点灯改造は数多く手がけているので、今回の作業は復習の意味合いもあります。

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60号には、マツダK360とダイハツCO8の2両のオート3輪が付属しています。原型となっているのは、TOMYTECのカーコレ第9弾ですが、ボディカラーは市販品に無いオリジナルカラーとなっています。ミニカーのコレクションとしても貴重な存在です。

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カーコレ第9弾については、発売時にいくつか入手しており、K360とCO8についてはそれぞれ1両ずつライトへの光ファイバー取付をしています。シリーズ付属品の方は大切に保管して、市販品を改造したものをレイアウトに設置しようと思っていたのですが、オリジナルボディカラーのものはやっぱり使用したいものです。貴重なコレクションではありますが、レイアウトに設置すればその価値も倍増すると思います。思い切ってライト改造作業を行います。

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カーコレのライト改造にはいくつかの方法があります。私はライト部分に設置した光ファイバーの端をLEDに密着させて導く方法を取っています。その中でも、車体の下部から下に光ファイバーを伸ばし、レイアウトのベース裏面に設置したLEDから導光させる方法と、車体内部にLEDを設置して、ケーブルのみ車体外部に伸ばす方法があります。

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車体内部にLEDを設置したほうが、レイアウトへの設置制限が減少して使い勝手が良いのですが、今回の車体の場合にはキャビン内部にLEDを設置する余裕がありません。また、窓の透明パーツが板状でなく、一つの塊になっているので狭いキャビンにはほとんどスペースがありません。市販品を改造した方法と同様、光ファイバーを車体下部に伸ばす工法にて改造を行います。

但し、このサイズでは車体内部にLEDを設置するのが全く無理というわけではありません。カーコレ第11弾のダイハツミゼットを点灯化させたときには、荷台に幌を設置してその中にLEDを納めました。今回は空荷でも使用できるようにしたいので、荷台にLEDを設置するわけには行きません。

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まずK360から作業します。
カエルの目玉のように膨らんだフロントライトの表面を平らにするため、デザインナイフで出っ張った部分を削り取ります。

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ライトの中心部に正確に穴をあけるため、千枚通しでライトの円の中央に印をつけます。これをしておかないと、ドリルが真っ直ぐ入っていきません。

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取り付ける光ファイバーと同一直径の0.5mmのドリルでヘッドライト部分に穴をあけます。随分手がけていても、この瞬間は「イテテ!」という気分になります。

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直径0.5mmの光ファイバー「エスカ」をデザインナイフで適当な長さに切り分けます。
発光側の断面をスパッと平面にするためには、ニッパーで押し切るのではなく、鋭いデザインナイフで切断するようしています。

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ライト部分の穴に光ファイバーを差し入れ、ライト部分ギリギリまで後ろに引っ張ります。

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車体の内側から、光ファイバーと車体を接着します。ゼリー状瞬間接着剤を楊枝の先などで塗りつけます。

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テールランプも同様に、穴をあけてから光ファイバーを通します。
ヘッドライトの光ファイバーに熱収縮チューブを被せているのは、テールランプの光ファイバーを接着する際に、間違って付着させないためです。

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シャシー部分に穴をあけ、4本の光ファイバーを下部に通します。

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忘れてはいけないのが、テールランプの内側をつや消し黒で遮光しておくことです。これを怠ると、後輪の内側がボウッと光っている不思議な車になってしまうのです。
車種によって、遮光の場所は異なります。遮光措置が必要ないものもあります。

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テールランプ部分の光ファイバーの断面に、クリアーレッドを塗ります。
少々厚塗りしないと、赤く光ってくれません。

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光ファイバーの断面にLEDライトの光を当てて点灯実験です。
まずはヘッドライト。

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そしてテールランプです。

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続いて、ダイハツCO8も同様の改造を施しました。
ヘッドライトの点灯実験です。

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テールランプです。
市販品を改造したときよりも丁寧な作業が出来たように思います。同じ車体で練習した意味はあったといえます。

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レイアウトへの設置は、61号の自動車が揃ってからとなります。
2両の改造時間は約40分程度です。レイアウトへの設置には、配線など行うために更にそれ以上の時間を要します。

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市販のカーコレ第9弾を改造したものは、予備として保管しておきます。
シリーズオリジナルカラーの自動車を最優先で設置したいものです。

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駅前露店の設置と点灯 金魚すくいはちょっとジャマだけど・・・

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プラ丸出しの農家の庭には砂を撒こう!

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2010年11月 5日 (金)

駅前露店の設置と点灯 金魚すくいはちょっとジャマだけど・・・

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

今週号の60号、来週の61号には、レイアウトに設置する自動車が付属してきます。自動車の設置は来週まとめて解説がある様子なので、今回は確認して終了です。

その代わり、29号に付属してきて今まで取り置きとなっていた2軒の露店を里山駅前に設置する指示がなされています。

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今回設置するのは、わたあめと金魚すくいの露店です。夏祭り会場の神社の参道には10軒の露店が設置されており、その雰囲気が里山駅前から続いているといった演出を施すわけです。
しかし、参道前の10軒にはシリーズ付属の露店照明が取り付けられるのに対し、駅前の2軒には照明パーツがありません。そのために、チップLEDを用いてオリジナルの照明を施しています。更に、わたあめ露店の前部のわたあめの袋部分は光を通さないので、袋部分を切除し、透過性のあるビーズで作成し直しています。

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取り付けるのは、里山駅前にあるスペースです。
ここはパウダーを撒いて土の地面を表現してあります。この2軒に加えて、オリジナルのアクリルケースに付属してきたラムネ売りの露店も設置できるかと思ったのですが、窮屈になるので断念しました。

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まず、道路に近い方のわたあめの露店から取り付けます。
露店内部の調理台を地面に接着します。調理台の裏側に、アクアリンカーを多めに付けます。多少はみ出るくらい使用しないと、デコボコのパウダーの地面にうまく接着できません。

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はみ出た接着剤は、すぐに爪楊枝の先等で絡め取っておけば大丈夫です。

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わたあめ露店のテント裏に取り付けたLEDの配線を木製ボード裏側に通すための穴をあけます。
木製ボードのエッジに近いので、斜めに穴をあけないとボード裏面に届きません。

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地面にあけた1mmの穴にLEDの配線を通します。
露店の4つの柱の底面にアクアリンカーを塗って地面に接着します。

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グッと手で押し付け、パウダー内部にアクアリンカーが入り込むようにします。このまましばらく放置して接着剤を乾燥させます。

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隣の駅寄りの場所に、金魚すくいの露店を接着します。やはり地面にLEDの配線を通す穴をあけます。

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露店本体の手前に、金魚の水槽部分を接着します。
わたあめ露店に比べて底面の面積が広いので、しっかり接着できそうです。

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わたあめ露店の売り子を露店手前に接着します。
本来は、露天内部の調理台に面して設置するのでしょうが、それだと売り子フィギュアの存在が全くわかりません。60号の解説では、このように露店手前に設置されているので、そのまま真似します。

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しかし、このわたあめ露店の売り子、手に作りかけのわたあめを持っています。まさに作っている最中!といった感じなのに、こんな風に調理台を離れて店の前にいるのは不自然かもしれません。
他のフィギュアを、この売り子の前に設置して話しかけている感じにしたいものです。

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LEDの配線を施します。
だんだんボード裏がゴチャゴチャになってきており、整理しなければなりませんが、後回しにします。

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点灯実験です。
わたあめ露店の前部のわたあめの袋部分から、適度に光が漏れています。また、金魚すくいのビーチパラソルも若干光が透けている様子が確認できます。

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わたあめはともかく、この駅前の金魚すくい、実際にこんなものがあったらとってもジャマだと思います。駅前に座り込んで金魚すくいされたら、人の流れが阻害されそうです。

まあ、お祭りの雰囲気を盛り上げるアイテムとしての意味合いなので、お店は何でも良かったのでしょう。

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駅前に露店を設置することにより、神社の参道の祭会場とのつながりが出来たように思います。駅前の2軒のみ、若干照明の色合いが異なりますが、そんなに気にならないと思います。

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レイアウト中央部分は、紅白模様の祭の雰囲気で彩られています。これで多数のフィギュアを設置すれば、ますます臨場感が出るかと思います。

そろそろ道路に設置する自動車を選別せねばなりません。バス停前のバスは確定しているとして、その他の自動車についてはカーコレのライトを店頭改造したもの全ては置けないので、諦めるものが出てきそうです。

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「鉄道模型少年時代」第60号 付属カーコレはオリジナルカラーのプレミアム品だった!

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「鉄道模型少年時代」60号付属のオート3輪の光ファイバー施工

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2010年11月 4日 (木)

「鉄道模型少年時代」第60号 付属カーコレはオリジナルカラーのプレミアム品だった!

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第60号です。

長丁場のこのシリーズも、全体の80%までやってきました。現時点にてレイアウト自体の工作は完成に近づいており、仕上げの段階に設置するアクセサリーやフィギュアの配布が続いています。今回の付属品は、パッと見割高ですが、実は非常に価値あるものとなっています。このシリーズでは安直に市販品をセットしないというコダワリが伝わってくるようです。

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今回の付属品は、自動車①です。
当初からの配布パーツ表や前号の予告写真から、中身はTOMYTECのカーコレ第9弾が基本になったもの2両と判ってはいますが、それにしても小さなパッケージです。このシリーズ始まって以来、最小のパーツ箱です。

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掌に軽く収まるくらいのミニ箱です。厚みはそこそこあるので、パッケージ自体は通常と同様の大きさです。つまり分厚くて大きなパッケージの内部は殆どカラということです。冊子の大きさに合わせているので全体をコンパクトにすることは出来ません。

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中身を取り出します。お馴染みカーコレ第9弾と同じようなのオート3輪が2両出てきました。59号のパーツ予告写真で見たものと同じカラーリングです。いにしえの商用車の代表格。高度成長期に物資を運んで活躍し、今では博物館でしか見ることが出来なくなった3輪トラックです。

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まず、軽3輪のマツダK360、通称ケサブローです。ダイハツミゼットと同様、昭和中期を代表する小型のオート3輪です。緑と白のツートンカラーで、緑色の幌と荷台にピッタリの大きさの荷物も付属しています。

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リヤビューです。白く塗られたキャビンが車体の可愛さを際立たせています。狭い路地にも設置できそうなコンパクトさです。

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ダイハツCO8です。1500CCの中型のオート3輪で、私が幼少の頃にはまだ見ることが出来ました。渋みのある濃いブルーの車体です。

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こちらには幌はありませんが、角材を積み上げたような荷物が付属しています。
青い車体が力強さを感じさせます。

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最近のカーコレのシリーズなので、車自体の出来は非常に良いものとなっています。細部の文字入れもなされています。空荷でも雰囲気は上々ですが、荷物を載せると「働く車」の本領発揮!といった感じです。でもこれらのオート3輪、模型を見ているだけでもカーブでは横転しそうで怖いです。現代では消えてしまったフォーマットであることが理解できます。

これら2両は、TOMYTECの市販のカーコレ第9弾が基本となっていますが、カラーリングがオリジナルです。もちろん、シークレットでもありません。つまり、非常に貴重な存在であり、ミニカーコレクションとしても興味深いものなのです。

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私はカーコレ第9弾の発売時に、いくつか買い求めました。今回の付属品のマツダK360やダイハツCO8も各1セット、2両ずつ持っています。それぞれ1両ずつについては、光ファイバーを床下に貫通させる従来工法にてヘッドライト、テールランプ点灯準備作業を施しています。
カーコレ付属の説明書を見ても、60号付属のものと同じカラーリングのものはありません。

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ダイハツCO8のカーコレ版にはブルーの車体のものがありますが、60号のものとは微妙に異なります。左側が60号の付属品、そして右側がカーコレ第9弾のものです。ボディカラーだけでなく、荷台の最前部にキャビンガードが付けられている点も異なります。幌車ではなくオープン荷台で使用するトラックであることを物語っています。

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レイアウトへの設置は、自動車が4両揃う61号での作業となるようですが、まずは自由に道路上において確認します。自動車が置かれると、街に動きが出てくるようです。
今回の貴重な2両にライト点灯改造を施すかは未定です。ただ、やるとしたらこれまでに作ったものが無駄になるので困ったところです。でも、何とかシリーズ付属車両をレイアウトに設置したいものです。狭いキャビン内部にLEDを設置するのは困難なので、木製ボード裏面にLEDを設置して、光ファイバーで導光する従来工法での工作となります。

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今回の製作マニュアルでは、29号に付属してきたわたあめと金魚すくいの露店の設置も指示されています。どちらも里山駅前に設置するものです。
これらは神社の参道に設置する露店と異なり、オリジナルの状態では電飾化されていません。私はどちらにもLEDを仕込んで光るよう改造を施しています。配線作業があるので、設置は後日ゆっくり行います。駅前から夏祭りの雰囲気でいっぱいになることでしょう。

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電飾改造した露店はもう1店、専用アクリルケースに付属してきたラムネ売りがあります。詰めれば3店置けないことはありませんが、駅前に並べると非常に窮屈になりそうです。他の場所への設置も考えねばなりません。

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設置場所の候補のひとつは、バス停の横のスペースです。
ただ、露店部分の黒いベースが取ってつけたようで不細工です。このまま設置するかどうかはもう少し考えたいと思います。

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ジオラマグレードアップ講座は、分校の運動場の改良を1回休み、今回と次回付属のカーコレのトラックの荷台の演出テクニックの紹介です。付属品とタイムリーに同調しているわけです。
身の回りのものを活用してパーツを改良していくのは楽しい作業でしょう。

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次号、第61号の付属品は、自動車②です。小型4輪トラックのトヨエースと軽ワゴン車のスバルサンバーライトが付属します。次号でこのシリーズの自動車が揃います。道路スペースが狭いので、60号、61号の4両と6号付属のバスとの5両で自動車は十分なのかもしれません。しかし、農道や路地などを活用して、もう2両くらいは置きたいものだと思います。

トヨエースは濃いグレー、スバルサンバーライトは白いボディカラーの様子です。60号と同じ調子ならば、61号の付属品も、この予告写真どおりのカラーリングになっていることでしょう。カーコレ第9弾の市販品には無いオリジナルカラーです。ミニカーコレクションとしても興味深いものが続きます。

ジオラマグレードアップ講座では、分校の運動場改良作業が復活し、タイヤの馬跳び、ブランコ、鉄棒の製作とのことです。昔懐かしい遊具の設置で、より少年時代の思い出が色濃く蘇ることでしょう。

前回はこちら
葉桜の木の幹エクステンション

次回はこちら
駅前露店の設置と点灯 金魚すくいはちょっとジャマだけど・・・

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2010年11月 3日 (水)

葉桜の木の幹エクステンション

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

引き続き、シリーズ付属の樹木の改良及び植え込み作業を進めています。
シリーズの製作マニュアルの指示通り設置できない樹木が多くなってきたので、一部は場所を移動しなければならなくなっています。

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まず柿の木は、大小1本ずつを農家の前に植えました。どちらも樹木ベースをそのまま使用して根っこの凹凸の造形を活かしています。秋には2本の木がたわわに実を生らすことでしょう。本来、柿の木(小)を植える指示のレイアウト左奥には、カラマツ(大)か他の木を植える予定です。

また、本来神社の境内に設置する指示がなされていたモミジ(大)は、境内に余地が無いので、農家の裏手にでも植えようかと画策中です。

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困ったのが、葉桜3本です。
製作マニュアルの指示では、分校の運動場の手前側に2本植える予定になっています。しかし私は盆踊りの櫓を設置してしまったので植える場所がありません。運動場に植えられるのはモミジ(小)くらいのものです。

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また、葉桜の残り1本は、神社の右側のトンネル山との間に植える指示ですが、トンネル山を自作のものにしてしまったので余地がなく、植えられません。ここにはもっとスリムな木を植えようかと思います。

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葉桜の活用で思いついたのが、背景としてレイアウトの後方に配置する方法です。
レイアウト後方の里山駅のホームの向こう側には、楓の大小の木と椋の木1本の合計3本の背の高い木が植えられて、レイアウトに立体感を出しています。しかし、下の部分がスカスカに抜けているのが気になっていました。ここに葉桜の木を改造して植えようかと思います。

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レイアウト右端のカラマツの木の改造の際と同様、葉桜の幹を長くするために、爪楊枝を切断して幹の先端に接着します。ゼリー状瞬間接着剤と、効果促進スプレーを使用すれば丈夫に延長させることができます。

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延長した部分の葉桜の幹をフラットブラウンで塗装します。

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一晩塗料を乾燥させると、元の幹と延長した部分との質感の差は少なくなります。

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まず1本は、神社の境内の拝殿の奥に植えました。境内には現在、イチョウの木が2本植えられているだけだったので、里山の神社っぽく樹木を増やしたいものです。
神社ベースに穴をあけ、アクアリンカーで接着して固定します。

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残りの2本は、レイアウトの一番奥の楓の木の左右に植えました。
幹を延長したものの、不自然さは少ないと思います。ただ、桜らしさは希薄で、種類不明の広葉樹のように見えます。まあそれで良いかと思います。

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レイアウトの正面から神社の方を見ると、奥に濃淡様々な木々による緑の壁が出来ているのがわかります。神社の境内の拝殿の置くの桜も、鎮守の森の表現に一役買っていることでしょう。

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奥の方が緑で覆われたので、神社の小山とトンネル山の間のスペースが気になります。このスペースに植えられるような樹木を何か探したいものです。まだ資材の余っている楓の木を改造すればピッタリのものが出来るのではないかと思っています。

前回はこちら
「鉄道模型少年時代」カラマツの木は幹を延長して「緑のトンネル」を実現!

次回はこちら
「鉄道模型少年時代」第60号 付属カーコレはオリジナルカラーのプレミアム品だった!

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2010年11月 2日 (火)

「鉄道模型少年時代」カラマツの木は幹を延長して「緑のトンネル」を実現!

講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の製作の話題です。

レイアウトに設置する小物の配布が続いていますが、未だに樹木の改良設置を進めています。もうしばらく緑のフォーリッジと戯れる期間が続きそうです。

一つ一つ樹木を植えていくと、緑いっぱいの里山の光景に息吹を吹き込むような気持ちになります。「日本の正しいふるさと」の再現には、やっぱり豊富な緑は欠かせません。

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今回は、カラマツの木を植えていきます。
まずカラマツ(小)1本を、レイアウト手前の稲荷神社の場所に植えます。地形や地面の状態から樹木ベースの使用が困難なために、ベースを取り外して地面にあけた穴に接着しました。

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線路を走る列車とギリギリの位置関係になるように、カラマツの幹の角度を調節します。木が低いので、緑のトンネルというわけにはいきません。

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樹木ベースを使用しない場合、地面に埋め込む部分はホンの僅かなので、少しの衝撃で木が傾いてしまいます。アクアリンカーが乾燥するまで、木が傾かないように突っかえ棒を渡しておきます。30分もすれば支えは要らなくなるでしょう。

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レイアウト右手前の川原部分のDCフィーダーの隣にもカラマツ(小)を植えます。ここも列車とギリギリの位置関係になるよう、角度調節します。ここも地面が斜めなので、樹木ベースを使用することは出来ません。

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56号のジオラマグレードアップ講座の内容通り、線路を走る列車の左右から覆いかぶさるような「緑のトンネル」を表現するには、右側に設置するカラマツ(大)を少々改良しなければなりません。枝振りを整えて設置するだけでは、どうしても列車と接触してしまいます。

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8mm程度、樹木の幹を嵩上げすることで、カラマツの枝を列車に覆い被せるようにできます。
問題は、どうやって木を高くするかです。以下の二つの方法が考えられます。

1.この部分のみ地面を紙粘土などで盛り上げて、その上にカラマツ(大)を設置する。
2.地面はそのままの状態で、カラマツ(大)の幹自体を8mm延長して設置する。

この内、手順が簡単で地形に大きな影響を与えない2の幹を延長する方法を取ることにしました。

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樹木は木製だろう、ということで、爪楊枝の軸を使って延長を行います。ジオコレの樹木はプラスチックだろう!というごく当たり前のツッコミは無視します。
手頃な材料で、太さが適当ならば何でも良いかと思います。

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爪楊枝の断面に千枚通しとドリル、やすりで穴を開け、カラマツの幹に接ぎます。少々の段差は、後で調整します。

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ゼリー状瞬間接着剤で幹と爪楊枝とを接着し、楊枝で延長した幹周りにも塗り付けて形を整えます。

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瞬間硬化スプレーを吹き付けて形状を固定させます。豪快に白化してしまいましたが、どうせ着色するので問題ありません。下部が適度に太くなり、カラマツの質感は損なわれていないと思います。

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幹には着色しますが、その前に形状の確認をします。
設置場所の地面に穴を開け、カラマツの延長した幹を差し込んで、線路を走る列車の上に枝が覆いかぶさるかを確認します。ちょっと幹が長くて間延びしてしまいましたが、極端に下から覗き込まない限りは気にならないでしょう。

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元々のカラマツの幹の色がわからなかったので、とりあえずフラットブラウンで塗装します。塗った部分がかなり明るめになってしまい、接いだ箇所がバレバレですが、乾燥したらもう少し暗めの色になるはずです。

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塗料の乾燥するのを待ち、アクアリンカーを使用して地面に穴に接着します。
まだ接いだ箇所の色が違うことがわかりますが、フラッシュを焚いているから目立つのであって、実際にはそんなに気になりません。また、木製ベースの少し外側に枝がはみ出していますが、このくらいならば専用ケースに十分収まるかと思います。

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これで、ササヤカながら、左右の木から列車の屋根に覆いかぶさる緑のトンネルが実現できました。木の枝をかすめて走るローカル列車の光景を再現できると思います。
この線路は非電化なのでディーゼルカーしか走らず、屋根の上に覆いかぶさっても問題ありません。しかしパンタグラフを持った電車を走らせると間違いなく引っかかって事故になります。注意せねばなりません。

今週発売の60号、そして次の61号の付属品は自動車です。しばらく大規模な作業が無さそうなので、樹木の設置の工夫を続けたいものです。

前回はこちら
杉の木を加工して、ササヤカな「緑のトンネル」に

次回はこちら
葉桜の木の幹エクステンション

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2010年11月 1日 (月)

懐かしの名鉄車両 アンレール名鉄キハ8500系3両セット

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最近、東海地方の多くの模型屋さんの店頭に並んでいて気になっていた、名鉄キハ8500系車両のNゲージ規格模型を購入してきました。本格的なNゲージ模型ではなく、ディスプレイ用モデルです。TOMYTECの鉄道コレクションシリーズのような感覚の模型です。

名鉄キハ8500系は、特急「北アルプス号」として名鉄線内からJR高山線に乗り入れる列車として活躍していました。名古屋近郊に長年住んでいる私には、非常になじみの深い列車で、先代のキハ8000系共々、異色の名鉄車両として何度か楽んで乗車しています。10年程前に「北アルプス号」が廃止になった後、会津鉄道に移籍し、「AIZUマウントエクスプレス」として生まれ変わりましたが、こちらも今年の6月で廃止になっています。会津鉄道に行ってからもボディ塗色変更なく活躍していたのが印象的です。

人気の車両なのに、これまでNゲージ模型は東京堂の高価なレジンキットしか発売されていませんでした。名鉄車両を多くリースしているグリーンマックスやモデモ、マイクロエースやパノラマカーを出しているトミックス等でも模型化されませんでした。鉄道コレクションにもされていません。

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今回購入したのは、企画が「株式会社赤い電車」という初耳の会社のものでした。

赤い電車
http://homepage1.nifty.com/akaidensya/

赤い電車では本格的なNゲージ車両も販売していますが、今回のキハ8500系のような安価なディスプレイモデルを「アンレール」シリーズとしていくつかリリースしているようです。

パッケージがTOMYTECの鉄道コレクションに似てはいますが、何とも垢抜けないデザインです。ロゴも味気ないゴシック体ですし、パッケージのボール箱の質感や印刷のクオリティは一昔前の中国製品のようです。もっとも製造は中国ですが。

手作り感いっぱいのこのキハ8500系3両セット、4200円(税込)です。ジョーシンキッズランドの様な割引店でも、現時点では定価販売されています。

会津鉄道に譲渡されてからは2両編成になっていたので、2両セットの「会津鉄道キハ8500系2両セット」というものも発売されており、こちらは3000円(税込)です。ディスプレイモデルの雰囲気を味わうのならば、安い2両セットで十分かと思います。

4200円や3000円なんて十分安価なのですが、やたらと安い鉄コレ等に慣れてしまったので微妙な価格付けに思えてしまいます。現に、各店とも結構山積みのまま残っています。
但し、こちらは少量生産品として考えねばなりません。TOMYTECの様な効率を求めるわけにはいかないので、よく頑張っている価格だと思います。

※山積みになっているなんて、私の思い込みのようでした。このキハ8500系、大人気であり、会津鉄道バージョンの2両セットは、今日(11月1日)現在、予約分でいっぱいになってしまった店もありました。
この地方では待ち望まれていた模型なのでした。スミマセン。再販が望まれます。

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前世紀の安物のようなモタモタのボール紙のパッケージを開封すると、鉄道コレクションのような透明プラの形成材に入った3両の模型が出てきます。鉄コレのようではありますが、展示用のレールは付属していません。

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車両は「北アルプス号」の晩年の基本編成であるキハ8502、8555、8503の3両です。とにかく軽い模型です。このままでは線路走行は到底不可能です。

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先頭車の「北アルプス」の行灯や側面の行き先表示等のシールや車両番号のインレタが付属しています。インレタはそれなりの出来ですが、シールの方は家庭用インクジェットプリンターで刷ったようなクオリティです。正面の行灯くらいは貼った方が雰囲気が出るかな、と思います。

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パッケージに入っているときから、シャープ感に欠ける模型であることが判っていました。手にとって眺めると、何とも肉厚でポッテリした造形です。所々、塗装のムラがあり、最近やたらと出来が良いTOMYTECの鉄コレ等の他の安物模型とは比較になりません。ディティールは完全に前時代的なクオリティです。

しかし、全体的なフォルムは決して悪くありませんし、飾っておくだけなら遠目にはなかなかのものです。第一、このサイズの初の安価なキハ8500系模型です。元車が無くなってしまって、ますます大手からの模型化が遠のいた感じがするので、貴重な存在だと思います。

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付属パーツには、先頭車のキハ8502、8503に取り付けるアンテナと、増結時の貫通幌があります。また、台車モールドが4個付属しています。これは、鉄コレ動力などで動力化した時に使用するのでしょう。
パッケージや説明書には動力化に関する記載はありませんし、ホームページには「走行可能にする場合の推奨品はございません」と明記してあります。車両サイズから、鉄コレ動力ユニットの20m級のTM-08などを使用すれば走行させられそうですが、かなりの改造が必要となるかもしれません。

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先頭車のキハ8502型です。こうして横から眺めている分には違和感がなく、キハ8500型の雰囲気がよく出ていると思います。

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中間車のキハ8555型です。
名鉄の特急車、パノラマスーパー1000系に似た、角がラウンドした大型窓が印象的です。

実車のシートなどの車内設備も名鉄1000系に酷似していました。車両限界の狭い名鉄基準のため、JRのキハ85系と比べると少々狭っ苦しいので、高山に行く時は、名鉄線からの直通というメリットがなければ、JRの「ワイドビューひだ」の方を選びたくなったものです。

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もう一方の先頭車のキハ8503型です。
車両を真横から見て気が付くのは、車内のシートの造形が無い事です。特急車なのに、まるでロングシートの通勤車のようです。

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車両は、ボディとシャシーで構成されており、車内のシート部分のパーツはありません。内部がスッカラカンなのです。シートピッチを合わせて、背もたれ部分の造形を施したくなります。

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床下パーツは、取り外せる上体の平面的なものです。これも、鉄コレ動力ユニットの床下部分に接着すれば使用できそうに思えます。

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最近の鉄コレと比較すると、その造形の甘さがはっきりしますが、カラーリングが派手なので少し助けられているようです。少量生産品にしては、非常に頑張っていると思います。

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鉄コレやNゲージ模型など、懐かしの名鉄シリーズも随分とリリースされてきました。私鉄車両では非常に充実していると思います。
実車は全て鬼籍に入ってしまったものばかりですが、こうして並べていると、今でも毎日見ている車両たちのような気がしてきます。

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製作中の「鉄道模型少年時代」のレイアウトに設置すると、一気に高山本線の雰囲気に変わってしまいました。もちろん、このレイアウトでは20m級の大型車両は走行できませんので、鉄橋付近において雰囲気を楽しむだけです。

草の根のようなニッチな車両をリリースしている赤い電車のアンレールシリーズ、次はどんな車両を出してくれるのか楽しみです。

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