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2011年11月 7日 (月)

「エクシブ箱根離宮」分不相応なスーパースイートルーム宿泊体験です!

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11月5日・6日の週末に、紅葉シーズンの箱根にドライブ旅行に出かけました。箱根は昔から何度か訪れており、狭い区域に日本の自然の状況を凝縮したかのような、箱庭の様に美しい光景はとても気に入っています。さすが日本伝統のリゾート地であると思います。

今年は暖かかったので紅葉の色付きが遅かったとのことですが、それでも標高の高い場所はかなり美しい状態でした。

今回は観光はともかく、私には分不相応な豪華な宿に滞在したのでその報告です。ゆったり贅沢を楽しむという余裕は無く、自分とのあまりのミスマッチに興奮して帰ってきたと言う感じかもしれません。

紅葉シーズンの週末の箱根は宿が取りにくいのです。しかし今回は我々夫婦が私の母親についていくという旅行だったので、宿は母親にお任せです。もちろん世話になる代わりに、運転は私が承ります。

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仙石原のススキ野です。
丁度見ごろを迎えており、絨毯の様に拡がる穂が揺れる様が見事です。今回は散策せずに、車で通りがけに鑑賞しただけです。でも道が混んでいたので、ゆっくり眺めることが出来ました。こんな時は渋滞がありがたいものです。

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大涌谷の駐車場までは1時間待ち!さすがにハイシーズンの箱根は混みます。でも頂上に着く頃には富士山が綺麗に姿を現しました。11月のこの時期でも頂上に雪は見えません。

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大涌谷に着いたら、早速噴煙地まで登ります。コンクリートの遊歩道を歩いて10分くらいです。
名物の黒たまごを売っている卵茶屋も大変な混雑!茹卵食べるにも大変です。卵を茹でている温泉水から硫黄の臭いが立ち上ります。

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名物の黒たまご、5個で500円。熱々です。
温泉に含まれる硫黄と鉄分が結びついて黒い硫化鉄となり、卵の殻に付着して、黒く変色していることから「黒たまご」と呼ばれます。食べたら何の変哲も無い固茹での卵なのですが、大涌谷のシチュエーションで食べると何とも美味しい。1個食べると7年寿命が延びるというふれこみです。

卵を剥いた殻がたくさん周囲に散乱していますが、くずかごが周囲にあるのでちゃんと捨てなければいけません。

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さて、大涌谷観光を終えたらお世話になる宿に向います。
今夜の宿は、宮ノ下温泉の富士屋ホテルのすぐ前にある「エクシブ箱根離宮」です。

エクシブはリゾートトラストが運営する会員制ホテルです。母親は仕事関係で、昔から各地のエクシブをよく利用するとのことです。今回は仕事ではなくお遊びながら、御相伴に預かった次第です。

富士屋ホテルの対面の目立たないエントランスを入って進んでいくと、何の看板も掲げていない入り口に辿り着きます。ここで荷物をピックアップしてもらって中に入ります。

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巨大な建物の中で、我々にあてがわれた部屋は、5号棟という奥の棟にある「S type」というスーパースイートルームでした。そんなこと一言も聞いていなかったので、これは母親がわざとサプライズにしていたとしか思えません。他の部屋から隔離された専用エレベーターに乗って、重厚な部屋の入り口ドアに辿り着きました。

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部屋のドアを開けると、そこは広大な玄関。現代絵画のようなものがお出迎えです。
玄関で靴を脱いで、部屋用のスリッパに履き替えます。玄関上がって右側のドアを開けると、バスルームとは別のトイレと洗面所があります。

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玄関から引き戸を通ってリビングルームに入ります。
何畳敷かって換算できないくらいの広さです。数十人でパーティーが出来そうです。リビングとベッドルームの横には、ウォークインクローゼットがあります。このクローゼットの中でも十分寝られそう・・・。

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リビングのソファーの反対側には、座卓と座椅子を置いた畳スペースがあります。フローリングとツライチに敷かれた琉球畳は16枚。狭い畳スペースに見えますが、ここだけで8畳間の広さです。テレビ台に設置された52型のアクオスが小さく見えます。

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リビングの右側のドアを開けるとベッドルームがあります。クイーンサイズの大きなベッドが2台並んでいます。

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ベッドルームには壁掛けの32型アクオスがあります。
奥の方には巨大なバスルームが見えます。

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ベッドルームにある鏡台代わりのデスクの引き出しにはLANケーブルが入っていました。

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ネットは有線LAN接続です。5m位のLANケーブルなので、リビングでもベッドルームでも使用できます。接続に何の設定もありませんでした。
こんな部屋でビジネスをしていたら、私だと気が散って捗らないでしょう。

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何とも広大なバスルームです。豪華なサウナの脱衣所のようです。左手前に壁に囲まれたトイレがあります。
バスルームはベッドルームとリビングと双方からアクセス出来ます。奥に、この部屋自慢の部屋付きの展望温泉が見えます。

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ゆったり足が延ばせるサイズの石造りの湯船。掛け流しの温泉とのことで、お湯が溢れて、窓の方に少しずつ流れ出しています。24時間、快適な温度が保たれているのでいつでも入れます。広いので、4人くらい一度に入れそうです。

バスルームにもテレビがあります。湯船に体を横たえたら、丁度その上の天井にスピーカーが埋め込んであるので、音が響きすぎたり割れたりと言ったことが無く、とてもクリアに聞こえます。ただ、手元にリモコンが無いので、チャンネルを替える際には一旦湯船を出てテレビの枠にあるスイッチを押さなければなりません。

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この部屋の見取り図です。
約144平米とのこと。ビジネスホテルなら10部屋くらい作れそうな広さ!

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リビングのガラス戸を開けると、広いテラスに出ます。籐椅子が2脚置いてあります。まずはここで寛いで、箱根の紅葉を眺めるのが本来の使い方でしょう。私の様に忙しくアチコチ探索して写真を撮ってしまうのは、庶民ゆえかと思われます。

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3面がガラス張りの温泉は、正面と側面の引き戸を開け放つと外の空気が入り込み、露天風呂の気分になります。他の部屋から決して見えない位置にありますし、宿の正面は山しか無いので覗かれる心配は無さそうです。
もちろん、正面と側面には目隠しのための電動ブラインドを降ろすことが出来ます。

広大な大浴場にも一応出かけましたが、この部屋付きの風呂の方が同じ温泉なのにお湯がずっと柔らかに感じました。夜明けに窓を開け放って入る朝風呂が最高です。

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風呂やテラスからは、紅葉で色付いた箱根の山を望むことができます。他のホテルや道路が見えるなんて事は全くありません。離宮の名に相応しい、隠れ家の雰囲気です。

ただ、宿や部屋に相応しくない私は、入室から1時間くらい興奮して写真を撮りまくっておりました。妻は呆れてソファーで休んでいたようですが、ある程度偵察を終えるまで、存在さえ忘れていました・・・

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レストランは、イタリア料理や中華料理、鉄板焼きなどありましたが、日本料理の「華暦」に予約を入れてありました。
建物の中なのに、高級料亭の入り口のような佇まいです。

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庭に掛かる橋を渡って食堂に向います。
酔っ払って足を踏み外したら、池に落ちます。飲みすぎ要注意です。

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食事も贅沢な、会席料理のフルコース。

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夕食としては異様に早い5時の予約でしたが、食べ終わったら7時15分過ぎでした。竜宮城に行った浦島太郎の気分。あてがい扶持のコースですが、苦手な食材、アレルギーなど細かく聞いて対応してくれます。何でも食べられる私は世話要らずですが、好き嫌いが激しい妻や母親はアレコレ注文していたようです。

お上品にビール1杯に留めたので、帰りに橋から転落することもありませんでした。乙姫さんならぬ着物姿の担当の仲居さんが見送ってくれます。

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豪華な宿で一夜を明かして翌6日の日曜日は時折雨がぱらつく空。水蒸気に煙る紅葉もまた美しい。天気が良くない日には、美術館に向います。箱根は一流の美術品を置く美術館が目白押しです。今回はポーラ美術館を訪れます。
今年になって、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品を大量導入したとのことで、企画展が催されていました。エコール・ド・パリの世界に浸ります。

ただ、この美術館で気になったのが、週末に催されているという電子ピアノとフルートのコンサートです。展示室に程近いカフェスペースで行われているので、絵画の鑑賞中に耳に入ってきて気になります。演奏が終わる毎の拍手も丸聞こえです。
開き直って聴き入ると、フルートの音は本物の一流。非常に優雅で、素晴らしい演奏です。美術品とはもう少し離したホールで行ったら更に良くなりそうです。展示室内の「お静かにご鑑賞ください」の注意書きが虚しく思えます。ヨーロッパの一流美術館ではありえない、音に関しての日本人の無頓着さを感じる次第です。

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その後は昼食食事がてら、星の王子さまミュージアムへ。
かねてから妻が行きたい!と言っていた場所ですが、一昨年箱根を訪れた時には改装中で休業していました。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの「星の王子さま」の世界を再現した、ミュージアムというよりはテーマパークです。子供の頃に読んだ人はいないと言っても良いくらいの名作ですが、私自身を含め、ごく小さい時には物語の意味がよくわかっていなかったのではないかと思います。物語に込められた含蓄を理解している大人たちが楽しんでいる施設のように思えました。

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1900年代のフランスを再現した庭園や町並みを再現しており、それが結構良く出来ていて楽しい施設です。

エクシブ箱根離宮の部屋が快適なため、いつ迄も便々として出発できずにいたために、観光を終えたら午後4時頃になってしまいました。一路帰宅したものの、到着は夜になります。片道5時間の運転をこなしたのに、精神的にリフレッシュ出来たためか、かなり気分的に軽くなって帰ってきました。

分不相応な贅沢に慣れてはいけませんが、頑なに戒めるよりも、その世界をたまに垣間見るのは良い経験になるかと自分に言い訳をしています。

内田百閒先生が「阿呆列車」で行先の旅館の広い座敷に泊まった際、部屋が広くても部屋いっぱいに膨れられものもではない、と書いておられました。今回はなるほどと思います。不必要な程の広さと言う贅沢を味わうには、それに応じた日頃の生活環境が必要のようです。狭い我が家に帰って落ち着いたといのも事実です。

ホテルでもレストランでも決して失礼の無い様に気遣われる、あの特別扱いのような気分が止められないというのも理解出来なくはありません。またいつか、今度は自分の甲斐性であんな贅沢な宿を訪れたいと思います。

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コメント

箱根ドライブお疲れさまでした。今からサイコーの時期ですね。私の住むところから近いので、若い頃は…。最近はご無沙汰してますよ。さらに近い高尾や、宮が瀬辺りに秋を満喫しに行くようになりました。子供がまだ小さい為ホテル泊まりはマダ先な感じで写真を見させてもらい行ったつもりになりました。

投稿: タッ君パパ | 2011年11月 7日 (月) 21時30分

箱根マラソン上り坂クライマッックスの富士屋ホテルの前に、シャングリアがあったのですね。 羨ましさをとうりこします。 でも、やっぱり、次の箱根は富士屋ホテルにします。 タイルのトイレがいいです。 カレーはさておき。

投稿: honest | 2011年11月 7日 (月) 22時05分

YUJIさん こんばんは
週末旅行お疲れ様でした。夫婦旅でなく今回はお母様もご一緒とのこと親孝行もされたのですね。紅葉もぼちぼちの様で何よりでしたね。こんな素敵なホテルをご存じのお母様、素晴しいですね。普段の親孝行のお礼に息子夫婦にサプライズプレゼントされたのでしょうね。144平米とは、私のうちのマンションの倍以上です。こんな広い部屋、私もテンションアゲアゲできっと落ち着きません。
>処で、さんけいのジブリシリーズに千と千尋の『不思議の町シリーズ』が発売されるとの事です。土曜日に行ったキッズランドに展示品がありました。12月以降順次6タイプ発売予定らしいです。『油屋』はまだの様で、待ちどうしいです・・・

投稿: マーボウ | 2011年11月 7日 (月) 22時33分

>箱根マラソン・・・箱根大学駅伝。

投稿: honest | 2011年11月 7日 (月) 22時47分

こんばんは!豪華箱根旅行お疲れ様でした。

箱根は前に仕事で仙石原の小田急系のリゾートホテルに宿泊した事があります。その時ですら分不相応な豪華ホテルで中々寝付けなかった覚えが有りますが上には上があるのですね!

多分私だったら興奮の余り血圧が上がってしまいそうです。

投稿: 三日月 | 2011年11月 7日 (月) 23時22分

紅葉バッチリでしたね(一枚目の写真)
旅行という事で、今日の新聞にURLのような記事が出ていました。
「スマホの車窓」からといったトコでしょうか。

投稿: カズキ | 2011年11月 8日 (火) 07時41分

>タッ君パパさん、おはようございます。

紅葉シーズンに山に行きたくなるのは日本人のDNAに組み込まれている習性なのでしょうか。混んでいるとわかっていても心が疼きます。

お子様が遊べるプールやプレイルームが無く、完全に大人のリゾートといった豪華ホテルでしたが、お子様連れも大勢いらしていました。きっと子供心にはとても良い思い出になるのだろうと羨ましく感じました。


>honestさん、おはようございます。

富士屋ホテルの真ん前に、目立たないように入り口がありました。昨年出来たばかりとのことなので、私も全く知りませんでした。

次回訪れる機会があったら、歩いて富士屋ホテル見学に行き、カレーを食べてパン屋でホテルのパン買いたい!


>マーボウさん、おはようございます。

結局、母親が全部面倒を見てくれたので、親孝行と言うよりもいい歳した夫婦が脛齧りした状態です。今度帰省する際には、何か気の利いたお土産を持って行きたいものです。

さんけいのジプリシリーズの情報、ありがとうございます。ジプリワールドのジオラマ作りが流行りそうな予感がします。楽しみです。


>三日月さん、おはようございます。

たまの豪華は、精神の洗濯になりますね。久し振りの長距離ドライブにも関わらず、疲れが残っていませんでした。多分、血圧は上がりまくりだったでしょうが・・・。


>カズキさん、おはようございます。

スマホの車窓、今朝の朝日新聞に小さく記事が出ていて気になっていました。商品化の目の付け所が素晴らしいと思います。詳細情報有難うございます。これは欲しい!値段も手頃。でも私には肝心のスマホがありません。

カズキさんのアクオスフォンなら立体表示で更に楽しそうですね。

投稿: YUJI | 2011年11月 8日 (火) 08時15分

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