「週刊トヨタ2000GT」第27号 カーテシボックスの作製
デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第27号です。
昨日の26号に引続き、作業を行います。細かいスイッチ類などを多数取り付けた前号と異なり、今回はたった一つ部品を取り付けて終了です。テレビ見ながら作業しても、5分で終わります。
今回のパーツは、カーテシボックスです。
カーテシボックスなんて気取った名称が付けられていて、何のことかと思ったら、運転席の後部、助手席との間にある小型の蓋付きのケースのことでした。
パーツの一覧です。
カーテシボックス×1、カーテシボックスパネルです。
白い紙は、パーツの取り付けの際にデカール面を傷つけないようにするための保護シートです。表面がツルツルでデカールの粘りが付着しないようになっています。開閉式のケースのヒンジ部分は、最初から作りこまれています。失敗しそうな難しい作業は、殆ど排除されています。
今回の作業は、カーテシボックスの組立てです。
カーテシボックスは殆ど完成状態で配布されています。蓋の部分のカーテシボックスパネルに貼られたデカールを傷めないよう注意が必要です。
カーテシボックスパネルをカーテシボックスの蓋の部分にはめ込みます。しかしかなり緩いので、このままではすぐに外れてしまいます。
少量のアクアリンカーを使って接着することにします。
付属していた保護シートを使って、カーテシボックスパネルをしっかりと押さえて付着させます。
これで今回の作業は終了です。
蓋の部分は、ちゃんと開きます。
しかしケース内部は隙間が無いので、インストルメントパネルのグローブボックスと同様に、何も入りません。もちろん実車はそんなことは無いと思います。この小さなボックスに何を入れたのでしょうか。
コンソールパネルと同様に、デカールで表現された木目の質感が良好です。
次回、第28号のパーツは、デフケースとプロペラシャフトです。
内装パーツから離れて駆動系のパーツを手掛けます。FR車であるトヨタ2000GTは、車体の中央部のプロペラシャフトにて後輪に動力を加えています。デフケースと併せ、興味深いパーツです。しかし、車体への取り付けはずっと先のことになります。
その次の29号ではまた内装の組み立てに戻ります。センターコンソールにエアベントを取り付けます。クーラーが装備されていなかったトヨタ2000GTの前期型では、このエアベントから出てくるのはヒーターの温風となります。
30号にはキャビンフロアが付属してきます。これまでの最大サイズのパーツとなりそうです。バラバラに組み立ててきた内装パーツを取り付けていくので、それなりに時間を要すことでしょう。非常に楽しみです。
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コメント
カーテシボックスって私も初めて聞く言葉なのでちょっと調べて(GOOって)みました。
ドアの内側に付いてる室内灯をカーテシーランプと言うそうです。
カーテシーとは礼儀正しいという意味でヨーロッパの女性がスカートをつまんで挨拶するのをカーテシーと言うそうです。
ちなみにカーテシ(ー)ボックスでひっかかるのは週刊トヨタ2000GTの記事だけでした。(このページトップです)
ちゃんと2号のカタログには載っていました。
投稿: カズキ | 2012年6月21日 (木) 08時03分
カズキさん、こんにちは。
カーテシボックスの件、ご調査ありがとうございました。確かにドアのランプのことはカーテシランプと言いますね。2号のカタログノーチェックでした。帰宅後に確認したいと思います。
この使い勝手の良い場所にあるモノ入れ、何を入れたのでしょうね。
投稿: YUJI | 2012年6月21日 (木) 13時01分
> この使い勝手の良い場所にあるモノ入れ、何を入れたのでしょうね。
正装する時のタイかハンカチーフ?
投稿: カズキ | 2012年6月21日 (木) 16時05分
ジェームズ・ボンドならタキシード用の蝶ネクタイ?
でも秘密兵器が出てきそうですね。
投稿: YUJI | 2012年6月21日 (木) 20時53分
coutesy box 。”助手席”前のグローブボクッスより、カーテシボックスがが容易、安全との、運転手時代のなごりでは?
投稿: honest | 2012年6月21日 (木) 20時56分
honestさん、こんばんは。
運転手、助手席と、今となっては古い用語が現実の役目を果たしている時に、カーテシボックスの気取った名称が実情とマッチしていたのですね。今度クラシックカー等の内装にも興味持ってみてみたいと思います。
2号のカタログ、出てこないです・・・。
投稿: YUJI | 2012年6月21日 (木) 22時01分