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2012年8月

2012年8月30日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第29号 お気楽紙工作が続きます

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第29号です。

このところ、週刊紙工作の様相を呈しているこのシリーズです。
ジオラマの土台パーツとしては、ボール紙素材では脆弱に思えます。今後の地面のパウダー撒き等の改良作業の際に不安があります。しかしペーパークラフト組立作業自体は楽しいので、とりあえずは製作マニュアルに沿った作業を続けます。

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今回の付属パーツは、「橋・石垣シート」です。
現在、ボール紙で組み立てているジオラマの土台部分の表面に貼り付ける石垣シートと、ジオラマ左奥の橋のパーツです。

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石垣シートは3枚の紙シートから切り出します。
地面の情景シートと同じ材質です。

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石垣シートの表面には、地面の情景シートと同じ様に、ササヤカな凹凸処理が施されています。しかし、石垣部分の表現としては少々物足りなく思います。解説どおり組み立ててから改良を考えることにします。
今回は、石垣シートは作業に使用しません。保管指示となっています。先行して土台に貼れないことはありませんが、毎回少しずつ作業を続けていくというシリーズ方針に従っておくこととします。

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先週、ひょっとして紙製かと危惧していた橋のパーツは、ちゃんとプラスチック製でした。
市販のジオコレの「橋D」の色違いのようです。橋桁部分と欄干とは分離して配布されています。今回は、欄干の取り付け作業を行います。

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橋桁の裏側には、橋脚を取り付けるように穴があけられています。市販パーツ流用の痕跡です。しかしこのシリーズでは橋脚は使用しませんので、付属していません。

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今回の作業は、ジオラマ左奥に設置する小山部1の土台作りです。
前号28号に付属してきた土台パーツの内、Cのパーツのみ使用します。A、B、Cの3つの土台作りという学習雑誌の付録ような紙工作自体は、全部やってしまっても大した作業量ではありません。しかし、レールの細切れな配布などが続いている間に、過去に配布したパーツを少しずつ組み立てさせて、作業を途切れないようにするという方針があるように思えます。長い期間作業が途切れると、再開が面倒臭くなって、そのままリタイヤとなってしまう可能性があるものです。

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28号付属の土台パーツの内、Cに関連するものは4つだけです。小さな小山なので、内部の補強材はありません。小山作りの後、橋の組み立ても行います。

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まず、底部のパーツの真ん中に開けられている丸い穴をくり抜きます。接着する際に、ここから指を入れて糊代を密着させるわけです。

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天板の橋の取り付け部分の切り欠き部分は、2枚のパーツを組み合わせて作成します。パーツに折れ線が付いているので、山折と谷折を間違えないように折っておきます。

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底板と側板のパーツも、折れ線に沿って折ります。

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まず、底板のパーツから組み立てます。
角の部分をしっかり接着します。

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天板の橋の取り付け部分を作成します。
使用している接着剤は、今回もタミヤのクラフトボンドです。

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側板を取り付けます。
側板は線路に合わせてラウンドしているので、少し巻き癖を付けておきます。端部をまずしっかりと接着します。

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接着剤を糊代に塗ってから、上面から指を入れて側板の糊代をしっかりと貼り付けます。

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最後に天板部分を取り付けます。
土台部分の表面には石垣シートを貼るので、表面に多少接着剤が付着しても構いません。ちょっとヨレッと仕上がってしまいましたが、石垣シートを貼ったら何とかなるでしょう。

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次に、橋を組み立てます。
橋の本体部分に欄干を接着します。

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橋は、今回組み立てた小山部の切り欠き部分に取り付けることになります。次回組み立てる手前の小山との間に、線路をオーバーハングして架けられます。

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木製ベース上に仮設置してみます。もちろん、サイズはピッタリです。

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28号の製作マニュアルに記載されていた通り、手前のBの小山は次回の30号にて組み立てます。今回付属してきた石垣シートは31号に貼り付け作業を行います。

難しい作業ではないために、気が早い方は先行して組み立ててしまっていることでしょう。

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次号、第30号の付属パーツは、「レールセット5」です。
細部の調整用のような、短い直線レールが6本付属します。レールの敷設はまだまだ先のことなので、保管指示となるかと思います。

来週の作業は、28号付属の土台パーツの最後の組み立てです。レールの内側のBパーツを組み立てます。内部に補強材を仕込むので、今回よりは時間が掛かりそうです。しかし、簡単なお気楽工作であることは間違いありません。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第28号 学習雑誌の付録の紙工作のような土台パネル

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第30号 紙工作も3週目なら堂に入ったもの

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2012年8月29日 (水)

さんけい海原電鉄2両編成にてとりあえず走行実験成功!

さんけいのみにちゅあーとキットスタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」の海原電鉄車両組立ての話題です。ディスプレイモデルのペーパークラフトである車両を、Nゲージのレールの上を走行させる計画を進めています。

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前回、TOMYTECの鉄道コレクションの15m級Nゲージ動力ユニットのTM-04の改造版をボディに被せて動力車のレール走行を実現しました。単独ならば、C140のカーブレールの通過も可能です。作成中の「週刊SL鉄道模型」のジオラマの走行の目処が立ちました。

しかし海原電鉄は2両編成のために、もう一両の付随車も作成しなくてはいけません。キットのシャシー部分は紙製なので、台車を取り付けるのは困難です。シャシーは自作する必要があります。

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シャシーは、Bトレインショーティーのものを改造して使用します。でもBトレじゃ、全くホイールベースが合いません。そのために2両分のシャシーを組み合わせて作成します。ニコイチのシャシーです。
最初は鉄道コレクションの15m級のシャシーを改造しようかと思ったのですが、Nゲージ化を実現した後にライトの点灯に進みたいので、集電シューの付いている台車であるBトレのオプションの走行台車を使用することにしました。鉄コレ走行台車からの集電にはかなりの改造が必要であり、Bトレ走行台車とBトレシャシーを使用する方が手間が少ないと考えたのです。

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2両分のBトレシャシーを、車両の長さに合わせてカットしました。台車前後のオーバーハング部分は手を加える必要がありませんでした。

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カットしたBトレシャシーは、瞬間接着剤を用いて接着します。ゼリー状瞬間接着剤を隙間に充填するようにして、頑丈に固めます。ニコイチシャシーの下手くそな溶接のように盛り上がった部分は、乾燥後に削り取りました。

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シャシーの内側には、オリジナルパーツから切り離した床板とシート部分を接着しました。動力車側のインテリアはありませんが、付随車側くらいはササヤカにシートくらい取り付けたいものです。床板パーツは、ニコイチのシャシーの補強材の役割も担っています。千尋とカオナシ達を乗せることが出来るかもしれません。

但し、シートをそのまま付けると背もたれ部分が高すぎて窓の下端からはみ出します。1mm程度切除して低くします。

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台車には、動力車と同様にオリジナルパーツの台車モールドを接着します。
小さすぎて車輪の表面が丸見えですが、Bトレの台車モールドを取り付けるとボディに被せられないので、ペラペラの紙製のモールドを使用します。パソコンで自作しても良いかもしれません。

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動力車と付随車の車高を調整して合わせてボディを被せ、これで2両編成のNゲージ化は一旦完了です。汎用性の高い鉄コレ動力のお陰ではありますが、問題なくスムーズに走行します。何度も調整しながら作っているので結果はわかっているとは言いながら、やっぱりこの瞬間は嬉しいものです。付随車にウェイトを積まなくても安定走行します。

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横から見ると、連結部分がやたらと広いことが判ります。台車が極端に車端にあるからです。でもある程度広くしておかないと、目標としているC140のカーブレールが通過できないのです。ここはリアリティよりも走行性能を優先しました。

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連結状態にて、C140のカーブを楽々通過します。これで講談社の「週刊SL鉄道模型」のジオラマを走行させることが出来ると思います。しかし更に小半径のC103の通過は無理でした。車体のスカート部分に台車が干渉します。スカートを切除するのはイヤなので、C103通過は潔く諦めることにしました。

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海原電鉄の車両を、Nゲージのレール上で走らせることは成功しました。
今後はヘッドライトとテールランプを点灯させたいものです。ヘッドライト部分には、組立時にLEDを仕込んであります。テールランプはLEDの取り付け部分を工夫する必要があるので、かなりの時間を要します。

市販のNゲージ車両のライトユニットを使用せずに、自作回路を組み込む予定です。多分、動力化よりもずっと時間が掛かるでしょう。一旦作業を一区切りとして、後日再開したいと思います。

前回はこちら
海原電鉄のNゲージ化、まずは動力車を走らせます

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2012年8月27日 (月)

「週刊トヨタ2000GT」第37号 足回りの地味な作業が続きます

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第37号です。

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今回のパーツは、左リヤアクスルです。
前回までのフレームパーツと打って変わって、ちんまりとした小さなパーツばかりです。

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パーツの一覧です。
左ブレーキキャリパー×1、左リヤハブ×1、ブレーキディスク×1、リヤアクスルシャフト×1、ナット×1、ドライブシャフト×1です。
ドライブシャフトのパーツは少し軟らかめの素材となっています。サスペンションの動きに従ってたわむ事が出来るようになっているのでしょう。

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今回の作業は、左リヤアクスルの組み立てです。
フロアパーツやフレーム等の大物の作業が一段楽したので、これからチマチマとした足回りの作業が続くようです。

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今回のパーツに加え、前号に付属したPタイプのビス2本と、左リヤタイヤ、2.3mmタップ、接着剤が必要になります。

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組立ガイドには、左リヤハブのブレーキホースが外れている場合の対処方法が書かれています。瞬間接着剤で固定するといった内容です。私のパーツはしっかりと接着されており、容易に外れそうにありません。前回のデフケースと同様、パーツの個体差があるようです。

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リヤハブの内側のネジ穴に、2.3mmタップを使用してタップを立てます。
穴は浅いので、1回転半程度回すだけでOKです。もしタップ立てが適当でも、金属パーツは柔らかいので、ビスをねじ込むときにねじ切りながら入っていきます。

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左右のブレーキキャリパーは、接着剤で貼り付けます。フロントタイヤの時と同様に、アクアリンカーを使用しました。

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左右のブレーキキャリパーを押し付けてはめ込みます。

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ブレーキキャリパーで挟み込むように、ブレーキディスクをはめ込みます。裏表を間違わないように、と組立ガイドに詳しく書かれていますが、間違えたらタイヤ固定できないのですぐにわかります。

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タイヤをリヤハブにはめ込みます。

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タイヤの内側から、今回付属のドライブシャフトのビスを差し込みます。

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ナットを十字レンチの中にセットして、ホイールの外側中央に飛び出たドライブシャフトにねじ込みます。

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ドライブシャフトを取り付けます。
方向を間違えないようにドライブシャフトをセットし、2箇所のネジ穴を合わせます。

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前号に付属してきたPタイプのビスを使用して、ドライブシャフトをリヤハブに固定します。これで今回の作業は終了です。

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ホイール表面には、ハブナットは取り付けられます。磁石にて吸着するようになっていますが、ちょっとしたことで外れてしまいます。完成までは、ハブナットを取り外して保管しなければなりません。接着してしまいたいところですが、試作車のスポークホイールがオプションで発売された時にはホイールが外せなければ交換出来ません。

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ドライブシャフトは軟らかい素材で心配ですが、この部分にはあまりテンションが掛からないのでしょう。

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次回、第38号のパーツは、フロントサスアームです。ダブルウィッシュボーン式サスペンションの特徴的な上下2本のサスアームが付属します。しかし次回は準備をするだけで、作業はあまり無さそうです。

その次の39号では、右リヤアクスルが付属します。今回の左側とほぼ同様の作業を行っていくようです。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第35号 重量感タップリのフレームパーツ!

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第38号 ダンパーのバネの伸縮を楽しむ号

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2012年8月26日 (日)

「週刊トヨタ2000GT」第36号 「デフケースのパーツが簡単に外れてしまう場合」が正解!

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第36号です。

26日日曜日の夕刻に、37号と共に届きました。前号に引き続き、フレームパーツが入っているのでずっしりと重く、厚みのあるパッケージです。同梱されていたペラペラの軽いパッケージの37号との対比が楽しめます。

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今回の梱包の中に、9月25日創刊の「戦艦大和を作る」の紹介チラシが入っていました。前回のマクラーレンMP4/4に続き、魅力的なシリーズの発売です。

2005年の9月から2007年の6月までに刊行された「戦艦大和を作る」の改訂版です。前回挑戦しなかった私としては、非常に興味を惹くシリーズです。しかし作成された話を聞くと、非常に時間を要したモデルであったとのこと。現在はC62や零戦模型を作っていた時ほど趣味に割ける時間が無いので、創刊号コレクションとなります。

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スケールは250分の1。全長105.2cmの巨大模型です。今回のシリーズでは、同型艦である「戦艦武蔵」への改装パーツも提供されるとのことです。基本となっているのは、大和の沖縄戦時のスタイルですが、武蔵のレイテ沖海戦時の姿にコンバートできるパーツが付属するとのこと。どちらも最後の姿の再現です。

創刊号は390円、2号以降は1190円にて全90号予定です。デアゴスティーニのクラフトマガジンの1冊ごとの価格がだんだん上昇しているので安く感じます。2005年の時のシリーズと価格を揃えたのでしょう。

スケールは異なるものの、タミヤの精密プラモが安価に発売されている現在、どれだけの需要があるか判りませんが、きっと大和は再販希望が多かったのでしょう。

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さて、大和のチラシは脇において、トヨタ2000GTのお気楽模型に掛かります。
今回のパーツは、シャシーフレームBです。パーツの投影面は狭いのですが、厚みがあります。そのためにパッケージは55mmの分厚いものになっていました。

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パーツの一覧です。
シャシーフレームB×1、ビス(Pタイプ)×9(※1本は予備)、ビス(Oタイプ)×3(※1本は予備)、ビス(Qタイプ)×2(※1本は予備)です。
トヨタ2000GTの背骨とも言うべきシャシーフレームは金属製のパーツです。ずっしりと持ち重りがします。

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今回の作業は、シャシーフレームの組み立てです。
35号で下準備を施したシャシーフレームAに、シャシーフレームBを取り付けます。前号にてデフケースのカバーを外したので、それもガッチリとビス止めします。

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前号のシャシーフレームAとデフケースのパーツを用意します。34号付属の2.3mmタップも使用するので、手持ちのタップハンドルに取り付けておきます。

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デフケースはパーツ配布された際にカバーをはめ込んだ状態です。しかし、フレームにしっかりと固定するためには、カバーを外して内部からビス止めする必要があります。
組立ガイドには、「デフケースのパーツが簡単に外れてしまう場合」としてビス止めする手順が書かれていますが、何だかカバーが外れるのが悪いことのような言い回しです。カバーが外れない場合は「仕方なく」接着剤で固定するというのが実情でしょう。とにかく、デフケースのカバーは、マイナスの精密ドライバーなどを使って、何としても慎重に外したいところです。

デフケースのカバーを外したら、今回付属のPタイプのビス2本を使用して固定します。

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シャシーフレームAの後端にカバーを外したデフケースをはめ込み、Pタイプのビスをねじ込んで固定します。

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前後2箇所、ビスで固定すると、接着剤では得られない満足感が得られると思います。これで容易に外れることはありません。デフケースは、シャシーフレームBとビス止めするので、しっかりと固定したいものです。

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デフケースのカバーを被せます。これで、前号の組立作業に追いつきました。

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シャシーフレームAのビス穴に、タップを立てます。
2.3mmタップにて、シャシーフレームの後ろ側のサイドの左右4箇所の穴にタップを立てます。穴が浅いので、1回転半程度ねじ込むだけでOKです。

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シャシーフレームの下側の左右ビス穴2箇所にもタップを立てます。

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シャシーフレームを裏返し、中央部分のネジ穴にもタップを立てて、合計7箇所完了です。

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シャシーフレームAにシャシーフレームBを固定します。
ネジ穴を合わせてセットします。

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デフケースのネジ穴に、Qタイプのビスを使用して固定します。
デフケースを接着剤で固定した際には、外れないように注意しなくてはいけませんが、ネジ止めしていれば心配ありません。

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Oタイプのビスを使用して、最後に2箇所のネジ止めをします。
フレームは金属パーツですが、軟らかい素材なので、タップ立てが適当でもビスでネジを切りながら固定できます。

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これで今回の作業は終了です。

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長大なフレームパーツが組みあがりました。

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エンジンパーツを試しにフレームに載せます。
エンジンとフレームとの固定部分やプロペラシャフトの部分の位置はピッタリ合います。

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フロアパーツなども乗せると、模型の内側がほぼ完成してきた事がわかります。

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次回、第37号のパーツは、左リヤアクスルです。
左リヤタイヤにブレーキキャリパーやドライブシャフトを取り付けます。フレームへの取り付けはまだまだ先のことになります。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第35号 重量感タップリのフレームパーツ!

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第37号 足回りの地味な作業が続きます

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2012年8月25日 (土)

海原電鉄のNゲージ化、まずは動力車を走らせます

さんけいのみにちゅあーとキットスタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」の海原電鉄車両組立ての話題です。

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ディスプレイモデルのペーパークラフトである車両を、Nゲージのレールの上を走行させる計画を進めています。動力は、TOMYTECの鉄道コレクションの15m級Nゲージ動力ユニットのTM-04の前後のオーバーハング部分を切り詰めて、ボディに無理やり被せる方法にて目処が付きました。細部をきちんと仕上げ、とりあえず動力車だけでもレール上を走行できるようにしていきます。

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前回、長さを調整した動力ユニットを被せた際、車内の吊革パーツに干渉していることがわかりました。このキットは車内の吊革まで丁寧に再現してあるのですが、リアルなインテリアは、Nゲージ化の際には妥協して諦めなければなりません。せっかく作成した吊革部分ですが、周囲の天井ごと切除します。

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天井裏部分には、今後ライト点灯化のための回路や室内灯などを設置したいので、吊革部分だけでなく大きく天井を切除します。補強材まで取り払ってしまいましたが、ボディの強度には大きな問題は無さそうです。

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車両後部の妻面の下部は、動力ユニットの台車から伸びているカプラーと干渉するので切り取ります。
とりあえずは左右のバッファーは取り付けたままにしておきます。2両連結時にカーブが曲がれないようならば、このバッファーの部分も切除しなくてはなりません。

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動力ユニットがボディに深くはまり込まないよう、サイド部分にL字形に曲げたプラ板を貼り付けます。このプラ板が、側壁の内側のスリットにはまって、動力ユニットを固定する仕組みです。車高は、このL字プラ板の取り付け位置で調整します。

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台車には、キットのオリジナルパーツの台車モールドを接着します。
全く大きさが合いませんが、雰囲気は上々です。鉄道コレクションの動力ユニットに付属している台車モールドだと厚みがあるので、ボディのスカートの内部に入らないのです。

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ボディを被せて固定し、一応動力台車の取り付けが出来ました。後ろの台車モールドの位置が、ボディのスカートの切れ込み部分と合いませんが、元々ホイールベースが合っていないのだから仕方ありません。

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この状態にて、Nゲージのレール上の走行は可能となりました。目標としていたC140の線路の通過も楽々です。
海原電鉄は2両編成にて、もう一両付随車を作成する必要があります。2両連結させた状態で、C140のカーブレールを走行できるようにしなければなりません。付随車はシャシー部分を自作する必要があるので、日を改めて作成実施します。

前回はこちら
さんけい海原電鉄車両のNゲージ化改造開始!

次回はこちら
さんけい海原電鉄2両編成にてとりあえず走行実験成功!

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2012年8月23日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第28号 学習雑誌の付録の紙工作のような土台パネル

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第28号です。

先週号はお盆休みにて休刊だったので、久し振りに新刊を手にしています。現在はジオラマの土台部分の組立てにて地味なフェーズです。ジオラマの地面作りは本来、かなり手間が掛かる作業なのですが、このシリーズでは出来るだけ簡単に作れるように工夫が凝らされています。

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今回の付属パーツは、「土台パネル」です。
このシリーズで製作するジオラマは、トンネルや段差が無く起伏に乏しいのですが、左右の奥部分には低い丘があります。右奥には建設中の住宅、左奥には線路を跨ぐ橋が架けられます。

これらの低い丘は、てっきりスチレンボードを重ねて作製すると思っていました。しかし、前号の予告写真にて紙製ということが判明しました。今回、実際にパーツを手にすると、やはりペラペラのボール紙です。頑丈であるべき土台部分が紙とは思いませんでした。

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パーツをビニール袋から取り出します。
土台パネルの紙パーツは6枚のボール紙シートから切り出します。スチレンボードを配布するよりもずっとコンパクトで、きっとコストも安いでしょう。

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パーツのシートは少々厚みのあるボール紙で、切り取り線の部分には僅かなゲートを残してあらかじめカットが施されています。折れ線部分には、、折りやすいように折れ加工が施されています。さすがにボール紙に印刷しただけっていうものではありませんでした。

カットが施されたボール紙の、曲線部分ののりしろのギザギザ部分を見ていると、何だか小学館の学習雑誌「小学○年生」の工作付録を思い起こします。

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今回の作業は、宅地部の土台パネルの組立てです。
今回付属の土台パーツで作製する丘は3つあります。その内の右奥部分の一つだけを組み立てるという指示です。

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これから31号に掛けて、3つの土台パーツを組み立てます。土台のパーツ自体は3つとも揃っており、土台表面に貼る石垣シートは次号の29号にて付属しますが、組立作業は31号までに分割して少しずつ行うようです。

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頑丈であるべき土台パーツが紙製とは如何なものか、と思っていましたが、学習雑誌の付録のような紙工作は楽しそうなので、とりあえず指示通り組み立ててみることにします。

ボール紙のシートは6枚ありますが、今回組み立てるAの住宅地には、1、2、5の3枚のシートに入っているパーツだけです。

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ボール紙シートからのパーツの切り出しにはカッターナイフを使用します。接着剤は、ペーパークラフト用として愛用しているタミヤのクラフトボンドを使うことにします。アルテコの速乾アクリアと中身が同じものです。

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僅かなゲート部分を切断するだけかと思っていましたが、のりしろのギザギザ部分の根元にも少し切残しがあり、刃を入れる必要がありました。面倒だからと言って、決して引きちぎってはいけません。
とはいえ、使用するのはたった5つのパーツです。それも殆ど切れているパーツの僅かな部分に刃を入れるだけです。

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Aの住宅地パーツの切り出しだけでは物足りない気分です。カッターナイフを握っているうちに、その他のB、Cについても、シートから切り出してしまいました。失くさないように大切に保管します。
シートの余白部分に組み立て図解が描かれていたので、現時点では余白も処分しないでおきます。

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底板パーツには、丸い穴部分があります。この穴は、指を入れてパーツを内側から貼り付ける際に使用するので、くり抜いておきます。
パーツの折れ線部分に沿って、丁寧に折ります。

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まず、底板部分から組み立てます。
直角の角の部分から、接着剤で貼り付けます。

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天板と側板パーツを貼ります。
曲線部分ののりしろがずれないようにします。

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長短二つの帯状のパーツは、輪っか状に丸めて接着します。
パーツ内部の補強材として使用します。

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補強材のパーツを中に入れます。

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天板のパーツを貼り合せて完成です。
作業中に接着剤が乾燥しない様に、素早い組み付けが必要です。

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このパーツを設置するのは、ジオラマ右奥の角部分です。

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仮置きしてみます。
建設中の住宅地に上っていくスロープ部分が良い雰囲気です。表面には石垣パーツを貼るので、ベースにはまだ固定しません。

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先んじてシートからパーツを切り出してしまったB、Cのパーツも簡単に組み立てられそうですが、今後の製作マニュアルに何か注意事項が書かれるかもしれないので、まだ組み立てないでおく事にします。

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次号、第29号の付属パーツは、「橋・石垣シート」です。
石垣シートは、今回作製する土台パーツの表面に貼り付けるパーツで、地面に貼った情景シートの様に、表面にササヤカな凹凸処理が施してあるものと思われます。

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9ページの予告写真だけを見ていると、右上に書かれている橋のパーツが不鮮明で、どんなものかよく判りません。

最終ページの写真を見ると、橋は欄干もある立体的なものであることがわかります。但し、ちゃんとした樹脂パーツなのか、ペラペラの紙工作なのかは判然としません。あまりにチャチだったら、改良を施したくなるポイントとなるでしょう。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」貨物列車の最後尾に締まりを!

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第29号 お気楽紙工作が続きます

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2012年8月22日 (水)

さんけい海原電鉄車両のNゲージ化改造開始!

さんけいのみにちゅあーとキットスタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」の海原電鉄車両組立ての話題です。ディスプレイモデルとして設計されている海原電鉄車両を、何とかNゲージのレール上を走行させたいと、無謀な挑戦を続けています。

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車両を走行させるのに加え、ライトを点灯させたいために、ヘッドライト部分にチップLEDを仕込みます。5枚のパーツを重ね合わせてあるヘッドライトユニットの中央部分を穿って、河合商会のケーブル付き1.6mmチップLEDを埋め込みます。ライトのレンズ部分には、Hアイズミニを速乾アクリアを使用して接着します。

レンズの直径は、紙のパーツと同じ2.5mm。少々オーバースケールです。映画の中の車両なので、気にしないことにします。かなり明るく灯ってくれるでしょう。

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天井に穴をあけ、チップLEDのケーブルを車内に通します。
線の取り回しは後で考えるとします。点灯回路についても、どこに取り付けるのかはまだ決めていません。

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LEDの点灯実験です。
チップLEDの直接照明の為に、異常に明るく輝いています。映画の中では、夜の走行シーンが印象的なので、ライトは輝かせたいものです。

テールランプは、シャシーや動力と干渉しそうな位置にあるために、LEDの取り付けは先送りとします。

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動力ユニットは、まずTOMYTECの鉄道コレクションの15m級Nゲージ動力ユニットのTM-04を改造してみることにします。

海原電鉄の車両は微妙な大きさであり、ぴったりはまるものがありません。12m級だと短すぎるし、この15m級だと大きすぎるのです。

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この鉄コレ15m級動力を手にすると、懐かしい思いがします。
講談社さんのNゲージジオラマ製作マガジンの最初のシリーズの「昭和の鉄道模型をつくる」の創刊号車両、「モ1031形」の走行ユニットと同じものだからです。シリーズに付属してきたものを含めて4台くらい手元にありますが、既に車両にはめ込んだものを外して使用するのは抵抗があるので、あらたに購入しました。最近再生産されており、現在模型屋さんの店頭に並んでいて簡単に入手することが出来ます。

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この15m級動力は、2つの台車の内の一つだけが駆動するタイプです。4軸駆動する他の動力に比べて走行性能が低く、安定走行させるのが難しいのであまり使いたくないのですが、付随台車側のシャシーを削ってホイールベースを短縮させることが出来るという利点があります。実際に、カズキさんが12m級の「週刊SL鉄道模型」の創刊号車両に適合するようにホイールベースを縮めて、走行を可能にしておられます。

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この動力を、海原電鉄車両と並べてサイズを確認します。
当然ながら、長さが合いません。幅は問題無さそうです。

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ボディを上に被せてみます。
当然はまりませんが、思っていたよりも微妙な差であることが判りました。リスクを負ってシャシーを削ってホイールベースを短くするにしても、ホンの数ミリのことになりそうです。

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この車両、ディスプレイ用の台車が鉄道車両としては異常に小さくデフォルメされています。そして極端に車端に取り付けられています。鉄コレ15m級の動力は、ホイールベースを縮める事無く、前後のオーバーハング部分を削れば、ボディに収まりそうな気がします。

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ニッパーを使用して、動力台車の前後のオーバーハング部分を少しずつ詰めていきます。ギリギリまで攻めていくと、元パーツの床板部分と同じくらいの大きさになってきました。

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これでとりあえずはボディを被せることが出来るはず、と思って乗せてみると、車内の吊り革がモーターとウェイト部分と干渉します。動力車の吊り革は切除する必要があります。

ただ、これではボディを被せただけで走行するわけではありません。台車が左右に振れませんし、連結部分の妻面が邪魔でカプラーが取り付けられません。映画内の車両の形状をかなり忠実に再現してあるこの模型は、ボディ自体をかなり改造しないと走行させられません。

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鉄コレの台車モールドを取り付けると、車体のスカート部分と干渉します。凹凸のあるモールドは使用不可能です。それと、予想通りテールランプ部分は動力台車と干渉するので、ライトの裏側にLEDを取り付けることが困難です。

使用する動力台車の目処は立ったものの、Nゲージ化にはまだ時間が掛かります。焦らず作業を進めていきます。

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海原電鉄車両の組み立て自体は簡単だがNゲージ化は困難か!

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海原電鉄のNゲージ化、まずは動力車を走らせます

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2012年8月21日 (火)

海原電鉄車両の組み立て自体は簡単だがNゲージ化は困難か!

さんけいのみにちゅあーとキットスタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」の海原電鉄車両組立ての話題です。

このキットの本体とも言うべき銭婆の家はとりあえず放置して、海原電鉄の車両を先日作り始めました。150分の1スケールなので、Nゲージの鉄道模型と同じ縮尺です。魅力的な車両なので、何とかNゲージ化してレールの上を走らせたいのですが、走行を想定していない構造の為に、結構苦戦しています。尚、説明書通りディスプレイモデルとして組み立てるのなら、さして難しいキットではありません。

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さんけいからは、「なつかしの電車」シリーズと称して150分の1スケールのペーパークラフト電車キットが発売されています。そちらはTOMYTECの鉄道コレクションの15m級動力を取り付ければレール上を走行できるようになっていました。しかしこの海原電鉄の模型は完全なディスプレイモデルとして設計されています。

映画の中の世界通りに内装も作りこんでいくので、工作は非常に楽しいものがあります。しかし、床板に側壁を接着していくという組み立て説明書の作り方では、車両のレール上の走行は不可能になります。車体部分を分離できるよう、動力化に望みを繋いだ工作手順にて進めたいと思います。

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ペーパークラフトを製作する際の接着剤は、アルテコの「速乾アクリア」を愛用しています。大きなホームセンターに売っていますが、行っている暇が無い時は、模型屋さんに売っているタミヤの「クラフトボンド」で代用します。

実は「速乾アクリア」と「クラフトボンド」の中身は全く同じです。アルテコがタミヤの商品をOEM生産しているものです。タミヤの方が10円くらい高いのですが、とりあえず模型屋さんで買えるのは便利です。他の接着剤では代用が困難なほど便利なものなので、常に切らさないようにしています。

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動力化という根本的な問題を棚上げしたまま、車体のディティールパーツなど作成していきます。車両の連結部には、ヨーロッパの鉄道車両のようなバッファを取り付けます。細かいパーツが多いので、ピンセットが必須です。ヘッドライトは5枚のパーツを貼り合せて厚みを持たせる方式です。ライト内にLEDを仕込みたいものです。

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床下機器のパーツはシンプルです。四角い箱を二つ取り付けるだけです。動力化する際には必要の無いパーツではあります。
映画の中では、水に隠れて殆ど見えない部分なので、適当に仕上げているのかもしれません。

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展示用の台車パーツを組み立てます。
走行させる際にはNゲージ用の台車と交換してしまう部分です。この台車の形状がかなり異様です。

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ボギー台車の軸距が異常に狭くてコンパクトです。映画の中の車両を忠実に再現するとこうなるわけです。先頭台車がやたらと車端に寄っているのも特徴です。

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Nゲージ模型用の台車と比較すると、台車のコンパクトさが良く判ります。台車を単純に交換するだけではダメでしょう。

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床板部分に車体を被せれば、ヘッドライト部分を除き、展示用にするにはほとんど完成しました。しかしここで停滞です。動力化の目処が立ちません。

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このキットには、車内に配置する人?のパーツも付属しています。
千尋(肩に坊ネズミと湯バードハエドリ)とカオナシ、制服だけの車掌、そして影の様に黒くて半透明の乗客たちです。シートに座らせたり、つり革を持たせたりして配置します。
しかし、乗客たちは途中で降りてしまい、沼の底駅に到着する頃には千尋とカオナシたちだけになっていました。車掌はいたのでしょうが、配置場所の描写はありません。

これらは最終的に組み上げる際に取り付けます。まずは動力化の改造の前段階は終了となり、行き詰っています。

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みにちゅあーとキット「銭婆の家と海原電鉄」の海原電鉄車両組立開始!

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さんけい海原電鉄車両のNゲージ化改造開始!

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2012年8月19日 (日)

みにちゅあーとキット「銭婆の家と海原電鉄」の海原電鉄車両組立開始!

さんけいのみにちゅあーとキットスタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」の海原電鉄車両組立の話題です。このキットの本体とも言うべき「銭婆の家」は、とりあえず放置です。車両が欲しくてこのキットを購入しました。

Nゲージ化する可能性を残しながら、とりあえず素組みしていくという方針としたために、組立説明書の解説とは一部異なる工作となります。レーザーカットされたパーツは、一部のゲート部分を切断するだけでパーツを切り離すことが出来ます。ペーパークラフトで最も手が掛かり、決して楽しくない切り抜き作業が少ないのが特徴です。

しかしこの電車、結構組立に時間が掛かります。休日の午後にのんびり作業を始めましたが、まだまだ出来上がりません。

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まず、側壁部分からの組立です。
窓枠は2枚のパーツを貼り合わせて奥行きを出すといった、さんけいの他キットと同様のテクニックを使用しています。奥の部分の窓枠をグレーに塗ると良いと説明書に書かれていたので、その通りにします。使用するのはダイソーで購入したカラーペンです。ペーパークラフトの組立にはカラーペンを用意しておくと便利です。

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窓枠と下半分の側壁を貼りあわせると、鉄道車両の雰囲気が出てきます。側壁のパーツには、縦に筋が入っています。この車両、木造車両のようです。

使用する接着剤は、アルテコの速乾アクリアです。木工用ボンドや多目的クリアボンドでも出来ないことはありませんが、ペーパークラフトの製作には、この速乾アクリア以上に便利な市販接着剤はありません。適度な粘度、細長いノズル、容器の扱いやすさ、どれも細かいペーパークラフトを作るために最適化されています。使用する度にきちっとキャップを締めていても、ノズルが詰まり易いのだけが難点です。穴あけ用のマチ針などを常備しておかねばなりません。

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付属している透明プラ板パーツを側壁裏側に貼って窓ガラスとします。
窓ガラスパーツは適当に切るのではなく、説明書に記載されている寸法に忠実にカットしたほうがキレイに仕上がります。

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車両の前面には、流線形の凸部の形状に合わせてプラ板を貼ります。
そのままだとプラ板の反発力で平面になってしまうので、ドライヤーを使用して曲げた状態で固定しました。
パーツの中にはペラペラの透明シートも入っており、これを前面部分に貼れば、ドライヤーなど使用する必要が無かったように思います。説明書にはプラ板使用と書かれていたので、つい素直に従ってしまいました。

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側壁に加え車両の天井部分、前面部分、そして後部の妻面と天井部分を作成します。

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内装部分には、吊革を取り付けます。
映画内でも吊革につかまる乗客が描かれていました。吊革の根元部分をグレーに塗ると良いとのことなので、その通り塗っておきます。でも組み立てたらあまり目立たないかもしれません。

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内装部分を組み立てます。
千尋がカオナシと並んで座っていた、客室部分のエンジ色のシートのモケットも再現されています。千尋が車両に乗り込んだときに摑まったドア近くのポールもあります。運転室部分もきちんと組み立てます。Nゲージ化の際には要らなくなるパーツかもしれませんが、とりあえず楽しみます。

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組立説明書では、内装のフロア部分を中心に、側壁と前面、妻面部分を貼り合わせるという指示となっています。しかし将来のNゲージ化を視野に入れると、フロアとボディは分離できないといけません。そのためにボディ部分とフロアは別々に組んでおきます。

本来はボディ単独で組み立てないことになっているので、接着剤で固めるのに少々時間を要しました。今日はこれまでとして、後日続きを行います。

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みにちゅあーとキット「銭婆の家と海原電鉄」は車両から作るぞ!

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海原電鉄車両の組み立て自体は簡単だがNゲージ化は困難か!

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2012年8月18日 (土)

みにちゅあーとキット「銭婆の家と海原電鉄」は車両から作るぞ!

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高品質のペーパーキットをシリーズ化して発売しているさんけいのみにちゅあーとキットを久し振りに購入しました。スタジオジプリの映画の「千と千尋の神隠し」に出てきた「銭婆の家と海原電鉄」です。

「千と千尋の神隠し」は、独特の世界観の中で広がるファンタジー映画で、とても印象に残る映画の一つです。ついDVDで何度も見てしまいます。この映画に出てくる不思議な街の建物の模型は、3つのパッケージにて既にさんけいから発売されています。映画のファンの全てが待ち望んでいるのが、八百万の神様方が骨を休めに来るという湯屋「油屋」ですが、まだ発売はされていません。きっといつか発売されると信じています。巨大な模型になることでしょう。

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その油屋が発売されるまでには、「千と千尋の神隠し」に出てくるいくつかの建物を出してくるものと思います。その一つがこの銭婆の家です。家だけでは少々インパクトに欠けるので、海原電鉄の車両も付属したといった感じなのでしょうか。

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キットはレーザーカットされた紙製のパーツを組み立てていくといったもので、これまでのさんけいのシリーズと同様です。しかし組立時間は約15時間となっており、かなりのボリュームがありそうです。この組立時間の目安はかなり上手い人を基準としています。私がいくつか作ってみた経験では、大抵表記の倍くらいの時間を要しています。電飾のためにLEDを仕込む時間を除いても、表記時間では到底仕上がりません。

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今回購入した「銭婆の家」は、映画のクライマックスに向けての舞台となります。油屋の主人にて強欲な「湯婆婆(ゆばーば)」と異なり、双子の姉の「銭婆(ぜにーば)」は、主人公の千尋の手助けをする穏やかなキャラクターで、銭婆の家でのシーンは非常に重要な意味を持っています。しかし、あまりその家自体は模型として魅力を感じるものではありません。購入の目的は、「海原電鉄」と称する不思議な鉄道車両です。

映画内では、油屋の近くから銭婆の家のある「沼の底」駅まで千尋が乗っていった電車として登場します。電車といっても架線もパンタグラフも無いし、走行音はディーゼルカーみたいだし、水を掻き分けながら走っていくしで何かと変なのですが、現実世界とは別次元での物語なので、全ての矛盾を指摘するのは意味の無いことです。車両のスタイルは、前面が丸く流線形状に飛び出た戦前製の電車のような感じです。非常に魅力ある車両だと思います。

付属のホームは、多分沼の底駅なのでしょうが、それに似せるためにはかなりのウェザリングが必要かと思います。

銭婆の家は追々組み立てるとして、まずこの車両を組み立てたいものです。出来ればNゲージ化してレール上を走らせたい!さんけいからは、「なつかしの電車」シリーズと称してNゲージスケールの電車キットを発売しています。それはTOMYTECの鉄道コレクションの動力ユニットを組み込めば走行可能に出来るようになっています。しかし今回の海原電鉄には、Nゲージ化の表記はありません。

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今日はパーツを確認にて終了とします。
車両部分のパーツと組立説明書を見たところ、今回のキットの車両は、容易にNゲージ化できない仕組みになっています。車両の内装部分とボディとを接着させながら組み上げていく手順だからです。それに台車が異常に小さく、やたらと車端に付いているといった独特のフォルムを、映画に忠実に再現しているために、適合する市販の動力ユニットや台車が無いのです。

とりあえずは分解可能な状態にて、素組みして様子を見るほか無さそうです。多分、車両の組立だけで7~8時間を要すでしょうから、合間を見て気長に取り組みます。

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みにちゅあーとキット「銭婆の家と海原電鉄」の海原電鉄車両組立開始!

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2012年8月17日 (金)

「週刊SL鉄道模型」貨物列車の最後尾に締まりを!

講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の制作の話題です。

中盤となっているこのシリーズは、ジオラマの木製ベース上に地面の表現を製作していくフェーズとなっています。多量に使用するレールを小分けにしながら、徐々に土台のパネルを織り交ぜて配布し、毎回少しずつ作業を行っています。現在は全く負担を感じない作業量ですが、レールを設置する頃には忙しくなってくると思います。

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読者全員プレゼントの小型SL車両を除き、このシリーズには4両の車両が付属しています。創刊号の蓄電池機関車と3両の2軸貨車です。小規模な貨物列車の編成を楽しむことが出来ます。

先頭に立つBD2012形機関車には、34号に付属してくる予定の動力ユニットを取り付けて走行可能にすることになります。
私は鉄コレ用12m動力をいち早く手に入れて、3冊購入した創刊号の内、一つに取り付け走行可能にしています。別のレイアウトにて、週刊SL鉄道模型の里山交通の貨物列車を楽しんでいます。

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ヘッドライトも自前にて点灯改造しています。進行方向側のライトが点灯します。ストラクチャーを電飾するので、車両もそれとバランスを取って点灯化した次第です。

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機関車後部のテールライトも点灯します。
機関車単独にて走行する際には、後部のテールライトが点灯する必要があるものの、後部に貨車や客車を連結した際には、機関車のテールライトは点灯させません。でもまあ、模型なので派手にピカピカさせたい!ってことで、赤々と機関車後部が輝いている仕様となっています。

34号の動力ユニットが手に入ったら。ヘッドライトだけ点灯するタイプのBD2012形を製作したいと思っています。

コンパクトな貨物列車ですが、私にはちょっと物足りないものがあります。それは最後尾の車掌車が無いことです。現在の貨物列車には、車掌車なんて連結していませんが、かつては最後尾に小型の車掌車があったものです。

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ということで、TOMIXのヨ6000型の車掌車を購入してきました。テールライトが点灯するタイプです。TOMIXの2軸貨車はお手頃価格なのですが、ライトが点灯する車掌車だけは高価で、割引店でも2000円くらいします。KATOの車掌車の方が安かったのですが、一応他の貨車とのバランスを考えてTOMIXの方にしました。

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昭和中期に大量に作られ、大活躍したヨ6000型です。
今では北海道の無人駅の待合室などで見かける程度ですが、かつては各地を走る貨物列車の最後尾にいたものです。

私事ながら、私の最初の鉄道体験は、3歳の頃から3年程住んでいた、京都の山科の家の近所の東海道線をひっきりなしに行き交う列車観察です。最初は母に連れられ、自転車に乗れるようになってからは兄や友人と一緒に線路端に出かけて、飽く事無く日本の大動脈を走る列車たちを眺めました。

当初は湖西線の開通前にて、北陸方面に向う特急「雷鳥」が頻繁に駆け抜けました。481系ボンネット型や貫通型の格好良い特急列車は、子供たちの憧れです。程無くして、雷鳥が湖西線周りとなって姿を消してからは、貨物列車に興味が移ります。ワムやトラの2軸貨車を5~60両も連ねた長大な貨物列車の後ろには、必ず車掌車が連結されていました。両数を数える際の止めとなるために、記憶に深く刻み込まれている車両なのです。模型内でも、無くてはならない存在です。

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このTOMIXのヨ6000型は、進行方向と反対側のテールライトが点灯します。機関車の前照灯が点灯するのなら、最後尾のライトも光って欲しいのです。
尚、TOMIXでもKATOでも、ライトが点灯しないタイプの車掌車もあります。そちらはとてもお手軽価格です。

実際の貨物列車の車掌車は、1985年に廃止となりました。車掌車の代りに、最後尾の貨車に大きな赤い反射板が左右二つ取り付けられましたが、見慣れるまでしばらくは、何ともしまりの無いお尻に見えたものです。

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車掌車を連結して、無事お尻に締まりのある貨物列車が出来上がりました。週刊SL鉄道模型のコンパクトなレイアウトで、5両編成の貨物列車を走らせる価値があるかどうかは、まだ判りません。しかし、やっぱりこの車掌車は最後尾にあって欲しいのです。

東海道線の長大な貨物列車と、地方ローカルの貨物列車とは大きな違いがあります。こんな小規模なローカル貨物列車に車掌車を連結していたのかどうかはわかりません。でも、模型の世界くらいは、自分の原体験によるこだわりを再現したいものです。

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「週刊SL鉄道模型」第27号 購読者プレゼントのSL車両に期待できそう!

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第28号 学習雑誌の付録の紙工作のような土台パネル

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2012年8月15日 (水)

「週刊トヨタ2000GT」第35号 重量感タップリのフレームパーツ!

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第35号です。
工作は既に済んでいたのですが、昨日まで帰省のために家を空けていたので、記事に纏めるのが遅くなってしまいました。今日にて盆休みが終わり、明日から通常の生活に戻るために、のんびり出来るのも今日までとなってしまいました。

このシリーズは後半戦に入りましたが、内装を除き、まだ各部のパーツがバラバラの状態にて完成形の姿は見えてきません。今回からは車の背骨ともいうべきシャシーフレームの組立です。

付属パーツが大きいので、普段よりも大きなパッケージとなっています。しかもずっしりと重みがあります。

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今回のパーツは、シャシーフレームです。
嬉しいことに、シャシーフレームはちゃんと金属パーツです。重いわけです。

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パーツの一覧です。
シャシーフレームA×1、ビス(Dタイプ)×3(うち1本は予備)、ビス(Lタイプ)×2(うち1本は予備)、ビス(Mタイプ)×3(うち1本は予備)です。
フレームには、ちゃんとナットの表現がなされています。

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今回付属の3種のビスは使用しないとのことです。
しかし、多分1種類はデフケースを固定するためのものでしょうが、次回指示があるようです。Lタイプのビスは2本付属しています。3本付属のDタイプとMタイプのビスの違いがわかりにくいのですが、長いほうがMタイプです。

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今回の作業は、シャシーフレームの準備です。
今回付属のシャシーフレームに、28号で組み立てたデフケースを取り付けます。2ピースのデフケースがすぐに分離するかしないかで、組み立て方が異なるという解説があります。

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28号のデフケースを用意します。既に2つのパーツを組み合わせてしまっています。シャシーフレームに取り付けるためのネジ穴は、パーツの内部に隠れてしまいました。デフケースの組立は、シャシーフレームに取り付けてから行ったほうが良かったのではないかと思います。今回の組立ガイドの解説は、組み立ててしまってから外れなくなってしまった人への言い訳のように思えます。

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デフケースの接合部を丁寧にこじれば、二つのパーツは分離できます。外すとビス止めするためのネジ穴が見えます。
組立ガイドには「はめ込んだパーツが簡単に外れてしまうかどうかを確かめる」とありますが、決して「簡単に」外れてしまう状態ではありません。

何だか解説では、「パーツが簡単に外れてしまう」場合があまり良くないように読み取れますが、邪推というものでしょうか。頑丈にビス止めするためには、絶対に外れるほうが良いと考えます。意地悪な指摘でしょうが、この場合は「簡単に外せなくなってしまった」場合は、仕方無く接着剤を使用して下さい、というのが正解かと思います。

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デフケースをシャシーフレームにネジ止めするためには、シャシーフレームの後部のネジ穴にタップを切る必要があります。
前号の34号に付属してきた2.3mmタップを使用します。シリーズ付属のT型レンチではすぐに外れるので、手持ちのタップを固定できるタイプのタップハンドルを使用しました。

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シャシーフレームの後部のネジ穴に、タップを垂直に立てて1回転半回してタップを切ります。

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もう一方のネジ穴にも同様にタップを切ります。
シャシーフレームの素材は柔らかい金属なので、簡単にタップが切れます。つい2回転分くらい切ってしまいましたが、問題無いでしょう。

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このネジ穴に合わせてデフケースの穴を差し込んで固定するというのが、今回の作業です。

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デフケースが分解出来ない場合は、ネジ穴の突起部分に接着剤を塗って固定するとのことです。

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多分、今回付属のDタイプのビスを使用して固定するのでしょうが、次回の指示まで手を付けない事にします。

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パーツの入っていたビニール袋に納めて、次回の作業まで保管しておきます。

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次回、第36号のパーツは、シャシーフレームのBパーツです。
今回のシャシーフレームAと連結します。デフケースをビスで取り付ける指示もあるかと思います。

その次の37号では、左リヤアクスルのパーツです。
19号で組み立てた左リヤタイヤを使用して、ブレーキディスクなどを取り付けていきます。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第34号 スペアタイヤを固定しないままキャビンフロア組立完了

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第36号 「デフケースのパーツが簡単に外れてしまう場合」が正解!

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2012年8月11日 (土)

「週刊トヨタ2000GT」第34号 スペアタイヤを固定しないままキャビンフロア組立完了

本日より15日まで、短いお盆休暇となりました。
とはいえ、明日より妻の実家と私の実家に順に帰省するので、かなり多忙です。のんびり工作を進める休みとはいきません。お気楽なトヨタ2000GTの工作を行う程度になりそうです。

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デアゴスティーニのパーツ付きマガジン「週刊トヨタ2000GT」第34号です。

お盆休暇の間も、デアゴスティーニのシリーズは休刊することなく発刊されます。この34号は通常通りの8月7日の火曜日発売で、次号の35号は発売日を4日間繰り上げての10日の金曜日の発売となっています。そのためか、デアゴスティーニの直販の通販にて求めている私の手元には、本日11日に届きました。

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9月4日に全国創刊となる、「週刊マクラーレンホンダMP4/4」案内のチラシが同梱されていました。新潟でテスト販売されていたものが全国販売となったものです。

デアゴスティーニでは、既に終了しているMP4/23に続き、2回目のマクラーレンのF1マシンのシリーズです。今回は日本で今も人気の高いアイルトン・セナの1988年のチャンピオンマシンです。疾風のように駆け抜けたヒーロー、セナの軌跡を追いながら、いにしえのF1マシンの模型を組み立てるといった感じなのでしょうか。

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模型は前回のMP4/23と同様に、8分の1スケールの迫力のある大きさにて、京商による設計・製作のこのシリーズオリジナルモデルです。1988年の日本GP仕様ですが、残念ながら大人の事情にてマルボロロゴはありません。赤白の塗り分けも角が丸く変更されており、往年のチャンピオンマシンをリアルタイムで見ていた者からすると、かなり物足りません。
市販のプラモデルのように、オプションでマルボロ仕様のパーツを発売すれば、人気が出ることでしょう。ミニカーからもタバコ広告が消えた今の時代では、自分で改良するほかないのかもしれません。

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創刊号には、アイルトン・セナスペシャルDVDが付属するとのことなので、とりあえず創刊号コレクションとして購入したいと思います。

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さて、トヨタ2000GTの組み立てに入ります。
今回のパーツは、リアコンパートメントカバーです。こじんまりとビニール袋に収まっています。

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パーツの一覧です。
リヤコンパートメントカバー左×1、リヤコンパートメントカバー右×1、2.3mm中タップ×1、コンパートメントカバーノブ×3です。

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リヤコンパートメントカバーは内装パーツなので、フロア部分と同様のベロア仕上げとなっています。実車と同じ様な質感になっているのかと思います。このキットは内装のクオリティが非常に高いことが特徴です。

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パーツと共に付属している2.3mmタップです。専用ケースに入っており、保管に便利です。
タップとは、パーツの穴部分にネジ切りをするための道具です。今回は使用しませんが、今後の作業にてネジ切りをする場面があります。早速、次号の35号で使用します。

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タップを使用するときには、12号に付属してきたクロスレンチを使用します。しかし差し込んだだけなので、すぐに抜けてしまいます。正確な作業を行うには、ちゃんとしたタップハンドルを使用したいものです。

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今回の作業は、リヤコンパートメントカバーの取り付けです。
今号では、33号までに組み立てたキャビンフロア後方のリヤコンパートメントに、リヤコンパートメントカバーを取り付けます。フューエルタンクやスペアタイヤの上にカバーのように置くパーツです。

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リヤコンパートメントカバーに、コンパートメントカバーノブを差し込みます。
3個あるノブを穴に合わせて押し込みます。接着剤を使用しないと外れそうではありますが、後でリカバリー出来るのでとりあえずは指示通り、はめ込むだけにしておきます。

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リヤコンパートメントカバーには、こんな大きな取っ手が付いていたことが判ります。

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キャビンフロアを取り出し、後方のリヤコンパーと面との上にカバーを被せます。
スペアタイヤは結局固定しないままのようです。カバーも被せるだけなので、揺らしたらガタガタします。

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左側のカバーを取り付けるときには、フューエルタンクから出ているフューエルホースと干渉するような感じでしたが、問題なく被せられます。これで今回の作業は終了です。

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内装パーツは今回にてひと段落します。一面に施されたベロアの質感が良好です。今後、ボディを被せてしまうのが惜しいくらいです。
但し、スペアタイヤもカバーも置いてあるだけです。ディスプレイモデルなので問題ないということなのでしょうか。

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次回、第35号のパーツは、シャシフレームです。
トヨタ2000GTの背骨部分とも言うべきフレームパーツです。次回はデフケースパーツを合わせるだけですが、その次の36号にてフレームを連結していく作業があります。

前回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第33号 いよいよ後半戦に突入!

次回はこちら
「週刊トヨタ2000GT」第35号 重量感タップリのフレームパーツ!

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2012年8月 9日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第27号 購読者プレゼントのSL車両に期待できそう!

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第27号です。

木製ベースを連結した上に、徐々に地面の情景作りを進めています。だんだん仕掛品の保管場所を考えなければならなくなってきました。

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今回の付属パーツは、「レールセット4」です。
転車台やポイントによる分岐が多いこのシリーズでは、小型レイアウトの割に多くのレールを使用します。少しずつ小分けにして配布されています。

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半径140mのカーブレール4本です。
60度の円弧を描くC140-60と、30度の円弧のC140-30が2本ずつです。

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26号のレールセット3と全く同一です。一応開封して、欠品やパーツ不良が無いことを確認した後、元通りケースに収納しておきます。レールを敷設するのはまだまだ先のこととなります。

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今回の作業は、ジオラマベースに情景シート2を貼っていくというものです。
前回同様、付属パーツとは関係なく今までに配布されたパーツを使用しての工作です。毎週少しずつ工作を継続させていくという方針なのでしょうか。

長丁場のパートワークをリタイヤせずにやり遂げるには、毎週無理ない作業をさせていくということが大切なのでしょう。ある程度パーツが溜まってから、まとめて作業した方が合理的ですが、毎週少しずつやっている内に完成していた!という感覚も楽しいものです。

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25号に付属してきた情景シート2は、アスファルトの道路のパーツです。情景シート1と同様、少々厚手の紙の上に、凹凸の特殊加工がしてあります。

多少の加工がしてあるとはいえ、所詮紙製なのでペラペラです。通常、アスファルトの道路は地面部分よりも盛り上がり、水捌けのために中央部分が更に高いのですが、このジオラマではそういった表現はありません。

先日、パーツを切り抜いて地面に置いてみたところ、地面が平らであることについての違和感はあまり感じなかったので、指示の通りに作業を行います。

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アスファルト道路のパーツは5つです。
冊子の製作マニュアルに詳しい貼り付け位置が記載してありますし、情景シートの余白にも図解があります。しかしそんなもの見なくても、何をどこに貼るのかはすぐにわかります。

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ジオラマ右奥の踏切付近の小パーツから貼り付けます。
木工用ボンドをパーツ裏面に塗り、端まで拡げます。

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多少のズレは、ボンドが換装する前に調整できます。この部分は、踏切前の停止線が反対向きにならないように気をつけます。

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異形のパーツへのボンドの塗り拡げには、ヘラを使用するよりも指を使った方が手っ取り早い感じです。とにかく手早くサッサと貼ります。

今回道路のパーツは、両面テープを使用した施工をしても良いかと思います。但し両面テープを使用した場合、最後の微調整が効かないので、注意が必要です。

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前回貼り付けた土の地面と接する道路の部分には、土が入り込んだようなウェザリングのような表現がなされています。道路のパーツ単独で見ていても気付かなかったのですが、貼り付けた後に芸が細かいと感心した次第です。

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道路パーツの切り抜き作業も含め、作業時間は30分未満です。
ジオラマ作りは地面の造形作りに時間が掛かるものですが、このシリーズは実にお手軽に済ましています。

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今号にて、購読者プレゼントのSL車両の新しい試作品が紹介されていました。これまでの表紙の写真や冊子内の記事に記載されていたSL車両の試作品をかなり改良したことが窺い知れます。

初期試作品では、全体的に甘かったフォルムがグッとシャープにグレードアップしています。更に、細部のディティールの表現も、かなり手が加えられています。オモチャっぽかった初期試作品から、模型らしくなってきたように思います。完全にB20形を意識した各所のリベット表現や、砂撒き管の表現によって、メカニカルな雰囲気がアップしていますし、キャブサイドに描かれた里山交通の社章も好印象です。いずれTOMIXブランドにて市販化されると思っていますが、この社章については、このシリーズのオリジナルの証になります。

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こちらは創刊号に記載されていた、初期試作品の写真です。
この画像のチャチな造形を見て、結構ガッカリしたものですが、相当に改良されたものになることに期待したいものです。

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次号、第28号の付属パーツは、「土台パネル」です。
ジオラマの左右の奥の地面の嵩上げ部分の土台です。てっきりスチレン素材の積み重ねになるかと思っていたのですが、予告写真を見ると、何とペーパー素材です。このシリーズは、簡単にジオラマを作成することに重点を置いていると思っていたのですが、次回は組み立てにかなりの手間が掛かりそうです。頑丈であるべき土台部分が、ペラペラのペーパークラフトになるとは思っていませんでした。

お安く仕上げたい事情が伝わってきます。こんなので強度的に大丈夫なのでしょうか。地面に木工用ボンド水溶液を用いることは出来ないかもしれません。組み立ててみないと判りませんが、改良が必要な部分となりそうです。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」工作楽だが平面のジオラマ

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」貨物列車の最後尾に締まりを!

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2012年8月 8日 (水)

トーマモデルワークス Nゲージ「雨宮タイプBタンク」塗装して完成へ!

初挑戦のNゲージスケール金属キット。トーワモデルワークスの小型Bタイプタンク機「雨宮タイプBタンク」の組立作業の続きです。塗装した後、一気に完成まで持ち込みます。

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前回、主要部分を組み立てて塗装前の状態になりました。バラバラの状態にて塗装作業を始めます。
金属パーツの塗装には、下地にメタルプライマーを塗っておく必要があります。機関車の裏側部分にも塗装を行うので、裏側からスプレーのメタルプライマーを吹き、乾燥後に表側にも吹きます。夏場は塗料の乾燥が早いので作業が早く進みます。

動輪にも忘れずに塗装を行います。

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塗料には、クレオスのラッカー塗料を使用しました。カラーはつや消し黒です。
機関車自体は小さいので、塗装はすぐに終わります。数時間、しっかりと乾燥させた後に作業を再開します。

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スライドバーの部分は、ロッドに取り付けたクロスヘッド部分がスライドするので、デザインナイフで擦って塗料を剥がします。

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動力フレームのパーツを裏表間違えたので、モーターの取り付けの際に影響が出ました。
床板には、モーターに接続したケーブルを床下に通す穴が左側にあけられているのですが、私の裏表逆の動力フレームでは右側に通さないといけないのです。

仕方ないので、床板にドリルで穴をあけます。洋白パーツは硬いので、穴あけ中に破損しないように注意しなければなりません。

無理やりケーブルを引き通すことによって解決しましたが、結局この部分の無理もあり、完成後に絶縁対策に長時間悩むことになります。

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動輪のロッドピンは、真鍮ピンにプラパイプを接着して作成します。後輪側には、間にワッシャーを挟みこみます。
これがまた極めつけの細かい作業です。割箸に両面テープを貼って、ピンを固定して行います。粘度の低い瞬間接着剤を流し込むと良いのですが、そんなものは都合よく手元に無いので、いつものジェル状の粘度の高いものを使用します。それでも何とかなるものです。

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ロッドの作成です。
ピストン棒とメインロッド、クロスヘッドを接続します。
ここは接着剤ではどうしようもなく、半田付けを行います。半田が流れ込んでいかないように間に紙を挟みこんでおき、フラックスを軽く塗ってから粒状の半田を載せて一気に溶かして流すようにします。
ピンが出っ張った分は回転時に干渉するので、ヤスリでツライチくらいになるまでに削り取ります。もし接着剤で仕上げたら、ピンを削ることが出来ません。

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動輪の輪芯にロッドピンを接着します。
マスキングテープの上に輪芯を置き、ピンのプラ部分に接着剤を付けて差し込みます。

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動輪に輪芯を接着します。
前後の動輪のピンの位置を合わせなければなりません。左右の動輪には45度ずらします。まあ正確な角度にずれていなくても走りますが、前後の角度はピッタリ揃えなければなりません。結構難しい作業で、この調整に失敗すると走りません。簡易ロッドの方なら前後の調整は必要ありません。

※上記、左右の動輪の位相を誤って45度と記載しましたが、実際には90度になっています。訂正いたします。

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モーター台座の取り付け位置に1.4mmタップを使ってネジを切ります。あらかじめネジ切りしてある箇所ですが、、今回は塗料を剥がして通電させるためです。

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動力フレームに集電パーツを挟み込んでネジ止めして、台枠に取り付けます。ウォームギアに後輪のギアを噛ませます。

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KATOのマグネ・マティックカプラーを組み立てて、台枠と共に動力ユニットとネジ止めして固定します。

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キャブ、タンク部分を床板に固定します。ネジ2箇所での固定とのことですが、ネジが1本足りません。工作中に多くのパーツを飛ばしてきましたが、その都度何とか見つけて一つも無くしていないはずです。仕方ないので、一方は1.4mmタップにてネジ切りしてきたネジ穴を1.7mmタップで拡げ、手持ちの1.7mmネジで締めこみました。どう考えても、最初からネジ1本足りません。加えて台枠と床板との固定にネジを使いたいので、もう3本余分に付けてくれれば良いのに、と思います。

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ロッドを付けて完成。
走行実験です。実はマトモに走るようになるまでにかなりの時間を要しました。ロッドの調整にはそんなに時間を要しませんが、金属車体の絶縁対策には苦労しました。うまくいったと思って少し走らせるとストップ。金属キットの難しさを実感です。結局、動力ユニットと台枠の間に絶縁体の極薄プラ板を設置しています。車両自体を導電に利用するという仕組み、僅かなズレでショートを免れません。金属車両キットというもののデリケートさを学ぶことが出来たと思います。

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可愛いマスコットのような機関車です。軸距が狭いので、元々安定走行は望めません。ギア比が高いので、そんなにスピードも出ません。

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解説書の勧めどおり、KATOのマグネ・マティックカプラーを取り付けたので、手持ちの他の車両と連結できません。他の車両にKATOカプラーを取り付ける気は無いので、今のところ単行専門です。

そして私の作り方が悪いのか、ポイントを通過できません。ホイールベースが短いことに原因があるかと思いますが、TOMIXのポイント通過の際には必ず止まってしまいます。せっかく小型SLが出来たのに「週刊SL鉄道模型」のジオラマでは楽しめないことになります。最初からマスコット感覚で作ったので、期待はしていませんでしたが、これから挑戦される方はご注意ください。車輪間隔など、各所の調整でうまくいくことがあるかもしれませんが、私には無理でした。

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その「週刊SL鉄道模型」の読者プレゼント車両の基本となっている、「きかんしゃパーシー」との比較です。スケールが異なるくらいに感じるほどの小ささです。元々パーシーはNゲージスケールで出来ていません。

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メルクリンのZゲージ小型SLとほぼ同じくらいの大きさでした。しかも結構細かくてリアルです。

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完成間際の調整に、かなりの時間が掛かりました。この小さな機関車模型の制作には合計18時間くらい要しています。もう一度同じものを作り直せば8時間くらいで出来るかもしれません。
最初に動力フレームの裏表を間違えたところから、初心者としての失敗を存分に味わいました。もっと慎重に作業を進めないと、結局はリカバリーに大変な労力を要することになります。

小型模型の金属キット製作の楽しさも同時に体験出来ました。時間的にすぐには無理ですが、また手頃なものが発売されたら挑戦したいと思います。

前回はこちら
トーマモデルワークス Nゲージ「雨宮タイプBタンク」キャブとタンクの組み立て

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2012年8月 7日 (火)

トーマモデルワークス Nゲージ「雨宮タイプBタンク」キャブとタンクの組み立て

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Nゲージスケール金属キットに初挑戦中です。トーワモデルワークスの小型Bタイプタンク機「雨宮タイプBタンク」です。前回、足回りと台枠、ボイラーなどを取り付けました。今回は機関車の上回りのキャブやタンクを組み立てます。塗装の前段階まで進んでいきます。

前回、のっけから動力フレームのパーツの裏表を間違えるという、かなり致命的なミスをしたまま修正出来ずに進んでいます。再分解してやり直したら、確実に折り曲げ部分からパーツが折れるでしょうから、強引に突き進むほかありません。

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キャブとタンクの部分は、洋白エッチング板を折り曲げて作ります。折り曲げ時に切断しないよう、慎重に進めなければなりません。

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ヤットコを使って、少しずつパーツを折り曲げます。キャブの壁部分は2重になって、厚みを表現するという手法になっています。
このキット、非常に精度が高いので、正確に折り曲げたらピッタリ合います。

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最後にタンクの蓋部分の2枚のパーツを折り曲げて接着して終了です。
瞬間接着剤を使用しているためにパーツが白化していますが、後の作業で塗装するので問題ありません。

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キャブの屋根には丸目を付けます。
消しゴムの上に屋根パーツを乗せて、デザインナイフの軸を転がして丸目癖を付けました。

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動力フレーム、動輪、台枠とボイラー部分、そしてキャブとタンク部分という腫瘍パーツが揃いました。動力フレーム以外をこれから塗装することになります。

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塗装前に、これまでに組み立てた部分を仮組みしてみます。
完成形が大体見えてきました。全長約35mm、予想通り、とても小さな機関車です。本当に走るのかと心配になるほどです。

金属素材の塗装には、あらかじめ下地にメタルプライマーを塗っておく必要があります。時間のある時に挑戦します。

前回はこちら
トーマモデルワークス Nゲージ「雨宮タイプBタンク」の組立開始! 足回りでのっけから間違える

次回はこちら
トーマモデルワークス Nゲージ「雨宮タイプBタンク」塗装して完成へ!

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2012年8月 6日 (月)

トーマモデルワークス Nゲージ「雨宮タイプBタンク」の組立開始! 足回りでのっけから間違える

Nゲージスケールの小型Bタイプタンク機のキットの組み立てを始めました。

これまでNゲージの金属キットを作成したことは無く、今回が初挑戦です。指先に載るような可愛いBタンク機ですが、結構難しさを感じています。いきなり作り初めからパーツの裏表を間違えてしまいました。果たして完成させられるのか、前途多難です。

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製造メーカーのトーマモデルワークスに注文したら、2日ほどで届きました。白く簡素なパッケージです。

トーマモデルワークス ホームページ
http://www.tomamw.com/

ホームページ内部には、通販のサイトもあります。かつてはメールで問い合わせてから購入する必要がありましたが、通販ページが出来てからは、支払い方法に「PayPal」を選択することで、クレジットカード決済にて手軽に購入することが出来るようになりました。あまり店頭に並ばない商品なので、便利になると購入者も増えることでしょう。

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パーツは、掌に載るほどの箱に入れられています。価格は13,650円(税込)です。標準ロッドタイプと簡易ロッドタイプの2種類がありましが、私が購入したのは標準ロッドタイプの方です。
尚、組み立てについては以下のサイトを参考にさせていただきました。

Nゲージ蒸気機関車
雨宮タイプBタンクの組み立て
http://www5a.biglobe.ne.jp/~toyoyasu/ambt_1.htm

トーマモデルワークスのサイトのブログページも参考にしましたが、このNゲージ蒸気機関車のページだけ見ていても十分でした。但し私は、半田付けを行うところの多くを接着剤で作ってしまいました。配線の際の半田付けには慣れていても、金属パーツの半田付けの経験が無いからです。全部接着剤で仕上げるつもりでしたが、一部半田付けを行わざるをえない箇所もあるようです。

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パッケージからパーツを取り出します。
小さな箱からチマチマとした細かいパーツが出てきました。洋白エッチングのパーツが基本です。ボイラーは真鍮のムクです。全体的に全てのパーツが小さく、こんなの組み立てられるのかと心配になります。

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キットの組み立てには、様々な道具が必要です。
ニッパーややすり、カッターナイフなど基本的な道具のほか、1.4mmドリル、そして1.4mmと1.7mmのタップが必要でした。

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1.4mmと1.7mmのタップは、近所のホームセンターや東急ハンズでは見つからなかったので、amazonで購入しました。何でもあるしすぐに届くamazon便利です。
ネジ切りタップなんて要るのか、ドリルじゃいかんのか、と思っていたのですが、はっきり言って必須のパーツでした。これが無きゃ工作始まりません。

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カプラーは付属していないので、別途購入して取り付けることになります。
推奨品は、KATOのマグネ・マティックカプラーNo.2001です。アーノルドカプラーではないので、連結する車両が限定されてしまいますが、私の場合は格好だけでも良いので推奨品を使用します。

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洋白エッチングパーツは非常に細かい加工がなされています。一つのパーツが小さい上にゲートも細く、気をつけないと簡単に損傷してしまいます。破損も怖いですが、それ以上に紛失の方に神経を遣います。実際に、パーツは何度も飛ばしました。今のところ、その都度に無事に見つけています。

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まず、組み立て説明書に指示されているとおり、タップを使って穴にネジを切ります。大くは1.4mmで、2箇所のみ1.7mmです。

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これはパーツ裏表間違いの証拠写真!
このときの間違いが元で、ずっと後まで苦しんでいます。完成出来ないかもしれないほどの致命的な間違いです。
洋白エッチングパーツは、基本的に折線が付いている側を内側に曲げるようです。金属キット初挑戦の私は、そんなことさえ知りませんでした。写真では折線を外側に曲げています。これでは裏返しなってしまいます。気付いたときには既に遅し・・・。

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パーツ裏返しに気付かないまま、組み立ては続きます。
車輪は、車軸のギアパーツに圧入します。ダイソーで購入した万力を使用します。

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動力フレームは、絶縁のためにプラワッシャーを挟み込んでプラネジ締めます。
通電性の金属ボディなので、パーツ自体に通電させるという方法です。正確に組み立てないと、ショートして走らないかもしれません。

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動力フレームの真ん中には、アイドラーギアが入ります。
ギアの軸は自分ではめ込まないといけません。両面テープで軸となる真鍮ピンを固定して、ギアのほうを押し付けます。

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アイドラーギアをはめ込んだ状態で、線路の上を転がします。
動力フレームは裏返しですが、今更直せません。無理やり作業を押し進めるほかありません。

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付属の0.2mm真鍮線を切断して動力フレームに固定し、集電線とします。細かい作業にて、万力にパーツを固定して行う必要がありました。

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車輪の内側の輪芯は、3枚のパーツを折り重ねて厚みを作る構造です。最後に繋ぎ合わせの耳を削り落とします。

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床板と台枠を組み立てます。
金属パーツの折り曲げには手持ちのヤットコを使用しましたが、もっとノーズの長い専用器具を用いると作業がスムーズに行えると思います。

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床板と台枠とはネジで仮固定します。接着後、このネジは取り外さないと、他のネジ止めが必要な時に足りなくなります・・・。
私は全てを接着で済まそうと思っていたのですが、この床板と台枠部分等の主要な部分は結局半田付けを行いました。

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台枠部分にスライドバーを取り付けます。取り付け位置には凹みがあるのですぐに判ります。

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シリンダーブロックには1.4mmドリルで穴をあけておきます。前面部分には蓋をするパーツがあるので心配ありません。

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缶台とシリンダーブロックを取り付けます。
缶台も、最終的には半田付けしました。重いムクの真鍮のボイラーを載せる缶台は、しっかりと床板に固定されていなければなりません。瞬間接着剤お手軽で便利なのですが、接着後、力が加わるとポロッと外れてしまうことが多々あります。

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シリンダーブロックの穴は、スライドバーのパーツの穴と重なるように取り付けます。
ホワイトメタル製のシリンダーブロックは、半田ごての熱で溶けるので、余程テクニックが無い限りは接着剤を使用しないといけません。

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ボイラーを取り付けます。
ボイラーの下側に穴に、1.4mmタップで2箇所ネジを切ります。

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台枠の裏側からドライバーを入れて、2本のネジで缶台にボイラーを固定します。

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何とか動力フレームとボディの上部分の一部を組み立てました。連日少しずつ作業をして、ここまでに週末を入れて3日ほど掛かっています。既に6時間以上は作業しているでしょう。

参考にさせて頂いた「Nゲージ蒸気機関車」のサイトの方は非常に高い技術を持っておられる達人なので、「塗装も含め7~8時間かかりました」と書かれています。私はその倍以上掛かりそうな予感がします。

次回は機関車の上部分、キャブ部分の組み立てに入ります。パーツの折り曲げ加工に気を遣います。

次回はこちら
トーマモデルワークス Nゲージ「雨宮タイプBタンク」キャブとタンクの組み立て

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2012年8月 5日 (日)

「週刊SL鉄道模型」工作楽だが平面のジオラマ

講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の制作の話題です。

25号にて木製ベース上に地面の情景の植毛シートを貼って、ジオラマの全体の情景の基礎部分が出来ました。そして先週号の26号にて土の地面の情景シートを貼り、どんどん地面形成が進んでいます。ジオラマ作りの中でも手が掛かる地面の情景を非常に簡単に作れることが、このシリーズの特徴のひとつとなっています。

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講談社の前シリーズの「鉄道模型少年時代」では、地面に高低差を大きく付け、段差部分はスチレンボードを削った上に、プラスターを盛ってパウダーで仕上げるといった、本格的なジオラマ作りのテクニックを駆使する必要がありました。初心者には手が出しづらかっただろうと思われます。そのために今回は、切って貼るだけの簡単な工作だけで製作できるように工夫されています。

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但し、表面に多少の凹凸表現があるとはいえ、紙をペタペタ貼っていくだけなので、表面は平滑です。起伏の表現もありません。また、シートの境目には所々境界線がはっきりと見えてしまっています。パーツ材質の特性上、避けられない事態です。左右の奥の部分に多少の丘の部分を作成しますが、全体的にはペタッとした平面レイアウトになってしまいそうです。

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特に気になるのは、ジオラマ左手前の畑の部分です。ここの情景シートはまだ先の37号の配布になるかと思われますが、他の部分の情景シートのパーツを見ていると、道路と同一平面状に畑があるように見えます。一応、線路や道路とは草地の表現がなされた植毛シートで遮られていますが、道路と同じ高さの畑であることはすぐにわかります。植毛シート上に印刷された畑の模様の上に畝を表現した情景シートを貼っていくとしたら、少々不自然な状況になることでしょう。

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創刊号に記載された試作品の写真を見ると、畑の部分は道路よりも少し掘り下げた位置にあります。収穫の終わった水田の状況のようです。

木製ベースと植毛シートの間のスチレンパネル部分まで切除して掘り下げれば、多少はこの試作品の情景に近いものになるかもしれません。しかし既にガッチリと接着してしまっています。困ったものです。このシリーズでは平面レイアウトを簡単に作成することが特徴として、諦めるほか無いのかもしれません。37号に付属すると思われる、畑の部分の情景シートを見て考えたいと思います。まさか、畑の部分は現状で完成!などとは考えたくありません。

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次回の27号では、道路の部分の情景シート2を接着します。
付属パーツは曲線レール4本なので保管指示となり、既に配布されているパーツを使用した作業となります。情景シート1と同様、紙製のペラペラの道路パーツです。一応表面には、アスファルトの地面のような印刷処理がされています。

貼り付け作業は27号を見てから行いますが、今回はパーツを切り抜いて植毛シート上に置き、様子を見ようと思います。

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情景シート1と同様に、パーツの境界の切り取り線の内側の線に沿って、カッターナイフとハサミを使用して切り抜きます。多少厚みのある紙ですが、素材は硬くなく、簡単に切ることが出来ます。

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道路パーツは5つです。
まあ、間違えることは無いでしょうが、一応裏側に番号を記しておきます。

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地面パネル上に道路を設置します。
紙の状態で見ているときには、非常にチャチな道路だと思っていましたが、実際に設置してみるとなかなか良い情景であることが判ります。道路パーツはこのまま平面でも良いかと思います。前作「鉄道模型少年時代」や、前々作「昭和の鉄道模型をつくる」で使用されていたジオコレの分割された樹脂製の道路パーツよりもずっとマシです。

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しかも、植毛シートの継ぎ目の線をうまく隠してくれます。ストラクチャーを設置したら、継ぎ目など殆ど気にならなくなりそうです。

但し、視点を下げるとやっぱり平面ジオラマなのは否めません。道路はこのまま使用するとして、他の部分の地面の表現を考えたいものです。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第26号 情景シートはスバヤク貼る!

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第27号 購読者プレゼントのSL車両に期待できそう!

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2012年8月 3日 (金)

わくわくレールランド2012で見つけた「オリエントエクスプレス'88」ノベルティ模型

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8月1日(水)から6日(月)まで、ジェイアール名古屋タカシマヤの10階催事場にて「わくわくレールランド2012」が開催されています。毎年夏休みの恒例行事となっています。

ここ数年は、夏休みに親子で楽しめる体験型のミニ博物館を目指しているような感じです。「リニア・鉄道館」にお客を誘い込む役割も果たしているのだと思います。明日、明後日の週末は非常に混雑するでしょうが、平日の夜は空いていました。金曜の夜は、お子様よりも、鉄道好きのおじさんの方が多くいます。私もその一人です。ちゃんとおじさんにも楽しめるコーナーもあります。入場無料ですし、長居が必要ではないので、気軽に寄り道できます。

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お子様向けの体験コーナーです。
運転手体験やメカニック体験では、実物の鉄道部品が使用されています。運転台はシュミレーションではなく、ただレバーが動くだけですが、これだけでも楽しそうです。誰も座っていないので、おじさんが座ってガチャガチャ動かしたいのですが、係のお姉さんに断るのが恥ずかしいので遠慮してしまいました。

尚、子供が体験する時は、有料にて子供用の制服を着ることが出来ます。良い記念写真が撮れるでしょう。大人用の制服は用意されておりません。

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駅員体験の改札口と、パーサー体験の新幹線の座席もあります。
今や自動改札となってしまって、こんな重厚な木製の改札口など殆ど見られません。貴重品でしょう。座席は、今や全車引退してしまった300系のものです。これもその内懐かしいものになっていくのだと思います。

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制服を着て乗る事が出来るジャンボプラレールもあります。金曜の夜は誰も乗っていません。

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今回のイベントには、JR東海の「リニア・鉄道館」の走行模型の展示がありました。日本最大級!という巨大なHOゲージレイアウトを走行していた新幹線模型を間近で見る事が出来ます。

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0系、100系、300系の模型です。
きれいにされていますが、かなり使い込まれた感じの模型です。

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今年も、NHKの鉄道模型番組などで有名な、模型作家の諸星昭弘さん製作のジオラマが展示されていました。明日からの週末にはジオラマ製作実演が行われるとの事。

限定にて、諸星さん製作のミニジオラマが展示販売されていました。

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これは、わくわくレールランドのチラシにも掲載されていた「田舎電車」という作品です。
小さな円形エンドレスの中にデフォルメした建物や樹木が配置されています。遠近法を活かしたバランスが凄い!

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これは「ヨーロッパ風電車」という作品です。
やはり小さな円形ベースの上に、遠近法を活かしてデフォルメされた世界になっています。これらのミニジオラマを見るだけでも、このイベントに出かける価値があると思います。

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「森林電車」という作品です。
諸星ワールド炸裂!

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「森林電車」もう一つ。
これらのジオラマは、現品限りにて販売されています。

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こちらはレトロ風のTVケース(風)の中に、昭和の懐かしいジオラマを詰め込んだもの。

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これは楽しい!クリスマスケーキ上を汽車が走るジオラマ。もうイマジネーションに感動です。
今回の諸星さんの展示作品は以上の6つです。

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結構距離の長いモジュールレイアウトが設置され、Nゲージの運転体験も有料にて行えます。
やっぱり新幹線車両が人気でしょうか。

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おじさんたちの集る物販コーナーです。
このジェイアール名古屋タカシマヤ内の東急ハンズにも商品を入れているカラマツトレインが、鉄道部品や模型、書籍などを並べています。今年はヘッドマークなどの貴重なものもチラホラ見えます。もちろん高価なので買えませんが、見て歩くだけでも楽しいものです。

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その物販コーナーで見つけたのが、このオリエント急行のHOゲージのプルマン車両模型です。ガラクタが所狭しと詰め込まれたようなジャンクの棚に紛れていました。

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これは、1988年に日本にやってきたオリエントエクスプレス’88の車両模型です。当時スポンサーである日立がノベルティとして製作・配布したものです。結構な数量作られたのか、今でもあちこちで見かけます。台車が動かずに台座に固定されているために、走行させることは出来ません。ディスプレイモデルです。

私はこのオリエント急行の模型が欲叱ったのです。オークションで結構安価に取引されていることがあるようですが、そこまでして手に入れるものでもないし、という思いでいたところ、今回ふいに見つけました。3000円。相場より高いか安いかわかりません。ただ、気軽に衝動買い出来る程度なのは確かです。

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昨年、パリのモンマルトルの模型屋さんで購入してきたJouefのプルマン車両模型です。少々オモチャっぽいこのフランス製の模型よりも、今回入手したノベルティ模型の方が良くできています。

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ステップや台車など、ヨーロッパ走行状態を再現しています。
車両ナンバーは「1988」となっていて、このあたり適当です。来日時には第2食堂車として使用されたプルマン車、テーブル上のランプもきれいに再現されています。

現在実車は箱根ラリック博物館に展示されており、車内でを見学しながらティータイムを楽しむことが出来ます。

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24年前の当時のままと思われる透明カバーに少しばかり擦り傷があるものの、全体的にはまずまずの状態です。このまま飾って楽しめます。

掘り出し物とまでは言えないでしょうが、相当に欲しかったものがポッと手に入った今回のわくわくレールランド2012は、私にとっては有意義でした。

販売されている模型については、限定品の高級品以外はあまり特筆すべきものは無く、価格は高めです。模型よりも、鉄道部品が充実しているという印象でした。

名古屋の夏の鉄道イベントとして定着していると思います。明日、明後日は家族連れで賑わうことでしょう。

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2012年8月 2日 (木)

「週刊SL鉄道模型」第26号 情景シートはスバヤク貼る!

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の第26号です。

18号よりブックサービスに注文しています。毎号、書店発売日の木曜日か前日にコンスタントに届きます。とりあえず30号まで予約していますが、このまま最終号までお願いしたいと考えています。配達はヤマト運輸なので、再配達の手続きもスムーズです。

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今回の付属パーツは、「レールセット3」です。
久し振りのレールパーツです。前回は3月15日発売の7号のレールセット2でした。

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レールは台紙と透明樹脂の梱包材に包まれています。
TOMIXのファイントラックのレールの梱包と同じ様な感じですが、台紙が真っ白なので試作品のような佇まいです。

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半径140mのカーブレール4本です。
60度の円弧を描くC140-60と、30度の円弧のC140-30が2本ずつとなっています。

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レールパーツを裏返すと、市販品のようなグレーの道床の生地の色が現れます。表面だけに塗装してあることがわかります。

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TOMIXのファイントラックのカーブレールと比較します。
表面の道床の色が異なるだけです。茶道床にすることによって、ローカル色が濃くなるようです。昭和の情景のミニレイアウトには似合うと思います。
茶道床のレールは、現時点では市販されておらず、講談社のNゲージジオラマ製作マガジンの専用品となっています。かなり割高ではありますが、このシリーズを購入しないと入手できません。
レールは今回使用しません。ある程度揃ってからジオラマベースに固定していくのかと思います。

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今回の作業は、ジオラマベースに情景シート1を貼っていきます。
24号に付属して保管指示となっていた情景シート1を切り抜いて木工用ボンドで貼ります。

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情景シート1は、転車台の右側をはじめ、土の地面の部分にしようするものです。
地面にパウダーを使用しないこのシリーズでは、地面は紙製の情景シートで表現します。表面を触ると多少の凹凸がありますが、ペラペラの平面であることは否めません。

仕上がりに心配はありますが、とりあえず指示通り作業を進めます。

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情景シートの切り抜きは、ハサミでもカッターナイフでも好きなほうで構わないと思います。私は直線部や切り込み部分はカッターナイフ、曲線部分はハサミを使用しました。切り取り線の内側でカットします。

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たった4つのパーツなので、すぐに切り抜きは終了します。端テーブルの右側部分は2枚のシートを合わせて使用します。1枚にまとめておいてくれたら良かったのですが、パッケージの大きさの関係で分割を余儀無くされたのでしょう。

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情景シートの余白部分に、切り抜いた4枚のパーツをジオラマのどの部分に貼るのかを解説した図があります。こんなの無くても貼る場所は判りますが、一応切り抜いておきます。

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接着する前に、ジオラマベースの上に情景シートを仮置きします。
製作マニュアルの解説どおり、情景シートは切り取り線の内側を切らないと、指定の場所に収まりません。2枚のシートのつなぎ目は殆ど目立たない感じです。

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切り欠きのあるパーツは、歩行者踏切の踏み板を配置するようです。

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小さなパーツは、ジオラマ右上の踏切の右側に使用します。
どうでも良いなあ・・・こんな場所のシート。パウダー撒くか、タミヤの情景テクスチャーペイントで仕上げた方が自然だと思います。とりあえずは指示通り工作を進めておいて、完成前にオリジナルの方法にて施工しようと思います。

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まず、転車台の右側のシートから貼ります。
2分割されたシートを合わせ、マスキングテープで仮止めします。製作マニュアルにはレールの場所に両面テープで止めると書かれていますが、その通りにしなくても良いでしょう。

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情景シートの裏側の輪郭部分の周囲に木工用ボンドを塗ります。ジオラマベース側の隅っこにはボンドを塗りにくいので、シートの方に塗りました。
夏場は木工用ボンドの乾燥が早いので、とにかくスバヤク作業を行います。

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続いてジオラマベースの方にボンドを塗って、ヘラでササッと拡げます。

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シートを貼ります。
ピッタリの位置に貼れなかったらどうしよう、と考えてしまうものですが、木工用ボンドが乾くのには間があるので、ずらしながら微調整を行います。シートの端部は浮いてくるので、指でしっかり押さえます。

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右上の踏切の隣の小パーツの部分は、ジオラマベースの赤枠と形状が合いません。
今回は深く考えずに解説どおりに貼ってしまいました。

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これで今回の作業は終了です。
情景シートを切り抜いたら、後はスバヤクシートを貼っていく、という作業でした。木工用ボンドで正確な位置に貼る自信が無い場合には、両面テープを使用しても良いかと思います。

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次号、第27号の付属パーツは、「レールセット4」です。
今回と全く同じ内容のようです。レールを敷くのは情景シートを全て貼ってしまってからだと思うので、当分の間は保管しておくことになりそうです。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」植毛シートの貼付けで一気にジオラマらしくなる!

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2012年8月 1日 (水)

「週刊SL鉄道模型」植毛シートの貼付けで一気にジオラマらしくなる!

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講談社のNゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の制作の話題です。

前回の第25号の作業を行いました。木製ベースの上に植毛シートを貼るという内容です。25号に付属している情景シートを使用するわけではなく、これまでに配布されたパーツを使用しての作業です。

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25号の製作マニュアルでは、植毛シートは木工用ボンドで貼ることが指示されています。両面テープでの施工かと思っていましたが、テープは経年で劣化して剥がれて来る事があるので、木工用ボンドの方が安心です。私も指示に倣っておくことにします。使用するのは愛用のセメダインの速乾性の木工用ボンドです。夏場は乾燥するのが早いので、素早い作業が必要です。

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しかしこの植毛シート、素材は紙製です。先行して作業を行われた三日月さんからのご報告にて気が付きました。木工用ボンドの水分を吸って、表面がブワブワになる可能性があります。あまり多量に塗って地面をデコボコにしないように気をつけたいと思います。

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製作マニュアルには、植毛シートを貼っていく順番が指示されています。中央に近いシートから貼っていくことになります。木製ベースの上に貼ったスチレンパネルに合わせます。スチレンパネルと植毛シートは若干大きさが異なるので、中央の部分から合わせていきます。

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まずは木工用ボンドをつけない状態で、植毛シートを並べます。結構ちゃんと並べないと、継ぎ目に段差が出来ます。急ぎながらも、慎重な工作が必要です。

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植毛シートの裏に木工用ボンドを塗り、ササッとヘラで伸ばします。

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シートに塗っただけでは隅の方がうまく貼れないような気がしたので、土台となるスチレンパネルの方にも木工用ボンドをササッと塗ります。はみ出したら拭き取ります。

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位置を合わせて貼ります。丁寧に隅の方まで指で押し付けて貼り付けます。
セメダインの速乾性タイプは粘度の高い木工用ボンドということもあるのか、素材が水分を吸ってしまうということはありませんでした。

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中央部の4枚を貼り終りました。
製作マニュアルには、鋲で押さえ込む方法が書かれていましたが、特に必要はありませんでした。端部がめくれ上がる事無く、落ち着いてくれました。使用する接着剤によっては、押さえ込まないといけないかもしれません。

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8枚全て貼り終ります。ジオラマの地面の基礎部分が出来たことになります。起伏が無いので変化に乏しい光景ですが、これからの工作でどんどん変わっていくことと思います。
植毛部分を触る感触が良くて、サワサワするのをやめられません。

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植毛シートはピッタリ隣と合わせて貼ったはずですが、微妙にずれています。線路を敷く際に影響しなければよいのですが。隙間が空いたり少し重なったりしたら、パウダーを撒いて誤魔化してしまいましょう。

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この上に、紙製の情景シートを切り抜いて貼っていくことになります。ペラペラなので、起伏に乏しいジオラマになりそうです。中央部が少し盛り上がるように工夫すると、グッとリアルになりそうです。

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木製ベースの端からは、4辺満遍なく植毛シートがはみ出しています。植毛シートのサイズが少し大きいのです。最終的には木製ベースの側面にパネルを貼るので、少々のことは気にしなくても良さそうです。

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これまでのパーツを並べてみることにします。
ストラクチャーを置くと、まっ平らのベースのに立体感が出てくるようです。

創刊号に載っている試作品の写真を見ながらストラクチャーを設置していて気が付いたのですが、看板パーツがかなり余りそうです。それぞれ好きな場所に設置するということになるのでしょうか。

前回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第25号 厚紙?パーツの確認

次回はこちら
「週刊SL鉄道模型」第26号 情景シートはスバヤク貼る!

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