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2011年6月25日 (土)

パリ管弦楽団とショパン・ドラクロワ探訪

パリではのんびりとモンマルトルやサン・ジェルマン・デ・プレ界隈を散策して、小さな美術館やサロン、ギャラリーやお店などを訪れてのんびりと過ごしています。

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23日は、パリの有名なコンサートホールであるサル・プレイエルで開催されていたパリ管弦楽団のコンサートに出かけました。世界でも一流のパリ管弦楽団の演奏が聴ける、それもサル・プレイエルとあっては、私は朝からわくわくしておりました。21日にパリに到着した際に、既にチケットは購入しています。

サル・プレイエルといえば、日本でも人気の高いショパンがパリで最初にコンサートを開いた場所。そして最後のパリでコンサートもここでした。最近、ショパンプログラムでの演奏が増えている妻はもちろん、にわかショパンファンの私も感慨深いものがあります。

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コンサートは夜8時開始です。いそいそと盛装し、カフェで軽く夕食を済ませてから会場に出かけます。こちらのコンサートは社交場のために、皆さん華やかに着飾っています。カジュアルスタイルでも追い出されはしませんが、やっぱりちゃんとした格好をしていないと存分に楽しめない雰囲気です。

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今日はパリ管弦楽団の若き音楽監督、パーヴォ・ヤルヴィの指揮とは幸運です。またプログラムの真ん中のピアノコンチェルト(ベートーベンの皇帝)のピアニストはティル・フェルナー。正統派の演奏が素晴らしかったのはもちろん、妻は甘いマスクの貴公子フェルナーに魅了された様子。

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数年前に改装されたコンサートホールの内部は近代的で、ショパンがコンサートを開催した頃の面影はありません。今日はフェルナーの人気もあって、ほぼ満席の盛況です。隣のマダムもフェルナーの演奏が目的で、わざわざステージのまん前の席を押さえたとの事。

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2日前に何とか手に入れた席は、前から2列目の第一バイオリンのまん前。鑑賞するにはあまりよい席ではありませんが、演奏者のすぐ傍という臨場感はばっちりです。チケットは1枚65ユーロ。もう少し良い85ユーロの席もありましたが、余り席のような場所でした。

演奏はもちろん素晴らしい。優雅な夜を過ごすことができました。しかしコンサートが終わったら11時。宵っ張りになってしまいます。

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24日は、ショパン関連の収蔵品を展示している、サン・ルイ島のポーランド歴史文学協会を訪れました。23日の午前中に訪れたときにはオープンしていませんでしたが、平日の14時から開館することを確認していたので改めて翌日に訪れました。

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ここにはショパンの遺品を展示する「サロン・ショパン」が2階にあります。入場料は5ユーロ。とても陽気なマダムが付きっ切りで案内してくれました。数年前にワルシャワを訪れたことを話すと、更にサービスが良くなります。

サロン内部は撮影禁止ということは後で知りました。写真を撮ってよいか、と聞いたら、「私は見ていませんからごゆっくり」とウィンク。
プレイエルのピアノはショパンの愛用品。ショパン没後にオークションに掛けられたのを友人たちが入手して遺族に寄贈したものです。

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ショパンお気に入りの椅子もちゃんと保管されています。これも友人からの寄贈。寒がりのショパンは、暖炉の傍にこの椅子を置いてショコラを飲んでいたのでしょう。

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サロン・ショパンの後は、ショパンの親友の画家、ドラクロワの世界を訪れます。サン・ジェルマン・デ・プレの一角のドラクロワ美術館へ。ここはドラクロワのパリでのアトリエがそのまま残されています。入場料5ユーロ。

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もう少し季節が早ければ、庭のバラが満開だったことでしょう。お気に入りのこのアトリエで、ドラクロワの名作がたくさん生まれたことでしょう。ショパンも時折ここを訪れて、親友同士語り合ったのだと思います。

明日、25日は早くも帰国の途に着きます。休日の過ぎるのは早いものです。

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コメント

ドラクロアといえば教科書にも載っている「民衆を率いる自由の女神」が有名ですが、ショパンと友達とは知りませんでした。

> 明日、25日は早くも帰国の途に着きます。
一週間って長いようであっというまでしたね。
ほんじゃ日本で待っています。

投稿: カズキ | 2011年6月25日 (土) 07時40分

 ショパンとYUJIさん、祖国が待っています。 ボイ・サンドとのレポート楽しみです。

投稿: honest | 2011年6月25日 (土) 21時06分

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