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2011年2月24日 (木)

「鉄道模型少年時代」第75号 いよいよ最終号です

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講談社のNゲージジオラママガジン、「鉄道模型少年時代」の第75号です。

一昨年の8月に創刊されてから約1年半に亘って続いてきたこのシリーズも、今回がいよいよ最終号となってしまいました。毎週のこのシリーズが生活の習慣の一つになっていただけに、まだ来週も書店に引き取りに行ってしまいそうな気がします。

組み立て式の分冊マガジンでも、完成を目指して毎週少しずつ作成していくのですが、完成してしまうと私の場合は急速に興味が薄れてしまうのです。鉄道模型少年時代の場合は、まだ若干手を入れなければ完成とは言えないので、数ヶ月は楽しむ予定です。しかし、いつかキリを付けて完成宣言をしないといけません。

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レイアウト関連のパーツは既に配布が終わっており、最終号のパーツも製作には直接関係の無い車両となっています。里山交通キハ1501形ディーゼルカーです。
創刊号のキハ1001形、そして50号までの購読者プレゼントのキハ2001形と合わせて、合計3両の車両が揃うことになります。実際に走らせて楽しむのは、ライトが点いて楽しいキハ2001形が殆どとなるでしょう。私の場合は、トレビック模型さんに改造してもらった創刊号付属のキハ1001形のライト点灯版も活躍すると思います。

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車両ケースの箱は、どこかで見たことがあるような色合いと形状です。
車両自体は、TOMYTECの市販の鉄道コレクション第10弾の鹿島鉄道のキハ432形の色違いということは予告写真より判明しています。

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創刊号の車両ケースと似ているのですが、75号のものには内容を確認できる窓がありません。書店の店頭で内容を確認できるのが創刊号の特徴なので、この窓は重要でした。今回はパッケージ自体がシュリンクパックされているので購入後で無いと内容確認できません。車両ケースに窓が無くても問題ありません。

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窓が無くて素っ気無い車両ケースを開けると、何度も予告写真で見ているキハ1501形が出てきました。鉄コレの車両よりも赤い部分が濃い色合いです。ちゃんと里山交通のマークが車体中部にプリントされています。

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付属のレール台座に載せて確認します。
私はこの車両をレイアウトで走らせるつもりは無いので、展示状態での保管となります。前面の大きな2枚窓が特徴的で、創刊号のキハ1001形に比べてすっきりスマートな印象を受けます。

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非貫通型の正面デザインは、湘南電車のモハ80系から始まった、この時代のトレンドです。金太郎形の塗り分けが鮮やかです。製作マニュアルの注釈によれば、カラーリングのモデルは秋田県の羽後交通キハ3形とのことです。

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創刊号付属のキハ1001形と並べて比較します。
カラーリングはほぼ同等です。小窓が並んだサイドビューの感じが良く似ています。同時代に活躍した黎明期のディーゼルカーをモデルとしているので、似ているのは当然です。蒸気機関車の時代からの近代化を担った立役者です。

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しかし、正面部分の印象は大きく異なります。桟の付いた小窓が4枚並んだキハ1001形に対し、Hゴム支持のすっきりとした2枚窓のキハ1501形は近代的に見えます。ヘッドライトが車体埋め込み式になっているので、ライト点灯化改造は、キハ1001形よりもやり易そうです。

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今回のキハ1501形と、キハ1001形とは車体の長さが異なります。車両を裏返して並べると、それがはっきり確認できます。
2台の台車の間隔は両車とも同じなので、キハ1501形の方は、台車より端部のオーバーハングが長くなっているようです。動力台車を取り付けるときには端部を延長する床下スペーサーを、トレーラーとして走行パーツを取り付ける場合は、台車のカプラー取り付け部分を延長するカプラースペーサーをはめ込む必要があります。

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このキハ1501形を日常的に走行させることは無いと思いますが、一応製作マニュアルの記載通り、74号付属のパーツを使用してトレーラー化させます。
まず、車体とシャシを分解します。

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シャシから台車のパーツを取り外します。台車枠はそのまま使用しますが、車輪だけ金属製のものに交換します。

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プラスチックの車輪を外し、74号付属の金属車輪を台車枠に取り付けます。
プラスチックの車輪でも走らないことはありませんが、脱線し易いようです。金属車輪に交換すると、走行音が静かになって安定します。昔のTOMIXの安価なNゲージ車両は、堂々とプラ車輪で売られていました。そして、よく脱線したものです。

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カプラースペーサーの短い方を2つ、ランナーから切り出します。
キハ1501はキハ1001形よりも車体が長いので、スペーサーを入れてカプラー部分が車体の前面に出るようにしなければなりません。

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スペーサーを挟み込んでから、アーノルトカプラーを取り付けます。
連結器部分が四角くて大きくて興醒めするアーノルトカプラーではありますが、急カーブのミニレイアウトに於いては最も信頼性のある連結器かと思います。

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シャシからダミーカプラー部分を取り外します。
これは展示用に一応保管しておくことにします。

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車輪とカプラーを取り付けた台車をシャシに取り付けます。

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金属ウェイトを床下パーツに載せます。床下の穴にはめ込みます。

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座席パーツをシャシに載せます。

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車体を被せて完成です。
これで、玩具クオリティの鉄道コレクション流用車両が、Nゲージレイアウトを走行できる「鉄道模型」になりました。アーノルトカプラーを付けた車両とも連結できるようになっています。

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動力台車を取り付けた創刊号のキハ1001形と連結してレイアウト走行を楽しむことができます。モデルとなった車両は、どちらも総括制御の出来ない旧式のディーゼルカーなので、1両ごとに運転手が乗務していたのでしょう。異形式の車両同士が連結されている様子は、いかにもローカルな雰囲気です。

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ただ、カーブに差し掛かると車両間の隙間が大きいことが気になるかもしれません。このレイアウトは、現実にはあり得ないほどの急カーブなので仕方ないのです。

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このレイアウトの唯一の駅である里山駅に到着しました。
でもホームが短いので、はみ出してしまいます。列車は2両以上連なって走っていたほうが楽しいのですが、このレイアウトは単行向きかと思われます。

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ジオラマグレードアップ講座は、74号に引続き、これまでに紹介したテクニックの総集編です。
過去に記事として取り上げたテクニックの内、駅舎周辺と道路周辺のグレードアップ方法を集めてあるので、レイアウト仕上げの助けとなるでしょう。もう仕上げてしまった方も、次回レイアウトを作成する際に役に立つテクニックがたくさんあると思います。

このシリーズでは、戦車ジオラマ作成を応用していたりして、既存の鉄道模型レイアウト作成の枠を超えたものも多く紹介されました。LED電飾テクニックでは微力ながら編集に協力したので、思い出深いシリーズでした。

もうこれで翌週からパーツの配布はありません。続編や、次のシリーズの予告もありませんでした。この鉄道模型少年時代を満足いくまで仕上げたら、何をするのかは決めていません。このところ身の周りが多忙なので、落ち着くまでしばらくは、鉄道模型レイアウト製作からは離れるかもしれません。成り行きに任せましょうか。

前回はこちら
照明&サウンドメカユニット電源周りの仕上げです

次回はこちら
オリジナル動作を加えた照明&サウンドメカユニットで電飾コントロール

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コメント


こんばんは!
長いようで短かった「週刊 鉄道模型 少年時代」が終わってしまいましたね。

しかし、全然手を加えてないのでYUJIさんと同じく、僕もしばらくは続きそうです。

それにしても講談社の次の鉄道模型はどうなるのでしょうかね…?

投稿: series113 | 2011年2月24日 (木) 21時25分

series113さん、こんばんは。

とうとう最終号になってしまいましたね。
75号にアンケートが同封されていましたので、今回のシリーズが好評ならば、新シリーズも期待出来ると思います。SLのレイアウトが有力でしょうが、私としては「スイス登山鉄道」に挑戦して欲しい、って自分で作れって言われそうです。

投稿: YUJI | 2011年2月24日 (木) 22時07分

こんばんは!とうとうこの日が来てしまいましたね。なんかあっという間でまだ終わって仕舞った実感が全然ありません。

バスコレ走行システムの注文に合わせて、富山ライトレール ワイドトラム路面レール特別セットも購入してしまいましたので今週末から手持ちの線路などと遊んで見ようかな?と企んでいます。

バス、トラム、列車を同時に走らせて楽しめたらな〜なんて思っていますがバス走行システムが届くまで飽きずにやって見ようと思います。

投稿: 三日月 | 2011年2月24日 (木) 22時55分

YUJIさん こんばんは
直販組も本日最終配送がありました。アンケート用紙には、『スイス登山鉄道』や『SL』等もありましたが、昭和の銀座を走るレトロ路面電車なんていうのもありましたね。昭和30年代の銀座のジオコレや、バスと都電?が走るレイアウトなんかも興味をそそります。しかし、少年時代もまだまだ作業が残っており卒業までかなり単位不足です。週末は、星空の加工に着手しようかと思います。

投稿: マーボウ | 2011年2月24日 (木) 23時00分

YUJIさん、こんばんは。
買い始めたときは最終号は遠い先のことだと思っていましたが、案外早くこの日を迎えてしまいました。
私は、鉄道模型レイアウトの製作は初めてでしたが、YUJIさんはじめ、ここにお集まりの皆さんの教えをいただきながら続けてくることができました。おかげさまで、留年ではありますがまだまだ当分の間愉しめそうです。

今後もYUJIさんのブログに「少年時代」の記事や、新シリーズの記事が載ることを楽しみにしています。私も、完成までブログを続けていきます。

新シリーズですが、私は洋風で少しレトロな雰囲気のレイアウトが欲しいです。ディズニーシーのエレクトリックレールウェイ(タカラトミーグループ提供ですし)のような感じのレイアウトが作れたらいいなあ、と思います。
「運河や倉庫のある港町」という選択肢も惹かれますね。ジオコレでコンビナートシリーズも出るようですが、それを組み込んだら巨大なものになってしまいそうです。

投稿: まっぴい | 2011年2月24日 (木) 23時46分

>三日月さん、おはようございます。

私もまだ最終号の実感がありません。
来週以降、新しいパーツに追われることなく落ち着いて仕上げができるのですが、モチベーションを保っていないといつまでも未完成のままになってしまいそうですね。

バス・トラムの併走、楽しそうですね!

>マーボウさん、おはようございます。

私としてはスイス登山鉄道!なんてのが魅力的なのですが、コスト的にパートワークでは困難ですね。

路面電車かSL情景か迷っているようなアンケート内容に見えました。

星空の光ファイバー施工、実用化はともかく、私も実践してみたいと思っています。

>まっぴいさん、おはようございます。

外国形の模型、楽しいですね。
私もディズニーに1票!そして、TOMYTEC製品で実現できそうなものとして、きかんしゃトーマスの世界も出来そうです。

今後の新シリーズ、きっと近い将来に発表があるものと信じています。

投稿: YUJI | 2011年2月25日 (金) 08時14分

YUJIさん こんにちわ

とうとう最終号になってしまいましたね。私は作業はすべておわってしまったので、少年時代製作は卒業となってしまいます。
YUJIさん、カズキさんのご教授のもと、楽しいい電飾、踏切動作等の自作をやっておいて本当によかったです。これがなければ、製作が終わってからしまい込んでしまったでしょうね。

後はディアゴ社のホンダCB750の製作のみとなってしまいましたが、今後出るシリーズを吟味して取りかかりたく思っています。

今後またYUJIさんと同じ物を作ることになったら、その節はよろしくお願い致します。 今までありがとうございました。

投稿: かめきち | 2011年2月25日 (金) 10時22分

Yujiさんこんにちは昨日とうとう最後の一冊が来てしまいました。嬉しいやら寂しいやら複雑な感じです。今後は、自作に励みたいと思っております。なにせ、全くの素人なので、かなり悩やんでおります。無理なく小物サイズで徐々に、腕をあげようかと思ってます。鉄道模型少年時代は終わってしまいましたが、今後のお付き合いも宜しくお願い致します。

投稿: いっしっー | 2011年2月25日 (金) 12時50分

またまた、昔、路面電車が引けない、早稲田・・・渋谷は架線たよりのトローリーバスを利用していました。 NY時代のドッジャースを思います。、 次のシリーズ路面電車だったら参加したいです。    熊本市電は健在です。

投稿: honest | 2011年2月25日 (金) 20時26分

PS 学生時代の私の東京は、地下鉄は、浅草・・渋谷と池袋・・東京駅だけでしたので、都内移動は路面電車と山手線と中央線に頼らないと行動できませんでした。 安くあげるために、新宿・・銀座も都電でした。

投稿: honest | 2011年2月25日 (金) 20時57分

>かめきちさん、こんばんは。

少年時代も終わってしまって、なんだかとても寂しいですね。C62の時もそうでしたが、もう新しいパーツが配布されないというのは、生活のリズムが変わってしまうようです。

まずは講談社さんの次回の鉄道シリーズ、そしてその他にも興味のあるものに挑戦したいと思います。パートワークに拘っているわけではないので、面白そうなものにアンテナを向けていたいものです。

今後もブログは続けますので、よろしくお願い申し上げます。


>いっしっーさん、こんばんは。

いっしっーさんのアイデアいっぱいのレイアウトも完成ですね!バスに内部に電池を内蔵されたという技術に敬服いたしました。置き場所もそうですが、気軽に楽しめるように、きっと私もミニレイアウトにこだわると思います。

これからもよろしくお願い申し上げます。


>honestさん、こんばんは。

熊本の路面電車、数年前の出張の際に乗りました。街並みが見える路面電車はやっぱり楽しいですね!
地下鉄よりも安かった都電の運賃の話、興味深く読ませていただきました。

投稿: YUJI | 2011年2月25日 (金) 21時55分

ここんとこちょっと忙しくて卒業制作はまだできていませんでしたので(ここの)卒業式に出そびれていました。
今回はいろいろな事にチャレンジでき前回以上におもしろかったと思います。これもYUJIさんはじめみなさんといっしょに楽しめたからだと思います。この場を借りてお礼いたします。

投稿: カズキ | 2011年2月26日 (土) 07時51分

カズキさん、こんにちは。

学科の授業は終わりましたが、実技は留年となりました。
同じ素材を元に、情報交換しあってオリジナルの改造を施すのはとても楽しいことですね。コミュニケーションが週刊パートワークの醍醐味といえると思います。

まだロボット決めかねています。でも零戦の様に工作に時間を要しないので、行ってしまおうか!とココロは傾いています。

投稿: YUJI | 2011年2月26日 (土) 15時18分

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