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2011年10月13日 (木)

「週刊赤毛のアンの家」創刊号 庭を含めたジオラマ仕立てなのが魅力的!

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パーツ付きドールズハウスマガジン「週刊 赤毛のアンの家~グリーン・ゲイブルズを組み立てる~」の創刊号を買ってきました。10月11日新創刊のために現在盛んにTVCMが入っていますし、書店の店頭に大量に平積みされています。

私は模型好きながら、これまでドールハウスに興味があったわけではありません。デアゴスティーニや他社のパートワークはとりあえず創刊号だけをチェックすることが多いものの、これには手を出す予定ではありませんでした。

この前まで知らなかったのですが、私の妻は「赤毛のアン」の原作やアニメ、映画のファンとのことでした。このシリーズに妙に興味を抱いていた様子です。一緒にTVCMを見ている時に、
「これは買わないの?」
と聞いてきます。

私は赤毛のアンは題名以外無知の世界ですし、もとよりドールハウスには興味がありません。

「こんなの無駄じゃないか。何の役にも立たないし。」
と当たり前のような顔で答えたら、

「ふーん」
と言って、手近に置いてある零戦模型や玄関のC62の方を見渡します。

形勢不利です。その言葉をそのまま返されなかっただけ良かったのかもしれません。

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ただ、購読しても妻が作製するとは思えませんし、私が作るのも面倒です。それにデアゴスティーニではトヨタ2000GTの模型の全国発売を心待ちにしていて、余程魅力的なもの以外に手を出す余裕がありません。安価な創刊号だけ買って、赤毛のアンの世界をちょこっとだけ見せてお茶を濁す作戦としました。

公式ページです

週刊 赤毛のアンの家
http://deagostini.jp/ann/

シリーズは全100号で、創刊号は790円、2号以降は1490円です。100号全ての総額は148,300円です。私はドールハウスとしてこの価格が安いのか高いのか判別する価値観を持っていませんが、こういった週刊モノは毎回の費用が安いので、あまり総額を意識せずに買い続けた方が楽しめることと思います。

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週刊パートワークでは、デアゴスティーニや他社からドールハウスはこれまでにも何度もシリーズ化されている人気の素材です。毎週少しずつ建物材料や家具が届けられて、だんだんミニチュアの家が出来上がっていくというのが、週刊の形態に合っているようです。また、ドールハウスには古くからファンが多いのだと思います。今回は、赤毛のアンの物語の世界の中の家ということで、そちらのファンも受け入れ易いものなのでしょう。

古い歴史を持つドールハウスは、迂闊に手を出せない奥深い世界であると思っています。でも、書店で気軽に「迂闊」な行動が出来るのも、週刊パートワークの特徴でしょう。シリーズで付属するパーツを使用して組立てガイド通り素組みするのも良し、パーツを「素材」として使用して高度なテクニックでアレンジしてオリジナルドールハウスに仕立てるのも良し、でしょう。何だか鉄道模型の世界と相通ずるものがあるようです。

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ドールハウスは1/24スケールです。
ハウスだけでなく、周囲のエントランスや庭なども作り上げてジオラマ仕立てになっているのが特徴です。
・ハウス :幅500mm×奥行250mm×高300mm
・ジオラマ台:幅690mm×奥行570mm(最大高440mm:ジオラマ+ハウス)

建物のサイズはそれほど大きくないものの、周囲のジオラマを含めた台は、小さめのテーブルくらいの大きさがあります。シリーズにはケースが付属していませんが、いずれオプションでアクリルケースが販売されることでしょう。冊子のバインダーも一緒に収められるキャビネットだと、更に楽しそうです。

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魅力的な付属の家具は、少しずつ配布されます。しかし100号全てに家具が付くとは思えないので、序盤に魅力的な家具を配布した後、建築資材しか付属しない号が続くことも覚悟しなければならないでしょう。

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創刊号は冊子、パーツに加え、赤毛のアンの原作者のL.M.モンゴメリの著作権相続法人社長からのメッセージが入っています。デアゴスティーニの他のシリーズの創刊号に倣い、パーツは見栄えが良い豪華版です。アンの家のドアとベッドが付属しています。

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壁やドアはともかくベッドは独立した家具として工作できると思うので、組立てをしたいと思います。パッケージを開けて、パーツを並べます。ドアは組立てが必要ですが、ベッドは基本部分が組み立て上がった状態です。多くの家具は組立て済みで届けられ、簡単な仕上げを施して並べるだけとなっているようです。

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組立てに必要な素材が一部付属しています。
木工用ボンド、両面テープ、角材に貼り付けた250番のサンドペーパーです。

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木工用ボンドは、デアゴスティーニの他のシリーズに付属してきたものと同じです。ラベルだけ貼り替えて創刊号に入れる定番品となっているようです。

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ドアの扉部分を組み立てます。
ドアは11個のパーツを使用して作ります。創刊号では結構工作が楽しめる無いようになっています。作業時間は30分以上になります。接着剤やカッターナイフのテクニックも必要です。

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組立てには接着剤を使用します。
ノズル部分の使いやすい速乾アクリアを使用していますが、もちろん付属の木工用ボンドで十分です。7個の木製パーツを貼り合せて作るのですが、全体的にパーツの合わせが緩いので、全てのパーツをサッサと貼り合せてから微妙な調整が必要でした。

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ドアノブ部分は真鍮のパーツを使用します。
玄関部分の目立つパーツであるドア、かなりの豪華仕様となっています。

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瞬間接着剤でドアノブ部分を接着して完成です。
ドアのラッチが無いのでブラブラするかもしれません。とはいえ、ドールハウスの顔としてのドアは、かなり重厚感がある仕上がりとなっています。

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ベッドは組立て済みですが、上に掛けるベッドカバーは布パーツで組み立てる必要があります。
リボン上のピンク色の布に、付属の両面テープを貼って貼り合せます。

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ベッドカバーの布編の周囲にリボンを貼り付けて、ベッドカバーとなります。マットレスはベッドにはめ込むだけです。
付属の両面テープは、創刊号の作業を終わった段階で丁度無くなってしまいました。

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壁の一部を作成して、創刊号の組立作業は終了です。
ベッドカバーを両面テープで貼り付けるという組立て方法は作業を簡単にするためなのでしょう。きっとこだわる方はミシンで縫うのでしょう。それにベッドのマットの上に載せて両脇を両面テープで固定するので、ペラペラのセンベイ布団が載っているような雰囲気です。

ドアは扉部分だけですが、2号や3号で玄関の部分のパーツが付属します。3号まで真面目に組み立てると、ドラえもんのどこでもドアのようなものが出来上がるようです。

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創刊号から25号までの購読者に対する読者全員プレゼントは、ドールハウス路同じ1/24スケールの、「お庭を飾る小物たち」です。馬と馬車は魅力的!単体でも、または1/24スケールのプラモと並べても楽しめそうです。
但し、続けて購読して応募ハガキに25枚の応募券を貼って送るか、デアゴスティーニからの直送の通販を申し込まないともらえません。当然、創刊号コレクションを楽しむ私のような輩には手に入れる術はありません。

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次号、第2号のパーツは、アンの部屋の鏡台と玄関部分です。創刊号付属の壁と組み合わせて玄関の囲いが出来る様子です。鏡台は、お子様のママゴトパーツにも欠かせないので、思わず手に取る方も多いでしょう。何とも巧いパーツ構成だと唸らざるを得ません。

私にとっては異色の創刊号コレクションとなりました。しかしミニチュアのジオラマ作りのような感覚は鉄道模型と似ています。ナカナカ楽しそうな世界だと思います。

冊子には、赤毛のアンの世界を存分に楽しめるコンテンツが毎回掲載されるようです。とりあえず妻に渡しましたが、これで満足してくれたようで一安心です。きっと続けて作るのは面倒、でも私に作らせるのは申し訳ない、と思って、このシリーズのことは忘れてくれれば幸いなのですが。

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コメント

こんばんは!こちらでもCMが流れていますので面白そうだなと思っていました。

奥さまに優しいYUJIさんの事ですから多分このまま作り続ける事だとご推察致しますが・・・このドールハウスを隠れ蓑にしてこの後始まるであろうトヨタ2000GTを堂々と作ると言うのも一つの手かなと思いますがいかがでしょうか?

投稿: 三日月 | 2011年10月13日 (木) 22時30分

YUJIさん こんばんは
いよいよドールハウスに手を出されたのかと思いましたが、奥様のご希望だったのですね。このシリーズ通常のドールハウスの縮尺
S=1/12ではなくS=1/24なのですね。これでも周辺のベースを入れるとちょっとしたテーブルサイズになってますね。私の妻は、こうゆう手のものが好きですので、この機会に妻に作らせて、あれこれと、技術指導名目で口をはさんで日頃のナンチャッテ亭主関白状態を返上できればと目論みましたが、サイズの面で私も創刊号コレクションとなりました。
私は、パイレーツオブカリビヤンの帆船が気になって創刊号を買ったのですが、何号で完結か不明です。これも大きいですが・・
処で、さんけいのジブリシリーズ、『ハウルの動く城のハッター帽子店』が発売の情報がありました。今回は中庭に、樹木がついておりました。

投稿: マーボウ | 2011年10月13日 (木) 23時12分

この手の建築模型は結構興味があります。
前住んでいた家を設計した時は、これくらいのスケールの模型をスチレンボードで作った事があります。

今回のパーツの有効利用はちょっと思いつきませんね。
零戦ともスケールが合いませんし零戦のパイロットがこのベッドで寝るとは考えられません。

パイレーツオブカリビアンアシェットのいつものビックリ価格につられて買って来ようかと思っています。

投稿: カズキ | 2011年10月14日 (金) 07時08分

YUJIさん おはようございます
パイレーツオブカリビヤン 100号完結でした。
冊子にちゃんと記載されてました。

投稿: マーボウ | 2011年10月14日 (金) 09時35分

>三日月さん、こんにちは。

>奥さまに優しいYUJIさんの事ですから

そうでもありません。機嫌を損ねるのが怖いだけです。

かつて昭和の鉄道とC62の隠れ蓑に、妻のためにデアゴのピーターラビットコレクションを購読していました。付属の食器は使わずに妻に実家の自室に山積みです・・・。
ということで、今回はベッドとドアだけで終了です。満足したかどうかはわかりませんが、冊子を楽しそうに見ているので怒ってはいないようです。


>マーボウさん、こんにちは。

>このシリーズ通常のドールハウスの縮尺S=1/12ではなくS=1/24なのですね。

ドールハウスのスケールは1/12が多いのですか。迫力あるでしょうね。

今回の赤毛のアンの家は、周囲のジオラマを含めてスケールダウンしたのでしょうね。映画の世界の再現にピッタリの企画だと思います。

アシェットのパイレーツオブカリビアンの創刊号、私ももちろん購入しました。190円ですから。
冊子の文にひらがなを多用し、お子様向けにしたい意向が見えますね。でも模型は本格的帆船模型なので、お子様どころかお父さんの手にも負えない事態が想像できます。

ハッター帽子店、いつもの模型屋さんで見つけましたが、まだ作製意欲が沸かないので手に取っていません。実は映画見ていません・・・。


>カズキさん、こんにちは。

さすがカズキさん、家もご自身で設計して縮小模型を作られるとは。

創刊号のドアや壁の素材を見ると、なかなか本格的な建築模型になりそうですね。

パイレーツオブカリビアン、今夜検分します。でもパーツは木材ばかりで使い回しが利きませんし、冊子もお子様向けに平易に書かれていて、あまりネタになりません。

>零戦ともスケールが合いませんし零戦のパイロットがこのベッドで寝るとは考えられません。

整備兵が余っているので、寝させましょうか?厳しい海軍がこんなメルヘン調ベッドを使用していると考えると楽しくなります。

C62とは同じスケールなのですが、ベッドとドアでは同時展開は困難です。

投稿: YUJI | 2011年10月14日 (金) 12時58分

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