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2012年3月11日 (日)

マラソンのための交通規制の名古屋市中心部で映画「ピアノマニア」鑑賞

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今日は名古屋シティマラソン・名古屋ウィメンズマラソンが開催され、名古屋市の中心部は交通規制にて異様な光景でした。自動車が締め出された広い道路からは、普段の雑踏からは信じられないほどの静けさが拡がっていました。

オリンピックの代表選考レースでもありますが、また多くの方が参加する市民マラソンでもあるので、交通規制は長時間に亘りました。こんな日に私の様に自動車で名古屋市中心部に入るのは愚の骨頂でもあります。でも、電車で行くのも面倒くさいです・・・。

妻が「どうしても見たい映画がある!」とのことで、久し振りに映画館に足を運びました。「ピアノマニア」という、ドイツの映画です。地元の岡崎市でも映画館はいくつかありますが、メジャーな映画しかやっていません。この「ピアノマニア」の上映館を調べてみると、近隣では名演小劇場という名古屋市中区のミニシアターだけでした。名古屋市の中心部なので電車で行けば良いのですが、面倒なので、交通規制に引っかからない経路を探して向かいます。名古屋高速は規制が無いので、ずっと高速道路を使って東新町ICから降りれば大丈夫だということです。

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そういえば錦通りにあるこの名演小劇場、20年も前に来た事があるような小さな映画館でした。昔は数十席規模の小劇場が結構あったはずですが、今はめっきり少なくなっています。スクリーン数の多いシネコンばかりになり、マイナーな映画は公開されずにDVDで発売することになってしまったのでしょう。

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リリアン・フランク、ロベルト・シビス監督の「ピアノマニア」は、ウィーンで活躍する一流のピアノ調律師の1年を追うというドキュメンタリー映画です。スポットライトを浴びるピアニストではなく、裏方の調律師に光を当てるというのが異色です。妻もピアニストとして調律師と協力する機会が多く、この映画には公開前から非常に興味があったとのことです。ピエール=ロラン・エマール、ラン・ラン、アルフレート・ブレンデルといった活躍中の(ブレンデルは撮影後に引退してしまいましたが)当代名ピアニストたちが出演しているのも特徴です。

妻としては、ティル・フェルナーが出演しているのもポイントが高かった様子。実は昨年夫婦での旅行中にパリのサル・プレイエルでのバリ管弦楽団のコンサートを聴きに行った際、コンチェルトのピアノを客演していたのがティル・フェルナーでした。貴公子然とした佇まいにて女性ファンの注目を集めており、妻がすっかり気に入ってしまったのです。
劇中では、主人公の調律師、シュテファンのピアノ選びの助言者としてのチョイ役で、しかも演奏も妻曰くパッとしないものだったのが残念とのこと。

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名ピアニストと丁々発止しながら、職人の意地と誇りを持って、完璧所儀者たちの理想を実現すべく裏方の仕事を全うする姿は、派手なアクション映画でなくても引き込まれる緊張感を感じることが出来たように思います。私も普段、ピアニストと調律師とのやり取りを近くで聞いているだけに、共感できる部分があります。聴衆が何を求めているかではなく、一流の演奏家と調律師、音楽プロデューサー達が自分たちの追い求める高い理想に対しての挑戦という視点は、洋の東西を問わず、芸術家の気質のように思えます。続編があったら是非見たいと思う映画でした。

但し、午前10時10分からの上映で会場内の観客は10名強。日曜日なのに映画館って大丈夫なのかと心配になります。

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97分の映画が終わって外に出たら、既に昼頃になっています。近くの桜通まで足を伸ばすと、続々とゼッケンを着けたマラソンランナーが走り抜けていました。既にトップ選手はずっと先に行ってしまっているので、一般参加の方々ばかりです。歩いている方も見えます。絶好のマラソン日和の中、沿道の方の声援に応えて手を振っていたりして楽しそうでした。

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