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2011年10月

2011年10月30日 (日)

「十年開ケルベカラズ」って怪しげネーミングの封印酒は花の香り?

今年はいつまでも暑い日が続いてきましたが、10月も終わりになってようやく秋めいてきました。それでも晩酌のお酒はまだ熱燗にするには早い気がします。日本酒が手間の掛からない常温で、手軽に楽しむのに適した季節かもしれません。

近所の酒の安売り店で、不思議なネーミングの日本酒を見つけて、思わず手に取ってしまいました。

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新潟の住乃井酒造という会社から発売されている「十年開ケルベカラズ」ってネーミングのお酒です。4合の透明ビンから透ける色を見ていると、蒸留酒のような佇まいですが、純米の清酒と記載されています。わざとらしく斜に貼られたラベルには「封印」と書かれており、貯蔵酒であることがわかります。栓には「二千年封印」なんていうラベルが貼ってあります。11年前に仕込んだ日本酒ということなのでしょう。

日本酒は、ワインのように長期熟成したお酒が多くありません。無い訳では無いのですが、酒屋さんにはあまり並びませんし、ソコソコの価格になります。新鮮な、吟醸香が芳しい若々しいお酒を好む私のような飲兵衛の方が多いのでしょうか。

それに自宅で日本酒を長期保管していると、悪くなってしまう場合が多いのも事実です。ワインと同様、かなり気温、湿度の管理を徹底しないといけないのですが、どうも日本酒はワイン程気遣ってもらえない気がします。自宅保管で悪くした記憶があるので、若いお酒を手に入れたら早めに飲んでしまいたくなるのかもしれません。

何とも安直なネーミング。
「十年開ケルベカラズ」ってそのまんま過ぎます。私の経験では、日本酒の銘柄で凝った名前を付けられているものに美味しかったことが少ないと思います。奇を衒わず、オーソドックスな名前のものの方が繰り返し買うことが多いのです。

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栓の封印の裏側に書かれているお酒の概要を読むと、精米歩合50%の純米酒とあります。ちゃんとした純米酒ならば、きちんと管理された環境で10年くらいなら熟成させる強いものもあるでしょう。ただ、ワインと異なり高価で販売しても売れないので、あまり行われていないのかと想像します。この日本酒、4号ビンで1250円でした。だから気軽に買ってきたのです。手間を掛けて貯蔵したには安すぎる気もしますが、その分期待をしなくても良いということでしょう。

ただ、詰口年月が23年10月とあります。つまりこの封印は嘘っぱちです。
ビンで熟成させたものではなく、樽で10年間熟成させたのを、ついこの間ビンに詰めて、いかにもわざとらしい封印を貼ったということです。本当に2000年に仕込んだのでしょうか。そればかりは蔵元を信じるしかありません。日本酒には、ワインのようなビンテージに対する厳格な約束がないからです。

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普通に考えて、10年前に貼った紙製の封印がこんなキレイなわけがありません。端っこの方が剥がれてきていたりして、その部分の糊の付いた部分が妙に新鮮です。こんな封印に騙される人はいないでしょうが、商品価値を高める演出として理解しておきます。
でも、益々胡散臭さが募ります。

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栓の封印を剥がすと、これを貼った時にミスってちょっと裏側の説明部分に糊を付けてしまった跡が見えました。妙に人間臭いタクラミの痕跡が見えます。
怪しさ満点ですが、とりあえず開栓してみることにします。

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今夜は暑くも寒くも無い快適な状態なので、常温で飲むことにします。
色を楽しむように、ワイングラスに注ぎました。注いだときに最初に立ち上がる香りは、ちょっと日本酒からは離れた香りです。ワインで言うところの「エステル臭」に似ています。

つまり「酢酸エチル」の香りで、長く日本酒を置いておくと「酢になる」といわれていますが、その時の香りのエッセンスが入っています。鼻につく人にはちょっと受け入れられません。

口に含むと、そのエステル臭が悪く影響していないことがわかります。ただ、かなり香りが強いので、端麗辛口のスッキリと立ち上る爽やかさが好みの方には嫌われるかもしれません。

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グラスに注ぐと、琥珀色の液体は何とも美しく輝きます。僅かに粘度を感じ、口の中で転がすように楽しむお酒です。鼻から抜ける香り、何だか花の様な香りです。日本酒では経験したことの無い、ちょっと独特な香りながら、ある記憶にある香りと結びつきました。

このお酒、中華料理店で女性が好む「桂花陳酒」の香りに通じるものがあります。桂花陳酒は白ワインに金木犀を漬け込んで作った甘いリキュールです。この十年封印酒、それと同じ様な花の香りが口中に広がります。甘みが少なく、桂花陳酒よりはパンチが弱いのですが、まあ似た類の後味です。日本酒を長く貯蔵すると、かくも新しい香りが出てくるのか、と新鮮な気持ちになりながら、ちっとも新鮮でない怪しげな封印酒をチビリチビリと飲みます。お酒の後は口の中がべた付くので、ウーロン茶でも飲みたい気分です。

妙なもの好きで、中国酒が平気なら、試してみる価値はあるでしょうか。
日本酒の貯蔵酒にちょっと興味を持ちました。

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2011年10月29日 (土)

ロシア製ZVEZDAのユンカースJU-52の組み立て

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315円というお手頃価格で売っていたユンカースJU-52のプラモデルを組み立てました。

ロシアのZVEZDAというメーカーの模型で、普通の他の国産模型と一緒に並べられていました。先日、開封してロシア製と気が付いた次第です。輸入プラモもお手軽に入手できる時代になったものです。ドイツの名機ユンカースJU-52は中型機なので、1/200スケールだと全長9.3cm、掌に収まるほどのサイズです。パーツ数は僅か17個ですが、パーツは無塗装なのでちゃんと塗って仕上げたいものです。

購入時の記事はこちら

ロシア製プラモ ZVEZDAのユンカースJU-52
http://yuji.moe-nifty.com/blog/2011/10/zvezdaju-52-82b.html

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パーツの素材表面は、塗料の乗りが悪そうなので、ちゃんと下地塗装を行います。サーフェサーを吹きます。ただ、ユンカースJU-52の特徴的な機体表面板のコルゲート表現を潰さないように、薄めに吹くだけにしておきます。

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サーフェサーが乾燥したら、アルミシルバーのスプレーを吹きます。
機体色はジュラルミンの無塗装のシルバーですが、エンジンカウルなどは後で黒く塗ります。

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しっかりと乾燥させた後、セミグロスブラックでエンジンカウル部分やタイヤなどに色入れを行います。

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風防はブロック状の透明パーツです。もちろん窓枠などありませんので、面相筆を使って窓枠部分に線入れします。透明パーツのクオリティを見ていると、日本のプラモデルは良く出来ていると感心します。今回のものは数十年前のレベルのパーツです。

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機体の先頭部分は黒く着色します。
ドイツ博物館の保存機体には無い塗色ですが、実際の保存機の一部にはこのカラーリングがあり、非常に特徴的だからです。

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各パーツの組み付け時には、ある程度の加工が必要でした。尾翼の部分にドリルでタボの入る穴をあけている所です。この他にもかなり削らないと組めない場所が多くありました。このロシア製模型、プラモの組み付け精度は高くありません。

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パーツは17個だけなので、塗料が乾いてからは、組み立てはあっという間に終了します。
パーツの精度に問題はありましたが、全体のフォルムは非常に良く出来ていると思います。ユンカースJU-52の機体部分の直線で構成された機能美など、雰囲気をよく出していると思います。

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胴体、主翼にはコルゲート(波)状の外板パーツが使用されていることが表現されています。外板を薄くしながら強度を得るための手法です。実機の表面は、波状トタンを貼り付けたような佇まいです。軽かったかもしれませんが、飛行時には空気抵抗が凄まじかったことでしょう。
表面を平滑にすることに注力し、リベットの頭も平らにした日本の零戦などとは、まるで考え方が異なる設計です。

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この模型のモデルは、JU-52でも兵員輸送機のようなので、右側側面の側窓の数が少なくなっています。

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付属の展示台座を取り付けます。飛行状態で展示することが出来ます。
但しこのスタンド、安定が悪いので簡単にコケます。

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この1/200スケールのJU-52、1/100スケールの零戦模型と同じくらいの大きさです。

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付属のデカールを貼ると軍用機そうろうになってしまうので、しばらくは何も貼らずにシルバーの機体を楽しもうと思います。パッケージ内部にはゲームに使用するというカードが入っていましたが、使い方が判りません。

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小さいながらも、なかなかに堂々たるスタイルのユンカースJU-52が出来上がりました。細部は問題あれど、実機の再現という点では、価格を考えたら十分価値がある模型です。

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6月に訪れたミュンヘンのドイツ博物館に展示されているユンカースJU-52の実機です。ちょっとカラーリングが異なりますが、四角い機体断面の様子などは全く同一です。実機は、よくこんな場所に置いたと感心するほど狭い場所に引き入れられています。

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ルフトハンザ航空の機内販売で衝動買いしたユンカースJU-52のブランド名を記した腕時計とのツーショットです。ルフトハンザ航空の前進の一つがユンカースだったことを思い出して、感慨深くなって買ったものですが、旅行中はマトモに働いたものの、帰国後しばらくしてから停まりがちになっていました。機内販売の時計なんてこんなもの、と諦めていたのですが、松坂屋の時計サロンで脱磁してもらってしばらくしてから直ってしまいました。今ではすっかり日常使いが出来るようになりました。

大柄な時計の側に、この小振りのプラモデルを置き、BMW製エンジンを搭載した優雅な3発機が大空を舞う光景に思いを馳せて、今夜はドイツビールを楽しむことにします。

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2011年10月28日 (金)

二日酔いには大須の「たから」の味噌煮込み・・・

久し振りに、職場近くの大須ネタです。ベタ過ぎるとは思いますが、基本の名古屋メシの話です。

昨夜は職場の歓迎会に出席しており、帰宅が遅くなりました。会場は「世界の山ちゃん」。手羽先で有名な居酒屋さんで、現在は各地に出店しています。本場の名古屋では、街中のアチコチにあって、宴会の際には「山ちゃんの○○店」と指定してもらわないと迷ってしまうほどです。

今回迎える人が名古屋出身ではなく、名古屋メシを食べたいと言うリクエストがありました。名古屋のB級グルメの代表格の一つである山ちゃんの手羽先ならばもってこいでしょう。

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小振りな手羽先はかなり味が濃いので、ビールが進みます。周りにいる同僚達との会話が弾んだこともあり、少々飲みすぎました。店を出た時や、誰かと一緒に名古屋駅まで行ったことは何となく覚えているのですが、後はどうやって帰ったのか記憶がありません。帰巣本能を発揮したと思われます。

帰宅して、妻の

「どうしたの、それ!」

という驚きの声を聞いて、何となく帰宅したことを悟った次第です。なのがどうしたのか・・・。

「血が出てるよ。何やったの!」

鏡を見ると、酔ってヨロヨロの顔の眉の上辺りから血が出ています。どこかでぶつけたのでしょうか。絵に描いたような酔っ払いで困ったものです。

今朝起きると、昨夜の狼藉の当然の報いとして、二日酔い状態です。昨夜血が出ていた箇所は、少々腫れていて痛い。そういえば、腰や膝も痛い。夕べ何したんだろうか・・・。

内部と外部双方で痛む頭を抱えながらも、仕事に行けば無理やり仕事モードに切り替わります。家族で無い限りは人の顔の傷なんて皆さん気にしないので助かります。

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二日酔いの時には、味噌煮込みうどんが食べたくなります。
味噌煮込みうどんも代表的な名古屋メシ。有名なのは「山本屋総本家」と「山本屋本店」の両山本屋ですが、日頃の昼ごはんには少々高価なのが問題です。幸い、大須には味噌煮込みうどんを安く供する店も多くあります。その内の1軒が、門前町通りにある「たから」です。昔ながらの古い店で、いつもそこそこ混んでいます。

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味噌煮込みうどん定食、1100円。
濃厚な八丁味噌の出汁が荒れた胃壁に浸み渡ります。山本屋の味噌煮込みうどんは硬い生麺が特徴で、初めて食べる方は「煮えてないじゃないか!」と思われることもあります。しかし、この「たから」の味噌煮込みうどんはあまり硬くないので、他の地方出身の方を連れてくるのには適しています。私はゴムの様に固い山本屋のうどんが好きですが、二日酔いの時には「たから」の体にやさしいうどんが欲しくなるものです。注文してから出てくるのが早いのも嬉しい。

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毎月18日、28日は大須観音の境内にて骨董市が催されます。しかも28日は近隣の赤門通りの大光院(明王殿)で縁日が催され、月で最も賑やかな日となります。震災以来、めっきり減っていた外国人観光客も少しずつ戻ってきています。

何かを買うわけでは無いのですが、毎月代わり映えのしない骨董市を冷やかしつつ、アセトアルデヒドに変化したアルコールの毒気が急速に抜けて行く事を実感します。ようやく上着を着ていても汗ばまない秋の陽気となりました。

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2011年10月26日 (水)

名鉄3400系のBトレインショーティー「スカーレット」で4両編成再現!

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先日購入したBトレインショーティーの「名鉄3400系復刻旧塗装」の出来が非常によく、そのスタイルのカワイさも気に入り、デスクに置いて眺めて楽しんでいます。Bトレの様にデフォルメされた模型は、その造形を作るときのセンスがモノを言うように思います。その点、この3400系はよくまとめられていると思います。

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同時発売されていたスカーレットの車体色のセットも買ってきました。
復刻旧塗装の方は先頭車2両セットでしたが、スカーレットの方は先頭車と中間車の2両セットなので、2セット購入しないと編成が組めません。スカーレットの車体色では4両で運行されていたので、4両一緒に揃えないと寂しいと思います。

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4両分になると、パーツの量も多くなります。但し組み立ては簡単なので、一時に全てのパーツを取り出して、作業をすることにします。必要な道具は、ビニール袋を切るハサミとパーツを切り離すニッパー、仕上げのカッターナイフ、シールを貼るためのピンセット等です。

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前回組み立てたばかりなので、全てのパーツを取り出してしまいます。
コロコロ転がる車輪のパーツさえ失くさないように気をつければ、組み立ては簡単なのでサッサとランナーからは切り離してしまうことにします。

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今回のセットでは、台車に取り付けるモールドは2種類付属していました。
戦前の登場時から使われていたイコライザー台車のD-16(D-18)と、戦後に増備された中間付随車に使われた軸バネ台車のFS-13です。こういう細かい作り分けに対応しているのがBトレの素晴らしいところです。

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前回の復刻旧塗装版に付属していた晩年に履いていたFS-36(モドキ)とは作り分けられているところにもこだわりを感じます。

しかし今回は、D-16(D-18)とFS-13が1両分ずつしか付属しておらず、先頭車はD-16(D-18)、中間車はFS-13を履かないといけなくなっています。しかし実車ではFS-13を履いているのは中間付随車のサ2450のみであり、中間電動車のモ3450は先頭車と同じ様な形状のD-18でした。つまり今回のセットだけでは編成全ての台車モールドが揃いません。

私の様に、復刻旧塗装とスカーレット両方購入した場合は、復刻旧塗装のセットに入っていたD-16(D-18)の台車モールドを流用すればOKですが、そうでなければ妥協することになります。まあ、それでも気にならないものです。

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特徴ある流線形の先頭部分についても、細かい作り分けが出来るようになっています。
前照灯が1灯のタイプと2灯のタイプとの作り分け、更に他形式との併結のためのジャンパ栓の部分の有無の作り分けが可能になっています。

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3400系の現役時代で、私自身の印象がある前照灯2灯のタイプを選択し、ジャンパ栓の無いすっきりとしたスカートにしました。

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台車モールドは、中間車1両分のみFS-13にしています。1両分のD-16(D-18)は、復刻旧塗装のセットから流用しました。

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同じ模型を作ったばかりだったので、今回は手馴れています。4両でも30分掛からず完成です。4両編成の、かつての3400系の普段着の勇姿が、ショーティー模型で蘇りました。

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行先表示は、私の実家に程近い知多半田としました。普通知多半田行き、これは3400系でしばしばお目にかかった列車です。乗ったこともよくあるはずです。

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夏暑いし古臭いし、駅に入線するときのポイントを越えるときに天井から下がった吊革が網棚に一斉に当たってシャンシャンうるさいなど、現役時にはあまりありがたくない車両でした。でも、先頭部分に行けば、仕切りの壁が無い運転席が丸見えで、見通しが良くて楽しい車両でもありました。吊り掛けサウンドを唸らせて、本線を全力疾走していたのは、この4両編成の姿の時です。失われた過去を彷彿としてくれる今回のBトレ、小さくて場所を取らないので、手にとって眺めるのに最適です。Nゲージレイアウトを走らせると、そのちんちくりんのデフォルメが気になるものですが、眺めているだけならば楽しめる模型だと思います。

明日は職場の歓迎会があるので帰宅が遅くなり、工作も日記もお休みとなりそうです。迎えるのは中部地区出身の方ではないので、名古屋名物を食べさせようと、手羽先で有名な「世界の山ちゃん」に連れていきます。名古屋にいても、そんなに地場の料理ばかり食べているわけではないので、私自身も久しぶりではあります。

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2011年10月25日 (火)

Bトレインショーティー「名古屋鉄道3400系」カワイイ楽しい!

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名鉄3400系のBトレインショーティーが売っていたので、とりあえず1セット購入しました。復刻旧塗装とスカーレットの2種類がありましたが、今回は復刻旧塗装の緑色のタイプです。2両セットとなっています。

車両を前後方向にディフォルメして縮めたBトレインショーティーは、日本独自の鉄道模型のジャンルの一つとして確立しているように思います。安価に発売していることもあり、単体ではオモチャの範疇を出ないのですが、足回りを替えることによりNゲージのレイアウト上を走行できるという特徴があります。Nゲージ模型に引けを取らないほどの精密な造形であることも、愛好家の心をくすぐる要因であると思います。少々手を加えることにより、よりリアルに仕上げることも出来ます。

私は、当初のブラインド販売のイライラと、寸詰まりの造形とが何となく気に入らずに積極的に集めていませんでした。しかし最近は特徴的な車両のセット販売が増えてきたこともあり、そんなに毛嫌いしなくてもよいのでは、と思うようになりました。「Nゲージ模型」ではなく、これは「Bトレ」だと思ってコレクションにすれば良いのです。

名鉄の戦前の名車、3400系は、「いもむし」の愛称で有名な流線形の流麗なスタイルを持っています。近年、2両編成になって復刻旧塗装にされた時は、ずっと動態保存されると思っていたのですが、残念ながら2002年に廃車になり、制御車は解体されてしまいました。現在、制御電動車3401型1両のみ名鉄の舞木検査場に保管されていますが、もう復活の見込みはありません。

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Bトレを組み立てるのは久し振りです。
先頭車2両分のパーツが入っています。チマチマとビニール袋を切って、中身のパーツを取り出します。接着剤が必要ないので、お子様にも組み立て可能なのは素晴らしいところです。

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車体番号、種別板、行先方向板、ヘッドマークのシールが付属しています。
名鉄の各方面の駅名の表示、今となっては懐かしく思えます。

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3400系のさよなら運転の際や、エバーグリーン賞を獲得した時のヘッドマークも付属しています。今回の復刻旧塗装のスタイルに似合うでしょう。

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慣れれば、ロクに説明書を読まなくても組み立てられるのがBトレです。
でも良い子はマネをしないで、ちゃんと読んでから組み立てましょう。

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台車のモールドは、2種類を選ぶことができます。
パーツ選択して、自分のイメージ通りの模型が作れるのも、Bトレの特徴です。

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上は、戦前からずっと使われてきたイコライザー式のD-16(D-18)台車、下は近年改造後に付けられたFS-36台車かと思われます。
イコライザー台車は表現しやすいこともあって、実車のイメージ通りですが、FS-36と思われる方は、あまり実車のイメージに似ていません。

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この謎の台車、何だか違う気がしますが、一応こちらを使用することにします。気に入らなければD-16の方に交換すれば良いでしょう。

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先頭部分には、専用のダミーカプラーが取り付けられます。セットに入っている汎用ダミーカプラーやドローパーが余ります。Bトレを作っていると、こういう類のパーツが大量に溜まります。捨てられないものです。

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車体番号、種別板、行先方向板のシールも貼り、アレコレ楽しみながら30分くらいで完成です。小さないもむし、カワイイ佇まいです。

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車体番号シールは、もちろん実車と同じ3401と2401です。
この復刻旧塗装の車両は、元々スカーレットに塗られていた3403と2403を整備する際に番号を振り替えられたものです。4両編成で吊り掛け駆動の唸りを上げて疾走する3400系。当時「いもむし」なんて呼ばずに私の周囲では「イモ電」と呼んでいました。夏暑いしボロいしで、やって来て嬉しい車両ではありませんでしたが、何となく愛嬌があって印象に残っています。

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行先表示は地元の「岡崎」、種別は「急行」としました。こんな列車が走っていたかどうかは判りません。この復刻塗装になってからは間違いなく無いと思いますが、細かいことは気にしません。

この復刻旧塗装の3400系には思い出があります。かなり前の1998年のことですが、「Train Simulator 名古屋鉄道 1」というソフトの発売を記念して、作者の向谷実さんと一緒に名鉄の7000系と3400系に乗ってゲームと同じルートを辿るイベントがあり、私も参加しました。仕事の取引先の方に誘われたのです。

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7000系パノラマカーに乗って金山駅から出発し、犬山線を進んで犬山駅まで。それから3400系に乗って広見線を行くという行程です。向谷実さん、行程中ずっとハイテンションで喋りまくっておられました。テレビで見るままの光景です。途中駅では他の参加者と一緒になって、写真を取りまくってはしゃいでいました。奥様同伴だったのが印象的です。奥様も、大きなEOS-5を構えて撮影されていました。

当時、私もキヤノンF-1携えてたくさん写真を撮ったはずですが、肝心のネガが出てきません。やれやれ。友人が撮影した8ミリビデオが唯一残った記録物となっています。

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晩年は広見線でゆるゆる過ごしていた3400系、ずっと動態保存が続くと思っていたのに、いきなり廃車になったのはブレーキシステムが旧式であることが主原因でした。京福電鉄で2000年に立て続けに2件起こった列車正面衝突事故の原因が、旧型電車のブレーキシステムにあるとの事にて、全国で同じ形式のブレーキを使用している動態保存電車の使用停止が進んだためです。何十有年も無事故で過ごしてきた他の電鉄会社の車両まで一律に対策指示した当時の国土交通省の扇千景大臣が、もし産業文化遺産に興味があれば、名鉄3400系ももう少し生きながらえたかもしれません。

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名鉄3400系電車は、Nゲージ模型ではマイクロエースから発売されています。ちょっと比較してみます。
今回のBトレ、かなりメリハリの利いた塗装がなされています。マイクロエースの模型に比べてかなり派手な印象を受けます。

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もちろん、車両の長さは切り詰められているので、サイドから見れば寸詰まりです。でも今回のBトレはかなり出来が良く、ディティールはマイクロエースのNゲージに引けを取りません。

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但し、台車モールドは似ていません。
3400系の晩年の改装時に、廃車となった7300系から受けついたFS-36台車を忠実に再現したマイクロエースの模型の台車と比べると、Bトレの台車モールドは謎の物体です。何の台車をモデルとして作ったのでしょうか。

全体的な出来が良いので、スカーレット塗装のセットも欲しくなりました。スカーレットの方は同じ2両セットでも、先頭車と中間車となっており、編成にするには2セット必要です。すぐに売り切れるとは思えないので慌てる必要はありませんが、近日中に入手したいと思います。走らせなくても十分に楽しいBトレの「いもむし」です。

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2011年10月24日 (月)

「週刊ロボゼロ」第37号 ロボゼロ本体の組み立てはお休み

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デアゴスティーニのパーツ付き・ハイスペックロボットマガジン「週刊ロボゼロ」の製作の第37号です。

36号と一緒に23日の日曜日に到着しました。書店販売日は明日なので、ホンの少し早く手にすることが出来たのですが、今のところは使用するパーツではないので、なんにもすることが無い号です。今後も完成後に使用するパーツが付属する号が多くあることでしょう。

前回の36号にて上半身の形状が整いました。後は下半身を作っていく事になるのですが、このペースで進んでいくと、ロボット本体は早く出来上がってしまいそうです。そのためにロボゼロ組み立ての作業は小休止になります。今回の37号、そして次回の38号には組立作業は無く、完成後にロボットとPCとのデータをやり取りするパーツが配布されます。

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今回のパーツは、シリアルケーブルです。
ロボゼロのコントロールボードとパソコンを接続するためのケーブルです。

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パーツの一覧です。
シリアルケーブルです。ロボゼロのコントロールボード接続用の専用ケーブルです。普通にパソコンショップで売っているようなものではありません。今回はロボット本体に関するパーツはありませんが、一応オリジナルパーツと言うことになります。

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9ピンのRS-232C等と呼んでいた、かつてはパソコンとFAXモデムを接続するとき等に使用した規格です。USBが普及してからは殆ど対応機器が無くなっており、今では時代遅れのものとなっています。
私が自宅で普段使用しているデスクトップパソコンは、古い自作機で、OSもWindowsXPのままなので、当然ながら対応するCOMポートがあります。しかし他のノートPCにはどれにも付いておらず、それらのPCで使用するにはUSBシリアル変換ケーブルを別途用意する必要があります。

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今回の作業は、ロボゼロをパソコンに接続するシリアルケーブルの確認です。
パソコンとロボゼロとを接続し、プログラミングやモーション、設定のカスタマイズをするとの事ですが、それが実際にどんな作業となるのかはまだ判りません。

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前号にて上半身がほとんど出来上がったロボゼロに、今回のケーブルを掴ませます。実際の動作でも、このくらいのものは持ち上げられそうな気がします。

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しかしこのケーブル、ロボゼロにとっては命綱のような大切なケーブルです。両手で押戴いて、丁寧に扱うようにします。
とはいっても現在のロボゼロは、サーボモーターという筋肉だけはたくさん付けたものの、肝心の頭脳となるコントロールボードの無い脳無し状態です。このケーブルがナンであるかは判りませんし、接続するジャックもまだありません。

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ロボゼロの背中に納める基盤にあるPC接続端子に、このケーブルの一端を接続することになります。むき出しの金属端子に差し込む様子です。

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完成後まで使用することの無いこのケーブル、付属の梱包材に包んで大切に保管しておきます。ケーブルを、私と同じ空気頭のロボゼロに持たせてアピールします。

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次号、38号のパーツは、SDカードリーダーです。39号で使用するサーボホーンやフリーホーンも付属します。
今回に続いて、次回もロボット本体の工作は無さそうです。今回のケーブルはオリジナルのものですが、次回のSDカードリーダーは普通に市販されているようなものに見えます。今ではSDカードリーダーなんて100円ショップでも売っているようなパーツですが、次号を飛ばさないように、サーボホーンとフリーホーンをセットしているのが、デアゴスティーニさんのニクイところです。

次々回の39号では組立作業が復活します。付属するサーボモーターは、右股関節のものです。下半身は、その根元の股関節から順当に作業を行うようです。しかし工作はその後また中断します。40号はデータCD-ROM(モーションデータ2/プログラムファイル2)です。数百kbのデータを確認して終了となりそうです。

順当にパーツを配布していくと、あと20号程度で終了してしまいそうです。そのためにロボットの構成品以外のパーツを織り交ぜて、シリーズを最後まで持たせなければなりません。この間、スポンジボールが付属したように、今後瓦割の瓦やうんていのパーツなども配布されるでしょう。ひょっとしたら、習字用の筆ペンとサーボホーン、フリーホーンの号なんてのがあるかもしれません。のんびり楽しむことにしましょう。

前回はこちら
「週刊ロボゼロ」第36号 後半第1号にて上半身完成か?

次回はこちら
「週刊ロボゼロ」第38号 変哲の無いSDカードリーダーです

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2011年10月23日 (日)

「週刊ロボゼロ」第36号 後半第1号にて上半身完成か?

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デアゴスティーニのパーツ付き・ハイスペックロボットマガジン「週刊ロボゼロ」の製作の第36号です。

デアゴスティーニの直販の通販にて求めているロボゼロは、このところずっと奇数号の発売日を待たずして日曜日に届けられています。以前は店頭発売日の火曜日だったり更に遅れたりしていたのに、早々と週末に届くのはありがたいことです。早速開封して作業を始めたいものです。

全70号のこのシリーズは、今回から後半に入ります。ついこの間始まったばかりだと思っていたのに、もう半分済んでしまったわけです。しかし今迄のデアゴスティーニの工作と異なり、完成後にロボットの動作を楽しめるので、まだ準備段階が半分済んだ状態ともいえます。

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今回のパーツは、サーボモーターです。
左腕の上腕部に取り付けて、左腕を完成させます。左腕の先の方なので、ケーブルは長い方のタイプです。

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パーツの一覧です。
サーボ(300)、M1.7x23mmネジ×5(※1本は予備)、M2x12mmネジ×2(※1本は予備)です。

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今回付属のパーツの他に、両腕を取り付けた胴体部分、35号付属の前腕部のカバーフレーム、M1.7×3mmネジ4個、サーボホーン、M2x8mmタッピングネジ、31号に付属してきたスペーサー(4mm)、そしてサーボモーターの動作テストをするためのテストボードが必要になります。

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特に、31号に付属してきたスペーサーは、かなり前のパーツです。小さいものなので失くし易いですが、無いと指のリンクが固定できません。
デアゴスティーニのシリーズでは、以前に配布されているパーツを引っ張り出して使用することが多くあります。全てのパーツはひとまとめにして判り易く保管しておく必要があります。

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今回の作業は、左手の指を動かすサーボモーターの取り付けです。
左腕の前腕部にサーボモーターを取り付け、指リンクと連結します。さらに前腕カバーフレームを取り付けます。
右腕の際と同じ作業なので、新鮮味はありませんが、今回で両腕が完成し、上半身は完成形に近くなります。後半戦の第1号にてロボットの姿がかなりはっきり見えてきます。

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まず、付属のサーボモーターの動作テストを行います。
組み立てガイドには、サーボモーターの回転軸にサーボホーンを取り付けてから動作テストを行い、テスト後にサーボホーンを外すと書かれています。しかしサーボホーンなど取り付けなくても動作テストは可能です。
今回も、サーボモーターの動きに異常はありませんでした。

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サーボモーターのケースのネジ4個を取り外します。

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このネジを4個とも取り外すと、サーボモーターのケースが分解してしまうので、取扱い注意です。

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サーボモーターのケースがバラバラにならないように気をつけて、左腕の上腕部のフレームの下側から差し込みます。上腕部フレームの上から今回付属のM1.7x23mmネジをねじ込んで、サーボモーターを固定します。

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サーボモーターの裏側からネジの先端が出るくらいにねじ込んで、ガッチリと固定します。

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サーボホーンを取り出し、裏側からM2x12mmネジを左上の穴に差し込んでねじ込みます。

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サーボホーンの表面からネジが飛び出るように、ネジを一杯に締めこみます。

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31号に付属してきたスペーサー(4mm)を、サーボホーンに取り付けたネジにはめ込んで奥までねじ込みます。

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スペーサーの内側にネジの溝を切りながらねじ込んでいくような感じです。かなりきついので、ラジオペンチが必須です。私は同じ径の他のネジを使用して、あらかじめスペーサーの内側にネジを切っておいてからはめ込みました。

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ネジとスペーサーを取り付けたサーボホーンを、上腕部に取り付けたサーボモーターの回転軸部分に差し込みます。

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指を動作するリンク部分の穴を、サーボホーンのネジにはめます。

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あらかじめ内部にネジ切りしておいたスペーサー(4mm)を、リンクの穴をはめ込んだ上からねじ込みます。

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ここまで作業して、サーボホーンの中央部にタッピングネジをねじ込んでいないことに気が付きました。幸い、サーボホーンを少し回転させれば問題なくねじ込むことができました。

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35号に付属し、前回右腕だけに取り付けていた前腕カバーフレームを取り付けます。同じく35号付属のM1.7×3mmネジ4個を使用して、左右から固定します。

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これで今回の作業は終了です。
右腕に続き、左腕も完成して胴体に取り付けられました。上半身がほぼ完成の域に達しています。あちこちバラバラに組み立ててきたロボゼロですが、後半に入って最初の号にて、一旦落ち着いた形状になりました。

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ロボットスタンドに腰フレームを固定すると、これだけでロボットがかなり感性に近づいたような気がします。これから先は長いので、まだまだたくさんのパーツが必要です。

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ロボットの頭脳といえるコントロールボードはまだ取り付けられていません。背中の空洞部分に設置されます。
つまり現時点では、上半身だけ完成しているように見えて、頭は空っぽなのです。

今回の作業でしばらくロボット本体の組み立ては小休止となります。次回、次々回は工作がありません。

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次号、37号のパーツは、シリアルケーブルです。
上半身が完成して小休止に入ります。完成まで使用することの無いケーブルを確認して終了となります。その代わり、冊子の記事にはロボゼロの動作の作成に欠かせない「教示によるモーション作成」が続きます。私は真面目に読んでいないので、終盤になって落ちこぼれること必至です。

前回はこちら
「週刊ロボゼロ」第35号 シリーズの折り返し点です

次回はこちら
「週刊ロボゼロ」第37号 ロボゼロ本体の組み立てはお休み

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2011年10月22日 (土)

現地で食べたい駅弁!「鮎屋三代」

10月も終盤になってきているというのに、私の住む愛知県岡崎市や職場のある名古屋市はいつまでも暖かい日が続きます。このところ、四季が曖昧になってきているように思います。昨年もいつまでも暑い日が続いてから、ある時ストンと冬になってしまい、周囲の多くの方が体調を崩されたことを思い出します。

昼間は暖かいのですが、確実に日が短くなっており、朝方は冷える日があります。少々狂ってはいるものの、確実に季節は移り変わっているようです。

秋は何かとお腹が空き、美味しいものを食べたくなる時期です。先週、早々に冬の味覚のフグ料理を堪能しました。私にとって、冬のフグと同じくらい大切な夏の味覚の代表格である鮎は、そろそろ終わりに次期にて、年に何度も食べない鮎料理なのに、「来年までお預け!」という現実が押し迫ると、何とかしたい!という気分になるものです。テレビの旅番組で落ち鮎が出てきたので、急に食べたくなりました。

土曜日の今日は、私は久し振りに何の用事も無い休日となりました。
「今日、どこかのやなに行って落ち鮎食べに行こう!今年最後のチャンスだぞ」
と妻に持ちかけたのですが、
「急に言われても、生徒のレッスンなど仕事入ってるし・・・」
とつれない返事。たまたま暇な私に、思いついたように言われても、そりゃ仕方のないことです。一人で行く勇気は無いので諦めました。

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しょうがない、今日はゴロゴロ過ごすか、とくつろぎモードに入ったら、
「それより、駅弁買ってきてよ」
と、妻が新聞折込のスーパーのチラシを差し出します。

たまにデパートやスーパーで催される駅弁大会は楽しみの一つです。旅に出られなくても、ちょっとした旅気分を味わえる良い機会です。でもその駅弁大会は玉石混淆で、デパートのものは間違いなく良いのですが、スーパーやショッピングセンターで催されるものには「駅弁風」の弁当ばかりのものがあるので要注意です。駅弁よく知らない人が見たら騙されるぞ、ってほど酷いのも目にします。

その点、愛知県が本拠地のユニーのスーパー部門の「ピアゴ」でたまに催される駅弁フェアは本物なので、毎回待ち望んでいます。今年もその時期がやってきました。本格的にゴロゴロする前だったので、近所のピアゴにイソイソと出かけました。

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買ってきたのは、横川駅の「峠の釜めし」、森駅の「いかめし」、福井駅の「越前かにめし」、八代駅の「鮎屋三代」です。
旅行中に駅弁を買うときには、旅番組じゃあるまいし、2人で4個の弁当を買うことなどありません。大抵1個ずつです。でも駅弁大会じゃ何となく余計に買ってしまい、そして食べてしまうものです。

峠の釜めし、いかめし、かにめしは昔からある定番の駅弁で、絶対に期待を裏切らない名作といえます。食べ物の失敗は怖いので、なかなか新規開拓が出来ないものです。全国有名駅弁が集まるとはいえ、全て美味しいものばかりじゃなく、過去にも結構失敗しています。

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今回初めて買ったのが、この熊本県の八代の「鮎屋三代」です。
九州の鮎の弁当といえば、人吉の「鮎すし」が有名で、私は大好物です。しかしなかなか地方の駅弁大会にお目見えすることなく、現地で2度食べただけとなっています。

見たこと無いお弁当だと思っていたら、九州新幹線開通後に発売された弁当との事。弁当の掛け紙には「九州の駅弁ランキング第1位」などと書かれています。そんな有名な弁当だったとは。

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掛け紙を開くと、球磨川の尺鮎の実物大の魚拓風の模様が現れます。全長34cm、400g!そんな鮎見たことありません。そんな鮎が入っているお弁当というわけではありませんが、それほど鮎の成長の良い川だということなのでしょう。

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お弁当は実にシンプルです。
焼き鮎の出汁で炊いたご飯、鮎の甘露煮、卵焼き、菜の花、椎茸、レンコン、筍、梅干、生姜です。豪華さはありませんが、手作りの弁当の雰囲気が伝わってきます。

すこしだけレンジで暖めると、鮎の出汁で炊いたご飯の香りがたまらず、食欲をそそります。鮎の甘露煮は尺鮎とはいかずに全長16cm少々。お弁当の全てが文句無く美味しい!これは久々の大ヒット。

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中部地方の鮎の甘露煮は甘辛く濃い味付けをして煮てありますが、この弁当の甘露煮はしっかり味が付いていながらもあっさりしています。頭や骨まで軟らかくて食べられるので、かなりの時間煮込んであることがわかります。腸の香りが生きており、この甘露煮は絶品です。これは是非、現地の八代で食べたい駅弁です。

同じ駅弁でも、現地で食べる味と駅弁大会で買って食べるのとではかなり味が違うように感じるものです。まずは出来たてということが大きな理由でしょう。水や空気の環境含めて、土地の食べ物を、その土地で食べるのが最も美味しいのは、当然のことかもしれません。

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駅弁に加えて、今日は京都の丹波の黒豆の枝豆を茹でました。これまた大粒で香り良く、濃厚な味わいでやめられません。この時期だけの味覚です。こうして秋は毎日食べ過ぎて過ごすことになるのでしょう。

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2011年10月21日 (金)

1/2000スケールの日本海軍機動部隊!

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エフトイズの食玩「艦船キットコレクションvol.1真珠湾~1941」で、机上の日本海軍機動部隊を楽しんでいます。

模型店だけでなく、コンビニなどでも手軽に買えるシリーズながら、本格的なプラモ作りの醍醐味も味わえるこのこのシリーズ、ちょっとした合間の楽しみに最適と思います。これまでに空母赤城、戦艦比叡を組み立て、手元にあるのは空母蒼龍となりました。

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赤城とはかなり構造の異なる空母なので、こちらも新鮮な気持ちで楽しく事ができそうです。パーツは少ないものの、細かい作業があるので組み立て難易度は決して低くありません。

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空母の艦載機も9機付属しており、真珠湾攻撃時の布陣を再現できます。

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組み立てにはプラモデル用接着剤、ニッパー、カッターナイフ、ピンセットが必要です。本格的なプラモの組み立て道具を使うので、彩色済みのパーツを組み合わせるだけながらもオマケで遊んでいるのではなく、模型を組み立てている気分になれます。

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船体部分からの組み立てです。
蒼龍の排水量は15,900tで、36,500tの赤城の半分未満ですが、内部の艦載機格納庫は広くなっています。赤城は巡洋戦艦として計画されていたのを空母に改造したために、内部構造が空母に最適化されていないことが良く判ります。

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一部のパーツは、ランナーから切り離しただけでは付けることが出来ず、ナイフややすりで形状を整える必要があります。これも本格模型を作成している醍醐味の一端を体験できます。

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何分パーツが小さいので、いよいよ老視の兆しが出てきた私には、メガネに取り付けるルーペが役に立ちます。

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4連のスクリューの取付には、ピンセットとルーペが必須となってきました。

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甲板を取り付けて、空母本体部分は完成です。
続いて、艦載機の取付をしていきます。空母に取り付ける前に、爪先に乗るほど小さくてカワイイ艦載機を愛でたいものです。

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赤城と同様、零戦、九九式艦爆、九七式艦攻がそれぞれ3機ずつ付属しています。一応作り分けがしてあるところにこのキットのこだわりが見えるようです。

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1/16スケールのデアゴスティーニの零戦模型と比較すると、非常に小さいことがわかります。デアゴ零戦が原寸大と換算すると、今回の零戦は1/125スケールの模型となります。

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プロペラの先のスピナーに載っていても気付かないほどの大きさです。

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それでも、空母の艦載機として甲板に接着すると、存在感はバッチリです。広大に見える空母の甲板が、意外に狭いことに気が付きます。こんな狭い場所に着陸するパイロットは凄い!

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今回の蒼龍、赤城と比べると一回り小さいことがわかります。
空母に降りなければならないのなら、蒼龍よりも広い赤城のほうを希望します・・・。

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これで日本海軍機動部隊の内の3艦が揃いました。
中央の戦艦比叡の排水量32,156tに対し、手前の蒼龍は15,900t。半分の重さなのですが、全長は殆ど同じです。いかに戦艦が重いかがよくわかります。

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いざ真珠湾!
机上の艦隊、勇ましく進軍です。

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でもまあ大きさは3つまとめて掌に載る程度のカワイさ。

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小さくも良く出来ていて、実に風流な小粒の楽しみです。

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2011年10月20日 (木)

東海キオスク限定のドクターイエローのプリングルズお楽しみパックはいかが?

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通勤で使用している名古屋駅のキオスクで、このところドクターイエローのパッケージのプリングルズが並んでいるのを見かけます。ジャガイモの粉を型押ししたような不自然な触感のポテチのプリングルズですが、私は結構好物です。しかし、このドクターイエローを自分の為に買うのは少々気恥ずかしいものです。いつも横目で見て、うらめしくしていましたが、意を決して「子供へのお土産だ!」って顔をして買ってきました。

新幹線好きのお子様には人気のドクターイエロー、実車はめったに見ることが出来ませんが、新幹線ホームに立っているときに見かけたりすると、シアワセな気分になれるもんです。

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東海キオスク限定のドクターイエロープリングルズお楽しみパックは700円です。
700系ベースのドクターイエローを模した外箱に、プリングルズの40gの小型缶が3個入っています。

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プリングルズだけでなく、ササヤカなオマケも入っています。ドクターイエローのペーパークラフトとトレインシールです。

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細長いドクターイエローの形状のパッケージの中に、3種類アソートのプリングルズが並んで入っています。キャラクターのプリングルズおじさんが乗客として窓から覗いている状態を再現しています。

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開封します。
3個のプリングルズ小缶とオマケが出てきました。

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プリングルズの40g小型缶は、テキサスバーベキュー、うすしお、サワークリームの3種類アソートです。「小腹レスキュー」のキャッチフレーズ通り、ちょっと小腹が空いた時に最適のサイズです。晩酌のおつまみにもピッタリでしょう。

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おまけのペーパークラフトは2ピースのパーツを組み合わせる簡単なものです。トレインシールはドクターイエローの正面図と側面図、プリングルズおじさんの3種です。

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ドクターイエローはお子様からは人気者なので、このシールやペーパークラフトでもかなり喜ばれるでしょう。

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このペーパークラフト、作製する方は少ないかもしれませんが、一応組み立ててみたいと思います。
カッターナイフでパーツを丁寧に切り離します。はさみでも切れないことはありませんが、定規を当ててカッターで切った方が、細かいところまで切り易いかと思います。カッターナイフの練習には最適の難易度でしょう。

接着剤は、小型のペーパークラフトを製作する際には、私の知る限り最も使い勝手の良い速乾アクリアを使用します。手に入らなければ、木工用ボンドや液体のりでも作れます。

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パーツの切断して組み立てるには、30分足らずでした。気晴らしにもってこいです。お子様にも簡単に組み立てられるでしょう。

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先頭部分のカモノハシのようなエアロストリーム構造部分のカーブを作ることがポイントのようです。簡単な構造ながら、ちゃんとドクターイエローに見えます。

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Nゲージ模型と比較すると、かなり車体断面が大きいことがわかります。HOゲージくらいのスケールで、長さ方向を短くデフォルメしたショーティーとなっています。

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お楽しみパックのパッケージと合わせて、大小二つのドクターイエローが出来上がりました。ペーパークラフトの方がずっと良く出来ています。

作り終わってから、早速プリングルズは開封して食べています。鉄道好きの子供だけでなく、大人にも楽しい東海キオスクオリジナルのお楽しみパックです。

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2011年10月19日 (水)

圭さん、いや、アンさんの哀愁・・・

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先週、デアゴスティーニから発刊された、パーツ付きドールズハウスマガジン「週刊 赤毛のアンの家~グリーン・ゲイブルズを組み立てる~」の創刊号のパーツはベッドやドアなどのドールハウスを形成する特徴的なパーツが付属していました。パートワークの創刊号には魅力的なパーツを付属させて、続いて購読する気持ちにさせる役割があります。

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ドアの組立ては楽しそうだったので、パーツを利用して組み立てました。しかし私には第2号以降を購読する意図が無いので、このベッドとドアや壁の一部などは無駄なものになります。スケールは1/24。車のプラモデルなどでよく使われる縮尺です。ベッドには女の子の部屋らしいピンクのベッドカバーが掛けられています。赤毛のアンの話はチイとも知りませんが、目の前にある工作は楽しいものです。

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1/24スケールといえば、同じくデアゴスティーニのC62と同じです。12進法を使用している英国や米国では一般的な模型の縮尺です。実物の1フィートを12分の1の1インチに換算し、それを更に半分に縮小した1/24スケールの模型は、車なら結構精密に出来る上に、手に取って楽しむのに最適のサイズとなります。

実物が大きなC62は、1/24スケールだと結構な迫力サイズです。但し、アンの部屋のベッドとの関連性が全く無いので、隣に置いても違和感しか感じません。

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1/24スケールのバイクのプラモと並べると、ほぼ同じくらいの大きさです。
このスケールのフィギュアを持っていればベッドと一緒に並べて楽しめるのですが、残念ながら持っていません。

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デアゴスティーニの零戦模型は1/16スケールで、アンのベッドよりも少し大きなスケールです。最も近いスケールのフィギュアはこれしかありません。
零戦パイロットが休息するのは可愛すぎるベッドですが、これだけミスマッチだと少し遊んでみたくなります。しかしパイロットはシートベルトで操縦席に固定されており、容易に降ろすことは出来ません。

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零戦のオプションのフィギュアには、パイロットに加え整備兵もあります。零戦の下側にもぐりこみ、エンジンにクランク棒を差し入れて始動中というスタイルです。我が家ではこの整備兵は普段零戦と一緒に並べておらず、余っている状態です。この整備兵を使ってアンの家の創刊号のパーツで遊んでみようと思います。

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少々小さなスケールのベッド、整備兵が腰掛けるのに丁度良いサイズです。真剣な表情のパイロットの側で、主翼の上に置いてのん気に上方を眺めて寛いでいるようです。

パイロットのフィギュアは、予約の際のパンフレットでは、所ジョージさんのような佇まいをしていました。整備兵は清水圭さんの感じ。
「圭クン、エンジン始動するよ!」
「親分、いきまっせ!」
と言ったような会話が聞こえてきそうでした。

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助手の役割の圭さんが少女趣味のベッドに腰掛けて遊んでいるような光景となりました。圭さんに失礼なので、勝手に「アンさん」と名づけました。私は赤毛のアンの話を知らないので、こんな勝手なことが出来るのでしょう。

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ベッドの近くに立たせると、クランク棒を手に持っていることもあり、アンさん、寝込みを襲う暴漢のようです。これは危険な香りがします。

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ドアの向こうに立たせると、内側に棍棒を持った右手を差し入れている光景が不気味です。押し込み強盗のようです。ロクな役回りじゃありません。サスペンスドラマになってしまいそう・・・。

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部屋に押し入っても誰もおらず、ベッドに寝ようと思っても小さすぎてゆったり休めません。

赤毛のアンのファンである私の妻は、我が家のアンさん遊びを見てすっかり呆れ、部屋を出て行ってしまいました。ちょっと許せない光景とのこと。赤毛のアンの世界から遠く離れた光景となり、すっかりアンさん嫌われてしまったようです。

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結局、ベッドに突っ伏して慟哭です。たとえ泣いてもクランク棒は右手に持ったまま離しません。親の形見のような大切なものなのかもしれません。

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結局、私の模型では、このアンのベッドの使い道はありません。何かの素材になるかなあ、と思いを巡らせますが、今のところ押入れの肥やしとなりそうです。

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整備兵のアンさんは、零戦がキチンと飾られた暁に、エンジンにクランク棒を差し込んで回す日を待っていただくことにしましょう。真剣な眼差しは男の仕事の現場の厳しさを物語ります。花柄ベッドに座らされて、内心憤懣やるかたないのかもしれません。

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2011年10月17日 (月)

エフトイズのZゲージ新幹線0系R68編成の先頭車2両セット

私の年代で、新幹線といえば元祖0系を思い浮かべます。
東海道新幹線から0系が姿を消してから相当経つのですが、今でも名古屋駅新幹線ホームに立つと、0系がやってくるような錯覚に陥ります。

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いつも行く名古屋大須のキッズランド大須店で、食玩をたくさん上市しているエフトイズの0系模型の2両セットを購入しました。Zゲージ1/220スケールです。1000円くらいでした。

エフトイズからは、同じスタイルの0系模型を食玩の形態でブラインド販売しています。しかし先頭車が出るのか中間車が出るのか買って見なければ判らないので、今まで手を出せませんでした。欲しいけど、中間車、それも同形式ばかり手に入ってもなあ、と思っていたら、先頭車だけのオープンパッケージを発売したようです。これは嬉しい!

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モデルとなっているのは、新幹線0系のラストランを勤めたというR68編成の先頭車2両です。車両2両とディスプレイ用線路がセットになっています。
小さなZゲージスケールとはいえ、新幹線車両は大きいので、それなりに迫力がありそうです。パッケージ裏面には走行に対応していないと書かれていますが、エフトイズの0系車両の走行ユニットを入手すれば線路の上を走らせることが出来るのでしょうか。

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全長113mm程度の小型模型ながら、0系の先頭部分の造形は良く出来ていると思います。数年前に試作品を見たときは、かなり肌が荒れた様子でしたが、市販される頃には塗装のクオリティがアップしたのかと思います。小さな新幹線模型も楽しいものです。

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側面窓は、1列ごとに一つの窓の狭窓がずらりと並ぶ、0系の後期生産車です。リニア・鉄道館に展示されている前期生産の広窓タイプとは印象が異なります。
1990年代の0系の晩年には、広窓タイプを見かけることは稀で、殆どこの狭窓タイプばかりでした。私にとって馴染みが深いのは、この狭窓タイプで中途半端な座り心地の簡易リクライニングシートの車両です。

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車両はドローパーで連結することが出来ます。
先頭車2両だけなので、新幹線とは思えないほどのコンパクト編成です。試作編成のように見えなくもありません。中間車2両足せば、晩年の山陽新幹線時代の最小限の編成が組めることになります。

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写真に撮ると、堂々たる新幹線です。実際には指先に載るほどの模型です。
アップに耐えるディティールには感心します。動力化してもヘッドライトが点灯しないのが残念ですが、これは走らせたくなる車両です。ブラインドパッケージを嫌わずに、通常セットをいくつか買って来ることにします。

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同じ1/220スケール、Zゲージの天賞堂C62との比較です。
日本最大の蒸気機関車C62ですが、やっぱり新幹線車両はデカい!。並ぶとC62が小さく見えます。どちらもかなりスケールに忠実に作られています。

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台車はシャシーに固定され、車輪も回りません。このままでは走行させることは出来ません。付属のディスプレイ線路はスラブ軌道です。東海道新幹線の大部分はバラスト軌道ですが、山陽新幹線にはスラブ軌道の場所が多いので、間違いではないでしょう。

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リニア・鉄道館の0系新幹線車両は、見学者が触れられる位置に堂々たる巨体を晒しています。丸い鼻部分に触れることも可能で、実際に多くの方が触っています。車内のシートに座ることは出来ませんが、車体の外側に触れるのがこの博物館の大きな利点です。実際に触れると、長年風雪に耐えて走り続けてきた重みを感じることができます。

今回買ったのは小さな模型ではありますが、デスクに置いて触って眺めて楽しむ予定です。本音としては、もう少し大きい大人の超合金のがほしいところですが・・・。置く場所ありません。

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2011年10月16日 (日)

冬が待ちきれない!絶品のフグ賞味ネタにて恐縮です

人が美味しいものを食べた、などという話はケッタクソ悪いものです。その食べ物が好物であればなおさら。わかっていつつも話したくなるのも人情。失礼を承知でネタにします。

季節によって食べごろが限られるものは、その季節がやってくるのが待ち遠しいものです。私にとっては夏の鮎のように、冬になるとウズウズしてくるのが、

「今年もフグ始めました」

の言葉です。私の両親がフグ好きなのが影響して、毎年その声を聞くのを楽しみにしています。ごく小さな頃から、夏の鮎料理と共に親しんでいました。しかし昨年父親が亡くなってから、ちょっと思うところがあって昨年は食べられずにシーズンが終了してしまったので、久し振りのフグです。

一般的に、フグが食べられるのは秋の彼岸から春の彼岸頃までですが、本格的なシーズンはグッと寒くなってからです。でも長期間のお預けを食らっていたので我慢できません。まだ気候が暖かくてフグって感じじゃありませんが、イソイソと出かけることにします。冷凍モノや養殖モノを年中扱うお店もありますが、私がこだわりを持って食べ物の旬を守りたい食材の一つがフグです。

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今日訪れたのは、私の実家にも程近い愛知県半田市にある「料理久」さん。
http://ryouri-kyu.com/

こじんまりとしたお店ながら、何とも上品で味は絶品!もちろん秋からしかフグは扱っていません。今日は実家に帰省するついでに、母親と我々夫婦の3名でお邪魔します。

フグは関西や下関が本場などといいますが、それは消費地の話で、実は知多半島は日本有数のフグの味処でもあります。今では高級料理となってしまいましたが、昔から多くの料理店で冬場になると気軽に食べられていた素材です。もちろん有資格の料理人がさばいたものしか食べてはいけません。

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今日はフグのお任せコースです。
まず口取りと、てっぴ(フグの皮の湯通し)です。食後に運転があるので飲み物はノンアルコールビール。最近はこれでも十分満足するようになりました。
てっぴは皮と身の間のクニクニしたゼラチン質の部分の感触が楽しい。モミジオロシにポン酢をかけてあっさりと食べられます。

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おろしたばかしのてっさ(薄造り)。
2~3枚ずつ取ってワケギを巻いて濃い目の特製ポン酢につけていただきます。生臭みや脂がないために、生ものが全く食べられないはずの妻も、このてっさだけは喜んで食べます。

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フグの唐揚げは絶品!
フワッとした身がほろりと崩れる瞬間、衣の塩味と相まって喉の方が早くとせがんで飲み込む感覚です。揚げ立てのフグの唐揚げは、揚げ物界のチャンピオンにしたいくらいの存在です。

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いい加減、お腹の具合が良くなって来てからてっちり(フグ鍋)となりますが、脂分が少ないフグ料理の場合、鍋が始まってからもどんどんお腹が空いて来る感触になってくるのが不思議です。新鮮なフグをおろしたばかりなので、瑞々しい身の輝きが食欲を益々増進させます。

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まずは出汁汁にフグの粗身と皮チリを入れて、十分に煮立ててからアク取りなどして十分にゼラチン質のプリプリを出します。最初にしっかり煮ておくと、後の雑炊が美味しくなるとの事。

後はフグ身を入れて、野菜を入れて、存分に鍋を楽しむわけですが、手元の取り皿のポン酢にも、鍋の出汁汁にもほとんど脂が浮かないのがてっちりの特徴。お陰でどんどん食べてしまうわけです。

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鍋後は雑炊となります。
父親はこの雑炊が好物でした。これが食べたいが為に、フグを食べていたようなものだと言っていたものです。この雑炊、それほどタマラン味なのです。病気療養中に、父親と二人でフグを食べに行った時も、「オレは雑炊が食べたいから、お前は早く鍋の中身食べてくれ」というほどです。最後に一緒に行ったのは3年近く前の歳の暮れのことで、その時は雑炊もたくさん食べられなかったのですが、それでもかなり元気になったことを思い出します。元気になって、治療に取り組む意気込みを新たにしてくれた時でもありました。それから抗がん剤の効果もあって、一時元気を取戻したものです。
もう「早く鍋の中身食べろ!」の声を聞きながら、一緒に食べられないのだなあ・・・。

その時の想いがあり、何となく昨年はフグを食べる気がしなかったのです。もちろん、季節になるときちんと体は疼いては来るのですが。

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あのユーモラスな姿の何処に、この清廉で滋味深く、そして上品な味を出す要素があるのか、と不思議になるほどの美味しさにて、仰け反るほどの量の料理を頂いているのも関わらず、最後まで気持ちよく食べられるものです。このお店では、鍋の残り物をきれいにしてから雑炊に仕立ててくれるので、更に上品さが際立ちます。

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黒蜜ゼリーのあっさりデザートにて、2時間半に亘る食事は終了。
でも、食後一時間もすると何か食べたくなるのがフグ料理の特徴です。大量のコラーゲン摂取により、顔面や手足の肌がツヤツヤしてくるようです。

結局今日は一日外出にて、自己満足のフグ三昧話にて失礼致します。何卒、ふくれないで頂きたくお願い申し上げます。

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2011年10月15日 (土)

大人の超合金「新幹線0系」なかなか凄いぞ!

昨夜、10年以上前に治療した奥歯の詰め物が食事中に取れてしまいました。

先週まで歯医者に掛かっていた妻が、「すぐに歯医者に行きなさい!」と命じるので、面倒ですが今朝早くから、近所にあるその歯医者で診察を受けることにしました。歯医者なんて行きたくはありませんが、取れてしまった瞬間を妻に見られてしまったので仕方ありません。

レントゲンを取ったところ、当該の歯を含めて他の歯に虫歯は無く、詰め物が取れて凹んだ箇所をきれいにして、そのまま持参した詰め物をセメントを介して詰めて治療終了と相成りました。

詰め物が取れた箇所を掃除しているときに、歯科医師が尋ねます。

「この歯はいつ治したものですか?」

「10年以上前ですが」

「そうですか・・・」

凹み箇所の掃除に悪戦苦闘中です。かなり長時間、ガリガリやっています。

ごめんなさい。隠していることがあるのです。

実は、数ヶ月前にこの詰め物取れてしまっていたのでした。しかし海外旅行に出る直前だったので、歯医者に行くのが面倒で、工作に使用しているゼリー状瞬間接着剤で接着してしまったのでした。その際の接着剤のカスが取れ難かったのでしょう。歯科医師には浅知恵治療がお見通しだったのかもしれませんが、それ以上言及されなかったので白状はしていません。

詰め物が取れるには原因があるものだと思います。それを素人が、歯の治療には瞬着のようなものも使うといういい加減な知識から、人体に影響があるかどうかも判らない工作用の瞬着などで接着してよいわけはありません。接着した当座はしのげていたのですが、実際には詰め物と歯の間に隙間が生じていたようで、それが次第に拡大してきたのだと思います。一月程前から熱いものが染みて、そちら側では噛み難くなっていたのでした。放置していたら、隙間から侵食していたでしょうから、歯医者に行ける休日の前日に詰め物が取れてくれてよいタイミングだったと思います。

初診代金も入れて、1000円ちょっとで元通りになって何の不自由もなくなりました。歯に異常を感じたら、早めに歯医者に行くに限ると痛感した次第です。

リニア・鉄道館で見てきた夢の超合金の話題です。ちょっと心を動かされています。

先日、JR東海の鉄道博物館「リニア・鉄道館」のミュージアムショップに、バンダイから来年2月に発売予定となっている大人の超合金、夢の超特急「新幹線0系」の試作品が展示されていたので間近でしっかり眺めてきました。

同館の看板的存在の展示車両の一つである新幹線0系と同形式の精密な模型ということで、このミュージアムショップでも予約販売を受け付けている様子です。モデルとなっているのはリニア・鉄道館にある21-86ではなく、0系先頭車のトップナンバーの21-1で、実車は大阪の交通科学博物館に保管されています。

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アポロ11号&サターンV型ロケットから始まって、スペースシャトルエンデバー号、そして日本が誇る小惑星探査機はやぶさと、大人の超合金は、まさに大人のオトコの心をくすぐる宇宙モノを上市してきました。そして次のシリーズは宇宙から地上に降りてきて新幹線0系となっています。

発表以来、あちこちのメディアに取り上げられているので関心を持っていましたが、実物を見たのはリニア・鉄道館が初めてでした。Bトレインショーティー等、鉄道模型もたくさん手がけてきたバンダイの意欲作だけあって、思った以上に良く出来ています。

大人の超合金「夢の超特急新幹線0系」
http://tamashii.jp/special/o_chogokin/spec/index04.php

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上記の公式ページで大抵のことは書かれているので予備知識は習得していました。しかしもらってきたパンフレットを見ると、かなり良く出来た模型であることがわかりました。鉄道模型としてだけでなく、産業遺産の記録物としての価値もありそうです。

スケールは1/45、全長56cmの大型模型です。1/45スケールの0系模型としては、これまでにも日車夢工房から発売されていたものがあります。価格は12万円と一見高価ですが、これまでの大型模型の価格の常識からすると非常にお手軽なものでした。しかしこの大人の超合金は同一スケールで78,750円。割引を行う模型店ではもっと安く買える様子なので、相当にお買い得です。かなりの数を販売する意気込みであることがわかります。

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この模型で特筆すべきなのは、インテリアの作りこみです。
出入口ドアの開閉はもちろん、蛍光灯の点灯、そして転換クロスシートの方向転換、運転席の作りこみなど、これまでの鉄道模型の常識を覆すような楽しいギミックが満載です。その反面、日車夢工房の模型と比較して若干ディティール不足になってしまっていますが、それを補って余りある楽しみを詰め込んだ感じです。

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ホームの形状を模したディスプレースタンドと、車両に乗せるためのフィギュア20体まで付属します。至れり尽くせりです。走行させることは出来ませんが、机上で今は失われた0系でのバーチャル汽車旅が楽しめることになります。

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インテリアを楽しむために、屋根部分が取り外し式になっています。
閉めた状態でも取り外し式の段差は殆ど感じられません。ただ、ディスプレイ台は付いているものの、アクリルカバーは付属していません。実際に展示する際には、埃よけのカバーが必須でしょう。

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0系の実車には、リニア・鉄道館でいつでも会えるのですが、手元に模型を置いて眺めるのは別の楽しみがあります。新幹線といえば、この丸鼻の顔を思い浮かべてしまいます。世界の鉄道史を大きく塗り替えた、燦然と輝く名車です。

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大人の超合金では、懐かしいこのグレーの転換クロスシートが再現されています。
リニア・鉄道館ではシートに座ることは出来ませんが、このシートは後に改良された簡易リクライニングシートと比べても特段座り心地は劣らなかったと思います。むしろ、方向転換できない0系の簡易リクライニングシートよりも、こちらの方が使い勝手が良かったでしょう。

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とても欲しいのですが、設置場所を考えると二の足を踏んでしまいます。
発売は来年の2月なので、まだまだ考える時間があります。予約分で既に売り切れということも無いでしょうし、ゆっくり検討したいと思います。

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2011年10月14日 (金)

アシェット「パイレーツ・オブ・カリビアン-生命の泉-伝説の海ぞく船ブラックパール号を組立てよう」創刊号

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2011年10月12日(水)新創刊となった、アシェットの「パイレーツ・オブ・カリビアン-生命の泉-伝説の海ぞく船ブラックパール号を組立てよう」の創刊号を買ってきました。現在、テレビで盛んにTVCMが流れています。パートワークの創刊号コレクションとしてチェックしたいものです。

このシリーズで作製するのは、ジョニー・デップ主演のディズニー映画シリーズに登場する海賊船です。私は映画館で見たことはありませんが、TVやDVDでは結構見ていました。ジョニー・デップ扮する海賊、キャプテン・ジャック・スパロウが船長の帆船「ブラックパール号」です。アシェット得意の船舶模型で、しかも人気映画シリーズに登場するものなので、興味を持つ方が多いでしょう。創刊号は、アシェット毎度のビックリ価格190円です。

パイレーツ・オブ・カリビアン-生命の泉-伝説の海ぞく船ブラックパール号を組立てよう
http://www.hcj.jp/pirates/home.html

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全100号にて創刊号特別価格190円、2号以降は1,190円、全ての合計額は118,000円となります。精密な帆船模型キットでしかも人気映画に登場する架空のものを模型化してあるので、決して高価ではありません。ただ、冊子の解説にはひらがなが多用してあり、子供向けにしようという意向が読み取れます。「海ぞく船」というのが萎えます。海賊くらい漢字で書いてふりがなを振っておけばよいのに、と思います。

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模型を制作しているのはアマティ社です。これまでのアシェットの船舶模型の製造元です。完成写真を見ると、外観はもちろん、船の内部まで精密に作られた模型であることがわかります。到底お子様向けの模型とは思えません。

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「作り方はかんたん!おとなと一緒に組み立てよう!」なんて無責任な記述が見えます。お子様どころか、お父さんまでもがうまく組み立てられずに途方に暮れる様子が想像出来るようです。全額一括で支払うのじゃないのが救いでしょうか。
完成すると、全長80cm、全高69.5cm、全幅31.5cmという、堂々たる巨大な帆船模型となります。

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書店での立ち読みでも、創刊号の付属パーツを確認できます。パッケージの厚みはさほどではありませんが、相当重量があります。190円の雑誌としては、配送コストが割りに合わなかったことでしょう。

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パーツは厚みが異なる2枚のMDF(成型材)のボード2枚と海賊旗です。切る場所には筋が入っており、少しナイフを入れるだけで切り出しが出来るようになっています。

創刊号は船首の組立てです。船首とはいっても外板でなはくて内部の補強材の組立てなので、船の模型を作っているという実感は無さそうです。但し、船の模型の組み立て手順としては理に適っています。各部位の特徴的な場所をアチコチツマミ食いしていくデアゴスティーニ各シリーズと異なります。効率の良い作業手順は、長丁場のシリーズに於いて、必ずしも工作を進める喜びとなるわけではないために、どちらの方式が良いとは一概には言えません。

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海賊旗は表面が布地のシールで、長辺を二つに折りたたんで貼り付けるようです。ロープ素材の木綿糸も付属しています。きっと使用するのはまだまだ先のことかと思います。創刊号に木材だけでは味気無いと感じてはいけないので、海賊船の特徴的なパーツを一つ入れておいたと言ったところでしょうか。

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購読者特典は、ジャックの不思議な磁石とサンドペーパー&ホルダーセット+トレジャーボックス(宝箱)です。2号と3号の配達と同時に届けられるようです。
磁石とトレジャーボックスは映画に登場する重要な小物なので、ファンの心をくすぐりそうなものを用意しています。

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2号のパーツは、前部の骨組みパーツの一部です。また、船首に取り付ける女神像も付属します。
帆船の特徴的なパーツである女神像、創刊号に付属しているとそれだけ買って満足する方が多いでしょうから、あえて2号に付けたのでしょう。映画の世界の船なので、女神がやたらと大きいですが、模型的にはその方が映えることと思います。

きっと子供よりも大人が夢中になりそうなシリーズかと思われます。創刊号コレクションのファンとしては、他に使い道の無いパーツを持て余すことになりそうです。

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2011年10月13日 (木)

「週刊赤毛のアンの家」創刊号 庭を含めたジオラマ仕立てなのが魅力的!

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パーツ付きドールズハウスマガジン「週刊 赤毛のアンの家~グリーン・ゲイブルズを組み立てる~」の創刊号を買ってきました。10月11日新創刊のために現在盛んにTVCMが入っていますし、書店の店頭に大量に平積みされています。

私は模型好きながら、これまでドールハウスに興味があったわけではありません。デアゴスティーニや他社のパートワークはとりあえず創刊号だけをチェックすることが多いものの、これには手を出す予定ではありませんでした。

この前まで知らなかったのですが、私の妻は「赤毛のアン」の原作やアニメ、映画のファンとのことでした。このシリーズに妙に興味を抱いていた様子です。一緒にTVCMを見ている時に、
「これは買わないの?」
と聞いてきます。

私は赤毛のアンは題名以外無知の世界ですし、もとよりドールハウスには興味がありません。

「こんなの無駄じゃないか。何の役にも立たないし。」
と当たり前のような顔で答えたら、

「ふーん」
と言って、手近に置いてある零戦模型や玄関のC62の方を見渡します。

形勢不利です。その言葉をそのまま返されなかっただけ良かったのかもしれません。

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ただ、購読しても妻が作製するとは思えませんし、私が作るのも面倒です。それにデアゴスティーニではトヨタ2000GTの模型の全国発売を心待ちにしていて、余程魅力的なもの以外に手を出す余裕がありません。安価な創刊号だけ買って、赤毛のアンの世界をちょこっとだけ見せてお茶を濁す作戦としました。

公式ページです

週刊 赤毛のアンの家
http://deagostini.jp/ann/

シリーズは全100号で、創刊号は790円、2号以降は1490円です。100号全ての総額は148,300円です。私はドールハウスとしてこの価格が安いのか高いのか判別する価値観を持っていませんが、こういった週刊モノは毎回の費用が安いので、あまり総額を意識せずに買い続けた方が楽しめることと思います。

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週刊パートワークでは、デアゴスティーニや他社からドールハウスはこれまでにも何度もシリーズ化されている人気の素材です。毎週少しずつ建物材料や家具が届けられて、だんだんミニチュアの家が出来上がっていくというのが、週刊の形態に合っているようです。また、ドールハウスには古くからファンが多いのだと思います。今回は、赤毛のアンの物語の世界の中の家ということで、そちらのファンも受け入れ易いものなのでしょう。

古い歴史を持つドールハウスは、迂闊に手を出せない奥深い世界であると思っています。でも、書店で気軽に「迂闊」な行動が出来るのも、週刊パートワークの特徴でしょう。シリーズで付属するパーツを使用して組立てガイド通り素組みするのも良し、パーツを「素材」として使用して高度なテクニックでアレンジしてオリジナルドールハウスに仕立てるのも良し、でしょう。何だか鉄道模型の世界と相通ずるものがあるようです。

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ドールハウスは1/24スケールです。
ハウスだけでなく、周囲のエントランスや庭なども作り上げてジオラマ仕立てになっているのが特徴です。
・ハウス :幅500mm×奥行250mm×高300mm
・ジオラマ台:幅690mm×奥行570mm(最大高440mm:ジオラマ+ハウス)

建物のサイズはそれほど大きくないものの、周囲のジオラマを含めた台は、小さめのテーブルくらいの大きさがあります。シリーズにはケースが付属していませんが、いずれオプションでアクリルケースが販売されることでしょう。冊子のバインダーも一緒に収められるキャビネットだと、更に楽しそうです。

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魅力的な付属の家具は、少しずつ配布されます。しかし100号全てに家具が付くとは思えないので、序盤に魅力的な家具を配布した後、建築資材しか付属しない号が続くことも覚悟しなければならないでしょう。

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創刊号は冊子、パーツに加え、赤毛のアンの原作者のL.M.モンゴメリの著作権相続法人社長からのメッセージが入っています。デアゴスティーニの他のシリーズの創刊号に倣い、パーツは見栄えが良い豪華版です。アンの家のドアとベッドが付属しています。

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壁やドアはともかくベッドは独立した家具として工作できると思うので、組立てをしたいと思います。パッケージを開けて、パーツを並べます。ドアは組立てが必要ですが、ベッドは基本部分が組み立て上がった状態です。多くの家具は組立て済みで届けられ、簡単な仕上げを施して並べるだけとなっているようです。

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組立てに必要な素材が一部付属しています。
木工用ボンド、両面テープ、角材に貼り付けた250番のサンドペーパーです。

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木工用ボンドは、デアゴスティーニの他のシリーズに付属してきたものと同じです。ラベルだけ貼り替えて創刊号に入れる定番品となっているようです。

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ドアの扉部分を組み立てます。
ドアは11個のパーツを使用して作ります。創刊号では結構工作が楽しめる無いようになっています。作業時間は30分以上になります。接着剤やカッターナイフのテクニックも必要です。

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組立てには接着剤を使用します。
ノズル部分の使いやすい速乾アクリアを使用していますが、もちろん付属の木工用ボンドで十分です。7個の木製パーツを貼り合せて作るのですが、全体的にパーツの合わせが緩いので、全てのパーツをサッサと貼り合せてから微妙な調整が必要でした。

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ドアノブ部分は真鍮のパーツを使用します。
玄関部分の目立つパーツであるドア、かなりの豪華仕様となっています。

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瞬間接着剤でドアノブ部分を接着して完成です。
ドアのラッチが無いのでブラブラするかもしれません。とはいえ、ドールハウスの顔としてのドアは、かなり重厚感がある仕上がりとなっています。

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ベッドは組立て済みですが、上に掛けるベッドカバーは布パーツで組み立てる必要があります。
リボン上のピンク色の布に、付属の両面テープを貼って貼り合せます。

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ベッドカバーの布編の周囲にリボンを貼り付けて、ベッドカバーとなります。マットレスはベッドにはめ込むだけです。
付属の両面テープは、創刊号の作業を終わった段階で丁度無くなってしまいました。

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壁の一部を作成して、創刊号の組立作業は終了です。
ベッドカバーを両面テープで貼り付けるという組立て方法は作業を簡単にするためなのでしょう。きっとこだわる方はミシンで縫うのでしょう。それにベッドのマットの上に載せて両脇を両面テープで固定するので、ペラペラのセンベイ布団が載っているような雰囲気です。

ドアは扉部分だけですが、2号や3号で玄関の部分のパーツが付属します。3号まで真面目に組み立てると、ドラえもんのどこでもドアのようなものが出来上がるようです。

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創刊号から25号までの購読者に対する読者全員プレゼントは、ドールハウス路同じ1/24スケールの、「お庭を飾る小物たち」です。馬と馬車は魅力的!単体でも、または1/24スケールのプラモと並べても楽しめそうです。
但し、続けて購読して応募ハガキに25枚の応募券を貼って送るか、デアゴスティーニからの直送の通販を申し込まないともらえません。当然、創刊号コレクションを楽しむ私のような輩には手に入れる術はありません。

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次号、第2号のパーツは、アンの部屋の鏡台と玄関部分です。創刊号付属の壁と組み合わせて玄関の囲いが出来る様子です。鏡台は、お子様のママゴトパーツにも欠かせないので、思わず手に取る方も多いでしょう。何とも巧いパーツ構成だと唸らざるを得ません。

私にとっては異色の創刊号コレクションとなりました。しかしミニチュアのジオラマ作りのような感覚は鉄道模型と似ています。ナカナカ楽しそうな世界だと思います。

冊子には、赤毛のアンの世界を存分に楽しめるコンテンツが毎回掲載されるようです。とりあえず妻に渡しましたが、これで満足してくれたようで一安心です。きっと続けて作るのは面倒、でも私に作らせるのは申し訳ない、と思って、このシリーズのことは忘れてくれれば幸いなのですが。

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2011年10月12日 (水)

「週刊ロボゼロ」第35号 シリーズの折り返し点です

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デアゴスティーニのパーツ付き・ハイスペックロボットマガジン「週刊ロボゼロ」の製作の第35号です。

全70号のこのシリーズは、今回の35号で丁度半分まで到達したことになります。毎回の作業量が些少なので、この間始めたばかりのような気がします。このまま残り半分の作業も大したこと無さそうなので、組み立て自体は全部のパーツが集まってから始めても数日で終わる程度ものでしょう。でもこのシリーズは完成後のロボットの動作を楽しむことも重要です。組みあがるまでは全く動かせないわけで、今はまだ準備段階といえます。

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今回のパーツは、前腕カバーフレームやスポンジボールです。
前腕の指を動かすリンク部分を保護するカバーに加え、完成後のアクションツールとしてのスポンジボールです。

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パーツの一覧です。
前腕カバーフレーム(赤)×2、M1.7x3mmネジ×9(※1本は予備)、サーボホーン、フリーホーン、M2x8mmネジ(黒)×1、スポンジボールです。
サーボモーターの付属回の谷間の号ですが、今回は結構充実したパーツ構成となっています。ただ、スポンジボールは完成後まで使用することは無いので、この先長く保管となります。こんなの最終号に付属させれば良いのに、と思ってしまいますが、未完成のロボゼロに握らせて遊ぶという楽しみを体験させてくれるのだと理解しておきます。

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今回の作業は、右腕への前腕カバーフレームの取り付けです。
右腕の前腕部に、指を動かす機能をガードするための赤いカバーフレームを取り付けます。前腕カバーフレームは左右のものが付属しています。しかし今回取り付けるのは右腕だけです。左腕にはまだ前腕部に指の動作を行うサーボモーターを取り付けていないので、前腕カバーフレームはサーボモーター取り付け後の次回の作業となります。

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サーボホーンとフリーホーンは次号の36号にて使用するので、今回は保管となります。

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前腕カバーフレームを、右腕の前腕部に被せて取り付けていきます。
今回は、パーツを被せて4箇所ネジで固定して作業終了となります。すぐに終わってしまいそうです。二つの前腕カバーフレームはどちらも同じものです。

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前腕部のフレームに、前腕カバーフレームを被せてネジ穴をあわせます。
まず内側のネジ穴2箇所に、今回付属のM1.7x3mmネジ2本をねじ込んで固定します。

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反対側の2箇所のネジ穴にも、M1.7x3mmネジをねじ込んで固定します。
これで今回の作業は終了です。折り返し点の作業は、5分と掛からない、軽いものでした。

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指の動作を行うリンク部分の保護とは言いながらも、肝心のサーボホーン部分はカバーされていません。今回のパーツは、プロテクターのような外観を与えて、ヒーローロボットのようなロボゼロのスタイルを演出する、エクステリアの役割のようです。

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左腕にも前腕カバーフレームを被せてみましたが、こちらはまだサーボモーターを取り付けていません。取り外して保管しておきます。

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スポンジボールをロボゼロに握らせてみます。
ロボゼロの指に適度に食い込みます。他の素材のボールだと滑って掴めないかもしれませんが、このスポンジボールならば上手に掴むことができそうです。
ただ、このすかすかボールを投げても飛距離は出ないでしょう。

何度も掴んでいたら、スポンジがボロボロになってしまうかもしれません。

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次号、36号のパーツは、サーボモーターです。前号にサーボモーターが付属したばかりではありますが、またまたサーボの回です。
左腕の指を動かすためのサーボモーターを、前腕部内部に取り付けてリンクと接続します。そして今回付属の前腕カバーフレームを取り付け、両腕が完成形となります。サーボモーターのケーブルが錯綜してきていますが、まだコントロールボードへの接続には間があるので、もうしばらく絡まないように管理をしていく必要があります。

その次の37号には、シリアルケーブルが付属します。ロボゼロとパソコンとを接続するシリアルケーブルですが、現在のパソコンの多くにシリアル端子が無いので、USB端子と接続するアダプターケーブルを用意する必要があります。

前回はこちら
「週刊ロボゼロ」第34号 シオマネキ状態からの脱却!

前回はこちら
「週刊ロボゼロ」第36号 後半第1号にて上半身完成か?

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2011年10月11日 (火)

「週刊ロボゼロ」第34号 シオマネキ状態からの脱却!

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デアゴスティーニのパーツ付き・ハイスペックロボットマガジン「週刊ロボゼロ」の製作の第34号です。

毎回、作業がすぐに終わってしまうこのシリーズではありますが、このところはだんだんロボットの各パーツを組み合わせて完成形に近づいていく過程が実感できる作業が多いので、楽しいひと時となっています。

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今回のパーツは、サーボモーターです。
左腕の肘の部分の関節に取りつけるものとなります。ケーブルは長い方のタイプですが、胴体部分に近いので、かなり束ねて使用することになりそうです。

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パーツの一覧です。
サーボ(300)、M1.7x25mmネジ×3(※1本は予備)、M2x3mmネジ×7(※1本は予備) です。
これまでに付属してきことのあるパーツやネジばかりなので、目新しさはありません。付属のネジは両方とも、予備がかなり溜まってきています。取っておいても使い路は無いのでしょうが、捨てられないものです。

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今回の作業は、左腕の前腕部と上腕部の接続です。
サーボモーターを使って、左腕の前腕部を上腕部に取り付けて連結します。これで左腕の完成まで後一歩となります。右腕の組み立て手順をただ繰り返すだけではつまらないので、あえて異なる組み立て方となっているようです。

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組み立てには、付属のサーボモーターとネジのほか、ロボゼロの胴体部分、左腕の前腕部、33号に付属してきたサーボホーンとタッピングネジ、フリーホーン、そしてサーボの動作テストを行うためのテストボードが必要です。
片腕だけ取り付けてシオマネキ状態であったロボゼロにも、ようやく左腕が取り付けられることになります。

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サーボモーターの中央部の回転軸に、33号に付属してきたサーボホーンを差し込んでからタッピングネジで固定します。

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サーボモーターの動作テストです。今回も問題はありませんでした。
面倒ですが、一つ一つ動作テストを行ってからロボゼロに取り付ける必要があります。もし動作不良があった場合、後で取り外すのは面倒です。

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サーボモーターのケースの左側の2つのネジを取り外し、今回付属のM1.7x25mmネジと取り替えて左腕の上腕部の肘部分のサーボブラケットに取り付けていきます。

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M1.7x25mmネジを使用して、サーボブラケットとサーボを固定していきます。

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パーツを裏返して、サーボブラケットの反対側に、ネジの先が飛び出ていることを確認します。これでガッチリとサーボモーターが固定されました。

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組み立てガイドを見ながらサーボホーンの軸の位置を調整します。
サーボホーンを回すのには力が要ります。ピンセットを使用して慎重に回していきました。

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サーボモーターの裏側にフリーホーンをはめ込みます。
位置はネジ止めの際に調整するので、この段階ではとりあえずはめ込むだけです。

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左腕の肘の部分のコの字ブラケットに、今回取り付けたサーボホーンを固定します。

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位置調整したら、今回付属のM2x3mmネジ3本でコの字ブラケットとサーボホーンを固定していきます。

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反対側もコの字ブラケットとフリーホーンを固定します。
これで今回の作業は終了です。

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胴体パーツに左右の腕が取り付けられ、上半身が完成に近づきました。

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まだ左手の動かすための左前腕部内部のサーボモータを取り付けていません。
そのために指の動作のリンクがブラブラしています。ここは36号で取り付けられる予定です。

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次号、35号のパーツは、前腕カバーフレームやスポンジボールです。
36号には指を動かすサーボモーターが付属するので、次号は谷間の号ですが、前腕カバーフレームという目立つパーツを取り付けるという楽しい内容です。前腕カバーフレームとネジは左右の腕のものが付属しますが、左腕にはまだ指の動作を行うサーボモーターが取り付けられていないので、右腕だけの取り付けとなります。
34号と同時に届いているので、続いて作業を行いたいと思います。

前回はこちら
「週刊ロボゼロ」第33号 CD-ROMのデータは106KB

次回はこちら
「週刊ロボゼロ」第35号 シリーズの折り返し点です

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2011年10月10日 (月)

晴天の連休最終日は服靴装備の補充のアウトレットモール

10月の3連休は全て晴天に恵まれました。各地で運動会が開催されていたでしょうし、秋の行楽を存分に楽しんだ方も多かったかと思います。

明日から仕事が始まるのだということで、家でゴロゴロして溜まった録画番組やブルーレイ等を見て過ごしたいと思っていたのですが、妻が「シャツと靴を買いなさい!」と命令します。いつも妻に手入れしてもらっていますが、そろそろ処分しなければいけないものが出て来たのだということです。面倒ながらも買い物に出かけることになります。

いつものようにデパートで適当に買おうかと思っていたのですが、天気が良かったので久し振りに土岐プレミアムアウトレットまで足を伸ばすことにします。岡崎からは東海環状道を通って1時間弱の道程です。妻は多分、私の買い物にかこつけて、自分もアレコレ見たいという魂胆なのでしょう。天気の良い日にドライブをするのは気持ちのよいものなので、自分の服の買い物は面倒ながらも出かけることにしました。

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土岐プレミアムアウトレットは、訪れるたびに店舗が充実して来店客も増加しているように思います。消費が冷え込んでいる状況なのに、各地のアウトレットモールは益々元気になっている様子です。

40代も半ばになって来た私の年齢になっても、しっかりとおしゃれを楽しんでいる方も多くおられます。しかし私は休日に着る服はともかく、仕事に行く際に着る服や履く靴は、殆ど決まったようなものを「装備の補充」するような感覚に近いものがあるように思います。とはいえ、ネット通販で買ってサイズやデザインが思惑通りで無い場合があるので、店に行く必要だけはあるのです。特に靴は絶対に履いてみないと買うことが出来ません。

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男の服の買い物などはあっという間に終わってしまうものです。
セールの最終日にて2足まとめ買いセールを行っていたリーガルで革靴を買った後、隣のブルックスブラザースでサイズの合うシャツを3枚買うのに20分程度の所要時間。やれやれこれで義務を果たした気分です。

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靴も冒険をせずに、ウィングチップとストレートチップの定番モノ。今更履いた事のない靴に冒険する勇気はありません。リーガルの靴は足に馴染むまで、靴を足の方に合わせるかのような気分になりますが、その後は踵修理をしながら長く履けるので、学生時代から買い続けています。

これで古い2足を棄てられます。シャツも古いものから3枚処分出来ます。アウトレットモールは行くのが面倒ですが、靴1足分の値段で2足買え、シャツ1枚分の値段で2~3枚買えるという楽しみがあります。買うのもそうですが、一気にたくさん棄てられるのも気持ちよいものです。

私の買い物が瞬く間に終わってしまってからは、妻の買い物に数時間お付き合いとなります。どうして女性はあんなに服の買い物を楽しめるのでしょうか。私が生活の役に立たない模型の買い物を存分に楽しむのよりは、実益のある行動なのかもしれません。

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服や靴等よりも、行きがてらに立ち寄ったサークルKで買った500円のミニカーの方がワクワクするといった状態です。コンビにでは私の心をくすぐるものがたまに並んでいますが、今回はAMGのミニカーのコレクションを見つけました。
メルセデス・ベンツのミニカーならともかく、AMG限定とは、こういったコレクションもニッチな世界を狙うようになってきたものです。

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8種類それぞれ3色+シークレットという多彩なバリエーションです。何が入っているか開封するまでわかりません。

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出てきたのは、AMG CLK DTMです。ドイツツーリングカー選手権の2003年シーズンのレースカーです。PS3のゲームのGT5でその存在を知っていましたが、ミニカーで手にするのは初めてです。スケールは1/64です。

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早速台座を外して眺めて楽しみます。金石勝智が乗った2003年シーズンのマシンです。目覚しい成績は残せませんでしたが、スポンサーとなっているオートバックスのロゴが鮮やかで、印象に残るマシンです。ミニカーとしては非常に見栄えがします。

実用性の高い戦利品を手に楽しむ妻を尻目に、コンビニで入手したミニカーの様を手にとって楽しむ私の方がずっと理解できない存在なのかもしれません。

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2011年10月 9日 (日)

鉄道コレクション「モハ52形式電車」リニア・鉄道館展示車両

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昨日、名古屋市港区金城埠頭のJR東海の鉄道博物館「リニア・鉄道館」のミュージアムショップで、鉄道コレクション「モハ52形式電車(モハ52004)」を購入してきました。

リニア鉄道館の非常に目立つ場所に展示してある目玉的車両の一つです。8月から発売されており、売り切り仕舞いとのことですが、10月でもまだ潤沢に在庫があるようで、無事入手できました。今のところ、リニア・鉄道館のミュージアムショップでしか購入できないようです。名古屋市内の模型屋さんでも見かけません。

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箱の横には、リニア・鉄道館の専用品であるかのようにロゴが記載されています。

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Nゲージスケール(1/150)の鉄コレの中でも、かなりクオリティが高いと思います。価格は1260円です。展示車両を忠実に再現しています。

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モハ52型登場時の、車体下部のスカートを付けた状態で再現されているので、この鉄コレに動力台車を取り付けて走行させることは困難です。台車がスカート部部分に引っかかりそうです。

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こちらがリニア・鉄道館のモハ52形式(モハ52004)です。
ここに展示されるまでは、飯田線の中部天竜駅にあった佐久間レールパークに保存されていました。内外装をきれいにしてから、リニア・鉄道館の、イベント広場に面した目立つ場所に展示されています。流線形の先頭部分のカーブが美しく、いつも誰かにカメラを向けられている人気車両です。

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今回の鉄コレは、先頭部分の曲線がそれなりに再現されています。実車の姿を彷彿させてくれます。

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実車の先頭部分です。
正面窓部分の塗り分けは、この車両の登場当時を再現したものとの事です。

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後部の妻面も忠実に再現されています。
リニア・鉄道館で販売するのにピッタリの模型だと思います。

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モハ52型は、マイクロエースからもNゲージ模型が発売されており、私も4両セットを1セット持っています。今回の鉄コレは、本格的鉄道模型であるマイクロエースのモハ52と比べても遜色の無い出来具合です。

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しかし両車を比べると、窓の部分が異なる事がわかります。
マイクロエースが模型のモデルとしたのは、モハ52のトップナンバーのモハ52001です。試作車の意味合いがあり、後の生産車とは形状が異なったようです。今回のリニア・鉄道館のモハ52はモハ52004で、側面窓は広窓となっています。スカートの形状も異なります。

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右側のマイクロエースの車両は、台車がスカートに干渉せず、Nゲージのカーブレール上を走ることが出来ます。

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リニア・鉄道館のモハ52は、車内に入ることが出来ます。
運転室や客室がきれいに補修されて、活躍当時の姿を見ることが出来ます。これは先頭部分の運転席部分です。

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木製の柔らかい雰囲気の内装が美しい客室部分です。

Nゲージサイズの模型を眺めながら、博物館展示車両の活躍時代を想像して楽しんで一杯飲むのも良いものです。

たった1両だけでなく、まだ販売している内にもう1両買いたいと思っています。
通販は今のところやっていない様子なので、金城埠頭まで出かけないといけません。ミュージアムショップは、館内のエントランスからアプローチできるので、リニア・鉄道館の入場券を買わなくても行くことが出来ますが、せっかく目の前まで行ってモハ52の実車やC62等を見ずに帰るのは惜しいので、結局中に入ることになるのでしょう。

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2011年10月 8日 (土)

リニア・鉄道館の収蔵車公開ツアー

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10月の3連休の初日は爽やかな秋晴れで、絶好のお出かけ日和となりました。すっかり涼しくなったので、出歩いても汗ばむこともなく快適です。

名古屋市港区の金城埠頭にあるJR東海の博物館「リニア・鉄道館」にて、10月8日から10月24日まで、「リニア・鉄道館で学ぶ鉄道の日」と称して、収蔵車公開ツアーが実施されているとの情報を公式ページで知ったので、久し振りに訪れてみることにしました。

鉄道の人気の高さを象徴するように、リニア・鉄道館では夏休みくらいまで大変な混雑が続いていました。今でも休日は地方からのツアー客が来館したりしてある程度混んでいるものの、かなり落ち着いて展示車両を眺められるくらいになった様子です。3連休の初日のために、今日は10時の開館時間にはそれなりに行列が出来ていましたものの、その後はすぐに入れるようです。

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エントランスホールから入館直後のシンボルゾーンには、鉄道のスピードアップの歴史の主役であるC62形蒸気機関車、新幹線試験車両の300X、リニアモーターカーの実験車両のMLX-01-1が展示されています。薄暗いこのゾーンには、入館した客がたくさん滞留しています。魅力的な車両が目の前にあるのでついつい長居してしまうのですが、10時の開館直後は非常に混雑するエリアです。ここは後で空いてきてから見ることにして、先に奥を見た方が合理的なのです。C62の右脇をすり抜けて、サッサと奥の展示スペースに進みます。

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C62蒸気機関車には、鉄道の日のイベントの一環として「つばめ」号のヘッドマークが掲げられています。このC62-17号機は、東山動植物園に展示されている頃から馴染みの機関車です。屋外展示で今にも朽ち果てそうな惨めな状態でしたが、今こうやって美しく磨かれて、晴れの舞台に立っていることが嬉しくてなりません。

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シンボルゾーンを抜けてイベント広場に出ると、人はまばらになります。朝一番のこの時間帯には、ゆったりと車両見学が出来ます。

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展示場の右側の奥にはC57形蒸気機関車が展示されています。こちらも鉄道の日のイベントのためにお召し列車の飾り付けがなされています。実際に何度もお召し列車を牽いた、栄光のC57-139号機の勇姿を彷彿とさせます。

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朝一番の時間には、鉄道ジオラマのゾーンも空いています。
最初の運転は10時半からですが、皆さんが入口で留まっているうちにかぶりつきの場所を確保することができます。

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今日から始まった収蔵車公開ツアーは、展示場の右奥のスニ30形式荷物車の展示場所で受付が行われることになっています。展示場の奥には13両の車両が保存されていますが、普段見ることが出来るのは車両の全面だけです。今回はその13両の内の2両の内部も見ることが出来るのです。

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鉄道の日のイベントとして行われている収蔵車公開ツアーは、10月8日から10月24日まで毎日開催です。11時からと14時から、毎回15名程度先着順で所要時間は約30分です。参加費は無料。午前の部は10時40分頃に受付が始まりました。

10時半頃にこの看板のスペースに行ったところ、私の前に待っている方が一人おられました。間もなく数人、私の後に並び、受付が始まると同時に定員の15人を超えて、20名程度の参加者が集まり締め切られました。

今回の収蔵車公開ツアーで見られるのは、「モハ63形式電車」、「オヤ31型建築限界測定車」の2両です。

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これがモハ63形式電車です。戦時設計の車両で、「63系電車」として有名な車両です。

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オヤ31型建築限界測定車です。
事業用の建築限界測定のための車両です。矢羽根を広げている様子が花魁が頭にのかんざしをたくさん挿しているように見えることから、おいらん車という愛称があります。こちらも非常に有名な車両です。

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収蔵車公開ツアーの受付をすると、参加者であることを示す札が渡されます。見学中は、これを首から提げておくことになります。終了後に返却します。

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11時になると、いよいよ普段入れないエリアに入れてもらえます。自由に動き回れるわけではなく、必ず学芸員の引率に従って見学を行います。狭いエリアなので、一度に15名程度が限界だと思います。

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まず、モハ63形式電車から見学します。

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車両の奥に設置された階段から、車内に入ります。
裸電球の照明なので、車内は暗い。木製の内装が時代を感じさせます。

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このモハ63形式電車は、昭和26年に悲惨な車両火災事故を起こしたことで有名です。横浜市の桜木町駅で起きた、いわゆる「桜木町事故」です。死者106人、負傷者92人という大惨事でした。架線の碍子交換中に垂れ下がった架線に電車のパンタグラフが巻きついて発火し、あっという間に燃え広がった事故です。

車内には、当時の事故を報じる写真と共に、その後に国鉄で定められた安全綱領のボードが用意されていました。

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側面の窓は3段窓です。事故当時は真ん中の窓は固定されており、下の部分の窓は29cmしか開かない状態でした。ガラス代を節約するためですが、この窓の構造によって火災時の避難が困難になってしまいました。また扉の非常コックの表示が無いので、客がドアを開けることも出来ませんでした。

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天井は木製の素材むき出しです。絶縁が不十分でもあったので、あっという間に火が広がったとのことです。

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運転席です。
客室部分を広く取るためか、非常にコンパクトに纏められています。
ここにも事故当時には多くの客が詰め掛けた事でしょう。

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後部の貫通路です。
ドアが内側に開くタイプなので、避難するために客が殺到したときには開くことが出来ず、脱出が遅れた原因にもなっています。
悲惨な事故の多くの犠牲によって、今日の鉄道車両の安全設計に繋がっていることを、実感を持って認識できます。

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座席にはモケットが張られておらず、木のベンチのようです。今日はこの座席に座って体験することが出来ました。木のベンチに座っている感触そのままです。詰め込み式の通勤電車なので、座れただけ幸せだったのかもしれません。

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台車の部分には窓が設けられており、旧式電車の吊り掛け式のモーターの構造を見ることが出来ます。

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欠陥車両の代名詞のような、「63系電車」をきれいに復元して展示していることには、後世にメッセージを伝え続けていくためにも大きな意義があることと思います。

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続いて次の車両の見学に向かいます。
その道中では、他の展示車両も間近で見ることが出来ます。これはオロネ10の車内です。A寝台車として活躍したこの車両にも、いつか車内見学が出来るようになることを願います。今は絶滅状態の寝台列車、博物館でその優雅な旅に思いを馳せたいものです。

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キハ48000(キハ17)です。
ローカル線無煙化の立役者です。

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今日2両目の見学車両は、このオヤ31です。
一般客が乗る機会が無い事業用車両の為に、非常に楽しみです。サイドに飛び出た多数の矢羽根が目立ちます。描かれた白線が鮮やかです。

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この車両も、奥に設置された階段から扉を通って車内に入ります。
デッキを抜けた部分には、窓際にベンチシートが並ぶ待機エリアがあります。測定作業をしていない職員は、このスペースに乗っていたとの事です。座面にはモケットが張ってあるものの、背もたれが無くて座り心地は良くなかったことでしょう。オハ35系客車からの改造であり、当然エアコンは取り付けられていません。扇風機もありません。

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デッキには、客車時代と同様の洗面所があります。対面には便所がありました。

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洗面所の隣には飲料水を提供する装置がありました。冷やす装置があったのかどうかは判りません。でも、一応車内で長時間過ごせるだけの設備は最低限確保してあるようです。あちこちに灰皿が設置されており、使用された時代を反映しています。

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待機室の壁に掲げられた備品員数表です。

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奥のスペースは、計測室となっています。ここがオヤ31の謎の部分でした。
見学者は、皆ここに集まって熱心に眺めています。こちらのスペースには、天井に扇風機が設置されていました。手前の待機スペースと異なり、こちらは真剣に仕事を行う部屋だということが判ります。

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車端の矢羽根の内側の部分です。
矢羽根の接触センサーが作動すると、内側の部分に連動して電気スイッチが入る仕組みとなっています。

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手前の机にはランプが設置されています。
矢羽根のセンサーが障害物に触れて作動すると、ランプが点灯する仕組みです。矢羽根は車端と車両中央部の2箇所に設置されており、それぞれランプのパネルがあります。物理的に接触部分の矢羽根が折れることで感知するというローテクながら、確実な測定方法だったということです。

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車内では、学芸員がプラレールを使って車両限界を判り易く説明してくれます。

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車両中央部の矢羽根は、収納状態となっています。使用時には、これを外側に立てることになります。

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矢羽根部分を覗き込むと、矢羽根が奥のリンクと繋がっていて電気スイッチを作動させるという仕組みがよく判ります。矢羽根は木製で、折れたら交換していたとの事です。この車両は、実際に矢羽根が動く状態で保存されています。

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現在の建築限界測定車は、レーザー計測をしているので、こんなローテクセンサーを使用していません。しかし何とも判り易くも頼りになるおいらん車、長年鉄道の安全のために働いてきました。今後も後世に、その役割の重要性を伝えていってもらいたいものです。

収蔵車公開ツアーは、今回が始めての試みです。しかも今日が最初だったので、今後のことについてはまだ判りません。今回の公開に際し、特に内装の清掃に心を配ったそうです。何分古い車両ばかりなので、内部も錆だらけだったそうです。

リニア・鉄道館では、普段見られない貴重な車両の内部を公開して、文化を後世に伝えていこうとする意気込みが存分に感じられました。引率の学芸員の方々の真摯さに報いるためにも、見学者のマナーを守っていきたいものです。それが今後、他の車両の公開にも繋がっていくことになると思います。初日の今回は、公開を待ち望んでいた方々ばかりということもあり、皆さん行儀良く真面目に見ていました。

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混雑が激しいときは、お弁当を食べる場所にも苦労したものですが、今日は昼時でも落ち着いていました。車内で飲食できる屋外展示の117系電車3両にも余裕があります。

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季節限定の「秋味満載」というお弁当、1100円です。お茶と合わせて1250円。

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見た目はきれいですが、味は普通。特段美味しい弁当ではありません。
もっと安い、リニア・鉄道館オリジナルの復刻弁当の方がずっと美味しいと思います。
リニア・鉄道館で困るのが、食べ物です。現状は駅弁を買って飲食スペースで食べるか、持込みをするしか無いのですが、やっぱり鉄道博物館のような食堂が欲しい!
但し、鉄道博物館がアミューズメント性の高いテーマパーク的存在なのに対し、このリニア・鉄道館は純粋に鉄道のスピードアップの文化を後世に継承していく博物館的正確が強いために、館内の食堂でビールが飲める鉄博と同じモノを求めるのは筋違いかもしれません。

周囲の開発が進んで、レストランなどが出来るのを待った方が早いのでしょうか。

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117系の車窓?には、名港トリトンが見えて絶景です。
座りなれたシートで弁当を食べながら、ちっとも動き出さないことに違和感を覚えます。

開館から7ヶ月以上を経ても多くの来館客で賑わっています。今後も様々に趣向を凝らしたイベントを行って、鉄道文化の継承をしていくことでしょう。私の自宅からは1時間ほどで行けるので、もっと気軽に頻繁に訪れたいところですが、いつでも行ける、という気分の為に、つい後回しになってしまうものです。

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2011年10月 6日 (木)

ロシア製プラモ ZVEZDAのユンカースJU-52

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ドイツの名機、ユンカースJU-52のプラモデルです。いつも訪れている名古屋の大須のキッズランド大須店で購入しました。1/200スケールの小さな模型です。価格は315円。かつては輸入プラモはクオリティの割りにやたらと高価だったのですが、最近は安くなりました。

パッケージには、英語と共にキリル文字が書かれています。メーカーはZVEZDA。ズベズダ?聞いたこと無いな、ということで調べてみると、ロシアのモデルメーカーとのことです。どうしてロシアのプラモが店頭にあったのかわかりませんが、日本に居ながらにして異文化の模型に手軽に触れられる良い時代になったものです。

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全長9.3cm、パーツ数僅か17個の簡易なプラモです。ユンカースJU-52は小型の飛行機なので、1/200スケールだと掌に収まる小さな模型となります。ディスプレイスタンドも付属していて、飛行状態で飾ることが出来るようです。

ロシアの模型会社が、戦時中は敵国だったドイツの飛行機のプラモを作っているわけで、どの国でも模型趣味に対する想いには、かつての敵味方や国境は存在しないようで、嬉しくなります。

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パッケージを開けます。
パーツと共に、デカールも入っています。戦時中の輸送機仕様のデカールがセットされているようです。パーツは無塗装です。組立て時に塗装が必要です。JU-52の外装は、コルゲート状のジュラルミン無塗装なので、このまま塗らずに組み立てても何とか格好は付くでしょう。でも、せっかくなのでちゃんと塗装して仕上げたいものです。

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説明書はロシア語、英語、ドイツ語の3ヶ国語表記です。組み立て自体は簡単なので、特に読み込む必要は無いでしょう。

輸入のプラモデルは、私の場合、技量不足もあってまともに組み立てられなかった想い出がいくつかあります。ある程度パーツ調整をするテクニックが必要なものも多いのです。

今回のZVEZDA、プラモとしてのパーツの精度の具合は組み立てて見ないとわかりませんが、パッと見たところバリが少なくて良さそうに見えます。素材の表面は塗料の乗りの悪そうな感じなので、下地塗装が必要だと思われます。

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箱の絵を見ても機体のカラーの参考にはならないので、他の資料を探します。
6月にミュンヘンのドイツ博物館に行った際、JU-52のペーパークラフトを買ってきました。一つしか買ってこなかったので、まだ勿体無くて組み立てだせないでいるのですが、塗色の参考になりそうです。ただ、今回のプラモのような戦時中の輸送機仕様ではなく、現在の保存機がベースになっているようです。

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6月に訪れたドイツ博物館では、非常に目立つ場所にJU-52が展示されていました。プラモを作るのなら、もっと資料写真をたくさん撮っておけば良かったと思います。非常に多くの展示品のひとつなので、数枚しか撮影していません。どれも細部の参考にはなりません。

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その他の参考資料としては、ミュンヘンでスーツケースを買ったときにもらったリモワのカタログがありました。リモワ仕様のJU-52の独特のカラーリングも楽しそうです。

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リモワのカタログの写真にあるJU-52は、エンジンカウルが青く塗装されていて魅力的です。軍用輸送機にはそぐいませんが、こういった鮮やかなカラーもワンポイントとして楽しそうです。

プラモのパーツを前に色々夢想してはいるのですが、果たして作り出すことができるのでしょうか。私の場合、模型が完成してしまうと興味が失せてしまう性質なので、アレコレ企んでいるこの瞬間が一番楽しいのかと思います。

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2011年10月 5日 (水)

指先サイズの戦艦作りは風流だ!エフトイズ艦船キットコレクションの戦艦比叡

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エフトイズの「艦船キットコレクションvol.1真珠湾~1941」の戦艦比叡を組み立てました。

このシリーズは先日空母赤城を作成しました。食玩の枠を超えたクオリティを持っており、小さい割りに精密なことに感心した次第です。もう一つ、空母蒼龍を入手していますが、それに加えて戦艦比叡を購入してきました。一つ500円少々と安価なので、気軽に買ってこれます。戦艦比叡はパッケージに写真が掲載されているこのシリーズの代表的なアイテムとなります。パーツ数が少ないのに、組み立ての醍醐味がそれなりに味わえるのも特徴です。

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先日二つ購入したときには、このシリーズがブラインドパッケージで中に何が入っているのかわからないと思って適当に手にしていました。しかし持ち帰って検分したら、箱の上面に内容が書かれていることに気が付きました。今回は、しっかりと戦艦比叡であることを確認してからの購入です。
前回購入した空母蒼龍よりも先に、今回の戦艦比叡を組み立てることにします。

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プラモデルのパーツと1枚表裏の簡単な解説書、そしてガム1個という内容物です。
商品としてはガムのカテゴリーに入っているので、あくまで本体はガムであり、プラモデルはオマケとなります。しかし、ガムを目当てに買う方は皆無です。そろそろこういう無駄を排して慣習を改めていって欲しいものだと思います。ガム自体はミントのシンプルなもので、決して不味くは無く、プラモ作りながら噛むのに適してはいます。

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パーツを取り出します。
船体の他に、僅かな取り付けパーツがあります。全て塗装済みなので、接着剤を用いて組み立てていくだけです。
スケールは1/2000。比叡は全長200mを超える大型戦艦ですが、模型は110mm程度に過ぎません。指先サイズです。

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組立てにはプラモデル用の接着剤に加え、ニッパーとナイフ、ピンセットが必要です。モノが小さいだけに、非常に細かい作業となるからです。安価だからといって、決して小さなお子様向けではありません。
先日組み立てた赤城よりもパーツ数が少ない上に、空母特有の甲板の取り付けが必要ありません。また固定に戸惑う艦載機が無いので、組立てはこちらの方がずっと簡単です。それにパッケージに比叡の完成モデルの写真が掲載されているため、組立て解説で不明な点を参考にすることができます。最初にこの戦艦比叡を作っておいてから、空母の作成に移るとスムーズに作業が進みそうです。

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パーツ数が少なく、空母よりは組立てが簡単とは言いながらも、取りつけパーツは小さいものばかりです。戦艦の象徴ともいえる砲塔は爪先に載るほどの小ささです。

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ピンセットでパーツを一つ一つ摘みながら、接着剤を塗ってゆっくり組み立てます。小一時間くらいはこのモデルで組立てを楽しめるかと思います。

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塗装が無いのでラクではありますが、組み付けるパーツは非常に小さいもので、紛失に注意しながら作業を進めました。指先で摘めるほどの小さな戦艦模型、最後に台座に接着して完成です。

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小さい割りに細かいところまで表現がなされています。塗り分けがされているので、アップで撮影してもあまり粗が見えません。

今回の戦艦比叡の組立て時には、小さな盆栽を手入れしているかのような気分になれました。或いは殿様のタナゴ釣りのような、チマチマとしていて役に立たないことを真剣に取り組む優雅さがあるように思えます。デアゴスティーニのような、大きくて迫力のあるものを長期間コツコツ作るのも良いですが、こういった細かくてよく出来た模型を、息抜きの様に作製することも楽しいものです。ちゃんとした本格的なプラモ作りの道具を揃えるところも風流です。

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比叡は第1次世界大戦の頃から活躍している旧式の戦艦ですが、改装によって大和等のような塔型構造の艦橋を持っています。前から見ると、近代戦艦のシルエットです。

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船尾には4連のスクリューが取り付けられています。
このシリーズにはウォーターラインよりも上部が再現された洋上バージョンと、今回のような水面下まで再現されたフルハルバージョンがありますが、偶然にも購入した3種ともフルハルバージョンとなりました。

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空母赤城と並べると、戦艦がコンパクトであることがよくわかります。両艦とも排水量は殆ど変わらないのに、赤城デカいです。排水量は、赤城36,500t、比叡33,156t。です。全長は赤城260.6m、比叡222m。2艦並んだ状態は、真珠湾攻撃の機動部隊を彷彿とさせます。

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チマチマと小さな艦船模型、気軽に組み立てられる上にかなり楽しいものがあります。今後、様々なバリエーションの登場を期待しています。次のバージョンでは是非大和と武蔵を出してほしいものです。

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2011年10月 3日 (月)

BMWサーキット試乗会でミュンヘンにも無かったコンセプトカーのミニカー入手!

先週の10月1日土曜日に、蒲郡市のスパ西浦モーターパークにて開催されたBMW特別試乗会「Taihei BMW Dribing Experience Day」にて、限定品のミニカーを入手しました。

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最新のBMWでサーキットを走り、「駆け抜ける悦び」を満喫させてくれるイベントでは、各種グッズも発売されます。BMWは関連グッズの販売が多い車メーカーです。関連品の売上も大きな収益源になっている様子です。

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イベントでは、各種最新モデルの展示も行われています。
先日。新しい1シリーズの発表があったばかりで、実車を見るのを楽しみにしていたのですが、残念ながら今回は来ていませんでした。ステージトレーラーに描かれた巨大な写真で我慢することにします。

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イベントでの物販コーナーです。
ゴルフグッズやウェア、純正工具、ぬいぐるみ、ミニカー、時計、キーホルダー、その他各種アクセサリーが販売されています。各種アトラクションの合間に、ボチボチ賑わっていました。

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買ってきたのはこのミニカーです。
1/64スケールの「BMW Vision Efficient Dynamics」です。このビジョン・エフィシエント・ダイナミックスは、エンジンと電気モーターによるハイブリッドシステムを搭載したBMWのコンセプトカーで、テレビCMにも多く登場していました。最近では、「i8コンセプト」として各種モーターショーに出演しています。

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低い、格好良い!アクリルガラスで覆われたルーフの透明感がたまりません。
1/64スケールとは、トミカ位のサイズです。価格は500円。コンセプトカーのミニカーにしては非常に安い。物販コーナーのオープン直後に私が一番最初に手にとってあっという間に買ったので、つられて多くの方が見に来られました。帰る際にはかなり減っていたので、結構売れていたようです。

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6月に、ミュンヘンのBMW本社の「BMW Welt」を訪れた際、ショールームにある巨大なショップをくまなく見ましたが、このビジョン・エフィシエント・ダイナミックスのミニカーは見当たりませんでした。見ていたら間違いなく購入していたはずです。

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伝統のキドニーグリルを配しながら、この新しいスタイルのフロントマスクを表現しています。コンセプトカー然としたこのまま市販されることは無いと思いますが、きっと非常に近いイメージのスタイリングで近年売られることは予測されます。

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このガラスだらけのボディでは、日本の夏は暑くて運転できないかも、などと無意味な心配をしてしまいます。ちゃんと熱を遮断するようになっているのでしょう。
ガルウィング式のドアは、このミニカーでは開閉しません。ちゃんとドアやエンジンフードが開閉する、もう少し大型のミニカーの発売を期待しています。

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2011年10月 2日 (日)

BMW特別試乗会「Taihei BMW Dribing Experience Day」スパ西浦モーターパーク

彼岸を過ぎて朝夕はすっかり涼しくなりましたが、日中晴れるとまだまだ暑いこの頃です。昨日10月1日も、昼間は秋晴れというには暑いほどの陽気でした。とはいえ長袖を着込んでもジットリ汗ばむほどのことはなく、最高のお出かけ日和でした。そんな中、秋の一日を様々なBMWに乗りつ眺めつ楽しみました。

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購入以来、ずっと車のことでお世話になっている太平オートさんに招待していただき、蒲郡のスパ西浦モーターパークで開催された特別試乗会イベントに参加しました。最新のBMWをサーキットで試乗できるという楽しいイベントです。2007年に第一回が開催された時にも参加させて頂きましたが、当時に比べてずっと楽しい洗練されたイベントに変化していたのが印象的です。是非、次回以降も開催されたら参加したいと思います。

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サーキットの駐車場には、招待客のBMWがズラリと並んで壮観です。我が家の118iも右前列の隅っこに鎮座しています。普段、田舎である三河地方では隣に同じBMWが並ぶことさえ稀なことなのに、前後左右、全てBMWという世界は異様です。
もちろん、他の車種に載って来られた招待客も多数いますが、今日ばかりは遠慮して目立たない奥の方に停めているようです。

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ショールームで眺めたり、ディーラーの周囲を低速で周る通常の試乗と異なり、サーキットを結構な高速で飛ばして車の性能を体感できるイベントでは、車の性能や特性を肌で感じることができます。同様の催しは、BMWでは結構あちこちで開催されているようです。数年前に鈴鹿サーキットで開催されたイベントに参加した際には、F1も走る国際レーシングコースを、M6を筆頭とする様々な高性能車に乗ってアクセル全開で走らせてもらえました。鈴鹿での「サーキット・ディ」はBMWjapan主催の有料イベントでしたが、今回は地元の正規ディーラーの太平オートさん主催による無料招待イベントです。結構な競争率の抽選との事でしたが、幸いなことに我々夫婦揃ってエントリーしてもらえました。

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試乗車の中には、ハイパフォーマンスを誇るBMWの高性能モデル、「Mシリーズ」も3台ありました。これはオレンジのボディカラーが鮮やかなM3クーペ。価格は1,068万円。
成田ナンバーなので、BMWJapan本社の広報車ですが、こんな高価な車を地方イベントに惜しげもなく貸与することにびっくりします。以前のイベントでは、Mモデルは展示されているだけでした。今回は運転できるのです。

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M3セダンです。見かけは大人しいセダンですが、中身はM3クーペと同様の4000ccV8エンジンの420馬力。まさに羊の皮を被った狼。普段は4ドアのファミリーカーとして実用性が高いながらも、ひとたびアクセルを踏めば、並み居るスポーツカーを置き去りにするスーパーカーです。ちなみにお値段は1,031万円です。

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今回のイベントで、最も目立っていた真っ赤なX6Mです。4輪駆動4400ccV8、550馬力で価格は1,490万円。私は今回、このX6Mにも試乗させていただけるとの事です。配慮してくれた太平オート岡崎支店の担当さんに感謝です。

その他の試乗車は、135iクーペ、325iツーリング、528iなどです。X6M、M3クーペ、M3セダンのMモデル3台とと135iクーペはBMWJapanの広報車、その他は太平オートの試乗車のようです。

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三河湾に面していて潮風が心地よいスパ西浦モーターパークは、こじんまりとしたテクニカルサーキットです。1周約1.5km。コース幅も狭く、普通の4輪車よりも、カートや2輪車に適しているように思えます。試乗会では、このコースを1回につき3周させてくれます。
「何だ、たった3週か」と思ってしまうのですが、試乗会には我々のような素人ばかりが参加しているので、それ以上は危険かと思います。車好きだけでなく、BMW購入検討中のおじさん、おばさんも走るのです。

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貸してくれるのは、最新の高価なBMWばかりなので、一応注意事項に目を通すことが求められます。自分の不注意で車やサーキットの設備を破損させたら弁償の責任があります。

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イベントのプログラムは、ミーティングルームでレクチャーを受けた後、BMWの4輪駆動システム「xDrive」の実演を見てからサーキット走行、その後ブレーキテストの体験をしてからプロのドライバーの運転に同乗するレーシングタクシー体験というものです。
参加者は数組に分けられ、それぞれのコンテンツを順番に回して効率よい運営がなされていました。我々は午前の部でしたが、午後の部にも同様のプログラムで開催されます。

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まずミーティングルームで、モータージャーナリストの萩原秀輝さんによるレクチャーを受けます。BMWの会社としてのエコに対する取り組みの説明の後、エコドライブのテクニックについて説明がありました。たまにこういう話を聞くとためになるものです。

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今回ナルホド!と思ったのは、加速に関するテクニックの話です。
燃費を延ばすための運転テクニックとして、一般的には停止状態からなるべくゆっくり加速していくということが言われています。しかし、加速している最中は燃費が悪いので、なるべく巡航速度まで速く加速してからアクセル一定にしていく方が、現代の車では燃費がよくなるということです。電車の加速と似ています。
もちろん、脱兎の如く急加速してよいということではありませんが、非常に納得できる理論です。参考にして、エコなドライビングに努めたいものです。

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この後、モータージャーナリストの五味康隆さんによるxDriveのシステム実演解説を聞いてから、いよいよサーキット走行です。
まずは妻の試乗からとなりました。最初に乗るのは、この528iです。新型5シリーズのセダンです。BMWJapan広報車ではなく、ディーラーの試乗車のようで、まだあまり使われていないピカピカの新車です。

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運転席の感じはどのモデルも似た様なものですが、最新モデルのBMWのためにシフトレバーの形状が我が家の車と異なっていて、少々戸惑います。わからない事は恥ずかしがらずに何でも聞いたほうが良いようです。

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試乗は、先導車について走り、決して前の車を抜かしてはいけない、というものです。ただ、先導車のドライバーは後ろの様子を確認しながら結構飛ばします。車列のメンバーにも寄りますが、一生懸命走らないと追従できないこともあります。事実、人の車ではアクセルをあまり踏み込めない妻は、あっという間に遅れてしまいました。ディーラーの周囲のんびり試乗では決して体験できないスピード感覚が楽しめます。妻はナンとかカントか前の車についていくのがやっとの状態で、3周が終了。家族や同行者も試乗車に同乗できます。

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妻がほうほうの体で大型サルーンから降りた後は、私の試乗の番です。
シャア専用ザクの様なゴツい佇まいの赤いX6Mに乗り込みます。今回のイベントで最も高価な車となります。ラッキーなことに、私は先導車の直後のポジションで、後ろは2台のM3。かなり飛ばせそうな予感がします。赤い彗星、通常の3倍のスピードで走れるはず・・・。

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DTC、DSCのモードは変更させてもらえませんが、ギアチェンジはオートマチックのままでもパドルシフトによるマニュアルミッションでも良いとのことです。でも、長年オートマチックしか乗っていないので、サーキット走行にて最適のタイミングでギアチェンジする余裕などありません。大人しくオートで運転することにします。

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スピードメーターは300kmまで刻まれています。タコメーターのレッドゾーンは7000回転からです。
これが1500万円の車のコクピットか~と思い込もうとするのですが、BMWはどの車も内装は質素なので、停まっている状態ではその価値を実感することはありません。Mモデル特有のカラー糸によるハンドルステッチに特別モデルの印象を受ける程度です。フロントガラスの下部にも速度や各種情報が投影されるヘッドアップディスプレーを装備しているので、視点を下げなくても速度確認できて便利です。

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先導車は523iツーリング。X6Mの半分の出力しかないワゴン車です。
なあんだ523iか。あんまりトロトロ走ってくれるなよ。こちとら追い抜けないんだから、等と考えていたのですが、乗っているのはプロのドライバー。とにかく早い早い!最初の半周くらいは様子見されていたようですが、私が結構踏み込んでいるのをみると、グイグイ飛ばして引き離されていきます。

先導者の方、「車の性能の違いが戦力の決定的差ではないということを教えてやる!」とばかりの勢いです。言われているのはシャアザクに乗っている素人の私の方なので、逆ではありますが・・・。アクセルベタ踏みすると2.3トンの巨体が脱兎の如く加速し、本皮シートに背中が押し付けられます。しかし、ここの420mのストレートでは全開でメーター読み150km/h程度がせいぜいです。550馬力のパワーを活かしてストレートエンドで何とか追いつきますが、後のコーナーは付いていくのがやっとです。

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2周終えた頃には、私の後ろのM3が遠く離れてしまったので、最終周の終盤には減速して追いつくのを待ち、車列になってピットロードに入ります。
知らないところで連携トラブルがあったのか、なし崩しにもう1回このX6Mで走らせてくれました。非常にラッキーです。日頃、テレビゲームのGT5で鍛えたテクニックは、実車での運転でも十分に発揮できるようです。ただ今日は隣に妻が乗っている上に、高価な借り物の車なので乱暴な運転はしませんでしたが、高性能車の走りの魅力は存分に体験させて頂きました。

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参加者のみなさん、多くの方が全開走行で楽しんでいたのですが、午前の部の終わり頃にトラブルがありました。我々が乗り終えてしまった後、ぼんやりコースを眺めていたら、いきなりコースの奥から砂煙が上がりました。周囲が慌しくなります。
ピットの2階に上がってコースを見ると、試乗車1台コースアウトしているのが見えます。コースを曲がりきれずにスピンして砂地に入り込んでしまったようです。

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コースアウトしたのは325iツーリング。後輪がタイヤハウスに触れるくらいにサスペンションが下がっているようで、自走できない状態。走行会は一時中断です。

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結局、ローダーがやってきて、あわれ故障車退場です。
日頃レースが開催されているサーキットなので手際が良く、あっという間に走行会が再開されます。この325iツーリングは太平オートの試乗車のようですが、注意事項に記載されている通り、事故の場合の車の修理費は運転者に課されるのかどうかが心配になります。

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サーキット走行の後は、ブレーキテスト体験です。
目印まで全開加速してからフルブレーキングします。最初はなかなか思いっきりブレーキが踏めなかったり、早めに踏んでしまったりするのですが、2回目からはギリギリのとことまで加速して思いっきり踏み込めるようになります。アンチロッキングブレーキが作動している「ガクガク」という感触があります。通常の運転ではあまり体験したくない感触ですが、イザというときに車を信頼して踏み込む覚悟をしておかなければなりません。

少人数の招待客に対しての、肌理の細かいサービスが行き届いた、非常に気持ちのよいイベントでした。超円高の状況なのに、あまり輸入車の定価は下げられていません。こういったイベントで顧客に還元しているのでしょうか。
ともあれ、通常ではサーキット走行の機会など無いので、BMWのイベントはとても楽しみです。次回も期待したいものです。

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会場内にはフードコーナーも設置され、焼きそばやおにぎり、五平餅などが提供されていました。車のエンジン音を聞きながら、潮風の香る中食べるのも楽しそうです。しかし我々はここでの食事は我慢して外出します。

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サーキットのすぐ側にある海鮮料理店、「いちふく」というお店に行きます。
ここは中京ローカルのCBCのテレビ番組「そこが知りたい 特捜!板東リサーチ」で数ヶ月前に取り上げられていて、一度機会があったら訪れたいと思っていた店です。駐車場には我々以外にも3台のBMWが停められていたので、イベントついでに立ち寄った方がいた様子です。

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番組内で取り上げられていた「タカアシガニ丼」は予約しなければ食べられないとの事なので、新鮮丼(海鮮丼)を注文します。手前は三河湾に上がったメヒカリの唐揚げです。フワフワの食感で旨い!

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生もの苦手な妻は煮魚定食を注文。今日はワガ(メバルの仲間)の煮付けです。
アッサリと炊いた白身が何とも美味しい。サーキット走行で疲れた?体にしっとりとしみこむ様です。

岡崎から30分くらいで行ける場所なので、スパ西浦モーターパークに様が無くてもこのお店は再訪したいものだと思います。

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イベントの帰り際にお土産を頂きました。
こういうイベントのお土産は、大抵BMWJapan提供のノベルティグッズで、それもBMWマークが入っているだけの役に立たないものというのが定番です。2007年のイベントでは、ビニールクロスのシューケースでした。もうどこかに紛失してしまってありません。

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しかし今回のおみやげは食パン。それも普通の食パンではなくて、太平オートさんが地元の生乳会社とコラボして作った「渥美半島の生クリーム所っパン」です。早速食べたら生でも焼いてもほんのりした甘みがあって滅法美味しい。

手作りイベントでの、心づくしのお土産の雰囲気いっぱいです。私にとっては、車のイラストの紙袋も良い記念品ではあります。

秋晴れの中、久し振りに思いっきり飛ばしてから美味しい思いをさせて頂いた次第です。満喫!

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