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2012年5月11日 (金)

521金環日食に向けての準備!

5月21日(月)に、私の住んでいる東海地方を含めて金環日食が観測できます。日本国内では1987年9月23日に沖縄本島などで観測されて以来、25年ぶり。今後は2030年6月1日の北海道で見られるとのことですが、私が自分の居住地に居ながらにして見られるのは今回が一生に一度のことなのは間違いありません。それほど珍しく、素晴らしい天体ショーです。

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私の住む日食が始まるのは早朝の6時17分頃、太陽の手前に月が重なってドーナツ状になる食の最大の時刻は7時30分頃です。平日の早朝ではありますが、この日は急用が無い限りは休暇を取って、観測に専念したいと思います。観測道具を早々に準備して、ワクワクして待っている状態です。

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まずは太陽観察に必須の太陽観測グラスです。太陽を肉眼で直接見たり、サングラスで見るのはとても危険です。網膜を傷つけ、最悪失明の恐れがあります。また、昔良く行われていた感光済みフィルムや下敷き越しに見るのも紫外線を透過するのでアウト。

世紀の天体ショーということもあり、あちこちで売っています。雑誌のオマケに付属してきたものを含めて、私の手元にはいくつもゴロゴロしています。身の回りの人の分も揃えておきたいものです。日食終了後には無用の長物と化してしまうかもしれません。しかしこれだけは絶対に必要でしょう。

2009年3月の部分日食の際には間際に品薄になっていたようですが、今回は各メーカー大量生産したのか入手は容易のようです。事後は大量に余るのでしょうね。

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日食撮影に際して、太陽の光を減光するためのNDフィルターが必要です。太陽観察フィルターは、光を10万分の1にしたり、1万分の1にする専用フィルターがありますが、私は400分の1にするフィルター(ND400)と8分の1にするフィルター(ND8)を重ねて使用する方法としました。デジカメは高速シャッターが切れるので、これでも対応できるのじゃないか、という甘い予測です。普通に朝の太陽を撮影してみたところ、ISO200、F22、4000分の1か8000分の1秒のシャッタースピードならば撮影可能と思われました。露出はマニュアル設定しかないでしょうから、日食の開始前に何枚か撮っておいて確認することになります。

ND400とND8を重ねると、光は3200分の1になります。日食なんて撮影したこと無いので、ぶっつけ本番です。太陽が欠けて来て、だんだん光量が減ってきた時の調整が心配です。カメラは日常使用しているNikonD90に加え、以前使用していたD70も引っ張り出します。D90には18-200mmのズームレンズの望遠側でアップを狙い、D70は18-70mmレンズを広角気味にして太陽の軌跡を撮影します。多重露光を行うのではなく、単純に一定間隔にてシャッターを切っていく方式です。

太陽のアップ撮影では超望遠レンズが欲しいところですが、日食後の使い道が無いので、普段のお手軽ズームで代用します。太陽部分をトリミングすれば良いでしょう。撮影に於いて、御経験者のアドバイスをお待ちしています。

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私の持っているデジタル一眼レフ2台には、タイマーで自動的に連続撮影をするインターバルタイマーが内蔵されていません。しかし、携帯電話のフリーアプリでインターバルタイマーの役割を果たすものがあります。

「デジりもforNIKON」というiアプリで、ドコモの携帯電話で使用できます。シャッターを切る間隔、回数など設定しておき、赤外線コントロールにて自動的に撮影してくれるものです。スマホに替えてしまって役目の終わったガラケーが、思わぬところで役に立ちます。また、長らく使用していないD70も、この促成リモコンで太陽の軌跡撮影の役に立つわけです。

タイマーの間隔はまだ検討中です。1分おきくらいで良いでしょうか。

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D70のリモコン受光部はカメラの前面にあります。携帯電話の赤外線発光部とカメラの受光部を対応させるために、ストロボをセットして携帯電話を輪ゴムで固定することにします。もちろんストロボ発光させる意味は無いので、ただのブラケット代わりです。

外部測光の古いストロボなんて、今の時代使い路がありませんでしたが、あらぬところで役に立ちました。

結局太陽観察グラスとNDフィルター以外は新たに買うもの無く、当日を迎えることが出来ます。

ただ、日食観察は天候次第です。準備万端整えていても、太陽が隠れてしまっては、何となく少し暗くなったのを確認するだけになってしまいます。比較的天候の良い次期ではありますが、後は運次第。日本の多くの地域で見られる今回の金環日食。我々の日頃の行いがどうなのかのバロメーターのようでもありますね。

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コメント

カズキさんによると、私の100才の誕生日の3週間前に、日本でも皆既日食を観測できそうですが、せめて次の金環食まで? 無理ですね。

投稿: honest | 2012年5月11日 (金) 23時26分

YUJIさんこんばんは
金環日食の撮影準備もほとんど終わられたご様子お疲れ様です。
後は連続撮影など一度リハーサルでもされるのでしょうか?
私は、この際ということで、妻と那智勝浦へ観測旅行に出かけます。(輪っかの真円率99.0%で見えるらしいので)といっても早朝の5分弱のためだけに行くのではなく、ごちそうと温泉が目当てですが、楽しんでこようと思います。カメラはコンデジしか持っていないので、YUJIさんの撮とられる写真楽しみにしたいと思います。
後1週間、行いを正してお天気に期待したいと思います。

投稿: マーボウ | 2012年5月11日 (金) 23時30分

皆さん準備OKで当日晴れるのを祈りたいですね。我が家では、子供達の通学時間が遅くなるために観測用にメガネを購入しております。
しかし、私はいつも通り出勤で一緒に感動を味わえない予定。ざんねん!

投稿: タッ君パパ | 2012年5月11日 (金) 23時52分

国立天文台のホームページに撮影方法がまとめてあります。(URL)
私は135mmのズームを使用する予定で、等倍でトリミングすれば去年の暮れに撮った月食と同じ大きさ(直径150ピクセル)になるはずです。

> 我々の日頃の行いがどうなのかの
ゴメンなさい、私、足をひっぱっています。

投稿: カズキ | 2012年5月12日 (土) 07時03分

先ほど予行演習をやってみました。
こちらのピークとほぼ同時刻に撮影しました。
135mmレンズ+ND-100000フィルター使用でISO-200,絞りf/29,露出時間1/125秒です。トリミングだけで撮影画像等倍です。

本番も今日のような天気だといいんですが。

投稿: カズキ | 2012年5月12日 (土) 09時48分

>honestさん、こんにちは。

次回の日本での皆既日食は北海道ですね。出かけていって天気が思わしくないってこともあるでしょうし、手軽に見られる今回の金環日食存分に楽しみましょうか。

>マーボウさん、こんにちは。

観測ツアー楽しみですね!きっと世界中の天文ファンが当日は日本に来られている事と思います。日食は早朝なので、前夜は早めにご就寝ですね。

コンデジでも太陽観測グラスを使用すれば撮影できそうですね。
私の方は、準備だけ行って本番は失敗するかもしれません。きれいな映像はテレビで確認しますが、リアルタイムに撮影チャレンジするっていう行為自体が楽しみです。


>カズキさん、国立天文台HP情報ありがとうございます。撮影テクニック様々ですね。
実験検証、参考にさせていただきます。さすがND-100000ですね。今日の太陽でも1/125シャッターまで落とせるとは。

私のND400+ND8作戦では、1/4000で対応すれば、ほぼ同じ条件になりそうです。安心しました。ありがとうございます。って、F29まで絞り込めませんので、やっぱり1/8000が必要でした・・・。

投稿: YUJI | 2012年5月12日 (土) 10時07分

タッ君パパさん、こんにちは。

ご出勤の途中に、少し暗くなることを確認できるかもしれませんね。お子様には貴重な体験になるかと思います。
私は準備頑張る割りに本番に失敗するタチなので、他の方の美しい作品を期待しています。

投稿: YUJI | 2012年5月12日 (土) 10時10分

今日の太陽だとこっちの方がいいかも知れません。(下のURL)
露出時間は1/500秒です。チェックした時は暗過ぎると思ったのですがちゃんと黒点も写っています。

> 本番に失敗するタチなので
私もそうで本番はたったの5分なのでパニくるかも知れません。

投稿: カズキ | 2012年5月12日 (土) 10時44分

先日買ったビデオで昼間の太陽を撮影してみました。
フィルターがなかったので、観測用のメガネをレンズに取り付けてみましたが、そこそこ撮れるもんですね。
320mmのレンズで撮ったのをテレビで再生すると結構大きな太陽になります。
同僚が先陣切って有給とってしまったので今回は譲ることにしました。
少し早く出て、会社のそばで簡単ビデオ撮影でもしてみます。

投稿: みさえ | 2012年5月12日 (土) 19時33分

>カズキさん、太陽撮影検証お疲れ様です。参考になります。ありがとうございます。

ちょっと暗めにすると、黒点まで観測できますね。日食の際には、どんな露出にするのか迷います。今はデジカメですぐに画像確認が出来ますが、フィルムカメラの時代には、失敗したか成功したか現像するまで判らなかったのですよね。


>みさえさん、こんばんは。

今回の日食の日の休暇届けは、2ヶ月前から出していました。部署内では早い者勝ちだと思ったので。でも結構関心ない方が多いようで、何で休むのかわからないようです。

太陽観測グラス、ビデオ撮影にも役立ちそうですね。始業前に皆さん、会社のそばで観測することになりそうですね。

私も会社のビルの屋上に三脚据えて撮ろうかとも思っていたのですが、休めそうなので撮影に専念します。

投稿: YUJI | 2012年5月12日 (土) 20時02分

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