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2011年7月 5日 (火)

フランスJouef製HOゲージのオリエント急行4両

デアゴスティーニの零戦の96、97号、そしてロボゼロの20号、21号は、今日配達に来たようですが、受け取れず明日の再配達となりました。つい先日、前回配達分を組み立てたばかりです。どちらかといえば少々遅れた方が良いので、ゆっくり明日受け取ってから開封しようと思います。

というわけで、今日も旅行先で買ってきた模型の検分です。

先月訪れたパリにて、HOゲージのオリエント急行の客車を買ってきました。

Ho01

周知の通り、ヨーロッパでは日本で主流のNゲージは少なくて高価であり、店頭に並んでいるものの大半は未だにHOゲージです。模型は大型の方が細かいディティールまで再現できるので、手に取ったときにも満足感があるように思います。Nゲージの精密さには別の楽しみがありますが、やっぱりHOゲージの質感には適いません。HOゲージを楽しめる住宅事情が羨ましい限りです。

ただ、HOゲージの方が豊富で安いとは言いながらも、レールなどの走行システム自体持っていない私が4両も買うつもりはありませんでした。パリの店で見かけた際も、写真手前のプルマン客車だけ買おうと思っていたのです。

Ho02

滞在先のモンマルトルのホテル、「メルキュール・モンマルトル」から歩いて5分程のrue de Douaiに4軒の鉄道模型店が並んでいました。NゲージのSLや客車、ミニカーなどを購入した店の向い側に、HOゲージや大型模型を展示する店舗がありました。工作道具もたくさん揃えたクラフトショップのような店舗です。

Ho03

ここで中古品のオリエント急行客車を見つけて思わず買ってしまったわけです。日本的に言えば、程度中の上、ディティール甘くそんなに高級模型ではありません。
ブランドは「Jouef」と記載されています。調べてみるとフランスの鉄道模型ブランドで、主に普及品を製造しているようです。パリの模型店を訪れた記念品的な意味合いで、最も派手なツートンカラーのプルマン客車のみを購入しようと店主に頼んで手に取らせてもらったら、
「これは4両で一緒なんだよ」との言葉。別々に値札がついていたのでバラ売りもしてくれそうな感じでしたが、一つだけ摘み食いすると残された他の客車がカワイそうに思えてきます。

隣の店でNゲージ1両100ユーロや200ユーロといったものばかり見てきた後です。これらは1両20ユーロ程度と安価だったこともあり、結局4両まとめて買いました。全部買っても1万円にもならないって気分です。旅行中は金銭感覚が狂います。いらんモン一緒に荷物になるのに気にならないものです。

Ho04

さて欲しかったオリエント急行のプルマン客車。
KATOのNゲージオリエント急行にも入っているこのツートンカラーの客車、1988年に日本にやってきたオリエント急行にも連結されていたので御馴染みの車両です。車両の中央部にワゴン・リのエンブレムが光ります。ただこの模型、普及品なので室内灯は付いていませんし、台車に集電の仕組みが無いので後付もできません。飾って楽しむことにします。

Ho05

一昨年、箱根のラリック美術館で「乗車」してきたオリエント急行のプルマン客車です。88年に日本にやって来た11両の客車の中の1両です。
窓枠がその後のオーナーによって改造されているのが残念ですが、それ以外はよく原型をとどめています。車内でお茶を楽しむことが出来ます。係員がオリエント急行の制服を着用していて、本当に乗車した気分になれます。

Ho06 

ラリック美術館に展示してあったHOゲージ模型です。
これは88年当時、「オリエント急行'88」のスポンサーであった日立が多数作って配布したもので、今でもオークションで高価で取引されています。これが欲しかったのですが、高価で買えないので、似たものをパリで見かけた際に「欲しい!」となったわけです。

Ho07

ついでに買ってきた3両も、眺めていると興味が沸いてきます。
これは食堂車です。

Ho08

寝台車1両目です。

Ho09

もう1両の寝台車。それぞれ造形が異なっているのが楽しく思えます。
パリ滞在中には、残念ながら本物のオリエント急行(VSOE)を見る機会がありませんでした。定期運行の谷間になってしまったようです。モンマルトルに程近い、パリ東駅に立ち寄るはずなので、スケジュールが合えば見に行きたいと思っていました。

Ho10

旅行中の勢いで、勧められるままに値切りもせず買ってきてしまった4両のオリエント急行の客車ですが、持って帰ってみると買ってきて良かったと思います。線路を走らせる機会は無いかもしれませんが、並べているときも1両だけよりも複数あった方が楽しいものです。機関車を加え、荷物車があれば一応の体裁が付きそうです。

Ho12 

KATOのNゲージのオリエント急行と並べて比較します。
造形はKATOの方がずっとよく出来ていますが、こちらは88年当時に日本にやって来た仕様なので台車がTR47に振り返られている上にドア下のステップが切除されています。形が大きいくて迫力がある上に、やはりオリジナルのイコライザー台車を履いているHOゲージのオリエント急行の方が存在感があります。

この車両が乗る程度の短い直線レールを買ってきて、書庫に並べて眺めたいと思います。いつか本物のオリエント急行に乗ってみたいと思う気持ちが募ります。ただ、夜行列車は今となっては狭くて車室に荷物を持ち込めないために結構つらいので、昼間の区間のみ楽しむようにしたいものです。区間利用なら、そんなに費用も掛からないようです。次の目標としていきたいと思います。

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コメント

YUJIさん こんばんは
オリエント急行客車、いいお土産デスネ。HOゲージはNゲージにはない存在感があり、ストラクチュアと一緒に並べて眺めながらワインでも飲んでいるとポアロの気分になれますでしょうか?
国境をまたいで走る列車、一度乗ってみたいです。そういえばデアゴでポアロシリーズのDVD分冊百科ありましたよね。

投稿: マーボウ | 2011年7月 5日 (火) 23時16分

先日の記事でYUJIさんもいよいよHOレイアウトに進出されたのかと思ったのですが客車のみだったんですね。
私なんかすぐ走らせたくなりますが、直線レイアウトならそれほどコストはかからないのではないでしょうか、電源もNゲージのもので動くような気がしますが。(HOに関しては全くの無知なのであてにしないでください)

> ポアロの気分になれますでしょうか?
オリエント急行殺人事件は名作ですね。犯人は・・・

投稿: カズキ | 2011年7月 6日 (水) 05時47分

>マーボウさん、こんばんは。

HOゲージ、走行させる場所が無いので、手にとって楽しむくらいと割り切っています。

今回の旅行で乗った国際夜行列車、ドイツからフランスに入ったのに何のチェックも無しでした。昔は寝台車だと車掌がパスポート預かったものです。


>カズキさん、こんばんは。

機関車があれば走らせられます。ドイツならHOゲージの機関車が結構安くあったので、今となっては一つ手に入れておけば良かったと思います。

クリスティのオリエント急行殺人事件、あまりの結末にびっくりですが、密室殺人が起こりそうな夜行列車のコンパートメント、独特の雰囲気です。

今度は食堂車の営業している時間に夜行列車乗ってみたいものです。今は模型を手にして空想旅行です。

投稿: YUJI | 2011年7月 6日 (水) 22時04分

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