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2011年9月27日 (火)

フィルムスキャナー使用するも、劣化の激しいネガに苦心!

先月、東急ハンズのセールのハンズメッセで安く入手したフィルムスキャナー「エグゼモードFS-521」で、昔のネガ取り込みをしています。

35mmのネガやポジをお手軽にデジタルデータ化出来る機械ではありますが、取り込んだ画像の品質はお手軽さに比例してそれなりです。でも、1コマあたり1秒少々で取り込める素早さなので、十分に利用価値はあります。

但し、ネガやポジというのは散逸していて見つからないものです。きちんと整理して保管されている方は問題ないのですが、私の様にルーズだと、目的のものが全く見つかりません。先日、実家に帰省したついでに天井裏の目ぼしい場所を探してみたのですが、資料となりそうな昔の列車の写真などは殆ど見当たりません、棄ててしまったのでしょうか。それでも学生時代の長期休暇の度に海外旅行に出ていた時のネガ数十本が出てきたのだけは収穫でした。

01

出てきた中で最も古いのは、1988年のネガでした。1月から4月までの3ヶ月間、ヨーロッパ各地を、2ヶ月鉄道乗り放題のユーレイル・ユースパスを活用してあちこち周った時のものです。3ヶ月間の旅行中に、550枚程度の写真を撮っています。デジカメ時代の今ならば、その10倍くらい撮ったかもしれません。フィルム時代には、フィルムの価格はもちろん、後の現像代金のことも考えながら、爪に火を灯すような感覚で撮影したことを思い出します。
ネガを入れたラボの袋に南野陽子さんが写っています。今でも若々しく活躍されていますが、この頃はきっとアイドルの絶頂期だったのでしょう。時代を感じさせます。

02

1コマ1秒程度で取り込めるとは言いながらも、それは最終的なスキャンの時間です。ネガをホルダーにセットし、6コマ取り込むごとにセンサーを専用クリーナーで拭いて、という作業を繰り返していると、フィルム1本取り込むのに10分くらい経ってしまう事もあります。スキャナーに付属しているモニターが小さすぎて、センサーに付着しているゴミが見つかり難いのも時間が掛かる原因です。

03

ビデオ出力端子からテレビに繋ぎ、大きな画面で確認したほうが効率が良いようです。しかし低解像度で写るので、せっかくの大画面でも写真の写り具合を確認することは出来ません。

23年を経たネガは、かなり劣化が進んでいます。色調が悪くなっている上に、表面に傷や染みが付着しているものも多くあります。保管状態や現像の際の処理にもよりますが、やはりフィルムの状態では長期間の保存の際に劣化は免れない様子です。

04

マッターホルンをバックにした、スイスのゴルナーグラード登山鉄道です。
色調退化が激しのが残念です。真ん中の白点は、スキャナーのセンサーにゴミが付いているのではなく、ネガ自体に傷が付いてしまっているようです。

雪原の中を、模型の車両のように登山電車が登ってきます。登山電車のレイアウトを作成したくなる写真です。

05

スペイン、マドリッドのアトーチャ駅で撮影したTALGOです。
今ではAVEが颯爽と行き交う駅になっているでしょうが、88年当時はこのTALGOがスペインで最もスマートな車両でした。

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当時の超特急といえば、このTGV-PSEです。
今ではオレンジ色のTGVを見ることも無くなってしまいました。しかしヨーロッパの超特急といえば、このオレンジのTGVを思い浮かべてしまいます。日本の新幹線の0系のような感じでしょうか。安価な指定券を入手すれば、ユーレイル・ユースパスでも乗車できたので、マルセイユに滞在しているのに日帰りでパリに往復したりして、意味も無くTGVに乗りまくっていました。

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英国のHST125です。ユーレイル・ユースパスが切れてからパリにグズグズ滞在した後、ロンドンに渡りました。まだドーバー海峡にトンネルは無く、ユーロスターは走っていません。

写真の褪色に伴って、セピア色の思い出のようになってしまいました。ジェット機のような爆音を轟かせて疾走していました。

資料となりそうな、中学生や高校生の頃に撮影した本の列車のフィルムはまだ見当たりません。しばらくは海外で撮影した写真のアーカイブ作りを進めていきます。

フィルムは見当たらないものの、プリントアウトした写真はたくさんありました。私が購入したのはフィルムを取り込む機能しかないものです。同じ様な1万円前後の価格帯で、フィルムとプリントアウト両方を取り込めるスキャナーもあります。良く研究して、そちらを購入した方が良かったかと思います。後の祭りというものです。

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コメント

こんばんは!ネガのデジタル化お疲れ様です。南野陽子のフィルム入れ懐かしいですね♪当時私はフジフィルム系の現像所で営業をしていたので他の販促物と一緒に写真店に配っていました。今はもうその会社もありませんが・・・

投稿: 三日月 | 2011年9月27日 (火) 22時29分

こんばんは。初めてお便りさせていただきました。
実は、私の会社も(本社ですが)も「矢場とん」の隣です。
私も、ものづくりが大好きで、それがこうじてギターを作り出して、はや10年です。
(私のオフィス・・というかギター工房は、味山の少し西ですが)
もちろんギター製作は本業ではありません。本業は広告業ですが・・・、
もちろんNゲージや1/43のモデルカーも自宅でせっせと作ってます。
じつは、嫁が娘と(といってももう結婚している娘なんですが・・・)一緒に作りたい・・・
ということで購入を始めた「鉄道模型少年時代」がありまして・・・。
いろいろ諸事情で、結局、私が作る事になってしまい、
現在、1ヶ月に1回くらいのペースで制作しています。
なにげに、「鉄道模型少年時代」の情報を探していたら、こちらのブログを発見し
深い内容に、ついつい読みふけってしまい、
同じ大須が職場・・ということでついついこのような書き込みをしてしまいました。
 
いろいろ内容を読み進むにつれ・・・
おっ?YUJIさんの会社は、セブンイレブン近くの
あ、あの頭文字Bの会社かな・・とか想像しながら、
本日もキッズランドに行って複線架線柱を買ってきました。
これからも楽しい日記、拝見させていただきます。
頑張ってください、陰ながら応援しております。

投稿: ストークこーの | 2011年9月28日 (水) 01時39分

>三日月さん、こんにちは。

三日月さんにも懐かしいフィルム入れだったのですね。ナンノ懐かしくて、ついしげしげと眺めてしまいました。フィルム入れでその時代のスターがよくわかります。

>ストークこーのさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

大須仲間として宜しくお願いします。
ギターは昔弾いていたものの、さっぱり知識がありませんが、素晴らしい作品をたくさん作っておられるのですね。

鉄道模型少年時代、私はもう完成してしまって殆ど構うことがなくなってしまって寂しい限りなのです。現在製作中とは羨ましい限りです。このシリーズは、工作ながらも女性が多く作っておられたことが印象的です。前作の「昭和の鉄道模型をつくる」と共に、鉄道模型を世に拡げた素晴らしい企画でした。

>YUJIさんの会社は、セブンイレブン近くの
あ、あの頭文字Bの会社かな・・とか想像しながら、

うーん、ちょっと違うかもしれません。大須商店街を挟んで反対側の方角です。毎日の様に界隈をのたくっているので、お目にかかっているかもしれませんね。機会を見つけて大須ネタも記載したいと思います。

投稿: YUJI | 2011年9月28日 (水) 12時57分

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