「週刊トヨタ2000GT」第30号 シリーズ開始以来の最大パーツ付属にて作業量も最大!
デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第30号です。
昨日、31号と共に配達に来たようですが、夜遅くまで出かけていたので今日の受け取りとなりました。海の日の休日にて、のんびり作業を行います。これまでに付属してきた内装パーツを取り付けるという、これまで最大の作業量ではありますが、基本的にはビスでパーツを固定していくだけなので、難しいことはありません。強いてポイントを挙げれば、シフトレバーの向きに気を遣うことくらいでしょうか。
今回の30号は、シリーズ開始以来最大のパーツが付属しました。きっとボディパーツが付属する時までは、この30号のパーツが最大となるでしょう。24号のエンジンコンパートメントの時には50mmもの厚みのパッケージに驚いたものですが、今回はそれを上回る65mmの分厚いパッケージです。ワクワクしながら開封します。
今回のパーツは、キャビンフロアです。
モデルの内装となるキャビンフロアは、一つの成型パーツとなっています。チマチマとしたパーツしか付属しないことが多いこのシリーズですが、たまに今回のようなボリュームのあるものが付属するので、トータルでコスト計算していることを感じます。
パーツの一覧です。
キャビンフロア×1、ビス(Hタイプ)×14(※1本は予備)、ビス(Jタイプ)×5(※1本は予備)です。
Hタイプのビスが沢山付属していますが、今回だけでなく次号やそれ以降でも使用するので、大切に保管しておく必要があります。
このキャビンフロアの内側には、ベロア調の植毛処理がなされています。あらかじめきれいに貼られた状態で出荷されているので、読者が細かい作業を行う必要がありません。
この植毛の質感がなかなか良好です。この模型、内装のクオリティーが高いと思います。
今回の作業は、キャビンフロアへのセンターコンソールなどの取り付けです。
付属のキャビンフロアに、これまでに組み立て、保管しておいたパーツを順次取り付けていきます。バラバラに保管していた内装パーツの大半が片付くのですっきりします。
まず、今回付属のHタイプビスを使用して、インストルメントパネルにコンソールパネルを固定します。裏側の2箇所のネジ穴にねじ込むだけでガッチリと固定されます。
今回インストルメントパネルは取り付けないので、袋に入れて大切に保管します。
キャビンフロアにセンターコンソールを取り付けます。
パーツの突起と穴を合わせて差し込みます。
パーツの裏側からHタイプのビスを使用して2箇所固定します。
シフトコンソールプレートとシフトコンソールパネルをセンターコンソールに取り付けます。
これも裏側からHタイプのビスで1箇所固定します。
シフトレバーを取り付けていきます。
29号付属のシフトレバーベース、シフトレバーカバー、シフトレバーを仮組みして確認します。
これらもキャビンフロアの裏側からHタイプビスで固定するのですが、シフトレバーの向きを正確に取り付けるために、あらかじめシフトレバーベースにビスをねじ込んで、穴の内部にネジを切っておくと作業が楽になりました。
シフトレバーを再び組んで、シフトコンソールパネルに差し込みます。裏側からビスで固定する際、シフトレバーのHシフトの向きが正しくなるようにしました。今回の作業は沢山ありますが、全て簡単なものばかりです。気をつけるのはこのシフトレバーの向きくらいでした。私のパーツでは、あらかじめ貼られているデカールの向きが少々ずれているので、ぼんやり固定すると曲がってついてしまいます。
カーテシボックスを取り付けます。
カーテシボックスは、キャビンフロアの裏側からセットします。
Hタイプのビス3本で、カーテシボックスを固定します。
カーテシボックスはちゃんと開閉します。
しかし、カバー部分の突起がないために、開閉は結構難儀です。
左右のシートを取り付けていきます。
まず運転席です。シートアジャスタレバーが外側になるようにシートを取り付けます。
シートはJタイプのビス2本を使用してキャビンフロアの裏側からガッチリ固定します。
助手席のシートも取り付けたら、今回の作業は終了です。
シートにはリクライニング機能がありますが、キャビンの後ろ部分のスペースに余裕が無いために、殆ど後ろには倒れません。
この模型ではシートベルトは提供されるのでしょうか。実車にはちゃんと3点式シートベルトが装備されていたので気になります。
インストルメントパネルは、今後ペダルなどを取り付ける際に邪魔となるので、今回は取り付けません。再び保管します。
次回、第31号のパーツは、スペアタイヤとフューエルタンクです。
今回組み立てたキャビンフロアの後方にフューエルタンクを固定し、スペアタイヤを組み立てます。スペアタイヤは他のタイヤと同じサイズですが、この模型では取り付けスペースの関係上、薄く作られています。そのためなのかはわかりませんが、ホイールとタイヤとを分離せず、同じ号にて提供するようです。
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コメント
発売前にデアゴのHPで全長42cmと告知はされていましたが、エンジンルームを並べてみると実際の大きさが実感できます。
並べる場所があるかな~と心配になるサイズです。
書棚を整理してCB750を押し込んだのですが、またぞろ完成時には考えなければなりません。
デアゴのシリーズはつくり応えがあるものが多いのですが、飾るのが難点です。
投稿: みさえ | 2012年7月17日 (火) 05時26分
みさえさん、こんにちは。
私もデアゴスティーニのクラフトマガジンは、完成後の大きさを考えずに始めてしまって、次第に組みあがってきて置き場所を考えるといったことを繰り返しています。ミニマムサイズのアクリルケースを作って、フェラーリ・グランツーリズモの上に重ねようかと画策中です。
電子ギミックが無い分、内装の質感が高いように思えますね。これからしばらくキャビン内部パーツが続くので楽しみです。
投稿: YUJI | 2012年7月17日 (火) 12時49分
地味な作業の連続いいですね。 格違いですが、昔のポンコツをオーバーホールしている様な楽しみがあります。 フロアシフトあこがれていました。
投稿: honest | 2012年7月17日 (火) 20時04分
今は珍しいベンチシート、フェンダーミラー、合理的と思いますが売れないでしょうね。FFには最適と思いますが。
投稿: honest | 2012年7月17日 (火) 20時32分
honestさん、こんばんは。
オーバーホールの気分、まさにその通りですね。フェラーリの時よりも模型としての質が高いのも嬉しいことです。
ベンチシート、キューブとかbbとかコラムオートマなのが最近もありますが、乗り心地やいかに。昔のカーブ曲がると尻がずれて、その内に腰が痛くなるシートからは進化しているでしょうね。
投稿: YUJI | 2012年7月17日 (火) 21時02分