THE カーコレクション Vol.13 無欲でシークレット引き当てるも使い道無し・・・
先月発売になっていた、TOMYTECの「THE カーコレクション Vol.13」が模型屋さんの店頭に並んでいたので、二つ購入してきました。
1/150サイズのミニカーNゲージ鉄道模型にピッタリなサイズです。安価な割によく出来ているので、新シリーズが出ると何となく手に取ってしまいます。
第13弾は、70年代の町並み編とのことで、昭和50年代に活躍した商用車をモデルにしています。トヨタカローラ30バン、ランドクルーザーFJ56V、三菱ふそうキャンター、トヨタダイナの3種類です。昭和50年代に活躍した車なので、私の子供時代の記憶にあるものばかりです。
それぞれの車種3種類ずつ、12種類とシークレットという構成です。今回は箱の内部に説明書が無く、箱の外側の記載が説明書となっています。各々の車種の説明文はありません。
一箱目を開封すると、トヨタダイナが2台出てきました。
近年まで町中で活躍した小型トラックです。
カーコレを手にして気になるのは、どうやってライトを点灯させるかということです。
完成間近の「鉄道模型少年時代」のレイアウトには、点灯化したトラックを設置する場所などありません。次作のためにライトだけ付けておいても使用するかどうかわかりません。つまり、ライト改造などしないのに、ついつい構造が気になります。
ヘッドライトは4灯で、光ファイバーがタイヤハウスと干渉しそうです。テールランプもシャシー内部に光ファイバーを通す必要があります。工作が難しい部類に入ります。
非常にありふれたトラックなので、現代レイアウトに置いても違和感は無いでしょう。荷台に何を載せるか楽しみなミニカーです。運転席は広いので、運転手を乗せることも出来ます。
もう一箱を開けると、なにやら2種類、派手な車が出てきました。ランドクルーザーとカローラバンの赤白のツートンカラーです。
パッケージの外側の図には描かれていないタイプで、しかも2車種入っているということは、シークレットなのでしょう。適当に店頭陳列分を二つ持ってきただけなのに、シークレットを引き当てるとは、まさに無欲の勝利!でしょうか。
ネットで調べると、カーコレ13弾のシークレットは2種類あるようで、これはその内の1種類です。
懐かしいランドクルーザー56型です。赤白に塗り分けられて派手です。レイアウトに設置すれば映えることでしょう。
日本を代表する4輪駆動車として、世界中で活躍したタイプです。当時はランクルだろうがなんだろうが、こういった4輪駆動車は一緒くたに「ジープ」と呼んでいました。
この模型、後部扉やホイールの造形など、非常に良く出来ています。カーコレは最近の作ほど出来が良くなっています。
これまた懐かしいカローラ30系のバンです。近年まで町中で活躍していました。営業マンの運転する車の代表格です。会社の看板を掲げて、どなたも車の限界性能までぶっ飛ばしていたものです。それでも数十万キロを走破する頑丈な車です。
サイドの赤いラインが目立ちます。
車体には、「トヨタ西東京カローラサービス」とロゴが入っています。ディーラーのサービスカーという設定なのでしょうか。最近のディーラーのサービスマンは、下取車かと思われる車に乗ってくる事が多いように思いますが、確かに昔はデカデカとロゴを記載した車で走り回っていたように思います。
どちらも自己主張たっぷりなので、雑多なレイアウトに設置しても目立つこと請け合いです。また、ウィンドウガラスのパーツは薄い透明プラスチックなので、車体内部には広い空間があります。ライト取りつけ改造も簡単でしょう。
昭和の時代に酷使された車たちのシリーズです。いずれもオーナーカーではなくて、仕事の車として使われた逞しさがあります。日本車の信頼性がグッと高くなった時代の車でもあります。
しかし、「鉄道模型少年時代」のレイアウトには、もはや設置する余裕は全くありません。無理に道路スペースに隙間に置いたら、せっかくの里山なのに渋滞してニッチもサッチも行かない状況になってしまいます。
未完成の河原部分にランドクルーザーを設置すると、結構似合います。しかし洒落過ぎの感じもします。軽トラックくらいが釣り合いが取れていそうです。
レイアウトに設置することは出来ませんが、楽しいコレクションが増えたので温存しておこうと思います。
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コメント
こんばんは(゚▽゚)/まさに無欲の勝利ですね。おめでとうございます
本当に最近のカーコレの出来の良さには感心することしきりです。安価な割に何も改造しなくてもそのままレイアウトに置いても様になりますね。
投稿: 三日月 | 2011年3月 3日 (木) 21時51分
三日月さん、ありがとうございます。
箱買いしてもシークレットない場合もあるそうなのに、バラ買いしてゲットするとは、期待していないだけに申し訳ない気分もあります。大切に次のレイアウトまで温存します。
少年時代は我々が生まれる前の時代のレイアウトですが、子供時代の昭和50年代のレイアウトも楽しそうですね。
投稿: YUJI | 2011年3月 3日 (木) 22時07分
はじめまして、こんばんは
竹内と申します。
父の依頼で鉄道模型少年時代で初めて鉄道模型を作りました。
初めてとのことでこのホームページは大変参考になりました。
水車や盆踊りの櫓などいろんなところを必死に真似させていただきました。
毎朝、このホームページを見るのが楽しみで、生活の一部になってます。
YUJIさんの熱狂的なファンの一人として、先に完成させた、私の鉄道模型少年時代を是非見てください、YUJIさんのファンだという事がよくわかるかと思います。
自前のホームページとかもってないものですから、さかつうさんのさかつうギャラリーにアップしてあります。
私は先に少年時代は卒業しますが、今後もファンの一人として応援しております。
投稿: 竹内 | 2011年3月 3日 (木) 22時36分
竹内さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
鉄道模型少年時代の完成レイアウト拝見いたしました。
一瞬、自分のレイアウトじゃないか!と勘違いしてしまいました。日和見で作成していたものを参考にして頂き、ありがとうございます。
自作されたコントロールボックスが素晴らしいですね。スマートにクリアケースの引き出しに収まっているのに感心させて頂きました。
私の方はもうしばらく、春の間くらいこのレイアウトの製作を楽しむ予定です。
今後もよろしくお願い申し上げます。
投稿: YUJI | 2011年3月 4日 (金) 18時07分
今月末あたりまで仕事や身の回りが多忙で、工作に使える時間がありません。今日もネタはあるのですが、記事に仕立てられそうにないので更新お休みにてすみません。
明日は祖母の四十九日法要にて早朝より出かけます。早めに帰ってきてレイアウト工作の続きをしたいものです。
投稿: YUJI | 2011年3月 4日 (金) 23時10分